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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉

512NATROM:2018/07/29(日) 07:52:29 ID:9GSsx8w2
>>502
>甲状腺癌検診は医療の前段階と考えます。検診後の介入方は医師が決めます。

つまり、PASSさんは「甲状腺がん検診は医療介入」ではないとお考えということですか。明確にお答えください。

Q-5 甲状腺がん検診は医療介入ですか?



>「現段階の死亡率」だけで正誤を決めるのは合理的とは思いません。

「現段階の死亡率」ではなく数年とか十数年とかの死亡率も考慮しています。そもそもがん検診で期待しうる絶対リスク減少の上限は検診では発見されたがんの数に依存します。検診で発見した甲状腺がんが全員検診なしだと死亡し、かつ、全員検診で死亡を避けられたというありえない仮定をしてすら、検診による絶対リスク減少は約200人/30万人です。


>進行が早く悪性度が高いのが被曝由来のアグレッシブな癌だとすると、治療をしない
>と死亡率は高くなりませんか?結局は被曝量次第ですね。

治療をしないと致死率は高くなるでしょうね。それはそれとして、検診をしたほうが死亡率は下がるのですか?治療したほうがいいかどうかなんて話はしていません。検診の有効性の話をしていると「治療が不要だとでも言うのか?」という誤解が頻出します。


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