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福島の甲状腺がんの諸問題の考察〈おもに過剰診断と検診有効性〉

142:2018/05/16(水) 01:05:58 ID:.npGgzTg
そうそう、最後にNATOROMさんへの返信

>「じゃぁどうすれば良かったんですか」についてですが、たとえば高野徹先生は、触診による甲状腺検査を提案しています。

申し訳ないけどダメでしょうねそれじゃ。
というか未だ県民健康調査の実際、あるいは原発事故の被害者の実際に目が向いてないかと(多分高野先生が)。

第一に説得力の問題。そのやり方では今回の事例で安心を与えることはできなかったと思いますよ。悪い言い方ですが安心させるには「お膳立て」が必要(平時ならいざ知らず、疑惑がある状況で、触っただけで「大丈夫」では安心できません)。あの調査は客観的に測る所も安心を与える肝であったと私は思います。

第二に感度の問題。多分説明したはずですが、今回の調査目的(大丈夫の確認)に照らせばむしろ感度は高くなくてはいけないんです。

第三に実現可能性。詳しくは分かりませんが触診にはある程度のスキルが必要ではないでしょうか?何万人も対応するのに必要な医者は何人?甲状腺ガンの専門家もそうそういるわけではないですし、技量の差があったりしませんか。

第四に仮に上記3点がクリアされたとしても、多分触診は選択されないと思います。
例えば貴方が後世に残るだろう研究をしたい場合、超音波による詳細な検査データと触診した医者の報告書、どっちを使いますか?
そういうこと。つまり裏の目的にそぐわない。


ちなみに、これはあくまでも『原発事故という異常事態への対応として立ち上げられた特殊な調査の求めるべきところとその意図にはそぐわない』、というだけのことですからね。

ではでは
割り込みにもほどがあるだろ!
という声が聞こえますのでこの辺で


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