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科学と疑似科学とを判別する

86Ken:2018/06/30(土) 00:04:06 ID:kxVV28RY
はじめに、>>83の投稿は、自然選択の反証について質問した最後の1文を除き、すべて>>78

>ID理論のような進化理論を論ずるのは基準の議論が終わってからとおっしゃってましたよね? もうここで進化理論の事例に入ってもいいのですか?

と尋ねられたことへの返答で、議論の本筋から外れたものです。基準02に言及したのも基準02を論じるためではなく、今の段階でID論を例に出さない理由を説明するのに利用

しました。余計なことを言って混乱を生じたと反省しています。

あらためて、

*現在の論点は基準01(反証可能性)です。
*IDを例に出すことは私からはありません。
*教科書に載っているような進化論は必要があれば例に出すかもしれません。


>専門用語というものは、語感だけから日常用語の延長で理解しようとしても誤解することも多いのです。

なるほど、物理学で「仕事」や「エネルギー」というと、日常語の意味とはかけ離れたものになりますね。それと同様の事情であると理解します。


さて、>>72

>天文学ならば、星の運行の記録が「観察事実」の記録であり、そこから見出される規則性が「理論」です

と述べられたのはおもに16世紀から17世紀の歴史を語ったものですね。

ティコ・ブラーエは生涯を天体観測にささげ、とくに惑星(当時は太陽と月もplanetと呼ばれました)の位置を詳細に記録しました。彼が世に残したのは「事実」です。

ケプラーはブラーエの記録を受け取り、それを解釈することで惑星運動の法則を発見しました。

1.惑星は太陽を焦点に楕円軌道を描く
2.惑星の面積速度は一定
3.公転周期の2乗と公転半径の3乗の比は全惑星で同じ

これは「理論」であり反証可能です。この法則から1年後の木星の位置を予測すれば、理論を用いて事実を予測するわけで、予測が外れたら反証になるわけですね。

さらにニュートンは、ケプラーの法則は、天体だけではなく万物の動きを支配するより根源的な法則から導かれることを発見しました。それが運動の3法則、

1.外力が働かない物体は等速直線運動を続ける
2.質量と加速度の積が力
3.作用には等価で逆方向の反作用が伴う

そして万有引力の法則

4.2つの物体間には、質量の積に比例し距離の2乗に反比例する引力が働く

です。

これも「理論」であり、もしも同じ質量に2倍の力を加えて加速度が3倍になったら第2法則は反証されます。また(かつての私もそうでしたが)機械の設計者はニュートン力学のような理論を用いて、自分が設計する機械がどのように動くかという事実を予測します。


「事実」と「理論」について、ここまでの理解に間違いはありませんか?


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