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科学と疑似科学とを判別する

728Ken:2020/10/30(金) 22:37:57 ID:2bVYpmOE
お尋ねの順に回答します。

>>724
>周期、繰り返し:繰り返し現象そのものを指す言葉 cycle
>周期(物理量としての周期):繰り返し現象の最小単位の時間的長さ period

なにも、そのことを否定してはいません。「周期的な」という形容詞や「周期性」という名詞の英訳は>>715で挙げられた「cyclic」「cyclicity」よりも、「periodic」「periodicity」の方が、物理量としての「周期」(period)と統一がとれてよいのではありませんか、と用語の提案をしただけです。私が波動を定義した「周期性」は同じ周期(period)を持つことが条件なのを思い出してください。

>>725
>だからファインマンも数式以外の言葉で数式中の変数の意味を書いているでしょう?

私も数式以外の言葉で説明したではありませんか。波数(k)は>>695>>702>>713を含め何度も「距離による位相変化の割合」と延べ、より明確にするために、cos (ωt - k⋅r)という数式を繰り返して出しています。>>713では、

>コサインの引数であるk⋅rは位相の変化量で、rが距離なら、kは「距離による位相変化の割合」

と説明しました。単位については>>702で「ラジアン/メーター」と書いています。


何度もお尋ねしていますが、「周期」や「波数」の定義に、なぜここまで固執されるのでしょうか? いくら共通理解が重要でも、議論に必要なものという前提があるはずです。今の論点は、

〜基準05で疑似科学と判定される理論でも、知識体系が変われば、疑似科学でなくなるのでは?

を検証することですし、その具体例として、

〜古典力学では、「光は粒子でありかつ波動である」は基準05違反だが、量子力学では違反でないのみか定説になっている

を検証しようとしています。その検証のキーとなるのは、言い換えれば上の命題を覆す可能性があるとしたら(私はあるとは思いませんが)、量子力学が明らかにした光の粒子性ではないのですか? それなのに波動性にまつわる物理量の定義をここまで問題にされるのは、光の波動性が否定される可能性を見ておられるのでしょうか?

光の波動性を示す観測事実としては、干渉縞や赤方偏移を挙げましたし、より重要な根拠として、波動理論から定量的な予測ができることがあります。私は>>687で、音の伝播を表す方程式として、

ρ∂²χ/∂t² = -dP/dρ ∙ ∂²χ/∂x²

と書きましたが、波動全般に通用する一般形に直せば、

(変位を時間で2度微分したもの) = (定数) × (変位を距離で2度微分したもの)

となります。そしてマクスウェル理論から得られる電磁波の方程式は、教科書等では、

∂²f/∂t² = (εμ) ∙ ∇²f

と3次元で表記されるのはご承知のことと思います。これはそのまま上記の一般形になっており、電磁波が波動という前提から導かれたものです。一般形の中の「定数」は伝播速度の2乗の逆数で、電磁波では、

(電気定数)×(磁気定数)

となります。ここから電磁波の速度の理論値が算出され、それがフーコーやフィゾーたちが実測した光速と一致したことから、光が電磁波と判明したのは、19世紀の科学史の重要な一場面なのです。このことはつまり、

〜光が波動である前提から導いた予測が実測で確認された

ことになり、光の波動性の強力な根拠になります。

これでも光の波動性に疑いをもたれるのでしょうか? その根拠は何ですか? もしもそのような疑いをもっておられないのなら、「周期」や「波数」の定義をここまで問題にされることが、現在の論点とどう関連するのですか?


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