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科学と疑似科学とを判別する

484diamonds8888x:2019/08/25(日) 09:09:35 ID:ewVWVBlI
>>481,>>483
 ものすごく簡単でわかりやすいと思える例を思いつきましたので御紹介しましょう。

  理論F:支えのない物体は下へ落ちる
     (支えのない静止物体は存在しない)
  定義S:"支え"とは物体に接触している"物"である

 さてここで落下せずに静止している物体のように見えるものXが観測されました。すると色々な解釈がなされます。つまり色々な新理論が提出されます。

  1.世の中にはP∧¬Pが成り立つ場合もある。
  2.Xは物体ではない。例えば幻とか、我々が手に触れられる物体とはまったく別の"物"だとか。
  3.支えのない物体でも下へ落ちない場合がある。つまり理論Fが間違っている。
  4.物体に接触していない"支え"が存在する。つまり定義Sは"支え"の定義として不適切だった。
  5.今は"支え"は見えもせず触れることもできないように思えるが、努力すればきっと検知できるようになる。(何者かが隠している場合も含む)。

 3.は「エーテルは存在しなかった」という見方に相当し、4.は「光の媒質は真空だった」という見方に相当します。で、Kenさんは1.について以下のように主張しているように見えますが、そうだったのですか? もう一度よく考えてみてください。

  ・(全ての人は)1.を受け入れるしかなかった。
  ・定義Sが絶対である以上は1.を受け入れるのが唯一の論理的帰結である。
  ・このような事例を見れば、現代の我々も1.を受け入れることも科学的方法として許容しなくてはならない。


 なお、上記Xの観測というのは人類歴史上無数に観測されていて、実際に多かった解釈は2.と4.だろうと思います。それに反して「波なのに(通常の物質に似たような)媒質が見つからない」という観測事実というのは19世紀に人類が初めて出くわした現象です。少々混乱を来した人もいたでしょうが、実際にことにあたっていた科学者たちは決して「P∧¬Pが成り立つ理論」など考えようとはしていませんよ。


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