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科学と疑似科学とを判別する

348diamonds8888x:2019/04/25(木) 05:48:24 ID:u2pXIO.Y
>>347

>光に必ず媒質があると考えたのが間違いだったのでしょうか?

 その通りです。
 「光に必ず」というより「波に必ず」ですよね。

>でも当時はそう考えるしかなかったのではありませんか?

 我々の基準は、現代の我々が使うための基準です。当時の人々の「そう考えるしかなかった」なんてものに従っていたのでは進歩がありません。

 ていうか、「そう考えるしかなかった」というのはつまり「当時の人々の常識」であって、その常識を打ち破る人たちの手によって科学が進歩したのですよ。

>まさしく今問題になっている論理・数理によって否定されるのではないでしょうか?

 何度も説明しましたよ。¬P≡Qと思い込んだのが間違いだったのであり、P∧¬Pがあり得ないという論理は揺るぎません。

 ¬P≡Qなのか否かの判定はPやQの内容をよくよく考えて判定すべき事柄であり、まさしく論理ではなく科学の範疇です。そして波と媒質の例のように、往々にして勘違いされやすいことでもあります。

 (P∧¬P)もあり得るとか(P∨¬P)を否定するとかいう話は、それこそが論理学の守備範囲であって、科学の範疇では古典論理法則は絶対に正しいと見なさなくてはなりません。数学の定理が全て正しいと見なさなくてはならないのと同様にです。

 科学の守備範囲はPやQの内容を吟味することです。数学の使用で言えば、数式の各項の示す具体的内容や各演算の物理的意味などをしっかりと吟味すること、それが科学の守備範囲です。例えば理論物理学者が物理理論を考えるときに、群論の定理が間違ってるかも知れないなどといちいち疑うはずがありません。それは数学者に任せて信頼するのです。

 義務教育レベルで言えば、四則演算法則は絶対に正しいけれど、それをリアル世界の判断に使うためには各項に四則演算に従う物理的内容が当てはめられていなくてはなりません。そういう意味判断が大切なのです。

 そういえば、「数式できちんと表現して導いた結果に一致しなくてはならない」というのも基準に使えそうですね。定量的測定結果を使わずに曖昧な定性表現で間違うことも世の中には多いですからね。


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