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科学と疑似科学とを判別する
347
:
Ken
:2019/04/24(水) 23:53:32 ID:6kBvrkG2
>>345
>「光が波である」ことと「光を伝える媒質が存在する」こととがイコールとは限らないにもかかわらず、その可能性を見逃していた
光に必ず媒質があると考えたのが間違いだったのでしょうか?
でも当時はそう考えるしかなかったのではありませんか?
忘れてならないのは、量子力学の登場前は、波と媒質は切り離せないのが「論理」だったことです。
波にはいくつかの特徴があります。
〜障害物の背後に回りこむ(回折)
〜波源が速度をもつと波長が変わる(ドップラー効果)
〜波源が速度をもっても波の速度は変わらない
これらの特徴は観測され理論化されたもので、いつか相反する事象が観測されるかもしれません。
でも波には媒質があるというのは、それとは次元が、あるいは種類が異なる話でした。なぜなら、波が振動現象であるからには、必ず「振動するなにものか」があるはずですから。振動するものがないのに振動するというのは矛盾ではありませんか。まさしく今問題になっている論理・数理によって否定されるのではないでしょうか?
このことは、基準03や04のような論理・数理だけで科学理論を判定することに警告を発していると思うのです。論理・数理といっても自然科学に適用する以上は、必ず何らかの観測事実から出発しますし、その観測事実が誤っていれば誤った結論にいたるでしょう。そして、どんな観測事実も絶対に正しいという証明はできません。自然科学と純粋数学が異なる点ですね。
基準03や04を全面否定しているのではありません。ある時点で最もましな理論を導くのに役立つのはたしかです。ただし、科学と疑似科学を分ける基準となし、この基準に合わないものを疑似科学と宣言できるようなものではない、というのが私の考えなのですが。
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