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神の存在/不在と科学の範囲

122ミケ:2007/01/13(土) 15:40:22 ID:???
>>120
大事なところから順番に。
・どこまで言っても、科学は
 ある特定の確率で起こる事象のうちの「一つが起こった」ことに対して、
 ある特定の確率で起こる事象だから起こった、以上の答えは持たないので
 そこに神が関与したという解釈を与える(地下猫式神の関与)ことに対して
 科学は何の権限も持ちません。
 このあたりが最後まで通じなかったようで残念でした。
 上記のことは、偶然に起こったこと(過程・メカニズム)は科学の対象になる、
 というのとはまったく別の話です。WhyとHowくらい違う。
 もちろん科学が進んで「ある特定の確率」がいずれ100%になったなら、
 その解釈の余地も消えてしまうでしょう。
 しかし、>>119、そのうえ>>38

・量子力学に関してですが、これが科学であることは間違いありませんが、
 その背景、というか突き詰めた部分に、科学で扱えない部分も含まれています。
 有名な光子が二つのスリットを通り抜ける実験から得られた説、
 多世界説と波動関数の収束説、どちらが正しいかは科学では扱えません。
 量子力学の分野は、科学の扱える範囲と扱えない範囲の境界付近(の科学側)に位置します。
 そのあたり、科学の範疇を過大評価なさらないように注意願います。

・議題とは外れますが(これはほとんど揚げ足取り的感想なんだけど)、
 >>110
 >進化論によって神の存在が科学の対象となったとは言えないのと同じように、死後の世界の存在そのものが科学の対象になるわけではありません。

 macska さんがこういった表現を無意識に使うのならば、

 > Q. 進化が正しいとすると、神さまはいないのでしょうか?
 >
 > A. いるともいないとも言えません。神がいるかどうかとい
 > う問題は、科学の範囲外です。進化が正しいかどうかという
 > 問題と、神がいるかどうかという問題は別問題です。進化論
 > と信仰を両立させている科学者はたくさんいます。

 macska さんは上記の『神がいるかどうかという問題は、科学の範囲外です。』という表現を
 『(ホンモノの)神の存在が科学の対象となったとは言えない』と受け取る下地を持ちながら、
 恣意的に、『神と名がつけばどんなものであろうと科学の範囲外』と解釈して
 それは間違いだ、と言ってしまった(>>48)わけで、その辺はちょっと気に入らないな、と思いました。

・現実世界に影響しているので、スパモンもmacska さんの中では科学の範疇っぽいですね。


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