したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

現代人が納得できる日蓮教学

453顕正居士:2005/12/09(金) 12:12:10
>>452

趙宋天台(四明天台)の学が普及するのは江戸時代に入ってからです。したがってそれまでは一念三千に
ついて総在一念の思想が主流であった。四明天台の教義、理具事造両重能所というのはつまり一念三千
と同等に一色三千も成りたつという意味です。六巻抄のどこかに両重能所を述べているところがあるはず
です。色心等分の思想は唯心論からの脱却として評価できます。これと別に東寺密教の六大体大というの
も心本色末とは異なる思想です。密教は仏教に当時のインドの科学や技術を折衷して出来た体系という面
があります。総在一念思想の流行の裏側に一種の唯物論も発達し、檀那流の玄旨帰命の相承にも色濃く
あらわれています。ただしこれらの唯物論はまったく素朴な段階のもので、科学を発達させるようなアイデア
を有せず、かえって迷信を助長したに過ぎないでしょう。しかし思想的には唯心論を脱却し、儒学や蘭学に
学問の主流は移ります。

等覚一転名字妙覚という日本天台の口伝は、法華本門の十界常住の教義なしでは等覚にしか至らない、
本門を聞いて本種を自覚し、つまりいったん名字即位に戻り、そこから妙覚に至るという意味です。
大乗仏教の修道の体系は永久に輪廻転生し、すこしずつ経験値を積み、終に52レベルの菩薩=仏に至る
というものです。輪廻転生を信じない中国人や日本人はこの大乗仏教を何とか頓悟の仏教に改造しようと
した。ただし天台大師すら五品弟子位に止まり、六根清浄位には上がれなかった(遺言にそうあります)。
六根清浄位はあらゆる超能力が身に付く位です。そういう位は経典上の架空の事柄であろうということも
次第に見破り、名字即成の思想が完成したのであろうと考えます。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板