したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

事件・犯罪からみる日本人の心

91凡人:2011/07/08(金) 07:13:31
 《弁護人は順を追って説明するように市橋被告に言い、質問を続ける》

 弁護人「では、さきほどの話の続きの中で求められたことは?」

 被告「あります。リンゼイさんはたばこが吸いたいと私に言いました」

 弁護人「それに対しては?」

 被告「私はできないと言いました」

 弁護人「足首を外してとか、たばこを吸いたいとか言われ、『できない』『できない』と答えたんだよね」

 被告「ええ」

 弁護人「そのときの心境は?」

 《市橋被告は言葉を詰まらせ沈黙する。10秒ほどたったところで、弁護人が根負けした》

 弁護人「じゃあ質問を変えるけど、イライラとか怒ったとか、感情的なものがなかったのかということなんだけどね」

 被告「ありました」

 弁護人「それはどんな気持ち?」

 被告「私は…。リンゼイさんに対して…。イライラしていました」

 《言葉を切りながら、ゆっくりと吐露する》

 弁護人「なぜイライラしたんですか?」

 被告「私がリンゼイさんが逃げたいことは、私はもちろん分かっていました。でも、リンゼイさんがいうことを私がすべてしていたら、リンゼイさんが逃げてしまうと思って、私はイライラしました」

 弁護人「それであなたはどういう行動を取ったんですか」

 被告「私はリンゼイさんの顔を殴っています」

 《リンゼイさんの父、ウィリアムさんは「あぁ」というように体を大きくのけぞらせる》

 弁護人「それは感情的にキレたということですか」

 被告「はい」

 弁護人「何回ぐらい殴りましたか」

 被告「私はリンゼイさんの顔を2回殴っています」

 《「殴りました」ではなく、「殴っています」という表現を使う市橋被告。どこか客観的な印象を受ける》

 弁護人「リンゼイさんのいる浴槽に寄っていて殴った?」

 被告「そうです。はい」

 弁護人「どちらの手で殴りました?」

 被告「最初に左のこぶしで、次に右のこぶしで殴りました」

 《淡々としながらも事件当時の怒りの感情に言及した市橋被告。リンゼイさんの両親の鼻は赤く、キッと市橋被告をにらみつけている。ここで法廷は20分の休憩に入った》


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板