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東日本大震災について

1凡人:2011/03/25(金) 14:44:35
2011/03/11 に発生した東北地方太平洋沖地震。マグニチュードはM9.0。震災による他、その後発生した10メートルを超える大津波による家屋、人命被害、および福島第一・第二原発で冷却機能をストップさせ、それに伴い燃料棒が一部溶融し水素爆発によって放射能が放出する事故まで引き起こした。第一原発の放射能放出は依然続いており、現時点ではまだコントロールできていない状況。

2凡人:2011/03/27(日) 02:20:37
13火山、地震後に活発化「1〜2カ月は注意必要」(2011.3.26産経)

 東日本大震災後に、周辺で地震活動が活発になった活火山が少なくとも全国で13あることが26日、気象庁などへの取材で分かった。専門家は「1〜2カ月は注意深く観測する必要がある」と指摘している。

 地震の増加が観測されたのは、関東や中部の(1)日光白根山(2)富士山(3)箱根山(4)焼岳(5)乗鞍岳(6)伊豆大島(7)新島(8)神津島、九州の(9)鶴見岳・伽藍岳(10)九重山(11)阿蘇山、南西諸島の(12)中之島(13)諏訪之瀬島。

 大半は11日の巨大地震直後から地震が増え、翌日には収まったが、箱根山、焼岳、富士山の周辺では25日時点でも地震活動が継続。 静岡大の小山真人教授(火山学)は「巨大地震により、地殻のひずみが解放された領域がある一方で、別の領域のひずみは蓄積され、東日本全体の地殻の状態が不安定になってしまった」と警鐘を鳴らしている。

3凡人:2011/03/27(日) 04:00:20
静岡の震度6強は誘発か 富士山噴火の懸念も… 暴れる巨大エネルギー
2011.3.16 産経 (1/2ページ)

 静岡県東部で震度6強を観測した15日夜の地震は、11日の東日本大震災をもたらした巨大地震で誘発された可能性が大きい。震源付近では巨大地震の直後から箱根で群発地震が起きており、富士山の火山活動の活発化を懸念する声も出始めた。マグニチュード(M)9.0という巨大エネルギーの「余波」が日本列島を揺さぶっている。

 「この場所で過去に地震はあまり起きていない。想像外だ」。防災科学技術研究所・地震研究部の松村正三研究参事は15日夜、驚きの言葉を口にした。

 巨大地震の発生後、内陸で大きな地震が相次いでいる。12日の長野県北部の震度6強(M6.7)に続き、今度は伊豆地方でM6.4の地震が起きた。

 海溝型の巨大地震が発生すると、地殻にかかる力が変化し、内陸直下型の地震が起きることがある。津波で約2万2千人が死亡した明治29年の三陸沖地震(M8.2)では、約2カ月後に秋田県で陸羽地震(M7.2)が起きた。

 ただ、今回の伊豆地方の地震は、巨大地震の三陸沖から遠く離れている。プレート(岩板)構造も巨大地震が太平洋プレートの沈み込み帯だったのに対し、伊豆地方はフィリピン海プレートが陸側に衝突する場所と、まったく違う。

 松村氏は「巨大地震は太平洋プレートの北半分が滑ったが、南半分はまだ動いていない。房総半島あたりで踏ん張っている南半分の力のしわ寄せが及んで、西隣のフィリピン海プレートを押し込んだのではないか」と話す。

4凡人:2011/03/27(日) 04:00:53
静岡の震度6強は誘発か 富士山噴火の懸念も… 暴れる巨大エネルギー
2011.3.16 14:59 (2/2ページ)

 京都大防災研究所・地震予知研究センターの遠田晋次准教授は、東日本大震災の巨大地震で地殻の断層にかかる力がどのように変化したかを計算した。その結果、東北地方の北上山地や房総半島東沖にかかる力が顕著に増加したほか、長野県の一部などでわずかに増加し、地震活動が活発化するとの結果が出た。

 東日本大震災の地震エネルギーがあまりにも巨大だったため、地震学者の多くは、日本列島は東日本を中心に地震の活動期に入ったとみる。ただ、今回の伊豆地方の地震と東海地震の関係については「震源域やメカニズムが違う」(気象庁)と否定的だ。

 巨大地震の影響は火山帯にも及んでいる。神奈川県温泉地学研究所によると、箱根火山の周辺では巨大地震の直後から群発地震が発生し、15日夕までに最大M4.8の地震を約850回観測した。火山活動に目立った変化はないものの、カルデラ内で揺れを感じることもあるという。

 名古屋大地震火山・防災研究センターの鷺谷威教授は「火山の地下はマグマや熱水で壊れやすいため、群発地震が誘発された」とした上で、「正直に言うと、気持ち悪いのは富士山との関係だ」と明かす。

 富士山の直下では約10年前、マグマ活動との関連が指摘されている低周波地震が頻発した。その後、静穏化したが、今回の伊豆地方の地震の震源の深さ約14キロは、この低周波地震の震源に近いという。

 鷺谷教授は「富士山は宝永の大噴火から約300年が経過し、いつ噴火してもおかしくない。今回の地震が引き金になる可能性もあり、推移を注意深く見ていきたい」と話している。

5凡人:2011/03/27(日) 04:33:13
ボランティア称し“震災泥棒”横行 「日本人は誇りを失ってしまったのか」2011.3.23 産経

自称・震災ボランティアの男がガソリンを抜き取っていた白いワゴン車。男は直後、県警に事情を聴かれていた=21日午後、宮城県南三陸町(本間英士撮影)

 震災で東北地方の石油精製所が大きな被害を受け、食料や水を被災地へ車で運ぶのに欠かせないガソリンが不足する中、宮城県南三陸町で、自称・震災ボランティアの男が横転した乗用車からガソリンを抜き取るところを目撃した。被災地では車内の金品を狙う車上荒らしも横行しているといい、南三陸町では有志の住民が自警団を結成し、パトロールに乗り出した。(本間英士)

 あたり一面ががれきと化し、住民の姿は見えず自衛隊員や消防隊員らしかいない南三陸町の沿岸部。取材していた21日午後2時ごろ、若い男が路上に横転した白いワゴン車の底部をバールで打ちつけているのに気づいた。

 しばらく見ていると、男は燃料タンクに穴を開け、灯油ポンプを差し込んで、中身を携行缶に移し始めた。

 近づいて「何をしているんですか?」と声をかけると、男は驚いた様子で言葉に詰まり、「ちょっと使うんです」。「あなたの車ですか」と尋ねると、目をそむけながら首を振った。

 そこに偶然、宮城県警のパトカーが通りかかり、異変に気づいた警察官2人が約10分間、男に職務質問。

 男は解放されると、近くに止めていた軽トラックに足早に乗り込み、記者をにらみつけて立ち去った。

 県警によると、男は職務質問に対し、「ボランティアとして県外から来た。ガソリンを使うつもりだった」と説明。車がもともと壊れていたことや男が反省の態度を示したことから、厳重注意にとどめたという。軽トラックには「新潟県中越沖地震支援」と記したステッカーが貼ってあった。

 今回の震災では、東北地方の石油精製所が被害を受け、ガソリンが不足している。警察や消防など緊急車両の燃料は優先的に確保されるが、一般車向けの燃料は行き渡らず、被災者は開店しているガソリンスタンドを苦労して探し出し、4、5時間並んで給油している。

 南三陸町では車内の金品を狙った車上荒らしも横行。約1500人が集まる「町スポーツ交流村ベイサイドアリーナ」駐車場で約10台のドアガラスが割られ、地元の芳賀善隆さん(67)らが自警団を結成しパトロールをしている。

 芳賀さんは「こんな大変な時なのに。日本人は誇りを失ってしまったのか」と寂しげにつぶやいた。

6凡人:2011/03/27(日) 04:49:55
ネットの情報交換活発 デマも飛び交う
2011.3.11 23:21

 東北・関東大地震が起きた11日、電話がつながりにくい状況が続く中、インターネットを使った情報交換が活発だったが、半面、デマも飛び交った。

 短文投稿サイト「ツイッター」では、地震の直後から被害の状況を報告する書き込みが殺到。「誰か助けて」という悲痛なメッセージもあった。過去に被災経験があると思われる人からは、地震対策のアドバイスの投稿もあった。

 避難所や、帰宅が難しい人を支援する施設の場所が分かるサイトも登場。動画投稿サイトには、地震の瞬間をとらえた映像や、被害の様子を収めた動画が投稿された。

 ツイッターにはデマも流れ、混乱を招く事態も発生。「腹部をつぶされて血が流れている」とうそをついたり、「阪神大震災の際には女性暴行が増えた」と不安をあおったりする書き込みもあった。

7凡人:2011/03/27(日) 04:50:54
ガソリン窃盗容疑で男逮捕 供給不足の仙台で
2011.3.13 19:21

 仙台北署は13日、ガソリンを盗んだとして、窃盗の疑いで仙台市青葉区旭ケ丘の会社員の男(24)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は13日午前10時40分ごろ、青葉区のガソリンスタンドでガソリン約1リットルを盗んだ疑い。

 同署によると、このスタンドは東日本大震災により休業中。男は給油ノズルに残っていたガソリンをペットボトルに入れた。

 仙台市では地震の影響でガソリンの供給不足が続いており、営業しているスタンドには市民が殺到している。目撃者によると、男と同じようにガソリンを盗む男が複数いたという。

8凡人:2011/03/27(日) 04:51:26
地震に乗じた窃盗事件相次ぐ 食料品やたばこなど 宮城県警が注意呼び掛け
2011.3.13 23:18

 東日本大震災が発生した11日から13日夕までに、宮城県内で21件の窃盗事件があったことが13日、県警への取材で分かった。

 県警によると、仙台や塩釜、多賀城各市のコンビニや飲食店などで食料品やたばこを中心に盗まれ、被害総額は約40万円。ガラスを破って侵入する手口が目立つという。県警は、震災に乗じた窃盗事件とみて注意を呼び掛けている。

9凡人:2011/03/27(日) 04:52:06
現金、食料品… 宮城県内の窃盗40件に
2011.3.14 17:47

 東日本大震災で大きな被害が出ている宮城県内で新たに19件の窃盗事件の発生が確認され、計40件に上ることが14日、県警への取材で分かった。震災に乗じた窃盗事件とみて、注意を呼び掛けている。

 県警によると、13日夜から14日朝にかけ大崎市のホームセンターで現金約100万円が盗まれたほか、県内各地のコンビニなどで食料品を中心に窃盗が相次ぎ、被害総額は40件で約165万円に上った。

10凡人:2011/03/27(日) 05:10:34
宮城・石巻のコンビニ窃盗現行犯で男3人逮捕
2011.3.16 23:53

 東日本大震災で休業中だったコンビニから現金を盗もうとしたとして、宮城県警石巻署は16日、窃盗未遂の現行犯で、石巻市湊田町、自営業、岩井剛容疑者(51)ら3人を逮捕した。

 逮捕容疑は16日午後3時半ごろ、石巻市内のコンビニに設置されていた現金自動預払機(ATM)から現金を盗もうとした疑い。

 石巻署によると、通行人が、3人がバールやゴルフクラブでATMを壊していたところを目撃し、警察に通報した。

 宮城県内では震災後から16日夕までに、コンビニなどで窃盗事件が146件発生し、被害総額は485万円にのぼっている。

11凡人:2011/03/27(日) 05:11:06
さいたまでガソリン窃盗 震災での品薄影響か
2011.3.16 21:37

 16日午後1時ごろ、さいたま市見沼区の市立大谷小学校で、敷地内にある市の防災倉庫の南京錠が壊され、缶に入ったガソリン計8リットルなど備蓄品計52点が盗まれているのを教頭が見つけ、大宮東署に届け出た。同署は、東日本大震災に絡むガソリン不足による窃盗事件の可能性もあるとみて調べている。

 同署によると、ほかに盗まれたのはカセットこんろやカセットボンベなど。11日午後3時ごろ以降の犯行とみられる。

12凡人:2011/03/27(日) 05:11:34
義援金募金箱が盗難 大津の高齢者福祉施設
2011.3.19 19:27

 19日午後3時5分ごろ、大津市内の高齢者福祉施設の玄関ホールで、机に置いてあった東日本大震災の義援金の募金箱が無くなっているのに施設の利用者が気付き、職員が110番した。大津署が窃盗事件として捜査している。

 大津署によると、盗まれたのは縦11センチ、横13センチ、奥行き5センチの紙製の募金箱で、現金約3千円が入っていたとみられる。

 募金箱は17日から設置されており、19日午前10時ごろまではがないことを確認されている。施設は高齢者が趣味の活動などに利用しており、市内在住の60歳以上ならだれでも出入りできるという。

13凡人:2011/03/27(日) 05:12:46
募金活動中の高校生殴り募金箱奪う 千葉・松戸
2011.3.19 20:01

 19日午後0時半ごろ、千葉県松戸市日暮の新京成線八柱駅付近で、東日本大震災の被災者支援のために募金活動をしていた、同市と柏市の県立高校3年の男子生徒(18)の2人が、男に「誰に断って商売をしているんだ」と因縁をつけられ、顔を殴られたり、けられたりした。男子生徒2人は顔などに軽傷を負い、男は募金で集まった約1万円を奪って逃げた。

 県警松戸署によると、男は10〜20代ぐらい。やや太めの体形に、黒色のダウンジャケットと、黒色のズボンを着ていたという。

 男子生徒らは同じ高校の友人らの計21人で午前9時ごろから、制服姿で手作りの募金箱を手に自主的に募金活動を行っていた。

14凡人:2011/03/27(日) 05:13:16
「フジサンケイグループ」名乗り義援金名目で詐欺未遂 広告代理業の男を逮捕
2011.3.19 11:24
 東日本大震災の被災者に対する義援金名目で現金を詐取しようとしたとして、警視庁捜査2課は詐欺未遂の疑いで、埼玉県久喜市青葉、広告代理業、古屋正樹容疑者(53)を逮捕した。同課によると、古屋容疑者は「生活費のためにやった」と容疑を認めている。

 同課の調べによると、古屋容疑者は3月15日午後9時30分ごろ、「フジサンケイグループ」関係者を装い、東京都新宿区内の無職女性(91)方に電話をかけ「被災者の方々に対する寄付金を集めています」「私の銀行口座にお金を振り込んでください。振り込み用紙を送るので住所を教えてください」とうそを言い、現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。

 不審に思った女性の娘(50)が電話を代わったところ、古屋容疑者は「千年に1度の災害なんだぞ」と怒鳴って電話を切ったという。女性側が17日、警視庁に通報。着信履歴などから古屋容疑者が浮上した。

 古屋容疑者はグループ幹部を装うため、偽造した名刺や印鑑なども持っていたといい、同課で余罪を調べる。

15凡人:2011/03/27(日) 05:13:46
震災募金盗んだ容疑で逮捕
2011.3.20 22:48

 富山県警高岡署は20日、富山県高岡市内のコンビニ店から東日本大震災の義援金募金箱を盗んだとして、窃盗の疑いで金沢市笠舞、自称解体工、長崎忠志容疑者(46)を逮捕した。

 逮捕容疑は18日夜、高岡市福岡町下老子のコンビニ店で、現金約3千円が入ったカウンター上の募金箱1個を盗んだ疑い。「金がなかった」と供述しているという。

 県警によると、隣接する同県砺波市などのコンビニ店でも同様の犯行が相次いでおり、同署は関連を調べている。

16凡人:2011/03/27(日) 05:15:26
宮城・南三陸町の避難所で車上荒らし相次ぎ、「自警団」結成
2011.3.20 15:33

 宮城県南三陸町志津川地区の避難所で車上荒らしが相次いでいるとして、被災者の有志数人が「自警団」を結成、夜間のパトロールを実施する。

 発起人の一人、芳賀善隆さん(67)によると、避難所の駐車場では車上荒らしが数件発生。ガソリンが盗まれたり、窓ガラスを割られ、車内の物品の大半が奪われたりするケースがあった。

 津波で自宅と自動車修理工場を失ったという芳賀さん。被災者の生活物資を狙った行為に「弱みにつけ込んだ犯行で、もってのほかだ」と憤っていた。

17凡人:2011/03/27(日) 05:16:05
倒壊の信金支店から4千万円窃盗 気仙沼
2011.3.22 18:55

 22日午前10時ごろ、宮城県気仙沼市松崎片浜の「気仙沼信用金庫」松岩支店の職員が「金庫から金が盗まれている」と気仙沼署に届けた。同署員が調べたところ、金庫から約4千万円が盗まれていた。同署が震災に乗じた窃盗事件として捜査している。

 同署によると、松岩支店は東日本大震災による津波で建物が損壊。金庫がある部屋の鉄製ドアの電子ロックが壊れていた。防犯カメラも作動していなかったが、ガードマンなどは立たせていなかったという。

 19日午前に職員が金庫内に金があることを確認したのが最後で、この職員は「カギはかかっていると思っていた。壊れていることには気づかなかった」と話しているという。

 22日午前9時半ごろ、施設内の片付けに訪れた職員が、金庫内から金がなくなっていることに気付いた。同署は3連休中に盗まれたとみている。盗まれたのは紙幣のみで、硬貨は残されていた。

 現場はJR松岩駅から約100メートルの住宅街だった地域。気仙沼市は22日昼までに490人の死亡が確認され、多くの建物が倒壊している。

18凡人:2011/03/27(日) 05:16:50
「震災に便乗すれば売れる」 わいせつDVD所持の男ら逮捕
2011.3.22 18:24

 インターネットで販売する目的でわいせつなDVDを所持していたとして、警視庁保安課はわいせつ図画販売目的所持の疑いで、千葉県市川市欠真間、無職、久良彰容疑者(27)ら3人を逮捕した。

 同課によると、久良容疑者らは今月16日以降、サイト上で「日本活性化計画」と称し、東日本大震災の復興支援に関与するようなキャンペーンを開始し、購入客を募っていた。容疑を認めたうえで「軽い気持ちで震災に便乗すれば売れると思った」と供述している。

 逮捕容疑は今月20日、東京都江戸川区中葛西のマンション一室で、わいせつなDVD約3万枚を所持していたとしている。

 久良容疑者らは3つの販売サイトを開設し、平成21年9月以降、計約6500万円を売り上げていたとみられる。キャンペーン開始以降はDVDの販売価格を割り引いたり、DVD10枚を購入すると1枚をサービスして提供するなどしていた。

19凡人:2011/03/27(日) 05:20:39
日本一の防潮堤を過信 岩手・宮古市田老地区「逃げなくても大丈夫」
2011.3.27 産経

 「日本一の防潮堤」を過信していた−。過去の津波被害を教訓に、高さ10メートルの防潮堤が整備された岩手県宮古市田老地区。東日本大震災では、大きな津波が防潮堤をあっさりと越えた。市によると、防潮堤を信じた結果、犠牲になった住民は少なくないという。(内海俊彦、平田雄介)

 「逃げなくても大丈夫だ」。11日の地震発生直後、元漁業の熊谷勝美さん=当時(87)=は、こう言い続け、息子夫婦の勝幸さん(63)と、よねみさん(61)に自宅から避難するよう何度も催促されたが、応じなかった。

 だがその直後、自宅はあっという間に津波に流され、逃げ遅れた勝美さんは1週間後の18日、変わり果てた姿で見つかった。「津波太郎」の異名を持つ田老地区。明治29年6月の明治三陸地震の津波で1859人、昭和8年の昭和三陸地震の津波では911人の死者・行方不明者が出た。

 これらの津波被害を教訓に、9年に防潮堤の工事が始まった。工事は三段階に分けて進められ、最終的に53年に完成。海側と陸側の二重構造で、高さ10メートル、総延長約2・4キロと、国内屈指の規模となった。

 この間、35年のチリ地震の津波では、他の三陸沿岸地域で犠牲者が出たが、田老地区ではゼロ。「日本一の防潮堤」として、国内外の研究者が視察に訪れ注目を集めた。

 しかし、東日本大震災の大津波は防潮堤をいとも簡単に越えた。「高さ20メートル以上」ともいわれる津波が次々と押し寄せ、海側の500メートルの防潮堤は崩壊し、真っ黒な濁流が田老地区を一気に飲み込んだ。

 よねみさんによると、勝美さんは生前、「防潮堤が二重だから津波はこっちに来ない」と話し、大きな信頼を寄せていたという。「夫も『早く逃げよう』と言っていたのに…。電気も消えて、テレビも映らなかった。もう少し情報があれば早く逃げてくれていたかも」とよねみさんは話す。

 田老地区の被害状況は特定されていないが、死者・行方不明者は数百人に上るとみられている。

 ある宮古市職員は「田老の人たちの心のどこかに『防潮堤があれば大丈夫だろう』とか、『自分の代には津波は来ない』という思いがあったのかもしれない。何度も避難訓練をやってきたが、私たち自身も津波の恐ろしさが分かっていなかったのかもしれません」と力なく話した。

20凡人:2011/03/27(日) 05:47:49
首都圏の自治体、被災地への職員派遣本格化
2011/3/25 日経新聞

 東日本大震災の被災地の復旧支援に向け、首都圏の自治体で職員派遣の動きが本格化している。医療や心のケアの専門スタッフのほか、家屋の被害状況を調べる被災宅地危険度判定士、焼却施設の停止で山積みされた家庭ゴミの収集員など職種は多岐に及ぶ。ガソリン不足で思うような活動が難しい中、被災自治体の機能回復に取り組む。

 神奈川県から派遣された土木職の3人は23〜24日、仙台市太白区の市街地を車で訪れ、家屋などを丹念に見て回った。

 同区や青葉区、泉区の丘陵地を中心に、切り土や盛り土部の斜面崩落を防ぐ擁壁や宅盤に亀裂が入るなどした宅地が2000カ所ある。被災宅地危険度判定士の資格を持つ3人の業務は新たな揺れによる二次災害に備え、個々の被害状況を目視でチェックすることだ。「倒壊の危険性が高い」と判定した場合は赤いステッカーを、「要注意」の判定は黄色のステッカーを張っていく。

 県建築安全課によると、3人の派遣は国土交通省を通じた宮城県の要請に基づく。「1日に調査できるのは8宅地前後」という作業で、全国各地の自治体の協力が不可欠。首都圏では23日以降、川崎市や相模原市、千葉市、山梨県の専門チームが現地に向かう。

 東京都は22日、仙台市に被災地支援の現地事務所を開設した。4人の幹部職員を常駐させ、宮城県や国の出先機関、自衛隊との連絡を密にして効率的な支援を進める。

 都によると、22日正午の時点で約1000人の警察官や約2200人の消防救助隊員、約140人の医療チーム、給水などの対応にあたる約110人の職員を派遣した。大規模組織の強みを生かした形で、応急仮設住宅の建設用地の選定作業を支援する専門職員も含まれる。神奈川県の危険度判定士の職員と同様、新潟県の地震被災地で活動した実績を持つ。

 社会福祉施設の入所者の身の回りの世話や児童相談所の被害調査、避難所での健康相談……。被災自治体側だけでは手の回らない分野の業務は膨れあがる。埼玉県や山梨県のように、「災害弱者」といわれる高齢者や子どもたちの心のケアを支援するため、精神科医や精神保健福祉士、保健師らの専門チームを派遣する動きも広がる。

 環境省は横浜市や川崎、さいたま、前橋、千葉、柏などの各市にゴミ収集車と職員派遣を要請。同省などによると、23日現在、岩手、宮城、福島県の焼却施設で稼働するのは5〜7割台。倒壊した家屋など災害ゴミの収集を優先せざるをえない現状では、市街地などでは未回収の家庭ゴミの袋の数が日増しに膨れあがり、衛生面の不安が切実な問題になっている。

 一方、神奈川県の担当者は「現地のガソリン不足や悪路などで、宅地危険度判定士の作業も移動の制約を強いられた。先遣隊としての情報を基に今後の計画を立てていく」と話す。

21凡人:2011/03/27(日) 08:34:02
東日本大震災 仙台市「仮置き場」マナー違反多発 2011.3.23 産経

公園入口に山のように積まれた震災ゴミ=18日、仙台市宮城野区の鶴ヶ谷中央公園

 ■「震災ごみ優先」守って

 仙台市が東日本大震災で壊れた食器類や家具などの「震災ごみ」の回収を始めてきょう22日で1週間。震災ごみではなく通常ごみを持ち込む市民がいるなど、課題も見えてきた。市は「どうかマナーの徹底を」と呼びかけている。(徐暎喜)

 市環境局は「ごみの大量発生による衛生状態の悪化が、市民生活に与える悪影響は大きい」と判断。なるべく早い時期にごみ収集を再開しようと、ごみの回収を依頼している業者との調整や、ごみ捨て場の整備を急ピッチで進めてきた。

 市は地震発生から4日後の15日から、生ごみなどの家庭ごみの収集を再開。同時に、震災で壊れた食器や家具、家電製品などを引き受ける震災ごみの「ごみ仮置き場」を市内5区に1カ所ずつ設置し、毎日午前9時から午後4時半までごみの受け入れを進めている。

 同市宮城野区の震災ごみ置き場に指定された「鶴ヶ谷中央公園」には、市役所内の掲示板などでごみ置き場の存在を知ったという市民が、自家用車やトラックなどにごみを積み、公園前の道路に列をなしていた。

 ごみ置き場をのぞいてみると、割れた窓ガラスやブラウン管にヒビが入ったテレビが目立つほか、タンスや食器棚などの大型家具も持ち込まれ、文字通りごみの山。同局によると、市内でも特に被害が大きかった宮城野区や若林区で収集量が多いという。近くに住む女性(69)は、「いつもは風光明媚(めいび)な公園がこんなごみの山になるなんて…。でも、こういうときだから仕方ないです」と話していた。

 だが、「中には震災ごみとは思えないごみも交じっているようだ」と震災ごみの収集を担当する職員は話す。ごみ置き場にやってくる市民の中には、古雑誌やぬいぐるみなどの緊急性が低いごみを持ち込むケースが増えているという。職員は、「そのような方には家庭での保管をお願いしている」というが、公園内にごみを投げ捨てていく市民もおり、なかなか解決策が見つからないのが現状だ。

 市は期限を区切らず、当面の間、震災ごみの回収を続ける予定だが、「マナーを守って分別していただくことが、ごみ収集の早い時期の正常化につながる。ぜひマナーを徹底していただきたい」としている。

22凡人:2011/03/27(日) 09:02:59
逆にいえば、日本人のリーダー能力が国外だけではなく、国内でも問われている。平和時には前例を真似していればなんとか回っていた老人管理社会でも、非常事態になると、さっぱり通用しない。時間との戦いで、生命にかかわることでも、役所しごとは昨日と同じ。ニッチもサッチもいかないが、愚痴をこぼしていると非国民と言われそう。きっと回復と同時にトップへの批判は忘れてしまうのだろう。
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米軍精鋭部隊パラシュート降下 がれきの空港を復旧 2011.3.27 産経

 「日本側はお手上げだった。だからノウハウを持ったわれわれが最初に復旧を手がけることにした」

 米空軍のブッカー大尉は24日付米軍準機関紙「星条旗新聞」でこう語った。大尉が所属する嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の第320特殊戦術飛行中隊は16日、パラシュートで空挺隊員と装甲車ハンビーを宮城県松島町上空付近から空中投下した。

 目標は仙台空港。津波によって泥とがれきに埋もれて復旧のめどが全く立っていなかった。同中隊が空から降下したのは空港にいち早く陸路で入り、再開作業を始めるためだ。夜間や悪天候をついてひそかに敵の背後にパラシュート降下するのを得意とし、アフガニスタン戦争も経験した精鋭部隊の本領発揮だった。

 原子力空母ロナルド・レーガンも救援活動のため三陸沖に展開中だ。だが、いかに空母といえども大型輸送機は離着陸できない。物資の大量輸送を可能にする空港の重要性を熟知した上での判断があった。

 空港で米軍は自衛隊員らとともにがれきの撤去にとりかかり、3時間で大型輸送機C130が着陸できる長さ1500メートルの滑走路が完成。20日には、C130の3倍の積載量を誇る米空軍の大型輸送機C17が約40トンの人道支援物資を積んでアラスカから到着した。

 米国防総省は現在、放射能漏れ事故を起こした福島第1原発の半径50カイリ(約93キロ)圏内への艦船の接近を原則として禁じている。

 放射能汚染を回避しながら、戦地同様の思い切った作戦を展開する米軍。原発事故では、放射能被害管理の専門部隊450人の派遣準備に入った。原子炉を冷却する真水を積んだ米軍2隻目のバージ(はしけ)船も26日午後、米軍横須賀基地を出港した。

 米政府は持てる能力を日本側にフルに提供する姿勢を見せている。それを後押ししているのは、最高司令官のオバマ大統領だ。

 対応は素早かった。

 地震発生から5時間20分後の11日早朝には、「日米の友情と同盟は揺るぎない」との声明を発表。昼の記者会見では「日本には個人的なつながりを深く感じており、悲痛な思いだ」と心情を吐露し、その後も8回にわたり日本の災害に言及し、日本を励ました。

 世界各国で突出した米国の日本支援は、むろん人道的な側面だけではない。東アジア地域で、自由と民主主義という共通の価値観を持つ日本の復活が、地域の平和と安定に不可欠との認識がある。オバマ大統領が震災後、何度も日米同盟を強調するのはその証左だ。

 米軍と自衛隊が一体となった救援活動を「有事で日米が同盟力をいかに発揮するのか、国際社会が注視している」(陸自幹部)のも事実だ。日本が米国の同盟国として汗を流した実績も米国を突き動かしている。

 アフガン戦争ではインド洋で補給活動をし、イラク戦争では、どの国よりも早く「支持」を表明し、自衛隊をイラクに派遣。このとき、小泉純一郎首相(当時)はくしくも「有事に頼れるのは米国だけだから支持する」と語っている。

 元国防次官補のジョセフ・ナイ米ハーバード大特別功労教授は「友人である同盟国日本への心配と、悲劇から立ち上がる日本人の力をたたえる気持ちから米国は支援している」と語った。(ワシントン 佐々木類)

23凡人:2011/03/27(日) 11:01:20
東日本大震災:無邪気さ奪われ 両親不明の子どもたち(毎日新聞 2011年3月26日)

 「お母さんどこ。お父さんは?」。津波で沿岸部が壊滅した宮城県女川町。小学5年の平塚亜美さん(11)と2年の司君(8)姉弟は、いなくなった両親の帰りを待ちわびる。祖父の平塚俊明さん(64)には、あの濁流の中で両親が助かる見込みはないと分かっている。だから幼い孫を見るたび胸を締め付けられる。「この子たちの将来はどうなるのか」と。戦後最悪の自然災害となった東日本大震災の被災地で、多くの「震災孤児」が生まれようとしている。【小泉大士、小林洋子、奥山智己】

 姉弟の両親、俊也さん(36)と恵理さん(35)は地震の際、女川湾の観光物産センターで店番をしていた。俊明さんらを含め家族で経営する鮮魚店だ。

 「10分後に津波が来ます」という防災無線の声が今も耳を離れない。みんなで約300メートル離れた俊明さん宅まで逃げたが、2方向から来た水に家ごと流された。「おもちゃのように家が浮き上がり、バリバリと音を立てて消えていった」。俊明さんが見たむごい光景だ。中に俊也さんと恵理さんがいた。

 高台の小学校にいた孫の亜美さんと司君は無事だった。避難所の町体育館に迎えに行った俊明さんは、2人に言って聞かせた。「お父さんとお母さんは、そのうち迎えに来るからな」。亜美さんは両親の身に起きたことに感づいたのか、夜、シクシクと泣いた。

 その後、姉弟は東松島市にある恵理さんの父親(58)に預けられた。無邪気だった司君も最近、「お母さん、早く来ればいいのに」とぐずるようになった。津波の映像がテレビに映ると、2人の口数が急に減る。

 俊明さんから見た俊也さん、恵理さん夫婦はとても子煩悩だった。「鮮魚店が忙しくて、なかなか子どもの相手はできなかったけれど、学校の休みには、よく家族旅行に出かけていた」

 親がいなくても、孫には元気に育ってほしいと思う。だが自分も避難所暮らしで、まだ先のことを考える余裕がない。

24凡人:2011/03/27(日) 11:05:49
東日本大震災:進学目前で被災「悲しんでいる時じゃない」(毎日新聞 2011年3月27日)

避難所でボランティア活動をする沼田裕也さん=宮城県名取市で2011年3月23日、梅田麻衣子撮影

 「4月から大学に行く予定だった。でも無理なら仕事を探さないと……」

 宮城県名取市閖上(ゆりあげ)の自宅周辺が水没し、市文化会館で避難生活を送る沼田裕也さん(18)は、地震の数日後に祖母(83)と兄(22)の遺体を確認した。両親の安否は不明だ。だが覚悟はしている。「せめて早く見つけてあげたい」と思う。

 「みんな自分以外のことを優先する」。そんな家族だった。地震が来た時、父は自転車で近所に避難を呼びかけ、母は斜め向かいの家の様子を見に行き、兄は軍手とロープを手に近所の人を助けに行った。沼田さんは祖母の体を支えて揺れが収まるのを待った。

 公民館に避難したが、すぐに水が来た。無我夢中でタイヤや建材にしがみついた。車の屋根に乗っていた人が「大丈夫ですか」と声をかけてくれた。次の瞬間、その人はいなくなっていた。自分が自宅そばの閖上小学校の近くにいると気づいたのは翌日のことだ。

 気を張っていようと、避難所では進んで救援物資の運搬やごみの分別を手伝う。それでも、ふと家族のことが頭に浮かぶ。

 大学の合格が決まった時、赤飯を炊いてくれた母。「ここに座れ」と言っては、将来についての考えを聞いてきた父。高校の卒業式で両親に手紙を渡すことになり、普段あまり話さなかった父あてに「大学でも頑張るので、体に気をつけて仕事を頑張って下さい」と書いた。だが、式の当日、自宅に手紙を忘れた。「改めて大学の入学式で渡そうと思っていた。その手紙も津波で流されてしまった。結局、父に言えずじまいで……」

 18日。自宅のあった場所に行ってみた。玄関や風呂のタイルしか残っていなかった。沼田さんは自分に言い聞かせる。「悲しむのはいつでもできる。今はその時じゃない」。一刻も早く両親を捜したい。

25凡人:2011/03/27(日) 11:09:53
福島第1原発:東電「貞観地震」の解析軽視(毎日新聞 2011年3月26日)

産総研の研究チームが仮定した貞観地震の震源域と周辺で起きた過去の宮城県沖地震の震源域(産総研の図を基に2010年5月作成)

東京電力福島第1原発の深刻な事故原因となった大津波を伴う巨大地震について、09年の経済産業省の審議会で、約1100年前に起きた地震の解析から再来の可能性を指摘されていたことが分かった。東電は「十分な情報がない」と対策を先送りし、今回の事故も「想定外の津波」と釈明している。専門家の指摘を軽んじたことが前例のない事故の引き金になった可能性があり、早期対応を促さなかった国の姿勢も問われそうだ。

 09年6月、原発の耐震指針の改定を受け、電力会社が実施した耐震性再評価の中間報告書案を検討する審議会。869年に宮城県沖で発生したマグニチュード8以上とみられる「貞観(じょうがん)地震」を、岡村行信委員(産業技術総合研究所活断層・地震研究センター長)が「非常にでかいもの(地震)が来ているのが分かっている」と取り上げた。

 当初の報告書案はこの地震に触れていなかった。東電は「被害はそれほど見当たらない」と答えたが、岡村さんは、宮城県から福島県の広い範囲で浸水したという最新の研究から「納得できない」と追及。その後に提出された報告書案は「(貞観地震と同規模の揺れは)想定内」とし、現在の耐震構造で問題ないとの見方を示した。

 岡村さんは、04年のスマトラ沖大地震のように、幅広い震源域がほぼ同時に破壊する「連動型地震」を想定した対応を求めたが、審議会の事務局は「最終報告書で検討する」という形で収めた。

 ◇専門家「貞観の再来」
 多くの専門家は、東日本大震災を「貞観地震の再来」とみている。同研究所などは05年以降、貞観地震の津波による堆積(たいせき)物を調査。同原発の約7キロ北の福島県浪江町で現在の海岸線から約1.5キロの浸水の痕跡があったほか、過去450〜800年程度の間隔で同規模の津波が起きた可能性が浮かんだ。

 東電によると、現地で測定された地震動はほぼ想定内で、地震によるトラブルは少なかった。一方、非常用電源の喪失などの津波被害で、原子炉が冷却できなくなった。

 ◇「『想定外』は言い訳」
 東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震に対する見解が)定まっていなかった」と釈明。東電の対応に、岡村さんは「原発であれば、どんなリスクも考慮すべきだ。あれだけ指摘したのに、新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない」と話す。【須田桃子、藤野基文】

26凡人:2011/03/27(日) 11:24:47
東日本大震災:自宅は1キロ先の屋上に 宮城・石巻(毎日新聞 2011年3月26日) 

雄勝小学校の屋上に1キロ先から流された杉山さん宅=宮城県石巻市雄勝町で2011年3月25日午前、梅村直承撮影
2階から、布団などを取り出す杉山明夫さん(右)と正子さん夫婦=宮城県石巻市雄勝町で2011年3月25日午前、梅村直承撮影

 東日本大震災の津波で流された宮城県石巻市雄勝町の杉山明夫さん(54)の自宅が、約1キロ離れた市立雄勝小学校の屋上で見つかった。妻正子さん(52)とともに屋上を訪れた杉山さんは「本当に驚いた」と話した。

 津波が来た時、正子さんは山間部へ避難し難を逃れた。東京にいた杉山さんは正子さんからメールを受け取ると車を走らせ、14日に雄勝町に到着。2階建て校舎の屋上を見て、すぐに自宅と分かったという。

 流れ着いたのは自宅の2階部分だけだったが、布団や実印などがぬれずに残っていた。杉山さんは「災難だったが、布団やアルバムが残っていただけでもありがたい」と話した。【梅村直承】

27凡人:2011/03/27(日) 11:33:43
東日本大震災:仮設住宅、課題は山積 建設用地の確保困難(毎日新聞 2011年3月22日)

日が暮れても急ピッチで仮設住宅の建設作業をする作業員=岩手県陸前高田市で2011年3月22日午後6時14分、宮間俊樹撮影

 東日本大震災の被災地では、仮設住宅の建設が始まった。国は2カ月間で3万戸の仮設住宅を建設できるよう業界団体に要請している。だが、建設用地の確保が難しく、資材や人材の入手なども順調とは言えない。仮設住宅を出た後の恒久的な街や住まいの復興へ向けた検討も始まっているが、道のりは遠い。

 約8000世帯のうち7割以上が津波被害に遭ったとされる岩手県陸前高田市。市立第一中学校のグラウンドでは19日から、仮設住宅の建設が進む。県は約200戸を建設することを決め、まず36戸の建設に着手。1戸約30平方メートルで、入居は4月上旬になる。

 仮設住宅については各都道府県と業界団体のプレハブ建築協会が協定を交わしており、岩手県から8800戸▽宮城県から1万戸▽福島県から1万4000戸の建設要請があった。国土交通省によると、さらに栃木県から145戸、千葉県から230戸の要請が来たという。国交省は「阪神大震災(約5万戸)を上回る建設戸数となる」との見通しを示す。

 課題は山積している。宮城県住宅課の担当者は「建設に必要なあらゆる物が足りていない」。作業員の食料が不足し、宿泊施設も確保できず、着工のめどが立たない。村井嘉浩知事は22日、「2万戸以上が必要になる。建設場所や資材調達などの問題から、全被災者が入居するまでは半年から1年以上はかかるだろう」と説明した。

 岩手県は、なるべくコミュニティーを維持できるように県内で仮設住宅を建設する方針だ。それでも、建設に適した平地が少なく、建設計画の策定に苦労している。同県建築住宅課は「津波被害の跡地を除くと、広い土地は限られる。元の居住地から近い場所に建ててあげたいが、難しいケースも出てくるかもしれない」と話す。福島県は、原発問題が落ち着くまでは、県も被災者も、どう取り組めばいいかつかみかねているのが現状だ。

 プレハブ住宅のメーカーは、鉄骨や断熱材などの資材調達を急いでいる。だが、資材は不足気味だ。大和ハウスグループ(大阪市)は、宮城県大崎市の工場が被災して使えず、茨城県などの工場も燃料不足などでフル稼働できない。広報担当者は「当面の資材は確保できそうだが、建設戸数が増えた場合は、期日に間に合わない恐れもある」と話す。

 公共工事削減による建設業者の減少で、作業員や重機の不足も懸念されている。燃料不足も深刻で、プレハブ建築協会の担当者は「燃料不足にびくびくしながらやらないといけない」と話す。

 仮設住宅着工と同時並行で、「仮設後」の恒久的な住まい整備の検討も始まった。公営団地の建設などが考えられるが、公営住宅の建設は国と被災自治体とでつくる復興計画の中で位置づけられる。計画策定は復興後の街づくりとの兼ね合いや用地問題をクリアしながらとなり、阪神大震災でも仮設住宅の住民が復興住宅に移るまで5年を要した。
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28凡人:2011/03/27(日) 11:34:30
 国は「被災者はみな住んでいた場所に戻りたいはず。なるべくそうしてあげたい」と説明する。だが、「被災地は行政機能が壊滅的な被害を受け、仮設後の話を本格的に考えられる段階ではない」(国交省幹部)との指摘もある。【石原聖、樋岡徹也、福永方人】

 ◇避難住民、思い複雑
 復興を目指す自治体の実情はどうなのか。

 福島第1原発の事故を受け、全町民の約2割の約1200人とともに、町役場ごとさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)に疎開した福島県双葉町。井戸川克隆町長は「みんなで町に帰りたい。それが町民が共有している思い」と話す。

 31日に同アリーナの使用期限が切れた後は、埼玉県加須市の廃校に移る。だが、「その後」については、原発事故の行方が不透明なこともあり、対応を決めかねている。

 井戸川町長は「国が安全宣言し、自分たちでも安全を確認できた段階で考えたい。仮設住宅も検討する必要があるが、福島県内で確保するかも、まだ考えていない」と話す。

 避難した住民たちの思いも複雑だ。

 同町の農業、荒木信行さん(61)は自宅が津波にのみ込まれた。集落で残ったのは1戸だけ。「思い出もすべて流されてしまった」と肩を落とす。

 気がかりなのは放射性物質の影響だ。「家もトラクターも何もない。稲を植えても風評で売れないかもしれない。それなら双葉はもう捨てるしかない」。今後、横浜で暮らす長男(34)の元へ夫婦で移り住む予定だ。

 別の男性(60)は町に戻るか決めかねている。約30年間、福島原発の敷地で芝生刈りなどの仕事をしてきた。「原発がなくなれば仕事を失い、町を出ざるを得ない人が自分も含めたくさんいる。町は復興できるのか」。千葉にいる妹の元に身を寄せることも考えているが、仕事が見つかる保証はない。「どんな形でもいい。やっぱり地元に戻りてえ」【堀智行】
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29凡人:2011/03/27(日) 11:35:08
東日本大震災:仮設住宅建設が本格化…交通網も改善(毎日新聞 2011年3月23日)

建設が進む仮設住宅=岩手県陸前高田市で2011年3月23日午後2時5分、本社ヘリから岩下幸一郎撮影 

東日本大震災の被災地では23日、被災者が入居する仮設住宅の建設の動きが始まったほか、道路交通網の復旧も進んだ。だが、食料や燃料、医療などが十分ではない各地の避難所で苦しい日々を送る被災者は計21万5805人おり、住宅被害は全壊と津波による流失だけで計約1万7900戸に上る。支援物資だけでなく、「新たな生活の場」の迅速な供給が大きな課題となってきている。

 毎日新聞のまとめでは、死者は9523人に増え、行方不明者は1万6094人。警察庁によると、各地の住宅被害は全壊が1万6767戸、半壊が5092戸、津波による流失が1165戸。流失は宮城県が1159戸と大半を占めるが、岩手や福島などが計上されておらず、今後さらに被害戸数が増える可能性もある。

 こうした中、福島県は7月末までに、仮設住宅など約2万戸を供給する方針だ。宮城県も23日の県災害対策本部会議で、村井嘉浩知事が仮設住宅約1000戸を今月中に着工すると表明した。高齢者や障害者、乳幼児のいる家庭などを優先的に入居させる考えだ。ただ、両県とも建設費や敷地探しなど課題を抱えており、国の全面的支援が欠かせないという姿勢だ。

 被災地につながる交通網は大きく改善した。東北道と磐越道で行われていた通行制限は24日午前6時から解除され、全車両が通行可能となる。規制が残るのは、被害の大きい宮城県内の三陸道鳴瀬奥松島インターチェンンジ(IC)−登米東和ICと、福島第1原発周辺を通る常磐道いわき中央IC−常磐富岡ICの2区間のみ。JR磐越西線の郡山−津川駅が26日から再開し、全線開通する予定。

 これを受けて、JR貨物は新潟経由で福島県向けの石油を運ぶ貨物列車を運行する。ヤマト運輸、佐川急便も23日までに岩手、宮城、福島各県での集荷・配達業務や支援物資の運送を本格化した。ただ、ヤマト運輸によると、福島第1原発から30キロ圏内は運送の対象外となっている。

 22日午後から23日午前にかけては、東北地方や関東地方でマグニチュード(M)5以上の余震が断続的に発生した。このため、気象庁は23日、同日正午から3日間以内にM7以上の余震が発生する確率を20%とする一方、その先の3日間を前日発表の10%から20%に引き上げた。横田崇・地震予知情報課長は「余震は次第に少なくなるが、まだ活発な状況なので注意が必要」と話した。【喜屋武真之介、湯浅聖一、石原聖】

30凡人:2011/03/27(日) 11:35:57
東日本大震災:仮設住宅の受け付け始まる 陸前高田(毎日新聞 2011年3月26日)

仮設住宅の申し込みが始まり、訪れる被災者たち=岩手県陸前高田市で2011年3月26日午前8時57分、小出洋平撮影 東日本大震災の被災地で最も早く仮設住宅の建設が始まった岩手県陸前高田市は26日、プレハブの仮庁舎で、県に建設を要請している約4000戸の入居受け付けを始めた。市内8地区に建設される見通しで、申し込みは31日まで。まだ土地確保のめどが立たない地区がほとんどだが、完成次第、地区ごとに抽選を行い入居者を決める。家賃は無料で入居期間は2年。

 26日の受け付けは午前8時半に始まった。仮庁舎を訪れた高橋枝美子さん(54)は自宅を失い、両親と次女(21)の行方が不明という。「このままでは、この地を離れられない。仮設住宅に入居して暮らしを立て直したい」と話した。

 市内8地区のうち、既に市立第一中のグラウンドで建設が進められている36戸は2〜3人の家族を対象とした2DK(約30平方メートル)。トイレや風呂、給湯器が付いており、4月上旬から入居できる。うち18戸は高齢者、母子家庭、障害者世帯を優先的に振り分ける。

 岩手県は陸前高田、釜石両市で計約300戸の仮設住宅の建設を始めているほか、大船渡、宮古両市でも計332戸を建設する方針。建設まで時間がかかるため、内陸部の宿泊施設120施設を確保するなどの対応も取った。福島県は7月末までに仮設住宅など約2万戸を供給する方針。宮城県も今月28日から仮設住宅1110戸の着工を表明している。【吉住遊】

31凡人:2011/03/27(日) 11:52:22
国際支援で再発見した日本の美徳 世界との絆
2011.3.26 22:46 (1/2ページ)

 日本の被災者に対する各国からの激励の言葉、救援物資、義援金など、やまない支援の広がりは、各国に日本国民の美徳、世界における日本の重要性を再認識させる機会となった。

 「中国の方々の温かさを感じている」。泉裕泰上海総領事はしみじみと話す。

 震災直後から、上海総領事館には義援金の申し出や激励の手紙、花などが続々寄せられた。日本政府として過去中国でこうした支援を受け取った例はなかったが、16日から受け付けを始めたところ、25日までに535件、1億2500万円を超す義援金が集まった。

 上海の中学生有志10人はたどたどしい日本語で「わたしたちは頑張りましょう」と書いた手紙とともに、1388元(約1万7千円)を持ち込んだ。反日感情が根強い南京の元日本留学生の代表からも「申し出が早速あった」と泉総領事は明かす。

 「こんなに優しい国民とは思わなかった」。海外で暮らす日本人の多くは、現地の人々から受けた気遣いに驚きを隠せない。「海外の人々が大災害に遭ったとき、同じ言葉をかけてきただろうか」。あるパリ在住日本人は自問した。

 各国の支援は、海外の被災地での日本の地道な救援活動や途上国への開発支援で「受けた恩に報いたい」(中国メディア)という思いもこめられている。このことは、大地震を経験した中国や台湾、ニュージーランドの指導者たちが今回、日本に送った言葉ににじみ出ている。

32凡人:2011/03/27(日) 11:52:55
国際支援で再発見した日本の美徳 世界との絆
2011.3.26 22:46 (2/2ページ)

 各国の報道も、被災者への同情と応援の言葉で満ちあふれている。「行列では老人、子供を優先させて最後に一般の人々が続き、けんかや争いもない」(台湾紙・聯合報社説)など、称賛の声がほとんどだ。

 「日韓関係は新たな次元に入るかもしれない」。武藤正敏駐韓大使は、「がんばれ日本」キャンペーンを展開する韓国メディアの関係者からこう聞かされ、韓国社会の対日観に変化の兆しを感じている。

 無論、外交的な配慮も大きい。北京の外交筋によると、中国当局には、尖閣諸島沖での漁船衝突事件後の強硬的な対抗措置が国際社会における中国のイメージまで低下させ、「やりすぎだった」との反省の声があるという。

 中国はいち早く救助隊を被災地入りさせた。「全力で日本を支援している」と訴えることで、日中双方の国民感情を改善させたい思惑がある。北方領土問題で対日関係がこじれたロシアも同様の狙いから最大級の救助隊を送り込んだ。

 一方で日本政府の対応の遅れには、批判もあった。

 「ひとつの必需品が不足している。情報だ」(17日付米紙ニューヨーク・タイムズ)。福島第1原発をめぐる菅政権と東京電力の混乱に世界が抱いた不信感はなお払拭されていない。

 「薄氷を踏む思いだった」。米国への原発事故情報の提供に携わった外交官は、情報不足への不満が日米関係の再緊張に転じかねない状況だったと明かす。

 震災を機に日本が再発見した世界との絆。この財産をどう生かすかは、震災被害に対する日本人の冷静な対処にかかっている。

(上海 河崎真澄、北京 矢板明夫、台北 山本勲、ソウル 加藤達也、モスクワ 遠藤良介、ニューヨーク 松尾理也、パリ 山口昌子)

33凡人:2011/03/27(日) 12:08:29
草津 3万8000人キャンセル JR吾妻線運休響く(2011年3月27日 読売新聞)

地震の影響で人影もまばらな草津温泉の湯畑(26日午後0時26分、草津町で) 東日本巨大地震の発生から2週間余り。県内観光の柱である温泉地が苦境に立たされている。地震直後からキャンセルが相次ぎ、ガソリン不足や計画停電、電車の運休が追い打ちをかけ、客足は遠のいたままだ。

 26日の草津温泉。旅館や飲食店が立ち並ぶ湯畑周辺はひっそりと静まり返っていた。週末の昼下がりというのに、学生のグループや若いカップルの姿がちらほらと見られるだけだ。

 湯畑前の温泉まんじゅう屋は「お客さんの数は10分の1以下。平日は湯畑を歩く人を10人も見かけないこともある」と嘆く。焼き肉店の男性店主も「こんな草津は今まで見たことがない」とがくぜんとする。イルミネーションも自粛し、夜間は真っ暗になる。

 草津温泉旅館協同組合が全107の宿泊施設にアンケートしたところ、3連休最終日の21日頃までのキャンセルは7244件、3万7945人分にのぼった。全施設の総定員の4日分に当たるという。

 ホテル櫻井の橋本宏支配人は「26日も800人の予定が115人。夏から秋にかけての予約も入ってこない」。草津ナウリゾートホテルでは154室の予約がわずか10室になった日もあったといい、大谷正美・広報課長は「JR吾妻線運休の影響が大きく、観光どころでないという心理も働いている」と分析する。

 計画停電も営業に影響を与えているが、草津町内では「計画停電がない伊香保や四万がうらやましい」と、不公平感を抱く観光関係者もいる。

 しかし、その四万温泉(中之条町)の四万やまぐち館も「ガソリン不足もあるのか、温泉街を車が通っていない。5月の連休は少しずつ予約が入ってきているが、かなり厳しい」。

 伊香保温泉(渋川市)の岸権旅館は当初、伊香保地区も停電に含まれると判断し、14〜17日を休館とした。「温泉に来たいという人も出てきているが、前の状態に戻すのは難しい」という状態だ。

 外国人の利用客が多いことで知られる宝川温泉(みなかみ町)の「汪泉閣」。平年なら稼働率は7割以上だが、宿泊客は1、2組しかないといい、「キャンセル率は約9割で、外国からのお客様もさっぱり。しばらく先に入っている予約にキャンセルが出てくるのでは」と懸念する。

 みなかみ町は大型連休前後からラフティングなどのアウトドアスポーツが盛んになるが、同町観光協会アウトドア連合会は「例年なら今頃から予約が入り始めるが、今年は控えめのようだ」と話す。

34凡人:2011/03/28(月) 04:52:48
避難誘導や被害調査中、津波に…宮城県警、殉職の9人 いまだ安否不明者も(2011.3.27 産経)

 東日本大震災後、危険を顧みず、住民に避難を呼びかけていた宮城県警の警察官9人が津波の犠牲になった。がれきの下から救い出された遺体の多くは制服を身にまとい、そばには警察手帳が残されていた。県警が公表した資料から、彼らの決死の行動の一端を紹介する。

 岩沼署増田交番の佐藤宗晴巡査(32)と八島裕樹巡査(24)は11日、当直明けで事務の引き継ぎ中に地震に見舞われ、同署交通課の菅野英徳巡査部長(52)と1台のパトカーに乗り込んだ。海岸線を目指したが、午後3時半ごろ、音信が途絶えた。

 八島巡査は15日、菅野巡査部長は18日、佐藤巡査は19日、海岸から約1キロ離れた同じ資材会社の敷地で見つかった。それぞれ土砂やがれきに埋もれたり、がれきや鉄骨に挟まれたりした状態で力尽きていた。

 佐藤巡査はヘルメットを着用し、制服の胸ポケットからは警笛が出ていたことから、パトカーを降りて、警笛を鳴らしながら住民の避難誘導をしていて津波に襲われたとみられる。

 同署生活安全課の早坂秀文警部補(55)、瀬谷志津江警部補(37)、荒貴行巡査長(36)の3人は地震直後、捜査車両で海岸線に向かったまま連絡が取れなくなった。

 早坂警部補は14日に仙台空港近くで、荒巡査長は15日に佐藤巡査らと同じ資材会社で、瀬谷警部補も21日に遺体で見つかった。

 仙台南署荒井交番の渡辺武彦巡査部長(58)は同僚3人とともに、津波被害で200〜300人の遺体が見つかったという仙台市若林区の荒浜地区で、交通整理や住民の避難誘導に当たっていた。

 同僚の1人が轟音や水しぶきを上げて巨大津波が迫ってくるのに気付き、ほかの同僚2人や住民をパトカーに乗せて逃げたが、渡辺巡査部長の姿は見当たらなかったという。17日朝、現場から約100メートル離れた民家の玄関先でタンスの下敷きになっている遺体が発見された。

 気仙沼署大谷駐在所の千田浩二巡査部長(30)もパトカーで海岸に向かい、津波に飲み込まれた。河北署交通課の浅野興巡査部長(38)は北上川近くで被害状況を調査していたところを、津波に襲われたとみられている。

 このほか、気仙沼署鹿折駐在所の門馬勝彦巡査部長(52)、青木謙治巡査長(31)、同署北上駐在所の堀越政行警部補(56)、南三陸署警備課の根子裕誌巡査部長(34)の4人の安否が分かっていない。

35凡人:2011/03/28(月) 06:49:52
人間優先:忘れられた被災者たち-犬猫ペット
Monday, March 28, 2011
Pets also suffering from disaster
FUKUSHIMA (AP) Their fur caked with mud, pet dogs trot forlornly in rubble-filled streets along the devastated coastline, foraging for scraps and searching for owners.

A dog's life: Luna, a beagle, is tied to a tree near her makeshift house at an evacuee center in Fukushima on Thursday. AP PHOTO

Luna, a 6-year-old beagle mix, is tied to a tree, barking for attention or sleeping in a cardboard box on a dirty cushion, two bowls of frozen water before her.

Still, she is one of the lucky ones. She has food. Passersby pet and comfort her. She gets walked twice a day. And her 55-year-old owner is alive — he just cannot take her into the shelter he is staying at because of a no-pets rule.

Many other dogs and cats have been forced to fend for themselves since the March 11 earthquake and tsunami, which obliterated homes and killed more than 10,000 people.

"This is a big calamity for pets, along with people," said Sugano Hoso of the Japan branch of the U.S.-based United Kennel Club. "Many are on their own, and many more are trapped in evacuated areas where people have left."

The biggest concerns are reuniting them with their owners and getting them food, medical treatment and shelter, she said. Her group is distributing food and other supplies where it can.

Also, thousands of pets have been left behind in the evacuation zones around the Fukushima No. 1 nuclear power plant, which was wrecked by the quake and tsunami and remains a radioactive hazard. These abandoned animals are likely to face health issues.

Faced with life-or-death predicaments, many pet owners did not have the presence of mind, the ability or perhaps the desire to see to the safety of their pets.

"We have requested that the government allow us into those zones to rescue dogs, but the government isn't listening to us," Hoso said.

Luna came from an evacuated area, but her family had time to pack their things and hers before escaping.

"When we were told to evacuate, one of the first things we did was make sure we had Luna and enough food to keep her going for a few days," said Masami Endo, a 55-year-old grocer.

Endo lives in the town of Minamisoma, only 25 km from the Fukushima nuclear plant. Residents have been ordered either to voluntarily evacuate or remain indoors because of the radiation risk.

Endo decided to come to the main shelter in the city of Fukushima — a gymnasium where about 1,400 people have taken refuge — about a week ago.

Tamae Morino brought her Persian-mix cat, Lady, to the shelter, although the pet stays outside.

The earthquake and tsunami, along with the sudden change of environment, have left Lady scared and agitated.

"She got sick, and is still very nervous," Morino said. "She is an important part of our family. But they don't allow pets into the shelter, so she has to sleep alone in the car. She seems very lonely. We are happy to have her with us, though. So many cats just vanished."

Ryo Taira's pet shop and animal shelter in Arahama, near Sendai, is caring for 80 dogs and cats whose owners are unable to take them into tsunami shelters.

"Evacuees are under a stressful situation, working on reconstruction and searching for missing family members," Taira said. "I think they cannot really have much energy to pay attention to their pets. So we want to do what we can to help reduce their stress."

36凡人:2011/03/28(月) 07:09:31
米軍による震災復興へ手助け 日米軍事関係良好なるか?
Monday, March 28, 2011
Disaster aid puts new face on U.S. military

SENDAI (AP) Just one year after tensions over U.S. military bases in Japan forced out Prime Minister Yukio Hatoyama, a relief mission mounted by American soldiers after the earthquake and devastating tsunami is showing a new and welcome face for troops the Japanese have hosted — sometimes grudgingly — for decades.

Helping hands: Marine Alex Lay (front) leads a team of U.S. servicemen unloading hardware to install hot showers at a makeshift shelter for evacuees in Higashimatsushima, Miyagi Prefecture, on Saturday. AP PHOTO

Roughly 20,000 U.S. troops have been mobilized in "Operation Tomodachi," or "friend." It is the biggest bilateral humanitarian mission the U.S. has ever conducted in Japan, its most important ally in Asia, and it is ramping up fast.

As logistics gradually improve, U.S. troops have been moving farther into hard-hit zones and providing tons of relief supplies and badly needed manpower to help the hundreds of thousands of Japanese whose lives were shattered in the March 11 disaster.

In a part of Japan that hosts few U.S. bases, the Americans in uniform are a high-profile presence.

"To be honest, I didn't think much about the U.S. troops until now," said Arika Ota, 29, who works at an amusement center in the coastal city of Sendai. "But when I see them working at the airport every day, I'm really thankful. They are working really hard. I never imagined they could help us so much."

The Sendai Airport cleanup is one of the troops' most visible — and successful — operations so far.

Now, the runways are clear enough to handle large cargo planes, the tossed-about cars have been placed in rows and the second floor houses a command center.

Capt. Robert Gerbract, who is in charge of the U.S. Marines' cleanup operations, said that when he arrived last week he felt like he had stepped back in time.

"It looked like if you had left an airport alone for 1,000 years. It was like an archaeological site. It was hard to figure out where to begin," Gerbract, an Iraq veteran from Wantaugh, N.Y., said as he looked out at the runway from the marines' makeshift command center in the departure lounge.

For marines like Gerbract, it is a satisfying assignment.

"I'd much rather be carrying relief food packages than a rifle, to be honest," he said.

The marines are just one facet of the U.S. operation.

• Within days of the tsunami, the USS Ronald Reagan was stationed about 160 km off Japan's northeastern shore. It had to reposition itself due to radiation from the crippled Fukushima No. 1 nuclear facility but is now sending sorties to hard-hit towns. The U.S. Navy has 19 ships, 140 aircraft and 18,282 personnel assigned to assist in the operation. It is sending barges filled with fresh water to help cool the seawater-soaked reactor site.

• The air force has opened its bases for relief flights. Its transport planes have flown dozens of missions and its fighters have flown over the devastation in search of survivors. Two of its aircraft have helped Japanese officials monitor the nuclear plant.

• Nearly 500 soldiers with the U.S. Army in Japan, which has fewer troops in the country than the other branches, have delivered blankets and other supplies and are conducting support and refueling for military helicopter operations.
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37凡人:2011/03/28(月) 07:10:53
The U.S. forces stress that they are not taking a lead role. That is being done by Japan itself, which has mobilized more of its troops than at anytime since World War II.

"What we're doing is coordination with the Japanese army (Ground Self-Defense Force)," said gunnery Sgt. Leo Salinas, of Dallas. "Every mission we do is a bilateral mission. They are all Japanese-led and under Japanese initiative. These guys are our allies and, more than that, they are our friends. Whatever they want us to do, we will do."

The Japanese public has usually been pro-America and generally sees the military presence as a benefit.

But the relationship is complicated by a strong pacifist undercurrent in public opinion borne from World War II. Japan's own military is strictly limited to national self-defense and many Japanese feel the U.S. presence could make their country a target or draw Japan into a conflict involving American troops over Taiwan or other flash points.

Even at the shelters where crucial U.S. help is arriving, some Japanese expressed mixed feelings about the troops.

"I feel thankful that they are helping us," Yoko Hiraoka, 40, said as a convoy of U.S. Marines arrived at her evacuation center in Higashimatsushima, Miyagi Prefecture, on Saturday. The marines set up showers, which the evacuees had lacked for two weeks.

"But I still have reservations about having U.S. troops in Japan," Hiraoka said. "I'm happy today, and I appreciate their help, but it doesn't fundamentally change the way I feel."

About 50,000 U.S. troops are stationed throughout Japan under a mutual security treaty signed in the 1960s. Tokyo strongly supports the alliance, because it saves Japan money on defense and serves as a powerful deterrent in the region, particularly as China's military strength and economic clout rise.
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38凡人:2011/03/28(月) 07:11:23
But opposition to the bases is high in Okinawa, a strategically important outpost that hosts more U.S. troops than any other part of Japan.

That concentration of forces — including the marines who make up the bulk of the on-the-ground assistance in the disaster-hit area — is an endemic source of friction with local residents, who complain of noise, overcrowding, the danger of accidents and base-related crime.

Tensions between the marines and Okinawans boiled over in 1995, when two marines and a sailor raped a local schoolgirl. The outrage from that attack led to an agreement that the U.S. military would reduce its presence in Okinawa.

Both sides agreed to close down Marine Corps Air Station Futenma, an airfield in the middle of a heavily populated area that has long symbolized the military burden for Okinawans.

But after more than a decade, the base remains open. Washington wants to replace Futenma with another facility on Okinawa before relocating 8,500 marines to the U.S. territory of Guam, as it has agreed to do by 2014. But year after year, the Okinawans strongly oppose the construction of any new facilities.

Unable to make any headway in the dispute, Hatoyama was forced to resign last year.

Koichi Nakano, a political science professor at Sophia University in Tokyo, said he believes the disaster relief mission will help build good will, but does not expect it to have much impact in Okinawa.

"The good will of the Japanese to the Americans . . . even to the American presence in Okinawa, has not really been a problem of the mainland," he said.

"The problem remains Okinawa. The Okinawans will be saying, 'Of course it's good what the Americans did, but why do the bases have to be in Okinawa?' "
3-3End

39凡人:2011/03/28(月) 10:15:09
東日本大震災救援のため
政府が認めた最初の外国人医療グループがイスラエルから到着。
Monday, March 28, 2011
First foreign doctors arrive to help victims

By MASAMI ITO
Staff writer

For the first time since the deadly earthquake and tsunami hit northeast Japan, the government on Sunday permitted a foreign medical team to enter the country to treat victims.

Although it is technically illegal for holders of foreign medical licenses to treat patients in Japan, the health ministry issued a notice lifting that restriction, limited to the disaster areas, three days after the quake.

A team of 53 medical aid workers from Israel, including 14 doctors, seven nurses and the interpreters, arrived at Narita airport Sunday evening to go to Minamisanriku in Miyagi Prefecture, where they plan to set up a field clinic and assist local doctors in the initial examination of disaster victims.

According to a Foreign Ministry official, it's much harder to accept groups of doctors than search and rescue teams because the former require more coordination between governments and local municipalities. The doctors must be self-reliant, and qualified interpreters must be on hand to help the doctors and patients communicate with each other.

Although details were unavailable, the government is considering accepting more foreign medics.

"Locals will be very surprised if a foreign medical team arrived out of the blue," an official said. "It is the same when a Japanese medical team goes abroad — there needs to be thorough coordination with the government, matching the needs of the people and the offers from abroad."

Luckily, the Israeli medical team is a perfect match for Minamisanriku.

The Foreign Ministry's Middle Eastern and African Affairs Bureau said that Israel had offered medical services early on and Isamu Sato, the mayor of Kurihara, which is next to Minamisanriku, specifically asked for their help.

According to an official, the city has direct connections with Israel, including having received donations when the last relatively big earthquake struck the region in 2008.

"We had just received word from Kurihara around the same time Israel offered medical services and we succeeded in creating a match," the official said. "It wasn't like we had left the issue unattended. We had been working closely with Israeli and Kurihara authorities trying to find a way to (send the medical team) without burdening the local government."

The health ministry sent out a notice to local governments in Iwate, Miyagi and Fukushima prefectures March 14 saying that the "minimum necessary" medical procedures may be taken by foreign doctors given the emergency situation.

The last time such a notice was given was in 1995 after the Great Hanshin Earthquake, which claimed over 6,000 lives.

40凡人:2011/03/29(火) 06:47:53
米協会、日本人留学生を緊急支援 1人最高40万円
2011.3.24 10:31

 米教育交流団体、国際教育協会(IIE、本部ニューヨーク)は23日、東日本大震災で家族などが被災し、学費や生活資金の仕送りに困難が生じた在米日本人留学生への緊急支援制度を設けたと発表した。

 対象は「最も激しい被害を受けた地域」の出身者で、今年1月初めに米国の大学(短大含む)に在学中の者。応募して認められると、1人最高5千ドル(約40万円)が支給される。

 応募は大学の留学生担当者が行い、第1次締め切りは4月4日。応募には震災で仕送りが困難になったことを具体的に示す必要がある。学部学生が優先だが、大学院生も選考の対象という。

 同協会は大学当局に対しても、学費免除や奨学金支給など可能な限りの支援を求めている。

 2009年秋における米国への日本人留学生は計約2万5千人で、うち約52%が学部学生。(共同)

41凡人:2011/03/29(火) 06:50:08
死者・行方不明者2万5590人 24日午前9時現在 警察庁
2011.3.24 10:49

 警察庁によると、24日午前9時現在、東北など12都道県警が検視などで確認した死者数は9523人に上った。これまでに家族らから届け出があった行方不明者は1万6067人で、死者と行方不明者は合わせて2万5590人になった。重軽傷者は18都道県で計2755人。

 また、24日午前10時現在で検視が終了したのは約9260人で、このうち身元が確認されたのは66.3%の約6140人。約5700人の遺体が遺族に引き渡された。

 各県の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手2939人▽宮城5714人▽山形1人▽福島812人▽東京7人▽茨城20人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉17人▽神奈川4人。

 建物の被害は、全壊・流失が9都県で1万9489戸に上っている。ただ、岩手、宮城、福島3県では沿岸部を中心に壊滅的な状況に陥っており、把握できていない場所が多数あるとみられる。

 また、警察が把握している避難所は16都県で1882カ所。避難所に身を寄せている人は減少しつつあるが、依然として25万7064人に及んでいる。

42凡人:2011/03/29(火) 14:02:10
泥だらけ遺体「少しでもきれいに」 福島・南相馬市 検視の警部補 
2011.3.29 産経

太平洋沿岸沿いの集落は、津波によって壊滅的な打撃を受けた=12日、福島県南相馬市(緑川真実撮影)

 津波に、余震、原発…。「正直、怖かった」。東日本大震災で津波に襲われ、原発事故で屋内退避地域となった福島県南相馬市。検視のため現地に派遣されたある警察本部の40代の警部補が、懸命に遺体と向き合った1週間を振り返った。

 「遺体はまるで泥の塊だった」。警部補が南相馬市に入ったのは地震発生2日後。5府県警の計160人が10人ずつのチームをつくり、東京電力福島原発から約20キロの高校体育館で検視を続けた。

 最初の遺体を見て絶句した。泥で真っ黒になった顔。体は傷だらけ。次から次に運ばれてくる遺体に、番号札を付ける。抱っこひもをした女性もいたが、抱いていたはずの赤ちゃんはいない。

 数々の事件現場を経験したが「災害はこんなに多くの罪のない人の命を一瞬で奪うのか」と、やるせない感情が押し寄せてきた。

 消防車の高圧放水で泥を流して服を脱がせ、1体ずつバケツの水で手洗いする。「少しでもきれいにして家族に返したかった」。どの警察官も同じ思いだった。「みんなが遺体を自分の家族に置き換えていた」

 体育館の中は静かだった。黙々と検視を進める。休憩時間になっても誰もしゃべらない。死因は溺死がほとんど。遺体の胸を押して、口から水が出るのを確認した。身元不明遺体は指紋を採り、DNA鑑定のために血液や爪を採取した。

 一方、余震や原発事故の影響で、検視作業は度々、中断させられた。食事は自分たちで調達し、車内で宿泊することも。「放射線の状況は何も分からない。余震もあり、正直怖かった」。それでも、誰も帰りたいとは口にしなかった。

 妻からは「一人でも多くの人を家族の元に帰してあげてね」とメールが届く。

 警部補のチームは1週間で約50体を検視したが「何もできなかった」と無力感にさいなまれた。任務を終えた帰りの道中、南相馬市は雪が積もっていた。

 「この下にはまだまだ千人以上の人が眠っている。また、助けにくるから」。そう誓わずにはいられなかった。

43凡人:2011/03/29(火) 17:05:58
この悲話はテレビ番組で知った。津波警報のスピーカーから流れる未希さんの最後の声。彼女が行方不明になる直前に撮られたビデオに入っている。それをじっと聞き入る御両親の無念さ。その顔が画面に映し出されていた。無事を祈りたいが、不幸にも彼女が遺体でみつかっても、彼女の勇気と自己犠牲は人々の心にいつまでも生き続ける。悲しくも美しい実話なので、きっと彼女の最後のシーンをメインにしたテレビのドラマや映画が制作され、近い将来再び彼女が大きく語られる日がくることに間違いない。
*****
命の限り叫び続けた 防災放送の女性職員、結婚式控え安否不明 母「頑張ったね」
2011.3.29 産経

津波に襲われ鉄筋の骨組みだけが残った防災対策庁舎。遠藤未希さんは2階から放送で避難を呼び掛けていた=26日、宮城県南三陸町

 大きな揺れの後、津波の来襲と高台への避難をひたすら呼び掛け続けた。東日本大震災で、津波に押しつぶされた宮城県南三陸町で防災放送の担当職員だった遠藤未希さん(24)。いまだ安否が分からない。「しっかり頑張ったね。でも、何も命を張ってまで…」。いたわりと無念さに揺れる母親。秋に結婚式を控え、準備を進めていた。

 「ないよね」。避難所に張り出された身元不明者、死亡者の特徴を書いた紙を指で追いながら、母親の美恵子さん(53)がつぶやいた。震災から2週間以上が経過し、更新される情報も日に日に少なくなっていく。

 震災翌日から2日間はがれきの中を歩き続けた。「見つけられなかった。自分たちの手ではどうしようもなかった」。隣に寄り添う父親の清喜さん(56)はうなだれた。

 3階建ての防災対策庁舎は津波にのまれ、赤い鉄筋だけが無残に立ち尽くす。

 11日、未希さんは2階で放送していた。「6メートルの津波が来ます。避難してください」。冷静で聞き取りやすい呼び掛けが何度も繰り返された。海岸にいた両親にもその声は届いた。

 庁舎に残った職員約30人のうち、助かったのは10人。高台の高校に避難した人からも波にさらわれる職員の姿が見えた。

 未希さんは勤続4年目の昨年4月、危機管理課に配属された。介護の仕事に就くことを考えていたが、両親の希望を聞き入れ、町職員を選んだ。

 昨年7月に婚姻届を出し、今年9月の披露宴に向け楽しそうに準備していた。景勝地・松島のホテルを早々と予約。昨年12月、初めて衣装合わせをしてみた。「3月にはウエディングドレスの新作が出るの。お母さん一緒に見に行こうね」。そう約束していた。

 美恵子さんは「放送が途中で切れた」と知人に聞かされた。最後の方は声が震えていたという。「放送するのに精いっぱいで、逃げられなかったんだろうね。実際は怖かったと思う。母親の私が守ってあげられなくて。申し訳なくて」

 町は人口約1万7千人。約8千人の所在が分からず、被害の全容はまだ把握できていない。それでも避難所へ逃げた女性(64)は「あの放送でたくさんの人が助かった。町民のために最後まで責任を全うしてくれたのだから」と思いやった。「『ご苦労さま。ありがとう』という言葉をかけてあげたい」と清喜さんは涙ぐんだ。

 「未来の未に、希望の希」。美恵子さんは娘の名前をそう説明した。壊滅した町には新しい電柱が立ち、がれきの間に道が通るようになった。少しずつだが、未来に向けて動き始めている。

44凡人:2011/03/30(水) 01:36:40
NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」
2011.3.29 20:09

 【ワシントン=古森義久】米紙ニューヨーク・タイムズは28日付で「津波後の日本は自粛という新たな強迫観念に襲われた」との見出しの記事を掲載し、日本国民の多くが地震や津波の犠牲者への弔意から日常の活動を縮小するようになり、国民経済への悪影響が懸念されると伝えた。

 東京発の同記事は、日本で「地震、津波、原発で何十万という国民が被害を受けたことから、被災地以外でも、少しでもぜいたくにみえる活動はすべて非難されるようになった」とし、日本国民のすべての層が生活面での「自粛」をするようになったと報じた。

 自粛はまず電力の節約という形をとり、日本国民が「電灯、エレベーター、暖房、トイレ座席の暖房まで止めるようになった」とし、安売りカメラ店の客案内の音声やカラオケ店への出入り、桜の花見、高校野球応援、東京都知事選の候補の音声までが自粛されていると指摘した。

 同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう」と述べている。

 また「東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ」とも論評した。

45凡人:2011/03/30(水) 02:03:19
東日本大震災:あいまいな避難場所で被害拡大 岩手・釜石

岩手県釜石市の拠点避難所「鵜住居(うのすまい)地区防災センター」には、施設内や周囲に住民100〜200人が避難したとみられるが、生存者は約30人にとどまり、これまでに54人の遺体が見つかった。市の指定避難場所ではなかったものの、避難訓練の集合場所になっており、震災8日前の訓練でも住民が集まっていた。一方、高台にある指定避難場所の神社に逃げた住民の多くは助かった。生存者の証言を集めると、拠点避難所のあいまいな位置づけが被害拡大を招いた実態が浮かぶ。【鈴木一生、山本将克、稲垣淳、大野友嘉子】

 「近所の人はいざとなったら、そこさ行こうと話していた」。センターから約50メートルのところに住み、母と一緒にセンターに逃げた市川紀吉さん(41)はこう証言した。

 センターは鉄筋コンクリート造り2階建てで、昨年2月に完成。1階は消防署の出張所などが入り、2階は避難室や備蓄倉庫が設けられていた。市によると、センターは最初に逃げる指定避難場所ではなく、津波や土砂災害で高台などにいったん避難した被災者が家を失うなどした場合に中長期的に滞在する拠点避難所に指定されていた。

 市川さんによると、2階の避難室は当時、パニック状態。窓から家屋が車のようなスピードで流れているのが見え、あわてて奥の備蓄倉庫に逃げた。足に水を感じた瞬間、あっという間に水かさが増し、水圧で左半身が天井に押し付けられたが、傍らの母を右手で抱え込んだ。限界だと感じたころ、水位がゆっくり下がった。

 水面から顔を出した母は息が止まっていた。約1メートル離れた水面から浮き上がった男児も、青い顔をしていた。「大丈夫か」と声を掛けると、小さくうなずいた。「おっかあ、すまん」。母をそのままにして、生存者を捜した。

 泥まみれになった2階のテーブルやマットのそばで、女性が子供の名前を連呼していた。10〜15分して第2波が押し寄せた。死を覚悟したが、水は天井から数十センチのところで止まった。波が引いた時、助かったはずの男児と女性の姿はなかった。「地獄だった」

 一方、近くの理容師の小林誠一さん(65)は、家族5人にセンターより高台にある鵜住神社に逃げるよう指示し、後から自分も逃げた。神社が指定場所と知っていたからだ。

 境内では住民約70人が立ち尽くしていた。振り向くと、境内の手前まで波が迫っていた。同じころ、センターは2階まで波にのまれていた。

 センターでは昨年3月3日、津波を想定した避難訓練が行われていた。市によると、地元町内会から「足が悪い高齢者らがいるので、(集落から近い)センターを使いたい」と要望があり、市もこれを許可した。今年3月の訓練でもセンターを使い約100人の住民が参加した。センターの生存者、三浦信子さん(64)は「避難訓練をしていたので、そこに逃げれば安全だと思いこんでいた」と振り返る。

 市防災課の山田守課長は「高台への避難を常々呼びかけてきたつもりだったが、周知が足りなかった」と話している。

毎日新聞 2011年3月29日

46凡人:2011/03/30(水) 02:42:11
震災で汚損したお金の交換 担当者増へ

 日銀は、汚れたり破れた金の交換を全国の本支店で受け付けている。普段も交
換しているが、東日本大震災の津波で汚損したお金が大量に持ち込まれると予想
し、仙台支店などの担当者を増やして対応する。破れた紙幣や燃えて灰になった
紙幣も、面積の3分の2以上が残っていれば全額、5分の2以上3分の2未満が残
っていれば半額分の新しいお金と引き換える。問い合わせ先は青森支店が 電話
017・734・2151、仙台支店022・214・3111、福島支店024・521・6363。(共同)

 [2011年3月28日18時10分] nikkansports

47凡人:2011/03/30(水) 02:48:46
東日本巨大地震の発生以降、被災者への義援金名目で現金をだまし取ろうとする詐欺事件が多発している。

 警察庁などによると、被害届の提出を含めた警察への相談件数は全国で146件(28日現在)に上り、都道府県の消費生活センターなどへの相談も含めると地震関連のトラブルは200件以上とみられる。集金や振り込みを求めるほか、売上金を義援金に充てるとうたって東北特産のリンゴなどを売るケースも。同庁は「不審に思ったら警察に相談を」と呼びかけている。

 同庁などによると、神戸市須磨区に住む80歳代の女性宅に、女の声で「宮城の地震の関係で募金をお願いしている。100万円でもいい。家まで取りに行く」と電話があった。不審に思い、女性は電話を切ったという。松山市では、60歳代の女性が、自宅を訪ねてきた男2人に「義援金をお願いします。義務で一口5000円」と要求されて支払うなど、愛媛県内でも詐欺事件が3件あった。

 今回の地震に便乗した詐欺まがいの商売を巡る相談も相次ぐ。トラックに積んだ果物を「東北産」と言って義援金名目で販売するなど、現地への同情を誘うような手口が横行しているとみられる。

 兵庫県但馬生活科学センターによると、同県朝来市で22日、男が70歳代の主婦宅を訪れ、「福島県からリンゴを売りに来た。売上金は義援金にする。1箱1万5000円」と持ちかけた。トラックは宮城ナンバーだったが、東北なまりがなく、不審に思った主婦は購入を拒否した。40歳代の女性は、「売上金の一部を義援金に」と言われ、青森県産とされたリンゴ20個を5000円で購入したという。

(2011年3月29日17時43分 読売新聞)

48凡人:2011/03/30(水) 02:54:28
触るとかぶれる薬品容器 大量流出
3月29日 21時52分 NHK オンライン

岩手県大槌町では、津波により、触れると皮膚がかぶれるおそれがある薬品の入った容器が化学工場から大量に流れ出たことが分かり、会社などは、見つけたら触らずに連絡してほしいと呼びかけています。

薬品の入った容器が流れ出たのは、大槌町を流れる小鎚川の河口近くにある「岩手ケミカル」の工場です。会社や町によりますと、この薬品は白い粉状のもので、繊維を柔らかくする製品の原料だということです。工場では、この薬品を袋に入れて密封したうえで容器に入れていたほか、製品も別に保管していました。しかし今回の津波ですべて流され、現在も薬品の入った容器341本と製品の入った容器36個が見つかっていないということです。薬品が入った容器は、直径40センチ、高さ48センチの円筒形のダンボール製のものと、直径60センチ、高さ90センチの水色のドラム缶のものがあるということです。また、製品の入った容器は、色が白で、縦、横が、およそ1メートルのポリエチレン製だということです。この薬品は、法律で指定された毒物ではないものの、触ると皮膚がかぶれるおそれがあるということで、岩手ケミカルは、住民に、がれきの中などから容器が見つかった場合、触らずにすぐに連絡してほしいと呼びかけています。連絡先は、岩手ケミカルが090−4886−1106、または、090−8251−1053。釜石保健所の環境衛生課が0193−25−2702です。

49凡人:2011/03/30(水) 03:27:19
身元不明者遺体、東京で火葬へ 宮城・名取市が決定
2011年3月29日 22時49分

 宮城県名取市は29日、東日本大震災で犠牲になり同市の遺体安置所に保管されている身元不明者の遺体について、一部を近く東京に搬送して火葬することを決めた。市町村が被災した身元不明者遺体の火葬を決めたのは初めてとみられる。

 29日時点で市の安置所にある約100体の身元不明遺体のうち、収容から長時間が経過して傷みが激しく、保管を続けても身元判明の可能性が低いと判断された約70体が対象になる見通し。

 身体的特徴がはっきりしていたり、所持品で身元が特定される可能性が高い場合は除外される。

 宮城県警は検視の際にDNAや歯型を採取しており、身元確認作業は引き続き進められる。

 県警から遺体の引き渡しを受けた市が、都営瑞江葬儀所(江戸川区)に運び、遺灰は持ち帰って安置所で保管する。

 市によると、市の火葬場での身元確認された犠牲者の火葬は2週間待ちの状態。全国各地に問い合わせ、東京都が引き受けた。

 佐々木一十郎市長が方針を決定。市は「できるだけ丁重に取り扱えるよう配慮した」としている。地震発生から半月以上が経過し、各県は身元不明者について火葬や土葬の方針を打ち出している。

 墓地埋葬法は身元不明者の遺体について、市町村長が埋葬か火葬にすると定めている。

(共同)

50凡人:2011/03/30(水) 22:30:07
灯油の盗難相次ぐ…飲食店や家のタンクから

 地震発生後から燃料不足が続く山形県内で27日、灯油の盗難事件が相次いだ。

 午前5時40分頃、東根市内の飲食店で、店舗内の灯油タンクから灯油約450リットル(4万2750円相当)が抜かれているのを出勤した従業員が発見し、110番した。

 村山署の発表によると、同店関係者が就寝した午前1時頃までは不審なことはなかったという。タンクは店東側の出入り口付近の通路に設置されており、ドアは施錠されてなかったという。

 また、午前6時50分頃、山辺町根際、軽貨物運送業長岡利広さん(60)方のホームタンクから灯油約150リットル(1万2000円相当)が抜かれているのを長岡さんが発見し、山形署に通報した。発表によると、25日午後10時まではタンクに灯油が入っているのを長岡さんが確認していたという。

(2011年3月28日05時17分 読売新聞)

51凡人:2011/03/30(水) 22:33:11
震災後からの窃盗288件、被害1億円…宮城

 宮城県警は30日、東日本巨大地震直後の11日から26日までに、県内の窃盗事件が288件と、前年比100件以上増加したと発表した。

 被害総額は約1億円に上るという。被害の内訳は現金約7500万円、商品などの物品が約2500万円。

 県警の発表では、無人のコンビニやスーパーに侵入して商品を盗み出す出店荒らしが前年比60件増の80件。燃料不足などの影響とみられるガソリン窃盗などの非侵入窃盗は同40件増の120件発生した。

 また、会社などの事務所に侵入しての窃盗事件も14件起きており、気仙沼市の気仙沼信用金庫松岩支店では、地震で被害を受けた金庫室にあった金庫の中から約4000万円が何者かに盗まれる事件があった。

(2011年3月30日14時00分 読売新聞)

52凡人:2011/03/31(木) 12:51:03
水産業被害、宮城3700億円 漁船1万2000隻損壊・流失
2011/3/31 5:58 日経

 東日本大震災による東北の沿岸部での水産業の被害状況が明らかになってきた。宮城県は30日、被害額が3742億円、漁船の9割の状況が不明と発表した。岩手県では3割の漁船が損壊し、被害額は全体で900億円に達した。漁港や養殖場、定置網なども被害を受けているが全容の把握は難航しており、被害額が最終的にどこまで膨らむかははっきりしない。

 宮城県では、20トン未満の沿岸漁船の1万2005隻が津波により損壊したり流失したりしたとみられる。沖合・遠洋漁業用の20トン以上の漁船約160隻については調査中。カキ処理場や冷凍・冷蔵施設など172施設も損壊した。漁港、養殖施設、水産物などは全てが被害を受けたと仮定して被害額を算出した。

 宮城県漁業協同組合(宮城県石巻市)では支所など50施設中40施設が全損した。組合員1万633人のうち、現在判明している死者・行方不明者は219人。21日に開いた経営管理委員会で木村稔会長は「復興には10年以上かかるだろうが、気を落とさずに地域の再建に取り組もう」と述べた。

 岩手県では24漁協のうち14漁協の事務所が損壊した。宮古漁業協同組合では「1000隻強あった船で残っているのはわずか。養殖場はほとんどが流失した」という。岩手県の被害額は漁協などの報告を基に積み上げているため、今後さらに膨らむ見通しだ。

 岩手県漁業協同組合連合会(盛岡市)は29日に県内の24漁協の組合長による会議を開催し、国や県への要望のとりまとめを始めた。

 青森県は八戸港を中心に被害を受けており、県によると30日現在の被害額は約40億円に上る。小型漁船は495隻、大型漁船は51隻が滅失・破損した。

53凡人:2011/04/01(金) 04:48:59
壊滅被害の岩手・大槌町 役場復旧追いつかず
2011年3月31日 東京中日夕刊

 東日本大震災では、市役所や町役場も被災し、復興を遅らせる要因になっている。中心部が壊滅状態の岩手県大槌町は、町役場が津波に流され、加藤宏暉町長が亡くなった。管理職を含め二割を超える職員が死亡、行方不明となっている。残された職員らは、寝る間を惜しんで復旧作業に当たっている。 (戸川祐馬)

 町は震災後、避難所となっている中央公民館の一部に災害対策本部を設置し、役場機能を移した。東梅(とうばい)政昭副町長が職務代理者として震災対策などを指揮しているが、職員百三十六人のうち三十数人が死亡または行方不明。七人の課長すべてがいない状態で、職員不足が重くのしかかっている。

 役場内部にあったものは、すべて津波に流された。現在、死亡届と出生届、仮設住宅の入居希望はかろうじて受け付けているが、住民票などの証明書の発行はできていない。

 一部被災地では、定期的に報道向けの説明をしているが、同町では報道対応にまで十分に手が回らない。

 中央公民館ロビーには、相談ブースが設けられ、職員が対応に追われている。震災直後は身元や避難者名簿の確認に訪れる人が多かった。最近では、流された自動車や家をどうすればいいのか、電気や水道の復旧時期など、生活にかかわる相談が増えたという。ある女性職員は「住民サービスはできていない状態」と嘆く。

 町は、町立大槌小学校の校庭にプレハブの仮設庁舎を建て、四月十日には業務を開始したい考え。三十一日に退職する職員の一部を再任用するなどして、危機的状況を乗り越えようとしている。

 四月二十四日に予定されていた町長選は特例法に基づき延期となったが、この先も実施の見通しは立たず、町長不在の体制が続く。

54凡人:2011/04/01(金) 08:47:40
泥土・ヘドロ臭・傾いた家…浦安、液状化の爪痕

液状化で傾いた電柱(千葉県浦安市今川で)
液状化で浮き上がったマンホール(千葉県浦安市で)=中司雅信撮影

 東日本巨大地震は、関東地方にも深い爪痕を残した。

 千葉県では津波や転倒で17人が死亡し、浦安市など東京湾沿岸で液状化現象が起きた。「私たちも被災者。でも、東北の人たちのことを考えると……」。住民は静かに耐えている。

          ◇

 亀裂や段差が走る道路、傾いた住宅や電話ボックス、1メートルの高さに飛び出したマンホール……。

 東京都に隣接する千葉県浦安市は、舞浜や新浦安など、市内の約4分の3を占める埋め立て地が、液状化現象に見舞われた。

 25日午前の時点で市内4000世帯で断水。9600世帯で下水道の使用が制限され、約4000世帯でガスが止まっている。東京ディズニーリゾートも、建物などの被害はなかったが、一部の駐車場が液状化で泥に覆われた。電力の供給状況などを踏まえて休園中だ。

 毎日朝と夕方、ペットボトルを持って市の給水車へ向かう主婦(38)は「水道が使えず、一家4人、入浴も洗濯もできない。食事もパンやコンビニ弁当ばかりです」と疲れた表情で話した。

 23日の夜は計画停電のため、3時間、懐中電灯の明かりだけの家で、ラジオのニュースに耳を傾けた。「東北で被災した人たちのことを考えると、我慢しなければと思うけれど、つらい」。この主婦はつぶやいた。

 地震と液状化のその時を、別の主婦(45)は「路面がうねり、あちこちで舗装がきしみ声を上げた」と話した。会社員の男性(54)も「地面から、滝を逆さまにしたように泥水が噴き出し、埋まってしまうと思って必死に逃げた」と振り返る。

 街を覆った泥土は、市民やボランティアらの尽力で道路脇に撤去されたが、市などの回収が追いつかず、高さ1メートルほどの山になって並んだまま。乾燥すると土ぼこりを上げて舞い、雨が降ると下水やヘドロのような臭いを漂わせる。一日中、マスクが手放せない。

 上水道とガスは月末に復旧する見通しとなった。しかし、下水道は、どこが破損したか確認が難しく、市災害対策本部は「いつ使えるようになるかメドが立たない」と説明する。

 住民にとっては、資産価値の下落も気がかりだ。薬剤師の女性(56)は「子供が独立したら、今住むマンションを売って老後の資金にするつもりだった。でも、街にこんな被害が出ては……」と嘆いた。

 こうした中、市外の親類などの家に避難する家庭も。そこを狙った空き巣や車上狙いの被害が出ている。(大須賀軒一)

(2011年3月25日14時42分 読売新聞)

55凡人:2011/04/01(金) 08:50:11
石巻市役所、避難者100人に退去要請

 宮城県石巻市は、東日本巨大地震によって市役所本庁舎で避難生活を送る市民約100人に対し、行政運営に支障が出るとして、1日午後1時までに退去するよう求めている。

 次の避難先は示されず、避難者は途方に暮れている。

 市役所は市の指定避難所ではないものの、地震発生直後から市民が訪れ、事実上の避難所になっていた。ピーク時で約300人が庁舎2、3階のソファや床に毛布を広げて寝泊まりし、現在でも避難者が身を寄せている。ところが、市は3月30日朝、「市役所は指定避難所ではない」などと館内放送で避難者に伝え、退去を求めた。

 同時に庁舎内に相談窓口を設け、被災者の自宅に近い指定避難所を案内した。しかし、避難者によると、どこの避難所もいっぱいで、「市役所から移って来ることを断られるケースが多い」という。

(2011年4月1日08時06分 読売新聞)

56凡人:2011/04/01(金) 08:51:45
自衛隊と米軍連携、不明者を集中捜索…3県沿岸

 東日本巨大地震で、自衛隊は31日、在日米軍や海上保安庁などと協力し、岩手、宮城、福島の各県沿岸部で、1日から3日間にわたり、行方不明者の集中捜索に乗り出すと発表した。

 地震発生から1日で3週間となるが、自衛隊と米軍などが連携し、一斉捜索するのは初めて。行方不明者は警察庁のまとめで計1万6400人余りに上る。多くが沖合に流された可能性があり、地上と海での集中的な捜索で発見に全力を挙げる。

 自衛隊の統合任務部隊司令部がある陸自東北方面総監部(仙台市)によると、集中捜索には、自衛隊約1万8000人と米軍約7000人が参加する。海保も巡視艇や人員の調整を進めている。

 3県の沿岸部を9地区に分け、地上からは陸自の九つの師団・旅団の部隊が捜索に入り、海上と空からの捜索には自衛隊と在日米軍があたり、航空機計約120機、艦艇は計65隻ほどが投入される。東京電力福島第一原子力発電所の半径30キロ圏内では実施しない。

(2011年4月1日03時09分 読売新聞)

57凡人:2011/04/02(土) 04:01:19
陸自と米軍の集中捜索、28人の遺体を収容

水に沈んだ車を捜索する自衛隊員(1日夕、福島県南相馬市で)=原田拓未撮影 東日本大震災による行方不明者の一斉捜索で、自衛隊は1日、同日朝から岩手、宮城、福島の各県沿岸部で在日米軍などと実施した結果、計28人の遺体を収容したと発表した。

 行方不明者は依然、1万6000人を超えており、3日まで集中捜索を続ける方針だ。

 陸自東北方面総監部(仙台市)にある自衛隊統合任務部隊司令部によると、捜索は、津波の影響で水没した地域や、河口付近、海上を中心に行われ、宮城県で18人、岩手県で6人、福島県で4人の遺体が見つかった。海上では、日米のヘリなどの航空機が遺体を発見すると、連絡を受けた艦艇が現場に向かうなどして収容した。収容した遺体の数について自衛隊幹部は「完全に水没した地域があるほか、行方不明者の多くが津波で海に流された可能性があり、捜索が難航している」と話している。

(2011年4月2日02時05分 読売新聞)

58凡人:2011/04/02(土) 04:01:50
男子ゴルフの金庚泰、義援金1千万円 昨季の賞金王2011年3月31日20時34分

 昨季の男子ゴルフの賞金王・金庚泰(韓)が31日、東京の日本ゴルフツアー機構を訪れ、東日本大震災の義援金1千万円を手渡した。日帰りで韓国から訪問し「お金だけなら振り込めば済むけど、直接来て心も伝えたかった。日本のツアーに受け入れてもらい、お金以上に大事なものを受けてきたから」と話した。

59凡人:2011/04/02(土) 04:02:33
災害派遣中の50代陸自隊員が死亡2011年4月1日23時58分

 陸上自衛隊は1日、東日本大震災で岩手県に災害派遣されていた第2特科連隊(北海道・旭川駐屯地)所属の50代男性の陸曹長が同日午前に死亡したと発表した。東日本大震災で災害派遣されている隊員の死亡は初めて。

 陸自によると、陸曹長は3月31日朝、体調の異常を訴え、盛岡市内の病院に搬送された。救命措置を受けたが、4月1日午前11時半ごろ死亡が確認された。

 3月12日に旭川駐屯地を出発し、行方不明者の捜索やがれきの除去などを担当していたという。3月30日から現場での任務を一時的に離れ、数日間の休養に入っていた。

60凡人:2011/04/02(土) 04:04:16
楽天・三木谷社長、個人として10億円寄付へ 2011年4月1日21時59分朝日

 楽天の三木谷浩史会長兼社長は1日の入社式で、東日本大震災の義援金として個人で10億円以上を寄付することを明らかにした。

 三木谷社長は神戸市出身で、阪神大震災で親類を亡くした。震災の10カ月後に大手銀行を退職し、その後に楽天を立ち上げた。入社式では「阪神大震災から神戸が復興するのに10〜15年かかったが、今回も日本は必ずこの危機を克服し、力強く復興すると信じている」と話した。

 楽天は会社としても3億円の寄付を決めている。

61凡人:2011/04/02(土) 04:05:45
震災絡みの悪質デマを公表…警察庁、立件も視野

 東日本大震災に絡むデマや根拠の不確かな情報が広まっているとして、警察庁は1日、インターネットや口コミで出回っている流言飛語の一部を公表した。

 ネット掲示板などに掲載された悪質なデマ28件については、3月31日までに警察からサイト管理者に削除要請を行った。

 「仙台市郊外で商品の略奪が横行」。宮城県内の避難所などで同様の風評が広がりネット掲示板でも書き込みが相次いだが、実際には名指しされたショッピングモールに窃盗などの被害はなかった。こうしたデマは口コミやチェーンメールのほか、存在しない新聞社名でネットに書き込まれたりして広がる。具体的な地名や店名を交えているために信用されやすく、警察や県庁に事実確認の問い合わせも複数寄せられている。

 被災地の県警ではデマで名指しされた地域を重点的にパトロールし、被災者の安心感の確保に努めている。また、故意に誤情報を流した人物を特定すれば名誉毀損(きそん)や業務妨害容疑での立件も視野に捜査するという。

(2011年4月1日22時58分 読売新聞)

62凡人:2011/04/02(土) 09:16:12
震災ボランティアの単位認定、全大学に要請へ 文科省
朝日新聞2011年3月31日23時4分

 文部科学省は全国の国公私立大学に対し、学生が東日本大震災の被災者支援ボランティアに参加した場合、その活動を大学の単位として認めるよう要請する方針を固めた。震災から約3週間がたち、被災地でも徐々にボランティアの受け入れ態勢が整うなか、学生による被災地支援の動きを後押しするねらいがある。

 今週中にも各大学に、ボランティア活動を単位認定すること▽ボランティア活動のため休学する学生について、その間の授業料を免除すること▽保険に加入してケガなどに備えるよう学生に周知徹底することを求める文書を出す。

 東日本大震災の発生当初は、被災地で食料やガソリンなどが不足し、ボランティアの学生が大勢で現地入りした場合、被災者に行き渡るべき物資を学生が消費してしまう懸念があった。

 また、各地から支援に集まってきた人たちに仕事を割り振るボランティアセンター機能も整備されておらず、「募集がかかるまでは現地に行かなくてもできる支援活動を」(明治大学)と、被災地入りを自粛するよう学生に呼びかける大学もあった。

 その後、被災地では物資不足は完全に解消されていないものの、被災各県のホームページなどでボランティアの募集が始まり、春休み中の学生たちが相次いで現地で活動を始めている。こうした状況から、文科省は学生のボランティア参加を推奨するねらいを込めて、通知を出すことにした。(青池学)

63凡人:2011/04/02(土) 09:27:16
避難渋滞、津波被害を拡大 促しても車降りる人少数 朝日2011年4月1日17時32分

 東日本大震災の地震の直後、被災各地で渋滞が起こり、車列ごと津波に流されていたことが、生存者らの証言で分かった。車による避難は渋滞を招いて被害を拡大させるという防災関係者の懸念が、車社会を襲った初の大津波災害で現実となった。

 宮城県警によると、津波の被害の大きかった宮城県名取市では地震直後、海岸線に並行して延びる県道の渋滞が確認されている。

 同市に隣接する仙台市若林区の渡辺静男さん(59)は、避難場所の小学校へ駆け足で向かう途中、信号の消えた県道交差点で車が立ち往生しているのを見た。警察官は車をたたいて避難を呼びかけたが、車を捨てて逃げる人の姿は見なかった。小学校に駆け込むと同時に津波が到来。校舎は3階まで水没し、車列が濁流に流されていたという。

 同県石巻市や気仙沼市、岩手県釜石市でも、被災者が渋滞を目撃したり体験したりしている。

 釜石市では、国土交通省の港湾事務所付近の国道が渋滞した。職員によると、同事務所の屋上に避難するよう、同僚が拡声機で車列に向かって叫んだが、応じた人は少数だったという。

 知人の車で避難しようとした気仙沼市の渡部せつ子さん(82)は、渋滞中に濁流にのまれた。車ごと家に乗り上げ助かったが、「車から離れるなんて思い付かなかった」と語る。近所にある魚市場の高さ約10メートルの屋上に避難した約600人は津波の被害を免れた。

 災害時の心理に詳しい東北大の邑本(むらもと)俊亮(としあき)教授は「緊急事態で人は正常な判断力を失い、最初の判断を変えづらくなる。渋滞に巻き込まれても、車を降りる決断は難しいだろう」と言う。

 一方、福島県相馬市の佐藤勇一さん(61)は、車で命拾いした。住んでいた集落はほぼ壊滅。自宅から最も近い高台へは1キロ以上あり、「病気の妻と徒歩で逃げたら、間違いなく死んでいた」という。

 震災では、宮城県だけで約14万6千台の自動車が津波で流された。邑本さんは「避難弱者に車を譲り、自力で逃げられる人は車に頼らないことで、被害は減らせるはず。そんな行動を促す社会教育が急務だ」と話す。(乗京真知、長野剛、荒海謙一)

64凡人:2011/04/03(日) 04:23:51
地方は国/政府の命令を待たずしては何も始まらない。あらゆる生活において、中央政府のコントロールが徹底されている。この中央政府とは東京に存在し、東京にある大学出身が要所を占め、東京の文化の優位性を全国に知らしめている。財政自立ができない地方政府はそれを当たり前のように受け止め、東京にお金の陳情に行く。マスコミや受験産業はこの波にのりビジネス発展をはかる。地方の関心はもっぱら子女を東京大学に入学をさせること。この強力な一元主義は共産圏の国を思い起こさせるほどだ。
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服装の基準求める 福島県、新学期迎え
2011.4.3 01:08

 福島県は2日、東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、県内の小中高校が新学期を迎えるのに合わせ、放射線の影響に関して、国に登下校時の服装などの明確な基準を示すよう求めていたことを明らかにした。

 福島県教育委員会によると、児童や生徒に与える影響を心配した保護者から学校側への問い合わせが増えているといい、服装のほか体育や野外活動など学校生活での注意点について対応策をまとめるよう要望した。

 県内の小中高校は早ければ6日から始業式や入学式が始まる。国側の担当者は「大至急回答したい」としている。

65凡人:2011/04/03(日) 12:44:43
「殺人」「暴行」…震災デマで警察が対策強化
2011.4.3 09:06

地震発生後に出回っている「有害物質が雨などと降るので注意」とするメール。携帯電話のメールなどで拡散している

 東日本大震災で、インターネットの書き込みなどを通じ、被災地の治安情勢や原発事故に関するデマが広がっているとして、警察庁や岩手、宮城、福島の3県警などは、誤った情報に惑わされないよう呼び掛けるチラシの避難所への配布や、サイバーパトロール強化などの対策に乗り出した。

 警察庁は「不安をあおり極めて悪質」と事態を重視。全国の都道府県警は、ネットに書き込まれた震災に関するデマ28件の削除をサイト管理者側に依頼、11件が削除された。

 同庁によると、3県では窃盗など被災地特有の犯罪は起きているが、通常より多発している状況はない。地震や津波で壊滅的な被害を受けた地区でも、殺人や強盗、強姦(ごうかん)や強制わいせつ事件の報告は1件もないという。

 ネット上で確認された被災地に関するデマは「国道の規制が解除され、プロの犯罪者が入ってきている」「殺人や暴行が起き、一人では歩けない状態」など悪質な内容が目立つ。福島第1原発から半径30キロ圏内についても「外国人窃盗団が荒らしている」など根拠のない情報が出回っている。

 これらのデマは、ネット上の掲示板や交流サイトに書き込まれた後、ツイッターやチェーンメール、口コミなどで広まる傾向が強いという。警察庁などは「不確かな情報をうのみにせず、報道や行政機関で確認するなど落ち着いた行動を」と呼び掛けている。

■「見せる安心」に力

 悪質なデマが出回る状況は16年前の阪神大震災でもみられ、警察庁幹部は「不安に付け込む許し難い行為」と話す。インターネット上の対策と同時に、警察当局は全国の警察から私服警察官約190人、パトカー約50台、心のケアをする女性警察官50人を被災地に派遣、「安心を見せる活動」を進める構えだ。

66凡人:2011/04/03(日) 12:49:31
宮城、腐敗の魚3万5千トンを8日に海洋投棄へ 緊急措置 
2011.4.3 12:19

 宮城県は3日の災害対策本部会議で、被災した漁港に残され腐敗した魚や貝など水産物約7万トンのうち、半分の約3万5千トンの海洋投棄を、8日にも始める方針を示した。

 県によると、石巻市と気仙沼市の港で民間の土砂運搬船に載せ、90キロ以上の沖合で投棄する。1回の作業に2日間かかるという。

 沿岸部では、魚を保管する冷凍・冷蔵庫の多くが津波で停電し、腐敗臭が問題化。海への投棄は海洋汚染防止法などに抵触する恐れがあったが、焼却や埋め立てでは解決できないため、国が緊急措置として認めた。

67凡人:2011/04/04(月) 04:33:28
「薬、水、食料を」 仙台の被災地病院に募る危機感
2011.3.12 12:07
 地震で大きな被害を受けた仙台市宮城野区の東北厚生年金病院には、約400人の入院患者のほか、近隣住民も多数避難。必要な物資が早期に底をつく恐れもあり、関係者は切実な声で「薬、水、食料を早く届けてください」と訴えた。

 同病院は、地震発生直後から近隣住民のために会議室などを開放したが、収容しきれず、廊下に横たわる人も。一夜明けた12日には親族らの安否を訪ねる人が多数詰め掛け、混乱が続いている。

 停電のため自家発電用のモーターを使っているが、備蓄している重油は2日分しかなく、今後、人工呼吸器などが使えなくなる事態も懸念される。同病院元事務局次長の保志豊さん(61)は「患者の命にもかかわる。どうか早く届けてください」と支援を求めた。

68凡人:2011/04/05(火) 06:45:50
自転車盗、ガソリン盗が増加 埼玉県警が自主防犯呼び掛け
2011.3.25 21:07

路上に無造作に置かれた自転車。震災後は品薄状態となり、盗難被害が相次いでいる=23日、さいたま市浦和区

 東日本大震災を受け、埼玉県内でガソリンや自転車が盗まれる被害が相次いでいる。震災に便乗した悪質商法の相談も急増。県警は「震災に乗じた犯罪は許さない。力を合わせて元の日本に戻そう」と、自主防犯の強化を呼び掛けている。

 県警生活安全企画課によると、県内の自転車の窃盗被害の届け出は震災前は1日平均68・4件。しかし、震災後は18日時点で約14件増の82・5件となっている。ガソリン不足や計画停電による不安定な鉄道事情などを受け、自転車の品薄が背景にあるとみられる。

 駐車中のトラックからガソリンが盗まれる被害も。トラックは乗用車よりも給油口を開閉しやすいため、狙われやすいという。さいたま市見沼区では、防災倉庫からガソリンが盗まれる被害も相次いだ。

 計画停電により休業中の商店や会社への空き巣被害も懸念されており、生活安全企画課は「自転車や自動車だけでなく、オフィスや倉庫にも確実に施錠を」と警戒を呼び掛ける。

 また、悪質商法に関する相談も目立っており、久喜市や東松山市、上尾市、さいたま市、行田市、秩父市など県内全域で不審な勧誘が確認されている。

 「震災で困っているので傷物のリンゴを買ってほしい」「震災で痛んだ家屋をリフォームする」など、悪質商法の手口はさまざまだ。そのほかにも、「震災のための義援金を一口2千円で受け付けている」などと戸別に訪問する募金詐欺も見受けられる。

 県警は、コンビニエンスストアやタクシー業界団体などに地域の防犯活動への協力を依頼。県民にも、女性や子供の夜間の一人歩きは避ける▽出所不明の情報はうのみにしない▽電話や訪問勧誘による契約をしない−などの注意を呼び掛けている。県警幹部は「ほとんどの人は被災地を思い、停電などの不便にも耐えている。互いに注意して、日本人のあるべき姿を取り戻そう」としている。

69凡人:2011/04/06(水) 08:49:16
5市町の不明者含まれず 警察庁、今後増加も
2011年4月5日 21時45分

 警察庁は5日、仙台市など宮城県内の4市町と岩手県山田町の行方不明者については、両県警での集計ができておらず、これまでの同庁の被害まとめの中に含まれていないことを明らかにした。

 同日午後8時の警察庁のまとめによると、死者は12都道県の1万2431人、不明者は6県の1万5153人で、死者・不明者は計2万7584人。5市町の不明者が集計されていないことから、今後さらに増えるとみられる。

 5市町の4日までの死者数はそれぞれ、仙台市473人▽宮城県東松島市802人▽同県南三陸町379人▽同県山元町569人▽岩手県山田町503人。

 5日午後8時現在で、被害が大きい3県の死者は宮城が7571人、岩手3643人、福島1157人。不明者は宮城6312人、岩手4502人、福島4335人。3県で検視が終わった遺体は1万2231体、うち1万115体の身元が確認されている。

 原発事故の影響などによる避難も含め、北海道から静岡県まで18都道県に設置された約2300カ所の避難所に約16万人が身を寄せている。

 総務省消防庁によると、5日午前11時現在で損壊した建物は約21万棟で、うち全壊は約4万1千棟、半壊は約9700棟。岩手県陸前高田市では5日、被災地初の仮設住宅の抽選が行われた。

(共同)

70凡人:2011/04/06(水) 09:13:24
おにぎりだけ、片やバーベキュー…広がる支援“格差”
2011.4.3 19:52 産経

 東日本大震災で、被災者への支援の“格差”が深刻化している。支援物資が余る避難所がある一方、飲み水も足りず、おにぎりだけで耐える被災者もいる。食料が不十分なのに不必要な物資が届くアンバランスも出始めている。震災から3週間以上が経過し、自治体や支援グループは格差解消という課題に直面している。(荒船清太)

 津波で壊滅的被害を受けた宮城県石巻市の牡鹿半島で、周辺住民80人の避難所となっている自動車整備会社の敷地では、宇都宮市のボランティアの手でバーベキューが振る舞われた。「やきそばの屋台も出て酒も振る舞われました。子供たちも大はしゃぎでした」(男性被災者)

 その後も他の民間団体が支援に訪れたため、食料は十分だといい、避難所をとりまとめる同社社長(60)は「食べ物はなるべく他の集落の人も呼んで分けています」と説明する。

 近くの自宅にとどまる阿部正美さん(53)も1度バーベキューの肉を分けてもらった。ただ、「あちらは家が全壊。こちらは残っている。毎日、もらいに行くのも…」と話し、同日以降、この避難所には足を運んでいない。

 「魚は必ず自分で取ってくる漁師のプライドがあるから、なかなか欲しい物資も言ってくれない」。牡鹿半島出身でNPO法人「フェアトレード東北」代表の布施龍一さん(35)はこう指摘する。布施さんは石巻専修大の李東勲(イ・ドンフン)准教授(40)と孤立被災者への物資支援を続けている。

 「物資は足りている」と断られた被災者宅に通い、3日目に飲料水すら底をつき始めたことを聞き出したこともあった。先月下旬には、たくあんとおにぎりで過ごす2人暮らしの老夫婦を見つけた。市からおにぎり以外に配給されていた支援物資の中には、赤ちゃん用のオムツが入っていた。

 李准教授は「被災地に物資は届き始めても、そこから先の被災者への分配は必ずしもうまくいってない。支援団体間の情報共有も課題だ」と説明。「物資が足りない」と言われて翌日行くと別の団体から届いていることもよくあるという。

 布施さんは「ガソリン不足で車を自由に使えなかったり、続く余震で道路が崩れたりする中、物資が十分届いていない場所はまだあるはずだ」とみており、今後も孤立した避難先がないか山間部に至るまで巡回を続ける予定だ。

71凡人:2011/04/06(水) 09:14:12
陸前高田の仮設住宅、32倍の高倍率 生活向上にはつながらず、阪神とは違い「地方型災害」
2011.4.5 20:55 産経

仮設住宅入居者の抽選会が行われ、クジをひく鳥羽太・陸前高田市長=5日午前、岩手県陸前高田市(矢島康弘撮影)

 ようやく入居に向けた動きが始まった東日本大震災の仮設住宅。5日には岩手県陸前高田市で仮設住宅36戸の抽選が行われ、32倍の高倍率になった。津波で広域の機能が壊滅した今回の震災では、阪神大震災(平成7年)などの過去の震災と異なり、仮設住宅への入居が生活水準の改善につながらないばかりか、コミュニティー崩壊の懸念をもはらんでいる。(小野田雄一、大渡美咲)

■避難所の方がマシ

 「宝くじみたいなもので期待はしていなかった。でも、もしかしたら当面はここ(避難所)にいた方が幸せかもしれない」。陸前高田市の第一中学校で避難生活を送る男性(63)はそう本音をもらす。

 避難所にいれば食事や医療の心配はない。しかし、商店や職場、病院など街の機能が壊滅し、日常の足である自動車や公共交通網が失われている現状では、仮設住宅に入居しても生活が成り立たない恐れがある。街に一定の生活機能が維持され、「都市型災害」だった阪神大震災と、「地方型災害」の今回は大きく異なる。

 陸前高田市は「避難所から離れて建設された仮設住宅の入居者への支援方法は検討中」と具体策を示せていない。

■用地、資材が難航

 今回の震災では、岩手・宮城・福島の3県で計6万戸超の建設が要請され、阪神大震災の4万8千戸を大幅に上回る見通しだ。

 自治体は壊滅した沿岸部に建設することは避ける方針で、山間部などの高台に建設せざるを得ないが、「山間部に平地は少なく、用地確保に難航」(宮城県気仙沼市)している自治体が大半となっている。同市などは窮余の策として小中学校のグラウンドも建設用地としている。埋め立て地を活用した阪神大震災時のような余裕はない。

 資材調達の懸念もある。ある県の担当者は「各県で建築資材の奪い合いが起きている」と明かす。

 仮設住宅の建設は、市町村からの建設数の要望を都道府県がとりまとめ、業者に発注する。被害が集中した阪神大震災や新潟県中越沖地震(平成19年)と異なり、各県が業者に建設を発注。その結果、各県で技術者や建築資材の確保をめぐり格差が生まれている。

■コミュニティー危機

 建設用地不足の深刻さは、コミュニティーの崩壊も呼び込みかねない。

 高齢者の孤独死やコミュニティーの崩壊を招いた阪神大震災を教訓に、中越沖地震では地区単位で入居した。中越沖では今回の震災と同様、建設用地が不足したが、建設数が1222戸と少なく、コミュニティーの崩壊は表面化しなかった。

 被災者数や被災地域の広さが桁違いの今回は、同じ地区単位での入居は困難とみられる。

 福島県は「『自宅のあった近くやご近所、親類同士で住みたい』という要望には応えたいが、現実には難しい。広い範囲での近隣居住という形にせざるを得ないのではないか」という。コミュニティー崩壊の懸念が現実を帯びてきている。

72凡人:2011/04/06(水) 09:18:35
避難所生活「3週間お風呂なし」 感染症の拡大懸念
2011.4.4 07:52

 東日本大震災の避難所の多くで、入浴が困難な生活が続き、被災者を悩ませている。十分な入浴施設がないことに加えて、水道やガスが止まったままになっていることが原因だ。感染症が広がる懸念が強まっており、専門家は「少しでも清潔に過ごせる環境を」と呼び掛けている。

 「一回もお風呂に入っていない」

 宮城県気仙沼市の離島・大島。被災から3週間が過ぎてもこんな声が後を絶たない。同市職員の熊谷正明さん(48)は「手や体を拭くウエットティッシュもほとんどない。市内への急患搬送用の船も焼失しているため、感染症の防止が一番の懸案」と言う。沖合に止めた自衛隊の船までヘリコプターで送迎し、風呂に入れるサービスも始まったが、利用できたのはごく一部にとどまる。

 感染症対策が専門の松本哲哉・東京医大教授によると、入浴の回数が減り体温が下がると免疫力が低下し、感染症が悪化しやすい。「避難所のように多くの人が生活する場所では、雑菌に触れる機会が増える。皮膚に付いた菌を洗い流す点でも、入浴は効果的だ」と話す。

 水道復旧のめどが立たない宮城県南三陸町の避難所で、医療コーディネーターを務める町立志津川病院の西沢匡史医師(38)は「仮設風呂を作っても深さや風呂の縁の高さに抵抗を感じ、遠慮して入浴しない高齢者が多い」と感じている。清潔さを保つよう勧めるため、高齢者の入浴介助のボランティアを全国から募る考えという。

73凡人:2011/04/10(日) 09:42:49
津波被災地での拾物、特に現金の行方。
Sunday, April 10, 2011
Tens of millions in 'lost' cash found
SENDAI (Kyodo) Rescue workers and citizens have turned in to authorities tens of millions of yen in cash found in the rubble-strewn tsunami-hit areas of the Tohoku region, police said Saturday.

Someone's: A police officer checks a bag with cash and belongings found in the tsunami debris on April 2. KYODO PHOTO

While police and local governments are pessimistic about finding the original owners, unless the money was found with some form of identification, survivors are calling on authorities to use it to help in the reconstruction of the ravaged areas.

Under law, people who find money can keep it if the original owners do not come forward within the three-month custodial period. When people who find it give up their claim or fail to show up to receive it within two months after the expiration of the period, ownership will be transferred to prefectural governments or the owners of the property where the money was found.

According to the police in Iwate and Miyagi prefectures, police stations receive everyday on average several hundred items, containing cash.

Miyagi police said money has only been returned to the owners in less than 10 percent of the cases. A senior officer said, "It is impossible to return cash unless it is found inside a wallet together with an ID."

Shigeko Sasaki, 64, who is currently living in a shelter in Minamisanriku, Miyagi Prefecture, said, "I want anybody picking up money to donate it to disaster-hit areas instead of keeping it for themselves."

Kenji Sato, 65, in Onagawa, also in Miyagi, said it is acceptable for people who find money and report it to the police to eventually keep it "because it means they have good will."

Takehiko Yamamura, head of the Disaster Prevention System Institute, urged authorities to set new measures to handle the matter, such as extending the three-month holding period and special permission to open a safe to determine the owner.

74凡人:2011/04/10(日) 16:08:18
不安連鎖、首都圏パニック招く/買いだめ・ガソリン行列…「冷静な対応を」は逆効果
2011.4.10 01:04 (1/2ページ)

陳列棚から商品が消えた東京のスーパーマーケット。何が人々を買い占めへと走らせたのか=3月16日(ロイター)
 戦後65年間で最大の国難をもたらした東日本大震災。発生から1カ月という時間を経て、われわれ日本人は今、どんな場所に立っているのだろうか。


「われを失っていた」


 揺れが収まるのとほぼ同時に爆発音があった。千葉県市原市の金融機関に勤める桑折雅彦さん(27)は職場の外へ出ると、数キロ先にあるコスモ石油の巨大な液化石油ガスタンクが炎上し、爆風が全身を覆った。空へと燃え上がる黒煙…。あの瞬間、「何か大変なことが起きた」と悟った。

 数日後、妻(27)と千葉市の自宅からスーパーへ走った。レジには行列ができていた。2リットル入り飲料水6箱(24本)、カセットコンロ用ボンベ15本、菓子パン10個、カップ麺5、6個を30分並んで買った。

 「棚から持ち去られていく様子を見ていると、保存できるものは何でも買っておかなければという気になった。モノを少しでも手元に置いておきたかった」

 東日本大震災後、被災地から数百キロ離れた首都圏で起きた食料品や日用品の買いだめ。ガソリンスタンドでも行列ができた。

 消費者庁によると、関東圏向けのガソリンと軽油はすでに、3月21日から平年並みの出荷量へ戻っている。飲料水は放射性物質(放射能)の影響で依然として平時の8倍の需要があり品不足が続くものの、食料品は納豆やヨーグルトなど加工工場の被災や計画停電のため減産が続く食品を除き平常に戻りつつある。

 桑折さん宅の冷蔵庫脇には、ペットボトルや保存食が山積みになっていた。

75凡人:2011/04/10(日) 16:08:50
2011.4.10 01:04 (2/2ページ)

 「妻と『正直、むだに買いすぎたかもしれない』と話すことはある。あれは一体何だったのだろうと思うこともある。われを失っていたのかもしれません」


平時上回る供給量


 関東地方の大手スーパーが震災5日後の3月16日、食料品と日用品30品目について需要と供給の状況を調べた。飲料水の需要は平時の31倍に上り、パスタは27倍、カップ麺は14倍。日用品ではボンベが30倍、乾電池が16倍に上った。

 一方で、供給も飲料水が2.5倍、パスタが3.6倍、カップ麺が2.7倍、米が2倍など大半が平時を上回った。もし、あのとき消費者が冷静に行動していれば品不足が起きることはなかったといえる。

 新潟青陵大学の碓井真史(うすいま・ふみ)教授(51)=社会心理学=は「互いの疑心暗鬼から買いだめといった行動を取ってしまう。スーパーへ行くと品薄になるのではないかと感じ、さらに報道などの情報で裏づけられると、行動が行動を呼んでしまう。特に首都圏は人口が多いため、一部が動くと連鎖が起きやすい」とし、こう続けた。

 「そもそも、モノが作れなくなったわけではなく、わが国は生産力も備蓄もある。本当の危機ではないのに危機を起こしている」

 同じ大手スーパーが今月4日に再び調査したところ、買いだめが一巡したため、米とカップ麺の需要は震災前の3割減、2割減に落ち込んでいた。トイレットペーパーとティッシュペーパーも1割減だった。


子供の将来考え避難


 洗濯物がベランダの物干しざおに翻っていた。東京都中野区の高台にある一戸建てで暮らす主婦(36)は震災後、放射能から自衛するため洗濯物を屋内で干し、外出時は帽子とマスクを身につけていたが、3週間でやめた。

 主婦は「あのときは新聞やテレビ、ブログ、ツイッター、ママ友の話…とさまざまな情報があふれ、何を信じていいのか分からなくなっていた」と振り返る。

 東海道新幹線は当時、放射能を恐れ西へ自主避難する母子で「疎開列車」と化したが、小学校や幼稚園の新学期をきっかけに多くが首都圏へ戻りつつある。

 むろん東京電力福島第1原発の事故はいまなお危機的な状況が続いている。妻(29)と生後8カ月の長男が滋賀県の妻の実家へ避難する都内の会社員、内野太郎さん(32)は「目に見えない不安がある。子供のことを考えると危険は避けたい」と話す。

 東京女子大学の広瀬弘忠(ひろただ)元教授(68)=災害・リスク心理学=は「買いだめにせよ放射能からの避難にせよ、政府が『冷静な行動を』と呼びかけたことが意図とは逆に集団心理をあおった。こうした際に倫理的な呼びかけは逆効果なだけで、政府は買いだめや避難をしなくても大丈夫であることを裏づけるきちんとしたデータを示し、論理的に人々を安心させることが重要だった」と指摘する。

76凡人:2011/04/12(火) 16:07:16
死者・行方不明者合わせて2万7757人に 12日午後3時現在 警察庁
2011.4.12 15:50

 警察庁によると、12日午後3時現在、警察が確認した死者は余震を含め12都道県で1万3228人。行方不明者は1万4529人になった。死者と行方不明者は合わせて2万7757人。負傷者は4735人、全壊建物は9都県で5万5758戸。

 都道県別の死者数は、北海道1人▽青森3人▽岩手3834人▽宮城8086人▽山形2人▽福島1245人▽東京7人▽茨城23人▽栃木4人▽群馬1人▽千葉18人▽神奈川4人。

77凡人:2011/04/14(木) 05:37:37
「大地震誘発の可能性ある」東北大が研究成果を報告
2011.4.13 23:20
 東北大は13日、東日本大震災の被害状況や地震、津波に関する研究結果をまとめた報告会を仙台市で開き、研究者がそれぞれのテーマについて発表した。

 海野徳仁教授(地震学)は、東北地方の乗った陸のプレート(岩板)が地震で20〜30メートル東に移動、陸地は最大約1メートル沈降したとする解析結果を紹介。次々に地震を誘発した平成16年のスマトラ沖地震を例に挙げ「今回も、震源域周辺に大地震を誘発する可能性がある」と警戒を呼び掛けた。

 海底に設置した圧力計を解析した日野亮太准教授は「地震の際に海底が5メートル隆起しており、巨大な津波につながった」と報告。今村文彦教授(津波工学)は「防波堤や防潮林などがどの程度機能したかを丹念に調べ、われわれの防災対策のどこが駄目だったかの知見を今後につなげたい」と話した。

78凡人:2011/04/16(土) 15:12:45
復興くじ300億円規模、被災自治体共同発行へ

 東日本大震災で被災した県や政令市が「震災復興宝くじ」(復興くじ)の共同発行を目指し、協議を始めたことが15日わかった。

 収益金を震災復興事業に充てる復興くじが発売されるのは阪神大震災、新潟県中越地震に続き3例目となる。

 関係者によると、発売を計画しているのは岩手、宮城、福島などの各県や仙台や千葉などの各政令市だ。発売団体は月内に片山総務相に発売許可を申請し、8月以降に総額300億円規模の復興くじを全国で発売する方向で調整している。総務相は、申請があれば速やかに許可する考えだ。

 収益金は約4割で、完売すれば約120億円となる。発売団体間で被災状況に応じて配分し、震災復興事業に充てる。

(2011年4月16日09時13分 読売新聞)

79凡人:2011/04/17(日) 21:16:29
東日本大震災:犠牲者95%が水死 60代以上が半数

 宮城県警が17日発表した東日本大震災の犠牲者の年代や死因をまとめた調査によると、犠牲者の約55%が60代以上の高齢者だったことが分かった。死因の約95%は水死で、犠牲者のほとんどが津波にのみ込まれて死亡したという実態が改めて浮かび上がった。【須藤唯哉】

 調査の対象は、大震災が発生した3月11日から今月10日までに県警が収容した遺体8015体(男3637体、女4339体、性別不詳39体)。

 年代別では70代が1593体(19.9%)と最も多く、80代以上の1500体(18.7%)、60代の1332体(16.6%)−−と続いた。60代以上の高齢者は4425体となり、全体の55.2%を占めた。死因別では水死が7676体(95.8%)と圧倒的だった。がれきなどに圧迫されたとみられる損傷死は126体(1.6%)、地震後の火災が原因とみられる焼死は83体(1.0%)だった。
毎日新聞 2011年4月17日

80凡人:2011/04/17(日) 21:58:31
がれきは12年分 処理費3000億円超 岩手知事、置き場が課題
2011.4.16 20:03
 岩手県の達増拓也知事は16日、県庁で松本龍防災担当相と会談し、東日本大震災により県内で生じたがれきが年間処理量の12年分の約580万トンに上り、処理費用として約3110億円が見込まれると明らかにした。県は当初380万トンとしていた。増加分は倒壊した建物の確認作業などが進んだため。

 達増知事は、がれきの保管場所として東京ドーム約66個分に当たる3平方キロメートルの確保が課題とも指摘し、がれき処理などへの国のさらなる支援を求める要望書を防災担当相に手渡した。

 松本防災担当相は避難所などの被災者支援を喫緊の課題とした上で「がれき処理や仮設住宅の建設、雇用や教育についても政府としてしっかり取り組む」と応じた。

81凡人:2011/04/18(月) 13:32:16
マンモス避難所 スタッフ“悲鳴” トラブルも表面化
2011.4.8 20:18

多くの被災者で混み合う避難所=3月27日、宮城県石巻市

 東日本大震災で、いまだ500人以上の人が避難生活を続ける学校や体育館といった“マンモス”避難所の運営問題が表面化している。援助物資や情報が集まるなど、震災直後には強みを発揮した大規模避難所も人の出入りが激しいゆえのトラブルが目立つようになった。避難所運営は転換を迫られている。

 「人が足りない、ものが足りない、ないないの中でなんとかやっていかないといけない」

 約650人が避難している岩手県陸前高田市の市立第一中学校。運営組織は避難者で自然に構成された。スタッフの山崎亮さん(26)は津波で家が流され、母親が行方不明となっている。山崎さんら約25人が震災後から交代することなく、避難所の運営に当たっている。

 1回に1500人分を作る食事の手配や救援物資の管理など、まさに睡眠時間を削ってさまざまな対応に当たっている。避難者同士の救援物資の配給をめぐるトラブルを解決したり、夜間パトロールも行っている。避難者の出入りは名簿で管理しているが、無断で出ていく人もおり、正確な数は把握しきれていない。

 4月に入り、学校の新学期が始まりつつあるが、仮設住宅の建設は進んでおらず、先行きは不透明だ。

 スタッフの疲労もピークに達している。山崎さんは「スタッフの誰が抜けても回らなくなる状況。被災者なので、片づけや肉親の捜索などやることは山ほどある。避難所の運営について県や市が主導して対策をしてほしい」と要望する。

 避難者と運営側がはっきり分かれている避難所もある。

 約1100人が避難する宮城県気仙沼市の総合体育館では、運営は体育館や市のスタッフが行い、食事は自衛隊が用意している。スタッフの一人は「当分はこの状況が続くと思う。先が分からない状態で避難している人も多いので不安はあるだろう」と話す。

 避難生活が長期化する見通しの中、岩手県は医療関係者を派遣して県内の避難所の現状を調査。衛生面や食事などで支援が必要ならば、今後、県職員やボランティアを派遣する予定だ。

 避難所の自治組織を確立するために、阪神大震災など過去の災害経験者らを避難者のまとめ役として派遣し、復旧や復興について地域をまとめる役割を引き継ぐことも検討している。(大渡美咲、小野田雄一)

82凡人:2011/04/20(水) 03:59:02
岩手県、被災者5千人採用へ 6カ月、復興作業に従事 2011年4月19日23時31分朝日新聞

 岩手県は19日、東日本大震災の緊急雇用対策として、県や市町村などの臨時職員として被災者5千人を採用する方針を明らかにした。

 県が震災関連の補正予算に、既存の雇用対策の基金を取り崩して60億円を計上する。対象は県内在住者で、震災に伴い職を失ったり、避難生活を送ったりする人。雇用期間は6カ月間。県が450人、全34市町村が3500人、NPO法人など民間団体が1050人を採用する予定。

 復興にかかわる仕事で、役所の事務作業のほか、がれきの撤去や鉄道の修復、流失した漁具の収集などという。来月上旬にもハローワークを通じて募集を始める。

83凡人:2011/04/21(木) 15:48:29
東日本大震災:餌尽き鶏3万5000羽が全滅…宮城・山元

鶏がいなくなった鶏舎を掃除する古山幸平さん=宮城県山元町高瀬の山下ファームで、遠藤浩二撮影 宮城県山元町高瀬の養鶏場「山下ファーム」を経営する古山幸平さん(77)は、東日本大震災で飼育した鶏約3万5000羽をすべて失った。停電で鶏舎の暖房が切れ、鶏舎に通じる道の崖崩れで餌を車で運べなくなった。養鶏歴約30年で初めて、寒さと飢えですべての鶏を失った古山さん。だが「このままやめるわけにはいかない」と再起を誓う。

 ◇養鶏業者、負けない
 養鶏場では1棟約210平方メートルの広さの鶏舎10棟に、食肉用の若鶏を放し飼いで育てていた。

 室内を28〜30度に保つ暖房設備や、井戸水をくみ上げるポンプの動力として、電気は不可欠。地震発生直後の停電には自家発電機で対応したが、備蓄していた燃料の軽油が底をついた。ガソリンスタンドはどこも閉まっていた。次第に餌もなくなっていった。

 水や餌を運ぶため町の災害対策本部に道をふさいだ土砂を除去するよう何度も頼んだが、震災直後で取り合ってもらえなかった。鶏舎の扉を開けると、鶏が大きな鳴き声を上げていっせいに近寄ってきたが、どうすることもできない。地震から1週間が過ぎ、暖房が切れ、餌も水もなくなると鶏は次々と死んでいった。

 死骸は産業廃棄物として処理しなければならないが、県の家畜保健所の許可を得て鶏舎の隣の敷地に穴を掘って埋めた。被害額は1000万円以上。「かわいそうなことをした。でもこのままやめるわけにはいかない。ずっとやってきたんだからな」。土砂撤去の見通しはたっていないが、古山さんは養鶏再開に向けて鶏舎の掃除を始めた。【遠藤浩二】
毎日新聞 2011年4月21日

84凡人:2011/04/23(土) 03:05:50
津波で死亡、初の労災認定 福島・食品工場の女性
2011.4.22 23:34

 福島労働局は22日、福島県いわき市内の食品工場で勤務中、東日本大震災の津波に巻き込まれて死亡した女性の労災を認定し、遺族に労災保険の遺族補償を給付すると発表した。

 厚生労働省によると、震災に遭った人の労災認定が明らかになったのは初めて。厚労省は勤務中や通勤途上で震災被害を受けた人には早期に労災認定する方針を打ち出している。今回のケースもこの方針に従って決定された。

 福島労働局によると、女性は3月11日午後、いわき市の沿岸部にあるかまぼこ工場内で、商品を陳列中に津波に巻き込まれて死亡した。労災認定の申請を受けたいわき労働基準監督署は21日、女性の遺族に給付基礎日額の1000日分をまとめて支給することを決定した。

 福島労働局は、労災に認定できるケースの掘り起こしに努めており、21日までに34件の申請があるという。

85凡人:2011/05/20(金) 14:55:34
大地震災の震源域南側は要注意 監視必要と米研究チーム【2011/05/20 03:02 共同通信】

 マグニチュード(M)9・0を記録した東日本大震災の震源域の南側に当たる福島、茨城両県沖で今後、大規模な地震が発生する可能性があると米国の研究チームが19日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 研究チームは「今後起こり得る地滑りの範囲を見定めるため、周辺を監視することが必要だ」としている。

 チームは、過去1100年間の地震活動の記録を踏まえて分析。福島、茨城両県沖では1938年の地震(M8・1)以降、1年間に約8センチの地殻変動があり、73年間でプレートが約6メートル沈み込んでプレート境界でひずみが蓄積したとみている。さらに今回、この地域で起きたM7・9の余震を考慮すると、今後起きる地震は、過去の地震よりも大きくなる可能性があるとした。

 日本政府の地震調査委員会は、東日本大震災で震源域として岩手県沖から茨城県沖までの領域が関係したとしている。

86凡人:2011/05/28(土) 22:25:05
被災地で米国人ボランティアの活動盛ん
2011.5.28 22:04

 東日本大震災の被災地では米国人ボランティアの活動が盛んだ。日本とゆかりが深く第二の“ふるさと”と慕う米国人が相次いで被災地入りしている。

 28日も巨大津波に襲われた宮城県東松島市のJR陸前赤井駅周辺で、キリスト教系のボランティア団体が募集した首都圏のアメリカンスクールの生徒ら約140人のボランティアが道路の側溝に詰まった泥の除去作業に挑戦。小雨の中、シャベルで泥をかき出すのはなかなかの重労働だが、「少しでも役立ちたい」と懸命に作業を続け、おそろいの黄色いベストは見る間に真っ黒になった。

87凡人:2011/06/05(日) 05:52:56
大川小、教師間の議論が原因で避難に遅れ(2011年6月4日23時19分 読売新聞)

 東日本大震災の津波で全校児童108人の7割近い74人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の保護者説明会が4日夜、同小近くの別の小学校で行われた。

 市側の説明会は2回目で、市教委は、児童らが地震発生から校外に出るまで約40分間かかった理由について、教師の間で避難場所について議論になるなどしたためと説明。その結果、移動開始まで時間がかかり、避難の遅れにつながったという。

 市教委によると、説明会には保護者約70人が出席。助かった児童4人と保護者が連れ帰るなどした児童20人らから聞き取った当時の様子を、市教委が説明した。

 市教委は、地震直後に校庭に集合した際、教師数人が裏山への避難を主張したが、「木が倒れるので、この揺れでは駄目だ」との意見も出て議論になったとした。一部の児童は迎えに来た親と帰宅し、名簿の照合や点呼にも時間がかかったという。児童らは北上川近くの高台に避難することになったが、校外に出て約10分後に津波にのまれた。

89凡人:2011/06/09(木) 09:57:52
宮城、57の介護事業所が休廃止 大半、再開めど立たず  (朝日新聞2011年6月9日9時26分)

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県で、高齢者向けの居宅介護サービスを提供している57の事業所が震災を理由に休廃止していることがわかった。休止のうち9割は再開できる見通しもない。岩手県でも36事業所がサービスを提供していない。被災地の「介護力」の低下が浮き彫りになった。

 宮城県は5月中旬、居宅介護支援、訪問介護、通所介護の各サービスを提供している県内の全1595事業所の現況を調べた。震災を理由とする廃止は10事業所で、休止は47事業所。再開予定を回答できたのは、5カ所にとどまった。

 大半が沿岸部にあり、53事業所は建物が使えなくなったことを理由に挙げた。訪問用の自動車を失ったことや、ライフラインが復旧していないという理由も多い。休廃止していなくても、ほかに59事業所が移転や仮設事務所での運営を余儀なくされている。

90凡人:2011/06/09(木) 22:49:08
震災関連の過労死10件 突然死や自殺
2011.6.9 22:13

 被災地の応援に派遣された公務員がうつ病になって自殺したり、社内の災害対策本部で長時間労働した課長が突然死したりするなど、東日本大震災に関連した過労死や過労自殺とみられるケースが全国で約10件あったことが9日、過労死弁護団全国連絡会議のまとめで分かった。

 会議幹事長の川人博弁護士は「人手不足や業務過多で無理が生じる。肉体的、精神的ダメージが蓄積する6、7月が特に危険」と指摘している。弁護団によると、東北地方の自治体に派遣された、ある市職員の男性は住居の安全確保の仕事などで多忙を極めた上、土地勘がないため被災者のクレームが殺到。うつ病と診断されて自殺した。

 東京の通信・情報機器メーカーで海外部門の課長だった40代男性は早朝から深夜まで、災害対策本部で社員の安否確認に追われたほか、外国人上司2人が帰国し、2人の分の仕事もさせられ4月に突然死した。

91凡人:2011/06/11(土) 11:16:22
高台移転、区画整理に財源2・1兆円必要…宮城(2011年6月11日11時12分 読売新聞)

 宮城県は、東日本大震災による津波の被害を受けた沿岸12市町で計画する集団移転や区画整理などの事業に2兆1079億円の財源が必要との試算をまとめた。

 市町負担分は8591億円に上り、12市町の一般会計当初予算総額の4倍に相当する。県は「このままでは市や町は財政再生団体に陥る」として、11日午後に開かれる政府の復興構想会議で試算を示し、国に補助のかさ上げや一括交付金の創設などの財政支援を求める方針だ。

 試算によると、高台移転(59地区772ヘクタール、1万3900戸)に4250億円▽区画整理(26地区1640ヘクタール、2万8800戸)に5850億円▽道路整備に3223億円▽鉄道復旧に720億円――など。市町分を除く県の負担は3983億円となる見通し。

92凡人:2011/06/13(月) 03:12:20
地方は切り捨てられているなんて、いまさらいうのも憚られる。こうした官僚優位の体制や官僚に準じる無能な政治家を選んだのも選挙投票者の国民。すべての責任や非難は国民自身に帰ってくる。
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津波におびえる娘 政治家は天下取りばかり
2011年6月11日 夕刊

 不安、怒り、そして希望−。被災者たちは不便な避難生活で将来を展望できず、被災地の方を向かない政治家に怒りながら、復興への希望をつなぐ。宮城、岩手両県の避難所や仮設住宅で暮らす十人に「あなたの三カ月」を聞いた。 (安田功、福田大展)

 ▼岩手県
 大船渡市、荒谷光代さん(46) 最初の一カ月より落ち着いたが、小学生の娘二人が今も余震におびえている。「避難所まで津波が来ない?」って。今月中に津波をかぶった家に戻るが、いつ心の傷が癒えるのか。

 山田町、佐藤勇さん(62) 義援金は今月、ようやく受け取った。生活再建支援資金はまだ来ていない。政治家は天下取りに明け暮れ、われわれの方を向いていないと感じる。今は早く仮設住宅に入りたい。

 大槌町、佐々木ミエ子さん(76) 支援物資やボランティアが少なくなった以外、何も変わっていない。病気の三男もいて、この先が見えない。買い物もできないから、刺しゅうでボケ防止の日々だね。

 陸前高田市、小友勝見さん(68) 避難所はちっとも慣れないね。いつも横になっているが、熟睡できない。いびきとか大の字になっているとかで迷惑をかけていないか気になって。食うよりも先に寝たいよ。

 ▼宮城県
 南三陸町、菅原徹さん(30) 楽観主義なのでストレスがたまらない。うるさくたって、明るくたって寝られる。プライバシーも気にしない。唯一苦痛なのが被災者同士のけんか。これだけ長期間になるとね…。

 石巻市、江刺寿宏さん(39) カキ養殖をやっていた。浜を元通りに復興できることを信じ、毎日朝早くから、いかだの修理をしている。仮設でも、風呂に入ると、嫌なことを忘れられ気持ちいいっちゃ。

 名取市、橋浦かつえさん(60) 家は津波で流されて基礎だけに。最近、仮設住宅に移ったが、四畳半の二部屋に七人で暮らしている。毎日やることがないから、花を育てることぐらいしか楽しみがない。

 同市、伊藤康徳さん(50) 七十七歳のおふくろには避難所生活が続くのはつらいよ。余震があるたびに三月十一日のことを思い出して気分が落ち込む。何を心の支えにしていいか分からず途方に暮れている。

 ▼仙台市
 若林区、佐藤久美子さん(40) 仮設住宅は決まったが、家電製品だけあってもお金がなければ生活できない。義援金を二カ月前に申請したが、まだ受け取れない。飼い犬の世話をして気を紛らわしている。

 同区、相沢勝さん(59) 農家だが、津波で家や農機具が流され、農地もがれきで埋まった。避難所では食、住は満たされているが、仮設住宅に入っても、農家として自立できるか心配だっちゃ。

93凡人:2011/06/16(木) 04:39:50
生活保護受給が200万人突破 戦後混乱期と並ぶ 震災が拍車
2011.6.14 21:27

 全国の生活保護受給者が今年3月末時点で202万2333人となり、戦後の混乱期だった昭和27年度以来、59年ぶりに200万人を突破したことが14日、厚生労働省の集計で分かった。受給世帯数は145万8583世帯と、過去最多を更新した。

 年度の月平均で最も多かったのは、統計を取り始めた昭和26年度の204万6646人。次いで27年度の204万2550人。以降は200万人を下回っており、3月の数値は当時に迫る水準となった。

 また、厚労省は東日本大震災の被災者の生活保護についても集計した。3月と4月の生活保護申請件数は計757件で、生活保護を開始したのは549世帯だった。保護開始が最も多かった被災地は福島県で335世帯。次いで宮城116、茨城58、岩手31。相談件数は2019件に上っており、今後、受給世帯が増える可能性が高い。

 被災地の新規受給では、就労できる年齢層が世帯主となっているケースが268世帯と多く、一家の“大黒柱”が、震災で働く場所を失った影響が出たとみられる。以下、高齢者世帯(122)、障害・傷病者世帯(112)、母子世帯(47)と続いた。

Thursday, June 16, 2011
Number of people receiving welfare tops 2 million mark
Kyodo

There were 2.02 million people receiving welfare as of March, close to the record 2.04 million in the aftermath of World War II, while the number of households on welfare in March hit an all-time high of 1.46 million, the government said.

The total number of people was almost equivalent to the record monthly average of about 2.04 million logged in fiscal 1952, the Health, Labor and Welfare Ministry said Tuesday.

A total of 549 households began to receive welfare benefits in March and April after losing their homes and jobs as a result of the March 11 calamity, including the Fukushima nuclear crisis.

Of the 549 households, 268 were headed by a person of working age, the ministry said.

The figure, however, excludes data from municipalities heavily hit by the disaster, including Ishinomaki, Miyagi Prefecture.

The number of welfare recipients across the nation is believed to have topped the 2 million mark in February as data from Fukushima Prefecture were unavailable due to the disasters. The figure for February was 1.99 million without the data from Fukushima.

Under the welfare benefit system, assistance is given to a household when its total income fails to match the minimum cost of living designated by the government.

94凡人:2011/06/17(金) 22:47:45
義援金2次分、1446億円を15都道県に送金 (2011年6月17日21時45分 読売新聞)

 日本赤十字社と中央共同募金会は17日、東日本大震災の義援金の第2次分として、1446億円を被害状況に応じて15都道県に送金したと発表した。

 同社などによると、配分額は第1次分と同様に、死亡・行方不明者の数や、住宅の損壊状況に応じて決めた。その結果、送金額は宮城県が最も多く、約622億円となった。福島県は約538億円、岩手県は約167億円。被災者の手元に届ける金額については、各自治体の配分委員会が決定する。

 15日現在、集まった義援金の総額は約2780億円。被災者の手元に届いた義援金は約454億円と全体の16%にとどまっている。厚生労働省では、自治体への聞き取り調査を実施しており、人手が足りない自治体については、被災していない自治体から職員を派遣することを検討している。

95凡人:2011/06/18(土) 05:21:04
国会議員の歳費を半年間3割カット、震災復興財源に
2011.3.28 19:31

 民主、自民、公明の3党は28日の幹事長会談で、東日本大震災の復興財源に充てるため、国会議員の歳費を半年間、3割(月約50万円)減額することで合意した。4月分からの実施に向け、歳費法改正案を今国会に提出し、実現を図る。削減額は1議員当たり約300万円で、総額は衆参両院で20億円強となる見通し。

 歳費削減をめぐっては、震災発生後から公明党が来年度1年間の3割削減を主張。民主党は震災前から1割削減を目指してきたが、国会議員自身もさらに身を切ることにした。国会議員は公職選挙法で寄付が制約されているため、歳費削減を事実上の「寄付」とする狙いがある。

 国会議員の歳費は月額約130万円で、衆院議員の場合、期末手当を含めた平成22年度の支給額は1人当たり約2100万円。

96凡人:2011/06/27(月) 19:43:14
震災遺児の4割が小学生以下 「長期的支援が必要」 2011年6月27日18時38分朝日新聞

 東日本大震災で両親または父母のどちらかを失った遺児の43%余りが、0歳から小学生までの幼い子。民間の奨学団体「あしなが育英会」が27日、そんな分析結果を発表し、長期的な支援の必要性を訴えた。

 同会は返済不要の一時金を遺児に支給しており、5月末までに提出された707世帯1120人の申請書の記載を基に分析した。

 それによると、阪神大震災の際は遺児に占める小学生の割合は23%だったが、今回は31%。幼くして親を亡くした子の多さが目立つという。父母以外が保護者になっており、両親を失ったとみられる世帯は139と全体の20%。母子世帯は350で50%、父子世帯は217で30%だった。

97凡人:2011/07/04(月) 23:09:44
日本のリーダーは冗談。ひどい目に遭うのはいつも国民。そのリーダーを選んでいるのはその国民だから、始末が悪い。笑
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松本復興相、被災知事2人に放言連発 (2011年7月4日08時47分 読売新聞)

 松本復興相は3日、岩手県庁で達増拓也知事と会談し、被災地の復興について「知恵を出したところは助けるけど、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持って」と述べた。また、「九州の人間だから、(被災地の)何市がどこの県とか分からん」と冗談めかして発言した。

 その後訪れた宮城県庁では、村井嘉浩知事が後から部屋に入ったことについて、「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ」と語った。同県が重点的な漁港整備を要望していることについても、「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々何も知らんぞ」と述べた。

98凡人:2011/07/09(土) 17:18:27
東日本大震災:被災3県で3万人転出超過 人口移動報告 毎日新聞 2011年7月8日

 総務省が8日発表した3〜5月の住民基本台帳に基づく人口移動報告によると、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島3県で、転出が転入を上回る転出超過数が前年同期比3・4倍の3万1752人となり、高度経済成長期の1972年以来、39年ぶりに3万人を超えた。3大都市圏でも、東京圏から大阪圏への転出が増えた影響で、転入が転出を上回る転入超過数が減少。震災や原発事故が、全国の人口移動に影響したと言えそうだ。

 3県の転出超過数は、東京電力福島第1原発事故が起きた福島県が1万7524人で3県中最多。宮城県は1万188人、岩手県は4040人だった。岩手県は例年、宮城、福島両県への転出者が多いが、今年は両県から転入者が増えたことで、両県に比べて転出超過数は増えなかった。

 3大都市圏別では、東京圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)の転入超過数が6万5381人と、前年同期比で16・8%減った。一方、名古屋圏(愛知、岐阜、三重)は3209人、大阪圏(大阪、京都、兵庫、奈良)は8806人の転入超過となり、それぞれ前年の転出超過から転入超過に転じた。総務省は、計画停電による企業の本社機能の移転などで、東日本から西日本への人口移動が起きたとみている。

 今回は東日本大震災を受け、3〜5月の人口移動報告を被災地を中心にまとめた。住民票を移動せずに避難している人たちは対象に含まれていない。【中山裕司】

99凡人:2011/07/17(日) 11:15:24
震災後の建設業 「経営悪化」76% 群馬
2011.7.9 03:37

 県建設業協会は8日、県内建設業者に東日本大震災後3カ月(6月11日)時点の経営状況を聞いたアンケート結果を発表した。有効回答のあった282社のうち、経営状況が例年より「悪化している」「やや悪化している」と回答した企業は76%に上った。

 経営悪化の理由(複数回答)については、「発注件数・額が少ない」とする回答が最も多かった。次いで、「資材高騰」「工期延長」などと続いた。

 同協会では「震災後、コンクリートパネルやアスファルト合材といった資材は5〜50%値上がりしたままだ。資材価格の高騰が業者の財政状況を圧迫している」と分析している。

 また、福島第1原発事故に伴う今夏の電力不足については、8割以上が「経営に影響する」と答えた。

 影響の内容(複数回答)については、「資材不足や納期の遅れで工事が遅れる」とする回答が最多だった。「現場の作業効率が悪化する」「事務作業が遅れる」といった意見も多かった。

100凡人:2011/07/17(日) 11:16:09
大震災の死者1万5573人 警察庁まとめ
2011年7月16日 17時46分(共同)

 東日本大震災の死者は16日現在の警察庁のまとめで、12都道県で1万5573人、行方不明者は6県で5076人となった。

 被害が大きい3県の死者は宮城9314人、岩手4593人、福島1600人。不明者は宮城2573人、岩手2215人、福島284人。

 内閣府によると、6月30日時点の震災による避難・転居者は約9万9千人。

101凡人:2011/07/23(土) 01:52:25
東日本大震災:台湾私費留学生 交流協会が支援  毎日新聞 2011年7月22日 22時30分

 日台交流の窓口になっている財団法人「交流協会」(東京)は、東日本大震災の被災地の学校に私費留学する台湾籍の学部留学生に、支援のための「奨学金」12万5000円を1カ月支給することを決めた。被災地の私費留学生を対象とした文部科学省の緊急援助金(12万5000円)を巡り、栃木県の大学に通う台湾籍の学部留学生が「国交がない」との理由で対象外とされ、問題化していた。

 26日まで留学先の各大学で受け付ける。【吉村周平】


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