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雑談&連絡スレッド

2663無精髭:2009/11/08(日) 18:34:51
>2655
>批判されることに耐えられない人たち

そういう人たちって、たぶん、「批判⊆悪口」みたいな
捉え方をしているのではないでしょうか。

でも、例えば「批判」と言う言葉を辞書で引くと、以下のような調子です。

 Yahoo!辞書(大辞泉)から

 ひ‐はん【批判】

 [名](スル)

 1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を―する」「―力を養う」

 2 人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。「周囲の―を受ける」「政府を―する」

 3 哲学で、認識・学説の基盤を原理的に研究し、その成立する条件などを明らかにすること。

かろうじて2が「悪口」の意味に引っかかりそう。でも、人の悪いところを指摘するのと、
人を悪く言うのとは明らかに違いますよね。

 参考になった記事。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%B9%E5%88%A4%E7%9A%84%E6%80%9D%E8%80%83
 http://blog.goo.ne.jp/simauma_dx/e/a1ce06109d05c83ffdefdd4130cd97b9

他にも気になるタイプが二三ありまして…

・批判に鈍感な人。曰く「人から何言われようと、俺平気だもんね♪」

・批判に価値を認められない人。曰く「んなことどーでもいいから」

・何かというとすぐに価値観の問題にしてしまう人。曰く「人それぞれだし」

・挙句の果てに三人揃って、
 「そもそも議論するためにネット掲示板を利用してない。
 オレは愚痴を言いたいだけなんじゃあーーーーーー」
 いや、それでも一向に構わないのですが。

批判の一つとして相手の意見を相対化するやり方は良いのですが、
議論を中断するために結論を急ぐ人がたまにいまして、その場合も
相対化的批判が用いられることが多いようです。

・・・と書いたところで、ふと「相対化って何だ?」と思って
検索してみましたら、こんな記事を見つけました。
 http://www.sk-jp.com/mt/philosophical/archives/2004_09/14_235746.html
 http://www.sk-jp.com/mt/philosophical/archives/2005_07/09_050553.html

例えば、人の考えを別の考えで相対化する、と言う場合の「相対化」は、
人の考えをその人独自の視点から引き離し、別の考えと共に論じられる
問題領域へ入れることで、相互比較できるものへと変えてしまうことを
意味するのではないかと。そういえば、「自分を相対化する」と言う言葉を
耳にすることがありますが、この場合は「『自分を客観視する』中で、
自分が他人との関係において存在するように現れる」もしくは「『自分を
客観視する』上で、(イメージとして)自分を他人から見ているように
見ることができるような位置に移動させる」といったほどの意味でしょうか。

否、「お前の考えは、俺の考え(じゃなくても好いのですが)抜きには成り立たない」
みたいなことを明らかにするのが「相対化」なのかも。

…ということで、こちらにも「相対化」という言葉に違和感をお持ちの方は
いらっしゃいますかね(苦笑)。

>>2651修正

紫煙狼さんの多用するのは、隠喩でないのはもちろん、直喩とも少々異なるようで、
もっと広く、アナロジー(類推)と言った方が適切でしょうね。

 Yahoo!辞書(大辞泉)から

 るい‐すい【類推】

 [名](スル)

 1 類似の点をもとにして、他を推しはかること。「過去の事例から―する」

 2 論理学で、二つの事物の間に本質的な類似点があることを根拠にして、一方の事物がある性質をもつ場合に他方の事物もそれと同じ性質をもつであろうと推理すること。結論は蓋然的。類比推理。類比。比論。アナロジー。

 3 ある語形または文法形式との関連から、本来の語形または文法形式とは別の新しい語形または文法形式を作ろうとする心理的な作用。この種の働きによって、多くの不規則な語形が規則化されていくことがある。

他方、ウィキペディアには

 言語表現において、表現される事物に関しての類推に基づいた表現方法を比喩という。これは大きく、類推であることを明示する直喩と、明示せずに別の(文字通りには別の意味にとれる)表現に置き換える隠喩(メタファー)とに分けられる。

という記述がありますが、紫煙狼さんの場合は修辞技法を意識してと言うよりは
論理に徹する上で喩えを出しているのですから、上の大辞泉の記述中では2に
最も近いでしょう。つまるところ紫煙狼さんは類推のような帰納的推論も含め、
いくつかの論理的手法を組み合わせて文章を書いている、ということでしょう。

 類推 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%9E%E6%8E%A8
 修辞技法 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%AE%E8%BE%9E%E6%B3%95


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