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死刑制度についてひと言お願いします

2042ufloat:2009/06/18(木) 19:27:15
>>2034 , >>2036
・「冤罪は許されない」に「しかし」が続くのはおかしい
・犯罪は軽微でもそうでなくても許されない
などのご主張を見て、ようやく話が進まない理由が分かってきました。
今までの書き込みを読む限り、カレーライスさんは制度論について大変お詳しいご様子。
そのためなのかは分かりませんが、原則論・建前論の立場に立っていらっしゃるのではないでしょうか。
一方、私はあまのじゃくですから、冤罪が発生したらどうなるか、冤罪死刑が起こったらどうなるか、
などといった、平たく言えば「起こりうることについての可能性」や「仮定」を論じている立場です。
この両者は、別に一方が他方より優れているわけではなく、車の両輪ともいえるでしょう。

確かに、原則論からすれば、「冤罪は許されない」に「しかし」が続いてはならないでしょう。
それはそうです。冤罪は許されない、決してあってはならないものなのですから。
同様に、冤罪は決して許されないものですから、冤罪による死刑だろうが、懲役だろうが、
発生してはダメなものはダメです。どちらも同様に「あってはならない」のです。
一方、私の立場からすると、「冤罪は許されない」に「しかし」が続くのは当然です。
言ってみれば、実際に今ここで冤罪が発生したら、といったことを考えているのですから、
「冤罪は許されない。終わり」では何の解決にもなっておらず、何も主張していないも同然です。
冤罪死刑に関しても、生命と時間その他は両方とも不可逆ではあるものの、両者の間には本質的な
違いがある以上、「今ここで発生した」冤罪について、処刑されるのと、終身刑に処せられるのでは、
結果の重さが全く異質である。それゆえ冤罪死刑はとんでもなく重い問題で、死刑論を考える上では
冤罪による死刑の可能性は死刑の欠点の1つとなり得る、というのが私の立場です。


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