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死刑制度についてひと言お願いします

2005紫煙狼:2009/06/15(月) 22:19:13
そもそも…カレーライスさんは近代刑法成立に関しては非常によく理解なさっているが、
其の先の「現代刑法」や「近未来刑法」「未来刑法」についてどのようにお考えですか?
つまり、今後どのようにしてゆくのが望ましいか?ですね。それは必ずしも今すぐの話
ではなく、長い将来を見据えて、どのような形にしてゆくのが望ましいか…です。

私も何度となく投稿していますが「今すぐ死刑を廃止するのは危険だ」と思っています。
そして、その理由の一端が「受け皿」問題であることは、言うを待ちません。私は時間を
かけてでも、デメリットを排除しメリットを享受する方法を整えていくのであれば、
デメリット排除のために死刑を廃止し、メリット享受のために報復ではない社会保障を
充実させなければならない、と考えているのです。
従って、現在死刑を廃止している国が多かろうが少なかろうが、そんなことには無関心だし、
現在死刑を廃止しているような国々が、たいそう立派な制度を拵えている、理想的だ!とも
さらさら思っていないのです。(参考資料の前文を埋める程度の役にしか立たんでしょう)
そして、そんな出来損ないの制度の国々を見て「でも日本よりはマシ」とも思えないですね。
デメリットを無くす為に死刑を廃止してメリットを諦めるならまだしも、また別のデメリット
を抱えてしまったようなアホな国に比べれば、死刑制度が存続している日本のほうが何万倍も
マシなのかもしれないと思いますよ?本当。

ただね…。裁判の主体が誰であるべきか?という問題については、私は永久にカレーライスさんと
平行線をたどりそうな気がしてなりませんね。なので(何度となく言っていることだけれど)今の
うちに私の考える裁判の主体を明確にしておきますと、私は「刑事裁判は被告人のために行われる」
と思っているのです。被害者を主体におくべきだというのであれば、検察官は被害者の代理人として
被告人を断罪すべきである、ともね。
刑法学の偉い先生方は仰いますね、国が被害者の報復感情を代行する。よって検察官は国の代理人と
して、被告人を断罪するのは至極明快なことである…と。国は個人から私的復讐という権利を奪う
代わりに、国が復讐を代行するという社会契約を交わした、なんて表現しますか?

私は、その考えたかを「古臭くてカビの生えた論理武装だ」と感じるわけです。


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