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女帝問題
74
:
ヤスツ
◆0lcRIkF0ks
:2006/02/27(月) 23:57:45
>>67
今はヨーロッパの王室というのは、イギリスや北欧の一部を除くと概ね国が王制を止めてしまった
(フランスのように共和制に移行したり)わけですが、昔は王室同士の交流というのが当たり前
だったんですよね。
「ガイコクのおとぎ話」にあるところの、「王子様がお姫様を迎えに来る」とか、「王子様のお后選び」
といったシチュエーションを見るに、王室の結婚というのは皇室のそれというよりも、日本で言うと
戦国大名の政略結婚に近い印象を感じます。
確か今の英国王室(ウィンザー朝)は元々ドイツからの家系だったと聞いていますが(違ってたら
ごめんなさい)、それをしてドイツが「イギリスはドイツの家臣」のように思わないのは、ヨーロッパが
もともと持っていた結婚観/政略結婚の長い歴史が、ヨーロッパ全体として共有されているからな
んだろうなあ、とも。
その意味で、ヨーロッパ亜大陸全体で日本の戦国史のそれと比較できるくらいのものであるわけですね。
それはおくとして。
父系相伝というのはアジアの伝統なのかなとも思うんですがどうなんでしょうね。
中東あたりのイスラム圏では、一夫多妻・女は男の財産という部分ばかりが知られていますが、
その一方で「自分の妻が生んだ子供は、【種が誰のものであっても】すべて夫のもの」という考えも
あるのだそうで。つまり、畑にできたものは畑の持ち主に所有権があり、種を蒔いたのが誰かという
のは別に問題ではない、と。まあ、大らかと言えば大らかですが(笑)、同じ「アジア圏」といっても、
アジア西端の中近東とアジア東端の日中他では、やはりまた違っていますし、違って当然なのでしょう。
よく「外国ではそうだから日本もそうすべき」という他力本願な主張をされる方もいますが、伝統・風習
というのは、その土地の風土と必然によって育まれるものでもあるので、風土の異なる別の地域の
伝統を持ってきて「優れているから見習え」という論法は、少々乱暴であるようにも思います。
その意味で、皇室継承問題を考えるときに、「英国王室の例」を持ち出したり、「中国王朝の例」を
持ち出してくるのは、あまり意味がないようにも思われます。
繰り返しになりますが、ヨーロッパ諸国の王室による婚姻交流は、日本の戦国大名の政略結婚に
なぞらえるべき風習で、同等の力を持った諸侯またはパワーバランスを欠いた王国同士が、戦争
に寄らずに衝突を避けるための外交の一手段として行われてきたものです。以前、どこかでどなたかが
書かれていましたが、ヨーロッパ諸国では「貴族が王家に入る」こともできました。(英国王室のお后は
貴族から選ばれたりしてますよね。最近はヨーロッパに王様が減っちゃったから)
日本の皇室の場合、昭和帝以前までは同様に貴族に相当する宮家から嫁取りをしていたわけですが、
嫁どころかあーた、という現状や、今の日本が「皇室に付随する貴族の存在を許さない人が増えた」
ということも相まって、「貴族からの嫁取り・婿取り」が難しくなっています。そうなると、それこそクラーク
の地球帝国にあるように自己クローンでもするか、もしくは思いきった民間からの嫁取りにならざるを
得ず、ここ2代3人の男子皇族はそうしてきた、ということなわけですが……。
そんなこんなで、
1)皇室内の、血筋的に対等同等の家から嫁(婿)を取る という選択肢を捨ててしまうと、結局は
2)民間から取る という選択肢しか残りません。ナメクジやカタツムリのようなわけにはいきませんからねぇ……。
ともあれ、戦後世代が「皇室に関する教育」を受けてこなかったこともあって、その存在意義を改めて
自分たちの頭で考えるいい機会になっているのだろうとは思います。
このチャンスを大切にしたいところです。
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