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万博で新しい紛争解決の糸口、コミュニケーションの方策を探る

1中葉:2004/06/15(火) 12:18
朝日新聞6月11日付けによれば、5月31日に神田愛知県知事他が
北京で中国側関係者にご挨拶した際、昨年12月にBIE(博覧会
国際事務局)議長に就任した呉建民氏(前在仏中国大使、中国
外交学院院長)は「大阪万博以降、低調傾向にある万博運動を
盛り返したい。21世紀以降の紛争解決の糸口、新しいコミュニ
ケーションの方策、マルチラテラリズム(多国間主義)の観点
からも日本の努力を期待し、BIEも愛知万博に協力を惜しまな
い」と語ったとのことです。

2005愛・地球博では、このような国際的、歴史的な期待に対応
し、地球フォーラム・シンポジウム「地球に生きるものの使命」
http://www.expo-people.jp/projectlog/details/project_details.php?pid=23
その他、多種多様な企画・準備とともに、万博後の恒久的な
体制づくりも進めています。

しかし、まだまだ不十分です。
皆さんのご支援をよろしくお願いします。

204中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/02/28(火) 10:23:37
「持続可能な開発のための教育の十年」
http://www.esd-j.org/documents/DESDIIS_Final_JapanesebyESD-J.pdf

この大プロジェクトに成功すれば、
「万博で新しい紛争解決の糸口、コミュニケーションの方策を探る」ことも
夢ではなくなるだろう。

205中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/03/03(金) 11:24:57
日本の万博ではここまで行って、そこで息が切れました。
http://expo.ecoaction.info/dmarket/blog/peaceforum/article/atc00000002

後は次世代の皆さんと中国の人達の上海万博にバトンタッチします。

206大神:2006/04/01(土) 17:23:39
>中葉さん

上海万博について言われていますが

>>159のように

中国を平和の実行者のように持ち上げたり、国連などで提唱される
「持続可能(sustainable)〜」を中国万博が日本万博の先を行くように書いていますが、

それだったら

             何で日本の外務省職員は
     
                自  殺
 
           しないといけなかったんですかね?


申し訳無いですが、少しは現実を見た方が良いと思いますよ。
本気で運動に取り組んでいるのなら尚更。

万博開催はオリンピック招致と同じで国威発揚でやっているんですから。
表向きは綺麗な言葉を使うでしょうが。
共産主義国はリアリストであり、特に中国人はリアリストですから、中国政府が
日本人にニコヤカにしている時はそれは単にその日本人が工作対象になっている
だけですから。日本人は笑顔に弱いですが。


根本の認識を変えた方がいいと思いますよ。中葉さんが個人的にいくら中国人と
仲良くったとしても。ニコヤカな思い出があったとしても。

その上で本当に運動の効果を期待するなら、

「各国の実際の目的は題目から乖離しているが、それを【どうすれば結果的に】
役立たせし得るか」 と考えるべきでしょう。そもそも題目と実際の目的が
同じで世界中の政府が平和とsustainableな発展を求めているのなら

友引さんがそもそも運動なんてする必要もなく世の中は平和になっているはずでしょう?

が、今現に友引さんがこのように運動をしているのはそうではないからでしょう。

願望で観察眼を曇らせては運動なんて出来ませんよ。厳しい言い方ですが打算で
動いている連中(各国政府)から利用されて終わりですよ。

207大神:2006/04/01(土) 17:30:33
>>206

訂正

>>206の友引さんは中葉さんの間違いです。

208中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/04/01(土) 23:29:40
ご親切なご助言をありがとうございます。

私は生まれてからずーっと大東亜共栄圏と八紘一宇を夢見てきましたし、
少数ながら同志もおります。今日も彼らと今後の相談をしてきたばかりです。

困難であればあるほど、意欲が起きる性質です。見逃して下さい。

209ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/02(日) 00:35:42
八紘一宇の意味をわかってお使いなんでしょうかね(^^;)

210ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/02(日) 00:52:44
私の昨今の興味は、「先駆的な方法は、研究者の手の内にある間はなぜ一般化(普及)しないのか」について。
これは、科学・工学技術でもいいですし、ある種の思想や理念に置き換えていただいても結構です。

画期的な方法というものは、研究者が理論を完成させるまで発表しない、という段階にある場合、およそ普及はしませんし、していません。
が、これが利益を生むなどの商業的ラインに乗ってくると、加速度的に普及し、なおかつ低コスト化/高機能化/発展が期待できるようになります。
それに関わることで「得をする=利益を得る」人間が出ることで、初めて「その恩恵として便利になる、公益を受ける」ことができ、また、公益を得られるようなものになると、爆発的に普及していきます。
携帯電話、ネットなどの技術もそうですね。

で、これが研究者や一部の先行している専門家の手の中にある間はなぜ普及しないのか。
これは、研究者や先行している専門家は「まだ発達段階にあるからだ」と言い訳をするわけなんですけれども、実は「先鋭的な研究であるが故に、その理念、理論、ノウハウを独占したい」という意識がやはり働いてしまうようです。
これは、技術・理論の研究だけにとどまりません。

例えば、仕事上で画期的または経年蓄積によってある種のノウハウを得たとします。
そのノウハウを、同僚ないしは後輩、社内に向かって普及すれば、社内の作業効率は爆発的に上昇します。
が、それをすることによって、同僚ないしは後輩に社内での業績を追い抜かれ、先鋭的手段によって得た独占的地位が脅かされる可能性があります。
そうなると、社内での優先的地位確保のために、そうしたノウハウは公開したがりませんし、なかなか公開されなくなります。
それこそ、蓋を開けてみれば「なあんだ」というコロンブスの卵のようなものであったとしても、いや、だからこそそうしたノウハウは公開されないものでもあるわけです。
そういった「公開されない状態」もしくは「もったいぶった状態」が、私が言うところの「研究者の手の内にある」という状態です。

実際に公開させてみると、多くの画期的技術の基礎理論はいずれもシンプルです。
ものによっては、理論を学ばせれば高校生中学生にすら再現できてしまうもの、小学校の理科の実験でまかなえてしまうものすらあります。

こうした技術・理論を研究者の独占から取り上げ、一般化するためにもっとも効率のいい方法は何か。
やはり、その技術・理論によって「利益を得る者」が出るようにし、技術・理論によって報酬を得る少数の人間と、その技術・理論で金ではない受益(便利さ、安全、安心など)を得て報酬の資金源となる多数の人間が出る仕組みにしていくということが重要であるように思います。

平たい言い方をするなら、あらゆる懸念事項はそれを「金儲け」に転化または昇華することができれば、速やかに解決に向かうということでしょうか。
CO2排出量規制を例に挙げれば、「排出権の売買」というシステムが機能し始めたことによって、そこからくる「旨み」、事業が、これの実現を加速していますね。

中葉さんのテーマであろうと思われる「持続可能な」についても、それによって利益(報酬)を得る少数の人間と、公益を得て報酬を得る人間の資金源であることをいとわない多数の人間が必要なのではありませんか?
また、そうした「それによって利益を得る少数の人間」の存在をどのように受容しているのか(そもそも受容しているのか)、そうした概念をなしに「良心に対する期待」だけで成立させようと言うものなのかが、いまひとつはっきりしません。

「名刺の裏に、概念と目的と手段と収益獲得方法のすべてを記述できるようにまとめる」
というのは、営業の基本中の基本と言われますし、企画書の作成でも「最大でもA4一枚ですべての概略を説明できる」というのは、これまた基本だと思うのですが。

中葉さんのお話は、いつも「参考資料」への接続があるだけで、全体の概要の解説がないところが、「専門家によるノウハウの占有」を連想させてしまいます。

211大神:2006/04/02(日) 01:32:04
>>208

ヤスツさんも言われていますが大東亜共栄圏と八紘一宇の意味分かっていますか?

八紘一宇は別としても、少なくとも大東亜共栄圏(アジア連合)はEUのような
連合ではあってもそれはあくまで外(EUに取ってみればアメリカ、日本)に対
する優越のための手段の一つとしての連合なのですが。

 で、それは国連が表向き提唱している全地球規模〜や、そして中葉さんが掲げ
ている万博のような地球としてのsustainableとは矛盾するでしょう?

背反、矛盾していることを運動しても仕方ないでしょう?

212大神:2006/04/02(日) 01:47:42
それと、

>困難であればあるほど、意欲が起きる性質です。見逃して下さい。

          言っている事が矛盾していますよ

【意欲が起きる】のであれば、問題点を直視するべきでしょうし、困難を乗り越え
るべきでしょうから、わざわざ他人が【見逃す】必要はないですよね?

意欲が起きるのなら必要なのは

             問題点の解決であって、

           見逃してもらうことではない

のですから。そもそも中葉さんは何ら回答になっていないですよ。

私が

「Aという理想のためには貴方がしているBという手法にはCという問題点が
あって達成不能です」

>>206で言っているのに対して、中葉さんが

「私にはAに対する情熱があります。同志もいます。意欲もあります。見逃して下さい」

って何の回答にもなっていないですよ?

 と、言いますか、貴方が中国など(中国政府や国連や万博開催国)に貴方自身の願望
を投影して、現実の問題点(表看板と実際の各国の思惑との乖離)から目を背けて
いるのは分かりますが(そしてそのためにいつも私やヤスツさんからの具体的な指摘や
反論から逃げているのも。まぁこんなだから説明が出来ないのは当然でしょうが )

それではそもそも貴方自身同志に対して裏切っている事になりますよ?
また、sustainableな社会の実現にも裏切っていることになりますよ?

貴方にとっては同志や、sustainableな社会の達成の情熱は

             その程度のものなのですか?

213ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/02(日) 02:23:39
大東亜共栄圏よりもむしろ、「八紘一宇」を夢見るほうが中葉さんのお立場的には矛盾を生じると思うんですが(笑)

八紘一宇を旗印にしたら、中国韓国を含めた特定アジアの方々との間に平和的な共存関係を築くのは不可能だと思いますけど。
という、私の杞憂の意味はわかっていますよね?

まさか、「どうせおまえらネット右翼だろ? プゲラ 大東亜共栄圏&八紘一宇マンセーって言っておけば文句はないだろ?」というような意味で使っていらっしゃるのだとは思いませんが、「八紘一宇」の言葉の真意を知った上で本気でお使いになっているのだとしたら、前述通り特定アジアとの平和的かつ対等な共存関係は築けないと思いますが。
八紘一宇をそうした理解なく使っていらっしゃるのだとしたら、それはあまりにも迂闊であるように思われるのですが。

私、中葉さんのことがときどきわからなくなります。
本当に同一人物なのかどうか。
グループハンドルなのではないか、後輩もしくは教え子が、先生のコテ&トリップを使っていたずら書きをなさっているのではないかと、別の意味で心配です。

214大神:2006/04/02(日) 11:59:13
>>213

大東亜共栄圏:ある意味アジア連合ではあるが、あくまで米欧との対抗を基調とした
       連合にしか過ぎないので世界全体の福祉とは矛盾
八紘一宇:一応世界が一つになるが、一つの宇を考えると現在の中国や韓国を否定して
     解体して吸収しないといけないので矛盾

というところですかね。まぁ、ただ
>、「どうせおまえらネット右翼だろ? プゲラ 大東亜共栄圏&八紘一宇マンセーって
>言っておけば文句はないだろ?」

の意味の方が強そうですね。

>私、中葉さんのことがときどきわからなくなります。
>本当に同一人物なのかどうか。
>グループハンドルなのではないか、後輩もしくは教え子が、先生のコテ&トリップ
>を使っていたずら書きをなさっているのではないかと、別の意味で心配です。
 
 私もそれを思います。75歳のお方にしても思慮分別の無い行動だったり、
やっていることは単なる宣伝だったりと。しかもその宣伝されている内容も
役人文書である外務省の一ページだったり
(ですから友引さんに懺悔を勧めたりしたのもそれだったのですが)。

215ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/02(日) 12:56:41
>>214
加えて、「八紘一宇」が、何を旗印に、何の後光(権威)でそれを行うという意味の言葉か、
中葉さんが75歳の退官教授ならおわかりのはずなんですが。
わかった上で転向されたのだとしたら、戦争体験は人をこうもねじ曲げてしまうものなのかな、と思いますし、現役でなくなった方に現実感を求めるのは所詮無理なのかなとも思われます。

寂しいことですね。

216通りがかり:2006/04/02(日) 14:25:48
〉中葉さんが75歳の退官教授

中葉氏が自らを「75歳の退官教授」と書かれたことは一度もないはずですが・・・
ヤスツ氏は匿名性を否定する立場を取っておられるのでしょうか?

217ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/02(日) 16:59:42
>>216
ネットに当人が自発的に公開されているものをそのまま再提示するのは、匿名性の否定には当たらないと思いますが?
中葉さんは、自らの研究について自らのホームページをお持ちで、そのホームページへのリンクをご自身が公開されています。
これを辿ると、ここには直接は書きませんけれども、ご本人について詳細に知る手がかりを、ご本人が自ら明かされています。

私は、「本人が明かしていない情報を開陳することは否とする」とする一方で、「本人が自発的意志で開示している情報は、自由にそれを考慮してよいもの」と考えています。
ヤスツについてわかる限りの情報を掘り当てられるなら、それは自由に利用してよいわけです。
中葉さんはご自身のホームページへのリンクを、このスレッドの中にご本人自ら記載されており、なおかつ、その主張についての補足資料としてご自身のホームページを見るように、本人が促しておられます。
私は本人の意志と判断を尊重する者であって、それが私に害を及ぼすものでない限り、強制によって本人の主義を変えるつもりはありません。
この場合は、中葉さんご自身がご自身の意志で開陳している情報が、【あくまで真実である】という信頼に基づいて引用しているにすぎません。

そういうわけで、>>216さんには過去ログの精査を求めたいと思います。
具体的には>>14にあります。

218中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/04/02(日) 21:47:33
私は別に何をお書きになっても構いませんよ。

219大神:2006/04/02(日) 22:59:45
>>217

birth が 1931.1ってネットで公開していますからね。

>>216さんは

反吐が出ている友引生まれの「武蔵の守」のヤンキーな吉岡さんですから。

220ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/02(日) 23:37:01
>>216
重ねて言えば、私は匿名性を否定しているわけではありません。
むしろ、「実名の開陳は、本人及び家族の実生活に、なんらかの問題を引き起こす場合もあり、慎重であるべきだ」という考えを持っています。
これは、N.I.さんとの往来の中でも明らかにした通り。ドアに鍵を掛けないことで泥棒に入られた場合、もちろん指弾されるべきは泥棒ですが、そうされない予防行動が取れたはずなのにそれをしなかったのは、被害者の落ち度である。そうする予防行動は取るべきである、というのが私の主張です。
が、これは「私が考える、そして自分に対して任じている考え」であって、他の方がそれとは違う行動を取っている場合、「危ないですよ」とご忠告することはあっても、当人の行動を強制的に束縛することも変えさせることもできないわけです。
今回のケースで言えば、中葉さんがご自身のホームページで公開されている情報を「今すぐ削除しろ!」と命令し強制させることも当然ながらできませんし、それをするつもりもありません。
中葉さんが>>218でおっしゃっておられるように、それはご本人が覚悟の上そうしておられるのでしょうから、それを尊重したい、ということです。

ですから、中葉さんのホームページから得られる情報は、中葉さんの主張を理解する上で必要だと思えばそれに照らし合わせて引用します。公開情報ですから。
中葉さんの過去の仕事・実績、現在の仕事、これまでの職歴や肩書きなどが、中葉さんの主張の形成に深い関係があると考えれば、公開情報の中からそれを引用することもあります。
しかしながら、実名や住所、電話・FAX番号などは、中葉さんの主張を理解するためには当面は不要であるので、とりあえず公開情報ではあるけれどもここに引用してくる(情報を積極的に拡散させる)必要は今のところない、と判断しているので、それは自分の指針に照らし合わせてしない、というだけのことです。

中葉さんの主張を検討する上で、実名での引用が必要になれば、公開情報から借用することもあるでしょうけれども。


そして重ねて言うなら、どこの誰兵衛の主張であるかということよりも、ネットのこうした互いが誰かわからない場では「何を言いたいのか」「何を伝えたいのか」がまず主であり、「それを言っているのは誰か」というのは従であるということです。
中葉さんは、「誰が言っているか」へのインデックスを貼り付けることはなさいますが、「何を言いたいのか」がうまく伝わっていらっしゃいません。
ここ数年の間に、ネットを活用しきれず、伝達力不足を露呈させて消えていった言論人、化けの皮が剥がれてしまった政治家も多数おります。
晩年にきてそうした轍を踏まれないよう、切にご心配申し上げる次第です。

221中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/04/03(月) 11:13:40
ヤスツさんの多弁・能弁には脱帽です。

222ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/03(月) 15:09:10
>>221
私のは多弁ではなく、過弁です。
ですが、これでも足りないと思っていますよ。
そして、インデックスを自慢していくとき以外の中葉さんは「寡弁」にすぎるのではありませんか?

短い言葉、シンプルな言葉の中に鋭い本質が含まれている場合もありましょう。
しかし、短い言葉は複数の意味を含み、その中のどれを選ぶかを、受取手にゆだねてしまうという危険性も持っています。
フランス国営テレビの解説員が善意と賛意を持って「荒川の金メダルはご飯一杯に値する」と言った言葉も、受け取りようによっては「バカにしている」と考えてしまう人も出るかもしれない。(解説員は釈明と謝罪をしたそうですが、荒川側は最初から問題だと思ってはいなかったと表明しているとのこと)
そう考えたときに、事例を大量に挙げていく文章が多弁過弁であることは、確かに「行き過ぎ」であるかもしれませんけれども、短くシンプルすぎる言葉を投げ捨てて誤解を増長するよりはいいと思っています。

その一方で、その過弁の中に専門家にだけわかる専門用語がちりばめられているのは、いかがなものでしょう。
結局それは「暗号文」と変わりありません。専門家同士の会話ならそれもいいでしょう。
相手が専門家だとわかっているなら。

しかし、匿名掲示板という場はそういう場所ではないでしょう。
中高校生が課題の調査のために出入りしていることだってあるんですから(^^;)
相手の練度・精度が特定できない場において自分の意見を申し述べるのであれば、ある程度は「補足のための補足」をかみ砕く努力も必要です。
かみ砕きもしないで短ければいいというものではなく、専門用語をずらずらならべればいいというものでもありません。

これまでの学内ではどうだったかわかりませんけれども、例えば中葉さんのお考えを一営業として客先に持って行ったら、企画資料のタイトルすら見てもらえませんよ。
誰かに自分の意見を聞かせようとしたくて、こうした場に意見表明をするならば、「読まれること」「理解されること」「意見に賛同する人間を増やすこと」に少しは気を遣うべきではないかと、常々思います。
人に広く受け入れられにくいアイデアや、広めていきたいけれどもまだ普及には至っていない理論をお持ちの方は、より一層そうされるべきだと思いますが。

223中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/04/08(土) 00:18:11
何をどう使っても痛痒を感じない。しかし、その人の人となりはなんとなくわかるな。

224ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/08(土) 02:09:12
>>223
一言で言えば、中葉さんのご意見は「他の人に再伝達しにくい」と申し上げているのですが。

あなたに痛痒を感じて頂くために申し上げているわけではありません。
「主張・理念の普及」というのは、なんだかんだ言っても伝言ゲームなんですね。
Aさんの主張を、Bさんが聞く。それをCさんに伝える。CさんはDさんに伝える。
このとき、BさんがCさんに「詳しくはAさんのところを見てくれ。他の人にもそう伝えてくれ」と言っているのが中葉さん。

ところが、この「Aさんが詳しいから後はAさんに聞いてくれ」形式の伝達方法だと、Dさん、Eさんのところにまで行き着かないことのほうが多いのです。
なぜか。
自分がある程度理解できて、人に「勧めよう」と思ったことでないと、人は他人の考えを人に伝達するということはしないんですね。

簡単な例を挙げましょう。
Aさん「民主党の代表選で小沢が新代表になったってよ」
Bさん「へー、そりゃすごいな」
Cさん「へー」
Dさん「それより、今日の晩ご飯どうする?」
と、A→Dさんに向かうに従って興味が薄れていきます。そうすると、Dさんはたぶんその話題をEさんには振らないでしょうね。
なぜか。自分が理解できていない=興味がないことだから。

では、どうすれば興味を持たせる(=次のEさんへのリレーを途絶えさせないようにさせられる)か。

そのためには、B→Dさんに至る仲介者が、Aさんの発言の「全体」ではなくても、「概念の要約」を理解し、それを自分の言葉で情報下流の人に伝えられるということが重要になってきます。
論文の冒頭に抄訳を付けるようなものと言いましょうか。
でも、論文冒頭の抄訳が「短いけど専門用語ばりばり」では、やはりそれは抄訳にも「概念の要約」にもなりません。Bさん以降、Aさんから遠ざかるに連れて専門用語も前提知識も薄くなっていくわけですから。
そうなると、「よく知られた別の事例」や「Bさん以降の人間が、それぞれの間で引き合いに出せる何か」に載せ替えて説明できるような概念の要約が、やはり必要になってきます。

中葉さんはこの場合Aさんです。
私などはBさん、ということになります。
中葉Aさんの仰りたいことが理解できれば、私はCさんやDさんに中葉Aさんの考え方を説明する=情報伝達のリレーに与し、中葉Aさんの考え方を普及させることの手伝いができるでしょう。
ところが、中葉Aさんには、そうした「概念の普及」はまったく興味がないご様子であり、「詳しいことは私のHPを見るように言ってください」としか仰らない。
行ってみて、そのHPを見てみましたが、あの内容では人に説明も普及も出来ないなあ、これじゃどんなにいいアイデアでも広まらないだろうなあ。と、思った次第です。


繰り返しますが、痛痒を感じて頂く(=悪口)として言っているのではないのですよ?
このスレのタイトルを今一度ご覧ください。「コミュニケーションの方策を探る」のが中葉さんの掲げた主題でしょう?
なぜ、コミュニケーションの方策(=情報伝達の手法)の実践をなさらないのですか? ということです。

225ヤスツ ◆0lcRIkF0ks:2006/04/08(土) 02:22:35
他の議題、例えば「いかにして世の中を平和にするか」についてでもそうですし、中葉さんの「紛争解決の糸口としてコミュニケーションの方策を探る」でもいいんですが……
それらについて、何らかの(例えば中間的なものであっても)「こうするべきだ」「こうするといいかもしれない」という手段を提唱されていらっしゃるわけでしょう?
しかも、それらは、「国対国」の関係解決、多少ダウンサイジングするにしても地域の問題解決に援用するつもりで提唱されているわけですよね。

ところが、そうした手法を提唱される方に、「では、その手法をこのスレ内に適用して、意見対立の回避、スレの平和、スレ内での(論者同士の)紛争解決に繋がるコミュニケーション手段の実演を見せてください」とお願いすると、実現した試しがありません。
「国対国」というマクロな関係を解決するための手段は、「スレ内の人対人」というミクロな関係の解決には援用できないのですか?
それとも、「設計図は提示できても、実現は難しい(画餅)」ということでしょうか?

理想的な方法論が描けても、それを実現できなければ意味がないように思います。
よくできた方法論があるのに、それに従わない人が悪い。という言い方をされる方もおりますが、それは「現実が理想に従わないのが悪い」と言っているだけになってしまいます。
理想通りにならない現実を御する方法が「世界を平和にする方法」であり「紛争解決のためのコミュニケーション手段の確立を急ぐ」ではないのですか?

先だってのメール問題のときの国政調査権を要求した民主党(または、つい最近の衆院本会議での菅直人議員の質問)ではありませんが、遂行によって得られる利益を要求をする前に根拠を見せないと。
「これをこうすればこうなる。だからこの方法は実現性が高い」ということを示さずに、「この方法は完璧だが、実現されないときは理解しない奴が悪い。提唱者だが方法を普及する責任は自分にはない」では、誰もその案を支持することが出来ません。


世界が平和になる方法で、スレ内の意見対立を回避し、スレを平和にさせてみてください。
紛争解決のためのコミュニケーションの方策を探ったなら、その方策でスレに参加する人間同士のコミュニケーションを潤滑にさせてみてください。

私は中葉さんのお考えを理解するために、「こうですか?それともこうですか?」と積極的に自分の意見を述べ、また中葉さんが取られた態度に対する感想を述べています。
が、あなたはむしろそれに対して消極的であり、ますますもって私が思う「理想を提示する人は、行動が伴わない」という疑念を深めることに繋がっているのだ、ということを、私はあなたとあなた以外のこのスレを見ている人に訴えているのです。

スレで発言する人が例えば私とあなたしかいない場合、あなたはこのスレは寂れていて宣伝力が低い場所だとお考えになるでしょう。
しかし、時間をおいて誰かがこのスレを1年、2年後に見に来ることがあるかもしれません。今のこの瞬間、我々がわからないだけで、10倍100倍の誰かが読んでいるかもしれません。
また、私があなたの反論と私の反論を切り抜いて、自分のサイトに保管するかもしれません。
先だってのN.I.さんとのやりとりの記録などは、私は自分のサイトに4年ほど保管していますが、その間に私も知らない多くの方が繰り返し引用されていました。

ネットでの議論は、どういった態度を取ろうと、その向こうに「タイムラグをおいて見ている人」がいることを忘れてはならないと思います。
中葉さんの取られている態度は、そうした人々にどう映るか、ご自身のHPに掲げられた内容に対する信頼性を、どの程度損なわずにすむかをよくお考えになって行動なさるべきではないでしょうか。

226中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/05/18(木) 08:51:48
「万博で新しい紛争解決の糸口、コミュニケーションの方策を探る」次なる舞台は
上海万博です。

これから準備期間は満4年を切りました。急ぎましょう。

227中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/08/21(月) 05:36:12
幸い、準備はできました。後はこの調子を維持することのみ。

228中葉 ◆22bKXenR5Q:2006/11/08(水) 14:23:30
「中部地域の持続可能な発展教育」拠点準備フォーラム
次世代への思いやりをカタチにしよう−この地域で生き継いでいくために
日時: 2006年12月3日(日) 9:30〜17:00
場所:名古屋大学環境総合館
http://bernerland.com/cgi-bin/cocoro/contribute.cgi?mode=res&no=96
もなんとか格好がついたし、うまくいきそうです。

229大神:2007/01/06(土) 20:51:42
「持続可能な社会」について

結局持続可能な社会を作るのに問題としては

エネルギー問題、環境問題、食糧問題等になりますかね。

日本の場合は前二つについて考えた場合、

・エネルギー問題:石油などのエネルギーの枯渇への対処
・環境問題:CO2の問題

があります。ここで最近はバイオエタノールが注目されていますが
(燃焼しても光合成して植物内に取り込んだCO2から作られた糖由来の
エタノールが燃焼するだけなので見た目にはCO2発生量は0になる)、
ブラジルでは既に実用化されているので何とか日本でも実用化されないものかと思います。
バイオエタノールによる燃料が実用化出来れば環境、エネルギーの両方の
問題にプラスになるので(勿論、実際にはプラントを作る際にCO2が発生
してしまうのですが)。

ただこのバイオエタノールを日本で実用化する際に、日本は土地が狭いので
耕地面積が足りないという点と商業ベースに乗せるのが難しいというのが
あります(安倍首相も意欲的ですがやはりその点が批判されています)。

糖度が高い作物からは大量に取れるので、品種改良をして糖度の高い
植物を開発し、多毛作を行って休耕田を使って何とか商業ベースに
乗せれるだけにはなって欲しいものです。

明治の時には単に食糧問題として品種改良が行われていましたが、今後は
持続可能な社会を作るためにもこのような環境問題、エネルギー問題に
関連した品種改良が重要になってくるかも知れません。

230中葉 ◆22bKXenR5Q:2007/01/07(日) 20:18:36
反則かもしれませんが、世界のルールを紹介します。

愛・地球博協会企画事業「地球市民村」:「持続可能性への学び」をコンセプトに展開
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N1/N1.2/N1.2.26/N1.2.26.3/
“持続可能な社会をつくるためには、技術革新や制度改革と並び、
意識変革につながる教育の重要性が指摘されてきた(1992年の地球サミットで
採択された行動計画「アジェンダ21」など)。 ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、
このアジェンダ21を受けて、持続可能な社会を達成するため、教育全体の再構築を提言した。
「テサロニキ宣言」(97年12月、ギリシャ、テサロニキ)と呼ばれ、
「持続可能性という概念は、環境だけでなく、貧困、人口、健康、食料、民主主義、人権、
平和、道徳・倫理、文化的多様性、伝統的知識などを含むこと」、「環境教育を持続可能性のための教育と
表現しても構わないこと」などの内容からなる。 他に、「持続可能性のための教育(Education for Sustainability)」
「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」「持続可能な未来のための教育(Education
for Sustainable Future)」などと呼ばれることもある。”

231中葉 ◆22bKXenR5Q:2007/01/08(月) 14:08:29
大神さんは、
“持続可能な社会をつくるためには、技術革新や制度改革と並び、意識変革につながる教育の重要性が指摘されてきた”中の
“技術革新の重要性”を指摘て下さいました。

私は、
“制度改革と並び、意識変革につながる教育”を実践しております。

お互い、一人だけでは片手落ちです。

コラボレーションしましょう!協働しましょう!

232大神:2007/01/08(月) 16:18:32
>>231

環境問題にしても一人一人の意識が重要になってきます。

例えばアメリカは京都議定書への批准を拒みましたが、ここ数年の間において
米国民のCO2問題に関する関心が高まっています(Yahoo Newsより)。

京都議定書に関しても非批准国や批准を拒否する国に対して批准と
実行を促すのに有効な手段となるのは世界の世論に世論に拠るところが大きいです。
そしてそのような意識変革や教育の裏付けになるのは技術的に可能かどうかです。

233中葉 ◆22bKXenR5Q:2007/02/06(火) 09:23:55
おっしゃるとおり裏付けが必要ですね。

両面から、手分けして、進めましょう!

234中葉 ◆22bKXenR5Q:2007/08/03(金) 11:07:12
上海万博(2010)までにウェーバーの呪縛を解くことはできるでしょうか?
ウェーバーが提起した謎は、
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の最後の以下の文章です。

“こうした文化発展の最後に現われる「末人たち」《letzte Menschen》
にとっては、次の言葉が真理となるのではなかろうか。「精神のない専門人、
心情のない享楽人。この無のもの(ニヒツ)は、人間性のかつて達したことのない
段階にまですでに上り詰めた、と自惚れるだろう」と。――
 ただし、ここまでくると、我々は価値判断や信仰判断の領域に入り込むことになる。
が、そこまでは、この純粋に歴史的な叙述に求めるべきではあるまい。
むしろ、われわれのなすべき仕事は、以上の素描でその一端にふれたにすぎない
禁欲的合理主義の意義を、さらに社会-政治的倫理の内容について、
すなわち、私的集会(Konventikel)から国家にいたるまでの
社会的諸集団の組織と機能のあり方について、明らかにしていくことだろう。
その次に、禁欲的合理主義の人文主義的合理主義とその生活理想や
文化的影響に対する関係、さらには哲学上ならびに科学上の経験論の発展や
技術の発展に対する、また精神的文化諸財に対する関係が分析されねばならないだろう。
(岩波文庫版 pp.366-368)”

私たちは、

万博で開催した7月8,10日2回の「持続可能なコミュニティづくり」シンポジウム
そのⅠ.「持続可能なコミュニティづくり」―組織とマネジメントからの問題分析
そのⅡ.「持続可能なコミュニティづくり」―文化と価値の創造をめざす問題解決

において、正にウェーバーが提起した謎と悪戦苦闘し、その後も悩み続けてきました。

でも、もうタイムアップです。

何とか、操作的な結論を出しましょう。

237中葉 ◆22bKXenR5Q:2008/07/30(水) 18:16:33
出します。あせらずに待って下さい。

238中葉 ◆22bKXenR5Q:2008/09/12(金) 15:30:51
なんとか結論を出せそうです。

「ラディカル・プランニングの媒介」という方法論をフリードマンが提供してくれたからです。

John Friedmann: Planning in the Public Domain: From Knowledge to Action, 1987, Princeton UP, p.389
http://www.amazon.co.jp/Planning-Public-Domain-Knowledge-Action/dp/0691077436

239中葉 ◆22bKXenR5Q:2008/09/12(金) 15:37:32
MRP(Mediations of Radical Planning)による取組み:

オルタナティブな開発にはラディカルな実践が必要であり、
実践は適切な理論によって方向付けられなければならない。
以下に列挙するような構造改革の理論によるバックアップと
媒介とがなければ、ラディカルな実践は定着できないであろう。 *)

1.資本主義社会の構造的問題(人種差別、父権社会、資源枯渇、
  貧困、疎外など)

2.システムの暗黒面を繰返し再現する現実を批判的に解釈する。

3.対抗し、改革する運動がないとしたら社会がどうなるかの
  未来予想チャート
4.解放のための実践に基づく望ましい詳細な未来イメージを練り上げる。

5.多くの人が望む未来の実現に対する既得権側からの抵抗を克服する
  戦略を提案。

*)John Friedmann: Planning in the Public Domain: From Knowledge to Action,
  1987, Princeton UP, p.389


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