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反・反戦派の方々へ
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武蔵さんが>>526で同意なさっている>>523中の次の点。
> このように私は、偏見のために被害を被ったり肩身の狭い思いをしている人に対して理解が広
> まってほしいと思っています。
> ただ私は、そのような場合でも、一方が良くて一方が悪いというような、両極的な見方はできな
> いのです。まずそれはケースバイケースであろうということと、物事というのは視点を変えると違
> った見方が出来ると思うからです。武蔵さんが、いみじくも「教育の二面性」とおっしゃったように、
> 人間が関わる物事には様々な面からの見方があると思うのです。
この点に、僕は同意できません。
たとえばパレスチナ問題に関して。
パレスチナの土地の占領、という事態において、イスラエル政府、そしてそれを支える国民には、
「一方的な」責任があります。まずはこのことは踏まえておくべきです。
そして、その場合でも、露夢虫さんがおっしゃるように、イスラエル側にも事情があります。彼ら
のあのような過剰な防衛行動の遠因は、長年にわたるヨーロッパにおけるユダヤ人迫害、とり
わけナチスドイツによる大虐殺(と人々の黙認)があります。その意味で、物事が単純ではない、
イスラエルの人々を悪人にして終わりにはできない。
おそらくここまで、露夢虫さんは同意なさるでしょう。
しかし、以上のこと、パレスチナ側の事情、イスラエル側の事情を勘案した上で尚も言わなけれ
ばならないのは、イスラエルの人々が受けたどんな仕打ちも、彼らが今現在パレスチナの人々
に対してしていることを正当化したりはしない、ということです。
ここが勘違いされてはいけません。だから、この留保は必ずつけないといけない。
全体としてみたときに、「一方が良くて一方が悪いというような、両極的な見方はできない」わけ
なんですが、人はしばしば全体について語ることによってディティールをごまかす、ということを
やってしまうものです。もちろん、露夢虫さんにその意図はないと思います。むしろ、このような
ゴマカシを徹底して避けたい、批判したい、とそうお考えになると思います。
ここで僕が申し上げたいのは、私達が気づかないうちに、そのようなゴマカシの語りをなぞって
しまうようなことがあるから、そのことを自覚的に避ける必要があるのだ、ということです。それは
意図とは別の話です。私たちは意図せずして、そういう語り方を模倣してしまうことがあります。
それによって、気づかないうちにゴマカシに荷担してしまっていることがあるのです。
これを回避するためには、「全体として、一般的な傾向としてこうなんだ」という話よりも、個別の
具体的なケースについて、「ここではこうだよね」という話の方をより多くすることが必要になって
きます。全体的な話をすることを少し禁欲して、具体的なディティールの話をする。ディティール
の話の積み上げの結果として、言える範囲の一般化だけをする。そういう慎重さが必要になって
くると思います。
これは相当面倒な作業で、僕自身いつも出来ているとはおもいません。ほとんど出来ていない
とすら思います。しかし、この点は注意していくことを互いに注意喚起しあっていく必要性はすご
く強く感じます。
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