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反・反戦派の方々へ

526武蔵:2003/06/23(月) 18:41
>>523

いつもながら、よく整理されたレス、有難うございます。
全てにレスなんて、無理しないで下さい。
これだけまとまったレスを返そうと思えば、相当な時間がかかると思いますし・・・
その代わりといってはなんですが、即レスの未整理をお許しください。
個性だとおっしゃってくださったことに甘えます(^^ゞ

>一方が良くて一方が悪いというような、両極的な見方はできないのです。

これを見て一瞬ギクッとしましたが、

>裏を返せば被差別者だったり、社会の被害者だったりする…

を見て安心しました。
そういう意味では全く同感です。
苛酷な状態にいる人ほど苛酷な差別(暴力を伴なうような)をするという現実はあるでしょう。
マリーアントワネットは、差別の頂点にいて「パンがなければお菓子を食べたら?」
という有名な言葉を吐きますが、
彼女自身が鞭を取って、民衆をしばき上げたりはしません。

士農工商の身分の下に、エタ非人の被差別階級を作ったのも、すごい知恵。
一番上の階級である武士は、直接非人を差別するどころか、
刑務官として身近に置いて使用すらした。

差別者が、一種の犠牲者であったり、別の局面での被差別者である場合が
圧倒的に多いという認識は、同感です。
井上光晴の『地の群れ』という小説を読んだことがありますが、
在日と被差別部落民と被爆者の三つ巴の差別が描かれていました。
そういう被差別の構造を見極めること、その構造で損をしているのは誰で、得をしているのは誰か。
その構造を根本から問い直しことが必要ですね。
それがないと、抜本的な解放は望めないわけで、それが究極の反戦運動だと思います。
被差別者同士が敵になって、刃物を向け合うべきではないですからね。
戦争だって同じ事がいえると思います。
当該国の兵隊同士、個人的な恨みなんかまるでないのに殺し合いをする。
構造的に敵対させられているだけですよね。
戦争によって損をしているのは誰で、得をしているのは誰か。

あなたがつかまれたように「怒る」というはじめの勇気ある突破口を開いた後、
その怒りは、さしあたり足を踏んでいるものに、足をどかせる力にしなければならないけれど
本当の敵は、足を踏んでいるその人物ではなく、足を踏み踏まれる構造にあるということを学んでいかなければ
怨念の報復合戦になるかも知れません。
kkkをそのままにしておくことはできないけれど、kkkも抱える問題にも目をやらなければ
抜本改革にはならないですね。
目的は膨大になってきました(^^;




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