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反・反戦派の方々へ

158JDSみらい</b><font color=#FF0000>(W3va7n4o)</font><b>:2003/05/12(月) 23:48
>ぼーん氏

なぜか私が、ぼーん氏の主張に於ける理解者陣営に入っているようですが?
私は「理念として」であれば、全ての人類の生命は等価であると言う主張には
賛同します。しかし、「理念」はあくまでも「理念」でしか有り得ません。
それ以上でも以下でも無いでしょう。

「本音と建前」の話題も出ているようですが、「本音」の箇所を変えることが
出来なければ、所詮は「理念」=「建前」であり、実現は不可能な空論に堕して
しまうのでは無いでしょうか。

ぼーん氏が「全ての人類の生命は等価である」と、「理念」を説けば、平時に限定し、
かつ直接的な利害が無ければ、私にしても「全くその通り」と肯首するでしょう。
しかし、平時でなければその答えは全く異なってきます。

そのような事態であれば、私は>>95の主張をして自らに全く恥じる事はありません。
「全ての人類の生命は等価である」「故にいかなる戦争(戦闘行為)」も許容されない。
と言う主張は、耳触りの良い台詞ではありますが、現実に・眼前に生起しつつある
戦争に対しては全く無力です。

同様に、平時に於ける戦争の遠因・近因となる様々な対立の解消にも全く無力ですね。
イラクの例を出していましたが、都合の良い箇所のみを摘み食いしてはいませんか?
ぼーん氏の言うように、治安の悪化・クルド人問題・イスラム各派の鬩ぎあい等々の
問題は山積しています。

しかし、フセイン政権が機能していた時のような「100%フセイン支持」に関しては、
その影も見えないようです。(一部政権中枢に近かった人間もいるようですが)
そもそも、国民投票の結果が「100%の現政権支持」は、異状でしょう?
それに関しては、ぼーん氏も同意されると思いますが。

私も、今次イラク攻撃には疑問があります。先次のアフガン攻撃にしてもそうです。
しかし、所謂「平和を叫ぶ人々」はアフガンに於けるタリバンの・イラクに於ける
フセインの「軍事政権の圧制による犠牲者」を、「敢えて見ないように」している
ように感じられます。

何故でしょう?例え「大嫌いなアメリカ」の所業であっても、そこには「解放」が
現実に存在しているのに。「反戦」を訴えるのであれば、米国による解放が為され
なかった場合と、為された場合の「民衆の犠牲」の推定数を納得出来る説明と共に
提出すれば良いだけのことでしょうに。何故それをしないのでしょうか?

と、つらつら書いて来ましたが、今夜は少々酒も入っていますのでこの辺りで
失礼します。

現役の軍人(敢えて「軍人」とします)の感覚としては、「理念」のみでの
「世界平和」の達成は、ほぼ不可能だろうとの感想を付記します。
理念が無ければ空論になるでしょうが、理念のみで現実が見えない場合もまた、
同様に「空論」に堕してしまいます。




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