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ある体験の・・・回想録4

1ロイ </b><font color=#FF0000>(EGLIC9Vs)</font><b>:2003/11/18(火) 08:41
『この掲示板利用にあたって/管理人』
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2470/1040148566

警告:以下には虐待に関する文章及び性的な描写が多く含まれる。
   人によってはフラッシュバック誘発の恐れがある事を留意の上
   自己責任で参加するように。時には自ら離れる勇気も必要だ。
   そして、参加者は上記のスレッドの注意書きに
   目を通す義務を有するものとする。(読まない者の参加を認めない)

ここは管理人である「私」こと「ロイ(EGLIC9Vs)」が
個人的理由によりある悪夢を体験談的に回想するための場である。

私の悪夢は異常なまでに生々しく残り続け時を構わず再現される。
真偽の程は想像にお任せする。どちらにしろ詮索には意味がない。
しかし、この掲示板に書かれた内容の全てに置いて
実在の人物、団体、組織を特定しうる情報は何もなく
真偽の程を特定するだけの証拠には一切なりえない。

また、実在の犯罪、事件に関する情報として提供しうるものを
管理人は有していない。仮に、管理人がなんらかの情報を
握っているように見えようとも、それは読み手側の問題であり
管理人には訴えるにたるだけの物的証拠は何もなく
他者を巻き込む意図も訴訟に関わる意思も全くない旨を明記しておく。

これはあくまでも管理人の見た『悪夢』の回想録であり
解決・未解決に関わらず実在の事件との関わりは一切ない。

751頭脳戦隊ヒマナンジャー:2004/12/13(月) 22:27
半分正解かー
街中クリスマス商戦真っ最中だもの。
意識しなくてもそんな気分に持ってかれるんじゃない?
このままでもいいけど私もカラーコード考えてみよー

752747:2004/12/13(月) 22:44
スレの一覧のところだぁよ。>ロイ
文字が紫になるんで、それが背景の柊色にうずもれてちっかちっかブンブン

その他の色合いは好きよ〜
Conquest of Fate とのコントラストは素敵だな。

753暇なんじゃないんじゃー:2004/12/14(火) 02:09
スレ一覧の文字だけ変えられないのかな?
khaki#f0e68c なんてどお?

754暇なんじゃないんじゃー:2004/12/14(火) 02:10
それか、Conquest of Fateと同じ色にする。
って、 暇なんじゃないんじゃー?! どっちやねん。

755暇なんじゃないんじゃー:2004/12/14(火) 02:41
とりあいず、スレッド一覧の色の変更は「訪問済みのリンクの色」を変更すると
変わると思いまつ。
タイトル色と同じで大丈夫ではないかと。

下は自分がお世話になっている配色テンプレサイトです。
参考にドゾー。
ttp://homepage3.nifty.com/iroempitsu/

7561/365:2004/12/15(水) 11:19
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ∫  お  誕  生  日  お  め  で  と  う  ! !   ∫
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  ∧_∧ おめで㌧!
 ( ´Д` )     n
 ̄     \    ( E)                    ∧_∧ おめでとう!
フ ./⌒i /ヽ ヽ_//                    ( ´∀` )
/  / |  \__/ ()     ()      ()   パチパチ (つ⊂ )
    |  |   .  ,, ,().|| ,ヘ ,,||,  ,ヘ ,,||  ,ヘ,()    | | |
- イ .| | ..,'_~ () ||~|| <介>゙_||_~<介>_ ||'_<介>|| ~ _' ,(_(__)
  / ( ヽ//:ヽ゚|| .|| ()「 happy birth day !()゙.|| ./.:ヽヽ   ∧∧ デカイな・・
/   ヽ、!(: : :)|| .,ヘ, || ,ヘー―,ヘ―‐ ,ヘ,-.|| ヘ(: : :) i    (゚Д゚;∩        オメデトウ !
     |ヽ。,,_~ <介>||<介>  <イト>  <介> || <介> ,_,ィ'|   (|  ,ノ     ∧∧___
     |∧∧~~"""''''''''ー―--゛-"-――'''''''"""'~~   |    |  |〜  /(゚ー゚*) /\
     |゚Д゚ 彡。∧∧ 。/■\ 。 .∧∧ 。 ( ´∀`)|   し`J   /| ̄∪∪ ̄|\/
     | ⊂。 (゚ー゚*⊃(´∀` ∩ (,,゚Д゚∧∧  。   |         |        |/
  .。-―|し  ,._., ∪∧_∧⊃ ∧ ∧     (*゚∀゚) (・∀・)|ー-。、      ̄ ̄ ̄ ̄
 ヽ_  ヽ,_。  。(・∀・ )。(,,^д^) ゚ヽ(`Д´)ノ  _,,。ィ __ノ
   /     ~~"""''''''''ー―-----――''''''''''"""~~    \
   (_ イ       へ         へ      ト 、_ノ
      ヽ。  _/  \      /  \___ノ
      ∵∴パーン!    ヽ、_  _/
  ∧_∧\ξ/
 ( ・∀・) ∇            、@,     /■\
(((つ───つ タンジョウビ イイ!!  ;@@^   (´∀`∩  誕生日ワッショイ!!
  < <\ \       (・∀・)つ|/`    (つ  丿
 (__) (__)                  ( ヽノ
                          し(_)

757人生劇場:2004/12/15(水) 16:22
あーう。先を越され申した〜 >>756
そうそう。
ロイにとって実感ある自覚的な意味での誕生日、という
素敵な日は今日だったなぁと。


この一年はロイにとってどんな一年でしたか?
充実した日々だったならいいなと思いつつ、
同時に
これまでの一年を糧にまた今日からの一年が
ロイにとって何よりロイらしくいられる、
出来れば実りの多い日々でありますよう。

もっとも、
ただひたすらぬぼーっと過ごす・過ごせる一年でも
それはそれでまた得がたい日々かなとも思うので
ロイ自身がこういう日々だったらいいなと思うような
過ごし方が出来る一年であれば、
或いはこうだったらと思う状態にするための準備に
乗り気でいられる一年であれば、と。

思うことはそんなところ。
まぁとりあえずは
ロイの好きな冬の朝の散歩も堪能しつつも、
風邪などは召しませぬようぼちぼちお過ごしあれ。
(暖を取るに、では御酒〜てな場合でも
 それもまた程々ぼちぼちで(w )

758757:2004/12/15(水) 16:24
ぬはーっ。
すみませんここはそうだ本スレだったっ(滝汗)
雑談に書くつもりでそのまま行ってしまった〜

759ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/16(木) 18:42
人から好意を受けるの同様に祝福されることに慣れていない。
便宜上、通常生活の中で「ありがとう」と受け取ってみせ
形式上「お返し」をする、という技を身につけはしたが
それらは心の一部をどっかに置いておかないと機能しない。

置いておかなければ
いわゆる「照れ」やら「戸惑い」が幅を利かせ遠慮という形になって顕れる。
もしくはまるで興味なきできごとかのように流してしまう。
素直でないと思う。素直になれる、それはやはり訓練の必要な能力なのではないだろうか。

経験は人の幅を広げる。
客観的に見て私は普通当たり前にしてきているべきことの経験が少ないのだ。
このころと、時々私の自己評価を落とさせ自己嫌悪に陥れるが
経験はいくつになってもつめるものなのだとも思う。

過ぎ去った時間は取り戻せない。
私は多くの時間を失った。そのことの怒りと理不尽さは忘れることはできない。
しかし鎮まっていけばよいと願う。

最近時々思うのは
私の自己満足による一人語りのために作ったここで
君達から思わぬ経験をもらっているのではないかということ。
予期せぬ経過だ。人との関わりはだから面白いと思う。

760ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/16(木) 18:54
ついでだから白状してしまう。
私は君達の誰も信用していなかった。
基本位置はむしろ警戒域にあった。
君達と語らうことに意義〜-一種の面白さ〜を感じる日が来るとは予想だにしなかった。

それゆえ個人的な質問には嘘を交えて答えた。
誕生日はいつ?と訊かれて偶然「今日」であることなどあるだろうか。
それは果てしなく低い可能性であると思う。

君達流に「今日かよ!」のような反応が返ってくると予想したがこれまた外れた。
私の予想はどうやら正答率の方が低いらしい。
これも経験の少なさが関係しているのかもしれない。

なんとなく「今日」と答えたらどんな反応が返ってくるか?
実験的に反応がみたかっただけなのに思いがけず、
突っ込みもせず疑いもせずただ祝福の言葉が述べられる。不思議だった。

そして一抹の罪悪感が生まれた。
「嘘」にしてしまわないために後付の意味を持ち出した。
我ながらお粗末な神経をしている。

761ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/16(木) 18:56
本当のことを述べるならば12/15にあまり意味はない。
本当はその2日後。
17日が私が十数年否定し続けためらったあることを、遂に行動に移した日だ。
それに付随して様々なことがあった
今もってそれがよかったのかどうか判らない。
時々は後悔もする。
しかし、紛れもなくあの日、初めて私は自分の禁忌を犯し行動した。
いつかそれでよかったのだと思いたい。
やはり私が生まれた日、私になり始めた日なのだよ。


2日程ずれるが
君達がくれた祝福はその時のものとして受け取っておこう。
純粋なる好意を弄んですまなかった。
他意のない祝福をありがとう。

762ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/16(木) 19:25
ああ思い出した。
12/15は私が生まれて初めて自分のキャッシュカードを持った日なのだよ。
一応意味はあったようだ。笑

763師走っぽい名無しさん:2004/12/17(金) 00:27
そうか、こちらも素直におめでとう。

764師走っぽい名無しさん:2004/12/17(金) 13:44
おめでとうアゲ

765師走っぽい名無しさん:2004/12/17(金) 14:15
ハッピバースデ〜♪
ロイさんはケーキとか甘いものもすき?

766:2004/12/17(金) 17:54
キャッシュカードおめでとうございますage

お疲れ様です&はじめまして。
あの、不愉快にしてしまうことにおびえつつ…
この本に、過酷な幼年期・少年期を受けた人は
幽体離脱や透視などの能力を持つようになることが多いと・・・。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797327766/qid%3D1103273617/250-3764459-2929017

767:2004/12/17(金) 18:08
そして、rebornおめでとうございます

768師走っぽい名無しさん:2004/12/17(金) 18:14
相手してやるから雑談スレにきなよ〜
ココに書くと不快に思う人も多いしね♪

769ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/18(土) 05:21
>>766
興味深いね。
ジョー・マクモニーグル氏の透視能力云々については私にはなんともいえないが
私が感じた幽体離脱という感覚については解離症状の一種だったのだろうと
今は解釈している。
私の中にぬいぐるみの「ロイ」が存在したこともね。

現在この掲示板に参加している人はどちらかと言えば
繊細、神経質 に近い方が目立つように思う。(感心する程おおらかな方もおられるが)
私の書く内容の性質上、良い意味でも悪い意味でも「傷」に敏感な方が多い。
過敏に反応した結果きつい書き方をする方もおられるが
できればめげずにその都度自分なりの対応の仕方を見つけていってもらいたい。
私としては現在見える「空気」がどうあれ
「会話」が可能な方の来訪は歓迎する。(私にはその空気が見えていないのだが 笑)

但し、参加は自己責任で。
ここに魅かれてくる人には何かしら抱えている物がある(あった)人が多い。
意識しているものがあるか無意識かによって
受けてしまう影響が変わってくることだろう。
自分優先保護・自己責任 を念頭に、時には離れる勇気も必要だ。

770ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/19(日) 04:30
どうにも落ち込んでしまって手のつけられなくなりそうな時
突然起きる「切り替わり」によってハイテンションになることがある。
それは、それなりに楽しくそれなりに「あがる」
しかしどこかでスイッチが切れたようにおちていく。
あがりすぎたテンションが下がると鬱に近い状態が訪れる。
この季節は毎度これとの戦いだ。
繰り返されるハイテンションと鬱状態との波に翻弄される。
イベントシーズンはやはり苦手のようだ。

771ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 00:01
割とすぐに「あがって」くるのでそう辛いわけでもない。


と、人の心配を袖にしてみる。

772ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 00:04
それにしても今年は例年になく浮上が早い。
変わりに浮き沈みも激しい。
しかし浮かなければ浮き沈み激しくもならないのだから
それもまたよしと思ってみることしきり。

性格が変化してきたようにも感じるがどう転がっていくかは神のみぞしる。
この変化をどうとらえてよいものか判断がつかないでいる。

773ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 06:05
トラブルに遭ったとき挫折しないでいる力とか
人と接していく中で落ち込みすぎないでいる力とか
挫折したり落ち込んだりした時にそれを乗り越えていける力というのは
どれくらい健全な生活を得てきたかに由来する気がしている。

この場合言う健全とは正常なる愛情とか好意とかそういった正である何かのことで
それは伸びてゆくための根底の力として蓄積されているように思う。(植物が伸びるイメージで。)
純粋なる好意を受けた経験があればあるほど
押さえつける何か(トラブルなど)をはねのけて伸びやすく修正がききやすい(曲がりにくい)ように思う。

陳腐な言い草になるし自己弁護と僻み根性がないまぜになりやすいので
こういったことを表現するのには憚りがあるのだが
私がよほど気をつけてないとひたすらネガティブになりがちなのや
些細なことで強い衝撃を受けたように痛く感じてしまう私の脆弱さは
きっとそういったことに起因するのだ。
要するに、底力となるべき力の蓄積がない。

774ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 06:17
そういう底力によって浮上するのと
私のような「きりかわり」によって浮上するのではかなり質が違うものとなる。
前者は本当の浮上であり後者は問題点をどこかに据え置いたまがいものである。

後者の場合本来解決すべき何か(物理的のみならず精神的問題含む)を
支えきれずに疲れた結果、緊急退避としてどこかに(往々にして無意識に)置いた上で
きりかわり浮上しているのだから置き去りにしてきた問題点というのは残っており
いつか必ず手元に戻ってきてしまうものなのだ。

厄介なことにそれらは潰されそうになっている時ではなく
問題なく過ごせている時に限って訪れる。
つまり、せっかく厄介ごとがさり今なら楽しく過ごせるであろうその時に
わざわざ戻ってきてくれるのでまたしても「落とされる」わけだ。

それは悪夢という形であったり唐突な記憶の蘇りであったり様々な形をとるが
忌々しいことにコントロールが利かない。そしてそういう時にはあまりきりかわらない。

775ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 06:36
かつてカウンセラーにそのことを告げると彼女はそれを
「すごいね」と表現した。

彼女曰くそれは私の生命力なのだそうだ。
支えきれない、これ以上抱え続けていたら潰れる、
そういった危機には一旦どこかに置いてくる柔軟性であり
なおかつ無責任に、なかったことにするのでなく
改めて問題を片付けられる余裕ができた時に対応しようとしている責任感なのだと。

「すごい力」であり「柔軟で応用が利く力」なのだそうだ。
私が目から鱗に感じたのは言うまでもない。
せっかく楽しめそうな時にまで落ち込み材料を持ってくる
融通のきかないこの性格にほとほと嫌気が差していた時のことである。
私にとってはひたすら自己嫌悪の対象でしかないものが
彼女にかかると「能力」ということになる。

「それはあなたの生きる力ですよ。素晴らしい。」
私は何度も何度も否定した。
先生の買いかぶりだとしか思えなかったし、私を騙そうとしてるのだとさえ考えた。

776ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 06:45
「でも先生、仮に能力だったとしてもそれが私にとって厄介なことに違いはないのですよ。」
例え能力だったとしてもそれがなんだというのか?
今現在私は苦しいではないか。
無責任で構わないのだ。どこかに置いてこれたなら戻ってこなくてよいのだ。
何ゆえ浮上している時にわざわざもう一度苦しまなければならないのか。
緊急退避できる柔軟性だったとしても戻ってくるなら意味などないではないか。
戻ってくるのなら私は永遠に苦しまなければならない。
楽になるたびにようやく楽になった時に戻ってくるのなら永遠に安息など訪れない。
そんな能力はいらない。

私は彼女をなじった。

777ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 06:55
私には彼女が私を騙そうとしているように感じられてならなかったのだ。

しかし彼女は言う。
「それは違う。」「永遠に続くことはありえない。」「必ず終わりが来る。」

何を根拠にそういうのか。
あなたに何がわかるというのか。
私の抱える理不尽な、やり場のない怒りは
救い主である彼女への攻撃性となってあらわれた。
-----他にぶつける場がなかったのだ。

778ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 07:10
穏やかで根気ある彼女は言う。
「あなたが生きているからですよ。」
「そしてこれから楽しい事のほうが増えていくからです。」

私は失笑した。彼女を馬鹿にし、そして笑った。
ヒステリックだったと思う。が、腹が立っていた。
そんな通り一遍の慰めはいらない。
きれいごとはたくさんだ。
生きているから?それが素晴らしいとでも?私は死ねなかっただけだ。
何度も死のうと思ったのに死ぬことすらできなかった情けない奴なんですよ。
これから楽しいことがある?楽しいということがどんな状態なのかすらわからないのに?

779ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 07:21
「そうです」と彼女が言う。
「過去に戻りたいですか?」「過去がなつかしいですか?」
「あなたは私に語った、その苦しかった時に戻りたいですか?」

戻りたいわけがない。それくらいなら死んだ方がましだ。
二度と、二度と決してあんなめにはあいたくない。

「戻りたくないでしょう?」「今の方がましなんでしょう?」
「それなら今苦しかったとしてもその頃よりはよくなってきている。」
「あなたは今苦しいでしょう。苦しみを自覚した分苦しくてたまらないのでしょう。
だけど3年後、5年後、あなたは今よりずっと楽になっている。」

私は混乱していた。幻惑にかかっているような気がした。
確かに当時より今の方がましなはずなのだ。理性がそういう。
しかしどういうわけか、私は楽になりたいはずなのに
楽になれるということを信じたくなかった。
苦しみ続けたいわけではないのにいつの日か楽になれるということよりも
苦しみが永遠に続くということの方を信じる根拠を探そうとしていた。

780ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 07:37
「何を根拠に」
そうだ何を根拠に。何を根拠に人の未来を告げることができるのか。
確信があるとでも言うのか。気休めなんか何の役にも立たない。
私は外れたらどうするとでもいわんばかりに彼女を問い詰めた。

「あなたがここに来ているから。」
私はこれにも笑った。
随分自信があるんですね。ここに来る人は必ず救われるのですか。
あなたが全ての人を救えるとでも?傲慢もいいとこだ、と。

私の態度は失礼極まりなかったと思うが怒ることすらせず彼女は言った。
「それは違う。」
「自分を救えるのは自分だけ。」
「自分の未来を変えることができるのは常に自分なんですよ。」

あなたは死ななかった。
理由はどうあれ、あなたがそれをどう評価していようともあなたは今生きている。
だからあなたには可能性がある。
あなたはここに来た。苦しさをなんとかしたいからカウンセリングを受けるのでしょう。
ここに来ないこともできるのにあなたはここへ来る。
あなた自身の力があなた自身を救おうとしている。
それはとても前向きで素晴らしい力だ、と。

781ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 07:59
苦しみは自覚した時から始まる。だからあなたは今苦しいでしょう。
どこかに飛ばし続けたものがまとめて帰ってきている。それは本当に苦しいことだと思う。
やっと訪れ始めた安息がそれによって潰される。腹立たしいことでしょう。
だけどそれらは皆、過去からおいかけてくるものだから未来の時間(の多さ)には適わない。
やっと生活が安定し始めたのに今更な悪夢で過去に戻される。
それはあなたの体が精神が、無意識のうちに過去の清算を始めようとしているから。
それは多分、当時そのまま抱えていたら生きていけなかったものなのでしょう。
けれど多分、どこかに抱えたままだとこれから先 生きるのにも邪魔になるのでしょう。
だから、今ならなんとかできるから
今のあなたなら受け止められるから、心と体がそう判断して清算しようとしているのだと思う。

あなたは浮上するたびに落とされると感じているけれど
全部まとめて戻ってきたら受け止めきれないからこそ小出しに
あなたの調子のよい時を見計らってでてきてくれてるのだと思う。
素晴らしい生命力じゃないですか。
あなたの体と心はあなたが生きていきやすいようにちゃんと、あなたを守ってくれている。
きりがないほど果てしなく感じていても過去は未来に適わない。
物理的に時間の量から過去の苦しさの方が未来起こりうることより増えていくことはありえない。
だから「降りて(苦しみが)」くるたびにその都度対応していけばいい。
必ず減るし終わりは来る。
あなたには生きる力がちゃんと備わっている。

783ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 08:37
私が欠点だと思い嫌悪するそれらは本当は私の能力なのだと言う。
彼女にかかると私の様々な自己嫌悪の種が能力に変えられていった。
なんとも突拍子のない話をする人だと思った。
私が自力では到達できない発想を提示してくれる人だったのだ。
ある意味自分を否定することで自分を保っていた私は幾度も反論し否定した。
しかし彼女は飽きる事なく肯定的な持論を述べる。
それは私にとって果てしなく素っ頓狂で突拍子がなく異世界の考えだった。
私は呆れ、彼女をおめでたい人だと思い
自分にはそうは考えられないと思いながら次第に
彼女の考えに慣れていった。
慣れていっただけで受け入れられたわけではない。
彼女のそれを受け入れることは、否定していたい私の根底を覆すことになるのだから。
(本当にどういうわけだか私は自分を否定していたかった。肯定することは怖かったのだ。)

しかし慣れることは受け入れる第一歩だったのかもしれない。
自力では思いつけない発想を見、驚き、それに慣れ、
それから私は彼女を信用し始めた。
私自身のことは信じられないが彼女のことは信用できる。
私に幾ばくかでも能力がある、とは到底思えないが
私に能力がある、と語る彼女のことは信用できる。

そういう、間接的な形で私は前に進み始めた。
実に、カウンセリングを受け初めてから10年近い歳月が流れていた。

784ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 08:52
健全なる好意--負でなく正からの行為--を成長過程で受けることが少なかった身は
蓄積されているべき底力が不足するのかもしれない。
私の精神は脆弱で打たれ弱く度々臆させる何かにぶつかる。
しかし意識していなくとも日々が戦いだった身は
生命力はあるのかもしれないと思うことがある。

これは苦しかった過去の存在をよしとすることとは違う。
(その苦しみがあったからこそ現在のあなたが在る という論調が私は嫌いだ。
なければないに越したことのないものを肯定させる手段としてそれは最悪だと思う。)

785ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 10:36
それにしても当時、私は度々彼女を攻撃した。
カウンセリングを受けている身としては矛盾したことに
私が楽になれる材料を示す彼女が敵だったのだ。
今ならわかる。私が懼れたのは変化と新しい世界だった。

人は先を予想しながら生きる生き物だ。
だから予測しなかった出来事には戸惑いと不安を感じる。
予測できないことには恐れを覚える。
苦しい出来事を背負った時、苦しいならそこから抜け出せばいいのに
繰り返し同じ苦しみの中に自分から入っていくように見える人がいる。
それはその世界をよく知っているから、不安から知っている世界に行こうとしているのだ。
肯定される世界、楽しい世界を知らないとその世界を想像することができない。
想像のつかない世界は怖い。だからそっちに向かうことが難しいのだ。

「慣れなんですよ。」
と、彼女は言った。

786ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 10:41
他に世界があると知ること。
そしてその世界に慣れていくこと。
初めから何もかも受け入れていくのは難しい。
1つ、何かほんのちょっと頑張ればできそうなもの(考え)を見つける。
少しだけ頑張ってやってみる。
達成できた(受け入れられた)時、何事も悪いことが起きなかったことを認識する。
それ(その状態)は怖くないのだと知る。そして慣れる。
そのうちそれが怖くないことの1つになり当たり前のことになっていく。
そうやって怖くないこと、できることのレパートリーが増えていくにつれ
もっと自由に楽になっていくことだろう、と。

787ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 10:59
「人は予想があたるとホッとする生き物でもあるんですよ。」
予想があたるとホッとする反面、外れると不安になる。
だから予想した方向へ行こうと無意識に頑張る。

「不思議な事だけど悪い予想をした時でもそうなんです。」
予想が外れると不安になるから
そうなって欲しくはないと考えているのに
なぜかそっちに向かう行動をとってしまう。
外れて欲しい予想なのにあたるとどこかでホッとしている。
だから悪い予想をするといい方向に転がりそうになっていても不安になる。
その不安がせっかく転がり始めた方向を変えさせてしまう。

「だから物事を考える時はいい方向に考えた方がいい。」
「無理に前向きに考える必要はなくて、進んで欲しい方向を想像すればいい。」
「最悪の事態を先に想像する癖がついているから、それを逆さまに変換すればいい。」

私はこの言葉に基づいてひたすら逆さまにする訓練をした。
雨が降らないで欲しい→晴れか曇りになって欲しい
バスに乗り遅れたらどうしよう→バスに間に合えばいいな
試験に落ちるかもしれない→試験に受かりたい
緊張して話せないかもしれない→気楽に話せたらいいな

とにかく本当に、あらゆる思考を逆に変換しなければならなかった。
それほど常に後ろ向きで否定的になっているのだということに
変換するようになってからようやく気づけたのだった。

788ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 11:24
突拍子もなく思えた彼女の言葉は、今私の中に生きている。
そして私に「知」が「力」であると思わせている。
知らない世界に向かうことはできない。
知らない能力を手に入れることはできない。
知らない物を手に入れることはできない。
そもそも手に入れようとも向かおうとも思えないのだから。
知ったからできる(手に入る)というものではない。
しかし知ることで少なくとも可能性が手に入る。

だから私は知りたいと思うよ。
本やTVから得られる知識はもちろんだが
千差万別十人十色
1つとして同じ物のない人の感覚や思考を、知りたいと思う。

ノートに書き溜めず、こんなところに向かって吐き出し
この掲示板という場所を閉じてしまわないのは
そんなところに理由があるのかもしれない。

789ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/20(月) 11:33
余談だが私は車の免許を取るのに苦労した。
>>787の変換は事あるごとにやってみる言葉遊びのようなものだったが
彼女の言うこの法則は車の運転を覚える時に体感として納得できた。
「あの壁にぶつかってはいけない」と壁を睨めば睨むほど
私の操る車は壁にむかって突進していくのだ。

教官曰く「障害物を見るな。」「車はあんたが見てる方に進む」
「先を見ろ」「遠くを見ろ」「行きたい方向を見ろ。」「余計なとこを見るな。」
それらは奇しくも彼女が言った折々の言葉に当てはまる気がした。


因みに苦労した最大の原因は
教本の絵と実際の車とに差があり
講義で教わることと実技で教わることとに差があった
ということである。
今となっては笑い話にしかならない。
それにしてもなんと融通の利かない性格なことか。

790師走っぽい名無しさん:2004/12/20(月) 23:25
そんな性格がカワイク見えるんだな。

791日本一大金持ちな名無しさん:2004/12/23(木) 13:11
>790さん、ちょっと場違いな気がするよ。
雑談スレで話しましょ

792ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/25(土) 06:23
今年は余裕がある、と感じていたが
やはり情緒不安定に過ごした感は否めない。
しかしどこか和やかに
コミカルに眺めながら過ごすことができたのは一つの収穫だろうと思う。

793ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/25(土) 06:28
以前はよく、浮かれて過ごす人を見て腹立たしく思ったものだったが
最近はほほえましいものを見たように感じることがある。

羨ましい、とはあまり思わないのだよ。
ただどこかに一抹の淋しさを感じてきた。
それは漠然とした寂寥感、そして形づくれない不満だったのかもしれない。

年々、穏やかになる。
歳を経るごとに穏やかになっていければいい。
歳とともに自由になっていく。
そういう歳のとり方を目指してきた。

794ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/25(土) 06:38
年々歳々花あい似たり
歳々年々人同じからずや


これを厭世観と訳した人は変わらずにいたかったのだろうかね。
現状に不服なく満足していたのだろうかね。
それは幸せなことなのだろね。

しかし私は変わりたい。
変わることがある、同じに見えて同じでない。
止まっているかに見えて流れている。
雨だれがいつか岩削り形を変えるように、時間をかけて
目で捉えきれない速度で変わっていく何かを私は求めている。

変わりたい身なればこれは
厭世の句でなく希望の句なのだ。

795ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/25(土) 06:38
目指す先はまだ遠い。
しかし見えるところに多分ある。
見ようと思えば今は。

796ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/25(土) 06:45
>>791
時に迷ったのだが一言。
大仰には受け取らないで欲しいが
私はできればあまり制限をかけてもらいたくないのだよ。

雑談の方に書きたいと思う人はそうすればいい。
敢えてこちらに書きたいと思う人はそうすればいい。
目障りだと感じる人は、双方都合のいい側だけを見ればよい。
目をつむる自由は各人にある。

君達が「自治」や「空気」と称するもので
一定の流れを作ろうとすることは別段構わないのだが
それに強制力があるとは思ってもらいたくない。
どんな流れにもいつの流れにも
敢えて入りたくないという人が必ず存在する。
それこそ各人の理由によって。
そういった場合に、私は制限をかけることで幅を狭めたくないのだ。

797日本一大騒ぎな名無しさん:2004/12/25(土) 06:52
おはようロイ、メリークリスマス。

798ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2004/12/29(水) 03:26
いまいち私の趣味ではないので色を変えることにした。
しかし変えてみても納得がいかない。
納得がいかないが追求するのがしんどく感じた。
ゆるゆると適当にしていくのもよかろうと思う。
ああ「適当」とはこういうものかと、妙に嬉しかったりもする。

800日本一大騒ぎな名無しさん:2004/12/31(金) 05:21
一気に回想録1〜4を読みました。
まさかカウンセリングの場面が、癒される過程までもが書かれているとは
思いもよりませんでした。
驚きつつ嬉しい気持ちです。

801日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/04(火) 23:07
>781ほか、心に響きます。

802ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/01/17(月) 13:58
年明けて思ったこと。
「今からでも遅くはない。」

803ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/01/17(月) 14:01
なかった事にしてしまいたい記憶が山ほどある。
取り戻せない時間の惜しさに苛まれる。
あの時それが与えられていたら
子供の時それがあれば
せめてもう少し若い時に得られていれば
後悔や憤り やるせない思いが尽きない。

が、万感の想いを込めて思う。
まだ始まったばかりだと。

804ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/01/17(月) 14:09
「今からでも遅くはない」
人に言われたことは多々あったが
自分の内側から湧き出たのは今年が初めてだった。

人に言われれば腹立つことの多かった言葉だが正しくもある。
それが「過去を振り返るな」という意味に使われさえしなければ。

これからも繰り返し過去が見えるだろう。
繰り返し繰り返ししたくもない反芻をし
その中で過去の自分を見るだろう。
外側から見る自分の痛さを和らげる術はない。
それでも外から見ることができないまま
騙され続けながら生きることを思えばどれほどましか計り知れない。

自分を騙す敵は自分なのだ。
外側に敵のいなくなった今となっては。

805ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/01/17(月) 14:11
始める年にしたいものだ。
私だけの速度でね。

806日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/18(火) 22:20
うん、素敵だと思う。

807日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/23(日) 23:30
ロイさんとTの関係ってまさに
竹宮恵子の「風と木の詩」のジルベールとオーギュストみたい。

808日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/23(日) 23:34
違うよ、ぜーんぜん

809日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/23(日) 23:57
はぁっ?

810日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/24(月) 01:52
う?うそぅ

811日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/24(月) 01:59
すいません変な書き込みして。やっぱ違いますよね・・・
調教の仕方はオーギュっぽいけど、ロイさんは全然ジルベールと反応とか対応違うもんな・・・
あ、でもオーギュはいきなりだもんな。
全く違いますね。みなさん不愉快にさせて申し訳ありませんでした。

腐女子とか言われそうですねすいません・・・同人とかは読んだことないです。

812日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/24(月) 10:10
 
 ( ´д)ドウオモッテモカッテダケドサー(´д`)ソウソウ(д` )ヒャッカイヨンデザツダンイケヨ

813日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/27(木) 23:29:55
風と木…絶句。
謝られても貴方の書き込みは不愉快以上だよ。>>811

814日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/28(金) 07:28:52
>ロイさん
縁あってこの板をたどり着くことができました。
今までのログを全部読んでみて、私の中の混乱、共感、そして過去私の身の上に起こり
そしてある時期を境に私が自らの運命を変えようと闘った、そのときのことを
鮮烈に思い起こし、ただただロイさんの(私よりもずっと苛酷な)生き様を
たとえテキストという形だけでも、一部目の当たりにさせて頂いたこと
ロイさんが、自己昇華のために書いたと仰りつつも、同じような思いをして傷ついた
人々の代弁者たり得ることを選んだ、その事実に心から感謝します。
それと同時に、世の中にはどのようにしても避けられない重い運命、自分一人の
力だけではどうにもできないことが多々あるのだということも思い知りましたが…

私も実の母親(一番身近な大人)から存在そのものをスポイルされ、育ってきて
ある意味その穴埋めのためにも、なんとしてでも自分は幸せになってやるという
信念を貫きたいと思い日々生きている人間です。
幼い頃の不遇だった自分を、大人になった自分がどこかで癒せるなら…
そう思って生きている一人です。
私の受けた傷はロイさんとは比較できないほどありふれた傷かもしれませんけれど
離婚後一緒になった新しい男の面子を立てるために、諍いがあったとき実の母親から

「この娘(私)頭がおかしいわ、関わるとろくなことはなさそう」

と言われたあの衝撃は忘れられません。はい、私は、彼らの借金の肩代わりを
するだけさせられ、そのあげく捨てられました。
そんな自分が生まれてきた意味…それは、自分が納得して幸せになる権利を
持つということ。
私がロイさんだったら、間違いなくTさんからの「たとえ歪んでいても、気まぐれでも、
注いでもらえる愛情のようなもの」にすがりたくなっていただろうなと、容易に想像できます。
そこが永住の地ではないこと、その愛情はほんの気まぐれの愛情擬きだと知っていながら…

衝撃を受けたと同時に、同じような体験、精神的な傷を持った人たちは
人一倍幸せにならなければ、そのために人一倍、辛い思いの代償として
力を蓄えているはずだから、と思いました。

一生傷は消えないけれど、一生幸せになることを禁じられたわけではない。
私たちはみんな、等しく幸せになれる権利を持っています。
だから、私は生きていきます。

815日本一大騒ぎな名無しさん:2005/01/28(金) 19:55:18
>>814
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2470/1086627931/

816日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/02(水) 19:01:06
ロイの文章を見ると力を感じる。心に強く訴えてくる力。
私はそれに憧憬と羨望を覚えずにはいられない。
そして、何がそれを生んだのか? 原動力は何なのか? 知りたくてレスを辿る。
ここの存在は前から知っていたのだけれど、心に余裕ができたので再び読み始めた。
繰り返し繰り返し、じっくり読ませてもらうことになるだろう。
自分の求めるものがそこにあると感じるから。

>そんなにまでして生きていたかったのだろうか?
>否。
 (>>266-267
とロイは言う。
でも、ロイが今生きているということは、「生きたい」という願いが
どこかにあったからだ。底のない絶望に落ちてしまわなかったからだ。そう私は考える。
私は、ロイが生きていることを祝福する。ロイもそうあって欲しいと願う。

私はここでロイのことを思っている。
メールを送る人、ここへ書き込む人、表現は違っても同じようなことを伝えたいのだと思う。
言わずにはいられない、そんな感じをロイの文は起こさせるのだ。
それは純粋な思いで、言葉にしたとたん陳腐なものに劣化してしまうのだけれど、
その思いに何かしてもらおうなどという思惑はないのだけれど、
それがロイの心の中にある闇に一抹でも明かりを灯すことを願って、
言わずにはいられないのだ。
私は、ロイから力を貰ってばかりでは悔しいのだ。
もっとも、私にはこんなことしか言えないが……。
回想録を公開する勇気に賞賛を、このような場を設けてくれたことに感謝を、心から送る。
ありがとう。そして、ロイに幸多かれ!

817日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/05(土) 12:06:46
言いたいことがいろいろあるのは分かるが、ロイ以外の人は
「雑談・議論・質問スレ」で書き込みましょう

818日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/05(土) 17:21:26
じちちゅーだ

819ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/07(月) 02:19:59
怖い、から逃げたくないと思う。
逃げたくないから、怖いと思う。
逆風と追い風の中で立ちすくむ。
自分ではバランスさえとれずに。

820ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/08(火) 22:08:39
「さるげっちゅう」が頭から離れなくて困っている。
朝から晩までさるげっちゅうなのだよ。

821日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/09(水) 01:59:29
いっそのことゲームの方もやってみたら....。

822日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/09(水) 14:08:53
ロイの口から……いや、指から「さるげっちゅう」という
単語が出るのは不思議な感触。
でもなんかおもしろくてスキ、だな。

823ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/14(月) 01:08:54
簡単バージョンオールクリア。
楽しいではないか。
苦手だが。

824日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/14(月) 06:42:02
グスン…チョコアゲル(つД `)つ★

825ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 08:22:36
友人の子供が無邪気に太鼓を叩く。
対抗して母親が楽しげに叩く。
今度は俺の番だと父親が叩く。
和気藹々として楽しげでほのぼのとした中でロイもやれと彼らが言う。

私はできない。
本当はできない。
気恥ずかしさと妙な照れが私の動きを止める。
それから何か、得たいの知れない抵抗感が阻んでいる。

「家族」というものを目の当たりにするたびに
体のどこかにぽっかりと穴があいたようにうつろな自分を見つける。
それはどうしてだか
自分への嫌悪感とどこへ向けられたものなのかわからない罪悪感となって渦巻き始める。

826ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 08:25:10
こうした光景を何度見送ってきたろうか。
楽しむ集団 の中で
そこに入ることができないまま輪の外から眺める自分を
どこか軽蔑しつつもう1人の私が上から見下ろしている。
こういう時どちらが自分なのか、判らなくなる。

827ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 08:29:48
しかし、不思議な変化が起きていた。
子供の持つ力の影響なのだろうか。
一種独特な彼らの母親のお陰なのだろうか。
初めこそいつもの抵抗に阻まれていたものの
何かの箍が外れる瞬間があったのだ。
それはジワジワと訪れ、やがて決壊した。

828ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 08:37:35
1人にされる時間があったからかもしれない。
子供と2人きりにされた時間があったからかもしれない。
幾つかの偶然が重なり、私は小さな彼と自分だけで対峙せざるを得なかったのだ。

1人きりで待たされた時間が長かったため
私は撥を手に取った。
退屈感から手悪さにとったにすぎなかった。
なんとなく、指で机をトントンと打つ時のように何も考えず触っていただけだった。
それからふと音楽に合わせてみる気になった。
記号に合わせてみる気になった。
なんとしても合わないのでむきになっていった。
それくらい長い間、彼らは帰ってこなかったのだ。

829ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 08:50:26
私がむきになった頃、子供だけが帰ってきた。
私は一瞬の恥ずかしさときまづさを感じて硬直した。
しかしそれを一瞬で終わらせてしまうくらい勢いよくそして自然に
彼は言ったのだ。「次僕の番!」

もちろん私は撥を彼に渡した。
そのまま彼に明け渡したつもりだったのだ。
しかし彼はそれが当たり前で、必ず守られなければならないルールであるかのように
一曲終えると私に撥を渡してしまう。
そしてニコニコと自分の番が来るのを待つのだ。
あまつさえ、とまどっている私を尻目にさっさと曲の準備をしてしまう。
「始まるよ!」と注意喚起しながら。

830ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 09:05:35
戸惑ったままほぼ硬直している私が動かないでいると
彼は苦もなくあっさりと再セットしてくれてしまう。
そして滑稽な程一生懸命かつ熱心に
私が出遅れないようにタイミングを伝授しようとするのだ。

叩かないわけにはいかなかった。
始まりを説明するなら、これが正しい。

そうやって次第に何かが壊れ始め、いつか箍がはずれた。
熱心であるだけでなくえらそうに自信満々で説明する彼を
へこましてやりたくなったからというのもある。
自覚しているが我ながら意地が悪い。

831ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 09:36:40
ともかくも、私と彼の奇妙なライバル意識に火がついたのだ。
明らかに自分の方が上だと思い込んでいる彼をへこましてやりたい。
経験に差がある分、まじめにやらねばなるまい。

母親に日頃言われている言葉なのだろう
「そうそう、上手上手」と褒めてくれていた彼は
私が慣れるにつれむきになっていき曲をころころと変えていく。
曲を変えられると私は慣れるのに時間を要する。
何しろ知っている曲がほとんどない。



気がつけば簡単バージョンの曲をほぼクリアしてしまっていた。
そして、彼と同じ称号「半人前」に昇進していたのである。
これには笑った。

832ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/02/17(木) 10:02:58
後日談だが数日後
むきになって練習したらしく「一人前」に昇進した彼に雪辱戦を挑まれた私は
彼の前で見事
「簡単バージョンオールクリア」の免状をもらうことになる。
彼より高得点で一人前に昇進である。

そして音楽にあわせてリズムをとるのでなく
太鼓を叩いてキャラクターのバランスをとりながら上空にいるヘリコプターに飛び乗る という
難易度の高いゲームを初挑戦クリアしたことによって
彼から尊敬のまなざしを浴びた。
称号が名人である彼の母親すらクリアしたことがなかったのだから当然なのだろうが
あっけにとられた彼の顔と感嘆のこもった「おじちゃんすごいねぇ」が忘れられない。
ゲームに熱中してしまう人の気持ちが、少し理解できた気がした。




しかし7歳の子を相手に何をやっているのだろうね私は。
我ながらおかしい。

833日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/17(木) 23:50:53
ロイは素敵な時間を過ごしてたんだね。
ありがとう、にこっとできた。

834日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/18(金) 04:10:28
太鼓の達人…かな?

835日本一大騒ぎな名無しさん:2005/02/20(日) 01:12:04
>>833に言われて気がついたけど、読みながら笑ってた。
すごいな、ロイは。
文字の羅列で人を泣かしたり笑かしたり。
あと太鼓で子供から尊敬されたりww

836ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/03/03(木) 07:49:13
久々に悪夢が続く。
悪夢が続いて辛くなり逆説的に暫くうなされなくなっていたのだということに気づく。
苛立たしいが静かな満足感もないでもない。
暫く見なくなっていたのだ。
それは連続した長い年数から見れば快挙だった。

837日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/05(土) 14:27:30
季節がうつろうときってそうなりがちなんかな?
眠れない眠ったら辛い日が続く日にその呟きを聴くわけだ。

838名無し:2005/03/05(土) 19:15:48
初めまして、長い間ロム派でした。初心者な質問ですが、ロイさんのメルアドはどの様に探せばいいのですか?教えてくださいお願いします。

839ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/03/06(日) 02:46:59
私のアドレスは管理者アドレスとしてこの掲示板のトップページ左下隅に書いてある。
但し、私は不在がちであるしメールチェックは不定期にしか行わない。
掲示板の方がまだ頻繁に目にするので重要なメールであれば
こちらに「メールを送った」と一言書いていただけるとありがたい。

しかし基本的には返信しないものと思って頂きたい。
稀にきまぐれで返信することはあるが
悩み相談を受け付けることはまったくもってありえないことも明記しておく。

なおこれまでに「感想」と称した複数のメールを受け取っているが
それらには一応全て目を通している。
それぞれに頂いた賛辞と気遣いにこの場を借りて礼を言っておこう。
ありがとう。(不快だったものを除く)

840名無し:2005/03/06(日) 07:07:41
発見しました。お返事ありがとうございます。

841ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/03/06(日) 16:10:51
年末から危惧していたことだがどうやら虫歯があるらしい。
まさかこの歳で、歯医者に行くのが嫌だから困っているとは言いがたい。
しかし。
嫌いだ。
痛いからではない。
が、言い訳にもならない。
情けない事実だけが厳然と佇んでいる。

842日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/06(日) 18:24:54
困ったロイね〜♪
あのね、ロイ、最近の歯医者はちっとも痛くないのよー。
麻酔がちっくとするくらいで、え?もう抜けたの?・・・ってくらい
拍子ぬけするくらい痛くありませんでしたー!
以前、親知らずを抜いた時若い歯医者が小一時間もごりごり引っ張って
別の医者に替わりやっと抜けたことがあり、顔が腫れて懲りたから
ものすごく痛くても我慢してたんだけど眠れなくて観念して歯医者へ行ったんだ。
おじいさんの歯医者だけど痛くなかったよ、親知らずが虫歯になってたんだけどね
あっとゆう間に抜いてくれました。
評判のいい歯医者で、しかもベテランの歯医者を受付でたのむといいよ。
勇気を出していってらしゃーい!

843日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/06(日) 18:27:29
うわ、よく読んだら痛いからではない、って書いてあるのに
おせっかいなレスをしてしまったーごめんなさい(汗

844日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/10(木) 13:32:43
( *´∀`)σ)∀`)あわてんぼうさんめー

845ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/03/10(木) 21:52:29
遊ぶのに忙しい。
こういう忙しさは初めての体験だ。
しかし虫歯は痛む。
食べたら痛むレベルから何もしなくても痛むレベルに発展している。
虫歯をみつけてから1年以上放っていたのだから当然かもしれない。
しかしなぜかどこかが楽しい。

846日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/18(金) 02:49:10
いいですね〜遊びに忙しいなんて素敵なことです。

847ロイ </b><font color=#FF0000>(9v3HJTJU)</font><b>:2005/03/19(土) 11:38:58
相変わらずさるげっちゅうが回っている。
随分時間が経ったというのに困ったことだ。
気がつけば口ずさみそうになっている。
このままではサルだらけになってしまう。
困った。

848日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/20(日) 19:29:48
オペラ座の怪人みました?
音楽がめっちゃいいですよー
っていうか一人でみに行って涙こらえるのに必死だった

849日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/24(木) 07:46:57
歯医者あの音がイヤ...。

850日本一大騒ぎな名無しさん:2005/03/27(日) 18:40:05
今日夢でロイがいろいろふっきれてて電話で相談受けつけてたよ。
2つくらいレス消費しただけでなんかまとめちゃったので皆「それで終りかよ!!」みたいな
こといってた…。
ちなみにロイに電話していろいろ相談したら「そんなこと言われてもわからない。」と返された。
なら電話相談なんか受けつけんじゃねェと文句言おうと思ってきたがそれはよく考えたら私の夢だった。
ごめんロイ変な濡れ衣着せて。




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