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ある体験の・・・回想録4
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私が欠点だと思い嫌悪するそれらは本当は私の能力なのだと言う。
彼女にかかると私の様々な自己嫌悪の種が能力に変えられていった。
なんとも突拍子のない話をする人だと思った。
私が自力では到達できない発想を提示してくれる人だったのだ。
ある意味自分を否定することで自分を保っていた私は幾度も反論し否定した。
しかし彼女は飽きる事なく肯定的な持論を述べる。
それは私にとって果てしなく素っ頓狂で突拍子がなく異世界の考えだった。
私は呆れ、彼女をおめでたい人だと思い
自分にはそうは考えられないと思いながら次第に
彼女の考えに慣れていった。
慣れていっただけで受け入れられたわけではない。
彼女のそれを受け入れることは、否定していたい私の根底を覆すことになるのだから。
(本当にどういうわけだか私は自分を否定していたかった。肯定することは怖かったのだ。)
しかし慣れることは受け入れる第一歩だったのかもしれない。
自力では思いつけない発想を見、驚き、それに慣れ、
それから私は彼女を信用し始めた。
私自身のことは信じられないが彼女のことは信用できる。
私に幾ばくかでも能力がある、とは到底思えないが
私に能力がある、と語る彼女のことは信用できる。
そういう、間接的な形で私は前に進み始めた。
実に、カウンセリングを受け初めてから10年近い歳月が流れていた。
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