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ある体験の・・・回想録4
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『この掲示板利用にあたって/管理人』
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2470/1040148566
警告:以下には虐待に関する文章及び性的な描写が多く含まれる。
人によってはフラッシュバック誘発の恐れがある事を留意の上
自己責任で参加するように。時には自ら離れる勇気も必要だ。
そして、参加者は上記のスレッドの注意書きに
目を通す義務を有するものとする。(読まない者の参加を認めない)
ここは管理人である「私」こと「ロイ(EGLIC9Vs)」が
個人的理由によりある悪夢を体験談的に回想するための場である。
私の悪夢は異常なまでに生々しく残り続け時を構わず再現される。
真偽の程は想像にお任せする。どちらにしろ詮索には意味がない。
しかし、この掲示板に書かれた内容の全てに置いて
実在の人物、団体、組織を特定しうる情報は何もなく
真偽の程を特定するだけの証拠には一切なりえない。
また、実在の犯罪、事件に関する情報として提供しうるものを
管理人は有していない。仮に、管理人がなんらかの情報を
握っているように見えようとも、それは読み手側の問題であり
管理人には訴えるにたるだけの物的証拠は何もなく
他者を巻き込む意図も訴訟に関わる意思も全くない旨を明記しておく。
これはあくまでも管理人の見た『悪夢』の回想録であり
解決・未解決に関わらず実在の事件との関わりは一切ない。
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それでも 苦しんでは 欲しくないのだ
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抱えてきたあまたの想いを忘れられるわけでもないのに。
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あなたのことは祈りたくない。
それでも死を願うわけではない。
呪ったことはあるが。死を、苦しみを願ったことはあるが。
どこか遠くで。
私の知らないところで
私に気配さえ悟らせずに幸せになって欲しかった。
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憎み、殺すことができないのなら。
完全に外へ
私の視界から意識からはるか遠くへ
いってしまって欲しかった。
完璧な忘却を。
あたかも存在しなかったごとくに。双方向に。
あなたへの憎しみを消すのは難しい。
しかしあなたの命を平然と見ることもできない。
憎んだことだけを覚えていることの方が
どうやら難しいらしい。
割りきれない弱さよ。
今考えていたいのは
決してあなたのことではないのに。
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弁護士のことはどう思ってますか?
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久しぶりに来て全部読んだけど、ロイって変わった、と思った。
変わった、といってもけして不連続な変化ではなく。
正直に言ってしまうと、最初は『人間』を見てる気がしなかった。
でも今はどこか『人間』を感じる。
『人間』ってなんだよってツッコまれると言いにくいけど、自分の
今抱く印象に一番ふさわしい言葉を選ぶとこうなってしまう。
また、さらに直感的に言ってしまうと、少しほっとした。
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一身上の都合により当分の間、管理不能になるため
一時的にここを休止する。再開時期は確たるものではないが
予想として3月初旬。その時にまた
縁なりとあったならまた。
あと1〜2時間で休止する予定。
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これまでの全てに目を通す時間はなさそうだ。
1つ思い出したことがある。
呼吸困難。幾度もの。繰り返す呼吸困難。
Tの死後どれくらいがたってからだろう。
一人。たった一人「自由な」部屋で座り込んでいた。
よっぽど考えないと立ち上がり方が分からなかった。
考え方さえ思い出せず何をしていいのかわからない以前の問題で
私は何もせず何もできず床にただ座り込んでいた。
そして呼吸困難。
繰り返す苦しみ。
不思議なことにそれが救いになって自分の肉体の存在に気づく。
だが呼吸困難。苦しく目の前が真っ赤になっていく。
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私はそれから随分と長い間
呼吸の仕方を意識して思い出さなければならなかった。
気がつけば呼吸をすることを忘れているのだ。
発作がおき、苦しくなってから初めて
苦しさの中で呼吸の仕方を思い出す。
壁に貼った呼吸する人の写真と解説を
きしむような目で見ながら整えようと努力した。
口から大きく息を吸ったら肩が動くのだ。
うまく吸えたら腹や胸は膨らむのだ。空気が入って。
吸ったあとどうするのだったか?
これをどうやって吐き出せばよかったか?
吐き出したら今度どうするのだったか?
繰り返しぎこちなく練習しては
発作を抑えようとする。収まってもまたすぐ繰り返す発作。
過呼吸。呼吸困難。手足のしびれ。
呼吸。意識していないと忘れるものだった。
意識して覚えていようとしなければ呼吸困難になるほど
どうでもいいことだった。
あの頃 それくらいひどく抜けきっていたのだ。
何かが。私の中から。
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生きて、生きていてくれ!
また会いたい。
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>>338
いや、呼吸をしなければならなかったことを、思い出すのだな。
意識し続けていなければ呼吸することすら忘れていた。
故に休まる間はなかった。
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>>339
大げさだね 苦笑
今の私はもはや、自ら死を選ぼうとすることはないだろう。
発作的に、という危険からもはや遠のいた。
遠のき続けていると思いたいが。
健康第一だ。
考える自由と動く自由と。それぞれを確保するために
あらゆる意味で療養が必要な時もある。
暫し、休むことにした。
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ためらいと畏れと。
気がつけば萎縮している神経と筋肉と。
動くことの怖さよ。
時間を感じることの恐ろしさよ。
この容赦なく流れ続ける時間の中で
ただの一歩も踏み出せなくなる怖さよ。
取り残されあぶれどこを向いてよいのかすらわからなくなる恐怖よ。
-
克服したつもりで。
繰り返し繰り返しやってくるそれと
凄残な闘いを挑んだ末に克服したつもりで。
それが己にとってのみ凄残なのだと思い知らされながら
それでも向かい、闘い、ようように超えたつもりで。
また同じ恐怖の中に立ちすくむ自分を発見するのだ。
全精神力と気力となけなしの勇気をかき集め振り絞り使い果たしながら
ようやく立ち上がったつもりでまた
気がつけば同じ位置に立っている。
永遠のループにはまったような悔しさに苛まされる。
使い果たした気力などを
少しずつ少しずつ貯めながら、また作り上げながら
少し動けばまた、次にそれを使い果たす壁にぶつかるのだ。
まるで使い果たすためにそれらを貯めてきたかのように。
-
これは同じ位置か。
これは同じ時間か。あの時と少しも変わらず同じなのか。
同じレベルか。同じ困惑か。同じ壁なのか。
私はこれだけの時間を費やしてまだ、同じところにいるのか?
これだけの、あれだけの闘いを続けたつもりで
その実ただの一つさえも勝利してはいないのか。
闘いですらない?
誰しもが普通に通る道。
誰しもがこんなところでつまづくわけではない。
平坦な道に躓く私はなんと無能で無力なことよ。
私にとって苦しみの連続でさえあったあの闘いが
ただの、生活でしかない。
どこが闘いなのかと。
我ながら情けなくやりきれなく。
-
しかしそうではない。
そうではないと繰り返す。自分のために自分一人で。
あの支配された日々は闘いでない。
私に闘う術はなかった。意識の上でさえも。
その日、ただ一日をやり過ごすことのみが命題で。
昨日はなく明日はなく過去もなく未来もなく。
ただその時だけが存在し。
いいなりに過ごすしかなかった日々に闘いはない。
己との闘いはみじんも存在しえなかった。
あるとすれば恐怖の。
恐怖との、痛みとの、追いかけっこのような記憶との。
忘れようとする私と忘れられないでいる私との押し付け合い。
あれは、闘いではない。逃避だった。
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闘いは、形の上で「自由」を得て初めて始まった。
支配のない世界。
「自由」という恐ろしさ。
心もとなく足がかりのない、何者も支えてはくれない世界。
立ち上がれと命令されれば、私は立つことができただろう。
食べろ、と命令されれば。私は飲み下すことができただろう。
眠れと言われれば、私は睡眠に入っただろう。
しかしそこに命令はない。
私は立たなくてもよい。食べなくてもよい。眠らなくてもよい。
だから、ただの少しも私は動くことができずにいたのだ。
次の命令が来ないから、現状のまま身動きもできずに待ち続けるしかなかったのだ。
あの頃、命令が恋しかった。
あの頃自由という恐ろしさになすすべがなかった。
いつ息を吸ってよいかわからない。
いつ息を吐いてよいかわからない。
いつまで呼吸していてよいかすら、わからなかったのだ。
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一端萎縮してしまうと次に動くのが怖い。
動いてみるまでの恐怖が痛いほどに刺さってくる。
動いてもよいのだと、動いても大丈夫まなのだと
自分で自分に言い聞かせながら、
動かせるために自分で「命令」する。「動け」と。
「命令」という形をとってしか動くことができなくなった自意識。
萎縮から、次動きだすまでがいつも闘いなのだ。
気が遠くなるほど単純で情けない、救いのない闘いなのだ。
-
萎縮している場合ではない。
自分だけの時間をとどめ続けられるわけではない。
情け容赦なく流れていく。
一人萎縮し続けたとて、時間が待ってくれるわけではない。
萎縮し続けた分、逃げ続けた分、
また後で、死にものぐるいで追いかけなければならなくなるのだ。
そうしてまた、追いかけきれない何かに追いつめられる。
取り戻せないあれこれに、自分が許せなくなる。
こんなことの繰り返しをいつまで続けていけばよいのだろう?
休むことが罪悪だった。
動けなくなることが罪悪だった。
その私の中で凝り固まってしまっていた常識を
根底から覆してくれた人がいた。
彼女が私に「休む」ことを教えたのだ。
そうして何もしないでよい時間と何もしないでいる贅沢さを気づかせた。
それはなんという幸運だったことだろう。
なんと貴重な時間の数々だったことだろう。
それなのにじき
彼女がいなくなる。
会いにいきたい。
多分私は会いに行きたい。
会いに行きたいはずだ。
-
萎縮している。
またしても動けなくなっていそうだ。
自分で自分の気持ちがわからなくなる。
まるで人ごとのように
「会いに行きたいはずだ」と想像している。推測している。
動け。動かなければならない。時間がなくなる。
この動かなければならない時に
もはや時間が無限にあるわけではないと
ひしひしと迫ってくる思いに打たれ焦れている時に
体の方が先に参る情けなさよ。
自由がきかない。歯がゆさを超えて憎たらしい。
なんともろくなった体か。
こんなところでうづくまっている場合ではないではないか。
-
もし、仮に。
彼女に会いに行けなかったとしたら。
彼女と会うこと叶わなければ。
憎めるだろうか。
今度こそ心から
全身全霊をかけてTを奴を憎めるだろうか。
この呪縛が奴らのせいだと確信する。
動きたい。
-
会いに行きなさいよ、君。
会いたくても会いたくなくても
会えても会ってもらえなくても
良くても悪くても構わないことだから。
君は今、会いに行きなさい。
生き死にというのはそういうもんだから。
間に合う時に知ったのだから。
-
そう思う時は動くべき時なんだ。私はそう考えている。決めている。
「あの時ああしていたら」という後悔、想像、思うことは
永遠に襲ってくる
「あの時ああしていたらどうなっていただろう」
それを、間に合う今なら確かめられる
確かめる術すら無くなってから想像をいくつもして、
取り返しのつかない時間に、しても仕方の無い選択肢を考えて選んで想像して、
ずっとずっと考えている。時間は戻らないのに、まるで今があの時みたいに。鮮明に緻密に。
それよりきっとずっと良い。動いた事で後悔しても衝撃を受けても苦しんでも
はっきり分からないままその事を抱えて行くより
たぶんずっとマシなんじゃないのかな。ずっとすっきりする。一つの答えを手に入れられる。
動かなかったら答えは一つも永遠に手に入らない。疑問は、想像は永遠に残るのに。
動かなくて手に入れてしまう後悔より動いて手に入れてしまった後悔の方がきっと良い。
私なら 次にそんなことが有ったら 捨て身で動こうと決意している
-
会いに行ってくれ。二本の足があるなら可能だよ。
-
行けるものなら行っているのだよ。迷いはしたが。
しかし物理的に今は行けない。動けない。
なまじ私が無理をして行ったとて
弱った彼女に余計なものを感染させるわけにはいかない。
今の私は丈夫ではない。
彼女にとって危険なキャリアーになりうる。
呪わしく焦れったいが理性が勝る。
私の感情のために彼女を余計な危険にさらすわけにはいかない。
ましてや彼女には家族がいる。
友人も。
彼女の世界には彼女との1分を惜しむ人たちがいることだろう。
そして私は
ついに友人未満のままだ。
師と弟子でもなければ医者と患者でさえない。
危険を冒してまで私のために時間を割けとはいいがたい。
いうわけには、いかない。
-
私らしくもない。
無理な時は大人しくしているしかない。
時がくれば動けるだろう。
愚痴を言っても仕方あるまいに。
時が長くもちますように。
神を信じるわけでもないが祈ることがある自分が不思議だ。
-
時間は無情に過ぎていくものです。
そして、人生には何の意味も無い。
意味付けるのは自分自身です。
あるきなさい。
少なくとも、今なら間に合う『何か』が残されているはずだから。
-
ロイ、好きだ。私は貴方の虜になってしまった。
まるで、卵から産まれた雛のような純粋で無垢なイメージだ。
なのに理知的で思いやりのある言葉をこれ程美しく使えるなんて。
その事がとても羨ましい、・・こういう事は貴方にとって迷惑だろうか。
会えるのなら逢った方がいい。
遠くから眺めるだけでもいい、、これは希望だ。私の。
如何して、私はトラウマを持つ人に惹かれるのか、漸く判った。
誰より生きようとしているからだ。私は逃げてばかりだから、彼等に申し訳ない
のと、自分を恥ずかしいと思ってしまう。
-
ロイが「会いたい」なら会いに行けばいい。
誰に遠慮する必要があるんだろうか?
体調不良の理由を除けば、他は言い訳にしか聞こえないのだが。
(不快に思われるかもしれない。直接的で失礼。)
誰もあなたを止めない。命令もしない。
あなたがしたい事をするんだ。
それがあなたにとっての「勝ち」ではないのか?
そうしたら恨めるんじゃないのか?Tを。
-
>358
ロイさんが会いたがっている女性は、もしかして病気で身体の
抵抗力が低下しているのではありませんか?
健康な人が感染しても大したことはないウィルスでも、そういう
人が感染すると命の危険性があると聞いたことがあります。
-
しまった。
閉じておくのを忘れていたではないか。
しかし何事もない。
世の中そんなものだ。
-
今己を抑えるのが難しい。
皮肉なものだ。
あの時覚えたことは、まず自分を抑え殺すことではなかったか。
感情を持て余す。
見えない感情を持て余した時代は終わりに近づいたようだ。
見えてあまりある感情を実に持て余す。
そして相も変わらず理性と感情が常に相反する。
あの頃複雑に、しかしくっきりと別れていった。
残された爪あとは大きすぎる。
-
あの頃、私の精神は確かに縛られていたが
肉体においては五体満足といえた。
それすら自分のために動かしたことは少なかったように思うが。
今私の精神を縛るもの私以外にはない。
少なくとも他者に理不尽に縛らせはしない。
しかしこの時になって肉体が縛られている。
脆弱な体よ。
なんと脆弱になったことか。
あの頃、決して病弱ではなかったはずなのに。
-
いつまでとらわれるだろうか。
彼らの残した痕跡に。
こちらからとらわれるのではない。
否応なしに残された痕跡に抗う術もなくからめとられる。
自由に動かしてよい手足が欲しかったものだ。
自由に考えてよい頭と自由に発してよい言葉と。
しかしその自由を得たはずの今
体がいうことをきかない。
もはや誰にも物理的に束縛されてはいまいに。
口惜しい。
勢いあまって我と我が身を切り裂きたくなるのはこういう時だ。
しかしそれもまた
愚かにすぎるふるまいだ。
-
忍耐力だけは、嫌というほどに培われてきたはずなのだがね。
やはり偽者であったか。
どこかで叫ばねばなるまい。
でなければいずれ犯罪者と化した自分と会うことになるだろう。
普通にあるべきものを
普通に欲しているだけのはずなのだが。
あの頃、それすらしたことのなかった「自由」のはずだが。
自由の中にあって不自由であれば理不尽な怒りはどこへむけられようか。
満喫できるはずもない。
「自由」か。 自由とはなんぞや。
-
私は今、ネガティブに愚痴を書き並べる自由を行使している。
かつて、そして今、おそらくは未来へも続いてしまう
わが身の不運を嘆き倒す自由を行使しようとしている。
脳裏から消えてもくれない正論と理性などくそくらえなのだよ。
-
自由とはなんぞや
愚かであろうと汚かろうと呪縛があろうと
それ全部をひっくるめた自分であるのもまぁいいか。
それで在るしかないしな。自分の信ずる善きものを大事にできるように
毎日自分に恥じないように生きていくか。
と思える時が自由
失った物を取り返そうと思わなくなる時が自由
-
ロイ (EGLIC9Vs)タンて幾つくらいの人なの?
-
厄年っぽいが、その話しはあっちでな。
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人より劣る己を恥じる時、スタート地点が違うといいきかせてみる。
人の和を畏れる己に怒る時、初めに防御ありきといいきかせてみる。
人の群れの流れにとびこめぬ時、わが道を一人でゆける己を褒めてみる。
振り返ればそこに、頑張り続けた私がいる。
片時も休むことなく走り続けた己が姿を垣間見る。
ここから先は
牛歩、蝸牛の歩みでよい。
手に入れた己だけの時間軸を大切にする。
早すぎる世界に、惑わされてはいけない。
私は一人であり、一人ではない。同時に、一人ではなく一人である。
そして、誰にも文句はいわせない権利がある。
事、私が私でいることに関して。
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彼女は私から多くの力を認めてくれた。
初めに認め、そして私に気づかせてくれた人である。
信じぬ私に見解の相違を示し
私の中に在る凝り固まった定義のことごとくを覆し
否定を肯定に変えた恐ろしい存在であった。
-
そう、恐ろしかったのだよ私は。
彼女と彼女の見る「私」が。
彼女が見、認識する私はことごとく私のそれとは異なった。
当時とてつもなく苦しかったのであるから
それが180度覆り、世界が変わるということは楽なことであったと
事がそう簡単であれば混乱はしなかった。
しかし私は混乱した。
歪んでいようが偏っていようが世界は世界である。
これまでに、それまでの生涯で作り上げられた
自分の生きた世界であり価値観である。
それが根底から覆る。
足元を失う。拠って立つ瀬がない。
それはとてつもなく恐ろしいことだったのだよ。
例えその先で苦が楽に転換するのだとしても。
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当時の苦しさは、苦しさを苦しさと認識できぬほどのものだった。
苦しいとは思ったことがなかった。
辛いとも思ったことがなかった。
自分が既に悲鳴をあげ続けているのだとは、露ほども思わなかったのだ。
故に、休ませてやろうとは考えなかった。
休む必要があるなどとは思いつきもせず
疲労を疲労と思うことすらせず
ただただひたすらに自分の無能を恥じ劣等感を抱いていた。
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いつぞやの話題で
手を抜くことのほうが難しく大変なのだというようなことを
不思議な発見のように受け止めた者がいたのはここだったろうか。
手を抜くことのの方が楽。
それは一見当たり前にみえて当たり前ではない。
場合によっては一から学び覚えなければならないスキルであると
今は確信している。
手を抜くことが恐ろしい行為であり続けた場合に
手を抜かなければならないことは
とてつもなく不安で恐ろしいことでありうる。
それは、肉体の楽さをはるかに上回る
精神的な疲労と圧迫の上にしか成り立たない。
肉体を酷使することはもっとも容易なことの一つだ。
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故にあの頃
まず休んでもよいのだということから
自分に教えなければならなかった。
しつこくしつこくしつこく、繰り返し何度も
休んでもよいのだと、それが当たり前なのだと言い聞かせなければならなかった。
そうして訪れる不安や恐怖と闘いながら休むよりは
あの時まだ、動き続ける事の方がはるかに楽なことだったのだ。
そしてその前段階として
休まなければならないのだと、信じる必要があった。
もう限界なのだと、休む必要があるのだということを
信じる必要があった。
それこそ、まったくもって受け入れられない事実だった。
動けなくなった時は終わりだという恐れから
壊していく必要があったからだ。
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彼女はそういった恐怖を伴う転換を
決して無理強いせず、しかし軽やかに
いつのまに変わったのか自分で自覚すらできぬほど自然に
いつのまにかやってのけたのだ。
彼女がやってのけたのではない。
私にやってのけさせた。
そうして、「できてるじゃない」と。
「やればできるじゃない」ではない。
「できるはず」でもない。
「今できてるのがそれでしょう」と。
もう既に出来ているというのに何を畏れる必要があったのか?
あの時世界は恐怖に満ちていた。
その世界を、彼女は変えた。
私に、私の力でごくごく自然にかえさせたのだ。
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随分と長きに渡って、それすら信じることができなかったのだけども。
自分でできているという事実さえ、現実として受け入れることはできなかったのだ。
この10年で、会った回数を数えるならば少ないと思う。
約10年の歳月を思う時、
まだたったのこれだけしか会ってはいないのだと、思う。
短くも長くもあるこの10年の間で
たったこれだけしか会っていなかったことを不思議に思う。
この数十倍は会う機会があったはずなのだ。
しかし伴い続けた恐怖ゆえに、私は自分でその機会を潰してきた。
後悔の念は絶えることがない。
しかし同時に不思議にも思う。
会って話しをした、たったあれだけの時間で
こんなにも力をくれたのだ。彼女は。
-
心から感謝している。
-
思いに形を与え言葉を紡ぐことに意義を見出すけれど
言葉は無力だ。
彼女にこの気持ちの一片たりと伝えられた気がしない。
-
感謝いている。
そんなものではないのだ。
あなたに会えただけで
自分が幸運だったと思える。
-
私に命を。命に意味をくれた。
生きることは罪ではない。
私の人生はこれからだ。
まだ、始まったばかりだ。
-
確か1986年 あの年に起きた混乱を私は忘れないだろう。
-
今までの生涯を振り返って
もっとも大きな不安に晒された時期と理由というのが
支配者がいなくなったことだった、というのは皮肉なことだ。
自由というのはなんと不安定で足元のあやういものか。
身についた奴隷根性から抜けるのに非常な苦労をした。
そしてまだ抜けきれてはいない。
何も考えずに言いなりになり、そこに疑いを持たないということは
自分の権利を守りながら自由裁量で生きることよりはるかに楽だ。
だから、自由に生きるということは
常に何かとの闘いになる。私の場合は。
-
言っておくが君達のいうSM的意味合いでの奴隷ではない。
-
王様の耳はロバの耳。
-
王様の耳はロバの耳
王様の耳はロバの耳
王様の耳はロバの耳
王様の耳はロバの耳
王様の耳はロバの耳
-
我ながらばかばかしい。
-
天網恢恢疎にして漏らさず。
-
嘘をつけ。
-
飲もう。
-
理性が飲むべきではないと止めていたのだが
>>389が4:44だったので飲んでもよいというような気持ちになった。
我ながら不思議な理屈だ。
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一度飲み始めるとたがが外れるものだ。
-
しかし滅法弱くなった。
それもまたよし、か。
-
やっぱりいやだ。
-
とある場所のゴミ箱の上に本が3冊置いてあった。
捨てられるものかと思ったが黙って持ち去るのも気が引けて
近くの人に尋ねてみたところいるならあげるという。
興味深い本が混じっていたのでついでに3冊とも
ありがたくいただくことにした。
-
それらの本が心理学系の本だったからだろうか。
「月と夜(だったか?既に記憶が定かでない)を知ってますか?」と問われた。
知らないと答えると
「ナチス・ドイツの収容所で過ごした人たちの心理状態について書かれた本です」という。
もらった本にナチス関係が混じっていたわけでなく
その人物とそういった会話をしたことがあるでもなく
突然な質問に疑問が残り、次通りかかった時に聞き返してみた。
「さっきの本、どういった本だといわれましたか?」
ナチス・ドイツに収容された人たちの心理状態について
語られた本で、既に廃盤になっておりもう読むことができないという。
-
読めないといわれると余計に興味が沸くものだ。
「読んだことがおありですか?どういった感想を?」
「図書館などにいけば置いてありますかね?」
その人物曰く、学生の時分に読んだことがあるという。
感想はまぁ、なんとも重かったとそれだけ。
内心突然話しかけられたことにも
突拍子もなく初めの質問を投げかけられたことにも
合点がいっていないのだが、ナチス・ドイツ時代には個人的興味がある。
これまでにいくつかの本を読んだ。興味がないわけではない。
-
「いつか読んでみたいものです」と答えるとその人物が言う。
「心理学に興味があるの?」「心理学専攻?」
「興味がある」という言い方をしてしまうとどこかに語弊を感じる。
ああいったものに惹かれるは、知的好奇心や学術的興味というよりは
むしろ私の心の内側への探索といえる。
「興味があるというか、自分の心理状態がを知る参考になるかと思うので」
性犯罪にも未成年の犯罪にも強制収用所関連にも興味はある。
どこかに自分の心理がまじっていそうな気がしてならない。
-
しかしその人物は、非常に怪訝そうな顔をして
半ば呆れたような笑いを込めた声色でこう言った。
「あれは自分の意思によらず無理やり収容されて命を危険に晒された人たちの
心理だから、あなたにはまるで関係ないでしょう。参考にはならないと思いますよ」
流せば、よいのだ。それは先からわかっている。
初めに興味があるかと訊かれた時「あります」と。
そう流しておけばよかったのだ。
そこで感じる語弊は自分にしかわからない。
説明できるものでもなく、する必要があるものでもない。
しかし語弊を感じつつ流す時、嘘をついてしまったような罪悪感には
未だにとらわれる。
「常に正直でなくてもよいのだ」
「黙っていることは嘘でもない」
まだ当分の間はこれを、自分に言い聞かせなくてはなるまいよ。
-
それだから、読みたいのですよ。
強制的に運命を捻じ曲げられた人間の辿る心理であるからこそ
参考になるかと縋るのですよ。
と、内心で思いながら私は答えた。
「そうですね。」
なんとも言えない気持ちの悪さが残った。
-
ところでその時は題名を覚えておいて後で調べようと思ったのだが
その後起きたいろいろによって忘れてしまった。
月と夜 だったか? 月と波 だったか?
波と夜だったか? 似たような名前の羅列が浮かびはするが定かでない。
しかしわざわざ聞きに行く気にもなれず、妙に心の座りが悪い。
誰か、心当たりのある人はいないものかな。
-
>>395
廃版 が正しい。
しかし一発変換できないのが意外だね。
-
月ではなく霧だったような気もする。
最近では記憶が抜けるのは珍しいのだがなぜかスポンと抜けているようだ。
菊と刀 に似ていると思ったのは確かだが。
-
「楽しく酔えないなら飲むべきではない」
「楽しく飲めないなら酔うべきではない」
とは今は亡き友人Bの言葉である。
一方
「酔ったからには吐かなきゃ損」(嘔吐の意ではない)
「吐くまで酔わなきゃ飲む意味がない」
とはずっと以前付き合った人物Aの言葉である。
どちらも真理だ。
少なくとも内々に溜まった澱を吐き出すのなら
とことんまで飲まねばなるまいよ。
中途ではそこまでの精神力と酒代がもったいない。
楽しく飲むためには澱をあらかじめどけておく必要もあろう。
故に段階としてまず、Aの、
それからBの飲み方を実践しようと思うに至る。
-
初めて酒を飲まされたのは6歳の時だったか?
実のところ酒にあまりいい思い出はない。
-
同じく煙草にもいい思い出はないが・・・それでも自分の嗜好としてあるのは
これ一種の自虐であろうか。
-
ヤッターマン
珈琲
ライター
-
最近後輩に言ってみて下さいと頼まれた3単語。
-
大うけされてしまったわけだが。
何か、私が言うとそんなに面白いのか。
-
させられた意味が判らないではないが
そもそもヤッターマンとは何だと問い詰めたくなるではないか。
-
ヤッターマン理論の実践・・・・
-
いえばえにいはねば胸にさわがれて心ひとつに歎くころかな
-
酒が苦い。
-
体に酒を塗られるとすぐに気化してスースーする。
肌が敏感になったように感じられて、それは恐怖を煽った。
-
冬にされると寒さが増した。
気化するアルコールの匂い。
のぼせたようになる僕。
-
悪酔いしそうだ。
いっそ穴を掘って叫んでみるかね。
保身に走り隠した全てを。
埒もない。
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>>400
「夜と霧」じゃないでしょうか?廃盤ですがユーズドで購入できるみたいですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140086122/qid=1079476793/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/250-8101868-6659404
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上のは続編みたいです。こちらが「夜と霧」、名著として新訳版が出ています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4622039702/qid=1079478194/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-8101868-6659404
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>>376
ときどきロムしてたのですが「10年間に数回しか会っていなくても強い影響」を読んで、初めてカキコしてます。(何か失礼があったら教えてください>ALL)
私の母がそうでした。生まれてすぐ別れてやっと出会えたのに、その後の10年を振り返ったら・・・(苦笑)でも毎日考えてました。バックボーンみたいになってました。
でもそれって会ってなくてもちゃんと・・・なんというのか・・・魂のレベル(って変な意味ではなくて・・すいません怪しげな表現で 笑)会っていたのだと思うのです。
回数でも、時間の長さでもなく。
それでいいのだと思うのです。だから、ロイさんもそんなにご自分を責めないで下さい・・・って伝えたくなりました。
全く形の違う出来事だとは思うのに・・・・差し出がましかったかもしれませんが。でも伝えたくなりました。
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>>418です。
>>373
自分も手を抜くことのほうが、苦手です。特に気持ちがたいへんになります。
>>403
そんな・・・AとBと交代交代で、だんだんBが増えていくというのはだめでうか?
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>>416-419
できればこちらにいらさりませ〜
[ラッキー]雑談・議論・質問スレ’[セブン!]
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2470/1070404681/
<HYPER>雑談・疑問・質問スレ<HYPER>
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2470/1066719089/
敢てこっちにの人ならしょうがない〜けど一応ね
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>>401
絶版だと思われ。
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昨日件の彼女とお別れをしてきた。
おそらく私は泣くだろうと思っていたら涙さえでない。
冷たいものだ。
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>>422
ロイ?
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>>422
悲しすぎて、とか信じられずにボー然としちゃって、等で泣けない人も居る。
それは気丈な訳でも薄情な訳でも無い。
自分が大人になったから冷静なんだ、なんて勘違いをすると
後々自分を責めてしまう事も有るだろうが(そういう人が居た)端から見ると違うと判る。
大声で叫んだりすると泣かない分のストレスが少しは放出できると思います。
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>>422
本当に悲しい時には涙が出ないってよく言いますよね・・・・・自分も経験があります。冷たいのではないと思います。”自然”なのだと思います。
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クッキーの掃除とやらをしてみたらパスワード類が全部消えてしまった。
よく考えてみたら当然のことではある。
さてどうしたものかな。
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>>ロ
ほい
http://jbbs.shitaraba.com/faq/#6
設問「パスワードをわすれちゃいました・・・」参照。
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いやいや忘れてしまったわけではないのだが。
パスワードや登録の類は全て控えを取る主義なのでね。
ただなんと言えばよいかな
今は打ち込みたくない言葉をパスワードにしてしまった、とでもいおうか。
私にしては珍しくげんかつぎをしている。
説明しがたいね。
しかしありがとう。
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そのまんまでもいいよ、分かるから。たまにはこういうのもいいねw
泣かないのは冷たいんじゃない。分かっているんだろうけれど。
泣く事ができるのは、ゆるゆると緩んで来たときだよ。
君のためには早く泣けるといいと思うけれど、
できれば泣かなかった事は考えずに放って置くのがいいよ。
悲しみは自分だけのものなんだから。
涙も慟哭も、彼女は関係ない所にいるんだから。
そして君は十分悲しんでいるんだから、自分が自由に悲しむ事を許してあげな
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