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自民党スレ2

729OS5:2025/09/13(土) 09:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/857f84a355785a26fb78f1a3a20245d7b6cd11c9
各候補「石破票」に照準 自民総裁選の大枠確定
9/13(土) 7:08配信
時事通信

首相官邸に入る石破茂首相=12日午前、東京・永田町

 自民党の小泉進次郎農林水産相が総裁選出馬の意向を固め、高市早苗前経済安全保障担当相ら計5人が争う大枠の構図が確定した。

【ひと目でわかる】自民党総裁選の顔触れ

 いずれも昨年の総裁選に続く立候補で、一定の基礎票を持つ。各陣営とも、石破茂首相が獲得した「石破票」が勝敗に影響するとみて、取り込みに注力する方針だ。

 首相は前回総裁選の1回目投票で、国会議員票は9候補中3位の46票を獲得。議員票の比重が大きくなる決選投票では、菅義偉副総裁や岸田文雄前首相の支援を得て、高市氏を逆転している。

 「この1年間のリーダーシップに敬意を感じた」。小林鷹之元経済安保相は12日、首相官邸で首相に出馬の意向を伝えた後、記者団にこう強調した。

 小林氏は前回総裁選後の人事で、首相から打診された党広報本部長を辞退。主要候補の中では最も活発に首相の政権運営を批判してきた。8月には参院選大敗を踏まえ、退陣を事実上要求した。

 退陣要求から「敬意」に変化した背景には、陣営の助言がある。ベテラン議員は首相が掲げた防災庁創設を小林氏が否定したことを挙げ、「首相の取り組みを全否定するな」と伝えたという。小林氏の視野に石破票があるのは間違いない。

 「石破降ろし」をけん引した旧茂木派の茂木敏充前幹事長も11日の出馬記者会見で、日米関税交渉などに触れ「率直に(首相を)評価している」と語った。

 林芳正官房長官は、政府の要として首相を支えてきた。首相は一貫して林氏の手堅い手腕を高く評価し、「林さんたちのおかげで政権は動いている」と周辺に繰り返し強調。陣営からは「首相支持層はうちに流れる」との期待が出ている。

 一方、悩ましいのが小泉氏だ。米価引き下げで首相と協力しながら、最後は首相公邸で退陣を「説得」した形になり、「首相を踏み台にしてのし上がろうとしている」(旧茂木派中堅)との声がある。小泉氏も意識しているのか、12日の会見で、公邸を辞去しようとしたら呼び止められたと明かし、「『もう少し話そう』と思っていただけた」とアピールした。

 高市氏は11日に岸田氏と会談した。党を代表するリベラル勢力「宏池会」を率いた岸田氏と政策的な隔たりは大きいが、決選投票もにらんで連携の可能性を探ったとみられる。

730OS5:2025/09/13(土) 09:21:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/290ae5ca13b97d9282625873f22d3e849364b8ab
「進次郎で支持率が回復するかは未知数」「高市だと公明党が…」ワンポイントリリーフで自民党幹部らが推すのは知名度不足の“政界の“119番男” 
9/12(金) 16:01配信


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集英社オンライン

一騎打ちになるかと思いきや…

自民党総裁選(9月22日告示、10月4日投開票)を巡り、その動向が注目されていた小泉進次郎農水相(44)が来週、出馬表明会見をすると「産経新聞」が報じた。すでに茂木敏充前幹事長が先陣をきって立候補表明会見を開き、高市早苗元総務相、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相も出馬の準備を進めている。「ポスト石破」を巡っては、これまで小泉、高市両氏が有力視されてきたが、ここにきて「異論」も出ている。

【画像】永田町で大注目…バンドを組みギターを弾く“ポスト石破”の一人

自民総裁選、林芳正官房長官に注目集まる
「そういえば、肝心の遠藤に連絡するのを忘れていたな……」

石破茂総理(68)が辞任表明会見をした翌日の9月9日夜、東京都内の中華料理店で、どこか困ったような表情でそう語っていたのは、日本維新の会の馬場伸幸前代表(60)。野党の大物がしでかした“大ポカ”に、同席していた林芳正官房長官(64)、武田良太元総務相(57)は笑い転げた。

馬場氏が言及した“遠藤”とは、与野党に幅広い人脈を築く、同党の遠藤敬国対委員長のこと。実は、この日の会食はもともと「遠藤氏ありき」で計画されたものだったという。

「林氏は、今年7月に遠藤氏が主催する焼き肉パーティで、ビートルズの名曲『Let it be』を自ら弾き語りしたほど親しい間柄。元二階派事務総長の武田氏は、菅義偉元総理や小泉氏と近しいですが、馬場・遠藤両氏の維新幹部や、国民民主党の榛葉賀津也幹事長(58)とも気脈を通じ、豊富な野党人脈を誇る。

そんな2人が話していたところ、林氏が『馬場さんとは飲んだことがない』とのことで、武田氏が間を取り持つかたちで、この日の会食が以前からセッティングされていたそうです。しかし、馬場氏が肝心の遠藤氏に声をかけるのを忘れており、欠席となったといいます」(林氏周辺)

タイミングがタイミングだけに、「総裁選や、維新による自公政権への連立入りに向けた協議がなされたのでは」と報道されたが、具体的な話があったわけではない。

しかし、こういった憶測を呼んでしまうほど、この会食が注目されたのは、小泉、高市両氏の戦いと見られていた総裁選を巡り、ここにきて「林氏も軸になる」(自民党参院幹部)との見方がささやかれるからだ。

昨年9月の総裁選の第1回投票では、高市氏181(議員票72、党員票109)、石破総理154(議員票46、党員票108)、小泉氏136(議員票75、党員票61)、林氏65(議員票38、党員票27)、小林氏60(議員票41、党員票19)、茂木氏47(議員票34、党員票13)という結果だった。そしてその後の石破・高市の決選投票において、石破総理が勝利した。

今回も、党員票では国民的な知名度を誇る高市氏、議員票では“選挙の顔”を期待される小泉氏が強いという傾向が予想されている。

こうした中で、前回4位に終わった林氏が一部で注目される理由とは何なのか――。

林氏は、林義郎元大蔵大臣を父に持つ“政界のサラブレッド”だ。東大卒業後、三井物産を経て、一族が経営に関わる山口県下関市にあるバス会社などに勤務。その後、ハーバード大院を修了し、父親のもとで大臣秘書官なども務め、1995年の参院選で初当選すると、参院議員を5期務めた。

この間、防衛、文科、農水の各大臣や参院審査会委員長などを歴任。2021年の衆院選には山口3区から鞍替え出馬し、岸田政権で外相、石破政権で官房長官と要職に就いた。

旧宏池会(岸田派)では座長を務め、「派閥領袖の岸田さんは人を寄せつけないところがあるが、林氏は若手議員を集めた飲み会なども多く開いてきた」(旧宏池会の若手議員)という。

「幅広い政策知識と、実務能力に定評があり、どんな仕事でも任せられる“政界の119番”との評があります。議員仲間とロックバンド・Gi!nz(ギインズ)を結成するなど、音楽好きで、飲み会の席でも頼めば嫌がらずに歌ってくれます」(林氏の知人)

トランプ関税をはじめ、外交的課題が山積する中で、小泉氏の外交経験の少なさに関する懸念は根強い。内政を巡っても、連立枠組みの拡大など、難しい局面が予想される中で、林氏のような経験豊富な人材を求める声が一部で高まっているのだ。

「小泉氏は昨年の総裁選でも本命視されていましたが、候補者による論戦が進むにつれて、政策面での不安や論戦力の乏しさが露呈。結局、大失速し、決選投票にも残れなかった。未だ経験不足という指摘があるのは確かです」(自民党関係者)

731OS5:2025/09/13(土) 09:21:54
連立パートナーである公明党の姿勢も、林氏の追い風に
こうした状況の中で、前出の自民党参院幹部は「岸田政権で外相を務めるなど、経験豊富な林氏であれば、安定感は抜群。野党との関係が良好なのも強みになる」と指摘する。

そもそも自民党の党勢低迷が深刻ないま、仮に小泉総理となっても、支持率がどれだけ回復するかは未知数だ。衆院解散に打って出たとしても、与党で過半数を占める議席を取り戻し、少数与党の現状から脱却できる保証はない。もし敗北すればいよいよ政権交代となるリスクもある。

「衆院議員の任期はあと3年残っているのですから、なにも解散を急ぐ必要はありません。次の総裁任期である2027年までは、解散総選挙をせずに、安定感のある実務派の林氏をワンポイントリリーフにして乗り切る。

その間に、小泉氏に外交や党務などさまざまな経験を積ませ、選挙前の総裁選でバトンタッチすべきではないかという指摘もある。小泉氏にとっても、今すぐに総理になって短命政権で終わるよりも、経験を積むことに徹すべきという意見もあります」(前出・自民党関係者)

また、連立パートナーである公明党の姿勢も、林氏に追い風となっている。

同党の斉藤鉄夫代表(73)は9月7日に、「保守中道路線の私たちの理念に合った方でなければ、連立政権を組むわけにいかない」と発言した。自民党の閣僚経験者は「公明党が次の総裁候補の資質に言及するのは極めて異例」と目を丸くした。

「世界平和を掲げる創価学会を支持母体に持つ公明党としては、保守色の強い候補者である高市氏への警戒感はあるでしょう。また、8月に麻生太郎最高顧問が、参政党の神谷宗幣代表と面会などもあったなか、自民党が右派ポピュリズム政党と接近するのを阻止したいのではないか。その点、自民党の中でもリベラル系と言われる旧宏池会出身の林氏は受け入れやすいでしょう」(同前)

とはいえ、自民党議員の中では「今勢いのある野党党首は50代以下が中心で、我が党にも若いリーダーが必要」という“小泉待望論”や、「参政党などにとられた岩盤保守層の票を取り戻すべきだ」とする“高市待望論”は根強い。

林氏が本当に総裁選の「軸」になるためには、知名度不足を克服し、党員の幅広い支持を得るしかない、という高いハードルがある。

また、岸田文雄前総理は総裁選出馬を巡り、相談にきた林氏に「頑張って」と声をかけたというが、旧宏池会の中でも、岸田氏に近い議員の一部らが林氏ではなく、小泉氏支援に回っているという現実もある。

それでも、政界の一寸先は闇で、何が起こるかはわからない。昨年の総裁選でも当初は本命視されていた小泉氏が失速したいっぽう、出馬に必要な推薦人集めにすら苦労していた石破総理が勝利するという“大どんでん返し”が起きた。

自民党の重要閣僚経験者は「まだ第一コーナーにも差しかかってもいない。総裁選ではレースの途中で、勝手に落馬するやつもいる」と不敵に笑った。

取材・文/河野嘉誠 集英社オンライン編集部ニュース班

集英社オンライン

732OS5:2025/09/13(土) 23:10:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/85361daf7ab390f63e70feab61144633fff43071
参院選で参政党候補を応援 埼玉・蕨市議を自民党支部が除名処分
9/12(金) 20:56配信

毎日新聞

自民党

 埼玉県の自民党蕨支部は、今年の参院選を巡り反党行為があったとして、小林利規・蕨市議(61)を11日付で除名処分にしたと発表した。党が推薦・支持していない参政党の候補者をSNS(交流サイト)上で応援する投稿を繰り返すなどしたためとしている。同支部で他党公認候補の応援を理由とする除名は初めてという。

 支部によると、8〜9月に総務会を2回開催し、小林市議に聞き取りを実施。ブログやフェイスブックなどで参政党候補を応援する投稿をしていたことを認めたため、党規律規約の「党公認や推薦候補を不利におとしいれる行為」に該当すると判断し、除名処分を決めた。

 小林市議は2011年の市議選で初当選し、現在4期目。【加藤佑輔】

733OS5:2025/09/13(土) 23:24:56
https://www.news-postseven.com/archives/20250908_2062440.html?DETAIL
2025.09.08 07:00
週刊ポスト
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24周分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張

 就任以来半年あまりで欧州やアフリカ、アジア、北米など8か国を訪問した自民党の宮路拓馬・外務副大臣。鹿児島1区選出の2世議員で森山裕・幹事長の腹心として知られる。「外交が苦手」といわれる石破首相を森山氏とともに支えてきた“石破側近”だが、外務副大臣として海外を忙しく飛びまわる前、毎年政治資金で莫大なガソリン代を支払っていた──。

 宮路氏は外務副大臣に就任する前、わずか3年間で政治資金から900万円近いガソリン代を支出していた。走行距離を推計すると実に3年間で地球24周分にのぼる。

宮地氏が住む二世帯住宅の駐車場には「燃費が良い車種」
 政治家の高額ガソリン代と言えば、かつて山尾志桜里・元代議士が1年で“地球5周分”のガソリン代を使っていたことが問題化したが、この時の金額は230万円。

 それに対して宮路氏が代表を務める政党支部(自民党鹿児島県第一選挙区支部)の政治資金収支報告書によると、2021年に約310万円、2022年は約301万円、2023年が約273万円と3年間でガソリン代を合計約884万円も支払っていた。

 地元の政界関係者はその金額を聞いて驚いた。

「鹿児島1区は狭いから小型車ならガソリン代は知れている。選挙カーを回らせていれば燃費は良くないが、宮路さんが通年で選挙カーを走らせているなんて見たことも聞いたこともない」

 宮路氏の選挙区は鹿児島市とその周辺で、同県の総面積のざっと20分の1。県内4選挙区のなかで最も小さい。最も広い森山氏の鹿児島4区の7分の1しかない。

 どんな政治活動をすればそれほど高額のガソリン代がかかるのか。


 記者が現地・鹿児島を取材すると事務所の駐車場には車がなく、宮路氏が父の和明・元代議士と住む鹿児島市内の二世帯住宅の駐車場には、「ミヤジ」と読める同じナンバーの車が3台駐車されていた。トヨタ2台、スズキ1台で、いずれも燃費の良い車種だ。

「そのうち2台は政治団体『みやじ拓馬後援会』の所有で、もう1台は母親の所有と聞いています」(別の政界関係者)

 近隣住民の話も聞いた。

「3台の車はそれぞれ拓馬さん、父親の和明さん、母親が使っていますが、拓馬さんはほとんど東京にいて見かけないし、和明さんもあまり外出しないようで、後援会活動に熱心なのは母親くらいです。駐車場には大体1台か2台は駐まっていて、3台とも出払っていることはあまりない」

 高額ガソリン代と矛盾する証言が出てくるのだ。

734OS5:2025/09/13(土) 23:25:49
 ガソリン代を当時の全国平均価格(1リットル=約172円、2022年は169円、2021年は162円)と仮定し、政治活動に使っていると考えられるトヨタ・シエンタのカタログ燃費(1リットル=18km)で計算すると3年間で約96万km、地球24周分は走っている。

毎月、高額なガソリン代を支出
毎月、高額なガソリン代を支出

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緊急事態宣言下にもかかわらず高額支出
 疑問はほかにもある。宮路氏の政党支部の年間ガソリン代が約310万円と最も多かった2021年はコロナ禍だった。

 政府は1月から3回にわたって東京などに緊急事態宣言を出して外出自粛を要請、宮路氏は自身のフェイスブックに「緊急事態宣言下で地元に戻れない日々が続いています」(1月31日)と投稿し、4月発行の『みやじ拓馬通信』では、〈実に約70日ぶりに鹿児島に戻り、久々に朝の辻立ちを行いました!〉と報告。

 しかし、その間も支部の政治資金収支報告書では毎月20万円近いガソリン代を支出。この年は8月から9月にかけて鹿児島県が初の「まん延防止等重点措置」を発動し、不要不急の外出自粛やカラオケなどの利用自粛などを呼びかけたが、8月、9月とも約30万円のガソリン代の支出を計上している。一体、誰が何に使ったのだろうか。

 政党支部は毎月、2つのガソリンスタンドに前月分のガソリン代をまとめて支払っている。その1社、JAさつま日置協同サポートに誰がガソリンを入れていたかを取材するとこう答えた。

「みやじ拓馬後援会の事務所とガソリン供給契約書を結んで、JA独自の給油サービスカードを複数枚発行しています。クレジットカードみたいなもので、それを提示すれば県内約80か所の給油所のどこでも後払いで給油できる仕組みです。給油のたびにサインをもらって車番は控えていますが、選挙の街宣車のような目立つ車ならともかく、普通の乗用車の利用であれば誰が入れたかはうちではわかりません」

 もう1社の南国殖産は「月払いで利用いただける提携カードはあるが、お客さまとの取引内容についてはお答えできない」とした。

 前述の山尾氏の高額ガソリン代問題では、元公設秘書が他人のレシートを使って事務所にガソリン代を請求し、不正利用していたことが判明して返金している。

 政治資金を監視する上脇博之・神戸学院大学教授が指摘する。

「政治資金収支報告書では多額のガソリン代を計上していても、実際は誰が使ったのか、本当に政治活動のためなのかわからない。事務所のスタッフであっても、政治活動以外のプライベートに使ってはならない。

 仮にカードを持つだけで給油できるのであれば、政治活動以外の利用や支援者への違法寄付の疑いが持たれやすくなります。これだけガソリン代が高額なら、疑惑を持たれないようどうしてその金額がかかったのか説明する責任があるでしょう」

 宮路氏はどう説明するのか。宮路事務所は、「政治団体の収支は法令に従い適正に収支報告しています。ご質問の経費も当該政治団体の政治活動にかかる経費であることから収支報告しています」と回答した。

 果たして、この説明で納得できる国民がどれだけいるだろうか。

※週刊ポスト2025年9月19・26日号

735OS5:2025/09/14(日) 10:03:42
https://www.sankei.com/article/20250910-IW32CVUSQ5IQNMCPUSLRNZ6FHU/
林官房長官が維新の馬場元代表と会食 自民総裁選や連立協議か、武田元総務相も同席
2025/9/10 00:13
武田良太元総務相も同席した。関係者が明らかにした。


林氏が出馬の意向を固めた自民党総裁選や、維新による自民、公明両党の連立政権への参加などを巡って協議した可能性がある。

736OS5:2025/09/15(月) 08:41:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a11655cdf9a4831a55eb6b6400c3923c6a77c08
「令和の郵政解散」は幻に 石破総理、わずか1年で退陣へ「権力の使い方も手放し方も知らなかった」
9/15(月) 7:00配信


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ABEMA TIMES

石破茂総理

 7日、石破茂総理が緊急記者会見を開き、退陣を正式に表明。衆院解散も視野に入れ、続投を探ったが断念する形となった。その舞台裏を探った。

【映像】石破総理が小泉元総理と会食したホテル(写真あり)

 参院選の惨敗からおよそ1カ月。8月24日の日曜だった。石破総理は、夕方4時過ぎに公邸から黒塗りの車に乗り込み、東京・丸の内のパレスホテルに向かった。ホテル内の高級和食料理店「和田倉」で、石破が待ち構えた相手は小泉純一郎元総理だった。純一郎氏は総理在任中、「郵政解散」を仕掛け、党内の抵抗勢力を一掃した。

 当時の小泉総理は、「郵政民営化が必要か、必要ではないか。私は国民に聞いてみたいと思い解散選挙に踏み切った」と述べ、「自民党の派閥論理をぶっ壊す」と語った。参院で法案が否決されたら衆院解散に打って出た。後日、純一郎氏本人は「よくあんなむちゃなことをやったもんだ」と振り返る伝説の解散劇である。

 結果は、小泉自民が296議席の圧勝、公示前(212議席)から大幅増の地滑り的勝利をもたらした。肝いり法案を否決され、党内の抵抗勢力から退陣要求を突きつけられた、絶体絶命の危機。そこを「衆院解散」という総理が持つ、唯一無二の大権を使って乗り切った。それどころか、強力な権力基盤を再構築した。

 そんな「武勇伝」を日本酒を飲みながら、身ぶり手ぶりで語る元総理。石破総理はだまってうなずくように聴き入っていたという。石破総理にとって「抵抗勢力」は、旧安倍派、麻生派、旧茂木派など「石破おろし」に動いている旧派閥連合であった。とりわけ、裏金事件を起こした議員を非公認にして刺客を立てれば「令和の郵政解散」になる。

 そもそも、この会食自体をセットしたのは赤沢経済再生担当大臣だった。赤沢氏は「解散」を唱えていたといわれる最側近である。トランプ関税の交渉人として全国的に知られる存在になった。ただ、石破政権が出来るまでは政府や党の要職に就けずに「万年副大臣」と揶揄される存在だった。石破総理も総裁選5度目の挑戦でやっと手にした権力だ。「やっと手に入れた権力の館をそう簡単に追い出されてたまるか」──そんな思いが彼らに「権力の手放し方」を見失わせてしまったのかもしれない。

 この「小泉パパ」との会食以来、石破総理は「降ろされるくらいなら解散してやる。国民に決めてもらえばいいだろう」と強気になる。ところが、その強気は長続きしなかった。

737OS5:2025/09/15(月) 08:41:43
 朝日新聞によると自民党史上初の総裁選前倒しへの意思確認(9月8日)が迫った5日夜、東京・紀尾井町、ホテルニューオータニの中華料理店「大観苑」に数少ない側近が集まった。岩屋毅外務大臣、村上誠一郎総務大臣、平将明デジタル大臣、青木一彦、橘慶一郎の両官房副長官である。テーブルに座る5人に一枚の紙が配られた。いくつかのシナリオが並ぶ。「退陣」か「総裁選再出馬」か。そして「衆院解散」も選択肢にあった。

 側近からは「世論調査では辞める必要はないと言っている。内閣支持率も上がっている」という声や、「このまま突っ込んでぼろぼろになれば、気力が尽きてしまうかもしれない」という声があがった。側近たちの意見は主戦論と慎重論で二分した。石破総理は腕を組みうなった。結論を出せなかったのだ。

 そして、この日の密会での会話が周囲にしみ出していった。翌6日、動いたのは小泉ジュニアだった。小泉進次郎農水大臣は「石破さんが解散しようとしているらしいです。そんなことしたら自民党は分裂する。菅さんから伝えてください」と電話で伝えた。「だったら一緒に行こう」と語った、電話の相手は菅義偉元総理だった。

 菅元総理といえば4年前、総理として総裁任期と衆院任期がともにあと1カ月というところで、コロナ感染者が下がらず、支持率低迷にあえいでいた。総裁選の先送りや衆院解散、二階俊博幹事長を交代させる党人事、あらゆる延命手段を試みようとしたが、すべて頓挫し、退陣に追い込まれた。ともに同じ無派閥で党内基盤が弱いという意味でも共通点があった。そんな菅元総理が進次郎氏を率いて6日午後、総理公邸を訪ねた。わずか30分足らずの面会で、「党の分裂があってはならない」と強く伝えた。石破総理は「私が総理になれたのは菅さんのおかげだ」と退陣を決めたのかもしれない。

 ただ、石破総理は衆院解散以外にも総理と総裁をわける「総・総分離」などあらゆる手段を思い立って党側に打診した。しかし、ことごとく拒否された。受け入れなかったのは森山裕幹事長だという。

 なぜ、石破総理は「令和の郵政解散」を実行できなかったのか。それは戦略性のなさに尽きた。小泉元総理は郵政民営化法案を仕掛けるとき、党内の抵抗勢力を想定していた。党側で選挙の公認と金庫をにぎって、選挙を差配する幹事長に武部勤氏を添えていた。後に「偉大なるイエスマン」と言われる人物だ。純一郎氏に言われたことに一切逆らわず、造反した議員に片っ端から「刺客候補」を立てていった。幹事長という絶大な権力の実務者に自分の「イエスマン」を置くことで、純一郎氏は郵政解散を実現して見せた。

 対する石破総理はどうだったのか。数少ない側近と都内のホテルや公邸でひそかに会談したが、権力を行使するための人事など事前の準備や戦略が見えない。解散や「総・総分離」案などいずれも官邸側から党側に提案するも、すべて森山幹事長に却下されていった。選挙区の公認権をもつ幹事長を自分の思い通りに動かせなければ、造反議員の公認剝奪などすべてが絵に描いた餅だ。

 それでも、もし「やけくそ」で解散を強行したらどうなっていたのか。「自民党の党紀委員会にかけて総理を除名してやろう」そんな声が聞こえていた。閣僚からも総裁選前倒しに賛成する声も出ていた。解散のために開く閣議では半数以上の閣僚が解散のサインを拒否したに違いない。郵政解散では島村農水大臣が署名を拒否して罷免された唯一の例がある。今回の解散なら、一人ではとてもすまなかっただろう。半数以上の閣僚をその場で罷免して、その罷免した閣僚をすべて石破総理が兼任してまで解散を打つのか、という状況であった。

 総裁選前倒しの意思確認前なら裏金議員だけを非公認にすれば良かった。しかし、前倒しの意思確認後では100人以上を非公認にしないといけない。郵政解散の時の造反は37人、刺客は30人程度だった。とても今から準備して間に合う人数ではない。確かに理論上は国会閉会中のいまでも解散はできた。石破総理はわざわざ内閣法制局に確認までさせたという。ただ、それは現実的には「まさに絵に描いた餅」にすぎなかった。

738OS5:2025/09/15(月) 08:41:59
 将棋のプロ棋士がはるか何手先まで読んで自らの負けを悟るように、完全に詰んでいたのだ。総理経験者の一人はあきれたように「石破さんには戦略がない」「権力の使い方も手放し方も知らなかった」と解説する。

 石破総理は、総理になる前、毎日のように国会図書館に通って読書にいそしんだ。読書で得た豊富な知識は答弁やスピーチでは生きたかもしれないが、人事を使って権力装置を整えるという肝心の下準備を怠ったため、不発に終わった。

 最後の最後まで退去を迫られながらも籠城し、抵抗を続けた「令和の東大安田講堂」はこうして無血開城で幕を閉じた。石破総理は退陣会見で、「まだやり遂げたいとの思いもある中、身を退く苦渋の決断をした」と述べた。失意のまま、たった1年で総理官邸を去ることになった石破総理は、周囲に「結局、俺はどうすれば良かったんだろう」と語っているという。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

739OS5:2025/09/15(月) 19:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8de9567f8f9500be3065f4a123e1bcda9517a11e
<独自>小泉陣営の選対本部長に加藤財務相就任へ 安倍・菅氏側近、保守路線継承鮮明に
9/15(月) 14:00配信

産経新聞

加藤勝信財務相=首相官邸(春名中撮影)

自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬する小泉進次郎農林水産相の陣営で、選対本部長に加藤勝信財務相が就任する方向で最終調整していることが15日、複数の関係者への取材で分かった。加藤氏は昨年の前回総裁選に立候補したが、今回は見送る。安倍晋三、菅義偉両政権で官房長官と副長官を計約4年務めた加藤氏の起用で、小泉氏としては保守路線を継承する姿勢を打ち出したい考えだ。

加藤氏は平成24年に安倍氏が首相に返り咲く基盤となった保守系議員連盟「創生日本」のメンバー。厚生労働相や拉致問題担当相、党憲法改正実現本部の事務総長といった政府・党の要職を歴任してきた。

小泉氏は前回総裁選で候補者9人中3位だった。陣営内では、選択的夫婦別姓制度の導入法案提出や解雇規制の見直しを掲げたことが党員票の伸び悩みにつながったとの見方がある。小泉氏周辺は「保守派としてどっしりしている加藤氏の陣営入りは大きな強みになる」と話す。

小泉氏は今週後半に記者会見を開き、公約を打ち出す。小泉氏は「前回総裁選とは党の置かれている状況が全く違う。党内対立の傷を癒すため公約は王道でいく」と周囲に語っており、公約面でも「保守色」を強めるとみられる。

740OS5:2025/09/15(月) 21:42:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/23ccbfec5b7afdd1f4d98152667c6f97d512fb48
「ポスト石破」党員票争奪戦へ 小泉・高市氏有利の見方 自民総裁選
9/15(月) 7:02配信


時事通信

 石破茂首相(自民党総裁)の退陣表明に伴う総裁選(22日告示、10月4日投開票)は、国会議員票と同数の295票が割り振られる党員・党友票に、勝敗の行方が大きく左右されそうだ。

【ひと目でわかる】自民党総裁選の顔触れ

 全国で100万人超と見込まれる党員に短期間で浸透するのは難しく、知名度が高い高市早苗前経済安全保障担当相(64)と小泉進次郎農林水産相(44)に有利との見方が出ている。

 総裁選を巡っては、茂木敏充前幹事長(69)と小林鷹之元経済安保相(50)が既に出馬表明。林芳正官房長官(64)と高市、小泉両氏も準備を進めている。

 党員投票は郵送で実施され、都道府県連ごとの開票結果を党本部が集計。各候補者の得票数に応じ、295票をドント方式で配分する。投開票が議員投票に先行するため、その判断に影響を与えることもある。

 昨年の総裁選は、高市氏が党員票でトップの109票を獲得。最終的に勝利した石破氏の108票を1票上回った。小泉氏は61票で3位。以下、林氏27票、小林氏19票、茂木氏13票の順だった。

 高市氏は、党内基盤が強固とは言えず、保守的な姿勢も議員間で賛否が割れる。そのため、党員票の「受け皿」を目指すのが基本戦略で、前回の敗北以降も地方行脚を重ねてきた。先の東京都議選や参院選では連日応援入り。側近議員は「呼ばれたところは全て行った」と力を込める。

 小泉氏は、コメ価格の高騰対策で露出を増やし、陣営に加わる党中堅は「知名度を競う必要はない」と自信を示す。ただ、コメ増産への政策転換には、有力な支持層である農家から不安の声も上がる。前回は解雇規制見直しなどの改革路線が失速を招いており、安定感を示せるかがカギとなりそうだ。

 「次の総裁」を尋ねる報道各社の世論調査で高市、小泉両氏は人気を二分。小林、林、茂木各氏は伸び悩む。ただ、党ベテランは「序盤で失言などがあれば、党員票はすぐに流れていく」と指摘。情勢はなお流動的で、争奪戦が熱を帯びそうだ。

741OS5:2025/09/15(月) 23:10:51
https://www.sankei.com/article/20250915-IEYRUIPW4RIMHL242IVW3O4P24/
<政治部取材メモ>「保守分裂の悪夢」パート2 小林氏の総裁選出馬と高市氏陣営の焦り
2025/9/15 10:00

保守思想を重んじる自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相(50)が、石破茂首相の後任を決める10月の総裁選に立候補する意向を示した。世代交代を期待する同僚議員の後押しもあり、2度目の挑戦に踏み切った。一方、すでに出馬の意思を固めた高市早苗前経済安保担当相にとっては保守票の分散を意味する。「悪夢再び」を避けたい高市氏陣営は焦りの色を濃くしている。

一本化は夢幻に
11日午後、国会内。小林氏が有志議員と立ち上げた勉強会で、出席者から「総裁選に立つべきだ」との意見が相次いだ。「総裁選に臨む覚悟を固めた」。終了後、記者団の取材に応じた小

742OS5:2025/09/15(月) 23:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a13ec930cd6977f72e9d20767097b607f656a424
【ポスト石破】「高市潰しか」小林鷹之氏出馬→また高市氏と保守分裂 ネット諸説「なぜ潰し合い」「今回は高市支援に回ってよ」「決選で協力」 田崎史郎氏は「2人の関係は微妙」と
9/11(木) 19:53配信

デイリースポーツ

 高市早苗氏(左)と小林鷹之氏

 小林鷹之衆院議員が11日、次期自民党総裁選への立候補を表明した。

 同じ保守系とされる高市早苗衆院議員の立候補も確実視されており、昨年総裁選に続いて保守分裂の様相に。

【写真】潰し合い?ポスト石破の候補5人【一覧】

 小林氏のX(ツイッター)には「今回は高市さんで」「今は力を貯める時」「今回は高市さん一本で、譲ってくれませんか?」「高市さん応援するならコバホークちょっと見直すぞ」「今回は高市早苗さんでまとまりしょう」「高市さんに保守の力を集めましょう」とのコメントが相次いでいた。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、TBS番組などで高市氏と小林氏が組めばとの指摘もあるとしたうえで「保守票と言えば一番の代表は高市さんですけど、その次に名前が出てくるのは小林鷹之さん。ただ2人がそんなに直接話してないんですよね。間に萩生田さんが入ってパイプを繋いでいるんですけども、2人の関係はちょっと微妙な感じがします」と語っている。

 ネットでも諸説飛び交い話題に。「高市支援に回らなかった残念感しかない」「高市も小林も出るんかいまた少ない保守割れで不利になる」「高市潰し」「高市でるならなぜコバホーク出るのか?」「今回は引き下がって高市推薦だろうがよ」「小林さんが立たなければ、支持票がそのまま高市さんに回るとは限らない」「高市と小林が潰しあって」「決戦投票になれば、小林は高市に入れますし、高市政権ができれば、小林は重要ポストに起用されるはず」とさまざまな見方が投稿され、盛り上がっている。

743OS5:2025/09/17(水) 21:48:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad633915be9b71a4f627933ecf7eabe884db453c

麻生太郎最高顧問との食事の約束をソデにされた高市早苗氏 小泉、高市の各陣営で“異変”が
9/17(水) 12:24配信

デイリー新潮
「なるべく討論会の回数を抑えたい」

麻生太郎最高顧問

 各候補者、生き残りを懸けた崖っぷちの自民党総裁選が9月22日、告示される。目下、レースの先頭を争うのは小泉進次郎農水相(44)と高市早苗前経済安全保障相(64)。しかし、両陣営は、早くも前回の総裁選とはまったく違う戦い方を見せているという。

【写真を見る】麻生氏の意中の人とは…ミシュラン三つ星・超高級すし店での濃密“デート”

 ***

 小泉氏は各社の世論調査で頭一つ抜けた存在である。13〜14日に実施された読売新聞の調査でも、「次の自民党総裁に誰がふさわしいと思うか」との質問に高市前経済安保相の29%に次いで、小泉氏は25%を獲得。しかし実際に結果を左右する党員により近い、自民党支持層に限ると高市氏の28%を上回り、小泉氏が33%でトップに立つ。

 もっとも、小泉氏は昨年の総裁選で当初こそ人気で先行したものの中盤で失速。最終的には3位に沈んだ。前回、小泉氏が失速したのは政策面の問題に加え、さまざまな理由があったと政治ジャーナリストの青山和弘氏が指摘する。

「陣営の中からは、小泉氏の討論会での発言・振る舞いを心配する声が上がっています。陣営は公務などを理由に、なるべく討論会の回数を抑えたい考えです。とはいえ、逃げているように見られると、逆にマイナスになる恐れがあります」

 ほかにはこんな声も。

「小泉氏は党三役や重量級閣僚の経験がない。あるのは環境相と農水相という軽量級閣僚および選挙対策委員長の経験だけです。安全保障環境が不安定化し、米国のトランプ大統領とも向き合わねばならない中、経験の浅い小泉氏に日本のかじ取りを任せられるのか。不安視する向きは根強い」(自民党関係者)

「麻生氏が高市氏を見限ったとされ……」
 そんな小泉氏と人気を二分するのが高市氏である。高市選対の事務局長・黄川田仁志衆議院議員(54)が言う。

「小泉先生からは前回の総裁選から今に至るまで、ご自身の目指す国家観を聞いたことはありません。今の自民党はリベラル色が強いイメージを持たれていますけど、あらためて、しっかりとした保守政党であるとお示しせねばなりません。そのための政策を実行するためには、高市先生が一番良いのではないか」

 高市氏は前回、党員票で石破茂首相(68)の108票をしのぐ109票を集めており、小泉氏の61票を大きく引き離した。彼女が1回目で首位に立つことができたのは、党員票の強さゆえだ。

「最大のネックは議員票です。高市氏は前回の総裁選でも推薦人20名の確保に苦労しましたが、そのうち9名は今回、落選や不出馬で不在となっています。前回、小泉氏の75票に次ぐ72票を獲得できたのは、麻生派が票を回したためでした。しかし今回は麻生太郎最高顧問(84)が高市氏を見限ったとされ、議員票の上積みはほとんど期待できない状況です」(政治部デスク)

 この点、先の黄川田氏は、「30名余りの仲間と声をかけ合って、支持を増やしていきたい」

 と、意気込む。一方、西田昌司参議院議員(66)はこんな話を披露する。

「高市さんには“麻生さんにしっかりと支持をもらうことが大事です。会いに行くべきです”と言っています。一度、食事の約束をしていたそうですが、先方の都合で流れてしまったので、もう一度設定し直すそうです。しっかりと麻生さんと意思形成を共有し、応援してもらうようお願いしなければなりません。高市さんは“分かりました”と言っていました」

 9月18日発売の「週刊新潮」では、両陣営に起きているという数々の“異変”を紹介しながら、総裁選レースの行方について詳しく報じる。

「週刊新潮」2025年9月25日号 掲載

新潮社

744OS5:2025/09/17(水) 22:00:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/01f0c5bfc864c8f35d47565babb24a567b9ead11
〈自民総裁選〉「進次郎総理実現へ執念の菅」「勝ち馬探しの麻生」「揺れる岸田」“ヤミ将軍3”それぞれの皮算用
9/17(水) 7:01配信

集英社オンライン

元総理たち、どう動くか…

「ポスト石破」の座を争う自民党総裁選(9月22日告示、10月4日投開票)の構図が固まってきた。すでに立候補を表明している茂木敏充元幹事長や小林鷹之元経済安保相、林芳正官房長官に加えて、高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農相、が週内に出馬会見をする予定だ。

【画像】「あの執念はすさまじい」9月11日に岸田前総理のもとを訪れた“因縁”の候補

注目されるポイントの一つが、党内で未だに一定の影響力を持つ麻生太郎、菅義偉、岸田文雄という3人の総理経験者が、誰を支援するかだ――。

岸田氏のもとを訪れた高市氏「あの執念はすさまじい」
総裁選の立候補予定者たちが出馬を前に、総理経験者のもとを相次いで訪ねている。

9月11日に岸田文雄前総理(68)の事務所を訪れたのは、高市早苗前経済安保相(64)だった。広島の地元紙・中国新聞の報道によれば、高市氏は「気持ちが高まっている。総裁選に向けて準備している」と語り、岸田氏は「頑張ってください」と応じたという。

岸田氏は昨年の総裁選では旧宏池会(旧岸田派)のメンバーに、「決選投票になったら、高市氏ではない方の候補に投票するように」と促したとされる。高市氏にとって岸田氏は“因縁”の相手といえるだろう。

「今回も支援を得られる可能性は低いでしょう。実際、岸田氏のもとには、旧岸田派で座長を務めていた林芳正官房長官(64)や小林鷹之元経済安保相(50)らも挨拶に訪れています。中でも、旧岸田派出身の松山政司参院幹事長が『林氏支持』を明言していますし、旧岸田派は林氏を推す人が多いのではないか。

いっぽうで、小泉進次郎農相(44)を支える“チーム小泉”も、村井英樹前官房副長官や小林史明衆院議員といった岸田派出身者で固められています。彼らを通じて岸田氏も小泉氏とパイプを保っているわけです」(自民党関係者)

そもそも宏池会はリベラル色の強い派閥とされ、岩盤保守層の支持を集める高市氏とは親和性が低い。岸田氏が林氏や小泉氏を推すことはあっても、高市氏を推す可能性は低い。

それでも岸田氏のもとを訪れた高市氏について、自民党の閣僚経験者は「あの執念はすさまじい」と評する。

「昨年の総裁選で、私は石破茂総理(68)を支援することを決めていました。高市さんはそれをわかりつつも、会館事務所にやってきたんです。そのたびに『私は石破に決めているから』と伝えても『先生、御願いします……』と。結局、合計3回もやって来ましたよ」(自民党閣僚経験者)

“飲み会嫌い”を公言し、「仲間作り」に課題があるとされてきた高市氏だが、陣営関係者は「今回はうまくいっている」と語る。

「高鳥修一氏や赤池誠章氏ら、前回総裁選で高市を支援した議員の多くが落選していたので、推薦人集めに苦労するのではないかと心配したが、黄川田仁志衆院議員らがよく仕切り、スムーズにいっている。

石破政権で離れた岩盤保守層の支持を取り戻す最後のチャンスという危機感が強く、陣営の士気も前回より高い。保守派で、なおかつ積極財政というのが基本姿勢ですが、幅広い支持を得るために、政策の幅を拡げる工夫もしていきます」(高市氏周辺)

麻生氏が小泉氏を支援するのは非現実的
岸田氏と対照的に、前回総裁選で高市氏を支援したのは、現存する唯一の派閥・志公会(麻生派)を率いる麻生太郎最高顧問(84)だ。

麻生氏は総理在任中に、石破農相(当時)から「麻生おろし」を仕掛けられるなど、長らく確執を抱え続けてきた。また、麻生さんは伝統的な価値観を重んじる立場から、昨年の総裁選で1年以内に選択的夫婦別姓の導入を実現する方針を掲げた小泉氏についても、「警戒感を抱いていた」(麻生派関係者)という。

結局、前回の総裁選で麻生氏は「消去法的に」(同前)、派閥を挙げて高市氏を支援するという決断に至った。麻生派の支援もあり、第1回目の投票では高市氏がトップだったものの、決選投票では、石破総理に逆転を許す結果に終わった。

ただ、麻生氏が、今回も高市氏を支援するかどうかは、不確定だとみられている。

「麻生氏は第二次安倍政権が発足した2012年以降、キングメーカーとなり、主流派で居続けることにこだわってきた人です。最終的には勝ち馬に乗るだろうという声は根強い。状況次第では『麻生氏も小泉氏を推すのではないか』という見方も一部で浮上しています」(自民党関係者)

確かに、麻生氏は8月に国会内で30分ほどコメ問題について議論するなど、小泉氏との付き合いも続けてきた。最近になって、小泉氏への評価を変えたとの情報も複数出ていた。

745OS5:2025/09/17(水) 22:00:56
しかし、自民党内では、麻生氏が小泉氏を支援するのは非現実的と言われている。

小泉氏に近い自民党重鎮はこう語る。

「麻生氏としては、小泉氏が自分のほうにすり寄ってきてほしいという気持ちはあるかもしれませんが、もうすでにチーム小泉の陣容は固まっています。いまさら麻生氏が入ってきて、主導権を握るのは難しい。何より、未だに派閥を保持し続ける麻生氏に頼る姿勢は、小泉氏にとってもマイナスイメージになりかねない」

前出の麻生派関係者も指摘する。

「小泉氏の後見人が、麻生氏とウマの会わない菅義偉副総裁(76)なのもネックです。その意味では、“消去法”で再び高市氏を推すシナリオもあり得るでしょう」

「“進次郎総理”の実現に向けた菅さんの思いは、相当強い」
同じ神奈川県選出である小泉氏と、菅氏の信頼関係は深い。石破総理の退陣劇を巡り、衆院解散に傾いていた石破総理を説得するために、9月6日深夜に官邸を訪れたのも、菅氏と小泉氏のコンビだった。

菅氏に近いベテラン議員は、「今回の総裁選で“進次郎総理”の実現に向けた菅さんの思いは、相当強いものがあります。今回は政策立案などにおいても、斎藤健前経産相や、古川禎久元法相ら実力派のベテラン議員のサポートが得られるような体制をつくっていきます」と語る。

振り返ってみれば、小泉氏は前回総裁選で、「解雇規制緩和」などの政策が批判を呼び、候補者間の論戦でも精細を欠き、失速した。

「前回は小倉將信元こども担当相、旧岸田派出身の村井氏、小林氏ら若手・中堅議員が小泉選対の中核を担っていた。要は“重し”と、しきり役が不在だったという反省があるのです」(小泉選対関係者)

昨年の総裁選で掲げた「選択的夫婦別姓」などの政策についても、こんな舞台裏があった。

「地元関係者の間でも『岩盤保守層の自民党員の離反を招く』という意見が出ていましたが、進次郎さんは『僕のまわりはみんなこういう考えなので大丈夫です』の一点張りだった。地元を取り仕切る故・鍋倉正樹秘書も頭を抱えていましたよ。進次郎さんは、後見人である菅さんのいうことは聞きますが、そもそも菅さん自身も保守的な政策にはこだわらない人ですからね」(小泉氏と親しい地元関係者)

こうした弱点を克服すべく、“今回は菅政権時代の仲間”も全面的な支援に回るようだ。

小泉氏は菅政権時代に環境相として初入閣した。小泉選対の事務局長に就任する予定とされる加藤勝信財務相もまた、菅政権で厚労相を務めていた。安倍晋三元総理とも近しい関係だった加藤氏の選対入りは、保守票の取り込みにプラスになるとの見方も出ている。

ただし、懸念点もある。

「去年もそうだったが、坂井学国家公安委員長をはじめ、ガネーシャの会といわれた『菅グループ』の面々が選対を仕切ろうとでしゃばってくると、その他のメンバーとの軋轢が生まれたり、陣営内部に混乱が起きてくる。そのへんの勘所をあまり菅さんはよく理解していないから、我々でしっかりやっていかないといけない」(同前)

参院選の敗因総括で、「解党的出直し」を誓ったはずの自民党。永田町関係者の間では「古い自民党体質に決別するために、長老支配にノーを突きつけ、世襲や高齢多選などの問題に切込んでもいいはず」との声も出ているが、今回もまた総理経験者たちのさまざまな思惑も絡み合いながら進んでいきそうだ。

取材・文/河野嘉誠 集英社オンライン編集部ニュース班

集英社オンライン

746OS5:2025/09/17(水) 22:38:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/77dc33bb742020e74c1e8b2c26a5e9f825a7e70a
【解説】自民党総裁選 高市氏“沈黙”のワケ、水面下で進める戦略
9/17(水) 20:18配信


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日テレNEWS NNN

日テレNEWS NNN

自民党総裁選をめぐり、小泉農水相が石破首相に対して立候補する意向を伝えました。また、高市前経済安保相は立候補会見を19日に開く方向で調整していることが分かりました。

【図解】自民党総裁選“今回は立候補しない人”がカギ

政治部官邸キャップの平本典昭記者に3つのギモンを聞きます。

(1)なぜ? 高市氏「沈黙」続ける
(2)「減税」路線vs「給付」修正
(3)小泉氏が注目集会…何人来る?

■なぜ? 高市氏「沈黙」続ける

日テレNEWS NNN

――まず1つ目、なぜ高市氏は「沈黙」を続けているのでしょうか?

名前があがっている5人。先週から立候補表明などが続く中、唯一、目に見える形での動きがないのが高市氏です。「沈黙」を続ける理由を陣営関係者は「知名度は十分。焦る必要はない」と話しています。

――「沈黙」の高市氏は一体、何をしているのですか?

取材を進めますと、高市氏が長い時間、一人で部屋に閉じこもる時間が多いようなんですが、水面下で2つの戦略を進めているようです。

1つ目は「政策のブラッシュアップ」。高市氏は、政策や会見原稿を何度も何度も自分で書き直すタイプということです。2つ目は「電話作戦」。前回は議員票が伸び悩んだこともあり、周辺が高市氏に「苦手かもしれないけど直接、電話をしてほしい」とリクエストしたらしいです。

さらに、こちらも周りからのリクエストで、先週はメイクレッスンを受け、イメージアップ戦略にも取り組んでいるそうです。周辺は戦略について「硬いイメージがあるので、柔らかい雰囲気を出していきたい」と話しています。

また、陣営からは「本番はこれから」という声が出ています。というのも、「候補者が9人から5人に減った。その分、議論をする時間が増え、高市氏は他との違いを見せる」と話しています。

“沈黙”に見える高市氏、「論戦」という本番に向けて、水面下で準備を着々と進めているようです。

■「減税」路線vs「給付」修正

日テレNEWS NNN

――2つ目のギモン。減税路線、または給付修正。物価高対策は、どうなりそうでしょうか?

争点の一つになりそうなのが物価高対策で、「給付」か「減税」かについて、違いが少しずつ見えてきました。

まず、16日に小林元経済安保相が「所得減税」を打ち出しました。陣営幹部を取材すると、イメージとしては納めた所得税を定率で減税するというものです。例えば50万円、所得税を納めた場合20%の減税、10万円を控除、減税するイメージです。全て一律だと高所得者ほど減税額が増えるので、上限額を設けるというものです。

続いて、高市氏です。これまで食料品に限った消費税0%が持論でした。周辺には慎重な意見もありますが、陣営幹部は17日、「消費税か、他の税かはあるが、減税路線は打ち出す」と話しています。

この2人が「減税」路線に立つとみられる中、林官房長官は減税には慎重で、「給付」の修正が必要という立場です。茂木前幹事長も減税には慎重で、「給付」は「見送る」とした上で、代わりに数兆円規模の「新たな地方交付金」を打ち出しています。

小泉陣営の幹部は「減税を打ち出すことはない」としています。減税路線の2人とほかの3人と、違いが出てきそうです。

■小泉氏が注目集会…何人来る?

日テレNEWS NNN

――その小泉氏、注目集会というのが行われるのですか?

小泉陣営に関して新たな情報です。19日に「総決起大会」を開き、そこで立候補を正式表明し、支持を訴えるそうです。ある陣営幹部は「支持する議員を塊で集め、流れを作りたい」と話しています。この場に来る議員は「小泉氏支持」とみられますから、何人来るかで小泉氏支持がどこまで党内に広がっているかの一つの「目安」になりそうです。

――議員票のボリューム感が見えてくるかもしれないということですね。

それが19日ですね。

747OS5:2025/09/18(木) 20:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/596917043b15f685e60b6dd0490bf0e9d0659757
総裁選向け麻生・岸田氏の動向に注目…決選投票なら意向が左右、候補者ら「詣で」相次ぐ
9/18(木) 7:24配信


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読売新聞オンライン
 自民党総裁選に向けて、麻生太郎最高顧問と岸田文雄・前首相の動向に注目が集まっている。麻生氏は党内で唯一残る麻生派(43人)を束ね、岸田氏が率いた旧岸田派も一定のまとまりを維持しているためだ。決選投票になれば、両氏の意向が結果を左右する可能性もある。(阿部雄太、岡田遼介)

【表】一目でわかる…「ポスト石破」候補、麻生・岸田氏とどんな関係?

ベテラン多く

自民党の麻生太郎・最高顧問(右は岸田文雄・前首相)(7月17日、東京都千代田区で)=大石健登撮影

 「それぞれで頑張ればいい」。かつて岸田派を率いた岸田氏は総裁選への対応について、そう周囲に話している。

 同氏に近い議員約40人でまとまった動きは取っていないものの、同派ナンバー2の座長を務めた林芳正官房長官(64)の下には、田村憲久・元厚生労働相や宮沢洋一党税制調査会長らベテラン議員が多く集まり、屋台骨を支えている。

 林氏を支持する議員ら約20人は17日、国会内の一室に集まり、翌日の立候補の正式表明に向けた準備に専念した。出席者の一人は「打ち出す政策もまとまった」と強調した。

 小泉進次郎農相(44)の陣営でも、岸田内閣を側近として支えた木原誠二選挙対策委員長や村井英樹・前官房副長官らが存在感を示す。

意向うかがう
 麻生派の会長を務める麻生氏も今回の対応方針を明確にしておらず、同派議員は高市早苗・前経済安全保障相(64)や小泉氏などの陣営にそれぞれ加わっている。中心的な役割を担っている議員もいて、各陣営は麻生氏の意向もうかがいながら同派議員を引き込もうとしている。

 こうした中、麻生、岸田両氏ともに、決選投票になった場合に「一定の票をまとめて動かすのではないか」との見方が党内で強まっている。

 国会議員票を数十票ほどまとめた上で支持候補が最終的に勝利すれば、新執行部での影響力の保持につながるためだ。麻生派中堅は「次の政権を中心で支える形にしないといけない」と語る。

決選投票にらみ
 昨年の総裁選でも、両氏は決選投票で票を動かした経緯がある。岸田氏が2位だった石破首相の支持に回るよう号令を掛け、首相の逆転勝利の立役者となった。麻生氏は1回目の投票で1位だった高市氏に票を寄せた。

 今回も決選投票を視野に、麻生、岸田両氏の影響力を当て込む候補者が接近を図っている。麻生氏の事務所には、12日に茂木敏充・前幹事長(69)と小林鷹之・元経済安保相(50)がそれぞれ足を運んだ。岸田氏も8日以降、林、高市、小林の3氏と面会している。

 小泉氏も18日、麻生、岸田両氏にあいさつする予定で、両氏とも各候補の政策や情勢を見極めながら、最終的な対応を判断することになりそうだ。

防災庁・コメ増産…小泉氏「進める」首相と会談
 小泉農相は17日、首相官邸に石破首相を訪ね、自民党総裁選に立候補する意向を伝えた。会談後、小泉氏は記者団に、首相が推進した防災庁の設置やコメ増産に向けた農政改革について「しっかりと引き継いで進めたい」と語った。

 約35分間の会談で首相は、「しっかり地方のことを頼む。(コメ政策が)決して巻き戻ることがないようにしてもらいたい」と語ったという。


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