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第26回参議院議員選挙(2025年)

1OS5:2023/06/29(木) 08:11:56
2022年
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1612782754/l20
2019年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1468813199/l20
2016年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/l20
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l20
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l20
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l20
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l20

1010OS5:2025/07/14(月) 22:20:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/854e857f7d6cd7265f021fed59d511bd86b3fafc
参政攻勢で関西の構図一変 維新は牙城の大阪で2人目苦戦、自民は和歌山で劣勢 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:28配信

産経新聞
参院選情勢調査では、関西でも参政党が支持を広げている状況が明らかになった。改選数2以上の「複数区」で参政が議席争いに加わり、従来の構図が一変。自民、公明両党や日本維新の会など主要政党が苦戦を強いられている。

維新は本拠地の大阪選挙区(改選数4)で過去3回いずれも2議席を獲得し、今回も新人2人の当選が「至上命令」(ベテラン議員)とされる。1人は優勢だが、参政の攻勢などを受けて2人目が最後の議席を争う。

過去4回の選挙で議席を得ている兵庫選挙区(改選数3)でも新人が厳しい戦いを強いられ、吉村洋文代表ら党幹部が集中的にてこ入れ。京都選挙区(改選数2)では新人が自民や共産党の現職と競り合っている。

逆風下の自民は、失言した鶴保庸介参院議員の地元の和歌山選挙区(改選数1)で劣勢を余儀なくされている。滋賀選挙区(同)で新人が優位に立ち、京都や大阪で他党と激しく争う。

「常勝関西」復活を懸けた公明は、大阪と兵庫の議席死守が必達目標だが、いずれも参政などが加わった混戦を抜け出せず、予断を許さない。

関西6府県の比例代表の投票先をみると、京都と奈良を除く4府県で参政が2位となった。維新は大阪で1位、京都で2位だが他県で苦戦している。自民は大阪を除く5府県で1位だった。(清宮真一)

1011OS5:2025/07/14(月) 22:21:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6144c08e07dac72f983676069e02a769fbfc75f8
自公、参院過半数は困難か 自民は比例区でも苦戦 朝日終盤情勢調査
7/14(月) 21:30配信

朝日新聞
情勢調査に基づく議席推計

 7月20日投開票の参院選について、朝日新聞社は13、14の両日、全国の有権者を対象に電話とインターネットによる情勢調査を行った。取材で得た情報も加え、終盤情勢を探った。自民、公明の与党は序盤情勢より劣勢となり、非改選を含む定数の過半数(125議席)の維持は困難な情勢となっている。自民は比例区も苦戦し、選挙区とあわせて30議席台半ばとなる公算が大きい。国民民主は伸長、参政は勢いを強め、いずれも改選議席数を大きく上回る情勢だ。

 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が選挙区と比例区でいずれも4割おり、情勢が今後変わる可能性がある。

朝日新聞社

1012OS5:2025/07/15(火) 13:13:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/51fb3061f420d77a3348a9f228cb1c331a8bfc3e
コメ騒動で揺れる農業票…東北6県はいずれもカギ握る「1人区」
7/10(木) 5:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<1>

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(写真:読売新聞)

 4日、水田地帯が広がる福島県白河市。地元産コシヒカリのコメ袋が置かれた農産品直売所に首相で自民党総裁の石破茂(68)が姿を見せた。待ち受けた農家が「農家が稼げるコメの単価でお願いします」と直訴すると、農相経験がある石破は「生産者と消費者どっちの前でも同じことを言う農政をやりたい。農業が次の時代に続くよう一生懸命努力する」と約束した。

 この懇談は、参院選の福島選挙区に出馬した自民の森雅子(60)の応援で来県した石破側が「生産者重視の姿勢を示す」(周辺)ために開催を要請した。

 高騰したコメ価格は、政府備蓄米の放出効果で下落に転じた。消費者は好感したが、福島などのコメどころでは、収入が減りかねないと懸念する農家も多い。自民と蜜月関係を築くJA(農業協同組合)でも不安の声が出ている。

 4日に同市で開かれた森の集会では、地元のJA組合長が「備蓄米の価格が新米の価格になれば、農家はコメづくりをやめてしまう」とクギを刺した。森は何度もうなずいたが、直後の演説でコメ問題に触れなかった。「農業者が働いたお金で家族で楽しく暮らせるようにしたい」と唱えたこともあるが、選挙戦での言及は少ない。「生産者と消費者双方への配慮を伝えきれない」(陣営幹部)ためだ。

 自民と農家に生じた微妙な距離に好機を見いだそうとしているのが、立憲民主党の石原洋三郎(52)だ。「農家が『やっていける』と思える農業を訴えている」と強調し、農業票の取り込みを図っている。

 「自民党に対する厳しい風が吹いている。深く反省し、出直していく」

 法相や少子化相を歴任し、福島選挙区で4選を目指す自民党の森雅子(60)は6日の福島県田村市での集会で危機感をあらわにした。党勢低迷に加え、所属した旧安倍派の政治資金パーティー収入の政治資金収支報告書への不記載問題で批判を浴びたためだ。公明党は推薦を出さず、「強力なる心情的支援」(県本部)にとどめた。

 そんな逆風下の森が気をもむのが、自民の支持基盤といえる農業票の行方だ。JA(農業協同組合)職員ら約7000人で構成する県農業者政治連盟(県農政連)から推薦は得た。ただ、JA内では、コメ価格引き下げの旗振り役となっている農相の小泉進次郎(44)が志向する農政改革への警戒感が根強い。森は「心配している農家が多い」と漏らす。

 東日本大震災後の風評被害に苦しんできた福島の生産者は、とりわけ価格動向に敏感だ。6月15日、当時、県農政連委員長だった管野啓二(72)は南相馬市に足を運んだ小泉と向き合い、「生産者、流通業者、消費者がそれぞれ納得できる価格」が必要だと迫った。

 コメ問題に向ける目線は、消費者と生産者で異なる。それゆえ、森は小泉農政の評価に踏み込むことに慎重だが、そろりと農家寄りの立場をアピールし始めた。9日にはインスタグラムに「私の祖父母も農家だ。農家が農業を続けられるような価格に落ち着くように頑張ります」と投稿した。

 福島を含む東北6県はいずれも改選定数1の「1人区」で、自民は情勢で守勢に回っている。自民執行部は「福島は死守したい」とし、最重点区に位置づける。首相で自民党総裁の石破茂(68)は7日、4日に訪れた白河市の市長、鈴木和夫(75)の電話を鳴らし、「首長さんが頼りなので力を貸してください」と頼み込んだ。

1013名無しさん:2025/07/15(火) 13:13:23
 対する立憲民主党の石原洋三郎(52)の陣営は、「消費者目線の改革だ」と小泉農政を攻撃する。立民幹事長の小川淳也(54)は4日、郡山市の街頭に立ち、政府備蓄米の放出を進めた小泉に矛先を向けた。「人気があるから悪口言うのは怖いけど、放出しているのは、あんたのコメじゃない。有事に備えた頼みの綱だ」

 5日、矢吹町の農産品直売所前。石原は農家ら約70人を前に、政府・自民の農政批判を繰り広げた。「コメ不足は今までの政治の結果だ。農業が盛んで地方が元気だったら、問題は出てこない」と断じ、今回の参院選が、コメ政策の「大きな分岐点になる」と呼びかけた。

 2009年から12年に民主党衆院議員を務めた石原はこの日の演説で、民主党政権が実施した「農業者戸別所得補償制度」にも触れた。立民は、この制度を拡充し、農地面積に応じて交付金を払う新制度を公約で掲げる。石原は周囲に「農家から制度導入を望む声が届く」と手応えを語る。

 農家が安定した収入を得られ、消費者が安心して購入できるコメ価格。その両立に必要な改革は何か。明快な答えは見つからないまま、「令和の米騒動」で揺れる農業票の争奪戦が熱を帯びている。(敬称略)(堀和彦、福島支局 山波愛)

1014OS5:2025/07/15(火) 13:13:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2b2b35df1d569adec251fe32207eb284bea8e88
自民幹事長お膝元、保守王国の鹿児島で「重鎮の娘」反乱…野党系が擁立
7/11(金) 5:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<2>
(写真:読売新聞)

 「我が胸の燃ゆる思いに比べれば 煙はうすし桜島山」

【図】一目でわかる…「政権交代」望む声、どれぐらいあるか(読売世論調査)

 公示日の3日、明治維新の立役者・大久保利通の銅像に臨む鹿児島市の広場。参院選の鹿児島選挙区に立候補した無所属の尾辻朋実(44)は、前参院議長の父・尾辻秀久(84)が2013年に比例選から同区に転じた時と同じ言葉で第一声を始めた。秀久は6期36年の任期を終えて引退する参院自民党の重鎮だ。

(写真:読売新聞)

 だが、この日、朋実と初陣を共にしたのは、自民でなく、立憲民主党や社民党県連の幹部らだ。立民は「秀久さんの娘が自民に砂をかけて出てきた」とアピールし、保守王国での「反乱」への支持拡大を狙う。

 〈秀久のむすめ〉。朋実は5日、背中側にこう大書したタスキをかけて繁華街の天文館交差点に立ち、「父が生まれ育った地区からスタートした」と切り出した。

 秀久の秘書を務めた朋実は昨年夏、秀久の後継を決める自民県連の候補者公募に挑むも、選外になった。選ばれたのは、自民の園田修光(68)。衆院と参院での議員経験や有権者への浸透ぶりで軍配が上がった。

 公募結果を受け、「引き抜き」に動いたのが、立民衆院議員の川内博史(63)だ。川内は昨年11月、野党系からの擁立の許しを得ようと秀久に直談判した。拒絶も覚悟したが、秀久は「娘は娘の人生がある。自分で決めるだろう」と応じた。

 秀久と長年戦った立民の支持団体には、朋実の支援に抵抗もあった。朋実を推薦した連合鹿児島の会長、下町和三(65)は「勝てば政治の地殻変動が起きる。劇薬だが、のみ込んだ」と振り返る。共産党も立候補予定者を取り下げ、野党は事実上、一本化した。

 鹿児島は自民幹事長、森山裕(80)のお膝元だ。鹿児島市議出身の森山は県連会長として県政界も取り仕切る。郵政民営化に反対した森山は05年衆院選は無所属で出馬し、自民の「刺客」を破った。盤石な支持基盤を誇り、保守王国は「森山王国」でもある。

 「森山幹事長に(候補者に)選んでいただき、また皆さんの声を国会に伝えられる」

 園田は10日、鹿児島市で支持を呼びかけた。全国を回る合間を縫って森山も駆けつけ、「本当に厳しい戦いだ。何としても勝ち抜かないといけない」と力を込めた。森山は公示日の朝には園田に電話し、「絶対に勝たないといけない。総力を挙げてやる」と激励した。

 鹿児島が改選定数1の「1人区」となった01年以降、負け知らずの自民は組織戦で迎え撃つ。ある県議は「薩摩隼人(はやと)は筋を通さないのが嫌いだ。団体を徹底的にまとめる」と意気込む。JA(農業協同組合)の政治団体「県農民政治連盟」や県遺族連合会など有力団体の推薦状が選挙事務所の壁を埋め尽くす。

 ただ、遺族連合会事務局長の朝広三雄(80)は「頭が痛い」とこぼす。秀久が1985年から会長を務めているためだ。「秀久が方々に電話で朋実支持を呼びかけているようだ」との臆測も飛び交う。

 2日には森山と党紀委員長の連名で「非公認・非推薦候補者への応援は絶対に許さない」との通達が出た。党内では、鹿児島も念頭にあると受け止められた。

 疑心暗鬼にさいなまれる自民の敵対心は、朋実の出馬を容認した秀久に向く。地元入りを控えてきた秀久が選挙中に朋実陣営の応援に入るかどうかに自民は神経をとがらす。自民県連幹部は「何十年と議員を務められたのは自民と森山会長の支えがあったからだ。二度と鹿児島の土は踏ませない」といきり立つ。

 「圧倒的に自民優位な土地柄」(立民衆院議員)ゆえ、朋実が当選後に自民入りするとの見方もくすぶる。朋実は支援者から「選挙後、どうせ自民に帰るんだが」と問われ、「森山幹事長にケンカ売ってるんです。ほんな復帰させるはずがない」と答えたこともあった。

 野党系陣営の結束を乱しかねない「復帰説」を打ち消すため、朋実はこう宣言している。「片道切符を握った人間だ。帰るところはない覚悟で戦っている」

(敬称略)(阿部雄太、鹿児島支局 小林未南)

1015名無しさん:2025/07/15(火) 13:14:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf3740025f7ffcf6589e7cc5c0f052423b964a1e
「風を読む小池が来ないのは、こちらに吹いてないからだ」…気をもむ「百合子票」の行方
7/12(土) 5:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<3>
(写真:読売新聞)

 全国最多の7議席を争う東京選挙区。候補者32人の論戦は白熱している。

【写真】政見放送で胸元あらわに「お友だち登録してね」

 「自民党は逆風だが、今こそ立ち上がって前に進まなければいけない」

 スケートパークなどのスポーツ施設が立ち並ぶ東京・渋谷の宮下公園前で3日、競泳をイメージした水色シャツ姿の自民新人の鈴木大地(58)は汗だくになりながら声をからした。

 1988年ソウル五輪・競泳の金メダリスト。安倍内閣下で初代スポーツ庁長官を務めた知名度の高さから、自民の「2人目」として、旧安倍派衆院議員の萩生田光一(61)らが5月下旬に急きょ担ぎ出した。

 前哨戦となる都議選で過去最低議席の惨敗を喫した直後の6月24日、党本部で開いた鈴木の選対会議。都連所属の萩生田は「鈴木大地一本で行く。極めて偏った活動をしなければ勝てない」と強調した。都議選の「2人区」以上で複数当選はゼロだったとも強調し、「鈴木シフト」に理解を求めた。

 反発を強めるのが前厚生労働相で、党参院議員会長の武見敬三(73)だ。日本医師連盟など厚労系を中心とした約300団体の支援を受けて6選を目指すが、直近2回は最下位当選。選挙基盤は盤石とは言えず、「政治とカネ」を巡る党への逆風も重なる。

 武見は公示前、都連会長の井上信治(55)に「党の支援団体は平等に割ってほしい」と懇願したが、井上は鈴木の擁立を土壇場で決めた負い目から、いったん難色を示した。しかし、武見の情勢が厳しいことを踏まえ、井上は今月11日、自民系の業界団体に対し、武見を支援するよう要請した。

 都連は2013年から続く「2人当選」を目指し、都知事の小池百合子(72)が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が都議選で得た約104万票に狙いを定める。

 都議選では激突したものの、小池は国政との連携を重視し、参院選は自民、公明両党を応援すると表明しており、無党派層が多いとされる「都民ファ票」の取り込みに注力する。

 小池は11日夜、都内のホテルで開催された武見の演説会に駆けつけ、「国政と都政にとって必要だ」と持ち上げてみせた。これに対し、陣営は「街頭には来てくれないので、支持は広がりにくい」と冷淡で、自民内も「小池支持層が今更流れてくるとは思えない」と見る向きは多い。

 一方、強気の姿勢を見せるのは国民民主党だ。東京で一度も議席を得たことはないが、世論調査の政党支持率で野党1位だった勢いに乗り、4月に新人の牛田茉友(40)と奥村祥大(31)の2人擁立を決めた。

 アナウンサー出身の牛田が無党派層に浸透し、元会社員の奥村は党の支持母体である四つの民間産業別労働組合(産別)の組織票で引き上げる戦略を描いていた。

 もっとも、その戦略には狂いが生じている。一つ目の誤算は、小池が自公の支援に回ったことだ。代表の玉木雄一郎(56)は小池が17年に結党した希望の党に合流し、良好な関係を築いてきた。昨年の衆院東京15区補欠選挙などで小池が推す候補を「公認並み」に支援した経緯もあり、小池の応援を期待していた国民民主選対幹部は「風を読むのがうまい小池が来ないのは、こちらに風が吹いていないからだ」と嘆く。

 もう一つは、6月に比例選への擁立を見送った元衆院議員の山尾志桜里(50)が離党して無所属で出馬したことだ。山尾を巡る一連の騒動で党支持率は急落し、山尾は選挙戦で古巣を非難している。ただ、玉木は周囲に「2人当選のチャンスはある」と強気に語る。

 立憲民主党は再選を目指す塩村文夏(47)と、昨年比例選で繰り上げ当選した奥村政佳(47)の現職2人の当選を期す。「共倒れ」を避けるため、東京23区を東西に分け、保守系が強い東部は塩村、立民が比較的強い西部と多摩地域は奥村ですみ分けた。それでも、都連幹部は「1議席死守のため、票をどちらかに寄せる可能性もある」と明かす。

 その動向が全国に影響する首都決戦。公明新人の川村雄大(41)は党幹部らの支援を受けて街頭に立ち、3選を目指す共産の吉良佳子(42)は消費税減税を訴えている。

 日本維新の会は6年前に議席を得た前参院議員の音喜多駿(41)、れいわ新選組は元衆院議員の山本譲司(62)を立てた。躍進が見込まれる参政党は新人のさや(43)を公認し、日本保守党の小坂英二(52)ら多くの新人も立候補している。(敬称略)(谷口京子、薦田大和)

1016OS5:2025/07/15(火) 13:14:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca571f64f85504be06c7bb8a18886c7565a43f60
土俵際だった小沢王国、自民の「政治とカネ」で風向き変化…繰り広げられる因縁の決戦
7/13(日) 8:00配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<4>
 「小沢王国」で因縁の対決が繰り広げられている。

【ボートマッチ】20の質問であなたの考えに近い政党・候補者が分かる!

小沢一郎衆院議員と鈴木総務会長

 立憲民主党衆院議員の小沢一郎(83)が参院選の岩手選挙区で野党共闘体制を築き、そこに小沢の元側近で自民党の平野達男(71)が「どぶ板」戦術で挑む構図だ。

(写真:読売新聞)

 10日、すっかり日焼けした平野は滝沢市のスーパーの駐車場に立ち、「もう一度、国政に戻してください。とにかく、もう一回国政に戻してください。それが最も訴えたいことだ」とかれ気味の声で支持を求めた。

 衆院岩手2区選出で自民総務会長の鈴木俊一(72)も駆け付け、「物価高対策は、どの党よりも確実に責任を持って前に進めている」と強調した。

 2019年参院選で落選し、一度は引退を覚悟した平野は1月から広い県内をくまなく歩いてきた。

 公示が迫った7月1日、平野は二戸市の薬局前で車を降り、店に入ると「ごあいさつに歩かせてもらっています」と頭を下げた。この日は午前中だけで企業や店舗を14軒回った。2日には北上市で、中学の同級生と一緒に商業施設の前で買い物客に語りかけた。「新人議員じゃできない選挙だ。最後、蛮勇を振るって訴え、活路が開けるかもしれないという思いで立った」

 迎え撃つ小沢は今回、19年参院選では無所属の野党統一候補として勝利し、その後立民入りした横沢高徳(53)を立民公認で擁立した。さらに、共産党や連合などとのパイプを駆使し、横沢支持でまとめ上げた。

 3日、盛岡市での横沢の第一声には、立民、共産、社民各党や連合の地元幹部が顔をそろえた。

 小沢がマイクを握ると、約400人の聴衆から大きな拍手がわき起こった。小沢は「野党がまとまって政権を取って、働く決意がないといけない。野党共闘の原点は岩手から始まった。全国のモデルとなって、国会にもう一度送ってもらう」と自信を見せた。

 パラリンピック選手だった横沢は「健常者としての視点と車いすから見える視点、両方から社会を捉え、国民の生活が第一の政治を実現する」と誓った。「国民の生活が第一」は小沢が民主党離党後に作った政党名でもある。

 平野と小沢は、今回参院選で注目される消費税を巡っても確執が深い。

 小沢は12年、民主党政権が自公両党と合意した、消費税率を段階的に10%に引き上げる「社会保障と税の一体改革」に反対し、民主党を離れた。復興相だった平野は民主党に残り、自由党時代から政治行動を共にしてきた小沢とたもとをわかった。19年参院選では、小沢が支える横沢が消費税率10%への引き上げに反対し、平野は賛成した。

 今回も同様の論戦が続く。横沢は「生きていくために必要なのは食べ物だ。食料品にかかる消費税減税を進め、(税率)0%を実現する」と唱える。平野は「減税と言う野党に政権を任せるわけにはいかない」と与党の責任を前面に出し、財務相経験を持つ鈴木も野党の減税論は「無責任だ」と主張する。

 厳しい戦いを強いられる平野だが、一時は鈴木らと共に「王国」を崩壊寸前まで追い込んだこともあった。

 21年衆院選の岩手3区では自民候補が小沢を破った。1969年に初当選した小沢の選挙区での初の敗北だった。22年参院選の岩手選挙区でも自民候補が30年ぶりに勝利した。自民党離党後に2度の政権交代を主導した小沢の復権を恐れる自民党本部が岩手を重点的に支援し、その選挙体制を平野は裏方で支えた。

 小沢の政治力に陰りが見えるようになっていたにもかかわらず、昨年以降、自民への風向きは一変した。「政治とカネ」の問題が岩手の自民議員に相次いで発覚したためだ。昨年10月の衆院選の岩手3区は小沢が制し、威信を取り戻した。自民の順風時に復帰待望論が広がっても、世代交代をすべきだとの考えだった平野は自らが出馬するしかないと腹をくくり、今に至る。

 政党を作っては壊しながら非自民勢力の結集にかけてきた小沢と、小沢つぶしに心血を注ぐ自民の戦いは30年を超えてなお決着がついていない。(敬称略)(荒木香苗、盛岡支局 冨田駿)

1017OS5:2025/07/15(火) 13:15:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41c5559203e83b3b2eeb50c94dbfb1c089a643
維新の会「大阪夏の陣」、発祥地で2議席死守に躍起…「家族で均等に票を割って」
7/15(火) 11:41配信

読売新聞オンライン
【参院選2025】注目区を行く<5>
(写真:読売新聞)

 日本維新の会が、発祥地の大阪で「夏の陣」に臨んでいる。

【一覧】参院選2025の大阪選挙区(改選4)の候補者

 大阪市有数の繁華街・難波。海外からの大阪・関西万博の来場者らも行き交う3日、選挙カーの上に立った維新代表で大阪府知事の吉村洋文(50)は「大阪から日本を変えていく」と声を張り上げた。

 昨年の衆院選敗北を受けて党再生を託された吉村。初めての国政選の第一声には、左胸に「次世代のために」とあしらった黒色のポロシャツ姿で臨んだ。党創設者の橋下徹(56)が掲げていたフレーズを引き継いだもので、結党の原点に回帰する意味を込めた。

 「大阪で負ければ、恐らく維新は崩壊する」。新人の岡崎太(57)は4日、河内長野市での集会でこう危機感をあおった。後に続いた新人の佐々木理江(42)も「大苦戦している。何とか2議席、守らせていただきたい」と頭を下げた。

 維新は2022年参院選比例選で改選野党第1党に躍進したが、その後は万博の会場建設費の上振れや相次ぐ不祥事が批判を招き、支持率は伸び悩んでいる。

 「結党から10年以上たち、大阪でも有権者に飽きられてきた」

 元代表の松井一郎(61)は最近、周囲にこう語った。実際、昨年の衆院選で維新が大阪で得た比例票は約115万票で、22年参院選から約30万票減っている。

 大阪選挙区では16年以降、3回連続で2議席を得る底力を見せてきたが、当選した2人の得票差が開くこともあった。今回は19人で4議席を争う構図となり、均等な票割りが「2人当選」のカギとなる。

 岡崎と佐々木は、6月まで大阪市議だったため、府全域での浸透は道半ばで、支持者から「どっちに投票したらええんか」との声が寄せられた。党は府内の議員約300人を両陣営に分けて支援し、「2人当選のため、家族で均等に票を割って」と呼びかけている。

 それでも、党は「佐々木が先行し、岡崎は当落線上」と分析し、週末の12、13日は岡崎を集中的に支援するよう求める内部通達を11日付で出した。「2名当選は至上命令」と記しており、幹部は「後から出来た国民民主党や参政党が追い上げてきている。佐々木に票が偏れば、1議席にとどまる可能性もある」と狙いを明かす。14日以降も「岡崎シフト」を続ける構えだ。

 一方、21年、24年の衆院選で、候補を擁立した府内15小選挙区で維新に全敗を喫した自民党は「反維新」の急先鋒(せんぽう)を立てた。

 「大阪を変えなきゃいけない。『ニュー柳本』になって新しくやり直す」

 3日昼、大阪市役所前で演説した府連会長の青山繁晴(72)がこう紹介すると、前衆院議員の柳本顕(51)は「今までの柳本とちゃいまっせ」と強調してみせた。

 柳本は大阪市議を5期務め、維新の看板政策だった大阪都構想を批判してきたイメージが強い。今回は、維新が3回目の挑戦を模索する都構想への反対論は封印している。

 柳本の擁立を巡っては、現職の太田房江(74)を推した党本部と公募を求めた府連が対立し、公認決定が6月中旬にずれ込んだ。政権与党でありながら、4枠を争う大阪は苦戦が予想される。維新に流れたかつての自民支持層を取り戻そうと、党を挙げた支援が続く。

 今月11日には幹事長の森山裕(80)が大阪入りした。府連の選対会議で「現状では重点選挙区にせざるを得ない」と厳しい情勢を説明した上で、「落とせない選挙区。今一度奮起してほしい」とげきを飛ばした。

 参政党は宮出千慧(40)が出馬した。代表の神谷宗幣(47)は「最初の本拠地は大阪。一番政党支持が高いのは近畿だ」とアピールする。神谷は大阪府吹田市議時代、知事だった橋下と連携を模索した時期もあり、大阪へのこだわりは強い。

 「常勝関西」と呼ばれる地盤を築いてきた公明党は杉久武(49)が3選を目指す。昨年の衆院選では府内4小選挙区で維新に全敗し、支持母体の創価学会の集票力の陰りも指摘される。府本部幹部は「これまででもっとも厳しい参院選だ」と焦りを募らせている。

 過去3回、議席を独占してきた自民、公明、維新が勢いに乗り切れない中、国民民主は医師の渡辺莉央(30)を公認した。代表の玉木雄一郎(56)は「新しい選択肢に1票を託していただきたい」と呼びかけ、初の議席獲得を期す。立憲民主党は橋口玲(56)、共産党は清水忠史(57)のいずれも新人を擁立。歌手の世良公則(69)らも立候補している。(敬称略)(山本貴広、大阪社会部 浅野友美)

1018OS5:2025/07/15(火) 13:22:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5ff22948d303562614ff12c03af4de738fd1ef6
参院選の投票率は? 初の連休中日、若干上昇の予想も…関係者「50%超えて」「自民候補に有利」 長崎
7/15(火) 10:30配信


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長崎新聞
参院選投票率の推移

 参院選は20日の投開票まで1週間を切った。戦後の国政選挙で3連休中日に投票日が設けられたのは初めて。行楽などで外出する人が増えるとして低投票率を懸念する声がある中、長崎選挙区では直近2回が5割を下回っており、行方が注目される。各陣営は勝敗に影響する投票率に気をもむが、希望的観測を含め、前回を若干上回るとの予想も聞かれる。

 2022年参院選の同選挙区の投票率は48・72%。台風の影響で激しい雨が降り、過去最低を記録した19年参院選(45・46%)を約3ポイント上回ったものの、全国(52・05%)を3ポイント超下回り、同選挙区で過去2番目の低さだった。

 同選挙区の期日前投票は今回、投開票日1週間前時点(累計10日間)で有権者(選挙人名簿登録者数)の8・82%が投票。前回の同時点(累計11日間)と比べ、1・88ポイント増加している。県選管は、仕事やレジャーなどで20日に投票できない有権者に、期日前投票の利用を呼びかけている。

 共産新人の筒井涼介候補(31)陣営は「物価高の中で、暮らしを守ってほしいという多くの願いを聞いている。県民にとって関心が高い選挙」として、前回と比べ投票率がアップすると期待。街頭でも「1票で政治が変わる」と訴え、有権者に投票を促している。

 自民現職の古賀友一郎候補(57)陣営。党県連の加藤竜祥会長は「50%は超えてほしい」とするが、「盛り上がりを感じない」とこぼす。投票日が連休中日であることも懸念し「与党の実績を訴え、有権者や団体の票を地道に積み上げていくしかない」と話す。

 参政新人の黒石隆太候補(33)陣営は、交流サイト(SNS)を活用した選挙活動を展開していることで、前回より20〜40代の投票率が上がると予想。「生活苦を抱く人が投票率を押し上げる可能性がある」として、前回より若干上昇との見方を示す。

 国民民主新人の深堀浩候補(59)陣営は、連休中日に「(投票率は)伸びにくい」とみており「組織票を持つ自民候補に有利」と危惧。「勝つためには投票率を上げることが必要」として「難しいと思うが、6割を目指すつもりで活動する」と追い込みをかける。

 投票率は天候にも左右されやすい。長崎地方気象台によると、20日の本県の天気は晴れ時々曇りの予報(14日午後5時時点)。

 長崎選挙区には他に、政治団体「日本誠真会」新人の高谷喜久雄候補(63)と政治団体「NHK党」新人の神谷幸太郎候補(49)も立候補している。

1019OS5:2025/07/15(火) 15:15:37
https://mainichi.jp/articles/20250715/k00/00m/010/106000c
無風選挙続いた和歌山に異変 保守分裂、野党乱立で7新人舌戦過熱
駒木智一

毎日新聞
2025/7/15 12:37(最終更新 7/15 12:37)

 厚い保守地盤に支えられて自民党が独占し、無風の選挙が続いてきた参院選和歌山選挙区(改選数1)に異変が起きている。「二階王国」を築き上げた自民党元幹事長の三男・二階伸康氏(47)と、派閥裏金事件で離党した旧安倍派の実力者、世耕弘成氏が支える望月良男氏(53)による激しい保守分裂に加え、野党候補も乱立。史上最多の7新人が立候補する混戦は20日の投開票に向けて舌戦が過熱している。


 9日夜、世耕氏は初めて望月氏と並んでマイクを握った。場所は二階氏の地元・御坊市だ。世耕氏は神妙な表情で聴衆に語りかけた。

 「冒頭、おわびから入らなければなりません。県選出の国会議員の一人が能登の地震に関してとんでもない発言をしました。県民の皆さんにも恥ずかしい思いをさせている」

 「県選出の国会議員」とは鶴保庸介参院議員のことで、「とんでもない発言」とは前日の「運のいいことに能登で地震があった」との発言を指す。鶴保氏は地方から都市部への人口流出に対する危機感を語り、地方の関係人口創出が必要と主張する流れで発言。失言と認め9日午前には発言を撤回する会見を開いたが「謝罪になっていない」との批判も起きたさなかだった。

 世耕氏のおわびに耳を傾けていた60代の男性は…

1020OS5:2025/07/15(火) 15:16:50
https://www.tokyo-np.co.jp/article/420858
ファーストネーム系通称候補「さや」「かずえちゃん」「蓮舫」…家族にこだわる国・日本の選挙は意外と自由?
2025年7月15日 06時00分
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 20日の投開票まで1週間を切った参院選。最近の傾向なのか、通称を使う候補者たちがいる。特徴的なケースの一つが、名字を出さないパターンだ。選択的夫婦別姓制度など、姓に関する議論もあるが、姓自体は日本社会に定着し、身元を表す材料となっている。目を引くためなのか、何なのか。(木原育子)
◆「少し軽い感じ」「インパクトあっていい」
 参院選で姓を出さない選挙区での主な候補者は、東京のさや氏(参政党)や福井のかずえちゃん氏(立憲民主党)だ。比例代表では元参院議員の蓮舫氏(同)がいる。
 参政党は選択的夫婦別姓に反対し、家族が一つの姓を名乗ることを重視しているが、選挙で姓を名乗らないことには寛容なようだ。
姓は出さず「通称」で参院選を戦う、参政党のさや氏(東京選挙区、写真左)と立憲民主党の蓮舫氏(比例代表)

 こうしたファーストネーム系候補を街の人はどう思っているのか。14日、東京・霞ケ関駅周辺で聞いた。
 元公務員の女性(62)は「何者かなとは思う。目を引くという意味では効果ありだが、少し軽い感じ」と否定的にみる。警備員の増渕敦さん(42)は「SNSのハンドルネームなどファーストネームだけで表現する機会は増えていて、あまり違和感がない」と話した。福岡から出張中という会社員の男性も「政治家の名前と顔が一致しない中でインパクトがあっていいのではないか」と意に介さぬ様子だ。
◆首都圏各地の「さや」候補陣営は
 歌手でもあるさや氏は、音楽活動の通称で立候補を届け出た。くしくも「さや」が名前にある候補者は、首都圏の選挙区で他にもいる。姓名で届け出ている彼女らはどのように感じているのか。
「姓名」で届け出ている、公明党の佐々木さやか氏(神奈川選挙区、左)と、国民民主党の小林さやか氏(千葉選挙区)

 神奈川選挙区の佐々木さやか氏(公明党)陣営の担当者は「『さや』はルールの範囲内ではある。その人のキャリアを生かした名で活動を続ける権利はあり、認めていくべきだ」と話す。
 一方、千葉選挙区の元NHK記者の小林さやか氏(国民民主党)陣営は「名前だけにする目的って何なのか。流行なのか、投票してもらうためなのか」と首をひねった上で「小林も通称名(旧姓)だが、記者時代からこの姓名で活動してきた。友人から『さや』と呼ばれることもあるだろうが…うーむ」と言葉が続かない。

1021OS5:2025/07/15(火) 15:38:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f7f83713b4e5f67c92b87135896bd5c34a04f4e
東京で2人当選目指す立憲、「戦略的投票」で大波紋 塩村氏は同僚議員に異論「私は落選してしまいますよね」
7/15(火) 14:00配信
J-CASTニュース
立憲民主党は東京選挙区で2人の当選を目指している(写真は党本部)

 参院選(2025年7月20日投開票)立憲民主党公認で出馬している塩村文夏参院議員が7月14日、同党の小西洋之参院議員によるX投稿に異論を唱えた。

【画像】塩村氏は「私は落選してしまいますよね」と反発、削除されたポストをみる

■「自民に二議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票を」

 発端となったのは、小西氏による東京選挙区での「戦略的投票」を呼びかける投稿だった。立憲は、東京選挙区に現職の奥村政佳氏と塩村氏の2名を擁立している。

 こうした中、小西氏は、小西氏の元秘書で、同党の五十嵐衣里衆院議員による「終盤に向けての最重要ミッション。立憲2議席確保に向けてあと一歩のおっくんに戦略的投票を!」との投稿を引用し、「どの調査報道も東京選挙区の最後の第7枠は、立憲のおくむらまさよしと自民の二番手の争いで決まりとなっています」と説明。

 その上で、「自民に東京で二議席を与えれば、参院で自公政治が続くことになります。立憲民主の支持者ではない方も、自民に二議席を渡さないため、立憲のおくむらまさよしに投票をお願いします!」と呼びかけた。

「仲間の気持ちも考えられないのかな...」
 小西氏による投稿後、塩村氏は「さすがにそれは失礼すぎる。仲間の気持ちも考えられないのかな...と」とポスト。

 続く投稿では、小西氏のポストを引用しながら「小西さん どの報道調査もということはなく、まちまちです。本日午後のフジテレビの情勢調査は私が7番手、最新の朝日は5番手です」と反論した。

 さらに、「結果は投票箱が閉まるまで分かりませんが、それを踏まえると、小西さんがおすすめする方法ですと、私は落選してしまいますよね」と疑問を投げかけた。

 小西氏の呼びかけは奥村氏への集中的な投票を促す内容となっており、同じ選挙区から立候補している塩村氏にとっては不利になりかねないものだった。

 塩村氏は「情勢調査を踏まえて、◯投票を候補者が呼びかけることと、◯事実と異なる内容を併記して組織的に戦略投票を呼びかけることは違うと思います」とも訴え、小西氏の主張に対し懸念を示した。

小西氏は投稿削除も言及なし
 15日朝の投稿では、街頭演説中の写真を添え「おはようございます。今日もよろしくお願いします。粛々と頑張るのみ」とつづった塩村氏。

 一方の小西氏は15日までに問題となった投稿を削除。本件に関する釈明等は行っていないものの、東京都議会議員の銀川ゆい子氏による「塩村さんもおっくんも絶対二人当選だー!! お願い」との投稿をリポスト(拡散)している。

1022OS5:2025/07/15(火) 16:13:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/03788254f7f5d1423383de25592ceeb0a6663f9d
立民、選挙区で優勢に 敵失と共産共闘が奏功 党勢のバロメーターの比例は勢い欠く 産経・FNN情勢調査
7/14(月) 21:30配信
産経新聞
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が12、13両日に実施した参院選の中盤情勢調査では、立憲民主党が選挙区での戦いを優勢に進めていることが分かった。選挙戦を左右する「改選1人区」では共産党を含む他の野党との選挙協力が奏功し、参政党が自民党の支持層を切り崩す運にも恵まれた。ただ、党勢のバロメーターである比例代表は、選挙区での健闘がそのまま支持に結びついておらず、勢いはない。

立民の野田佳彦代表は14日、福岡選挙区(改選数3)で立民現職の応援演説を終えると、野党系無所属が戦う沖縄選挙区(同1)に飛んだ。12、13両日は立民候補の接戦が伝えられる青森、宮城、福島、岡山の各1人区、京都選挙区(同2)を重点的に回った。いずれも与野党伯仲の選挙区ばかりで、横一線の激戦を繰り広げている。

今回調査の結果、立民は改選22議席から20議席台後半に増やすとみられる。主に選挙区で議席を上積みする見通しだ。

特に1人区では、前回調査で野党系候補が優勢とみられる選挙区が8だったのに対し、今回は10選挙区でリードする。立民は共産が候補者を擁立しなかった1人区で優勢に戦い、これまで与党と議席を分け合う傾向が強かった改選複数区でも堅調だ。

選挙区での戦いぶりについて、立民幹部は「手堅く頑張っている」と満足げに語り、別の幹部は「与党に逆風が吹いている」と分析した。

もっとも与党が激しい逆風に見舞われているのに対し、立民を後押しするのはそよ風程度だ。今回の調査では参政が選挙区・比例の双方で議席を伸ばすとみられ、2桁議席も見えてきた。「手取りを増やす」と訴える国民民主も改選4議席から2倍以上伸ばしそうだ。

一方の立民は選挙区で先行するものの、比例では苦戦する。立民ベテランは「比例が全然、伸びない」と語り、勢いに乗り切れない状況にいらだちを見せた。(千田恒弥)

1023名無しさん:2025/07/15(火) 16:25:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/658f7db2ff1da01ac5d8ad5377db9243d826f2cd
【参院選・激戦区ルポ】「あんたのバラード」は大阪で響く? 世良公則候補が急浮上でさらに混沌の大阪選挙区
7/15(火) 14:02配信


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AERA DIGITAL
街頭演説をする世良公則氏

「今の大阪どうですか? 今の日本どうですか? なんか違うよな。このままでいいのかな。そんなふうに感じていませんか?」

【写真】大阪の構図を参政党と世良氏が崩している

 大阪市のJR京橋駅前で7月12日、参院選が始まってから街頭演説に初めて立ったのは、大阪選挙区から立候補しているミュージシャンの世良公則氏。ほとんど予告なしの「ゲリラ演説」だったにもかかわらず、200人以上の人々が集まった。ツーショット写真を撮ろうと長蛇の行列で、知名度の高さをうかがわせた。

 公示日直前の7月1日にいきなり記者会見を開催し、出馬を表明した世良氏。しかし、選挙戦が始まっても、街頭に姿を見せず、SNSで発信するばかりだった。

「いったん7月11日に街頭演説を決めたのですが、天気予報で大雨警報が出てしまったので延期になった」(世良氏の陣営スタッフ)

 世良氏はミュージシャンとして、70年代後半から80年代にかけて、「あんたのバラード」「燃えろいい女」など数々のヒット曲を生んできた。69歳の今も現役で、ライブを続けている。

「『あんたのバラード』、この『あんた』という言葉は、まさに大阪で暮らしたからこそ生まれた。……今、ふむふむと頷いた方、年代わかっちゃいますよ」

「皆さんが直接、話を聞きたい、声を聞きたいと言ってくれたから、こうやって皆さんの前で声をあげることができている」

 選挙カーも「たすき」も「のぼり」もないという世良氏は、黒Tシャツとジーンズ姿で路上に立ち、マイク1本でライブ感覚の演説を続けた。「外国語が飛び交い、大阪弁が聞こえなくなった」と大阪のオーバーツーリズムを嘆き、外国人の不動産取得に規制が必要だと訴える。

「かっこいいわ」
「言葉が胸に響きますね」

 と聴衆の反応も抜群だ。

■参政党と世良氏が崩した大阪の構図

 大阪選挙区は改選数4で、直近の3度の参院選ではいずれも日本維新の会が2議席を獲得、自民党、公明党が各1議席という構図が続いてきた。しかし、参政党の台頭と世良氏の出馬で、構図が崩れようとしている。

 参院選半ばのメディアの情勢調査を総合すると、維新の元大阪市議・佐々木理江氏が優勢で、自民の元衆院議員・柳本顕氏、維新の元大阪市議・岡崎太氏、参政の新人・宮出千慧氏、公明の現職・杉久武氏が続き、世良氏や共産党の清水忠史氏、立憲民主党の橋口玲氏、国民民主党の渡辺莉央氏らが追う大激戦の様相だ。

1024名無しさん:2025/07/15(火) 16:26:09
■熱気を失った維新、熱気を感じる参政

 大阪で2議席確保を続けてきた維新にとっては、1議席を失うおそれが出てきている。

「改革政党、日本維新の会、大阪でやってきた改革を、日本で、岡崎さん、佐々木さんにもやってもらう」

 維新代表の吉村洋文・大阪府知事は、佐々木、岡崎両候補の応援に立ち、2人当選を訴えている。しかし、周囲の反応はイマイチ。かつて吉村氏の演説に熱狂していたような空気感はなく、ビラをまいても受け取る人は多くない。

 一方、維新の牙城を崩そうとしている参政党の宮出氏。ツーショットで街頭演説に立つのは6年前の参院選では大阪選挙区から維新公認で出馬し、約73万票を獲得してトップ当選した梅村みずほ氏。今回は参政党に移籍し、比例区から出馬している。2人でスローガンの「日本人ファースト」を訴え、街頭に立つスタッフのオレンジTシャツも「日本奪還」の文字。宮出氏がマイクを握ると、大勢の人が立ち止まり、反応は抜群だ。

「参政党が(大阪選挙区で)大丈夫だという報道があり、わぁーってなってますが、全然、大丈夫じゃない。参政党とともに日本を守っていきましょう」

 宮出氏が語るたびに大きな拍手がわく。勢いがよかったころの維新の選挙とよく似た熱気を感じた。
与党の自民の柳本氏、公明の杉氏は、なんとか議席を守りたいところだが、自民府議は、つらそうにこう話した。

「これまで大阪では、無党派層の半分以上は維新にもっていかれて苦戦していた。しかし、今回は参政党が半分どころか6割、7割の無党派層をとりそうだ。大阪は改選数が4なので、自公で2議席は絶対なのですが……。正直、連立を組む公明党を気遣う余裕もない」

 公明党関係者も、こう話す。

「出口調査は組織があるうち(公明)が一番強くて当たり前なのに、ほとんど差がない。参政党にここまで肉薄されるとは、全く想定していなかった。展開によれば最後の4番目の議席をうちと自民党で争う、信じがたい選挙になりかねません」

 自公の与党同志で議席を奪い合う展開に、やりきれなさそうな表情だった。

(AERA編集部・今西憲之)

*  *  *

 大阪選挙区ではこのほか、れいわ新選組の椛田健吾氏、日本保守党の正木真希氏、NHK党の武内隆氏、諸派の稲垣秀哉氏、諸派の橋口和矢氏、諸派の上妻敬二氏、諸派の吉野純子氏、諸派の平理沙子氏、諸派の瀬戸弘幸氏、無所属の東修平氏が立候補している。

今西憲之


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