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第50回衆議院議員総選挙(任期満了2025年)スレ
460
:
OS5
:2023/03/12(日) 20:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f37eee2cd8b198c66ddc1277f30497837f2367e
「組むメリットがなくなってきている」連立与党の冷え込む関係 “10増10減”選挙区調整めぐり不満続出
3/12(日) 8:01配信
20年以上続く連立政権に異変が生じている。
自民党と公明党の関係が年明けから、異常なほどにギクシャクしているのだ。
ある自民党の関係者はこう公明党をこき下ろした。「本当に粘着質な組織だよ」
1999年の連立政権発足以来、政策決定・国会運営での協力に加え、各種選挙で同じ候補者を応援する選挙協力を続けてきた両党。その信頼関係を今、大きく揺るがしているのが衆議院の選挙区の“10増10減”に伴う候補者調整だ。
都市部で増える10の選挙区に、自民・公明どちらの候補者を立てるのか。
互いに譲ることのできない“自公抗争”の最前線を取材した。
■「国民民主と組めばいいんだよ」党幹部から連立疑問視の声
今年の2月末、国民民主党が2023年度予算案に反対をして、一時期永田町を賑わした「国民民主党与党入りの憶測」は完全に消えたと思われた。
しかし、自民党の幹部は、与党との距離が広がった国民民主党の「与党入り」をいまだに見据え、連立を組む公明党についてこう漏らしている。
「公明と組むメリットがなくなってきている。国民民主と組めばいいんだよ」(自民党幹部)
この幹部は、公明党から選挙応援を受けても、かつてほどの集票は期待できず、むしろ“逃げる”票があるのだと解説する。他方、連合という魅力的な支援団体を持つ国民民主党が連立政権に入れば、民間の労働組合の票が手に入るという皮算用だ。
公明党に近い自民党幹部も「公明党との絆はなくなる一方だ」と吐露するほどに、今、自公の関係は冷え込んでいる。背景には年明けから激化している抗争がある。
■東京で火花散らすなか、埼玉・愛知に候補者擁立
「“10増10減”による区割りの変更に伴って、新しい地域が割り当てられて、有権者と接することが必要になるところが出てきました。そこだけを、あらかじめ公認決定させていただいた」(公明党・山口那津男代表 1月27日)
公明党は1月、岡本三成元副財務大臣(現東京12区)を東京29区(荒川区・足立区の一部)で公認した。自民党との調整が決着する前に発表することで、公明党が先手を打った形だが、自民党側は不満を爆発させた。
翌日、自民党の高島直樹都連幹事長は「了解していない」と茂木敏充幹事長に抗議を申し入れた。いまだ自民党都連はファイティングポーズを下ろしていない。
「勝手な国替えは許すな。足をひっぱっているくせに」と、都連関係者は吐き捨てる。
3月3日には、公明党が候補者を出すことを検討していた東京18区(武蔵野市など)で、候補者の公募を開始。自民党の都連幹部は「公明党がこれ以上候補者を出さないよう塞いだ」と、公明党を強く意識したものだったことを認めた。
こうしたなか、再び公明党が動いた。
3月9日に埼玉14区(草加市など)で石井啓一幹事長、愛知16区(小牧市など)で伊藤渉政調会長代理と、党の幹部の公認を同時に発表したのだ。
「公明党もやってくれるよね、本当に粘着質な組織だよ」(自民党愛知県連関係者)
「自民党公認の候補でさえ、自民党員の7割が投票してくれればラッキーという状態。公明党の候補なんて応援しないよ」(埼玉県選出の自民党議員)
461
:
OS5
:2023/03/12(日) 20:04:16
自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は「調整のない中での突然の発表に、正直驚いている」と話し、公明党との調整不足を指摘する。
また、自民党埼玉県連の柴山昌彦会長は「自民党としてどうするかは、白紙の状況だ」と、公明党の候補を応援しない可能性も示唆する。
一方で、公明党の西田実仁選挙対策委員長は「了解を得ている」と、自民党の幹事長・選挙対策委員長は了承済みだと反論した。
■「票が増えない」公明党の本音
自民党内からは「なぜここまで公明党は強気なのか」との声も上がるが、公明党なりの“正論”がある。
「(全国の小選挙区の数)289のうち、私どもが過去出しているのは9ということですから。私どもが今回“10増”のところで要請をしていることは、全体のバランスからいって、なにか無理な要望をしているわけではない」(公明党・石井啓一幹事長 2月24日)
自民党の森山裕選挙対策委員長が「“10減”のところは全部、自民党がかぶっている」と公明党の要求に難色を示したことを受けた発言だった。
一方で、公明党の幹部からこんな本音も聞こえてくる。
「比例票が増えないなかで、都心部の選挙区にできるだけ立てたい」(公明党幹部)
背景には、党勢への危機感がある。公明党は、支持層の高齢化で組織力が衰え、去年の参院選の比例票は、目標とした800万票を大幅に下回る618万票に沈んでいる。
そのため、次期衆院選では、一定の知名度がある幹部を比例から選挙区に移し、なんとしてでも議席を獲得したい意図がある。関係者は「厳しい選挙区で勝ちあがってもらって、今後羽ばたいてもらうため」と、次期“公明党代表”候補の石井幹事長や、党のホープである伊藤政調会長代理に期待をかける。
さらに、公明党が「強気」な理由については、「焦り」の裏返しとの指摘もある。
「やはり大阪の状況だろうね。維新は、大阪市議会で過半数を占めたら、衆議院でも全ての選挙区で候補者を立ててくるかも。公明党はそこを懸念している」(自民党幹部)
日本維新の会は、過去4回の衆院選で、公明党が候補者を立てた大阪の4選挙区に関し、候補者擁立を見送ってきた。前回の衆院選では、これらの4選挙区を除く全ての選挙区で維新が勝利しており、公明党幹部も「大阪は相当厳しい」と焦りを口にする。
462
:
OS5
:2023/03/12(日) 20:04:38
■どうなる連立関係 太くなる「新しいパイプ」も
一方で、関係修復に向けた動きもある。
今年の自民党大会。岸田総理は来賓として出席した公明党の山口代表を前に、“自公の絆”を訴えた。
「自民党と公明党が連立政権を発足させてから四半世紀近い時間が経とうとしています。積み重ねてきた両党の絆が揺らぐことは決してありません」(岸田総理 2月26日自民党大会)
岸田総理自身、「原発活用への政策転換」などで公明党に対し恩義を感じている面もあると周りは指摘する。また、複数の自民党関係者が「公明党の票がないと立っていられない選挙区も多い」と口にするなど、引き続き自公の協力を求める声も根強い。
一方の公明党側も、山口代表が「新しいパイプをつくっていかなければならない」と周囲に話すなど、自民党との良好な関係維持を模索している。
「政策的な問題はしっかりと与党として連携を密にしなければいけないということで、萩生田政調会長とは連携を密にしております」(公明党・高木陽介政調会長 3月8日)
公明党の政調会長である高木氏はこのように述べる一方、萩生田光一政調会長も「30年来ずっと一緒に仕事をしてきた。最も息が合うと自負している」と話すなど、両政調会長は新たな“自公のパイプ”といえる。
3月3日には物価高対策をめぐり、岸田総理が萩生田氏とともに、公明党の高木氏を院内大臣室に呼び出した。総理自ら、公明党の政調会長をわざわざ呼んで対面で指示を出すのは、異例のことだった。
萩生田氏と高木氏以外にも「新しいパイプ」をつくるべく、公明党の幹事長と自民党の幹事長らで夜の会食を行う予定も立てているという。
20年以上の時をともに重ねてきた“熟年夫婦”ともいえる自民党と公明党。冷え込んだパートナー関係も、対面のコミニュケーションを重ねることで改善されるのだろうか。
(TBSテレビ報道局政治部 与党担当 中野光樹)
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463
:
OS5
:2023/03/13(月) 22:26:52
https://news.yahoo.co.jp/byline/tarobando/20230206-00335896
岸信夫氏辞職で世襲か。山口で続く「世襲6血統」の消長と今日。岸・佐藤・安倍・高村・林・田中→河村
坂東太郎十文字学園女子大学非常勤講師
2/6(月) 6:00
岸信夫元防衛大臣が体調不良を理由に衆議院議員を辞職しました。後継に長男の信千世氏が確実視されています。辞職に伴う補欠選挙(山口2区)は4月に行われ、信千世氏が当選したら岸信介→信夫(孫)→信千世の3代世襲。
補選は昨年死去した信夫氏の兄でもある安倍晋三元首相の山口4区でも行われます。
次回の総選挙で山口の小選挙区が4から3に1減。岸氏の辞職理由が体調不良だけに致し方ない面もありますが、補選は少なくとも結果的に「1減」を巡る布石となるのです。
山口県は岸家と信介元首相の弟である佐藤栄作元首相から始まる佐藤家、岸家と縁続きの安倍家、田中義一元首相に連なる「田中→河村家」および林家、高村家の6つの血縁が戦後、一部中継ぎの非血縁を挟んで今日まで続いています。女性はゼロで江戸時代さながらの「殿」世襲。その消長を観察しつつ前近代的ともいえる事態をみつめてみました。(本文中敬称略)
岸と佐藤は兄弟。安倍は晋太郎が岸家から配偶者を迎えて縁戚に
過去に首相を8人輩出した山口県。うち戦後の3人は岸信介と佐藤栄作が実の兄弟で安倍晋三は岸の孫という血族です。
岸信介と佐藤栄作はともに佐藤家で生まれ、父の実家が岸家であったので信介が跡を取りました。今回引退を表明した岸信夫は安倍晋三の実の弟で母が岸家出身のため継いだのです。
元々親戚であった佐藤・岸両家に安倍家が縁づいたのは晋三の父である安倍晋太郎が岸家から妻を娶ったから。
安倍家の祖の寛の地盤は林家へ
自民党が結成された55年体制前後、山口県の2つの中選挙区に自民は6人の有力候補を立てていました。旧1区が田中龍夫(岸側近)、吉武恵市(佐藤派)、周東英雄(池田派)で旧2区が佐藤、岸および高村坂彦(三木武夫派)。
晋太郎の父で衆議院議員であった安倍寛は1946年に急死。まだ被選挙権がなかった晋太郎に代わって寛の地盤を周東が引き継いだため晋太郎が割って入る余地がなかったところ、義理の叔父である佐藤が自派の吉武(55年総選挙で落選)を参院へ回すとい助け船を出して58年に目出度く初当選を勝ち取りました。
周東は69年に引退して地盤を林義郎へ譲る。林家は地元きっての名士で父も曾祖父も衆議院議員を務めたサラブレットです。
この段階で旧1区の顔ぶれは
・田中龍夫
・安倍晋太郎
・林義郎
となっています。田中龍夫の父は田中義一元首相。つまり全員が2世です。
一方の旧2区は岸・佐藤が首相を務め、佐藤後継は長男の信二へと受け継がれます(79年〜)。高村家は坂彦→正彦→正大と世襲して今日に至るのです。
小選挙区制で「6血統」が4に絞られた過程
田中は世襲せず河村建夫(90年〜)を後継としました。岸後継は吹田愰(あきら)。安倍晋太郎は91年に急死して息子の晋三が継いで93年の総選挙で初当選。
ここで96年から始まる小選挙区制の割り当てが焦点となってきます。山口の議席は4。対して有力候補者は以下のメンバー。
・佐藤信二(佐藤家)
・吹田愰(岸家後継・非世襲)
・高村正彦(高村家)
・安倍晋三(安倍家&岸家)
・河村建夫(田中家後継)
・林義郎(林家)
2人余ってしまいます。
うち非世襲の吹田は93年の細川護熙非自民連立政権誕生を機に自民を離党し96年の山口県知事選挙に議員辞職して出馬するも落選。その後も結局国政復帰はならず、岸系統はいったん途絶。2004年に孫の信夫が参院山口選挙区で当選して復活します。
もう1人は林義郎。息子の芳正を95年の参院山口選挙区に出馬させる(当選)のとバーターで衆院比例区に回りました。
464
:
OS5
:2023/03/13(月) 22:27:06
佐藤系途絶と岸復活
ところが2区公認の佐藤信二が2000年と03年総選挙で選挙区を民主党に奪われ03年は比例で復活当選するも05年の「小泉郵政国会」で棄権し、解散が決まるや引退を表明してしまいました。
地元は岸信夫参院議員(04年当選)の鞍替えを熱望するも「参院議員当選から1年しか経っていない」と固辞されて県議を急きょ候補者として総選挙を戦いました。ここで佐藤系がいったん途絶。県議は当選後、地方首長へ転身し、12年総選挙で満を持した岸信夫が鞍替えして議席を得たのです。
林家が「田中→河村」を追い出す
林家の御曹司・芳正は参院当選5回を重ねるも念願の衆議院議員鞍替えがならず、業を煮やして21年、現職の河村建夫がいる3区から来る総選挙で出馬すると表明。河村は息子の健一を比例区で優遇して世襲させるのを条件に引退を表明しました。事実上の選挙区追い出しです。
ただし息子の扱いは予定通りにならず、何の地縁もない北関東ブロックに回されて落選。田中→河村の系統が途絶えました。
次期総選挙の「1減」で公認は「高村・林・岸」で決まりか
次期総選挙から山口の小選挙区は1減の3。うち1つは高村正大と林芳正で決まり。4月の補選で世襲が成功すれば岸信千世が「現職」として挑めます。
ところでこの補選は昨年死去した安倍晋三の後継も決めるのです。下関市議が公認されるも、当選したとして総選挙での公認は「高村・林・岸」で決まり。岸信千世は安倍晋三の甥だから「安倍家の血筋断絶」にはなりません。
弾き出される形になり得る安倍後継の現下関市議にもメリットが。国会議員の箔をつけて佐藤信二後に担がれた県議と同じく地方首長の目が出てくるからです。
どっこい生きている佐藤系と河村系
断絶したかにみえる田中→河村家ですが、河村健一が今後何らかの形で国政進出を果たすかもしれませんし、叔父の田中文夫は21年の萩市長選を制して現職。佐藤家も信二の娘の夫である阿達雅志が参院比例で3期目を務めています。どっこい生きているのです。
長州知らずの「江戸育ちの若様を戴く」通例
このように2世・世襲が当たり前の長州選挙。ゆえに地元と距離があるというジレンマも抱えます。父が現職で東京住まいが中心となるため跡取りも東京生まれや育ちとなりがちという点です(ここでいう「東京育ち」とは「大学進学より前から東京」の意味)。
例えば安倍晋三・岸信夫兄弟はどちらも東京生まれ・育ち。信千世も同。高村家の正彦→正大親子、田中家の龍夫、佐藤家の信二も東京育ちです。
江戸時代、「殿」(大名)の嫡男は江戸育ちでした。もちろん世襲が原則となります。幕府を倒した急先鋒であった長州の「殿」が皮肉にも徳川の世さながらの「江戸育ちの若様を戴く」通例になっているのは実に皮肉です。
465
:
OS5
:2023/03/14(火) 11:16:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/b942e51a00611d9c88614bd401cd3b7dd78991e3
自民、焦点の衆院広島4区に寺田稔氏(現5区)擁立へ 現4区の新谷正義氏は比例中国上位で処遇 5区には小島敏文氏
3/14(火) 11:08配信
中国新聞デジタル
寺田稔氏
自民党が、衆院小選挙区の定数「10増10減」を反映した改正公選法の施行に伴う次期衆院選の新たな区割りで、広島県内最大の焦点区となっていた4区に、寺田稔前総務相(現5区)を擁立することが14日、分かった。現4区現職の新谷正義氏は比例中国ブロックの上位で処遇する。複数の党関係者が明らかにした。
4区には寺田、新谷両氏が立候補の意向を示し、党本部が調整を進めていた。4区とセットで検討していた5区には小島敏文氏(比例中国)を立てる。14日午後にも、党幹部が発表する。
中国新聞社
466
:
OS5
:2023/03/14(火) 15:04:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/b458b682320b406dc1054cda8c97a38c947db4ff
10増10減でギクシャクの自公関係が「小池百合子封じ」では一致団結! 東京新28区をめぐる思惑
3/10(金) 9:06配信
14
コメント14件
日刊ゲンダイDIGITAL
国政復帰にまだまだ意欲?(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
国政復帰の噂が絶えない東京都の小池百合子知事。次期衆院選の小選挙区「10増10減」に伴う候補者調整で自民党と公明党がギクシャクする中、“女帝対策”では選挙協力がスンナリ実現しそうだという。
丸川珠代氏13年前“愚か者Tシャツ”で悪ノリの全貌…ブーメランに「党が反省」と責任転嫁
公明は9日、新たに定数が増える地域のうち、埼玉14区に石井啓一幹事長、愛知16区に伊藤渉政調会長代理を擁立することを正式に発表する。選挙区が25から30に増える東京では、すでに現職の岡本三成衆院議員を現12区から新29区に国替え擁立すると発表。これに自民側は猛反発し、東京都連の幹部や区議らが“血判状”を手に自民党本部を訪れ、抗議する事態になった。
「公明の候補が29区から出るなんて事前に聞いていない。勝手なことをされても困る。選挙区が10増えるといっても、減るのはうちの10選挙区なのだから、公明に譲れる選挙区なんてないのが実情だ。東京の選挙区で公明党が候補擁立を強行しても、応援することはできません」(自民党都連関係者)
自民側が29区に独自候補を立てる動きもあるほど東京の自公関係は険悪になっているのだが、ここへきて公明が新たに28区にも高木陽介政調会長を擁立するという情報が流れ始めた。すると、自民からは一転、こちらは容認する声が上がっているという。なぜなのか。
東京28区を公明に渡して国政復帰を阻止する作戦
自公ギクシャクもこの件に関しては…(岸田首相と公明党の山口那津男代表=左)/(C)JMPA
「小池知事の国政復帰を阻むことができるからですよ。最近、小池知事から旧知の自民党議員によく電話がかかってくる。特に選挙の話をするわけではないが、岸田政権の不人気を横目で見ながら、国政復帰のチャンスをうかがっているのではないかと党内で警戒感が広がっています。都知事に飽きた彼女が次期衆院選に出馬するとしたら、新28区が有力なのです」(自民党閣僚経験者)
衆院議員時代の小池知事の地盤は練馬区や豊島区を含む旧東京10区。新しい区割りで練馬区は9区と28区に分かれるが、小池知事の自宅がある練馬区桜台は新28区に統合される。
相手が自民候補なら勝負を挑む可能性があるが、公明が28区に候補者を立てれば、さすがの小池知事も出馬を諦めざるを得ないだろう。公明とは関係良好で、都知事選でも協力を得てきた。敵に回して勝てる見込みは小さい。これ以上の“小池封じ”はないというわけだ。
「小池知事が今さら国政に復帰したところで、総理を目指せるわけではない。昨年の参院選で小池側近が落選するなど、神通力にも陰りが見えます。国政より都知事の方が目立てて、彼女にはいいんじゃないですか」(ジャーナリスト・横田一氏)
小池知事のおかげで、公明は東京の選挙区を新たに手にすることができるか。
467
:
OS5
:2023/03/14(火) 21:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/022dd08eb034085a959f137c333fe12b0e122af2
新福島3区候補者は菅家一郎議員 上杉謙太郎議員は比例候補へ…自民党が衆院選の対応決定
3/14(火) 19:13配信
福島テレビ
福島テレビ
自民党は、衆議院小選挙区の新しい福島3区について、次の候補者を現職の菅家一郎議員とし、同じく現職の上杉謙太郎議員は比例の候補とすることを決めた。
次の衆院選で県内の選挙区は現在の5つから4つに変更されることに伴う対応で、これまで調整を進めてきた。
468
:
OS5
:2023/03/14(火) 22:14:26
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20230301-OYTNT50131/
次期衆院選 自民2区公認どうなる 保岡氏VS三反園氏 動き活発化
2023/03/02 05:00
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次期衆院選の鹿児島2区を巡り、自民党の公認獲得に向けた動きが活発化してきた。同党は2区支部長に党衆院議員(比例九州)の保岡宏武氏(49)を選出。一方、無所属で入党をうかがう2区選出の三反園訓氏(65)は、自民の衆院会派入りが認められた。両氏への評価は同党県議の間でも分かれており、4月の県議選の結果が、今後の行方に影響を及ぼす可能性もある。
支部長と公認は別
(左)支部長選任後に記者会見する保岡氏(右)交差点で手を振る三反園氏
「支部長と公認候補は手続きが別。支部長が公認候補になれるかは定かでない」
党県連で2月5日に開かれた執行部役員・選挙対策常任委員会。保岡氏を支部長に選んだ後の記者会見で、森山裕県連会長はこう述べた。支部長は、次の衆院選で公認候補となるのが通例だが、森山氏はあえて手続きの違いに触れた。県議の一部からは三反園氏を評価する声もあったという。
1区の地盤を父親から引き継いだ直後に落選し、さらに公認争いに敗れた保岡氏にとって、小選挙区からの当選は悲願だ。
父親で元法相の興治氏(2019年死去)は中選挙区時代の衆院奄美群島区で、徳田虎雄氏と「保徳戦争」と呼ばれた激戦を繰り広げた。興治氏は1区に移ってから一度の落選を除いて議席を守ってきたが、2017年の衆院選直前に不出馬を表明。後を継いだ保岡氏は落選し、再起を期した。
このときの衆院選では、自民の宮路拓馬氏(43)が区割り変更に伴って比例選に回ったが、次は1区から出る意向を示していた。21年の衆院選では保岡氏と1区公認を争い、保岡氏が比例選に回った。
一方、2区では自民現職の金子万寿夫氏が前知事の三反園氏に敗れた。金子氏は政界引退を前に、保岡氏を後継者に推した。
保岡氏にとって奄美群島は、父親の旧地盤であり、自身も小学生時代を過ごした。「まだまだ知名度が足りない」と認めつつも、「支部長というのは公認候補予定者という位置づけだと思う」と意欲を見せる。
昨年11月に鹿児島市小松原に事務所を設け、浸透を図る。森山氏は「確実に『保岡候補が強い、当選できる』という評価を得られることが必要だ」とはっぱをかける。
自民入り狙う三反園氏
鹿児島市の谷山地区で2月18日午前、道沿いに立った三反園氏は、行き交う車や人に手を振り続けた。地元に帰るたびに日課とする辻立ち。「政治活動の原点」と話す。
指宿市出身の三反園氏はテレビ朝日の記者を経て16年の知事選に出馬。自民党県議団などが推薦した当時の現職を破った。在任中は、知事選で掲げた「脱原発」色を弱め、自民と融和的な姿勢に転じた。
20年の知事選で自民の推薦を得たが落選。翌年の衆院選で当選した。無所属ながら自民党二階派の特別会員に。今年2月13日には衆院会派「自民党・無所属の会」に入り、予算委員会で質問にも立った。政権与党である自民党の会派に入ったことで、「活動の幅も広がる」と手応えを語る。
「国民の期待、思いに応えるべく、一生懸命やるだけ」。入党の見通しについては言葉を選ぶが、徐々に地歩を固めている。
分かれる評価
保岡氏を支持する県議は、三反園氏が16年の知事選で原発政策を巡り、共産党系候補と政策合意を交わした経緯などを問題視する。「三反園県政はキャリアとして疑問に思っている。保岡氏には国とのパイプ役をしっかり務めてもらいたい」と期待を込める。
一方、三反園氏を支持する県議は「川内原発の運転容認など、自民の政策に沿った判断をした知事時代を評価している」とした上で、「できれば2区公認、難しければ比例九州の候補になってもらいたい」と話す。
党本部の選挙対策委員長も務める森山氏は公認決定について、「衆院の解散後、県連の意向を聞いて(党本部が)決めるというのがルール」と強調する。
両者を支持する県議の選挙結果次第では、県連の力関係に変化が生じる可能性もある。解散時期も絡みながら、公認を巡る動きはさらに熱を帯びそうだ。
469
:
OS5
:2023/03/14(火) 22:25:03
https://www.fnn.jp/articles/-/499738
自民党が新たな区割りで長崎県内の支部長を発表
テレビ長崎
2023年3月14日 火曜 午後10:05
小選挙区の区割り改定を受けて、自民党は長崎を含む対象になっている県の支部長を発表しました。
自民党が発表したのは「10増10減」対象県の支部長です。
発表によりますと、新長崎2区の支部長は旧長崎2区選出の加藤竜祥 衆議院議員です。
旧長崎3区選出の谷川弥一 衆議院議員は、長崎県の比例区第一支部長となります。
県内の小選挙区はいわゆる「1票の格差」是正に向けた2022年12月の区割り改定で「4」から「3」に減りました。
立憲民主党は、新長崎2区の総支部長を山田勝彦 衆議院議員、新長崎3区の総支部長を末次精一 衆議院議員としています。
470
:
OS5
:2023/03/14(火) 22:27:59
高橋恭介 21年衆院選比例下位出馬落選
https://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2023/syu/chibak/1037961
【速報】新設の衆院千葉14区 自民、支部長に新人・高橋恭介氏 4区は元職木村哲也氏
2023年3月14日 18:57 | 有料記事
自民党は14日、次期衆院選の予定候補となる支部長の選任会議を党本部で開き「10増10減」に伴って県内で新設された千葉 ・・・
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OS5
:2023/03/14(火) 22:59:08
https://www.asahi.com/articles/ASR3561WDR34TZNB006.html?iref=pc_rensai_long_726_article
ピリつく山口へ飛び込んだ岸田首相 安倍氏・林氏両派が抱いた戸惑い
有料記事岸田政権自民
山崎毅朗 前田健汰 水田道雄2023年3月5日 20時00分
安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補選をめぐり、岸田文雄首相が5日、山口県下関市を訪れ、安倍氏後援会が推す前下関市議、吉田真次氏(38)を激励した。選挙区の区割り見直しをにらみ、安倍氏系と林芳正外相系が牽制(けんせい)し合うなか、首相の下関入りに地元関係者は神経をとがらせた。当初計画された首相の安倍家墓参りも物議を醸し、実現しなかった。
「よくこんなデリケートな場所に飛び込んで来るものだ。首相がわざわざ来る意図が分からない」。安倍氏に近い下関市議の一人は2月下旬、首相の地元入りを聞いて驚いた。
安倍氏系が警戒心を抱く背景には、選挙区の「10増10減」に伴う区割り見直しがある。山口は選挙区が4から3に減る。下関出身で3区選出の林外相が、4区を含む新3区から立候補するとの見方がある。吉田氏が補選で勝っても、新3区の候補者調整では林氏との争いになる可能性が高い。
林氏は、首相が領袖(りょうしゅう)の派閥「宏池会」に属している。このため、首相の下関入りについて、安倍氏の後援会関係者や安倍氏系の地元議員らは疑心暗鬼を募らせた。一部から「新3区は林氏だ、と引導を渡しに来るのでは」という観測まで出るほどだった。
一方、林氏系の関係者も心中穏やかでない。首相が吉田氏を安倍氏の後継候補として持ち上げ過ぎると、新3区で吉田氏にお墨付きを与えることになるからだ。林氏系のある地元議員は「波風を立てるタイミングではないのになぜ来たのか」と語った。
「結局何をしに来たんだろう?」 落胆した関係者
地元に困惑が広がる中で迎えた5日、岸田首相はまず、安倍氏から吉田氏が受け継いだ下関市内の選挙事務所を訪れ、安倍氏の写真に黙禱(もくとう)した。
その後の吉田氏への応援演説…
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OS5
:2023/03/15(水) 10:59:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3591fb4d60cd7a7e1756c8965d2a761852167a4
自民、新3区に菅家氏 次期衆院選・福島で現職競合、上杉氏は比例へ
3/15(水) 10:56配信
福島民友新聞
衆院小選挙区「10増10減」に伴い県内選挙区の定数が5から4に「1減」となる次期衆院選を巡り、自民党は14日、会津と県南で構成する新3区の支部長に、会津を拠点とする菅家一郎氏(67)=4期、比例東北=を選任した。県南で活動する上杉謙太郎氏(47)=2期、同=は比例東北ブロックの上位で優遇する方針。現職2人が競合し、選考が難航していた新3区の支部長が決定したことで、現職5人を抱える自民党県連の候補者調整はほぼ終了、年内との見方が広がる次の解散・総選挙を見据えて挙党態勢の構築を本格化させる。
自民党の茂木敏充幹事長と森山裕選対委員長が14日、県連の根本匠会長と西山尚利幹事長、菅家氏、上杉氏と面会し、新3区の候補者について党の決定を伝えた。
西山幹事長によると、党本部は新3区の支部長選考に際し、国会議員としての経験や当選回数を重視。会津の有権者数が県南の約2倍であることや会津の伝統的な風土なども考慮し、菅家氏を支部長に選任した。
菅家氏と上杉氏はともに党本部の決定を了承した。選挙ごとに小選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を導入するかどうかについて具体的な言及はなかったという。
新3区支部長の選任を受け、菅家氏は「重く受け止める。会津と県南の振興や福島県の復興の加速化に全力で取り組む」と決意を示した。上杉氏は「菅家議員が当選できるよう県南の支援者の理解をいただきながら活動していく」と述べた。
次期衆院選に向け、根本会長は「菅家氏と上杉氏の両方が当選できるよう挙党一致で臨む」と語った。
このほか県内の支部長について、新1区は亀岡偉民氏(67)=5期、比例東北、新2区は根本匠氏(72)=9期、旧2区、新4区は吉野正芳氏(74)=8期、旧5区=が就く予定。
新1区に金子氏、新3区は小熊氏 立民決定
立憲民主党は14日、次期衆院選の県内選挙区の公認候補予定者について、県北の新1区が金子恵美氏(57)=旧1区、3期、会津と県南で構成する新3区が小熊慎司氏(54)=旧4区、4期=にすると正式に決めた。県中の新2区の候補者決定は結論を持ち越した。
14日の常任幹事会で了承した。新2区の候補者について、県連は旧3区選出の玄葉光一郎氏(58)=10期=と旧2区で活動する馬場雄基氏(30)=1期、比例東北=の2人を候補者に選任。「コスタリカ方式」を採用するよう党本部に上申している。
新1区と新3区の候補者決定を受け、県連の高橋秀樹幹事長は「(次期衆院選に向けて)今後の道筋が付いた」と評価した。一方、新2区の候補者については「コスタリカ方式の性質上、党本部が判断に時間をかけざるを得ないと認識している。今後も協議を重ね、コスタリカ方式の実現に努めたい」と述べた。
福島民友新聞
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OS5
:2023/03/15(水) 11:34:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cac328eb428e82c87a0d9016087a402d406e4d28
広島新4区は岸田首相と茂木幹事長の「代理戦争」 最後は首相自ら「寺田氏」
3/15(水) 6:00配信
中国新聞デジタル
寺田稔氏
次の衆院選から導入される小選挙区の新たな区割りを巡る自民党の候補者調整は難航を極めた。広島県内最注目の4区に決まった寺田稔前総務相は、党総裁でもある岸田文雄首相率いる派閥宏池会に属する。候補者の座を争った新谷正義氏は茂木敏充幹事長がトップの派閥平成研究会メンバー。選考は総裁と幹事長による「代理戦争」の様相を呈し、最終的には地元県連の要請通りに落ち着いた。
【写真】寺田氏、新谷氏、小島氏
当初から優勢だったのは政治キャリア豊富な寺田氏だった。だが昨秋、政治資金規正法などの疑いで東京地検に告発され、総務相を更迭されてから事態が複雑に。新谷氏の要請を受けた茂木氏は水面下で「4区新谷氏」実現に向けた攻勢を強めた。
党選対の軸はあくまで「4区寺田氏」だった。さらに寺田氏の立件リスクを見極め、電話による情勢調査もした。寺田氏優勢の結果も受け、最終的には首相自ら茂木氏に「4区寺田氏」の意向を伝えたという。決着には、寺田氏を推した地元県連の要請から1カ月余りを要した。
ただ、次々回の選挙対応は未定とした寺田氏に対し、新谷氏側は選挙ごとに選挙区と比例を交代するコスタリカ方式を告げられたと主張した。両者の関係は「ノーサイド」にはほど遠く、県連内には当面、しこりが残ることになる。
一方の5区。県連から対応を一任された党本部は2009年以降、5度の衆院選で現6区に立ち続ける小島敏文氏を選んだ。党幹部によると、小選挙区で負けているとはいえ得票率が伸びていることに加え、ほかに5区の立候補希望がないことが決め手となった。
次の衆院選は小選挙区の減少で、比例中国ブロックの座を巡る争いは激しくなる。小島氏にとっては最近4回と同じ比例復活の道は険しい。小選挙区での勝利が求められる「背水の陣」となる可能性が高い。
中国新聞
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OS5
:2023/03/15(水) 19:52:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/617174b003be630adea9e259fcfae86df0af24b6
衆参5補選もたつく立民 擁立決定は2選挙区のみ
3/15(水) 19:22配信
産経新聞
衆院山口4区補選に立憲民主党から立候補する有田芳生元参院議員(左から2人目)=15日午後、山口県下関市
立憲民主党が、4月に迫る衆参計5つの補欠選挙に苦慮している。擁立が決まったのは衆院千葉5区と同山口4区の2選挙区にとどまる。5補選は岸田文雄政権の中間評価とも位置付けられるが、立民は準備が遅れている印象が否めず、仮に全敗となれば執行部の責任論が噴出しかねない。
「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による政治への汚染を徹底してなくしていく」
安倍晋三元首相の死去に伴う山口4区補選で、立民から出馬する元参院議員、有田芳生氏は15日、同県下関市で記者会見し、こう意気込みを語った。
有田氏は旧統一教会に詳しく、立民としては自民と教団の関係を補選や統一選全体の争点に位置付ける狙いもある。岡田克也幹事長は「安倍政治の検証や総括に最もふさわしい人だ」と期待を寄せる。自民関係者は「いやらしい。問題を蒸し返してくるにちがいない」と警戒した。
もっとも、5補選で他に立民の候補者が決まっているのは衆院千葉5区だけ。保守地盤の強い山口2区や和歌山1区、参院大分選挙区での擁立作業は難航しており、有権者に選択肢を示すことができずにいる。
1月に候補者を決めた千葉5区も誤算続きだ。「政治とカネ」の問題をめぐる自民議員の辞職が発端だけに落とせない選挙区だが、昨年12月に補選が決まった直後に国民民主党が独自候補の擁立を発表。立民は候補者調整の機会を逃した。
結果的に日本維新の会、共産党も候補を立てる野党乱立となり、「自民を利するだけ」(野党関係者)との嘆息が漏れる。
参院大分選挙区も野党系議員の辞職に伴う補選だけに、「議席維持」は至上命令だ。自民は今月11日に女性候補の擁立を決めたが、立民はもたつき感が否めない。
地元出身の吉田忠智参院議員=比例代表=の名前も挙がるが、「出身母体の自治労が難色を示している」(党関係者)。岡田氏は14日の会見で、擁立を急ぐ考えを示したが、「勝てる候補ということは大前提だ」とも述べ、調整が難航している様子をうかがわせた。
補選の結果は泉健太代表らの進退にも直結するだけに、執行部は勝敗ラインには口を閉ざす。党中堅は「全敗なら、首相は解散を打ちたくなるだろう」と警戒する。(大橋拓史、千田恒弥)
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OS5
:2023/03/15(水) 20:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/704975fcce049059735bef294c3ff2f260bef3f7
「10増10減」で自民が6選挙区の公認予定者決定 次期衆院選
3/14(火) 18:51配信
毎日新聞
自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影
自民党は14日、衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う候補者調整の結果を公表した。次期衆院選の公認候補予定者となる支部長9人(小選挙区6人、比例代表3人)を決定した。
【図解でおさらい】衆院選
10増10減の対象となる小選挙区は計134選挙区。これまでに決定した100選挙区と今回決定した6選挙区を合わせると、残りは28選挙区となる。
選挙区が1減となる福島、広島、長崎各県選出の現職3人は比例代表に転出する。【東久保逸夫】
◇
自民党が14日発表した公認予定者は以下の通り。(敬称略。表記なしは現職、元は元職、新は新人)
【小選挙区】
<福島>3区 菅家一郎<千葉>4区 木村哲也(元)▽14区 高橋恭介(新)<広島>4区 寺田稔▽5区 小島敏文<長崎>2区 加藤竜祥
【比例代表】
<東北>上杉謙太郎<中国>新谷正義<九州>谷川弥一
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OS5
:2023/03/16(木) 23:16:19
https://nordot.app/1008561428436418560?c=174761113988793844
“加藤氏の地元歓迎” 自民長崎2区支部長決定 事前協議なく旧3区不満
2023/03/15
自民党は衆院新長崎2区の支部長に旧長崎2区選出の加藤竜祥氏(43)を決定し、旧長崎3区選出の谷川弥一氏(81)は比例代表に転出することになった。加藤氏の地元は歓迎する一方、旧3区からは党県連内で事前協議がなかったとして不満の声が上がった。
県内小選挙区の定数は、昨年12月の区割り改定で「4」から「3」に減少。新2区は、旧2区の島原半島など4市2町と、旧3区の大村、対馬、壱岐3市を合わせた選挙区となった。県連選対は2年前、新2区の支部長選定について「現職優先」とせず「(旧2区と旧3区の)合区時に再度話し合う」と申し合わせていた。
だが森山裕選対委員長は記者団に「党本部の(現職優先という)定めに基づいて決めた」と説明。今月3日、県連の古賀友一郎会長、徳永達也幹事長と面会した際、「2区支部長は早く決めてほしい」と求められたことを明らかにした。
加藤氏の地元、島原市のNPO法人理事長の男性は「まだ若いので当選を重ねて力をつけてほしい。みんなで盛り立てたい」と歓迎。一方、党大村支部の関係者は「県連内で事前協議がなく、だまし討ちのようだ」と批判。別の関係者も「大村支部の意見を言う機会がなかった。遺恨が残らなければいいが…」と不満そうに話す。
古賀氏は、加藤、谷川両氏と旧4区選出の北村誠吾氏(76)の現職3人の中に意向を確認できなかった議員がいたとして「県連で調整が難しい状況だった。党本部が適切に判断した」と説明。加藤氏は「旧3区の方々と対話しながら施策を進めたい」と述べた。
一方の谷川氏。旧3区の市町が新2区と新3区に振り分けられ事実上「選挙区がなくなった」(谷川氏)形となり、選択肢としては▽新1区支部長▽比例転出▽引退-のいずれかに絞られていた。国境離島新法制定など県勢浮揚に尽力してきたとの自負があり、今後も本県に貢献したいと思いながらも、高齢を理由に比例転出を望んでいた。「それが認められたことで加藤氏の支部長決定も決まった」(複数の県連関係者)との見方も。党対馬支部の関係者は「離島は新2区と新3区に分断されたが、比例代表ならば(谷川氏は)全県の離島の声を聞くことができる」と好意的に受け止めた。
新1区は国民民主党現職の西岡秀子氏(59)に対抗できる候補が見つからず、新3区の支部長も現職の北村氏を含め複数が意欲を示す。ある県連幹部は「今度は県連内で丁寧な議論が必要だ」とくぎを刺した。
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OS5
:2023/03/16(木) 23:26:26
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/273496
5選挙区で無投票か 浜田・松江は激戦見通し【迫る県議選】㊦ 島根
地域
政治・行政
島根
選挙
2023/2/22
(最終更新: 2023/2/22)
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島根県議選は益田市の定数が1減の2になり、12選挙区で36議席を争う。44人が立候補の意向を表明。過去最少だった2011年の43人に次いで少ない状況になっている。浜田市(定数3)や松江市(同11)で激戦が予想される一方、定数が2番目に多い出雲市(同9)、中山間地域、離島などの5選挙区14議席が無投票になる可能性がある。
立候補の準備を進めているのは現職29人、元職1人、新人14人。党派別では自民党24人、立憲民主党2人、公明党2人、共産党2人、国民民主党1人、無所属13人。
現議席の過半数を占める自民党は、19年の前回知事選で県選出の国会議員側と県議の多数派側に分裂した。その影響で会派も割れたままだが、今回は両会派の党公認・推薦候補が国会議員と集会を開催。同日投開票の知事選で再選を目指す現職も参加し、「共闘」の動きが広がる。
浜田市は自民党の現職1人と新人2人、無所属現職が準備する。自民党は全員当選で議席独占を目指し、あいさつ回りなどの活動を強める。5選を目指す立憲民主党県連所属の無所属現職は、連合島根から推薦を受け、浸透を急ぐ。
江津市(同1)は前回と同じ候補者同士の一騎打ちの見通し。自民党現職は地域を細かく回り、着実に支援を広げる。一方、前回選で議席を失った立憲民主党元職は後継を探していたが断念。2月に立候補を表明して後れを取るが、この4年間で衆院選島根2区や江津市長選を戦った蓄積を生かし、巻き返しを図る。
松江市は自民党7人、公明党、立憲民主党、国民民主党、共産党各1人の現新候補が乱立模様だ。うち自民党は20代1人と40代2人の「若手」が相次いで立候補を表明。各候補が朝の街頭立ちを進めるなど前哨戦が本格化している。ベテランも「党派を超えて個人の評価が問われる選挙」と危機感を強め、無党派層への浸透を図る。
定数が減る益田市(同2)は現職2人が引退し、自民党現職1人と無所属新人2人が立候補を予定する。鹿足郡(同1)は、7選を目指す自民、公明党推薦の無所属現職に対し、無所属新人が挑み、8年ぶりの選挙戦になる見通しだ。
雲南市・飯石郡(同2)は立憲民主党から推薦を得た無所属新人が、自民党現職と同党推薦の無所属現職2人に挑む。大田市(同2)は3人が準備する。
現職6人と新人3人が立つ出雲市は11年以来の無投票の可能性がある。自民党が前回議席を独占した安来市(同2)は、候補を出してきた旧日立金属安来工場の労働組合などでつくる協議会で人選が難航。07年以来の無投票の見通しだ。
仁多郡(同1)は自民党現職が7選を目指し立つが、10回連続の無投票になる模様だ。自民党現職が再選を目指し準備する邑智郡(同1)も9回連続無投票の可能性が高まる。隠岐郡(同1)は無所属現職のほかに動きはない。(高橋良輔)
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OS5
:2023/03/16(木) 23:35:04
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230315105547
自民 衆院福島県選挙区支部長 新3区菅家氏に決定 上杉氏は比例東北で優遇 有権者数判断基準に
2023/03/15 09:10
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改正公選法の施行による区割り改定に伴う衆院福島県選挙区の候補者調整を巡り、自民党は14日、新3区の支部長に現職菅家一郎氏(67)=当選4回、比例東北=を選んだ。地盤とする会津地方での支持者の多さなどを踏まえ、決定した。一方、県南地方が地盤の現職上杉謙太郎氏(47)=当選2回、比例東北=は県衆院比例区支部長とし、次期衆院選の比例東北で優遇措置を取る。党県連は県内全ての小選挙区で支部長が決まったのを踏まえ、体制づくりを加速させる。
茂木敏充幹事長と森山裕選対委員長が同日、党本部で菅家、上杉の両氏、党県連の根本匠会長と西山尚利幹事長に次期衆院選の公認候補予定者となる新3区支部長の決定を伝えた。
菅家氏が選ばれた理由について、森山氏は「主な地盤が会津であったことが大きい」とし、県南と比べて会津の有権者数が多いことなどが判断基準になったと説明した。菅家氏は記者団の取材に、「福島の復興の加速、会津の課題の解決だけでなく、県南の要望の実現に向けて上杉氏と連携して取り組んでいく」と語った。
党県連は選挙区支部長から外れた議員も比例で優遇するよう求めていた。県衆院比例区支部長となった上杉氏は次期衆院選で比例東北の名簿順位で上位になる見通しだ。一方、茂木氏らから次々回以降の支部長の方針について言及はなく、次期衆院選後に再調整されるもようだ。上杉氏は記者団の取材に、「菅家氏が当選できるよう県南の皆さんの理解を得ながら活動していく。県内の党選出議員全員の当選を目指し、力を発揮したい」と話した。
自民党の新3区の候補者調整を巡っては、県内の意向調査で菅家、上杉の両氏をそれぞれ推す声があり、県連が党本部に決定を一任していた。
党本部は既に新支部長として新1区に現職亀岡偉民氏(67)=当選5回、比例東北=、新2区に現職根本匠氏(72)=当選9回、旧2区=、新4区に現職吉野正芳氏(74)=当選8回、旧5区=をそれぞれ選んでおり、候補者調整は県内全選挙区で完了した。根本党県連会長は「県連の意向を考慮した決定と理解している。常在戦場の心構えで体制を固め、選挙に臨みたい」と述べた。
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OS5
:2023/03/18(土) 08:25:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6de5309eb2f3f39e858a5bfef9fb3e786874373
注目の「和歌山1区補選」で自民候補にまさかの黄信号 “沈黙の二階元幹事長”と“青ざめる世耕弘成氏”
3/18(土) 6:01配信
デイリー新潮
二階元幹事長
いよいよ4月に迫った衆院補欠選挙。昨年7月、銃撃に倒れた安倍晋三元総理の弔い合戦となる山口4区を含む、全国計4区で行われる予定だ。まだ告示前とはいえ、各選挙区ではすでに鍔迫り合いが始まっているが、そんな中、早くも自民党候補に黄信号が点っている選挙区がある。そう、和歌山1区だ。
またとないチャンス
政治部デスクが言う。
「和歌山1区はもともと、国民民主党の岸本周平氏が5回連続当選を果たしていた選挙区だったのですが、その岸本氏が、昨年5月、和歌山県知事選に出馬することを表明。自民党からも推薦を受け、さらに自民党入りまでしたのです。その結果、見事当選し、空いた議席を巡って補選が行われることになった」
この事態に色めきたったのが、この選挙区の自民党候補として岸本氏と戦ってきた、門博文氏だった。
「門氏は、2012年の衆院解散総選挙からこの選挙区の候補となりました。しかし、この時は、故・安倍晋三氏が党総裁に返り咲いてアベノミクス旋風を巻き起こし、自民党が大勝したにもかかわらず、岸本氏に敗れたのです。何とか比例復活しましたが」
以来門氏は、4回に亘る選挙で岸本氏に挑み続けるも、連戦連敗。2021年の衆院選では、ついに比例復活も叶わず、バッジを失うことになった。
「現在、“ただの人”となっている門氏としては、長年のライバルである岸本氏の知事への“転職”は、またとない議員復活のチャンス。そこで、自民党和歌山県連の会長であり、自身が所属する派閥・二階派の会長である二階俊博元幹事長に、“自分に出させてください”と再三にわたって猛アピールを繰り広げました。無論、ずっと和歌山1区で戦ってきたので、理屈でいえば門氏になるのですが……」
いずれは総理に
ところが、すんなりとはいかなかった。
「岸本氏の知事選出馬表明以降、誰を和歌山1区の候補者とするかは、ずっと保留になったままだったのです。というのも、門氏は、妻子ある身でありながら、2015年、週刊新潮に、自民党衆院議員・中川郁子氏との“路チュー”を写真付きで報じられた。以来、支持者は減り、党が独自に行った調査でも、門氏の人気がないことが明らかに。“門では勝てないのでは”と、公認を出すのを渋ったのです。そして、別の候補として名前が上がったのが、和歌山県選出の現職参院議員・鶴保庸介氏だった」
自民党の調査でも、門氏よりは、鶴保氏の方が良かったことから、候補の座は鶴保氏に傾きつつあった。
「が、これに難色を示したのが、同じく和歌山県選出の参院議員で、経産大臣などを歴任し、現在は自民党参議院幹事長を務める、世耕弘成氏でした。というのも、世耕氏は野心家で、“いずれは総理に”と考えており、その前段階として、近い将来衆院への鞍替えを狙っている。そんな中、鶴保氏がこのタイミングで鞍替えをしてしまうと、“同じ和歌山で続け様に2人も参院から鞍替えとは何事か”と批判を受けかねない。ということで、“この二択なら、できれば門氏を”と暗に匂わせたのです。もっとも、県連会長である二階元幹事長からすると、門氏も鶴保氏も二階派であるため、どちらが候補者になろうと問題はない。候補者を決定する会議でも、沈黙を貫き通していました」
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OS5
:2023/03/18(土) 08:25:52
ウルトラC
なかなか結論が出ない中、決め手となったのは、事態の端緒を作った、他ならぬ岸本氏だった。
「岸本氏が、長年の敵であった門氏を応援すると約束したのです。門氏の持つ票に、岸本氏の票が加われば、流石に不人気の門氏でも、当選するのではないか、となった。こうして、2月の半ばに、和歌山1区の候補者が、門氏に決まったというわけです」
門氏は紆余曲折を経て、かつてのライバル・岸本氏を味方にするというウルトラCで、再びリングに立つことが許されたという次第。選挙区内には、世耕氏との2連ポスターが貼られ、あとは告示日を待つばかりとなった ――。が、事はそう簡単には運ばないのが選挙の常。早くも門氏の当選に、黄信号が灯っているのだという。
自民党関係者が嘆く。
「我々が恐れていた最悪の事態が起きました。関西で抜群の強さを誇る日本維新の会が、候補者を出すと表明したのです。しかも、女性の現職和歌山市議会議員で、女性スキャンダルという“前科”を抱える門氏からすれば、一番戦い難い相手。つまり維新はこの補選を、勝ちに来ていると言うことが、はっきりとわかったのです」
心情的に簡単ではない
さらには、
「応援をすると約束していた岸本氏の後援会幹部が、門氏への応援を“長年、倒すべき敵と見なしてきた門氏を、急に応援しろと言われてもできない”と、渋っているというのです。確かに、これまで岸本氏の後援会がは、門氏を負かすために動いてきた。それをいきなり180度変え、“門氏を応援し、門氏のために汗を流す”、というのは、心情的にもそう簡単ではないのかもしれません。入党した岸本氏はともかく、後援会まで自民党に染まっているわけではないですし」
最新の自民党の調査によると、門氏は、維新の候補予定者にすでに2ポイント差まで迫られているという。この事態に頭を抱えているのが“後見人”的立場である、世耕氏だ。
「世耕氏としては、きちんと1区で門氏を勝たせ、地元での自らの地位も盤石にした上で、衆院への鞍替えを考えていたので、かなり焦っていますよ」
とは、自民党幹部。
「もっとも現状、世耕氏が狙っているのは、1区ではなく、二階元幹事長の牙城であり、世耕氏の祖父の故郷、和歌山県新宮市も含まれる、和歌山3区です(※次の総選挙からは、和歌山2区)。二階氏が現役を退き、その息子に地盤を譲るとなったタイミングで打って出ようと考えているようですが、世耕氏の腹を知った二階氏は、命が続く限り現役を、と決め込んでいる。身動きが取れない状態の中で世耕氏にできることはといえば、二階氏までとは言わずとも、和歌山県での自らの威光を強めることしかありません。そんな中、大切な和歌山1区を維新に取られているようでは、彼の壮大なプランそのものが、脆くも崩れ去りかねないのです」
デイリー新潮編集部
新潮社
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:
OS5
:2023/03/18(土) 11:18:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc3d4b6118c294cd16f63e9a363eacd04113cfd
「コスタリカ方式」広島4区で採用?不採用? 割れる見解 森山・寺田氏は否定、新谷氏「口頭で確認」主張
3/18(土) 7:00配信
中国新聞デジタル
コスタリカ方式
自民党による次期衆院選広島4区の公認候補者の決定を巡り、「コスタリカ方式」が採用されるかどうかで関係者の意見が割れている。選挙ごとに選挙区と比例ブロックの候補者を入れ替える仕組みで、選考を担った森山裕選対委員長と4区候補となった寺田稔前総務相(現5区)は否定。比例中国ブロックに回る新谷正義氏(現4区)は、茂木敏充幹事長から口頭で確認を得たと主張している。
「所謂(いわゆる)コスタリカ方式が採用される」。ある新谷氏の後援会関係者は今回の党本部の選考についてこう記された文書を16日、郵送で受け取った。18日に新谷氏自ら東広島市の事務所で説明する場を設けるとの案内だった。
新谷氏の主張はこうだ。党幹事長室で14日午後、寺田氏と一緒に茂木、森山両氏から「4区寺田氏」の決定を聞いた。さらに「次々回の衆院選で相互に協力して当選を目指す」趣旨の覚書に4人で署名。新谷氏が「次々回は私が選挙区で出るコスタリカで良いか」と発言すると、茂木氏が「交代で立候補するということだ」と応じたという。
しかし直後、コスタリカ方式の採用を報道陣に問われた森山氏は「われわれに与えられているのは次の支部長(の選定)。次の次は権限外だ」と否定した。森山氏は4者面談の場でも同様の姿勢を示したという。寺田氏も報道陣にコスタリカ方式の話は「なかった」と語った。
新谷氏もコスタリカ方式を明記した文書は「ない」と言う。ある党県連幹部は「コスタリカとなれば支援者に与える影響は大きい。県連抜きで、それも書面なしに決めることはあり得ない案件だ」と話す。
広島県内ではかつて、現3区で河井克行元法相(実刑確定)と増原義剛氏がコスタリカ方式で共存した。2003年以降3度の衆院選で適用され、民主党政権が誕生した09年に増原氏が落選してなくなった。
中国新聞社
482
:
名無しさん
:2023/03/18(土) 19:09:15
衆議院山口2区補選 平岡秀夫元法相が立候補へ
2023/03/18KRY山口放送
https://gunosy.com/articles/ahm97
4月に実施される衆議院山口2区補欠選挙に、元法相の平岡秀夫氏(69)が立候補する意向を固めたことが18日、関係者への取材でわかった。
近く、岩国市内で記者会見を開く。
平岡氏は岩国市出身。
これまでに衆議院山口2区、比例中国ブロックで計5回当選。
野田内閣では法務大臣を務めた。
岸信夫前防衛相の議員辞職に伴う衆議院山口2区補欠選挙は4月11日告示、23日投開票。
岸氏の長男・信千世氏(31)が自民党からの出馬を発表している他、共産党も党中央委員会組織局員の石村智子氏(47)を擁立する方針。
483
:
名無しさん
:2023/03/18(土) 19:19:39
平岡 生きとったんかワレ(漫画太郎風に)
484
:
とはずがたり
:2023/03/18(土) 21:15:26
広島新4区は岸田首相と茂木幹事長の「代理戦争」 最後は首相自ら「寺田氏」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cac328eb428e82c87a0d9016087a402d406e4d28
3/15(水) 6:00配信
中国新聞デジタル
次の衆院選から導入される小選挙区の新たな区割りを巡る自民党の候補者調整は難航を極めた。広島県内最注目の4区に決まった寺田稔前総務相は、党総裁でもある岸田文雄首相率いる派閥宏池会に属する。候補者の座を争った新谷正義氏は茂木敏充幹事長がトップの派閥平成研究会メンバー。選考は総裁と幹事長による「代理戦争」の様相を呈し、最終的には地元県連の要請通りに落ち着いた。
当初から優勢だったのは政治キャリア豊富な寺田氏だった。だが昨秋、政治資金規正法などの疑いで東京地検に告発され、総務相を更迭されてから事態が複雑に。新谷氏の要請を受けた茂木氏は水面下で「4区新谷氏」実現に向けた攻勢を強めた。
党選対の軸はあくまで「4区寺田氏」だった。さらに寺田氏の立件リスクを見極め、電話による情勢調査もした。寺田氏優勢の結果も受け、最終的には首相自ら茂木氏に「4区寺田氏」の意向を伝えたという。決着には、寺田氏を推した地元県連の要請から1カ月余りを要した。
ただ、次々回の選挙対応は未定とした寺田氏に対し、新谷氏側は選挙ごとに選挙区と比例を交代するコスタリカ方式を告げられたと主張した。両者の関係は「ノーサイド」にはほど遠く、県連内には当面、しこりが残ることになる。
一方の5区。県連から対応を一任された党本部は2009年以降、5度の衆院選で現6区に立ち続ける小島敏文氏を選んだ。党幹部によると、小選挙区で負けているとはいえ得票率が伸びていることに加え、ほかに5区の立候補希望がないことが決め手となった。
次の衆院選は小選挙区の減少で、比例中国ブロックの座を巡る争いは激しくなる。小島氏にとっては最近4回と同じ比例復活の道は険しい。小選挙区での勝利が求められる「背水の陣」となる可能性が高い。
「コスタリカ方式」広島4区で採用?不採用? 割れる見解 森山・寺田氏は否定、新谷氏「口頭で確認」主張
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc3d4b6118c294cd16f63e9a363eacd04113cfd
3/18(土) 7:00配信
中国新聞デジタル
自民党による次期衆院選広島4区の公認候補者の決定を巡り、「コスタリカ方式」が採用されるかどうかで関係者の意見が割れている。選挙ごとに選挙区と比例ブロックの候補者を入れ替える仕組みで、選考を担った森山裕選対委員長と4区候補となった寺田稔前総務相(現5区)は否定。比例中国ブロックに回る新谷正義氏(現4区)は、茂木敏充幹事長から口頭で確認を得たと主張している。
「所謂(いわゆる)コスタリカ方式が採用される」。ある新谷氏の後援会関係者は今回の党本部の選考についてこう記された文書を16日、郵送で受け取った。18日に新谷氏自ら東広島市の事務所で説明する場を設けるとの案内だった。
新谷氏の主張はこうだ。党幹事長室で14日午後、寺田氏と一緒に茂木、森山両氏から「4区寺田氏」の決定を聞いた。さらに「次々回の衆院選で相互に協力して当選を目指す」趣旨の覚書に4人で署名。新谷氏が「次々回は私が選挙区で出るコスタリカで良いか」と発言すると、茂木氏が「交代で立候補するということだ」と応じたという。
しかし直後、コスタリカ方式の採用を報道陣に問われた森山氏は「われわれに与えられているのは次の支部長(の選定)。次の次は権限外だ」と否定した。森山氏は4者面談の場でも同様の姿勢を示したという。寺田氏も報道陣にコスタリカ方式の話は「なかった」と語った。
新谷氏もコスタリカ方式を明記した文書は「ない」と言う。ある党県連幹部は「コスタリカとなれば支援者に与える影響は大きい。県連抜きで、それも書面なしに決めることはあり得ない案件だ」と話す。
広島県内ではかつて、現3区で河井克行元法相(実刑確定)と増原義剛氏がコスタリカ方式で共存した。2003年以降3度の衆院選で適用され、民主党政権が誕生した09年に増原氏が落選してなくなった。
485
:
とはずがたり
:2023/03/18(土) 21:15:46
>>482-483
うおっ!
486
:
OS5
:2023/03/18(土) 22:56:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/76a0fe95605b0474eaba7fd36b807cef29393229
連立組む公明党が擁立を既に発表…衆議院小選挙区・新設の愛知16区 自民党県連が党本部に候補者擁立を要請
3/17(金) 22:11配信
5
コメント5件
東海テレビ
取材に応じる自民党愛知県連の丹羽秀樹会長
衆議院小選挙区の区割り変更で新設された愛知16区について、自民党愛知県連は17日、党本部に候補者の擁立を要請しました。
犬山市や江南市、小牧市などからなる愛知16区は、衆議院小選挙区の「10増10減」の区割り変更に伴い、新たに設けられた選挙区です。
自民党愛知県連の丹羽秀樹会長らは17日午後、党本部を訪れ、茂木幹事長に愛知16区での公認候補擁立を要請しました。
愛知16区を巡っては、連立を組む公明党が比例東海ブロック選出の伊藤渉衆議院議員(53)の擁立を3月9日に発表していて、自民党愛知県連からは与党内での候補者調整を求める声が上がっていました。
自民党愛知県連の丹羽秀樹会長:
「地元の市会議員、町会議員、県会議員と一緒に活動できる人物を選んでいただきたい。自民党からそういった人物を公認候補として出していただきたいと幹事長にお願いしました」
愛知16区には、これまでに立憲民主党が元衆議院議員の松田功さん(55)を、国民民主党が医師の福田徹さん(40)の擁立を発表しています。
487
:
OS5
:2023/03/20(月) 08:33:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/6758d66f8d6c6dd5a41d4e3068f385c540585d56
衆院宮城2区支部長に秋葉氏の就任了承 自民県連 臨時総会では一部異論
3/20(月) 7:00配信
河北新報
次期衆院選宮城2区の自民党の候補者選定を巡り、党宮城県連は19日、仙台市内で総務会を開き、公認予定者となる党県第2選挙区支部長に秋葉賢也衆院議員(60)=比例東北=の就任を了承し、党本部への上申を決めた。上申は週明けにも行う見通し。
■「決定は時期尚早」の声も
非公開の総務会では、2区支部が19日午前に決定した秋葉氏の支部長就任を求める上申を審議。出席者によると異論は出なかった。
終了後、西村明宏県連会長は「2区支部として正式に上申が決まり、緊急だったが会議に諮った。(党本部への上申に向けて)速やかに手続きを進めたい」と話した。
総務会に先立ち、仙台市内であった2区支部の臨時総会では、出席者約30人が発言。出席者によると秋葉氏に対する厳しい意見が相次ぎ、一部には「支部長決定は時期尚早」との声が上がったという。決定に抗議する途中退席者もいた。
臨時総会後、秋葉氏は「一人一人の意見を謙虚に受け止めながら、政治活動に生かしていきたい」と述べた。
2区支部長を巡っては、政治資金問題などで復興相を事実上更迭された秋葉氏就任への慎重論が浮上したため、県連は昨年12月末、支部長決定を先送りした。
2区支部を構成する3支部が年明け以降、総会を開き、今月18日までに方針を取りまとめた。宮城野区支部が了承、泉区支部も条件付きで了承。若林区支部が結論を出せず、事実上反対した。
2区の現職は立憲民主党の鎌田さゆり氏(58)。
河北新報
488
:
OS5
:2023/03/20(月) 08:34:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/c401e5027f17d415bcc8b1bc1bdc352b5bb1cccb
二階元幹事長と世耕参院幹事長の“主導権争い” 老獪な二階氏の策略とは?
3/20(月) 5:56配信
国会答弁はヨレヨレでも、「低位安定」の気配が出てきた岸田文雄総理。政権の行方を占う衆参両院の5補選(4月23日投開票)では自民の全勝説が出ていたものの、最近は雲行きが怪しくなりつつあるという。
「それを象徴するのが、二階俊博元幹事長と世耕弘成参院幹事長による、衆院和歌山1区の候補者を巡る主導権争いです」
とは政治部デスク。
「自民党は2月25日に門博文元衆院議員の公認を決めました。ところが門は“勝てる候補”とはいえず……」
これまで門氏は野党系の岸本周平氏(現・和歌山県知事)に4連敗。一昨年の衆院選では比例代表での復活もかなわぬ惨敗を喫した。
「門の資質と実力不足は明らかですが、昨年11月にライバルの岸本が知事に転身。自民党本部は世耕か、同じ参院議員の鶴保庸介元沖縄・北方担当相の擁立を検討した。そこへ門が世耕に泣きついて、何とか公認を手にしたというワケ」
結果がどうあれ損をしない
門氏といえば、平成27年に本誌(「週刊新潮」)が報じた中川郁子衆院議員との路チュー不倫が話題に。その際、「いままで妻一筋かというと、そうとはいえんな」「風俗はソープランドだけや」などと珍妙な弁明を繰り返した。参院自民党を束ねる立場の世耕氏は、どうしてこんな人物を後押ししたのか。
「世耕は党総裁の座を見据え、10増10減という区割り変更の関係で現行の2区と3区が合併する、新2区への鞍替えを狙っています。二階の地盤と重なりますが、彼も84歳。地元でも今期限りで引退し、次回は三男に継がせると専らのうわさです」
新2区での世襲を企図する二階氏は、1区を世耕氏の鞍替え先にするべく、かねて動いてきたという。
「そのため門の出馬は、世耕が二階の求めを断る格好の口実になったんです」
事前の自民党の情勢調査では、鶴保優位との結果が出ていたという。が、二階氏は「県選出の国会議員の力強い後押しが決定を左右した」と最終的に門氏の出馬を受け入れてみせた。
自民党関係者が解説する。
「二階さんにしてみれば、門さんが勝てば二階派の議員が1人増えますし、負ければ世耕さんの影響力が下がる。結果がどうあれ、まったく損はしませんから」
その判断はあまりに老獪。
「知事選で自民党の推薦を受けたとはいえ、岸本さんの支持者が、門さんを本気で支援するはずがない。岸本さんは維新の馬場伸幸代表とパイプがあるから、むしろそっちに肩入れするかも」
“なぜいま、あんなことを言うのか”
3月3日、日本維新の会は林佑美和歌山市議を擁立すると発表した。
「無風選挙に持ち込みたかった世耕さんは、馬場代表や複数の維新議員に“候補を立てないでほしい”と繰り返し頼んでいた。完全に袖にされましたが」
先の政治部デスクが言う。
「維新は門の不倫問題を追及すれば勝算があると踏んで、あえて女性候補を据えたとか。とある幹部も“自民の候補が鶴保だったら、ウチは参戦しないつもりだった”と認めてましたよ」
2月20日、森喜朗元総理は地方紙の取材に答えて、安倍派の後任会長候補の一人、萩生田光一政調会長を「総合力は最も高い」と評価。一方で世耕氏を「参院にとどまるんじゃないかな」と突き放している。
「世耕氏は“なぜいま、あんなことを言うのか”と周囲にボヤいています」
「週刊新潮」2023年3月16日号 掲載
新潮社
489
:
OS5
:2023/03/20(月) 08:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d97df177255275c0461afe4376d51551c8e6db28
次期衆院選・道7区は鈴木貴子氏で調整 伊東良孝氏は比例ブロックで出馬へ
3/19(日) 14:07配信
衆院選北海道7区選出の自民党・伊東良孝衆院議員が、
18日に釧路市内で開いた後援会の会合で、
次の衆院選は道7区から出馬しない意向を示したことが、
関係者の話でわかりました。
伊東氏は比例北海道ブロックから
出馬する方向で検討し、
道7区の後任には、比例北海道ブロック選出の
鈴木貴子衆院議員を充てる方向で調整します。
関係者によりますと、
会合で伊東氏は、保守分裂を避けることや
自身の年齢などを理由に挙げたということです。
道7区を巡っては、伊東氏と同じく7区を
地盤とする鈴木氏との間で選挙のたびに
公認の調整が行われてきました。
HTB北海道ニュース
490
:
OS5
:2023/03/20(月) 08:38:22
若林区(3人区 自民-立憲-共産)
自民県議:渡辺勝幸
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d048c21013ff8b67ed6bebb9245e1867e947947
秋葉賢也氏の衆院宮城2区支部長就任に事実上反対 自民若林区支部
3/19(日) 6:30配信
次期衆院選宮城2区の自民党の予定者選定を巡り、党若林区支部は18日、仙台市内で総会を開いた。公認予定者となる党県第2選挙区支部長への秋葉賢也衆院議員(60)=比例東北=の就任については結論を出せず、議論を終了した。19日開催の2区支部の会合で報告する。2区支部を構成する3支部で唯一、秋葉氏の就任に事実上反対した格好だ。
■大半が否定的意見
非公開の総会には秋葉氏本人のほか、県議や市議ら約20人が出席。秋葉氏は議論の前に退席し、報道機関の取材に「(2区支部長就任に)賛否両論があるのは事実だ。真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。
出席者によると「秋葉氏では次の衆院選は厳しい」「議員辞職してゼロからスタートすべきだ」などと就任に否定的な意見が大半を占めた。「責任を取って大臣を辞任した」と擁護する声もあったという。
2区支部長を巡っては、政治資金問題などで復興相を事実上更迭された秋葉氏就任への慎重論が浮上。党県連も党本部への上申を先送りしている。
2区支部内では、宮城野区支部が2月18日に秋葉氏の支部長就任を了承。泉区支部は同25日、反対意見が一部出たことを申し添える条件付きで了承した。
河北新報
491
:
OS5
:2023/03/20(月) 10:24:18
https://www.sankei.com/article/20230319-DANQ2ZKMBNLSJCZBYPY3YFWZZA/
共産、山口2区補選擁立 党組織局員
2023/3/19 16:01
共産党は19日、4月23日投開票の衆院山口2区補欠選挙に、党中央委員会組織局員の石村智子氏(47)を擁立すると発表した。党山口県委員会が今月16日に擁立方針を決めていた。山口2区補選は、自民党が岸信夫前防衛相の長男信千世氏(31)の公認を決定している。
492
:
OS5
:2023/03/20(月) 16:11:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0bdbf7cf6059b24caaead44b619a8fca4e6bbb6
「悪いイメージ」「おわびがない」…秋葉賢也・前復興相の県連支部長「了承」見送り
3/20(月) 6:35配信
読売新聞オンライン
辞表を提出後、記者団の質問に答える秋葉賢也氏(昨年12月27日、首相官邸で)
次期衆院選で2区の公認候補予定者となる支部長の選任を巡り、自民党宮城県連の若林区支部は18日、昨年末に復興相を事実上更迭された秋葉賢也氏について、支部長就任の了承を見送った。2区で残りの宮城野区、泉区の両支部は了承しており、意見が割れる事態となった。
同日の総会後に取材に応じた若林区支部長の佐藤正昭・仙台市議によると、約20人の参加者のうち、就任を了承しない意見が賛成を上回った。了承しない側は「秋葉氏は説明責任を果たすべきだ」「悪いイメージがつき、選挙を戦うのは厳しい」「おわびがない」と訴え、議員辞職を求める声も出たという。佐藤氏は「時間をかけて結論を導くべきだ」と述べた。
秋葉氏の地元では依然として支援態勢が整わない状態が続くことになり、19日は2区支部が総会を開いて議論した後、県連も同日の会合で協議する方針。
493
:
OS5
:2023/03/22(水) 11:28:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/239346?rct=politics
自民議員が辞職した千葉5区では野党が分裂 内閣支持率低迷気味の中、4月に衆参5補選 解散見据え思惑交錯
2023年3月22日 06時00分
統一地方選と同時期に行われる衆参5つの統一補欠選挙(4月23日投開票)は岸田政権の今後を占う。内閣支持率が低迷する中、「直近の民意」をてこに主導権を握りたい与党と、放送法の新解釈問題などを追い風に反転攻勢を強めたい野党が全選挙区で対決する公算が大きい。首都圏で唯一の補選となる衆院千葉5区は、次期総選挙をにらんだ各党の思惑が交錯し、混戦模様になっている。(加藤豊大、曽田晋太郎)
◆与野党一騎打ちなら自民に厳しいはずだが…
「クリーンでしがらみのない候補が求められていた。採点では断トツだった」
千葉5区で、公募に応じた72人の中から元国連職員の英利アルフィヤ氏の擁立を決めた自民党の千葉県連関係者は、選考の舞台裏を明かした。前職の薗浦健太郎氏は政治資金収支報告書へのパーティー収入の過小記載という「政治とカネ」問題で離党と議員辞職に追い込まれており、負のイメージを払拭する「刷新感」を重視したことがにじむ。
選挙区の市川市と浦安市は東京都に隣接して浮動票も多く、国政に吹く「風」の影響を受けやすいとされる地域だ。与野党一騎打ちの構図なら、補選になった経緯からも自民党は厳しい戦いを強いられるという見方が大勢を占める。
だが、野党は分裂状態となっている。
国民民主党は昨年12月、補選の実施が決まると同時に浦安市議の岡野純子氏の公認を決定。立憲民主党も今年1月、2021年の前回衆院選千葉5区で薗浦氏に敗れた元県議の矢崎堅太郎氏の擁立を発表した。さらに日本維新の会が一般社団法人代表の岸野智康氏、共産党が元衆院議員の斉藤和子氏を立てた。補選の勝利を政権交代への足掛かりにしたい立民は「乱立は自民党を利するだけ」(県連代表の奥野総一郎衆院議員)と候補者一本化に向けた協議を呼びかけるが、進展は見えない。
野党の間で共闘を巡る温度差があるのは、岸田文雄首相が早ければ5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)後にも衆院解散に踏み切る可能性が否定できないからだ。維新の馬場伸幸代表は「過去の国政選挙でも、候補者を立てた選挙区では(比例)票が伸びた。野合は『そこまで勝ちたいのか』と有権者に思われるデメリットが大きい」と指摘。目先の1勝より総選挙を見据えた党勢拡大を優先したい思惑が透ける。
政治家女子48党は主婦織田三江氏を擁立する。
補選は参院大分選挙区が4月6日、衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区と4区が11日に告示される。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との結び付きが明らかになった安倍晋三元首相の死去に伴う山口4区は、立民が3月14日、教団問題を追及してきた元参院議員の有田芳生氏の擁立を決め、自民党の元下関市議・吉田真次氏、政女党幹事長の黒川敦彦氏と争う構図が固まった。他の選挙区も与野党対決になる見通しだ。
昨年暮れまで相次いだ4閣僚の辞任や、首相官邸側が圧力をかけた疑惑が取りざたされる放送法問題などで、内閣支持率は回復傾向にあるものの、30〜40%台にとどまる。政権発足から1年半余りで迎える「中間審判」の結果は、首相自身の求心力に直結する。
自民党の茂木敏充幹事長は13日の会見で勝敗ラインを問われ、「補選前は自民党が3議席、野党が2議席を持っている状況から始まる選挙。一つでも多く確保するため、全力を尽くしたい」と予防線を張った。
494
:
OS5
:2023/03/22(水) 15:10:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8c6c89642e9af1d30a86b84bc8fe3dfd467fbc
衆院宮城4区支部長に伊藤信太郎氏 森下千里氏は比例東北 「10増10減」巡り自民
3/22(水) 15:02配信
河北新報
衆院小選挙区の定数「10増10減」を巡り、自民党は22日、宮城4区の公認候補予定者となる支部長に旧4区選出の伊藤信太郎衆院議員(69)を選任した。伊藤氏とともに、県連が党本部に上申した旧5区支部長代行の森下千里氏(41)は比例東北に回る。
495
:
OS5
:2023/03/23(木) 13:02:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/912e06e15fdc3c30671865fb559ec15a734d61bf
衆院宮城4区の自民候補決定 伊藤氏に奮起求める声 自民関係者、安住氏を警戒
3/23(木) 11:43配信
河北新報
宮城4区支部長の決定後、幹事長室を出る西村県連会長(右)と伊藤氏(中央奥)=22日、東京・永田町の自民党本部
次期衆院選で県内の小選挙区が6から5に再編される影響で選考が長引いていた自民党の4区支部長が22日、当選7回の現職伊藤信太郎氏(69)に決まった。4区のライバルは10選を狙う立憲民主党現職の安住淳氏(61)。地元の自民関係者からは伊藤氏への奮起を求める声が上がり、比例東北に回る森下千里氏(41)には初の国政進出への期待が示された。
■森下氏に初の国政進出期待も
4区は旧4区と旧5区の大半が一つにまとまった選挙区で、伊藤氏は旧4区が地盤。自民党員の深谷晃祐多賀城市長は「現職優先の考え方からすれば、当然の結果。落ち着くところに落ち着いた」と語った。
「ここからが本当の勝負」と気を引き締めるのは、塩釜市の党関係者。安住氏は1996年の初当選以来、旧5区で自民候補を退けてきた。「安住陣営は既に旧4区内にも進出してきている。伊藤氏は地域をくまなく回り、住民の声に耳を傾けてほしい」と訴えた。
旧5区時代、森下氏と活動を共にした浅野直美東松島市議は「党本部の決定なので、党員として次の選挙に向けて準備するしかない」と淡々と受け止めた。
旧5区内の地方議員は「森下氏を推したいと思っていただけに残念」と本音を漏らした。2021年の前回衆院選では、安住氏に1万9623票差に迫り「選挙後も街頭に立ち続けるなど素直に頑張っている」と評価。伊藤氏には「石巻では森下氏より弱いのではないか」と厳しい見方を示した。
党大郷町支部長の石垣正博大郷町議(74)は「妥当な判断。伊藤氏の支部長就任は支部の総意だった」と党本部の決定を支持した。
支部長の選定に当たり、県連が4区の地域支部を対象に実施したアンケートの結果は「伊藤氏」「森下氏」「県連への一任」でほぼ三分されたという。
選考に時間を要した背景には地元の思いが一本化されず、県連が「両氏が国政で活躍できる態勢の構築」という玉虫色の結論を党本部に上げざるを得なかったことが一因とみる向きもある。元県連役員は「ベテランの安住氏は手ごわい相手。今後は伊藤氏と森下氏の二人三脚で票を掘り起こす必要がある」と危機感をあらわにした。
次期衆院選4区では、前回旧4区から立候補した日本維新の会現職の早坂敦氏(52)=比例東北=も準備を進めている。
河北新報
496
:
OS5
:2023/03/27(月) 00:14:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASR3V6K3YR3VTIPE007.html?_gl=1*1hwzwko*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3OTg0MzU0NC4xNjUuMS4xNjc5ODQzNjIwLjU2LjAuMA..
野党が平岡元法相に一本化へ 衆院山口2区補選、共産が擁立見送り
2023/03/26 20:02朝日新聞
野党が平岡元法相に一本化へ 衆院山口2区補選、共産が擁立見送り
平岡秀夫氏=2023年3月20日午後3時10分、山口県岩国市役所、垣花昌弘撮影
(朝日新聞)
岸信夫前防衛相の辞職に伴う衆院山口2区補欠選挙(4月23日投開票)で、共産党が党中央委員会組織局員の石村智子氏(47)の擁立を見送り、無所属で立候補を表明している元職の平岡秀夫氏(69)を支援する見通しになった。
野党系候補を一本化し、共闘を実現するため両陣営に働き掛けてきた市民団体「市民連合@やまぐち」の内山新吾共同代表は26日、山口市内の会合で「来週の真ん中くらいにはいい報告というか、会見ができるんじゃないか」と述べた。
自民党は岸氏の長男・信千世氏(31)の公認を決めている。
497
:
OS5
:2023/03/27(月) 09:39:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/220e7d297b074592613ff29b67bccadc1acb49ca
東京18区の自民候補者に斎藤法務大臣の「女性秘書官」 決定の裏に「河野太郎」の影響
3/27(月) 6:02配信
来る衆院総選挙に向けての候補者選定が活発化している。次回の衆院選からは、いわゆる“1票の格差”是正のため、小選挙区の区割りが変更となる。その影響で、選挙区が前回から新たに5区も増え、候補者の配置換えや新人候補の擁立などといった動きが複雑化しているのが、他でもない首都・東京だ。3月22日、自民党は、そんな東京の選挙区の一つ、18区(武蔵野市、小金井市、西東京市)の候補者を発表した。選ばれたのは、齋藤健法務大臣の秘書官を務める、新人の福田かおる氏――。なぜ彼女に白羽の矢が立ったのか。その背景には、ある現職大臣の存在があったという。
“じゃない方の”
政治部デスクが言う。
「福田氏は、もともと農林水産省に勤めるキャリア官僚だったのですが、当時農水大臣を務めていた齋藤健氏がその優秀さを認め、“秘書として働かないか”と打診。本人も政治の世界に興味があったことから、承諾。霞ヶ関のエリート街道から一転、永田町の住人となりました」
そして現在は、法務大臣を務める齋藤氏の秘書官に抜擢されている。
「齋藤法務大臣の秘書官といえば、北川景子に似ていると評判の法務省キャリア・中村明日香氏が有名ですが、彼女は、事務秘書官といって、法務大臣としての齋藤氏の仕事をサポートしています。一方の福田氏は政務秘書官。法務省とは関係のない、党関係やその他の仕事の補助を行っているのです。福田氏は仕事ができる逸材でありながらシャレもわかる才媛で、関係者には“北川景子じゃない方の秘書官です”と自己紹介しているそうです。齋藤氏の仕事ぶりを間近でみながら、自らも政治の世界で活躍したい、との思いを強くしていったということでした」
そんな彼女が候補者に選ばれた東京18区といえば、あの総理大臣経験者・菅直人氏の牙城。前回の選挙では、民進党から紆余曲折を経て自民党に籍を移した、菅氏の愛弟子・長島昭久氏との“師弟対決”を見事制し、防衛に成功している。自民党候補者には決して甘くない選挙区だ。
女性候補には女性候補を
「その長島氏が、今回、新たにできる30区に移ったことによって、候補者を選ばなければならなくなったというわけです。ただ、今回の選定は、菅直人に勝てる人材、という発想ではなかった。というのも、菅氏はすでに76歳。次回の選挙か、遅くともその次の選挙で引退すると言われています。そして、菅氏の後継者として取り沙汰されているのが、現武蔵野市長を務める、松下玲子氏なのです。彼女に勝てる候補者でなければならない。となると当然、自民党内では“女性候補には女性候補だろう”という声が高まり、男性の候補者はこの時点で選考外となったのです」
とはいえ、自民党には、選挙経験もある、落選中の女性候補者はたくさんいるはず。なぜ福田氏が選ばれたのか。
自民党関係者がその背景を察する。
「実際、当初は、福田氏ではなく、別の女性候補者が有力と見做されていました。その人とは、向山淳(むこうやまじゅん)氏。慶應卒のエリートで、シンクタンクの代表を務める実力派です。昨年の参院選で全国比例から出馬するも、落選。次の選挙を、とそのタイミングを模索している最中でした」
全国比例とはいえ選挙経験もある。まさに、うってつけの人材に見受けられるが、
「彼女自身には何の問題もなかったのですが……。そもそも、彼女を参院選の候補者にと推薦したのが、牧島かれん・元デジタル担当大臣だったのです。これが、今回彼女が選ばれなかった理由ではないかと言われています」
498
:
OS5
:2023/03/27(月) 09:40:00
わざわざライバルの味方を
どういうことか。
「牧島氏といえば、神奈川17区が選挙区なのですが、そこはかつての、河野洋平氏の地盤。そこを引き継いでの政界入りとあって、洋平氏の息子である河野太郎氏とも懇意なのです。先の総裁選でも、牧島氏は河野太郎氏支援の中心的存在として活動していました。つまり、向山氏の背景には、河野太郎氏がいる。そして現在、自民党東京都連の会長を務めるのは、萩生田光一氏。萩生田氏もまた河野氏と同じく、将来の総理・総裁を目指す一人ですから、わざわざライバルの河野氏の味方を、東京の選挙区内で増やす必要はない。となったのです。というわけで、福田氏が選ばれたのは、そうした争いから無関係だったことが大きく、言うなれば“棚からぼたもち”だったわけです」
“親”の因果が“孫”に報いた、ということか。いずれにせよ、激戦が予想される選挙区。どんな結果が待ち受けているのか──。
デイリー新潮編集部
新潮社
499
:
OS5
:2023/03/29(水) 11:28:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51773f224a1e4430fb8cc8ed7cb6fd9b4395b54
「解散じゃないですよね」公明、山口氏が首相を牽制
3/28(火) 18:07配信
産経新聞
参院本会議で令和5年度予算が成立後、あいさつ回りで公明党の山口那津男代表(右)と握手する岸田文雄首相=28日午後、国会内(矢島康弘撮影)
公明党の山口那津男代表は28日、早期の衆院解散・総選挙の憶測が広がっていることを受け、岸田文雄首相に4月の統一地方選と衆参5補選に集中するようクギを刺した。山口氏は国会内で令和5年度予算成立のあいさつに訪れた首相に対し、「いよいよ統一地方選ですね。(衆院)解散じゃありませんね」と投げかけた。首相は「統一地方選ですよね」と応じた。
公明党は統一地方選を「党勢拡大のための重要選挙」と位置付けており、全力で取り組むため早期の衆院解散は控えるよう首相に直接、訴えた格好だ。このやりとりについて、山口氏は国会内で記者団に「統一地方選に与党として臨むと強調したかった」と説明。「(統一地方選と衆参5補選という)目前の重要な選挙に集中すると、首相の言動で明確にされたと受け止めている」と強調した。
500
:
OS5
:2023/03/29(水) 11:29:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51773f224a1e4430fb8cc8ed7cb6fd9b4395b54
「解散じゃないですよね」公明、山口氏が首相を牽制
3/28(火) 18:07配信
産経新聞
参院本会議で令和5年度予算が成立後、あいさつ回りで公明党の山口那津男代表(右)と握手する岸田文雄首相=28日午後、国会内(矢島康弘撮影)
公明党の山口那津男代表は28日、早期の衆院解散・総選挙の憶測が広がっていることを受け、岸田文雄首相に4月の統一地方選と衆参5補選に集中するようクギを刺した。山口氏は国会内で令和5年度予算成立のあいさつに訪れた首相に対し、「いよいよ統一地方選ですね。(衆院)解散じゃありませんね」と投げかけた。首相は「統一地方選ですよね」と応じた。
公明党は統一地方選を「党勢拡大のための重要選挙」と位置付けており、全力で取り組むため早期の衆院解散は控えるよう首相に直接、訴えた格好だ。このやりとりについて、山口氏は国会内で記者団に「統一地方選に与党として臨むと強調したかった」と説明。「(統一地方選と衆参5補選という)目前の重要な選挙に集中すると、首相の言動で明確にされたと受け止めている」と強調した。
501
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OS5
:2023/03/29(水) 11:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0871a4c63de20a00246cf9c0fc74a879ff3376
公明が自民に「東京2人目」要求 認めたら…10増10減で駆け引き
3/29(水) 11:30配信
毎日新聞
自民党大会に来賓として訪れた公明党の山口那津男代表(左)と握手をする岸田文雄首相=東京都港区で2023年2月26日午前10時56分、三浦研吾撮影
公明党が自民党に対し、4月の衆参5補選に出馬する自民候補を推薦する条件として、衆院小選挙区定数の「10増10減」により選挙区が増える東京で、公明候補の「2人目」の擁立を認めるよう求めている。複数の与党関係者が明らかにした。調整が難航した場合、両党間に亀裂が生じると懸念する声が出ている。
衆院小選挙区が五つ増える東京で、公明は既に東京29区で現職候補を公認した。同党は執行部間の協議で、自民が東京の別の選挙区で更に公明候補の擁立を認めた場合、5補選で自民候補を推薦する考えを伝えたという。
30ある東京選挙区の中で、自民が選挙区の公認候補予定者となる支部長や公募実施を決めていないのは、7区、9区、12区、15区、28区の5選挙区。公明は支持母体・創価学会の組織力が強い練馬区を含む9区と28区のいずれかで候補擁立を模索しているとされる。自民側は公明の2人目には難色を示している。
一方、5補選はいずれも4月23日投開票で、衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区は11日に告示され、参院大分選挙区の告示は6日に迫っている。
公明の石井啓一幹事長は今月24日の記者会見で「まだ自民から具体的な推薦依頼がない」と説明。山口那津男代表も28日、5補選への対応について、記者団に「両党で話し合いが尽くされていない」と語った。
だが、衆院補選が実施される県の公明関係者によると、同党県本部は既に今月上旬、自民県連からの依頼を受けて自民候補への推薦を党本部に上申したが、決定が保留されているという。10増10減の候補者調整を巡る自公両党の執行部間の駆け引きが影響したとみられる。
両党の選挙協力を巡っては、2022年参院選では相互推薦の調整が進まず、公明がいったん見送りを宣言するなど、あつれきが生じていた。自民ベテランは「公明がその姿勢なら、お互い勝手に選挙活動をすればいい」と批判。公明議員からは「自民が公明の推薦をいらないとなれば公明も困る。連立離脱につながりかねない」とさらなる関係悪化を危惧する声も上がっている。【畠山嵩】
502
:
OS5
:2023/03/31(金) 07:36:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/86bdc10d3dd254851b889a86e6d8be9bd97a157c
公明、5補選で自民推薦保留 東京「2人目」求め揺さぶり
3/31(金) 7:12配信
公明党が、4月の衆参5補欠選挙に出馬する自民党候補への推薦を巡り、態度を保留している。
衆院小選挙区の「10増10減」に伴い選挙区が増える東京で、2人目の独自候補擁立を容認しない自民党に、公明党が揺さぶりをかけているとの見方がもっぱらだ。調整がこじれれば連立にひびが入りかねない。
衆参5補選は4月23日投開票で、参院大分は6日に、衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区は11日に告示される。いまだ公明党が連立相手の自民候補に推薦を出さないのは異例といえる。
公明党は10増10減で定員増となる小選挙区を譲るよう自民側に水面下で働きかけてきた。既に定員増となる埼玉、愛知両県の選挙区で新たに候補擁立を決定。定数が五つ増える東京では、岡本三成元財務副大臣(旧12区選出)の擁立を決めた29区(荒川区など)に加え、28区(練馬区東部)などに狙いを定める。
なりふり構わぬ公明党に対し、自民党幹部は「10増10減の調整と補選の推薦は全く関係のない話だ。勘違いしている」と反発。中堅からは「最近の公明党はやり過ぎだ。連立組み替えを考えてもいいのではないか」との声すら聞こえる。
岸田政権となって以降、関係にきしみが生じることが多い両党。公明側は「無理な要望をしているわけではない」(幹部)と譲る気配はない。
503
:
OS5
:2023/04/02(日) 17:29:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/302bc11f79ad8195d8328decbb9b3a3f1ce6853d
「もっと早く気づくべきだった…」3・31解散情報、異例の解散突風に踊らされた永田町
4/2(日) 11:00配信
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コメント44件
日刊スポーツ
岸田文雄首相(2023年3月撮影)
「もっと早く気づくべきだった」。
こんなフレーズで終わる1つの文書の情報が、3月末、永田町を駆けめぐった。3月28日に2023年度予算が成立し、関連法案もすべて成立した3月31日に、岸田文雄首相が衆議院を解散すると予告する内容で、岸田首相の意向で、側近の木原誠二官房副長官が解散に向けて必要な手はずを整えるとしていた。出所も作者も分からず、いわゆる「怪文書」「怪情報」といわれたが、生々しい内容だった。
その時点で解散日とされた3月31日まで数日しかなく、普通に考えたらあり得ない話なのだが、時折断定調で記された内容に「もしや」との考えもよぎった。岸田首相は前回2021年10月に衆院解散に踏み切った際、当初予測された日程を大幅に前倒しして解散を行い、メディアも含めて多くの関係者が裏をかかれ、結果的に大勝した経緯がある。
「岸田さんならやりかねない」。2年前のトラウマもあって惑わされた側面も否定できない。政界関係者からは、この話が出た後も、首相周辺や政権幹部が情報を躍起になって否定するような動きはみられなかった、とも聞いた。
突如としてわき上がった超早期衆院解散の情報。「解散風は1度吹いたら止められない」といわれるが、ここまでの「突風」になると、驚くしかなかった。ただ3月31日は何事もなく過ぎ、指摘されたような衆院解散は起きなかった。今となっては、冒頭に触れた「3・31解散情報」はちょっと早いエープリルフールネタだったのではないかという声もある。
衆院解散は首相の専権事項で、衆院解散と公定歩合について、時の首相はうそを言ってもいいという「言い伝え」がある。岸田首相は、この文書が回ったのと同じころ、衆院解散の可能性を問われ「統一地方選と衆参補欠選挙、先送りできない課題に取り組む。今はそれしか考えていない」と、否定も肯定もしなかった。翌日には「今は考えていない」と、微妙に言い方を変えた。「イエスかノーか」と問われてこの答えだったから、「今は考えていないだけ」という解釈にもなる。
岸田首相にとってウクライナ訪問など表舞台で目立つ動きが続き、低迷していた支持率が上昇傾向に転じたことが、突如吹いた「解散突風」の根拠といわれている。支持率は水もので、低迷していれば解散は打ちにくい。けして「高値安定」ではない岸田政権にとっては、“奇襲”も重要なキーワードなのだ。
これまで時の首相が衆院解散をかわしてきたフレーズでは、「頭の中にはない」「頭の片隅にもない」など、いくつかある。歴代首相の「語録」として、佐藤栄作首相が「解散は頭の片隅にもありません」と言った後で衆院を解散し、衆院選で自民党が勝利した後「解散のような大切なことは頭の真ん中にあるものだ」と言ったという話がある。 長期政権で任期中に2回、衆院を解散した安倍晋三元首相は、解散するのかと問われるたびに「頭の片隅にも真ん中にもない」「解散の『か』の字も考えていない」など、さまざまな表現を駆使した。首相たちがなかなか見せない解散に関する胸の内を読み解くには、「文法力」も必要になる。
衆院解散のタイミングについて取材すると、今でも早い時期にあるというものと、首相が来年9月に自民党総裁の任期を迎えることから、限りなくそこに近いタイミングで行うというものまで、見方は幅広い。岸田首相が解散に踏み切るのではないかといわれるタイミングの1つが、5月の広島サミットの後だが、サミットと衆院解散の関係は「日本政治あるあるジンクス」の1つ。日本で開催されたサミットは過去6回あるが、このうち4回、その年に衆院解散総選挙が行われた。また年の末尾に「3」がつく年は、戦後7回あるが、このうち5回で衆院解散、総選挙が行われている。
総選挙は、有権者にとっても時の政権に対する判断をくだす、大きな機会でもある。「あるあるジンクス」に従えば、今年は、解散総選挙が行われてもおかしくない年。解散風は、突風からそよ風になっても、しばらく吹き続けることになりそうだ。【中山知子】
504
:
OS5
:2023/04/03(月) 22:09:06
https://www.asahi.com/articles/ASR4367G6R42TIPE00M.html
岸家と安倍家の後継選挙、異なる景色 「濃いブランド」「旗がない」
有料記事衆参補欠選挙2023
垣花昌弘 青瀬健 前田健汰 千葉卓朗 松山紫乃 山崎毅朗2023年4月3日 20時00分
衆院山口2区と4区のダブル補選(11日告示、23日投開票)は、安倍家と岸家という日本政治で存在感を示してきた両家が、同時に後継を立てるという選挙でもある。ただ、親から子へ引き継ごうとする2区と、「家」を頂点にした後援組織がほころびつつある4区とで状況は大きく違う。自民党にとくに見られる「政治一家」がなお続いていく訳は何か。
すべてが「新人離れ」していた。2区に立候補する岸信千世氏(31)は3月27日、東京の国会近くの高級ホテルでパーティーを開いた。会費は2万円で、500人以上が詰めかけた。「録音・撮影禁止」と書かれたプラカードを持つスタッフが10人ほど配置された。
閣僚や派閥の領袖(りょうしゅう)クラスら多くの国会議員が出席。あいさつに立った麻生太郎・自民党副総裁は「これだけ恵まれている。がんばれ」とエールを送った。自民ベテラン議員は規模や出席者の顔ぶれをみて「ふつうの新人にはまねできない」と舌を巻いた。
信千世氏は「伯父と父が大変…
505
:
OS5
:2023/04/04(火) 19:04:12
>>276
>>322
あたり
松野未佳はどうする?
https://news.yahoo.co.jp/articles/a755e72189085ae7669fd002880c52a55b11eee7
丸川元五輪相が東京7区へ 自民、参院からくら替え
4/4(火) 16:39配信
自民党は、衆院小選挙区定数「10増10減」を巡り、次期衆院選の東京7区の公認候補予定者となる支部長に、丸川珠代元五輪相を選任する方向で調整に入った。近く決定する。丸川氏は現在、党参院幹事長代行を務めており、参院議員からのくら替えとなる。複数の党関係者が4日、明らかにした。
東京7区は新たな区割りで渋谷区と港区となった。地元支部が丸川氏を推し、東京都連が丸川氏の支部長就任を党本部に上申していた。
自民は「10増10減」対象の15都県134選挙区の支部長選任を進めており、現在は計111選挙区で決まっている。未定の23選挙区は、東京や神奈川など定数増の都県が半数以上を占めている。
506
:
OS5
:2023/04/04(火) 19:16:13
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230404-OYT1T50017/
公明党推薦、補選告示ギリギリ3日前に決定…「10増10減」候補者調整で自民けん制か
2023/04/04 05:00
公明党は3日、衆参5補欠選挙に自民党公認で出馬する5人の推薦を決めた。参院大分補選の告示3日前というギリギリの決定で、衆院小選挙区の「10増10減」を巡る自民との候補者調整を有利に進める思惑があったとみられる。自民側は不快感を示しており、今後の調整はさらに難航する恐れもありそうだ。
保守分裂の奈良県知事選、自民が劣勢に危機感…維新は弾みに期待
衆参5補選、自民候補「推薦」
公明の石井幹事長は3日、遊説先の横浜市内で記者団に「最終的には連立の大局的な見地に立ち、推薦を決定した。補選で勝利できるように協力していきたい」と述べ、自民との連携を強調した。
補選は23日投開票で、告示は参院が6日、衆院が11日に迫っている。通常は告示の1か月ほど前には推薦を決めることが多く、異例だ。公明は通常、木曜日の中央幹事会で選挙の態度決定をするが、この日は持ち回りで急きょ決めた。
補選の自民候補予定者の陣営は、「ポスターに『公明推薦』と入れるのが間に合わなかった。これからシールで一枚ずつ貼り付けなければならない」とため息をついた。
自民は2月10日の衆院山口4区を手始めに、最も遅い大分でも3月16日に公認候補予定者を発表したが、公明は推薦決定を保留していた。自公間で「10増」を巡る候補者調整が続き、「選挙で公明が自民候補を支援しているありがたみを分かっていない」との不満がくすぶっていたためだ。
公明は選挙区が増える5都県のうち、東京29区、埼玉14区、愛知16区で現職の擁立を発表済みだが、自民の都県連には自民候補の擁立を求める声が根強い。公明は東京での2人目や千葉での擁立も認めるよう要求しているが、自民は応じない方針だ。
公明関係者によると、これら自民の動きをけん制するため、推薦を告示後まで遅らせたり、一部にとどめたりする案も取りざたされたという。なかなか推薦が出ないことに、自民側は「連立政権の信頼関係にも関わる問題だ」(党幹部)と反発を強めていた。
自民の茂木幹事長は3日の記者会見で、今後の自公の候補者調整について「適切なタイミングで行いたい」と述べるにとどめた。統一地方選と補選後に再開する見通しだが、自公のきしみは大きくなりつつある。
◇
公明が推薦を決めた自民の候補予定者は次の通り。(敬称略)
【衆院】千葉5区 英利(えり)アルフィヤ▽和歌山1区 門博文▽山口2区 岸信千世▽同4区 吉田真次
【参院】大分 白坂亜紀
507
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OS5
:2023/04/04(火) 23:40:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_7TBHFSMJIBNDLMTOPY7EOZTILU.html
公明、次期衆院選で東京2選挙区擁立に強気
2023/04/04 19:38産経新聞
公明、次期衆院選で東京2選挙区擁立に強気
会見する公明党の山口那津男代表=4日午前、国会内(矢島康弘撮影)
(産経新聞)
衆院選挙区「10増10減」に伴い、新設された選挙区の候補者擁立をめぐる自民、公明両党の協議は、今月の統一地方選後に持ち越される見通しだ。公明は新たに4選挙区で公認候補の擁立を目指し、埼玉、愛知両県では自民の機先を制する形で候補者名を発表。東京でも2カ所目の選挙区擁立を狙う。自民内には公明の強気の態度に不満も渦巻いており、協議は難航しそうだ。
「積極的に立てていきたいという姿勢で自民党と協議している。今後も当事者に十分(協議を)尽くしてもらいたい」
公明の山口那津男代表は4日の記者会見で、今回の10増10減を機に、衆院選挙区の候補者を増やす意向を重ねて示した。
これまでの与党協議で、公明側は定員増となる東京、埼玉、千葉、愛知の4都県で1選挙区ずつ、新規の公認候補の擁立を認めるよう要望した。このうち、埼玉と愛知では、自民の候補が決まらないうちに擁立を発表した。
ただ、千葉については、自民が新設される選挙区で先に候補を決めたため、「常識的には出せない」(公明幹部)として〝撤退〟が濃厚だ。
一方、公明は東京都で12区の現職、岡本三成元財務副大臣を新設される29区に移した上で、さらに1選挙区で独自候補の擁立を狙う。複数の与党関係者によると、公明が希望するのは練馬区の東側に新設され、自民の候補者が未定の28区とみられる。
公明は衆参5つの補欠選挙で、自民候補の推薦を3日に決めた。自民の茂木敏充幹事長は4日の自公幹部会合で謝意を伝えたが、党内には公明の推薦決定が参院大分補選の告示3日前というギリギリのタイミングになったことに不満も残る。自民中堅は「公明が衆参補選の推薦を、10増10減をめぐる協議で有利に進める交渉材料にしている」と指摘する。
山口氏は4日の会見で、「推薦を出した以上、与党候補という位置づけで全力を挙げたい」と語り、推薦を駆け引きの道具にしているとの見方を否定した。
補選を巡る公明の対応は、次期衆院選の候補者調整全体に影響する可能性がある。もともと、減員となる県では自民の現職が割を食うケースが多いだけに、勢力拡大のみを求める公明への不信感は強い。自民東京都連に所属する閣僚経験者は「自公の関係を踏まえて大局的に判断するだろうが、あまり強引にすすめないほうがいい」と不満を漏らした。(大島悠亮)
508
:
OS5
:2023/04/05(水) 21:50:50
小和田康文 北海道3区出馬落選(維新)→札幌市議選(白石区・維新)出馬
509
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OS5
:2023/04/07(金) 15:44:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/3515177f95514893157dade89420f8a64d86090f
補選の先にらみ秘書ら現地投入…安倍派は山口・大分に注力、二階派は和歌山1区
4/7(金) 13:31配信
読売新聞オンライン
6日に告示された参院大分選挙区補欠選挙を含む衆参5補選に、自民党の各派閥も力を注いでいる。支援する候補が当選後に入会すれば、派閥の勢力拡大につながるためだ。それぞれの地元で統一地方選も行われる中で、所属議員や秘書を続々と投入している。
千葉5区、麻生派は前面には出ず
「山口の二つと大分補選を中心に、しっかり選対を組んで応援していきたい」
自民党安倍派の総会であいさつする塩谷立会長代理(6日、自民党本部で)
党内最大派閥の安倍派(96人)の塩谷立会長代理は6日、派閥総会でこう強調した。
派内に塩谷氏を本部長とする選挙対策本部を設置。岸信夫・前防衛相と安倍元首相が地盤とした衆院山口2区と4区に、所属議員の多い大分を加えた3補選を重点的に支援する。大分には告示前から秘書を派遣しており、6日の出陣式では世耕弘成参院幹事長が「参院自民の戦力に加えてほしい」と訴えた。
山口2区と4区の立候補予定者は、自民の公認決定後に安倍派の総会に出席しており、「当選すれば入会は確実」(同派幹部)とされる。大分の新人の取り込みも狙う。
二階派(42人)は、衆院和歌山1区に出馬する同派前衆院議員の応援に総力を挙げる。和歌山は会長である二階俊博・元幹事長のおひざ元で、現地入りした秘書にノルマを課し、団体回りなどを進める。日本維新の会が擁立する新人らとの対決が見込まれ、「二階派にとって威信をかけた戦い」(同派ベテラン)となる。
二階氏は6日の派閥会合で、「捲土(けんど)重来を期している仲間に思いをはせ、しっかりやっていきたい」と力を込め、林幹雄会長代行は「維新の相当な風が吹くと予想されている。油断なくいきたい」と発破をかけた。
一方、麻生派(54人)は、衆院千葉5区への新人候補の擁立を主導したが、前面に出ないように配慮する。同派に所属した前議員が「政治とカネ」の問題で辞職した経緯があるからだ。茂木派(54人)は特定の選挙区に肩入れはしていないが、会長の茂木幹事長が告示日の11日に千葉5区に入る。「情勢が最も厳しい」(自民幹部)と分析しているためだが、党内では「麻生副総裁に気を使っている」と見る向きもある。
岸田派(45人)や森山派(7人)は特定の選挙区に傾注していない。岸田派幹部は「五つの選挙区ともに、他派閥が触っており、応援しにくい」とこぼした。
野党も重点選挙区に集中
野党各党は、衆参5補欠選挙でそれぞれ重点選挙区に集中している。
立憲民主党は、参院大分選挙区と、衆院千葉5区に注力する。泉代表は6日、大分市内で記者団に「間違いなく最重点であり、必勝区だ」と力を込めた。
大分では、共産、社民両党が立民候補に支持を打ち出し、国民民主党県連が支援に回るなど、候補者一本化に成功した。岡田幹事長は「絶対に負けられない選挙」と位置付ける。
千葉5区は自民前議員が「政治とカネ」の問題で辞職した「敵失」に伴う補選で、与党への逆風が予想される。ただ、野党共闘は実現しなかった。日本維新の会と国民、共産各党は次期衆院選での比例選得票増を念頭に、それぞれ候補を立てた。反自民票を奪い合う展開となる見通しだ。
立民中堅は「大分と千葉を落とせば執行部は責任を問われる」と指摘する。
維新は、衆院和歌山1区を重視している。衆院で大阪、兵庫にしか小選挙区の議席を持っておらず、両府県以外での新たな議席獲得は党勢拡大に不可欠だ。馬場代表は「補選は和歌山に全力集中する」と強調する。
510
:
OS5
:2023/04/07(金) 15:50:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f01218a4a02db5401b1aaa373038d6ab5aff544
「全部勝ったら即、衆院解散だな」軽口が一転…衆参5補選、自民から消えた楽観ムード
4/7(金) 10:11配信
西日本新聞
参院大分選挙区補欠選挙が告示され、候補者とともに気勢を上げる支持者たち=6日午前9時25分、大分市(撮影・星野楽)
6日告示された参院大分選挙区補欠選挙と11日告示の衆院4補選の結果は、岸田文雄首相の政権運営や衆院解散戦略に直結する。安定政権を手中に収められるかどうかの岐路に立つ首相は、審判を前に「今後の国政にも影響を与える重要な選挙」と意気込んでいたが、ここに来て憂慮の色も見え隠れする。過去の補選では与党が苦戦し、政権の瓦解(がかい)を早めたケースも少なくなく、首相周辺には予防線を張る言動が目立つ。野党は、共闘態勢を構築するなど議席維持へ懸命だ。
6日夕、官邸。記者団から5補選の勝敗ラインについて問われた首相は「それぞれの勝利を目指して努力するに尽きる」と短く応答し、足早に立ち去った。
3月の記者会見で「まずは議席を守り抜き、さらに拡大していくべく全力を尽くしたい」と踏み込んでいたのとは対照的。周辺は「下手に何勝とか言ったら責任問題になる。勝利は一つでも多いに越したことはない」と解説してみせた。
5補選に関して自民党内には当初、楽観論が多かった。首相のウクライナ訪問や日韓首脳会談を機に内閣支持率が上向き、野党の候補一本化も広がりを欠いていたからだ。「全部勝ったら即(衆院)解散だな」。自民有利の情勢に党ベテランは軽口をたたいていた。
ところが、ふたを開けてみると、緊張感が漂い始めた。関係者によると、自民の情勢調査で明確に安泰と見込めるのはわずかで、ほかは接戦か野党にリードを許す選挙区もあった。先週まで「全てで勝つのが方針だ」と強気だった遠藤利明総務会長も、6日は「なかなか厳しい選挙戦だ。そう簡単じゃない」と明らかにトーンダウンした。
通常なら早々に出る友党・公明党からの推薦が3日までずれ込んだことも苦戦の要因。「支持率も上がっているのに、総理のせいにされたらたまらない」。首相周辺は、責任回避に向けた理論武装を始めた。
補選は政府、与党への中間評価の位置付けで、直近の民意となるため、政権に与える影響は小さくない。
2021年4月の衆参三つの補選・再選挙で全敗した菅義偉前首相は党総裁再選の道を絶たれ、退陣を余儀なくされた。民主党政権下でも11〜12年、菅直人、野田佳彦両首相がそれぞれ衆院補選で敗北。「選挙の顔」や党首としての指導力に疑問符が付き、自民による政権奪還を加速させた。
「地元はちゃんとやっているのか」―。思わぬ苦戦ぶりに、首相もいらだちを隠さない。本音では、もともと自民が保持していた千葉5区と山口2、4区の3議席分に当たる3勝を「防衛ライン」に据える。15日には激戦が見込まれる衆院和歌山1区と千葉5区、16日には大分に入り、自民候補をてこ入れする予定だ。
対する野党は、特に大分を全体の勝敗を左右する選挙区として最重視する。さらに勝利を上積みし、首相の求心力低下をもくろむ。
今国会では、首相が推し進める防衛力強化や原発政策の転換に関する法案など、国民の賛否が割れる重要課題を審議中。政府、与党の勢いをそぐことで、首相に政局の主導権を握らせず、野党ペースに持ち込む青写真を描く。6日に大分入りした立憲民主党の泉健太代表は記者団に、「野党が勝利することで政策の転換を促していく」と語った。
(東京支社取材班)
西日本新聞
511
:
OS5
:2023/04/07(金) 15:56:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/df946eee67cb88d092e3ef57df8cb681de930259
首相の解散戦略に影響か 立民は3勝目標 衆参5補選始動
4/6(木) 19:36配信
17
コメント17件
産経新聞
参院大分選挙区補欠選挙が6日、告示された。11日告示の衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区とともに、23日に投開票される衆参5補選の火ぶたが切られた形だ。勝敗は岸田文雄首相の政権運営に対する中間評価となる一方、結果次第では衆院解散の判断に影響を与える可能性もある。政権への打撃を狙う野党との激しい選挙戦になりそうだ。(沢田大典)
「一人一人が1票1票を積み上げて、必ず勝ち抜こう」
自民党の小渕優子組織運動本部長は6日、参院大分補選に立候補した白坂亜紀氏(56)=公明推薦=の大分市での出陣式でこう訴えた。同補選は、白坂氏と立憲民主党の吉田忠智元参院議員(67)=共産、社民支持=による与野党一騎打ちの構図で、与野党とも最激戦区と位置付けている。
かつて社民党で党首を務めた吉田氏に対し、公募で選ばれた白坂氏は知名度で劣る。ただ、自民は告示前に茂木敏充幹事長らが現地入りするなど、テコ入れを図っている。党幹部は「大分は並んだ。相手はもう伸びしろがない」と手応えを語る。
一方、立民の泉健太代表は6日に大分市内で街頭演説し、「優先すべきは生活を守ることで、防衛増税や子育て名目の新しい保険を作り、現役世代の負担を高めるやり方ではない」と政権批判を展開した。
大分を含む今回の衆参5補選の結果は、今後の首相の政権運営の行方も左右するだけに、自民は全勝を目指して力を入れている。
安倍晋三元首相の死去に伴う山口4区と岸信夫前防衛相の辞職に伴う同2区の補選は、安倍派(清和政策研究会)を中心に精力的に活動を展開。千葉5区は自民を離党した前職が「政治とカネ」で辞職したことに伴うものだが、立民と日本維新の会、国民民主党、共産党がそれぞれ候補を擁立する方向で、野党票の分散で与党に好材料もできつつある。
一方、泉氏は6日、記者団に候補を擁立している大分、千葉5、山口4区を挙げ「3勝したい」と語った。維新は和歌山1区を重視。9日投開票の大阪府知事・大阪市長選と奈良県知事選で勝利し、勢いを和歌山補選につなげる青写真を描く。
最近は外交成果もあり、岸田内閣の支持率は上昇傾向にある。与党内では「補選が全勝なら、首相は5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)後、今国会中にも衆院解散を打ちたくなるだろう」(幹部)とみる向きもある。
512
:
OS5
:2023/04/07(金) 23:53:37
ゲンダイだけど
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321138
【衆参5補選の最新情勢】岸田自民は「5戦全勝」余裕綽々どころか“負け越し”に現実味
公開日:2023/04/07 06:00 更新日:2023/04/07 06:00
参院大分の補欠選挙が6日告示され、来週11日には衆院の4補選(千葉5区、和歌山1区、山口2、4区)の告示が続く(いずれも投開票は23日)。自民党は「5勝全勝も」と一時は余裕綽々だったが、現実は甘くない。まさかの負け越しもあり得る情勢だ。
■参院大分
「話が違う」と岸田首相と茂木幹事長が激怒しているらしい。
自民党が銀座クラブオーナーの白坂亜紀氏、立憲民主党が吉田忠智元参院議員を擁立。一騎打ちの構図だ。吉田氏は共産、社民の支持と国民民主県連の支援も得て、事実上の野党統一候補となっている。
「元社民党党首の吉田氏は、2020年に立憲へ移籍した。社民系労組の反発があり、自民党の大分県連は党本部に『連合は吉田をやらない』と報告していた。ところがフタを開けたら、国民民主まで応援するという。こっちは銀座のママ。女性票が来てくれるかどうか」(自民党関係者)
千葉は自民・立憲横並び
元社民党党首か(参院大分選挙区補欠選挙が告示、第一声を上げる立憲民主党の吉田忠智候補=6日午前)/(C)共同通信社
拡大する
■千葉5区
予想外なのが、自民議員が「政治とカネ」で辞職したこの選挙区だ。当初は自民苦戦が想定されたが、立憲、維新、国民、共産の主要野党が連携せず、野党候補が乱立。反自民票が分散し、自民が漁夫の利を得るとみられてきた。
ところが、自民やメディアの先週末の情勢調査で、自民と立憲の候補が2〜6ポイント差でほぼ横並びだったという。
「自民候補は落下傘で知名度ゼロ。さらに、辞職した議員が麻生副総裁の子飼いだったことから、擁立やら今後やら、麻生さんが引っかき回して混乱させている」(地元関係者)
まだ告示まで時間がある。野党はギリギリまで一本化を目指したらどうか。
■和歌山1区
自民候補の元職の評判が悪すぎ、擁立を主導した和歌山選出の世耕参院幹事長が焦りまくっている。5日は元職のため、通算3度目の応援に入っただけでなく、市議選が行われている大阪市にも立ち寄り、ナント公明党候補を応援。「代わりに和歌山をよろしく」という公明とのバーター協力にすがるほどだ。
和歌山のドン・二階元幹事長は、元職とは別の人物の擁立を望んでいたとされる。選挙の構図は自民VS維新VS共産。自民の組織はまとまりを欠き、維新に議席を取られる可能性がある。
■山口2、4区
保守王国だからといって決して自民は安泰ではない。
2区では、安倍元首相の甥で岸前防衛相の長男に対し、法相経験もある野党系元職が無所属で出馬する。元職に一定の知名度があるうえ、華麗なる家系図をアピールするなど「世襲は当然」という岸家のやり方に有権者の嫌悪感がジワリ。「接戦になるのではないか」(地元関係者)と不透明感が漂っている。
安倍元首相後継の前下関市議に、立憲が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題に詳しい有田芳生前参院議員をぶつけた4区も、自民に逆風が吹いている。山口は次回総選挙で定数減となる。下関で安倍系と長年戦ってきた林外相系がどこまで本気を出すのかが勝敗のカギを握る。
513
:
OS5
:2023/04/08(土) 00:07:21
https://www.sankei.com/article/20230407-IN6MR2UZAFIP5LUDZAAUKZUO7I/
東京7区に丸川元五輪相 自民、支部長ら3人追加
2023/4/7 18:50
自民党は7日、衆院選挙区定数「10増10減」の対象となる15都県134選挙区のうち、東京都の3選挙区で次期衆院選の公認候補予定者となる支部長らを追加決定した。丸川珠代元五輪相(52)は現職の参院議員のため、東京7区の支部長予定者とした。これで計114選挙区の支部長または支部長予定者が決まり、残り20となった。
東京26区は元財務省職員の今岡植氏(35)、27区に港区議の黒崎祐一氏(46)といずれも新人を選んだ。両区とも公募を経て決めた。
公明党が擁立済みの埼玉14区、東京29区、愛知16区、広島3区について選任を先送り。定数減の県では、和歌山、山口の計5選挙区では持ち越した。両県では衆院補欠選挙(23日投開票)が行われる。長崎1、3区も決まらなかった。
514
:
OS5
:2023/04/08(土) 00:44:33
■東京 自民
https://www.tokyo-jimin.jp/introduction2/shugiin.html
01山田美樹
02辻清人
03石原宏高
04平将明
05若宮健嗣
06越智隆雄
07丸川珠代(参院から鞍替え)
08石原伸晃(前職)
09■未公認 安藤高夫(前職)
10鈴木隼人
11下村博文
12
13土田慎
14松島みどり
15■未公認 柿沢未途 前回保守分裂
16大西英男
17■未公認 平沢勝栄 高齢(1945年生まれ)
18福田かおる(新人 農水官僚 齋藤健秘書)
19松本洋平
20木原誠二
21小田原潔
22伊藤達也
23小倉將信
24萩生田光一
25井上信治
26今岡植 (新人 財務官僚)
27黒崎祐一(新人 港区議)
28 ★公明・高木陽介?
29岡本三成 ★公明
30長島昭久
比例単独 高木啓 →12区?
松本文明(前職) 引退?7区27区ともに候補擁立済
■東京 立憲
01海江田万里
02
03松原仁
04
05手塚仁雄
06落合貴之
07松尾明弘(元職)
08吉田晴美
09山岸一生
10鈴木庸介
11阿久津幸彦(元職)
12大熊利昭【元職・国民】
13
14
15
16柴田勝之(新人)
17円より子【元参院議員・国民】
18菅直人
19末松義規
20
21大河原雅子
22山花郁夫(元職)
23伊藤俊輔
24佐藤由美【新人・国民】
25
26
27長妻昭
28高松智之(新人)
29木村剛司(元職)【競合区】 樽井良和【元職・国民】
30
前回出馬で公認されてない
北條智彦 足立区
井戸正枝 江東区
515
:
OS5
:2023/04/08(土) 01:04:04
■神奈川 自民
01松本純 (前職)
02菅義偉
03中西健治
04■未公認 山本朋広
>>283
05坂井学
06古川直季
07鈴木馨祐
08三谷英弘
09中山展宏
10田中和徳
11小泉進次郎
12星野剛士
13(元甘利地盤)
14赤間二郎
15河野太郎
16義家弘介
17牧島かれん
18■未公認 山際大志郎
>>283
19■未決 草間剛(新人・市議)藤末健三(元参院議員)
>>399
浅野文直(市議)
>>444
20甘利明
■神奈川 立憲
01篠原豪
02
03
04早稲田夕季
05山崎誠
06青柳陽一郎
07中谷一馬
08江田憲司
09笠浩史
10
11
12阿部知子
13太栄志
14長友克洋(新人)
15
16後藤祐一
17
18鈴木敦【国民】
19深作ヘスス【国民 新人】
20
516
:
OS5
:2023/04/08(土) 08:37:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/61092727c8f1e2c1c07e112abd0634cfc6d20816
【山口ダブル補選】4区で林芳正派が「有田芳生氏をウラ支援」? 2区では立民・菅グループが「共産党との対立を煽った」
4/8(土) 6:01配信
4月23日に投開票となる衆院山口2区と4区のダブル補選。いずれも自民候補の優位は動かないが、「勝ち方」「負け方」をめぐって、自民党と立憲民主党の内部でえげつない足の引っ張り合いが起きている。
「有田氏に投票するのでは」と言われている林陣営
まずは安倍晋三元首相が死去した4区から。結局、安倍家からは後継者が出せず、安倍昭恵さんが後継指名した前下関市議の吉田真次氏(38)が出馬することになった。昭恵さんは「主人の後継者に圧勝させてください」と支援者に訴え、下関に入って選挙戦を支えているという。
対する立憲民主党候補は、前参議院議員の有田芳生氏(71 )。安倍元首相が凶弾に倒れた背景にあった「統一教会問題」のスペシャリストとして斬り込んだものの、
「バリバリの保守王国ですから、まったく支持は広がっていません。『自分のルーツは山口県にある』と誰もウラが取れないようなことを訴えていますが、よそ者感は拭えません」(地元記者)
そんな戦いを冷ややかな目で見ているのが、林芳正外相の陣営だ。今回の補選を最後に山口の選挙区は4から3に減り、現4区は新3区に吸収される。下関を地盤とする新3区が欲しい林陣営にとっては、ワンポイントリリーフであるべき吉田氏が補選に大勝し、“次も出る”と色気を出してもらっては困るのである。
「林陣営としては接戦になって欲しいところ。一部がウラで有田氏に投票するのではないかと囁かれています」(同)
共産党をブチ切れさせた平岡秀夫元法相の出馬
そんな林陣営の「意地の悪さ」が露呈する出来事も起きた。
3月5日に、岸田首相が吉田陣営の応援に下関入りした時のことだ。JR下関駅前のショッピングモールの宴会場には、安倍氏の後援会関係者を含めた支援者、地元議員ら約650人が集まった。だが、
「林系の県議は誰も出席せず。出席していた林派の市議は、岸田さんの応援演説が終わるや否や、全員立ち上がって退出した。続いて吉田氏が登壇した時、最前列はガラ空き状態に」(同)
一方、岸信夫前防衛大臣が辞職した2区。こちらは立民内部の争いだ。自民からは信夫氏の次男で元フジテレビ記者の信千世氏(31)が早々に出馬を表明。全国的には世襲批判が高まったが、地元では圧勝の様相である。
「だから当初、立民は擁立を断念し、野党候補は共産党に任せるということで一度話がまとまったんです。ただ、3月半ばに4区で有田氏を擁立した後、反主流派の菅グループが『2区も立てるべきだ』と騒ぎ出した。それで、大串博志選対委員長がダメ元で、岩国市出身の平岡秀夫元法務大臣(69)に声をかけたら、本人がやる気になってしまった」(同)
これに怒ったのは共産党である。
「共産党は立民が出さないというので、わざわざ岡山まで出向いて女性候補者を探し出し、お披露目まで終わったところだったのです。党中央が『4区で有田氏を擁立することについて目を瞑ってやったというのに、ふざけるのもいい加減にしろ』と怒り出す事態になった」(同)
菅グループが仕掛けた政争?
これについては補足説明が必要であろう。有田氏は、芳生という名前がヨシフ・スターリンから取られていることからもわかる通り、もともとは共産党員。裏切り者を許さない共産党からすると、“不倶戴天の敵”なのである。だが、今回、共産党は有田氏の過去を問わず、支援する方針を示していた。
「そんな恩を仇で返したと共産党はブチギレたんです。結局、共産党候補は出馬を断念し、平岡氏は無所属で出馬することになりましたが、一時両党はギクシャクする事態になりました」(同)
党内では、これは菅グループが仕掛けた泉健太代表おろしのムーブだと言われているのだ。
「菅グループとしては、2区も4区も完膚なきまでに負けさせ、執行部の責任を問いたいと考えている。それを狙って、平岡氏擁立を執行部にけしかけたようなのです」(同)
与野党ともに、みっともない足の引っ張り合いをしているのだ。
デイリー新潮編集部
新潮社
517
:
名無しさん
:2023/04/08(土) 09:41:12
農林省をレッドパージされた当時の有田光雄が下関の大林組支店で働いていたのは
事実なのにそれを否定するのは流石におかしいでしょう
518
:
OS5
:2023/04/08(土) 14:06:18
高畑紀子 21年衆院選 青森2区出馬落選(立憲公認)→県議選八戸市出馬(立憲公認)
519
:
OS5
:2023/04/10(月) 10:22:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9de02bc0efffd9747d541debedf3ef0387f7c9f4
維新、公明と関係リセット 次期衆院選へ馬場代表表明
4/9(日) 23:03配信
日本維新の会の馬場伸幸代表は9日、統一地方選を受けた大阪市での記者会見で、次期衆院選に向けて公明党との関係をいったん白紙にすると表明した。「統一選の結果にかかわらず一度リセットする。現状、他党にお願いすることはない」と強調した。公明党の山口那津男代表は「維新がどう対応するか、注視していきたい」と記者団に語った。
大阪に強固な地盤を持つ維新は、これまで公明が議席を保有する大阪と兵庫の衆院計6小選挙区には候補者を擁立せず「すみ分け」してきた経緯がある。大阪市を廃止して特別区を置く「大阪都構想」実現への協力を得るためだった。
520
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:05:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b3fb236521c2b2e0624190008e9bdd69b2a25af
河野太郎氏の将来をも決める? 自民党が驚愕した衆院補選千葉5区の党世論調査結果〈dot.〉
4/10(月) 17:35配信
3
コメント3件
AERA dot.
首相官邸で補選などについての取材に応じる岸田文雄首相=4月6日
衆院補欠選挙が4月11日に告示される。各党がそれぞれの思惑で擁立している候補者だが、自民党にとって予想外の状況と見られているのが衆院千葉5区という。政治ジャーナリストの安積明子さんにその背景を聞いた。
【写真】「サル発言」についての質問を受け、厳し〜い表情の野党党首はこちら
* * *
4月1日と2日に自民党本部が行った世論調査の結果に、自民党は驚愕(きょうがく)した。23日に投開票される補欠選挙のうち、「自民党が圧倒的に優位」と見られていた衆院千葉5区で立憲民主党が擁立する候補に22対28と6ポイントもリードされていたからだ。
千葉5区は昨年12月、政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、薗浦健太郎元首相補佐官が議員辞職した。薗浦氏は2025年12月までの3年間、公民権が停止される。そこで千葉県選出の石井準一参院議員が千葉県議を擁立しようとしたが、「5区は麻生派の議席だ」と志公会が大反対した。
その結果、河野太郎デジタル相が推し入れた元国連職員の英利アルフィヤ氏が自民党の公認候補となったが、ほとんど地元と縁がなかった英利氏はなかなかその名前が浸透せず、調査結果を見て「今回は候補擁立を見送るべきだった」との声すら一部で上がる始末だ。
その背景には自民党千葉県連の特有の事情も関係すると、関係者は打ち明ける。
「石井さんは昨年の参院選で、3期目当選を目指す麻生派の猪口邦子さんに対抗して臼井正一さんを擁立しました。無事に2人は当選したけど、そもそも石井さんと猪口さんは、誰もが知る犬猿の仲だから」
たとえば2017年には新聞社のインタビューで、石井氏は「彼女がやっているのは肩書のための政治」と猪口氏を批判した。昨年の参院選で臼井氏の得票数は65万6952票で、猪口氏よりも6万9143票も多かった。
またその対立は、自民党千葉県連内の対立と重なる。2021年の千葉県知事選でも石井氏は千葉市長だった熊谷俊人氏を支援し、140万9496票を獲得させた。党県連が推薦した元千葉県議の関政幸氏に102万4773票も差を付けたわけだ。
もっとも同年の千葉市議補選で元秘書の岳田雄亮氏を当選させられなかったが(今回の市議選で当選)、そうした石井氏の勢いは、かつて師事した政界の暴れん坊「ハマコー」こと故・浜田幸一元衆院議員を彷彿(ほうふつ)させる。「最後には英利氏を支持して勝利させ、麻生派に恩を売るというのが石井氏の思惑ではないか」と前出の関係者は推察する。
そもそも千葉5区は4月10日現在で8人が立候補を表明しているという激戦区。野党では立憲民主党のほか、国民民主党と日本維新の会、共産党、政治家女子48党が独自候補を擁立している。
もし野党がひとつにまとまることができれば、自民党に勝利する可能性が出てくるが、それを困難にしているのが立憲民主党の小西洋之参院議員の「サル発言」だ。
小西氏は3月29日の参院憲法審査会の幹事懇談会の後、記者団に対して「(衆院憲法審査会を)毎週開催は憲法のことなんか考えていないサルのやること」などと発言し、ほぼ毎週開催が定例化しつつある衆院憲法審査会をバカにしたように批判した。
もっとも小西氏にすれば軽口をたたいた程度の認識で、外に漏れるとは思わなかったようだ。翌日に会見を開いて「サル発言はすぐ撤回した」と主張したうえ、「そもそもオフレコ発言だ」と報道したメディアに責任転嫁し、法的手段をちらつかせた。
しかしこれが問題をいっそう大きくし、メディアのみならず、各政党は小西氏の発言に猛反発。日本維新の会の馬場伸幸代表は、前国会から構築してきた立憲民主党と政策協議を行う関係を凍結し、小西氏問題についての追及チームを設置することを要求した。
521
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:07:40
また国民民主党の玉木雄一郎代表も「自.称憲法学者の小西議員」と、衆院憲法審査会で小西氏の言い訳発言を皮肉っている。
522
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:09:58
残るは共産党で、志位和夫委員長は「個々の議員の発言についてコ メントしない」と批判しなかったが、立憲民主党と選挙で共闘するかどうかは不明だ。そもそも泉健太代表が4月7日の会見で
523
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:10:48
「(候補者調整の)模索はするが、(共産党に)候補者を降 ろしてくれという協議はない」と述べており
524
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:11:08
立憲民主党から働きか.ける様子はなさそうだ。
525
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:11:25
「かける」がNGワード?
526
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:12:14
ん?なにがNGワードなんだろ?
また国民民主党の玉木雄一郎代表も「自称憲法学者の小西議員」と、衆院憲法審査会で小西氏の言い訳発言を皮肉っている。
残るは共産党で、志位和夫委員長は「個々の議員の発言についてコメントしない」と批判しなかったが、立憲民主党と選挙で共闘するかどうかは不明だ。そもそも泉健太代表が4月7日の会見で「(候補者調整の)模索はするが、(共産党に)候補者を降ろしてくれという協議はない」と述べており、立憲民主党から働きか.ける様子はなさそうだ。
527
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:13:38
ある永田町関係者はこう語る。
「いわゆる“千葉都民”が多い千葉5区は票が読みづらい半面、予想外の当選者を出す選挙区だ。市長室にシャワー室を設置するなどハチャメチャな市政を行い、本来なら強いはずの2期目の選挙で供託金没収で惨敗した村越祐民・前市川市長を2003、2009年と2度も衆院選で当選させていた。しかも自民党が補選の原因をつくり、さほど強い候補を擁立していないのに、野党はみすみすチャンスを逃している」
なお自民党では今回の補選については、落下傘候補は派閥単位で支える予定だという。千葉5区に全力投入の志公会のほか、銀座のクラブ「稲葉」のオーナーの白坂亜紀氏を擁立した参院大分選挙区は、当選した際は会派入会含みで清和研が一手に仕切る。
もし負ければ岸田文雄首相の責任になるのではなく、ポスト岸田を狙う次期リーダーの責任というわけだ。千葉5区の勝敗は将来の総理総裁を狙う河野氏の将来をも決めることになる。
それゆえ、当初は「勝利の可能性は高い」と言われていた千葉5区の世論調査の数字には、志公会はショックだったに違いない。果たして挽回(ばんかい)を図れるか。
(政治ジャーナリスト・安積明子)
■あづみ・あきこ 兵庫県出身。慶應義塾大学経済学部卒。国会議員政策担当秘書資格試験に合格し、政策担当秘書として勤務。その後テレビなど出演の他、著書多数。「『新聞記者』という欺瞞|『国民の代表』発言の意味をあらためて問う」(ワニブックス)などで咢堂ブックオブイヤー大賞(メディア部門)を3連続受賞。近著に「眞子内親王の危険な選択」(ビジネス社)。趣味は宝塚観劇。
528
:
OS5
:2023/04/10(月) 21:59:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2958e854216098a6c19af1757b8a03b4d026680
「安倍家」「岸家」のブランド力はどこまで 衆院補選山口2、4区の行方に岸田首相の心中は〈dot.〉
4/10(月) 19:56配信
AERA dot.
吉田真次氏の事務所開きであいさつをする安倍昭恵氏
衆院補欠選挙が4月11日に告示される。その結果は岸田文雄首相にとっては“中間評価”でもあり、今後の政権運営を占う指標にもなる。岸田首相自ら現地入りした山口。二つの選挙区の現状を追った。
4月9日、大阪ダブル選と奈良県知事選の結果を見て、自民党の幹部は渋い表情でこう話した。
「大阪のダブル選は想定内だったが、奈良県知事まで維新に取られた。このあと統一地方選の後半戦、国政の衆参補欠選挙もある。結果次第では、岸田(文雄)首相が考える解散時期が前倒しになるんじゃないか」
岸田首相がとりわけ気をもむのは、衆参の補欠選挙だろう。
すでに参院大分選挙区が4月6日に告示された。11日からは衆院の山口2区、4区、和歌山1区、千葉5区の4選挙区でも選挙戦がスタートする。
なかでも山口の二つの選挙区は、安倍晋三元首相と岸信夫元防衛相の兄弟が地盤だった選挙区。「安倍家」「岸家」というブランド力が健在なのか、陰りを見せるのか注目されている。
山口4区は、昨年7月に凶弾に倒れた安倍元首相の「後継」として、下関市議だった吉田真次氏(38)が自民党から出馬を予定している。立憲民主党は、前参院議員で旧統一教会を長年追及してきたジャーナリストの有田芳生氏(71)を擁立した。
選挙告示が迫ったある日、下関市内に安倍元首相の支援者が少人数で集まっていた。そこにやってきたのが吉田氏と安倍元首相の妻・昭恵さんだった。
「吉田氏は慣れていないせいか、落ち着かない様子で頭を下げていました。昭恵さんはその保護者のようで、さすが安倍先生の妻という感じでした。昭恵さんは『吉田さんを絶対勝たせてください。主人がとった票数の上をいきたい』と熱がこもっていて、安倍先生の代理選挙のように感じました」
と集会に参加していた支援者が話した。
地元では、吉田氏は「安倍家の名代」という印象がある、といった声をよく聞く。
自民党のある山口県議は、
「昭恵さんが出馬してくれると一番よかったんだけど、吉田氏は安倍家が後継として選んだ人。有田氏が相手でも安倍家のブランドは強いので安心です」
と「安倍家」の看板を強調する。
こうした点について有田氏は、
「立候補するのは吉田氏だが、安倍家の威光を感じることもある。山口4区で安倍さんはスター。安倍さんの文句を言うことははばかられ、旧統一教会の話題に触れることもタブーだった。ただ、今回の選挙ではそうはいかないし、変化を感じることもあります。安倍さんの色紙が飾ってあるお店で、サインを求められることもありました」
と話していた。
529
:
OS5
:2023/04/10(月) 22:00:08
前出の自民党の幹部は、
「山口4区で苦戦することがあるとすれば、有田氏が旧統一教会問題をあぶりだして火が付くこと。山口2区は世襲という批判が起きること」
と話す。
山口2区で自民党は、安倍元首相の実弟で元防衛相の岸信夫氏の後継として長男の岸信千世氏(31)が立候補を表明、無所属で民主党時代に法相を務めた平岡秀夫氏(69)が出馬する予定だ。
信千世氏は2月、出馬を表明した直後に開設したホームページで“家系図”を掲載した。父の信夫氏のほか安倍元首相、曽祖父の岸信介元首相やその弟、佐藤栄作元首相らの名前が書かれているだけで、母親ら女性は一切書かれていない“家系図”だった。首相の座についたのが3人、まさに「ブランド」を強調するかのようなものだった。
これがSNSなどで取り上げられ、批判が高まると“家系図”は消えた。
その信千世氏は3月27日、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。パーティー券は1枚2万円で500人ほどが参加したとみられる。
社長の出身地が山口県で、県選出の国会議員のパーティー券は10年以上買っているという会社員の男性は、
「信千世氏が会場の入り口で『よろしくお願いします』と参加者全員に声をかけていました。あいさつでは安倍元首相の思い出などを10分ほど話していましたね。だけど、当選もしていない信千世氏がパーティーとは正直、驚きました。会場も政治家のパーティーで使われるホテルとしては最高級ですから」
と話す。
安倍派のある国会議員は、
「山口4区、2区とも新顔の若い候補で知名度もない。勝つためには『安倍家』『岸家』というブランドを前面に押し出さないと厳しい部分がありますね」
と話したうえで、
「山口の二つの小選挙区は勝てるとは思いますが、他の三つが苦戦しますね。補選が2勝3敗で負け越せば、時間を置かずして衆院選挙区の『10増10減』の区割り見直しを反映した解散を岸田首相が決断するんじゃないかと、議員が2人寄ればそんな話ばかりです」
と背景事情を話す。
自民党の政務調査会の調査役を20年以上経験した政治評論家の田村重信さんは、
「小選挙区制度では、世襲、ブランドの威力はたしかに強いです。しかし2021年の衆院選で石原伸晃氏が敗北したように、批判的な考えの国民も多いことに自民党も気づかないといけない時代です。甘く見ていると、岸田首相も痛い目に遭うのでは」
と指摘している。
◇ ◇
山口4区では吉田、有田両氏のほか、政治家女子48党が公認候補予定者について、同党幹事長の黒川敦彦氏(44)から、会社役員の渡部亜衣氏(37)に変更すると発表。地元新聞社の元社員・大野頼子氏(49)、投資家の竹本秀之氏(67)がいずれも無所属で立候補を表明している。
(AERA dot.編集部 今西憲之)
530
:
OS5
:2023/04/10(月) 23:59:08
https://www.asahi.com/articles/ASR456V3FR45UTFK00T.html
自民の「女性限定公募」に拡大論も 党内反発の可能性、英では実績も
有料記事自民
千葉卓朗2023年4月5日 22時30分
女性議員を増やす取り組みをめぐり、自民党の本気度が問われている。次期衆院選に向けて「女性限定」で東京18区の候補者を公募したが、「ご都合主義」との批判が尽きない。今後、別の選挙区でも実施する意見が出ているが、実現のめどは立っていない。女性限定の取り組みは、英国労働党が約30年前に導入し、実際に女性議員が増えた。自民は継続的にできるのか。
菅直人元首相に対抗? 英国では実績も
東京18区(武蔵野市、小金井市、西東京市)の女性限定公募は3月に実施され、36人の応募があった。自民の森山裕選挙対策委員長は「女性にいかに立候補の機会を与えていくかは非常に大事だ」と意義を強調したが、自民はこれまで女性議員増の取り組みに消極的だったため、18区が地盤の立憲民主党の菅直人元首相に対抗するための「選挙戦術」との見方がされている。野党の女性幹部は「選挙に勝つために女性議員増を口実に使っている」と批判する。
このため、別の選挙区でも女性限定公募をする案が浮上。党幹部は「本気度を示す」と意欲的だ。ただ、18区では自民都連傘下の地元総支部が「男性が選ばれる余地がない」と撤回を要求。別の選挙区でも同様の反発が起きる可能性があり、実現は見通せない。
党内に反発がありながらも女…
531
:
OS5
:2023/04/11(火) 18:45:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/20fc0cf3d1a761bda9a3926dceddafd79cdaa138
県議選の裏側 次の衆院選は「新区割り」 新たな戦いの場で与野党の国会議員が奔走 《新潟》
4/11(火) 18:44配信
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県議選の裏側 次の衆院選は「新区割り」 新たな戦いの場で与野党の国会議員が奔走 《新潟》
激戦や接戦、様々なドラマがあった県議選。
候補の当選に向けて与野党の衆議院議員も奔走しました。見据えるのは新しい区割りで行われる次の解散総選挙です。
県議選を舞台に繰り広げられたもう一つの戦いを追いました。
■新2区 自民党 細田健一衆議院議員
「どうもこんにちは。お世話になります。どうも…」
4月6日、新潟市南区の個人演説会の会場で、挨拶を繰り返す人がいました。自民党の細田健一衆議院議員です。
県議選に出馬した自民党の笠原義宗さんの応援に駆け付けたのですが、候補より一足早く会場に到着。有権者に自らを売り込みました。
(自民党・細田健一 衆議院議員)
「区割りの再編があって、旧白根市(南区)も私の選挙区になったのでよろしくお願いします」
集まった有権者にそう呼び掛けた細田さん。次の衆院選では「新2区」から出馬を予定します。
これまで6つの小選挙区があった新潟県。
しかし、次の衆院選では「1票の格差」是正のため1つ減り、選挙区は5つになります。新2区は県央地域の5市町村と新潟市西区、西蒲区、南区が選挙区となります。
県議選初日の3月31日、細田さんは「新2区」内にある新潟市西区に入りました。再選を目指す自民党の高橋直揮さんと固い握手を交わします。
自民党の候補が1人でも多く当選すれば、次の自分の選挙に向けて支持の拡大につながります。
区割り再編で、新潟市西区は新たに細田さんの選挙区となったばかり。まだ“新顔”の細田さんにとって、県議選は顔と名前を売り込む絶好の機会です。
演説では高橋さんとの関係の近さをアピールしました。
(自民党・細田健一 衆議院議員)
「新しく区割りが変わって、新潟市西区は新潟2区になりました。私は高橋直揮さんと一緒に政治活動ができること、一緒に西区のために働けることが本当にうれしい」
衆議院議員は、いつ戦いが始まるかわかりません。
【自民党・細田健一 衆議院議員議員】
「今は自民党の公認候補に当選していただくのが最大の仕事。まずは応援をきちんとやりたい」
――サミット後に解散という話もありますが…
「それ(解散)は岸田総理が決めることなので常在戦場で頑張りたい」
532
:
OS5
:2023/04/11(火) 18:45:44
■新2区 菊田真紀子衆議院議員
同志を増やすことが票につながるのは野党も同じです。
西区で立候補した大渕健さんの第一声には、立憲民主党の西村智奈美衆議院議員と菊田真紀子衆議院議員が駆け付けました。
西村さんと菊田さんが第一声に顔を並べるという手厚い支援。菊田さんも「(大渕さんを)甘やかしすぎかな」と笑います。
菊田さんは新2区から出馬を予定し、次の衆院選では自民党の細田さんと争う見込みです。
(立憲民主党・菊田真紀子衆議院議員)
「次の衆議院の選挙では区割りが変更となり、私、菊田真紀子はこの新2区、西区の皆様にお世話になります」
演説のあとは有権者から「衆院選も頑張ってください」と激励を受けていました。
(立憲民主党・菊田真紀子衆議院議員)
「ここは新しい選挙区でお世話になる。そのど真ん中で頑張っているのが大渕さん。二人三脚で頑張りたい」
■投開票日 激戦区の結果は
そして迎えた4月9日の県議選投開票日。
新潟市西区では菊田さんが支援した立憲民主党の大渕さんが当選。
細田さんが支援した自民党の高橋さんも当選しました。
細田さんと菊田さんは、ほかの選挙区でも激しく争いました。
菊田さんが南区で支援したのは柏崎刈羽原発の再稼働反対を打ち出した無所属の新人、磯貝潤子さん。
菊田さんは自身の後援会を動かし、演説も指導するなど全面的に支援しました。
(立憲民主党・菊田真紀子衆議院議員)
「私自身の次の衆議院選挙にも磯貝さんがバッジをつけてくれれば、共に戦う同志として力強い仲間が増える」
しかし、一騎打ちとなった南区は自民党の笠原さんが当選。菊田さんが支援した磯貝さんは涙をのみました。
一方で自民党も、手痛い敗北を喫しています。
細田さんは県議選の投開票日の夜、自民党県連の幹事長、桜井甚一さんの会場に張り付きました。
県連を取り仕切る幹事長にとっては負けられない戦いです。
細田さんは桜井さんの隣りで吉報を待ち続けましたが、結果は落選。
桜井さんは「結果は受け入れるのみ。敗因をまだ分析するだけの余裕もない」と言葉を残して、会場をあとにしました。
県連の要職を務める桜井さんの落選は、細田さんにとって大きな打撃です。
■新1区でも散る火花
次の衆院選に向けた戦いは、新潟市中央区などでつくる新1区でも行われています。
自民党の塚田一郎衆議院議員は、中央区で新人の吉田孝志さんを支援。
(自民党・塚田一郎衆議院議員)
「国会の日程が許す限り、地元に入りたい。佐渡にも行かせていただきたい」
県議選は新潟市議選とも同時に行われ、塚田さんは多忙を極めたようです。
(自民党・塚田一郎衆議院議員)
「市政へのパイプ、県政へのパイプは吉田孝志からしっかりとになってもらいます。国へ声を届ける立場は私が責任を持って果たします」
新1区で塚田さんと争う見込みなのは、立憲民主党の西村智奈美衆議院議員。
県議会で過半数を占める自民党への対決姿勢を鮮明にしました。
(立憲民主党・西村智奈美衆議院議員)
「県議会は自民党が圧倒的多数で議会が硬直化している。硬直化している議会に多様な議論は望めません」
衆院選への立候補を予定するのは、現職議員だけではありません。
4月7日。日本維新の会の藤田文武幹事長が、県議選や新潟市議選の応援のために来県しました。
演説会の司会を務めたのは石崎徹さんです。
以前は自民党に在籍し、衆議院議員を務めましたが、今は日本維新の会から国政復帰を目指します。
雨でずぶ濡れになりながらも、石崎さん自ら党の幹部をアテンド。次の衆院選・新1区で返り咲きを目指します。
(日本維新の会・石崎徹さん)
――裏方に回る石崎さんの姿が新鮮ですが…
「みなさんが勝っていただくことが維新の底上げにもつながります。私の選挙にもいい流れになってくると思います」
県議選を舞台に火花を散らした与野党の衆議院議員。
新たな区割りで行われる次の衆院選に向けて、戦いはすでに始まっています。
533
:
OS5
:2023/04/11(火) 18:48:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb5dae92339c5f3db2dad5027349af707d090b50
自民「奈良ショック」和歌山にも危機感 二階氏と世耕氏の主導権争いで…
4/11(火) 5:30配信
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スポニチアネックス
衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区の補欠選挙が11日、告示される。9日に開票された統一地方選前半戦で注目された奈良県知事選では、自民党が保守分裂を招いた末に日本維新の会公認候補に首長の座を明け渡し、政府与党内に衝撃が走った。自民は、奈良と隣り合う和歌山の補選でも維新と激突。党が結束できるか危機感が漂っている。
岸田文雄首相は10日、統一地方選前半戦の結果について「与党への激励の声をしっかり受け止めながら、引き続き気を引き締めて対応しなければならない」と強調。「与党が一丸となり、衆参補選、統一地方選後半戦をしっかり勝ち抜く。そのために全力を尽くす」と述べた。
党内で「奈良と同じことが起きるのでは…」と懸念されているのが和歌山1区だ。自民の候補者選びは難航。県連会長の二階俊博元幹事長と県連会長代行の世耕弘成参院幹事長の主導権争いが要因とされ、もつれた末に世耕氏が推す門博文元衆院議員が公認された。
門氏は和歌山1区で4連敗中で、21年は比例復活もならず議席を失い、かねて選挙の弱さが指摘されてきた。勢いに乗る維新からは前和歌山市議、林佑美氏が出馬。自民の内輪もめに端を発する“奈良ショック”が残る中、門氏は林氏らとの激戦が予想されている。
6日告示の参院大分選挙区補選も合わせた衆参5補選は23日投開票される。首相は元々自民の議席だった千葉5区と山口2、4区の3議席死守を最低ラインに位置づける。15日には和歌山1区へ応援に入る方向で調整しており、上積みを狙う。
来月には自ら議長を務める先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)があり「国際秩序を守り抜くというG7の強い意志を力強く世界に示したい」と意欲満々。このサミットでどのような指導力を発揮するかが焦点になるが、永田町関係者は「その前に自民総裁として、一丸になれない乱れた党内秩序をどうにかすべきだ」と突き放した。
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:
OS5
:2023/04/11(火) 20:54:18
https://www.sankei.com/article/20230411-DF74Y7GRAFIJ5LBY6MQWHYECNI/
千葉5区 不祥事の自民、追撃するはずの野党乱立
2023/4/11 20:38
児玉 佳子
大橋 拓史
「頑張ります! ありがとうございます!」
自民党公認で公明党の推薦を受ける新人、英利アルフィヤは11日、千葉県市川市内のホテルで出陣式を開き、来場した支援者とグータッチを交わしながら、お辞儀を重ねた。初陣で身にまとったのは白色のジャケット。「クリーンな政治を強調した」(陣営)という。
衆院千葉5区で補欠選挙が行われるのは、長年同区で議席を維持してきた自民前職が昨年末、政治資金規正法違反事件で議員辞職したためだ。こうした経緯から、自民内では当初「厳しい戦いになる」(幹部)との見方が支配的だった。
だが、蓋を開けると野党が候補を一本化することなく、7人が乱立する混戦となった。不祥事を巡る自民批判票も分散されることから、陣営は一転して「勝てる選挙だ」(関係者)と手応えを感じつつある。
もちろん楽観論ばかりではない。統一地方選や衆参補選の支援で全国を奔走している自民重鎮は「あれだけ野党が分裂している割には、いまひとつ突き抜けていない」と首をかしげる。
英利は福岡県生まれで千葉5区に縁が薄く、知名度の向上は大きな課題だ。辞職した前職は党副総裁、麻生太郎の側近でもあり、「いずれ前職がこの選挙区に戻ってくるのではないか」(自民県連関係者)との見方もくすぶる。前職に近い一部の地方議員が候補者のポスター掲示に難色を示すなど、自民も一枚岩になり切れていない。
とはいえ、党本部は当選を狙える位置まで浮上したとみている。出陣式に来援した幹事長、茂木敏充は「即戦力として活躍が期待できる」と支持を訴えた。
同じころ、千葉県浦安市のJR新浦安駅前では、立憲民主党の新人、矢崎堅太郎の第一声に駆け付けた党代表、泉健太が声を張り上げていた。
「政治パーティーで(得た)4千万円を記録も残さず懐に入れる。今どき、そんな政治を許していいわけがない」
選挙区を構成する市川、浦安両市は「千葉都民」とも呼ばれる無党派層が多い土地柄だ。事前の情勢調査では優勢ともいわれ、自民の不祥事が発端の選挙でもあり、幹部は「ここで落としたら執行部の責任論に直結しかねない」と語る。
懸念材料は、選挙直前に同県選出の参院議員、小西洋之の「サル発言」が飛び出したことだ。県選出の衆院議員は「支持層はともかく、無党派層の投票行動には影響する」と気をもむ。
何より、野党間の候補一本化の失敗は誤算だった。当初、陣営関係者は「共産党は降ろす気がある」と楽観。県連幹部は「千葉5区は立民、和歌山1区は日本維新の会」という「すみ分け」に期待を込めていた。しかし可能性のあった共産との調整も不調に終わった。
「こっちから頭を下げる話ではない。維新と国民民主党が候補を立てている中で『立・共』と映るのは今後によくない」。立民関係者はそう強がった。一方の共産陣営関係者は「今は一緒にやろうという前提が崩れている」と静かに語る。
11日には、他の野党幹部も千葉5区に入り、公認候補の応援演説に臨んだ。
「今回の戦いのテーマは既存政党、古い政治への挑戦だ」
新人の岸野智康を擁立した維新の幹事長、藤田文武はJR市川駅前でそう演説。同じく新人の岡野純子を立てた国民民主の代表、玉木雄一郎は、東京メトロ浦安駅前で「政治とカネは争点だが、どの党もいう。ポイントはその先だ」として「給料が上がる経済の実現」を訴えた。
元職の斉藤和子を擁立した共産の委員長、志位和夫はJR本八幡駅前で「第一は何といっても大軍拡ストップ」と声を張り上げた。
補選には、政治家女子48党の新人、織田三江と無所属の星健太郎も出馬した。(児玉佳子、大橋拓史)=敬称略
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:
OS5
:2023/04/11(火) 21:38:38
https://www.asahi.com/articles/ASR4C6KG8R4CUTFK012.html?iref=comtop_Politics_01
「勝ちっぷりが解散を左右」 5補選占う「次」、与野党が総力戦
有料記事
藤原慎一 笹川翔平 筒井竜平 高木智也 森岡航平2023年4月11日 21時03分
衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区と4区に参院大分も合わせた衆参5補欠選挙は、岸田政権の「中間評価」だけでなく、次期衆院選の行方を占う戦いとなる。物価高や少子化対策、世襲などを争点に有権者はどう判断するのか。23日投開票に向け、与野党幹部が各地で支持を訴えた。
東京ディズニーリゾート(TDR)がある浦安市と、隣接する市川市(一部)が舞台の千葉5区補選。与野党6党の候補者が入り乱れる争いを踏まえた各党幹部は11日、こぞって応援に入り、無党派層が多いとされ、現時点の党勢が映し出される首都圏選挙をスタートさせた。
補選は、自民党公認で4回連続当選していた薗浦健太郎氏=自民離党=が政治資金規正法違反事件で昨年12月に議員辞職したことに伴うもの。「政治とカネ」をめぐる問題がきっかけで、自民内には守勢を強いられるとの見方があった。一方、議席を守り切れば、この問題を払拭(ふっしょく)できるとの思惑も働いた。野党候補の乱立状態を横目に、候補者を立て勝機を見いだそうとしている。
「政治とカネ」めぐり辞職 野党は主戦論に
自民の茂木敏充幹事長は11…
536
:
OS5
:2023/04/11(火) 21:39:35
https://www.sankei.com/article/20230411-PJH6KDWMHRMWBI3XJPC2QCARSY/
自民二階氏・世耕氏「一時休戦」 和歌山衆院補選で維新警戒、異例のスクラム
2023/4/11 12:02
11日に告示された衆院和歌山1区補欠選挙には自民党元職と、日本維新の会、共産党、政治家女子48党の新人3人の計4人が立候補を届け出た。9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選や奈良県知事選を制して勢いにのる維新に対し、自民は警戒を強める。地元で候補者擁立を巡り主導権争いを繰り広げてきたとされる二階俊博元幹事長と世耕弘成参院幹事長が「一時休戦」とし、異例のスクラムで維新に対抗する構えだ。
自民元職の元国土交通政務官、門博文氏(57)=公明推薦=は和歌山市のJR和歌山駅前で出陣式。選対本部長の世耕氏は「和歌山の保守が一つになる、そのキーワードで戦っていきたい」と語気を強めた。
一方、ここから約2キロ西の市役所前で出陣式を行った維新新人の元和歌山市議、林佑美氏(41)。応援に駆けつけた維新の馬場伸幸代表は「和歌山でも維新という政党を育ててほしい」と気勢を上げた。
537
:
OS5
:2023/04/11(火) 23:23:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230411k0000m010277000c.html
衆院和歌山1区補選 候補者選びに禍根の与党、勢いづく野党が火花
2023/04/11 21:41毎日新聞
衆院和歌山1区補選 候補者選びに禍根の与党、勢いづく野党が火花
和歌山城と中心市街地=和歌山市で2022年12月15日、本社ヘリから加古信志撮影
(毎日新聞)
和歌山県知事に転じた元国民民主党衆院議員の岸本周平氏の後任を選ぶ衆院和歌山1区補選は、11日告示され、選挙戦初日から与野党幹部が乗り込んで火花を散らした。14年ぶりの議席奪還を目指す自民党、本拠地・大阪から勢力拡大を狙う日本維新の会、前回衆院選で戦後初めて1区への候補擁立を見送った共産党と、政治家女子48党も参戦した。
「和歌山のことは和歌山で決める。大阪ではない」。自民元職の門博文氏(57)の応援に駆け付けた森山裕選対委員長は、維新への警戒心を丸出しにした。一方の維新は、馬場伸幸代表が新人の元和歌山市議、林佑美氏(41)と並び、防衛増税や、少子化対策の財源を社会保険料で捻出しようとする岸田政権の方針を「安直なやり方だ」と批判した。
二階俊博・元自民幹事長や世耕弘成・党参院幹事長の地元で「自民王国」として知られる和歌山。9日投開票の県議選(定数42)では27人の公認候補全員が当選するなど圧倒的な強さを誇る。ところが、補選の候補者選定ではまとまらず、長く迷走した。1区で長年岸本氏と戦い苦杯をなめてきた門氏がいち早く意欲を示した一方、県連は「勝てる候補」として、元沖縄・北方担当相の鶴保庸介参院議員をくら替え出馬させる方向で検討。世耕氏が選考過程に異議を唱えて門氏を推し、手詰まりに陥った。門氏でまとまったのは、2月中旬だった。
同県では次期衆院選から小選挙区の定数1減が決まっており、衆院へのくら替えを模索する世耕氏と、地盤が重なる二階氏の「綱引き」は、知事選でも表面化した。主戦論を受けた世耕氏の主導で地元出身の総務官僚の擁立を決定したが、わずか10日で覆り、岸本氏の推薦が決まった。これには、二階氏周辺が水面下で市町村長らに働きかけた影響もあったとみられる。
「十分に戦える」。自民候補が門氏に決まり、記者会見で勝算を問われた維新の藤田文武幹事長は自信をのぞかせた。昨夏の和歌山市議補選で自民候補を抑え、トップ当選した林氏を擁立。大阪府知事・市長のダブル選、奈良県知事選を制し勢いに乗る維新だが、近畿圏の他府県と比べて和歌山県内の地方議員数は少なく、組織力強化が課題だ。
1区で2009年以降、議席を守ってきた岸本氏を支えた国民民主や立憲民主党は補選への候補擁立を断念した。そこで、注目されるのが「岸本票」の行方だ。岸本氏に流れていた自民支持層の票を門氏がどこまで取り戻せるのか。国民民主や立憲、連合和歌山の票がどう流れるかも影響しそうだ。
知事選で支援を受けた「恩義」から自民支援を表明した岸本氏は、門氏の出陣式でもマイクを握ったが、どれほどの支持者が従うかは未知数だ。3月の知事会見で、岸本氏はこう語った。「私は(後援会に)応援していただいている立場。人の心まで動かす自信はありません」
新人の共産党県常任委員、国重秀明氏(62)の応援に訪れた穀田恵二国対委員長は、補選の構図を「暮らしを破壊する軍拡の連合か、平和を求める良識の連合かだ」と指摘し、自民、維新との対決姿勢を鮮明にした。新人の政女党職員、山本貴平氏(48)はNHKのスクランブル放送化などを訴える。【山口智】
538
:
名無しさん
:2023/04/12(水) 11:35:25
全選挙区に擁立出来れば野党第1党も見えてきますね。時代の変化の変わり目の目撃者になりそうな予感がします。
https://nordot.app/1018428821647949824
次期衆院選、原則全選挙区に擁立と維新幹部
2023/04/11
日本維新の会の藤田文武幹事長は11日の記者会見で、次期衆院選について「原則全選挙区で候補者を擁立する」と述べた。政策協力を目的にこれまですみ分けてきた、公明党が議席を持つ大阪、兵庫の計6選挙区も排除しない考えを示した。
© 一般社団法人共同通信社
539
:
OS5
:2023/04/12(水) 13:17:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b2363c6a3be6e2e5f7ba00a200159bb81c2b079
【独自】自民党内で出回る「衆参補欠選挙」星取り表の中身がヤバすぎる《落選危機の和歌山1区では二階が異例の行動に》
4/12(水) 12:03配信
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コメント20件
現代ビジネス
当選確実はわずか2選挙区だけ
門氏の選挙応援に駆けつけた二階氏 (c) 現代ビジネス
4月23日、統一地方選と同時に衆参の補欠選挙が実施される。安倍晋三元首相が亡くなった衆議院の山口4区など、全国で5つの選挙区だ。自民党では「3勝2敗で勝ち越さないと、岸田政権は危険水域だ」「解散総選挙に備えなければならない」といった情報がかけけ巡っている。
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いま自民党の議員の間で広く拡散し、話題になっているのが、5つの選挙区について作成された「星取表」である。現代ビジネスが入手した表によれば、自民党候補で〇(当確)とされているのは2つだけ。安倍元首相の後継候補である吉田真二氏の山口4区に加え、岸信夫元防衛相が議員辞職して息子の信千世氏が出馬する山口2区である。いずれも保守王国で自民党が圧倒的な地盤を誇る。
自民党で●となっている選挙区が、参議院大分選挙区だ。立憲民主党が現職の参院議員・吉田忠智氏を擁立しているが、もともと野党が強い地域でもあり自民新人・白坂亜紀氏は世論調査で5ポイント前後の差をつけられ、苦戦中である。
自民党で△がつくのが衆議院千葉5区だ。薗浦健太郎氏が「政治とカネ」のスキャンダルで失脚し、東京地検特捜部が公職選挙法違反で立件、最終的に辞職。この選挙区は与野党が乱立しており、不透明な情勢だ。世論調査では自民党の新人・エリアルフィア氏がトップの数字をたたき出しており、「ぎりぎり勝てるだろう」という見立てだが、余裕はないという。
さて、残る一つの選挙区が▲の印がついて、自民党候補は落選危機となっている。衆議院和歌山1区である。自民党は元衆議院議員の門博文氏を立てた。相手は、日本維新の会で、和歌山市議の林ゆみ氏。
門氏は衆議院で3期を務め、政務官の実績もある。二階派所属で、当然のことながらバックには二階俊博元幹事長がいる。林氏は昨年夏の和歌山市議補選で初当選したばかりだから、格から見れば、門氏が圧勝してもおかしくない。
オールキャストの出陣式
門博文氏
ところが、これまで「現代ビジネス」も報じてきたとおり、今回の選挙では、自民党候補として、門氏ではなく鶴保庸介参議院議員が出馬する予定だった。閣僚経験もある鶴保氏が参議院から衆議院へと鞍替えの段取りだったのだ。ところが、同様に衆議院への鞍替えを画策していた世耕弘成参議院議員が反発、鶴保氏を推す二階俊博氏との対立がおさまらず、妥協案として門氏の出馬が決まった。
だが自民党にとって「門氏を選んだことは、大失敗に終わるかもしれない」という危機感は凄まじい。それが露骨に現れたのが、選挙初日・門氏の出陣式のことだ。
挨拶したのは、二階氏に世耕氏、鶴保氏だけではなく、石田真敏元総務相、和歌山県の岸本周平知事、和歌山市の尾花正啓市長らオールキャスト。さらには森山裕選対委員長まで登壇した。すでに4月15日は岸田文雄首相、16日には菅義偉元首相がマイクを握る日程も決まっているそうだ。
そこまでやらないと勝てない──奈良・大阪で大勝した維新の旋風が吹き荒れているのだ。森山氏は維新をターゲットに「和歌山のことは和歌山で、大阪に決めてもらうと困る」と維新を意識した演説を繰り返した。
540
:
OS5
:2023/04/12(水) 13:18:26
維新との差はわずか5〜6ポイント
維新の候補・林氏
地元の自民党県議の一人はこう語る。
「門氏危うしの情勢を、二階先生は敏感に感じ取っています。国会会期中にもかかわらず、二階先生は頻繁に地元に帰り、和歌山1区の選挙区に入ってはあちこちに挨拶したり、会合に顔を出したりしている。
4月9日に先行して行われた和歌山県議選で情勢を見るのはちょうどいいという考えのようで、それも奏功して県議選では自民党は27人全員が当選しました。
しかしこの選挙期間中も、二階先生は『やはり、維新がいいぞ』『維新の人気者が入ってくると、門は危ない』と語っており、楽勝ムードは絶対にないと、引き締めを図っている。
確かに事前の世論調査では、鶴保氏であれ門氏であれ自民党が勝てるという数字だったんです。ただ、夜8時で当選確実が出るであろう鶴保氏に比べ、門氏はそうではない。その後、維新の候補者が林氏に決まると、ぐいぐい支持が上昇。直近の世論調査では、維新候補に比べて、わずか5〜6ポイントだけ門氏が勝っているというレベルなのです」(前出・自民党の和歌山県議)
後篇《自民落選危機「和歌山1区」で二階俊博がやった行動に、地元首長が腰が抜けるほど驚いたこと》では、梃子入れに動いた二階俊博が何をしたのか、その驚きの光景を紹介しよう。
現代ビジネス編集部
https://gendai.media/articles/-/108909?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
2023.04.12
【独自】自民落選危機「和歌山1区」で二階俊博がやった行動に、地元首長が腰が抜けるほど驚いたこと
現代ビジネス編集部
保守王国が震撼
前篇《自民党内で出回る「衆参補欠選挙」星取り表の中身がヤバすぎる》に引き続き、自民党の「星取表」で落選危機の▲がつく和歌山1区で起こっていることをレポートしよう。
統一地方選、大阪府知事選と大阪市長選のダブル選で圧勝した維新は、大阪府議会に続き、大阪市議会でも過半数の議席を得た。その勢いは、大阪から奈良にもおよび、奈良県知事選では元総務官僚の自民党候補や現職の知事を破り、大阪以外でははじめて知事を勝ち取った。
足元のおぼつかない中、門氏の応援で行脚する二階氏
全国的にも、維新勢力は議席を伸ばしている。4月9日投開票の統一地方選の前半でも、和歌山県議選では2人を当選させた。門氏の対抗となる林氏は昨年8月に行われた和歌山市議補選では35000票余りをとり1位で当選している。2位当選の自民党市議に3000票の差をつけた圧勝だった事実は、保守王国の和歌山を震撼させた。
維新の幹部もこう証言する。
「鶴保氏が相手なら最初から白旗を挙げていた。だが自民候補が門氏になって、こちらに勝ち目が出てきた。大阪や奈良で勝った効果が和歌山1区にも広がりそうな手ごたえがある」
大阪府知事選や、市長選でも重点選挙区については、維新は吉村洋文氏や松井一郎氏といった党の顔やタレントを選挙応援にいれ、テコ入れを図ってきた。それが4月9日の維新勝利にも有効に作用した。和歌山1区の選挙戦でも吉村知事らが支援に入る予定もあるという。
また、門氏が「選挙に弱い」というイメージが地元で定着しているところも維新を勢いづかせている。実は門氏は和歌山1区で、知事に転身した岸本周平氏に4連敗中で、ただの1度も勝ったことがないのだ。2020年の衆議院選挙では、岸本氏が10万票、門氏が6万票と大敗し、比例復活も果たせぬままバッジを失った。
541
:
OS5
:2023/04/12(水) 13:18:50
維新は吉村を投入して
勝利の鍵を握るのは二階俊博元幹事長の動向がすべてだ。前出の県議が語る。
「これから維新は、吉村氏らを毎日和歌山1区に投入し、『お祭り騒ぎ』をやって勝負に出るだろう……そういう見方を二階先生はしています。大阪府知事選が終わっているので、吉村氏が和歌山1区に入るのはそう難しいことではない。
鶴保氏で決まっていたのをひっくり返しているので、和歌山の自民党も一枚岩ではない。当然ながら鶴保氏の後援会は積極的には動かない。知事に転出した岸本氏も、門氏とのツーショット写真は撮影し、支援集会も予定しているが、何しろ昨日の敵ですから、門氏支持でどこまでやってくれるか未知数なのです。
そこで二階氏は鶴保氏や岸本氏のラインを動かせるかが勝負とみており、独特の政治勘を働かせ、自ら和歌山入りして支援者行脚をしているのです」
門氏と二階氏(右)
もし和歌山1区で自民党が負けるとなれば、和歌山県連会長でもある二階氏は当然ながら世耕氏らに追求されて、責任を問われる立場となる。いずれ行われる解散総選挙は、公職選挙法改正のもと、「10増10減」の選挙区で行われる。和歌山は3から1減らした2つの小選挙区となる。二階氏は旧3区から新2区に転身をする腹づもりだが、二階派の国会議員はこう語る。
「世耕氏は、鶴保氏の衆議院転身をなんとか阻んだ。和歌山1区の補選で門氏が負けることになれば、二階先生は自身の小選挙区勝利さえ危うくなる。世耕氏が二階おろしに走り出すのは間違いない。二階先生はそれを計算したうえで和歌山1区をまわっている。それどころか、門氏が落ちた事態さえ想定して、和歌山県内のあちこちに出没しているのです」
玄関に行くと本人が
和歌山県の首長の一人は、二階氏の驚きのシーンをこう振り返る。
「今年1月、お正月のことです。二階先生の事務所から『そちらにうかがいます』というのでお待ちしていた。正月から秘書さんもご苦労様なことだと思って玄関に出て行くと、二階先生本人が立っていました。信じられないほどびっくりして、腰が抜けそうになりました。
二階先生が『大変な年になるがお願いします』と頭を下げられたのです。これまでの二階先生は『おお、頑張っているのか』と大上段に構えた感じで、こちらは『ははぁ、先生』という感じで、上下関係がはっきりしていた。それが今回は二階先生が平身低頭ですから、本当に驚きました。
和歌山1区の補選や、控える解散総選挙を想定しての行動だったのだと、今になって理解できました。他の首長や県議のところにも訪ねておられるそうですが、さすがは二階先生、世耕さんとは違う先見の明があると思いました。
解散総選挙になっても、新和歌山2区は二階先生をみんなが推すことになるでしょう。ただし、補選で維新に負けるとどうなるでしょうかね……」
話を自民党で出回る補選の「星取表」に戻そう。落選危機の▲がつく和歌山1区に加え、さらに△となっている千葉5区や●の参院大分まで落とせば、2勝3敗で負け越し。岸田文雄首相は窮地に陥るのは必定だ。
「星取表」の「注」にはこう書かれている。
《4勝1敗は想定内、責任なし》
《2勝3敗だとサミット後解散か》
《3勝2敗でも政権運営は不透明》
《立民より維新が台頭に警戒、連携も》
《山口4区の統一教会批判、揺り戻し警戒》
いずれも政局につながる言葉がならんでおり、自民党の危機感がうかがえる。党幹部の一人が語る。
「補選の現有議席が5つのうち3ですから、2勝3敗だと、党内外から批判が強くなるから、岸田首相は解散総選挙を早いタイミングで決断するのではないか。敵は立憲民主党ではなく、党勢拡大が顕著な維新だ。
カギの和歌山1区で二階氏が頑張ってくれれば岸田首相もひと安心、頼むよ…という祈りの心境のようだ。
いろいろ言う人はいるが、やはり最後は二階氏頼みで、世耕氏じゃ心許ないというのが正直なところだ。選挙初日に森山氏が和歌山に入ったのも、岸田首相が了解したうえでやっている。演説が終わると森山氏が先に車から降りたが、二階氏は足元がおぼつかない中、ずっと『出待ち』していました。まさに格の違いです」
運命の4月23日まで、二階俊博の奮闘は続く。
542
:
OS5
:2023/04/12(水) 20:17:14
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321372
狙われる自民・甘利明氏…維新が神奈川県議選でも躍進、次期衆院選で「新20区」に候補擁立
公開日:2023/04/12 06:00 更新日:2023/04/12 06:00
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選挙区に乗り込まれた(自民党の甘利明前幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
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統一地方選の前半戦で躍進した“補完勢力”日本維新の会。その勢いは、首都圏にも及んでいる。中でも異例だったのが、神奈川だ。県議選での擁立者数は、埼玉6人、千葉5人に対し、神奈川は28人。“牙城”である大阪56人、兵庫30人に次ぐ大量擁立で、改選前の「0議席」から「6議席」に伸ばした。埼玉、千葉両県議選で1議席ずつしか獲得できなかったのに比べ、突出している状態だ。
ここまでの大量擁立、議席増を可能にした背景には「神奈川県知事を2期務めた維新所属の松沢成文参院議員の影響力があった」(維新関係者)という。神奈川の躍進を足掛かりに、首都圏での勢力拡大をもくろんでいるのは間違いない。
さらに、別のシナリオも垣間見える。新たに当選した県議らを“手足”に県内地域で組織強化を図り、次期衆院選で議席を増やす狙いだ。前出の維新関係者も「統一地方選で勝った地域で、衆院選候補の擁立を狙う」と話した。
■定年制で「復活」も閉ざされ…
維新の“標的”になりそうなのが、神奈川選出の自民重鎮・甘利明前幹事長(73)だ。甘利氏は2021年の前回衆院選で神奈川13区から出馬し、立憲民主党の若手候補に選挙区で敗北。幹事長でありながら、比例復活という情けなさだった。次期衆院選では、区割り変更に伴い、なじみの薄い「新20区」からの出馬が決まっている。簡単には当選できない状況だ。
「維新は今回の県議選で、新20区に含まれる『相模原市南区(定数3)』を重点区に位置づけ、新人を擁立。3位当選を果たしました。甘利さんの選挙区に乗り込んだ格好です。次の衆院選では、新20区に若い候補を立て“甘利討伐”を狙うのでは、とみられている。前回衆院選で立憲の若手に負けた“悲劇”の再来となれば一大事ですから、地元の自民党関係者は警戒を強めています」(ある政界関係者)
ただでさえ、甘利氏には“口利きワイロ”疑惑がくすぶり続けている。しかも、自民党の「73歳定年制」に引っかかり、比例代表との重複立候補もできず、復活の道も閉ざされる。勢いづく維新にのまれれば、今度こそ“ただの人”に転落だ。
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OS5
:2023/04/13(木) 20:50:34
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20230412-567-OYT1T50323.html
[政治の現場 衆院千葉5区補選]野党乱立、「千葉都民」狙う
2023/04/13 11:30読売新聞
[政治の現場 衆院千葉5区補選]野党乱立、「千葉都民」狙う
駅前で支持を訴える候補者(12日午前、千葉県浦安市で)=木田諒一朗撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
衆院千葉5区補欠選挙の告示から一夜明けた12日朝。千葉県市川市のJR本八幡駅前では、スーツ姿の会社員らが急ぎ足で改札口を目指していた。
「政治家の不正は許せない。『政治とカネ』の問題、岸田政権の中間評価が大きな争点だ」
前県議で立憲民主党新人の矢崎堅太郎氏が、ひときわ大きな声を張り上げた。
矢崎氏がこう強調するのは、今回の補選が、「政治とカネ」を巡る問題で自民党所属だった前議員が辞職したことに伴って実施されるためだ。
千葉5区は、自民が女性新人を擁立して議席維持を目指し、立民、日本維新の会、共産、国民民主の各党公認候補らが議席奪取を狙って対抗する「野党乱立」の構図となった。
矢崎陣営は、東京都内に通勤・通学する「千葉都民」に狙いを定める。千葉5区は、市川市の一部と東京ディズニーリゾートで有名な浦安市で構成される。2020年国勢調査によると、就労・就学者のうち、都内に通う割合は市川、浦安両市ともに4割を超える。千葉都民に多いとされる無党派層がスキャンダルには敏感だとみて、矢崎氏はこの問題に演説時間の多くを割く。
とはいえ、当選には無党派層だけでなく、保守層への食い込みもカギを握る。頼みの綱は、立民きっての保守派で知られる野田佳彦・元首相だ。地元の船橋市は、市川市と隣接する。12日夜には、野田氏が東京メトロ東西線浦安駅(浦安市)前に応援に駆けつけ、「自民党におきゅうを据えようじゃありませんか」と力を込めた。
矢崎陣営の懸念は、参院千葉選挙区選出で立民所属の小西洋之氏が、衆院憲法審査会の毎週開催を「サルがやること」と発言して批判を浴びた問題が選挙戦に与える影響だ。
幻の一本化
21年の前回衆院選で立民、維新、国民3党が獲得した票を単純に足せば約12万6000票。自民の約11万2000票を上回る。立民幹部は当初、「与野党一騎打ちならば勝算がある」と分析していた。
ところが、維新、国民、共産各党がいずれも候補者を擁立し、目算は狂った。
立民内では、国会で「共闘」してきた維新との「候補者一本化案」も取りざたされた。維新に千葉5区で候補者を取り下げてもらう見返りに、維新が注力する衆院和歌山1区補選では立民が支援に回るというバーターだ。ただ、維新は「野合には乗れない」と拒否し、この案は幻に終わった。維新の岸野智康氏は11日の第一声で、「大阪では改革を進めることができた。次は千葉の番だ」と主張した。
立民の矢崎氏と、国民の岡野純子氏が出馬したことで、両党を支援する連合は「股裂き」状態に陥り、両者の推薦を見送った。岡野氏も12日朝、浦安市内の駅前で通勤客らに名前を売り込んだ。11日の街頭演説では「批判をしても給料は上がらない。対決より解決だ」と力説した。
共産が公認した元衆院議員の斉藤和子氏は、「お金と権力によって、本来あるべき政治の姿がゆがめられている」と訴え、政権批判票の受け皿を目指す。
「前議員」触れず
これに対し、自民県連が公募に手を挙げた72人の中から選んだのが、元国連職員で34歳の英利えりアルフィヤ氏だ。両親は中国の新疆ウイグル自治区出身。昨年夏の参院選比例選には自民公認で出馬し、約5万5000票を得たが落選した。地元出身ではない。それでも、自民は「清新さ」に議席獲得を託した。
水色のたすきをかけた英利氏は12日午前、市川市内で街頭演説し、「すべての男性、女性、世代の人々が生きやすくなる状況を作らなければならない」とアピールした。前議員の辞職は、応援弁士が謝罪したが、英利氏は触れなかった。
自民への逆風も予想される選挙戦は、「野党乱立が自民を利している」との見方もある。統一地方選・前半戦(9日投開票)で実施された千葉県議選・浦安市選挙区(定数2)では、自民候補が2位に約1600票差をつけてトップ当選し、立民候補は落選した。英利陣営は「補選に勢いがつく好材料だ」と受け止める。
千葉5区は、国政に吹く風の影響を受けやすい「都市型選挙区」とされる。小選挙区比例代表並立制で実施されるようになった1996年以降、9回の衆院選で、自民は5勝4敗。都市部の有権者の判断が注目される。(上村健太、千葉支局 尾藤泰平)
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:
OS5
:2023/04/14(金) 21:47:01
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2023041400018.html
「あの二階先生が」と自民県議が思わず口走った意外な行動とは 岸田首相も注視する和歌山1区
2023/04/14 12:35AERA dot.
「あの二階先生が」と自民県議が思わず口走った意外な行動とは 岸田首相も注視する和歌山1区
昨年12月、首相官邸で大阪・関西万博に関する要望書の手交を終えた直後の岸田文雄首相(右)と吉村洋文・大阪府知事。和歌山1区では両者の舌戦が見られる?
(AERA dot.)
4月11日、全国四つの衆院小選挙区補欠選挙が告示された。統一地方選の前半戦では、大阪府知事選、大阪市長選の「ダブル選」に加え、奈良県知事選でも勝利した維新の会。今回の和歌山1区の補選には、昨夏の和歌山市議補選で自民党候補を破ってトップ当選し、勢いにのる前市議を擁立。一方、「自民王国」と呼ばれる和歌山で負けられない自民党は、前衆院議員を立てて“挙党態勢”で臨む。奈良県知事選に続き、自民VS.維新の様相を呈している。
選挙戦初日の午前9時、JR和歌山駅前の選挙カーの上に自民の「大物」が並んだ。
元国交政務官の門博文氏(57)=公明推薦=の出陣式。門氏を挟むように県連会長の二階俊博・元幹事長と世耕弘成・参院幹事長、その背後には石田真敏・元総務相、鶴保庸介・元沖縄北方相がそろう。そして、東京から森山裕・選対委員長まで駆け付けた。
マイクを握った森山氏は、
「自民党を支えているのは和歌山県選出の衆議院、参議院の皆さんです。皆さん、誇りに思ってください」
と声を張り上げ、
「和歌山のことは和歌山で決めましょうよ。大阪で和歌山のことを決めてもらってはいけません」
と維新への警戒感をにじませた。
昨年11月、同じ場所で和歌山県知事選の候補として第一声をあげたのは、岸本周平氏。衆院議員時代は、旧民主党や国民民主党に所属し、門氏と議席を争った長年の宿敵だ。知事選で自民党県連は、独自候補として世耕氏が擁立を主導した官僚に一度は決定した。
545
:
OS5
:2023/04/14(金) 21:47:16
しかし、二階氏が「豪腕」で押さえ込み、岸本氏は自民党の推薦を得て圧倒的な勝利を飾った。
「維新は統一地方選でも和歌山で県議を3人当選させた。勢いは大阪だけではない。門氏が勝つには自民党だけではなく、岸本知事の票を取り込めないと厳しい」
この日、出陣式に来ていた自民党県議がそう話した。
岸本知事は門氏の出陣式であいさつに立つと、
「知事選では和歌山県連の皆様が寛容な広い心で、来るもの拒まず、昨日の敵は今日の友で火の玉のような応援、支援をいただき知事に当選できました。お返しをするのが今回の選挙です」
と門氏を応援すると明言した。
しかし、岸本氏の支援者の一人は、
「門氏は知事選で岸本知事を応援したと言っている。岸本知事も『門さんをぜひ』と後援会で声をかけている。しかし、ガチンコで小選挙区を争ってきただけに『門さんだけはダメ』と思っている人もいる。岸本知事の政治姿勢からすれば、維新と方向性が似ているという後援者の声もあるし、微妙ですよ」
と話した。
門氏も岸本知事の支援は「絶対に必要」との思いがあるようで、SNSではツーショット写真をトップにあげ、演説でも「和歌山は一つ」と訴える。
森山氏から「和歌山の大黒柱」と紹介され、演説に立った二階氏は、
「手を緩めずに選挙をやれば、圧倒的な信任が得られるはず」
と手短に応援を終えた。
だが、先の自民党県議によれば、
「二階先生は、最近ずっと週末には地元に戻って、門氏のために人知れず驚くほど細かくまわって頭を下げている。あの二階先生が、というほど低姿勢。次の選挙では10増10減で選挙区が3から2に減る。二階派でもある門氏がもし補選で敗れると、二階先生も県連会長の進退を問われかねない」
という。
そして、「対維新」を最も強く意識しているのが二階氏だと続けた。
「二階先生は、そもそも門氏が補選の候補に選ばれる前から『大阪の勢いが和歌山に来れば大変なことになる』『吉村(洋文大阪府)知事が和歌山に入れば票がどっと維新に流れかねない』と、県連にもはっぱをかけていた。出陣式ではあまり語らなかったが、維新の強さに最も危機感を抱いているのが二階先生だ」
その維新。
前和歌山市議の林佑美氏(41)の出陣式に駆けつけた馬場伸幸代表が、
「今、古い政治から新しい政治に変えなきゃいけない。この和歌山を変えよう」
と訴えた。
維新の和歌山県総支部代表の井上英孝・衆院議員は、出陣式後に報道陣に囲まれ、
「和歌山は保守王国で、維新にとっては厳しい選挙。しかし、奈良県知事選でもわれわれはチャレンジャーとして戦い、勝つことができた。岸本知事は、維新とは親和性がある国民民主党におられたところは期待できる。林氏は昨年夏の市議補選で自民党候補より多い3万5千票をとって当選した。まだ1年も経っていないので、そこは票の上積みにつながると考えている」
と話し、吉村知事らの和歌山入りについては、
「発信力のある人に来てもらう」
とだけ明かした。
参院の大分選挙区を含めると、全国で五つの補選があり4月23日に投開票される。ここでの勝敗は、岸田文雄首相の政権運営や衆院解散のタイミングに大きく影響する。
岸田派のある国会議員がこう話す。
「党内では衆院山口2区、4区は確実視されているが、千葉5区と参院大分選挙区は苦しいとみている。最大の注目が和歌山1区で、ここを奈良県知事選のように落とすと岸田政権もピンチだと、森山選対委員長が10日の党役員会を終えて急きょ、和歌山入りすることになった。国政選挙でも維新にやられて連敗となれば、そう遠くないであろう解散総選挙で維新がさらに勢いを増し、国会でも脅威になる。岸田首相も維新の動向を非常に注視している。なんとか維新をたたきたい」
4月15日には、岸田首相自らが門氏の応援に入る予定という。和歌山を舞台に、「岸田VS.吉村」のトップによる戦いが見られそうだ。
◇ ◇
和歌山1区には、自民、維新の2候補のほかに、共産党県常任委員の国重秀明氏(62)、元物流会社員で政治家女子48の山本貴平氏(48)=いずれも新顔=が立候補している。
(AERA dot.編集部 今西憲之)
546
:
OS5
:2023/04/14(金) 23:01:56
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA131ZQ0T10C23A4000000/
和歌山1区は自民・維新互角、参院大分は立民・自民接戦
2023年4月14日 19:30
547
:
OS5
:2023/04/14(金) 23:03:53
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064876/20230413-OYTAT50030/
自民「不祥事」払拭に懸命
2023/04/13 05:00
「力強い外交・安全保障のために憲法を改正し、自衛隊を明記して我が国を守るという覚悟。これが必要だと思っています」
11日、サラリーマンや家族連れらが行き交うJR市川駅北口。自民党の新人、英利アルフィヤ(34)(公明党推薦)は第一声で懸命に声を張り上げた。トレードマークの水色の上着を羽織り、周辺には首相の岸田文雄と自身の顔を並べたのぼり旗がはためく。応援に駆けつけた党幹事長の茂木敏充は「女性や若者、多様な人が活躍できる社会を作っていく。(全国の)五つの補選で、最も激戦なのがこの5区だ」と力を込めた。
自民にとって、補選は前衆院議員の薗浦健太郎(自民党を離党)が「政治とカネ」の問題で辞職したのに伴うものだけに、逆風は必至だ。候補者選考の公募で鍵となったのは、日銀や国連といった英利の華やかな経歴もさることながら、「不祥事を 払拭ふっしょく する清廉なイメージ」(県連幹部)だった。
英利は5か国語以上に堪能な国際派で、両親は中国の新疆ウイグル自治区出身。4月1日には、党選対委員長の森山裕が地元の農協に自ら足を運び、支持を求めた。公明は告示8日前に推薦を決めた。陣営幹部は「ギリギリで冷や汗をかいた」とこぼすが、組織票を着実に固めつつある。
5区を構成する市川、浦安両市にゆかりのない「落下傘」候補で、12日間の選挙戦でどこまで浸透できるかも焦点の一つだ。12日午前は、9日に投開票された県議選の市川市選挙区(定数6)でトップ当選した自民の田中幸太郎(43)とともに駅頭に立ち、知名度アップを図った。
ただ、陣営の中核を担う自民のベテラン県議は同選挙区で落選し、県連には動揺が走った。長年、薗浦を応援してきた自民支持者の中には「急に『この女性を応援して』と言われても困る」との声もあり、課題は山積している。
◇
英利が第一声に臨むおよそ45分前。JR市川駅北口には、薄い緑色のタスキをかけた日本維新の会の新人、岸野智康(28)の姿があった。晴天の下、マイクを握ると「わずか2年前に当選した議員による不祥事。若い政党と若い候補から見たら、こういう古い政治を変えていかないといけない」と呼びかけた。駆けつけた幹事長の藤田文武は、「自民党のたるんだ政治に風穴を開け、緊張感を取り戻さなければならない」と気勢を上げた。
維新は統一地方選の前半戦で、関西を中心に勢力を伸ばし、知事の熊谷俊人に「全国的に見れば、勝ったのは維新じゃないか」と言わしめた。「千葉都民」と呼ばれる都市部の千葉5区で狙うのは、自民や立憲民主党への批判票の受け皿になることだ。岸野は演説で度々、自身を「新たな選択肢」だとアピールする。大阪府知事で共同代表の吉村洋文の人気は高く、陣営幹部は「確実に応援に来るはずだ」と期待する。
若年層の票を取り込もうと、岸野はSNSによる発信にも力を入れる。ツイッターなどに演説の写真や動画を次々とアップし、「風が強いですね。私にとって追い風になりますように」などと短い文を投稿する。
維新は県議選で、松戸市選挙区(定数7)で公認した現職がトップ当選したものの、「重点地区」に位置づけた市川市では敗れた。保守が強い地盤で、事務所を構えるだけでも苦労が伴う。第一声の場所はJR市川駅で自民と重なったため、時間を細かく区切ることになった。
他陣営からは「維新のポスターは、各地でさほど見かけない」との声が上がる。躍進する維新の勢いを5区に持ち込めるか。真価が問われている。(敬称略)
◎
衆院千葉5区の補欠選挙が告示され、23日の投開票に向けた戦いが始まった。しのぎを削る主な候補者の姿を追う。
548
:
OS5
:2023/04/14(金) 23:04:45
https://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/feature/CO064876/20230413-OYTAT50061/
野党乱立「埋没」懸念も 「政治とカネ」追及温度差
2023/04/14 05:00
「自民党が勝てば、『問題』はなかったことになる。どうか、勝てる候補である私に皆さんの1票を預けてください」
12日朝、通勤するサラリーマンらが足早に通り過ぎるJR本八幡駅。立憲民主党の新人、矢崎堅太郎(55)は、マイクが使える午前8時ちょうどに演説会を始め、懇願するように呼びかけた。演説に先立ち、2時間にわたり頭を下げながら支持を訴えて回った。
自民党の前衆院議員だった薗浦健太郎の「政治とカネ」の問題に端を発する補欠選挙だけに、矢崎陣営はこの不祥事を前面に押し出す戦略を描く。街頭演説ではまず、「なぜ、補選になったのか思い出してほしい」と切り出す。スローガンは名前の「堅」の漢字をかけた「堅実実行」だ。初日から、党代表の泉健太らが続々と応援に入る。
立民にとっての痛恨は、野党協力が不調に終わったことだ。県連代表の奥野総一郎は「最後の最後まで呼びかけていく」と述べ、候補者の一本化に向けて他党に秋波を送ったが、結局は、自民党を含む7人が乱立した。参院千葉選挙区の小西洋之が憲法審査会の毎週開催を「サルがやること」と発言した問題も影を落とす。
11日夜、国民民主党の新人、岡野純子(44)は、真っ青なスーツを着てJR市川駅前に立った。「八幡には多くの木造密集地域が残っている。災害の時に延焼してしまう」「(交通)渋滞も何とかしなければいけない」と訴え、地域の課題を挙げて政策本位の姿勢をアピールした。
岡野は、他党に先駆けて真っ先に5区補選への挑戦を表明した。党代表の玉木雄一郎は、立民を念頭に「一本化しないと勝てない前提で臨むこと自体が、敗北だ」と言い放ち、協力を明確に否定した。岡野は、「争点は『政治とカネ』に終始してはならない。前を向いた議論をしたい」と語り、矢崎と差異化を図る。
岡野は市議を務めた浦安市が地盤で、市川市での知名度は高くない。加えて、16日に告示される市川、浦安両市の市議選には、国民はそれぞれ1人ずつしか擁立していないため、「埋没」も懸念される。陣営幹部は「市議を多く擁立する政党は、抱き合わせで名前を売れるが、うち(国民)は難しい。演説場所を確保するのが大変だ」と危機感を募らせる。13日には、昼過ぎまで1時間に1回のペースで街頭演説を精力的に重ね、顔を売ろうと懸命だ。
共産党の元衆院議員、斉藤和子(48)は11日、JR本八幡駅北口でマイクを握り、「国民が物価高で苦しんでいる時、何の努力もせずに何千万円とパーティー券をもらう」と自民への追及を強めた。トレードマークは、船橋市の名産、ニンジンにちなんだオレンジ色の上着だ。
共産は2021年衆院選では立民と共闘し、千葉5区で擁立を見送った。今回の補選で立民との協力は、何度もささやかれたものの、実現しなかった。党県委員長の小倉忠平は10日の記者会見で「話し合いの余地はあると伝えてきたが、残念ながら今日まで正式な話はなかった」と明かした。
斉藤は演説で、「権力だとかお金をもらって、どんどん政治が国民から離れている」と力を込め、自民との対決姿勢を鮮明にする。政策では、子育て支援や給食費の無償化、憲法改正への反対などを訴える。
野党各党は「自民に勝たせてはいけない」と口をそろえつつ、候補者の一本化は幻に終わった。連合千葉は推薦を見送った。ある陣営幹部は「これで(自民に)負ければ、国民から『何やってるんだ』とみられる。野党のまとまりを問われることになる」と漏らす。
政治家女子48党の新人、織田三江(41)は、選挙戦で「女性目線、主婦目線、子育て目線で生の声を議会に届けたい」と訴える。無所属新人の星健太郎(43)は、行政や選挙のデジタル化を進め、「インターネット投票の実現に挑戦したい」と主張する。(敬称略)
◇
この連載は、岡田遼介、尾藤泰平が担当しました。
549
:
OS5
:2023/04/15(土) 09:47:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc5d36f2b9a2df8ca8cd59eb4d22ac8726cc8e9a
〈千葉補選5区〉野党乱立で自民有利のはずが、英利アルフィヤ候補に支持集まらず。対抗の立憲・矢崎候補も「演説が眠くなる」…激戦の行方は?
4/15(土) 8:01配信
集英社オンライン
集英社オンライン
4月11日に告示された衆院4補選。その中でも千葉5区は野党候補が一本化できず乱立し、与党に有利な展開になると見られていた。しかし、情勢調査の蓋を開けてみると、自民候補が予想以上に苦戦していることが明らかに。永田町では「野党分裂が自民党にとって逆風になっている」という、一見矛盾する分析もなされている。一体どういうことなのか。その背景には、自民の英利アルフィヤ(34)候補の複雑な出自も指摘されている。
【画像】茂木敏充幹事長に手を取られて声援に応える英利アルフィヤ候補
野党候補乱立なのに自民党が苦戦を強いられるワケ
「女性や若者、多様な人たちが活躍できる社会を作っていく。この市川、浦安、全国でも最も先進的な地域。この千葉5区に最もふさわしい代表、候補者は英利アルフィヤだ」
4月11日午前のJR市川駅前、英利候補の第一声に駆けつけた自民党の茂木敏充幹事長は、ジャケットを脱ぎ、ピンク色のワイシャツを腕まくりして声を張り上げた。
だが、集まった聴衆の数は選挙カーを囲むほどではなく、自民候補の第一声としては少し物足りなさも感じる。
この街頭演説会ではマイクを握った千葉県議から「事前情報では若干、英利アルフィヤが負けているそうだ」という緊張感の走る声も漏れた。
実際、永田町に出回っている、自民党が4月1、2日に行ったとされる情勢調査では、立憲民主党の矢崎堅太郎候補が28ポイントを獲得して首位となり、英利氏は22ポイントで次点、維新と国民民主の候補が8ポイントずつで続く結果となった。
もちろんこれは、公明党が衆院補選における自民候補の推薦を決める前の調査であり、現在進行形で情勢は変化し続けている。
自民党が4月8、9日に改めて実施した情勢調査では、英利氏が26ポイントを獲得して逆転首位になったが、矢崎氏も23ポイントと、まだ競り合っているという情報もある。
ただ、いずれにしても、野党候補が立憲、維新、国民民主、共産、政治家女子48と乱立したにもかかわらず、予想以上に自民が苦戦を強いられているのは間違いなさそうだ。
一体なぜなのか。その理由の1つとして挙げられているのが、英利氏の複雑な出自だ。英利氏は北九州市で生まれ育っているが、両親がウイグル人とウズベク人であるため、本人も生まれた時には中国籍だった。
両親とともに1999年に日本に帰化して日本国籍を取得し、その後は父の転勤によって中国へ。広州アメリカンインターナショナルスクールの高等学部を経て、アメリカのジョージタウン大学に進学。大学院の修士課程を修了した後は日本銀行に就職し、その後は国連事務局に転職している。
とても国際色豊かな経歴だが、それだけに自民党を支持する一部の保守層からは敬遠されている側面もあるようだ。
英利アルフィヤ候補にTwitterで「日本のために働けるのか?」
全国紙の政治部記者はこう解説する。
「英利氏は同じジョージタウン大学の先輩である河野太郎デジタル担当大臣が強く推して千葉5区補選に出馬することとなったが、もともと外国籍であったことや、外国での滞在歴が長いような経歴は、まるで野党候補のようで自民党支持層からの受けはあまり良くない。
また、千葉とは特に縁があるわけでもなく、自民党の千葉県連からは不安視する声があがっていたが、大臣のイチオシとあって反対できなかったようだ」と解説する。
実際に、Twitter上でも英利氏の投稿に対して「日本のために働けるのか?」というような返信が相次いでおり、とても自民候補を取り巻く環境とは思えない状況だ。
そして、そうした反発する自民支持層の受け皿になっているのが維新や国民民主の候補者だと言われている。
同じく4月11日にJR本八幡駅前で行われた維新の岸野智康候補の街頭演説。応援に駆けつけた維新の藤田文武幹事長は、岸田政権による防衛費や子ども予算の増額について「財源の作り方は増税や社会保険料をあげるだけなのか。行財政改革をもっと徹底的にできるはずだ。これができないのが古い自民党の政治だ」と批判した。
また、立憲についても「政権を倒して新しい政治を作ろうという気概はまったく感じない。あげ足取りばかりだ」と、憲法審査会を巡る小西洋之参院議員の“サル発言”を引き合いに出してこき下ろした。
最近まで立憲と維新で国会内共闘をしていたとは思えない言いぶりだが、統一地方選の前半戦で議席を伸ばし、勢いに乗っている維新は、政府与党だけでなく、野党第一党の立憲も強く批判して独自色を際立たせる“維新節”を復活させている模様だ。
この維新の勢いは千葉5区においては立憲よりも自民にとって脅威になっている。
550
:
OS5
:2023/04/15(土) 09:47:41
情勢調査で首位の矢崎候補の演説は「眠くなる」と関係者
もともと、千葉5区補選は自民党の薗浦健太郎衆院議員が、政治資金パーティーで得た収入を政治資金収支報告書に過少に記載したという「政治とカネ」の問題で辞職したことによって行われている。
自民党への風当たりが強いなかで、野党は候補者を一本化することができるかが注目されていたが、統一地方選で野党各党それぞれが党勢拡大を目指す中、候補者が乱立したまま告示日を迎えた。
普通に考えれば政権批判票が分散するため、自民党にとっては有利な情勢になるはずだが、実際は英利氏が取りこぼしている保守層を「維新や国民民主が食っている」(前出の全国紙記者)という側面もあり、その中で立憲の矢崎氏が情勢調査で首位に浮上していると指摘されている。
そのため、野党分裂、候補者乱立の状況は逆に自民党にとって逆風として働いているようだ。
そうした中、立憲の矢崎氏の勢いは本物と言えるのか?
4月11日、新浦安駅前で行われた第一声では、立憲の泉健太代表が「防衛予算だけにお金を優先させていいのか。バランスのいい国家予算を作らなければいけない。銀行マンとして、金融機関で働いてきた人間として、バランスのいい国家経営という視点で私たちの仲間に入っていただきたい」と富士銀行(現みずほ銀行)出身の矢崎氏を持ち上げた。
しかし、矢崎氏の街頭演説は、薗浦氏の「政治とカネ」の問題について、過去のリクルート事件を持ち出して批判をするなど、回りくどい内容で説明口調が多く、立憲関係者は「演説が真面目すぎて、聞いていて眠くなってしまう」と頭を抱える。
追い風となりつつある情勢を味方につけられるかは、まだ心許ないようだ。
千葉5区を含めた衆参5補選は、統一地方選の後半戦とともに、23日に投開票される。
その結果は国政政党の現在の勢いを図るバロメーターにもなり、岸田首相の政権運営や解散戦略にも影響を与えるだろう。
激戦区の1つとなっている千葉5区において、誰が議席を獲得するのか。有権者の判断が迫られている。
取材・文/宮原健太
集英社オンライン編集部ニュース班
551
:
名無しさん
:2023/04/15(土) 17:08:23
岸田襲撃未遂事件で補選は自民全勝かな。
552
:
OS5
:2023/04/16(日) 07:28:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/06948afda22987c77bb2f111f8da07193032ad00
衆参5補選、4選挙区接戦 千葉5区、大分で立自競る
4/15(土) 21:23配信
共同通信社は14、15両日、衆参5補欠選挙について電話調査や取材を基に情勢を探った。いずれも与野党対決型の構図。投票先をまだ決めていない有権者もおり、23日の投開票までに情勢が変わる可能性がある。
千葉5区は、立民の元千葉県議矢崎堅太郎氏(55)と自民新人の英利アルフィヤ氏(34)が激しく競り合う。矢崎氏は立民支持層の8割を集める一方で、英利氏は自民支持層への浸透が5割を切る。
和歌山1区は隣接する大阪府知事・市長選、奈良県知事選の勝利で勢いに乗る維新の元和歌山市議林佑美氏(41)が一歩前に出る。自民の元衆院議員門博文氏(57)が追う展開だが、自民支持層の3割近くが林氏に流れている。
山口2区は、自民新人の岸信千世氏(31)と、民主党政権で法相を務めた無所属の元衆院議員平岡秀夫氏(69)が伯仲。山口4区は、自民の元下関市議吉田真次氏(38)が立民の元参院議員有田芳生氏(71)らを引き離す。
参院大分は立民の吉田忠智元参院議員(67)と自民新人の飲食店経営白坂亜紀氏(56)が激しく争う。
553
:
OS5
:2023/04/16(日) 07:29:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c54a5d9f5b6db4019408b65a9ca4ea7b9264a155
衆院山口4区は自民候補優位、千葉5区・和歌山1区・山口2区・参院大分は接戦…読売情勢調査
4/16(日) 5:00配信
読売新聞社は、23日投開票の衆参5補欠選挙について、電話世論調査と取材を基に情勢を分析した。衆院山口4区は、自民党の吉田真次氏がほかの候補を引き離し、優位に立つ。残りの衆院千葉5区、和歌山1区、山口2区、参院大分選挙区の4補選は、いずれも接戦となっている。
山口4区(下関市、長門市)では、吉田氏が自民支持層の7割近くを固め、選挙区内全域でリードする。立憲民主党の有田芳生氏らは追い上げを目指す。
千葉5区(市川市の一部、浦安市)は、自民の英利アルフィヤ氏と立民の矢崎堅太郎氏が競り合う。英利氏は幅広い年代に浸透し、自民支持層の5割から支持を得た。矢崎氏は立民支持層の7割超を固めた。無党派層の約7割が態度を明らかにしておらず、今後の情勢を左右しそうだ。
和歌山1区(和歌山市)も、自民の門博文氏と日本維新の会の林佑美氏が激しくしのぎを削る。門氏は自民支持層の7割近く、林氏は維新支持層の約7割から支持を集めた。無党派層では、林氏がやや先行する。
山口2区(岩国市、下松市など)は、自民の岸信千世氏と、無所属の平岡秀夫氏が横一線だ。岸氏が自民支持層の6割超、平岡氏は無党派層の5割超の支持を得た。中心都市の岩国市で平岡氏、その他の市町では岸氏が先行している。
参院大分選挙区では、自民の白坂亜紀氏と、立民の吉田忠智氏が、互角の戦いを繰り広げている。白坂氏は自民支持層の6割超、吉田氏は立民支持層の約9割を固めた。年代別では、白坂氏は若年層で吉田氏よりも浸透し、60歳以上では両氏が拮抗(きっこう)している。
調査は4月13日から15日にかけて、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD方式で実施した。回答者の合計は2755人。
RDD=Random Digit Dialing
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OS5
:2023/04/16(日) 07:53:57
https://www.asahi.com/articles/ASR4H5WMVR4DUZPS001.html?iref=pc_snk_local2023_top_list_n
参院大分、千葉5区、和歌山1区は接戦 衆参5補選 朝日情勢調査
有料記事衆参補欠選挙2023
2023年4月15日 22時00分
衆院の千葉5区、和歌山1区、山口2区と4区、参院大分の衆参5補欠選挙(いずれも23日投開票)について、朝日新聞社は14、15の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。参院大分では自民候補と立憲民主候補が激しく競り合う。千葉5区は立憲候補と自民候補が互角。和歌山1区は維新候補と自民候補が接戦となっている。
投票態度を明らかにしていない人が4〜5割おり、今後、情勢が変わる可能性もある。
5補選は、発足から1年半経…
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:
OS5
:2023/04/16(日) 16:10:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac44879ed81558ecffcafe3a273d4cde337f1645
衆院補選、和歌山1区の激戦の構図 風に乗り攻める維新、「挙党一致」の自民
4/16(日) 10:55配信
西日本新聞
和歌山市のJR和歌山駅前=5日(撮影・金澤皓介)
街路樹の若葉がもえる紀州・和歌山市役所前。「和歌山が関西の一員として元気になってほしい。1人だけだった県議は(統一地方選)前半戦で3人になった。引き続き維新を育てて」。衆院和歌山1区補欠選挙初日の11日、党のカラーの緑色ジャンパーを着た日本維新の会代表馬場伸幸は、維新新人林佑美の応援演説で高揚感を隠さなかった。
前半戦の主役を飾った維新。全国の道府県議選は福岡、埼玉など13道県で初めて議席を得て改選前から倍増させ、悲願の全国政党化へ前進した。何より、維新王国・大阪以外で初の党公認首長となる奈良県知事選の勝利は躍進の象徴だ。
余勢を駆ろうと維新は隣県の和歌山1区を最重点区に位置付け、馬場を筆頭に大阪周辺の地方議員ら総力を投入。抜群の知名度を誇る大阪府知事で党共同代表の吉村洋文も15日に1区の街頭に立った。「前半戦のうねりを和歌山でも起こす」。林陣営の一人は息巻く。
林自身も「前例にとらわれた政治を続けるか、新しい政治に挑戦するか。今こそ和歌山が変わるチャンスだ」と声を張り上げた。
■
対する自民党。「大阪が和歌山のことを決めてはいけない」。11日、党選対委員長森山裕は自民元職の門博文の出陣式で、維新への対抗心をむき出しにした。
補選は、昨年11月に和歌山県知事に転身した元国民民主党衆院議員の岸本周平の後任を選ぶもの。実は、門は長年、選挙の弱さを指摘されており、1区で岸本に2012年衆院選から4回連続で敗れ、21年は比例復活すらならなかった。
式では県選出の自民の元幹事長二階俊博や参院幹事長世耕弘成に加え、政敵だった岸本もマイクを握り門支持を訴えた。世耕は「和歌山の保守が一つになる。そのキーワードで戦う」と挙党一致をアピールした。
昨日の敵は今日の友-。それは、この日並び立った二階と世耕にも符合する。
世耕は衆院へのくら替えの意欲を隠さず、県内の衆院小選挙区の新区割りに伴い、現和歌山3区選出の二階と競合する可能性がある。知事選では世耕が岸本の対抗馬の擁立に動き、二階との対立が先鋭化した。補選も、門支持を表明していた世耕に対し二階周辺は別の参院議員を推していた。
衆院新選挙区の支部長選任も補選後に先送りされ、両者の主導権争いの火種は残る。が、目前の決戦のため一時休戦し「世耕サイドが岸本支持者の開拓、二階サイドはブルドーザーのようにならす企業回り」(門陣営)の陣容を構築。15日に首相岸田文雄が現地入り。16日に前首相菅義偉が現地入り予定で、文字通りの総力戦だ。
風頼みの維新か組織戦の自民か。与野党を超えて分厚く広がる「岸本票」の獲得も熱を帯びている。
共産党新人の国重秀明、政治家女子48党新人の山本貴平も支持拡大を図る。 =敬称略
(金沢皓介)
和歌山1区補選立候補者(届け出順)
門博文 57 元衆院議員 自元
林佑美 41 元和歌山市議 維新
国重秀明62 党県役員 共新
山本貴平48 党職員 政新
西日本新聞
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:
OS5
:2023/04/17(月) 10:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c345efbfb1c2cc884d24f99f257cca3d759fb1c
「安倍家の地盤は淘汰される…」血脈途絶えた山口4区 衆院補選 山口2区は岸家が世襲前面
4/17(月) 10:30配信
「佐藤総理、岸総理、安倍総理、こんな立派な系図はない。将来的にもその血筋を継いで頑張るのが岸信千世であります」
11日、山口県岩国市。自民党安倍派会長代理の塩谷立は、山口2区の自民新人岸を名門一族の系譜から紹介してみせた。
自認する岸自身もこれまで事あるごとにアピール。前防衛相の父信夫や昨年銃撃事件で死去した安倍晋三(伯父)、岸信介(曽祖父)、佐藤栄作(曽祖叔父)の歴代首相ら国会議員6人が並ぶ家系図をホームページに掲載し「世襲自慢」と批判を浴びた。3月には新人では異例の政治資金パーティーを都内で開き、党副総裁麻生太郎や閣僚ら約500人で満員にした。中堅は「そこらの議員とはブランド力が違う」とうなる。
強固な地盤を継いだ岸は2021年衆院選の父の得票を上回る12万票超が目標。野党は共産党が候補を取り下げ、無所属元職平岡秀夫に一本化し世襲批判を展開するが、岸後援会幹部は「山口で世襲批判は影響しない。支援者の信頼は揺るがない」と意に介さない。
対照的に、山口4区は名家の血脈が途絶えた。
「志半ばで命を絶たれてしまった安倍晋三先生の遺志を皆で継いでいく」。自民新人吉田真次は下関市での出陣式で涙声を交えて訴えた。吉田のジャンパーやはためくのぼりは、安倍が多用した青色。安倍の妻昭恵や党政調会長萩生田光一ら安倍派も顔をそろえ、安倍カラーを前面に出した。
安倍イズムを引き継げるのは誰か。後継選びは難航した。壇上に並んだ昭恵や下関市長、参院議員の名も浮かんでは消えた。ようやく昨年末に吉田が決断したが、「天下の安倍家の地盤を無名議員に譲るなんてじくじたる思いだ」(安倍派幹部)との声はくすぶる。
混迷を極めた理由の一つが「ポスト岸田」に数えられる山口3区選出で、下関市にも分厚い支持基盤を誇る外相林芳正の存在。衆院小選挙区定数「10増10減」に伴い、次期衆院選で山口県の定数は4から3に減り、下関市を含む現4区は新3区に再編される。吉田が当選しても、新3区を巡る林との公認争いを余儀なくされる可能性がある。
選挙戦は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を激しく追及した立憲民主党新人、有田芳生との事実上の一騎打ち。陣営は前回衆院選で安倍が得た約8万票と同水準を意識し、昭恵も出陣式で「圧倒的な勝利で国政の場に送り出してほしい」とハッパをかけた。公認レースを見据えた主導権確保へ圧勝は譲れない。
実動部隊は安倍後援会で、昭恵も企業回りなどで浸透を図る。ただ吉田の知名度は低く、安倍の支援者からは「安倍のように票は取れない」との声も漏れる。
連綿と世襲が続く山口で、「安倍家と林家の遺恨は特に根深い」(自民県連幹部)。中選挙区時代、安倍の父晋太郎と林の父義郎が激しく勢力争いし、小選挙区導入後に林サイドが比例に回った因縁があるだけに、林芳正周辺は「下関奪還に動く」と気炎を上げる。
その一端が下関市議会。安倍死去後の市議選などを経て勢力を増した林系が安倍系を数で逆転した。安倍の支援企業が林側に寝返りを打ち、林側による安倍側企業への切り崩し工作も水面下でちらつく。両家の暗闘は補欠選挙後に本格化するとみられ、林派は「いつ号令が出てもいい」(市議)。市内のシャッター通りの一角で商店を営む男性は「結局、安倍と林の権力争い。下関が衰退するだけだ」と地域の分断を憂える。
「旗手を失った安倍家の地盤は淘汰(とうた)される」。安倍派議員は悲嘆する。街中に張られた安倍のポスターは色あせていた。 =敬称略
557
:
OS5
:2023/04/17(月) 10:39:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/64ead0c6aaeb5ee134b9e68ecfaa78a9759e99df
[政治の現場 衆院山口2区補選]「世襲」「原発」巡り舌戦
4/14(金) 10:02配信
山口県南東部に位置する田布施町。岸信介、佐藤栄作という戦後政治に名を刻む兄弟宰相を生んだ町として知られる。衆院山口2区補欠選挙に出馬した自民党新人の岸信千世氏は告示日の11日、同町の田布施川沿いでマイクを握った。
「先人たちから受け継いできた大切な山口県、誇り高き日本を、より良い形で次の世代に伝えていく」
岸信介のひ孫で、祖父は安倍晋太郎元外相、伯父は安倍晋三元首相。政治家に囲まれて育った。父・岸信夫前防衛相の秘書を務めていたが、体調不良で引退する父から後継指名された。
「こんな立派な系図はない。その血筋を継いで日本のため、世界のために頑張るのが信千世だ」
出陣式に駆けつけた安倍派会長代理の塩谷立衆院議員はこうアピールしたが、「家系」自慢は世襲批判を招く危険と裏腹にある。
信千世氏は2月の出馬表明後、岸信介ら6人の元国会議員と自分を並べた家系図をホームページに掲載した。SNSなどで激しい批判を浴びた後、削除した。
3月27日に東京都内の高級ホテルで開いた政治資金パーティーには、麻生副総裁や松野官房長官など党幹部や閣僚を招いた。新人候補らしからぬ振る舞いは、党内でも「センスがない」と評判は芳しくない。
信夫氏を支えてきた岩国市議会の桑原敏幸議長(75)は「みこしを担ぐ周りの人がちゃんとせないけん。楽勝な選挙と高をくくっとった」と顔をしかめる。
謙虚さ強調
支持者に手を振りながら走る岸信千世氏(13日、山口県上関町で)
山口県は、衆院小選挙区の「10増10減」で県内の小選挙区が4から3に減る。当初、岸陣営は、信夫氏が前回2021年の衆院選で共産党との一騎打ちを制した際の約11万票を上回る「12万2000票余り」を得票数の目標に設定した。当選後、「新2区」の公認争いに勝つには圧倒的な勝利が必要と考えたためだ。
だが、共産が候補を取り下げ、民主党政権で法相を務めた無所属の平岡秀夫氏との一騎打ちとなり、楽勝ムードは消えた。平岡氏は09年衆院選までの4度にわたり、山口2区で自民候補を破った強敵だからだ。
信千世氏は13日、県最南端の港町・上関(かみのせき)町の街頭演説で「政治歴も浅く、若くて力もないが情熱は負けない」と訴え、地道に努力する姿勢や謙虚さを強調した。
安倍派も幹部や秘書を投入して力を入れる。都内で療養中の信夫氏に代わり、地元議員が信千世氏を支援者に引き合わせ、地道な票の積み上げを図る。
保守王国に風穴
支援者と握手する平岡秀夫氏(13日、山口県上関町で)
「山口2区は、日本の政治が抱える課題や問題の縮図になっている選挙区だ」
平岡氏も13日、上関町の街頭で支持を訴えた。同町は中国電力が計画する原子力発電所の建設予定地だ。「東京電力福島第一原発事故と同じような事故が起これば、瀬戸内海は死の海になる」と危機感をあおった。世襲にも「利益集団に結びつき、偏った政治が行われる」と批判の矛先を向けた。
平岡氏は元大蔵官僚で、岩国市で生まれ育った。地元育ちを売りに、一部の自民支持層も取り込みながら、「保守王国」に風穴を開けてきた自負がある。
今回、立憲民主党幹部から打診を受けて出馬を決めたが、立民からは公認も推薦も得られなかった。支持母体の連合山口には電力関係の組合員も多い。立民県連幹部は「あれだけ『反原発』と言う人の支援は難しい」と事情を明かす。
一方、3月下旬には共産と「原発の新増設に反対」「大軍拡に反対」などの合意書を交わし、候補の一本化に成功。4月11日の出発式には、立民の菅直人元首相や共産の宮本岳志衆院議員らが顔をそろえた。菅氏は「日本に原発はいらない」と訴え、宮本氏は「自公政権と対決しなければならない」と呼びかけた。周辺には「共産への接近が目立てば支持が広がらないのでは」と懸念の声もある。(小野健太郎、山口総局 丸茂克浩)
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:
とはずがたり
:2023/04/17(月) 22:53:26
平岡さん,引退が早すぎたのか,早めの決断のお陰で鮮度保たれてるのか,岸が酷いにせよ善戦だけでも凄いわ
山口2区 苦戦情報に自民総力戦 野党は菅直人氏も参戦
2023/4/14 21:19
沢田 大典
有料プラン記事
https://www.sankei.com/article/20230414-XLXVDOH6YVKI7O7IWAAFKFGPMQ/?outputType=theme_localelection2023&ownedutm_content=%E3%80%90%E6%BF%80%E6%88%A6%E5%9C%B0%E3%82%92%E6%AD%A9%E3%81%8F%E3%80%91%E5%B1%B1%E5%8F%A3%EF%BC%92%E5%8C%BA%E3%80%80%E8%8B%A6%E6%88%A6%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AB%E8%87%AA%E6%B0%91%E7%B7%8F%E5%8A%9B%E6%88%A6%E3%80%80%E9%87%8E%E5%85%9A%E3%81%AF%E8%8F%85%E7%9B%B4%E4%BA%BA%E6%B0%8F%E3%82%82%E5%8F%82%E6%88%A6&ownedutm_campaign=ranking&ownedutm_medium=referral&ownedutm_source=owned+site
「先人から受け継いできた大切な山口県、誇り高き日本を、よりよい形で次の世代に伝えることがわれわれの責任だ」
自民党公認で公明党の推薦を受ける新人、岸信千世(31)は11日、元首相で曽祖父の信介の郷里である山口県田布施町で街頭演説し、こう訴えた。白いジャンパー姿で長身を折り曲げ、有権者と目線を合わせながら握手をして回った。
岸は前防衛相の信夫の長男で、死去した元首相の安倍晋三のおいに当たる。防衛相秘書官の経験があり、演説では少子化対策や、信夫や安倍が注力した安全保障政策、憲法改正に取り組みたい考えを表明した。
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とはずがたり
:2023/04/17(月) 22:57:32
横ピンの記事
山口2区補選で番狂わせも―平岡氏の出発式に菅直人元首相らが結集(前)
2023年4月14日 16:45
https://www.data-max.co.jp/article/63346
4月12日の日刊ゲンダイに衝撃的な記事が出た。タイトルは「山口2区補選は無所属の元職が猛追!サラブレッド岸信千世氏の世襲自慢に有権者うんざり」。岸信夫・前防衛大臣の辞職にともなう衆院山口2区補選で、保守王国・山口で楽勝と見られていた長男の信千世候補を無所属の平岡秀夫・元法務大臣が猛追、番狂わせが起こる可能性を示唆する内容になっていたのだ。
地元の自民党関係者も「平岡候補の逆転勝利の可能性は十分」と話す。「岸陣営は共産党候補しか出ないと踏んで緩み切っていました。選挙事務所を見ても、平岡陣営との違いは一目瞭然。市内の幹線道路(国道二号線)沿いの一等地に平岡候補の選挙事務所があるのに対して、岸陣営は幹線道路から少し入ったビルに選挙事務所を構えた。後援会幹部の自社ビルの隣で、『共産党が相手だから目立たない場所でも楽勝』と高を括っていたのでしょう。それで、かつて自分たちが選挙事務所に使っていた一等地を平岡候補に抑えられてしまったとしか見えない」。
緩みの産物と見られるミスはほかにもあった。山口4区の保守層が安倍派と林派に分かれていて補選に対する温度差があるのと同様、岸派と佐藤派がいる山口2区補選でも対応に差が出そうだというのだ。地元の佐藤派関係者はこう怒る。
「例の家系図から佐藤栄作・元総理の息子で山口2区の衆院議員だった佐藤信二・元大臣が抜けていたことに佐藤派は激怒しています。これまでは岸派と佐藤派が共に自民候補を応援してきましたが、『今回は平岡に入れる』と息巻く佐藤派幹部が出てきたほどです。自民党基礎票を固めることは難しいでしょう」
一方、平岡陣営は勢いづいている。立憲公認にはならずに無所属で出たことで、市民と野党議員有志が連携、超党派的に支援の輪が広がっているというのだ。それを象徴したのが、11日の告示日の出発式。国道2号線沿いの選挙事務所前に党派を超えた菅直人元首相ら国会議員や元議員が勢ぞろいし、1人ずつマイクを握っていったのだ。
菅直人 平岡秀夫 菅直人元首相 平岡さんがこの大変なときにもう一度立ち上がって頑張るという話を聞いて、私もこの山口県の生まれの1人として、駆け付けさせていただきました。しかし、今の山口県、率直に申し上げて1人残らず二世候補という状況になっている。平岡さんのように能力があって、そして仕事ができる人がそういう二世の中にいるのかどうか。私は大変に疑問に思います。そういった意味で平岡さんはどうでしょうか。皆さん、もう一回、国会の場に戻していただけないでしょうか。皆さん、いかがでしょうか。
平岡さんは、この山口の二区というのは、ある意味では日本の政治状況の象徴的な状況だと思います。私も山口県の生まれですが、東京で選挙をやっております。しかし山口の選挙区を見ますと、ほとんどが二世三世で、何か二世三世でなければ、政治家になれないのではないか。そういう空気さえ、この山口にはあるように思えます。
この間、平岡さんはそういうなかで衆院議員として大変頑張ってもらったわけでありまして、今回、捲土重来を期して、こうしたかたちで頑張っていただける。とくに今、大きな問題は3つあります。1つはやはり世襲の政治の問題と、そして原発の問題。さらには統一教会などの問題も山積をしています。とくに私が総理のときに福島原発事故がありまして、それまでは事故がないことを前提に原発も必要かなと思っていたのですけれども、あれだけの事故が起きた。そして今、ロシアが攻撃をしているところにも原発がある。こういうことを考えますと、日本には原発はいらないと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。
平岡さんはこういった面でもしっかりと取り組んできています。どうか、今回の選挙、大変な選挙でありますが、逆にいえば、全国が注目をしている選挙。ここで平岡さんが皆さんの力で議席を奪還することができれば、日本のこの原発を止めようという動きにとっても大きな力になる。このように確信をしております。どうかどうか、全力を挙げて皆さんのお力をお借りして、私ももう1回でも2回でも来たいところですが、来られるのかどうか分かりませんが、頑張りたいと思っております。
(つづく)
【ジャーナリスト/横田 一】
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