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首都圏・東京 地方政治綜合スレ
770
:
名無しさん
:2020/11/18(水) 22:54:14
>>769
「鈴木はやっぱり出ない」
10月28日(水)
「鈴木大地はやっぱり出ない、これは堅い」
裏取り取材を進める中で、ある人が発したことばです。
やはりそうなのか…このひとことが突き刺さり、「立候補断念」という原稿を用意して、決定的なタイミングを待ちました。
午後4時ごろ、県連幹部らが森のいる東京・晴海に向かったようだという情報が入り、私は永田町からタクシーに飛び乗り、晴海に向かいました。
そういえば6日前、森田を追いかけて千葉から向かったんだった…その時とは全く違う気分です。
そして20分足らずで終わった森田との会談とは違い、今回の会談は1時間近くかかりました。
県連は2日後の30日に会議を開き、正式な鈴木への立候補要請を決める手はずでした。しかし会談を終えて出てきた県連幹部3人の表情は、一様に厳しいものでした。
「お墨付きは出ましたか」という質問に「いやいや、そんなもんじゃない」
「30日は予定どおり要請決定ですか」には「いやいや、それは、まあね」
会談の後半には、記者の目につかない入口から鈴木も建物の中に入り、同席していたということです。鈴木はずっとこうべを垂れ、ひと言も発さなかったといいます。
この日の会談後、森は記者団の取材に「スポーツ庁長官が終わるやいなや知事選挙に出るべきではないと思う。スポーツ界の発展に尽力すべきだ。しかし、決めるのはあくまでも本人だ」などと述べていました。
県連会長の渡辺のもとに鈴木本人から「立候補を辞退させていただきます。申し訳ありません」という電話が入った、その情報を私がつかんだのは、このあとまもなくでした。
やはり森や馳をはじめ、スポーツ界関係者の反対が大きいことが影響したのか…。
「鈴木が立候補を見送る意向を伝えた」
その夜のニュースで伝え、1か月半にわたるミッションは、一つの区切りを迎えました。
そして自民党県連はどうするのか
10月30日(金)
午前8時。本来なら鈴木に立候補を正式要請することを決定するはずだった会議が開かれていました。
永田町の、自民党本部5階のブロック5会議室、千葉県選出の国会議員が一堂に集まりました。鈴木の立候補見送りが報告されたあと、党として今後新たな候補を探して擁立を目指すことで一致しました。
この席でベテラン議員の1人は、擁立に向けた道筋が全く付いていないのにランチ会の日程が漏れ、県連内部での意思統一や鈴木本人への意向を十分確認しないまま進めた対応を念頭に、「候補者が決まらなかった重大さを認識すべきだ。軽々に誰々にやってくださいという話を表でするのは決して良くない」と述べたといいます。
別の議員からは「千葉県知事選挙は党側がお願いして擁立するもんじゃない。何としても出たい!千葉県のためにこれをしたい!という人がいてその人を党が支える形にならないとうまくいかない」という声も聞かれました。
去年相次いだ台風や豪雨で千葉県は大きな被害を受け、復興はまだ道なかば。新型コロナウイルス感染拡大の収束は見えず、観光業をはじめ県内経済への影響も甚大です。県民が望んでいるのは、そうした千葉県政の舵取りを担うリーダーではないか。その人物は、どう選ばれるべきなのか、改めて考えさせられました。
誰も、心まではのぞけない
立候補の意向を示していた千葉市長の熊谷俊人は、11月2日、正式に立候補を表明しました。
「政党の推薦は求めないが、グループに支援してもらえるならば断る考えはない」と述べています。
それについて自民党県連会長の渡辺は7日、「熊谷さんを推すことはしない。必ず自民党として誰か別の人物を立てたい」と答えています。
そして現職の森田が12日の記者会見で、立候補せず今期限りで退任することを表明しました。
一方、元船橋市議会議員の門田正則が立候補を表明しているほか、共産党が独自候補の擁立を検討しています。
およそ1か月半、県政担当記者として、翻弄され続けた日々でした。
議員会館の廊下やカフェで、東京に向かう電車で、鈴木の心の中を想像しては、もんもんとしました。夢にまで出てきました。でも、そもそも人の心なんて、本人以外に分かるはずがありません。
彼は立候補の見送りを決断したあとも、無言を貫いていましたが、11月7日、みずからのツイッターで「いろいろあって遅くなってしまったけど」とひと言添えたうえで、フルーツタルトの写真を載せ、息子の誕生日を祝っていました。
自治体のトップに誰が就くのかは、多くの人の暮らしに関わることです。だからこそ公人の決断を伝えることは、報道の重要な役割だと考えています。ただ心の内側を知ることが、取材の目的ではありません。
それでも私はこのツイートを見て、なぜ立候補を見送ったのかは、もう説明はしたくはないのだろうな。親として苦しい日々だったのかも知れない、と、またしても彼の心の中を想像してしまったのでした。
(文中敬称略)
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