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第49回衆議院議員総選挙(任期満了2021年)スレ

1チバQ:2017/12/06(水) 23:12:37
ということでスレ立てします!

第48回総選挙(2017年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/l50

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

3858チバQ:2021/10/27(水) 01:43:58
https://www.asahi.com/articles/ASPBQ0CZWPBNIIPE01S.html?iref=pc_rensai_short_1337_article_23
第23回
「鉄のまち」働き手の支持はどこへ 立憲候補支援の労組、どう動く
2021衆院選

西川祥一2021年10月23日 7時00分
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港に面して立つ日本製鋼所M&Eの工場(右奥)。左は日本製鉄室蘭製鉄所=2021年10月21日、北海道室蘭市
写真・図版写真・図版写真・図版

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 北海道苫小牧市や室蘭市などを抱える北海道9区。「鉄のまち」室蘭には日本製鉄などが立地し、苫小牧にはトヨタ自動車が「北の生産拠点」とうたう部品製造のトヨタ自動車北海道がある。衆院選では、道内有数の「ものづくり地帯」で働く人々の支持をどう取り込むかがカギになる。

 22日朝、室蘭市の「日本製鋼所M&E室蘭製作所」(日鋼室蘭)の工場正門前で、立憲民主前職の山岡達丸氏(42)が、車で出勤する従業員に手を振って支持を訴えた。推薦する日鋼室蘭労組幹部も付き添った。

選挙区を歩く@北海道
 選挙区を歩く@北海道  衆院選が公示され、道内各地で激しい選挙戦が展開されています。北海道の各選挙区で問われる政策課題や選挙戦の状況を追います。今回は道9区を歩きます(随時掲載します。候補者の年齢は投開票日現在)

 日鋼室蘭は原発心臓部の原子炉圧力容器の世界的メーカーとして知られ、「室蘭が止まると、世界の原発建設が止まる」といわれた。福島第一原発事故後、原発の新増設は進まず、水素エネルギーなどの新分野に挑戦している。原発政策と、その影響を受ける将来の雇用は組合員の大きな関心事だ。

 原発政策を巡っては、総選挙を前に山岡氏が所属する立憲と労働組合の中央組織・連合の間で対立があった。立憲の党綱領の「原発ゼロ」に、原発関連業界の労組を抱える連合が反発。立憲の衆院選公約では「原発の新増設は認めない」としたが、「原発ゼロ」の文言は使われなかった。

 山岡氏は前回衆院選で希望から立ち、その後国民民主を経て立憲へ合流した。連合は立憲を支援しているが、日鋼室蘭労組は自動的に山岡氏の推薦を決めたわけではない。労組に足しげく通い、新エネルギー関連で国会質問を重ねた山岡氏の実績を買ったといい、「立憲だからではなく、山岡氏個人を応援する」(労組幹部)という。

 9月、山岡氏は日鋼室蘭労組の定期大会のあいさつで、脱炭素政策を念頭に「政治が産業を守り、技術向上への議論が必要」と訴えたが、原発には触れなかった。

 道内の製造業で最大の従業員数約3400人を抱えるトヨタ自動車北海道の労働組合も、山岡氏を支援する。ただ、その支援がこれまでの衆院選と同様かは見通せない。トヨタグループの労組は複雑な事情を抱えているからだ。

 自動車の電動化が進むなか、トヨタでは労使一体となってカーボンニュートラル(脱炭素、CN)対応を進めている。全トヨタ労働組合連合会が、CN関係の行政要望で自公の議員と協調する場面も出ている。道内でも従来通りの運動員を確保して立憲候補を支援するのは「難しいのでは」(関係者)との声もある。

 野党共闘も労組との協調に影を落とす。道内では立憲と共産などとの野党共闘体制が選挙直前に決まり、9区では共産が候補者を取り下げて山岡氏支援に回る。ただ、共産への不信感を持つ労組もあり、山岡氏は直接労組幹部に電話をするなどして理解を得たという。

 一方、山岡氏と対決する自民前職の堀井学氏(49)は、原発政策で「再稼働推進」を明確に打ち出し、支持拡大を狙っている。

 22日夕、苫小牧市の選挙事務所前。堀井氏はこの日、道内入りした岸田文雄首相を迎えた演説会で、停止が続いている北海道電力泊原発の再稼働を念頭に「なぜ私が、原発の再稼働を争点にしたか。高い電気料金を続けていては企業は厳しい経営になり、撤退が起こる」と指摘。「これ以上のふるさとの人口減少、衰退は防ぎたい。福島の原発事故で再稼働はなかなか言えなかったが、必要なものは必要と訴えていくことにした」と主張した。

 堀井氏はこの日の演説で半分近くの時間を原発再稼働問題に割き、電気料金引き下げが企業の利益、そして家計のメリットに直結すると強調した。

 堀井氏は街頭などで、カジノを含む統合型リゾート(IR)の苫小牧市への誘致も公約に掲げ、企業を回って支援を訴えている。

 9区での与野党候補の一騎打ちは初めてだ。連合北海道の幹部がいう。「共産も加わった野党共闘は、エネルギー政策、外交政策などで矛盾を抱えている。自民党に対抗する政党の大きな枠組みがどうなるのか。有権者が判断することになる」(西川祥一)

3859チバQ:2021/10/27(水) 01:45:57
https://digital.asahi.com/articles/ASPBS5486PBSULUC01G.html?iref=pc_rensai_short_1337_article_27
第27回
年の差2倍の与野党対決 法相の実績か、若き「どぶ板」か 秋田2区
会員記事2021衆院選立憲自民

高橋杏璃2021年10月26日 11時00分
 三つある全選挙区で初の与野党一騎打ちとなっている秋田県では、秋田2区も激戦だ。自民党前職の金田勝年氏(72)と立憲民主党前職(比例東北ブロック)の緑川貴士氏(36)の対決は今回が3度目。年齢差2倍の両者は、それぞれ実績と世代交代を訴え、対照的な戦い方で勝利をめざす。

ここから続き
 選挙戦が中盤にさしかかった23日の昼下がり、立憲民主党前職の緑川貴士氏(36)が乗る選挙カーは、秋田県北部などの15市町村にまたがる秋田2区内で最も人口が多い大館市中心部の住宅地を縫うように走っていた。家の軒先から田んぼのあぜ道まで、人影を見つけると車は路肩に止まり、緑川氏本人がさっと下りてくる。

 目を見て、手を握り、声をかける。1分に満たない時間だが、ときに十数メートル離れた先から走り寄る姿は、アピールポイントの一つである若さを印象づける。「なにごとも若くねばだめだな。若い人に頑張ってほしい」。走り去る緑川氏に手を振りながら、農家の女性(80)は目を細めた。

 緑川氏は大人数に語りかける集会よりも、こうした「どぶ板選挙」を地で行く遊説に重点を置く。「お一人おひとりに対して、組織ではなく、対個人として(声を)つないでいけるように駆け回っていきたい」。意識するのは、大臣経験者の相手候補、自民党前職の金田勝年氏(72)の存在だ。

3度目の対決に「相当厳しい」
 緑川氏と金田氏の戦いはこれで3度目になる。初回の2014年衆院選は、2万5千票以上の大差で金田氏が勝利。2回目の17年は、法相を務めた金田氏の「共謀罪」をめぐる答弁が批判されたこともあり、緑川氏が1672票差まで追い上げた。

 前回選挙区に立った共産党候補は緑川氏との競合を避けて比例区に回り、今回は初の一騎打ちが実現。緑川陣営は「かつてない強力な態勢」(立憲の石田寛県議)と力をこめ、金田陣営は「相当厳しいことは間違いない」(総括責任者の鈴木洋一県議)と危機感を募らせる。

 金田氏は佐竹敬久知事をはじめ、選挙区内の全15市町村の首長の支持を受ける。「国と県と市、いずれも大事ならば、国(との連係)で誰が必要なのか。私は同志の皆さんと一緒に汗をかいて今日に至った」と、国や県、市町村とのつながりの強さを訴える。

 22日夕、大館市内を回る金田氏の選挙カーでは、福原淳嗣市長がマイクを握り、「ウグイス嬢」さながらに金田氏の名前を連呼していた。行く先々の遊説地点には後援会員の声かけで数十人単位が集まり、金田氏らの到着を待つ。

 並んだ住民たちに金田氏がグータッチして回る間、福原市長や地元選出の県議が演説。「野党が言う空理空論ではない。現実を変えていく力が、金田先生にはあるんです」と力説する。

 同じ22日には、二階俊博・自民党前幹事長が来県。大館市内で金田氏の応援演説を2回行い、計約650人を集めた。地元企業の会社員らを前にした午前の街頭演説では二階氏が「金田さんを国政に送ってください。それが地域の繁栄に跳ね返ってくる」とアピール。聴衆からは「その通り!」とかけ声が飛んだ。

 25日には県出身の菅義偉・前首相が里帰りして応援演説を行った。今後は岸田文雄首相の来県も予定されており、金田陣営はさらなるてこ入れを図る。一方、緑川陣営は期間を通じて立憲党本部の幹部の来県予定はないという。

 金田氏が総力戦で三たび勝利を上げるか、緑川氏への支持が大きなうねりとなるのか。投開票日に向け、戦いは熱を増している。(高橋杏璃)

秋田2区の候補者
金田勝年 72 自前④〈公〉 元法相

緑川貴士 36 立前① 元アナウンサー

(届け出順。丸囲み数字は当選回数。ヤマカッコ囲み政党は推薦。年齢は投開票日現在)

3860チバQ:2021/10/27(水) 01:47:55
https://www.asahi.com/articles/ASPBM7H5HPBHUTNB01H.html?iref=pc_rensai_short_1337_article_22
首相補佐官と「野党共闘」候補が対決 カギは共産支持層か 埼玉1区
2021衆院選自民立憲共産維新

川野由起、贄川俊2021年10月20日 16時00分
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短期決戦となる衆院選で、候補者の訴えを聞く支援者ら=2021年10月19日午前9時49分、さいたま市浦和区、贄川俊撮影

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 「首相補佐官を拝命した。勝ち抜かなければ、格好がつかない」

 衆院埼玉1区からの立候補の届け出を済ませた自民前職の村井英樹氏(41)は19日午前10時ごろ、JR浦和駅西口で第一声を行い、約300人の聴衆を前に声を張り上げた。

 埼玉県内の衆院選挙区に立候補した自民前職で唯一、岸田文雄首相が率いる岸田派に所属する。9月の総裁選では岸田氏のために奔走。岸田政権が誕生すると、首相を支える政権の重要なポスト、首相補佐官に自民党史上最年少で就いた。国内経済などを担い、首相側近の一人として中央官僚ともやりとりをする。就任直後は、自身のチラシの号外を街頭で配り、首相との近さもアピールした。

 選挙で意識する相手は立憲元職の武正公一氏(60)で、今回で4回目。2012年の初当選から3回連続で議席を得て、前回は武正氏に比例復活も許さなかった。しかし、村井氏陣営は今回、いっそう気を引き締める。共産が候補者を立てずに実質的な「野党共闘」ができたからだ。村井氏陣営の幹部は「10月になれば完全に追い越せると思ったが開けてびっくり、まだ(武正氏と)横並びだ」といい、党内でささやかれている選挙区情勢の厳しさに直面している。

 首相補佐官は閣僚ポストに比べれば、露出度がそう高くなく、裏方のイメージが強い。ただ、政府の会議への出席や危機管理対応など、重責を担う。東京・永田町を離れるのが困難で、首相との急な打ち合わせで地元の行事に遅れることもあった。それでも、村井氏は「支援者からは『期待しているぞ』という声をいただく。補佐官の仕事も選挙も頑張るということしかない」。

 一方、武正氏も19日、同じ駅西口に立ち、約50人を前に「与党対野党の衆院選だ。大きな野党のかたまりをつくるために、選挙協力を進めてきた」と訴えた。

 前回は「民進分裂」で希望の党から7回目の衆院選に挑んだが、落選。その後、立憲に入った。今回、「野党共闘」を進める市民団体との協定を県内の立憲候補のなかで一番早く結び、公示前から共産、れいわ、社民を加えた4党で街頭に立ち、「統一候補」であることを強調した。

 両陣営とも、かぎを握るのは共産支持層の行方とみる。武正氏陣営が目標とする得票数は11万票。前回、自身が得た票(7万5716票)と、共産候補が得た票(3万3593票)を足した数とほぼ同じで、村井氏が前回得た10万6699票を上回る数でもある。

 その「共闘」する共産からは選挙戦初日から、後押しのひと声がかかった。

 比例候補の応援に入った田村智子政策委員長が浦和駅西口で「小選挙区では野党統一候補を押し上げてもらいたい」と武正氏への投票を暗に呼びかけた。選挙活動をともに展開するものではないが、武正氏陣営は「(共産の支援は)あうんの呼吸だ。保守票が多少逃げるのは仕方がない。共産支持層の票をどれだけ上乗せできるかで決まる」。

 村井陣営は、共産との協力で立憲から離れる保守票を取り込んでいく狙いだ。

 1区には、維新新顔の吉村豪介氏(40)、いずれも無所属新顔の中島徳二氏(62)と佐藤真実氏(37)が立候補した。

埼玉1区の候補者
吉村豪介 40 維新 参院議員秘書
中島徳二 62 無新 元家具会社員
武正公一 60 立元⑥ 元財務副大臣
佐藤真実 37 無新 デザイナー
村井英樹 41 自前③〈公〉 首相補佐官

(届け出順。丸囲み数字は当選回数。ヤマカッコ囲み政党は推薦。年齢は投開票日現在)(川野由起、贄川俊)

3861チバQ:2021/10/27(水) 01:48:47
https://digital.asahi.com/articles/ASPBR74CBPBNTLVB01L.html?pn=2&unlock=1#continuehere
保守分裂の構図再び 野党候補は政権交代掲げ 熊本2区
会員記事2021衆院選

長妻昭明2021年10月24日 9時30分

集会で気勢をあげる支持者ら=2021年10月17日午後6時44分、熊本市、長妻昭明撮影
 熊本2区では、当選16回を誇る自民前職・野田毅氏(80)に、前回約2万3千票差で敗れた保守系の無所属新顔・西野太亮氏(43)が挑み、再び保守分裂となった。政権交代を掲げる野党の「統一候補」として、共産新顔・橋田芳昭氏(66)は対立軸を示す。

ここから続き
 「小泉先生、ありがとうございます。親子ほど年齢が違うが、応援してもらわなきゃいかん」。衆院選公示の翌20日、野田氏は、JR熊本駅前で応援に駆けつけた小泉進次郎元環境相に深々と頭を下げた。

 野田氏自ら、岸田文雄首相に連絡を取り、応援を依頼している。支持する県議は「選挙に強い野田先生が応援を受けるなんて今までなかった」と驚きを隠さない。異例なことはそれだけではない。自民県連は党所属県議36人全員を2区に投入し、辻立ちや推薦団体へのあいさつ回りをする「総力戦」を展開。野田氏自身も半世紀近い政治家人生で初めてという朝の辻立ちをした。

 「今までで最も厳しい戦い」と野田氏は演説で言う。陣営には、西野氏に支持基盤を崩されているとの危機感がある。JAグループの政治団体、県農政連の熊本市総支部と玉名地区総支部は今回初めて、野田、西野両氏に推薦を出した。玉名地域の建設業者も独自の組織を作り、西野氏に推薦を出している。

 野田氏は、熊本地震からの復興費確保などを実績としてアピール。長年の政治経験を強調し、支持を求めている。

 公示の日、熊本市南区のアクアドームくまもとの屋外で野田氏は出陣式を開いた。その4時間後、西野氏も隣接する広場で出陣式をした。前回の3倍を超える1800人(陣営発表)が集まり、「こんなにも多くの皆様に応援していただいていると思うと、グッとくるものがある」と目に涙を浮かべた。

 この4年間、街頭演説をほぼ毎日続け、あいさつ回りは5万件を超えるなど地道に支持を訴えてきた。前回無かった後援会は48組織が発足し、公示前に開いた総決起集会にも1800人が集まった。

 後援会長は元自民県連会長の木村仁氏。2014年まで野田氏と2区の公認争いを続けた元衆院議員の林田彪氏も支える。

 保守分裂と言われる構図に対し、現在の自民県連会長である前川收県議は公の場で「(西野氏が)将来自民党に入ると言っているが、私は認めない」と釘を刺した。だが、西野氏を支援する元自民幹事長の古賀誠氏は総決起集会で「当選したら、私が命がけで自民党のど真ん中で活躍できるようにする」と宣言した。

 西野氏は財務省官僚時代の人脈もアピール。2区で自主投票を決めた連合熊本の傘下労組や無党派層の支持取り込みも図る。

 「岸田政権は安倍・菅政権を引き継ぐ直系政治。自民党内の政権たらい回しでは新しい政治は生まれない」。橋田氏は21日、玉名市の市道でドライバーや歩行者に政権交代を訴えた。

 無党派層に訴えを届けようと、人を動員して集めずに街頭で演説を続けている。特に力を入れて回っているのが荒尾市。2019年の参院選で共産が推薦した無所属新顔が唯一、自民現職の得票数を上回った市町村だ。

 経済政策では安倍政権からの「アベノミクス」で貧富の差が開いたとして、大企業や富裕層に負担を求め、消費税を5%に戻し、最低賃金を全国一律で1500円に引き上げることを掲げる。「コロナで打撃を受けた若い世代がよく足を止めて聞いてくれている」と手応えを感じている。

 さらに支持を広げるため、23日には共産の小池晃書記局長が応援に駆けつけた。橋田氏は集まった支持者らを前に、「今回の選挙で自民党が議席を減らすと言われている。野党共闘で政権交代を実現しましょう」と声を上げた。共闘する立憲民主と社民の県代表らも車上で横に並び、マイクを握った。(長妻昭明)

3862チバQ:2021/10/27(水) 01:52:56
https://www.chunichi.co.jp/article/352502
知事選で分裂、解散で融和? 自民党岐阜県連、県議「腹の内では」
2021年10月23日 05時00分 (10月23日 09時53分更新)
出陣式で衆院選の自民党候補(右)とグータッチをする猫田孝さん=19日、岐阜県各務原市で
出陣式で衆院選の自民党候補(右)とグータッチをする猫田孝さん=19日、岐阜県各務原市で

 岐阜県では、前回衆院選で自民党が五つの小選挙区全てを制した。地方議員もフル回転して票を固める保守王国だ。今回の衆院選で懸念されていたのが、一月の知事選の影響。県選出衆院議員らが現職支持、重鎮県議らが新人支持と分かれ、保守分裂選挙となった。衆院選に向けて融和を図ったこともあり、選挙運動は表向きいつも通りに見えるが、「しこり」を口にする県議もいる。
 自民党県連会長代行の重鎮県議、猫田孝さん(81)=十三期目、大垣市=が二十一日、岐阜1区の前職で、少子化担当相の野田聖子さん(61)の事務所を訪れた。野田さんは序盤、立民新人の川本慧佑さん(30)、共産新人の山越徹さん(51)、諸派新人の土田正光さん(77)をリードすると伝えられる。本人は各地の応援などに多忙でこの日も不在だったが、支えるスタッフらを猫田さんが激励した。
 「現職大臣なんだから、しっかり票を出して」
 知事選で、猫田さんら自民県議三十一人の約半数は新人を支援。残る県議半数と、党県連会長の野田さんら五人の衆院議員は、五選を目指した現職古田肇さん(74)を推した。野田さんらは猫田さんを念頭に「長老支配政治」と口にした。
 衆院選公示後、...

3863チバQ:2021/10/27(水) 01:54:24
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137784?rct=kng_shu21
注目区を歩く 3区・横浜市鶴見・神奈川区 4新人が挑む 横浜市長選出馬で空席
2021年10月20日 07時13分
出陣式で候補者(左)と気勢を上げる支援者たち=横浜市内で
出陣式で候補者(左)と気勢を上げる支援者たち=横浜市内で

 長く地盤を守った元職が八月の横浜市長選に出馬・落選して「政界引退」を表明した神奈川3区(横浜市鶴見、神奈川区)。過去最多の八人が火花を散らした市長選のあおりで空いた議席を獲得しようと、新人四人が早速舌戦を展開した。
 「ウィズコロナの中で経済をどのように回していくのか。将来の芽を出すためのお金の使い方をしていきたい」。自民新人の中西健治さん(57)は、鶴見区の選挙事務所で開いた出陣式で語気を強めた。
 3区は自民の元国家公安委員長・小此木八郎さん(56)が衆院議員だった父・彦三郎氏(故人)から引き継いだ地盤。小此木さんは市長選で落選した後、「選挙には立候補しない」と明言。元参院議員(神奈川選挙区)の中西さんを後継に指名し、地元商店街などを回って支援を求めてきた。
 この日、小此木さんは出陣式で「中西さんのために力を尽くす」と演説した。支持者から「中西さんの人柄は知らないが、小此木さんの後継者なら応援する」との声も聞こえる。中西さんは「少しずつ浸透しているかと思うが、まだまだ」と気を引き締めた。
 立憲民主新人の小林丈人さん(50)は、JR鶴見駅東口での第一声で横浜市長選に触れ、「カジノ(を含む統合型リゾート施設、IR)誘致が撤回されるなど、市政の転換が図られようとしている。国の古い政治も政権交代によって力強く変えていきたい」と声を張り上げた。
 相模原市議を一期務め、出馬を決めた約二年前から街頭演説を続けて知名度アップを図ってきた。「大企業や高所得者優遇のアベノミクスの転換」などとアピールし、無党派層の取り込みを目指す。演説を聞いた鶴見区の男性(69)は「誠実さと若さが伝わってきた」と期待を寄せた。
 無所属新人の藤村晃子さん(48)は三月末に横浜市長選に出馬表明したものの、「IR反対票が割れてしまう」と立候補を取りやめ、衆院選に照準を合わせてきた。動物虐待防止の立場からアニマルポリスの設立などを訴え、この日は同駅前などで演説を行った。
 共産新人の木佐木忠晶さん(37)の陣営も「負けられない」と意気込む。共産の県組織は神奈川区に本拠を置き、木佐木さんは鶴見区選出の元県議。こうした事情から、立民との候補一本化をせず、あえて小選挙区候補を立てて挑んでいる。
 木佐木さんは、同駅前で行った第一声で「専門家の発言を無視し、新型コロナウイルスの感染を広げた無責任な政治を、国民の命と暮らしを守る責任ある政治に切り替えていこう」と訴えた。 (丸山耀平、酒井翔平)

3864チバQ:2021/10/27(水) 01:54:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137980?rct=kng_shu21
<各区の構図 衆院選かながわ>1区、2区、3区
2021年10月21日 07時03分
 衆院選が公示され、神奈川県内十八選挙区で候補者が舌戦を繰り広げている。各区の戦いの構図を紹介する。
◆1区 横浜市中・磯子・金沢区 「会食で自民離党 背水の陣」
浅川義治53 (元)横浜市議 維新
松本純71 (元)国家公安委員長 無前<7>
篠原豪46 党調査会長 立<前><2>  
 無所属前職、前回は比例復活の立民前職に新人一人が挑む三つどもえの構図。
 維新の新人浅川は、旧民主、旧維新の党などを経て現在に至る。元参院議員の松沢成文の支援も得て利権の打破と改革を訴える。
 無所属前職の松本は、二月に自民を離党。当選七回という強固な地盤を持つが、今回は比例復活がないため、背水の陣を敷く。
 立民前職の篠原は、過去二回は比例復活だが、少しずつ松本との票差を詰めており、政策立案の実績をアピールし初勝利を狙う。
◆2区 横浜市西・南・港南区 「初の一騎打ち 前首相に挑む」
岡本英子57 (元)厚生労働委理事 立元<1>
菅義偉72 (元)首相 自前<8> 公
 小選挙区制開始以来、無敗を誇る自民前職に、立民元職が挑む。2区で一騎打ちになるのは初めて。
 立民元職の岡本は、二〇〇九年に旧民主から3区で出馬し当選した経験がある。今回は「共闘」のために擁立を取りやめた共産や市民団体の支援も得て返り咲きを目指す。
 自民前職の菅は、逆風が吹いた〇九年も僅差で勝利するなど選挙に強い。元秘書の地方議員が各区に根を張り、元官房長官、前首相の実績と組織力で安定した選挙戦を展開する。
◆3区 横浜市鶴見・神奈川区 「元職が引退 4新人争う」
中西健治57 (元)参院議員 自新 公
小林丈人50 (元)相模原市議 立新
藤村晃子48 放送作家 無新
木佐木忠晶37 (元)県議 共新   
 圧倒的な強さを誇った自民元職が横浜市長選に敗北後、衆院選不出馬を表明。新人四人が入り乱れる。
 自民新人の中西は元参院議員。元職から後継指名を受け、地盤を引き継ぐ。外資系証券会社の副社長を務めた実績もある。
 立民新人の小林は、相模原市議を一期務め、政治学博士の学位も持つ。今回は出身地の横浜に戻り、念願の国政を狙う。
 無所属新人の藤村は、神奈川区を中心に活動し、動物愛護活動を長年展開。「アニマルポリス」の創設などを主張する。
 共産新人の木佐木は、鶴見区選出の元県議。県議時代の実績と子育て政策充実を訴え、同世代の有権者への浸透を図る。
◇記事の見方

選挙区
 氏名、投票日基準の年齢、肩書、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦・支持政党 (敬称略)=届け出順

3865チバQ:2021/10/27(水) 01:55:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/138216?rct=kng_shu21
<各区の構図 衆院選かながわ>4区、5区、6区
2021年10月22日 08時02分
◆4区 横浜市栄区、鎌倉・逗子市、葉山町 保守系候補が分裂し乱立
山本朋広(46) (元)防衛副大臣 自<前><4> 公
浅尾慶一郎(57) (元)みんなの党代表 無元<3>
早稲田夕季(62) (元)災害対策特理事 立前<1>
大西恒樹(57) 会社社長 無新
高谷清彦(42) (元)逗子市議 維新
 立民前職、自民前職に無所属の元職一人と新人二人が挑む。保守系候補が分裂し、乱戦の構図。
 自民前職の山本は、五選を目指す。防衛副大臣を務めた実績から危機管理対応の強さをアピールし、小選挙区で初勝利を狙う。
 自民・二階派で無所属元職の浅尾は前回も無所属で惜敗。浪人中の四年間は地方選候補者を支援するなど影響力を高めてきた。
 立民前職の早稲田は前回、県議から転身して初当選。立民初期からのメンバーで、自ら築いた地盤と組織力でくまなく地域を回る。
 無所属新人の大西は前回8区で出馬し、今回は国替えをした。元外資系銀行員の経歴から、経済政策への強さを前面に出す。
 維新新人の高谷は、逗子市議を辞して臨む。浅尾の元秘書でもある。「子育て世代の代弁者」として教育政策の充実などを訴える。
◆5区 横浜市戸塚・泉・瀬谷区 前首相側近と立民が一騎打ち
山崎誠(58) (元)震災復興特理事 立<前><2>
坂井学(56) (元)官房副長官 自前<4> 公
 政府要職も務めた自民前職と、前回は比例単独立候補で当選した立民前職が対決。小選挙区制開始以来、初めて一騎打ちとなった。
 立民前職の山崎は、前回は比例東北ブロックで出馬。元横浜市議で、ゆかりの地に戻ってきた。エネルギー政策を専門とし、原発ゼロを主張する。
 自民前職の坂井は、菅義偉前首相の側近で、元財務副大臣、前官房副長官の経歴もある。旧民主系が強い5区で、実績を積んで自らの地盤を構築してきた。
◆6区 横浜市保土ケ谷・旭区 公明の擁立断念で激戦に
串田誠一(63) 党県幹事長 維<前><1>
青柳陽一郎(52) 党国対副委員長 立前<3> れ
古川直季(53) (元)横浜市議 自新 公
 二〇〇〇年選挙以降、候補者を出してきた公明が擁立を断念。代わりに立った自民新人が野党の前職二人に挑む激戦となった。
 維新前職の串田は、弁護士でもあり、子どもの権利保護や動物愛護に取り組む。国会質問を数多くこなし、実績をアピールする。
 立民前職の青柳は前回、小選挙区で初勝利。横浜市長選では先頭に立って推薦候補の当選に尽力し、勢いを保って連勝を目指す。
 自民新人の古川は、地元高校卒、横浜市議七期という足場の強さを武器に、市議の実績と地方の活性化を訴えて浸透を図る。
◇記事の見方
選挙区
 氏名、投票日基準の年齢、肩書、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦・支持政党 (敬称略)=届け出順

3866チバQ:2021/10/27(水) 01:55:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/138424?rct=kng_shu21
<各区の構図 衆院選かながわ>7区、8区、9区
2021年10月23日 07時30分

◆7区 横浜市港北・都筑区(8区を除く区域) 前回接戦 初の一騎打ち
中谷一馬(38) 党政調会長補佐 立<前><1> れ
鈴木馨祐(44) (元)外務副大臣 自前<4> 公
 前回小選挙区で接戦を制した自民前職と、比例復活で初当選した立民前職が激しく争う。一騎打ちの構図は初めて。
 立民前職の中谷は、母子家庭で育ち「弱者の気持ちが分かる政治家」として、普段は演説より対話を重視し、有権者の声に耳を傾ける。情報通信技術に詳しい強みもアピールする。
 自民前職の鈴木は、元財務官僚で海外赴任歴もある。財務副大臣、外務副大臣も経験し、経済・外交・安全保障の各政策に精通。実績に基づいた政策を訴え、支持の拡大を図る。
◆8区 横浜市緑・青葉・都筑区(西部の一部) 強固な立民 挑む自民
三谷英弘(45) (元)文部科学政務官 自<前><2> 公
江田憲司(65) 党代表代行 立前<6>  
 前回、選挙直前に「落下傘」で出馬して比例復活した自民前職が、強固な地盤を持つ立民前職に挑む、初の一騎打ち。
 自民前職の三谷は四年間、地元をこまめに回り、地盤の構築を図ってきた。菅義偉前首相と近く、二期目ながら文部科学政務官を務めた実績から、教育や人材育成の重要性を訴える。
 立民前職の江田は七期目を目指す。八月の横浜市長選で候補者擁立に尽力し、快勝した勢いに乗って戦う。企業・団体献金を受け取らない方針を貫き、クリーンさを前面に出す。
◆9区 川崎市多摩・宮前(北部の一部)・麻生区 主要4党派 火花散らす
斉藤温(30) 翻訳業 共新   
中山展宏(53) 国土交通副大臣 自<前><3> 公
笠浩史(56) (元)文部科学副大臣 立前<6>  
吉田大成(51) (元)県議 維新   
 自民と立民の前職に、共産と維新の新人が挑む。このうち二人は元参院議員の松沢成文の元秘書。主要四党が火花を散らす混戦。
 共産新人の斉藤は、前回に引き続き出馬した。県内候補者の中で最年少で、海外経験が豊富。動画による宣伝を積極的に展開する。
 自民前職の中山は、新政権で国土交通副大臣に就任。前回は僅差で比例復活だったが、実績を訴えて小選挙区初勝利を狙う。
 立民前職の笠は松沢の元秘書で、強固な地盤を持つ。無所属で活動してきたが、九月に立民に入党。保守層の取り込みも図る。
 維新新人の吉田も松沢の元秘書。麻生区選出で県議を四期務めた実績を基に、行政改革や規制改革、財政再建を訴える。
◇記事の見方
選挙区
 氏名、投票日基準の年齢、肩書、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦・支持政党 (敬称略)=届け出順

3867チバQ:2021/10/27(水) 01:56:24
https://www.tokyo-np.co.jp/article/138584?rct=kng_shu21
<各区の構図 衆院選かながわ>10区、11区、12区
2021年10月24日 07時50分

◆10区 川崎市川崎・幸・中原区(中東部) 4人乱戦 保守票の行方は
鈴木敦(32) (元)党職員 国新 
田中和徳(72) (元)復興相 自前<8> 公
畑野君枝(64) 党中央委員 共<前><2> 
金村龍那(42) (元)衆院議員秘書 維新   
 自民前職と、前回は比例復活の共産前職に、国民と維新の新人が挑む。保守票の行方が注目される。
 国民新人の鈴木は、党勢拡大を目指して土壇場で出馬を決めた。知名度向上が鍵となる。「提案型の野党」を主張する。
 自民前職の田中は復興相を務めた後、新政権発足で党幹事長代理に就いた。強固な地盤を背景に、実績を強調して九選を目指す。
 共産前職の畑野は、地域をくまなく回る。立民が候補者を出さなかったため、政権批判票をまとめて取り込み、勝利を期す。
 維新新人の金村は、元財務相・城島光力の元秘書。若さや児童福祉施設経営の実績を強調して、改革や世代交代を訴える。
◆11区 横須賀・三浦市 自民は背水の陣 共産挑む
林伸明(55) 党地区委員長 共新
小泉進次郎(40) (元)環境相 自前<4>
 知名度が高い自民前職に、共産新人が挑む。
 共産新人の林は四年前の横須賀市長選にも出馬経験がある。地域医療や環境政策などを訴え、政権批判票の獲得を図る。
 自民前職の小泉は五選を目指す。他党の推薦を受けず、比例重複立候補もしていない。期間中は他の選挙区の応援が多い。
◆12区 藤沢市、寒川町 三つどもえ 立民連勝なるか
星野剛士(58) (元)経済産業政務官 自<前><3> 公
阿部知子(73) 党県代表 立前<7>
水戸将史(59) (元)国土交通委理事 維元<1>
 自民と立民の前職に、維新の元職が挑む三つどもえ。
 自民前職の星野は、菅義偉前首相と近く、経済産業政務官などを務めた。外交・防衛政策、災害対策などを訴え、保守層への支持拡大を目指す。
 立民前職の阿部は前回、七度目の立候補で初めて小選挙区で勝利。今回は連勝を狙う。医師でもあり、新型コロナウイルス対策を巡る批判票を取り込む。
 維新元職の水戸は、昨年の藤沢市長選にも出馬。県議、参院議員の経験もある。地元県立高校出身の地の利を生かし、無党派層への浸透を図る。
◇記事の見方
選挙区
 氏名、投票日基準の年齢、肩書、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦・支持政党 (敬称略)=届け出順

3868チバQ:2021/10/27(水) 01:57:07
https://www.tokyo-np.co.jp/article/138725?rct=kng_shu21
<各区の構図 衆院選かながわ>13区、14区、15区
2021年10月25日 07時34分

◆13区 大和・海老名・座間(16区を除く区域)・綾瀬市 自民幹事長に挑む立民
太栄志(44) (元)衆院議員秘書 立新
甘利明(72) 党幹事長 自前<12> 公
 父の代から地盤を受け継ぐ自民のベテラン前職に、立民新人が挑む。共産が公示直前に新人の擁立を取り下げ、一騎打ちとなった。
 立民新人の太は、衆院議員の元秘書。四年前は衆院選初挑戦で次点だった。地道に活動を続け、「脱・金権政治」を掲げて政権批判票の取り込みを狙う。
 自民前職の甘利は労働相(当時)、経済産業相、規制改革担当相などを歴任し、実績豊富。新政権では党幹事長に就任し、選挙戦は全国各地に応援に回る。
◆14区 相模原市緑(東部)・中央・南区(東部) 自民と立民、支持拮抗
長友克洋(50) (元)県議 立新
赤間二郎(53) (元)国土交通委員長 自前<4> 公
 自民と立民の支持が拮抗(きっこう)する選挙区。五選を目指す自民前職に立民新人が挑む一騎打ち。
 立民新人の長友は、元職の本村賢太郎が相模原市長に転じ、後釜として立候補。市議二期、県議四期を務め、地域に詳しい強みを発揮して丁寧に地域を回る。
 自民前職の赤間は五選を目指す。内閣府副大臣、総務副大臣の経験があり、実績豊富。新型コロナウイルス治療薬の開発体制強化などを訴える。
◆15区 平塚・茅ケ崎市、中郡 県内唯一、自社N争う
佐々木克己(66) (元)高校教諭 社新 共
河野太郎(58) (元)行革担当相 自前<8> 公
渡辺麻里子(45) 歯科医 N新
 強固な地盤を持つ自民前職に、共に県内で唯一の小選挙区候補である社民とN党の新人が挑む。
 社民新人の佐々木は、前回に引き続き挑戦。元県立高校教諭。立民と共産が候補を立てず、政権批判票の獲得を目指す。
 自民前職の河野は外相、防衛相を歴任し、前政権ではワクチン担当相を務めた。新政権では党広報本部長として全国を回る。
 N党新人の渡辺は、普段は歯科医師として働く。
◇記事の見方
選挙区
 氏名、投票日基準の年齢、肩書、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦・支持政党 (敬称略)=届け出順

3869チバQ:2021/10/27(水) 01:57:46
https://www.tokyo-np.co.jp/article/138918?rct=kng_shu21
<各区の構図 衆院選かながわ>16区、17区、18区
2021年10月26日 07時17分

◆16区 相模原市緑(中西部)・南区(西部)、厚木・伊勢原・座間市(北部の一部)、愛甲郡 自立前職が一騎打ち
義家弘介50 (元)法務委員長 自前<3> 公
後藤祐一52 党企業団体委役員 立<前><4>  
 自民と立民の支持層が拮抗(きっこう)する選挙区。自民と立民の前職が、初めて一騎打ちで戦う。
 自民前職の義家は、連勝を目指す。高校教諭を経て政界入りし、文部科学副大臣を務めた。四年間、地元をくまなく回り、選挙戦で教育環境の充実を訴える。
 立民前職の後藤は、地元県立高校卒で経済産業省の元官僚。地域密着とともに質疑で政策提言をしてきた実績をアピールし、小選挙区議席の奪還を狙う。  
◆17区 小田原・秦野・南足柄市、足柄上・足柄下郡 女性閣僚に挑む立共
牧島かれん45 デジタル相 自前<3> 公
神山洋介46 (元)内閣委理事 立元<2>  
山田正70 (元)高校教諭 共新   
 強固な地盤を持つ現職閣僚の自民前職に、立民元職と共産新人が挑む。
 自民前職の牧島は、昨年に女性初の党青年局長、新政権では最年少閣僚としてデジタル相に就任。地元を丹念に回り四連勝を期す。
 立民元職の神山は、二〇〇九年の初出馬で牧島を破った経験がある。今回は立民の組織力を生かして政権交代を訴え、勝利を狙う。
 共産新人の山田は、地元出身の元高校教諭。選挙初挑戦で、長年活動してきた核兵器廃絶を訴えて政権批判票の取り込みを図る。
◆18区 川崎市中原(西部)・高津・宮前区(9区を除く区域) 自民閣僚と立維争う
三村和也46 (元)海賊テロ特理事 立元<1>  
横田光弘63 (元)県議 維新   
山際大志郎53 経済再生担当相  自前<5> 公
 〇二年に選挙区が創設されてから当選を重ねる自民前職に、立民元職と維新新人が挑む。
 立民元職の三村は、元経産官僚。国政初挑戦の〇九年に2区で出馬し、菅義偉に肉薄した。四年前に国替えをし、18区に根を下ろして国政復帰を目指す。
 維新新人の横田は、現役世代が活躍できる社会の構築や、百年先を見据えた政治を掲げ、第三極として躍進を図る。
 自民前職の山際は、甘利明幹事長に近く、新政権では経済再生担当相に選ばれた。新型コロナウイルス対策と経済の両立について、丁寧に説明を重ねる。
◇記事の見方

選挙区
 氏名、投票日基準の年齢、肩書、党派、前元新(<前>は比例代表での選出)、当選回数、推薦・支持政党 (敬称略)=届け出順

3870チバQ:2021/10/27(水) 02:11:39
"衆院選対決の構図・上 8区 6回連続同顔対決 : ニュース : 愛知 : 地域 : 読売新聞オンライン" https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20211015-OYTNT50124/amp/

 19日の衆院選公示まで、あと3日に迫った。解散から投開票まで17日間の短期決戦で、公示を直前にした各選挙区の対決の構図や、候補予定者の動向などを3回にわたって紹介する。(敬称略、選挙区の掲載は順不同)

1区 自、立にN参戦
 ◆1区
熊田裕通57自前《3》
吉田統彦46立前《2》
門田節代54N新 
 4選を目指す熊田は、地元でこまめに支援者回りを重ねてきた。総務副大臣などの実績をアピールし、自民支持層を固めるほか、公明支持層への浸透も図る。前回は比例復活だった吉田は、現役医師として医療現場に立つ視点から、新型コロナウイルス対策を中心に訴える。街頭活動などで支持拡大を図り、小選挙区での当選を目指す。門田は立候補する選挙区を当初予定していた三重2区から変更。「女性宮家と女系天皇は必要ない」などと訴える。
5区 ベテランが引退
 ◆5区
神田憲次58自前《3》
西川厚志52立新 
岬麻紀52維新 
 神田は前回、自民の地方議員から公認反対の動きが出るなど摩擦もあったが、今回は衝突もなく公認を決定。自公の支持層固めと無党派層の取り込みで、2012年以来の小選挙区勝利を目指す。10期務めた赤松広隆・前衆院副議長の元秘書で、後継指名を受けた西川は、国政選初挑戦。県議5期の実績を強調し、地盤引き継ぎを急ぐ。岬は8月に出馬を表明。知名度不足を��払拭ふっしょく��しようと、積極的に街頭に立ち、アピールに力を入れる。
 ◆8区
伊藤忠彦57自前《4》
伴野豊60立元《5》
 5選を目指す伊藤と、6回目の当選を狙う伴野が、2005年から6回連続の対決となる。小選挙区で3連勝中の伊藤は、地域の行事や企業、組織を小まめに回り、基礎票の掘り起こしと支持固めを進めてきた。中部国際空港の2本目滑走路や西知多道路の整備などの政策を強調する。伴野は前回、無所属で比例復活もならず苦杯をなめた。今回は立民から立ち、労組からの支援を受け、無党派層への浸透も図って返り咲きを狙う。
11区 自、共労組票狙う
 ◆11区
八木哲也74自前《3》
本多信弘45共新 
 八木は昨年、いったん政界引退の意向を固めたが、後継候補選びが難航し、4度目の出馬を決断した。過去3回は小選挙区で敗退し比例で復活当選。自民市議らをフル稼働させ、悲願の小選挙区勝利を目指す。本多は前回に続く挑戦。民主青年同盟の新聞の記者経験を生かし、地域に根ざした政策を訴える。全トヨタ労連の支援を受け、小選挙区を制してきた前議員の古本伸一郎が急きょ出馬を取りやめ、八木、本多ともに労組票の取り込みを狙う。
12区 自、立一騎打ち
 ◆12区
青山周平44自前《3》
重徳和彦50立前《3》
 青山と重徳の一騎打ちの構図となっている。青山は、2014年の衆院選で比例復活を果たしたが、前回は自民の比例東海ブロック名簿で次点。同ブロックの自民衆院議員が地元市長選に出馬して自動失職したため、19年に繰り上げ当選を果たした。自公の支持層を固め、小選挙区での雪辱を期す。前回、無所属で出馬した重徳は立民から出る。労組などの組織票を集めるほか、立民支持層や一部の保守層への浸透も図り、4選を狙う。
立候補予定者は15日現在の読売新聞社調べ。年齢は投票日現在。党派は解散時点。略称は自=自民、立=立民、共=共産、維=維新、N=N裁。白抜き数字は当選回数。並びは、解散時の衆院勢力順

3871岡山1区民:2021/10/27(水) 04:59:35
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/113404
山陰4選挙区 自民リード 島根1区、鳥取2区 立民追い上げ
山陰 特集
2021/10/27 04:02
 山陰中央新報社は、新型コロナウイルス対策や地域経済の立て直しを問う衆院選について、23〜26日の4日間、島根、鳥取両県内で世論調査を実施した。取材で得た情報を加味して終盤情勢を探った結果、全4小選挙区で、自民党の前職と新人が組織力を背景にリードを保つ。島根1区と鳥取2区の立憲民主党の候補は追い上げを図るが、その他の候補は広がりを欠く。各選挙区で2〜4割が態度を決めておらず、流動的な要素を残す。(取材班)

 <島根1区>
 事実上の与野党一騎打ちの戦いは、自民党の細田博之候補が幅広い年代、地域でリードする。立憲民主党の亀井亜紀子候補は党支持層を手堅くまとめるが、支持政党を持たない層に浸透しきれず伸び悩む。

 細田候補は自民支持層の8割近くを固め、支持政党を持たない層へも広がる一方、推薦を受ける公明党の支持層は4割にとどまる。年代別は若年層と高齢層からの支持が際立ち、職業別では正社員・正職員や、その他・年金・無職などにも支持を広げる。

 亀井亜候補は立民支持層の9割をまとめるが、野党共闘を組む共産党支持層を固めきれておらず、支持政党を持たない層への浸透も2割にとどまる。年代別は30代からの支持を得る。大票田の松江市を含め、全地域で先行を許す。

 無所属の亀井彰子候補は厳しい。

 <島根2区>
 いずれも新人の3候補による争いは、自民党の高見康裕候補が自民、公明両党の支持層を固め優位に立つ。立憲民主党の山本誉候補は広がりを欠き、共産党の向瀬慎一候補は苦戦。約4割が態度を決めていない。

 高見候補は、自民と公明の両支持層の7割をまとめる一方、支持政党を持たない層に浸透しきれていない。年齢別は、70歳以上で半数以上の支持を集めるなど中高年層で他候補を引き離す。農林水産業や自営・自由業からの支持が高く、大票田の出雲市、雲南市、飯南町などでリードする。

 山本候補は立民支持層の8割を固め、支持政党を持たない層で高見候補と競り合う。職業別では契約社員・アルバイトで一定の支持を得るものの、若年層への浸透に課題を残す。地域別で見ても、出身地の江津市を含めた各地域で伸び悩む。

 向瀬候補は、共産支持層を4割しか固めきれておらず、山本候補に支持が同程度流れている。

 <鳥取1区>
 自民党の石破茂候補が高い知名度と強固な支持基盤を生かして圧倒する。候補を擁立しなかった立憲民主党など、野党支持層にも浸透。共産党の岡田正和候補は厳しい。

 石破候補は年代、職業、地域別の各層で大きくリード。自民、公明両党の支持層の8割以上を固め、支持政党を持たない層からも6割弱の支持を得る。

 立民支持層の3割、共産支持層の2割を取り込んでおり、政権と一線を画し、党改革を訴える姿勢が影響しているとみられる。

 岡田候補は共産支持層の8割をまとめるが、立民は石破候補と同じ3割にとどまり、広がりを欠いている。

 <鳥取2区>
 自民党の赤沢亮正候補が一歩リードし、大票田の米子、境港両市で先行する。立憲民主党の湯原俊二候補は党支持層を固めるが、共産党支持層をまとめきれていない。

 赤沢候補は自民支持層の8割、推薦を受ける公明党支持層の6割を抑え、年代別の各層で幅広く浸透する。職業別は農林水産業、自営業の支持が際立つ。序盤は横一線だった西伯、日野両郡で引き離し、東伯郡でも先行する。

 湯原候補は立民支持層の9割をまとめる。共産支持層は6割弱にとどまり、支持政党を持たない層は赤沢候補と競る。職業別は専業主婦の支持が高く、年代別で20〜50代の浸透に課題を残す。


◆立候補者一覧(届け出順、敬称略)
 ◇島根1区
亀井亜紀子56 立民前(1)
細田 博之77 自民前(10)
亀井 彰子64 無所属新
 ◇島根2区
向瀬 慎一50 共産新
山本  誉64 立民新
高見 康裕41 自民新
 ◇鳥取1区
石破  茂64 自民前(11)
岡田 正和39 共産新
 ◇鳥取2区
赤沢 亮正60 自民前(5)
湯原 俊二58 立民元(1

3872岡山1区民:2021/10/27(水) 06:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/a125c86089a5e9b6ffbb8a16bf8c93bf69cce6ae
与党、絶対安定多数を視野 自民減も、立民伸び悩み
10/27(水) 5:00配信

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共同通信
各党の推定獲得議席

 共同通信社は第49回衆院選に向けて23〜26日、全国の有権者約11万9千人を対象にした電話世論調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。自民党は、公明党と合わせた与党で定数465のうち、国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」(261議席)を視野に入れるものの、単独では公示前の276議席から減らす可能性がある。立憲民主党は伸び悩んでいる。日本維新の会は公示前勢力の約3倍となる30議席超の勢いで、公明、共産両党は堅調を維持している。

 投票先を「まだ決めていない」とした人が小選挙区で4割程度いる。接戦の小選挙区も多く、情勢は流動的だ。

3873岡山1区民:2021/10/27(水) 07:17:32
https://kahoku.news/articles/20211027khn000005.html
衆院選小選挙区終盤情勢 宮城1区、土井氏に岡本氏迫る 2区、秋葉氏優位 鎌田氏猛追
2021年10月27日 06:00

 31日投開票の衆院選で、河北新報社は23〜26日の4日間、宮城県内の6小選挙区を対象に電話世論調査を行い、本社取材網の分析を加味して終盤情勢をまとめた。1区、2区とも、自民党候補を立憲民主党候補が追う展開。3、4、6区は自民党前議員が、5区は立憲民主党前議員がそれぞれ先行する展開となっている。調査時点で有権者の2割前後が態度を決めておらず、投票日にかけて情勢が変動する可能性もある。
(敬称略)

1区
 自民の土井が先行し、立民の岡本が迫っている。

 土井は組織をフル回転させて自民支持層の7割強、公明支持層の9割強をまとめた。維新支持層の2割強、無党派層の2割も取り込む。仙台市青葉、太白両区の全域で先行する。

 岡本は野党統一候補として立民、共産支持層の9割弱を固めた。維新支持層の3割にも食い込むが、無党派層への浸透が2割強にとどまる。地元の太白区で健闘している。

 維新の春藤は維新支持層をまとめきれず、広がりを欠く。

 無所属の大草は苦しい。

2区
 自民の秋葉がやや優位に立ち、立民の鎌田が猛追する。

 秋葉は自民支持層の8割、公明支持層の6割をまとめた。20〜40代で5割以上の支持を得るほか、50、70代をはじめ幅広い年代に浸透する。無党派層の支持は2割弱。泉、宮城野、若林各区の全域でリードする。

 鎌田は立民支持層、共産支持層の8割を固め、野党共闘の効果を発揮。公明、維新の支持層の約4割に食い込むが、鍵を握る無党派層への浸透は3割にとどまる。年代別では60代で互角。地盤の泉区もやや劣勢。

 N党の林は厳しい。

3区 西村氏が引き離す
 自民の西村が地盤を着実に固め、立民の大野を引き離している。

 西村は自民支持層の9割、公明支持層の7割強を手堅くまとめた。無党派層の3割にも浸透。幅広い年齢層に支持を広げつつある。

 大野は立民支持層の8割強、共闘する共産支持層の7割を固め、国民支持層の9割を取り込む。無党派層の3割から支持を集めた。

 無所属の浅田は厳しい戦いとなっている。

4区 伊藤氏が盤石
 自民の伊藤が序盤のリードを広げる。共産の舩山と維新の早坂は浸透に懸命。

 伊藤は自民、公明支持層の7〜8割を固め、野党支持層も切り崩す。全域、全世代で優位を保ち、無党派層の3割から支持を得る。

 舩山は共産支持層の9割をまとめたが、立民からの支持が3割にとどまるなど野党支持層の取り込みに苦戦。早坂は維新支持層への浸透が4割と伸び悩み、無党派層への広がりを欠く。

5区 安住氏安定、森下氏追う
 立民の安住がリードを保ち、自民の森下が懸命に追う。

 安住は立民支持層の9割以上を固め、共産支持層の7割近くをまとめた。自民支持層からも一定の支持を得る。50代以上に浸透し、無党派層にも食い込む。

 森下は自民支持層への浸透が5割超、公明支持層で4割超にとどまり、支持基盤を固め切れていない。40代の支持が比較的厚く、無党派層の取り込みが焦点。

6区 小野寺氏が圧倒
 自民の小野寺が圧倒的なリードを保つ。共産の内藤は苦しい戦いが続く。

 小野寺は自民、公明支持層の9割以上をまとめる。立民支持層を6割近く、共産支持層も4割を切り崩すなど、野党支持層にも食い込む。年代別でも幅広い支持を集めている。

 内藤は共産支持層の5割強を固めたが、共闘する立民の支持層への浸透は3割未満。他の野党支持層にも広がりを欠く。

3874岡山1区民:2021/10/27(水) 07:23:26
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1413765.html
政治
【衆院選・沖縄】4区は西銘氏と金城氏が横一線 残る3選挙区は
2021年10月27日 05:10
衆院選2021 沖縄選挙区
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 31日投開票の第49回衆院選で、琉球新報社は共同通信社と合同で23〜26日の4日間、沖縄県内の有権者を対象とした電話による世論調査を実施した。琉球新報の取材を加味して選挙戦終盤情勢を探ったところ、沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏が先行し、自民前職の国場幸之助氏が追っている。無所属前職の下地幹郎氏は支持に広がりを欠く。2区は社民新人の新垣邦男氏が先行し、自民前職の宮崎政久氏が追っている。3区は立民前職の屋良朝博氏、自民新人の島尻安伊子氏が競り合う展開が続いている。4区は自民前職の西銘恒三郎氏、立民新人の金城徹氏が横一線の戦いとなっている。

 全体の4割が投票する候補者をまだ決めていないと回答している。投票日までに情勢は大きく変化する可能性がある。無党派層は投票先を「まだ決めていない」とする割合が4割弱で、その動向が鍵を握りそうだ。

■1区は赤嶺氏が先行、国場氏と下地氏が追う

 1区は赤嶺氏が立民、共産、社民支持層を固めたほか、無党派にも浸透している。国場氏は自民、公明支持層から比較的高い支持を得たが、一部は他候補に流れている。下地氏は維新支持層から高い支持を得たほか、自民支持層から一定数の支持を得たが、他党や無党派に広がっていない。

■2区は新垣氏が先行、宮崎氏が追う

 2区は新垣氏が立民、共産、社民の支持層を固め、無党派にも浸透している。宮崎氏は自民の支持層を固めたが、公明の支持を固めきれずにいる。維新新人の山川泰博氏は伸び悩んでいる。NHK党新人の中村幸也氏は独自の戦い。

■3区は屋良氏と島尻氏が競り合う

 3区は屋良氏が立民、共産、社民の支持層を固めた。島尻氏は自民、公明支持層を固めた。無党派層は両氏ともに、徐々に浸透してきている。

 4区は西銘氏が自民支持層を固めたが、公明支持層は6割弱の支持にとどまった。金城氏は立民、共産、社民のほか、公明の一定層からも支持を得た。

3875岡山1区民:2021/10/27(水) 07:24:50
https://kumanichi.com/articles/445072
熊本2区、無所属新人がリード 衆院選、県内4選挙区の終盤情勢
熊本日日新聞 | 2021年10月27日 07:00


 熊本日日新聞社は23〜26日に実施した衆院選の電話世論調査に独自取材を加え、熊本県内4選挙区の終盤情勢を探った。熊本1区は自民党前職が安定した戦いぶり。2区は無所属新人がリードし、自民前職が追う。3区と4区はいずれも自民前職が他候補を大きく引き離している。まだ態度を決めていない有権者が約3割おり、31日の投票日まで情勢は流動的だ。

 1区は自民前職の木原稔氏(52)が自民支持層の多くを固めて有利な戦い。首相補佐官を務めた実績も訴え、集票につなげている。立憲民主党新人の濱田大造氏(51)は立民と共産党の支持層に浸透したが、保守層の支持が弱い。無党派層の支持は濱田氏が木原氏をやや上回る。

 2区は保守分裂の争いに野党共闘候補が絡む。前回敗れた無所属新人の西野太亮氏(43)が自民支持層に食い込み、頭一つ抜け出した。「世代交代」を打ち出し、無党派層の評価も高い。自民前職の野田毅氏(80)は自民と公明党の支持層を固め切れていない。半世紀近い議員歴に基づく「実行力」をアピールし、追い上げに懸命だ。共産新人の橋田芳昭氏(66)は苦しい戦い。

 3区は自民前職の坂本哲志氏(70)が他の2候補を寄せ付けず独走状態。地方創生担当相を務めた1年間の実績も強調して幅広い世代に浸透し、自公支持層を手堅くまとめた。社民党新人の馬場功世氏(70)は立民や共産の支持層を取り込むが広がりを欠く。NHK党新人の本間明子氏(40)は伸び悩んでいる。

 4区は自民前職の金子恭之氏(60)が岸田内閣での初入閣を追い風に大きくリードする。昨年7月豪雨からの復興に尽力したことをアピール。票田の八代地域や出身地の人吉球磨地域などで引き離す。立民前職の矢上雅義氏(61)は政権批判票の受け皿を狙うが、保守層や無党派層からの支持が薄い。(衆院選取材班)

3876岡山1区民:2021/10/27(水) 07:27:10
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/760051
世論調査1 小選挙区情勢
〈2021衆院選さが〉県内世論調査詳報
6:35

■1区 大票田の県都接戦続く

 自民前職の岩田和親と立民前職の原口一博は、序盤から激しく競り合う状況が続いている。地域別では、大票田の佐賀市で激戦となっている。

 岩田は自民支持層の7割以上、選挙協力をしている公明の6割超を固めた。地域別では、鳥栖市や神埼市郡などで優勢になっている。年代別では10、30、40、50代が支持する。

 原口は党副代表を務める立民支持層の9割、候補一本化で擁立を見送った共産からは7割の支持を集める。三養基郡基山町で優位に立ち、20代と60代、70歳以上に浸透している。

 主な国政課題への賛否でみると、佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画に賛成する人が岩田、反対する人は原口を支持。玄海原発3、4号機は「運転を継続」とした人が岩田、「即時停止」とした人は原口を支持する傾向がある。

 JAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」は4年前の前回衆院選では自主投票としたが、今回は岩田を推薦した。農林水産業者の支持は6割が岩田、4割が原口となっている。

 1区全体では3割超が投票先を決めておらず、都市部での票の掘り起こしが勝敗を左右しそうだ。

■2区 鍵握る唐津、伊万里市

 自民前職の古川康と立民前職の大串博志は、序盤情勢から引き続き互いに譲らず接戦となっている。

 支持政党別で見ると、古川は自民の6割、選挙協力する公明の8割から支持を得る。大串は立民の9割を固め、自民の一部にも食い込む。無党派層には両者とも4割近く浸透している。

 地域別では古川は唐津市、多久市、伊万里市で5割を固める。大串は小城市で8割近くから支持を得ており、嬉野市や杵島郡白石町でも5割に上る。

 職業別では正社員・正職員の5割は古川を、契約社員・アルバイトの5割は大串を支持する。無職・年金生活者からは両者ともに4割の支持を集めている。

 国政課題への考え方では、九州新幹線長崎ルートの整備方式で「フル規格」を支持する人のうち4割近くが古川、5割近くが大串を推す。一方、「対面乗り換え方式」を支持する人のうち5割近くが古川、4割近くが大串を支持する。

 玄海原発3、4号機は「目標時期を決めて停止」と考えている人の4割ずつが古川、大串に割れている。票田の唐津市をはじめ伊万里市、武雄市で投票先「未定」は2割超に上り、終盤戦が勝敗を左右する情勢となっている。

3877岡山1区民:2021/10/27(水) 07:31:27
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/977847.html?lbl=10330
静岡県内3、6、8区 自民、立民が横一線【衆院選終盤情勢】
1時間前

 静岡新聞社の電話世論調査に26日までの取材を加えた県内8小選挙区の終盤情勢分析では、3、6、8区で自民党候補と立憲民主党候補が横一線の激しい争いを繰り広げている。1、2、4、7区は自民が優勢。5区は無所属候補がリードを保っている。


 調査に投票先を「まだ決めていない」とした人が各選挙区で1〜3割台いて、情勢は変わる可能性がある。野党系無所属候補が自民候補を破った24日の参院静岡選挙区補欠選挙の影響も注目される。
 6区は、悲願の小選挙区初勝利を目指す自民前職勝俣孝明氏が伊豆地域で先行し、沼津市など都市部でも支持拡大を図る。選挙区で8連勝中の立民前職渡辺周氏は牙城死守を懸け、支持組織固めを強化する。維新新人山下洸棋氏は伸び悩む。
 3区は、立民元職小山展弘氏と自民前職宮沢博行氏がつばぜり合いを演じ、最終盤までもつれる様相。8区は、自民前職塩谷立氏と立民前職源馬謙太郎氏がそれぞれの政党支持層を固め、無党派層獲得でしのぎを削る。
 1区は自民前職上川陽子氏、2区は自民前職井林辰憲氏、4区は自民前職深沢陽一氏、7区は自民前職城内実氏が安定した戦いぶりを見せる。5区は無所属前職細野豪志氏が優位に立っている。

3878チバQ:2021/10/27(水) 08:46:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc722d0452b7898d864eb281d665acad16946530
野党一本化、焦る自民 競合区は与党に漁夫の利 岐阜4区、大阪3区【注目区を行く】
10/27(水) 7:11配信

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時事通信
衆院選岐阜4区立候補者の街頭演説に集まった聴衆=21日、岐阜県可児市

 今回の衆院選で、立憲民主、共産両党を中心とする野党各党は幅広い選挙区で候補の一本化を進めた。

 一騎打ちの構図に持ち込まれた自民党は、激戦区の行方を左右しかねないとして危機感を強める。一方、野党統一候補を実現できなかった選挙区では共倒れのおそれもある。(敬称略)
 ◇効果を実感
 「堂々とこの地区の代表だと国会で主張したい。私の切望している思いだ」。21日夜、岐阜県郡上市で開かれた演説会。岐阜4区から出馬した立民の今井雅人は、過去4回連続で比例代表での復活当選に甘んじた悔しさをあらわにし、悲願の小選挙区勝利へ支持を訴えた。

 2017年の前回、今井のほかに立ったのは、自民の金子俊平と共産の籠山恵美子。結果は金子の勝利に終わった。だが、今井は約1万5000票差まで迫り、今井と籠山を足せば単純計算では金子を上回っていた。今回の今井への一本化はこうした実績を踏まえたものだ。

 今井は9月、地元の共産県委員会を訪ね、「前回分の票を出していただきたい」と要請。ただ、街頭などで共産議員と並ぶのはなるべく避けたいとの意向も伝えたという。立民最大の支持団体である連合や従来の支援者への配慮からだ。共産側も「より広い保守層を取らないと勝てないと考えているのだろう」と理解を示す。

 陣営は一本化の効果を全体的な運動量の増加という形で実感しているという。「自民に相当肉薄している」。打倒自民へ活気づく。

 一方、今回も今井の挑戦を受ける金子の焦りは強い。党本部も首相の岸田文雄や少子化担当相の野田聖子らを投入、てこ入れに躍起だ。金子は街頭で「相手は共産とも組んでいる」と強調。岸田は「大激戦が続いている。何としても力を与えてほしい」と呼び掛けた。

 県連は最重点区と位置付け、4区外の県議を対象に同区内の知り合い100人分の名簿を出すよう県内全域に通達したという。ある県議は「それだけ厳しいということだ」と語った。

 野党共闘の枠組みとは一線を画す日本維新の会の佐伯哲也は、行政機構改革などを訴え、独自の戦いを展開する。

 ◇地元事情
 「12年に落選し、まさかもう一度出陣式をできるとは思ってもみなかった。必ず国会に戻る」。公示日の19日、大阪3区の立民候補、萩原仁は大阪市住吉区の出陣式で、何度も声を詰まらせながら必勝を誓った。

 同じ日の同市住之江区。共産候補の渡部結も第一声に臨み、「この大阪3区では皆さんの願いを私に託していただき、国会に押し上げてください」と声を張り上げた。同区では萩原、渡部の二人が野党票を奪い合う。

 今回の選挙で、立民、共産などは、289ある小選挙区のうち、213で候補を一本化。一方、立民と共産が競合する選挙区も48に上る。大阪3区もその一つだ。

 共産大阪府委員会幹部は渡部について「(将来の大阪の)エース候補で、簡単に降ろせない」と語る。一方、立民の擁立状況を見ると、大阪3区を含め、新人、元職が立った選挙区では共産と競合しているが、前職の選挙区に共産候補は一切いない。

 これについて、ある立民関係者は、前職が自らの生き残りを優先し、小選挙区で敗れた際に比例代表で復活当選する可能性を高めようと、共産と調整を行ったのではないかとの見方を示す。票を食い合う相手がいなければ、惜敗率が上がり復活しやすいとの考え方だ。各地の選挙区調整にはそれぞれの地元事情も絡む。

 戦いを進めやすくなったのは公明党の佐藤茂樹だ。24日には首相の岸田、党代表の山口那津男を招いての合同演説会を開催。「死力を尽くして勝ち抜く」。佐藤は力強くこう語った。

 ◇立候補者名簿
 【岐阜4区】
 金子俊平 43 元議員秘書  自 前
                推(公)
 今井雅人 59 元銀行員   立 前
 佐伯哲也 51 元可児市議  維 新
 【大阪3区】
 萩原仁 54 元外務委理事 立 元
 中条栄太郎 52 会社社長   無 新
 佐藤茂樹 62 元厚労副大臣 公 前
                推(自)
 渡部結 40 党准中央委員 共 新
 ※敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、無=無所属、共=共産党。丸かっこは推薦政党。

3879チバQ:2021/10/27(水) 08:57:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/43480c5a2eba91de3080597f0dbb703c8d64c9ad
衆院選:注目区を行く【神奈川16区】一騎打ち、激戦に拍車
10/27(水) 5:31配信

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カナロコ by 神奈川新聞
(左から届け出順に)義家弘介氏、後藤祐一氏

 「又野村(現・相模原市緑区又野)出身の尾崎行雄の言葉を引用させていただきます」

 公示日の19日午前10時半。立憲民主党の前職・後藤が第一声の場所に選んだのは同区の津久井湖近く。支援者ら10人を前にマイクを使わず話し始めた。その後は愛川町、伊勢原市などを経て、大票田・厚木市の小田急線本厚木駅前に立ったのは午後6時を過ぎていた。

 陣営幹部は「初日いつも津久井や藤野地区に着くのは夕方や夜遅くで、批判の声をいただいていた。今回は逆から回った」。有権者数は少なくとも一票一票を大事にしようとの表れだ。

 希望の党(当時)から出馬した前回選挙では約1万4千票及ばず小選挙区での議席を失い、比例で復活した。「党設立メンバーとして党活動を優先し、東京にいることが多かった。一番大事な時に地元にいられなかった」という苦い記憶は忘れられない。

 今回、通常国会閉会以降は地元活動に専念。公示後も党名より個人名を強く打ち出し、「質問時間ナンバーワン」「提案を実現」など4年間の実績を訴え、支持拡大に努めている。

 これまで後藤の活動を支えてきたのが、母校・厚木高校の同窓生だ。同窓会関係者は「(自民党幹事長の)甘利さんも同窓生。会としては特定の候補に肩入れせず、不偏不党を貫く」と説明するが、同校出身の支援者は「党派関係なく、厚木から同校出身者を送り出すのは当然」と支援に力を入れる。

 後藤と自民党の前職・義家は16区でこれまで3度戦い、毎回勝者が入れ替わっている。義家は前回に続く連勝を狙う。

 選挙戦序盤の21日午後、本厚木駅北口には自民や連立を組む公明党の地元市議、県議らが勢ぞろい。応援に駆け付けた元首相の安倍晋三は約800人の聴衆を前に、「参院議員選挙への出馬をお願いし、政治の世界に引っ張り込んだのは私。政権奪還後には文部科学副大臣や法務副大臣を務めてもらった」と密接な関係をアピールした。接戦区を象徴するように、党広報本部長の河野太郎や内閣官房長官の松野博一らも次々来援し、てこ入れを図る。

 新東名高速道路や圏央道などのインフラ整備や19年の台風19号被害からの復旧など与党の実績を訴える義家は、「地元代表としてかけらの悔いも残さずやってきた」と自負する。

 「ヤンキー先生」としての抜群の知名度に加え、早朝の駅頭などでの活動も数多くこなしてきた。だが陣営幹部は「いまだに『落下傘』と見られ、選挙は毎回厳しい。今回はこちら側が東京との行き来が増え、地元回りの時間が減った」と胸の内を明かす。

 義家の演説は毎回こう結ぶ。「51対49の戦い。1票も取りこぼせない。小選挙区は義家、比例区は公明党で」

 どちらにも肩入れできない選挙区内のある首長は「どちらが勝つにしても、大差はつかないのでは」と見方を示し、続けた。「こちらは(比例復活して)与野党どちらもいる方がありがたい」=敬称略

3880チバQ:2021/10/27(水) 09:24:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a69c67a48a7264158f8b85fb89a34b236470563
「政治とカネ」に揺れる広島3区 保守票はどこに
10/26(火) 20:41配信

産経新聞
河井克行元法相の地盤だった衆院広島3区で、候補者の演説を聞く有権者ら=19日、広島市安佐南区(鈴木俊輔撮影、画像を一部加工しています)

公職選挙法違反罪で実刑が確定した河井克行元法相(58)が当選を重ねてきた広島3区(広島市安佐(あさ)南区など)。〝与党統一候補〟として立候補した公明前職や立民新人らが争う屈指の注目区は、「政治とカネ」の問題で揺れる保守票の行方が浮沈の鍵を握る。与党への逆風から、地元選出の総理誕生。空気感が一変する中、「保守の受け皿になる」と公言する維新新人も参戦した。混戦を制すのは―。

【図でみる】主要政党の予想議席数(10月25日付)

公示日の19日、公明前職の斉藤鉄夫氏(69)は訴えた。「地元の疑問に答えることから、信頼回復を始めていきたい」。平成5年、岸田文雄首相と同じ衆院旧広島1区でともに初当選を果たした現役閣僚。自身が「与党統一候補」であると繰り返し、自民との距離の近さを強調した。

斉藤氏の擁立決定までには紆余曲折(うよきょくせつ)があった。

発端は2年前の参院選。選挙戦では、河井元法相の妻の案里氏(48)=同罪で有罪確定=を支援した自民党本部と、ベテランの溝手顕正(けんせい)元国家公安委員長(79)を支持した党県連が対立。自民は2議席独占を狙ったが、立民などの推薦を受けた候補にトップ当選の座を奪われた上、溝手氏が議席を失った。

案里氏もその後、大規模買収事件に絡み、当選無効に。逆風の中で迎えた今年4月の参院広島選挙区再選挙では、新人を擁立したものの、野党各党の支援を受けた宮口治子氏(45)に議席を奪われた。

衆院広島3区の候補者選びでも綱引きがあった。

元県議の石橋林太郎氏(43)の擁立を目指した自民県連に対し、党本部は候補擁立の見送りを決定。比例で当選を重ねていた公明の斉藤氏に一本化する方針を決め、石橋氏を比例中国ブロックの1位とした。

ようやく落ち着いた格好だが、候補者調整や買収事件が落とした影は濃い。

選挙区を公明に奪われたわだかまりについて、自民県連幹部は「本来なら絶対に容認できなかったが、(与党で)3区を守ることを優先しなければならなかった」と打ち明けた。

買収事件についても、30年以上自民を支持する広島市安佐南区の無職女性(83)は「(河井元法相から)一言でいいから説明や謝罪の言葉が聞きたかった」と不信感を口にする。

与党から離れる票の取り込みをねらい、野党は舌鋒(ぜっぽう)鋭く攻め込む。「必ず金権政治を終わらせる。新しい風を吹かせていく」。支持者を前にこう力を込めたのは、立民新人のライアン真由美氏(58)。4月の参院再選挙の再現を目指すライアン氏は「政治はクリーンであるのが普通。皆さんは納得されてないはずだ」と訴える。

一方、広島選出の岸田首相の誕生で、風向きが変わったとの見方もある。ライアン氏の陣営幹部は「与党への期待感が高まっているのは感じる。ただ、今回の選挙は岸田政権への審判ではない」と牽制(けんせい)。「有権者の政治とカネに対する思いの受け皿になれば勝機はある」と強気だ。

保守層の切り崩しを図るのはライアン氏だけではない。公示直前に立候補を表明したのが、ラジオ司会者で維新新人の瀬木寛親(せぎ・ひろちか)氏(57)だ。首長や地方議員を数多く抱える関西と異なり、党の知名度は劣る。それでも瀬木氏は「金権政治との決別」を掲げ、「公明に投票したくない自民支持層もいる。支持はいただける」と意気込む。

広島3区ではN党新人の矢島秀平氏(29)、いずれも無所属新人の大山宏氏(73)、玉田憲勲(のりたか)氏(64)も立候補している。(鈴木俊輔)

3881チバQ:2021/10/27(水) 10:20:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a125c86089a5e9b6ffbb8a16bf8c93bf69cce6ae
与党、絶対安定多数を視野 自民減も、立民伸び悩み
10/27(水) 5:00配信
共同通信
各党の推定獲得議席

 共同通信社は第49回衆院選に向けて23〜26日、全国の有権者約11万9千人を対象にした電話世論調査を実施し、取材も加味して終盤情勢を探った。自民党は、公明党と合わせた与党で定数465のうち、国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」(261議席)を視野に入れるものの、単独では公示前の276議席から減らす可能性がある。立憲民主党は伸び悩んでいる。日本維新の会は公示前勢力の約3倍となる30議席超の勢いで、公明、共産両党は堅調を維持している。


 投票先を「まだ決めていない」とした人が小選挙区で4割程度いる。接戦の小選挙区も多く、情勢は流動的だ。

3882チバQ:2021/10/27(水) 10:53:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d80b0534ef5a6cf88dc6215152699ee50111557
衆院選 長崎3区 “主戦場”の大村に注力 無党派層への浸透未知数
10/27(水) 10:30配信

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長崎新聞
山田勝彦候補の陣営が街頭演説の準備をしている横を、谷川候補の選挙カーが通り過ぎる。スタッフは互いに手を振りエールを送っていた=24日、大村市内

 衆院選長崎3区の議席を争う自民前職の谷川弥一候補(80)と立憲民主新人の山田勝彦候補(42)。後半戦に入り、両陣営は3区で最も有権者が多く、地縁にとらわれない新興住民層など浮動票の割合が高い大村市を“主戦場”とみる。だが無党派層にどれだけ浸透できるかは未知数で、票の動きを読みあぐねている。
 「大村と東彼を回るから、勝っている離島は任せると言ってきた」。24日昼すぎ、JR大村駅近くに立った谷川氏は、地元支持者らを前にこう強調した。
 3日前、新聞各紙は勝彦氏と競り合っていると情勢を報じた。これを受け谷川陣営は後半戦の離島入りを取りやめ、大村、東彼3町での遊説活動に集中する方針に転換した。
 市内の演説では、国道34号拡幅の新規事業化や昨年7月の大雨災害への対応など実績を強調する。この日は目と鼻の先で、勝彦氏の陣営が蓮舫代表代行を招いた街宣の準備を進めていた。谷川氏は「自分ほどの企画力や交渉力はあるのか」と38歳下の相手をけん制した。
 谷川氏は強固な後援会に加え、企業や公明党などの組織固めを徹底する。気掛かりは無党派層の動向だ。前回衆院選は大村市で2万2千票を獲得。3区全体では野党候補3人の得票総数を3万票近く上回ったものの、同市だけで見ると票差は1千票ほど。地元議員からは「組織票がある分、投票率が下がったほうが有利になる」との本音も漏れる。
 陣営は同じ都市部でも、佐世保市南部では勝彦氏を上回っていると分析。「選挙は市議の結集力に掛かっている。大村も頑張っているが、佐世保ほどは結集できていない」。谷川氏の檄(げき)に応えようと、大村市議らも連日のつじ立ちで無党派層への浸透を図る。
 対する勝彦氏は元農相の父正彦氏の地盤を引き継ぎ、草の根運動を展開。選対には連合長崎も入り、労組関係者は「大村市でこれほど密に活動したことはなかった」という。
 枝野幸男代表や泉健太政調会長ら党執行部も大村入り。蓮舫氏を迎えた街頭演説で山田氏は「新しい政治を前に進めるには、新しい政治家が必要」と気勢を上げ、聴衆からは拍手が上がった。
 公示後はツイッターをフル活用する。写真や動画の撮影、編集を担う専門スタッフが常駐し、演説や支援者との交流の様子を細かく発信。決起集会や街頭演説をライブ配信している。
 この拡散力を谷川陣営は警戒。ただ勝彦氏の陣営関係者も「自分たちにとっても初めてのことで、効果を分析しながら続けている。発信すればその分、有権者の目に留まる機会は増えるはず」と話す。
 3区では五島が地盤の無所属新人、山田博司候補(51)も大村市などで支持拡大に向け「一票一票掘り起こす」(陣営幹部)。諸派新人の石本啓之候補(52)は独自の戦いを繰り広げている。

3883岡山1区民:2021/10/27(水) 11:15:09
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211027000164
県内3小選挙区に計7人が立候補した第49回衆院選も終盤戦に入った。共同通信社と四国新聞社は、有権者の動向を探るため23〜26日の4日間、電話世論調査を行い、取材で得た情報なども加味して情勢を分析した。1区と2区は野党の前職がリードし、自民の前職と元職が追う。3区は自民の前職が優位に戦いを進める。ただ、全県で1割強が態度を決めておらず、情勢は流動的な部分もある。

1区
 小川淳也(立民前)と平井卓也(自民前)が小差で競り合う。町川順子(維新新)は苦しい展開。

 小川は立民支持層の9割超を固めた。自主支援の共産などほかの野党支持層や政権批判票も取り込む。

 平井は自民支持層の7割を獲得している。無党派層への広がりで懸命の追い上げを図る。

 町川は維新支持層以外への広がりが見られず、伸び悩む。

2区
 玉木雄一郎(国民前)が手堅い戦いぶり。瀬戸隆一(自民元)が必死に追う。

 玉木は代表を務める国民支持層の9割超、立民支持層の8割超をまとめ、自民、公明にも食い込む。

 瀬戸は自民支持層の7割、公明支持層の6割の支持を集めた。無党派層への広がりが課題だ。

3区
 固い地盤を持つ大野敬太郎(自民前)が安定感を増している。尾崎淳一郎(共産新)は厳しい。

 大野は自民、公明支持層の9割を着実にまとめる。維新、国民などからも広く支持を得る。

 尾崎は共産支持層をほぼ固め、立民、社民支持層も取り込むが、後れを取っている。

自民3、立民2視野 比例四国
 比例代表の四国ブロック(定数6)は、序盤情勢調査時とほぼ変わらず、自民が前回と同じ3議席、立民が2議席をうかがう。前回1議席の公明は議席の死守に全力を挙げている。

 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は、自民が38・8%でトップとなり、立民が20・1%。公明13・2%、維新10・1%、共産7・5%、国民5・7%、れいわ1・9%、社民1・4%、N党0・9%の順。

3884岡山1区民:2021/10/27(水) 11:16:10
>>3854
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211027000176
激戦の香川1区、応援合戦も過熱 立民、「党の顔」続々 自民、首相あす来県
2021/10/27 09:27

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 与野党3人による激戦区の衆院香川1区では、各党幹部による応援合戦もヒートアップ。中でも、立民、自民の前職2陣営の元には「党の顔」の来援が相次ぐ。立民は枝野幸男代表が25日に応援入りし、対する自民は28日に党総裁の岸田文雄首相が就任後初めて来県する予定だ。

 香川1区には立民前職の小川淳也氏、維新新人の町川順子氏、自民前職の平井卓也氏が立候補している。

 小川陣営には、知名度の高い党幹部が連日のように訪れている。公示直前の16日に応援に駆け付けた蓮舫代表代行は、22日にも再び高松を訪れ街頭演説。25日には枝野幸男代表が来援し「世の中を変え、安心できる社会をつくるため、小川淳也に力を貸してください」などと声をからした。ほかに岡田克也常任顧問、辻元清美副代表、野田佳彦最高顧問も訪れ、商店街や街頭などで支持をアピールした。28日には、安住淳国対委員長が高松市で街頭演説に臨む予定だ。

 町川氏の応援には22日に馬場伸幸幹事長が来県。高松市の2カ所でマイクを握り、「町川さんは改革にまい進する人物だ」などと支持を呼び掛けた。維新の参院議員も相次いで訪れ、共に街頭に立ったり、SNS向け動画に一緒に収まったりしてPRに努めている。

 平井氏の元には現役閣僚らが続々と来援。公示前日の18日は金子恭之総務相が来県し、21日には自身の後任の牧島かれんデジタル相が駆け付け「日本の未来のため、国会にいなくてはならない存在」とエール。集会では、菅内閣で共に改革を推し進めた河野太郎前大臣からの緊急応援メッセージ動画が寄せられている。27日には甘利明幹事長、岸田首相は28日夜に四国に初めて入って高松市で演説する。選挙戦が佳境を迎える中で結束を高める構えだ。

3885岡山1区民:2021/10/27(水) 11:18:48
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/517419?n=1&e=517425
2021.10.27 08:50

【2021衆院選 高知】1、2区とも自民優位保つ 比例四国で立民2議席微妙
高知新聞社

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 高知新聞社とRKC高知放送は23〜26日、衆院選の電話世論調査を実施し、取材班の現地取材を加味して高知1区、2区の終盤情勢を探った。両選挙区とも与野党対決が軸となる中、自民党候補が立憲民主党候補に対して優位に戦う状況が続いている。比例代表四国ブロック(定数6)は最終議席を競り合う展開で、立民の2議席獲得は微妙な情勢だ。


3886岡山1区民:2021/10/27(水) 11:20:41
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/727847
自民3議席独占の勢い/衆院選・東奥日報世論調査
 31日投開票の衆院選について、東奥日報社は23〜26日の4日間、青森県内有権者を対象に電話世論調査を行った。東奥日報の取材を加味して終盤情勢を分析した結果、3選挙区とも自民党候補が優位に戦いを進め、3議席を独占する勢い。1区は自民前職・江渡聡徳候補(66)がリードし、立憲民主党元職・升田世喜男候補(64)らが追う展開。2区は自民新人・神田潤一候補(51)が、立民新人・高畑紀子候補(58)らを引き離し独走。3区は自民前職・木村次郎候補(53)が、立民新人・山内崇候補(66)との差を広げている。全県的に4割弱の有権者が投票先をまだ決めておらず、流動的な要素が残る。

3887チバQ:2021/10/27(水) 13:40:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/121216931faf932055fc893dc1a832d831907473
岩手1区、立民県連動けず 新人擁立目指すも係争中の前議員に公認
10/27(水) 11:16配信

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河北新報
岩手3区に積極的に入り、聴衆と握手を交わす横沢参院議員(右端)=22日、奥州市

 衆院選(31日投開票)の岩手1区で、立憲民主党岩手県連が身動きできずにいる。政治資金を巡り前議員と係争中のため新人の擁立を目指したが、党本部は前議員を公認。新人は比例代表東北ブロックから立候補したものの、大票田の1区では目立った活動のないまま終盤戦に突入する。

 前議員は公示された19日以降、選挙区の盛岡市、紫波町、矢巾町で街頭演説を繰り返し、聴衆とも丁寧に会話を交わす。だが、近くに県連関係者の姿は見当たらない。

 対照的なのは2、3区。県連副代表の木戸口英司参院議員(岩手選挙区)、横沢高徳参院議員(同)が連日入り、マイクを握る。2区では政党車両1台を専用車にし、3区では地元選出県議や後援会がフル稼働している。比例に回った新人は、2、3区を中心に回る日程を組む。

 木戸口副代表は1区での対応に関し、15日の県連常任幹事会後の記者会見で「前議員や他党への支援は決議しなかった。『反自民』でそれぞれの判断に任せる」と語った。

 選挙戦に入り、1区の前議員と元々近しい関係にある立民の県議や市議は勝手連的に応援。前議員と距離を置く一部は共産党新人の支持に回っているとみられるが、大きなうねりにはなっていない。

 小沢一郎県連代表は13日の記者会見で、前議員を公認した党本部の決定を受け入れる考えを示した上で「公認は承服できないが衆院選が目前に迫る中、党内が割れているかのような印象を与えることは控えなければならない」と強調した。

 政権交代を掲げる衆院選で最悪の分裂選挙は回避したものの、主体的に戦えない1区。ある県連関係者は「選挙後、どんな展開が待っているのか。考えるだけで頭が痛い」と嘆く。

河北新報

3888チバQ:2021/10/27(水) 13:40:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8584879e4ddcfb9d947305342107ed7551b6ad65
国民民主、九州の比例獲得に腐心
10/26(火) 20:47配信

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産経新聞
選挙戦を通じた3度目の長崎入りで支持を訴える国民民主党の玉木雄一郎代表=長崎市

31日投開票の衆院選で、国民民主党が比例代表九州ブロックの票上積みに腐心している。野党再編で党勢が弱まり、同ブロック内の小選挙区では、わずか2人しか候補を擁立できず、比例票の掘り起こしに苦戦している。比例議席の獲得が危ぶまれる中、玉木雄一郎代表ら幹部が次々に入り、活動に熱を入れている。

【グラフで見る】衆院選の勝敗ライン

「確かに私たちまだまだ小さい政党だ。しかし、もっと強く、大きくなる責任と義務がある」

26日、玉木氏は長崎市中心部の商店街で、長崎1区から立候補した前職を横にこう訴えた。

結党時、衆参議員をあわせ60人超でスタートした国民は、昨年9月に多くの議員が立憲民主党に合流し、公示前の勢力は約3分の1にまで縮小していた。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査でも政党支持率は1%前後と低迷する。

玉木氏の長崎入りは、公示日の第一声から数えて3度目。長崎1区に熱を入れるのは、自民新人と激しく競り合う前職へのてこ入れはもちろん、比例票の掘り起こしにもつなげたい思惑がある。

長崎1区の前職候補は前回衆院選で希望の党(当時)から出馬し、約9万票を得ており、比例票の上積みも期待できる。終盤戦も同区を最重点区と位置づけ、複数の党幹部が応援に入る予定だ。

国民は今回、比例九州ブロック内の小選挙区候補は、長崎1区のほか宮崎2区の新人のわずか2人にとどまる。同ブロックの候補者は小選挙区との重複立候補を含め計3人だ。

国民や主要な支持母体の連合は、同ブロックの議席獲得ラインを「30万票程度」と読むが、九州・沖縄8県から得票を重ねる上で足場を欠く状態にある。

国民を支援する民間労組は、来夏の参院選で多くの組織内候補の改選を控えることもあり、今回の衆院選で党勢の低迷傾向に終止符を打つことを目指す。比例代表での議席獲得は象徴になり得る。とはいえ、現実は厳しい。

国民は選挙区で立候補した2氏とは別に、比例単独候補が民間の産業別労働組合をくまなく巡り、産別票の掘り起こしを図る。

「共産党と一線を画す路線には期待しているが、残念ながら知名度がない。現状ではとてもじゃないが(30万票には)届かない」

ある民間労組幹部はこう嘆く。

この労組では、比例単独候補の動きとは別に、九州各地の事業所に組合執行部のメンバーが訪れ、比例区での国民民主党への投票を働き掛けている。それでも「組合員やその家族以外への浸透は難しい」(同)という。

× × ×

「選挙を通じて、初めて国民民主党を知ったという人は多い」

玉木氏も26日、報道関係者を前にこう嘆いた。

ただ一方で、「(衆院選の)公約パンフレットをすべて配り尽くしてしまい、増刷している。これまでにはなかったことだ」と手応えを語る。しかし配布し終わったのは全国で25万部。1部1票としても、比例九州ブロックでの目標ラインにさえ満たない。

それでも玉木氏は「今の自民党はおかしいが、立民と共産の体制もいまいちという有権者はたくさんいらっしゃるとみている。その思いに応えられる政党として支持を訴えていきたい」と強調する。

玉木氏は今後、新人候補を擁立した宮崎2区に加えて、九州最大の大票田、福岡県にも入り、比例票の上積みを目指す。(中村雅和)

3889チバQ:2021/10/27(水) 16:06:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8764d4dc50220b0d2baa02023acbcbe193827545
【県内選挙区/最前線ルポ】1区 1勝1敗 ぶつかる意地【2021ふくしま衆院選】
10/27(水) 15:53配信

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福島民報
(写真:福島民報)

 衆院選の県内5小選挙区に立候補した10人は31日の投開票に向けて遊説を重ね、有権者に支持を訴えている。新型コロナウイルス対策や今後の経済対策が争点で、県内では復興施策が問われている。各選挙区の最新情勢をルポする。(文中敬称略)

 1区は立憲民主党の前職金子恵美(56)、自民党の前職亀岡偉民(66)による3度目の対決で、小選挙区で一勝一敗の両者がしのぎを削っている。党県連代表として県内全選挙区の野党共闘をまとめた金子のメンツ、政権与党で復興副大臣など要職を務めてきた亀岡の意地がぶつかり合う。

■金子氏 政府施策の不備突く

 「亀岡氏、金子氏の支持拮抗」「亀岡氏、金子氏横一線」。新聞各紙に序盤情勢を伝える見出しが躍った21日、金子は選挙戦のかぎを握る大票田の福島市を遊説し、政府の新型コロナウイルス対策の不備を突いた。

 政権批判票を掘り起こす戦略だ。金子は「失政により労働者や農業者らが苦しんでいる」と強調。東京電力福島第一原発の処理水海洋放出方針に対し「地元の理解が得られておらず、撤回すべきだ」と主張した。

 金子は前回、無所属で亀岡と争い、1万3150票差で前々回の敗戦に雪辱した。今回の目標得票数は前回の12万6664票と同程度に設定。父の故金子徳之介元衆院議員からの地盤である伊達市を中心に票固めを入念に進めている。福島市の選挙事務所には普段着姿のスタッフらが慌ただしく出入りしている。

 前回勝利後、金子はたびたび共産の参院議員とともに街頭演説に立ち、野党共闘の下地を作ってきた。ただ、「今回の選挙協力はガラス細工だ」(選対幹部)という。立民県連、国民民主党県連、社民党県連、県議会会派県民連合、連合福島で構成する五者協議会は金子擁立の際、選挙戦で共産の応援演説を受けないことを条件とした。共産党と距離を置く連合組合員や国民支持層に配慮した。

 野党共闘を前面に打ち出せば、前回取り込みに成功した保守層も離れかねない。選対本部長の亀岡義尚は「野党共闘は揺るがない。反政権票の受け皿になる」としている。

3890チバQ:2021/10/27(水) 16:06:41
■ 亀岡氏 要職経験の実績強調

 亀岡偉民は21日、金子の出身地である伊達市で演説会を開き、自公政権継続の必要性を訴えた。伊達地方は亀岡の養父で建設相や農林水産相を務めた故亀岡高夫元衆院議員の地盤で、亀岡も「地元」として重視する。

 演説会では文部科学と復興の副大臣を歴任した実績をアピールし、自公政権でなければ自然災害やコロナ禍に対応できないと強調。経済再生に向けて「必ずV字回復させる」と訴えた。沿岸部では、処理水の海洋放出方針について「風評被害を発生させないよう正確な情報発信に努める」と理解を求める。

 亀岡は前回、比例東北での復活当選に回った。今回は、前回の得票数11万3514票から15%増の13万票を当選ラインに据えた。市町村の行政区単位に張り巡らせた百を超える後援会、自民の友好団体などのスタッフらが、福島市の選挙事務所を拠点に組織戦を展開している。

 十一月から来年一月にかけて相次ぐ福島、相馬、南相馬、伊達の各市長選を好材料と捉える。それぞれの首長とは支援を受ける組織が重なる。前哨戦と位置付け地盤を再確認するよう、県議や市町村議にハッパを掛ける。

 新型コロナ感染拡大や処理水海洋放出方針、米価下落などを巡る政府対応への批判はある。従来からの支持基盤である農業や水産業などの関係者からも「厳しい注文」(選対幹部)が寄せられている。選対本部長の西山尚利は「自公の安定政権でなければ今の難局は乗り切れない」と強調する。

■1区

金子恵美 56 ☆立民 前②
亀岡偉民 66 ☆自民 前④ [公]

(届け出順、敬称略。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補。四角枠は推薦政党)

▽福島市、相馬市、南相馬市、伊達市、伊達郡、相馬郡

▽有権者=40万5092人(18日現在)

----------------------

2017年衆院選本県1区の結果

当 126,664 金子恵美 52 無所属

比 113,514 亀岡偉民 62 自民

(敬称略。比は比例代表での当選者)

3891チバQ:2021/10/27(水) 16:07:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/45b2d19600725ac347c71a143b8d5fb3b7bd41c3
【県内選挙区/最前線ルポ】5区 「しこり」を抱え論戦【2021ふくしま衆院選】
10/27(水) 15:55配信

福島民報
(写真:福島民報)

 5区は小選挙区比例代表並立制の導入以来、初めての一騎打ちとなり、共産党の新人熊谷智(42)、自民党の前職吉野正芳(73)による2度目の対決が繰り広げられている。熊谷陣営は県内で共産初の野党統一候補となったものの野党間の選挙協力に不安材料を抱え、吉野陣営は9月に行われたいわき市長選での保守分裂の影響を懸念する。それぞれに「しこり」を抱えながらの論戦となっている。

■吉野氏 組織引き締めに全力

 熊谷は22日、東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域が残る双葉郡を中心に回った。福島第一原発の処理水を海洋放出する政府方針を批判し、「あらゆる原発の再稼働を中止させたい」と訴えた。

 前職の吉野に勝利するため、得票目標を「8万票以上」と設定した。2017(平成29)年の前回衆院選で熊谷が得た1万6154票の約5倍に相当する。熊谷を推薦した社民党県連をはじめ野党勢力の結集を目指している。

 いわき市平に設けた選挙事務所では、党関係者らが出入りし、有権者に電話で支持を呼び掛けている。選対副本部長の吉田英策は「野党共闘により、これまでにない可能性を感じている。『反自民』の声を結集させたい」と意気込む。

 熊谷への候補者一本化が実現したが、「新人の擁立を取り下げた立憲民主党が距離を置いた」(選対幹部)。熊谷の選挙事務所などに立民関係者はほとんど出入りしていないという。

 立民最大の支援団体で「反自民、非共産」の連合福島は、5区のみの対応として自主投票を決めた。連合福島いわき地区連合会に所属する組合員は約1万2000人で、家族を含めれば約3万票に上る。だが地区役員の一人は「投票先を決められず、白票が増える可能性がある」とみる。

 熊谷陣営は無党派層や若い世代への浸透が鍵を握るとして、短文投稿サイト「ツイッター」や交流サイト「フェイスブック」を活用し、政権批判票を取り込むのに躍起だ。

3892チバQ:2021/10/27(水) 16:08:08
■熊谷氏 無党派や若年層狙う

 八選を目指す吉野は22日、いわき市小名浜などを遊説し、漁業関係者らに支持を呼び掛けた。処理水の海洋放出方針への懸念を念頭に、安全確認や風評抑制について「政府が責任を持って取り組むよう強く促す」と約束した。反対の声が強い浜の選挙区の中で「自民離れ」(選対幹部)を警戒している。

 同市平の選挙事務所の壁には閣僚経験者らから届けられた「ため書き」が並ぶ。復興相を務めた吉野は復興予算の確保、避難指示解除などに一定の道筋を付けてきたと自負している。選対本部幹事長の鈴木智は「復興を着実に進めてきた。自公連立政権の継続を有権者に選択してもらえるよう訴える」と話す。

 得票目標は前回実績に約1万4000票を上乗せした10万票。地盤のいわき市や双葉郡の後援会、自民の友好団体を中心に、入念に組織票を固めている。

 保守分裂となった9月のいわき市長選で党いわき総支部は吉野の衆院選への影響を回避しようと特定の立候補者を推薦せず、吉野に近い立候補者を含む自民系の3人全員を「支持」とした。ただ、この対応でもわだかまりは残った。選対幹部も認める。

 さらに、かつて5区で党公認候補の座を争った故坂本剛二元衆院議員の流れをくむ支持者を中心に、吉野支援の動きが鈍化していると見る向きもある。当選7回の坂本を支持した一人は「吉野を積極的に応援したくない人もいるのでは」と推察する。陣営は保守層の引き締めに全力を挙げる。(文中敬称略)

■5区
熊谷智 42  共産 新
吉野正芳 73  自民 前⑦ [公]

(届け出順、敬称略。丸数字は当選回数。四角枠は政党本部の推薦)

▽いわき市、双葉郡

▽有権者=32万934人(18日現在)

----------------------

2017年衆院選本県5区の結果

当 86,461 吉野正芳 69 自民
◎ 51,478 吉田泉 68 希望
  16,154 熊谷智 37 共産
  7,186 遠藤陽子 67 社民

(敬称略。◎は法定得票数獲得者)

3893チバQ:2021/10/27(水) 16:11:26
■熊谷氏 無党派や若年層狙う

 八選を目指す吉野は22日、いわき市小名浜などを遊説し、漁業関係者らに支持を呼び掛けた。処理水の海洋放出方針への懸念を念頭に、安全確認や風評抑制について「政府が責任を持って取り組むよう強く促す」と約束した。反対の声が強い浜の選挙区の中で「自民離れ」(選対幹部)を警戒している。

 同市平の選挙事務所の壁には閣僚経験者らから届けられた「ため書き」が並ぶ。復興相を務めた吉野は復興予算の確保、避難指示解除などに一定の道筋を付けてきたと自負している。選対本部幹事長の鈴木智は「復興を着実に進めてきた。自公連立政権の継続を有権者に選択してもらえるよう訴える」と話す。

 得票目標は前回実績に約1万4000票を上乗せした10万票。地盤のいわき市や双葉郡の後援会、自民の友好団体を中心に、入念に組織票を固めている。

 保守分裂となった9月のいわき市長選で党いわき総支部は吉野の衆院選への影響を回避しようと特定の立候補者を推薦せず、吉野に近い立候補者を含む自民系の3人全員を「支持」とした。ただ、この対応でもわだかまりは残った。選対幹部も認める。

 さらに、かつて5区で党公認候補の座を争った故坂本剛二元衆院議員の流れをくむ支持者を中心に、吉野支援の動きが鈍化していると見る向きもある。当選7回の坂本を支持した一人は「吉野を積極的に応援したくない人もいるのでは」と推察する。陣営は保守層の引き締めに全力を挙げる。(文中敬称略)

■5区
熊谷智 42  共産 新
吉野正芳 73  自民 前⑦ [公]

(届け出順、敬称略。丸数字は当選回数。四角枠は政党本部の推薦)

▽いわき市、双葉郡

▽有権者=32万934人(18日現在)

----------------------

2017年衆院選本県5区の結果

当 86,461 吉野正芳 69 自民
◎ 51,478 吉田泉 68 希望
  16,154 熊谷智 37 共産
  7,186 遠藤陽子 67 社民

(敬称略。◎は法定得票数獲得者)

3894チバQ:2021/10/27(水) 16:11:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b3fc2ecad230453602061cfd2fe4303dde15227
公明、自民に〝見返り〟期待 【比例九州 20議席の戦い】㊤
10/22(金) 8:03配信

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熊本日日新聞
熊本2区の自民前職の出陣式。支持者の手には「比例区は公明党」のチラシが握られていた=19日午前、熊本市南区(石本智)

 衆院選は小選挙区と並行して政党を選ぶ比例代表の戦いも熱を帯びている。連立や野党共闘も絡んだ政党間の駆け引きも見え隠れする中、各党は比例九州ブロックの20議席を巡って奔走する。

 熊本で13万5千票-。県内小選挙区に候補者がいない公明党は、九州ブロックで4議席を奪還するための比例の得票目標をこう設定した。4議席は前々回の2014年選挙で初めて達成した。しかし次の前回17年では3議席に逆戻り。今回がV字回復に向けた大きな分水嶺[れい]になる。

 公明県本部代表の城下広作は「前回は選挙直前に結成された立憲民主党と希望の党が耳目を集め、そのあおりを受けた」と振り返る。公明の県内得票は12万1907票。今回の目標達成には約1万3千票の積み上げが必要だ。

 ただ、新型コロナ禍で得意の戦術が制限される。支持母体の創価学会関係者は「集会に大勢集め、熱を伝えて支持を広げるのがうちの戦い方。それが難しいのは痛い」とこぼす。

(写真:熊本日日新聞)

 比例九州で7回当選を重ねた県関係の江田康幸が、党内規の定年制に該当して勇退した影響もありそうだ。前回の比例名簿上位で「次代のエース」との呼び声が高かった遠山清彦も、緊急事態宣言下に銀座のクラブを訪れたことが発覚して2月に議員辞職した。

 創価学会のベテラン会員は「遠山問題が一番きつい。学会の女性陣が最も嫌がる中身だからだ」と支持離れを懸念する。会員らの高齢化も相まって、05年の15万9756票をピークに減少傾向の得票状況を変えるのは容易ではない。 ただ、8月の八代市議選では“光明”も見えた。擁立した2人が上位当選を果たし、前回から投票率が6・4ポイント下がる中でも合計得票数をわずかに伸ばした。

 奏効した戦術は、地域外からの支援者投入や知人伝いでの個々への働き掛けだった。城下は「衆院選も同じ手法を駆使して、県全域で徹底できるかどうかが勝負だ」と力を込める。

 自公連立20年超で定着した自民党支持層の協力も「前回より増える」と踏む。前回は、選挙区合区に伴う自民の候補者調整で、実力者の故園田博之が比例単独に回った。園田の比例当選を譲れない自民は選挙区で「比例は公明」と呼び掛けにくい事情があった。

3895チバQ:2021/10/27(水) 16:12:09
 しかし今回は、選挙区候補者がいない公明が選挙区の票を自民候補に投じる一方、自民に比例票を求める協力関係に期待が増す。

 公示日の19日、熊本市で開かれた熊本2区の自民前職、野田毅の出陣式。終了後に野田が近寄った支持者の手には「比例区は公明党」と記されたチラシが、しっかりと握られていた。

 公明は2区、3区、4区の自民前職を推薦したが、中でも熱い視線を送るのが2区だ。自民の野田と無所属新人の西野太亮の保守系候補同士がしのぎを削り、そこへ共産党新人の橋田芳昭が割って入る。

 「激戦になるほど最後はうちの票が当落に効いてくる。当然、それに見合う比例票への協力は惜しまないはずだ」。城下は“見返り”に対する期待を隠さない。=敬称略(衆院選取材班)

3896チバQ:2021/10/27(水) 16:13:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/d05d51820247d5456ed59ec7cd8d2dbf804da7a1
野党、共闘でも票の奪い合い 【比例九州 20議席の戦い】㊦
10/23(土) 9:39配信
 熊本の全選挙区で共闘し、自民党と相対する県内の主要野党。しかし、政党間で争う比例代表九州ブロックでは、各党の浮沈を懸けて票を奪い合う。

 「比例の投票は立憲民主党へ」。公示2日後の21日午前、立民の宣伝カーが菊池市内を回った。国道沿いにある3区の社民党新人候補の選挙事務所前に差しかかってもマイクの音量は絞らない。選挙区では“味方”でも、比例ではライバルという現実をのぞかせた。

 野党第1党の立民の誕生までには紆余[うよ]曲折があった。2017年の前回衆院選前。東京都知事の小池百合子が「希望の党」を設立すると、旧民主党の流れをくむ「民進党」が希望への合流を決めた。だが、民進の代表代行だった枝野幸男らは小池の政治手法に反発し、「立憲民主党」を旗揚げ。旧民主勢力は希望と立民に分裂して、選挙を戦った。

 立民は19年夏の参院選では結党時の勢いを失った。旧民主勢力の再結集の機運が高まり、18年に「国民民主党」を結党していた希望の議員らも加わって20年9月、新しい立憲民主党が船出した。

(写真:熊本日日新聞)

 今回の衆院選。立民は県内比例で30万票を目標に掲げる。前回トップだった自民の約31万8千票に迫る強気の数字だ。前回は希望と立民がともに14万3千票前後を獲得。合計では自民と遜色ない票を積み上げた。

 ただ、昨年、立民に合流しなかった議員が新たな国民民主党を結成。野党最大の支持母体の連合も、両党への支援で“またさき状態”になっている。 県内では熊本1区と4区で立民候補を推薦するが、比例は傘下労組の意向を尊重。国民民主は宮崎と長崎に重複立候補者を1人ずつ擁立しており、同党を支援する熊本県内の労組幹部は「絶対に取りこぼせない。選挙区は立民だが、比例は国民民主だ」と言い切った。

 国民民主を支える労組の集票力は小さくない。立民県連代表の鎌田聡も「選挙区と比例票を完全に連動できればいいのだが…」と悩ましげだ。

 野党の再編で、社民党は昨年12月、所属国会議員4人のうち、前回、大分2区で比例復活し副党首も務めた吉川元と、大分県議出身で幹事長だった吉田忠智の2人が離党して立民入りした。これを受け、元首相で初代党首の村山富市を輩出した社民の牙城、大分では県内党支部が16から5に激減。佐賀や宮崎でも地方議員らの離党が相次いだ。

 前回、全国11の比例ブロックで社民が獲得したのは九州の1議席のみ。熊本県連合代表の今泉克己は「存亡を懸けた戦いだ」とし、虎の子の比例議席維持に全力を挙げる構えだ。県内では前回から6割増しの3万票を目標に設定した。

 かつては県内全選挙区に候補者を立てていた共産党も、野党共闘で足並みをそろえた。比例票の上積みには選挙区との連動が効果的なだけに、県委員長の松岡勝は「野党共闘は痛しかゆしではある」と明かす。

 それでも今回、野党が勝てば「閣外協力」することで立民と合意。来年は結党100年でもある。松岡は「共産のぶれない姿勢が有権者に届く」と、県内目標10万票に向けて力を込める。=敬称略
(衆院選取材班)

3897とはずがたり:2021/10/27(水) 19:45:12

伯父さん請けするような幼い文章を故意に書けるかなりの能力者とみたって指摘を見かけたw

甘利幹事長お気に入り「新人女性候補」の公募“小論文”が流出 関係者をア然とさせた“ヤバい文章力”
10/16(土) 10:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/556e4c9ddc987d1727ce518226731d4f63d56050
デイリー新潮

大分一区から出馬予定の高橋舞子氏(本人のfacebookより)

 いよいよ衆院選に突入する。選挙のたびに「○○ガールズ」などといったお騒がせ議員が誕生してきた歴史を振り返ると、新人候補にこそ厳しい目を向けるべきなのかもしれない。大分1区で自民党から立候補する高橋舞子氏(33)も初挑戦する一人。だが、地元県連に彼女が提出したという「小論文」を読んでしまうと……、「不安」の二文字しか浮かんでこない。

高橋舞子氏が自民党大分県連に提出した「小論文」全文(計5枚)。関係者からは「元記者とは思えない」との声が……

 ***

小学校の卒業文集? 
 自民党大分県連から流出した文書は原稿用紙5枚。2019年6月に県連が公認候補を公募した際、一次選考の書類審査で使われたものだ。左端に「自由民主党大分県支部連合会 衆議院議員大分一区候補者公募 小論文」と印字されており、氏名の欄に「高橋舞子」とある。

 では早速、書き出しから読んでいこう。

〈私が日本のために貢献したいと思ったきっかけは、父親が見ていた政治討論番組です。出演していた大学教授がニコニコしながら日本を批判している姿を不思議に思いました。当時小学生の私は、教授のお話しされている内容の是非はよく分かりませんでしたが、自分の国を悪く言う時に、どうして悲しい顔をするのではなく、嬉しそうにしているのだろうと戸惑ってしまいました。そして、私は絶対に日本を大事にするんだと決めました〉

 幼い字体も相俟って、”小学校の卒業文集からの抜粋か”と疑ってしまうような拙い文章なのである。この後も「思い出」がたどたどしく綴られていく。

実は元政治部記者
〈その後、中学生の時に司馬遼太郎の本と出会いました。特に幕末を舞台とした作品が好きだったのですが、討幕派も佐幕派も、自らの利益のためではなく、理想のために戦っていた姿に心から憧れました。武士になりたくて、十五歳の誕生日には親友と二人で元服もしましたし(註・原文ママ 元服ごっこをしたという意味か? )、剣道も習いました〉

〈日本が大好きだった分、欧米諸国が開国を迫ったために日本らしさが失われていってしまったのではないかと悲しくなったこともありました。そうは言っても、これから世界がますます国際化していくなかで、日本の人が困ることのないようにきちんと外交をしていかなければなりません。北海道の女子校の優しくて純粋な友人達に囲まれていた当時の私は、「友人達には変わってほしくない。外交が熾烈でドロドロしたものなのであれば、私がそれを担いたい」と思うようになりました。これが、私が政治を志したきっかけです〉

 こんなあどけない表現で外交デビューを夢見る女性が、自民党公認候補として衆院選に出馬するというのだ。しかも、彼女の前歴は記者。上智大学卒業後、時事通信に入社し2年間社会部で働いたのちBloombergへ。それから退社までの3年間は政治部に所属し、永田町で取材していた元記者なのである。

3898とはずがたり:2021/10/27(水) 19:57:48

譲り合いの岐阜4区、「地獄の」総力戦に 自民、野党共闘に危惧
https://mainichi.jp/articles/20211025/k00/00m/010/156000c
黒詰拓也
毎日新聞 2021/10/25 18:15(最終更新 10/25 21:21) 有料記事 1100文字

 選挙区の範囲が6000平方キロ超と全国有数の広さで、都市部から過疎に悩む地域までを抱える岐阜4区。「保守王国」の岐阜にあって、組織力を生かした選挙を大々的に展開する自民前職と、4度の比例復活当選を経て初の小選挙区での勝利を狙う立憲民主前職が2017年の前回衆院選同様に激しく競り合い、維新新人が2人を追う。

 「岸田総理の政策は我々『チーム岸田』が作った」。選挙戦序盤の21日、岐阜県可児市であった自民前職、金子俊平氏(43)の演説会。応援に駆け付けた岸田文雄首相にぴったりくっついた金子氏は約1000人の聴衆を前に、自身の所属派閥が岸田派で、首相との間に太いパイプがあることを強調。岸田首相は「私の側近として活躍する将来のホープ」と持ち上げた。

 演説会では県選出の参院議員に加え、4年前に政界を引退し、金子氏が地盤を譲り受けた父で元国土交通相の一義氏の盟友で、父とは同じ選挙区のライバルでもあった藤井孝男元運輸相も招かれ、応援弁士としてマイクを握った。

 自民がここまでの組織戦を展開するのは、1996年の小選挙区制導入以降、金子氏と藤井氏が交互に出馬するなどして守ってきた議席が、脅かされているためだ。県連は4区を重点地区に定め、所属県議に有権者100人の名簿を集めてくるよう指示。県連会長代行の猫田孝県議は首長や業界団体代表者との面会を重ね「地獄のような選挙」と気を引き締める。

 同じ日の夜、立憲民主前職、今井雅人氏(59)は…

3899岡山1区民:2021/10/27(水) 21:12:25
https://nordot.app/825897605977227264?c=174761113988793844
長崎県内 衆院選終盤情勢 1区 西岡氏、初村氏に依然先行 4区 北村氏と末次氏 競り合う
3区 谷川氏リード 山田勝氏追走、2区 加藤氏が松平氏に優勢保つ

2021/10/27 10:00 (JST)10/27 10:30 (JST)updated
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だれに投票するか決めていますかという質問への回答
 長崎新聞社は、共同通信社が23〜26日の4日間に行った衆院選の全国電話世論調査を基に、県内4選挙区の終盤情勢について取材を加味し分析した。長崎1区は国民民主前職の西岡秀子候補(57)が自民新人の初村滝一郎候補(42)を依然先行。4区は公認問題で出遅れていた自民前職の北村誠吾候補(74)が盛り返し、立憲民主新人の末次精一候補(58)と競り合っている。3区は自民前職の谷川弥一候補(80)が一歩リードし、2区も自民新人の加藤竜祥候補(41)が優勢を保っている。
 ただ回答者の4割弱が誰に投票するかまだ決めておらず、31日の投票日までに情勢が変わる可能性がある。
 注目の与野党対決の1区は、政党支持別で西岡氏が国民と立民を幅広くまとめた。公明の過半数と自民の2割強にも食い込み、支持する政党がない「無党派層」の3割強にも浸透。初村氏は自民の7割を固めたが、公明は4割弱にとどまる。共産新人の安江綾子氏(44)は厳しい戦い。
 4区は北村氏が全域で優勢だが、平戸市と北松佐々町以外ではもう一歩伸び悩む。公明の8割を固めたが、自民は半数を割り込んでいる。末次氏は立民の8割弱に浸透しているが、他の野党との共闘が十分に機能していない。自民の一部は無所属新人の萩原活(ひろし)氏(61)に流れている。無所属新人の田中隆治氏(78)は知名度不足が響き、広がりが見られない。
 3区は谷川氏が離島部と佐世保市南部に手堅く浸透しているが、大村市でやや苦戦し、東彼3町の一部で劣勢を強いられている。立民新人の山田勝彦氏(42)は必死に追走するが、立民以外の野党をまとめきれていない。無所属新人の山田博司氏(51)は地元の五島市で善戦。諸派新人の石本啓之氏(52)は苦しい。
 2区は加藤氏が自民の8割強を固め、全域で優勢を保つ。立民前職の松平浩一氏(47)は立民の8割強をまとめた。
 比例代表で投票する政党は、自民が37.3%でトップ。続いて立民18.1%、公明10.7%、国民5.8%、共産2.6%などの順。分からない・無回答は20.2%。また今回の衆院選に「大いに関心がある」が23.1%、「ある程度関心がある」が50.2%で、合わせて7割を超えた。

3900岡山1区民:2021/10/27(水) 21:16:49
https://www.shinmai.co.jp/feature/election/2021/shuinsen/article/2021/10/27002913.php
衆院選 長野3区・5区激しい攻防 1区・2区「立民」、4区「自民」優位
2021/10/27 10:00 
世論調査・有権者の声
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 信濃毎日新聞社は26日、県内有権者2014人を対象に実施した衆院選電話世論調査(23〜25日実施)の結果をまとめ、期日前投票の出口調査や取材を総合して県内5小選挙区の情勢を探った。3、5区は自民党と立憲民主党の候補が激しい攻防を繰り広げ、予断を許さない状況。1、2区は立民の候補が、4区は自民の候補が優位に立っている。31日の投開票に向け、無党派層の動向や投票率も鍵を握りそうだ。

 衆院選への関心については「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計が82%に上り、2017年前回選の同時期に実施した調査とほぼ同水準だった。各立候補者は最終盤に向け、こうした有権者を引き付けられるかどうかが選挙結果に影響を与えそうだ。

 比例代表北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井5県、定数11)について、「まだ決めていない」「分からない」とした人も含めて現時点で投票先を聞くと、長野県内は自民が30・6%でトップ。立民が25・9%、公明党が8・7%、共産党が6・7%、日本維新の会が2・8%、社民党が1・2%、れいわ新選組が1・0%、国民民主党が0・9%、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」が0・2%だった。

(結果は比例投票先を除き、小数点第1位を四捨五入した

3901岡山1区民:2021/10/27(水) 21:18:44
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20211027649691.html
西村(1区)米山(5区)リード
本社世調 細田(2区)安定 斎藤(3区)やや先行
2021/10/27 08:25
 31日投開票の第49回衆院選で、新潟日報社は23〜26日、新潟県内6小選挙区を対象に電話による世論調査を実施し、各区での取材も加味して選挙戦終盤の情勢を探った。1区と5区で野党共闘候補がリードを保っている。2区では自民党候補が安定した戦いで、野党2候補を突き放している。3区も自民党候補がわずかに先行。4区と6区は与野党候補が横一線で並び、互角の戦いを展開している。ただ、全選挙区で3〜4割の有権者が投票先を決めておらず、情勢が大きく変わる可能性がある。(敬称略)


 ◎4、6区は激しく競る

 【1区】立憲民主党前職の西村智奈美がリードし、自民新人の塚田一郎が追う。西村は立民など野党支持層を固め、無党派層の5割に浸透する。塚田は自民からの支持が6割強にとどまり、無党派層からの支持も薄い。日本維新の会元職の石崎徹は広がりを欠く。

 【2区】自民前職の細田健一が安定感を増し、国民民主党新人の高倉栄と共産党新人の平あや子を引き離す。細田は自民・公明支持層を固め、無党派層にも浸透。全域に支持が広がる。立民など野党支持層は高倉、平だけでなく、細田も含む3人に分散している。

 【3区】自民前職の斎藤洋明がやや先行し、立民前職の黒岩宇洋が肉薄する。斎藤は自民、公明の支持層を固めており、村上市や郡部で支持を広げている。野党統一候補の黒岩は立民、共産の支持層をまとめつつあるが、大票田の新発田市周辺で伸び悩む。

 【4区】立民前職の菊田真紀子と自民新人の国定勇人が横一線で激しく競り合う。菊田は野党支持層の9割を固めた。国定は自民の約7割、公明の約8割の支持を得ている。無党派層の支持を分け合っており、投票先未定の残る3割の取り込みが勝敗の鍵を握る。

 【5区】序盤から先行する無所属新人の米山隆一を自民前職の泉田裕彦が追う。米山は立民、社民、共産をまとめ、中高年層に浸透。泉田は基盤の自民支持層固めを進め、長岡市で支持を広げる。無所属新人の森民夫は無党派層や同市以外での浸透が課題だ。

 【6区】自民県連会長の前職高鳥修一と立民新人で野党統一候補の梅谷守が激しく競り合う。高鳥は自民支持層の8割近くを固め、全域に支持を広げる。梅谷は無党派層に浸透。前回選で大差を付けられた糸魚川市で健闘している。無所属新人の神鳥古賛は厳しい。

3902岡山1区民:2021/10/27(水) 21:20:08
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20211027649710.html
比例北陸信越 自民5議席確保か
終盤情勢世論調査 立民4議席うかがう
2021/10/27 09:49
 新潟日報社などが行った衆院選の終盤情勢を探る世論調査では、比例北陸信越ブロック(新潟、富山、石川、福井、長野)は、自民党が安定した支持を得て前回と同じ5議席を確保する見通しだ。立憲民主党は前回得た2議席に、立民前職が旧・希望の党の比例枠で得た2議席を上積みした4議席をうかがう。公明党、共産党、日本維新の会がそれぞれ1議席の確保に総力を挙げる。

 比例北陸信越には9党が比例単独、重複合わせて53人を名簿に登載した。前回の2017年衆院選での獲得議席数は自民5、立民2、旧・希望が2、公明と共産がそれぞれ1。

 終盤調査では本県の政党別投票先は自民40・7%、立民19・1%、公明4・5%、共産3・6%、維新2・6%などとなった。態度未定が25・4%いる。北陸信越ブロック5県では、自民が42・0%で、立民18・9%、公明6・1%、維新5・0%、共産4・0%と続いた。

 自民は若い世代で支持を広げている。比例単独1位の新潟2区前職、鷲尾英一郎の当選は確実とみられる。本県6小選挙区を含む北陸信越全19小選挙区の候補者全員を同率2位としている。小選挙区で敗れても惜敗率の高い4人は比例復活できる見込みだ。

 立民は、旧・国民民主党が合流したことにより、前回より票を伸ばす勢い。高齢者の支持が高く、3議席確保は確実な情勢で、4議席目の獲得に注力する。小選挙区に立候補した14人を同率1位としている。

 公明は現有1議席の維持に懸命だ。日本維新の会は小選挙区を足がかりに議席獲得に力を注ぐ。比例単独の現職がいる共産も議席死守を目指す。

 国民民主党、れいわ新選組、社民党、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は議席獲得が厳しい情勢だ。

3903岡山1区民:2021/10/27(水) 21:34:48
これ枝野本当にヤバイのか?野党共闘失敗のシンボルが生まれる?

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8b3c4b0146598bf4541c45f38080ad8e04ccf92
自民堅調 共闘の野党伸びず 世論調査終盤情勢/埼玉県
10/27(水) 19:04配信

98
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テレ玉

 10月31日に投開票が行われる衆議院選挙の終盤情勢を探るため、テレ玉は、10月23日から4日間、電話世論調査を実施しました。

 調査は、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に選んで電話をかける「RDD方式」で行いました。

 県内の小選挙区では、自民党が堅調な一方、共闘を進めて、候補者の一本化を図るなどした野党は伸び悩んでいます。

 1区は自民の村井さんが先行し、立憲民主の武正さんが追います。村井さんは自民支持層の7割強、公明支持層の6割強を固め、優位に選挙戦を展開しています。

 2区は、自民の新藤さんの独走状態となっています。

 3区は、自民の黄川田さんがリード、立憲民主の山川さんが追います。

 4区は、自民の穂坂さんが、ほかの候補を大きく引き離しています。自民支持層の8割近くを固め、無党派層にも、一定の支持を広げています。

 5区は、自民の牧原さんが立憲民主の代表・枝野さんと互角の戦いです。

 6区は、立憲民主の大島さんが、無党派層の5割近くに浸透して、やや先行し、自民の中根さんが追う展開です。

 7区は、自民の中野さんと、立憲民主の小宮山さんが、激しく競り合っています。

 8区は、自民の柴山さんが、幅広い年代に支持を広げ、優位な展開です。無所属の小野塚さんは、支持拡大に懸命です。

 9区は、自民の大塚さんが、安定した戦いです。

 10区は、引退を決めた父・泰明さんの地盤を引き継いだ自民の山口さんが、大きく引き離しています。

 11区は、自民の小泉さんが盤石の戦いです。

 12区は、自民の野中さんと立憲民主の森田さんが、デッドヒートを繰り広げています。野中さんは、自民・公明の支持層の6割強を固めています。一方、森田さんも立憲民主の支持層の8割を固めているほか、自民・公明の支持層にも食い込んでいます。

 13区は、自民の土屋さんが、ほかの候補を引き離しています。

 14区は、自民の三ツ林さんが、ほかの候補を大幅にリードしています。

 15区は、自民の田中さんが、一歩リードし、立憲民主の高木さんが追います。

 しかし、まだ投票先を決めていない人が4割ほどいて、情勢は流動的です。

3904名無しさん:2021/10/27(水) 22:55:54
テレビ埼玉は前回枝野が大差を付けられていると報道したそうです
アンチ枝野、もしくはそういう激励なのかも知れません

3905とはずがたり:2021/10/27(水) 23:21:45
毎度恒例の芸みたいなものらしいっすねw

でも朝日も競ってるとか報道はしてましたがどうなんでしょうかね。。

3906チバQ:2021/10/28(木) 08:35:05
https://www.sankei.com/article/20211027-JXW5TLNYJ5OCTIWJCTUP3EB2A4/
和歌山3区 「二階王国」異例の地元密着選挙、人口400人の村でも演説
2021/10/27 20:15
張 英寿
自民幹事長を歴代最長の5年あまり務めた前職、二階俊博氏(82)が立候補している和歌山3区。「二階王国」とされる強固な支持基盤を誇るが、今回は、82歳という高齢に加え、幹事長退任で影響力低下もささやかれるなかでの選挙戦となった。陣営では13選に向けて「過去最高得票」を目標に掲げるが、二階氏本人が紀伊半島奥地の村まで踏み入るなど異例の「地元密着」選挙を展開している。

「私の政治の原点はふるさとにある」。二階氏は公示翌日の20日、選挙区内にある全国唯一の飛び地の村・北山村に入り、演説した。三重、奈良の両県に囲まれた村の人口は令和2年の国勢調査で404人と、県人口全体の0・04%に過ぎない。選挙区で負けたことがなく、幹事長時代の選挙戦ではほとんど地元入りできなかった二階氏がこの小さな村に入るのは異例だという。


地元関係者によると、当初は予定がなかったが、前日に急遽(きゅうきょ)、二階氏の事務所から連絡があり、慌てて準備を整えた。村内の4カ所に各約30人が集まり、二階氏の滞在時間は予定より約1時間延びた。事務所関係者は「小さな村も大事にするということ」と説明する。

ただ、ある和歌山県議は「(幹事長退任で)影響力が低下したために行ったパフォーマンスでは」とうがった見方をする。


二階氏が13選を目指し立候補の意向を示した10月2日の後援会会合では、過去最高だった平成15年の約14万8千票を超える得票を目指すことを決めた。しかし、ある後援会幹部は「人口が減っており、実際は難しい」と打ち明ける。同県田辺市の市議は「今回票を減らす可能性があるための引き締めでは」とみる。


二階氏は、公示後最初の週末を迎えた23日にも、当初は東京に滞在する予定を変更し、地元入り。田辺市や印南町で個人演説会を開催した。

小選挙区制が導入された平成8年以降、3区では21年を除いて毎回、擁立してきた共産陣営関係者も、二階氏側の「異変」を感じている。

今回、野党統一候補として立候補した共産新人の畑野良弘氏(61)の陣営幹部は「『二階王国』は弱まりつつある」とみる。

異変の兆しは5年前にさかのぼる。


二階氏の出身地・御坊市では平成28年の市長選に、元々は二階氏の支援を受けて市長になった現職と二階氏の長男が対決し、保守分裂に。二階氏は積極的に長男の応援に入ったものの、現職が7選を果たした。

分裂のしこりは残り、前回衆院選では、御坊市で共産候補が二階氏に約1600票差まで詰め寄った。一昨年の県議選御坊市選挙区(定数1)では、同じ共産候補が、二階氏の秘書だった現職を破り初当選した。

今回衆院選に立候補した畑野氏は昨年8月に立候補を表明し、1年以上、選挙区内を歩いている。陣営幹部は「県議選の当選は大きな出来事。その流れを生かし、二階氏支持者らにも支持を広げたい」と力を込める。


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3区にはこのほか、二階氏を「親中派」と批判する元総務省職員の諸派新人、本間奈々氏(52)と無所属新人の根来英樹氏(51)が立候補している。(張英壽)

3907チバQ:2021/10/28(木) 08:36:02
https://www.sankei.com/article/20211027-IWTKRA6ADJON3KESIUB7HHPFWY/
世襲新人に選挙の洗礼 与野党問わず接戦
2021/10/27 19:29
今仲 信博

2021衆院選


投開票が31日に迫る衆院選で、世襲の新人候補が苦戦している。先代の政治的遺産を引き継ぐため他候補よりも有利とみられてきたが、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による終盤情勢調査では与野党を問わず接戦となっているケースが目立つ。かねて世襲批判は少なくなかっただけに、戦績によっては政党による候補者の選定手法にも影響を及ぼす可能性がある。

「大変厳しい1対1の戦いをしている。何としても議席を守り、新しい日本を創造していくために挑戦する」。埼玉10区から出馬した自民新人の山口晋氏は27日、埼玉県東松山市内での街頭演説で聴衆にこう訴えた。


同区は山口氏と立憲民主党元職の坂本祐之輔氏との一騎打ちの構図で、山口氏は党選対委員長などを歴任した父、泰明氏から地盤を引き継いだ。三つどもえの争いとなった平成29年の前回衆院選は、泰明氏が坂本氏に約2万票差で勝利したが、野党共闘が成立した今回は坂本氏が一歩リードしている。

三重2区からは自民新人の川崎秀人氏が、運輸相や厚生労働相などを歴任した父、二郎氏の後継として出馬した。文部科学相などを歴任した立民前職の中川正春氏との一騎打ちとなっており、両者一歩も譲らない情勢となっている。


愛媛1区から出馬した自民新人の塩崎彰久氏は、第1次安倍晋三政権で官房長官、第2次安倍政権で厚労相を務めた恭久氏の長男だ。立民新人の友近聡朗氏との一騎打ちだが、これまでのところ塩崎氏が選挙戦を優位に進めている。

一方、北海道3区から出馬した立民新人の荒井優氏は、国家戦略担当相などを務めた父、聡氏の跡を継いだ。自民元職の高木宏寿氏と日本維新の会新人の小和田康文氏との3人での争いとなり、荒井氏と高木氏が接戦を繰り広げている。


世襲候補は先代から後援会組織などの「地盤」、知名度に当たる「看板」、カネを指す「かばん」の「3バン」を受け継ぐため、非世襲候補に比べ選挙に有利と目されてきた。小泉純一郎元首相から引き継いだ進次郎前環境相らが該当するが、「不公平だ」と冷たい視線を浴びる該当者も少なからず存在する。



非世襲の閣僚経験者は「今の時代、国会議員も専門性を持っていないと通用しない。強みがなければ『なぜ国会議員になるのか』と思われてしまう。『親が引退するから次は子供で』というほど甘くはない」と語った。(今仲信博)

3908チバQ:2021/10/28(木) 08:36:47
https://www.sankei.com/article/20211027-OJKOOSCBTVIPVJBLBGZK3MTPY4/
衆院選躍進想定の維新、九州など地方で「選挙区当選」の壁
2021/10/27 19:35
衆院選の終盤情勢で日本維新の会が躍進の勢いをみせるが、福岡など地方の「選挙区」では軒並み苦戦を強いられている。橋下徹・元大阪市長が平成24年に旗揚げして以来、各地で浸透を図ってきたが、いまだ九州の選挙区では当選の壁は高い。地方分権を目指す維新にとって、地方での議席獲得は将来の党勢を左右する。勢いを本拠地・大阪以外での支持拡大につなげられるか、課題に直面している。

改革の本家アピール
「私たちだけが本家本元の改革政党。自民党も立憲民主党もピリッとさせられる政党が日本維新の会だ」


21日、福岡市内で演説した維新の馬場伸幸幹事長は「改革」という言葉を繰り返し、存在感をアピールした。

立ち止まる聴衆は数人とさみしかったが、橋下氏のファンという男性や、配布ビラに載った大阪府知事の吉村洋文副代表に反応する女性もいた。馬場氏は「単に議席が増えたから万歳ではなく、大阪以外の地方でも選挙区で候補者を通さないといけない。福岡は重点地区。党勢を拡大し、九州に広げる」と表情を引き締めた。

維新は全国で96人を擁立し、九州の選挙区では福岡で4人、宮崎で1人の計5人が選挙戦に臨んでいる。情勢調査で維新は、公示前の11議席から30議席前後へと躍進する勢いをみせる。自民や立民の批判票の受け皿となり、全国での候補者擁立が比例票の掘り起こしにもつながっている。


それでも九州の各選挙区をみると、いずれも自民や立民候補を追う厳しい展開。5人のうち4人が新人で強固な組織力がなく、党幹部や地方議員の応援を受けながら地道な街頭活動を続けている。

問われる実行力
過去の衆院選で、維新は、地方分権の訴えや東京一極集中に対峙(たいじ)する姿が有権者の心をつかみ、九州でも存在感を発揮した。橋下氏は、明治維新の志士を生んだ鹿児島を、党結成後初めてとなる全国遊説の地に選び、街頭には千人近い人が集まった。橋下旋風に加えて、熊本を地盤とする議員らが九州での得票に貢献した。

しかし選挙区当選の壁は高く、全国で54議席を獲得して第3党に躍り出た24年の衆院選でも、九州では擁立した14人のうち、選挙区当選は熊本4区の前職1人のみ。26年は4人、29年は3人を擁立したが、選挙区当選はゼロだった。比例代表をみても、九州の選挙区での立候補者のうち24年は4人が復活当選したが、26年は2人、29年は「改革保守」を掲げる旧希望の党の登場で保守票を分け、比例復活でも議席を得ることはできなかった。


ただ、地方でも維新の掲げる「身を切る改革」や、改革を通じた成長戦略に期待する声は多い。福岡市内で演説を聞いていた山口県下関市の男性会社員(61)は「競争することで経済成長を促す維新の政策に共感している」と語った。掲げる改革を実行するにも人材の層を厚くする必要がある。

馬場氏は「厳しい戦いをしていくのが日本維新の会。九州では(浸透は)まだまだで、候補者が踏み倒されるかもしれないが、その後をまた維新の志士が歩んでいく」と語り、選挙戦を通じた党勢拡大に意欲をみせる。




維新は、橋下氏の政界引退や大阪都構想の住民投票否決で党の求心力を失うかにみえたが、所属議員の地道な活動で国政政党としての地位を維持している。大阪以外での勢力拡大に成功し、地方から力のある議員を送り出せるか。党発足から10年近く経過する中、ようやく地方でも、選挙区当選を目指す位置に付いたといえる。(一居真由子)

3909チバQ:2021/10/28(木) 08:45:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/139156?rct=kng_shu21
注目区を歩く 神奈川1区、6区 銀座クラブ問題の余波は
2021年10月27日 07時50分
 衆院選は終盤を迎え、神奈川県内でも舌戦はさらに熱を帯びている。中でも1区(横浜市中、磯子、金沢区)、6区(同市保土ケ谷、旭区)は与党にとって「信頼回復」がテーマ。新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言中の一月に東京・銀座のクラブに行ったとして、1区では自民前職が離党、6区は公明の出馬予定者が議員辞職した。いずれも、与党系候補と立憲民主党、日本維新の会の候補による三つどもえになっている。(志村彰太、丸山耀平)
 
◆1区 横浜市中・磯子・金沢区
浅川義治 53 維新 
松本純 71 無前<7>
篠原豪 46 立<前><2>
「不祥事はしっかり反省し、一生忘れない」。無所属前職の松本純さん(71)は街頭演説で繰り返し反省を口にし、「みそぎの選挙」と位置付ける。「自民全体への負のイメージになる」として選挙前の復党は見送られたが、自民地方議員が比例復活がない松本さんを全面支援する。
 個人の政策ビラを自民の政策集と一緒に配ったり、安倍晋三、麻生太郎という二人の元首相を応援に呼んだりと「自民系候補」の印象付けを狙う。麻生氏は二十三日の応援演説で「当選したら復党もある。これは党の総意に近い」。聴衆から罵声を浴びせられることもあるが、陣営は「着実に巻き返している」と語る。
 立民前職の篠原豪さん(46)は「アベノミクスは失敗した」と与党を批判。「地元の店はどんどんつぶれている。普通の政治に戻しましょう」と有権者の共感を誘う。自転車で選挙区内を回り、県民との触れ合いを重視。陣営は「チラシの受け取り具合と、有権者の反応が良い」と小選挙区での初勝利を期待する。
 前職二人の争いに、維新新人の浅川義治さん(53)が「第三の選択肢」を掲げて食い込む。ビールケースの上に立って「1区の皆さんは政治不信が強いのではないか。利権政治を打破する改革の一票を」と訴える。浅川さんは「いつもは自民に入れるけど、今回は維新に入れるという声をよく聞く」と話した。
◆6区 横浜市保土ケ谷・旭区
串田誠一 63 維<前><1>
青柳陽一郎 52 立前<3> れ
古川直季 53 自新  公
長らく自公連携の象徴として、公明が候補者を擁立してきた選挙区に、二十五年ぶりに自民の候補が立った。自民新人の古川直季さん(53)は旭区選出の元市議で、会派団長も務めた。銀座クラブ問題で公明が擁立を断念した際、後釜の候補を巡って自民内部は混乱したが、市議時代の実績を菅義偉前首相が評価し、出馬が決まったという。
 ただ、「保土ケ谷区では無名」(陣営幹部)で、公明の地方議員が活動を連日手伝う。古川さんは「自民党、公明党の連立与党にこれからもお任せいただきたい」と「政治の安定」を強調し、初当選を目指す。
 立民前職の青柳陽一郎さん(52)は「困っている人に手をさしのべ、国民の声に寄り添う政治にしたい」と主張。八月の市長選では推薦した新人候補を勝利に導き、追い風に乗る。立民幹部が連日応援に駆けつけ、れいわ新選組の推薦も得て「総力戦」で小選挙区二連勝を目指す。陣営は「自公政権批判票の受け皿にしたい」と話す。
 維新前職の串田誠一さん(63)は「維新っぽくない候補者」を自認。選挙カーも党のイメージカラーの緑ではなく、ピンクに染める。演説の話題は、ライフワークとしてきた動物愛護と人権問題に集中させ、「動物の問題は票にならないからと言って、扱う議員は少ない。この問題を続けてやらせてほしい」と語る。

3910チバQ:2021/10/28(木) 08:46:55
https://www.tokyo-np.co.jp/article/139365?rct=kng_shu21
注目区を歩く 神奈川18区 政権批判票のゆくえは
2021年10月28日 07時13分
18区(川崎市中原区西部、高津区、9区以外の宮前区)では、政権発足の勢いに乗る新閣僚と、政権への批判票を集約したい野党の二候補が対峙(たいじ)。前回の総選挙から二度の首相交代を重ねる自公政権への評価を巡り、激しい舌戦が繰り広げられている。(竹谷直子)
◆18区 川崎市中原(西部)・高津・宮前区(9区を除く区域)
三村和也 46 立元<1>
横田光弘 63 維新 
山際大志郎 53 自前<5>
 「菅前総理の唯一の欠点は、国民への説明があまりお上手ではなかったことだ」
 川崎市高津区の溝口神社で十九日に開かれた出陣式で、自民前職山際大志郎さん(53)が初入閣への感謝とともに切り出したのは、前首相に対する評価だった。
 一見辛口の分析でアピールしたのは、政府のコロナ対策への努力と成果。岸田政権の経済再生担当相として「何がまずかったか、ちゃんと検討して皆さんにお伝えする」と訴え、コロナ対策に奔走する姿勢を強調した。地元入りの機会もほとんどないが、陣営では「大臣が前回より票を落とすことはできない」と気を引き締める。
 自民陣営に挑むのは、野党統一候補として立つ立民元職の三村和也さん(46)と「第三極」を掲げる維新の新人横田光弘さん(63)。
 県内では十八選挙区のうち、野党統一候補は九人。衆院解散直前の今月十三日に、共産が2区と13区で候補予定者を取り下げるなど「野党共闘」も進んでいる。18区も早くから模索してきた選挙区だ。
 前回、小池百合子東京都知事が立ち上げた旧希望の党への合流騒動で旧民進が分裂。2区から国替えした三村さんは旧希望から出馬し、野党候補の統一は頓挫した。
 18区はかつて、山際さんと旧民主系の候補が交互に当選してきた因縁の選挙区。自民が政権復帰を果たした二〇一二年の選挙から負け知らずの山際さんから議席を奪うため、三村さんは、野党共闘を後押しする市民グループ「神奈川18区市民の会」の呼び掛けに呼応。旧希望への反発が根強い市民らと対話を重ね、十月三日に支持をとりつけた。
 ただ、野党共闘に忌避感の強い川崎の地域連合への配慮から、政策協定書への調印はしていない。共産の地域組織や政治団体「緑の党」が三村さんの政策を「評価する」という形で共闘を実現。三村さんは「公文書すら平気で偽造する乱暴な政治は許されない」などと訴え、政権批判票の集約を図る。
 一方、横田さんも森友学園への国有地売却にからむ公文書改ざん問題などを挙げながら自民批判を展開。「自民党政権に不満を持っている人、野党共闘に疑問を持っている人、両方の受け皿になる」とし、保守票の掘り起こしを狙う。

3911チバQ:2021/10/28(木) 09:03:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3f8c9414f1c55387c4d53e9971a04d8361be83
衆院選2021 かつて民主党の“プリンス”…細野豪志氏、背水の無所属 “無職”転落の危機
10/28(木) 5:00配信

サンケイスポーツ
かつてのプリンスが背水の陣-。民主党政権時に要職を歴任した細野豪志元環境相(50)が、静岡5区で無所属での闘いを強いられている。2年前に自民党二階派の特別会員となり同党入りを目指しているが、公認候補は総裁派閥の岸田派に所属する前職の吉川赳氏(39)に決まった。敗れたら「政界を引退する」と退路を断って必死の選挙戦。求められるのは〝圧勝〟だ。

かつてない厳しい選挙戦だ。当選7回を数える細野氏が、初めてとなる無所属での出馬。「安全保障を考えると、共産党と組むことはできない」。野党共闘を批判しながら、自民入りを目指す方針に理解を求めた。

富士、三島市などの静岡5区。公示前の今月1日、細野氏は「今回勝てなければ政界を引退する」と宣言した。

直近3回の2012、14、17年衆院選では民主党や希望の党公認として、いずれも自民公認の吉川氏に圧勝。17年は吉川氏に比例復活当選を許さない大差をつけた。

民主党政権時に39歳で初入閣するなど〝プリンス〟として注目され、同党幹事長も務めた。17年衆院選前、東京都の小池百合子知事が立ち上げた希望の党発足時の中心メンバーに。だが同党が挫折すると、19年1月に自民入党を希望して二階派の特別会員となった。

この〝転向〟には批判が根強い。自民党静岡県連も「細野氏の入党希望を断固拒否する」と反発した。後ろ盾は二階派を率いる二階俊博氏(82)だったが、岸田政権の誕生で二階氏は党幹事長を退任。同区の公認争いは19年に繰り上げで比例当選していた岸田派所属の吉川氏で決着した。

保守分裂に加え、立憲民主新人の小野範和氏(48)も野党統一候補として参戦。それでも政治評論家の有馬晴海氏は「引退宣言した効果は大きく、支援者がそれほど離れていない。政治家としての実績も他の候補と大きな差がある」として細野氏が優勢とみる。

ただ、勝てば即自民に入党できるほど単純ではない。「自民公認はあくまで吉川氏。比例復活を許さないくらい圧勝し、この区では細野氏には誰もかなわないと思わせない限りは認められないだろう」と有馬氏。大差での勝利が、念願の自民入りへと導く。同区では諸派新人の千田光氏(43)も出馬している。


https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0008
【静岡】5区、細野が先行

 1区は自民前職上川が優位な戦い。立民新人遠藤、国民元職高橋らが追い上げに懸命。2区も野党が一本化できず、自民前職井林が優勢。3区は4度目の戦いで初めての一騎打ちとなった自民前職宮沢と立民元職小山が接戦を展開している。

 4区は故望月義夫元環境相後継の自民前職深沢が市議、県議時代からの地盤を生かしリード。5区は自民入りを目指す二階派特別会員の無所属前職細野が自民前職吉川に先行。

 立民前職の渡辺が自民前職の勝俣に前回、約600票差で勝利した6区は今回も横一線。7区は強固な支持基盤を持つ自民前職城内が安定した戦いぶり。8区は10選を目指す自民前職の塩谷を立民前職の源馬が猛追。共産は候補者を取り下げた。

3912チバQ:2021/10/28(木) 09:06:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/e968621f5de94bfb4c79d45791dfa88d356b64ed
激戦東京5区 野党共闘の“象徴区” 現職大臣に「危機感」 コロナの影響が直撃した候補者も
10/28(木) 1:06配信
 衆議院議員選挙の投開票まであと4日。激戦区の一つ、東京5区では立憲・共産などの野党統一候補が現職大臣を射程に入れています。一方、コロナの影響が直撃した候補者も出ています。

「おはようございます」
あさ7時半、駅頭に立ち、有権者に声をかけるのは、若宮健嗣万博担当大臣。

自民党 若宮健嗣万博相
「私ども政権与党である自公連立政権は、まず困った方にすぐ手立てをしていこう。何より日々の生活の安定・安心安全を守って参りたい」

当選4回、岸田内閣で初入閣した若宮候補は外交・安全保障の政策通として知られ、自民党内でも一目置かれる存在です。ただ前回は、わずか2000票余りの差での勝利。今回は野党側が候補を一本化したため、激しい選挙戦となっています。現職大臣の敗北は政権へのダメージに繋がりかねず、自民党側は危機感を募らせています。

自民党 若宮健嗣万博相
「岸田内閣の一員、誰かでも落とせば一つ穴をあけたことになるだろうと思う。向こうは必死になってくると思います。これは絶対に負けられない勝負だなと思っています」

「よろしくお願いします」
若宮大臣を射程に入れるのが、立憲民主党の手塚仁雄候補です。

立憲民主党 手塚仁雄候補
「久しぶりに政権選択選挙になった。腐敗を許さない。隠ぺい・改ざんを許さない。そういう政治の体質づくりが強く求められている」

立憲民主党の都連幹事長として野党共闘の調整にあたり、今回は自ら野党統一候補となりました。共産党を取り込んだ野党共闘には批判もありますが、手塚候補は「野党票が割れれば、自民党に漁夫の利を与えてしまう」と一本化の意義を強調します。

立憲民主党 手塚仁雄候補
「立憲民主党のみならず野党各党の結束も固い。ここは共闘の象徴区だ。ヒリヒリした戦いを毎回毎回やってますけど、そういう意味では今回は手応えを感じます」

一方、この2人に挑むのが、日本維新の会の田淵正文候補です。

日本維新の会 田淵正文候補
「本当に必要なのは、皆さんのことを一番に考える政治なんですね」

現役の医師としてコロナ患者に対応してきた経験をアピールしています。

日本維新の会 田淵正文候補
「本当にこのままでは日本沈没していく。コロナの問題に的確な治る、収まる政策を提案して、みなさんの前にご提示して、命も守り、経済も守っていきたい」

ただ選挙戦中盤、そのコロナが田淵陣営を直撃しました。

田淵候補のフェイスブックより 10月25日
『体調不良を訴えた当事務所スタッフがPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルス陽性と判明いたしました』

陣営スタッフにコロナの感染者が出たことで、田淵候補は当面、街宣などの選挙活動を休止することになったのです。

投開票まであと4日。コロナ禍で行われる初の全国規模の選挙。激戦の東京5区は異例の展開を見せています。(27日23:15)

https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0005
【東京】18区、元首相と自民前職が接戦

 全25選挙区のうち、3選挙区が事実上の与野党一騎打ち。18区は元首相の立民前職菅と自民前職長島が競る。23区は自民前職小倉と立民前職伊藤が互角の戦い。25区は自民前職井上が立民新人島田をリードする。

 13選挙区は与党と野党統一候補の間に維新が割って入る構図。1区は立民前職海江田と自民前職山田が横一線。5区は自民前職若宮と立民前職手塚が、6区は立民前職落合と自民前職越智が競り合う。4区は自民前職平が、7区は立民前職長妻が優位に立つ。8区は自民前職石原と野党統一候補となった立民新人吉田が接戦を展開し、9区は立民新人山岸と自民前職安藤が、10区は自民前職鈴木隼人と立民新人鈴木庸介が伯仲する。

 12区は前代表太田から地盤を引き継いだ公明前職岡本と共産元職池内が激戦。14区は自民前職松島に立民元職木村が迫る。20区は自民前職木原が優勢。19区は立民前職末松と自民前職松本が、21区は立民前職大河原と自民前職小田原が拮抗(きっこう)する。いずれの選挙区も維新は厳しい。

 野党候補が競合するのは8選挙区。3区は立民前職松原と自民前職石原が競り、共産新人香西が追う。13、16区は立民が自民に詰め寄る。22区は立民前職山花を自民前職伊藤が猛追。2、11、17、24区は自民候補が手堅い。

 一方、15区は与党系無所属の前職柿沢と元職今村が激突し、立民元職井戸が絡む混戦。

3913チバQ:2021/10/28(木) 09:10:38
https://kahoku.news/articles/20211023khn000050.html
秋田2区、組織VS個人の攻防熱く 大接戦の前回同様に一進一退
2021年10月24日 06:00
衆院選 ドキュメント東北(1)
 31日投開票の衆院選は間もなく折り返し地点に差し掛かり、後半戦へと突入する。東北23小選挙区で圧倒的な数の力を維持する自民党に対し、野党は候補者の一本化やすみ分けでかつてない共闘態勢を構築。東北6県の激戦区で展開される熾烈(しれつ)な競り合いを追った。(6回続き)


マスク姿で演説会場に集まり、候補者の訴えに拍手を送る支持者=22日、大館市
厚み増す戦線
 前回苦杯を喫した地で、雪辱を誓う。

 「大館で勝ちにいく戦いだ」

 公示日の19日。自民党前議員金田勝年は秋田2区の大票田・大館市で第一声に臨んだ。

 2017年の前回、金田は法相時代の「共謀罪」法案を巡る不安定な国会答弁が尾を引き、立憲民主党前議員緑川貴士に1672票差まで迫られた。

 元々、沿岸部の能代市を地盤としてきた金田。前回3351票差で緑川の後塵(こうじん)を拝した大館を苦戦の「元凶」と見定める。9月末に新たに事務所を構え、反転攻勢の橋頭堡(ほ)を築いた。

 戦線も再構築した。若い世代への浸透を目指し、若手経営者らによる後援会を設けた。選挙区内全15市町村の首長を中心とする後援会に加え、約70の後援会支部が組織の網を張る。

 厚みを増す戦線とは裏腹に、戦況は一進一退の攻防が続く。報道各社の序盤情勢調査で、秋田2区は金田、緑川が横一線だ。

 22日昼前。前党幹事長二階俊博が大館に入った。

 「地元でどれくらい支援してもらっているか。それが国会での評価の対象だ」

 永田町を知り尽くす派閥領袖(りょうしゅう)が求めたのは「圧倒的勝利」。その意味を感じ取ったのか、金田の表情が一瞬、こわばった。

 続いてマイクを握った金田。「大館のため命懸けで戦う」。ギアを上げた。

政党色薄める
 「安倍、菅政権で地域経済は疲弊した。岸田政権もこれまでの継続にすぎない。秋田から政権交代の風を起こしたい」

 対する緑川。21日昼、金田の本拠地、能代市で街頭に立ち、政権批判のボルテージを上げた。

 36歳。「世代交代」を繰り返し訴える。秋田1区の党公認候補との合同リーフレットにも同じ文字が大きく躍る。一方で、党名は下に小さく記されただけだ。

 「『昔の自民は良かったが、今は良くない』と言う人もいる。自分は立民だが、他の政党支持層、無党派層にもアプローチが必要だ」。党県連代表を務める緑川自身が理由を語る。

 前回は東京都知事小池百合子が率いた希望の党から挑み、金田と共産党新人との三つどもえだった。共産新人の獲得票は1万3000余り。緑川の得票と合わせた野党票は金田を上回っていた。

 今回、共産は擁立を見送り、事実上の野党統一候補となったが、立民は政権奪取した際に共産と限定的な閣外協力を結ぶことで合意。対して政権与党は「立憲共産党」の大合唱だ。

 共産と接近する立民のカラーを薄め、個人戦に徹する緑川。前回、「敵失」で舞い込んだ保守票をつなぎ留め、さらなる上積みをも狙う。一方で、候補一本化による共産票の取り込みを図る。初の選挙区勝利へ、したたかな戦略を立てる。

 組織か、個人か。前議員同士によるデッドヒートは激しさを増している。(敬称略)

【秋田2区立候補者】
金田勝年 72歳 自前④(公推)
緑川貴士 36歳 立前①

https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0003
【秋田】全3区、与野党一騎打ち

 全3区で与野党一騎打ちの構図となり、1、2区はいずれも前職が接戦を演じる。1区は組織力に勝る自民冨樫を立民寺田が世代交代を訴えて追う。2区は自民ベテラン金田と立民の若手緑川がほぼ互角の戦い。3区は自民前職御法川が共産新人杉山を相手に安定した戦いぶり。

3914チバQ:2021/10/28(木) 09:11:37
https://kahoku.news/articles/20211024khn000017.html
宮城1区、民意受け「経済」重視 演説内容 自在に変化
2021年10月25日 06:00
衆院選 ドキュメント東北(2)
ワクチン短縮
 聴衆の反応や相手候補の出方に応じ、演説の内容が自在に変化する。

 「暮らしの安心には経済の立て直しが必要。そのための予算は与党議員でなければ組めない」

 選挙サンデーの24日朝。新型コロナウイルスの「第5波」が収束に向かい、人出が急増した仙台市中心部で、自民党前議員土井亨がマイクを握った。「暮らしを守る」と繰り返す野党候補への逆ねじは明らかだ。

 選挙戦中盤に入り、経済重視の姿勢を鮮明にした。コロナが落ち着いたとみるや、序盤戦で強調していた国産ワクチン開発の訴えは思い切って短縮した。

 動員を自粛している陣営に、所属する細田派の党役員や閣僚経験者が次々応援に入る。24日は党総務会長福田達夫が「国土交通(事業)には土井さんが必要」とアピールした。

バランス腐心
 経済の話題に食い付きがいいことは立憲民主党前議員岡本章子も把握済み。5期務めた仙台市議時代から、政治活動の柱である子ども・子育て政策とのバランスに腐心する。

 遊説中に子ども連れを見つけると必ず駆け寄り、制服姿の一行には「高校生?」と声を掛けて「大学や専門学校の学費負担を減らしたい」と説明する。陣営は尊重しつつも「もっと経済の話を」と進言する。

 「消費税減税はばらまきではない。地元でお金を回し、内需を高める経済対策だ」。岡本は22日夕の個人演説会で聴衆に語った。この日の朝一番の街頭演説で減税の訴えが漏れたことを受けて軌道修正した。

 「有権者が聞きたがっているのは政権批判よりも経済」と選対幹部。経済に明るい党地方議員もサポートし、演説に磨きをかける。

 前議員2人の争いに割って入ろうと、日本維新の会新人春藤沙弥香も経済論戦の土俵に立った。

 「私たちにはプランがある。消費税5%、消費税5%への減税だ」。23日夕の街頭演説で、春藤は序盤にはほぼ言及しなかった消費税減税を叫んだ。

 陣営関係者は語る。「極論すれば、今回の選挙は選挙カーを走らせて街頭演説するだけ。組織は関係なく、何を言うかに尽きる」

 無所属新人の大草芳江も教育の充実による産業活性化を訴える。

 東北一の大都市で展開される空中戦の比重は、コロナ下で極限まで高まっている。民意の風向きに、各陣営は神経をとがらせる。
(敬称略)

【宮城1区立候補者】
岡本章子 57歳 立前①
春藤沙弥香 40歳 維新 
土井亨 63歳 自前④(公推)
大草芳江 39歳 無新


https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0003
【宮城】1、2区競り合う

 1区はいずれも前職の立民岡本と自民土井が激しく競り合う。岡本は反自民票の受け皿を目指し、土井は組織戦を中心に支持拡大を図る。維新新人春藤は知名度向上が課題。2区は自民前職秋葉と立民元職鎌田が互角の戦い。

 3区は自民前職西村が安定的に戦いを進める。立民新人大野は無党派層への浸透を図る。4区は自民前職伊藤がリード。いずれも新人の共産舩山、維新早坂は政権批判票をどれだけ集められるかが課題だ。

 5区は立民前職安住が知名度を生かして優位に立ち、自民新人森下は支持層固めを急ぐ。6区は自民前職小野寺が共産新人内藤を大きく引き離す。

3915チバQ:2021/10/28(木) 09:13:30
https://kahoku.news/articles/20211025khn000030.html
福島4区、「恒三票」激戦に拍車 共闘効果読み切れず
2021年10月26日 06:00
衆院選 ドキュメント東北(3)
 2人の前議員が2012年からしのぎを削る福島4区の戦いは、4度目にして初の一騎打ちとなった。

 2017年の前回は立憲民主党の小熊慎司、14年の前々回は自民党の菅家一郎がわずかな差で苦杯をなめた。野党共闘の効果に加え、昨年8月に死去した地元の元衆院副議長渡部恒三の存在がどう影響するか読み切れない中、因縁の対決はますます熱を帯びる。

後継アピール
 「恒三先生が皆さまに約束した二大政党の実現に向け、志を継ぐ私が正しい政治のために頑張っていく」

 小熊は23日、雨が降りしきる福島県西会津町の街頭で後継の立場をアピールし、支持を訴えた。

 衆院議員を14期務めた渡部は前回、小熊の選対本部長を務めた。長年の強固な支持層が小熊を支える基盤となり、今回もかつての渡部を支えたスタッフが選挙戦をサポートする。「先生亡き今、相手はなりふり構わず、『恒三票』にも手を付けてくるだろう」。陣営幹部は不安を隠さない。

 希望の党から出馬した前回は1209票差で敗れ、比例復活した。今回は野党統一候補となり、共産、社民両党の候補が前回獲得した計約1万7500票を取り込めば、戦いが優位に進む皮算用も成り立つ。

 小熊は「単純な足し算とはいかない」と話し、候補者一本化による組織の緩みを警戒する。「地域との向き合い方をどう深められるか、自分自身との戦いだ」と緊張感を保ち続ける。

切り崩し狙う
 「地域の生活を守るための政権与党へのパイプ役は私しかいない。ここで身を引くわけにはいかない」

 対する菅家は公示日の19日、会津坂下町の街頭で声を張り上げた。

 大差で小熊を下したのは12年の初戦のみ。前回はわずかな差で勝ったものの、前々回は416票及ばず、比例復活に甘んじた。一歩も譲れない戦いに野党共闘の波が襲う。

 野党統一候補の小熊に、前回共産、社民候補が獲得した票が上乗せされると陣営は見る。前回の票差を差し引けば、約1万6000票及ばない計算だ。菅家は「厳しい戦いだ。追い掛け、追い付き、追い抜かなければならない」と危機感をあらわにする。

 自民が誇る組織力を武器に、連携する公明党とのネットワークも活用し、人口の多い会津若松、喜多方市の都市部での浸透を図る。

 「共産と組むなんて、恒三さんが草葉の陰で泣いている」と陣営幹部。保守層を含む「恒三票」の切り崩しを狙う。
(敬称略)

【福島4区立候補者】
小熊慎司 53歳 立前③
菅家一郎 66歳 自前③(公推)


https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0003
【福島】1区で金子、亀岡競る

 全5選挙区で与野党一騎打ちの構図。1区は前職同士が激しく競り合う。立民金子は野党共闘でウイングを広げ、自民亀岡は業界団体回りや大規模集会で支持層固めに注力する。2区は自民前職根本が元厚労相の実績を生かして優位に戦いを進め、立民新人馬場は知名度向上を図る。

 3、4区も前職同士の争い。3区は立民玄葉が野党共闘を追い風に大きくリードし、自民上杉が若さをアピールして追い掛ける。4区は立民小熊が自民菅家を引き離す。5区は自民前職吉野が元復興相の経歴を生かして安定した戦いを進め、共産新人熊谷は政権批判票の掘り起こしを狙う。

3916チバQ:2021/10/28(木) 09:14:18
https://kahoku.news/articles/20211026khn000038.html
青森1区、区割り変更で攻防変容 「初陣」対「地盤」火花
2021年10月27日 06:00
衆院選 ドキュメント東北(4)
 当選7回ながら「初陣」となる前議員と、6度目の挑戦で初勝利を目指す元議員が火花を散らす。

浸透不足補う
 公示日の19日、青森市浪岡地区。「1年坊主に力を与えてほしい」。自民党前議員の江渡聡徳が街頭で声を張り上げた。

 南部地方の十和田市出身。前回2017年から青森県の定数が一つ減り、強固な地盤を誇った十和田、三沢両市は2区に編入された。1区からの出馬を目指したが、候補者調整で比例東北に転出。津軽地方は初めて攻め入る戦場となる。

 街頭演説後の個人演説会は空席が目立った。「顔が知られていないから仕方がない。もう少し人を入れたかったが…」。戦いに向けて慌ただしく設立された地元後援会の幹部が話した。

 浸透不足を分厚い組織が補う。県議や市町村議が党支持者との橋渡し役を担い、首長もマイクを握る。「浮動票は当てにしない」と陣営幹部。江渡は与党の実績と防衛相などを務めた政治経験を前面に押し出す。

 コスタリカ方式で比例東北に転出した自民前議員津島淳は、有権者の7割を占める大票田・青森市を中心に別部隊でミニ集会を重ねる。「津島と書かずに江渡と書いて」と呼び掛ける。

労組気掛かり
 「青森に住んで15年。骨を埋める覚悟だ」。22日、青森市郊外の大型店駐車場。立憲民主党元議員の升田世喜男は、江渡の出身地を意識し、「津軽の男」であることを強調した。

 津軽半島の先端にある旧小泊村出身。村議3期、県議2期を務めた。社会福祉法人の幹部から国会議員に転じた江渡との違いを際立たせようと、こうも語った。「地方議員を経験したからこそ、地域の声を国政に届けられる」

 参院選1回も含め、国政挑戦は7回目。14年衆院選で維新の党から立って比例復活したものの、希望の党から出た前回は落選した。「風頼み」からの脱却を目指し、つじ立ちや支持者回りなど「どぶ板」を徹底し、名前を売り込んできた。

 気掛かりなのは労組との関係だ。「原発に依存しない社会」を掲げる党の原子力政策は、県内で影響力を持つ電力労組との距離を遠ざける。升田は原発に関する訴えを控え争点化を避ける戦術を取るが、「一枚岩になりきれない」と連合青森幹部はため息を漏らす。

 共産党新人の斎藤美緒は賃金格差の是正や子育て支援の拡充などを訴え、党勢拡大を図る。
(敬称略)

【青森1区立候補者】
江渡聡徳 66歳 自前⑦(公推)
升田世喜男 64歳 立元①
斎藤美緒 41歳 共新 

https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0003
【青森】自民、議席独占狙う

 自民が全3区で優位に立つ。1区は自民前職江渡を立民元職升田、共産新人斎藤が追う。江渡は「コスタリカ方式」で今回は比例に移った津島淳の支援を受け保守層を固める。野党は一本化できなかった影響が大きい。2区は新人同士の戦い。自民神田に立民高畑、共産田端が挑む。神田は引退した大島理森前衆院議長の全面支援を受ける。唯一、与野党一騎打ちとなった3区は、自民前職木村を立民新人山内が追う。前回は兄の弔い合戦として木村が優位だった。今回は山内がどこまで政権批判票の受け皿となるかが焦点。

3917チバQ:2021/10/28(木) 09:14:56
https://kahoku.news/articles/20211027khn000046.html
岩手1区、「孤立無援」対「組織」 三者三様の思惑絡む
2021年10月28日 06:00
衆院選 ドキュメント東北(5)
 孤立無援の立憲民主党前議員、大物弁士を続々呼び込む自民党前議員。対照的な2人が盛岡市と岩手県紫波、矢巾両町で5度目のぶつかり合いを演じる。

公認巡り対立
 立民の階猛は公示翌日の20日、県連が入居する盛岡市中心部のビルから50メートルの場所に立った。

 「余裕のある人が苦しい人を支える税の仕組みが必要だ」。公認候補として、支え合いをうたう党の政策を訴えるものの、応援に駆け付けた県連の面々の姿は見当たらなかった。

 県連と政治資金を巡る訴訟を抱える階。2年前の参院選岩手選挙区や知事選での野党共闘に参画しなかったことも尾を引く。公示前には県連が刺客として新人の擁立を発表し、瀬戸際に立たされた。階に近い県連関係者は「立ち回りが難しい」と明かす。

 党の現職優先の方針で公認は得られたが、全党的な支援は受けられない。選挙中は毎日40カ所を駆け回り、夜には有識者との対談を動画で配信し続ける。

 「1人で戦っている姿は、むしろ好印象につながるはず」。陣営は有権者の判官びいきに期待する。

苦杯続き背水
 対する自民の高橋比奈子は背水の陣を敷く。過去3回は比例東北で復活したが、1区の戦いでは初挑戦の2009年から階に敗れ続けてきた。

 20日夜、高橋の個人演説会。陸前高田市長戸羽太は「正直、選挙が弱い」と、会場の笑いと同情を誘った。アイドルグループ「嵐」の曲で陽気に入場した高橋は、話が勝負の行方に及ぶと表情を一変させた。「小選挙区で勝ちたい。どうか助けてください」。涙を流し、すがりつくようにして声を振り絞った。

 高橋は同席した党広報本部長河野太郎を「総理を目指す河野さんに付いていく」と持ち上げ、したたかさも見せた。23日は党幹事長甘利明の隣で、文部科学副大臣の実績を強調した。

 8月には連日、ツイッターで首相や閣僚との写真を投稿。「無党派層の支持を広めるには知名度の高い人と並ぶのが効果的だ」。陣営の戦略は徹底している。

 岩手での野党共闘の一翼を担ってきた共産党は、結束を欠いた立民に割って入る。4度目の戦いに挑む新人吉田恭子は昨年8月の擁立発表以来、積極的に選挙区を回ってきた。

 21日の演説会で、党県委員会副委員長の斉藤信は「吉田こそ実質的に野党の代表だ」と力説。吉田も達増拓也知事から届いた応援メッセージを披露し、「本気の野党共闘が築けている。共産が信頼を得てきた結果だ」と訴えた。

 三者三様の思惑が、県都で絡み合う。
(敬称略)

【岩手1区立候補者】
吉田恭子 40歳 共新 
階猛 55歳 立前⑤
高橋比奈子 63歳 自前③(公推)



https://www.jiji.com/jc/v4?id=2021shuinsen_jousei0003
【岩手】1、3区で立民先行

 1区は立民前職階が支持層を固めて先行し、自民前職高橋が追う展開。階は政治資金問題で立民県連と係争中だが、無党派層に浸透。共産新人吉田は「唯一の野党共闘候補」をアピールする。2区は自民前職鈴木が強固な地盤を生かし、財務相就任も追い風に安定した戦い。追う立民新人大林は支持層固めを急ぐ

3918チバQ:2021/10/28(木) 10:33:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/9092049ef5f01f46897107ffcdeff72ab746dbb9
自民党・萩生田光一がブチ切れた! 衆院選「東京15区」で起きたヤバすぎる現実
10/28(木) 7:32配信

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現代ビジネス
萩生田が怒った!
萩生田が怒った! photo/gettyimages

 「うちの党は何を考えているんですかね!」

 衆院選の真っ只中。街頭演説の場で公然と党幹部を批判するのは自民党の萩生田光一経産大臣。言わずと知れた安倍元首相の側近で、岸田内閣ではこれまでの文科大臣から経産大臣へと「出世」した実力議員である。東京都連では総務会長を務める「都連幹部」の一人である。

【写真】黒幕は誰だ? 萩生田光一がブチ切れた衆院選「東京15区」の超混乱

 萩生田が怒っているのは東京15区についてだ。

 小選挙区は289あるが、公明党の候補者が出る9つを除いた280選挙区のうち、自民党が公認候補を立てなかったのは3つ。銀座クラブ通いで離党して無所属で出る松本純の神奈川2区と田野瀬太道の奈良3区。そして、残る1つの東京15区では『2人の候補に推薦を出す』という異例の対応を取ったのだ。

 その2人の候補とは柿沢未途と今村洋史だ。

「うちの党はなにを考えているのか」…
候補者が乱立する東京15区

 「東京都連は15区に元職で15年に自民党に入党している今村さんを公認することを決め、10月8日には党本部に書類を提出した。11日の一次公認には間に合わなかっただけで、二次公認では発表されるものだと信じて疑いませんでした。自民党は基本的に地元が主導して候補者を決めるからです。

 ところが、都連で決まった後に党本部がいきなり柿沢さんを入れ込んできた。無所属とはいえ、ついこの間まで立憲民主党の会派で活動していた人を推薦するなんて理解できません。執行部もさすがに公認はやりすぎだと思って推薦にとどめたのでしょうが、この決定には到底納得できない」(都連関係者)

 10月21日の夜、江東区の門前仲町で行われた街頭演説にやってきた萩生田は執行部への不満をあらわにし、冒頭のセリフを口にしたのだった。

 「江東区の皆さんには本当にわかりづらい選挙になってしまって申し訳ないと思っています。当の私たち、東京都連の幹部もよくわからない。だって、今村さんのこのタスキ、党で用意して、この前政見放送も一緒に撮ったんですよ! 

 そしたら前日になって『推薦だ』と。なんで推薦なんだろうなと思ったら、もう一人、この間まで自民党のことを散々批判していた人が一緒に推薦って、うちの党は何を考えているんですかね!」

「高校が一緒」って…
柿沢は選挙ビラでも谷垣との繋がりをアピールしている

 実際、今村のつけているタスキには赤文字で「公認」と印字されていたが、その部分が剥がされていた。今村陣営は「それどころか、『自民党公認』と書いたビラを11万枚も刷っていたのに全部無駄になった」と嘆く。

 それにしてもなぜ柿沢が自民党推薦を得られたのか。

 「柿沢さんは名門の麻布高校出身ですが、高校の先輩である谷垣禎一・元自民党総裁を頼ったんでしょう。昨年出した著書では谷垣さんに帯を書いてもらっていた。今回も谷垣さんを通じて有隣会(谷垣グループ)で代表世話人を務めている遠藤利明選対委員長に話を通したと言われています」(全国紙政治部記者)

 谷垣は柿沢に送った応援動画で、「私も柿沢さんの将来を広げるということに少しでもお手伝いをして、また柿沢さんとスクラムを組んで歩んでいきたいと思っています」と語っている。

 こうした流れでの決定だけに、萩生田の怒りの矛先は選対委員長の遠藤に向けられている。

 「江東区のことは江東区の人たちが決める、東京のことは東京の我々が決めるんですよ!  山形県の政治家(遠藤利明)に東京や江東区の何がわかるんですか!  私、なんでこうなったんだと文句言ったら、前の総裁(谷垣禎一)の後輩が相手の候補(柿沢未途)なんですって。『高校が一緒』ってなんの話してるんですか!  そんなことで日本の政治を語ってどうするんだと思いますよ!  我々東京の自民党が推薦しているのは今村さんだけですよ!」

3919チバQ:2021/10/28(木) 10:34:07
こんなことは許してはならない
事務所開きで決意を述べる柿沢

 実際、東京都連のホームページには他の公認候補と並んで「推薦」として今村の名前は載っているが、柿沢は存在しないことになっている。

 一方、柿沢は10月17日の事務所開きで、与党に入る決意を語った。

 「首班指名で私は意を決して岸田文雄総裁の名前を書き、本会議場で一票を投じました。これにより無所属であった私ははっきりとした立場を内外に明らかにした。そのことを重く受け止めて頂き、いまの岸田総裁の執行部の先生方から大変前向きなお取り扱いをいただきました。

 この衆議院選挙においても自由民主党から私を擁立するというお話もありました。しかしながら、東京都連で別の候補者が擁立をされ、公認決定されるという事態になりました。不徳の致すところだと思っています」

 こうした柿沢の変節に怒りを示しているのは自民党都連だけではない。

 10月16日、亀有駅で街頭演説に立った立憲民主党の枝野幸男代表はこう叫んだ。

 「選挙直前まで自民党とは違うもう一つの塊の中で、国会で仕事をされていた方が、選挙直前に自民党の側に行ってしまう。二大政治勢力の川のこっちからあっちへ行くというのは意味が違います。自民党がやってきた政府の問題があるからこそ野党勢力で4年間、国会で仕事をしてきたはずの人が、選挙直前に自民党側に行くというのはこの4年間仕事をしていなかったということに他ならない。こんなことは許してはならない」

有権者には理解されない
10月18日に突然不出馬会見を行った秋元司

 また、前回まで東京15区で自民党公認として柿沢と3度戦った秋元司も首をかしげる。

 「正直言って今までの彼のとってきた言動からすると、我が党もなぜ彼を今回推薦したのか甚だ疑問が残る。東京都連も受け入れなかった方を党本部がいきなり推薦という形としておろしてきたのか。これまで自民党本部は筋の通らないことはしてこなかったが、今回はそれが著しく崩れた。なぜそんなことになったのか」

 秋元は無所属でも立候補する意思を表明していたが、公示前日に突如立候補を取りやめた。

 「萩生田さんが説得したようです。これで都連は今村で一本化した。都連は柿沢を応援しないよう締め付けをしています」(前出・都連関係者)

 江東区の自民党区議13人と江東区選出の山崎一輝都議は今村支持。一方、野党系会派の「民政クラブ」では立憲民主党所属の5人が井戸正枝支持、無所属のうち4人は柿沢支持。

 「自民党区議でも水面下で柿沢に近づいている議員が数人いるのではないかという疑いがある。さらに公明党も水面下では柿沢支持だという声もあり、柿沢と一緒に公明議員が挨拶回りをしていたという目撃情報も出てきた」(前出・都連関係者)

 こうした複雑な構造もあり、結果の読めない選挙戦が続いている。だが、一人しか選ばれない小選挙区制において、同じ政党から推薦を受ける候補者が2人も出ている状況は有権者には理解されないだろう。

自民党内で噴き出す「火種」
演説する萩生田大臣(左は山崎都議)

 萩生田は演説でこうも語っている。

 「『この選挙が終わったらきっちりけじめつけてやる』。そんな思いでこの戦いを進めているところであります。私は自民党の国会議員でありますが、正すべきは正していく。党内できちっとものを申し上げていく。その姿勢に一点の曇りもありません」

 演説終了後に萩生田を直撃すると、「田舎者が選対委員長やっちゃダメなんだよ!」と斬り捨てた。

 選挙後、自民党内で吹き出す火種は確実に生まれた。岸田政権の統治能力が問われる。

 (敬称略、写真は筆者撮影)

小川 匡則(週刊現代記者)

3920チバQ:2021/10/28(木) 10:47:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b011aeaacf44913cbe401fdc8ee055c79461292
衆院選宮崎1区 自民「魔の3回生」に逆風 立民は幹部投入
10/27(水) 19:40配信

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産経新聞
街頭演説に集まった支持者とともに拳を突き上げる候補者=26日、宮崎市

終盤に差し掛かった衆院選(31日投開票)で、宮崎1区は自民党前職と立憲民主党新人の対決を軸に、保守系の無所属新人、日本維新の会新人が絡む全国有数の激戦区となっている。自民前職は6月に起きた不祥事の影響で支持層が分裂し、逆風にさらされる。立民側は敵失を追い風に、九州で唯一、衆参とも野党議員がいない「空白県」での議席奪取に向け幹部を相次ぎ投入している。

26日、宮崎市内のうどん店駐車場。自民の武井俊輔氏(46)は、子供時代から通うなじみの店の前でマイクを握り、集まった約100人の支持者らに深々と頭を下げた。

「大変なご迷惑をおかけし、まずもっておわびする。二度とこのような恥ずかしいことがないよう、しっかりと取り組ませていただきたい」

平成24年衆院選で初当選した「3回生」の武井氏をめぐっては6月、秘書が東京都内で車検切れの乗用車を運転し、当て逃げ事故を起こした。車には武井氏も同乗しており、地元でも批判が噴出した。自民県議、市議が支援者に頭を下げて回る中、武井氏を含めて地元事務所の対応が後手に回ったこともあり、自民支持層にも不満が鬱積(うっせき)した。

それでも1区内の全地域支部は、武井氏を党公認候補として推薦することを決めたが、宮崎県連は党本部に武井氏の公認を申請せず、1区の対応を「自主判断」とした。

さらに9月末には無所属の元自民県議、脇谷典子氏(64)が「現職(当時)批判の受け皿になる」として出馬を表明した。武井氏のセミナーで脇谷氏が司会を務めるなど両氏の距離は近かったというが、一転して敵対することに。県連内の主導権争いも絡み、1区外選出の県議が脇谷氏擁立に動いたとの観測もささやかれる。

結局、党本部が武井氏を公認したことで地元自民も支援に回った格好だが、自民関係者は「県議、市議がそれぞれ独自に動いているだけで、一枚岩ではない」と漏らす。支持層も「(脇谷氏と)二分している」と危機感をあらわにする。

前回選挙では旧希望の党から出馬した維新の外山斎氏(45)も自民への批判票を狙っており、情勢は厳しさを増している。

武井氏は街頭演説で「もし私が議席を守ることができなければ、宮崎にさまざまな予算や情報がこない」と、与党議員の必要性を訴える。岸田派に所属し、岸田文雄首相との近さもアピール。選挙ポスターには武井氏の横に岸田氏が並ぶ。29日には岸田氏が来援する予定で、最終盤の追い込みを図る。

「大きいものや強いものに寄り添おうとする自民党に対し、私たちは皆さんの暮らしの中に軸足を置く」

立民の渡辺創氏(44)は26日、宮崎市の百貨店前で集まった約300人に向かって声を張り上げた。続いて枝野幸男党代表がマイクを握り「宮崎1区は全国屈指の大激戦区になっている」と強調。新聞記者から転身し、宮崎県議を3期務めた渡辺氏を「即戦力で、将来の首相候補」と持ち上げ「何とか小選挙区で勝たせてほしい」と支持を呼び掛けた。

宮崎県は、衆参ともに自民が議席を独占しており、野党候補に比例復活も許していない「保守王国」の一つに数えられる。立民は今回、県内では唯一、1区に候補を擁立した。自民側の分裂もあり、枝野氏は「五分五分以上の(当選)可能性がある」と自信をのぞかせる。同区を自民打破の象徴的な選挙区と位置付け、党幹部が連日、応援に入る異例のてこ入れ態勢を敷いている。

立民、共産党など野党5党の地元組織と市民団体「市民連合みやざき」は、県内3小選挙区の野党候補を互いに応援することを確認している。渡辺氏は前回選挙で共産候補が得た約2万票の取り込みも図る。

陣営は当初、武井氏との事実上の一騎打ちを想定していたが、脇谷氏の参戦によって「自民への批判票を一手に得る戦略だったが、分散してしまう」(陣営関係者)との懸念も抱く。(小沢慶太)

3921チバQ:2021/10/28(木) 15:49:37
https://www.asahi.com/articles/ASPBW6FT6PBSIIPE016.html?iref=comtop_BreakingNews_list
夫からの因縁、そこに絡む鈴木宗男氏 女性一騎打ちの北海道11区
2021衆院選

中沢滋人2021年10月28日 15時00分

候補者の第1声で「、頑張ろう」と拳をあげる支援者ら=2021年10月19日午前9時35分、北海道帯広市


 前回衆院選と同様に、立憲前職の石川香織氏(37)と、自民元職の中川郁子氏(62)の一騎打ちとなった北海道11区。2005年の衆院選では石川氏の夫・知裕氏と中川氏の夫・昭一氏(故人)が対決し、それ以来の「因縁」が続く。さらに別の「因縁」がある鈴木宗男参院議員(73、日本維新の会道総支部代表、新党大地代表)もからみ、選挙戦は激しさを増す。

選挙区を歩く@北海道
 衆院選が公示され、道内各地で激しい選挙戦が展開されています。北海道の各選挙区で問われる政策課題や選挙戦の状況を追います。今回は道11区を歩きます(随時掲載します。候補者の年齢は投開票日現在)

 「議員になってから、野党議員では公共事業が減らされるといううわさとの戦いでした。それは真実ではありません。就任前と比べて公共事業費は今年度は135%。減っていません」

 公示日の19日、石川氏は北海道足寄町の個人演説会で100人超の聴衆に語りかけた。予算委員会で質問に立ち、政策に影響を与えたことなどを語り、「候補者が信用できる人かどうか、この4年間でどれぐらい成長できたか、それを皆さんに判断してもらうことが、この選挙戦だと思っています」と語った。

 石川氏は前回衆院選で、政治資金規正法違反事件で有罪が確定し、公民権停止中だった知裕氏に代わり立候補。野党共闘で候補擁立を取り下げた共産の支援も受け、初当選を果たした。今回は実績を強調し、街頭演説やミニ集会を続ける。知裕氏は「4年間で彼女は大きい仕事をした。もう『石川知裕の代わり』ではない」という。

 一方の中川氏。昭一氏の急死後、義父・一郎氏時代からの「中川王国」を引き継ぎ、12年に初当選。しかし前回は石川氏に約1万6千票差で敗れた。復活を期す今回は、1次産業振興や物流強化などを訴え、党中央とのパイプがある与党代議士の必要性を強調する。

 そんな中川氏を支援するのが、推薦を出している新党大地の鈴木氏だ。

 「宗男先生とはこれまでいろいろありました。義父中川一郎が亡くなってから数々の非礼を宗男さんにおかけした。この非礼をわびたいと思います」

 21日、足寄町の農協庁舎前。雨の中、街頭演説で中川氏はそう語った。隣には足寄出身の鈴木氏と、長女で自民前職の比例単独候補、鈴木貴子氏(35)の姿があった。

 マイクを握った鈴木氏は「私が政治家として今日あるのは中川一郎先生のおかげ。その先生に報いるためにも、もう一度、この十勝に中川という名前を復活させてください」と声を張り上げた。

 鈴木氏はかつて秘書として仕えた一郎氏の死去後、後継を巡り昭一氏と同じ選挙区で争った。以来、十勝の保守派は分裂状態が続いた。新党大地の発足後は、同じ足寄出身で民主党(当時)から立候補した知裕氏と連携。知裕氏は12年の総選挙では大地公認で立候補した。

 だが、前回衆院選前に大地は自公支援に回った。大地は前回も中川氏に推薦を出したが、当時、鈴木氏が大地の比例北海道ブロックの候補者だったことなどもあり、鈴木氏と中川氏が並んでマイクを握ることはなかった。今回、鈴木氏は中川氏の事務所開きや決起集会にも駆けつけ、「歴史的和解」(鈴木氏)をアピール。中川陣営からは「ここまで宗男さんが熱く応援してくれて本当に感謝している。保守の大同団結ができた」(道議)との声が上がる。

 石川陣営は、十勝地方に根強い支持基盤を持つ鈴木氏の動きを警戒する。陣営幹部は「鈴木氏本人がマイクを握る影響は小さくはない」と見る。今回、石川氏とは別に政党選挙カーで回ることを徹底している知裕氏が、19日の足寄の個人演説会では石川氏の隣で支持を訴えた。「宗男氏が中川氏支持に大きくかじを切った。それでもなお、香織を頼みますとお願いしないといけないと考えた」と理由を話す。

 複雑な心境で眺める支持者もいる。

 中川氏と鈴木氏の街頭演説を見ていた大地支持の70代男性は、長年鈴木氏を応援してきたという。それでもこう話す。「大地が決めたから、中川と書けるかと言われても、そう簡単にいかない。鈴木宗男、中川昭一の骨肉の争いが、いまだに僕らの胸の中に刺さっている。僕も今迷っている」(中沢滋人)

3922チバQ:2021/10/28(木) 15:52:00
https://digital.asahi.com/articles/ASPBV0BYGPBTUJHB02Q.html?pn=2&unlock=1#continuehere
第30回
あえて無所属、「野党嫌い」の自民票狙う 自民はパイプ役強調 茨城
会員記事2021衆院選自民

佐々木凌2021年10月27日 12時00分

 衆院選茨城1区は、無所属元職の福島伸享(のぶゆき)氏(51)と自民前職の田所嘉徳氏(67)の一騎打ちとなり、これまでにない激戦となっている。前回希望の党から出た福島氏は今回は無所属で立候補し、自民票の切り崩しを狙う。田所氏は地元と政府のパイプ役を務めてきたと主張して、組織戦を展開する。


過去3連敗、前回は希望の党から
 「党の名前だけで選んできたから日本の政治はだめになったんじゃないですか。党より人物で選んで欲しい」。22日夜、無所属の福島氏は、茨城県城里町内の演説会で声を張り上げた。

 その4日前。自民の田所氏は、派閥の領袖(りょうしゅう)である石破茂・自民党元幹事長を招いて筑西市で講演会を開いた。「党より人物というけど驚きますね。党がない人が、(政治の世界で)仕事ができたという話を私は知らない」などと批判した。

 茨城1区で2人が激突するのは4回目。過去3回は田所氏が制した。だが今回は様相が違う。1996年の小選挙区制度導入以降初の一騎打ちとなり、前回は希望の党から立候補して落選した福島氏が初めて無所属で立つからだ。

 福島氏は「有権者には与党にも野党にも不信感がある」と語る。今春、1区内の有権者に調査をした結果、前回田所氏に投票した有権者の3割が次の衆院選での投票先を迷っていた。無所属であれば、その一部を取り込めるかもしれない――。そう判断し、あえて比例復活の可能性のない無所属での立候補を選んだ。

 福島氏は浪人中の4年間で、1区内の3万5千軒以上を回るとともに、会合などを通じて、自民候補を支持することも多かった商工会議所のメンバーらとも連携を深めた。今回の選挙活動で中心的な役割を果たしているのは、同世代の若手経営者たちだ。

 「『野党は嫌いだが、無所属なら今回は応援するよ』という声も多く聞く」と水戸市内の地区で福島氏の後援会役員を務める50代男性は語る。自民党員で、今も県議選などでは自民候補を応援している。だが、森友・加計(かけ)問題など、国政での自民には不信感があり「不正や疑惑を追及できる議員が必要だ」と訴える。

自民候補「政策決めるのは自公」
 情勢が厳しいとみる田所陣営は危機感を募らせる。

 田所氏は菅政権で法務副大臣を務めた。公務が忙しく、これまでより地元に入る時間は制限された。自身も「まれに見る短期決戦で、厳しいハンディを背負った選挙」と語る。

 田所氏は、政権与党の前職として1区内の首長や業界団体と政府をつなぐパイプ役を務めてきたと強調し、組織戦を展開する。公示日に水戸駅南口で行った第一声では、県農政連、看護連盟、建設業協会など20近くの団体ののぼりが所狭しと並んだ。田所氏は「政策を決めるのは自公。自公の力を結集できるのが私の力だ。連携の力で茨城1区から国政を変える」と力を込める。(佐々木凌)

茨城1区の候補者
福島伸享 51 無元②〈元〉経産省職員

田所嘉徳 67 自前③〈元〉法務副大臣

※敬称略。届け出順。丸数字は当選回数

3923岡山1区民:2021/10/28(木) 20:37:20
>>3904 3905
https://cdp-japan.jp/news/20211028_2498
枝野マイク納めが自分の選挙区というのをどう考えるか・・・

3924名無しさん:2021/10/28(木) 23:38:28
枝野の苦戦など全くそんな雰囲気は感じず、実感と乖離した話ですけどね
相手の自民牧野が不適格な人物ということもあります

3925岡山1区民:2021/10/29(金) 05:37:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bf5540f09441531144532234737fef9ce8bbdf8
自民の単独過半数維持は微妙、立民が議席増・維新勢い保つ…読売・衆院選終盤情勢
10/28(木) 22:00配信

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読売新聞オンライン
 読売新聞社は31日投開票の衆院選の終盤情勢を探るため、26〜28日に世論調査を行った。自民党は単独での衆院定数の過半数(233)維持が微妙な情勢だ。立憲民主党は議席を増やす公算が大きく、日本維新の会は勢いを保っている。289ある小選挙区の約4割で接戦となっている。

【表】有権者から「デートして」・宴席で有力者に体触られ…「票ハラ」に悩む女性候補

(写真:読売新聞)

 調査結果に全国の総支局などの取材を加味し、情勢を分析した。

 自民は終盤に入り、野党に追い上げられる小選挙区が目立っている。優勢を保つ候補は113人にとどまり、劣勢は序盤の46人から60人に増えた。当落線上で104人がしのぎを削る。特に野党の地盤が強い北海道、大阪、沖縄で苦戦している。一方、保守地盤の強い富山、山口、高知では安定した戦いを展開しており、山形でも議席独占の可能性が出てきた。比例選では70議席近くを視野に入れるが、公示前の276議席からは減らしそうだ。

 公明党は、9人を擁立した小選挙区の多くで安定した戦いを進める。比例選では順調に議席を積み増し、前回の2017年衆院比例選の21議席を上回る可能性がある。自民、公明の与党では、国会を安定的に運営するための「安定多数」(244)をうかがう。

 立民は、優勢な小選挙区を序盤の30から七つ増やすなど公示前の110議席から30近く増やす可能性がある。ただ、94人が接戦を演じており、情勢は流動的だ。比例選では40議席を超える見通しとなっている。

 共産党は沖縄1区で優位に立ち、比例選でも2桁の議席確保を狙う。公示前の12議席は上回る勢いだ。

 維新は拠点の大阪で、19ある小選挙区の半数以上を制しそうだ。比例選でも20議席台に乗せる可能性があり、公示前の11議席から3倍超をうかがう。

 国民民主党は、公示前の8議席を確保できるかどうかが焦点だ。

 調査は電話で実施し、18万2039人から回答を得た。一定数の回答者が小選挙区選や比例選で投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素もある。

 衆院選には、小選挙区選(定数289)に857人、11ブロックの比例選(定数176)に194人(重複立候補を除く)の計1051人が立候補している。

3926岡山1区民:2021/10/29(金) 05:38:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc779ab4f475c407c8cb3394dbd7c424359fe49d
比例選は自民が堅調さ維持、維新も浸透・立民は伸びず…読売・衆院選終盤情勢
10/28(木) 22:12配信

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読売新聞オンライン
 読売新聞社が実施した衆院選の終盤情勢調査では、比例選(定数176)で自民党が序盤情勢調査に続いて堅調さを維持している。日本維新の会はさらに伸長する勢いだ。

 自民は、比例選の全11ブロックで安定した戦いを繰り広げている。公示前の66議席を上回り、70議席に届く勢いを保っている。岸田首相(党総裁)のお膝元の中国ブロックでは6議席目に手が届きそうだ。

 公明党も前回選の21議席を上回る展開で、自民、公明両党で比例定数の半数を超えそうな情勢だ。

 一方、維新は地盤とする近畿に加え、南関東、東海両ブロックでも浸透が進んでいる。公明と同程度の20議席台に乗せる可能性がある。

 立憲民主党は40議席台に達する見通しだ。共産党は前回選の11議席を上回る勢いを保っている。

3927岡山1区民:2021/10/29(金) 05:49:49
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA273VA0X21C21A0000000/
自民が単独過半数の攻防 与党で過半数の勢い、終盤情勢
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA283DC0Y1A021C2000000/
比例、自民は序盤の勢い鈍る 維新は議席増の見通し
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA27CLI0X21C21A0000000/
小選挙区、接戦なお4割 終盤も共闘効果 競合区は与党が優位

3928チバQ:2021/10/29(金) 08:31:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1b57898ddd68b18722d27f707bc7db3e8c9aee2
山形2区、空白の米沢が草刈り場 野党の地盤狙う自民
10/29(金) 6:00配信

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河北新報
候補者に拍手を送る支持者ら=24日、米沢市

■衆院選 ドキュメント東北(6完)

 草刈り場となった票田の米沢市を舞台に、4選を期す前議員と野党共闘を旗印とする新人が、つばぜり合いを繰り広げる。

【写真】戦後70年でずいぶん変化した選挙運動

■悔しさにじむ

 選挙サンデーとなった24日。自民党前議員の鈴木憲和の到着を待つ支持者のざわめきの中で、山形県議を10期、県議会議長も務めた陣営の重鎮が、失地奪還の決意に燃えていた。

 「今回は米沢で勝たなくちゃ。圧倒的な勝利を収めたい」と話し、強力に選挙戦を後押しする。「過去3回とも米沢で勝てなかった」と公示前に悔しさを口にした鈴木も1日で市内の15カ所を飛び回り、夜になっても街頭で訴えを続けるなど、執念をにじませた。

 米沢市は前回2017年まで3度戦った野党系の元議員近藤洋介の地盤だ。前回、選挙区の17市町で16勝した鈴木が唯一、後塵(こうじん)を拝した。近藤の父で元労相の故鉄雄以来続く後援会組織が、東京都出身の鈴木に厚い壁として立ちはだかる。

 前回落選して比例東北での復活もかなわなかった近藤は19年の市長選に転じて落選し、今回出馬を断念した。鈴木の陣営は「米沢が盛り上がっていない。票が読めない」と投票率の先行きに気をもみつつ、野党の地盤で支持拡大を図る好機とみて精力的に選挙カーを走らせる。

■結束アピール

 国民民主党代表の玉木雄一郎、党政調会長で県選出の参院議員舟山康江らが両脇を固め、米沢市の有権者に手厚い布陣と本気度の高さをアピールした。

 27日夜に市内であった国民新人加藤健一の個人演説会。無所属の県選出参院議員芳賀道也も演壇に立ち、知事吉村美栄子の支持者も集った。16、19年の参院選、今年1月の知事選と全県選挙で自民に3連勝した野党系の結束を演出した。

 「困っている人に手を差し伸べるのが、本来の政治の役割だ」。21歳で難病の筋ジストロフィーを患った加藤は車いすから声を張り上げ、口調はいつにも増して力強さを帯びた。

 会場に、かつて県内の野党の中心的な存在だった近藤の姿はなかった。次の市長選で保守票を取り込むため、静観を決め込んでいるとの見立てがもっぱらだ。

 舟山や米沢市議らの組織がフル回転し、南陽市出身の加藤を押し上げようと浸透を急ぐ。加藤は「選挙は熱の伝導合戦」との言葉をよく用いるようになった。残り2日の選挙戦で支持の熱気を巻き起こそうと、懸命な訴えを重ねる。

(敬称略)

【山形2区立候補者】

鈴木憲和 39歳 自前③(公推)
加藤健一 40歳 国新 

河北新報

3929チバQ:2021/10/29(金) 08:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f09bdb0297df0d32a18aeb66712e415496335c08
混乱&陰謀論も… 島根1区に2人の「かめいあきこ」が立候補
10/29(金) 6:15配信

東スポWeb
投票で混乱も?(写真はイメージ)

 31日投開票の衆院選島根1区に名前の読みが同じ「かめいあきこ」氏2人が立候補し、陰謀論まで持ち上がる事態となっている。

 島根1区は、自民党細田派会長の前職・細田博之氏(77)に対し、前回は比例復活した立憲民主党前職・亀井亜紀子氏(56)が挑む一騎打ちの構図だった。ところが公示直前の今月15日、無所属新人の亀井彰子氏(64)が名乗りを上げたのだ。

〝あき〟の漢字こそ違うが、読み方は同じ。地元政界関係者は「彰子氏は完全なダークホース。三つどもえ、しかも〝ダブル亀井〟で名前の読みも同じだなんて、誰も予想していなかった」と目を丸くする。

 投票用紙に「亀井」や「あきこ」とだけ記入された場合、選挙管理委員会は投票先が分からないと判断する可能性が高い。その場合、公職選挙法では「案分票」とし、得票数に応じ2人の亀井氏へ振り分けることになる。

 陣営筋によれば、亜紀子氏は選挙ポスターやチラシを急きょ、下の名前の漢字「亜紀子」を強調するデザインに差し替えたという。かたや彰子氏のポスターは、漢字の姓名などが手書き、顔写真の代わりに似顔絵と手作り感タップリ。しかも選挙区内でポスターを掲示した場所はわずかで、「選挙公報には載っていたが、実際に姿を見たことがない」とある松江市民は語る。

 選挙区内やネット上では「裏がある」「〇〇(政党や政治家名)が操っている」といった陰謀論が飛び交い、ものものしい雰囲気に。同姓同名の候補者といえば、特定の候補者を落選させる常とう手段として使われる。9月にはロシアでも、サンクトペテルブルク市議選に同姓同名の3人が立候補し、騒ぎになった。

 ただ地元政界関係者いわく「陰謀の事実は全く確認できなかった。同姓同名は偶然としか言いようがない」。後から立候補した彰子氏は岡山県出身だが、いわゆる〝落下傘候補〟ではなく、何年も前から松江市に住み、以前は教職に就いていたという。

 当選10回の細田氏は、直々に選挙区内を回り運動量を上げ、選挙戦をリード。対する亜紀子氏には、公示日(19日)の第一声に立民の枝野幸男代表が駆け付けたほどで、浮動票や女性票を掘り起こす展開だ。

「同情票が集まるのではと、今回の騒動は亜紀子氏にとって追い風になっているようだ。となると、ますます陰謀の意味がなくなる」と前出関係者。彰子氏は選挙戦最終日の30日、松江市内で個人演説会を開き主張を伝える予定だという。

東京スポーツ

3930チバQ:2021/10/29(金) 08:37:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/88ad252e71bc35bc3239163c7f825c6ed255484f
安倍元首相 パワーに陰りも 11月にも「安倍派」に代替わり予定 根強い反安倍…情勢厳しく
10/29(金) 5:30配信

スポニチアネックス
安倍晋三氏

 ◇衆院選2021 31日投開票

 苦戦が伝えられる自民党の安倍晋三元首相が精力的に全国を飛び回っている。11月にも最大派閥・細田派が「安倍派」へと代替わりするとみられる中、一人でも多くの同志を国会に戻すべく、28日までに15都道府県の39選挙区に入った。しかし情勢は厳しく、選挙結果次第ではキングメーカーとしての地位に陰りが出ると指摘する声も出ている。

 12年ぶりに地元の山口で第一声を上げた安倍氏は、公示翌々日から全国遊説をスタート。初日には立憲民主党の枝野幸男代表が立つ埼玉5区に殴り込み、「批判ばっかりしていたって何の結果も出ていません」と声を張り上げた。演説の模様は経歴や実績など、各候補を売り込む文言に写真や動画を添え、フォロワー数230万を誇る自身のツイッターで発信する念の入れようだ。

 289ある小選挙区で細田派所属の公認候補は50人以上。うち、地盤が弱いとされる当選3回以下の若手は半数を占める。序盤の情勢では競り合う選挙区が10以上、劣勢区は15ほどあった。

 安倍氏が応援した39人を派閥別に見ると、細田派が18人と最多で、ほとんどが接戦区や劣勢区。この18人は若手か、安倍氏の影響力が及ぶとされる中堅の当選4回だ。

 苦戦の理由としては自民党政権の新型コロナウイルス対応に対する根強い不満に加え、「安倍政治」への批判も指摘されている。立民は一部富裕層だけが恩恵を受けたなどと「アベノミクス」攻撃を展開。「政治とカネ」問題への対応など、安倍・菅両政権の「負の遺産」も争点化している。自民党候補の関係者からは「安倍氏の存在を押し出しすぎると、マイナスになる恐れがある」との声も出た。

 終盤でも情勢は厳しく、全体で接戦区は60〜70台半ば。うち、僅差で争う激戦区は30ほどとされる。細田派も予断を許さない状況だ。自民党選対関係者は「これらは何かの拍子でオセロのようにパタパタと片方に振れる」と話し、“アベノリスク”にも気をもむ。

 自民党が議席を減らすとみられる中、政府関係者は「細田派は最大派閥ゆえに減り幅が目立つ」とし、さらに「党全体での減り幅次第では、野党に加え一部党内からも“安倍政治”批判で勢いを失ったとの声が上がる可能性がある。派閥の領袖(りょうしゅう)となっても影響力に陰りが生じかねない」と指摘。自民党関係者は「当選4回組や、安倍チルドレンの落選が多いと影響力低下に拍車がかかる」と断言した。

3931チバQ:2021/10/29(金) 08:47:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/31126ca4fadf6851aa41affbfb00a7876c77302f
衆院選2021 維新・田淵正文氏、新型コロナ感染入院 感染広がらない形の選挙運動に
10/29(金) 5:00配信

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サンケイスポーツ
新型コロナウイルスの新規感染者数がようやく落ち着いた中、衆院選東京5区に日本維新の会から立候補している新人で医師の田淵正文氏(63)が新型コロナに感染し、入院していることが28日、分かった。公示後に候補者の感染が判明したのは初めてとみられる。田淵氏の陣営では、複数のスタッフも感染。「事務所内にクラスター(感染者集団)が発生した」としている。

コロナ禍で初の全国規模の選挙。新規感染者は激減しているが、ウイルスの脅威は侮れない。

田淵氏によると、16日に派遣運転手、18日には事務員の感染が判明。感染者は出勤停止し入院。保健所の指示に従い、車の消毒と濃厚接触者のPCR検査も行った。

さらに、23日には選挙事務所のスタッフも感染したことが判明。田淵氏はこのスタッフと行動を共にしており、同日から発熱と倦怠(けんたい)感の症状が出た。

24日には選挙活動を中止。田淵氏もPCR検査を受けたところ、25日に感染が確認された。現在は入院中。「事務所内にクラスターが発生した」としている。

田淵氏は内科医。東大医学部を卒業後、東京共済病院などを経て、1991年に中目黒消化器クリニック(東京都目黒区)を開業。院長を務めている。同クリニックでは新型コロナ患者の診察にあたっていた。

田淵氏は自身の感染について、「試練。第5波ではあれだけ患者がいて、診察していても事務所は大丈夫だったのに」と答えた。

選挙戦では20日に維新の松井一郎代表(57)、22日には維新の音喜多駿参院議員(38)が応援演説をしている。いずれも屋外の風があるところでマスクを着用していたため、濃厚接触者には当たらないと保健所が判断したという。

その松井氏は28日の記者会見で「(感染の)報告はすぐに受けた。感染防止策をしていても一定のリスクはある」と述べた。自身はPCR検査をしておらず、受ける予定はないと説明した。

衆院選は終盤。選挙活動は大きな影響を受けている。田淵氏は「感染が広がらない形で行っている」と説明。街宣活動は中止し、「電話隊」が中心になっている。

東京5区では立憲民主党の前職、手塚仁雄氏(55)と自民党の前職、若宮健嗣氏(60)も立候補。両氏が4度目の対決で激戦となっている中、最後の追い上げ場面で、田淵氏のダメージは大きい。

■東京5区(3人)

手塚仁雄55党幹事長代理立前
若宮健嗣60万博担当相 自前
田淵正文63内科医 維新

3932チバQ:2021/10/29(金) 08:52:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/da947c2b51db1593ab49310793cdf395c36bfa17
東京8区〝2強〟に挑む東大卒の元ホームレス候補の「波瀾万丈」人生
10/29(金) 5:15配信


東スポWeb
街頭演説する笠谷氏(東スポWeb)

 31日投開票の衆院選で与野党の激戦が全国で繰り広げられているなか、特に注目を集めているのが東京8区だ。自民党のベテラン石原伸晃候補と、野党統一候補である立憲民主党の吉田晴美候補が競り合っていることばかりが話題になる同区だが、実は一騎打ちではない。なんと元ホームレスの候補が出馬しているのだ。

 日本維新の会から3人目の候補として出馬しているのが、笠谷圭司候補(41)だ。どうしても石原氏と吉田氏が目立つが、経歴は笠谷氏も負けていない。高校を中退してから大検に合格し、東京大学へ。さらに自民党の市議会議員までしていたというのだが…。

 笠谷氏は「35歳のとき市長選に出たんです。そこでお金を費やして勝負したのですけど負けました。市長選って負けると周囲から人が引いて行ってしまう。当時、自民党にいて、離党勧告が出ました。市長選は保守分裂選挙だったのですが、(分裂の)主犯格が私だということにされて追い出される形になりました」と明かした。

 笠谷氏が出馬したのは2015年の兵庫・三田市長選で、次点で敗北した。ただ、大変だったのはここからだ。

「家も売って住むところもない。大阪でアルバイトしようにも採用されたりされなかったりで…。そうすると心が折れちゃうんですよね。無気力になってずっと公園や駅のベンチで寝ていました。純粋にホームレスだった時期は秋から冬の5か月ほど。いろいろ考えましたよ。コンビニのゴミ箱をあさって、お弁当とかパンを見つけて食べていました」

 つまり、ホームレス同然の生活を送っていたのだ。

「空き缶を集めて業者に持っていって400円もらって、ピースだったかホープだったか200円くらいのタバコとパンとチョコレートを買う。そんな生活でした。それで少しずつ頑張ろうという気持ちになれたんです」

 その後、廃品回収の仕事を見つけ、燃やせるゴミを集めるように。空き地で廃材を燃やしていたら焼き芋を焼こうとひらめいた。

「食べたらおいしかったんですよ。駅前で焼き芋を売ろうと思って、屋台を整えました。それでキャッシュができてきたんで、弁当屋さんを始めました。今度は経営に興味が出てきて、経営の勉強を本気でしようとするなかで社長をしてる方と知り合って、自民党の国会議員を紹介され、議員秘書もやりました」

 秘書時代に維新の松井一郎代表と縁ができ、共感して今に至るというわけだ。

「維新はしがらみがない。『これをやったらあの団体に反対される』とかがない。自民党を中から壊せないので外から壊したいです。新陳代謝を計りたい」

 今回、注目を集める東京8区でどう戦っているのか。

「(石原氏と吉田氏は)2大巨大会社ですね。ビルがドンッと2つあって僕はその真ん中にあるラーメン屋のような感じ。2大会社の戦いに疲れた人やうんざりした人が応援してくれている」

〝石原VS吉田〟の構図にどこまで食い込めるか。

東京スポーツ

3933岡山1区民:2021/10/29(金) 08:58:42
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211029-OYT1T50010/
[スキャナー]自民、当落線上104人…衆院選終盤情勢
2021/10/29 06:45
この記事をスクラップする
党幹部・閣僚も…「野党一本化」響く
 読売新聞社の衆院選終盤情勢調査で、自民党は単独過半数(233)が微妙な情勢となっている。当落線上で党幹部や閣僚も含めて104人が競り合っており、予断を許さない状況だ。立憲民主党も5割近くが横一線の争いで、接戦区の勝敗がカギを握りそうだ。(政治部 工藤淳、森山雄太)

立民5割近く横一線
危機感
街頭演説をする自民党の岸田総裁(28日午後1時56分、JR新潟駅前で)=今利幸撮影
 「北海道から沖縄まで、どの選挙区も大接戦が続いている。皆さんの力で押し上げていただき、勝利を与えていただきたい」


 岸田首相(自民党総裁)は28日、秋田県大館市で演説し、危機感をあらわにした。首相はこの日、青森や秋田、石川各県の接戦区を中心に回った。

 首相は今回、就任から10日で衆院解散に踏み切り、超短期決戦に臨んだ。自民内には新内閣発足の「ご祝儀相場」を当て込む向きもあったが、24日の参院静岡、山口両選挙区の補欠選挙は自民の1勝1敗に終わり、「早くも相場が崩れ始めた」(党幹部)との声が漏れる。期待した追い風は吹かず、地力を問われる選挙となっている。

 立憲民主党が共産、国民民主、れいわ新選組、社民の4党と213選挙区で候補者を一本化した影響も大きい。前回2017年衆院選では野党候補が乱立して自民に有利に働いたが、今回は132選挙区で事実上の与野党一騎打ちの構図に持ち込まれた。自民の小選挙区候補277人のうち、当落線上にいる104人の中には党幹部や閣僚も含まれ、その多くは野党統一候補と争っている。

甘利氏も
 象徴的なのが神奈川13区だ。自民の甘利幹事長は立民の 太栄志氏と横並びのまま、終盤にもつれ込んだ。全国を応援で回っていた甘利氏も28日は地元の神奈川県大和市に入り、「自民党改革をして、必ずこの日本を再興してみせます」と声を張り上げた。

 福島2区でリードしていた根本匠・元厚生労働相は立民の馬場雄基氏の猛追を受け、互角の戦いに持ち込まれた。東京5区では立民の手塚仁雄氏と自民の若宮万博相、静岡8区では立民の源馬謙太郎氏と塩谷立・元文部科学相がデッドヒートを繰り広げている。

 東京8区で苦戦を強いられている自民の石原伸晃・元経済再生相のもとには27日、首相が応援に入り、テコ入れを図ったが、共産の支援を受ける立民の吉田晴美氏がやや抜け出した。

「風」吹かず
 ただ、立民にも「風」は吹いていない。小選挙区に立つ214人の立民候補のうち、優位に戦いを進めているのは序盤から微増の37人にとどまり、94人は引き続き接戦となっている。大物候補が激戦を強いられているのも自民と同様だ。

 岩手3区では、当選17回を誇る小沢一郎氏が自民の藤原崇氏に接戦に持ち込まれた。小沢氏は公示日の19日、全国遊説ではなく、地元で第一声に臨んだ。後援会も「初日の地元入りは初当選以来」と驚くほどだ。福島3区では、小選挙区で7回連続当選の玄葉光一郎・元外相が自民の上杉謙太郎氏と接戦を演じている。

街頭演説をする立憲民主党の枝野代表(23日、東京都豊島区で)=富永健太郎撮影
 立民の枝野代表は28日、長野県や埼玉県、東京都の接戦区を回って追い込みを図った。長野県小諸市でマイクを握った枝野氏は、「私たちには具体的なプランがある。ぜひ実行させてほしい。政治を変えるしかない」と政権交代の必要性を訴えた。

3934とはずがたり:2021/10/29(金) 09:48:37

田淵は医者の癖にイベルメクチン派らしい。天網恢々だ。

維新候補のスタッフがコロナ陽性 少なくとも3人感染か…選挙戦終盤でピリピリムード
10/27(水) 11:19配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6e8f9808dbf7a527508433fc7ac33f9b35a4f2e
東スポWeb

 全国的に新規感染者数は落ち着いたが、ついに――。衆院選(31日投開票)の東京5区で日本維新の会の新人で医師の田淵正文氏(63)が25日、自身のフェイスブックで事務所スタッフが新型コロナウイルスに感染したと発表した。衆院選の候補者陣営で感染者が出たのは初とみられる。

 田淵氏は「23日、体調不良を訴えた当事務所スタッフがPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルス陽性と判明いたしました」と報告。「24日はすべての活動を休止」し、「私自身もPCR検査を行っており、結果は判明次第お伝えします」とした。

 今後の選挙戦は「街宣等の選挙活動は休止」し、「ネットを中心」に政策を訴えていくという。

 田淵氏は東大医学部を卒業後、東京共済病院の内科医長などを歴任。がん治療に取り組んできた。自身の公式サイトによると、平成の天皇皇后両陛下(現上皇上皇后両陛下)の内視鏡検査も担当したという。

 関係者によると、田淵氏の事務所スタッフでは「少なくとも3人感染した」との情報が浮上。感染経路は不明だ。

 田淵氏の事務所に26日、①同氏のPCR検査結果、②少なくとも3人の事務所スタッフが感染したとの情報は事実か――の2点を取材したが、回答はなかった。

 衆院選の候補者陣営で初めて出た感染者とみられるが、実際は氷山の一角とされる。

 ある候補者関係者は「コロナ禍のため有権者との接触は極力控えています。でも、その裏で、例えば事務所に戻れば、スタッフがマスクなしで会話しているケースは少なくありません。有権者の目が届かないところで気を抜いてしまうんでしょう」と明かす。

 投開票まであとわずか。候補者はもちろんのことスタッフが感染すれば選挙活動に影響が出るだけに、各陣営のピリピリモードは続く。

 東京5区は他に、立憲民主党前職の手塚仁雄氏(55)、自民党前職の若宮健嗣氏(60)が出馬している。

3935とはずがたり:2021/10/29(金) 10:10:33
>「できることは選挙チラシのポスティングぐらいだが、野党陣営には増子を押し上げてもらった恩義がある。家出した父親に代わって家族が借金を返済するようなもの」

増子参院議員、雲隠れ 野党勢力離れ自民会派入り 双方に遺恨、中立貫く
https://kahoku.news/articles/20211028khn000033.html
2021年10月29日 06:00

 衆院選の5小選挙区全てで与野党一騎打ちの舌戦が続く福島県にあって、来年夏に改選を控えた増子輝彦参院議員(74)=福島選挙区=の存在感がかすんでいる。昨年秋に野党勢力とたもとを分かって自民党会派入りした増子氏。福島県内で与野党双方に遺恨を残す立場となり、雲隠れを決め込んでいる。


郡山市内の増子事務所。スタッフによると増子氏が立ち寄ることはめったにないという
「裏切り者」
 「助けてください」。選挙戦も終盤となり、2区の野党統一候補で立憲民主党の新人馬場雄基氏(29)の街頭演説が、にわかに「懇願」の様相を呈してきた。

 報道各社の世論調査は、総じて自民前職の根本匠氏(70)が先行し、馬場氏猛追と伝えた。共産、国民民主、社民の各党支持層に浸透し、連合福島もフル稼働。「残る手だては増子さんの個人票だが…」。選対幹部の表情が曇った。

 2016年の前回改選で野党統一候補だった増子氏は、自民現職の法相に小差で競り勝った。政治歴は国政だけ見ても30年以上。2区の大票田郡山を拠点に自前の個人後援会を持つ。

 それが一転、昨年9月に野党勢力を離れ、10月には参院会派「自民党・国民の声」に入会した。連合福島の幹部は「いかに接戦でも裏切り者に誰が頭を下げるか」と語気を強める。

握手できぬ
 増子氏に対する感情的しこりは自民も同じだ。ある県議は「こっちは時の大臣を落とされた。いまさら握手なんてできない」と気色ばむ。

 特に地盤が重なる根本氏にとっては、増子氏が参院議員に転身するまで衆院選のたびに議席を争ってきた旧敵。選対幹部は「こつこつ支持を集めるだけ。増子票に頼るなんて考えたこともない」と素っ気ない。

 公示後の増子氏は、東京と地元郡山を行き来して通常の政治活動を続けているという。今回の衆院選後に身の振り方を明らかにするとしており、選挙戦は中立を貫く。

 増子氏の個人後援会も特定の陣営にくみすることはないが、60代のある男性支持者は立場を伏せて馬場氏の選挙運動を手伝う。

 「できることは選挙チラシのポスティングぐらいだが、野党陣営には増子を押し上げてもらった恩義がある。家出した父親に代わって家族が借金を返済するようなもの」。そうつぶやきながら選挙区内の家々を回っている。

3936岡山1区民:2021/10/29(金) 10:26:06
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211029000203
2021総選挙香川/最終盤の情勢 1区 幅広い浸透図る・小川 維新の礎を築く・町川 背水で一気攻勢・平井
2021/10/29 09:59

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各候補者の訴えに耳を傾ける聴衆(写真はコラージュ)
各候補者の訴えに耳を傾ける聴衆(写真はコラージュ)

 衆院選も終盤に入り、県内各選挙区の舌戦も激しさを増している。各選挙区の情勢を追った。

■共闘の先進区
 今衆院選では、全国の小選挙区の7割で立民や共産など野党5党による共闘が実現した。その野党共闘の先進区となったのがこの香川1区だ。

 始まりは2016年の参院選。立民前職の小川淳也は当時、民進党県連代表を務めていたが、擁立を決めていた女性候補を取り下げて、全国唯一の共産候補による野党共闘を実現、同じ選挙カーに上がって応援演説もした。

 それに応えたい共産は4年前の前回衆院選で初めて香川1区からの候補者擁立を見送り。小川は念願の1対1の構図に持ち込んだものの、わずか2千票差で敗れ比例復活した。この時話題になったのが、5千票に上った白票だ。小川が保守の色濃い希望の党(当時)公認だったことへの反発があったと言われた。

 今回、共産は前回の「自主投票」より一つ踏み込んだ「自主支援」とした。また、保守層切り崩しのため、ゼネコン汚職で実刑判決を受けながらも選挙区で無敗を誇る立民の中村喜四郎と選挙区内を回った。SNSも活用し、若年層も含めて幅広い層へのアピールにも余念がない。

 しかし、望んでいた与野党一騎打ちの構図は維新新人の出馬でなくなった。「1対1」を希望する小川は維新の候補者やその家族、維新幹事長の馬場伸幸に出馬断念を求めた。馬場の腕をつかんで直談判する小川の様子を、維新議員がネットで取り上げたことで波紋を呼んだ。小川は「与野党1対1の対決構図が国民のため。正当な政治活動だ」とする。

 それでも、昨年公開の映画で知名度がアップした効果は大きい。次の立民代表選に出ることも明言。選挙区での勝利に向け、代表の枝野幸男ら幹部クラスの応援が相次いでおり、陣営も「非常に勇気づけられる」と手応えを感じている。

■第三の選択肢
 前職2人の争いに割って入ったのが、県内では女性初の衆院議員を目指す維新新人の町川順子だ。小川本人から立候補断念か、もしくは3区からの出馬を打診されたほか、自民県議からも3区出馬を言われたという。「私の人生、私が決める」といずれの要請も一蹴。自公与党や現在の野党共闘の枠組みとは異なる「第三の選択肢」としてのアピールに力を入れている。

 22日、応援で来県した幹事長の馬場は「(立民の候補は)『自分が野党統一候補をやっているのに、なぜ入ってくるんだ』と何度もおっしゃっていたが、うちは関係ない」と重ねて強調。「選択肢が少なく、第三極がない方が国民にとって不幸だ」と指摘する。

 今衆院選の争点について馬場は「改革をするか、しないか。この一点に尽きる」と断言する。“大阪生まれ”の維新には、府議会で身を切る改革を行って財源を生み出し、学費の無償化などを実現してきた実績があるとし、「大阪モデルの改革を香川でもやっていきたい。日本の大改革にチャレンジするのは維新だ」と力を込める。

 出馬表明の遅れもあって町川自身の浸透度はまだまだだ。が、「今回だけで終わるつもりはない。次の人たちにもつなげたい」ときっぱり。来年の参院選や再来年の統一地方選も見据え、四国に維新の礎を築き、新たな選択肢としての確立を目指したい考えだ。

3937岡山1区民:2021/10/29(金) 10:26:37
>>3936
■国のパイプ役
 小選挙区の議席死守を目指す自民前職の平井卓也。この4年間で、2度の入閣を果たした。特にデジタル改革担当相、デジタル相時代は、既得権益や税金の無駄遣い打破など改革の最前線で取り組んだ。

 しかし、デジタル庁創設に向けて多忙を極め、1年間ほとんど地元に戻れなかった。大切にしていた住民との対話は減り、選挙準備も大幅に遅れた。

 さらに内部会議の音声データ流出や接待問題などの週刊誌報道も。陣営は「有権者に説明すれば理解してもらえる」とするものの、受け身の戦いになっている。

 陣営には危機感が募る。「比例もある」との反応だ。四国における自民の比例枠は単独を除いて良くても2枠。四国内に接戦区が複数あり、香川県選出(比例を含む)の与党衆院議員は初めてたった1人になる可能性がある。「国と地方をつなぐパイプがなくならないか心配」「地域間競争が激しい中、地盤沈下しないか」との声が行政関係者らからも漏れ聞こえる。

 22日夜、通常なら終盤に開く企業・団体向け決起大会を前倒しで開いた。菅内閣で二人三脚で規制改革に取り組んだ河野太郎前行政改革担当相が応援動画で、「平井さんに支援を」と深々と頭を下げた。

 「自民党総裁選と、岸田首相の誕生。最近の新型コロナ感染者の激減を世論はどう判断するのだろうか」と陣営幹部。

 急きょ、28日に岸田首相が応援に駆け付けた。陣営は「日ごとに勢いが増している。一気に攻勢をかけたい」としている。

3938岡山1区民:2021/10/29(金) 10:27:38
>>3936
2021総選挙香川/激戦1区応援過熱 立民・小川氏 安住氏「一緒に仕事したい」 自民・平井氏 首相・知事・市長「必要な人」
2021/10/29 08:25

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小川候補と共に支持を呼び掛ける立憲民主党の安住国対委員長(左)=高松市
小川候補と共に支持を呼び掛ける立憲民主党の安住国対委員長(左)=高松市

岸田首相(右から2人目)、公明党の石田副代表、浜田知事、大西高松市長と共に気勢を上げる平井候補=高松市
岸田首相(右から2人目)、公明党の石田副代表、浜田知事、大西高松市長と共に気勢を上げる平井候補=高松市

 与野党3人が争う衆院香川1区。激しい選挙戦を反映して立民、自民の前職2人の陣営には党大物による応援が相次いでいる。28日も、立民前職の応援には安住淳国対委員長が、自民前職の元には、選挙戦で初の四国入りとなる党総裁の岸田文雄首相がそれぞれ訪れ、支持拡大をアピールした。選挙戦も残り2日。1議席を巡る舌戦は日々過熱している。

 香川1区に立候補しているのは、立民前職の小川淳也氏、維新新人の町川順子氏、自民前職の平井卓也氏の3人。

 28日に高松三越前でマイクを握った安住氏は、聴衆に向けて「国民が時の権力に厳しい目を注ぐ。これをきちんとやれば日本の政治は必ず良くなる」と力強く訴えた。

 小川氏については、「弁論が爽やかで理屈が立つ。私は国対委員で、一度この男を使ってみたいと思った。地道にやってくれた」などと仕事ぶりを評価し、「私がいるうちに責任を持って、総理大臣にしたいと思う。ぜひ東京で一緒に仕事をさせてほしい」と呼び掛けた。

 小川氏の元には、枝野幸男代表をはじめ、岡田克也常任顧問、辻元清美副代表、野田佳彦最高顧問が駆け付けている。蓮舫代表代行は公示直前を含めて2度来県し、支持拡大を求めた。

 一方、岸田首相は28日夜、高松市のサンメッセ香川で行われた演説会に登壇。支援者ら約2500人(事務所発表)を前に平井氏について「私の右腕として活躍している。香川1区、政権にとっても欠くことができない人物だ」と太鼓判を押した。

 浜田知事、大西高松市長も参加。知事は「経済対策など皆さんが困っていることを一つ一つ実行してくれるのが平井氏だ」とエール。市長も、丸亀町商店街の再開発事業などに平井氏が貢献したことを紹介し、「これからの高松にとってなくてはならない。当選を心から祈念する」と訴えた。

 平井氏の応援では、27日には甘利明幹事長が来県したほか、29日には麻生太郎副総裁も訪れる。

 また、町川氏の応援では、馬場伸幸幹事長が22日に来県し、与党や共闘する野党とは異なる「第三の選択肢」としての必要性をアピール。町川氏は会員制交流サイト(SNS)で維新の参院議員らと共演するなどし、浸透に努めている。

3939岡山1区民:2021/10/29(金) 10:28:43
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211029000204
2021総選挙香川/最終盤の情勢 2区 本人不在も一丸・玉木 支持拡大へ全力・瀬戸
2021/10/29 10:00

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 党代表として初の衆院選に臨む国民前職の玉木雄一郎。選挙期間中は他県の選挙区の応援に駆け回っており、本人不在の戦いが続いている。

 「地元のため日本の未来のため、しっかり頑張る。後押しをお願いしたい」。23日朝、坂出市などで演説に臨む玉木の姿があった。公示後、香川に戻ったのはこの日が初めて。滞在時間はわずか3時間。昼前には茨城へと向かった。

 玉木は「玉木党」と呼ばれる強固な支持基盤を持ち、小選挙区で4回連続当選中。ただ、期間中のほとんどで地元を空ける選挙は初めてだ。移動中に香川の演説会場とオンライン中継を結ぶなど、「生の声」を直接届ける機会に工夫を凝らす。陣営幹部は「本人が一番不安なはずで、楽観することはできない。陣営一丸となって勝ち抜く」と気を引き締める。

 ただ、党の目下の課題は、与党の対抗軸としての存在感を欠くことだ。自身の勝利はもちろん、公示前の8議席を増やせるかどうかが焦点になる。

 対する自民元職の瀬戸隆一。玉木との対決は4回目で、前回は比例復活もならず、苦杯をなめた。序盤調査では苦戦が伝えられているものの、陣営は反転攻勢へ全力を挙げる構えだ。

 「この4年間、この地域には政権与党とのパイプ役がいなかった。これでは地域が良くならない。私に仕事をさせてほしい」。瀬戸は演説などで、2区における与党議員不在の影響を強調。中小企業支援策や子育て支援の強化などを訴え、玉木を支持する保守層の切り崩しを図っている。

 公示後は、山際大志郎経済再生担当相や、牧島かれんデジタル相も応援に駆け付け、瀬戸の手腕への期待感を示した。

 23、24日には、地元・坂出エリアに絞って演説会を集中的に開催。直接会って話した有権者に拡散してもらうことで支持拡大を狙う。陣営は「相手は強いが、こちらにも伸びしろはある。一人でも多くの人に声を届け、最後まで走り抜くしかない」と終盤戦を見据える。

3940岡山1区民:2021/10/29(金) 10:29:55
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211029000205
2021総選挙香川/最終盤の情勢 3区 高得票率目指す・大野 批判の受け皿に・尾崎
2021/10/29 10:00

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 4年前の前回に続いて与野党一騎打ちとなった。

 岸田内閣で内閣府副大臣に初めて就いた自民前職の大野敬太郎。連続4選を目指す今回、陣営はさらなる飛躍に向けて「勝ち方」を意識する。

 父の代から受け継いだ支持基盤を武器に、序盤から優勢が伝えられる中、陣営幹部は「社民候補との一騎打ちだった前回の得票率(69%)を上回りたい」と力を込める。

 投票率アップにも気を配る。3区の前回の投票率は、県内小選挙区最低の49・8%で5割を切った。一人でも多くの人に支持してもらうため期日前投票の積極的な利用も促す。

 大野に挑むのは、県内小選挙区で唯一の共産候補となる新人の尾崎淳一郎。立民、国民、社民が候補擁立を見送ったことで、政権批判票の受け皿としての役割を担う。知名度不足は否めず、支持をどこまで広げられるかが課題となるが、陣営幹部は、自公政権に対する不満から「党への期待を強く感じている」と話す。

 26日には善通寺市出身で党副委員長の山下芳生が応援に入った。党が目標に掲げる比例四国ブロックでの議席獲得に向け、小選挙区での戦いを比例票につなげられるかも鍵を握る。

3941岡山1区民:2021/10/29(金) 10:31:09
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211029000206
2021総選挙香川/最終盤の情勢 比例四国 公明・伝統の議席死守へ 共産・「野党共闘」前面に
2021/10/29 10:00

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平井候補と共に街宣車の上から支持を訴える公明党の山口代表(中央)=高松市
平井候補と共に街宣車の上から支持を訴える公明党の山口代表(中央)=高松市

応援演説に駆け付けた小川候補(右から2人目)に拍手を送る共産党の小池書記局長(左)=高松市
応援演説に駆け付けた小川候補(右から2人目)に拍手を送る共産党の小池書記局長(左)=高松市

 政党間で争う比例代表四国ブロック(6議席)。県内からは5人が単独候補として立候補している。

■ 与党の一体感
 「大事な、大事な伝統の1議席。何としても勝たせてください」。20日、高松市中央公園。公明党代表の山口那津男が声を張り上げた。

 公明党は2000年衆院選から四国ブロックでの議席を守り抜いてきた。今回、同ブロックで当選を重ねてきた党副代表の石田祝稔が引退。新人候補で臨むが、新型コロナウイルスの影響で集会の開催もままならず、十分浸透できているのかどうか手応えが分からない情勢だ。

 自公政権への批判もある中、14年衆院選以来となる山口の来県は「危機感の裏返し」との見方が強い。

 共同戦線を張る自民前職の平井卓也も街宣車に上り、「公明党の皆さんとは異体同心。国民のための改革、政策を着実に進められるのは自公連立政権だ。この議席を守り抜かなければならない」と声を張り上げた。山口は何度も「選挙区は平井、比例は公明」と声をからし、政権与党としての一体感を訴えた。

■ 感じる手応え
 一方の共産党。22日に高松市で四国ブロック候補の応援演説に臨んだ。

 「もしかしたら、小池先生がおるんではと思って」。比例候補の応援演説中の共産党書記局長・小池晃の元に、香川1区で立候補している立民前職の小川淳也が自転車で駆け付けた。

 小池は「1区で小川を必ず勝たせるために全力で支援する」と力を込め、「比例は共産」と「野党共闘」を前面に打ち出し、政権批判票の取り込みを図った。

 共産は今回、野党共闘を進めた結果、県内小選挙区に候補を立てたのは3区だけ。比例票の上積みには選挙区との連動が効果的と思えるが、県委員会は「四国を回っていても、かつてないほど手応えがいい」。18年ぶりとなる議席獲得に意欲を見せる。

■ 上積みに全力
 初の衆院選に挑むれいわは、四国では唯一の比例候補が選挙期間中、自転車で四国1周を行うなど地道な活動で浸透を図る。

 社民は今回、途切れることなく候補を立ててきた香川3区への候補擁立を初めて見送った。四国4県で街頭演説を行うなど、党の灯を守るため比例票の上積みに全力を尽くす考えだ。

3942チバQ:2021/10/29(金) 14:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b39f13fefd806f6d4203e6194249c50037067dc4
「政治とカネ」激震地、自公に漂う不穏な空気【激戦区ルポ】
10/29(金) 9:55配信

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西日本新聞
街頭に張り出された衆院広島3区の候補者の選挙ポスター。6人が乱立し、激しい選挙戦を展開する

 広島市安佐北区の山裾にある集落で23日昼、高齢の自民党支持者ら70人ほどが遊説に耳を傾けていた。マイクを握るのは公明党前職、国土交通相の斉藤鉄夫。「政治、与党への信頼を損なう事件が起きた。与党として反省しなくてはいけない」と終始、神妙な顔を崩さない。広島3区は、2019年参院選広島選挙区を巡る買収事件で実刑判決が確定した元法相、河井克行=自民を離党=の地盤だった。「政治とカネ」問題の衝撃はいまだ尾を引き、聴衆の男性(92)はこう漏らす。「あんな恥ずかしいこと。心の底では許せんが、流れに乗るしかない」

「つまらないプリンス」が会見で見せた「らしくない」顔

 「クリーンな政治」を掲げる公明は昨年11月、党勢拡大も視野に、比例中国ブロックで当選を重ねてきた斉藤の選挙区へのくら替えを断行した。広島は、首相で自民総裁の岸田文雄のお膝元でもある。発足から22年の長きにわたる自公連立の協力の「象徴区」(公明代表の山口那津男)として、絶対に落とすことが許されない戦いと化した。公示翌日の今月20日には岸田が入り、街頭であえて事件に触れて「自民党として、皆さまに心からおわびを申し上げなければならない」。斉藤と並び立った山口も、当選無効になった国会議員の歳費を返還させる法改正を約束し、信頼回復に努める低姿勢をアピールした。

 一枚岩に映る両党。だがその足元を、不穏な空気が覆っている。

 「自由民主党、公明党、与党統一候補です」。演説の際、斉藤は必ずそう自己紹介する。ピンクののぼり旗に「公明党」の3文字はなく、別の旗には「自民党推薦」と大書され、自民への心配りばかりが際立つ。

 河井の後釜に党所属の元県議を据えようとした自民県連の動きは、公明との全国での選挙協力を優先する党本部に退けられ、元県議は比例区に回らざるを得なかった。「本来は自民の候補者が立候補し、批判や叱責(しっせき)を頂きながら政治の信頼を回復しなければならない」。22日夜、斉藤の演説会に同席した元県議はこう悔しさを隠さず、自民県連幹部も「次の選挙では、こちらに地盤を返してもらう」と話す。

   ■                  

 対する立憲民主党の新人、ライアン真由美は同市安佐南区で23日、「大規模買収事件(の究明)を絶対終わらせてはいけないという電話が毎日、事務所にかかってくる」と声を張り上げた。21日に応援に駆け付けた立民代表の枝野幸男も、事件の再調査を否む岸田批判に照準を定めた。「忖度(そんたく)する総理大臣になっちゃった。ちゃんと再調査し、けじめをつけないと駄目だ」

 4月の参院広島選挙区再選挙では、立民などの推薦候補に政治刷新を求める追い風が吹き、自民新人を下した。ライアン陣営はその再現を狙うものの、神経をとがらせるのが、相手である斉藤の国交相就任だ。中山間地が多い広島3区は豪雨災害にたびたび見舞われ、斉藤は与党の政策実現力を前面に出して防災・減災強化を訴えている。有権者の関心の振り子は今、どこに向かうのか。立民の地方議員は「広島で『政治とカネ』問題は終わっていないと信じたい」と自らに言い聞かせる。

 報道各社の世論調査で勢いを示している日本維新の会の新人、瀬木寛親も「金権政治との決別」などを掲げて戦う。=敬称略

 (大坪拓也)

   ◇    ◇

大山宏73    無 新
矢島秀平29   ☆N 新
斉藤鉄夫69    公 前
玉田憲勲64    無 新
ライアン真由美58 ☆立 新
瀬木寛親57   ☆維 新

※届け出順。敬称略。年齢

3943チバQ:2021/10/29(金) 15:02:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/eda210e5b03124351309672167b8aa0df0f94235
岩手3区、終盤フル回転 小沢氏異例の地元3日間 藤原氏ギヤ上げ街頭演説
10/29(金) 11:50配信

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河北新報
 衆院選岩手3区に立候補している立憲民主党前議員の小沢一郎氏(79)が28日、異例の地元回りを始めた。30日までの3日間で100カ所超を巡る計画だ。対する自民党前議員の藤原崇氏(38)も1日60カ所近くの街頭演説をこなし、若さを前面に打ち出す。過去3度は小沢氏が勝利し、藤原氏は比例復活に甘んじた。4度目の戦いは、終盤に入って一段と激しさを増してきた。

■「100カ所超」行脚を計画

 小沢氏は28日、一関市と平泉町の34カ所を回った。1カ所に3分滞在し、有権者と交流する。選挙カーが先回りし、「見て、触れて、実感してください」と呼び掛けた。

 一関市藤沢町の山あいにある第31区自治会館前には午後1時ごろ、待ち構えていた約20人の前に小沢氏が姿を見せた。

 「どうも。どうもね」とグータッチを交わし、「皆さんには長年にわたってお世話になってきた。今回の選挙もあとわずか。最後の最後までご支援をお願いします」とマイクを使わず生声であいさつ。「勝つぞ」コールで気勢を上げ、次の会場に向かった。

 陣営によると、異例の選挙区行脚は小沢氏たっての希望。選挙情勢に対する危機感の表れとみられる。選挙区内の100を超える後援会組織がフル稼働して準備した。

■若さ前面に1日60カ所

 対する藤原氏。「政権交代より世代交代」。対抗意識をむき出しにしたキャッチコピーが記された選挙カーの前で街頭演説に立つ。

 「雇用を増やす。まだまだ発展できる地域だ」。3分の演説を終えると聴衆に手を振り、次に向かう。

 選挙戦9日目の27日、藤原氏は拡声器が使用できない午前7時から、JR花巻駅近くの交差点でつじ立ち。午前8時から午後5時まで計58カ所の街頭に立った後、二つの演説会で熱弁を振るった。前日までの街頭演説は1日最大40カ所だったが、ギアを上げて1・5倍の数をこなした藤原氏にスタッフは「すごくタフだ」と舌を巻いた。

 小沢王国の地盤崩しに挑む陣営関係者は「選挙カーがただ通っても印象に残らない。短時間で細かくマイクを握り、顔と名前を覚えてもらう。若いからこそできる」と意気込んだ。

【岩手3区立候補者】

藤原崇 38歳 自前③(公推)

小沢一郎 79歳 立前⑰

河北新報

3944チバQ:2021/10/29(金) 15:03:01
https://kahoku.news/articles/20211028khn000009.html
藤原、小沢両陣営が若者にロックオン 岩手3区、地盤を超えた攻防激化
2021年10月28日 10:58

 衆院選岩手3区に立候補している自民党前議員の藤原崇氏(38)と、立憲民主党前議員の小沢一郎氏(79)の両陣営が、奥州市で若い世代の支持獲得を目指した攻防を繰り広げている。元々は小沢氏の強固な地盤だが、若い世代の取り込みはどちらにもチャンスがあるとみて浸透を図る。

「若い政治家応援を」
 「残り1週間、お力添えをいただきたい。小選挙区で勝つぞ」

 25日夜、奥州市であった藤原氏の個人演説会。高校生の聴衆もいた会場で音頭を取ったのは、奥州市、金ケ崎町の若手経済人でつくる「崇友(そうゆう)会」の菊地弘樹会長(52)だ。昨年春に発足した藤原氏の応援団で、30〜40代を中心に会員は約180人に上る。

 市内の電気通信工事会社の社長を務める菊地会長は「相手候補も長年地域に貢献したが、世代交代は必要。この街のことを考え、良くしようという若い政治家を応援すべきだと思った」と結成の狙いを語る。

 普段から藤原氏を囲んだ勉強会を開いており、会員制交流サイト(SNS)を通じたネットワークも強固。選挙期間は演説会の準備や告知などを手伝う。

 奥州市は自民県議がおらず、自民市議も2人だけ。「組織力が課題」(藤原氏陣営)という敵陣の真ん中にあって、頼もしい存在となっている。


演説会場で「勝つぞ」コールをする菊地会長=25日、奥州市
「若い声にも耳傾ける」
 対する小沢候補の陣営は、祖父、父の代から小沢氏支持という30、40、50代の系列県議3人が中心となり、地盤を守り抜く構えだ。

 その1人、千葉秀幸県議は24日、日曜日の市内を選挙カーで回り、街頭から呼び掛けた。

 「私は34歳だが、小沢先生は若い声にもしっかり耳を傾け、『そうか、それじゃいかん。対策をしよう』と言ってくれる」

 花巻東高で甲子園に出場した経歴を持ち、スポーツ関係にも支持者が多い千葉県議。機会があるたびに「国政の中心で小沢先生に仕事をしてもらうことが必要だ」と売り込んでいる。

 小沢氏の後援会は高齢化が指摘される。陣営関係者は「支持者の年齢層はどうしても高い。若い3人の県議に若年層を取り込んでほしい」と期待する。

 26日まで県議会9月定例会の会期中だったため、十分な選挙活動ができなかった。千葉県議は「27日からラストスパートをかけたい」と意気込む。

 前回、小沢氏は選挙区全体で約3万3000票差をつけて勝利。このうち奥州市では半分の約1万6000票のリードを稼いだ。藤原氏陣営は「奥州市で1万票以内に差を詰めれば、勝機はある」とみており、攻防の結末が注目される。


選挙カーで街頭演説する千葉県議=24日、奥州市
【岩手3区立候補者】
藤原崇 38歳 自前③(公推)
小沢一郎 79歳 立前⑰

3945チバQ:2021/10/29(金) 15:53:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5fab92a338a12a1407d9d5ae8cbf37fd76bf024
鹿野氏の「弔い合戦」激化 山形1区 遠藤氏、異例の地元入り 原田氏、後継者アピール
10/29(金) 10:59配信

河北新報
 山形1区を地盤とし、衆院議員を11期務めた元農相鹿野道彦氏が亡くなったことを受け、同区で「弔い合戦」が激化している。自民党選挙対策委員長の前議員遠藤利明氏(71)は党四役として異例の地元入りを重ね、鹿野氏が実現に尽力した山形新幹線の高速化を強調。立憲民主党新人の原田和広氏(48)は、師と仰ぐ鹿野氏の後継をアピールする。共にかつての鹿野氏の支持者獲得に注力する。

■「何としてもお参りを」

 「(鹿野氏は)ライバルというより先輩だった。亡くなられたと聞き、何としてもお参りに行かなければと思った」

 訃報が伝わった22日夜、遠藤氏は天童市の演説会に飛び入りで現れ、熱弁を振るった。この日は仙台市での応援演説を終えて帰京するはずだったが、予定を変更した。陣営は党の選挙責任者となった本人の不在を想定した体勢を構築しており異例の地元入りだった。

 翌23日には山形市での緊急選対会議で山形新幹線に触れ、「東京-山形間の1時間台を何としても実現させる。鹿野先生の遺志は私が継ぐ」と断言。その後も街頭演説で「(鹿野氏と)個人的には大変近い存在だった」と繰り返した。

 鹿野氏とは約20年にわたり議席を争い、1区の戦績は3勝3敗。陣営関係者は「新人相手に接戦は許されない」と手綱を緩めない。

■喪章を胸に街頭へ

 原田氏は、鹿野氏が政界引退後に山形市で開いた政治塾「愛山塾」の出身。25日には胸に喪章を着けて街頭に立った。

 「魂を託す」。鹿野氏から生前に掛けられたという言葉を披露し、正統な後継者であることを訴えた。「訃報を聞き、途方もない悲しみを覚えた。議席を取り返して恩返しがしたい」とマイクを握る手に力を込めた。

 鹿野氏を長年支えた後援会「愛山会」は高齢化が進み、当人の引退で解散状態になった。2020年には事務所が閉じられ、組織は誰にも引き継がれなかった。立民に軸足を置く原田氏を後継者と認識する鹿野氏の支援者は少ない。

 原田氏の陣営関係者は「票が相手に流れることはないだろうが、こちらに入るかはまた別の話。浮遊する一部の『鹿野票』頼みが現状だ」と明かす。

【山形1区立候補者】

原田和広 48歳 立新 

遠藤利明 71歳 自前⑧(公推)

河北新報

3946チバQ:2021/10/29(金) 15:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3201cdf83104355a080970b5cc5c0d2846330ad
衆院選鹿児島 「馬毛島」争点化が影響か 期日前投票が好調 4区の西之表市、市長・市議選並み
10/29(金) 13:05配信

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南日本新聞
(写真:南日本新聞社)

 馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画を抱える西之表市で、衆院選の期日前投票が好調だ。公示翌日から6日間(25日時点)の投票者数は、計画の是非が最大の争点だった1月の市長選・市議会議員選挙にほぼ並ぶ。今回も主要争点で、近年50%台にとどまる国政選挙の投票率をどこまで押し上げられるか注目される。

【写真】馬毛島

 同市の選挙人名簿登録者数に占める期日前投票者数の割合は、5日間(24日時点)で5.25%。前回2017年の同時期に比べて1.5倍となった。県全体が1.31倍、全国1.38倍で、市民の関心の高さがうかがえる。

 同市を含む鹿児島4区には3人が立候補。それぞれ同市に入り、計画へのスタンスを明確にした。

 自民前職の森山裕さん(76)は20日、集会で真っ先に計画を取り上げた。米軍施設を造るわけではないと繰り返し、「日本を取り巻く安全保障環境は大きく変わっている。国民を守るため自衛隊の訓練施設が必要だ」と理解を求めた。

 社民新人の米永淳子さん(58)は21日、街頭で「前市長も現市長も反対なのに、一方的に計画を進めている。民意とは何なのか」と自公政権を批判。「国の危うさを実感している。住民が安心して暮らせる政治に変えなければ」と訴えた。

 25日には「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新人の宮川直輝さん(48)が、「自衛隊誘致は賛成だが、米軍依存から脱却するためにも訓練移転は反対」と主張した。

 衆院選を“民意の指標”と捉える計画賛成、反対両派にとって、投票率は関心事だ。市長選・市議選は80%を超えた。

 賛成派の政治団体「西之表市と馬毛島の未来創造推進協議会」の折口金吉会長(69)は「市民が市や国の現状を踏まえ、判断する機会。国がなし崩し的に計画を進めては理解が得られない」と話す。

 市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の三宅公人会長(69)は「事情があって反対と言えない人も多い。投票が積極的な意思表示になる」と、投票率アップを期待している。

3947チバQ:2021/10/29(金) 15:59:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4babaa1e60e005f0ccd2ed6cbe1d5243b8bdb5b
岸田首相に焦り? 「奥の手」チャーター機で衆院選接戦区を遊説
10/28(木) 18:56配信

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毎日新聞
岸田文雄首相を乗せて飛び立つチャーター機=北秋田市の大館能代空港で2021年10月28日午後0時25分、川口峻撮影

 岸田文雄首相は28日、衆院選の遊説で東北や北陸、四国地方を回るため、チャーター機で各地を移動した。自民党総裁の首相が選挙戦でチャーター機を使うのは、2009年8月に行われた衆院選の麻生太郎首相以来。全国各地に接戦区が広がるなか、数多くの応援演説をこなしたい岸田首相の焦りの表れとも言えそうだ。

【写真】高校の卒アル 凜々しい表情の岸田青年

 首相は28日朝、東京・赤坂の衆院議員宿舎を出発すると、青森、秋田、新潟、石川、香川県の順に応援演説に回った。青森市から秋田県大館市までは車を使ったが、それ以降は全日空のチャーター便を使い空路で移動した。大館市では「大激戦を何としても皆さんの力で押し上げていただきたい。こうした強い思いで駆けつけた」と訴えた。

 首相は27日までは、羽田空港を発着する定期便を利用して遊説先に出向くことはあったが、その後の移動は電車や車だった。選挙戦が終盤に差し掛かり、移動時間を短縮するため「奥の手」に出たとみられる。自民党関係者は「安倍晋三元首相は『追い風』で選挙に臨むことが多かった。今回はチャーター機を使わないと、接戦区を回りきれない」と話す。

 首相の一日の動きを伝える毎日新聞の「首相日々」によると、09年8月の衆院選で麻生氏が、10年7月に投開票の参院選で民主党の菅直人氏がチャーター機を利用した。この2回の選挙は当時の与党が敗北した。【川口峻】

3948チバQ:2021/10/29(金) 16:02:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/74d1e70ad3a87da3ff4103539cccdedb4e311d55
山崎拓氏が辻元清美氏を応援 自民大阪、除名を上申
10/28(木) 19:15配信

共同通信
山崎拓・元自民党副総裁

 自民党大阪府連は28日、山崎拓元副総裁が衆院選大阪10区に立候補している立憲民主党の前職辻元清美副代表の応援をしたとして、自民党本部に除名処分とするよう上申した。10区には自民前職の大隈和英氏が出馬しており、府連は「他党の応援に行くことは後ろから弓を引く行為で、許されない」と説明している。

 山崎氏は27日、大阪府高槻市で辻元氏の応援演説に立ち「小選挙区は絶対に辻元。必ず当選させてほしい」と呼び掛けた。自社さ政権下で安全保障を巡り辻元氏と議論を交わしたと紹介し、親密ぶりもうかがわせた。

https://nordot.app/826104825867190272
山崎拓氏「小選挙区は辻元清美、比例は自民」に維新・松井代表「大阪の選挙は不思議な事がしばしば」
2021/10/27 23:43 (JST)
 自民党で幹事長、副総裁を歴任し、2012年に政界を引退した山崎拓氏(84)が27日、衆院選で大阪10区に立候補している立憲民主党・辻元清美氏の応援演説を行った。

 同選挙区には自民党の大隈和英氏、日本維新の会の新人・池下卓氏が立候補し、大激戦が伝えられている。

 辻元氏は自身のツイッターで山崎氏が「最後に『小選挙区は辻元清美、比例区は自民党』と申し上げまして私の応援演説といたします」などと訴える動画を投稿し、ツイートとともに拡散した。


 ネット上では“小選挙区は立民・辻元氏、比例は自民”との応援演説が取り上げられ、ザワつくと、日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は「大阪の選挙は不思議な事がしばしばあります。」とツイートしていた。

3949チバQ:2021/10/29(金) 16:05:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb3275a434ed4d3c6114d00d84a36827121d853
「アベノミクス」の功罪、北海道9区で論戦 トヨタも動いた
10/29(金) 6:00配信

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朝日新聞デジタル
候補者の演説に拍手を送る人々=2021年10月28日、北海道苫小牧市、松尾一郎撮影

 「組織をギリギリまで固める」「企業票を最後まで上積みする」。衆院選の選挙戦終盤、激戦区の陣営ではこんな言葉が飛び交っている。北海道の苫小牧、室蘭両市を含む胆振、日高地方を選挙区とする北海道9区。立憲前職の山岡達丸氏(42)、自民前職の堀井学氏(49)による与野党一騎打ちとなった同区では、安倍政権から続く経済政策「アベノミクス」の功罪が、論戦のテーマになっている。

【写真】立憲前職の山岡達丸氏=2021年10月27日、北海道室蘭市

 22日、道内を遊説して回った岸田文雄首相は堀井氏を応援するため、最後の訪問地に苫小牧市を選んだ。夕方、岸田首相が堀井氏の事務所に到着した際の出迎えの中に、トヨタ自動車北海道(苫小牧市)の北條康夫社長の姿があった。車から降りた岸田首相と北條社長は名刺を交換し、あいさつを交わした。

 自民に近い財界の有力企業のトヨタ自動車。これまで道9区では、トヨタ北海道が選挙で目立った自民支援の動きをしたことはなかった。しかし近年、自動車業界ではガソリン車から電動車への転換の流れから、カーボンニュートラル(脱炭素、CN)への対応が急務となっている。そうしたなかでのトヨタグループ企業の自民への「接近」は、経済界でCNに関わる政策対応の必要性が高まっていることをうかがわせる。

 堀井陣営にとって、トヨタのこうした動きは渡りに船だ。終盤にかけ、系列や下請け企業からの支援を上積みできると期待する。

 さらに陣営が企業から支援を得るキーワードとして挙げるのが「アベノミクス」だ。

 28日夕、苫小牧市の建設会社の駐車場に、建設や土木、製造の会社幹部ら千人を超える人が集まった。登壇したのは安倍晋三元首相。同市では7月に続く2度目の訪問となる。

 2012年の第2次安倍政権発足時を振り返り、「『3本の矢』といわれたアベノミクスで有効求人倍率は1を超え、まっとうな社会、経済を作り上げた」と強調。政治の使命は経済のなかでも、雇用、働く場の確保だとした。

 さらに、年金制度に触れ「15歳から65歳の年金の支え手が500万人増えた」と成果も強調した。

 堀井氏は、公約の北海道電力泊原発の再稼働で電力料金を引き下げ、選挙区内の企業や家計を守ると訴えた。陣営幹部は「森友、加計学園、桜を見る会と、いろいろ問題もあり、安倍さんはマイナスになるかとも考えた。しかし、最後の最後は、身内を固めるのが定石。アベノミクスの円安・株高で恩恵を受けた企業やその従業員にアピールすれば、一層票固めに動いてくれる」と話す。

 対する山岡氏。27日は午後から室蘭市を回り、夕方、同市の商店街で、連合北海道の杉山元会長を迎え、アベノミクス批判を展開した。

 円安と株高について、「株の運用で暮らしている人がどれだけいますか。豊かな人がより豊かになっただけ。額に汗して働く人、年金暮らしの人にとって、野菜、果物、肉という必需品が値上がりして、生活はよくならなかった」と主張。経済政策の転換と、消費税、所得税を対象にした期間限定の生活減税の必要性を訴えた。杉山会長も「岸田首相は所得の再分配をするというが、具体性は示さない。選挙目当ての発言だ」と話した。

 別の街頭演説では、新型コロナウイルスのワクチン接種で打ち手確保に協力したという「メッセージ」を読み上げ、自民を応援してきた地元医師会の政治団体の推薦を受けたことを強調し、保守層にアピールした。29日は苫小牧市役所前で、アベノミクス批判を掲げる枝野幸男・立憲代表とともに、「政権交代」を訴える。(西川祥一)

朝日新聞社

3950チバQ:2021/10/29(金) 16:13:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7be4a9971944e7795e61dc132da5a6785f8e1b9
保守分裂の静岡5区「昨日の敵は今日の友」支持者も翻弄
10/28(木) 19:37配信

産経新聞
衆院選「10・31」が目前に迫る中、保守分裂選挙となった全国屈指の注目区、静岡5区も終盤戦に突入し、舌戦は激しさを増している。昨日の敵は今日の友。与野党対決だった前回選から激戦の構図は一変し、翻弄される支持者にとっても面子(めんつ)をかけた政治決戦が繰り広げられている。

「負けたら政界引退」の背水の覚悟で8選に挑む、無所属前職の細野豪志氏(50)は27日、静岡県富士市のJR吉原駅前でマイクを握った。

「孤立無援の戦いだが、無所属候補が優勢を保っていること自体、極めて全国的にまれなことだ」と支持者に感謝。続けて「肌感覚だが、目指す圧倒的な勝利にはまだ届いていない。真の静岡5区の代表に押し上げてほしい。奇跡を起こそう」と支持拡大を訴えた。

念頭にあるのは、選挙後の自民党入りだ。「自民党の正統な議席を守るのが使命だ」と対抗する自民前職、吉川赳氏(39)の比例復活当選を許さないほど圧勝しなければ、自民党入りの高い壁は乗り越えられないからだ。

民主党政権では閣僚など要職を歴任した細野氏。野党転落後、希望の党などを経て今度は「現実的な安全保障政策」などの実現を掲げ、無所属のまま自民党入りを目指す決意を示しているが、かつての支持者からは変節に映ることも。街頭演説で「裏切り者」と罵倒され、これまで支援してきた連合静岡の関係者は「裏切られた感じだ。敵対している政党に入っても、本人のやりたい政策が本当にできるのか疑問だ」と首をかしげる。

労働組合票が見込めなくなった細野氏は、公明党支持者を含め保守層の切り崩しに照準を絞り、「比例は公明党」と連呼する。まさに「去る者は追わず、来る者は拒まず」。過去に自民党候補を応援してきたが自民党入りを前提に、細野氏支持に変えた保守層も少なくない。

今回から細野氏支持に切り替えた保守系の地元議員は理由を説明する。「細野氏が掲げる現実的な安保政策などを聞くと、こういう人材が自民党には必要だと感じた。他の政治家に比べても、地元への貢献なども含めてずば抜けて有言実行の政治家だからだ」。別の地元議員も細野氏の地元への貢献度などを理由に挙げるが、周囲からは「政界渡り鳥のような候補をなぜ応援するのか」との批判を浴びるという。

一方、細野氏に3連敗中で、雪辱を期す吉川氏は岸田文雄首相率いる岸田派所属をアピールし、政策実現力を強く訴える。自民党幹部や中堅も続々と応援に入り、組織固めを徹底する。

木原誠二官房副長官が23日、三島市の演説会で「政党を飛び歩くような候補者」と細野氏を揶揄(やゆ)すれば、福田達夫総務会長は細野氏の自民党入りについて「公認していなくても勝てば自民党に入れるという約束をしたことはない」と断言し、会場からは拍手がわいた。

「細野氏が勝ち上がった場合、どういう道があるのかは本人が地元と相談し、考える余地がある」。甘利明幹事長は追加公認に含みを持たせるが、吉川氏陣営の選対幹部は「細野氏を入れるかどうかは自民党、つまり俺たちが決めることだ。選挙結果と自民党入りは別だ」と拒絶し、こう言い放った。

「自民党に入りたければ土下座すればいい」

とはいえ、組織固めを徹底するのは強い危機感の裏返しだ。「細野氏優勢」という情勢報道を見越し、選挙区では「表向きは吉川氏支持でも腹の中は読めない地方議員は少なくない」「両方に〝保険〟をかけている支持者もいる」との声が漏れる。

政権交代を訴える立憲民主党新人の小野範和氏(48)は、保守分裂の構図について「コップの中の争い」と一蹴し、「資本主義の暴走に歯止めをかけなければいけない」と声をからす。

地元県議によると、細野氏の長年の支持者は二極化しているといい、「変節した細野氏を許せないという人と、それでも支持する人に分かれている」と指摘する。小野氏の支援に切り替えた「許せない人たち」は吉川氏陣営に「応援できないけれども頑張ってね」と敵に塩を送るような異例のエールを送れば、後援会が細野、吉川、小野3氏に支持が分裂し、保守陣営から一本化の催促に戸惑いを隠せない地元首長もいる。

刻々と近づく審判の日。選挙後は間違いなくしこりが残る。

静岡5区には諸派新人、千田光氏(43)も立候補し税制、教育、議員定数などの改革を訴えている。

3951チバQ:2021/10/29(金) 16:20:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6d3aac8504545049e9f8454d1f4ebd304ca4046
[衆院選2021]全国を飛び回る党首の遊説先に見る「戦略」と「事情」
10/29(金) 16:00配信

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読売新聞オンライン
街頭で立候補者の演説を聞く人たち(28日、大阪市内で)

 衆院選は31日の投開票を控え、論戦が続いています。各党の党首は全国各地を遊説し、政策のアピールと候補者の支援に躍起です。読売新聞オンラインの「全国遊説マップ」を使って、27日まで9日間の各党党首の遊説先から何が見えてくるか調べました。(読売新聞オンライン 八角一紀)

【写真】党首の「全国遊説マップ」

 遊説初日を福島県、宮城県でスタートさせた自民党総裁の岸田首相は、東京都、大阪府、広島県に2日間ずつ入りました。自民候補の応援に加え、連立を組む公明党の候補が競り合っている小選挙区を重点的に回っている様子がうかがえます。

 公明党の山口代表は、北海道、東京都、大阪府、兵庫県、広島県など、公明が小選挙区に候補者を擁立した都道府県を中心に回り、比例選の全ブロックにも足を運んでいます。比例票の掘り起こしを進める狙いがありそうです。

 立憲民主党の枝野代表は、東京都と愛知県に2日間ずつ入るなど、接戦が伝えられる都市部の選挙区を重点的に回りました。一方で、鳥取県や島根県など自民が強いとされる地方にも足を運んでおり、陣営のテコ入れを図ったようです。

 共産党の志位委員長は、小選挙区に擁立した公認候補の激戦が伝えられる東京都に3日間、入りました。大阪府と神奈川県にも2日間ずつ入るなど、序盤から重点区の選別をはっきりとさせたようです。一方で、北海道と沖縄県も訪れるなど全国を飛び回っています。

 日本維新の会の松井代表は、大阪府に6日間入るなど、拠点の大阪府内を固めようとする狙いが明確です。東京都に2日間入ったほか、北海道や新潟県、神奈川県も訪れており、小選挙区での勝利を通じて大阪府外への勢力拡大を図りたい考えも伝わります。

 国民民主党の玉木代表は、重点区と位置づける長崎県に3日間入っています。参院の補欠選挙で野党系の候補が勝利した静岡県には2日間入っており、補選で勝利した勢いを衆院選につなげたいという考えのようです。

 れいわ新選組の山本代表は7日間滞在した東京都を中心に、関東に限定して活動しています。社民党の福島党首は神奈川県、大阪府、福岡県を2日間ずつ訪れ、大都市で比例票の掘り起こしを図ったようです。「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花党首が遊説したのは東京都のみでした。

3952チバQ:2021/10/29(金) 16:21:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0950b5a25b06e49155cea4e7292f025b4dd05955
社民青森県連苦悩の選挙戦 候補なく街宣車、マイク使用制限
10/29(金) 11:18配信

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Web東奥
メガホンを使って政策を訴える社民党県連の今村代表=23日

 衆院選で社民党青森県連が難しい戦いを強いられている。比例代表東北ブロックでの議席獲得を目標とするが、青森県選挙区に候補を擁立していないため、街宣車やハンドマイクが使えないなど選挙活動に制約を抱える。期待していた野党共闘も成立せず、非自民候補と並んで街頭に立つ場面もない。どう存在感を示せるか。党員は悩みながら選挙戦を送っている。

 23日、青森市郊外の住宅街。今村修県連代表はメガホンを手に「原発に頼ってはならない。福島の惨事を忘れてはならない」と訴え、比例代表は社民党に投票するよう呼び掛けた。公選法による制限で、公示前まで使えた社民党の名前入りの旗やハンドマイクを使用できない。使えるのは、比例代表の候補者が来県した時だけ。そばにいた党員は「やっぱり拡声器がいいな」と悔しがった。

 昨年12月の臨時大会で、県連は立憲民主党への合流を希望する党員の離党を認めた。長く代表を務めてきた三上武志氏や幹事長だった齋藤憲雄氏も立民へ。その後の党員数は、県連は非公表としつつも数十人程度とみられる。トップには、かつての代表で元衆院議員の今村氏が再び就いた。

 今回の選挙で県連は人材難から候補を擁立できず、立民、共産各県組織に対して野党候補一本化を働き掛けてきた。しかし活動は実らず、県連は「反自民の自主投票」を方針とせざるを得なかった。

 「やっぱり一本化は無理だったか」と、党員の一人はため息。青森市の県連事務所では「統一候補の方が勝てる可能性が高いのに…」と、選挙戦の最中の今も残念がる声が聞こえる。

 国政でも退潮が続く社民党にとって、衆院選での目下最大の目標は、公選法上の政党要件を満たす得票率2%の死守。28日は比例東北の久保孝喜候補が青森県入りし、県連としてようやく本格的な街頭活動を行った。「社民が元気でないと国民生活はしぼむ。選挙戦を戦い抜く」と吉川進幹事長。今村代表は「やりづらい選挙だが、分裂騒動で小さくなった社民党がなぜこれから先も必要なのか訴えていく」と力を込める。

3953チバQ:2021/10/29(金) 16:21:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d8f228ae284df577e065037ebf232a0f36ad586
維新、地元関西圏を中心にテコ入れ…議席増目指し「二枚看板」が遊説
10/29(金) 0:03配信

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読売新聞オンライン
街頭演説する日本維新の会の松井一郎代表(28日午後5時39分、大阪市平野区で)=宇那木健一撮影

 読売新聞社の衆院選終盤情勢調査で勢いを保っている日本維新の会は、最終盤は本拠地の大阪などの関西圏を中心にテコ入れを図る構えだ。「第3極」として、国政での影響力を持つために、大幅な議席増を目指している。

 「我々は地方の政党として住民に一番近いところで仕事をしてきた。国会で法律を出す力を与えてもらって、永田町の非常識にメスを入れさせてほしい」

 維新の松井代表(大阪市長)は28日、大阪市内の街頭演説で、維新が首長を務めてきた大阪府や大阪市で取り組んできた「改革」をアピールした。

 公示前勢力が11議席の維新は今回の衆院選で、予算を伴わない法案を単独で提出できる21議席の獲得を目標に掲げ、96人を擁立した。目標を達成するには大阪の小選挙区で議席を積み増すことが不可欠だとみて、29、30両日は、「二枚看板」である松井氏と吉村洋文副代表(大阪府知事)が府内を中心に遊説する方針だ。

 2012年に地域政党・大阪維新の会を母体に日本維新の会が誕生した。同年の衆院選では、創設者の橋下徹大阪市長(当時)の人気から「第3極ブーム」を巻き起こし、公示前の11から54に議席を増やした。

 その後、分裂や合流の結果、14年に「維新の党」となった。同年の衆院選では41議席獲得。15年には民主党との合流に反対した地域政党・大阪維新の会のメンバーらが「おおさか維新の会」を結成。16年に再び党名を「日本維新の会」に変更したものの、翌17年の衆院選では11議席にとどまった。

 昨年11月に行われた2回目の大阪都構想の住民投票が否決されたことで、衆院選への影響も懸念されていた。しかし、終盤情勢でも勢いを維持しているのは、共産党を含む野党共闘とは一線を画すことで、政権批判票の取り込みを図る戦術が奏功しているようだ。

 松井氏は28日の記者会見で「自民党が単独過半数を割り込むところまで頑張る」と強調した。維新関係者は「維新が法案に賛成しなければ国政が動かないという状況を作れればベストだ」と意気込んでいる。

3954チバQ:2021/10/29(金) 16:22:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3457e94f749386b2d9affa9bba06da3472a39d6
長崎4区、自民ベテランが野党共闘候補と競り合い
10/28(木) 23:04配信

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産経新聞
公明党の選挙カーに乗り、支持を訴える自民前職候補=27日、長崎県佐世保市

投開票が31日に迫る衆院選で、長崎4区では閣僚経験のあるベテランの自民党前職と、野党共闘候補の立憲民主党新人が激しく競り合っている。自民前職は、公認問題で支持組織や団体にきしみが生じる。選挙協力する公明党の支援を頼み、支持を訴えている。

「自公連立与党はお互い助け合い、支え合い、導き合っている。小選挙区で応援いただいたご恩返しとして、比例区は公明党に投票いただきたい」

27日、長崎県佐世保市内で公明の選挙カーに乗り込んだ自民前職の北村誠吾氏(74)は、有権者を前に、約5分の演説で比例票を公明に投じるよう求め続けた。

隣に立った公明県議は集会後、「ここまで言っていただけたら(支持母体の)創価学会員も気持ちよく北村氏を応援できる」と満足げな表情を浮かべた。

× × ×

公明への過剰ともいえる配慮は、北村氏が今回、公示前に大きくつまずき、自民支持層を固めきれていないことが背景にある。

閣僚時代の不安定な国会答弁に加え、退任時の不用意な発言が地元で不興を買った。自民党長崎県連の選挙対策委員会は9月、北村氏ではなく、自民県議の瀬川光之氏を公認申請することを決めた。選対委員の投票では北村氏の12票に対し、瀬川氏が22票と大差がついた。

ところが、党本部は公示直前の10月15日、県連の意向を退け、北村氏を公認候補とした。その結果、瀬川氏は不出馬を表明して保守分裂は回避したが、選挙区内では「北村氏が岸田文雄首相が会長を務める岸田派(宏池会)所属だったから優遇された」との不満が残った。

公認決定後、北村氏は瀬川氏を支持していた県看護連盟や県農政連からも推薦を取り付け、公示後には瀬川氏が地盤とする選挙区内南部の西海市を回るなどして融和を図る。支持組織や団体を再び「一枚岩」とすることを目指すが、北村氏は周囲に「自民支持層の5割強が誰に入れていいか分からないとしている調査さえある。本当に恐ろしい。無所属で戦った選挙戦以上に苦しい」とこぼした。

× × ×

一方、立民新人の末次精一氏(58)は〝敵失〟に乗じて、選挙区での勝利を目指す。共産党が候補者擁立を見送ったことで野党共闘候補として臨む。

公示前の今月1日に社民党の福島瑞穂党首が選挙区入りし、公示後の24日には立民の蓮舫代表代行が駆けつけた。これまで自由党や生活の党から国政に挑戦してきた末次氏は、自身の後援会が持つ基礎票に加え、労組や政党の票が乗ると見込む。「野党共闘、それも野党第一党からの出馬は初めてだ。労働組合の支援もつき、共産も表立ってではないが、相当動いてくれている」と語る。

ただ、足元では、選挙区内での労組票の主力だった佐世保重工業の事業縮小に伴い組合員が減少している上に、共産を組んだ野党共闘へのアレルギーもあり、国民民主系の民間労組の動きは鈍い。

それでも末次氏は「私にとっては今回の選挙が(立民候補としての)スタート地点だ。労組の動きなどはマイナスにはならない。共産を含め、すべてがプラスだ。勝機はある」と強調している。



長崎4区には、いずれも無所属の萩原活氏(61)と田中隆治氏(78)も立候補している。(中村雅和)

3955チバQ:2021/10/29(金) 16:22:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fee9f02157a5d338dbeda425a9084ef3cfdaf8f
野党系「無所属」の吉凶 衆院埼玉8区
10/28(木) 20:06配信

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産経新聞
衆院埼玉8区で一騎打ちを繰り広げる(右から届け出順に)自民党前職の柴山昌彦氏、無所属元職の小野塚勝俊氏=いずれも28日午前(兼松康撮影)

31日の衆院選投開票に向け、与党と野党系の一騎打ちになった選挙区で最終盤のつばぜり合いが熱を帯びている。埼玉8区では、立憲民主党から公認を見送られた無所属元職が自民党閣僚経験者に挑む。皮肉にも、無所属で臨んだことが追い上げの好材料の一つになっているようだ。

【図でみる】主要政党の予想議席数(10月25日付)

埼玉8区には届け出順に自民党前職の柴山昌彦氏(55)と無所属元職の小野塚勝俊氏(49)が立候補している。産経新聞社が23、24両日にFNN(フジニュースネットワーク)と合同で行った情勢調査によると、柴山氏を小野塚氏が追い上げている状況だ。

ただ、先行を許しているとはいえ、小野塚氏は予想外の猛追ぶりを見せているというのが地元関係者の一致した見方だ。文部科学相や首相補佐官を歴任した柴山氏は、知名度や実績の点ではるかに優位に立っており、今夏ごろまでは圧勝の観測がもっぱらだった。

柴山氏は28日の埼玉県所沢市での街頭演説で、最終盤の情勢について「今のままだと非常に厳しい」との認識を口にした。

小野塚氏は平成21年の衆院選で旧民主党公認で初当選したが、その後3回の衆院選はいずれも落選した。

今回の衆院選に向け、立憲民主党に公認を申請したものの、選挙区内の大票田である所沢市の市議を中心に擁立反対論が広がり、最終的に見送られた。落選が続いていることへの厳しい評価が相次いだためだ。

しかし、一騎打ちという構図にも助けられ、野党支持層への浸透度は政党の公認候補にもひけをとらない。産経・FNNの調査によると、小野塚氏は立憲民主、共産両党の支持層を堅調に固めた上で、日本維新の会や国民民主党の支持層にも食い込んでいる。公明党支持層の一部を押さえているのも、無所属という立場ゆえかもしれない。

柴山氏は28日の演説で、衆院選で共闘する立憲民主党や共産党を念頭に「考え方の一致していない勢力が政権をひっくり返すためにくっついている」と批判を重ねた。しかし、政党の公認を受けていない小野塚氏にはアキレス腱(けん)を突かれたという認識は皆無で、「個人の小野塚として戦っている」と受け流す。

もっとも、無所属での立候補のデメリットは大きく、比例重複立候補による復活当選の余地もない。

28日、東武東上線鶴瀬駅(同県富士見市)前に立った小野塚氏は、駅利用者に深々と頭を下げて支持を呼び掛けた。

「党派を超えて戦っています!」

無所属での出馬を逆手にとるかのように声を張り上げた。(兼松康)

3956チバQ:2021/10/29(金) 16:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/224445a4a434495937fc920ba4366d38984f7853
広島3区・斉藤鉄夫国土交通相「勝つ以外に仕事を続けていくことはできません」比例見送り
10/29(金) 6:00配信
 広島3区は、大規模買収事件で懲役3年の実刑が確定した河井克行元法相(58)の地元選挙区だ。「政治とカネ」の震源地ともいわれ、激戦となっている。比例中国ブロックからくら替えした現職閣僚の斉藤鉄夫国土交通相(69)=公明=に、元会社役員で政界デビュー戦となるライアン真由美氏(58)=立民=が挑む。事件の影響が色濃く残る同区で、有権者はどのような判断を下すのか。(坂口 愛澄)

 「大変、厳しい選挙。3区で勝つ以外に仕事を続けていくことはできません。何としても勝たせてください」。斉藤氏は27日、JR緑井駅前で約250人を前に声を張り上げた。

比例代表との重複立候補を見送り、小選挙区で負ければ「ジ・エンド」。党副代表の現職大臣を落選させれば、党勢への影響も大きい。党幹部や自民党から連日のように応援が入る。28日には、自民の小泉進次郎前環境相(40)がマイクを握り「広島で政治の信頼を失墜することがあった。立ち上がって挑む斉藤先生の思いをくみ取ってほしい」と懇願した。

 もともと同区は河井氏ら自民の地盤だったが、流れが変わったのは19年の参院選だ。定数2の広島選挙区に自民2人が出馬し、岸田派のベテラン議員が落選。当選した河井氏の妻・案里氏(48)は翌年3月、陣営に1億5000万円が渡った巨額買収事件に関与したとして逮捕。1審で有罪判決を受け、今年2月に議員辞職した。

 4月には、案里氏の当選無効に伴う参院再選挙で、自民新人は野党統一候補の新人・宮口治子氏(45)に完敗。衆院広島3区は自民党が候補者を立てず、斉藤氏が与党統一候補になった。

 岸田文雄首相(64)のお膝元で閣僚の落選となれば、大きな痛手を負う。陣営は「『もう選挙には行かない』など厳しい批判もあった」と振り返る。それでも公示以降は「活動が浸透し、盛り返してきた」と手応えも感じている。直前まで候補者擁立を巡って対立した自民県連も全面協力。背水の陣で勝利を目指す。

 ◆広島3区(広島市安佐南区、安佐北区など)

大山宏 73歳 無 新
矢島秀平 29歳 N党新
斉藤鉄夫 69歳 公明前〈9〉
玉田憲勲 64歳 無 新
ライアン真由美 58歳 立民新
瀬木寛親 57歳 維新新

※敬称略、届け出順。数字は当選回数。年齢は31日の投開票日

3957チバQ:2021/10/29(金) 16:30:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bf5540f09441531144532234737fef9ce8bbdf8
自民の単独過半数維持は微妙、立民が議席増・維新は勢い保つ…読売・衆院選終盤情勢
10/28(木) 22:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は31日投開票の衆院選の終盤情勢を探るため、26〜28日に世論調査を行った。自民党は単独での衆院定数の過半数(233)維持が微妙な情勢だ。立憲民主党は議席を増やす公算が大きく、日本維新の会は勢いを保っている。289ある小選挙区の約4割で接戦となっている。

【表】有権者から「デートして」・宴席で有力者に体触られ…「票ハラ」に悩む女性候補

(写真:読売新聞)

 調査結果に全国の総支局などの取材を加味し、情勢を分析した。

 自民は終盤に入り、野党に追い上げられる小選挙区が目立っている。優勢を保つ候補は113人にとどまり、劣勢は序盤の46人から60人に増えた。当落線上で104人がしのぎを削る。特に野党の地盤が強い北海道、大阪、沖縄で苦戦している。一方、保守地盤の強い富山、山口、高知では安定した戦いを展開しており、山形でも議席独占の可能性が出てきた。比例選では70議席近くを視野に入れるが、公示前の276議席からは減らしそうだ。

 公明党は、9人を擁立した小選挙区の多くで安定した戦いを進める。比例選では順調に議席を積み増し、前回の2017年衆院比例選の21議席を上回る可能性がある。自民、公明の与党では、国会を安定的に運営するための「安定多数」(244)をうかがう。

 立民は、優勢な小選挙区を序盤の30から七つ増やすなど公示前の110議席から30近く増やす可能性がある。ただ、94人が接戦を演じており、情勢は流動的だ。比例選では40議席を超える見通しとなっている。

 共産党は沖縄1区で優位に立ち、比例選でも2桁の議席確保を狙う。公示前の12議席は上回る勢いだ。

 維新は拠点の大阪で、19ある小選挙区の半数以上を制しそうだ。比例選でも20議席台に乗せる可能性があり、公示前の11議席から3倍超をうかがう。

 国民民主党は、公示前の8議席を確保できるかどうかが焦点だ。

 調査は電話で実施し、18万2039人から回答を得た。一定数の回答者が小選挙区選や比例選で投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素もある。

 衆院選には、小選挙区選(定数289)に857人、11ブロックの比例選(定数176)に194人(重複立候補を除く)の計1051人が立候補している。


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