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第49回衆議院議員総選挙(任期満了2021年)スレ
1041
:
チバQ
:2020/06/23(火) 11:19:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/42f132f753154b093378c658182767ec55f010d2
9月総選挙の注目ブロック 東京はれいわ旋風、東海は乱戦
6/23(火) 7:05配信
NEWS ポストセブン
解散風が吹いてきた(時事通信フォト)
緊急事態宣言が全面解除された後の6月1日と10日の2回、麻生太郎・副総理兼財務相は官邸で安倍首相とサシの会談を持った。
麻生氏は夏の内閣改造で二階俊博・幹事長と菅義偉・官房長官を更迭し、新体制のもとで9月に一か八かの解散・総選挙を打つ決断を安倍氏に促したというのである。
本誌・週刊ポストは選挙分析に定評のある政治ジャーナリスト・野上忠興氏の協力で「9月解散・総選挙」となった場合の小各党の議席予測を行なった。その予想獲得議席数を見ると、自民党は前回の284議席が228議席となり、日本維新の会が11議席から34議席へと大幅躍進する、といったものだった。公明党は26→29で、野党連合(立件民主+国民民主)は105→157、共産党が12→13、社民党が2→2、れいわ新選組が0→5。全国でどんな動きが起きるのか。注目ブロックの情勢をみていこう。野上氏の分析だ。
■北海道ブロック「自民壊滅」
北海道は鈴木直道・知事が最も早く独自の緊急事態を宣言したが、その後、感染の第2波に襲われて収束が遅れた。知事の評価は高いが、農業・水産業など道経済への影響が深刻で政府批判が強く、与党大苦戦が予想される。自民党で議席確保が有力なのは7区と12区くらい。10区の公明党は苦しい。12選挙区のうち10議席で野党候補が競り勝つドミノ現象の可能性がある。
■東北ブロック「東北の乱」再び
東北ブロックでは宮城の都市部(1区、2区)、政府の陸上イージス配備問題で批判が強まった秋田は全選挙区で自民が苦戦、森雅子・法務大臣(参院)の地元、福島でも5選挙区で自民は1議席と与野党の議席逆転が相次ぐとみられる。かつての「東北の乱」の再来か。
■東京ブロック「れいわ旋風」も
メロン配布問題で辞任した菅原一秀・前経産相、IR汚職の秋元司・代議士(現在は離党)など自民党の不祥事議員が再選を目指すが、風当たりは非常に強く、そのあおりで石原伸晃、宏高兄弟など軒並み苦戦が予想されている。公明党は太田昭宏・前代表が引退して別の候補を擁立するが、維新が対立候補を擁立する動きがある。公明vs維新の首都決戦となれば注目だ。都知事選に出馬表明した山本太郎氏率いるれいわ新選組も選挙区・比例代表で議席獲得の可能性があり、維新、れいわ、立憲・国民連合が躍進して首都で自民党は衰退へ。
■東海ブロック「河村氏出馬で乱戦」か
愛知はトリエンナーレ問題で大村秀章・知事とバトルを展開している河村たかし・名古屋市長が衆院選に転出するかが注目される。河村氏が大村批判派の維新と組めば、自民が票を食われ、東海ブロックに維新が本格進出する足がかりとなる。
■近畿ブロック「維新と公明の決戦」
維新が勢いを増す近畿ブロックは公明党にとっても小選挙区で6議席(大阪4、兵庫2)を握る一大拠点だ。これまで維新は公明に対立候補を立てなかったが、9月解散になると、維新は悲願の「大阪都構想」の住民投票と衆院選のダブル選挙に持ち込む可能性がある。そのとき、公明党が自民党とともに都構想反対に回れば、維新が公明に対立候補をぶつけて正面衝突が起きる。現在の勢いでは自民壊滅、公明党も最悪の場合、6議席の大半を失う可能性がある。
■中国ブロック「河井氏出馬なら自民ショック」
自民党が強い地盤を誇る中国ブロックの焦点は河井克行・前法相と案里夫妻(ともに現在は離党・逮捕)の地元の広島だ。検察の捜査で自民党のイメージが大きくダウンしている上、河井克行氏が起訴されても無罪を主張して出馬した場合、自民はブロック全体で票を減らすことになりそうだ(河井案里氏は参議院議員)。
議席予想では、自民党は56議席減の大惨敗で228議席に減らし、単独過半数を割り込む可能性が高い。公明党も29議席から26議席に減少。こうした批判のうねりが全国に広がれば、自公は予測よりさらに議席を減らす可能性もある。
破れかぶれ解散の後、安倍首相は惨敗の責任をとって「レガシー」を残せないまま8年間の長期政権を終えて退陣へ。そして自民党総裁選でポストコロナ時代の新しい総理選びと政治の枠組みづくりが始まるはずだ。
※週刊ポスト2020年7月3日号
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