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非自民非民進系保守

1とはずがたり:2016/09/17(土) 17:23:54

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/l30

日本維新の会
https://o-ishin.jp/

日本のこころ
https://nippon-kokoro.jp/

新党大地
http://www.daichi.gr.jp/

3469OS5:2024/11/18(月) 14:23:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/67dd1c8ec1500608a7e7c5afbefaab1d1d4fb63d
大阪回帰か全国政党化か 基本路線が焦点 維新代表選
11/18(月) 7:04配

時事通信
日本維新の会代表選の合同記者会見で写真撮影に応じる(左から)吉村洋文共同代表、金村龍那衆院議員、空本誠喜衆院議員、松沢成文参院議員=17日午後、大阪市の同党本部

 日本維新の会の代表選が17日、告示された。

 知名度の高い吉村洋文共同代表(大阪府知事)を軸に、3人の国会議員を交えた論戦がスタート。10月の衆院選敗北を踏まえ、創業の地である大阪へ「回帰」するのか、引き続き「全国政党化」を目指すのか、基本路線が大きな争点となる。

【ひと目でわかる】政党支持率の推移

 「全国おしなべて広く立てるやり方は今の維新の力にそぐわない」。17日、4候補の合同記者会見に臨んだ吉村氏は来年夏の参院選に関してこう指摘。維新流の「身を切る改革」に立ち返るよう訴え、候補者の絞り込みに言及した。

 大阪市長を経て府知事に就いた吉村氏は、維新の中軸を占める「大阪組」の代表格。国政より府知事や市長を押さえることを重視する府議や大阪市議らの強い支持を受ける。50人の推薦人は全員が大阪の国会議員、首長、地方議員だ。

 一方、神奈川県知事の経験もある松沢成文参院議員(神奈川選挙区)はあくまで国政の「第三極」を目指す立場を強調した。「1人区は(他の野党に)協力していいが、3人区、4人区は維新が議席を必ず取る戦いをしなければならない」と主張。首都圏や北海道、愛知県、福岡県といった都市部を中心に引き続き党勢拡大を図るべきだとの考えを示した。

 同様に神奈川を地盤とする金村龍那衆院議員(比例代表南関東ブロック)も「全国政党化へしっかり戦っていくべきだ」と表明。空本誠喜衆院議員(広島4区)は「地方と大阪、首都圏の連携を図りながらこの国のかたちをつくっていく前向きな政党にしたい」と語った。

 衆院選で維新は5議席減。本拠地の大阪以外は苦戦を強いられ、特に東日本は小選挙区で全敗に終わった。比例代表の得票も前回2021年の800万票超から500万票余りへ37%も減らした。「大阪城の堀から抜け出せなかった」。東日本の落選候補の一人はこう総括する。

 17日投開票の兵庫県知事選でも、維新出身の前参院議員が勝敗に絡めず、党の存在感を示せなかった。

 こうした結果を受けて戦略の練り直しを迫られているのが現状。金村、空本、松沢の3氏も、参院選に「選択と集中」の方針で臨むべきだとの考えだ。

 もっとも、他の野党に候補擁立を譲れば、これまで地盤が弱かった地域での組織づくりが進まなくなる可能性がある。ある党関係者は「安易に調整すれば、東日本で候補者が激減しかねない」と困惑気味に語った。

3470OS5:2024/11/19(火) 19:18:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2cfae8c732397b10f444652d2ecfc7440ce3fa
大阪維新代表選に吉村氏が出馬へ…日本維新代表選も立候補、知事と「三足のわらじ」目指す
11/19(火) 12:12配信

読売新聞オンライン
吉村洋文氏

地域政党・大阪維新の会代表の吉村洋文氏(大阪府知事)は18日、任期満了に伴う同会の代表選に続投を目指して出馬する意向を表明した。大阪府庁で記者団の取材に答えた。代表選は19日に行われ、出馬表明は吉村氏が初めて。

 吉村氏は17日に告示された日本維新の会代表選(12月1日投開票)にも立候補しており、知事も含め「三足のわらじ」を目指すことになる。吉村氏は党創設者の橋下徹氏らが過去に兼任したことに触れ「先例はあるので、できるところまで頑張りたい」と述べた。

3471OS5:2024/11/19(火) 20:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a0a65d6a2d62875e59beb6377b311374fdb7c5
参院選1人区「一対一の対決に」 維新・吉村氏が代表選討論会で主張
11/19(火) 19:00配信

朝日新聞デジタル
日本維新の会代表選の4候補者

 日本維新の会代表選(12月1日投開票)に立候補している共同代表の吉村洋文・大阪府知事(49)は19日、来夏の参院選「1人区」で、野党候補の一本化に意欲を示した。動画配信サイト「ニコニコ生放送」の討論会で語った。

【写真】日本維新の会の代表選に立候補し、街頭演説後の記念撮影に応じる(左から)松沢成文、金村龍那、吉村洋文、空本誠喜の各氏=2024年11月17日午後3時17分、大阪市中央区、林敏行撮影

 全国に32ある1人区は参院選の勝敗のカギを握る。吉村氏は、他の野党との候補者調整について「つぶし合うより(与党と)一対一の対決に持ち込むべきだ」と主張。選挙前に「予備選」を行い、野党で候補者を一本化する案を掲げた。

 10月の衆院選で、立憲民主、維新、国民民主、れいわ新選組、共産、社民の6党が獲得した比例票の合計を、そのまま参院選の1人区にあてはめると「29勝3敗」となる。参院でも与党を過半数割れに追い込む可能性がある。

 候補者の一本化には、空本誠喜衆院議員(60)=広島4区=と松沢成文参院議員(66)=神奈川選挙区=が賛成した。空本氏は「(1人区で)協力はあっていい」。松沢氏も「自民に勝てる可能性が出てくるのであれば努力すべきだ」と述べた。

 一方、金村龍那衆院議員(45)=比例南関東=は「自分たちで出る、出ないは決めるべきだ」とし、一本化を否定した。

 政権与党との関係については、吉村氏は「是々非々」とした上で、「他党に振り回されるより、党の軸を持つことが大事だ」と述べた。国政での立ち位置をめぐり、府知事の吉村氏に対して松沢氏が「国会にいる人間に任せていただければ大丈夫だ」と牽制(けんせい)する場面もあった。(小林圭)

朝日新聞社

3472OS5:2024/11/19(火) 21:15:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e295025dafdc27ab2863f2a2790836e4e84b4397
「大阪維新の会」代表選で吉村氏が再選 新人・中野氏下す 国政代表と両立を目指す
11/19(火) 20:40配信



産経新聞
地域政党「大阪維新の会」の代表選に立候補し、演説する吉村洋文氏=19日午後、大阪市中央区 (石橋明日佳撮影)

地域政党「大阪維新の会」は19日、任期満了に伴う代表選を実施した。現職の吉村洋文大阪府知事と新人の中野宏基大阪府豊中市議が立候補し、吉村氏が再選した。吉村氏は17日に告示された日本維新の会の代表選(12月1日投開票)にも立候補。選挙で苦戦が続く両党の立て直しに向け、地方政党と国政政党の代表両立を目指す。

3473OS5:2024/11/20(水) 10:24:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb6dcc3716a1967a1a5abe35fe248afb065468a3
”立候補は60歳未満” ”党費で飲食禁止” 「既得権益側にまわった」維新 党勢立て直しに向けPTが提言
11/20(水) 6:00配信

ABCニュース
ABCテレビ

 選挙での苦戦を受け大阪維新の会の「刷新プロジェクトチーム」は19日、党勢の立て直し策として議員の「定年制」や「期数制限」などの導入を党に提言しました。

維新の「刷新プロジェクトチーム」は8月、箕面市長選挙で結党以来初めて公認の現職候補が落選したことなどを受けて立ち上げられ、選挙で苦戦が続く理由などについて分析してきました。

チームの調査によりますと、過去1〜2年で維新の支持者は約25%減ったといい、その理由について「党勢が拡大し、『既得権益側』にまわってしまった」ことなどを挙げています。

こうした状況の打開策としてチームは19日、議員などの期数について3〜5期を上限とすることや、定年制を導入し、立候補時の年齢を60歳もしくは65歳未満で検討することなどを提言しました。

また、党費を使った飲食の禁止なども求めています。

19日に代表の続投が決まった吉村洋文氏は、提言を受け党内に横山英幸・代表代行を本部長とする刷新本部を設け、改革を進める方針を示しました。

ABCテレビ

3474OS5:2024/11/21(木) 20:18:21
>トリッキーで王道ではないと思うし、僕はマネできないが、何か規制するのは難しいのではないか
同意です

https://news.yahoo.co.jp/articles/61b3917ce4489f81b58fd515b070fdd33102660d
当選目指さない立候補、維新・藤田幹事長「規制、法技術的に難しい」
11/21(木) 17:46配信
 日本維新の会の藤田文武幹事長は21日の記者会見で、兵庫県知事選に立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、自身の当選は目指さずに斎藤元彦知事を応援したことについて、「規制するのは法技術的に難しい」との見解を示した。

 立花氏は「斎藤氏の支援」を目的に出馬し、パワーハラスメント疑惑の告発者特定に動いた斎藤氏の対応を「何が悪いのか」とユーチューブなどで繰り返し主張。斎藤氏の街頭演説の直後に同じ場所で演説し、聴衆に同様の訴えを繰り返した。

 藤田氏は「立花さんは『当選を目指さないで援護射撃する』と確かに言っていた」と指摘。その上で、他の選挙で立花氏と同様の発言をする候補者が出た場合、実際に当選を目指していないかどうか「断定するのは難しい」と述べた。

 立花氏の振る舞いについては、「ある種の選挙ハックのようなやり方で民意を動かそうとしている」との認識を示し、「乱暴なところはあると思うが、そういう一石の投じ方は民主主義の中では許容されている」と主張。「公職選挙法の枠内で、非常に(選挙制度を)知り尽くしたやり方の中でやっている。トリッキーで王道ではないと思うし、僕はマネできないが、何か規制するのは難しいのではないか」と語った。【田中裕之】

3475OS5:2024/11/21(木) 20:19:13
専門家って 選挙プランナーの三浦なんちゃらかよ。
公選法の教授とかじゃないんかい


https://www.asahi.com/articles/ASSCM3FGGSCMPTIL003M.html
立花氏と斎藤氏、「実質2馬力」の兵庫県知事選 専門家は疑問も
2024年11月20日 17時00分
 候補者が当選を目指さず、他の候補を応援する――。斎藤元彦氏(47)が再選した兵庫県知事選は、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が異例とも言える選挙戦略を展開した。こうした行動は、合法性、公平性の観点から認められるのか。総務省や専門家に取材した。

 知事選が告示された10月31日の午前9時半、立花氏は神戸市中央区の阪神西元町駅近くの広場にいた。斎藤氏の第一声会場だ。目の前で斎藤氏の陣営がガンバロー三唱を始めると、立花氏も拳を突き上げた。そしてつぶやいた。「他候補のガンバロー三唱するって、前代未聞やな」

 知事選の原因となった内部告発文書問題は3月、県の元県民局長(当時60、7月に死亡)が、斎藤氏のパワハラや物品の受け取り疑惑などを匿名の文書で報道機関や一部の県議に配布したことが発端だった。

 斎藤氏は告発を把握すると告発者捜しを部下に指示し、3月下旬の記者会見では「(文書は)うそ八百」「公務員失格」などと非難。月末で退職予定だった元県民局長の人事も取り消し、内部調査だけで懲戒処分と判断した。公益通報者保護法に違反する疑いがあると指摘される。最終的に、斎藤氏は県議会による全会一致の不信任決議を受けて失職した。

立花氏の選挙手法 「僕に入れないでくださいね」
 こうして迎えた今回の選挙戦で、立花氏は次のような選挙運動を繰り広げた。

 街頭演説の会場は事前にSNSで公表する▽斎藤氏の演説の前後に同じ場所でマイクを握る▽斎藤氏に対する内部告発文書を「あれは内部告発ではない」などと主張し、「パワハラ」や「おねだり(物品の受領)」も否定する▽「メディアが言っていることは何かおかしい」「(斎藤氏は)悪いやつだと思い込まされている」などと聴衆に訴える――。

 そして、決まり文句は「僕に(票を)入れないでくださいね」だった。演説後は聴衆からの質問に答えたり、記念撮影に応じたり。多くの人は、立花氏と斎藤氏の演説をセットで聴いていた。選挙ポスターには「前知事は、犯罪も違法行為もしていませんでした」「テレビの情報だけではなく、インターネットで調べてみてください」などと書いて掲げた。

 立花氏の演説を聞いていた神戸市長田区の会社役員の男性(49)は、「斎藤さんのイメージは悪かったが、立花さんのユーチューブを見て考えが変わった」。西宮市の女性(76)も「立花さんは正義感が強いし、勇気をもって主張しているってわかる」とし、斎藤氏の支持を決めたと語った。

 ネット上での発信にも力を入れた。

 街頭演説の様子は、陣営がユーチューブで配信。自身が兵庫県内にいない日も含めて、「5分でわかる【兵庫県知事選挙の真実】 真実VSデマ ネットVSオールドメディア 正義VS悪」と題した動画を配信するなど、動画サイトやSNSをフル活用した。

 斎藤氏を応援するなら、なぜ立候補する必要があったのか。

 立花氏は立候補の表明会見で「当選を目標にしなきゃいけないんだって思い込んでいる常識をちょっと覆したい」とし、「選挙って効率いいんですよ。やはり選挙に出るからユーチューブを見てもらえる」と語った。さらに、告示後の街頭演説では「影響力が違う。(ユーチューブなどと)選挙に出て堂々と言うこととは、重みが違うじゃない」とも話した。

 選挙結果は約111万票(得票率約45%)を獲得した斎藤氏に対し、立花氏は約2万票(同約1%)だった。

3476OS5:2024/11/21(木) 20:19:24
「斎藤さんを助けたい」広がった共感とメディア不信 分断の懸念も
専門家「フェアとは言えない」
 立花氏の「効果」について、斎藤氏陣営の一人は「『神風』が吹いた一要因であるのは間違いない」と認める。一方、約14万票差で敗れた兵庫県尼崎市前市長の稲村和美氏の陣営関係者は、「こちらが1馬力、あちらは2馬力で走った選挙戦だった」と表情を曇らせた。

 公職選挙法は、選挙の公平性を担保するために候補者1人あたりのポスターや選挙カーの数などを制限している。総務省選挙課は「法解釈上、候補者は他の候補者の選挙運動ができない」と説明。立花氏の活動については、「違反しているかどうかはわからない。警察が事実に基づいて判断していくものだ」とした。

 専門家からは疑問の声が上がる。

 これまで多くの知事選挙に関わった選挙プランナーの三浦博史氏は、立花氏の戦略が「斎藤氏に対する『判官びいき』に火をつけ、強烈な追い風となったはずだ」と見る。

 投票率は前回を約15ポイント上回る55.65%だった。「選挙が盛り上がるのは良いことだ」との見解を示しつつも、「2馬力」については「フェアとは言えない。これが許されれば、誰かを当選、落選させる狙いで複数人で立候補し、ポスターや選挙カーを増やした選挙運動が可能になる」と問題視。「本人の当選を目的としない立候補は認めない旨を公選法に明記すべきだ」と語った。

3477OS5:2024/11/22(金) 11:58:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c6f9f03afb0b8a10d44945d76e8d2e4dd98660a
マスコミがほとんど報じない「維新代表選」の実態 “大阪主導”に「東京組」不満、万博も重荷に
11/22(金) 8:02配信

東洋経済オンライン
(写真:時事)

 日本維新の会の代表選が17日に告示され、12月1日の投開票に向けて、吉村洋文大阪府知事(49)、金村龍那衆院議員(45)、空本誠喜衆院議員(60)、松沢成文参院議員(66)=届け出順=の4氏が出馬し、党再生を巡る論戦を展開している。

 今回代表選は、「10・27衆院選」敗北に伴う馬場伸幸代表(59)の辞任表明を受けたもので、衆院選での自公過半数割れを踏まえての「国政政党としての維新の在り方」が最大の争点となっている。

 ただ、大阪維新の会代表で維新共同代表も務め、党内での支持が圧倒的とされる吉村氏の当選が確実視されるため、主要メディアは代表選をほとんど“無視”する構えで、早くも「吉村新体制」を前提に、「自公政権との距離」や「野党連携の在り方」に関する吉村氏の対応について取材を進めているのが実態だ。

 そうした中、吉村氏は同党創始者の橋下徹、松井一郎両元大阪市長の後継者として、同党の中核となる「地域政党・大阪維新の会」を率いてきただけに、吉村新代表となれば「大阪主導の党運営が一段と加速する」(党幹部)との見方が少なくない。

 その一方で、衆院選で枕を並べて討ち死にした音喜多駿前政調会長(41)や小野泰輔前参院議員(50)ら“東京組”は「全国規模の国政政党を目指すという基本戦略に逆行しかねない」との不満を募らせているとされ、党内には「吉村氏の対応次第で“東西対立”が激化し、党崩壊への新たな火種にもなりかねない」(同)との不安も広がる。

■創始者・松井氏の「萩生田氏応援」が手痛い打撃に

 維新は「10・27衆院選」で、大阪全19選挙区で勝利する一方、東日本の小選挙区では全滅し、比例代表で約300万票も得票を減らしたことで、公示前の44議席が38議席に落ち込んだ。しかも、衆院選後の各種世論調査の政党支持率では、衆院選で議席4倍増と大躍進した国民民主党に抜かれ、野党第3位に転落しつつある。

 そもそも維新は、今回衆院選で「野党第1党の獲得」を大目標に掲げ、小選挙区は前回衆院選の1・7倍にあたる163人を擁立した。それだけに、吉村氏は敗北直後から「結党以来最大の党存亡の危機」として、馬場氏ら党執行部の責任を厳しく追及。これに対し、続投に強い意欲を示していた馬場氏も、吉村氏らの「辞任要求」に抗しきれず、藤田文武幹事長(43)と共に退任表明に追い込まれたのが実状だ。

 なかでも、選挙戦で馬場氏ら党執行部に対する大きな打撃となったのが、「裏金議員の筆頭格」とされた萩生田光一元自民党政調会長が出馬した東京24区で、党創業者で前維新代表の松井氏が萩生田氏の応援演説に駆け付けたことだ。同区には維新が候補者を擁立していただけに、党内からは「裏金の象徴みたいな萩生田氏の応援はあり得ない」との声が噴出した。

 これに対し松井氏は、「萩生田氏とは20年来の友人。反省してやり直すと言うので応援した」と釈明したが、維新内部からは「馬場氏の統率力のなさの象徴」との厳しい指摘が相次ぎ、結果的に代表辞任の要因の一つになったことは否定できない。こうした経緯もあってか、選挙を受けた代表選実施の可否を巡る国会議員や首長、地方議員らのインターネット投票も、投票総数768票のうち賛成696票、反対56票と圧倒的大差となった。

3478OS5:2024/11/22(金) 11:59:09
■「反自民」か「親自民」かで溝の深さ表面化

 そうした中、17日に告示された代表選では、馬場代表ら現執行部が進めてきた政府・与党との「協調路線」や、看板政策の「身を切る改革」の可否を巡って、4人の候補者が活発な議論を展開している。

 代表選に際し党本部で行われた4候補の合同記者会見で、吉村氏は「自公政権ときちんと対峙(たいじ)していく」などと政府・与党との対決姿勢を鮮明にした。2022年に代表となった馬場氏は「第2自民党でいい」などと主張して与党に接近し、前通常国会では、政治資金規正法改正を巡り「自民に取り込まれた格好」(維新若手)となったことが、衆院選敗北の大きな要因になったとみられていることを念頭に置いた発言だ。

 これに対し、党副幹事長の金村氏は「政策の実現に向け、与野党問わず、政策協議で声を上げていく」と語るなど馬場路線を踏襲する姿勢をにじませた。現執行部には金村氏を支援する動きもあり、今後の論戦を通じて「政治路線を巡る溝の深さ」(同)も表面化する可能性がある。

 その一方で、吉村氏の掲げる「身を切る改革」も論戦のテーマとなっている。衆院広島4区選出の空本氏は「地方議員の数を増やすのに足かせとなる。大きく見直していくことが必要だ」と主張。神奈川県知事を務めた松沢氏も「小さな市町村の議員は議員報酬自体が少なく生活ができない」と否定的な考えを示した。

■「全国政党」か「大阪回帰」かでも対立激化

 もちろん、論戦の最大のポイントは、引き続き「全国政党化」を目指すのか、創業の地である大阪へ回帰するかという「根本的な政治路線の選択」(党幹部)だ。金村、空本、松沢の3氏は選挙地盤が大阪以外という「非大阪組」だけに、口を揃えて「地方組織の体制強化などによる“大阪偏重”の是正」を訴えている。

 さらに、17日投開票の兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦氏を巡る対応の迷走も論争のテーマとなっている。維新は2021年知事選で斎藤氏を推薦したが、パワハラ疑惑が浮上すると、辞職を求める立場に転じた。しかし、維新公認の対抗馬は擁立せず、維新を離党して無所属で出馬した前衆院議員も惨敗したことから、党内には「きちんとした検証が必要」との声が強まっている。

 そうした中、代表就任が確実視される吉村氏にとって、代表選終盤の28日に召集される臨時国会や、来年1月召集の次期通常国会での与野党攻防への関わり方が当面の課題となる。「維新より議席数の少ない国民民主ばかりが注目される状況をどう変えるかで、吉村氏の力量が問われる」(政治ジャーナリスト)からだ。

■「万博」の“赤字問題”も大きな重荷に

 その吉村氏にとって、次期通常国会以降の党運営の大きな重荷となりそうなのが、同党主導で誘致した大阪・関西万博(2025年4月13日から10月13日まで)。もともと関西財界にも成功を疑問視する声が多く、開催時から混乱が露呈すれば、実質的な主催者でもある吉村氏の責任問題にもつながりかねない。とくに、観客不入りなどで赤字が出た場合は「最終的には政府の協力に頼らざるを得ない」(大阪府幹部)との声が多い。その場合、吉村氏が主張する「自公政権との対決姿勢」が“空証文化”する可能性も否定できない。

 自公過半数割れで迷走が続く石破茂政権も、そうした維新の抱える「万博での弱み」を見透かすように、年明け以降に水面下での維新取り込み工作を展開する構えだ。「万博開幕後の集客状況次第で、石破政権が維新との連携問題の主導権を握る事態も想定される」(閣僚経験者)だけに、吉村氏にとって「首尾よく新代表に就任しても、『吉村首相』どころか政治生命の危機に直面しかねない」(同)という厳しい状況が続きそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

3479OS5:2024/11/22(金) 23:22:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e6cf35cebfd63064acf0353f91dc1cf8b3674e
大阪偏重? 維新代表選、党員票半数が府民で非大阪系は不満「見直しを」
11/22(金) 21:41配信
カナロコ by 神奈川新聞
金村龍那氏(左)と松沢成文氏

 一般党員にも国会議員や地方議員と同じ1票を割り当てる日本維新の会代表選(12月1日投開票)を巡り、大阪に地盤がない候補者の陣営や支持者らに困惑が広がっている。有権者の9割以上を占める一般党員票の約半数が大阪府民だからだ。大阪に偏重する党員が結果を左右する独自の投票方式に対し、見直しを求める声も上がる。


 馬場伸幸代表の後任を選ぶ代表選には、吉村洋文共同代表(大阪府知事)、金村龍那副幹事長(衆院比例南関東)、空本誠喜衆院議員、松沢成文参院議員(神奈川選挙区)の4人が立候補している。金村、松沢両氏はともに神奈川、空本氏は広島に地盤を持つ「非大阪系」候補だ。

 投票資格があるのは国会議員や地方議員、首長ら「特別党員」846人と、「一般党員」2万5871人。有権者全体の約半数を大阪府民(1万3835人)が占めており、東京都民は約1400人、神奈川県民は千人余りに過ぎない。

 議員票と党員票に差をつけない仕組みを導入している維新の代表選は、有権者の9割以上を占める一般党員票の行方が勝敗の鍵を握ることになり、とりわけ大阪府民票を固められるかどうかに懸かっている。

 ある維新関係者は「国会議員票に重きを置く自民党や立憲民主党の党首選とは異なり、選挙で選ばれた議員と一般党員を同等に扱う維新の代表選は国政政党の在り方として疑問視され、前回の代表選で規約の見直し論が浮上した」と明かす。しかし、「大阪系」の馬場代表が就いたことで見直しが進まず、今回の代表選で不満が再燃した格好だ。

神奈川新聞社

3480OS5:2024/11/23(土) 08:02:31
>>3479
wikiによると大阪維新が286人(首長、国会議員、地方議員計)

286/846=33%だから、特別党員票を重くすると 大阪比率が下がるのか(って、このへんまで書かないと記事の意味ないよね)
小沢一郎が介入したって言われてるのもあるしhttps://www.sankei.com/article/20151207-XZRLJK4ZUFJEVKSICUF52KMLWI/
党員票の比重が高すぎるのは危険かと

3481OS5:2024/11/24(日) 23:27:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/39b6f8da9720c9f9bd136098509c15eddce45458
維新代表選、与党協調路線の否定目立つ…是々非々では埋没の懸念
11/24(日) 22:39配信

読売新聞オンライン
日本維新の会代表選の街頭演説に臨んだ(右から)金村氏、松沢氏、吉村氏、空本氏(24日午後、京都市下京区で)=相間美菜子撮影

 日本維新の会の代表選(12月1日投開票)の論戦で、自民、公明両党との協調路線に否定的な主張が目立っている。経済対策を巡り国民民主党が与党との協議で成果を上げる中、同じ「是々非々」路線では埋没の懸念があるためだ。一方、来年の参院選に向けた野党共闘に関する立ち位置では隔たりがある。

 24日は、京都市内で候補者4人の合同街頭演説が行われた。空本誠喜衆院議員(60)は「参院選で野党が過半数を取れば、自民党の弱体化を図ることができる」と述べ、野党との連携で政治改革を進めるべきだと強調。松沢成文参院議員(66)も「既得権擁護の政党になれば『第2自民党』になる」と訴えた。

 現執行部は、政策実現を優先して与党との協議も辞さない姿勢だったが、10月の衆院選では「与党寄り」と見られたことで公示前から6議席減らす敗北を喫した。代表選では、知名度のある大阪府知事の吉村洋文共同代表(49)が序盤から「自公政権と対峙(たいじ)する」と打ち出し、与党と距離を置く論調が強まった。現執行部に近い金村龍那衆院議員(45)は「与野党問わず協議していく」としつつ、「第3極の政治を目指して選択肢を示す」とも語る。

 衆院での与党過半数割れの下、国民民主は看板政策である「年収103万円の壁」見直しの方針を政府の総合経済対策に明記させるなど、与党との協議で存在感を示している。維新幹部は「お株を奪われた形で、今さら同じことをしても評価されない」と漏らす。

 もっとも、他の野党との距離感では意見の食い違いが出ている。吉村氏は、参院選でも与党を過半数割れに追い込むため「1対1の構図に持ち込むべきだ」として、改選定数1の「1人区」での野党候補の一本化を提案。これに対し、金村氏は「(野党間で)協議すると野合に見られる。堂々と候補を立てるべきだ」と反論している。

 現在の馬場代表はこれまで、立憲民主党の国会運営などを度々批判して共闘を拒否してきた経緯があり、与党と「決別」したとしても、路線対立の火種は残る可能性がある。

3482OS5:2024/11/24(日) 23:27:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a31e5a672425a1fc079a0ace77b457843053f420
維新・吉村氏、兵庫県議会の自主解散要求 否定的な声相次ぐ
11/24(日) 19:51配信

毎日新聞
会合終了後、報道陣の取材に応じる日本維新の会の吉村洋文共同代表(右)=神戸市中央区で2024年11月24日午前11時45分、東久保逸夫撮影

 兵庫県の斎藤元彦知事(47)が県議会の不信任決議を受けて失職し、出直し知事選で再選されたことを受けて、日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は24日、地元の兵庫維新の会の会合に出席し、県議会の自主解散など三つの選択肢を示して、いずれかを実行するよう求めた。


 会合は斎藤氏がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題や知事選での対応などを総括する目的で、神戸市内で非公開で開催。兵庫維新の片山大介代表(参院議員)は一連の対応への責任を取って辞意を表明し、承認された。

 終了後、報道陣の取材に応じた吉村氏は、県議会の自主解散▽公益通報への適正手続きやパワハラの防止、職員の政治活動の禁止などを定める条例の制定▽維新県議団で別の対応を検討――の三つの選択肢を提示したと明らかにした。

 吉村氏は、議会の自主解散を提案した理由を「議会が不信任とした知事を県民が信任した。県民から見れば議会に対する不信任と同じではないか」と説明。また、各種条例の制定については「二元代表制なので、県政混乱の責任は議会にもある」とし、二度と同じことが起きない仕組み作りを提案したという。

 その上で「新たな選択肢があるのなら、やってもらえばいい。最もいけないのは何事もなかったかのように進んでいくことだ」と述べ、兵庫維新として年内に方向性を定めて明らかにすべきだとした。

 特例法に基づく県議会の自主解散には、全議員(85人)の4分の3以上が出席し、5分の4以上の同意が必要で、維新(21人)単独での成立は不可能だ。

 2023年の県議選には約16億円の経費がかかっており、維新県議団幹部は「現時点では吉村さんの真意を測りかねている。選挙にはお金がかかる。会派内で話し合うが、自主解散は無理かなあというのが感想だ」と戸惑いを見せた。

 他会派からも否定的な声が相次いだ。ある自民県議は「知事選期間中のSNSでの誹謗(ひぼう)中傷を解明し、公職選挙法の改正を国に求める決議をまとめなければならない。自主解散などとんでもない」と反発し、公明県議団幹部も「新年度予算案の審議に影響し、県政の停滞を招くだけだ」。ひょうご県民連合幹部は「百条委(調査特別委員会)で疑惑の真偽を確かめる必要がある」と強調した。共産党県議も「斎藤氏の知事選での得票率(約45%)は5割に満たず、自主解散の必要があるのか」と疑問を投げ掛けた。【東久保逸夫、栗田亨、中尾卓英】

3483OS5:2024/11/27(水) 17:20:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/07a472c7aa8711a829ae48c0670406665f5d6fdf
維新・藤田幹事長「吉村知事に“共同代表”指名権なし」複雑な党規約を説明 吉村新代表なら“国会の顔”は誰に?
11/27(水) 16:43配信

FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

日本維新の会の藤田文武幹事長は27日、党の新代表に国会議員以外が選出された場合に国会議員団をまとめる「共同代表」の選出方法についての規約を説明し、新代表には「指名権」がないことを明らかにした。

維新の代表選には、吉村洋文大阪府知事、金村龍那衆院議員、空本誠喜衆院議員、松沢成文参院議員が出馬している。

党員数が圧倒的に多い大阪府内の人気をバックに吉村氏が優位とされるが、仮に吉村氏が代表となった場合、新たな国会の顔「共同代表」が誰になるかが焦点となる。

藤田氏は会見で、「仮に吉村さん、国会議員以外がなった場合は、国会議員団の方で代表を選出する。その方が共同代表になる」と規約を説明した。

藤田氏によると、12月1日の代表選で国会議員が新代表になった場合は、そのまま「国会議員団代表」を兼務するが、吉村氏が新代表となった場合は、翌2日に国会議員団役員会と両院議員総会を開いて「国会議員団代表」を決める選挙が行われる。

吉村氏には「指名権」がなく、選出された「国会議員団代表」が、自動的に党の「共同代表」になる仕組みだという。

また藤田氏は、「(共同代表は)非常に重要なパートナーとなるので、仮に吉村さんがなった場合、代表の意向は一応お聞きするが、そこに強制力はない」と付け加えた。

会見では、衆院選の落選候補125人のうち39人を、選挙区支部長に「仮再任」したことも発表したが、正式な再任は、新執行部に判断を委ねた。

維新には、候補者が落選すると自動的に「特別党員」の資格を失う規約があり、代表選の告示日に党籍がない状態だったため、この39人にも代表選の投票権はないという。

フジテレビ,政治部

3484OS5:2024/11/30(土) 08:02:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e603a11cf88c0bd269e5958db0ef0f106b928b28
N党会見が修羅場に一部記者が延々質問→立花氏ブチギレ「帰れ!」相手サイトで続き提案も拒絶→他記者も立花氏に同調
11/29(金) 20:14配信

デイリースポーツ
 立花孝志氏

 NHKから国民を守る党(NHK党)が29日、都内で定例記者会見を開き、立花孝志党首が質問をし続ける一部のネットメディア記者を退出させる騒動があった。

 会見は複数の記者が参加していた。スタートから20分後に、Arc Timesの望月依塑子記者が質問し、立て続けに立花氏に問いかけた。続けて、同じArcの尾形聡彦記者が質問を続けた。

 2人で約40分間を消費したところで、立花氏が尾形氏に「ちなみに裁判とかしたことあるんですか?」と逆質問。「ありますよ」という尾形氏に「訴状とか作ったことあります?弁護士さんとかに任せてる人の質問って、バカらしくて答えられないんですよ」と立花氏。尾形氏が「ちゃんと答えていただきたいんですけど」と応じると、立花氏は「じゃあ、これうちの会見なんで、そっちの番組やってるんでしょ。呼んでくれたら行きますよ。他の人たちの都合のために、あなたたち2人が来て、自分たち、カメラ回してるんでしょ。少なくとも営利目的でしょ。だから、行ってあげるよ。俺が1人で行くから、待ってよ。他の人もいるんだから」とついに質問を打ち切ろうとした。

 それでも「あと、1、2問だけ聞かせて下さい」と継続する尾形氏に、立花氏は「もうお断りします。続きはArc Timesで」と場所と時間を変えて続けることを提案。尾形氏が「遮らないでください」と応じないと、立花氏は「もう遮ります。その代わり、呼んでくれたら、すぐにでも行きます」と手で制した。

 会見に同席した斎藤健一郎参院議員も「何回も来てくれてる方も質問したいんですよ」と参戦し、立花氏も「あなたたちがお金稼ぐ場所じゃないんですよ」と通告。それでも話す尾形氏に「聞けないの?じゃあ、もう帰って。出てって。ここの管理権はこっちにあるんだから」とついに、立ち上がり「帰れ!何度も言ってるじゃないか。回答してるだろ。何分かかるんだよ、君の質問に。他の人たちの時間を確保するために、1時間でも2時間でも君のチャンネルに行ってやるって言ってんだから、待てよ!2時間くらい」と怒鳴った。

 さらに「妨害ですよ、完全に。あと10カウントで退出しないなら衛士を呼びます。10、9、8、7…。退出しないんですね。衛視を呼びます」とカウントダウンで追い込むと、尾形氏はついに「退出します」と宣言。「するの?格好悪いね」と挑発する立花氏に「だって、あなた方が…」と返した。

 「じゃあ、俺はあんたんとこ行かんで、ええねんな?」と問う立花氏に尾形氏は「来ていただかなくて結構です」と拒絶。「根性ないな。質問に答えてやるって言ってんのに」と告げ「早く帰れよ」と突き放すと、「帰りますよ」「帰ってないやないか。とっとと帰れよ」「それが脅迫だと思います」「だったら警察行けよ」「それも考えます」「考えるだけでしょ。いま110番せえよ」「質問の都合が悪いから…」「都合が悪かったら、なんであんたんとこのチャンネルに行くと言うてんのよ」と修羅場は延々続いた。

 他の記者もしびれをきらし、尾形氏に「そうやって言うんだったら、行かないと。正当性保てないよ」と言い出す始末。立花氏は「あなたの番組に呼んでくれないなら、訴えるよ」と通告した。

3485OS5:2024/12/01(日) 22:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/56be77b6f099c40bbfcf70419304e63b8aeaf8ee
維新懸案の全国政党化 吉村新代表が路線修正 参院選の「野党予備選」には異論噴出
12/1(日) 22:08配信
日本維新の会新代表に就いた吉村洋文氏は1日の臨時党大会後の記者会見で、懸案の「全国政党化」を巡り、選挙で議員らを誕生させる「戦略的地域」を選定して候補を擁立すべきだと主張、馬場伸幸前代表が進めた全国での党勢拡大路線を修正する考えを示した。来夏の参院選では与党を過半数割れに追い込むため改選1人区で野党候補を一本化する「予備選」実施を目指すが、党内には異論もある。

吉村氏は会見で「戦略的地域」の狙いについて「全国おしなべて擁立するのは(党の)体力や戦略を考えても違う。多極分散型国家の拠点となるエリアを強化すべきだ」と説明した。

背景には、代表選で維新の存在意義の一つとして掲げた「道州制実現」がある。代表選では「道州制を掲げている以上、(各州の)中心都市(の選挙区)では、できるだけ候補を立てて勝負していくべきだ」と訴えた。

参院選に向けては代表選期間中、改選1人区で与野党の一騎打ちに持ち込むべきだと主張。野党候補を一本化するため、参院選前の「予備選」実施に意欲を示した。

政党間協議による候補者調整を「野合談合」と批判する吉村氏は会見で「(野党同士が)1人区でつぶし合うよりは『準決勝』をすべきだ。公正なルールをつくれるか、簡単ではないが協議を持ち掛けていきたい」と述べた。

ただ代表選では競合相手から予備選に否定的な声が出た。金村龍那衆院議員は「予備選をやること自体が票を固める行為で、野合にみられる」と指摘。松沢成文参院議員も「どういうルールを構想しているのか。ルールを示さないと全く実現の可能性がない」とした。

3486OS5:2024/12/01(日) 22:40:22

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d32de1e46436e47010f19759b04ff549f2daa11
日本維新の会代表に大差で吉村氏選出 共同代表には前原氏の意向
12/1(日) 18:27配信

朝日新聞デジタル
日本維新の会の代表選で新代表に選ばれ、あいさつする吉村洋文氏=2024年12月1日午後6時19分、大阪市北区、白井伸洋撮影

 日本維新の会の代表選が1日、大阪市内での臨時党大会で開票され、吉村洋文共同代表(49)=大阪府知事=が国会議員の3候補を下し、新代表に選出された。吉村氏は政党トップと府知事の「二足のわらじ」を履くことになり、その手腕が問われる。

 吉村氏は当選後のあいさつで、「次世代のための政党ということを軸にして、一つになって進んでいきたい。経験も数も少ない中で、国政政党として他党とぶつかっていくことが必要だ」と述べた。

 維新は10月の衆院選で6議席を失い、馬場伸幸代表の責任を問う形で代表選の実施が決まった。吉村氏のほか、金村龍那衆院議員(45)=比例南関東=、空本誠喜衆院議員(60)=広島4区=、松沢成文参院議員(66)=神奈川選挙区=が立候補し、党勢立て直しに向けた取り組みが争点となった。議員ら特別党員846人と一般党員2万5025人が1票ずつを投票し、吉村氏は8547票、金村氏は635票、空本氏は492票、松沢氏は1066票だった。

 選挙戦で吉村氏は、馬場氏が進めた「全国政党化」の方針を維持しつつも、本拠地・大阪を中心に関西や大都市に重心を置くと主張した。また、維新が掲げてきた「是々非々」路線を重視する一方、「自公政権とは、きちんと対峙(たいじ)をしていくべきだ」とも指摘。与党と一定の距離を置く考えをにじませる。

 ただ、党勢回復のきっかけにと期待した代表選自体が盛り上がりを欠いたため、埋没懸念を抱えたままの船出となった。現職の大阪府知事である吉村氏は、国会から離れた場所で指揮を執ることになり、党首と首長の一人二役を演じる難しい役回りも迫られる。国会の現場をまとめる国会議員団長(兼共同代表)は、2日の両院議員総会に諮って決められるが、吉村氏は「前原誠司元外相に就いていただきたい」と述べた。

 吉村氏は弁護士を経て、2011年に大阪市議に初当選。14年から衆院議員を約10カ月務め、15年に大阪市長に就任した。19年、任期途中で大阪府知事選に立候補して当選。現在2期目。20年から地域政党・大阪維新の会代表、22年から維新の共同代表を務める。(小林圭)

■日本維新の会代表選の各候補の得票数

吉村洋文大阪府知事(49)  8547票

松沢成文参院議員(66)  1066票

金村龍那衆院議員(45)  635票

空本誠喜衆院議員(60)  492票

朝日新聞社

3487OS5:2024/12/01(日) 22:42:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c9d37e99aa44318b12541f05af1345ddfb7a4d4
維新・吉村新代表「三足のわらじ」で多難の船出 衆院選直後の代表選、国政で埋没 国民民主にお株奪われ
12/1(日) 22:25配信

産経新聞
代表に選出された吉村洋文氏=1日午後、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

日本維新の会代表選で1日、新代表に「本命」とされた吉村洋文大阪府知事(49)が選ばれた。臨時国会ではさっそく2日から石破茂首相の所信表明演説を受けた各党の代表質問がスタート。衆院選後の埋没感が否めない中、吉村氏が重視する存在意義を示す上での試金石となる。主要政党で唯一、首長が代表を務める国政政党として結束し、目指す国家像や政策の旗印を打ち出せるか。多難の船出となりそうだ。

■党内から焦りも

「決して大阪、大阪いうつもりはない。われわれは全国政党だ。全国の皆さんと一緒に古い自民党とぶつかっていく」

新代表選出後の臨時党大会で吉村氏はこう訴えた。

ただ衆院選直後に代表選を行った維新は、与党の衆院過半数割れに伴う複雑な政局で取り残された。2日から始まる代表質問は衆院選後初めて首相と対峙(たいじ)する機会だが、1日夜の時点で維新は登壇者も決まっていない。党内からも「魂のこもっていない代表質問になるのでは」と焦りの声が漏れる。

党の結束にも不安が残る。吉村氏は党三役に若手を起用する考えを表明した。代表を退任する馬場伸幸氏らは与野党に幅広い人脈を持つが、新執行部とは距離を置く意向だ。

地域政党「大阪維新の会」の代表でもある吉村氏は11月19日の代表選で、看板政策「大阪都構想」の新制度案を党内議論で1年以内にまとめることを掲げて再選した。

とはいえ、都構想の是非を問う住民投票は平成27年と令和2年に実施、いずれも反対多数で否決されている。

新たな都構想への挑戦に際し、吉村氏は住民の理解を得る「民主的なプロセスが必要」としており、ハードルは高い。都構想に反対してきた自民市議は「党内を統制するため、分かりやすい政策を掲げただけではないか」と懐疑的だ。

■浮沈握る万博成否

さらに約4カ月半後には維新が誘致を主導した2025年大阪・関西万博の開幕が控える。吉村氏は地元知事であり、万博を運営する日本国際博覧会協会の副会長でもある。

万博の前売り券販売は目標の1400万枚に対し、約737万枚(11月27日時点)で機運醸成は道半ば。会場運営費の原資となる入場券収入に赤字が出れば公費負担は免れず、大型選挙で万博の成功を公約に掲げてきた維新の浮沈を左右しかねない。

吉村氏の「三足のわらじ」への懸念は、くしくも代表選を争った松沢成文参院議員が投票前の候補者演説で指摘した。

「私たちは吉村氏に頼りすぎだ。多くの仕事を抱え、スーパーマンでも厳しい。日本維新の主戦場は国会であり、リモートコントロールでは他党との丁々発止の戦いに勝てない」

■代表任期見直しへ

吉村氏は1日の記者会見で、党代表の任期見直しに言及した。「代表選をしている最中に国政での議論が進んだ。代表の任期についても、党のガバナンス委員会に諮(はか)りたい」と述べた。

維新は党規約で代表の任期を国政選挙や統一地方選といった大型選挙の投開票日から90日後と定める。自民党などが党首の任期を一定期間で区切るのと比べて変則的だ。

トップの去就を選挙結果に委ねる形だが、代表選を実施するかどうかは大型選挙後45日以内の臨時党大会で決める「2段階方式」を取る。

一方、10月の衆院選で与党が過半数割れしたため、与野党の政策協議が活発化した。なかでも手取り増を掲げて衆院選で躍進した国民民主党は維新よりも衆院の議席数が少ないにもかかわらず、政局のキャスチングボートを握る。維新は「改革政党」のお株を奪われた格好だ。

吉村氏は「今回、課題点を目の当たりにした。代表と執行部が誰になるのか分からず、国政での議論にコミットできていなかった」と述べ、代表の任期をガバナンス委員会に諮るとした。(山本考志、石橋明日佳、藤谷茂樹)

3488OS5:2024/12/02(月) 14:35:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e794ea2e415800e7157bc08c2b89014321cb4959
維新・吉村代表、幹事長に岩谷良平氏、政調会長に青柳仁士氏を起用へ
12/2(月) 13:46配信
 日本維新の会の新代表に就任した吉村洋文大阪府知事(49)は、幹事長に岩谷良平衆院議員(44)=大阪13区=を、政調会長に青柳仁士衆院議員(46)=大阪14区=を起用する方針を固めた。いずれも当選2回の若手を登用し、党内の世代交代と刷新を図る。

 複数の党関係者が明らかにした。岩谷氏は1日に投開票された維新代表選で、吉村氏に立候補を要請し、支援したメンバーの一人だった。青柳氏は、前執行部で国会議員団の政調会長代行を務めていた。

 両氏はいずれも2021年の衆院選で初当選した。吉村氏は代表選出後の会見で、党三役について「若手にやってもらいたい。若いメンバーがこれから維新引っ張っていく必要がある」と語っていた。(小林圭)






日本維新の会
代表:吉村洋文大阪府知事(49)
共同代表:前原誠司衆院議員(62)(京都2区、11期) ??
幹事長:岩谷良平衆院議員(44)=大阪13区=
政調会長:青柳仁士衆院議員(46)=大阪14区

大坂維新の会
代表:吉村洋文大阪府知事(49)
幹事長:横山英幸 大阪市長
政調会長:岡崎太 大阪府議
総務会長:佐々木理江 大阪市議

3489OS5:2024/12/02(月) 17:42:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/cef70f3f3937f70abac1c0270588f370721f4742
党を渡り歩く前原誠司氏、維新で復権か 当選11回、波乱に満ちた政治遍歴をたどる
12/2(月) 17:31配信


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京都新聞
前原誠司氏

 日本維新の会の共同代表に前原誠司衆院議員(京都2区)を起用したいとの意向を新代表の吉村洋文大阪府知事(49)が示している。当選11回で62歳の前原氏はかつて、民主党と民進党で2度も野党第1党の党代表を務めたが、民進党を実質的解党して希望の党に合流し衆院選で惨敗。今年は国民民主党を割って立ち上げた新党「教育無償化を実現する会」を解党し日本維新の会に合流させた。「非自民・非共産」のスタンスで野党結集に意欲を示す前原氏の足跡を振り返る。

【写真】国民民主党代表選で敗れ、玉木氏に頭を下げる前原氏

 国民民主の代表代行だった前原氏は昨年9月、国民民主の党首選に挑み、玉木雄一郎代表に惨敗した。代表選に挑むのは43歳で代表に就いた旧民主党時代から数えて5度目だった。

 この敗北で2勝3敗。前原氏は昨年11月、玉木代表の党運営が与党寄りだと批判し、国民や無所属の京都・滋賀の議員ら4人と新党結成を表明。国民民主党は両院議員総会で前原氏ら4議員の離党届を受理せず、除籍(除名)処分にした。

 前原氏は京都大法卒。松下政経塾出身で1993年に日本新党から国政入り。2005〜06年に民主党代表を務めた。1993年に日本新党で衆院初当選後、新党さきがけを経て1996年の民主党結党に参画した。

 2005年、野党第1党の民主党党首に駆け上がると「将来の総理候補」と目された。支えたのは当時、前原グループと呼ばれた「凌雲会」。官房長官を務めた故仙谷由人氏が番頭役。現立憲民主党の枝野幸男、福山哲郎(参院京都選挙区)の両氏、自民に移った細野豪志氏もいた。

 民主党政権では国土交通相、外相などを歴任した。だが、2012年に民主党政権が下野すると、多い時には70人ぐらいいた前原グループは1人また1人と抜けていった。

 前原氏は2017年、民進党代表に選ばれた。衆院選直前に前原氏は実質的解党をし、小池百合子東京都知事の率いる希望の党への全面合流を図った。

 だが、小池氏の「排除の論理」に反発した枝野氏や福山氏らが旗揚げした旧立憲民主党が野党第1党を獲得。結果的に旧民主勢力の分裂を招き、「1強多弱」の政治状況が生まれた。 惨敗の責任をとって民進党代表を辞任した前原氏はこの時、京都新聞社のインタビューに「厳しい選挙でも応援してくれた人への責任がある。もう一度はい上がり、政権政党の中核で仕事をしたい」と述べていた。

 前原氏は希望の党に合流し、その後、国民民主党に参加した。昨年夏、国民代表選に名乗りを上げた際は、会見で「このままいけば国民民主はなくなる」と強調。玉木氏の政治姿勢に疑問を呈してきた。

 その後、国民民主党を除名され、昨冬に結党した新党「教育無償化を実現する会」で代表を務めたが、今年10月の衆院選の公示直前に解党し日本維新の会に合流させた。

 前原氏は2019年に自民党の石破茂首相と安全保障に関する超党派の勉強会を発足させるなど与野党に知己は多いが、希望の党との合流や党運営をめぐってあつれきが生じた政治家も多い。維新で前原氏が野党連携のつなぎ役になれるかが注目される。

3490OS5:2024/12/02(月) 22:41:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/59012da4f7758a1eb3b852d5b544ed403f45638b
「大阪一極集中」維新代表選で吉村氏圧勝、神奈川関係2氏が一石投じる 松沢氏「共同代表に名乗り出る」
12/1(日) 22:00配信


カナロコ by 神奈川新聞
日本維新の会代表選を終え、互いに健闘をたたえ合う松沢氏(左)と金村氏=1日、大阪市内のホテル

 1日に投開票された日本維新の会代表選は、大阪府知事の吉村洋文共同代表がほぼ8割を得票する圧勝となった。松沢成文(参院神奈川選挙区)と金村龍那(衆院比例南関東)の神奈川県関係2氏は14日間の論戦で「大阪一極集中」とされる党運営の在り方などを指摘。大差で敗れたものの、来夏の参院選を控え、課題の“全国政党化”に向けて一石を投じた形だ。

 代表選は、一般党員約2万5千人と議員ら特別党員約850人が等しく1票ずつ投票する独自の制度で実施された。吉村氏は大阪府民が約半数を占める一般党員票を手堅く固めた。

 「私たちは吉村知事に頼りすぎだ。大阪以外から、国会にこの党のリーダーを作らなければいけない」

 大阪市内のホテルで開かれた臨時党大会。投票前の演説でこう訴えた前神奈川県知事の松沢氏は候補者4人中2位となり、一定の存在感を示した。

 大会後、記者団に「大阪の党員が多いので厳しい選挙になることは分かっていた」と振り返りつつ、「今の党に足りない部分を吉村代表に指摘できた。勝てなかったが成果はあった」と手応えを語った。

 党規約は、代表に首長や地方議員が就いた場合、国会議員から共同代表を選ぶと定めている。松沢氏は党が2日に開く両院議員総会で選出する共同代表に、自ら候補として名乗り出る意向を明かした。

 県組織「神奈川維新の会」代表の金村氏は3位の結果を受け、記者団に「頑張れば票が伸びる選挙戦ではないとは理解していた。その中でやれることは最大限やった」と語った。強く主張していた全国政党化については「吉村さんも歩みを止めないのではないか」と新代表の手腕に期待を込めた。

神奈川新聞社

3491OS5:2024/12/03(火) 00:09:15

漆間譲司 大阪8区


https://news.yahoo.co.jp/articles/7f14c303cea23765d4b2a5a072d833120da0acf9
維新・吉村洋文新代表 飲み食い政治脱却の象徴的人事「お酒飲めないと聞いているけど、どう?って」
12/2(月) 23:09配信
スポニチアネックス
大阪府の吉村洋文知事

 日本維新の会の新代表に選出された吉村洋文大阪府知事(49)が2日、BS―TBS「報道1930」(月〜金曜後7・30)にリモートで生出演し、党役員人事の裏話を明かした。

 1日に投開票された代表選で、吉村氏は約8割の票を獲得。松沢成文参院議員(66)、金村龍那副幹事長(45)、空本誠喜衆院議員(60)を破った。今後は国政政党の日本維新の会、大阪維新の会、府知事という3つの肩書を持つことになる。

 「永田町の古い感覚、政治をぶっ壊し、政策を実行していく改革政党でありたい」という吉村氏は、その言葉通り、税金で飲み食いしながら議論して進めていく方針をあらためていくという。

 番組では、党役員人事について問われた。国対委員長に起用する方針なのは、漆間譲司衆院議員。MCのキャスター松原耕二氏から「事前に(漆間氏に)電話して、“お酒飲めないですよね?”と聞いたと聞きました」と質問されると、吉村氏は「すごい取材力ですね。本当です」と驚いた様子で認めた。

 「漆間さん、お酒を飲めないと聞いていたんですけど、電話して、“漆間さん、お酒飲めないと聞いているけど、どう?”って聞いて。“一滴も飲めないです”って言うから、“じゃあ国対委員長お願いします”って言いました」

 とはいえ、漆間氏の能力を知った上の起用だという。「漆間さんという方は、僕が市議会、彼が区議会議員になった時から一緒にやってきていますから、非常に能力の高い議員だとは分かっています。もちろん国会議員の中でまだまだ名も知れていないですけど、非常に能力も高いし、さまざまな交渉が当然、必要になるからそれをやってもらうのは前提」と解説した。

 飲み食い政治からの脱却を狙う意味で、象徴的な人事にもなる。「飲み食い政治から距離を置くというのは、方針でもありますから。政策の意思決定は、もっときちんとしたプロセスの中でやっていこうよと。永田町の飲み食い、料亭から出て来たら方針が決まっている、とかいうシーンをよく見かけるんだけれども、そういう決め方じゃなくて、政策議論を戦わせて、物事を決定せさせていくプロセスを、日本維新の会は踏んでいくべきだという考え方を、僕は持っています」。また「永田町から見たら僕は非常識かもしれませんけど、こちらで進めたい」と力を込めた。

3492OS5:2024/12/04(水) 07:52:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc10cf2a3344a75a02ee63c034ab1c46e9a6a540
維新・前原氏、対決前面に始動 「外様」冷めた目も
12/4(水) 7:05配信


時事通信
衆院本会議で代表質問に臨む日本維新の会の前原誠司共同代表=3日午後、国会内

 日本維新の会の前原誠司共同代表(62)は3日、就任後初の国会論戦に臨んだ。

 与野党が維新新体制の出方を注視する中、石破政権との対決姿勢を前面に出した。長い政治経験を買われて国会議員を束ねるポジションに就いたが、維新の党歴はわずか。「外様」に対する冷めた目もあり、若手中心の執行部を統率できるか手腕が問われる。

 「この期に及んでどうして分からないのか」。前原氏は3日の衆院代表質問で、自民党が政策活動費を廃止するとしながらも党支出の一部を非公開にしようとしている点を問題視。石破茂首相にこう迫った。

 鉄道という共通の趣味もあり、首相と親交がある前原氏だが、代表質問では企業・団体献金禁止に慎重なことへの批判を展開。「自民党の中にも心ある議員はいる。首相もそうだったはずだ」と畳み掛けた。

 石破政権に厳しいトーンは馬場伸幸前代表と同じ。政策面でも、教育無償化や憲法改正など維新が重視してきた政策を取り上げた。

 前原氏は衆院当選11回。維新の衆院議員で群を抜く。民主党政権では外相などを歴任した。

 ただ、衆院選を控えた10月上旬に維新に合流したばかりで、足場がない中での共同代表就任。「キャリアを考えると他にいなかった」(維新関係者)事情もあり、安全運転に努めた形だ。

 課題は党内の掌握。前原氏以外の新執行部は衆院当選2回の若手ばかりで、旧執行部の一人は「まとめられるのか」と懐疑的だ。前原氏自身、「維新のことはまだよく分からない」と漏らす。

 他党からも冷ややかな声が上がる。自民幹部は前原氏が民進党代表だった2017年に党を分裂させた過去を捉え、「壊し屋だ」と手腕を疑問視する。前原氏は2日の記者会見で、昨年たもとを分かった国民民主党との向き合い方を問われて「きのうの敵はきょうの友」と述べたが、同党幹部は「どの口が言うのか」と切り捨てた。

3493OS5:2024/12/05(木) 22:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1083ab741afe5d8423558585cafcb53e558179db
維新、「吉村カラー」に一新 衆院予算委に新幹事長、政調会長を投入 対決路線に転換
12/5(木) 19:48配信


産経新聞
衆院予算委員会で質問する日本維新の会の岩谷良平幹事長=5日午後(春名中撮影)

日本維新の会は5日の衆院予算委員会に、吉村洋文代表(大阪府知事)のもとで一新された新執行部のメンバーから岩谷良平幹事長、青柳仁士政調会長を登場させた。先の衆院選で議席を減らし、永田町での埋没が指摘される。維新は時の政権への「是々非々」路線は横に置き、論戦では石破茂首相との対決姿勢を前面に打ち出した。


「われわれ新生・吉村維新の会は徹底的に次世代のための党としてこれからの政治を行っていく」

岩谷氏は質疑でこう切り出し、体制の若返りを強調した。大阪府議出身の岩谷氏は吉村氏に近い。新代表の吉村氏は自民党政権と距離を置く考えを示しており、岩谷氏もこの日、「自民は政策活動費を廃止すると言いながら結局は抜け穴をつくろうとしている」と首相を追及するなど対決姿勢を鮮明にした。

続く青柳氏も自民が存続を求めている企業・団体献金について「わが党は企業・団体献金が日本の政策をゆがめていると思っている」と主張。さらに、「(企業・団体側に)見返りを与えたことは本当に一度もないのか」と迫り、首相が「(献金を)頂戴したから利益を計らうようなことはしない。(青柳氏の主張は)決めつけというものだ」と気色ばんで反論する場面もあった。

もっとも、維新はこれまで、創業者の橋下徹元大阪府知事や松井一郎前大阪市長が安倍晋三元首相ら時の政権トップと親密な関係を築き、大阪・関西万博、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を精巧させるなど政策実現につなげてきた歴史がある。維新の対決姿勢は、行き過ぎれば政権との溝を一層広げかねないリスクもはらむ。(永原慎吾)

3494OS5:2024/12/13(金) 07:10:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f723489374e08a5469f2a29ec67d4d17795aa076
党内からも「アホやないか」 維新が補正予算めぐり迷走、組み替え動議提出も政府案に賛成
12/12(木) 20:53配信

産経新聞
衆院予算委員会で質問する日本維新の会の前原誠司共同代表=11日午前、国会内(春名中撮影)

日本維新の会が迷走している。政府が提出した補正予算案の撤回と組み替え編成を求める動議を国会に提出していたが、12日の衆院本会議では政府案などに賛成した。維新と自民、公明両党による教育無償化を巡る協議体が設置されることなどとして賛成に回ったが、党内では新執行部の対応に不満が渦巻いている。

維新の前原誠司共同代表は12日の党会合で、補正予算案への賛成理由について、教育無償化を巡る自公維の実務者協議を年内に始めることで合意したことなどを挙げた。「われわれの考え方を実行するには、与党とも話し合うことが大事だ。虎穴に入らずんば虎子を得ず、という故事もある」と理解を求めた。

■いてつく党会合

異変は直後に起こった。執行部からの一連の報告事項が終わると、3党協議に関する合意文書も作成されていないなどとして不満を募らせていた浦野靖人衆院議員が怒りをぶちまけた。

浦野氏「自公との協議で紙に残るものは何もない。口約束で予算案の賛否を決めるほど、わが党は軽いのか」

前原氏「紙をまとめるかどうかのタイミングもある。自公は過半数割れしており、この新たな状況に対して野党がどう対応するのかが問われている」

当初、和気あいあいとした雰囲気で始まった党会合は一気にいてつき、前原氏も怒りを抑えながら浦野氏に答えている様子がありありと見えた。

■エサなしで釣れた

維新は11日、与党との対決を掲げる吉村洋文代表(大阪府知事)の方針を踏まえ、補正予算案を撤回し、組み替え編成を求める動議を提出していた。だが、一夜明けた12日朝、教育無償化に関する3党の協議体を設置することで合意したなどとして方針転換した。吉村氏は同日、大阪府庁で記者団に「教育無償化の3党協議の枠組みができ、一歩前進と考えた」と語ったが、あまりにも早い変わり身に疑問の声が上がった。

維新古参メンバーは「『維新は正論を吐いて筋を通してくるから、ちゃんと向き合わないと面倒臭い』と思わせる絶好の機会だった。今の永田町のスピード感に全くついていけていない」と嘆いた。維新中堅は「立憲民主党や国民民主党よりも3つぐらいグレードが低い条件を握らされて賛成に回ってしまった。アホやないか」と毒づいた。

維新をうまく引き込んだことについて、自民重鎮は「野党同士を競わせるのがうまくいったということだろう」と論評し、別の自民ベテランは「エサもつけずに魚が釣れた」と高笑いした。(千田恒弥)

3495OS5:2024/12/13(金) 07:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb72bc300d4d071dbcfc0b6babb4b1865c662c84
「口約束で決めるほど軽いのか」補正予算に賛成で維新“馬場系議員”が批判 前原氏「虎穴に入らずんば」
12/12(木) 22:52配信


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

衆院本会議で12日、今年度補正予算案に賛成した日本維新の会で、採決に先立ち、一部の議員から執行部への批判があがった。

維新は12日、自民・公明両党と政調会長会談を行い、年内にも教育無償化に関する協議を3党の実務者で始めることで合意。

本会議での補正予算案の採決前に行われた維新の会合で、前原共同代表は、「少数与党で我々の考え方を実行するには、しっかりと与党と話をしていく枠組みを作ることは大事だ。虎穴に入らずんば虎児を得ずということもある」と述べた。

これに対し、浦野靖人議員は、「口約束で維新の会が補正予算の賛否を決める。それほど我が党の賛否は軽いのか」と批判。

さらに浦野氏は、「紙に残すもの(合意文書)が何もないというのは、どうかと思う。これは前の馬場執行部の時に身内からも批判された。そのことをお忘れなきように、現執行部にはお願いしたい」と述べた。

浦野氏は馬場前代表に近く、5月に岸田首相(当時)と交わした合意文書に「期限がない」と、党内外の批判を浴びたことを意識したとみられる。

前原氏は、「紙をまとめるかどうかはタイミングもある。自公が過半数割れをしている新たな状況で、野党がどういう対応を取るかが問われている。今後の努力を見てほしい」と説明した。

党内では浦野氏以外にも、「何も取らずに賛成なんて、自民党は『餌なしで魚を釣った』と喜んでいる」などと、補正予算案賛成を巡る不満がくすぶっている。

フジテレビ,政治部

3496OS5:2024/12/19(木) 11:16:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/139f03e65936f8877ec87605edc01dbf1ea60aea
吉村維新、与党に対決姿勢のはずが… 「ベタ折れ」で党内に不満の芽
12/19(木) 10:00配信

朝日新聞デジタル
記者会見する日本維新の会の岩谷良平幹事長=2024年12月18日午後1時44分、国会、小林圭撮影

 今月から新体制で再始動した日本維新の会が、早くも迷走気味だ。吉村洋文代表(大阪府知事)が自公政権との対決姿勢を強める一方、国会では与党と教育無償化の協議で合意し、政府の補正予算に賛成した。立ち位置が定まらない新執行部に、党内には不満の芽が育ち始めている。

 「目立つために政治をやっているわけではない。結果が得られたことを一番重視している」。2日に就任した岩谷良平幹事長は18日の会見で、こう強調した。

 「結果」とは、維新が掲げる教育無償化をめぐり、自民、公明両党と3党の協議体設置で合意したことを指す。12日午前に合意し、直後の衆院本会議で政府の補正予算案に対し賛成に転じた。16日には3党の政調会長が、来年度予算に向けて協議。教育無償化など維新の要求を盛り込むことで合意した。

 だが、政府の予算編成大綱案に加えられたのは「教育無償化を求める声があることを念頭に」の一言だけだった。無償化に十分な予算が付く保証はなく、前執行部の一人は「与党にベタ折れだ。完全に足元を見られている」と突き放す。

朝日新聞社

3497OS5:2024/12/19(木) 20:48:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/88e34198fae5000bfb37aeebe32ce99e6093b52a
維新、予算賛否てこに圧力 埋没懸念、与党と無償化協議
12/19(木) 20:24配信
時事通信
日本維新の会との教育無償化協議であいさつする自民党の小野寺五典政調会長(中央)=19日午後、国会内

 自民、公明両党と日本維新の会は19日、教育無償化に関する実務者協議の初会合を国会内で開いた。

 所得制限なしの高校無償化を看板政策に掲げる維新は関連費用を2025年度予算案に盛り込むよう要求。与党の対応次第で予算案に賛成すると示唆し、「少数与党」に圧力をかける。与党は維新との「部分連合」を手元のカードに加えたい考えで、双方の思惑が激しく交錯している。

 「本気でわれわれと向き合うか見極める」。実務者協議に先立ち、維新の前原誠司共同代表は19日の記者会見でこう強調。高校無償化を「賛成の必要条件」と位置付けた上で、「必要条件はいくつもある」と述べ、予算案への賛否をてこに政策の実現を与党に求めていく考えを示した。

 維新は10月の衆院選で議席を減らした。これを受けて執行部が交代したが、「年収103万円の壁」見直しを与党に迫る国民民主党に注目が集まり、埋没への懸念が広がる。与党との協議には来年夏の参院選を控え「目に見える成果を挙げて存在感を発揮しないといけない」(中堅)との焦りも透ける。

 一方、衆院で過半数を失った与党には維新を引きつけておきたい思惑がある。国民民主が年収の壁を巡る与党との協議を打ち切るなど、強硬姿勢を強めているためだ。19日の協議に同席した自民の小野寺五典政調会長は「方向性は近い」と維新に秋波を送り、自民幹部は「維新カードは残しておかないといけない」と本音を吐露した。

3498OS5:2024/12/28(土) 15:33:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c225c02b590a260e3ff31b9a3b773ddd79c6e754
大阪府内全勝も野党で「独り負け」の維新、来年は「大阪都構想」の行方に注目
12/28(土) 13:40配信


読売新聞オンライン
衆院選の開票センターで候補者の札をボードにかける日本維新の会の馬場代表(右)と吉村共同代表。大阪府内は制したが、全国では低調に終わった(10月27日夜、大阪市北区で)※肩書はいずれも当時

 10月の衆院選で、大阪府内19小選挙区は日本維新の会が全勝したが全国的には低調で、来年は維新が誘致を主導した大阪・関西万博があり、看板政策「大阪都構想」を巡る動きも活発化するとみられる。府内で完敗に終わった自民党や公明党などと共に巻き返しに躍起だ。来夏には参院選も控え、府内の政治状況は混沌としている。(岡田優香)

 「野党の中で『独り負け』のような結果。大阪から一歩外に出れば期待値がなく、大阪以外で自民批判の受け皿になれなかった」

 衆院選の結果を受け、共同代表(当時)の吉村洋文氏(府知事)は険しい表情で語った。

 維新は今回、府内でこれまで公明が議席を持っていた4選挙区に初めて対抗馬を擁立。全19小選挙区を制し、底力を示した。

 しかし、全国では公示前勢力から6減の38議席、比例票も前回選から約300万票減の約510万票に落ち込んだ。背景に、「政治とカネ」の問題で自民の政治資金規正法改正案に衆院で同調したことへの批判などがあるとみられる。

 衆院選の責任を取る形で馬場伸幸衆院議員が代表を退き、12月の代表選で吉村氏が新代表に就任。結党から10年以上たち、「改革政党」の立ち位置が揺らいでいるとの危機感もあり、吉村氏は「永田町の古い価値観をぶっ壊す」として「(他党議員らとの)会食は原則1人5000円」などの案を打ち出し、新執行部に40歳代の若手を積極起用するなど刷新感をアピールしている。

 注目は、看板政策「大阪都構想」の行方だ。吉村氏は11月、維新内部で再検討する方針を表明。今月、プロジェクトチームを作り、議論を始めた。ただ、都構想は過去2度、住民投票で否決され、吉村氏も3度目の挑戦は否定してきた。他党は「とんでもない話だ」(公明市議)などと反発を強めている。

■与党壊滅状態
 政権与党の自民、公明には、厳しい1年となった。

 衆院選前に、両党で「大阪刷新会議」を設け、共通政策を発表。「対維新」での結束をアピールし、選挙期間中も大物議員を投入したが及ばなかった。

 前回選も全敗の自民は、党本部主導で候補者を選ぶなどてこ入れを図ったが、今回も浮上の糸口を見つけられなかった。府連会長だった谷川とむ氏も落選し、府連所属国会議員はわずか3人に。そのため、府連所属ではなかったが、知名度などに期待して全国比例の青山繁晴参院議員を新会長に選び、党勢回復を目指す。

 「常勝関西」を誇る公明は、牙城だった府内の4選挙区を落とし、大きな痛手を負った。府本部代表の石川博崇参院議員は「(政治資金の不記載問題で)自民非公認となった候補者を公明が推薦し、理解を得られなかった」と敗因を分析し、今後は若手地方議員らで新たに設ける「大阪未来創造プロジェクトチーム」で若者向けの政策に力を入れるとした。自民との連携については「自民の新体制を見ながら改めて相談する」と述べるにとどめた。

■来夏参院選が勝負
 全国的に大きく伸びた立憲民主党や国民民主党も、府内では「維新VS自公」の構図に埋没した。地方議員を増やすなど、地元組織の強化が急務となる。共産党などは、維新が誘致に深く関わった万博への批判を強め、その成否は今後の政治状況にも影響しそうだ。

 勝負の舞台は、来年夏の参院選(定数4)へと移る。衆院選との「ダブル選挙」もうわさされる中、有権者の判断に注目が集まる。

3499OS5:2024/12/30(月) 07:56:54
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20241229-OYT1T50111/

維新が代表任期を見直しへ、「3年」で検討…衆院選後に代表選行い埋没気味
2024/12/30 05:00

 日本維新の会は党規約を改正し、新たに代表任期を3年と定める方向で検討に入った。現在は国政選などの大型選挙後までを任期と定めるが、10月の衆院選で敗北後に代表選を実施したことで、新体制の発足が出遅れ、国会対応などが後手に回ったためだ。

 現在の規約は、代表任期を「衆院選、参院選、統一地方選のうち、最も早い選挙の投票日後90日までが原則」とし、これらの選挙の投票日から45日以内に代表選を実施するかを臨時党大会で決定するとしている。


 自民党総裁や立憲民主党代表の任期はそれぞれ3年なのに対し、維新は「代表の出処進退に直近の民意を反映させる」として大型選挙後までとしてきた。

 維新は衆院選後、規約に基づいて代表選の開催を決め、12月に吉村洋文代表(大阪府知事)が選出されるまで1か月あまりを要した。この間、臨時国会が開会し、各党が政治改革や補正予算案に関する協議を進める中、代表選を実施していた維新は意思決定ができず、埋没気味だった。

 吉村氏が近く党の「ガバナンス委員会」に代表任期の見直しを諮問する。自民や立民と同様、任期を3年とする案が有力という。

3500OS5:2025/01/06(月) 07:19:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/966fbd2f5b9aa68ecc837065738c873270212797
教育無償化で与党に圧力 維新、再起目指し独自色
1/6(月) 7:04配信
時事通信
日本維新の会の常任役員会で発言する前原誠司共同代表(右)。左は吉村洋文代表=2024年12月23日、大阪市中央区の党本部

 日本維新の会は今月召集の通常国会で、与党に対し、2025年度予算案への賛否をてこに看板政策の教育無償化などの実現を迫る方針だ。

 夏の参院選をにらみ、存在感を示すことで党勢を回復させるのが狙い。ただ、与党に取り込まれたと有権者に判断されるリスクをはらんでおり、バランスに苦心しそうだ。

 「少数与党の国会で単に反対するのではなく、政策の実現を図る」。維新の前原誠司共同代表は4日に三重県伊勢市で開いた年頭記者会見でこう強調。25年度予算案の賛否については「総合的に判断する」と述べ、政府・与党の出方次第でどちらもあり得るとの考えを示した。石破内閣不信任決議案に賛同する可能性もちらつかせた。

 維新は昨年の衆院選で議席を減らし、立て直しが急務。独自色発揮に活路を探る。

 先の臨時国会では自民、公明両党と教育無償化に関する実務者協議開始で合意。これを受け、24年度補正予算に賛成した。

 協議は既に年内にスタート。2月中旬までに一定の結論を出すことを与党と申し合わせている。高校授業料の来年度からの無償化、給食費や大学授業料の無償化などをのませたい意向だ。

 社会保険料の引き下げについても近く独自案をまとめ、実現を求める方針。政調幹部は「国会審議を通じ、今の与党には改革ができないと明らかにしたい」と語る。

 一方で、党内には自民の「補完勢力」とみなされることへの警戒感が根強い。「参院選もあり、どこかで切り替えなければならない」。執行部の一人はこう迷いを見せた。

 そもそも教育無償化協議は、国民民主党が「年収103万円の壁」見直しを与党に受け入れさせ、脚光を浴びたのに触発された面が強い。執行部と距離を置く議員は「出遅れて、埋没すると思ったのだろう」とみる。

 維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は関西の足場固めを優先する「大阪回帰」の姿勢をにじませる。「政権交代」を目標とする前原氏と微妙な温度差がある。若手は「吉村さんと前原さんが同じ方向を向いているうちはいいが…」と将来の分裂を危惧する。

 25年度予算案は2月下旬にも衆院の採決が見込まれ、維新も岐路を迎える。賛成すれば、前原氏自身が強調する「野党の立場」との矛盾を党内外から批判される可能性がある。逆に反対を決めれば、政策面で「得点」を挙げる機会を失う展開もあり得る。「どちらを取ってもいばらの道だ」。ある幹部はこう語る。

3501OS5:2025/02/03(月) 22:02:59
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250203-OYT1T50136/
元衆院議員の椎木保被告に有罪判決、女子中学生に不同意性交罪…「卑劣で悪質な犯行で刑事責任は重大」
2025/02/03 18:38

 女子中学生に性的暴行を加えたとして、不同意性交罪に問われた元衆院議員の椎木保被告(58)に対し、東京地裁は3日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。村田千香子裁判長は「卑劣で悪質な犯行で、刑事責任は重大だ」と述べた。

椎木保・元衆院議員
 判決によると、椎木被告は昨年8月、東京都新宿区歌舞伎町のカラオケ店の一室で、当時12歳だった女子中学生に性的暴行を加えた。


 判決は、椎木被告が1人でいた女子中学生に声をかけ、年齢を確認して犯行に及んだとして、「被害者の心身に与えた影響は軽視できない」と指摘。一方、元議員の立場を悪用したものではなく、被害賠償もしているなどとし、執行猶予をつけた。

 椎木被告は2012年衆院選で初当選し、衆院議員を2期務めた。

3502OS5:2025/02/05(水) 20:40:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/6140cde1b0559987e29bc83804f8c047b3dd8626
吉村洋文大阪知事、伸び悩む万博チケットの改善策直訴 維新の「遠藤敬氏頼み」も露呈
2/5(水) 18:19配信
産経新聞
石破茂首相へ大阪・関西万博の入場チケットに関する緊急要望を行う吉村洋文大阪府知事(中央)と横山英幸大阪市長(左)=5日午前、首相官邸(春名中撮影)

石破茂首相(自民党総裁)は5日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と官邸で面会し、2025年大阪・関西万博の入場券販売が伸び悩む現状を踏まえ、「当日券」導入を検討する方針を伝えた。吉村氏から改善策を直訴され、「買えるようにしたい」と応じた。吉村氏は昨年末にも首相との面会を模索したが、実現していなかった。

【ひと目でわかる】万博会場への大型荷物持ち込みはNG 「預かり1万円」強気の抑止策

万博の前売り券を巡っては、購入手続きが煩雑で分かりにくいとの指摘が参加国から相次ぐ。販売枚数は1月29日時点で約767万枚と、目標とする1400万枚には届いていない。

今回の首相面会の裏側で動いたのは、永田町・霞が関に幅広い人脈を持つ維新の遠藤敬前国対委員長だった。吉村氏は昨年12月に上京した際にも首相と面会するため官邸にアクセスしたが、話は立ち消えになっていた。そこで吉村氏は1月末に側近を遠藤氏の元に派遣し、官邸や自民との調整を依頼し、5日の〝直訴〟にこぎつけた。

先の衆院選で議席を減らした維新は、遠藤氏を含む前執行部が退陣し、「密室政治」批判などを訴えた吉村氏が代表に就いた。だが、維新の国政での凋落(ちょうらく)は止まらず、今では前執行部の人脈に頼らなければ党外との交渉がままならないほど追い込まれている。執行部の一人は「外交は遠藤さんがやってくれるんやろ」と語り、今後も「遠藤頼み」を続けると宣言した。(千田恒弥)

3503OS5:2025/02/05(水) 20:40:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6140cde1b0559987e29bc83804f8c047b3dd8626
吉村洋文大阪知事、伸び悩む万博チケットの改善策直訴 維新の「遠藤敬氏頼み」も露呈
2/5(水) 18:19配信
産経新聞
石破茂首相へ大阪・関西万博の入場チケットに関する緊急要望を行う吉村洋文大阪府知事(中央)と横山英幸大阪市長(左)=5日午前、首相官邸(春名中撮影)

石破茂首相(自民党総裁)は5日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と官邸で面会し、2025年大阪・関西万博の入場券販売が伸び悩む現状を踏まえ、「当日券」導入を検討する方針を伝えた。吉村氏から改善策を直訴され、「買えるようにしたい」と応じた。吉村氏は昨年末にも首相との面会を模索したが、実現していなかった。

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万博の前売り券を巡っては、購入手続きが煩雑で分かりにくいとの指摘が参加国から相次ぐ。販売枚数は1月29日時点で約767万枚と、目標とする1400万枚には届いていない。

今回の首相面会の裏側で動いたのは、永田町・霞が関に幅広い人脈を持つ維新の遠藤敬前国対委員長だった。吉村氏は昨年12月に上京した際にも首相と面会するため官邸にアクセスしたが、話は立ち消えになっていた。そこで吉村氏は1月末に側近を遠藤氏の元に派遣し、官邸や自民との調整を依頼し、5日の〝直訴〟にこぎつけた。

先の衆院選で議席を減らした維新は、遠藤氏を含む前執行部が退陣し、「密室政治」批判などを訴えた吉村氏が代表に就いた。だが、維新の国政での凋落(ちょうらく)は止まらず、今では前執行部の人脈に頼らなければ党外との交渉がままならないほど追い込まれている。執行部の一人は「外交は遠藤さんがやってくれるんやろ」と語り、今後も「遠藤頼み」を続けると宣言した。(千田恒弥)

3504OS5:2025/02/20(木) 07:14:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1dc6765b739733e9a1335b6281f8429e4cc5c7
維新内で「予算賛成ムード」に待った「こんな大甘の合意なら反対すべき」賛否諮るはずが…反対相次ぎ結論先送り
2/19(水) 22:39配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

日本維新の会は19日、来年度予算案への賛否を諮ることを念頭に「国会議員団役員会」を開催したが、出席幹部から異論が相次いだことを受け、賛否の結論を見送った。

役員会は、両院議員総会に次ぐ意思決定機関で、前原共同代表は冒頭、「予算に対する態度、賛否のご意見を伺いたい」と述べていた。

その後、役員会は非公開となったが、幹部らによると、与党との政策協議を受けた合意文書案に異論が相次いだという。

出席した幹部は「教育無償化と社会保険料引き下げは2本柱だが、合意文書案での割合は9対1だ。自民党ではできない改革が与党過半数割れの今ならできるのに、これではとても合意できない」と声を荒らげた。

別の幹部からは「我々は野党だ。こんな大甘の合意ならすべきでない。予算案には反対すべきだ」との声もあがったという。

こうした声を受け、維新の青柳政調会長は、夕方の自民・公明両党との会談を前に、自民党の小野寺政調会長の事務所を個別に訪れ、約30分にわたって会談した。

ある維新幹部は、この事前会談について、「(3党会談で)役員会での厳しい意見を伝える『剛速球』を投げないといけない。いきなり投げるのもアレなので、前もって伝える必要があった」と解説した。

その後の3党政調会長の協議では、青柳氏が「社会保険料を下げる改革の部分が弱いのではないかという指摘が党内であり、自身も感じている」と伝え、社会保険料引き上げに関する合意に向け、議論を続けることとなった。3党の協議は20日も行われる見通しとなっている。

フジテレビ,政治部

3505OS5:2025/02/20(木) 21:57:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/abeb806bc2ddcf25cd7408fe17d3281b40d8ca51
維新、教育無償化を大筋容認 社会保険料改革で溝
2/20(木) 21:35配信

共同通信
協議に臨む自民、公明、日本維新の会の3党政調会長ら=20日夜、国会

 自民、公明、日本維新の会の3党政調会長は20日夜、国会内で会談した。2025年度予算案の修正に向けた合意文書案に関し、詰めの調整を続けたが合意に至らなかった。21日に再会談する。維新は教育無償化の部分は大筋で容認する方向だが、社会保険料改革は内容が不十分だと主張し、溝が埋まっていない。自公がどこまで譲歩するかが焦点となる。

 少数与党の自公は、維新の政策を受け入れる代わりに予算案への賛同を得たい考え。維新の前原誠司共同代表は20日の記者会見で「教育無償化、社会保険料の引き下げで条件が整えば賛成する」と明言した。交渉がまとまれば3党の党首会談を開いて合意する方向だ。

 合意文書の原案では、焦点だった私立高校に通う世帯への支援金について、26年度に所得制限を撤廃し、上限額を現行の年39万6千円から「45万7千円をベース」に引き上げると記された。

 前原氏は会見で、この記述を念頭に「45万7千円への増額を所得制限なく来年4月から実施すると明確に言い切ってほしい」と強調した。

3506OS5:2025/02/20(木) 21:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2c3a2f1144788b764fcf078d8bb0bded0861ab7
維新、社会保険料引き下げ「不十分」 自公と合意に至らず 協議継続
2/20(木) 21:23配信

毎日新聞
日本維新の会

 自民、公明、日本維新の会の3党の政調会長は20日、2度会談し、高校授業料の無償化や社会保険料負担の引き下げを巡り協議したが合意に至らなかった。維新は授業料無償化に関しては、自公の提示案を大筋で受け入れる構えだが、社会保険料の引き下げは不十分だとしており、21日も詰めの協議を続ける。

 維新は授業料無償化と社会保険料引き下げを巡る合意を2025年度予算案に賛成する条件としている。少数与党の自公は、維新の賛成を取り付けられれば予算案を可決・成立させる算段をつけられる。

 維新の前原誠司共同代表は20日、政調会長会談に先立つ記者会見で、私立高に通う生徒のいる世帯への就学支援金の所得制限を外したうえで支援金額を年45万7000円水準に引き上げるとする自公側の提案について、「来年の4月から実施すると(3党で今後まとめる合意文書で)明確に言い切ってほしい」と要望。自公から示されている合意文書案の内容を巡り「『安定した財源を前提として』など修飾語が多すぎる」と注文を付けた。

 社会保険料負担の引き下げについては、合意文書案の中で関連する記述が少ないと問題視。維新が掲げる総額4兆円の医療費削減と、1人当たり6万円の負担軽減を目標として共有するよう促した。

 予算案への賛否については「教育の無償化、社会保険料を下げるなどの条件が整えば賛成する」と明言した。一方、衆院予算委員会で、自民党旧安倍派会計責任者への参考人聴取実施の見通しが立っていないことについて「多くの国民は、いまだに明確に説明責任が果たされたと思っていない。明らかにするのが国会議員の仕事だ。参考人聴取の実施を(予算案賛成の)前提とするのは当たり前だ」との認識を示した。

 その後、維新の青柳仁士政調会長は、自民の小野寺五典、公明の岡本三成両政調会長と国会内で合意文書のとりまとめに向けて昼と夜の計2回協議した。維新は協議が整えば、吉村洋文代表が、石破茂首相(自民党総裁)、斉藤鉄夫公明党代表と会談し正式に合意したい考えだ。【田中裕之、安部志帆子】

3507OS5:2025/02/25(火) 17:27:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd375c262ccd98650720b0ca002428fb6a40907a
異例の「休憩」挟む事態に…維新の両院議員総会が紛糾、予算案修正で与党との合意案巡り意見対立
2/25(火) 15:49配信

日刊スポーツ
両院議員総会に出席する日本維新の会の前原誠司共同代表(撮影・中山知子)

 日本維新の会は25日の緊急役員会で、2025年度予算案の修正をめぐり、自民、公明両党との間で合意していた合意案を、了承した。


 その後、所属する衆参両院議員が出席して行われた両院議員総会で党内の意見を募ったが、議論が紛糾した。

 議員の意見に対し、前原誠司共同代表ら執行部が答える形で議論が進んだが、執行部の対応への異論も出るなどし、開始から2時間あまりが経過したところで、異例の「休憩」が取られる事態になった。

 維新は、党肝いりの高校授業料無償化や社会保険料の引き下げに関して、与党側と21日、合意案を作成。これを踏まえ、緊急役員会では了承したが、出席者によると、今、このタイミングで与党と合意することに関して「今、何と言われているかといえば、『予定調和』だと言われている」などの意見が出たという。

 この日、平行して行われている国会の委員会に出席する議員が、総会に出席できないことから午後3時すぎに2度目の休憩となり、午後5時以降に、再開されることになった。

 少数与党に陥っている石破政権は、野党の協力を得て2025年度予算案の衆院通過を目指している。3党は21日の合意文書案で、維新が求めてきた社会保険料改革に関し、医療費総額の年間4兆円の削減目標を「念頭に置く」と記し、維新肝いりの高校授業料無償化に関しては、私立高に通う世帯への就学支援金上限額を「26年度から45万7000円に引き上げる」とした。

 また、予算案を修正した上で24年度内の早期に成立させるとしており、維新の党内協議がまとまれば3党は正式合意にこぎつけ、維新が賛成に回ることで、維新と国民民主をてんびんにかけてきた石破政権による25年度予算案成立は見通しが立つことになる。

3508OS5:2025/02/25(火) 17:40:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac45285e0c764e9c0111dee78d3a4b4639982187
維新、自公との政調会長合意の文書案を承認 予算案賛成へ
2/25(火) 12:16配信


毎日新聞
日本維新の会の両院議員総会に臨む前原誠司共同代表(右から2人目)ら=国会内で2025年2月25日午後0時22分、平田明浩撮影

 日本維新の会は25日午前、国会内で役員会を開き、自民党、公明党と政調会長間で合意した2025年度予算案の修正に関する文書案を了承した。午後に両院議員総会を開催し、予算案への賛成を決める見通し。その後近いうちに、吉村洋文代表(大阪府知事)が石破茂首相(自民総裁)、斉藤鉄夫公明代表と会談し、文書案について正式合意する。

【図】高校授業料を巡る国の就学支援金制度って?

 文書案には、維新が求めている高校授業料の無償化について今年4月から、全世帯に年11万8800円を支給すると明記。来年4月からは私立高に通う子どもがいる世帯への就学支援金についても所得制限を外し、上限額を「年45万7000円に引き上げる」とした。

 社会保険料負担の軽減を巡っては、医療のデジタル化や応能負担などを検討課題とし、維新が目標とする医療費の「年間4兆円削減」や、現役世代1人あたりの社会保険料負担の「年間6万円引き下げ」を、「念頭に置く」としている。【田中裕之】

3509OS5:2025/02/25(火) 17:43:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6486208ab0d2e338c1a1d98b12fcd7139a2bb6
新年度予算案、維新が賛成決め成立へ 高校無償化めぐる合意案を了承
2/25(火) 17:36配信

朝日新聞
日本維新の会両院議員総会に臨む前原誠司共同代表(右から2人目)ら=2025年2月25日午後0時21分、国会内、岩下毅撮影

 高校授業料の無償化などをめぐり、日本維新の会は25日の党会合で、自民、公明両党と合意文書案を了承し、2025年度当初予算案に賛成することを決めた。このあと3党の党首が会談し、正式合意する。維新の賛成で、予算が成立する運びとなった。


 維新は25日午前に臨時の党役員会を開催。今月21日に自民、公明、維新3党の政策責任者がまとめた合意文書案を了承した。文書案には予算案の早期成立が明記されていることから、その後に開いた両院議員総会で予算案への賛成を決めた。

 維新は予算案賛成の条件として、高校無償化や社会保険料の引き上げなどを実現するよう求めていた。合意文書案では、焦点となっていた高校授業料の支援金について、来年度から公立・私立向けの上限年11万8800円について所得制限を撤廃。私立加算分も26年度から所得制限をなくした上で45・7万円に引き上げるとした。また、社会保険料の引き下げについても協議体の設置などを盛り込んだ。

 維新の党内手続きが済んだことを受け、25日夜に自民の石破茂総裁(首相)、公明の斉藤鉄夫代表、維新の吉村洋文代表(大阪府知事)が会談し、合意文書に署名する見通し。与党は参院で過半数を得ていることから、予算案は衆院で与党と維新の賛成多数で可決され、その後に成立することが確実な情勢だ。(宮脇稜平)

朝日新聞社

3510OS5:2025/02/26(水) 08:29:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/148485c49e884829e904244b3365b512f91d7c2b
「経験、センス、心なしの三拍子や」維新、予算案修正手続きで亀裂 根回し不足あらわに
2/26(水) 8:08配信

産経新聞
日本維新の会の緊急役員会で発言する前原誠司共同代表(中央)=25日午前、国会内(春名中撮影)

日本維新の会は25日、国会内で開いた両院議員総会などで、令和7年度予算案修正に関する自民、公明両党との合意案を了承し、予算案に賛成する方針を決めた。教育無償化といった〝果実〟は得たが、吉村洋文代表(大阪府知事)の政治姿勢に対する批判や根回し不足などで党内手続きは紛糾した。

「これからも公約を実行する。少しでも社会を変えるため前に進めていきたい」。吉村氏は石破茂首相と公明の斉藤鉄夫代表との党首会談でこう述べ、与党との政策協議の成果を誇った。だが、ここに至るまでの党内手続きは混迷を極め、現執行部の威信は傷ついた。

前原誠司共同代表は25日午前の緊急役員会で「われわれの社会保険料、教育無償化の考え方が具体的にまとまったと自負している」と胸を張った。慎重派とみられた浅田均参院会長も「今までにない成果を勝ち得たことは事実だ」と述べ、滑り出しは順調だった。

ところが、続く両院議員総会では吉村、前原両氏率いる現執行部の政策協議の進め方や党運営の方針に不満が続出した。

「国対政治が必要なら、『必要や』と言わなあかん!!」

維新の国政進出時からのメンバーの一人は前原氏ら現執行部に公然と異を唱え、馬場伸幸前代表率いる前執行部を「飲み食い政治」などと批判してきた吉村氏の政治姿勢に矛先を向けた。

吉村氏は昨年12月の代表就任の際、「飲み食い政治」との決別などを掲げたが、与党との交渉が行き詰まると、現執行部は「国対政治」に精通する遠藤敬前国対委員長の人脈を頼った。先のメンバーは吉村氏の言行不一致を追及したのだ。党内手続きが了承される前提で同日夕に党首会談がセットされていたことも怒りを増幅させた。

両院議員総会は正午過ぎから夕方まで断続的に開かれた。会議が中断している間、前原氏は前執行部を中心とする非主流派議員に根回しをして、何とか党内合意に取り付けた形だ。

党内手続きに手間取ったことで、現執行部の脆弱さが露呈し、求心力が低下する可能性もある。維新重鎮はこう皮肉る。

「あいつら全然、根回しせんからもめるんや。経験なし、センスなし、心なし。なしの三拍子や」

3511OS5:2025/02/28(金) 00:09:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fef6ec6250be09a6a3018dae6fe50f34e324c3f
「私は新入り、学ばせてもらう」 高校無償化で金星も維新・前原誠司氏が抱える内憂外患
2/27(木) 19:47配信

産経新聞
記者会見に応じる日本維新の会の前原誠司共同代表=27日、国会内(永原慎吾撮影)

日本維新の会の前原誠司共同代表が「内憂外患」に直面している。令和7年度予算案の修正を巡る自民、公明両党との協議では、持論の教育無償化を前進させる〝金星〟を挙げたが、党内基盤の脆弱さが弱点だ。党を割った国民民主党からは今も目の敵にされており、野党として両党の足並みがそろわない原因にもなっている。

【写真】維新・吉村代表「ほぼ毎日やり取り。嫁さんより多い」

■前原氏の熱意浸透せず

前原氏は27日の記者会見で、年収制限を撤廃した上での私立高無償化について「今まで親の経済状況で私立高に行きたくても行けなかった子供が私立高を選べるようになることは良いことだ」と意義を語った。

教育無償化は維新の党是の一つだが、前原氏も自身が苦学した経験から長年こだわり続けてきた政策テーマだった。「集大成的な仕事だ」と周囲に漏らすほど思い入れは強く、ようやく宿願を達成した形だ。

もっとも前原氏の熱意が党内に浸透しているとは言い難い。高校無償化による7年度の追加経費は約1千億円で、予算案修正への賛否を決める25日の両院議員総会では「あまりにも安上がりだ」(中堅)と疑問の声も出た。

維新は昨年12月の代表選以降、吉村洋文代表(大阪府知事)や前原氏らが率いる主流派と、馬場伸幸前代表に近い非主流派との間に亀裂が走っており、政治経験の浅い若手が多い現執行部は党内で突き上げを食らっているありさまだ。

■国民民主は恨み骨髄

加えて、前原氏は党外にも難敵を抱える。路線対立の末に前原氏が離党した国民民主だ。前原氏は当時、玉木雄一郎代表(役職停止中)が政策実現に向けて与党と接近したことに関し「『是々非々』はいいが、今は『是々是々』だ」などと批判し離党した。

国民民主幹部は「離党する際にわれわれに吐いた言葉を忘れたのか」と恨み骨髄に徹する。

前原氏は「分裂の専門家」(立憲民主党幹部)と揶揄される。民主党や民進党など党幹部としても所属した政党が分裂や衰退の道をたどってきたからだ。紛糾した25日の党会合では協議の進め方に異を唱えた浦野靖人衆院議員ら中堅議員にも頭を下げて説得した。

当選11回のベテランだが、周囲には「私は新入りだ。学ばせてもらっている」と語り、党内融和に汗をかく日々が続く。(永原慎吾)

3512OS5:2025/02/28(金) 23:12:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/614462a2ff1c1a58e7380d5d7532001eb4332328
維新、与党の税制改正案に難色 修正案ご破算の可能性も 国民民主対策案への相乗り嫌う
2/28(金) 20:31配信

産経新聞
会談に臨む自民、公明、維新3党の政調会長ら=27日午後、国会内(春名中撮影)

所得税が生じる「年収103万円の壁」を年収制限を設けた上で最大160万円まで引き上げる令和7年度税制改正関連法の修正案を巡り、自民、公明両党と日本維新の会の間に不穏な空気が漂っている。7年度予算案の早期成立で合意した経緯から、与党側が賛成に回ると当て込んでいた維新が難色を示しているためだ。維新の賛成を取り付けられない場合、修正案はご破算になりかねない。


「修正案で維新にも合意してもらえるものだと思っていた」

公明の斉藤鉄夫代表は28日の記者会見で、維新が予算案の早期成立に合意しつつも、不可分の税制修正案には慎重な態度を示していることに困惑した表情を浮かべた。

■自民重鎮、当初は楽観

与党側の戸惑いはもっともだ。自公維は25日に予算案修正に関する合意文書を交わしており、財源の裏付けとなる税制改正関連法案についても「所要の修正を行った上で年度内の早期に成立させる」と明記したからだ。自民の森山裕幹事長は合意締結の翌26日、維新の前原誠司共同代表に電話で税制修正案への賛成を要請した。当初、自民重鎮は周囲に「維新は乗ってくるだろう」と楽観的な見通しを示していた。

ところが、与党側のもくろみは外れる。前原氏は27日の記者会見で、税制修正案について「3党合意を結んだので『これを飲め』といわれても、『はい、そうですか』ということにはならない」と述べ、慎重な発言をした。

3党は同日、政調会長同士の会合を開き、与党側から改めて税制修正案の内容を説明した。だが、維新の青柳仁士政調会長は会合後、記者団に「新しい話だ。今から議論する必要がある」と語った。与党側は「あり得ない」(公明幹部)と不満をぶちまけた。

■吉村氏、税制修正案と維新は無関係と強調

維新が慎重姿勢を示すのは、「第三極」のライバルに浮上した国民民主党の存在がある。

この修正案は与党が国民民主に示したものだが、中間層に恩恵が届きにくいとの理由で国民民主が拒んだ経緯がある。国民民主の玉木雄一郎代表(役職停止中)はX(旧ツイッター)で「細かい所得制限が設けられ、『異形の姿』だ」と投稿し、政府・与党への対決姿勢を強める。

維新が抵抗もなく修正案に乗ってしまえば、与党側に丸め込まれたようにみえてしまう。吉村洋文代表は28日、大阪府庁で記者団に「僕は減税に賛成の立場だ」と語りつつ、あくまでも現在の「年収の壁」に関する修正案は維新とは関係ないと強調した。(永原慎吾)

3513OS5:2025/03/01(土) 23:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5ad382a63ed58e5fcb24c7981013332a3d525d0
迷走維新「わが党はどこに行くのか」 活動方針に党是の「憲法改正」忘れる痛恨のミス
3/1(土) 18:45配信


産経新聞
日本維新の会定期党大会の冒頭であいさつする吉村洋文代表=1日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

自民、公明両党と高校授業料無償化の実施などで合意した日本維新の会が迷走している。令和7年活動方針では夏の参院選で「与党の過半数割れを実現」すると明記し、社会保障改革を目玉政策として打ち出した。一方、党是の1つである「憲法改正」を活動方針に書き忘れる痛恨のミスもあり、路線を巡る前途多難を予感させた。

【ひと目でわかる】維新に影響力残す橋下徹氏 現代表らは「飲み食い政治」と古巣批判をXに連投

吉村氏は1日、東京都内で開かれた党大会で、「何のために日本維新の会が存在するのか」と問いかけた。その答えとして▽社会保障改革▽統治機構改革▽憲法改正-の3つを実現することが「国政政党として、次世代のことを考える政党としての維新の役割だ」と訴えた。

参院選では社会保障改革を打ち出して戦うとも強調し、「今のままの社会保障制度は持たない。この分野に少しでも穴を開けて切り込んでいく」と意気込んだ。

一方、「党是」である憲法改正も維新がリードすると言及した。

吉村氏は、自民は改憲勢力が発議に必要な3分の2を保持していたにも関わらず、「改憲の発議もしなかった。自民は本気でやらない」と主張した。その上で、改憲議論について「自国は自国で守る。維新が前に進めていかなければならない」と意気込んだ。

「本気」の改憲を訴えた吉村氏だが、所属する国会議員や報道陣らに事前配布されていた活動方針には「憲法改正」の項目が抜け落ちていた。馬場伸幸前代表が党大会前日の2月28日に不記載に気が付き、現執行部に抗議し、急遽(きゅうきょ)、活動方針を修正した。維新の国政進出時からのメンバーの一人は「『党是』すら忘れるとは、わが党はどこに行くのか」と嘆いた。(千田恒弥)

3514OS5:2025/03/01(土) 23:39:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa898f4bd55cb49633747804d2b20cb5658aec7
「参院選が心配」維新悩ます不祥事の波 諮問機関近く立ち上げも、ガバナンス強化どこまで
3/1(土) 22:36配信
産経新聞
日本維新の会党大会であいさつする吉村洋文代表=1日午後、東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)

日本維新の会は1日の党大会で採択した令和7年活動方針で「ガバナンス(組織統治)の強化」を掲げた。昨年の衆院選で後退した党勢の回復を期す途上で兵庫県議による情報漏洩(ろうえい)が発覚し、夏の参院選への影響は避けられない。近く正式に発足させる諮問機関「ガバナンス委員会」などを通じ、立て直しの方針を打ち出せるかが問われる。

【ひと目でわかる】日本維新の会をめぐる最近のおもな動き

「100%できないとしても、現実を変えるため、がむしゃらに満身創痍(そうい)になって(公約を)前へ進めていく」

維新の吉村洋文代表は東京都内で開かれた党大会で、全国から参加した300人弱の特別党員にこう訴えた。

昨年の衆院選で公示前から5議席減の38議席に減らした維新は、公約に掲げた高校授業料無償化を巡り、衆院で過半数割れした自民、公明両党と合意した。

■「レッテル貼られてる」

公約で一定の成果を得た一方、夏の参院選で逆風となりそうなのが、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題に絡む県議の情報漏洩などの不祥事だ。2月に入り、維新県議3人が政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏に、疑惑を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の音声データや真偽不明の文書を漏らすなどしたことが発覚。うち2人に除名と離党勧告の処分を出した。

維新幹部は「『維新は不祥事が多い』とレッテルを貼られている」と嘆息し、「参院選への影響が心配だ」とこぼす。大阪の維新関係者は「たとえ兵庫の問題でも、選挙では同じ維新として評価を受ける。われわれも有権者への説明責任を果たさなければならない」と気を引き締める。

7年活動方針では、参院選の目標を「与党の過半数割れ」としつつも、獲得議席数は「一人でも多くの公認候補の当選」と記載するにとどめた。党運営のあり方や不祥事防止策については、外部有識者に意見を求めるガバナンス委員会でガバナンスコード(統治指針)を策定し「政党法の制定を目指す」と記した。

吉村氏は党大会後の記者会見で「不祥事をいかに減らしていくかや飲食経費のあり方など、短期的に判断できるものは参院選までにガバナンス委員会に諮問し、党として方針を決めたい」と述べた。(山本考志)

3515OS5:2025/03/01(土) 23:43:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/baf62841da90d43a2aa8dffd080230823630ca9c
「橋下院政」と皮肉られる維新 引退から9年余も隠然たる影響力 吉村カラー発揮できるか
3/1(土) 11:49配信

産経新聞
橋下徹氏(宮川浩和撮影)

日本維新の会代表に吉村洋文大阪府知事が就任し、1日で3カ月がたった。維新の国会運営などを巡っては、党創設者の橋下徹氏が批判を含めて頻繁に発信しており、平成27年末の政界引退から9年余を経て、なお影響力がうかがえる場面も。交流サイト(SNS)では「橋下院政」といった皮肉が散見される。

【画像でみる】橋下徹氏がX上で古巣批判を繰り返している

最近で憶測を呼んだのは、兵庫県知事の疑惑告発文書問題に絡む県議2人による情報漏洩(ろうえい)だ。

県組織「兵庫維新の会」が増山誠氏を除名、岸口実氏を離党勧告とする方向で検討していると報じられた後、橋下氏が自身のX(旧ツイッター)で物申した。

《逆、逆。報道の自由と暴露内容をしっかりと考えれば、岸口さんの方が悪質性が高い》

この投稿が2月25日午前6時過ぎ。兵庫維新は同日、執行役員会を開き、翌26日に岸口氏を除名、増山氏を離党勧告とする処分を発表した。

25日の段階で当初の検討案を明かしていた吉村氏は、処分の逆転について「誰かが言ったからではない」と強調する。ただネットを中心に、橋下氏の「鶴の一声」で変わったとみる向きがもっぱらだ。

首長時代に「身を切る改革」を進めた橋下氏は維新の国会議員をやり玉に挙げ、永田町の「ルールなき飲み食い」を猛批判する。吉村氏も昨年の維新代表選で「永田町文化をぶっ壊す。飲み食い政治と決別する」と訴えていただけに「傀儡(かいらい)」などと揶揄(やゆ)されている。高校授業料の無償化を巡る自民、公明両党との合意を足がかりに、吉村カラーを発揮できるかが問われそうだ。

3516OS5:2025/03/02(日) 08:51:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bede3e3400d890b19020b9b55849418447dd0ee
無償化獲得も内外に不安 維新、参院選への波及警戒
3/2(日) 7:13配信


時事通信
日本維新の会の党大会であいさつする吉村洋文代表=1日午後、東京都千代田区

 日本維新の会は1日の党大会で、夏の参院選で与党を過半数割れに追い込む目標を掲げた2025年の活動方針を決めた。

 25年度予算案の修正で看板政策である高校授業料無償化に道筋をつけたが、地方議員の不祥事が発覚し国民民主党との対立も激化。参院選での躍進を目指すが、党内外に不安要素を抱える。

 「やるべきことは公約で掲げたことを実行することだ」。吉村洋文代表(大阪府知事)は党大会でこう強調。少数与党の石破政権に政策実現を迫り続ける姿勢を訴えた。

 吉村氏は2月25日、自民、公明両党の党首と無償化を盛り込んだ合意文書に署名。維新幹部は「国政政党を立ち上げた時の公約がここまで進んだ」と感慨を口にする。

 ただ、参院選に向けて懸念材料は山積みだ。改選数1の「1人区」で野党候補一本化を目指し、他党に提案した予備選は実現が見通せず、国民民主は難色を示す。

 自公は「年収103万円の壁」見直しに関する国民民主との協議決裂を受け、維新に税制改正関連法案修正案への協力を求める。維新、国民民主両党は予算案修正を巡り幹部同士が舌戦を展開したばかりで、維新が賛成すれば一層の関係悪化を招く可能性がある。維新関係者は「無党派層を奪い合う国民民主から非難の的にされる」と参院選や東京都議選への影響を危惧する。

 予算案の修正過程では、党内の溝も露呈した。自公との合意文書案を諮った2月25日の両院議員総会で、前原誠司共同代表らの交渉姿勢に不満が噴出。現執行部と馬場伸幸前代表に近い議員との距離は広がっている。前原氏は党大会で、水面下で与党との折衝に当たった遠藤敬・前国対委員長に謝意を示した。

 維新の兵庫県議が斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)に関する情報を外部に提供した問題についても、執行部は危機感を募らす。維新は23年の統一地方選で躍進したが、所属議員の不祥事が相次ぎ勢いをそがれ、昨秋の衆院選では議席を減らした。

 衆院選敗北からの党立て直しを懸ける参院選をにらみ、吉村、前原両氏は難しいかじ取りを迫られそうだ。

3517OS5:2025/03/04(火) 21:25:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ecbc6d1930e0942a6c007fa8ff3eb5942cbfcbc
「子供じみている」孤立無援の維新・吉村執行部 党内に渦巻く不満、橋下徹氏も苦言
3/4(火) 20:03配信


産経新聞
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)

日本維新の会は4日の衆院本会議で令和7年度予算案に賛成した。与党との協議で高校授業料無償化を実現したが、吉村洋文代表(大阪府知事)率いる執行部の対応に党内から批判が噴出している。吉村氏が政治の師と仰ぐ党創業者の橋下徹元大阪府知事も苦言を呈するありさまだ。国民民主党も維新批判を強めており、吉村執行部は孤立無援だ。

【ひと目でわかる】維新に影響力残す橋下徹氏 現代表らは「飲み食い政治」と古巣批判をXに連投

「行きたいと思える高校に行ける、そこに一歩も二歩も近づいた」

吉村氏は4日、大阪府庁で、予算案に賛成し、高校授業料無償化を実現する意義を改めて強調した。前原誠司共同代表も党会合で「野党でありながら本予算に賛成する、大変、重い決断をお願いした。社会を変えていくために予算に賛成する」と胸を張った。

■足元定まらない姿勢に批判

維新は現役世代を重視する「元祖」であり、教育無償化は憲法改正と並ぶ結党以来の党是の一つである。ただ、重要政策を実現した高揚感はあまりなく、むしろ経験不足の現執行部と、馬場伸幸前代表らに近い前執行部との対立が鮮明になった。

自民、公明、維新3党幹事長は3日、予算案と税制改正関連法案への賛成で合意したが、これを巡っても党内は混乱した。元凶は現執行部の対応だった。

青柳仁士政調会長は2月28日の党会合で、立憲民主党と国民民主の呼び掛けに応じ、ガソリン税暫定税率を7年度から廃止する法案を共同提出したい旨を発言し、了承を求めた。だが、3日には法案を共同提出した立民と国民民主を「野党のパフォーマンスでしかない」と一刀両断した。足元の定まらない姿勢に、党重鎮は「維新の信頼をおとしめる言動だ」と激怒する。

橋下氏の発信にも頭を悩ませる。橋下氏はX(旧ツイッター)で教育無償化の方向性には賛成するとしつつも、「(補助上限を定める)キャップ制も所得・資産要件も採用しない維新の教育無償化政策は教育格差をさらに拡大するだろう」と述べた。

■玉木氏「手取り増えない」

国民民主という新たな外敵も浮上した。維新と国民民主は与党と個別に政策協議を進めていた。だが、維新が一頭地を抜くと、所得税が発生する「年収103万円の壁」引き上げを目指していた国民民主との関係に緊張感が走った。

維新が予算案と税制改正関連法案の修正案への賛成を決めると、国民民主の玉木雄一郎代表は「これでは手取りは増えない。残念だ」と批判した。立民重鎮は党内外からの攻撃に右往左往する維新執行部を「あまりにも子供じみている」と笑った。(永原慎吾)

3518OS5:2025/03/15(土) 18:03:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecd3c36d422ea62189cfbb444d3096c216c87add
「急所の頭狙いなた振った」 閃光手りゅう弾も使用 逮捕の男、N党立花氏襲撃・警視庁
3/15(土) 15:43配信
時事通信
 東京・霞が関の経済産業省前で、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)がなたで切り付けられた事件で、逮捕された無職宮西詩音容疑者(30)が「急所である頭を目掛けてなたを振り下ろした」と供述していることが15日、警視庁捜査1課への取材で分かった。

 
 襲撃の直前、同容疑者が立花氏の足元に「フラッシュバン」と呼ばれる閃光(せんこう)手りゅう弾を投下したことも判明。同課が詳しい状況を調べている。

 同課によると、同容疑者は「頭を目掛けてなたを振り下ろしたが、緊張して狙えていなかった」「観衆と立花氏の目をくらませようと、ネットで購入したフラッシュバンを準備した」と供述している。

 現場で押収されたフラッシュバンは電気によって大きな音と光を発する仕掛けだったとみられている。

 事件当時、立花氏は経産省前の路上で支援者らと写真撮影会をしていた。同容疑者は上着とズボンのポケットにフラッシュバンとなたをそれぞれ隠し持ち、支援者らに混ざって列に並んでいたという。

 同容疑者は「さらに間合いを詰めようとした瞬間、周りの人に取り押さえられた」とも供述しており、同課は強い殺意があったとみている。


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