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非自民非民進系保守
1
:
とはずがたり
:2016/09/17(土) 17:23:54
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/l30
日本維新の会
https://o-ishin.jp/
日本のこころ
https://nippon-kokoro.jp/
新党大地
http://www.daichi.gr.jp/
3632
:
OS5
:2025/10/17(金) 23:36:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/593681e8f2be28ab34ec0596190e860b4eb483f0
自維、議員定数削減で合意へ 自民譲歩、協議まとまる見通し
10/17(金) 18:20配信
毎日新聞
日本維新の会との政策協議に臨む自民党の高市早苗総裁=国会内で2025年10月17日午後3時、平田明浩撮影
自民党は連立入りを含めた日本維新の会との政策協議を巡り、維新が実現を求める議員定数削減を受け入れる方針を固めた。維新が16日に自民に示した12の政策項目では、議員定数削減について国会議員の1割を目標に今秋の臨時国会で法案を成立させると記されている。削減人数や衆・参、比例・選挙区などの削減対象の詳細は引き続き協議し、臨時国会召集前日の20日までの合意を目指す。自民が譲歩したことで、合意する見通しとなった。関係者が17日明らかにした。
【写真】自民との協議後、笑みがこぼれる維新の藤田氏
石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り、維新の藤田文武共同代表は自民との政策協議が続いているため「野党側の連携は難しい。これ以上続けるのは失礼に当たる」と述べ、立憲民主、国民民主両党との首相候補一本化を巡る協議を打ち切る考えを伝えたと明らかにした。維新は自民と合意すれば自民の高市早苗総裁に投票する考えを示しており、その場合は高市氏が首相に選出される公算が大きい。
ただ、政権の枠組みは定まっていない。両党関係者によると、自民は政権運営を安定させるため、維新に複数の閣僚ポストを打診して連立入りを要請している。一方、維新側は閣外協力からの連携を模索している。
17日に国会内で行われた2回目の協議には、自民の高市氏、維新の藤田氏と両党の幹事長、政調会長が出席した。藤田氏は会合後の記者会見で「大きく前進したものと受け止めている。今後、最終の詰め、調整を行っていく」と語った。自民の小林鷹之政調会長も「大きく前進した」と同様の認識を示した。
関係者によると、高市氏は17日、会合に先立ち党幹部と党本部で会談し、議員定数削減を容認する方針を確認したという。維新の吉村洋文代表は17日、インターネット番組で衆院定数465のうち50人程度が削減対象になるとの見方を示した。
吉村氏は当初、災害時の首都中枢機能のバックアップを担う「副首都構想」と社会保険料引き下げを含む「社会保障改革」の二つを自民が受け入れることが「絶対条件」と強調していた。だが、自維の政策協議が始まった後の16日夜以降、議員定数の削減が「政治改革の本質」「連立の絶対条件」と語るようになった。
政治改革の項目を巡っては、維新が求める企業・団体献金廃止が交渉のネックとみられていた。自民は献金の規制強化にすら難色を示し、公明党が連立離脱する契機となったため、自民と維新の溝は際立っていた。維新が「身を切る改革」として掲げる議員定数削減について要求を強めたのは、企業・団体献金廃止が争点化するのを避ける狙いとみられる。
自維両党は比例の定数削減を念頭に置いているとみられる。だが、得票率に応じて議席が配分される比例は、中小政党でも議席を獲得できるため、他の野党からは反発が出ている。公明の斉藤鉄夫代表は現行の衆院の小選挙区比例代表並立制について「少数意見の民意の反映ということで比例部分が導入された」と記者団に述べ、維新の提案をけん制。共産、社民両党は反対を表明した。
また、自民の梶山弘志、立憲の笠浩史両国対委員長は17日、国会内で会談し、首相指名選挙を臨時国会召集日の21日に行う方向で大筋合意した。会期を12月17日までとすることでも合意した。【園部仁史、鈴木悟】
3633
:
OS5
:2025/10/18(土) 08:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e13840a0b62dc114cc358c5f9b39d57ee9f6364
議員定数減、自民執行部は受け入れの方向…与野党なお慎重論「いきなりは論外」「比例選なら公明への嫌がらせ」
10/18(土) 6:29配信
読売新聞オンライン
協議に臨む自民党の高市総裁(中央右)と日本維新の会の藤田共同代表(同左)(17日、国会で)=米山要撮影
自民党と日本維新の会の連立政権樹立に向けた協議で、国会議員定数の削減が主要議題に浮上している。維新との合意にこぎ着けたい高市総裁ら自民執行部は受け入れる方向だが、民意を代弁する議員の削減には与野党で慎重論が根強い。
維新の吉村代表(大阪府知事)は17日の民放番組で「政治改革の本質は議員定数の削減だ」と訴えた。維新は本拠地の大阪で、地方議員の定数や報酬削減といった「身を切る改革」を進め、支持を集めてきた。吉村氏は、衆院定数の1割強に当たる「50人ぐらい削減したい。(対象は)比例選じゃないか」と踏み込んだ。
維新は連立協議の政策要求に議員定数削減を明記しており、吉村氏の発言は実現へのこだわりを強調したものだ。
衆院定数の削減は、過去にも連立協議や政権交代につながる局面などで政治課題となってきた。1999年には、自民、自由両党が、公明党との連立合意に際し、総定数50削減に向けた比例選20削減の先行実施で合意した。2012年には当時の野田首相が自民の安倍総裁との党首討論で、定数大幅削減を条件に衆院を解散する意向を表明した。
維新との協議にあたり、自民執行部内では「比例議席の削減なら影響が大きいのは他の政党だ。やりやすい」との声が目立ち、協議が合意に至れば、実現項目に含まれる可能性が高い。
ただ、国民の声を代表する議員の削減を疑問視する主張も相次いでいる。自民の選挙制度改革を主導してきた逢沢一郎衆院議員は自身のX(旧ツイッター)に「地方の定数がさらに少なくなる。いきなり削減は論外だ」と投稿した。比例選を重視する公明党の斉藤代表は17日、記者団に「比例選は少数意見の反映(が主眼)だ」と指摘した。公明幹部は「比例選の定数削減なら公明への嫌がらせだ」と不快感を示した。
国民は「賛成」
国民民主党の玉木代表は17日のBSフジの番組で、日本維新の会が主張する国会議員の定数削減を巡り、臨時国会に関連法案が提出された場合、「賛成するので(国会の)冒頭で処理しよう」と述べた。残りの会期で物価高対策などを議論することも求めた。
与野党 首相指名21日 大筋合意
与野党は17日、衆院議院運営委員会理事会で、石破首相の後継を選ぶ首相指名選挙を臨時国会召集日の21日に実施することで大筋合意した。自民党と日本維新の会による連立政権樹立に向けた協議が決裂するなど、情勢が大きく変わった場合は日程を再協議する。自民は会期を12月17日までの58日間とし、高市総裁が新首相に選出された場合は所信表明演説を10月24日に行うことを提案した。これに先立ち、自民の梶山弘志国会対策委員長は国会内で立憲民主党の笠浩史国対委員長と会談し、今年度補正予算案を12月上旬に提出する方向で調整していると伝えた。
3634
:
OS5
:2025/10/18(土) 09:24:33
https://www.asahi.com/articles/ASTBK3R4XTBKUTFK00TM.html
維新、急に持ち出した議員定数削減 「絶対条件」が3つに増えた思惑
有料記事
大久保貴裕 吉川喬2025年10月17日 20時27分
連立政権を見据えた自民党と日本維新の会との政策協議は基本合意に至ったが、維新側は連立の「絶対条件」として国会議員の定数削減を急に持ち出した。意見集約が難しい企業・団体献金の廃止を脇に押しやる思惑も透ける。一方で、自民は臨時国会での首相指名選挙に向け、多数派工作に躍起となっている。
維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は自民側に要求した政策のなかで、副首都構想、社会保障改革、国会議員定数の1割削減の三つを「絶対条件」とする。17日のフジテレビの番組では「大幅な議員定数削減を自民党が『本気でやる』と言えるかどうか。ここが改革のセンターピンだ」と強調。臨時国会での関連法成立を訴えた。
3635
:
OS5
:2025/10/18(土) 18:17:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9acb234d1cc21b3ff4ac3434520b41e196288faa
【独自】維新が大臣送り込まず閣外協力検討
10/18(土) 8:58配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN
TBS NEWS DIG Powered by JNN
自民党との連立政権の樹立を見据えて政策協議を続けている日本維新の会が入閣はせず、閣外協力とする方向で検討していることがわかりました。
これまでの協議のなかで自民党側は維新側に対し、連立政権を樹立するにあたり入閣を打診していますが、維新の幹部によりますと、維新側は大臣を送り込まず、「閣外協力」とする方向で検討に入っているということです。
TBSテレビ
3636
:
OS5
:2025/10/18(土) 18:46:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b202e0044ed8219e73a6dea3f7ac66905eb98a54
維新・遠藤敬氏を首相補佐官で起用へ 高市総裁が方針固める
10/18(土) 18:12配信
朝日新聞
日本維新の会の遠藤敬・衆院安全保障委員長=2025年5月29日、国会内、国吉美香撮影
臨時国会の首相指名選挙での選出が確実な情勢となっている自民党の高市早苗総裁は18日、内閣発足に向けて日本維新の会の遠藤敬国会対策委員長(57)を首相補佐官に起用する方針を固めた。両党は維新から閣僚は出さない方向で調整している。複数の関係者が明らかにした。
両党は連立政権に向けた政策協議で基本合意に至っている。高市氏は内閣発足の準備を進めており、維新側に入閣を求めていた。
朝日新聞社
3637
:
OS5
:2025/10/19(日) 00:10:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fdc24ec0cbbf42c6a02fe1ba9162f635d164a95
維新、なぜ閣外協力浮上?「サタステ」政治部長が解説「高市さんは閣僚ポストの数を公明以上に渡したいと」
10/18(土) 23:01配信
スポニチアネックス
吉村洋文氏
18日放送のテレビ朝日「サタデーステーション」(土曜後8・54)で、自民党と日本維新の会の連立へ向けた政策協議について特集。連立政権を組む場合、維新側は閣内協力にこだわらない考えを示しているが、同局政治部長の山本志門氏がその背景を解説した。
維新の吉村洋文代表はこの日出演した朝日放送の番組で、政策実現が目的だとして、閣内協力にこだわらない考えを表明した。これまでは連立を組む際は閣内協力が望ましいとの認識を示しており、番組コメンテーターのジャーナリスト柳澤秀夫氏は「閣僚を出さずに閣外協力という方向にかじを切った。これはなぜなんでしょう?」と質問した。
山本政治部長は「もともと高市さんは維新に閣僚ポストの数を公明以上に渡したいと、副大臣や政務官人事でもどんどん政府の中に入ってほしいと、こういう打診をしていた」と自民党の高市早苗総裁の希望を明かす。維新側にも「政府の中に入って政策を進めていった方がいい」という考えもあったという。
それでも閣外協力を検討する理由について、山本氏は「政府で仕事をしたことがない人がほとんどなので取り込まれてしまう恐れもある。ここは人材不足を認めていました」と維新側の思惑を説明。年内は閣外協力で様子を見たうえで「年明け以降に閣僚を送ってより強い協力関係を築いていくのか今後検討していくと思う」と解説した。
3638
:
OS5
:2025/10/19(日) 00:14:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d4dd81106d4e495aa2fbfbe639e207a990353f8
閣僚出さず国会運営に協力…維新「閣外協力」の方針 自民が求める閣内協力との違いは
10/18(土) 23:38配信
事実上の合意に至った自民党と日本維新の会の連立政権樹立で、維新は「閣外協力」とする方針だ。閣僚を送り込まないが、首相指名選挙の投票や内閣不信任決議案への対応など国会運営に協力する。所属議員が10人以上の政党による閣外協力は、平成9年発足の第2次橋本龍太郎改造内閣で自民と連立を組んでいた社民党と新党さきがけ以来となる。
■維新は法案の事前審査
自民と維新は連立政権合意書に基づき、履行に向け両党で協議体を設置する。維新は与党の一角として、政府提出法案の事前審査に加わる。
自民側は維新に閣内協力を求めていた。閣内・閣外協力の明確な定義はないが、一般的に連立を組む各党が閣僚を送り出し、政権運営で連携するのが閣内協力だ。法案や予算案の議決など国会運営全般で足並みをそろえる。10日に解消が決まった自公の連立政権などが相当する。連立の最も安定した形式で、自民側が閣内協力を求めたのはそのためだ。
■「まずは閣外で様子見」
閣内協力は自らの政策を実現させる機会が増えるが、国家統治に関与する責任の重みが増す。維新内では「閣内で政権運営に責任を負うべきだ」という意見も出たが、ベテラン勢を中心に「まずは閣外で、自民がどこまで維新の政策を本気で実行するか様子を見るべきだ」との慎重論もあった。
昨年の衆院選で少数与党に転じた石破茂政権は国民民主党や維新と政策ごとに協力する「部分連合」を模索した。部分連合は各党の自由裁量は確保されるが、政権の安定性は欠ける。石破政権も野党の要求に応じ続けなければいけなくなり、1年あまりで退陣することになった。(大島悠亮)
3639
:
OS5
:2025/10/19(日) 09:11:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/028101a535613f299437caa2ea26f9eb3cdf2a08
維新政策要求、連立後の火種 自民「ちゃぶ台返し」警戒
10/19(日) 7:02配信
時事通信
自民党の高市早苗総裁との会談を終え、記者団の質問に答える日本維新の会の吉村洋文代表=15日、国会内
連立政権発足に向けた自民党と日本維新の会による政策協議が大詰めを迎えている。
維新の12項目の要求には自民が慎重な政策も含まれ、合意したとしても連立の火種となる可能性がある。自民内には、合意を実現できなければ「維新がちゃぶ台返しで連立離脱する」(関係者)と警戒する声もある。
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は18日、読売テレビの番組で「痛みを伴う本気の改革をやる。議員定数の削減もできないと言うなら、その船に乗るつもりはない」と述べ、自らは譲らない姿勢を改めて強調した。
「身を切る改革」を掲げてきた維新が、21日召集の臨時国会で関連法案を成立させるよう迫るのが国会議員の定数削減だ。「1票の格差」が拡大しかねない選挙区は避け、比例代表を想定している。ただ、公明党や共産党などの中小政党にとっては死活問題。与野党合意を重視してきたテーマでもあり、維新の思い通りに進められるか見通せない。
維新は企業・団体献金の廃止を訴える。連立離脱を決めた公明が、自民に要求した献金の受け皿限定案よりもさらに厳しい。玉虫色の決着を急げば、連立入りを優先させたと批判を浴びかねない。国民民主党の玉木雄一郎代表は「『政治とカネ』の問題が軽視されれば単なる(自民の)政権延命だ」とけん制している。
看板政策の「副首都」構想でも論点は多い。維新は住民投票で2度否決された「大阪都構想」のリベンジを懸け、災害リスクの分散や首都圏一極集中の是正を主張。来年1月召集の通常国会での法案成立を目指すが、国政機能の地方移転には非効率化やコスト増を懸念する声が上がる。
社会保障改革は支持基盤の違いが影響するのは必至だ。「現役世代」を重視する維新は、高齢者の医療費負担引き上げを提唱。市販薬と似た「OTC類似薬」の保険適用除外には日本医師会が反対している。自民は高齢者の支持率が高い傾向があり、日本医師会は伝統的な支持団体だ。
2年間の食料品消費税率ゼロへの対応には苦慮しそうだ。消費税は社会保障費の財源で、税収減を補う必要がある。自民では麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長が減税に慎重なのに対し、高市早苗総裁は積極財政派。維新との合意が自民に新たなあつれきを生じさせる可能性もある。
3640
:
OS5
:2025/10/19(日) 21:22:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/36dc1a7c5d5405318d995eb3df23744c023ddd68
維新、連立ありき「条件」すり替え 企業献金規制、置き去りか 定数削減、公明は反発〔深層探訪〕
10/19(日) 7:00配信
時事通信
自民党との政策協議に臨む日本維新の会の藤田文武共同代表=17日午後、国会内
日本維新の会が国会議員の定数削減を自民党と連立を組む「絶対条件」に位置付けたのは、連立政権入りを優先させたためだ。「身を切る改革」は維新の党是だが、当初「条件」に想定していた企業・団体献金の規制強化に自民が難色を示したことから方針を転換した。野党は「政治とカネ」の問題が置き去りになると批判し、勢力減少に直結しかねない公明党などは反発している。
【ひと目でわかる】内閣支持率の推移
◇「たたき売り」
「本気で改革を進めることができるのか、その姿勢を示すのが議員定数削減だ」。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は17日のフジテレビ番組でこう強調。政権入りの「絶対条件」だと語った。
維新の藤田文武共同代表は16日、自民の高市早苗総裁と初めて行った連立政権に向けた政策協議で、企業献金の禁止を主張。高市氏らは強く反対した。これを受けて吉村氏は同日夜、定数削減を自民にのませるよう党内に指示。維新幹部は「企業献金禁止は自民が硬かったから、代わりに定数削減が出てきた」と認めた。
確かに、維新は定数削減などの「身を切る改革」を繰り返し唱えてきた。地盤の大阪府議・市議の定数を大幅に削減し、「有言実行」してきたとの自負がある。
だが、維新は「政治とカネ」の問題への対応も重視してきた。自民の派閥裏金事件を踏まえ、先の通常国会のテーマだった企業献金を巡る議論では、立憲民主党や国民民主党より厳しい全面禁止を主張していた。
維新は昨年の衆院選と今年7月の参院選で党勢の衰えが鮮明となった。連立入りで「副首都」構想や社会保障改革を実現し、反転攻勢につなげる狙いがある。ただ、党内からは「衆院議員は前のめりだが、参院はほとんどが慎重ではないか。政策もバナナのたたき売りのようだ」との声も出ている。
◇「維新はだまされる」
連立ありきの方針転換に、野党からは批判の声が上がった。立民の野田佳彦代表は記者会見で、首相在職中だった2012年の党首討論で定数削減を条件に衆院を解散したが、政権復帰した自民が約束を守らなかったと指摘。「維新はだまされる」との見方を示した上で、「そんなことで連立政権を組むのはやめた方がいい。政治資金の問題で結論を出すのが先だ」と促した。
安住淳幹事長はTBS番組で「政治資金と定数削減は全然違う話だ。すり替えては駄目だ」と断じ、国民民主の玉木雄一郎代表は読売テレビ番組で「企業献金の議論が置き去りになる。定数削減でごまかさずに維新らしさを貫いてほしい」と注文した。
そもそも、定数削減を含む選挙制度改革は各党の消長に大きく影響するため、与野党が合意を重視しながら議論してきた経緯がある。自民の逢沢一郎党選挙制度調査会長はX(旧ツイッター)に「地方の定数がさらに少なくなる。いきなり定数削減は論外だ」と苦言。17日の会見で「真剣な議論が進んでいる状況を受け止めてほしい」と求めた。
維新は衆院(定数465)の1割程度を、比例代表を中心に削減する方針だ。比例が主戦場の公明党や共産党は「比例だけ削減するならあまりに乱暴」(斉藤鉄夫公明代表)とけん制。自民のベテラン議員は「公明と完全に敵対することになる」と懸念した。
3641
:
OS5
:2025/10/20(月) 21:41:19
>>3582
>斉木氏は「水面下で連立与党入りを視野に入れた動きもある中、安易に与党に入るのではなく、既成政党に不満を持つ人たちの民意を受け止めるため新しい政治集団を作るべきだと考えた」と述べ
なんで離党したんでしたっけ・・・?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0bde124a5f1a4a0c59550f8b8727adebc45957b
衆院無所属3人も高市氏に投票へ 決選投票経ずに“高市総理”の可能性
10/20(月) 19:32配信
21日に行われる総理大臣指名選挙を巡り、衆議院の無所属議員3人が高市総裁に投票する方針であることが分かりました。
衆議院の無所属議員の守島正氏、斉木武志氏、阿部弘樹氏の3人は高市総裁に投票する方針です。
これにより、総理大臣指名選挙では連立政権を樹立する予定の自民党、日本維新の会の所属議員全員と合わせると衆議院全体の過半数を満たすことになり、高市総裁が決選投票を経ずに総理大臣に選出される可能性が出てきました。
一方、立憲民主党は21日に行われる総理大臣指名選挙で野田代表に投票する方針を決定しました。
立憲は指名選挙での野党候補の一本化を目指し、国民民主党の玉木代表への投票も念頭に日本維新の会、国民民主党と協議を行ってきましたが、維新が自民党と連立を組む方針を受け断念しました。
今後は公明党や共産党などの野党に野田代表への投票を呼び掛ける方針です。
立憲民主党 野田代表
「自民党と我々立憲との綱の引き合いだったんですけれども残念ながら敗れてしまったことを残念に思います。次の総選挙では、そうした対立軸を明確にしながらの戦いをしていきたい」
テレビ朝日
3642
:
OS5
:2025/10/20(月) 21:44:02
>守島議員は「私は維新を抜けて以降も、大きな考えは維新と同様である」
ださっ
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d7006df1ba705146162b65b87834816428ac70
【速報】明日の首班指名選挙 1回目の投票で自民・高市総裁 過半数獲得の見込み 維新離党の「改革の会」が高市氏に投票を表明
10/20(月) 18:00配信
日本維新の会を離党届を出し(その後「除名処分」)、有志・改革の会として新会派を結成した守島正衆議院議員は、自身のSNSへの投稿で、会派内で「首班指名の一本化を目指していたが困難」となったとし、会派は改革の会3人と有志の会4人に分かれるとしました。
その上で、守島議員は「私は維新を抜けて以降も、大きな考えは維新と同様である」として、改革の会の3人は1回目の首班指名選挙から「高市早苗」自民党総裁に投票するとしました。
自民と維新は衆議院では過半数に2議席足りませんが、改革の会の3票が入ることで、高市総裁は1回目の投票で過半数を獲得できる見込みとなりました。
3643
:
OS5
:2025/10/21(火) 10:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7100dcecbc813f4f949a02c936a72d1e871dc8f
「消滅危機」から挽回狙う維新、自維連立で大阪ローカルから悲願の脱却なるか
10/21(火) 7:28配信
産経新聞
連立政権合意書に署名した自民党の高市早苗総裁(中央右)と日本維新の会の吉村洋文代表=20日午後、国会内(春名中撮影)
大阪を拠点とする日本維新の会が20日、連立政権樹立で自民党と正式に合意した。全国政党としての支持率の伸び悩みや大阪以外での存在感の希薄さを挽回することを狙うが、吉村洋文代表が大阪府知事を兼ねるだけに、地方行政との両立を危惧する声もある。
【写真】自維連立に自民大阪の松川るい氏は…
「吉村代表が政策実現のために(自民側に)12項目の要望を出して議論しているのは府議団としても評価しており、後押ししていく」
維新府議団の角谷庄一幹事長は府庁で記者団にこう述べ、連立合意を歓迎した。府議会では過半数の51人を擁する維新に対し、公明党に次ぐ第3会派の自民はわずか6人。近年の府議選では互いに真っ向から対立し、維新が圧倒してきた。角谷氏は「連立を組んでいるから選挙で調整が入るかというと、そういうものではない。われわれはこれまで通りやっていく」と余裕を見せた。
「国政政党として消滅の危機にある」
吉村氏がそんな表現で切迫感を吐露したのは昨年11月、維新代表選への出馬を表明した記者会見でのこと。その前月に行われた衆院選で、維新は大阪府内の全19選挙区を制したが、全体では公示前の議席を下回った。それまでは知事の職務に専念したいと、代表選への立候補を見送っていた吉村氏だったが、「やるしかない」と不退転の覚悟で代表に就いていた。その延長線での今回の連立合意。「消滅の危機」にあった維新にとっては、全国政党として浮揚するまたとないチャンスだったともいえる。
ただ吉村氏は、維新代表と府知事に加え、地域政党「大阪維新の会」の代表も務める立場だ。かつて同様の地位にあった維新創設者の橋下徹氏は大阪市長時代、党代表として選挙応援に奔走し、期間中ほとんど登庁しなかったため、「公務軽視」と批判された。ある維新幹部は「『三足のわらじ』を履かせている人に自民との関係づくりを任せるのは気の毒だ。国会のことは藤田文武共同代表に任せようとシフトしてきた」と話す。
大阪維新のベテラン府議も「彼(吉村氏)の能力なら全然大丈夫。実際にこなしている。まったく心配していない」と強調した。
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OS5
:2025/10/21(火) 10:26:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d60f8785c569dbfe3292c7fffdaf58121452cf
「維新とはバチバチ、みんなポカン」自民大阪に渦巻く不満 「まずは首相指名」と賛同も
10/21(火) 8:24配信
産経新聞
握手する自民党の高市早苗総裁(右)と日本維新の会の藤田文武共同代表(手前)、奥左は吉村洋文代表=20日午後、国会内(春名中撮影)
自民党と日本維新の会の連立政権樹立で、存在意義が問われているのが自民大阪府連だ。これまで国政、府内首長、地方議員の各選挙で維新と激しく対立し、多くの苦杯をなめてきた。大阪では〝不倶戴天(ふぐたいてん)〟のはずだった維新との国政での共闘に、地元では賛否の声が渦巻く。
「維新と自民は思想的な部分が共通しているし、大阪を良くしたいというのは一緒だ」
連立合意について、自民府議団の中井源樹(もとき)政調会長はこう述べ、党本部の決断に理解を示した。
「今は高市早苗さんに総理大臣になってもらうことが最重要課題。動揺が広がるのは仕方ないが、本来の目的を忘れてはならない」。前回衆院選で維新候補に敗れた自民の中山泰秀元衆院議員も、維新との大同団結を評価。「(大阪)自民は終わらない。民主党政権のときも、自民は終わったという人がいたが、残っている」と強調した。
一方、前回衆院選で同じく維新候補に敗北した別の自民元衆院議員は「(首相指名選挙のための)数合わせだけではだめだ」と批判する。維新と連立を組み、今後国政レベルで選挙調整が行われることになれば「一般的には現職優先になる」と指摘。大多数の選挙区を維新現職に押さえられている大阪では、自民が浮上する可能性がなくなることを警戒した。
「大阪では維新とバチバチに戦ってきて、維新も自民府連を仮想敵にしてきた。みな唐突すぎてポカンとしている」と率直に明かすのは別の自民府連関係者。「国政に議員を出すのを放棄した時点で、どう考えてもジリ貧だ」とし、「自民府連は消滅という話になる」と強い危機感を示した。
維新の看板政策「大阪都構想」の延長線上にある「副首都構想」を巡っても、府連内では拒否感が少なくない。維新と組んで高市氏を首相に指名した「その後」をどうするのか-。火種は各所にくすぶる。
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OS5
:2025/10/21(火) 21:47:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca24b6e1d2e82540461add0c1c11048757146d5e
維新の吉村代表、「年収の壁」引き上げ巡り国民民主に協力呼びかけ…連立なら政策「絶対に進む」
10/21(火) 20:24配信
読売新聞オンライン
日本維新の会の吉村代表(20日、国会で)=米山要撮影
日本維新の会の吉村代表(大阪府知事)は21日のフジテレビ番組で、所得税の非課税枠「年収の壁」引き上げを巡り、国民民主党に連立入りを含めた協力を呼びかけた。
吉村氏は「自民党と維新を足しても過半数に足りない。国民民主も『自民やってくれ』ではなく、『僕がそこに入って責任もってやる』と言ったら(政策は)絶対に進む」と述べた。
維新が実現を求める消費税減税の財源については、税収の上振れ分でまかなえるとの認識を示した。
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OS5
:2025/10/22(水) 08:24:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf74b4a853fd098932900b2c85ce10c0e3bd2b8e
政権運営、維新の遠藤首相補佐官が「キーマン」…「動向が不安定さはらむ連立の行方左右する」
10/22(水) 7:45配信
与党党首会談に臨む日本維新の会の吉村代表(中央左)、藤田共同代表(左から2人目)、自民党の高市総裁(中央右)ら(21日、首相官邸で)
21日に発足した高市内閣では、日本維新の会の遠藤敬国会対策委員長が首相補佐官に起用された。遠藤氏は、高市首相と維新の吉村代表を結びつけた連立樹立の立役者だ。首相官邸と維新、自民両党の調整役を期待されており、政権運営の「キーマン」になるとの見方が広がっている。
【表】さっと分かる…日本維新の会の歩みと自民党との関係
遠藤氏の担当は「連立合意政策推進」だ。維新が重視する「副首都構想」や衆院議員定数の削減を含む連立政権合意書に記された政策の実現を目指す役割を担う。遠藤氏は国会運営を調整する国対経験が長く、各党や各省庁に豊富な人脈を持つ。首相は21日の記者会見で「経験、ネットワーク、知見をいかし、大いに活躍していただくことを期待している」と語った。
かつて自民に所属した遠藤氏は、自民と親和性が高い維新を象徴する存在でもある。大阪府出身で飲食店経営や日本青年会議所などでの活動を経て、自民の衆院大阪18区支部長に就いた。2012年に橋下徹大阪市長(当時)らが国政政党「日本維新の会」を結成すると、合流し、同年12月の衆院選で初当選した。
遠藤氏と自民の関係では、高市首相とは距離がある菅義偉・元首相との厚い信頼関係で知られる。ただ、遠藤氏は、高市首相とも、首相が衆院議院運営委員長だった18年頃から交流を深め、そのパイプが連立協議でいかされた。
維新は首相が求めた入閣に応じず、「閣外協力」にとどめた。自民内には「遠藤氏の動向が、不安定さをはらむ連立の行方を左右する」と見る向きがある。
◆首相補佐官=首相の命を受け、内閣の重要政策のうち特定の分野に関する政策の企画や立案を補佐する。専門分野や経験をもとに首相のブレーン的な役割を担う。国会議員以外からの登用も可能で、定員は5人。
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OS5
:2025/10/22(水) 09:05:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae32e13e9131c99a783a0432f503eae6461ef6ba
「やり抜く勇気なければ…」連立入り決断の維新・吉村氏 橋下、松井両氏から継承した覚悟
10/22(水) 8:19配信
産経新聞
日本維新の会の吉村洋文代表=20日午後、国会内(春名中撮影)
自民党と日本維新の会の連立政権が始動した。まずは臨時国会での政策実現力が問われる。連立に新たに参加した維新側のキーパーソンを挙げるとすれば、筆頭は党の「顔」である吉村洋文代表(50)になるだろう。橋下徹元大阪府知事が創設した地域政党「大阪維新の会」の地方議員から政界入りした「橋下チルドレン」の一人だ。
いまや吉村氏は維新代表のみならず、大阪維新代表、大阪府知事と三足のわらじを履く。身内に政治家はおらず、政界進出前の本業は弁護士だった。にもかかわらず、なぜ「一寸先は闇」の世界に身を投じたのか。
■やしきたかじん氏との縁
大阪府立生野高校から九州大法学部に進んだ吉村氏は卒業後、やしきたかじん氏の顧問弁護士となり、公私にわたって交流。橋下氏が大阪府知事を務めていた平成22年ごろ、やしき氏から「大阪の改革」という大義のために政界入りしてはどうかと勧められた。
吉村氏は当時の心境について、過去の産経新聞のインタビューに「政治家になる意識は全く持っていなかった。でも、やしきさんからいわれて、本気で考え、大阪をよくすることをやってみたいと思うようになった」と明かしている。
23年統一地方選で大阪市議に初当選した。当選同期には、元大阪府議で維新副代表の横山英幸大阪市長らがいる。市議時代の吉村氏は、大阪市を廃止して特別区に再編する維新の看板政策「大阪都構想」の制度設計をするチームの中心メンバーで、都構想への思い入れは人一倍強い。
■万博実現の立役者
26年衆院選で初当選したが、27年5月の住民投票で都構想が否決され、橋下氏が政界引退を表明すると、橋下氏の後継を決める大阪市長選に出馬して勝利した。市長在任中は橋下氏も実現できなかった市営地下鉄民営化を成し遂げたほか、大阪への万博誘致を実現した。万博は開幕前の不評を覆し、今年4〜10月の会期中、2557万人超の一般来場者を呼び込むとともに、運営費は最大280億円の黒字見通しとなった。
平成31年4月から大阪府知事を務め、維新代表だった松井一郎市長(当時)とともに令和2年11月、2度目の都構想住民投票に挑んだが、再び否決された。
知事として新型コロナウイルス対策で知名度を上げた吉村氏は、党創設者の橋下、松井両氏が政界を去った後、身を切る改革に代表される「維新スピリッツ」を継承。国会議員定数削減を連立入りの「絶対条件」としたのも、党勢が低迷する中、改革政党の看板を改めて打ち出す狙いがあったとみられる。
■政治における敵と味方
当選同期の大阪維新幹部は「やると決めたら、やり抜く胆力がある。政治家としての信念があるから、負けずにやってこられたのだろう」と評する。
当の吉村氏はインタビューで「(弁護士は)敵味方の関係が分かりやすいが、政治は誰が敵か味方か、途中で分からなくなる場面がある」と述べていた。今回の連立を巡る動向にもあてはまるような話だ。
その上で、政治家の覚悟については、こう語っている。
「やらなきゃいけないと思ったら、一歩前に進めることは政治家にとって必要だ。ときに勇み足と批判されることもあるが、やり抜く勇気がなくなったときは、政治家を辞めるべきだ」
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OS5
:2025/10/22(水) 12:23:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/854a646ef1b47a8778567822269ba2d046978f35
首相補佐官の維新・遠藤氏に自民除名の過去 秋田犬ブリーダー活動で培った「人たらし」術
10/22(水) 11:39配信
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産経新聞
首相補佐官に就いた日本維新の会の遠藤敬衆院議員=20日午後、国会内(春名中撮影)
21日発足した高市早苗内閣で首相補佐官に就任した日本維新の会の遠藤敬衆院議員(57)=大阪18区=は、永田町界隈(かいわい)では与野党に幅広い人脈を持つ「人たらし」として知られる。自民党との連立政権樹立の立役者には、かつて自民大阪府連から除名処分を受けて維新議員になった過去がある。
《自民党を除名になった人間が首相補佐官って政治に(ママ)世界は「まさか」がある》
維新元代表の松井一郎氏は18日、遠藤氏の首相補佐官起用案浮上とのニュースを受け、自身のX(旧ツイッター)にこう投稿した。
大阪府高石市出身の遠藤氏は地元の青年会議所理事長などを務め、平成24年衆院選に際し、いったん大阪18区の自民支部長に決まった。しかし選挙直前の同年9月に創設された維新に賛同し、自民側に離党届を提出。自民府連は支部長就任時に誓約した「他党から立候補しない」との条項に反するとして除名した。
遠藤氏は当時、産経新聞の取材に「しがらみの強い自民では自分の目指す政治ができないと思った」と話している。
同年の衆院選で維新公認で初当選し、現在5期目。党内では、予算案や法案の審議日程などを与党側と協議し、国会運営を切り盛りする国対委員長を長く務めてきた。格式ばったことを嫌い、他党議員と自然体で接して打ち解ける人柄は「生まれながらの国対委員長」(維新関係者)と評される。
■「動くときは一気に」
自民新総裁の高市氏から連絡を受け、維新側で連立協議の窓口になったのも遠藤氏だ。かねてから周囲に「動くときは一気に動く」と話し、自民の梶山弘志国対委員長らと会談を重ねてきた。
人脈づくりには秋田犬ブリーダーとしての活動も〝貢献〟している。小学5年のとき、親にせがんで買ってもらったのを機に活動を続け、中学・高校時代から自身の父親世代の「犬仲間」と付き合い、もまれてきた。「『国対族』の先輩たちと切り結んでいけるのは、そうした経験のおかげ」と話す。
公益社団法人「秋田犬保存会」会長として、2018年平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート女子金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手(ロシア)に秋田犬「マサル」を贈ったこともある。
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OS5
:2025/10/22(水) 12:24:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e875f12aece2da08fc9a6f1856100f743d666389
自維連立で高市首相誕生だが… 維新内部には不協和音 「大臣ポストをとるべき」「選挙区調整が怖い」
10/22(水) 11:30配信
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AERA DIGITAL
高市首相誕生後、与党党首会談前に握手を交わす高市首相(右)と維新の吉村代表
自民党の高市早苗総裁が10月21日、憲政史上初の女性首相に選出された。
高市氏が10月4日の自民党総裁選で新総裁に選ばれてから、17日目の難産だった。当時の自公政権が少数与党だったうえ、その後、公明党が連立から離脱。一時は過半数の獲得は厳しいとみられていた。その高市氏に救いの手を差し出したのが、日本維新の会だ。
【写真】一時は「総理大臣を務める覚悟はある」と言っていながら、袖にされたのはこの人
自民党が196議席、維新が35議席で計231。維新が自民に協力しても衆院過半数である233に2議席足りず、自民党は無所属議員らにも働きかけていた。その結果、21日に衆院で行われた首相指名選挙の1回目の投票で、高市氏は237議席を獲得し、決選投票に進むことなく、首相に指名された。維新は、離党表明をしている議員もいるなかで、35人全員が高市氏に投票した模様で、連立パートナーとしての初仕事を成し遂げた。
維新は公明党と異なり、連立をしても大臣を出さずに「閣外協力」という形をとった。高市氏は維新との連立に向けた政策協議を進めるなかで、「閣内に入ってほしい」と大臣を出すことを求めていたが、維新側は大臣を出さない方針を伝えたという。
維新代表である吉村洋文大阪府知事は、テレビ番組の出演時にこの点に触れて、
「大臣ポストがほしいわけじゃありません。政策を実現したいんです」
と発言。大阪を想定した副首都に東京のバックアップ体制をつくる「副首都構想」や、「社会保障改革」、そして「衆院の議員定数削減」など維新が自民に突き付けた政策を強調した。
■「政策を実現するにはポストが必要」
だが、維新内部には大臣ポストを求める声もある。
「政策の実現のためには、総務大臣と厚生労働大臣を維新がとるべきという意見がけっこうあった。私も同感でした」
維新の衆院議員A氏は、党内での議論をこう振り返る。しかし、結果として、遠藤敬国対委員長が首相補佐官として官邸に入るだけで、閣外協力にとどまった。
「党内では、大臣ポストが2で、副大臣、政務官は合計で10という数字まであげる人もいた。具体的な大臣候補の名前を口にする議員もいた」(A氏)
大臣には、旧民主党時代に外相などを務めた経験がある前原誠司衆院議員、前代表の馬場伸幸衆院議員が「適任」だという声もあったという。
元神奈川県知事で、維新の松沢成文参院議員は自身のXで、こう訴えた。
〈早くフルスペックの閣内協力に格上げすべきだ。政策を実現するにはポストが必要。大阪副首都構想を実現するために、藤田(文武)共同代表自らが総務大臣として入閣するというウルトラCを出したら、維新の本気度が伝わって面白かったのに〉
維新内部では、少なからず松沢氏に賛同、呼応する意見もあるという。
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OS5
:2025/10/22(水) 12:24:14
■「選挙区の調整でおろされてしまうのか」
また、自民との連立によって、今後の選挙を心配する声もある。比例復活で当選した維新の衆院議員B氏は、こう話す。
「一番の不満というか不安は選挙です。自民党候補とガチンコ勝負で戦ってきたが、自民との連立で、いずれは選挙区の調整でおろされてしまうのかという怖さが付きまとう」
維新の両院議員総会でもB氏と同じような意見が出たそうで、その時は遠藤氏が、
「見捨てるようことはない」
と答えたそうだ。
B氏のライバルは自民党のベテラン議員で、小選挙区では追いつけそうもない票差があり、選挙区調整となれば自民党議員が選ばれるとB氏は見ている。そのため比例か別の小選挙区に移ることも考えられるという。一方で維新は衆院の国会議員定数削減を連立の条件に掲げ、中でも比例の定数削減を訴えている。臨時国会で、衆院議員1割削減の議員立法を提出する方針だ。
「維新は大阪府議会、大阪市議会で定数削減を実現させてきたので、『大阪での成功を全国に広げれば維新の党勢拡大になる』と吉村さんは考えたんでしょう。でも、維新が強い大阪以外の議員はどうなるのか」(B氏)
維新の支援者も納得してない。維新を応援して12年という大阪の有権者は自民との連立についてこう話す。
「自民党をぶっ潰すと宣言して維新は立ち上がり、大阪で大きな支持を受けた。自民党との連立入りで、一時的にかなり支持率がアップしたとしても、長期的にはマイナスだと思う。周囲では『今からでも連立解消』という人も少なくない」
自民党幹部のC氏は維新との選挙区調整について、こんな見方をする。
「選挙区調整があれば、大阪では維新候補に何人か下りてもらい、比例で優遇することになるのではないか。維新は大阪のローカル政党ではなく、全国で候補者を擁立しているのですから。ただ一方で、維新は大阪で圧倒的に強いので、近畿ブロックだけは自民党が譲って、他には維新は出すなという交渉になるかもしれない」
そうなると、維新は関西地方のローカル政党になりかねない。
■「すぐに連立解消も十分にあり得る」
C氏は連立の先行きは不透明だとも言う。
「維新との連立で、高市氏が首相になることはできた。しかし、維新の12項目の政策実現が本当にできるのか、細かな点は今後の協議です。維新が求めたように進まず、もし、来年度予算案に維新が賛成できないとなれば、すぐに連立解消となることも十分にあり得る。その時は、解散・総選挙でしょう」
そしてC氏は、「早ければ12月か1月の解散・総選挙もありうる」と言った。
公明党から離婚届を突き付けられ、維新に乗り換えてスタートした高市自民。ようやく首相になれたからといって、先の見通しはまだ不透明なままだ。
(AERA編集部・今西憲之)
今西憲之
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OS5
:2025/10/22(水) 17:12:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b5d16c73ae61cce25c9997bbcfde4710f66c369
連立のキーパーソン、維新・藤田文武氏は「腹黒い戦略家」 スポーツマンで武闘派の一面も
10/22(水) 15:10配信
産経新聞
記者団の取材に応じる日本維新の会の藤田文武共同代表=20日午後、国会内(春名中撮影)
日本維新の会の連立政権参加にあたってメディアでの露出を高めているのが、藤田文武共同代表(44)=衆院大阪12区=だ。自民党との連立協議では、維新側の責任者として12の政策項目を盛り込んだ連立政権合意書の取りまとめにあたった。当選3期ながら「政治センス」(維新ベテラン)にたけ、吉村洋文代表は親しみを込めて「戦略家だが、腹黒い」と評する。
【写真】緊急役員会であいさつする藤田氏
大阪府寝屋川市出身。父が師範を務める道場で3歳から空手を始め、学生時代はバスケットボール部やラグビー部で活動したスポーツマンだ。
筑波大体育専門学群を卒業後、母校の府立四條畷高校などで保健体育科講師を務め、スポーツマネジメントを学ぶため海外に渡った。帰国後は会社を立ち上げ、スポーツや教育などの分野で事業を展開した。
維新政治塾1期生で、平成29年衆院選に維新公認の新人として立候補したが惜敗し、31年の衆院大阪12区補欠選挙で初当選した。令和3年から務めた幹事長時代は、党運営の柱となる中期経営計画を策定し、4年参院選や5年の統一地方選で躍進する素地をつくった。
党内有数の保守派でもあり、首相の靖国参拝について今月の民放番組で「外交問題にすべきではない」とし「本気で首相を目指す人は毎朝参拝したらいいのではないか。僕は毎朝行っている」と語った。
■万博会場で玉木氏と遭遇
〝武闘派〟としての一面も。昨年1月の衆院予算委員会では「政治とカネ」問題を巡り、当時の岸田文雄首相に質問した際、委員席からのヤジに「いらんこと言うなや、ほんま」「ええかげんにせえよ」と感情をあらわにして反応した。
座右の銘は、中国の思想家、荀子の言葉といわれる「着眼大局 着手小局」。物事の本質を広い視野でとらえ、目の前の小さなことから実践するという意味だ。
家庭では2男の父で、大阪・関西万博を家族と訪れた際は、大屋根リングの下で自身の年齢と同じ柱番号「44番」の前に立ち、笑顔で記念撮影。会場内で国民民主党の玉木雄一郎代表と遭遇したこともSNSで話題になった。
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OS5
:2025/10/22(水) 17:47:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/280135ecf1e96bea402d0e0f88355dda736e37eb
維新・遠藤国対委員長の「二足の草鞋」を批判 共産、首相補佐官との兼任「三権分立」違反
10/22(水) 17:24配信
産経新聞
維新・遠藤敬国対委員長(左)と共産・塩川鉄也国対委員長
日本維新の会の遠藤敬国対委員長が党役職を兼務したまま高市早苗政権の首相補佐官に就いたことに対し、野党から立法府の独立性を損なうとの指摘が出ている。共産党の塩川鉄也国対委員長は22日に国会内で開かれた与野党国対委員長会談で「三権分立を侵しているのではないか」と疑問を呈した。会談後、遠藤氏が記者団に明らかにした。
自民党と維新は閣外協力という形で連立政権を発足させた。維新から閣僚を出さない一方、首相は遠藤氏を「連立合意政策推進担当」の首相補佐官に起用した。首相補佐官は内閣法で定められた役職で、重要政策の企画・立案について首相に助言する。野党は国会で他党との交渉などを担う政党の国対委員長が行政府の役職を兼務している点を問題視する。
塩川氏の指摘に対し、遠藤氏は「国対委員長はあくまでも政党の役職であり、院(国会)の構成メンバーではない」と述べ、「三権分立の原則」に触れていないと反論した。その上で、「私自身は閣内には入っていない。閣外協力という枠組みでやっている」と理解を求めた。(深津響)
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OS5
:2025/10/22(水) 22:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/d492d0f32ed21e9d0bb379a93f8423d210c7cf8b
【首班指名】自民・維新以外で「高市早苗」と書いた12人は誰? 国民民主の議員は「思い違い」と釈明
10/22(水) 18:10配信
BuzzFeed Japan
衆院本会議で第104代首相に指名された自民党の高市早苗総裁(中央)=10月21日午後、国会内
自由民主党の高市早苗総裁が10月21日、衆参両院の首相指名選挙で第104代首相に選出されました。
自民党と日本維新の会が連立を組みましたが、それぞれの会派の全員が高市氏に投票しても衆参いずれも過半数にわずかに足りません。選挙結果に注目が集まっていました。
他の会派や無所属議員からの投票もあり、衆院では1回目の投票で過半数(233票)を4票超えました。参院でも1回目では過半数(124票)に1票足りませんでしたが、決選投票では過半数を1票上回りました。
自民党と維新以外で「高市早苗」の名前を書いた議員は12人。朝日新聞デジタルによると、内訳は以下の通りです。(カッコ内は会派名)
■衆議院(6人)
・北神圭朗(有志の会)
・阿部弘樹(改革の会)=9月まで維新に所属
・斉木武志(改革の会)=9月まで維新に所属
・守島正(改革の会)=9月まで維新に所属
・中村勇太(無所属)=「選挙制度改革を進めていくためには、与党に近い立場で政治を見て情報を取っていく必要がある」とXで説明
・額賀福志郎(無所属)=衆院議長(2024年から自民会派を離脱中)
■参議院(6人)
・小林さやか(国民民主)※決選のみ=「自身の思い違い」とXで釈明
・北村晴男(日本保守)
・百田尚樹(日本保守)※決選のみ
・寺田静(無所属)=「本気で女性総理の誕生を願ってきました」とXで説明
・平山佐知子(無所属)
・望月良男(無所属)=自民党公認争いに敗れるも、7月の参院選で無所属で当選
BuzzFeed Japan
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OS5
:2025/10/23(木) 08:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d4e29c7d1343b5691bef2140ac11cb1d00c486a
参院1回目投票で安野貴博氏が2票、社民と保守割れる 首相指名選 松原仁氏は自身に
10/23(木) 7:00配信
産経新聞
衆院本会議場で行われた首相指名選挙=21日午後、衆院本会議場(成田隼撮影)
高市早苗首相が選出された21日の衆参両院での首相指名選挙は特色ある投票行動も明らかになった。決選投票にもつれた参院の1回目投票で、チームみらいの安野貴博代表は2票を獲得した。安野氏自身に加え、参院会派「立憲民主・社民・無所属」の泉房穂氏(無所属)が投じた。社民の福島瑞穂党首は立民の野田佳彦代表に投じたが、ラサール石井参院議員は1回目を福島氏に。日本保守党の参院議員(2人)も投票行動が分かれた。
■参院無所属の寺田氏は高市氏
保守党の百田尚樹代表は決選投票で高市氏に投じたが、1回目は自身に。もう1人の参院議員、北村晴男氏は1回目から高市氏に入れた。
国民民主党の小林さやか氏は決選投票で玉木雄一郎代表に投じる党の方針にも関わらず、高市氏に投じ、物議を醸した。
国民民主の伊藤孝恵氏は過去5回の首相指名選で1票を得ていたが、今回は途絶えた。過去5回伊藤氏に投じた無所属の寺田静氏は今回、「女性首相の誕生」を期して、高市氏に1票を投じたとSNSで明かした。
■有志の会・北神氏は高市氏
衆院は1回目の投票で高市氏が過半数を得た。
衆院会派「有志の会」(4人)は緒方林太郎氏、福島伸享氏が同派代表の吉良州司氏に投じた一方、北神圭朗氏は高市氏に。北神氏は記者団に、高市氏について「外国人の土地取得規制などで方向性が合う」と語った。
野党系無所属の中村勇太氏も高市氏に入れた。中村氏は22日、X(旧ツイッター)にコメント動画を投稿し、選挙制度改革などを進めるため「少し与党に近い立場で政治を見て情報を取らないと政治判断が難しくなる」と語った。自民党入りの考えは否定した。
保守党を離党した河村たかし氏は2票を獲得。内訳は自身と同じく同党を離党した竹上裕子氏だった。
無所属の松原仁氏は自身に投じ、1票を獲得した。
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OS5
:2025/10/25(土) 21:50:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/444771
「鼻をつまんで高市早苗と書いた」…首相指名選挙 野党系無所属・中村勇太衆院議員が明かした投票の真意
2025年10月25日 12時00分
自民党の高市早苗氏が首相に選ばれた10月21日の首相指名選挙では、「野党系無所属」を掲げてきた中村勇太(はやと)衆院議員=茨城7区=が高市氏に投票するサプライズがあった。前回の首相指名の際は立憲民主党の野田佳彦代表の名前を書いていただけに、野党支持層には波紋も呼んだ。
中村氏はその翌日、自らSNSに投稿したショート動画で「選挙制度改革を具体的に一歩でも前に進めるため」と説明。だが、これでは何だかよく分からない。臨時国会の開会式があった24日、国会内で中村氏を直撃すると、今回の政治判断の真意を詳しく語ってくれた。(宮尾幹成)
〈10月21日の首相指名選挙で、衆院では高市早苗氏が1回目の投票で237票を得て過半数(233)に達した。与党の自民党(会派離脱中の額賀福志郎議長を含め197票)と日本維新の会(35票)だけでは足りなかったが、中村氏ら無所属議員5人の協力もあってクリアした。参院でも決選投票の末に高市氏が選ばれ、女性初の首相に決まった。〉
◆高市さんが自民党総裁になって「最悪だ」と思った
──あらためて、なぜ高市氏に投票したのですか?
首相指名選挙で高市早苗氏に投票した理由を説明する中村勇太氏=10月24日、国会内で(宮尾幹成撮影)
私はこれまで、自分の選挙で「党より人」「党より人間性」と訴えてきました。でも、今回は「人より党」になってしまいました。つまり、与党の党首だから高市さんに入れたんです。高市さんにすり寄りたいとか、そういうのは全然ありません。
もともと、誰で党首であろうと比較第1党(過半数に満たないが議席が最も多い党)に投票しようと決めていました。立憲民主党が比較第1党なら、立憲民主に入れていたでしょう。
ただ、今回の自民党総裁選の結果は想定していませんでした。
──小泉進次郎氏の勝利を念頭に置いていた?
そうです。だから、結果を見て正直「えっ」と思ったところはあります。
──高市氏とは合わない政策も多いのでは。
高市さんは総裁選で、奈良公園のシカを外国人が暴行していると、あおるような発言をしていましたよね。あれなんか、あしきポピュリズムの最先端じゃないですか。だから、高市さんが勝って「最悪だ」と思ったのは事実です。
それに、私はジェンダー政策でも原発でも、高市さんとは考え方が全く違います。政治的に言えば、ほぼ対極です。だから「鼻をつまんで入れた」という表現が一番近い。高市さんじゃなかったら、こんな矛盾を抱えずに済んだのに、という思いはあります。
──仮に、国民民主党の玉木雄一郎代表で野党がまとまっていたら、違う判断もありえましたか?
違ったかもしれませんね。とはいえ、ま...
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OS5
:2025/10/30(木) 09:49:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/19d5b04ed8a58ada1b46f20bc23b8d81f864c276
連立キーマン、維新・遠藤氏もかつては高市氏の「愚痴聞く係」銭湯帰りのメールで交渉開始
10/30(木) 7:00配信
日本維新の会の遠藤敬首相補佐官は28日配信の維新サブチャンネル「維新ゴリゴリハミダシCH.」に出演し、自民党と20日に連立合意に至った舞台裏を明かした。遠藤氏は連立協議を巡るキーパーソンと目されている。
■公明離脱…「なんとなしに感じた」
「地元の銭湯から帰ってきて。なんとなしに高市総裁やばいんじゃないかと。明日から大変やろうなと思って」
遠藤氏は、9日夕に自民の高市早苗総裁に体調を気遣うショートメッセージを送ったときの心境をこう振り返った。
10日に公明党は自民との連立解消を表明する。遠藤氏は8日頃から連立離脱の雰囲気を「なんとなしに感じていた」という。
ショートメッセージの送信から30分後、高市氏から電話があった。高市氏は公明の連立解消の動きを具体的に把握していない様子だったといい、遠藤氏も具体的には触れなかった。
代わりに維新や国民民主党の雰囲気についてやり取りしたという。少数与党を運営する高市氏にとって政策的に近い両党との関係は重要で、遠藤氏はこう伝えた。
「12項目を1回見ていただいて、飲めるならば一回交渉したらどうですか」
■「飲めるわね」
「12項目」は社会保障改革や「副首都」構想などを盛り込んだ維新の政策要望。1週間後の16日、維新が自民に正式提示することになるものだ。高市氏は、9日の電話で「見せてよ」と遠藤氏に語り、飲めるかどうか検討する意向を示したという。
実際、公明が連立を離脱した10日夜から東京・赤坂の議員宿舎で、維新の藤田文武共同代表と自民党の木原稔官房長官による事実上の政策協議が始まった。
初日は高市氏も同席した。12項目を見た高市氏は「できるんじゃないの。飲めるわね。詰めていけばできるんじゃないの」と話したといい、遠藤氏は「前向きだ」と感じたという。
■「蹴り上げられる所まで」
維新の吉村洋文代表(大阪府知事)が15日に上京して高市氏との党首会談に臨み、政策協議を16日に正式に開始することで合意した。
ただ、15日の段階で政策協議は大筋で整っていたとの見方を遠藤氏は示す。
「キックオフしたものの整わずでは格好悪い。八分目、九分目くらいまで上げておかないと。なんとか蹴り上げられる所までいかないとだめだった」
■高市氏「お昼ごはん食べない?」
遠藤氏は「国対族」として国会運営に詳しい。党派を超えたコミュニケーション能力の高さに定評がある。
高市氏との親交は民主党政権時代から、安倍晋三元首相を交えてあったという。平成30年に高市氏が衆院議院運営委員長に就任したことで仕事をする機会が増え、距離が縮まった。
高市氏は、議運理事経験が長い遠藤氏に「お昼ご飯食べに来ない?」と電話をかけるようになったという。遠藤氏は「相談相手というか、愚痴を聞く係だった」と冗談めかして話した。
■「たこ焼きでつなぐ人脈」「水面下の男の美学」
遠藤氏は、議員宿舎の自室に与野党の政治家や役人らを呼んで主催する「たこ焼きパーティー」が人気なことでも知られる。番組でキャストを務める高木佳保里参院議員が「たこ焼きでつなぐ人脈」と水を向けると、遠藤氏は「予約券が500枚」と応じた。
水面下で始まった政策協議に、遠藤氏は関わらなかったという。交渉の舞台装置を整えた上で実務者に任せる姿勢を巡り、もう一人のキャスト、新実彰平参院議員は「水面下の男の美学」と持ち上げてみせた。
■「野党の顔を立てる」
維新から官邸入りした遠藤氏は野党時代の目線も忘れないと強調した。
ガソリン税暫定税率廃止など、今後の与野党協議について「自民党との違いは野党に長くいたこと。だから、野党の皆さんの気持ちもわかる。できるだけ野党の顔が立つように調整していくつもりだ」と強調した。
番組は24日収録。遠藤氏にとって補佐官就任後初のインタビューだという。(奥原慎平)
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OS5
:2025/10/31(金) 20:40:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/72c08019df8ef1048cac388b493be76e175db721
維新・藤田文武共同代表「正当な取引」 赤旗報道「公設秘書側に公金2千万円支出」に反論
10/31(金) 7:00配信
産経新聞
日本維新の会の藤田文武共同代表(春名中撮影)
日本維新の会の藤田文武共同代表は30日、X(旧ツイッター)で、公設秘書側に公金2千万円を支出していたとする共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」の報道に対し「正当な取引」と反論した。
赤旗日曜版は29日配信の電子版で「藤田氏側が、自身の公設第1秘書が代表の会社に約2千万円の公金を支出し、その会社が公設第1秘書に年720万円の報酬を支払っていた」とし、「『身を切る』どころか 身内へ税金還流」などと見出しが付けられている。
藤田氏は「悪意のある税金環流のような恣意的な記事ですが、すべて実態のある正当な取引であり、専門家にも相談の上で適法に行なっているものです」とした上で、2千万円は「大部分が機関紙のデザイン費、印刷実費等の仕入れ原価が当然に発生するもの」などと説明した。
さらに「赤旗は公平性を重視するような報道機関ではなく、共産党のプロパガンダ紙」「回答を全く反映しない記事を確認し、公平性が皆無だとよくよく認識しました」と批判した。
https://www.iza.ne.jp/article/20251030-622HFHEAXFCWDCRLF2IMM4K3EY/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
橋下徹氏が「公金還流」報道で藤田文武氏を批判 「外形的公正性」赤旗に徹底解明求める
2025/10/30 12:45
日本維新の会創設者の橋下徹元大阪府知事は30日午前、X(旧ツイッター)で、同党の藤田文武共同代表側が公設秘書側に公金2千万円を支出していたとする共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」の報道を巡り、「違法・適法の問題ではない」などと藤田氏を批判した。
赤旗日曜版は29日配信の電子版で「藤田氏側が、自身の公設第1秘書が代表の会社に約2千万円の公金を支出し、その会社が公設第1秘書に年720万円の報酬を支払っていた」と報道。藤田氏は30日午前、「正当な取引」と反論している。
橋下氏は「これ、藤田氏側の会社(藤田氏の公設秘書が代表を務める会社)に実費分以上に利益が発生していたら政治家として完全にアウトだろう。まさに政治家による公金マネーロンダリング」「こういう疑いを持たれないように、こういう事態を事前に避けるのが『外形的公正性』という概念」と指摘。
「外形的公正性という概念を確立し、そこから徹底的に公金の流れを改める大阪改革があって今の維新国会議員が当選したのに。もはや維新には外形的公正性の概念を藤田氏に教えることができる人材はいなくなったのか」と嘆いた。
さらに「赤旗にはここを徹底的に解明して欲しい」「赤旗は藤田氏側の会社の利益関係に関する資料をなんとか入手して欲しい。藤田氏も疑義がないなら堂々とその資料を開示すべきだ」とし、公正な報道と政治家としての説明責任を求めた。
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OS5
:2025/11/04(火) 20:45:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/e774305c85d6d26703c33e0130f8869b1d29280d
【速報】「記事は恣意的に作られた」「法的には適正だが『李下に冠を正さず』で今後は発注しない」 共産党機関紙の報道うけ維新・藤田共同代表が会見で説明
11/4(火) 18:03配信
日本維新の会の藤田共同代表は4日夕方に会見し、自身の公設秘書の会社に公金を支出していたとの共産党機関紙の報道について、「一般的な商慣習に照らして道義的に問題ない」と否定しつつ、「疑念を持たれることは極力最小化するため」として、今後は公設秘書の会社との取引をやめると表明した。
2日付の共産党機関紙「しんぶん赤旗」日曜版は、藤田氏の公設第一秘書が代表を務める兵庫県内の会社に対し、藤田氏側が機関紙のデザインやビラの印刷代などの名目で2017年6月から2024年11月に計約2100万円を支出していたと報じた。
また、支払いの約9割が調査研究広報滞在費などの公金で、会社から公設第一秘書へ年720万円の報酬が支払われていたとして、「しんぶん赤旗」側は「公金還流ではないか」と指摘している。
藤田氏は、公設第一秘書が代表を務める企業とは初当選する2年前から取引があり、自身の選挙区全戸に配布する機関誌やビラのデザイン・印刷・製本などの業務を依頼し、2017年から2024年の間では40件ほど取引があったと明らかにした。
一方で、「取引内容は相場水準であり、一般的に見積もりをとっても同等の価格だ。そのまま正直に政治資金収支報告書に記載して公開している」と述べ、「秘書から寄付を受け取ったことは一切無い」とも強調し、「記事は恣意的に作られたものだ」と「しんぶん赤旗」側を批判した。
そのうえで藤田氏は、「弁護士とも相談したが、法的には適正だ。しかし、『李下に冠を正さず』で、維新がより改革を前に進めていくために、疑念を持たれることは極力最小化するという方針を踏まえ、当該企業への発注は今後はしない」と述べた。
藤田氏の会見に先立ち、維新の吉村代表は、秘書が代表を務める会社への公金支出を禁止するよう党の内規を変える考えを示している。
フジテレビ,政治部
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OS5
:2025/11/07(金) 14:05:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/427f7aadfd667f343e28ab34dc0fe1d7882eb59c
自民重鎮「作法が分かっていない」 藤田氏の“切れ気味”反論と記者名刺公開…与党・維新に厳しい目
11/7(金) 9:59配信
西日本新聞
日本維新の会の藤田文武共同代表に持ち上がった「税金還流疑惑」が波紋を広げている。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、公設秘書の会社にビラ印刷業務を発注したことを「身内への税金還流」と問題視したのに対し、藤田氏は「適法」とした上で「赤旗は公平な報道機関ではない」などと反論。X(旧ツイッター)には取材した記者の名刺画像も公開した。藤田氏の主張や態度を巡り維新内で懸念が上がり、自民党内でも「政権のリスクだ」と危ぶむ声もある。(平峰麻由、小川勝也、村田直隆)
■公設第1秘書が代表務める会社へ業務発注…藤田文武共同代表を巡る資金の流れ【図解】
赤旗によると、藤田氏は2017〜24年、公設第1秘書が代表を務める会社に「機関紙ビラ印刷費」などの名目で約2100万円を支出した。うち約1965万円が政党交付金などの公金だったとして、税金還流だと指摘した。
国会議事堂
一方、藤田氏は赤旗が報じた直後の10月30日に「正当な取引で適法」とXに投稿し、記者の名刺も公開。その後、自身のユーチューブなどで「誤解や疑念を招いたことは真摯(しんし)に受け止めたい」と語り、発注先を変更する考えも示した。
維新幹部が「切れ気味なのは良くなかった」と振り返るのが4日の記者会見だ。同社に発注した意図を詰める質問に、藤田氏は「デザイン業務をなめすぎですよ、はっきり言って」と強い口調で指摘。名刺公開は、携帯番号などは分からないよう加工しており「それ以外は公開情報」と正当性を強調した。さらに「(赤旗は)不誠実かつ一方的なやり方」「公平性を重視するような報道機関ではない」と色をなして批判した。
ネット上では「感じ悪い」などと厳しい声が上がり、維新幹部は「悪い事はしていないのに、火に油だ」と頭を抱えた。赤旗編集局は名刺画像の削除と謝罪を求めているが、6日時点で藤田氏は応じていない。
「身を切る改革」を掲げる維新にとって「政治とカネ」での疑惑はイメージダウンになる。近年は所属議員の不祥事が相次ぎ、ガバナンス(統治)の低さは連立政権の懸念材料だっただけに、自民重鎮は「与党としての作法が分かっていない」と嘆息。高支持率の高市早苗政権にとっても「評価に関わる」と気をもむ議員も。赤旗が続報を予告する中、別の重鎮は「藤田氏は厳しいかもな」と、責任問題への発展も見据える。
与党として注目は高まり、国民の目も厳しくなる維新。ベテランは言う。「謙虚に対応してくれないと、事態は悪化するだけだ」
西日本新聞
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OS5
:2025/11/09(日) 23:09:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d4a7cf2bb8d12ac08ec3f074d247a0403bf8780NHK
党の立花孝志容疑者を逮捕 兵庫県警、元県議への名誉毀損容疑
11/9(日) 9:31配信
朝日新聞
兵庫県知事選が告示され、集まった人たちに演説をする立花孝志容疑者=2024年10月31日午前10時37分、神戸市中央区
兵庫県の内部告発文書問題にからみ、今年1月に死去した竹内英明・元県議(当時50)に関するデマをSNSで拡散して名誉を傷つけたなどとして、県警は9日、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)を名誉毀損(きそん)容疑で逮捕したと発表した。
県警は、捜査に支障が出るおそれがあるとして認否は明らかにしていない。
竹内氏の妻(50)は立花容疑者を名誉毀損容疑で県警に刑事告訴し、今年6月に受理されていた。
立花容疑者は告訴された後、定例会見で「訴えていただいたことで、白黒はっきりつくので、感謝している。名誉毀損したことは争わないが、十分、違法性が阻却されるだけの根拠をもって発言している」と述べていた。
捜査2課によると、立花容疑者は昨年12月13〜14日、自らが立候補した大阪府泉大津市長選の街頭演説で、「何も言わずに去っていった竹内議員は、めっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのはたぶん間違いない」などと発言し、竹内氏の名誉を毀損した疑いがある。
また、竹内氏が亡くなった後の今年1月19〜20日、「昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取り調べを受けていました」「どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと虚偽の情報を自身のSNSに投稿するなどして、竹内氏の名誉を毀損した疑いがある。
竹内氏の妻によると、竹内氏には「竹内が黒幕」「責任をとれ」などと記した郵便物が届くなど、誹謗(ひぼう)中傷が相次いだ。
竹内氏は昨年11月に議員辞職し、今年1月18日に自死した。
竹内氏の妻は8月に会見を開き、「夫は、立花氏から(文書問題の)『黒幕』と名指しされて、人々の憎悪の対象にされ、絶望して命を絶った」と訴えていた。
一方で立花容疑者は自身のユーチューブで、竹内氏が警察の取り調べを受けていることが事実だと信じるような事情があったと説明していた。
竹内氏は、内部告発文書の真偽を調べる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務めていた。(根本快、新屋絵理)
朝日新聞社
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OS5
:2025/11/09(日) 23:10:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dd15fd762c60c111ab9e3ba0b81d756af7e8ca6NHK
職員から政界入りの異色経歴…逮捕の立花孝志容疑者 各地の首長選に出馬も落選
11/9(日) 12:33配信
産経新聞
立花孝志容疑者=今年7月
元兵庫県議の竹内英明氏の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)の疑いで9日に逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)は元NHK職員だった。平成17年に週刊誌でNHKの不正経理を内部告発して退職後、政界入りした異色の経歴で知られる。
【写真】応酬を繰り返すN党・立花孝志氏と記者の望月衣塑子氏
党の公式サイトなどによると、立花容疑者は大阪府立信太高校を卒業後、昭和61年にNHKに入局し経理部などで勤務した。依願退職後に政治団体「NHKから国民を守る党」を立ち上げ、平成27年4月に千葉県船橋市議選で初当選した。東京都葛飾区議を経て、国政選挙に進出。令和元年7月の参院選で比例当選。同年10月、参院埼玉選挙区の補欠選挙に出馬して自動失職し、落選した。以降は各地の首長選に出馬している。
政見放送などでは、NHK職員の平均年収を「高すぎる」と切り込んだほか、横領や空出張などNHK関係者による事件や不祥事が止まらないと指摘。受信料を支払わない人にはNHK番組を視聴できなくする「スクランブル」を実施するべきだとの主張を繰り返し、一部の支持を集めた。
昨年11月の兵庫県知事選では、再選を目指す斎藤元彦氏の応援を公言して立候補。斎藤氏を巡る疑惑などは事実ではないと主張し、選挙戦をかき乱した。また斎藤氏の疑惑を調査した竹内氏ら百条委員らへの批判をSNS上に投稿するなどしていた。その直後、12月の大阪府泉大津市長選に出馬、落選した。
過去には、NHKの受信契約に関する個人情報を不正に取得し、流出させるとNHKに迫ったとして、不正競争防止法違反などの罪に問われ、有罪が確定している。
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OS5
:2025/11/17(月) 20:04:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5475dd3f8829224a2ed7d3a53833a3dc7e0ae82
NHK党・齊藤健一郎参院議員が副代表辞任&離党を発表 党所属国会議員はゼロに
11/17(月) 17:59配信
スポーツ報知
「NHKから国民を守る党」の齊藤健一郎副代表が17日、国会内で会見を開き、副代表を辞任し同党を離党することを明らかにした。同党の所属国会議員はゼロになった。
齊藤氏は「立花孝志党首の党首解任案が外部へ流出し、支持者の皆様に大きな混乱と誤解を招いた」と理由を説明。「私の責任ですので、私が責任を取る」と述べた。解任案は齊藤氏が発したものであることも明かし「党勢拡大のためには、一度解任して前に進む方がいいと思った。そうした方が収監…じゃないな、拘束されている立花氏は喜ぶはず」と説明。一方で「今後も立花党首と政策連携していきたい。私の議席は立花党首から預かったもの」としながら「立花党首には相談していない」と断言した。
報知新聞社
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:
OS5
:2025/11/25(火) 21:58:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6b5d119659973b51a1e3ce782a44b6ee7154d1c
連立1カ月、維新に「消滅リスク」 過去の政党も不遇結末 ささやかれる分裂シナリオとは
11/22(土) 8:13配信
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コメント71件
産経新聞
連立政権樹立の記者会見後、握手する自民党の高市早苗総裁(右)と日本維新の会の吉村洋文代表=10月20日午後、国会内(春名中撮影)
自民党と日本維新の会の連立政権発足から21日で1カ月となった。初の与党入りを果たした維新は政策実現に向けて邁進(まいしん)するが、まさかの「消滅リスク」もないとはいえない。なぜなら、過去に自民と連立を組んだ多くの政党は消滅や分裂などの道をたどってきたからだ。「是々非々でものをいう野党」として支持を広げてきた維新もまた、与党入りによって支持者離れが懸念されている。
「政策実現を第一に、どういう体制が最もベストか代表として考えた。それが今の形だ」
21日、維新の吉村洋文代表は産経新聞のインタビューにこう語った。連立政権入りはあくまで政策実現の手段であり、大臣のポストを得るためではない。党の存続にすらこだわらないというのが、吉村氏の考え方だ。
歴史をひもとくと、これまで自民と連立を組んだ政党の多くは、不遇な結末を迎えている。平成6年に発足した連立政権で、「自衛隊は違憲」という従来の立ち位置を捨てて連立入りした社会党(現社民党)の党勢は大きく後退した。新党さきがけも、大量の離党者が出た後に事実上解党となった。
自民と連立を組んだ後も党勢を保ったまま存続しているのは、創価学会という強固な支持基盤のある公明党だけだ。政治アナリストの伊藤惇夫さんは「維新は主だった支持基盤がなく、消滅のリスクは大いにあるだろう」とみる。要因の一つが、経験のなさだ。維新は国政政党の立ち上げから10年あまりと歴史が浅く、ベテラン議員は少ない。自民と距離を縮めるうちに取り込まれ、分裂というシナリオも、ないとはいえない。
両党の選挙区調整の問題もある。吉村氏は「必要ない」との認識を示しているが、自民の候補者がすでにいる選挙区がほとんどで、新たな候補者の擁立は容易ではない。維新の拠点である大阪以外に支持を広げる「全国政党化」へのハードルはなお高い。
連立入りによる支持層離れも懸念事項だ。松井一郎氏ら自民とたもとを分かった元府議らで立ち上げた維新は、自民に是々非々でものをいう政党として大阪を中心に支持を広げてきた。だが連立入りによって「維新はもはや普通の政党になってしまい、目新しさはなくなった」(他党の議員)との声も聞こえる。
ある維新の地方議員は支持者から自民と連立を組んだことへの不満を言われたといい、「政策を実現したらそれで終わりというのは無責任ではないか。消滅しないために今後一層、発信して存在感を示していく必要がある」と話す。(江森梓)
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名無しさん
:2025/11/26(水) 18:33:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/60ca3a95fd5785cdd4a6e12cbdaa95856841311c
参政党、梅村みずほ参院議員を党ボードメンバーから解任 参議院国会対策委員長の役職も外れる
11/26(水) 16:59配信
参政党は26日、国会内で会見を開き、梅村みずほ参院議員を党ボードメンバーから解任すると発表した。
会見に出席した神谷宗幣代表は「ボードメンバーの梅村を解任しました」と断言。「本人に注意していたんですが、(ある報道で)党ガイドライン通りに報道されなかった。ガイドラインを徹底してくださいの直後にそういう報道があったので、ガバナンスをきかせないと。発表するときは党の見解としてしなくてはいけなくて、個人がやるとダメなんで」と述べた。党参議院国会対策委員長の役職も外れる。
報知新聞社
3665
:
OS5
:2025/11/26(水) 19:01:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/60ca3a95fd5785cdd4a6e12cbdaa95856841311c
参政党、梅村みずほ参院議員を党ボードメンバーから解任 参議院国会対策委員長の役職も外れる
11/26(水) 16:59配信
参政党は26日、国会内で会見を開き、梅村みずほ参院議員を党ボードメンバーから解任すると発表した。
会見に出席した神谷宗幣代表は「ボードメンバーの梅村を解任しました」と断言。「本人に注意していたんですが、(ある報道で)党ガイドライン通りに報道されなかった。ガイドラインを徹底してくださいの直後にそういう報道があったので、ガバナンスをきかせないと。発表するときは党の見解としてしなくてはいけなくて、個人がやるとダメなんで」と述べた。党参議院国会対策委員長の役職も外れる。
報知新聞社
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:
OS5
:2025/11/28(金) 11:57:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c923f21a3244fdc2208deb9c8a4f93a60a78433
【独自】与党、衆院で過半数に 改革の会3人、自民会派へ
11/27(木) 16:38配信
共同通信
(左から)斉木武志氏、守島正氏、阿部弘樹氏
衆院会派「改革の会」に所属する3議員が、自民党会派に加わる方針を固めたことが分かった。28日にも表明する方向だ。関係者が27日明らかにした。現在の衆院の会派別勢力は自民党・無所属の会196、日本維新の会34で与党は計230。改革の会3人が加われば計233となり、定数465の過半数に達する。
衆院本会議=5日
自民を中心とする政権は昨年10月の衆院選の結果、少数与党となり、予算や法律を成立させるには野党の協力が不可欠だったが、衆院では与党側だけで可決が可能になり、安定した国会運営に向けて前進した形となる。
改革の会は、維新から除名処分を受けた衆院議員の斉木武志=比例北陸信越、守島正=大阪2区、阿部弘樹=比例九州=各氏が今年9月に結成を届け出た。他会派との連携を否定しない立場を取っており、10月の首相指名選挙では自民からの協力要請を受け、3人は衆院本会議で高市早苗氏に投票。高市首相の誕生に貢献した経緯がある。
自民は石破政権下で迎えた昨年10月の衆院選、今年7月の参院選で連敗し、衆参両院で少数与党となった。
3667
:
OS5
:2025/11/28(金) 18:34:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e36642406e55cb856c6108423be9acbf03753cfd
「節操がなさすぎる」除名の元維新議員が自民会派入り…矛盾した“主張”に批判の声
11/28(金) 12:10配信
女性自身
高市早苗首相(写真:時事通信)
27日、衆議院会派・改革の会に所属する3名の議員が、自民党会派に加わる方針を固めたことを複数のメディアが報じた。衆議院の会派別勢力は26日時点で与党は現在計230となっており、3名が自民会派に加われば定数465の過半数である233に達する。少数与党として政権運営を担う高市早苗首相(64)にとって、大きな“追い風”になりそうだ。
【写真あり】「節操がなさすぎる」除名の元維新議員 斉木武志氏
自民党会派に加わる見込みとなったのは、守島正衆議院議員(44)、阿部弘樹衆議院議員(63)、斉木武志衆議院議員(51)。3名は9月8日に日本維新の会に離党届を提出して会見を開き、斉木氏は維新内に連立与党入りを模索する動きがあるが、安易に連立すべきではないという立場を取り、離党を表明していた。
維新は3名に対し、“他の議員に同調を働きかけたり、執行部批判を繰り返した”として9月17日に除名処分を決定。“除名となった場合辞職する”という誓約書の提出をあらかじめ受けているとして、3名に議員辞職を求めていたものの辞職しなかった。その理由として斉木氏は、9月22日に会見を開き「野党第1党を目指す維新の姿勢に共感し’24年10月に入党したが、副首都構想と引き換えに与党連立入りを狙っており、党の方向性が大きくズレているため」と再度主張。「改革の会」を立ち上げた。
ある全国紙政治部記者によれば「斉木氏は与党入りを否定的に話していただけに、自民会派入りは今までの主張に一貫性がなく、少々疑問が残る」という。
「斉木氏は維新の目玉政策である“副首都構想”に対して、大阪だけに利益を誘導して党の存続を図ろうとしており、自民は呑むはずがないと考えていたようです。そんな維新に“限界”を感じて離党したと、10月25日配信のSmart FLASHのインタビュー記事で述べていました。
また離党届提出後、斉木氏は自身のXを更新。《副首都構想や次期国会に提出される関連法案は全面的に支援していくことを昨日の会派会議でも申し合わせています。筋ですので。ただそれをバネに連立与党入りを模索するという姿勢は違うのかな、と思っています。》と述べ、与党入りを一貫して否定していましたからね……」(前出・全国紙政治部記者)
Xでも疑問や批判の声があがっていた。
《それにしても節操がなさすぎる》
《離党の理由…》
《維新を除名された三人が、無所属として維新と自民と会派を組む?数合わせのために無茶苦茶。》
《この前維新を離党した3人じゃん。自民会派入りって何がしたいんだ?》
《改革の会(維新離脱組)は一体何がしたかったのかね????》
(すべて原文ママ)
斉木氏の意図は、果たしてーー。
3668
:
OS5
:2025/11/30(日) 09:18:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0dccc34e1673f4eed5bf0858dc6056540f5540
衆院定数削減、着地点見えず 維新「離脱」カードで自民けん制
11/30(日) 7:01配信
自民党と日本維新の会の連立政権合意に盛り込まれた衆院議員定数削減の着地点が見えない。
【主な経歴】藤田 文武(ふじた ふみたけ)氏
維新は1年後の1割削減を確約する法案を今国会で成立させるよう自民に迫り、実現できなければ連立離脱もあり得るとけん制する。両党は12月5日までの法案提出を目指すが、自民内では維新へのいら立ちが募り、与党内での法案取りまとめすら見通せない。
「自民のやる気が見えない」。維新幹部は28日、自民への不信感を周辺にぶちまけた。
自民、維新両党は21日の実務者協議で、衆院定数465人の1割削減目標を明記したプログラム法案の今国会成立を目指すことで合意。具体策については1年かけて与野党協議で結論を得ることにした。しかし、これで火種が消えたわけではない。対立点として残っているのが、結論が出なかった場合の対応を法案にどう書き込むかだ。
維新は結論が得られなければ「比例代表で1割削減する」と明記すべきだとの立場だ。藤田文武共同代表は26日の記者会見で「実効性の担保がないものは意味がない」と語気を強めた。
これに対し、自民内では「維新は勝手だ」(閣僚経験者)と不満が渦巻く。高市早苗首相(自民総裁)は26日の党首討論で「そんなことよりも、ぜひ定数の削減をやりましょう」と立憲民主党の野田佳彦代表に呼び掛けたものの、足元の自民内でも機運が高まっていないのが実情だ。
法案提出に仮にこぎ着けられたとしても、国会審議の行方は五里霧中だ。今国会は12月17日に会期末が迫っているが、法案を審議する衆院政治改革特別委員会の委員長ポストは立民が握り、与党ペースは望めない。同委では企業・団体献金見直し法案の審議も予定され、野党内では「定数削減は当然後回し」(立民中堅)との声が強まる。与党は衆院の多数を回復したとはいえ、参院ではなお過半数割れの苦境が続く。
「維新が折れるのを待つしかない」。自民幹部はこう漏らすが、維新は国会会期の延長を早くも要求。自民の腰が重ければ野党の企業・団体献金規制強化案に賛成するとほのめかすなど、強気の姿勢を崩していない。維新重鎮は「法案が成立しなければ連立離脱。さよならや」と言い放った。
3669
:
OS5
:2025/12/01(月) 11:30:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/83e7026c81593ed8425f053ecdb48c66c466c322
参政党「神谷1強」にじむ限界 支持者熱狂の裏に内部統制の陰
12/1(月) 10:51配信
西日本新聞
スーツ姿の若者から白髪交じりのシニア層まで、100人を超える男女がホールに集った。参政党が次期衆院選や地方選の公認候補をリクルートしようと、福岡市・天神で9月に開いた説明会。参加者によると、党代表の神谷宗幣が党の歩みや選挙のやり方を1時間半にわたり力説した。
■福岡市で開かれた参政党の候補者募集説明会の様子【写真】
会場を後にする参加者らは熱を帯びていた。夫と訪れた福岡市の女性会社員(42)は「神谷さんは政治に関心を持てなかった人を引きつける魅力がある」と声を弾ませた。福岡県宗像市の元公務員の60代男性は「どんなもんか見に来ただけ」と話し、付け加えた。「やはり神谷さんからはカリスマ性を感じた」
街頭演説で熱弁を振るう参政党の神谷宗幣代表=8月9日午後、福岡市・天神
目的は立候補ではなく神谷。まるで「推し活」のようだった。
* *
神谷は国民感情に訴えるメッセージで党を拡大させてきた。ただ、党運営の手法は穏やかではない。
11月26日、神谷は参院議員梅村みずほのボード(常任役員会)メンバー解任を発表した。内規に反し、週刊誌の取材に無断で応じたことが主な理由という。記者会見では「ガバナンスを利かせないと収拾がつかなくなる」と強調。急伸した党を統制するためとはいえ、自由な発言を認めない姿勢をあらわにした。
地方議員や候補者も、党本部の許可なしに取材に応じることはできない。熊本市議の筑紫るみ子(64)は参政議員だった昨年1月までの9カ月間を「執行部の言うことが絶対だった」と振り返る。支持者と勉強会を開こうにも「一般市民を入れないように」などと注文が相次いだ。「民主主義をうたいながら、実態は全体主義のようだった」
参政は2020年に5人の幹部で創設され、うち今も残るのは神谷を含め2人。2年ほどで離れた国際政治アナリスト渡瀬裕哉は「米大統領選を巡る不正説など党内で陰謀論がひどかった」と理由の一端を語る。神谷は現在、党運営の要の「事務局長」も兼任し、党内権力を一手に握る。
党は今年9月、政調会長補佐に元自民党衆院議員の豊田真由子を起用した。8年前、秘書への暴行や暴言が報じられた人物。ネット上などで驚きが広がる中、参政幹部の一人は「私は決定後にしか知らされなかった」と党員に明かしたという。
* *
「おはようございます。参政党です」。次期衆院選に福岡2区から初挑戦する木下敏之(65)は定期的に福岡市内の街頭に立つ。
元農林水産官僚。佐賀市長を2期務めたものの、05年の同市長選で敗北。10年の福岡市長選でも落選の憂き目に遭った。以来、福岡県内の選挙で名前が取り沙汰されては消えていった。
アンチの怒号も飛び交う東京・有楽町で神谷氏は…
入党は今年9月。党内審査を通過し、政界復帰の足掛かりを得た。「霞が関や市長の経験から何かアドバイスできないか。データを集め、法律をどう変え、どう運用するのかを具体化するのが私の仕事」と党での活躍を思い描く。
人気政党の看板が政治経験者を引き寄せる一方、人材育成が課題の若い党にとって経験者は貴重な戦力でもある。11月26日夜、神谷はアンチの怒号も飛び交う東京・有楽町の街頭でマイクを握った。「私は10年後の参政党にいないと思いますよ。どういう人に次の代を担ってもらいたいかを考えて、今できることを全力でやる」
政治不信や閉塞(へいそく)感、既存政党への不満を背景に、熱狂と嫌悪を生みながら膨らむ新興政党。神谷のワンマン体制には限界ものぞく。多党化が進む中、キャスチングボートを握る存在になり得るのか。先の姿は、まだ見えていない。=敬称略
(参政党取材班)
3670
:
OS5
:2025/12/02(火) 22:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c690c45f76c12288e73c5525e77145ec3db2726
和田政宗氏が参政入り 宮城知事選で落選
12/2(火) 21:50配信
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コメント11件
共同通信
離党届を提出するため自民党本部を訪れ、取材に応じる和田政宗元参院議員=11月、東京・永田町
参政党は2日、和田政宗元参院議員の入党を発表した。3日に神谷宗幣代表と共に記者会見する。和田氏は10月の宮城県知事選に無所属で立候補して落選。自民党籍を持ったまま選挙戦で参政と連携しており、その後、自民に離党届を提出した。
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OS5
:2025/12/08(月) 10:06:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c24ff956a779fd8b35c7c85f818448ee67077bb
吉村維新1年、持ち味の「スピード判断」で連立入りも党勢回復まだ…「与党党首と首長」両立での国政運営の差配カギ
12/8(月) 9:27配信
大阪府の吉村洋文知事が日本維新の会の代表に就任してから1年を超えた。党が掲げる高校授業料無償化や学校給食無償化の実現に道筋をつけ、持ち味のスピード判断で自民党との連立を決めたが、期待された党勢回復には結びついていない。与党党首と首長を両立しながら、国政運営をいかに差配するかという課題にも直面する。(山本貴広)
決意
「維新を信頼して投票してくれた人がいる。公約を実現する政党でありたい」 吉村氏は4日、大阪府庁で記者団に就任1年を迎えた思いを問われ、政策実現に力を注ぐ決意を示した。
代表就任は2024年12月1日だ。維新は同年10月の衆院選で公示前から6議席減の38議席に終わり、党の立て直しに向けて代表選を行った。若手の改革派知事として知名度が高い吉村氏が選ばれた。
吉村氏は代表選後、「自民党に対峙(たいじ)していく」と強調しつつ、政策実現を念頭に少数与党に陥った自民と慎重に間合いを計ってきた。大阪で実施した高校授業料無償化や小学校給食無償化の実現などと引き換えに、今年3月の通常国会で25年度予算案に賛成した。
山場
この1年での最大の山場は連立入りだった。10月の自民党総裁選中は、吉村氏は信頼関係を築く小泉防衛相の勝利を前提に、小泉陣営と連立交渉を進めた。高市首相が総裁選を制したため、いったん静観の構えを取ったが、公明党が連立離脱を通告すると、「政策を高く売る好機だ」(周辺)とみて自民に急接近した。吉村氏は周囲に「大きな決断をした」と振り返る。
維新幹部は「改革政党として引っ張り、発信力もある」と評価するが、世論の反応はいまひとつだ。
読売新聞社の全国世論調査では、維新の支持率は今年に入っておおむね2〜3%だ。与党入り直後の10月には5%に上がったが、11月は4%だった。全国政党化への展望も開けていない。足がかりとなる地方議員の数は10月末時点で約690人で、23年4月の統一地方選直後の774人から減少している。
功罪
発言の影響力が増す与党党首となり、吉村流の政治手法の功罪が問われる局面も増えた。連日大阪で記者団に自身の考えを表明しているが、維新内でも「国会での調整への理解が不足している時もある」(中堅)と疑問視する向きがある。
衆院議員定数削減法案を巡っては、吉村氏が実効性の担保を強く求め続けた。「自動削減」条項を渋る自民に受け入れさせたが、大半の野党は反発し、今国会での成立は見通せていない。
維新の看板政策である社会保障改革や「副首都構想」の着地点も見えていない。改革姿勢を保ちつつ、国会情勢などを踏まえたバランス感覚も発揮する政治手腕が、吉村氏には求められることになりそうだ。
3672
:
OS5
:2025/12/08(月) 16:27:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1abe8ffb9bb6fbd397c74abe25df28d3d2e2405e
参政党、ねじれ国会で動向焦点 維新が接近、自民は警戒感
12/8(月) 7:03配信
時事通信
会談に臨む日本維新の会の藤田文武共同代表(左)と参政党の神谷宗幣代表=4日、国会内
参院で15議席を持つ参政党の動向が、ねじれ国会の焦点となっている。
与党に協力すれば参院でも「少数与党」状態が事実上解消し、高市政権の安定につながるためだ。日本維新の会が積極的に接近を図る一方、保守の支持層が重なる自民党の警戒感は根強い。
【主な経歴】神谷 宗幣(かみや そうへい)氏
「衆院議員定数削減法案の提出を8日に遅らせてもいい」。維新の藤田文武共同代表は4日、参政の神谷宗幣代表との再会談で、翌5日に予定されていた法案提出の先送りに触れ、共同提出に加わるよう呼び掛けた。神谷氏は具体的な提出時間を尋ねるなど、前向きな姿勢を示したという。
4日の1回目の党首会談では、藤田氏が定数削減法案への賛同を呼び掛け、神谷氏が条件としてスパイ防止法案や「国旗損壊罪」法案への協力を挙げた。この後、両党の幹部を交えて非公開で行われた再会談で、維新側は自民を含む3党の合意文書案を提示。神谷氏が言及した法案について、来年秋の臨時国会までに成立させるとの趣旨が盛り込まれていたという。
藤田、神谷両氏はこれまでも水面下で接触を繰り返し、協力の可能性を探ってきた。衆院では自民が無所属議員を会派に取り込み、与党過半数を確保したが、参院は過半数に6人足りない。参政の協力が得られれば重要法案成立の可能性が高まる。
ただ、自民にとって参政は脅威だ。選挙で保守票を奪い合う相手であり、7月の参院選では強固な地盤を誇った群馬選挙区で肉薄された。保守色が鮮明な高市早苗首相が誕生し、参政の勢いも「落ち着いてきている」(自民関係者)との楽観論も一部にあるが、実績を与えることは「敵に塩を送る」ことになりかねない。
維新・参政会談に自民の姿はなかった。維新幹部は「説得先を手分けした」と説明するが、3党合意案や法案提出先送りは自民側に事前に伝わっていなかった、とみる向きもある。高市政権と距離を置く自民の閣僚経験者は、3党協力について「まるで日独伊三国同盟だ」とけん制した。
参政は党内ガバナンスが引き続き課題だ。梅村みずほ参院議員が週刊誌取材に応じた内規違反を理由にボード(常任役員会)メンバーを解任されるなど、急成長のひずみが露呈する。神谷氏は政権と「是々非々」の立場を強調するが、与党に自らの主張を受け入れさせる「政策実現路線」は求心力を高める一手となりそうだ。
自民、維新は定数削減法案を予定通り5日に提出し、参政は共同提出に加わらなかった。神谷氏は「藤田氏とは信頼関係がある」と話し、なお維新との連携に意欲を示すが、党内に異論もある。2025年度補正予算案や定数削減法案への賛否が政権との距離感を計る指標となりそうだ。
3673
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OS5
:2025/12/17(水) 14:07:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1beef256b708ce3aef284ebe80c5ce839662c1b
「あり得ない」野党猛反発…定数削減法案を今国会断念 自民ベテラン「維新に振り回された」
12/17(水) 10:16配信
西日本新聞
自民党、日本維新の会は16日の党首会談で、衆院議員定数削減法案の今国会成立を見送り、越年させると決めた。連立政権発足から2カ月。批判が渦巻く法案を、急造の与党が強引に押し通そうとして混乱が残った。両党間のパイプは充実していると言えず、意思疎通の課題も露呈。水面下では互いへの不信感も募り、不安定さものぞかせた。
■本人そっくり?麻生太郎氏の地元で目を引く高市首相の像【写真】
国会内で会談した、高市早苗首相(自民総裁)と、維新の吉村洋文代表はこの日も笑顔だった。2カ月前、連立政権合意書に署名をした時のように-。話の中身はトーンの違いが垣間見えた。
国会議事堂
高市氏は定数削減法案について「来年は成案を得られるよう力を合わせたい」。吉村氏は「審議すらされずに国会が終わるのは非常に残念」と不満をのぞかせた。維新が「改革のセンターピン」とこだわってきただけに、主張しておかねばならない。
約40分に及んだ会談。出席者によると、半分は定数削減法案に関するやりとりだった。維新幹部は平静を装い、「険悪な感じでは全然なかった」と解説した。
◇
与野党協議がまとまらなければ1年後に小選挙区25、比例代表20を減らす「自動削減条項」を盛り込んだ法案を、与党は5日に提出。「国会軽視」と野党が猛反発する中でも、与党は審議入りを求め続けた。
15日の衆院政治改革特別委員会では、先に審議していた企業・団体献金を巡る法案を採決するように求める動議を維新議員が提出する騒動も。荒っぽい国会運営に野党側は「あり得ない」などとさらに態度を硬化させ、与党が追い込まれて「断念」した形だ。強気一辺倒の与党の独り相撲。自民ベテランは「維新に振り回された」。
定数の増減は民主主義の土台に関わる。政府、与党の一方的な提案ではなく、伝統的に超党派の合意を重視して進められてきた。自民の閣僚経験者は「圧倒的多数の時でも、『野党はこれをのめ』と乱暴に突きつけたことはない」と回想。自民内で「断念」は織り込み済みで、政府高官は「落ち着くところに落ち着いた」と俯瞰(ふかん)する。
一方、国会終盤でも「スピード感がなさすぎる。結論を出さない国会はまっぴらごめんだ」(吉村氏)と、アクセルを踏む姿勢を見せ続けた維新側。「自民の方がさっぱり動かない」(幹部)と、自民執行部への批判が止まらない。
自維の信頼関係、維新幹部は酷評
法案提出の前に行った与党協議では、自民の慎重ぶりに業を煮やした維新側が、高市氏とのトップ会談で突破を図った。高市氏から党内をまとめるように指示を受けたのは、萩生田光一幹事長代行。自民、公明党の連立では、幹事長同士などカウンターパートで協議して物事を動かしてきただけにいびつさが際立った。
今国会を通じ、自維の幹部間で意見交換を重ねて信頼関係を育んだ形跡は見られない。維新若手は「裏でちゃんと握っている」と語るが、幹部は酷評する。「高市さん、木原稔官房長官は話が通るが、その先(党)は駄目」
◇
急造の連立はどこへ向かうか-。吉村氏は高市氏への感謝を繰り返し口にし、今回の定数削減の件をもって連立離脱には否定的だ。別の幹部も、定数削減に加え他の重要政策を実現する好機ととらえ「お互いの距離感が分かった。通常国会では良くなるしかない」。
自民側では「維新に地獄まで引きずり降ろされそうだ」と危ぶむ声はあるものの、公明が野党色を強める今、維新との関係は断ち切れない。衆院で与党過半数をかろうじて回復したため、維新に逃げられると即、政権が危機に陥るからだ。
連立合意書で「立場を乗り越えて安定した政権をつくり上げる」とうたった両党。「安定政権」の実現は通常国会に持ち越される。
西日本新聞
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:
OS5
:2025/12/21(日) 23:21:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/27335bb7c806cae3f6efec5fd90d66d33c3c6ddf
「結果として“社保”への切り替えだった」波紋広がる維新議員の“国保逃れ”疑惑 リスト入り議員が明かした理事就任の“言い分”と“反省”
12/20(土) 11:00配信
女性自身
調査を明言した吉村府知事(写真:時事通信)
「幹事長に事実関係の調査を指示している」
12月17日、記者団に対してこう語ったのは、大阪府知事であり、日本維新の会の吉村洋文代表(50)。調査を指示したのは、目下話題となっている維新の会の地方議員の“国保逃れ”疑惑についてだ。
ことの発端は、12月10日の大阪府議会で自民党の占部走馬府議会議員(41)が行った質疑。フリーランスなどを一般社団法人の理事に就任させ、高い国民健康保険から最低水準の社会保険に切り替えさせることで、保険料を抑える脱法的な手口が横行していると指摘。
そして、この問題を知ったきっかけとして、ビジネス交流会で同手法の勧誘を受けた人物からの相談をあげ、相談者が「違法ではないか?」と勧誘者に尋ねたところ、「維新の会の議員も多く利用しているので問題ない」と説明されたのだと明かした。
問題の法人登記簿には理事が660名もおり「維新の地方議員と同姓同名の名前が複数あった」と明かし、占部氏は吉村氏に調査を要求。同手法について問われた吉村知事は「ご指摘の事案というものがですね、まさにその不正であればこれは当然許されるものではない」などと、回答していた。
16日には参院総務委員会で国民民主党の足立康史議員(60)もこの問題を追及。委員会後に足立氏は、問題の法人名を「A」と明かした上、「法人A」の代表理事となっている、維新の衆議院議員の元公設秘書で、’23年に県議選に維新公認で出馬して落選したB氏や、理事に名を連ねる維新の5人の議員の実名を自身のXで公開した。
こうした流れから、吉村氏は17日に「法人A」の理事に維新の地方議員4人が名を連ねていることを確認したと認め、冒頭のように発言。記者から処分の予定を聞かれると「まずは事実関係の把握から」と話した。
本誌は15日、「法人A」の代表理事を務めるB氏や登記簿に理事として名前が上がっている議員らに電話やメールで質問したところ、唯一の国会議員である西田薫衆議院議員(58)の事務所は「明確に否定します」とキッパリ否定。吉村氏も17日の会見で「同姓同名の別人」と、西田氏の関与を否定した。
そんななか、ある日本維新の会に所属する地方議員C氏は本誌の取材に対し「私が入っていました」と社会保険加入の事実を認め、理事就任までの経緯を明かした。
C氏によると、そもそもの発端は「元々の知り合いの社長」だというD氏からの依頼だったという。D氏から「一般社団法人を手伝ってほしいので、理事になってほしい」と頼まれたといい、「よくある話なんで、その延長で入らしてもらって。ほかにもね、そんな組織に入ってますんで。あと、議員の活動の幅、人脈とかを構築したいっていうのはもちろんありました」と説明した。
当時の組織は「弁護士や司法書士、税理士などが理事にいたが、人数は遥かに少なかった」と振り返り、「たぶん人数が増えたのもこの半年か1年ぐらいで、めっちゃ増えてるでしょ?」と説明。実際、登記簿によると、今年1月1日以降に就任した理事は660人中約350人と半数近くを占める。
3675
:
OS5
:2025/12/21(日) 23:21:48
一方で、C氏を勧誘したD氏という人物は、元議員秘書のB氏が、在職しているとみられるファイナンシャル・プランニング事業会社「E社」の代表取締役となっている。「法人A」の代表理事5人のうち4人が、検索するとこのD社に少なくとも過去に所属していた形跡がある。
18日現在、同社のホームページ上の「スタッフ」のページは削除されているが、15日時点で本誌記者がD社に「B氏に取材したい」と伝えたところ、メールで質問を送るように案内されたため、その時点ではB氏は在籍していたことが伺える。
そしてD氏に誘われ”就職”した「法人A」の理事の給与は議員によると「一律1万1700円と決まっている」が、別途「会費を月5万円支払っている」という。業務を手伝うにもかかわらず、報酬よりも会費のほうが高く収支がマイナスになることについては、議員は次のように説明した。
「月2回のプロの講師による勉強会や、難しい問題のQ&A方式のアンケートがきて、私は結構金融の知識とかが増えたので、そこは効果があったかなと参加していて思ったので、勉強の意味では全然(会費に)違和感はありませんした。会費はキャリアアップを目的とした参加費みたいな感じですかね」
この問題を最初に告発した占部氏が入手した「コスト削減の提案」という31ページの説明資料によると、《弊社理事に就任(社会保険へ切り替え)後は、弊社からの「給与所得」が算定基礎となるため》《皆様の社会保険料負担額を最低水準に落とすことが可能》などと明記。具体的に年収1000万円の弁護士が、年間保険料146万7520円から86万7520円を削減できたケースなども紹介している。
理事就任によって、こうした”国保逃れ”による保険料削減の意図や説明はなかったのか尋ねたところ、議員は「一切なかった」と回答。「『一般社団法人の理事になるときには”社保”に入ってもらうことになる』と言われた。理事を引き受けた後の、結果としての”社保”への切り替えだった」と説明した。
また、もし保険料削減の意図や、脱法的スキームの”お墨付き”のための理事就任だとわかっていたら、この話は「秒で断っていた。もうそんなの、この仕事をしていたら1番あり得ないこと」と力を込めた。
議員はこの問題が判明してすぐに「びっくりしたので、抜けさせてほしい」と「法人A」に連絡し、すでに国民健康保険に切り替え済みだという。
元議員秘書のB氏や、質問を送ったほかの議員からは期限までに回答は得られなかった。
議員の”言い分”は聞くことができたが、少なくとも「法人A」が提供している”サービス”に違法性はなくとも、制度をかいくぐった”脱法的スキーム”の疑いがあることは明白。吉村氏による調査結果が待たれる。
3676
:
OS5
:2025/12/23(火) 14:04:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b4388953b11bc6417dda97700d7c55b6f77d80b
維新・藤田氏、国民民主に連立入り要請 年収の壁合意「歓迎」
12/18(木) 20:18配信
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コメント46件
時事通信
日本維新の会の藤田文武共同代表=17日、国会内
日本維新の会の藤田文武共同代表は18日のBSフジ番組で、国民民主党に連立政権入りを求めた。
自民、国民民主両党が所得税の課税最低ライン「年収の壁」引き上げで合意したことなどに触れ、「連立に入ってもらい、大きな枠組みの中で政策を実現する方がいい」と述べた。
藤田氏はこれに先立ち、東京都内で記者団の取材に応じ、自国の合意文書に2026年度予算の早期成立が盛り込まれたことも含め、「われわれ(自維)だけでは衆参ともスムーズにいかない部分がある。国民民主を歓迎したい」と評価した。
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:
OS5
:2025/12/24(水) 17:46:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/322319fef082c45cf5d175584887e4bd2ec18514
「僕は組まない」石破内閣からの連立打診を断っていた維新 180度方針転換で連立政権入りした“三つの事情”
12/24(水) 16:30配信
公明党の連立離脱から自維連立合意まで激しい政権争奪戦が繰り広げられた2025年。水面下では石破政権時代から連立工作の動きがあったという。維新は党勢が退潮する中、大きく方針を転換し勝負に出た。AERA 2025年12月29日-2026年1月5日合併号より。
* * *
戦後80年、昭和100年の2025年は「歴史の転換期」の予想どおり政治大激動の年だった。「日本初の女性首相」誕生だけでなく、1999年から26年続いた自民党と公明党の連携(うち約23年が自公連立政権)消滅、結党15年余で初の日本維新の会の連立政権入りが起こった。
第1幕が25年9月7日の石破茂首相の退陣表明、第2幕が10月4日の自民党総裁選による高市早苗総裁選出、第3幕が10日の公明党の連立離脱、第4幕が15日の「自維」両党党首の大筋合意成立、第5幕が21日の高市内閣発足という全5幕、45日間の政変劇だった。舞台裏で四つの連立計画による政権争奪戦が演じられた。公明党の与党継続による「自公維」、国民民主党を含めた「自公国」、立憲民主党が国民民主党に呼びかけて不発に終わった非自民の「立維国」、具体化した「自維」の政権案だ。
ところが、経緯を探ると、序幕となった水面下の動きが浮かび上がった。石破氏の辞意表明の前、与党が24年10月の衆議院総選挙に続いて国政選挙2連敗を喫した25年7月の参議院選挙の約1カ月後の8月、秘密の連立工作が展開された。
「石破内閣の青木一彦官房副長官からアプローチがあって、何とか仲間になってほしい、みたいな提案が」
11月11日、維新の浅田均参議院会長が取材に答えて明かした。石破政権での連立参加の打診だ。
浅田氏はすぐに党の吉村洋文代表(大阪府知事)に伝えた。11月21日にインタビューして確かめた。
「浅田さんから話があったのは事実です。僕は連立は組まないと返事した。連立を組んでも有権者と約束した維新の公約を実現できない。石破政権には政策推進力がなくなっていると思ったから」
吉村氏は答えた。石破内閣の命運が尽きたのは、これで最後の望みが断たれたからではないか。
■維新が180度の方針転換、小泉政権での連立入り探る
吉村氏は参院選の前、5月23日の取材では、自民党との連立については反対の立場だった。
「僕はやらないですね。自民党はもともと既得権側の政党だからです。今の自民党である限り、既得権側の政治に入ることになる。維新には何の意味もないと思っていますから」
その145日後の10月15日、維新は180度の方針転換で高市政権での連立参加に舵を切ったのである。
吉村氏だけでなく、浅田氏も取材で、「わが党は理念と運動で集まっている政党。大きい組織の自民党と組めば消滅する」と明言していたが、二人とも「自民党にのみ込まれる懸念」を強く意識していたのだ。
方針変更は7月の参院選の結果が大きく影響したと見て間違いない。自民党の衆参過半数割れが続くことになったため、連立の相手が「既得権側の党」でも、のみ込まれる心配がなくなったと判断したのだろう。「死に体」の石破政権では、メリットがないと計算して「連立ノー」と回答したが、自民党との連立に対する拒否反応は消滅したと思われる。
維新は次に10月4日の自民党総裁選をにらみ、小泉進次郎氏(現防衛相)の勝利を前提に、小泉政権での連立入りを探った。「その構想はありましたね」と吉村氏は認めた。
「小泉さんは信頼しています。改革の方向性は一致していると思っている。小泉さんを支える菅義偉元首相に対する信頼が僕は非常に強い」
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:
名無しさん
:2025/12/24(水) 17:46:39
吉村氏は付言したが、小泉氏の総裁選敗北で、この案は消えた。
6日後の10月10日、公明党が連立離脱した。吉村氏は「離脱は青天の霹靂だった」と打ち明けた。そこまでの石破政権からの打診も「小泉政権」での自維連立案も、すべて公明党を含めた連立プランだった。
一方で、連立離脱は公明党の自主的な選択ではなく、自民党による自公連立解消作戦の成就の結果と唱える見解もある。自民党は「公明党との離縁」の機会を探って工作を続けていて、公明党は10月10日、最後に連立継続不可能と判断したのが離脱の真相、という分析のようだ。
確かに自民党の一部には、自公関係は清算すべきだという主張も根強く存在した。といっても、自民党が公明党切り捨てを狙って、ポスト石破の局面で、自公連立解消と、同時に自維連立樹立を策し、それらが成功したという見方には疑問がある。
「自公」亀裂の影は数年前から見え隠れしていたが、特に衆議院小選挙区の定数是正をめぐる「10増10減」が問題となった23年以後、それが顕在化した。自民党選挙対策委員長として公明党との調整に当たった森山裕氏(後に幹事長)を当時、取材して、「連立解消の可能性」について尋ねたら、「そんな怖いこと、考えたことも、計算したこともない」と漏らしたが、「そんな怖いこと」が2年後に現実となった。
自公関係の内実は、「愛を失った結婚歴26年の夫婦が北国の湖で互いに顔をそむけながら氷上ダンスを踊る関係」だった。支持基盤と連携の果実が健在の「厚い氷」の時代が過ぎ去り、「薄氷」で沈没の危険が高まっていたからだ。
■自民を陥れる「ジョーカー」与党・野党ではない「ゆ党」
今回の公明党の離脱通告で、ついに「氷上ダンス」が終演した。主因は、自民党の切り捨てではなく、公明党と支持母体の創価学会の内部事情と見るのが正解ではないか。
自維連立を決めた吉村氏に与党入りの理由を聞くと、「一番の大きな転換点は公明党の連立離脱」と答えた。自維2党だと、10月21日の時点では、衆議院の議席は計230で過半数の233に3不足(11月28日に無所属の3議員の自民党会派入りで過半数に到達)、参議院は計119で過半数の125に6不足だった。
維新の浅田氏は自維連立を「自民党にあいくちを突きつけたような状態の連立」と評した。「あいくち」は連立離脱の武器という意味だ。公明党離脱後の2党連立で、自民党を少数与党に陥れるジョーカーを維新側が握るという「好条件」である。
とはいえ、維新側も実は「結党後の最大のピンチ」という苦境で、生き残りの「次の一手」を模索している場面であった。背後に潜む「三つの事情」をにらみ、自維連立という「一手」に賭けて勝負に出たのだ。
第1は、党勢の退潮である。
一つは衆参選挙での低迷だ。維新の国政選挙初挑戦は12年12月の衆院選で、以後、全10回の衆参選挙で何度も浮沈を繰り返してきた。
特に15年の大阪都構想をめぐる1回目の住民投票否決と、初代党代表の橋下徹氏(元大阪府知事・大阪市長)の政界引退の後に行われた過去7回の衆参選挙の比例代表選挙での総得票を見ると、維新の衰退が透けて見える。21年衆院選の805万票と22年参院選の785万票がピークで、24年衆院選は511万票に、25年参院選は438万票に落ちた。
政党支持率も最近は低空飛行だった。朝日新聞の調査で、24年2月以降は2〜4%と低調が続いた(自維連立成立後の25年10月は5%)。
3679
:
名無しさん
:2025/12/24(水) 17:46:56
選挙と支持率の低調だけでなく、党内ガバナンスの欠如による離党者や脱落者の続出というピンチが続いていたとき、自民党政権から連立入りの誘いが届いたのだ。
第2の事情は、反対に24年11月から始まった本格的な多党政治での「新しい実験」である。この点で先行して動いたのは、国民民主党であった。政策協議方式を自民党にのませ、与党でも野党でもない「ゆ党」の立場で政策実現という果実を手にした。維新はそれを手本に、24年暮れから同じ方式に乗り出し、石破政権下で同様の成果を上げることに成功した。
第3の事情は、維新が主導してきた大阪・関西万博の閉幕である。政党として万博後の次の達成目標や将来のビジョンをどう描くかが、万博終了前からの維新の宿題であった。その局面を、大阪の地域政党から国政政党に脱皮する好機と見て、連立政権入りを決断したに違いない。
■「大阪」から「日本」へ、真価問われる第2ステージ
吉村氏は維新の低迷にピリオドを打ち、再浮上の勝負に出るときの切り札として、国政での連立政権入りというカードを使った。党発祥の大阪の人たちは「吉村流政治」をどう受け止めているのか。8期30年、大阪市会議員を務める無所属の松崎孔氏(市会の会派は「自民党・国民民主党・市民とつながる・くらしが第一」)が25年11月、維新の連立入り後の大阪の空気を解説した。
「大阪市は維新の横山英幸市長で、市会も維新が過半数。税も潤沢で、どんな政策でもできる。吉村さんはこれから副首都構想を、と唱えているけど、やりたいのは過去に2回、否決された大阪都構想でしょう。だけど、維新の市議の皆さんは、みんなが都構想をやらなあかん、と思ってはいないと思うんです」
吉村氏はまず連立合意の「一丁目一番地」と唱えて、国会議員の定数削減法案の25年臨時国会への提出を強く主張し、12月5日に一応、法案提出を果たした。もう一つの大きな挑戦目標は副首都構想だ。
「いざというとき、首都機能や国の中枢機能をバックアップしていく形態を副首都と定義付けしている。それには大阪府と大阪市を一つにした強力な行政機構が必要」と説く。大阪都構想を今も想定しているのは疑いないが、一方で、国政政党として維新が目指すべき方向は「次の世代に『強い日本・成長する日本・豊かな日本』を残す。それが僕の根幹のワード」と強調する。
吉村氏は府知事、党代表に加え、連立政権の与党党首の「3足のわらじ」を履き、それぞれの役割をこなさなければならなくなった。「27年4月の知事任期満了までは、任務を全うする。国会議員になることは思っていない」と言い切るが、視界、視点、視座とも「大阪」よりも「日本」へ、重心を移す気構え、と映る。
前述のように、「連立ノー」から自維連立へ、大きく方針を転換した前歴がある。「君子豹変」の決断だが、政治指導者にとって必要不可欠の場合があり、評価を下げる事例ばかりではない。問われているのは、大阪だけでなく、日本のリーダーとしての覚悟と力量と手腕である。
少数政党並存政治での政策実現力と、維新の政党としての機能をさらに高めるリアルパワーを自ら掌握・発揮できるのか。26年、真価が問われる第2ステージを迎える。(ノンフィクション作家・塩田潮)
※AERA 2025年12月29日-2026年1月5日合併号
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名無しさん
:2025/12/25(木) 17:08:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/14aa38b881cc0a6e23c75443491746a67687cdff
参政、元自民2人が入党
12/25(木) 17:04配信
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コメント1件
時事通信
参政党の神谷宗幣代表は25日の記者会見で、自民党を離党した中川俊直元衆院議員と宇都隆史元参院議員が入党し、共に政調会長補佐に就任したと発表した。
中川氏は2017年に女性問題で自民を離党。宇都氏は22年の参院選で落選した。
神谷氏はボード(常任役員会)メンバーに東京都議の最上佳則氏が就いたことも発表した。
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:
OS5
:2025/12/26(金) 08:14:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c2a140d478d4ed36421bd18a5951287339f1aaf
参政党入党の元自民議員 父は元幹事長「口を聞いてもらえてない」女性問題後は俳優活動も
12/25(木) 16:25配信
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日刊スポーツ
ガッツポーズを見せる左から参政党の吉川里奈議員、神谷宗幣代表、この日入党が発表された中川俊直元衆院議員、宇都隆史元参院議員(撮影・中山知子)
参政党は25日、国会内で開いた記者会見で、元自民党国会議員2人の党スタッフとしての入党を発表した。自民党幹事長を務めた中川秀直氏の次男、中川俊直元衆院議員(55)と、元自衛官の宇都隆史元参院議員(51)で、ポストは政調会長補佐。同党に元自民党の国会議員がスタッフとして入党するのは、豊田真由子元衆院議員、和田政宗元参院議員に次いで4人目。
【写真】スタッフとして参政党への入党を発表した元自民党の中川俊直元衆院議員
中川氏は衆院議員を2期務めたが、17年に女性問題が発覚。自民党を離党し同年の衆院選出馬は断念した。21年の衆院選では自民党時代の地元、衆院広島4区に無所属で立候補し落選。過去のさまざまな問題を念頭に「一敗地にまみれる大失敗をして政治の世界には関わらずに卒業しようと思い、日々の生活を送っていた」とした上で、議員でない期間は、時給1500円のバイトや、舞台俳優として活動していたことも明かした。
「生活のために食べていかないといけないということで、2年あまり物流業界で時給1500円でアルバイトをさせていただいたりとか、趣味の延長線でもありますが、人生に潤いを与えようということで舞台役者として日々活動させていただいていました」と紹介。「バイトの後、バイトのの仲間たちと居酒屋でなく、例えば、コンビニに行ってイートインスペーズでビールをのんだり、若い演者の方が将来に夢を持って、日々の生活は建設業などの非正規で働く姿を拝見させて頂いた。いま最高税収なのに、なぜちょこちょこ増税するんだ、非正規ばかり増えているのに大手企業は過去最高益なのか、と思いをもってまいりました」と生活ぶりを語った。
その上で「今回お誘いいただき、多くのことを思い悩んだ。神谷代表の情熱も心からひびいたし、草の根の政治が必要と思い、(国政から)卒業した気持ちでいっぱいだったが、再度立ち上がらせていただいた。末席に加わらせていただき微力ですが、力を尽くしたい。神谷さんは、人たらしなんですよ。この人を本当に男にしたいと思った」などと意欲を語った。
一方、父の秀直氏からは今も反対を受けているとし、「20日くらい口をきいてもらえていないが、仕事で頑張っていけば理解してくれるのではないか」と述べた。
元自衛官で、2022年参院選で落選した宇都氏は、この間、民間シンクタンクのアナリストで活動した。
2人に先がける形で参政党に入党した豊田氏は、「頼もしい布陣になった」と語った。神谷宗幣代表は、自身から勧誘したことを明かした上で、「ネットでもすぐ騒がれるかもしれないが、私からこっちは、全員が元自民党。『第2自民党じゃないか』とやゆされるかもしれないが、自民党ができないことを新たな政党でやっていこうという趣旨だ」と強調。中川氏について「当時いろいろ問題があり党内にもいろんな意見があった」と認めた上で、「わが党には経験値のある方、現場を動かせる方が必要。新人が多く、他党とわたりあえるのに力不足と痛感しており、そういうところをみなさんに切々と訴え、新たに2人に加わっていただいた」と説明した。
同党では、選挙に立候補するのに党員の同意が必要なため、2人とも今後の選挙への立候補の予定はないとして「議員バッジがあろうとなかろうと仕事をしていただき、アドバイスや提言をしてほしい」と訴えた。2人の入党は今月22日付。
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