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非自民非民進系保守

3650OS5:2025/10/22(水) 12:24:14
■「選挙区の調整でおろされてしまうのか」

 また、自民との連立によって、今後の選挙を心配する声もある。比例復活で当選した維新の衆院議員B氏は、こう話す。

「一番の不満というか不安は選挙です。自民党候補とガチンコ勝負で戦ってきたが、自民との連立で、いずれは選挙区の調整でおろされてしまうのかという怖さが付きまとう」

 維新の両院議員総会でもB氏と同じような意見が出たそうで、その時は遠藤氏が、
「見捨てるようことはない」
 と答えたそうだ。

 B氏のライバルは自民党のベテラン議員で、小選挙区では追いつけそうもない票差があり、選挙区調整となれば自民党議員が選ばれるとB氏は見ている。そのため比例か別の小選挙区に移ることも考えられるという。一方で維新は衆院の国会議員定数削減を連立の条件に掲げ、中でも比例の定数削減を訴えている。臨時国会で、衆院議員1割削減の議員立法を提出する方針だ。

「維新は大阪府議会、大阪市議会で定数削減を実現させてきたので、『大阪での成功を全国に広げれば維新の党勢拡大になる』と吉村さんは考えたんでしょう。でも、維新が強い大阪以外の議員はどうなるのか」(B氏)

 維新の支援者も納得してない。維新を応援して12年という大阪の有権者は自民との連立についてこう話す。

「自民党をぶっ潰すと宣言して維新は立ち上がり、大阪で大きな支持を受けた。自民党との連立入りで、一時的にかなり支持率がアップしたとしても、長期的にはマイナスだと思う。周囲では『今からでも連立解消』という人も少なくない」

 自民党幹部のC氏は維新との選挙区調整について、こんな見方をする。

「選挙区調整があれば、大阪では維新候補に何人か下りてもらい、比例で優遇することになるのではないか。維新は大阪のローカル政党ではなく、全国で候補者を擁立しているのですから。ただ一方で、維新は大阪で圧倒的に強いので、近畿ブロックだけは自民党が譲って、他には維新は出すなという交渉になるかもしれない」

 そうなると、維新は関西地方のローカル政党になりかねない。

■「すぐに連立解消も十分にあり得る」

 C氏は連立の先行きは不透明だとも言う。

「維新との連立で、高市氏が首相になることはできた。しかし、維新の12項目の政策実現が本当にできるのか、細かな点は今後の協議です。維新が求めたように進まず、もし、来年度予算案に維新が賛成できないとなれば、すぐに連立解消となることも十分にあり得る。その時は、解散・総選挙でしょう」

 そしてC氏は、「早ければ12月か1月の解散・総選挙もありうる」と言った。

 公明党から離婚届を突き付けられ、維新に乗り換えてスタートした高市自民。ようやく首相になれたからといって、先の見通しはまだ不透明なままだ。

(AERA編集部・今西憲之)

今西憲之


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