したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第25回参議院議員選挙(2019年)

636チバQ:2019/01/17(木) 10:51:24
 自由党も国会議員5人の少数政党だ。小沢氏は周囲に「沖縄にはほとんど組織がない」と語る。そんな自由党が候補者選考を一手に握ったのは、共産党や社民党も沖縄3区における自由党の主導権を容認しているからだ。

 沖縄県では翁長氏の当選以降、オール沖縄という名の野党共闘が定着している。昨年9月の知事選で当選した玉城氏もオール沖縄の支援で勝利した。玉城氏は「政権交代につながるのは衆参のねじれを起こさせることだ。参院の過半数をとるという強い思いを野党共闘の中で示していただきたい」と述べ、「沖縄方式」の全国展開に期待を寄せる。

 一方、特定政党が選挙区を既得権化する姿には異論もある。オール沖縄に強い影響力を持つ財界人は「なんで沖縄3区は自由党から出すって決まっているんだ。参院選の社大党だってそうだよ。私は公募して白紙から候補者選考した方がいいと言っているが、誰も聞いてくれない」とぼやく。

 共産党や社民党も「党の選挙区」を保持する。共産党は衆院沖縄1区、社民党は同2区が全国唯一の選挙区で勝ち取った議席だ。オール沖縄幹部は「そうやって住み分けしないとオール沖縄は結束が乱れる。野党共闘を維持するための知恵だ」と語る。

 だが、前出の財界人は「白紙で候補を選べばオール沖縄がバラバラになるリスクはある。でも、それを乗り越えないと駄目だ」と述べ、こう続ける。

 「革新、革新っていうけど、自民党より保守的だよ。彼らは安倍晋三首相(64)を民主主義に反していると批判するけど、人のことを言えない。革新のほうがよっぽど民主主義に反しているじゃないか」

 特定選挙区が特定政党の聖域となる現象は、与党でも常態化している。自民党は公明党との選挙協力の象徴として特定選挙区で候補擁立を見送っている。29年衆院選では東京12区など9選挙区で公明党候補が「与党統一候補」となった。

 しかし、野党が統一候補擁立をもくろむ選挙区は、より広範囲に及ぶ。立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の主要5野党は1人区全てで候補の一本化を目指すが、社民、自由両党は政党要件の国会議員5人を確保するのにも苦労する少数政党だ。

 参院選に向けた野党の候補者調整は難航している。とはいえ、仮に実現すれば、沖縄県のように少数政党の既得権益となる選挙区が誕生する可能性は否定できない。

(那覇支局長 杉本康士


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板