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第25回参議院議員選挙(2019年)

61名無しさん:2018/03/06(火) 02:39:46
自民党が狙うのは、あの“レジェンド”? 
 特に参院選は、知名度のある候補者を比例代表に擁立すると、「比例名簿の下位に記載されている候補者3人も当選させてしまうほど」の集票力を誇る。いわば政界にとっては“麻薬”のようなものだが、芸能人ほどの“劇薬”ではないところも評価ポイントだという。

「例えば芸能人が政界に転じる際、過去に抱えていたスキャンダルが報道で指摘されるリスクは看過できません。対してアスリートは、一生懸命に練習を積み重ねてきたので、身辺がクリーンな方が多い。中にはとんでもない例外もいらっしゃいますが(笑)、指導者を経験すればリーダーシップを有権者に感じさせられるし、スポーツを通じたボランティアなどに従事していれば好感ポイントになる。政界が五輪選手を出馬させようと躍起になる理由は、そういうところにあります」(伊藤氏)

 かつて伊藤氏は、自民党本部事務局に勤務していた。候補者選定は自身の体験として間近で目撃している。

「当たり前ですが、次回の五輪に出場が考えられるような現役の選手には声をかけません。羽生結弦さん(23)に出馬を打診するはずもないわけです。ポイントは知名度を誇り、引退が決まっているか、引退が間近のアスリートです。夕刊フジが葛西紀明さん(45)に出馬を求める声があると報じましたが、内容の信憑性はともかくとして、考え方としては正しいわけです」

スノーボードに“逸材”の指摘
 伊藤氏が「政党が注目しそうな選手」として名前を挙げるのは、スノーボード女子パラレル大回転代表の竹内智香氏(34)だ。

「竹内氏を女性候補の目玉と考える政党は少なくないでしょう。支援を求めて様々な企業回りをしたという行動力や、英語やドイツ語が話せるというところも注目されるはずです。なにより有権者に好感を持たれるキャラクターの持ち主です。知性的で落ち着きがある」

 確かに自民党が関心を示しそうな気がする。更に「平昌五輪じゃなく、既に引退した選手にも有力候補がいるよ」と断言するのは政界関係者だ。

「私が注目しているのは、元男子フィギュアの高橋大輔さん(31)と織田信成さん(30)の2人だね。特に織田さんはテレビで抜群の知名度を誇るから、自民党として放っておく手はないよ。荒川静香さん(36)や浅田真央さん(27)はさすがに出馬しないだろうし、浅田舞さん(29)は芸能人に近いイメージがネックだ。もし立候補を表明しても、過去に披露したセクシーなグラビア写真がやり玉にあがる可能性も否定できない。手堅いのは男性の2人でしょう。女性票も見込めるのも大きいよ」

 立候補をしてくれなくともいい、せめて自民党の党大会に出席してくれれば御の字という本音もあるそうだ。政治部デスクが明かす。

「自民党の党大会は3月に予定されています。よほど話題が欲しいのでしょう、党の重鎮からも『金メダルを取った羽生結弦や小平奈緒(31)がゲストで来てくれないかなあ……来てくれるわけないよなあ』と溜め息を漏らしていました」

 こんなぼやきを漏らすというのは、もう政治家というより、イベントのプロモーターのような印象を受ける。実際、伊藤惇夫氏は「率直に言って、アスリートが国政に出馬する傾向は、あまり評価できません」と苦言を呈する。

「過去の私に対して反省を込めながら申し上げますが、政党が選手を集票マシーンとして利用しているのは明らかです。そして国会議員1人に1億円近い税金が使われており、元アスリートが政治家として何を成し遂げたかを冷静に振り返れば、見えてくるものがあるのではないでしょうか。少なくとも政党がアスリートを一流の政治家として育てた実績が乏しいのは事実でしょう。知名度頼みの選挙戦を、真剣に考え直すべき時期だと思います」

 98年の長野大会、スピードスケート女子500メートルで銅メダルを獲得した岡崎朋美氏(46)は、15年11月、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとマネジメント契約を結んだことを発表した会見で、現役時代に2度、国政選挙出馬を打診されても固辞したことを明かしている。

 岡崎氏の「出馬しない」決断に好感を抱いた有権者も少なくないだろう。五輪で日本人に感動を与えたアスリートが、わざわざ永田町で“客寄せパンダ”を演じる必要はない。

週刊新潮WEB取材班

2018年2月25日 掲載

新潮社


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