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第25回参議院議員選挙(2019年)

2284チバQ:2022/05/29(日) 20:08:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/06a469a3e9536e09d473046124954fdcf98c8753
【点描・永田町】首相の不安は「コロナ」と「物価高」
5/29(日) 18:30配信

時事通信
うかない表情で自民党役員会に臨む岸田文雄首相=5月16日、東京・永田町の同党本部

 岸田文雄政権の命運を決める参院選の公示(6月22日の予定)まで1カ月を切り、選挙戦は既に本番に突入している。

 現状では多くの選挙専門家の分析で、自民、公明の与党が勝敗分岐点となる改選過半数(63議席)を大きく超えて圧勝する、との見方が支配的だ。発足後で最高水準の内閣支持率と堅調な自民党支持率に比べ、野党第1党を争う立憲民主と日本維新の会の支持低迷が目立ち、現状では「負ける要素がない」(自民選対)からだ。各種の全国情勢調査でも与党合計は71議席前後との分析で、ほぼ共通する。特に勝敗のカギとなる32の1人区は、野党の選挙共闘不調で前2回の参院選以上に自民が優位とされる。

 このため、自民党内の反主流勢力も政権揺さぶりの動きを封じられ、参院選後の「岸田1強」を前提に、3年後が見込まれる次期衆院選に向けた勢力結集に戦術転換。野党陣営でも、参院選後の立民の党首交代ばかりが注目されるという状態だ。ただ参院選前に、大型連休の人出増大を受けた新型コロナウイルス「第7波」の感染爆発や、「悪い円安」(鈴木俊一財務相)などによる物価高騰での経済危機が現実となれば、岸田政権の国民的評価は急落必至。その場合は与党が改選過半数を割り込み、岸田首相が一気に死に体化する可能性があり、なお流動的な要素も少なくない。

 今回の参院選での改選は124議席だが、神奈川選挙区で欠員補充があるため、実際は125議席。内訳は1人区で32、2人区で8、3人区で12、4人区で12、5人区(神奈川)で5、6人区(東京)で6、比例代表で50。このため改選過半数は63議席となる。13の複数区の中で、2人区はすべて自民と野党の「住み分け」が確実で、3人区以上の複数の選挙区でも自民の2議席獲得が有力視される。さらに比例代表でも、第2勢力を争う立民、維新、公明の3党が、自民の4割前後の得票で「どんぐりの背比べ」(自民選対)となる見通しで、こちらも相対的な自民優位が予測されている。

◇情勢一変で橋本内閣の“悪夢”再来も

 一方、注目される投票率は、各種世論調査の数値からの推計で「5割以下の低投票率」(選挙アナリスト)が想定されている。データを分析すると、棄権が多いのは若い世代で、しかも無党派層が多い。このため強固な組織を持つ自民、公明、共産などが相対的に有利となり、大阪で圧倒的な組織票を持つ維新を除き、「風頼み」の立民、国民民主、れいわなどは不利となる。各党はそれぞれ目標議席を掲げているが、政治的勝敗ラインは改選過半数の63議席で、現状では与党がそれを大きく超えての圧勝となる可能性が大きい、とみられている。

 ただ、投開票までの約1カ月半の内政・外交などの展開次第で、選挙情勢は一変しかねない。1998年夏の参院選では、当時の橋本龍太郎首相(故人)の国民的人気が高く、事前の情勢調査では自民の60議席近い圧勝が予想されていた。しかし選挙最中の金融不安拡大や、「恒久減税」をめぐる橋本首相の発言のブレで、結果的に自民は44議席と大敗、橋本首相は退陣した。

 今回も、日米の金利差急拡大による「悪い円安」が、ウクライナ危機との相乗効果で諸物価の高騰につながる可能性は大きい。さらに、公示目前の5月下旬から6月初旬にコロナ第7波の感染爆発となれば、内閣支持率が急落する事態も想定される。その結果、橋本内閣のケースと同様に自民の獲得議席が予想より激減すれば、「岸田首相はその時点で死に体となり、『黄金の3年』どころか、次期総裁選に向けた岸田降ろしが始まる可能性」(反主流実力者)も否定できない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」5月23日号より】。


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