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第25回参議院議員選挙(2019年)

1966チバQ:2019/07/25(木) 13:30:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/327806?rct=n_councilors
<3議席目の明暗 参院選道選挙区>上 自民党 躍進の陰 進む分裂
07/23 05:00
高橋はるみ氏の事務所にそろい、万歳で2議席獲得を喜ぶ吉川氏、高橋氏、岩本氏(左から)=21日午後8時40分、札幌市中央区
高橋はるみ氏の事務所にそろい、万歳で2議席獲得を喜ぶ吉川氏、高橋氏、岩本氏(左から)=21日午後8時40分、札幌市中央区
 「まるで踏み絵だ」

 21日の夕暮れ時、高橋はるみ氏(65)=自民党新人=に加え、苦戦が予想された岩本剛人氏(54)=同=も午後8時に当選確実となることが伝わると、関係者はざわついた。ある自民党道議は「先にどちらにお祝いに行けばいいのか」と頭を抱えた。

■「融和」を演出

 党道連は名前が浸透していない岩本氏に支援を寄せ、4位の共産党候補に大差をつけた。高橋、岩本両氏が獲得した計128万票は、前回3年前より15万票多い。自民党が参院選で2議席を得たのは、改選数が4だった1986年以来33年ぶり。かつて「社会党王国」「民主王国」と呼ばれた道内で、春の知事選・道議選に続き、連勝を飾った。

 自民党道連の吉川貴盛会長と岩本氏は21日夜、高橋氏の事務所を訪れて3人並んで万歳し、「融和」と「保守躍進」を演出した。

 だが、内実は異なる。無党派層も取り込む前知事・高橋氏の知名度を当て込み、岩本氏に票を流す戦術が奏功したが、党内分裂は深刻さを増した。春の知事選の候補者選びで鈴木直道知事の擁立を主導し、今回は岩本氏の後ろ盾となった吉川氏に反発した道議は、高橋氏支持に回った。「吉川対反吉川」の構図が今後も尾を引く可能性が大きい。

 「野党が分裂した『敵失』。与党が大勝したわけじゃない」。党道連幹部は自嘲気味に語る。リベラル勢力が強い道内の土壌が、根底から変わったとは言いがたい。2人の働き次第で、参院議員が「知事の再就職先」「道議の上がりポスト」と見なされると、早ければ年内とも取り沙汰される衆院選で、自民党はしっぺ返しを受けかねない。

■公明から不満

 党外にも不安要素がある。「もう手を引かせてもらう」。公明党道本部の稲津久代表は選挙戦後半、岩本氏の陣営幹部に声を荒らげた。公明党の集会への出席者を巡るやりとりで、自民側に非礼があったとし、怒りが頂点に達したという。

 その場は収まったが、腹の底には「自民からの見返りが少ない」(公明関係者)との不満がある。吉川氏は6月に公明や創価学会の道内幹部と水面下で協議し、岩本氏への全面支援を要請。公明は比例候補への支援を求めたが、結果的に公明の比例票は前回から6万票減った。自公の協力体制は心もとない状態が続く。

 さらに、道内政界の波乱要因となりそうなのが、新党大地代表で日本維新の会新人鈴木宗男氏(71)の9年ぶりの国政復帰だ。北方領土問題を通し、安倍晋三首相と近い関係にあり、選挙中は「投票用紙の1枚目は岩本、2枚目は鈴木宗男を」と連呼した。

 政権と是々非々の立場をとる維新にあって、安倍首相とのパイプを生かし、存在感を高めたい宗男氏。長女で自民党の貴子衆院議員=比例代表道ブロック=は同党現職がいる道7区からの出馬を求めており、その環境整備をも見据える。

 21日夜、貴子氏が祝福に駆け付けると、目を真っ赤にした宗男氏は、こうも語った。「日本維新の会は国家の価値観を自民党と共有している。保守が一致結束したい」(竹中達哉)



 参院選道選挙区で、最後の3議席目を巡る各党の攻防を振り返り、道内政界の今後を展望する。(2回連載します)


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