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第25回参議院議員選挙(2019年)

1002チバQ:2019/05/20(月) 15:30:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00010004-jij-pol
【点描・永田町】参院選勝敗ラインで思惑交錯
5/19(日) 19:03配信 時事通信
【点描・永田町】参院選勝敗ラインで思惑交錯
首相官邸に入る安倍晋三首相=15日、東京・永田町
 令和で初の国政選挙は7月の参院選となる見通しだが、連休明けの永田町では安倍政権の「勝敗ライン」が注目の的だ。

【図解】内閣支持率の推移

 昨秋の自民党総裁選で3選を果たした安倍晋三首相にとって、夏の政治決戦が11月下旬からの史上最長政権に向けた大きな政治的関門となり、結果次第でその後の政局展開も変わるからだ。

 参院選は政治的には「政権の中間評価」との位置付けだが、自民敗北が首相退陣につながったケースも少なくない。特に、今年と同じ「亥年選挙」として第1次安倍政権下で行われた2007年参院選では、自民が37議席という惨敗を喫し、首相は1カ月半後に退陣表明した。

 首相は今回、「12年前のリベンジを果たす」(側近)と意気込むだけに、与党内の勝敗ライン論議でも思惑が交錯している。

 今回の参院選で改選となるのは、選挙区74、比例代表50の計124議席だ。「1票の格差」の是正を理由とした昨年7月の参院定数6増(選挙区2、比例4)を柱とする改正公選法成立に伴うもので、選挙後の参院の総定数は245議席。

 与党の非改選は70議席のため、今回は与党53議席で参院の過半数(123議席)となって衆参ねじれは回避され、理屈の上では政権も安泰ということになる。

 その一方で、政治的に見れば、今回参院選での安倍政権の勝敗ラインは与党での改選過半数(63議席)との見方が出ている。「与党の獲得議席が野党を上回れば、政権が支持されたことになる」(閣僚経験者)からで、公明党の斉藤鉄夫幹事長らも「改選過半数が必要」と繰り返している。

 ただ、強固な組織を持つ公明党は12〜13議席獲得が見込まれるため、自民は50議席強で勝敗ラインを超えるが、改選される自民67議席からは大幅減となり、自民単独過半数も失うため、「とても勝利とは言えない」(自民選対)との声も多い。

【点描・永田町】参院選勝敗ラインで思惑交錯
東京・永田町にある国会議事堂=4月2日
自民50議席割れなら首相責任論も
 そこで問題となるのが、1強を維持する首相にとっての勝敗ラインだ。

 第2次政権での衆参選挙は今回で5度目(衆2参3)だが、首相は一貫して「与党で過半数を目指す」としてきた。「与党が過半数を確保すれば、政権は支持されたことになる」(首相経験者)との理屈からだ。

 ただ、与野党の勢力が伯仲している場合はそれも成り立つが、与党が参院でも圧倒的多数を確保している現状では、「議席の増減幅の大小が、政権にとっての勝敗の判断基準」(自民長老)となる。

 今回に当てはめると、自民が60議席を超えれば与党は16年参院選での70議席も上回る可能性が高く、現有78議席を下回っても自民圧勝となって首相4選論も現実味を帯びる。

 逆に自民が50議席を割り込んで与党も改選過半数に届かなければ、党内から首相の責任論が浮上するのは間違いない。自民が主要野党全体の獲得議席を下回る可能性が高く、政治的にも「自民敗北」となるからだ。

 歴史を振り返ると、昭和から平成に元号が変わった30年前、平成最初の国政選挙となった1989年7月の参院選では、自民が36議席という歴史的惨敗を喫し、当時の宇野宗佑首相(故人)は開票翌日に退陣表明した。

 自民党は初めて参院での単独過半数を失い、大勝した野党のリーダーだった土井たか子旧社会党委員長(元衆院議長、故人)が「山が動いた」との名ぜりふを残した。

 「選挙戦も1強多弱」(選挙アナリスト)という今回は「自民の牙城は揺るがない」(自民選対)とされているが、12年前の自民惨敗も「想定外だった」(同)だけに「今回の参院選でも何かが起こる可能性がある」(首相経験者)との見方もある。

 だからこそ首相らも「勝敗ラインを低めにして予防線を張っている」(同)のが実態だ。

(政治ジャーナリスト・泉 宏)

〔時事通信社「地方行政」5月13日号より〕


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