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新・鉄道綜合スレ

3609荷主研究者:2021/08/28(土) 23:00:23

https://www.sakigake.jp/news/article/20210727AK0002/
2021年7月27日 7時3分 秋田魁新報
秋田新幹線「新仙岩トンネル」、JR東が6割負担 県と覚書

覚書を結んだ佐竹知事(右)とJR東日本の坂井常務=県庁

 秋田県とJR東日本は26日、秋田新幹線の秋田、岩手県境で検討されている新トンネルの事業化を目指し、国への働き掛けなどに連携して取り組むとの覚書を結んだ。計画の早期実現に向けた態勢を整える狙い。JR東は覚書の締結に当たり、総事業費約700億円のうち、6割を負担する考えを表明。公費補助を前提としており、国や沿線自治体の対応が注目される。

 覚書では、トンネルの名称を「新仙岩トンネル」とした。田沢湖線の田沢湖(仙北市)―赤渕(岩手県雫石町)両駅間で約15キロの区間にトンネルを直線的に整備することにより、安定した運行や定時性の確保が図られると想定している。

 工期は着工から11年かかる見通し。新トンネル区間は最高時速160キロとなり、東京―秋田間で7分の時間短縮が見込まれている。

 締結式はオンラインで行われ、県庁で佐竹敬久知事が、東京のJR東本社で坂井究常務がそれぞれ覚書に署名。覚書では、地質調査など設計段階までに必要な調査や事業費の負担割合についての検討、財政的支援を得るため国への働き掛けを行うとした。

 JR東の坂井常務は、国の幹線鉄道の活性化に対する補助制度の活用を示唆し「現段階では700億円のうち6割までを負担する」との考えを明らかにした。補助制度は国と沿線自治体が事業費の2割ずつを補助する内容となっている。

 県交通政策課によると、国は鉄道関連の予算を建設中の整備新幹線(北海道、北陸、九州・長崎ルート)に優先的に配分している。新仙岩トンネルについては、本県や沿線自治体が2018年以降、国に既存の補助制度の適用や整備新幹線に準じた支援制度などを要望してきたが、具体的な回答は得られていない。

 佐竹知事は覚書締結について、「県もJR東もしっかり取り組むという意思表示」と強調し、「秋田新幹線は本県にとって重要な鉄路。国や県民などの理解を得て事業を積極的に進めたい」と述べた。

 新トンネルの早期実現を求め、秋田、岩手両県の沿線7市町などは「防災対策トンネル整備促進期成同盟会」を発足。会長を務める老松博行・大仙市長は「整備実現に向けた大きな一歩であり、大変うれしく受け止めている。これを機に同盟会の活動をさらに盛り上げ、早期実現につなげたい」とコメントした。


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