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新・鉄道綜合スレ

3002チバQ:2020/02/27(木) 18:48:21
■だんだん厄介になる「スーパー◯◯」

 ところが、時代が進むにつれ、列車名が表すものと実態が合わなくなった。JR北海道では車両とスピードの違いで「北斗」と「スーパー北斗」を使い分けていたが、車両の置き換えで全列車が「スーパー北斗」になってしまったほか、「スーパーとかち」は個室車両を連結してグレードアップした列車に命名したものが、2001年に振子気動車を投入して速達列車が「スーパーとかち」と名乗るようになり、車両の置き換えが進んだ後に「スーパーおおぞら」とともに全列車が「スーパーとかち」でそろってしまった


 JR東日本の「スーパーあずさ」でも、車両を中央線の特急車両をE353系に統一したことで「あずさ」と変わらなくなってしまい、車両の統一に合わせて2019年3月のダイヤ改正で「スーパー」を外している。

 JR西日本では、グレードアップ・リニューアルを施した列車に「スーパー雷鳥」や「スーパーくろしお」と命名したものが、後に新型車両を投入したことで、新型車両の使用列車に対して「スーパー雷鳥(サンダーバード)」「スーパーくろしお(オーシャンアロー)」という、長くて舌をかみそうな名前になってしまった。1997年のダイヤ改正で「サンダーバード」と「オーシャンアロー」に改めたが、今度は「雷鳥」「スーパー雷鳥」「サンダーバード」と「くろしお」「スーパーくろしお」「オーシャンアロー」の3つずつに増えた。車両の置き換えの進行で2001年に「スーパー雷鳥」が消え、2011年に「雷鳥」が消えて「サンダーバード」への統一を見たが、「くろしお」の方は車両の置き換えと合わせつつ、2012年のダイヤ改正で「くろしお」に統一して元に戻している。
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 いずれのケースも「スーパー」と呼び分ける必要性が薄れたもので、「スーパー」を外してシンプルな名前に戻したほうが正解であろう。

■「スーパー◯◯」がないJR東海とJR四国

 JR東海とJR四国では「スーパー◯◯」と名乗る列車がないほか、JR九州でも短期間で「スーパー」をやめてしまったが、国鉄が分割民営化されて会社ごとの個性が出た結果だろうか? 

 JR東海では、車両の置き換えに際して「(ワイドビュー)ひだ」など、列車名に「ワイドビュー」をカッコ書きで加えているが、切符の方は「ひだ」のままで、こうすることで切符を用意する側の手間を省いているところが手堅い。
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 JR四国では車両の置き換えやスピードアップを行ったものの、列車名には手を付けていない。岡山・高松―徳島間を走る「うずしお」では4種類の車両が使用されているうえに速達型の列車もあるのだが、列車名を分けていない。

 JR九州では1990年3月のダイヤ改正で「スーパー」の使用をやめ、当時の新型車両783系の使用列車に対して「ハイパー有明」のように「ハイパー」を付けて区別した。現在では「ゆふいんの森」のような観光列車を除き、車両によって列車名を使い分けるやり方をやめている。


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