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新・鉄道綜合スレ

2971チバQ:2020/01/22(水) 16:18:09
まったく新しいデザイン

サフィール踊り子の登場に伴い、デビューから約30年近くが経過したスーパービュー踊り子は運行を取りやめる。では、サフィール踊り子は、同じく白とブルーのカラーリングが印象的なスーパービュー踊り子の雰囲気を多少なりとも引き継いだのか、それともまったく新しいデザインとして考え出されたのか。

車両開発を担当したJR東日本運輸車両部車両技術センターの菊地隆寛所長に聞いてみたところ、その答えは後者だった。「車両の両数もターゲットもまったく違う」。


車内に足を踏み入れれば、まったく新しいデザインであることに納得がいく。大きな窓だけでなく、その上部にある天窓からも明るい太陽光が注ぎ込む。1号車のプレミアムグリーンの座席は、新幹線のグランクラスのようなバックシェルシート。しかも思いっきり窓方向に向きを変えることもできる。

2〜3号車はグリーン個室。4人用と6人用の部屋がある。落ち着きを感じさせる木目調のデザインが特徴だが、JR九州の観光列車でおなじみのゴージャスな装飾はどこにもない。一足先にデビューしたJR東日本の観光列車「海里」もすっきりとした内装を特徴としていたので、これがJR東日本の傾向のようだ。

なお、車両のトータルデザインを監修したのは奥山清行氏。フェラーリのデザインで世界的に名高く、JR東日本のクルーズトレイン「トランスイート四季島」も手がけている。

今回は公開されなかったが、5〜8号車は通常のグリーン車となっており、従来の特急車両よりも広いシートピッチが特徴という。

あえて軽食「ヌードルバー」の狙い

そして、4号車は「こだわりの麺を目の前で調理する」というヌードルバー。車両形式には食堂車を示す「シ」が付けられているが、あえて麺という軽食にした理由は、「地元の食事をぜひ現地で味わってほしい」(菊地所長)から。その意味で、サフィール踊り子はJR東日本の観光列車のコンセプトである「乗って楽しい列車」というよりも、観光地へのアクセス特急という位置づけのようだ。

特急踊り子についても、これまでの185系に代わって、中央線や内房線、外房線などで使用していたE257系をリニューアルして、2020年春ごろから投入する予定だ。デザインのコンセプトは普通車が「スタンダードでありながら奥行き感のある現代的な空間」、グリーン車が「リッチで高品質感のある現代的な空間」とされており、こちらも快適性にこだわっていることがうかがえる。

ザ・ロイヤル・エクスプレスは2020年8月に北海道に遠征してクルーズを行うことが決まっている。いっぽうで、JR東日本は伊豆クレイル、リニューアルのE257系、そしてオールグリーン車という新たな列車で伊豆エリアに大攻勢をかける。JR東日本のコーポレートカラーでもあるグリーンが今後の伊豆を大きく盛り上げることになりそうだ。


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