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新・鉄道綜合スレ
2883
:
チバQ
:2019/11/21(木) 18:57:04
■「36」と「3」の意味は?
同社の観光列車のネーミングはユニークなものが多いが、今回も「何それ?」と聞き返したくなる名前だ。36とは九州が世界で36番目に大きい島という意味。ちなみにオーストラリアは大陸という位置づけで、世界最大の島はグリーンランド。本州は世界で7番目、北海道は世界で21番目に大きい島だ。さらに、「九州を巡る5つの運行ルートに35のエピソードをぎゅーっと詰め込んでおり、全コースを楽しんでいただくことで、お客様に36番目のエピソードを語っていただきたい」という想いもあるという。
ぷらす3とは、JR九州によれば「驚き、感動、幸せ」、そして「お客様、地域の皆様、私たち」で、36と3を足すと「39(サンキュー)」となる。
全席グリーンで、定員は100人程度。運行ルートは木曜日に博多駅を出発し、月曜日までの5日間をかけて九州を1周する。
全部で5ルートあり、木曜日は博多から熊本、さらに肥薩おれんじ鉄道を経由して鹿児島中央まで。金曜日は鹿児島中央から宮崎まで。土曜日は宮崎から大分・別府まで。日曜日は大分・別府から小倉を経由して博多まで。門司港にも寄る。月曜日は博多から佐賀を経由して長崎までというルートだ。これらの駅で乗り降りすることも可能(門司港を除く)だが、九州の魅力をぞんぶんに味わうなら、「ぜひ1周してほしい」ということだ。
日中の時間帯に運行し、ななつ星のような寝台列車ではないため、夜は地元のホテルや旅館に泊まることになる。そのため、利用者の負担額は運賃、特急料金、グリーン料金の合計になりそうだ。また、ビュッフェが付いていることから昼食をセットしたランチプラン、さらに宿泊先もセットにした旅行商品のようなプランも販売される可能性も考えられる。こうした運行の詳細については、詳細が決まり次第発表されるという。
使用する車両は787系(6両編成)の改造。外観は現状のダークグレーではなく、黒となる。
デザインするのは、JR九州ではおなじみの水戸岡鋭治氏だ。「すごいものを造りますよ」と、水戸岡氏はJR九州の新たな観光列車への意気込みを日頃から語っていた。それもそのはず。1992年に登場した787系は、水戸岡氏が構想の初期段階からデザインに関与した初めての車両だからだ。
新幹線登場前に博多と西鹿児島を結ぶ在来線特急列車「つばめ」としてデザインされた787系は、所要時間で優位に立つ飛行機に対抗するため車内の快適性に力が注がれた。現在の水戸岡デザインはゴージャスな装飾を売り物とするが、787系は落ち着きのあるデザインを目指していた。また、「食堂車を復活させたい」という思いから、ビュッフェも設置された。
■気軽に乗れる観光列車の時代に
2004年に鹿児島中央―新八代間を結ぶ新幹線「つばめ」が運行開始すると、787系は新八代―博多間を結ぶ「リレーつばめ」にその役割が変更となった。ビュッフェ部分はリレーつばめへの転用に備え、普通座席車に改造された。さらに2011年に九州新幹線が博多に乗り入れ、リレーつばめの運行が終了した現在、787系の舞台は九州全域に広がっている。「有明」「きりしま」「かいおう」「きらめき」「ひゅうが」など、さまざまな愛称を冠して走っており、JR九州の社内でも「787系がいちばん好きだ」という社員が少なくない。
水戸岡デザインの観光列車は最近、全国各地で見られるようになったが、本家・JR九州で3年半ぶりの観光列車であり、「さすが、本家」といわれるような内装が期待される。また、観光列車の旅は、車両とおもてなしがそろってこそ、感動を与えるものになる。その意味では、JR九州の客室乗務員による接客がどのようなものになるかも楽しみだ。
36ぷらす3は、ななつ星と比べると、かなり気軽に乗れる列車といえる。その点では、JR西日本のウエストエクスプレス銀河と、コンセプトはかなり似ている。日本の観光列車の旅は、新時代に突入しようとしているのかもしれない。
大坂 直樹 :東洋経済 記者
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