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新・鉄道綜合スレ

1519チバQ:2017/07/03(月) 19:56:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170702ddlk06040080000c.html

<ミニ新幹線は走る>山形開通25周年/中 つばさの事故 衝突の危険、常に カモシカ対策、知恵絞る /山形
07月02日 00:00毎日新聞

 奥羽線をひた走るE3系「つばさ」。JR東日本の菅野隆也・主務運転士は運転席で、前方への視線を無意識に左右に走らせる。落石、倒木、それ以上に注意すべきはカモシカの飛び込みだ。土砂崩れなどには線路近くに設置されたセンサーが警告してくれるが、動物相手では確実な解決策はない。

 通常の新幹線の線路は防音壁に囲まれ、高架上にあるなど外部からの物理的侵入を難しくしている。「新幹線特例法」によっても守られ、線路内への立ち入りは5年以下の懲役または5万円以下の罰金が科される。ただし、新幹線ではない山形新幹線には同法は適用されない。

 JR東日本山形支店によると、「つばさ」の走行する新庄-福島間の踏切は計105カ所。脱線・転覆につながりかねない自動車との衝突の危険は常にある。カモシカだけでなく、人間も線路内に入り込む。

 直近5年間(2012年4月〜17年6月)で、つばさの人・自動車との衝突事故は計9件発生。そのうち人身は7件で、駅構内は1件のみ。6件が線路上への侵入によるものだった。残りの2件が自動車との衝突だった。

 脱線事故は発生していないが、同じ「ミニ新幹線」である秋田新幹線「こまち」は13年3月2日、秋田県大仙市のJR奥羽線で脱線した。除雪が不十分だったために車体下部に雪がたまり、脱輪したとされる。

 「山形でも、秋から冬にかけては特に警戒しています。雪が降ると制動力に影響する。山間部で停車することは避けなければならない」。菅野運転士は説明する。実際に05年には雪の影響で、つばさが停車・遅延する事案が多発した。

 最新の鉄道技術に加え、在来線と同様の地道な安全対策が欠かせない。人力による除雪作業、線路・踏切に立ち入らないように求める啓発活動。カモシカとの衝突回避策としては年2回程度、ライオンの排せつ物を原料とした忌避剤を散布しているという。

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 ■ことば

 ◇新幹線の事故

 2004年10月の新潟県中越地震で、上越新幹線「とき325号」が脱線。営業運転中の新幹線では初のケースとなった。JR各社は独自の対策を車両、軌道に施している。16年4月の熊本地震では回送中の九州新幹線が脱線。軌道用の対策装置が設置されていない区間だった。東北新幹線区間も走行するE3系「つばさ」にはJR東製の「逸脱防止ガイド」が装備され、脱線しても、転覆を防ぐ仕組みとなっている。


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