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国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

728チバQ:2016/02/24(水) 23:21:16
http://www.sankei.com/world/news/160224/wor1602240042-n1.html
2016.2.24 20:38

ボリビア、大統領の4選「否決」 、憲法改正問う国民投票で モラレス氏は今期限りの見通し

 【ロサンゼルス=中村将】南米ボリビアの反米左派、モラレス大統領の4選を可能にする憲法改正の是非を問う国民投票で、同国の選挙管理当局は23日、反対が賛成をわずかに上回ったと発表した。ロイター通信などは「否決された」と報じた。南米では昨年以降、アルゼンチン大統領選やベネズエラ総選挙で反米左派勢力が相次いで敗れており、ボリビアのモラレス政権が長期化するのかが注目されていたが、任期は今期限りとなる。

 国民投票は、大統領と副大統領の連続3選を可能にする憲法改正案の是非を問うもので、21日に実施された。選管当局の集計によれば、開票率99・7%の段階で反対が51・3%、賛成が48・7%となっている。

 モラレス氏は2006年に大統領に就任し、新憲法を制定。実際は09年、15年と3選目だが、大統領の当選回数は、新憲法下の選挙で数えると定めていることから、現在は「2選目」となっている。

 同氏は次期大統領選にも立候補したい意向だったが、今回の国民投票によって「否決」がほぼ確定し、その道は閉ざされた。

 天然ガスの輸出などで経済を安定させたモラレス氏は貧困層を中心に高い支持率を得ていたが、ここにきて経済成長が鈍化。また、同氏の元交際相手が幹部を務める中国系企業に公共事業を請け負わせたなどとするスキャンダルが地元メディアに報じられ、支持率低下に拍車をかけている。

 南米の左派政権の凋(ちょう)落(らく)ぶりは、アルゼンチンやベネズエラなどにとどまらず、五輪を控えたブラジルやペルーの大統領の低支持率などにも象徴されている。

729チバQ:2016/02/25(木) 22:54:08
http://mainichi.jp/articles/20160225/k00/00e/030/200000c
ボリビア
大統領4選ダメ 国民投票で改憲認めず

毎日新聞2016年2月25日 11時17分(最終更新 2月25日 11時17分)
 ボリビアの選挙管理当局は23日、左派モラレス大統領の4選を可能にする憲法改正の是非を問う国民投票で、反対が賛成を上回ったと発表した。AP通信が伝えた。選管によると、開票率99.7%の段階で改憲反対が51.3%、賛成が48.7%。

 2006年以来、大統領を務めるモラレス氏は改憲を実現した上で次回19年の大統領選で勝利し、25年までの長期政権を目指す意向だったが、その道は閉ざされた。

 モラレス氏は24日、記者会見で敗北を認めた上で「結果を尊重する」と述べた。

 ボリビア経済は、モラレス政権下、主要輸出品の天然ガス価格の高騰などで好調が続き、貧困層の人口の割合も減少。モラレス氏は貧困層を中心に高い支持を得てきた。

 しかし最近は資源価格が下落し、経済成長も減速。野党側はモラレス政権下で汚職が広がっていると批判した。モラレス氏の元交際相手が幹部を務める中国系企業が公共事業を請け負っているとしてスキャンダルになったことも敗因の一つとみられる。

 改憲案は、現在は認められていない大統領の3選を可能にする内容。モラレス氏は06年に1期目就任。09年に憲法を改正し再選を可能にした上で同年当選。さらに改正憲法下での当選は1回だとして、14年の大統領選で当選を果たした。(共同)

730チバQ:2016/02/26(金) 22:45:52
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160226X489.html
野党勝利、政権交代へ=経済成長が課題―ジャマイカ総選挙

12:59時事通信

 【サンパウロ時事】カリブ海のジャマイカで25日、下院(定数63)総選挙が行われた。即日開票され、地元メディアによると、野党・ジャマイカ労働党(JLP)が接戦の末、過半数を獲得。4年ぶりの政権交代で、近くJLPのホルネス党首(43)が首相に就任する見通し。

 ホルネス氏は2011年10月、ジャマイカ史上最年少の39歳で首相に就任したが、2カ月後に行われた前回総選挙で敗れた。対外債務が膨らみ厳しい財政状況の中、14%に上る失業率を改善し、経済を成長軌道に乗せられるかが課題となる。

731チバQ:2016/02/28(日) 19:37:30
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160228-00000011-nnn-int
あと5か月なのに…五輪熱狂ない市民のワケ
日本テレビ系(NNN) 2月28日(日)8時55分配信
 夏のリオデジャネイロオリンピック開催まで約5か月となったが、舞台となるブラジルでは市民生活に異変が起きている。オリンピックを迎える街の「いま」を取材した平本典昭記者がリポートする。

 今月上旬に行われたカーニバル。この熱気は毎年変わらないが、オリンピックを前に市民生活に異変が起きていた。

 大都市サンパウロ。ここには、富裕層がタクシーとしてヘリコプターが使えるサービスがある。2年前は10機がフル稼働する人気ぶりだったが、状況は一変した。「ヘリタクシー」の業者は「客は2年前の半分に減りましたよ。ヘリも売ったし、パイロットも減らしました」と話す。

 人気サービスが一転した「苦境」となった原因は、ブラジル経済の悪化だ。南米の大国・ブラジルでのオリンピック開催が決まったのは2009年。著しい経済成長を遂げるさなかだった。

 ところが、直後から成長率は急激に落ち込み、2015年はマイナスに。通貨レアルが下落し、物価が上昇、内需も振るわないのが現状で、大都市でもシャッターが閉まったままの店が目立つ。

 その影響がオリンピック開催にも出始めている。オリンピック会場と街とを結ぶ地下鉄の工事現場。資金繰りが厳しく、工事が遅れているのだ。一部区間は建設断念にすら追い込まれている。

 専門家によると、国民の心理状態にも変化が出ているという。

 ブラジル経済が専門のトレンゴウゼ教授「ブラジル国民の気分は、(サッカーの)ワールドカップほど高まっていません。失業率は高くなり、経済成長率も悪いですから」

 サンパウロ郊外に住むロベルトさん一家の元を訪ねた。ロベルトさんは7歳の娘と妻・イネスさんとの3人暮らしだが、5年前に職を失い、15万円だった月収は3万円ほどに減った。

 イネスさん「昔は日曜に家で夕食なんてありませんでしたよ。いつも外食でしたから。娘の将来が、いまの私たちより良くなっていることだけ願っています」

 生活が苦しさを増す中、ロベルトさん夫妻は「オリンピックは、賛成ではありません。生活に何の変化も、もたらしません」(ロベルトさん)、「オリンピックなど気にかけていません。考える余裕もありません」(イネスさん)と話す。

 経済の悪化で歯車が狂い始めたブラジル。熱狂の中で大会を迎えることはできるだろうか。

732とはずがたり:2016/02/28(日) 20:15:08
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1063434930/2719
>大丈夫かなぁ。。発展途上国(文字通りの発展しつつある段階の途上国より前の段階の後進国)と最新鋭の技術の取り合わせにはいいイメージがない。ウガンダには独裁者や汚職官僚が居ない事を祈るばかりだ。
>一応,安定してるようだな。

と云ってる傍から(;´Д`)>>721>>724-725

733チバQ:2016/02/29(月) 04:58:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160228-00000033-jij-m_est
派手な92歳誕生会、批判も=独裁のジンバブエ大統領
時事通信 2月28日(日)14時41分配信

 【マシンゴ(ジンバブエ)AFP=時事】ジンバブエで27日、世界屈指の長期政権を敷くムガベ大統領の92歳を祝う誕生パーティーが開かれた。
 豪華な催し物で彩られたが、国民が干ばつや食糧難で苦しむさなかだけに批判も出ている。
 パーティーでは、アフリカ大陸の形や、会場近くにある世界遺産グレート・ジンバブエ遺跡をかたどった重さ92キロのケーキなどが並び、92個の風船が放たれた。開催費用は80万ドル(約9100万円)に達すると伝えられる。

734チバQ:2016/02/29(月) 04:59:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160206-00010002-afpbbnewsv-int
ジンバブエ、干ばつで「災害事態」宣言
AFPBB News 2月6日(土)10時4分配信

【2月6日 AFP】ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領は5日、深刻な干ばつに見舞われた同国の地方部に「災害事態」を宣言した。同国では人口の26%が食糧不足に直面している。

 エルニーニョ(El Nino)現象によって悪化した干ばつは、ジンバブエのみならず、南アフリカやザンビアにも影響を及ぼし、畜牛数万頭が死んだ他、ダムが枯渇し、作物が育たない事態となっている。

 かつてはアフリカの穀倉地帯として知られたジンバブエは近年、不作が続いており、需要を満たすために近隣諸国から穀物を輸入している。

 セイビアー・カスクウェレ(Saviour Kasukuwere)公共事業相は声明で「当初の数値では150万人が食糧不足に陥り、地方部の60地区で影響が出たと示されていた」ものの、「結局、食糧不足の影響は人口の26%に当たる244万人にまで拡大した」と述べた。

 ムガベ大統領は、収穫高の減少の原因が気候変動による降雨の異常と、人権侵害を理由に欧米諸国が科した制裁にあると主張している。

 一方、大統領に批判的な立場からは、ムガベ大統領が2000年以降実施した土地改革が食糧不足の一因になっているとの声も出ている。この土地改革では、白人の農家たちがしばしば暴力的に立ち退きを強いられていた。(c)AFPBB News

735チバQ:2016/02/29(月) 23:01:36
http://www.sankei.com/world/news/160229/wor1602290029-n1.html
2016.2.29 21:08

政府に「幽霊職員」2万人以上! 給与停止で13億円削減 ナイジェリア財務省
 ナイジェリア財務省は2月28日、勤務実態のない政府の「幽霊職員」が約2万3800人おり、給与の支払いを止めたと発表した。幽霊職員の調査を始めた昨年12月に比べると、2月分の給与支払いは22億9300万ナイラ(約13億円)減ったという。地元メディアが伝えた。

 ブハリ大統領は汚職撲滅を優先課題に挙げており、幽霊職員は不正の一つと指摘されていた。財務省は職員名と給与が支払われる銀行口座の名義人を調査し、幽霊職員を特定した。他にもいるとみて調査を継続する。

 ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、原油安のため財政赤字が膨らんでいる。財務省は声明で「歳出削減と汚職対策の一環で赤字を埋める鍵となる」と述べ、幽霊職員摘発の意義を強調した。(共同)

736チバQ:2016/03/03(木) 19:07:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160303-35078901-cnn-int
NZ、国旗刷新の決戦投票始まる 世論調査では現状維持優勢
CNN.co.jp 3月3日(木)16時6分配信

(CNN) 国旗刷新を検討しているニュージーランドで3日、現行の国旗もしくは新たなデザインの国旗かどちらかを選ぶ国民投票が始まった。投票は今月24日に締め切られる。

新たな国旗候補は黒、白、青の3色を基調に「シルバー・ファーン」と呼ばれる同国特有のシダや南十字星をあしらった作品。昨年実施された1回目の国民投票で5候補の中から選ばれていた。

過去100年以上使われている現在の国旗は、南十字星と英国国旗のデザイン「ユニオンジャック」を組み合わせたもので、時代錯誤的でオーストラリア国旗と酷似しているとの批判が出ていた。

国旗変更を推進しているのはキー首相率いる保守派の国民党政権。首相はラジオ局との会見で、シルバー・ファーンは国家のシンボルと主張。「国旗の変更は国家的な矜持(きょうじ)、母国の認識に関係し、世界にニュージーランドの偉大さを示す問題」とし、現行の国旗では実現しないと強調した。

ただ、最新の世論調査では63%が現在の国旗維持を支持し、新たな国旗候補への変更に同調したのは26%との結果が出ていた。

737チバQ:2016/03/05(土) 10:05:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160304-00000040-jij_afp-int
ブラジル前大統領を拘束、汚職疑惑で家宅捜索
AFP=時事 3月4日(金)22時28分配信

ブラジル前大統領を拘束、汚職疑惑で家宅捜索
ブラジル・ベロオリゾンテで労働組合の大会に出席したルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ前大統領(2015年8月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】大規模な汚職スキャンダルを捜査しているブラジルの連邦警察は4日、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)前大統領の自宅を家宅捜索し、事情聴取のため同前大統領の身柄を拘束した。当局者らが述べた。

「大統領当選請負人」に逮捕状=汚職疑惑、政権に打撃-ブラジル

 ダシルバ前大統領の広報担当者によると、連邦警察はサンパウロ(Sao Paulo)にあるダシルバ前大統領や家族の自宅などを家宅捜索した。

「洗車作戦(Operation Car Wash)」として知られる一連の捜査により、国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)を中心とする多数の横領疑惑や贈収賄疑惑が明るみに出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

738名無しさん:2016/03/06(日) 09:30:53
http://www.gizmodo.jp/2015/12/post_1212121408.html
刷新か、現行か。ニュージーランド新国旗の最終候補が決定
2015.12.17 18:00

国旗を変えるというのは、相当な決断ですよね。

ニュージーランドが国旗の変更を予定している、というニュースは以前にもお伝えしていました。公募で集まった1万292種類が40種類に、それがさらに4種類まで絞りこまれたわけですが、この度、ついにその最終候補が決定したそうです。

それが冒頭の画像で、ニュージーランド国民のアイデンティティである、シダ植物の「シルバー・ファーン」と、こちらも南半球の象徴的な存在である「南十字星」が描かれています。

デザインしたのは、建築家のKyle Lockwoodさん。イギリスの印象が色濃く残る現在のユニオンジャックをベースとしたものから、ニュージーランドの大自然がより強調されたデザインとなっていますね。

来年3月には、いよいよこの2つによる決選投票が行われます。はたして、ニュージーランド国民の決断はいかに。みなさんなら、どちらを選びますか?


source: Elections NZ

Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)

739チバQ:2016/03/06(日) 12:02:50
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050024-n1.html
2016.3.5 09:53

ブラジル汚職事件、ルラ前大統領が捜査手法を批判 与野党対立激化へ
 ブラジル国営石油会社ペトロブラスの汚職事件に絡んで連邦警察に拘束されたルラ前大統領は4日、約3時間の事情聴取の後、釈放され「メディア向けのショー」と捜査手法を批判した。与野党対立は激化し、ルラ氏の後継者ルセフ大統領の弾劾を求める声も高まりそうだ。

 ルラ氏は、聴取を拒否する姿勢を示したことはないにもかかわらず、拘束されたとして憤りを表明。捜査は政治的なものだと主張した。聴取では無実を訴えたことを明らかにし「恐れるものは何もない」と述べて強気の姿勢を示した。

 ルセフ氏も4日、捜査の必要性は認めながらも、ルラ氏の拘束について「必要のないものだった」と不快感を示した。

 一方、2014年の大統領選でルセフ氏に敗れた野党のネベス上院議員はルセフ氏の弾劾に向け、攻勢を強める考えとみられる。(共同)

740チバQ:2016/03/06(日) 12:03:23
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050027-n1.html
2016.3.5 10:15
【リオ五輪】
ブラジル前大統領の聴取、五輪にも暗い影 開幕まで5カ月
 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルの国営石油会社ペトロブラスの汚職事件の捜査が政権を直撃している。4日にはルセフ大統領の「後ろ盾」のルラ前大統領が捜査当局に一時身柄を拘束され、事情聴取を受けた。蚊が媒介するジカ熱の感染拡大に加え、政界汚職が開幕まで5カ月となったリオデジャネイロ五輪に暗い影を落としている。

 AP通信によると、開会式や競技などを含めたリオ五輪の全チケット計約750万枚のうち、現時点で売れたのは47%。それも国外向けチケットが大半で、国内向けは出足が鈍い。

 妊婦の感染と脳の発達に遅れがみられる「小頭症」との関連が指摘されるジカ熱の拡大が影響している側面は否めない。ブラジル政府は蚊の駆除や啓発活動に軍の兵士22万人を投入しているが、脅威は消えない。

 経済の低迷が数字に表れるようになり、国民の関心が五輪に向くような状況でもない。ブラジル地理統計院が3日に発表した2015年の国内総生産(GDP)成長率はマイナス3・8%だった。マイナス成長は6年ぶりだ。景気低迷への不満は政権に向く。

 そのタイミングでルラ氏が事情聴取された。貧困層対策や豊富な資源を背景にした右肩上がりの経済成長で、一時は支持率8割を誇った。サッカー・ワールドカップと五輪の招致にも成功したが、後継のルセフ氏になって経済は低迷。五輪への投資も政権批判の材料になる中、政治腐敗への国民の怒りは膨らんでいる。

741チバQ:2016/03/07(月) 12:18:28
http://www.sankei.com/world/news/160306/wor1603060034-n1.html
2016.3.6 22:30

ベナン大統領選、33人出馬の大乱戦 首相ら立候補 原油安直撃の経済建て直し課題

反応

反応



 西アフリカ・ベナンで6日、ボニ・ヤイ大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施された。後継候補とされるリオネル・ザンス首相や、パスカル・クパキ前首相ら計33人が立候補し、混戦とみられる。ロイター通信などが伝えた。結果は数日以内に判明の見通し。過半数を得票した候補がいなければ上位2人による決選投票が行われる。

 主要貿易相手の隣国ナイジェリアが原油安の打撃を受け、ベナンの経済も減速、経済政策が選挙戦のテーマの一つとなった。

 ベナンの人口は約1060万人で、主要産業は綿花などの農業。(共同)

742チバQ:2016/03/09(水) 22:25:08
>>719>>723とか
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160309X206.html
「過去最大規模の行動起こす」=野党、大統領追放へ決意表明―ベネズエラ

07:09時事通信

 【サンパウロ時事】ベネズエラの野党連合は8日、マドゥロ大統領の追放に向けた活動を本格化させると決意を表明した。「過去最大規模の民衆行動にする」と訴え、国民投票や憲法改正など合法的なあらゆる手段を模索すると明らかにした。

 野党連合は12日、大規模な集会も開催する。強権的な姿勢を強めるマドゥロ政権との緊張は高まっており、与野党支持者の激しい衝突に発展する可能性もある。

 産油国ベネズエラは、長期化する原油価格の低迷で深刻な生活必需品の不足や物価高騰が続いている。国民は不満を募らせ、政権支持率は大きく低迷している。

 ベネズエラでは昨年12月、議会選挙で野党が圧勝。故チャベス前大統領が政権を樹立した1999年以降、初めて議席の過半数を獲得した。政治改革に強い意欲を示しているが、マドゥロ政権は「米帝国主義が支援する勢力が国を混乱させようとしている」と抵抗を強めている。

743チバQ:2016/03/10(木) 22:01:51
http://www.sankei.com/world/news/160310/wor1603100025-n1.html
2016.3.10 12:17

ペルー大統領選で有力候補の出馬取り消し


 4月10日実施予定のペルー大統領選で、候補者の資格審査などを行っている全国選挙審議会は9日、日系人ケイコ・フジモリ氏(40)に次いで支持率2位の元首相府官房長グスマン氏(45)の立候補資格を取り消す決定をした。ケイコ氏は日系人アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女。

 世論調査で3〜6位につけるアクニャ前リベルタ州知事(63)の立候補も取り消され、アクニャ氏は決定を受け入れた。グスマン氏は決定を不服として特別上告する方針だが、認められる可能性は低いとみられている。大統領選は投開票1カ月前に混乱が広がっている。

 グスマン氏の立候補取り消しは出身政党内での候補選出手続きの不備が理由。アクニャ氏は買収行為をしたとされる。(共同)

744チバQ:2016/03/10(木) 22:05:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160310/k10010437761000.html
ペルー大統領選 フジモリ元大統領の長女 支持率トップ
3月10日 6時56分

ペルー大統領選 フジモリ元大統領の長女 支持率トップ
ペルーの大統領選挙まで残り1か月となるなか、フジモリ元大統領の長女のケイコ・フジモリ氏が候補者の間で支持率トップを維持していて、再び日系人の大統領が誕生するか、注目されます。
任期満了に伴うペルーの大統領選挙は来月10日に行われ、有効票の過半数を獲得する候補者が出なければ、6月に上位2人による決選投票が行われます。選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて19人が立候補を届け出ました。
世論調査では、先月までの3か月間、ケイコ・フジモリ氏が30%台の支持率を維持し、ほかの候補者に10ポイント以上の差を付け、トップを走っています。
これを経済学者のフリオ・グスマン氏とセサル・アクーニャ前ラ・リベルタ州知事が追う展開となっていますが、9日、選挙管理当局は手続きの不備などを理由に2人の立候補を認めないとする決定を出しました。
選挙には、このほかペドロ・クチンスキー元首相やアラン・ガルシア前大統領が立候補していて、誰が上位に浮上するかは不透明な情勢です。
ペルーでは堅実な経済成長が続く一方、貧富の格差への対策や治安の改善が課題となっています。フジモリ元大統領はかつて、経済の安定や治安の回復に手腕を発揮しましたが、人権侵害や汚職に関わった罪で現在、服役中で、ケイコ・フジモリ氏が2人目の日系人大統領となるかどうか注目されます。
ケイコ・フジモリ氏 19歳で政治の舞台に
ケイコ・フジモリ氏は、ペルーの首都リマ出身の40歳。1990年から10年にわたってペルーの大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女で、19歳のときにファースト・レディー役として政治の表舞台に登場しました。2006年に大統領選挙とともに行われた国会議員選挙に立候補し、高い知名度を背景に初当選を果たしました。
フジモリ元大統領が在任中に治安部隊を指揮し、市民を殺害したとされる事件の裁判で、禁錮25年の有罪判決が確定した2010年には、フジモリ派の議員をまとめた新たな政党を立ち上げ、党首に就任して、2011年の大統領選挙に立候補します。
4月に行われた1回目の投票では23%余りの票を獲得して2位につけ、6月の決選投票に進みましたが、父親のフジモリ元大統領に対する批判も影響して支持が伸び悩み、左派で元軍人のオジャンタ・ウマーラ氏に敗れました。
ケイコ氏は、親子2代にわたる日系人大統領、そしてペルーでは初めての女性大統領を目指しています。

745チバQ:2016/03/12(土) 11:06:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160311-00000035-jij_afp-int
南スーダン、民兵に報酬として「女性のレイプ」許す 国連報告書
AFP=時事 3月11日(金)20時46分配信
【AFP=時事】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は11日、南スーダン軍が民兵への報酬として、女性へのレイプを許していると述べ、南スーダンを「世界で最も恐ろしい人権状況の一つ」と評した。

 OHCHRは、新たに発表した報告書で「評価チームが受け取った情報によると、(政府軍の)スーダン人民解放軍(SPLA)と合同で戦闘に参加している武装民兵たちは『できることは何をやってもよいし何を手に入れてもよい』という取り決めの下で、暴力行為を繰り返している」と述べた。

「それゆえ若者たちの多くが、報酬として畜牛を襲い、私有財産を盗み、女性や少女たちをレイプしたり拉致したりした」と報告書は付け加えた。

 また、OHCHRは報告書の中で、反政府勢力を支持していると疑われた民間人らが、子どもたちを含めて、生きたまま火を付けられたり、コンテナの中で窒息死させられたり、木から吊るされたり、バラバラに切り刻まれたりしていると述べた。

 ゼイド・ラアド・アル・フセイン(Zeid Ra'ad Al Hussein)国連人権高等弁務官は、残忍なレイプが「恐怖を与える道具、そして戦争の武器として」組織的に用いられていると指摘し、南スーダンは「世界で最も恐ろしい人権状況の一つ」だと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

746チバQ:2016/03/14(月) 23:03:13
http://www.sankei.com/world/news/160314/wor1603140015-n1.html
2016.3.14 11:26

「世界でいちばん貧しい大統領」 ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が4月に来日

 「世界でいちばん貧しい大統領」として知られるウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏(80)が4月に初めて日本を訪問することが決まった。出版大手KADOKAWAの子会社である出版社「汐文社」(東京都千代田区)の招聘に応じたもので、東京都内で記者会見や講演会などを予定しているという。

 KADOKAWAによると、滞在は4月5日から12日の予定。ムヒカ氏は「日本との相互理解を深めるものにしたい。日本社会に、ウルグアイを待ち受けている事柄の、何らかのサインがあるように思う。日本の人々がどんなことを感じているかを、知りたいと思う」とメッセージを伝えてきているという。

 ムヒカ氏は1935年、モンテビデオ出身。2010年から15年までウルグアイ大統領を務めた。任期中の12年に、ブラジルで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」でのスピーチが話題を集め、ノーベル平和賞の候補にもなった。

 日本でも、スピーチを子供向けに紹介した絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)が16万部を超えるヒット作になっている。

 ムヒカ氏の功績を紹介する書籍『ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領』(角川文庫)が3月25日に刊行されることに合わせて招聘したところ、私人としての来日が実現したという。

747チバQ:2016/03/14(月) 23:03:53
http://www.sankei.com/world/news/160314/wor1603140013-n1.html
2016.3.14 10:24

ブラジルで大統領の弾劾求めるデモ 360万人規模

 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジル各地で13日、国営石油会社ペトロブラスをめぐる大規模汚職や経済低迷に抗議するデモが行われ、参加者らはルセフ大統領の弾劾を求めた。AP通信などが報じた。

 デモは最大都市サンパウロだけで約140万人が参加したほか、首都ブラジリアや、8月に五輪が開催されるリオデジャネイロなどを含め、同国全体で360万人以上にふくれあがったとの報道もある。

 汚職事件に関連し、ルセフ氏の後ろ盾であるルラ前大統領が、資産を隠していた疑いで検察当局に訴追され政権批判が強まる中、「大統領は退陣を」などといったシュプレヒコールが各地であがった。

748チバQ:2016/03/15(火) 20:57:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160315/k10010443831000.html
ペルー大統領選 ケイコ・フジモリ氏が支持率トップ維持
3月15日 14時22分

来月行われるペルーの大統領選挙を巡り、新たな世論調査の結果が発表されフジモリ元大統領の長女のケイコ・フジモリ氏が候補者の間でトップの支持率を維持する一方、選挙が決選投票にもつれこめば接戦になると予想されています。
来月10日に行われるペルーの大統領選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて17人が立候補しています。
14日、発表された世論調査によりますと、各候補者の支持率はケイコ・フジモリ氏が32%と最も高く、次いでペドロ・クチンスキー元首相が14%、アルフレド・バルネチェア元下院議員と国会議員のベロニカ・メンドーサ氏がいずれも9%などとなっています。ケイコ・フジモリ氏は、去年10月から毎月行われているこの世論調査で30%台の支持率を維持し、選挙まで1か月を切った現在も大きなリードを保っている形です。
一方、来月の選挙で有効票の過半数を獲得する候補者が出なければ、6月に上位2人による決選投票が行われることになっています。それを想定した調査では、ケイコ・フジモリ氏の支持率が39%だったのに対しクチンスキー元首相が40%と1ポイント上回っていて、選挙が決選投票にもつれこめば接戦になると予想されています。
各候補者が活発に選挙活動を行うなか、ケイコ・フジモリ氏が2人目の日系人大統領となるかどうか注目されます。

749チバQ:2016/03/17(木) 19:56:26
http://www.sankei.com/world/news/160317/wor1603170013-n1.html
2016.3.17 08:35

捜査のルラ前大統領が入閣、法的保護の狙い ブラジル汚職

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反応

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 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルの国営石油会社ペトロブラスめぐる一連の汚職事件に関連し、捜査が進められているルラ前大統領が、現内閣の文官長(官房長官)に就任することが決まった。ブラジル政府が16日発表した。

 ルセフ大統領の後ろ盾であるルラ氏は一連の汚職事件に絡み不正に利益を得た疑いや、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがもたれており、連邦警察や州検察が捜査中。だが、閣僚に対する容疑は最高裁でのみ審理されるといい、ルラ氏は入閣することで、一定の法的保護を受けることになる。

 経済の低迷と政治の混乱で、国民の不満は増大しており、そのタイミングでルラ氏を入閣させたルセフ氏への弾劾要求が一層強まるのは必至だ。ルセフ氏の最近の支持率は11%で、連立相手の政党も離脱を検討し始めたという。

750とはずがたり:2016/03/20(日) 15:49:54
2016年 03月 20日 02:10 JST
中国、南シナ海問題取り下げ要求
http://jp.reuters.com/article/idJP2016031901001954

 日中両政府による2月末の外務次官級協議で、中国側が、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で南シナ海問題を取り上げれば「中日関係改善に重大な影響が出る」として、議題から取り下げるよう日本に要求していたことが19日、分かった。日本は、中国による人工島造成や軍事拠点化を国際社会は容認しないと拒否。平行線に終わった。複数の日中外交筋が明らかにした。

 安倍晋三首相は、4月に広島市で開催する先進7カ国(G7)外相会合で南シナ海問題での結束を確認し、伊勢志摩サミットの首脳宣言で「法の支配」の重要性を明確に打ち出したい考えだ。

【共同通信】

751名無しさん:2016/03/20(日) 15:59:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160319-00000075-jij-int
大統領弾劾の動き加速=カギ握る最大与党―ブラジル
時事通信 3月19日(土)17時2分配信

 【サンパウロ時事】史上最大の汚職事件に揺れるブラジルの議会で、ルセフ大統領への弾劾手続きが加速している。

 17日には下院で特別委員会が設置され、本格的な審議が始まった。大統領を支える連立政権は分裂の危機にあり、予断を許さない状況だ。

 野党は昨年、財政を健全であるように見せかけるために2014年の政府会計が不正に処理されていたとして、ルセフ氏に対する弾劾請求を議会に提出。ルセフ氏が再選された大統領選が同年に行われており、野党は選挙戦を有利に運ぶために不正が行われたと主張した。

 大統領弾劾には上下院でそれぞれ3分の2の賛成が必要となる。当初は成立困難とみられていたが、景気低迷に加えて、深刻な汚職事件が明るみとなり、情勢は一変した。

 与党労働党と連立を組む最大政党のブラジル民主運動党(PMDB)は、行き詰まるルセフ氏に危機感を強め、連立離脱を検討。党内からは「大統領には難局打開の能力はない」と公然と批判する声が上がり、13日に全国で行われたルセフ氏退陣を求めるデモに参加する議員まで現れた。

752チバQ:2016/03/21(月) 20:04:41
http://www.sankei.com/world/news/160321/wor1603210018-n1.html
2016.3.21 13:42

豪、7月2日総選挙も 日独仏が受注争う潜水艦選定に影響する可能性


記者会見をするオーストラリアのターンブル首相=21日、キャンベラ(ロイター)
記者会見をするオーストラリアのターンブル首相=21日、キャンベラ(ロイター)
 オーストラリアのターンブル首相は21日、上下両院で審議予定の労働組合に関する法案が否決された場合、両院を解散して7月2日に選挙を行うと表明した。

 法案には野党労働党が反対しているほか、上院では与党が過半数割れしており、否決される可能性がある。総選挙となれば、日独仏が受注を争うオーストラリアの次期潜水艦共同開発相手の選定に関し、ことし前半とされてきた決定時期に影響する恐れもある。

 両院解散になれば1987年以来。解散がなくとも、ことし8月以降に上院の半数と下院の選挙が行われる予定だ。

 ターンブル氏によると、両院は4月18日に招集され、建設系労働組合を監督する機関を復活させる法案を審議する見通し。(共同)

753チバQ:2016/03/21(月) 20:15:12
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160320/k10010450451000.html
ペルー大統領選 ケイコ氏陣営の買収疑惑を審査
3月20日 20時58分

ペルー大統領選 ケイコ氏陣営の買収疑惑を審査
来月行われるペルーの大統領選挙に立候補しているフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏の陣営に有権者を買収した疑惑が持ち上がり、選挙管理当局は立候補を取り消すべきか審査を始めました。
来月10日に行われるペルーの大統領選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて17人が立候補しています。
ケイコ・フジモリ氏は今月14日に発表された世論調査の結果で、支持率が32%と候補者の間で最も高く、2位のペドロ・クチンスキー元首相に18ポイントの差をつけて大きくリードしています。
ところが、ペルーの選挙管理当局は、ケイコ・フジモリ氏の陣営が先月開いた集会で投票を依頼するために有権者に現金を手渡し買収した疑いがあるとして、ケイコ・フジモリ氏の立候補を取り消すべきか審査を始めたことを18日、明らかにしました。
この疑惑に対し、今月21日に反論する機会が与えられているということで、ケイコ・フジモリ氏は「私は現金など誰にも渡していない」とコメントしていると地元メディアは伝えています。
ケイコ・フジモリ氏は5年前の前回の大統領選挙では次点で落選し、今回の選挙では優位に戦いを進めていて、ペルーの選挙管理当局の審査の行方が注目されます。

754チバQ:2016/03/21(月) 20:28:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160321X061.html
豪首相、総選挙前倒し示唆=人気陰りで危機感か

17:26時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は21日記者会見し、上下両院を早期解散し、7月2日にも総選挙を行う意向を示唆した。国民からの高い人気に陰りが見え、与党・自由党内では、危機感から総選挙前倒しを求める声が高まっていた。

 下院の任期は来年1月に切れ、総選挙は今年10月ごろまでに行われる見通しだった。

 首相は、労働組合の弱体化を目指した豪建築・建設委員会設置法案が上院を通過しなかった場合、解散に踏み切ると明言。「労組の透明性を高める必要がある」と力説した。労組を支持基盤とする野党・労働党は法案に強硬に反対しており、審議は難航が予想される。

755チバQ:2016/03/21(月) 20:41:06
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160320X992.html
サスヌゲソ長期政権継続か=コンゴ共和国大統領選

03月20日 17:15時事通信

 【ロンドン時事】アフリカ中部コンゴ共和国で20日、大統領選の投票が行われた。昨年、憲法の大統領3選禁止規定が撤廃され、過去30年以上権力の座にあるサスヌゲソ現大統領(72)の出馬が可能となった。選挙には計9人が立候補しているが、3期目を目指すサスヌゲソ氏の優位は動かない情勢。

 1979年に権力を握って以降、通算で約32年間大統領を務めたサスヌゲソ氏は昨年10月、自身の3選に道を開く改憲案の国民投票を実施。9割以上の賛成で承認されたが、改憲に反対する人々は抗議デモを展開、治安部隊との衝突で少なくとも18人が死亡したと伝えられる。

756チバQ:2016/03/21(月) 20:42:47
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1603190044.html
窮地に立つブラジル大統領 汚職、連立離脱、弾劾審議… 政治的混迷深まる

03月19日 18:29産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】8月にリオデジャネイロ五輪を控える南米ブラジルが政治的混迷の度合いを深めている。国営石油会社ペトロブラスをめぐる一連の汚職事件だけでなく、政治不信を招く別の疑惑も重なり、政権は窮地に立たされている。ここ1、2カ月がルセフ大統領にとって正念場となりそうだ。

 ブラジル最高裁は18日、官房長官に就任したルラ前大統領の任命について効力を停止し、閣僚としての特権を認めない決定を下した。ルラ氏は最高裁に異議を申し立てるとみられる。

 「ジルマ(・ルセフ大統領)退場」。ブラジル各地で拡大するデモでは、ルセフ氏の弾劾を求める紙やプラカードが掲げられている。弾劾要求は一連の汚職事件とは別に、ルセフ氏が再選を目指した2014年の大統領選の選挙中に政府会計を不正に操作した疑惑に対して持ち上がった。

 連邦下院は17日、ルセフ氏の弾劾の是非を審議する特別委員会を設置。構成委員65人が選出された。地元メディアによると、クニャ下院議長は「45日間ぐらいで、下院としての結論を出したい」としている。

 弾劾が成立するには上下両院で3分の2ずつの議決が必要で、実現性は低いとみられたが、ここにきて不透明感も漂う。副大統領をルセフ政権に送り込み連立を組むブラジル民主運動党(PMDB)は12日、連立維持の是非について30日以内に結論を出すと発表した。下院特別委の結論が出る前にPMDBが連立離脱を発表すれば、ルセフ氏の弾劾に賛成する流れが一気に加速する可能性もある。

 そうした逆風の中、ルセフ氏は、一連の汚職事件に関連し、不正利益を得た疑いやマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで捜査対象となっているルラ氏を官房長官に据えた。閣僚に対する捜査は最高裁の判断に委ねられ、ルセフ氏の後ろ盾であるルラ氏は入閣することで一定の法的保護を受けることになるが、国民からの批判は予想できた。

 それでも、あえてルラ氏を入閣させたのは、PMDBの離脱を防ぐため、与党内で大きな影響力を発揮できるルラ前大統領の存在が不可欠と判断したからだ。

 だが、最高裁はルラ氏の就任を「無効」と判断した。ルセフ氏の立たされている状況は相当厳しい。

757チバQ:2016/03/21(月) 20:43:05
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ3L5GZLJ3LUHBI01W.html
五輪目前、混迷のブラジル スキャンダルで政権窮地

03月19日 05:02朝日新聞

 南米最大の経済大国ブラジルのルセフ政権が窮地に追い込まれている。汚職スキャンダルや深刻な経済不況で、政権支持率は10%前後に低迷。後ろ盾であるルラ前大統領の汚職疑惑も浮上し、退陣を求めるデモは広がる一方だ。議会でもルセフ大統領の弾劾(だんがい)に向けた手続きが本格化し、8月のリオデジャネイロ五輪を前にブラジルは混迷を深めている。

 「ジルマ(ルセフ)は辞めろ! ルラも辞めろ!」。首都ブラジリアでは17日、大勢の市民が大統領府前に集まり、抗議の声を上げ続けた。最大都市サンパウロなど各地でも、国旗を掲げた市民らがデモを繰り広げた。

 ブラジルではこの日、かつて2期8年にわたり政権を握ったルラ前大統領が官房長官に就任した。中道左派の労働党政権を樹立し、在任中にサッカーのワールドカップ(W杯)や五輪の招致を実現したカリスマ的な指導者。ルセフ氏を後継に指名した人物でもあるが、ルラ氏の入閣が市民の怒りを増幅させた。

 ルラ氏を巡っては、国営石油会社ペトロブラスと与党政治家らを巡る「史上最大」の汚職事件に関与した疑いが浮上し、今月初旬に家宅捜索や事情聴取が行われたばかり。ブラジルでは閣僚の捜査や起訴には最高裁の承認が必要という「ハードル」があるため、入閣は「捜査逃れ」と映る。

 ルラ氏の就任式でルセフ氏は「入閣はブラジルのため」と強調したが、会場からは「恥ずべき事態だ」と怒声が上がり、演説が中断される場面もあった。ブラジリアとリオデジャネイロの裁判所は、捜査妨害につながるなどとしてルラ氏就任の一時停止を命じる仮処分を決定。ブラジリアの決定は上級審で取り消されたが、最高裁にも入閣の無効を求める訴えが相次いだ。

 混乱のなか、連邦議会では17日、ルセフ氏の罷免(ひめん)につながりかねない事態が進行した。昨年12月に受理されていたルセフ氏への弾劾請求を巡り、下院に弾劾の是非を検討する特別委員会が設置されたのだ。ルセフ氏は、貧困層向けの補助金などを巡る不正会計への関与が指摘されており、野党などが弾劾の必要性を強調してきた。

758チバQ:2016/03/21(月) 20:50:31
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160320X007.html
ベナンで大統領選決選投票

03月20日 17:10時事通信

 【ロンドン時事】西アフリカ・ベナンで20日、大統領選の決選投票が行われた。6日に行われた第1回投票で約27%の得票で1位となったリオネル・ザンス首相(61)と、約24%を得て2位だった実業家パトリス・タロン氏(57)の争い。

 ボニ・ヤイ現大統領は既に2期務めており、3選禁止規定のため出馬していない。ザンス氏は与党候補で、ヤイ氏の後継者とされる。

759チバQ:2016/03/21(月) 21:25:59
3236 :チバQ :2016/03/21(月) 21:25:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3081066
オバマ氏、キューバ訪問開始 現職米大統領では88年ぶり
2016年03月21日 09:44 発信地:ハバナ/キューバ
【3月21日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は20日、キューバの首都ハバナ(Havana)に到着した。現職の米大統領による同国訪問は88年ぶり。冷戦(Cold War)期から50年以上にわたり敵対関係にあった両国の関係修復に向けた歴史的な訪問となる。

 米大統領専用機「エアフォース・ワン(Air Force One)」がハバナに着陸すると、オバマ大統領はツイッター(Twitter)に「ケ・ボラ、キューバ?」と投稿。「ケ・ボラ」はキューバのスラング(俗語)で「調子はどうだい?」という意味だ。

 オバマ大統領はその後、ミシェル(Michelle Obama)夫人と娘のマリア(Malia Obama)さん、サーシャ(Sasha Obama)さんと共に笑顔で機内から姿を現し、雨模様となった空港に傘を手に降り立った。

 大統領としての任期最終年に外交政策で歴史的成果を残したいオバマ大統領は20日午後、ハバナで再開した米国大使館を視察する。21日にはラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長との会談や野球観戦が予定されており、22日にキューバを離れる。(c)AFP/Sebastian SMITH、Andrew BEATTY

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010450941000.html
オバマ大統領 キューバ カストロ議長と首脳会談へ
3月21日 15時51分

オバマ大統領 キューバ カストロ議長と首脳会談へ
現職のアメリカ大統領として88年ぶりにキューバを訪れているオバマ大統領は、2日目の21日には、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談を行い、経済面での関係強化などを確認する一方、キューバの人権状況の改善を強く求める考えです。
アメリカのオバマ大統領は20日、アメリカの現職大統領として88年ぶりにキューバを訪れ、ミシェル夫人と2人の娘を連れて首都ハバナの旧市街を訪問し、大聖堂でローマ法王と共に両国の国交回復に向けた秘密交渉の仲介役を担ったキューバのカトリック教会のトップ、オルテガ枢機卿と面会しました。
訪問2日目となる21日、オバマ大統領は、ラウル・カストロ国家評議会議長と首脳会談を行います。
会談でオバマ大統領は、両国が去年7月に国交を回復して以降続いている、経済面での関係強化をさらに進めていくことなどを確認する見通しです。
一方、キューバではオバマ大統領の到着の直前、民主化を求める集会を行った女性団体のメンバーら数十人が当局に拘束されていて、首脳会談ではキューバの人権問題も重要な議題となる見通しです。
アメリカ国内では、社会主義体制の下、人権が守られていないキューバとこれ以上、関係を強化すべきでないという指摘もあり、オバマ大統領はカストロ議長に対し人権状況の改善を強く求める考えです。
オバマ大統領は22日には、キューバの民主活動家らと面会し、人権問題を重視する姿勢を内外にアピールするねらいです。
民主化訴える集会開いた数十人を拘束
オバマ大統領の歴史的なキューバ訪問が始まった20日、大統領の到着の直前に現地で民主化を訴える集会を開いた女性団体のメンバーら数十人が当局に拘束されました。
キューバでは、政治犯として投獄された男性の妻らで作る団体が毎週日曜日の教会のミサのあと、民主化を求める抗議活動を続けていますが、メンバーがたびたび当局から拘束されるなどしており、欧米の人権団体は批判を強めています。
アメリカとキューバは去年7月に国交を回復して以降、アメリカによる制裁緩和で、経済面での関係強化が進んでいます。ただ、アメリカでは、社会主義体制の下、キューバの人権状況の改善が進んでいないとして、これ以上、関係を強化すべきではないという指摘も出ています。

760チバQ:2016/03/22(火) 22:27:10
http://mainichi.jp/articles/20160319/k00/00m/030/077000c
ブラジル
大統領弾劾も 国民怒り拡大、野党も反発

毎日新聞2016年3月18日 21時24分(最終更新 3月18日 23時37分)
 リオデジャネイロ五輪を8月に控えた南米ブラジルで、ルセフ大統領への批判が高まっている。後ろ盾だったルラ前大統領が汚職事件に関連した資金洗浄などの容疑で訴追され、16日に盗聴された電話により、大統領が捜査妨害を目的にルラ氏を官房長官に任命したことをにおわす会話をしていたことも明らかになった。一方、下院は17日、大統領の弾劾の是非を審議する準備を開始。反政府デモは未曽有の規模に拡大している。

 汚職捜査を妨害か

 ルセフ氏は2011年、高度経済成長を実現したルラ氏の政策継承を約束して大統領に就任した。しかし、世界不況や資源価格の低下などが原因で経済状況は悪化し、支持率は11%と記録的な低さに落ち込んでいる。

 国民の怒りを拡大させているのが与党の汚職疑惑の拡大だ。14年3月には、自身が取締役会議長を務めた国営石油会社ペトロブラスを巡り、多数の与党政治家が関与する汚職疑惑が発覚。ルラ氏も今月9日に訴追された。

 ルセフ大統領は16日、「政府強化策」という名目でルラ氏を官房長官に任命し、同氏は17日に就任した。閣僚への捜査は最高裁の承認が必要になるなど、一般人よりハードルが高くなるため、野党側は捜査妨害が真の目的だとして反発。首都ブラジリアとリオデジャネイロの連邦裁判所は17日、司法権などが脅かされるとして、任命を無効とする野党側の仮処分申し立てを認めた。これに対し、政府も異議を申し立て、ブラジリアの仮処分が取り消された。

 さらに、与党の汚職事件を担当する連邦判事が、大統領とルラ氏が16日に交わした電話の会話内容を公表。大統領は官房長官への任命を伝え、必要ならその立場を逮捕回避に利用できることを示唆したとされる。電話は裁判所の許可を受け、警察がルラ氏の電話を盗聴したものだった。

 下院は17日、大統領の弾劾の是非を審議する準備を始めた。野党は、大統領が14年の大統領選で再選できるように社会保障予算を不正に支出したとして大統領の弾劾を請求している。

 13日には320以上の都市で360万人以上が参加する反政府デモが起きた。

 英フィナンシャル・タイムズ紙によると、15年のブラジルの経済成長率はマイナス3.8%で過去25年間で最低となった。16年もマイナス成長の見通し。8月の五輪を前に、支持率が好転する要素は見いだせず、混乱の中での五輪開幕となる可能性がある。【サンパウロ支局】

761チバQ:2016/03/22(火) 22:27:47
http://mainichi.jp/articles/20160320/k00/00m/030/037000c
南スーダン
レイプ横行 政府軍連携の武装グループ

毎日新聞2016年3月19日 19時18分(最終更新 3月19日 19時18分)
【ヨハネスブルク服部正法】内戦状態が続いてきたアフリカ東部の南スーダンで、政府軍と協力関係にある武装グループなどによる女性のレイプが横行している。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が報告書を公表した。政府軍が連携する武装グループに賃金を支払う代わりに、レイプを見逃すこともあるという。

 報告書によると、国連は昨年4〜9月、北部ユニティ州だけで1300件以上のレイプ被害を確認した。同州では反乱軍の撤退後、政府軍などによって反乱軍の支援者と疑われた住民が焼き殺されたりした。ある女性は、政府軍兵士に木に縛り付けられ、15歳の娘が10人の兵士にレイプされる場面を見るよう強いられたという。

 報告書は、政府軍やこれに連携する武装グループが、支配下に置いた女性や少女を商品のように見なしていると指摘した。

 2011年7月にスーダンから分離独立した南スーダンでは、キール大統領とマシャール副大統領の対立が表面化。キール氏が13年7月にマシャール氏を解任したのを機に、首都ジュバで政府軍とマシャール氏を支持する反乱軍との戦闘が勃発した。戦闘はキール氏の出身民族ディンカ人とマシャール氏の出身民族ヌエル人との対立に発展し、各地に拡大。難民・避難民は200万人以上に達したとされる。

 今年2月、キール氏がマシャール氏を副大統領に再任命。政府側と反乱軍側の権力分担が進み、内戦終結につながるか注目されている。

762チバQ:2016/03/22(火) 22:30:41
http://mainichi.jp/articles/20160320/k00/00m/030/108000c
リビア
カダフィ派、復権足固め 対ISで政府軍と共闘

毎日新聞2016年3月20日 08時00分(最終更新 3月20日 08時00分)

【カイロ秋山信一】2011年のリビア内戦で殺害された指導者カダフィ大佐のいとこで側近だったアフマド・カダフィダム氏(63)が、滞在先のカイロで毎日新聞のインタビューに応じた。同氏は、内戦後に公職追放されていた旧カダフィ政権派の軍人らが、過激派組織「イスラム国」(IS)などと戦うため「政府軍と協力している」と証言。混乱が長引く中、旧政権派が復権をうかがう構図が浮き彫りになった。

 リビアでは13年6月、旧カダフィ政権の要職経験者らを10年間公職から追放する法律が施行された。カダフィダム氏は「旧政権支持者だとして、軍人、警察官、裁判官、外交官ら5000人以上が排除された」と主張した。

 だが、反カダフィ派は内紛続きで、新憲法制定など民主化プロセスは停滞。14年夏には東西に二つの政府が分立する事態に発展した。カダフィダム氏によると、旧政権派は、国際社会から正統性を認知されている東部拠点のトブルク政府傘下の政府軍に合流し、イスラム過激派の掃討作戦で協力関係を築いているという。

 また、国連が主導する国民和解と統一政府樹立の協議に関して「話し合いによる解決は重要だが、全てのリビア人を包括する枠組みではない。特定の部族や党派を排除すべきではない」として、政治プロセスに旧政権派の参加を認めるべきだとの考えを示した。水面下では周辺国や国内の政治勢力とも接触しているという。

 一方、カダフィ政権崩壊は「北大西洋条約機構(NATO)の空爆が原因で、リビア国民による革命で打倒されたわけではない。NATOが介入しなければ対話で解決できた」と強弁した。

 ISがカダフィ大佐の出身地で支持基盤が強かったシルトを拠点化したことについても「NATOがシルトを集中的に空爆し、我々の部族を排除した。そこにイスラム過激派が入ってきた」と主張。シルトでは旧政権派とISが一定の協力関係にあるとの見方もあるが、「外部からの支援がないため、(地元部族は)戦いようがないだけだ」と説明した。

 カダフィダム氏はカダフィ政権時代から特使としてカイロに拠点を置き、巨額の資産管理や海外工作を担ったとされ、カイロの事務所には今もカダフィ大佐の肖像が掲げられている。匿名を条件に電話取材に応じたリビア人記者は「トブルク政府や軍は旧政権派の復権は望んでいないが、カダフィダム氏の資金を必要としているため、協力関係が成立している」と指摘した。

 【ことば】リビア情勢

 2011年2月に民主化要求運動「アラブの春」に触発された反政権デモをカダフィ政権が武力弾圧し、内戦に発展した。国連安保理決議に基づき、北大西洋条約機構(NATO)がカダフィ政権に対する空爆を主導。8月に政権は崩壊した。反カダフィ派の多くが内戦後も武装解除に応じずに政治介入を繰り返し、民主化は停滞。混乱に乗じて過激派組織「イスラム国」(IS)が拠点化を進めており、米欧では再び軍事介入を求める声が出ている。

763チバQ:2016/03/24(木) 21:00:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160324-35080093-cnn-int
NZ、新国旗巡る国民投票で現状維持が決定
CNN.co.jp 3月24日(木)18時45分配信

(CNN) 政府が国旗刷新を提案したニュージーランドで24日、現行の国旗もしくは新たなデザインの国旗のどちらかを最終的に選ぶ2回目の国民投票が締め切られ、同国の選挙管理委員会は同日夕、現状維持が決まったとの暫定開票結果を発表した。

現行国旗の支持派は56.6%以上だった。一方で、新たな国旗候補として昨年実施の1回目の国民投票で選ばれた黒、白、青の3色を基調に「シルバー・ファーン」と呼ばれる同国特有のシダや南十字星をあしらった図案は43.2%と当初の予想を越える支持率を獲得する結果となった。

選挙管理委によると、投票率は67.3%で投票者総数は約210万人。決戦となる今回の国民投票は3月3日に開始した。最終開票結果は今月30日の発表の見通し。

シルバー・ファーンをあしらった作品は、昨年実施の1回目の国民投票で5候補の中から選ばれていた。過去100年以上使われている現在の国旗は、南十字星と英国国旗のデザイン「ユニオンジャック」を組み合わせたもので、時代錯誤的でオーストラリア国旗と酷似しているとの反発があった。

国旗変更の中心的な推進者は保守派の国民党政権を率いるキー首相で、シルバー・ファーンは国家の歴史的シンボルであり、国家的な矜持(きょうじ)を高めるなどと主張していた。

一方で、同首相の批判派勢力は国民投票に必要な1760万米ドル(約19億9000万円)相当の多額な資金に難色を示すと共に、新たな国旗への変更に対する国民の支持意見が少ないことも指摘。今月10〜15日の間に実施された世論調査結果によると、国旗変更の支持者は35%だった。

150万票が投じられた昨年の1回目の国民投票では、シルバー・ファーンが入った国旗を現行国旗と代える1番目の候補と選んだのは40%だった。

764チバQ:2016/03/24(木) 21:18:34
http://www.sankei.com/world/news/160324/wor1603240021-n1.html
2016.3.24 11:36
【リオ五輪】
ブラジルでスポーツ相解任 五輪前に政治取引か

反応

反応


ブラジルのルセフ大統領(左)とイルトン・スポーツ相=2015年3月(ロイター)
ブラジルのルセフ大統領(左)とイルトン・スポーツ相=2015年3月(ロイター)
 ブラジルメディアは23日、ルセフ大統領がイルトン・スポーツ相を解任したと伝えた。ルセフ氏の弾劾阻止をめぐり、連立与党を先週離脱したブラジル共和党とルセフ氏の政治取引の材料になったという。

 リオデジャネイロ五輪が4カ月余り後に迫る中、大会準備・運営への懸念が高まりそうだ。五輪に絡む重要ポストが政争の具にされたことで、ルセフ氏への反発がさらに強まる可能性もある。

 経済低迷や、ルラ前大統領らも巻き込んだ汚職事件捜査の進展によりルセフ氏の弾劾や辞任を求める声が高まる中、イルトン氏が所属していたブラジル共和党は先週、連立与党を離脱。同氏は離党し閣内にとどまった。ルセフ氏は、同党に近いスポーツ省高官のレイゼル氏を後任に据えることなどの代わりに、弾劾が成立しないよう同党の協力を取り付けたとされる。同党は否定している。(共同)

765とはずがたり:2016/03/25(金) 13:18:24
欧州とイスラームの2箇所に亘る記事なのでこちらに投下。

>イスラム系過激派組織「イスラム国」との闘いにおいて、勝利とはこのような形になる可能性があるということを、欧州諸国は理解しておくべきだろう
なのである。欧米が勝手に出て行って現地を引っ掻き回すのは良いんだけど追い詰められるとテロで本国が狙われそれを十分に護る事が出来ない以上,勇ましく追い詰めるのは得策で無い様にも思えるんだが。。
この記事ではまさにそういう感覚を批判し巧く云ってるんだからこのまま続けよと云ってるんだけど。
欧米がシリア・イラクやリビアやアフガンなども含め旧政府に代わるまともな政府を造れもしないのに倒してしまった若しくは倒そうとしているのはバカげてゐる。俺は倒して欲しいと思ってるんだけど,倒した後にまともに住民に福利厚生を供給するまともな政府を造ろうとしない事に憤慨してゐるのだ。

>過去のアルカイダの攻撃と今回のイスラム国によるブリュッセル攻撃とのあいだには顕著な違いがある。9.11にせよ、マドリッドやロンドン攻撃にせよ、アルカイダは勢力を増しつつある時期で、世界はその破壊能力に目を疑った。

2016年 03月 25日 11:58 JST
コラム:ベルギー攻撃、ISが「パニック」に陥った兆候か
http://jp.reuters.com/article/greenberg-brussels-idJPKCN0WR05H
Karen J. Greenberg

[23日 ロイター] - ベルギー首都ブリュッセルで22日発生した同時爆弾攻撃によって、現地警察によれば少なくとも31人が犠牲となり、約270人が負傷。この惨劇は、悲劇であり受け入れがたい。

しかし、イスラム系過激派組織「イスラム国」との闘いにおいて、勝利とはこのような形になる可能性があるということを、欧州諸国は理解しておくべきだろう。爆発犯による示し合わせた攻撃は、彼らの強さよりも弱さから生まれている可能性が高いのである。

イスラム国は、このところ、続けざまにその勢力に深刻な打撃を受けている。まず何よりも重要な点は、イラクとシリアにおける支配地域(世界中から外国人戦闘員を集めている「カリフ国」)は、過去15カ月で着実に縮小を続けており、その喪失ペースは加速している。

2015年1月以降、同組織はイラクとシリアにおける支配地域を推定22%失った。8%は2016年に入ってからのものだ。

http://tohazugatali.we b.fc2.com/int_poli/fight-against-is.gif

先月、同組織に関連した大量の書類が欧州メディアに流出した。アラビア語によるこれらの書類は、構成員の登録フォームで、氏名、年齢、学歴、特技、生存/死亡といった個人情報が含まれている。

ベルギー攻撃の4日前には、11月のパリ同時多発攻撃の首謀者とされるサラ・アブデスラム容疑者が、ベルギー国内の出身地近くで拘束された。当局の発表によれば同容疑者は法執行機関に協力的であり、彼自身のネットワークとその計画についての情報、さらには、欧州の治安や安全に対する差し迫った脅威となる個人の氏名や計画についても恐らく提供していると想定される。

イラクとシリアでの深刻な「領土」喪失、組織の実態を明らかにする文書の流出、広範囲のネットワークと将来の計画を知る可能性の高い人物の拘束──。こうした状況が重なったことが、ブリュッセルに潜伏していた部隊をパニックに追い込んだ可能性がある。

766とはずがたり:2016/03/25(金) 13:18:43
>>765-766
確かに、同組織が攻撃計画を立案し、武器を準備、自爆犯を選んだことは事実だ。だがそれでも、ブリュッセルでの攻撃はグループが不安を感じ、浮き足立っている兆候かもしれないのだ。

欧米諸国がこの点を見逃しかねない理由の1つは、ブリュッセルの事件によって呼び起こされる恐怖が、細部に至るまで、今も記憶に刻まれている国際武装組織「アルカイダ」による過去の攻撃に結びついているからである。

つまり、国際的な知名度の高い標的、多くの市民の犠牲、複数の自爆犯、爆発物の使用といったイメージは、アルカイダ流の手口につながるものであり、今日では「イスラム国」を名乗る者たちがその手口を引き継いでいるのだ。

空港と地下鉄というブリュッセルの交通機関に対する攻撃は、2005年のロンドンにおけるバス・地下鉄の爆破事件、2004年のマドリードにおける鉄道駅での爆破事件を思い起こさせる。この2つの事件では合計で数百人の犠牲者が出た。

そしてまさに、北大西洋条約機構(NATO)や欧州委員会の本拠地でもあり、世界的に知られた国際拠点に対する攻撃によって、必然的にさまざまな国籍の人々が犠牲者に含まれるという点で、9.11(米同時多発攻撃)を連想せずにはいられない。

だが、過去のアルカイダの攻撃と今回のイスラム国によるブリュッセル攻撃とのあいだには顕著な違いがある。9.11にせよ、マドリッドやロンドン攻撃にせよ、アルカイダは勢力を増しつつある時期で、世界はその破壊能力に目を疑った。

アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディンは9.11以前にも数回にわたり米国の関心を引こうと試みていたが、失敗していた。

1998年のケニア、タンザニア両国で連動して起きた米国大使館への自爆攻撃、2000年のミサイル駆逐艦「コール」への自爆攻撃、1996年のコバールタワー(サウジアラビア)での米空軍兵舎の爆破事件といった攻撃は、いずれも冷静に受け流されてしまい、米国の法執行当局者とジャーナリストの関心を集めただけだった。しかし、9.11のニューヨーク世界貿易センタービル破壊が、すべてを変えた。

137人の犠牲を出したパリ攻撃の少し前、オバマ米大統領はシリアとイラクにおける欧米諸国によるイスラム国掃討作戦の成功を口にしていた。一部のアナリストは、中東における地域的な後退がイスラム国に焦りを生み、構成員の目が、破壊活動の対象としてもっと近づきやすい欧州へと向かったのではないかと推測していた。

このようにイスラム国の狙いが変化しているとすれば、それが示唆するのが同組織の弱さなのか強さなのか、焦りなのか自信なのかという見極めはなぜ大切なのだろうか。それは、欧米諸国がブリュッセル事件にどう対応すべきかという洞察を得られるからだ。

まず、中東地域外における非対称戦争の最前線に立つ各国の法執行機関は、まさに今までやってきたことを続けるべきだ。犯人を発見し、彼らの広範なネットワークの構成員を突き止め、武器を押収し、爆弾攻撃に関わりのある者を拘束することだ。

ここで問題なのは、「恐怖」というもっと大きな課題だ。ブリュッセルへの攻撃がイスラム国側のパニックを示す自暴自棄の兆候であるならば、この事件に対する正しい対応は恐怖ではなく、悲しみと喪失の感覚である。私たち一般大衆やメディア、公職者、政治家は、自分たちの脆弱性や弱点といった、不正確で刺激的な感覚に屈しない方がいいだろう。

浮き足だったイスラム国が自己防衛に回ると、断末魔を迎えるまでに、これまでよりもはるかに多くの暴力が生じるかもしれない。だが欧米諸国は、同組織に対する国内外での圧力を維持することを躊躇するべきではない。テロの現実は、絶え間ない警戒を日常的に要求する。それはこれからもしばらく続くだろう。それ以上でも、それ以下でもない。

*筆者はフォーダム大学法科大学院の国家安全保障センター所長。国家安全保障、テロ、市民的自由を専門とする。新著「Rogue Justice: The Making of the Security State(原題)」は5月刊行予定。

767名無しさん:2016/03/26(土) 19:47:56
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200991&g=pol
アンゴラと安保理で関係強化=安倍首相

 安倍晋三首相は22日午後、首相官邸でアンゴラのドスサントス国会議長の表敬を受けた。日本とアンゴラは今年、国連安保理でともに非常任理事国を務めることから、首相は「両国関係を強化したい」と期待を示した。議長は「外交関係樹立40周年という特別な年に日本を訪問できたことをうれしく思う」と述べた。(2016/03/22-22:16)

768チバQ:2016/03/27(日) 21:45:45
http://mainichi.jp/articles/20160326/k00/00e/030/249000c
西サハラ
「占領継続」国連事務総長指摘…モロッコが反発

毎日新聞2016年3月26日 11時49分(最終更新 3月26日 12時39分)
 【カイロ秋山信一】40年以上にわたって領土問題が未解決になっているアフリカ西部の西サハラを巡り、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長がモロッコの「占領」が続いていると発言し、領有権を主張するモロッコが猛反発している。西サハラの大部分を実効支配するモロッコは、国連要員の一部撤収を要求し、国連平和維持活動(PKO)の継続も危惧されている。

 ロイター通信などによると、潘氏は3月上旬、アルジェリア南部の西サハラ難民キャンプを訪ね、西サハラ問題の早期解決を訴えた。だが、実効支配が正当だと主張するモロッコは、潘氏が「占領」との言葉を使ったことに反発し「中立性と公平さを放棄した」と名指しで非難した。

 国連側は「西サハラは住民が自由に願望を表明できるような状況になく、難民が帰還できないという状況を表現した言葉だ」と反論。潘氏も「個人攻撃に怒りを覚えている」と、激しい語調で応じた。

 だが、モロッコは態度を硬化。平和維持活動に対する拠出金の一部300万ドル(約3億4000万円)の支出を凍結し、国連西サハラ住民投票監視団(約500人)の文民要員84人の撤収や、西部ダフラにあるPKO部隊の事務所閉鎖を要求した。

 文民の大半は既に退去。運転手や技術者が不足する事態となっており、国連側は「平和維持活動が適正に実施されなければ、紛争再燃の危険がある」と懸念する。だが、モロッコは要員の復帰には応じない構えだ。

769チバQ:2016/03/29(火) 22:34:59
http://www.sankei.com/world/news/160329/wor1603290034-n1.html
2016.3.29 16:01

リオ五輪目前にブラジル観光相まで辞表 スポーツ相解任に続き、ルセフ政権の混乱に拍車

 ブラジルのアルベス観光相は28日、ルセフ大統領に辞表を提出したことを明らかにした。地元メディアが伝えた。ブラジルでは今月、スポーツ相が解任されており、8月のリオデジャネイロ五輪を前にした関連2閣僚の交代はブラジル政治の混乱を印象づけた。

 ルセフ氏を支える連立与党の一角で、アルベス氏の所属するブラジル民主運動党(PMDB)は29日に政権離脱を決めるとの見通しが高まっており、同党の決定を見越した動きとみられる。

 上下院とも最多の議席を持つPMDBが政権離脱を決めれば、ルセフ氏の弾劾の可能性が高まるため、政府与党は引き留め工作を続けた。

 ルセフ氏は28日、PMDBの閣僚7人のうち、アルベス氏を含む6人の閣僚と会って政権運営への協力を求めた。7人の中にはルセフ氏を支持する閣僚もいるとされる。(共同)

770チバQ:2016/03/29(火) 22:37:03
http://www.sankei.com/world/news/160329/wor1603290024-n1.html
2016.3.29 10:41

「占領」発言、潘国連総長「誤解招き遺憾」 モロッコ側は反発しPKO撤収
 モロッコが国連の潘基文事務総長の発言に反発し、西サハラから国連平和維持活動(PKO)要員の撤収を要求した問題で、潘氏は「モロッコの誤解を招き、遺憾に思っている」と述べた。国連のドゥジャリク事務総長報道官が28日の定例記者会見で明らかにした。

 今月上旬、モロッコの隣国アルジェリアの西サハラ難民キャンプを訪問した潘氏は、モロッコが実効支配する西サハラについて「占領されている」と指摘。この発言を受け、モロッコはPKO要員84人を撤収させるよう国連に要求し、要員の一部が撤収した。

 撤収の動きに関し、潘氏は当初「深い失望と怒りを感じている」と強く反発していたが、PKOの停戦監視や難民支援への影響が現実味を帯びたため、態度を軟化させたとみられる。ただ、潘氏は「占領」発言を撤回せず、モロッコ側が撤収要求を取り下げる見通しは立っていない。(共同)

771チバQ:2016/03/30(水) 22:36:58
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Z26D2J3ZKJHT009.html
ブラジル最大政党が連立離脱 ルセフ大統領、さらに苦境
時事2016年3月30日13時28分
ブラジルの最大政党ブラジル民主運動党(PMDB)は29日、支持率低迷にあえぐ連立政権から離脱し、政権内の閣僚6人を引き揚げると表明した。政権分裂は決定的で、弾劾(だんがい)手続きが進むルセフ大統領はさらなる苦境に追い込まれた。

 PMDBの政権離脱はドミノ倒しのように他党の連立離れにつながる恐れがある。弾劾の賛否をめぐり議会の勢力が二分する中、態度を決めかねている議員の行動に大きく影響を与えそうだ。

 下院で続く弾劾審議は、3分の2の賛成で上院に送られる。上院の過半数が賛成すれば、審議終了までの180日間、ルセフ氏は職務が停止される。

 徹底抗戦するルセフ氏は、4月中旬に予定される下院の弾劾投票に勝利するため172票の獲得が必要。地元メディアによると、米国で今月31日に始まる核保安サミットも欠席し、可決阻止に全力を挙げる。

 ただ、PMDBの支持がなく、閣僚の大幅な入れ替えも余儀なくされる中、議会審議の停滞は必至。深刻な不況への対策やリオデジャネイロ五輪の準備に影響を与える可能性もある。

 2014年政府会計を不正操作したとして弾劾審議を受けるルセフ氏の支持率は、汚職事件や不景気の影響もあり11%まで低迷。大手調査会社の世論調査によると、ルセフ氏の弾劾を求める声は68%に上る。

 ルセフ氏は政界に影響力を持つルラ前大統領を官房長官に指名し事態の好転を目指したが、ルラ氏は汚職事件で捜査されており、「閣僚特権を使った逮捕逃れだ」と国民の反発を買い逆効果に終わった。(時事)

772チバQ:2016/03/30(水) 22:39:04
http://www.sankei.com/world/news/160329/wor1603290061-n1.html
2016.3.29 22:57

「私は元気だ。続投できる」と92歳のムガベ・ジンバブエ大統領が再選に意欲 「独裁者」批判には「冒涜」、疎遠の北朝鮮とは「友達になれる」

 来日したジンバブエのムガベ大統領(92)は29日、都内の迎賓館で産経新聞など一部の日本メディアと会見し、2018年に予定される次期ジンバブエ大統領選(任期5年)について、「支持者たちが候補に推薦している」として、出馬する意向を表明した。

 ムガベ氏は1980年に同国が独立すると初代首相に就任、87年に大統領となり、現在6期目。世界最高齢の現役の国家指導者として知られ、「私は元気だ。国民が望むなら続投できる」と主張した。

 30年以上にわたる長期支配体制を敷き、近年は野党勢力を弾圧するなどして欧米などから「独裁者」と批判されていることについては、「国民が私を選んでいる。(批判は)わが国民への冒涜(ぼうとく)だ」と反論した。

 また、国際社会の圧力をよそに核開発を強行している北朝鮮に関し、故・金日成(キム・イルソン)主席と友人だったが今の北朝鮮とは「友好関係にない」と述べた。その上で、「彼らが関係の再構築を望むなら友達になれるだろう」とも語った。

 一方、米大統領選の共和党候補氏名争いで独走する不動産王、ドナルド・トランプ氏については「彼ら(米国人)は、今年のジョーカー賞を選ぼうとしているようだ」と皮肉った。

773チバQ:2016/03/30(水) 22:41:46
3257 :チバQ:2016/03/30(水) 22:41:09
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300005-n1.html
2016.3.30 07:32
【米と国交回復・キューバルポ】
「カストロよりオバマを議長に」とハバナ市民はラブコール オバマ人気の影に生活不安… 
 現職の米大統領として今月下旬、88年ぶりにキューバを訪れたオバマ大統領をキューバ国民は熱狂的に歓迎した。半世紀に及ぶ敵対関係に終止符を打ち、制裁緩和などを通じてキューバ国民の生活向上に貢献しようとしているためだ。ただ、国交回復の恩恵を受けているのは一部の国民で、大半の生活は苦しいまま。カストロ政権の政治姿勢にも変化の兆しはみられず、キューバ社会には国交回復の「明暗」が交錯している。(ハバナ 黒沢潤)

 「ジョージ・ブッシュ(前米大統領)よりオバマの方が断然、好きだ」。オバマ氏がラウル・カストロ国家評議会議長と会談した革命宮殿近くで、自営業のホアン・リベロさん(48)はこう強調した。

 キューバ独立系機関の昨年春の調査によれば、キューバでオバマ氏の人気は高く、好感を持たない国民は17%と、ラウル氏(48%)や兄フィデル前議長(50%)を大きく下回る。

 外交筋によれば、実はオバマ氏はブッシュ前政権時代より50近く新たな制裁を科してきた。最近の緩和策が注目されるため、オバマ政権の「寛容さ」ばかりが目立つが、実情は異なる。

 それでも、キューバの貧困解消実現に向け、米議会に制裁の全面解除を訴えるオバマ氏の姿勢は魅力的に映る。女性のミレニアさん(28)は「オバマ氏をキューバのトップ(議長)に迎えたいほどだ」とラブコールを送る。

 
■    ■

 オバマ氏が決断した国交回復以降、キューバに多数の観光客が流入し、多額のカネが落ちているのは事実だ。2015年の観光客は過去最高の350万人を記録。日本人観光客は約1万3千人と、増加率(81%)では世界一だ。1959年のキューバ革命に関心を抱く60代の人々が多いという。

 キューバが注目されることで、マヤ文明の遺跡が散在するメキシコ、カリブ海に浮かぶ米プエルトリコなどの観光地は悲鳴を上げている。高齢のラウル氏が宣言通り2018年に引退した場合、カストロ兄弟の政権への影響力が激減するため、「国が劇的に変化する前に共産主義体制を見ておきたいという人が増える一方だ」(観光業者)という。

 米・キューバ経済評議会によれば、ビジネスチャンスを狙ってキューバ入りした経済団体は14年末以降、500に上る。オバマ氏訪問に合わせ、キューバを訪れた米系ホテルも商談をまとめるなど、経済向上への下地は整えられつつある。

 
■    ■

 レストランや観光業が歓迎の声を上げる一方で、大半の国民は国交回復の恩恵を実感できないでいる。

 国民の月額平均給与は25ドル(約2500円)。20代の女性は「ラウルは600ドルもするスペイン産ワインを飲み、庶民の“夢”である牛肉を口にする。国民第一なら私たちにも与えるべきだ」と口をとがらせる。

 政権が国民に与える配給品は毎月1人あたり、卵7個▽豆1キロ▽米2キロ-など。1週間で底を突き、残りはわずかな給与で買うしかない。独立系ジャーナリストのサンティアゴ氏(38)は「腹をすかせた国民は多い。食糧を買うカネがなければ、残念ながら夕食はない」と窮状を訴える。

 ハバナはデコボコの道が多く、移動手段のバスも不足気味。国民のインターネットのアクセス率も5%以下と「鎖国」状態にある。他国民並みの暮らしは「夢のまた夢」でしかない。

 
■    ■

 国交回復後、カストロ政権の強権体質にも変化の兆しは見られない。オバマ氏の訪問に合わせ、世界中から押し寄せた報道陣をハバナのホテルに宿泊させるため、カストロ政権は先約の人々を車で東に約2時間のバラデロに強制移動させた。民主国家ではあり得ない手法に不満が渦巻く。

 中米外交筋は「キューバの憲法には『国民主権』と書かれているが、実際は『政権主権』でしかない」と述べ、米国がキューバの民主化もにらんで決断した国交回復が同国社会に大きな影響を及ぼすのはかなり先との見方を示した。

774チバQ:2016/03/30(水) 22:42:22
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300029-n1.html
2016.3.30 14:48

NZ、国旗継続が56% 最終集計を発表 「シダ」の新デザインは43%


 ニュージーランドの選挙管理委員会は30日、国旗変更の是非を問う国民投票の最終集計結果を発表し、英国旗を取り込んだ現行国旗への支持が56・6%、先住民マオリに由来するシダの葉を使った新デザイン案が43・2%だった。投票率は67・8%。

 24日発表の暫定集計結果で、現行国旗への支持が新デザイン案を上回っていた。(共同)

775チバQ:2016/03/30(水) 22:42:45
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300033-n1.html
2016.3.30 18:22

ブラジル最大政党が連立離脱 大統領弾劾に現実味

反応


反応

29日、ブラジリアで開いたブラジル民主運動党(PMDB)の全国幹部会議で、連立与党からの離脱を表明する上院議員ら(右手前から2人目)(ロイター)
29日、ブラジリアで開いたブラジル民主運動党(PMDB)の全国幹部会議で、連立与党からの離脱を表明する上院議員ら(右手前から2人目)(ロイター)
 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルのルセフ大統領政権の連立与党から最大政党、ブラジル民主運動党(PMDB)が離脱することが29日、明らかになった。PMDBの幹部会が決定した。上下両院で最多議席を持つ政党の離反はルセフ氏の弾劾を含め、政局に大きな影響を及ぼす可能性がある。五輪を控えた同国の政治混乱は重大局面を迎えつつある。

 ロイター通信は、ルセフ氏が内政問題の対処を急ぐため、31日から米国の首都ワシントンで開催される核安全保障サミットへの出席を取りやめたと報じた。

 PMDBに所属するアルベス観光相が28日に辞表を提出。スポーツ相の解任に続く、“離脱”の動きで8月のリオデジャネイロ五輪を前に混乱は必至とみられていたが、ロイターによると、PMDBは同党に所属する閣僚6人と、政府の役職につく党員の退任を決めた。4月中にもルセフ氏の弾劾に向けた採決が行われる可能性があるが、ルセフ氏の労働党(PT)以上の議席を持つPMDBが連立を解消したことで、弾劾は現実味を帯びてきた。

 ルセフ氏は進歩党(PP)や共和国党(PR)、ブラジル社会民主党(PSDB)などの支持を得て、弾劾を回避したい意向だが、これらの政党の動向によっては、政局は一気に流動化する。

 世論調査でルセフ氏の支持率は10%前後で推移する中、弾劾を支持する人は68%に上っており、民意を反映した情勢といえそうだ。

776チバQ:2016/03/30(水) 22:43:23
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300034-n1.html
2016.3.30 18:39

国連事務総長「西サハラ占領」発言の騒動広がる モロッコ反発、潘氏批判の100万人デモ

 【ニューヨーク=黒沢潤】約40年間にわたり領土問題が未解決となっているアフリカ西部の西サハラをめぐり、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が最近、実効支配するモロッコの「占領」が続いていると述べる一方、モロッコと対立する独立派勢力を擁護するような姿勢を示し、モロッコから「中立」でないと批判されている。モロッコは、西サハラに展開中の国連平和維持活動(PKO)部隊の要員を撤収させるよう国連側に強く要求、PKO継続が危ぶまれる事態にもなっている。

 潘氏は今月上旬、モロッコの隣国アルジェリアにある西サハラ難民キャンプを訪問した際、西サハラがモロッコによって「占領されている」と発言した。

 これに対し、西サハラの実効支配は正当だと主張するモロッコが猛反発。首都ラバトでは、潘氏を批判する100万人規模のデモが起きたほか、モロッコ政府がPKO要員84人を撤収させるよう国連に要求、一部がすでに撤収した。


 モロッコは、300万ドル(約3億4000万円)にも上るPKOへの拠出を凍結し、同国が世界各地に派遣しているPKO要員約2300人全員を引き上げる方針も示している。

 潘氏は当初、「個人攻撃に対して怒りを覚えている」などと激しい口調で応じたが、国連のステファン・ドゥジャリク報道官は28日、「誤解が生じ、われわれは遺憾に思っている。潘氏は西サハラ問題で、どちらの側にもくみしない」などと釈明した。PKO継続に影響が及ぶ事態を危惧し、態度を一転させたもようだ。

 ただ潘氏は、「占領」発言自体を撤回せず、モロッコも態度を軟化させていない。両者の関係修復には時間がかかるとみられ、西サハラが一段と不安定化するとの懸念が出始めている。

777チバQ:2016/04/03(日) 10:48:57
http://mainichi.jp/articles/20160402/k00/00m/030/102000c
ブラジル
治安軍トップ辞任 政権批判し

毎日新聞2016年4月1日 21時07分(最終更新 4月1日 21時07分)

 ブラジル法務省傘下の治安部隊、国家治安軍のトップ、モレイラ氏が3月31日までに、ルセフ大統領への不満などを訴えて辞任した。国家治安軍は8月のリオデジャネイロ五輪で警備の一翼を担う組織で、士気の低下や規律の乱れも懸念される。

 ルセフ氏の弾劾をめぐる政治の混迷は、政府だけでなく治安部隊にも影響を与えている。

 地元メディアによると、モレイラ氏は部下らに「われわれは、大統領ら不道徳なグループに指導されている」「政府は国益よりも、権力の維持に関心がある」とのメッセージを送っていた。(共同)

778チバQ:2016/04/03(日) 19:06:23
http://www.sankei.com/world/news/160401/wor1604010004-n1.html
2016.4.1 01:01

アルゼンチン債務問題15年ぶり解決へ 上院が承認 国際金融市場に復帰

反応

反応


 【ロサンゼルス=中村将】南米アルゼンチンの上院は31日、2001年のデフォルト(債務不履行)をめぐる米投資ファンドとの返済和解案を承認した。AP通信などが報じた。下院でもすでに承認されており、アルゼンチンは15年ぶりに債務問題を解決し、国際金融市場に復帰する見通しとなった。上院での和解案承認は賛成54、反対16だった。アルゼンチン政府は4月、ファンドが要求する額の75%に当たる約46億5300万ドル(約5200億円)を支払う方針。昨年12月に就任したマクリ大統領は反米左派政権からの方針を転換。債務問題の解決を目指していた。

779チバQ:2016/04/04(月) 22:29:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3082420
リビア暫定首相が首都入りも先行き暗雲、テレビ局を武装集団襲撃
2016年03月31日 13:54 発信地:トリポリ/フランス
【3月31日 AFP】国家分裂状態にあるリビアで30日、国連(UN)の後押しを受けて挙国一致内閣の樹立を目指すファイズ・シラージュ(Fayez al-Sarraj)暫定首相が首都トリポリ(Tripoli)に入った。しかし、トリポリを実効支配するイスラム政治勢力がシラージュ氏の退去を要求する中、市内のテレビ局を武装グループが襲撃。平和的な権限移譲に暗雲が立ち込めている。

 襲撃を受けたのはトリポリ中心部にある衛星テレビ局アルナバ(Al-Nabaa)本社。同局の記者2人によると、武装グループは回線を切断し、社内にいた従業員を追い出したという。放送は中断されたままだが、負傷者はないという。

 アルナバはトリポリを拠点とするイスラム政治勢力の政権に近いテレビ局だが、国際社会はこの政権を承認していない。アルナバのある記者はAFPに対し、襲撃グループはシラージュ氏を擁する挙国一致内閣の支持者たちのようだったと証言した。

 リビアでは、2014年夏にイスラム武装組織連合が首都を掌握して独自政権の樹立を宣言し、国際社会が承認する政権は同国東部への退避を余儀なくされた。以来、国内に2つの政権が併存する事態が続いている。

 元実業家のシラージュ氏は昨年12月、統一政府の樹立に向けた国連の仲介による和解案に基づいて暫定首相に就任。30日に海軍に伴われ、閣僚数人とともに海路でトリポリ入りした。これに対し、トリポリを掌握する勢力は国家非常事態を宣言するとともに、シラージュ氏に対し首都を退去するか、自分たちに投稿するかの選択を迫っている。現地のAFP記者によると、市内では30日夜、複数の幹線道路が外国製の軍用車両に乗った武装グループに占拠された。(c)AFP/Mohamad Ali Harissi

780チバQ:2016/04/05(火) 20:36:40
>>679>>683
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050010-n1.html
2016.4.5 09:14

ヘレン・クラーク氏、国連事務総長選に出馬 前ニュージーランド首相 候補表明7人中、女性は4人目

【ニューヨーク=黒沢潤】国連開発計画(UNDP)総裁で、前ニュージーランド首相のヘレン・クラーク氏(66)が4日、今年末で任期が切れる国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の後任候補として正式に出馬表明した。

 これまで、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長ら7人が出馬を表明した。女性はクラーク氏で4人目。

 クラーク氏は4日の記者会見で、「私は(困難な仕事に)慣れている」と強調。また、米国や中国など5常任理事国のみならず、各国の意見に積極的に耳を傾けると表明した。

 今回の選挙では、世界各地から持ち回りで事務総長を選出するという過去の慣例にならい、東欧地域から選出すべきとの声が出ている。一方、国連史上初の女性候補選出を目指す動きも国連内外で強まっている。

 クラーク氏は1999〜2008年にかけてニュージーランド首相を務め、09年にUNDP総裁に就いた。ニュージーランドのキー首相はクラーク氏の出馬表明を受け、「(事務総長就任のための)十分な才能と経験を持ち合わせている」と強調した。

781チバQ:2016/04/05(火) 20:37:19
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050027-n1.html
2016.4.5 18:41
【豪次期潜水艦】
日本は受注先に選ばれるのか…中国は「日本は敗戦国」と歴史持ち出して牽制、懸念される豪首相のさじ加減

【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は5日までに、日本、ドイツ、フランスが受注を争う次期潜水艦の共同開発相手について、選定を「間近だ」としながら、決定時期は解散総選挙の行方に「左右される」との考えを示した。開発に慎重な野党を牽制した形だが、中国が南シナ海への進出圧力を強めるなか、有力視される日本の潜水艦選定が、豪政局の“荒波”に翻弄される事態も懸念される。

 豪政府は今年2月にまとめた国防白書で、「台頭する中国は地域でさらなる影響力拡大を模索する」と指摘し、次期潜水艦を12隻調達する正式計画を示した。建造費500億豪ドル(約4兆円)超と豪史上最大の防衛装備品調達となる。

 ターンブル氏は、3日放送の豪ニュース番組スカイニュースに出演。最大野党の労働党が2013年まで率いた政権を、国内で艦船を建造せず「海軍が無視された」とあてこすったが、潜水艦選定時期を問われ「選挙次第だ」とした。選挙前に潜水艦問題で労働党に揚げ足をとられまいとする思惑もありそうだ。


 造船企業が集積する南部アデレードでは2日、造船業労働者100人以上が「雇用維持の約束を」とデモ行進し、労働党も同調して政権批判を強めた。

 ターンブル氏は先月、建設関連の労働組合を監督する機関を設置する法案を提出するとし、今月18日の議会招集を発表。法案が去年に続き上院で再度否決されれば、首相は上下両院を解散できる。総選挙の7月前倒し実施をちらつかせ、議会を揺さぶった格好だ。

 ターンブル氏は昨年9月、アボット首相(当時)への反発が広がった与党自由党の党首選で、アボット氏に勝利し、高い支持率を得た。だが、税制改正などをめぐり野党の攻勢が強まるなか、ダブル選に打って出て政権基盤の強化を模索する構えとみられる。

 豪政府の潜水艦選定をめぐっては、親日派とされたアボット氏や米国が日本の「そうりゅう」型を支持し、本命視されてきた。だが、独仏が豪州国内建造比率引き上げでアピールし、巻き返しを図っている。

 一方、最大の貿易相手国である中国の王毅外相は2月、豪州側に「日本は第二次大戦の敗戦国で、戦後の武器輸出は日本の平和憲法や法律の厳しい制約を受けている」と牽制した。

 日本側は、豪海軍との機密共有や地元労働者訓練などでアピールするが、「冷徹な合理主義者」(地元メディア)とされるターンブル氏の政治手腕が、潜水艦選定に影響を与えそうだ。

782チバQ:2016/04/05(火) 20:40:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3082914
クラーク前NZ首相、国連事務総長選に出馬 女性初の就任目指す
2016年04月05日 09:53 発信地:国連本部/米国
【4月5日 AFP】ニュージーランドのヘレン・クラーク(Helen Clark)前首相(66)が4日、次期国連(UN)事務総長選挙に立候補し、国連初の女性事務総長を目指す意向を表明した。

 1999〜2008年の3期にわたりニュージーランド首相を務めたクラーク氏は、7年前から国連最大の機関、国連開発計画(UNDP)の総裁を務め、多岐にわたる開発課題を統括。現在、国連で最も高位職に就く女性となっている。

 クラーク氏はAFPのインタビューで、ニュージーランドと国連で30年にわたりリーダーシップを取ってきた経験を基に、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長の後任を選ぶ選挙に立候補する意向を表明。同国のジョン・キー(John Key)首相も首都ウェリントン(Wellington)で記者会見し、政府として正式にクラーク氏を次期国連事務総長に推薦すると発表した。

 来週行われる国連総会(UN General Assembly)では、国連の70年の歴史で初めて各候補者の公聴会が開かれる予定。次期事務総長は7月に国連安全保障理事会(UN Security Council)が実施する投票で決定し、国連総会での承認を経て、来年1月1日に就任する。

 クラーク氏以外に、ブルガリア出身のイリナ・ボコバ(Irina Bokova)国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)事務局長、ポルトガル出身のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)前国連難民高等弁務官など7人が立候補しており、うち3人が女性だ。

 中でもクラーク氏は国連外交官らの間で有力視されているが、国連常任理事国の英国、中国、フランス、ロシア、米国からどれほどの支持を集めることができるかは未知数だ。ロシアは、次期国連事務総長には、これまで唯一選出されたことのない地域である東欧の出身者がふさわしいと主張している。(c)AFP/Carole LANDRY

783チバQ:2016/04/05(火) 21:30:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3082902
「パナマ文書」スキャンダル、世界各国で調査開始
2016年04月05日 07:56 発信地:パリ/フランス
【4月5日 AFP】パナマの法律事務所から流出した大量の内部文書により、同国のタックスヘイブン(租税回避地)を利用した闇の金融取引に多数の政治家や著名人が関与していた事実が明らかになったことを受け、スペインやフランスなど数か国の当局は4日、脱税疑惑の調査を開始した。

 このスキャンダルは3日、パナマのタックスヘイブンでのペーパーカンパニー設立を数多く手掛けてきた法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)の内部文書1150万点に関する1年に及ぶ調査結果を、メディアグループ各社が公表し始めたことで露呈した。

「パナマ文書」と呼ばれるこれら文書は、独日刊紙の南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)が匿名の情報筋から入手し、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が100以上のメディアグループに公開。今後、数日から数週間のうちに、さらなる情報が公開される見込みだ。

 これまでにタックスヘイブンの利用者として名前が挙がった中には、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の側近や中国の習近平(Xi Jinping)国家主席の親族、アイスランドのシグムンドゥル・グンロイグソン(Sigmundur Gunnlaugsson)首相、サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手、さらにはジャッキー・チェン(Jackie Chan)さんら人気俳優も含まれる。

 メッシ選手に加え、米アカデミー賞(Academy Awards)受賞経験もあるペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)監督の関与も指摘されたスペインでは、最高裁の司法筋がAFPの取材に対し、「われわれはその法律事務所(モサック・フォンセカ)に関連し、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで調査を開始した」と明らかにした。

 またオーストラリアも、同法律事務所の顧客だった富豪800人に対する調査に着手。さらにフランスの検察当局とオランダの税務当局も、それぞれ国内での調査の開始を発表した。

 一方、名指しされた著名人らは、一様に疑惑を否定している。メッシ選手の家族は声明で、マネーロンダリングのネットワークなどを通じて租税回避を試みたとの疑惑は「虚偽であり、侮辱的」と、全面的に否定した。なお、メッシ選手は別件の脱税疑惑で訴追されており、5月に公判が始まる予定だ。

 プーチン露大統領の側近らが「銀行や企業を通じて20億ドル(約2200億円)もの資金を秘密裏に移動させた」とICIJに指摘されたロシア政府は、スキャンダルは米国の陰謀だとの見方を示唆した。ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は「プーチン大統領、ロシアとその安定性、そして近く行われる選挙が、主な標的にされている。特に状況を不安定化させるためだ」と非難し、一連の報道は「(米国の)国務省や中央情報局(CIA)などの特殊機関の元職員」であるジャーナリストらが担当した可能性が高いと指摘した。

 タックスヘイブンを利用した金融取引そのものに違法性はないが、これを通じて税務当局からの資産隠し、犯罪活動から得た収益の洗浄、横領した資金や政治的に不都合な資産の隠蔽(いんぺい)などが行われることもある。(c)AFP/David WILLIAMS

784チバQ:2016/04/07(木) 22:23:32
http://www.sankei.com/world/news/160407/wor1604070031-n1.html
2016.4.7 17:49
【ブラジル情勢】
大統領弾劾の特別委が報告書 「罪を犯した最低限の証拠がある」 17日にも下院採決へ
6日、ブラジルの首都ブラジリアで、ルセフ大統領の弾劾の是非について発言する下院特別委員会の担当議員(ロイター)
6日、ブラジルの首都ブラジリアで、ルセフ大統領の弾劾の是非について発言する下院特別委員会の担当議員(ロイター)

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルのルセフ大統領に対する弾劾の是非を審議してきた下院特別委員会は6日、調査責任者の議員が報告書を発表し、政府会計の粉飾に関与したとする大統領が「罪を犯した最低限の証拠がある」として弾劾手続きを前に進めるべきと結論づけた。

 これを受け、65人の議員で構成される特別委は11日に、採決を実施。承認される可能性が高く、地元メディアによれば、17日にも、弾劾手続きの節目となる下院本会議(513議席)での投票が行われるという。

 一方、弾劾阻止に向け、連立与党の一角である進歩党は6日、ルセフ政権を支持すると発表。今後、さらに与野党の駆け引きが激化しそうだ。

785チバQ:2016/04/07(木) 22:24:06
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060037-n1.html
2016.4.6 16:10
【混迷・ブラジル政局】
最高裁が副大統領の弾劾も命令 さらに追い込まれたルセフ政権

 ブラジル最高裁判事は5日、テメル副大統領の弾劾手続きを開始するよう下院に命じる判断を示した。クニャ下院議長は証拠がないとしてテメル氏の弾劾手続きをしないことを決めており、異議を申し立てるとみられている。地元メディアが伝えた。

 異議申し立ての場合、最高裁判事全員で審理する。ブラジルではルセフ大統領の弾劾手続きが進んでおり、ルセフ氏が失職した場合にはテメル氏が昇格する。テメル氏の弾劾手続きが実際に始まれば政情はますます混迷を深めそうだ。

 ルセフ氏は5日、自身の弾劾に関する下院の投票があるまで内閣を改造しない方針を表明した。連立与党の一角だった最大政党ブラジル民主運動党(PMDB)が3月に連立を離脱して以来、他の連立与党つなぎ止めのため、閣僚ポストを再分配するとみられていた。

 ルセフ氏は「臆測は臆測にすぎず、根拠がない」と述べた。(共同)

786チバQ:2016/04/08(金) 20:38:03
http://mainichi.jp/articles/20160409/k00/00m/030/054000c
ペルー大統領選
右派ケイコ氏が先行 10日投開票

毎日新聞2016年4月8日 19時59分(最終更新 4月8日 19時59分)
【リマ朴鐘珠】ペルーで任期満了に伴う大統領選が10日に投開票される。世論調査によるとアルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(40)が支持率34%で首位に立つ。だが当選に必要な過半数の得票率を得るのは難しく、2位の候補と6月5日の決選投票に進む見通し。

 選挙には10候補が乱立し2位争いが激しい。中道右派のクチンスキ元首相(77)が17%、左派のメンドサ国会議員(35)が16%の支持率で続く。クチンスキ氏が決選投票に進んだ場合、ケイコ氏を逆転するとの世論調査結果もある。

 現ウマラ政権は左派だが、ケイコ氏かクチンスキ氏の当選で右派政権が誕生すれば、2000年代以降は反米左派政権が主流の南米で、右派転向の流れが加速する。昨年11月のアルゼンチン大統領選では中道右派の候補が当選し、同12月のベネズエラ議会選でも中道右派の野党連合が過半数を制した。またブラジルでは左派のルセフ大統領に対する弾劾審議が進んでいる。

 ケイコ氏は5年前の前回大統領選にも立候補したが、決選投票でウマラ氏に僅差で敗れた。大統領の連続再選は禁じられている。ケイコ氏が当選すればペルーでは初の女性大統領。

 経済状態が比較的良好なペルーで有権者の関心が最も高いのは身近な犯罪を取り締まる治安対策だ。ケイコ氏の父の元大統領は在職中に極左ゲリラのテロを掃討したことで知られる。警察や軍の強化を訴えるケイコ氏に支持が集まるのは、父のような強権的な政権の復活を世論が容認している証左とも言える。

787チバQ:2016/04/08(金) 20:40:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3083309?cx_part=txt_topics
「パナマ文書」スキャンダル、アルゼンチン大統領にも捜査の手
2016年04月08日 08:21 発信地:パナマ市/パナマ

【4月8日 AFP】世界各国の要人や著名人らがタックスヘイブン(租税回避地)を利用していた事実が暴露された「パナマ文書」スキャンダルで、アルゼンチンの検察当局は7日、マウリシオ・マクリ(Mauricio Macri)大統領のオフショア金融取引に関する捜査に乗り出した。この問題で、また新たな国家首脳に捜査の手が伸びた格好だ。

 パナマの法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)から1000万点を超える内部文書が流出したことに端を発したこの一大スキャンダルでは、すでにロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領や中国の習近平(Xi Jinping)国家主席らの名前が取り沙汰されている。そこに、中南米で勢力を強めつつある右派のシンボル的存在になっているマクリ大統領が加わった。

 ただ、プーチン大統領や習国家主席については、両首脳に近い人物らの関与が明らかになっているのに対し、マクリ大統領は本人がオフショア企業2社の取締役になっている。1社はバハマ、もう1社はパナマで登記されている法人だ。

 アルゼンチンのフェデリコ・デルガド(Federico Delgado)連邦検事は、同国の公人に求められている宣誓した上での資産公開を、同大統領が「悪意を持って怠った」のかどうかを見極めるため、国税当局と腐敗対策機関に対し情報提供を要請するよう、判事に指示したことを明らかにした。

 マクリ氏は、2007年にブエノスアイレス(Buenos Aires)市長、昨年12月に大統領に就任した際にそれぞれ資産公開を行っているが、いずれの場合も当該2社の存在には触れていなかった。

 大統領選挙に出馬した際、腐敗との闘いを公約していた保守派の同氏は、両社共に実業家で富豪の父親が設立したもので合法的な事業活動を行っているとして、いかなる不正も否定している。(c)AFP/Paula Bustamante

788チバQ:2016/04/09(土) 07:52:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160409k0000m030089000c.html
<ペルー大統領選>父の影、ケイコ氏足かせ 決選投票苦戦か

04月08日 21:31毎日新聞

 【リマ朴鐘珠】ペルー大統領選で支持率トップのケイコ・フジモリ氏(40)だが、現地報道は決選投票での苦戦を予想する。父のアルベルト・フジモリ元大統領(77)に対する評価が割れ、一族の復権阻止を図る強固な世論も存在するからだ。

 7日、リマ市内で行われたケイコ氏支持集会。参加者数では当選阻止を呼びかける5日の大規模なデモに及ばなかった。それでも主婦、フアナ・ラミレスさん(60)は「私が住む貧困地域は、フジモリ氏が電気も水も通してくれた。ケイコ氏も暮らしを良くしてくれるはず」と期待する。

 「家族に便宜を図るために権力を利用しないと誓います」。3日夜、テレビで生中継された候補者討論会でケイコ氏は「ペルーとの名誉ある契約」と題した文章を読み上げ、署名して見せた。

 元大統領は在任中に市民を虐殺した罪で禁錮25年の刑に服役中で、ケイコ氏が大統領になれば父を恩赦するとのうわさは絶えない。選挙戦では父にまつわる負の印象を打ち消すことに必死だ。

 一部有権者の「反フジモリ」感情は強い。ある世論調査では「絶対に投票しない」候補者に46%がケイコ氏を挙げた。人気2位のクチンスキ元首相(77)は37%。このため、決選投票でクチンスキ氏が逆転勝利するとの観測がある。

 「政治的な功績がほとんどないケイコ氏には『フジモリの娘』という取りえしかない」。そう語るのは、先住民の権益擁護運動で知られるウゴ・ブランコ氏(81)。元大統領は在任中、先住民らの強制避妊手術を指示した疑いも持たれ、刑事責任を問う声は根強い。

 先住民問題を扱う月刊新聞を編集するブランコ氏は「ケイコ氏の政党は地方の貧しい有権者に米や砂糖を配って票を買収している」と批判する。

 今回の選挙では、投票日の1カ月前に、支持率2位だったグスマン元首相府官房長(45)を全国選挙審議会(選挙管理委員会に相当)が「党内での候補者選びの不備」で失格とした。同氏は「フジモリ家の圧力」と主張。米州機構のアルマグロ事務総長も「二流の民主主義」と疑問を呈した。選挙審議会はケイコ氏の買収疑惑も調査したが、金品を配ったのは支援団体との理由で候補者資格は維持した。

789チバQ:2016/04/10(日) 12:42:32
http://mainichi.jp/articles/20160410/k00/00m/030/024000c
ペルー大統領選
決選投票は女性対決か…左派候補、急上昇

毎日新聞2016年4月9日 19時43分(最終更新 4月9日 19時45分)

 【リマ朴鐘珠】10日投開票のペルー大統領選で、急進左派のベロニカ・メンドサ国会議員(35)の支持率が急上昇している。候補者10人の中で最年少だが、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で、中道右派のケイコ・フジモリ候補(40)への批判票の受け皿になっているためだ。得票率上位2人による決選投票は、女性対決となる可能性がある。

 首都リマ。幹線道路沿いには各候補者の看板が、目障りなほど立ち並ぶ。ペルーでは、有力政党の候補者が選挙資金にものをいわせ、広告のような巨大看板で露出度を競い合う。

 しかし、メンドサ氏の看板はどこを探してもない。「彼女の政党は歴史が浅く、企業からも個人からも献金が集まらないからだ」。ペルーの著名な政治記者のホセ・サルセド氏(69)の説明だ。


 メンドサ氏が党首の拡大戦線党は2013年に設立。メンドサ氏は2月中旬まで支持率2%と低迷し、泡沫(ほうまつ)候補と見られていた。

 だが先月9日、ケイコ氏を追い上げていた候補2人が選挙違反で失格になったことで状況が一変。2人の支持者の多くが、この決定を「フジモリ一族による陰謀」とみなして反発し、「反フジモリ勢力」として結集した。

 メンドサ氏は古代インカ帝国の首都だった高地クスコの出身。演説では時折、インカの言葉ケチュア語を交ぜて話す。公約で治安改善を訴えるケイコ氏が、父の強権政治を想起させるのに対し、メンドサ氏は環境保護を重視。

 直近の支持率はケイコ氏が34%でトップだが、メンドサ氏は16%で3位にまで上昇。上り調子のまま10日の投票日を迎える。

 「ペルーには根本的な変革が必要だ」と唱えるメンドサ氏を、ケイコ氏の支持者は「左翼テロリスト」と呼ぶ。女性対決は、親フジモリ派と反フジモリ派の戦いでもある。

790名無しさん:2016/04/11(月) 06:44:47
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010474561000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
ペルー大統領選 フジモリ氏首位で決選投票へ
4月11日 6時18分
ペルーの大統領選挙は日本時間の午前6時に投票が締め切られ、地元のメディアは、出口調査の結果、フジモリ元大統領の娘のケイコ・フジモリ氏が「当選」に必要な有効投票の過半数には届かないものの首位で、6月に上位2人によって行われる決選投票に進む見通しだと一斉に伝えました。

791チバQ:2016/04/11(月) 20:42:45
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160411-OYT1T50043.html
ペルー大統領選、ケイコ氏優勢も決選投票か
2016年04月11日 15時07分
10日、ペルーの首都リマで、投票を終えて支持者らに手で合図するケイコ・フジモリ氏(ロイター)
10日、ペルーの首都リマで、投票を終えて支持者らに手で合図するケイコ・フジモリ氏(ロイター)

 【リマ=吉田健一】ペルーで10日、ウマラ大統領の任期満了に伴う大統領選の投票があり、即日開票された。

 選管発表(開票率約40・3%)によると、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女のケイコ・フジモリ氏(40)が約39・2%の票を獲得し、首位に立っている。ただ、いずれの出口調査でも、当選に必要な有効投票の過半数には届かない見通しで、6月5日に上位2人による決選投票が行われる公算が大きい。

 選管によると2位争いは、経済通として知られるクチンスキー元首相(77)が約24・3%で、環境重視を訴え、選挙戦後半から追い上げている左派・メンドサ国会議員(35)の約16・6%をリードしている。

 今回の選挙は、「フジモリ」対「反フジモリ」の構図。ケイコ氏は2011年の前回大統領選で、フジモリ政権時代の汚職や強権的な政治手法を嫌う「反フジモリ票」を集めたウマラ氏に敗れた。今回は、「汚職や人権侵害が繰り返されてはならない」と強調して父と距離を置き、支持を広げた。

792チバQ:2016/04/11(月) 20:58:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00000075-jij-int
「反フジモリ」克服なるか=ケイコ氏、激戦の決選へ―ペルー
時事通信 4月11日(月)17時4分配信

 【サンパウロ時事】ペルーで10日、任期満了に伴う大統領選挙が行われ、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(40)が2位候補に大差をつけ、首位に立った。

 6月5日の決選投票で中道右派、クチンスキ元首相(77)との一騎打ちが有力視されている。

 ペルーでは、人権侵害罪で収監中の元大統領を批判する声が一部で根強い。初の女性大統領を目指すケイコ氏が決選投票を制するには、一族の復権阻止を訴える「反フジモリ票」を克服できるかが鍵となる。

 選管の中間集計で約40%の票を獲得したケイコ氏は「われわれは国民の声を代表していく」と支持者に結束を呼び掛けた。15ポイント差で追うクチンスキ氏も「国民の調和に向けて前進していく」と訴え、対決姿勢を鮮明にした。

 ケイコ氏は全国に強固な政党基盤を持つが、国会議員経験は1期のみで、目立った政治実績がないと指摘される。一方で、エネルギー・鉱山相や財務相を歴任したクチンスキ氏は、政治手腕が高く評価されている。決選投票は「反フジモリ票」の受け皿となるクチンスキ氏の逆転勝利を予想する世論調査もあり、激戦となる可能性もある。

793チバQ:2016/04/11(月) 22:55:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041100787&g=int
自治体庁舎で爆弾テロ=過激派元広報官の死刑執行-ソマリア



11日、ソマリアの首都モガディシオで、自動車爆弾テロの現場を調べる警官ら(EPA=時事)
 【ロンドン時事】ロイター通信によると、ソマリアの首都モガディシオにある自治体庁舎で11日、自動車爆弾が爆発し、民間人3人が死亡、5人が負傷した。イスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。警察によると、庁舎裏のレストランに止めてあった車が爆発した。
 一方、ソマリア当局は11日、記者6人の殺害を指示したとして死刑判決を受けたアルシャバーブ元広報担当のハッサン・ハナフィ死刑囚(30)の刑を執行した。同死刑囚は地元メディアで記者として働いていた2008年、アルシャバーブに参加。昨年隣国ケニアで逮捕された。(2016/04/11-21:38

794とはずがたり:2016/04/12(火) 12:37:48
大統領弾劾、下院特別委が勧告=野党に勢い、近く本会議で採決―ブラジル
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160412X112.html
10:12時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル下院の特別委員会は11日、ルセフ大統領の弾劾を勧告する報告書を賛成多数で採択した。法的な拘束力はないが、大統領の追い落としを目指す野党の勢いが増すのは確実。弾劾の行方を大きく左右する下院本会議での採決は、早ければ17日にも行われる。

 弾劾審議は下院513議席のうち3分の2に当たる342人が賛成すれば上院へ進む。地元メディアによると賛成派は290人前後にとどまっており、ルセフ氏と野党は態度を明らかにしていない約110人の支持獲得に向け、激しいつばぜり合いを続けている。

 下院特別委での大統領弾劾勧告は、1992年に不正蓄財疑惑に問われたコロル大統領以来。下院本会議で弾劾が可決された場合、上院でも3分の2が賛成すれば、ルセフ氏は失職する。

 深刻な経済危機や国を揺るがす汚職事件の影響で支持率が10%まで低下するルセフ大統領は、財政を健全に見せるために2014年政府会計を不正操作したとして、弾劾に問われている。大統領府は「責任を問われるような罪は犯していない」と強く反発している。

795チバQ:2016/04/12(火) 20:47:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016041202000121.html
ペルー大統領選 ケイコ氏、元首相と決選投票 「反フジモリ」結集で接戦か

2016年4月12日 朝刊


 【リマ=共同】ペルーのウマラ大統領の任期満了に伴う大統領選が十日行われ、選管当局が発表した開票率約67%時点の中間集計によると、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女ケイコ・フジモリ氏(40)が得票率約39%で首位に立った。得票は当選に必要な過半数に届かず、約24%で二位のクチンスキ元首相(77)と共に六月五日の決選投票に進むことが確実となった。三位は左派の女性国会議員メンドサ氏(35)で約17%。
 ケイコ氏は記者団に「私に投票してくれた人々は私の公約を信じ、変化を望んでいる。大きな責任だ」と述べた。
 新大統領は七月に就任し、任期は五年。憲法規定で現職大統領の連続再選は認められておらず、ウマラ氏は出馬していない。
◆根強い父娘不信 2、3位連合逆転も
 ペルー大統領選で決選投票進出が確実となった日系三世のケイコ・フジモリ氏は、初当選した二〇〇六年の国会議員選で過去最多得票を記録するなど高い人気を誇る一方で、父のアルベルト・フジモリ元大統領の強権的な政治手法への反発が今も残る。対戦相手となる二位のクチンスキ元首相には、親子二代の「フジモリ政治」への批判勢力が結集するとみられ、接戦が予想される。 (ニューヨーク支局・北島忠輔)
 フジモリ元大統領は、在任中の人権侵害事件で禁錮二十五年の実刑判決を受けて服役中。ケイコ氏は前回の一一年大統領選では、父のマイナスイメージを払えずに惜敗した。今回も、ライバル候補は「強権と汚職のフジモリ政権は二度といらない」と父娘をセットで批判し続けている。
 ケイコ氏は治安対策や農村部のインフラ整備を訴えつつ、「父のしたことは間違い。私は民主主義や言論の自由、人権を尊重する」と強調。元大統領の恩赦を認めない考えを示すなど、「父との決別」のイメージ作りに腐心してきた。
 だが、父の在任中にファーストレディー役を務めたケイコ氏に、元大統領を重ねあわせる有権者の不信感は根強い。投票前に行われた世論調査では「ケイコ氏には絶対投票しない」との回答が51%に上った。決選投票ではケイコ氏がクチンスキ氏に敗れるという分析もあり、実際、二位のクチンスキ氏と三位の女性国会議員メンドサ氏の得票を合わせると、ケイコ氏をわずかに上回る。
 ペルーの政治ジャーナリストのカルロス・バソンブリオ氏は「都市部の若い中間層にケイコ氏への反感が広がっている。ペルーでは『誰を大統領にしたくないか』という基準で投票する人が多く、『二位・三位連合』で逆転もある」と分析している。
<ケイコ・フジモリ氏> 75年5月25日、ペルーの首都リマ生まれ。米ボストン大卒、米コロンビア大で経営学修士号取得。ペルー初の日系大統領アルベルト・フジモリ氏(在任90〜00年)の長女で、両親が離婚したため94年からファーストレディー役を務めた。06年、最多得票で国会議員に当選。11年の大統領選決選投票でウマラ大統領に敗れた。最大野党フエルサ・ポプラル党首。 (共同)

796チバQ:2016/04/12(火) 20:49:21
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160412/cpd1604120500003-n1.htm
ペルー大統領選、決選投票へ フジモリ氏、得票1位も過半数達せず (1/2ページ)
2016.4.12 05:53
ペルーで10日に投開票された大統領選挙で、アルベルト・フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(40)が1位となることが確実となった。しかし当選に必要な有効投票の過半数には達せず、6月5日に2位のパブロ・クチンスキ元首相(77)との決選投票が行われる。                     選挙管理委員会によれば、開票率40%の段階での得票率は、フジモリ氏が39.2%、クチンスキ氏が24.3%。3位は選挙戦終盤で支持率を伸ばした急進左派のベロニカ・メンドサ氏で16.6%となった。

 フジモリ氏とクチンスキ氏はともに企業重視の政策維持を公約に掲げている。国民の多くは、過去15年でラテンアメリカの主要経済国の中で最速の経済成長を達成できたのはこの政策のおかげだと考えている。

 フジモリ氏が犯罪に対して厳しい姿勢で臨むことを強調しているのに対して、クチンスキ氏は売上減税などの経済政策を提言している。

 米ハーバード大学のスティーブン・レビトスキー教授は「クチンスキ氏が問題を独裁制と汚職に単純化し、大統領選をアルベルト・フジモリ(元大統領)体制への回帰の是非を問う国民投票と位置づけることができれば、勝利するだろう」と指摘。一方で「ケイコ氏は首都リマと内陸部の対立を争点にし、選挙戦にポピュリズムを利用する必要がある」と述べた。

 メンドサ氏が決選投票に進めないことが確定し、投資家は安堵(あんど)している。というのも同氏は鉱業の制限や法人増税、天然ガス輸出契約の再交渉を提唱していたからだ。先週は支持率が上昇したことを受けてペルーの通貨と債券価格は下落していた。(ブルームバーグ Jphn Quigley)

797チバQ:2016/04/12(火) 21:18:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160412k0000m030096000c.html
<ペルー大統領選>落選候補の票が焦点に 決選投票の見込み

04月11日 22:06毎日新聞

 【リマ朴鐘珠】任期満了に伴うペルー大統領選は10日投開票された。当選条件の過半数を得票した候補者はおらず、いずれも中道右派のケイコ・フジモリ氏(40)とペドロ・クチンスキ元首相(77)が6月5日の決選投票に臨む公算が大きい。

 上位の得票率(開票率67%)はケイコ氏39%、クチンスキ氏24%。急進左派のベロニカ・メンドサ国会議員(35)は17%で3位にとどまっている。

 ケイコ氏は10日夜、首都リマ市内の支持者集会で「非常に重い責任を託されたことを示す結果だ。私はこの国のために力を尽くす」と述べた。クチンスキ氏も市内で支持者に「国民の融和と団結を求める」と訴えた。

 今後の焦点は、落選候補への票がどう流れるかだ。リマのカトリカ大のカルロス・アルサ教授(政治学)はケイコ氏の苦戦を予想する。公約が似たクチンスキ氏が相手になれば、評価が割れるフジモリ一族に対する好悪の感情で投票先を決める有権者が大半だと見るからだ。

 一方で、左派与党から右派野党への政権交代は確実視される。第1回の投票結果は左派の現ウマラ政権への不信感が表れた格好だ。

 10日、リマ市内でケイコ氏とクチンスキ氏に投票した有権者に理由を聞くと「ベネズエラのような国になってほしくないから」という回答が複数あった。

 ベネズエラでは強権的な左派政権が体制維持のためばらまき政策を強行して経済危機に陥り、昨年12月の議会選で中道右派の野党連合が過半数の議席を獲得した。

 ペルーで大統領選と同日に実施された議会選(定数130)でも、ケイコ氏が党首の「フエルサ・ポプラル党」は議席数が単独で半数の65に迫る情勢で、右派の伸長は顕著だ。

798チバQ:2016/04/12(火) 21:23:06
http://www.cnn.co.jp/world/35081038.html
ブラジル下院特別委、ルセフ大統領への弾劾手続き承認
2016.04.12 Tue posted at 13:45 JST
リオデジャネイロ(CNN) ブラジル下院の特別委員会は11日、ルセフ大統領に対する弾劾(だんがい)の是非をめぐる採決を行い賛成多数で可決した。65人の議員のうち賛成が38人、反対は27人だった。
ルセフ氏に対しては、2014年の再選を目指す大統領選で選挙に勝つために財政赤字を隠したなどとの批判が出ている。ルセフ政権は、大規模な汚職問題や縁故主義への批判、経済状況の悪化などで低迷している。
弾劾手続きについては本会で審議が行われ、早ければ17日にも採決が行われる見通し。本会議で承認されるには513人の議員のうち3分の2が賛成する必要がある。可決されればその後、上院へと送られる。
下院で可決されなければ、弾劾手続きは破棄される。
今週末は政権支持派と反対派がそれぞれ国会周辺でデモを実施するとみられている。警察はすでに首都ブラジリアの政府施設周辺などにバリケードを配置している。

799チバQ:2016/04/12(火) 22:04:59
http://mainichi.jp/articles/20160413/k00/00m/030/046000c
国連事務総長
初のオープン選考 12日に立候補8人演説

毎日新聞2016年4月12日 20時04分(最終更新 4月12日 20時04分)
年末に任期が切れる潘基文事務総長の後任選び

 【ニューヨーク國枝すみれ】国連総会で12日、年末に任期が切れる潘基文(バン・キムン)事務総長の後任に立候補した8人の演説と質疑応答が行われる。国連安全保障理事会の5常任理事国を中心とする事務総長選びが「閉鎖的だ」との批判を受け、初めて導入された。加盟国が候補者の力量を見定める機会となる。1回目の質疑応答は14日まで。新たに候補者が出れば改めて開催する。

 初日のこの日は、モンテネグロのイゴル・ルクシッチ副首相兼外相や、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長(ブルガリア)ら3人が、1人2時間の持ち時間の中でまず抱負を10分間述べ、加盟国や非政府組織(NGO)の質問に答える。インターネットを通じて世界中に公開される。

 事務総長の選出は、常任、非常任合わせて15カ国による安保理メンバーが、7月下旬から投票によって候補者を選抜。秋までに総会に勧告し、総会が承認する。

 これまで同様、拒否権を持つ米英仏中露の5常任理事国が事実上決定権を握っていることに変わりはないが、常任理事国が特定の候補を推したくても、総会での質疑応答で資質に欠けていることが判明すれば難しくなり、他の加盟国の意思が以前より反映されやすくなる。

 常任理事国の英国は「重要な決定に広範な意見が反映される」と歓迎。一方、安保理外交筋によれば、ロシアは常任理事国の影響力を弱めるこうした試みに前向きでないという。

 歴代事務総長は全て男性だが、今回は女性が既に4人立候補。また、地域別では、これまで選出されたことのない東欧地域の出身者が6人名乗りを上げている。

 国連事務方トップの事務総長は、任期が5年で2期務めるケースが多い。韓国人の潘基文(バン・キムン)氏は8代目。

国連事務総長選の流れ

随時        候補者と推薦国が国連総会と安保理に出馬を通知

随時        総会と安保理が全加盟国に候補者情報を通知

4月12日以降   候補者が総会で演説・質疑応答

7月下旬      安保理メンバーが各候補に対する賛否を書き込んだ予備投票を開始

9月?       安保理が絞り込んだ候補を総会に勧告

10〜12月?   総会が承認し、決定

2017年1月1日 新事務総長就任

800とはずがたり:2016/04/14(木) 17:54:52
(@北京)冷めた「大国関係」
http://www.asahi.com/articles/ASJ4B53JNJ4BUHBI006.html?iref=com_fbox_d1_02
2016年4月14日00時00分

■特派員リポート 倉重奈苗(中国総局員)

 どう言葉を尽くそうとも話が通じない相手との対面の後味は、さぞかし苦いものに違いない。3月31日、米ワシントンで開かれた核保安サミットでの米中首脳会談を取材した時、2005年8月の首相官邸の光景をふと思い出した。小泉純一郎首相(当時)に郵政解散を翻意させようと最後の説得に訪れた森喜朗氏は、説得に失敗して官邸から出てきたところで記者団に、「ひからびたチーズしか出されなかった」と語った。

 オバマ大統領と習近平(シーチンピン)国家主席の会談は非公式も含め8回に及ぶ。とりわけ昨年9月に習氏が訪米した際の首脳会談では、中国が人工島を造成し実効支配に突き進む南シナ海問題と、米企業をも巻き込んだサイバー問題で対立が鮮明になり、習氏が外交基軸に掲げてきた米国との「新型大国関係」のもくろみが事実上、破綻(はたん)したかにみられた。今回はその立て直しの会談となるのか、それとも対立が決定的となり、衝突を回避するためだけの「冷めた関係」になるのか。会談前から、個人的には後者になるだろうと想像していた。

801チバQ:2016/04/14(木) 23:04:37
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ4F2JHGJ4FUHBI00Y.html
ブラジル副大統領「勝利演説」流出 大統領弾劾手続き中
04月13日 11:03朝日新聞

 ルセフ大統領に対する弾劾(だんがい)手続きが議会で進むブラジルで、副大統領による「勝利演説」の録音内容が流出した。副大統領は、ルセフ氏が罷免(ひめん)されれば規定によって新大統領に昇格する立場。ルセフ氏は「陰謀を企てるリーダーが採決前に大統領就任を宣言している。陰謀をたくらむ人間の仮面が落ちた」と、いら立ちをあらわにしている。

 11日の地元報道によると、流出したのは約14分間の音声。テメル副大統領自身の携帯電話から、弾劾に賛成する議員らに一斉送信された。「ブラジルが直面する深刻な問題に、私は立ち向かわなくてはいけない」などと発言し、貧困層向け支援の継続など「公約」も語っていた。

 テメル氏は、連立与党を離脱したばかりのブラジル民主運動党(PMDB)所属。録音内容は下院で弾劾賛成が可決された際に読み上げる原稿だったとされ、テメル氏は「誤送信だった」と釈明した。ただ、下院での採決で弾劾賛成派を増やすために意図的に送ったとの見方もある。

 下院での採決は、17日に行われる予定。3分の2以上の賛成があれば上院に送られる。12日には与党の一党だった進歩党(PP)も連立離脱を表明し、弾劾賛成を表明した。ルセフ氏はさらなる窮地に追い込まれている。(サンパウロ=田村剛)

802名無しさん:2016/04/14(木) 23:48:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041100010&g=pol
途上国のテロ対策支援=日英外相-安保理改革、独と連携

 岸田文雄外相は10日、英国のハモンド外相と広島市で会談し、両国が共同で途上国のテロ対策支援に取り組むことで合意した。その一環として、国連薬物犯罪事務所(UNODC)が実施する「チュニジア国境警備改善事業」に対し、日本が約3200万円、英国が50万ポンド(約7600万円)をそれぞれ拠出することを決めた。
 両外相はまた、1月の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を踏まえ、日英2国間で安全保障・防衛分野の協力を推進することで一致。さらに、日本と欧州連合(EU)による経済連携協定(EPA)や戦略的パートナーシップ協定(SPA)の早期妥結に向け連携していくことも確認した。

 岸田氏はこの後、ドイツのシュタインマイヤー外相と会談。国連安全保障理事会の改革で具体的成果を得るため、ともに常任理事国入りを目指す日独が緊密に連携していくことで一致した。(2016/04/11-00:52)

803名無しさん:2016/04/16(土) 20:54:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041300632&g=pol
国連総長選びに積極関与=菅官房長官

 菅義偉官房長官は13日午後の記者会見で、国連総会で次期事務総長の候補者からの公開ヒアリングが始まったことについて、「他の安保理メンバーとも連携しながら、選出プロセスに積極的に関与していきたい」と述べた。その上で「指導力と組織管理能力の双方をバランス良く発揮できる、次期国連事務総長にふさわしい人物が選出されることを期待したい」と語った。(2016/04/13-17:12)

804名無しさん:2016/04/17(日) 09:52:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500784&g=pol
安保理改革に積極性欠く=国連総長9候補、具体案なし

 【ニューヨーク時事】潘基文国連事務総長の後任選出に向け、初の試みとして総会で行われていた候補者9人の公開ヒアリングが14日、終了した。日本の関心事である安全保障理事会改革について、推進のための具体案は聞かれなかった。改革の必要性を認めても「最終的に加盟国が決めること」(候補のイェレミッチ元国連総会議長)などと述べ、積極性はうかがえなかった。
 常任理事国入りを目指して改革の旗を振る日本、ドイツ、ブラジル、インドの国連大使は候補に「改革を進めるため率先して行動する気はあるか」「どうやってプロセスを活性化させるか」と問うた。2人は時間の制約もあり質問に答えなかった。グテレス前国連難民高等弁務官は「事務総長が解決できる問題ではない」と返答し、加盟国間の話し合いを重視すべきだとの見解を示した。
 有力候補と目されるクラーク国連開発計画(UNDP)総裁は安保理メンバーとして小国を増やす必要性を強調。「プロセスを前進させたい」と述べたが、道筋は示さなかった。トゥルク前スロベニア大統領は「加盟国から事務総長として提案を示したり何かやるように求められたりすれば、ためらわずにそうする」とアピールしたが、具体案には踏み込まなかった。
 ケリム元マケドニア外相は加盟国の全会一致を得ない改革に反対。「加盟国同士が分断された国連の事務総長にはなりたくない」と強調した。(2016/04/15-17:10)

805チバQ:2016/04/17(日) 12:43:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604160050.htm
国連、事務総長候補9人の公聴会を終了 「南京大虐殺文書」登録のボコバ氏、「女性平等」推進のクラーク氏を中心に展開か
04月16日 18:49産経新聞

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連本部で12〜14日の3日間、今年末で任期を終える潘基文(パン・ギムン)事務総長の後任候補計9人を対象とした公聴会が開かれた。国連史上初の女性事務総長選出を目指す機運も強まっており、今後の選挙戦はヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁(ニュージーランド前首相)と、イリナ・ボコバ国連教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長(ブルガリア出身)の2人を軸に進むとの見方が強まっている。

 「国連には実践的で(仕事ができると)証明された指導者が必要だ」。クラーク氏は14日の公聴会でこう強調した。同氏は約7年間、UNDP総裁を務めた国連の実力者。「国連内で『女性平等』を推し進める」とも訴え、女性選出を目指す約50カ国のグループから拍手が起こった。

 国連筋によれば、有力先進国9カ国がクラーク氏を支持。「(今秋までの選挙戦で)UNDPの幹部を動員できるのも強み」(ベテラン国連記者)という。

 一方、ボコバ氏も公聴会で安定的な受け答えを見せた。世界各地から事務総長を持ち回りで選ぶ過去の慣例から東欧出身者を望む声も強く、下馬評は高い。

 ボコバ氏は、ユネスコの記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺文書」を登録する最終決定を下し、北京で行われた抗日戦争勝利70年記念行事にも出席した人物。公聴会の所信表明でも違う文脈ながら「北京」の名をあえて挙げるなど、ことさら中国におもねった。

 冷戦時代、モスクワの教育機関に留学し、ロシアとの関係も良好。安保理筋は「事実上、最終選出権を持つ5常任理事国のうち、中露と関係を維持していることは有利」と解説する。

 一方、東欧出身で女性のベスナ・プシッチ・クロアチア前第1副首相兼外務・欧州問題相に対するロシアの関心は低い。同じく東欧・モルドバの女性候補、ナタリア・ゲルマン前副首相兼外務・欧州統合相は公聴会で、自国内における親ロシア分離派勢力に批判的に言及し、「ロシアに『死の接吻』をしたに等しい」との指摘が出ている。

 男性候補は、いずれも選出の可能性が低いとの見方が強い。ロシアの後押しで2012年、国連総会議長に就任したブク・イェレミッチ・セルビア元外相が米国から距離を置かれている。ダニロ・トゥルク・スロベニア前大統領はアナン前事務総長時代、事務次長補として振るった手腕への評価が高く、米露との付き合いも巧みだが、泡沫(ほうまつ)候補扱いだ。

 また、イゴル・ルクシッチ・モンテネグロ副首相兼外務・欧州統合相は39歳という若さ、スルジャン・ケリム元国連総会議長(マケドニア出身)は67歳という年齢が支障になっている。

 「女性」「東欧出身」枠からともに外れたアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官(元ポルトガル首相)は、事務総長は「偏向のないやり方」で「政治・社会的な権利の実現を図るべきだ」と強調し、「中立」の立場をときに逸脱する潘氏の姿勢に疑問を示す加盟国から注目を浴びた。

806チバQ:2016/04/17(日) 17:38:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600361&g=int
ホンジュラス外相辞任=麻薬捜査官ら暗殺?

中米ホンジュラスのコラレス外相=2012年8月、テグシガルパ(AFP=時事)
 【テグシガルパAFP=時事】中米ホンジュラスのコラレス外相は15日、麻薬捜査官らの連続暗殺事件に関与した疑惑に絡み辞任した。大統領府が確認した。
 ホンジュラス紙エラルドは最近、2009〜14年の麻薬捜査官、検察官、治安相顧問の相次ぐ暗殺について、麻薬組織と組んだ警察高官らの指示に基づくもので、治安省が隠蔽(いんぺい)を続けていたと報じていた。コラレス氏は14年から1年間、治安相だった。(2016/04/16-21:08)
【記事一覧へ】

807チバQ:2016/04/17(日) 17:39:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600317&g=int
時差変更し節電=ベネズエラ



電力不足のベネズエラで、節電のため休日を増やした政府の方針によりシャッターを下ろした首都の商店街=3月22日、カラカス(AFP=時事)
 【カラカスAFP=時事】産油国にもかかわらず深刻な電力不足に見舞われている南米ベネズエラで、政府は15日、節電のため国内の時間を5月1日から30分早めると発表した。日本との時差は現在の13時間半から13時間に縮まる。
 アレアサ科学技術相は「時計を30分早めるだけの簡単な話だ。明るい時間をより多く楽しめる上、日没がそんなに早くなるわけでもない」と理解を求めている。また、公務員には5、6の両月、毎週特別休暇を与えるほか、マドゥロ大統領は女性にヘアドライヤーの使用停止も呼び掛けている。(2016/04/16-18:37)

808チバQ:2016/04/17(日) 17:40:29
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600314&g=int
英自治領に疑惑の目=「不正の温床」、統制求める声も-パナマ文書



 【ロンドン時事】世界の要人によるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴いた「パナマ文書」をめぐり、その舞台となった英自治領に疑惑の目が集まっている。英国が抱える海外領と王室領は、課税逃れなどに悪用される租税回避地の自治領が多い。パナマ文書でこうした自治領の名が挙がったことで、統制強化を求める声も広がってきた。
 英国はかつて世界中に植民地を展開していた経緯から、カリブ海や大西洋などに14の海外領を保有。また、本土周辺の島々の中にはジャージーなど三つの王室領がある。多くは外交や防衛を英国に依存する一方、独自の議会や通貨を持ち、英国の法律の適用は受けない。めぼしい産業がないため、税を減免し、企業設立や金融取引の規制を緩めることで世界の資金を吸い寄せてきた。
 パナマ文書では、租税回避地として最も多く利用されていたのが英領バージン諸島だったことが判明。アンギラなど他の英領の名も目立ち、最大野党・労働党は「英国の税法に従わないのなら直接統治すべきだ」(コービン党首)と批判を強めている。(2016/04/16-18:34)

809チバQ:2016/04/17(日) 20:31:33
http://mainichi.jp/articles/20160418/k00/00m/030/030000c
エクアドル
M7.8地震…77人死亡、578人負傷

毎日新聞2016年4月17日 19時57分(最終更新 4月17日 20時01分)
 【サンパウロ朴鐘珠】米地質調査所(USGS)によると、16日午後6時58分(日本時間17日午前8時58分)ごろ、南米エクアドルの首都キトから約170キロ西の太平洋沿岸ムイスネ近郊を震源とする地震があった。規模を示すマグニチュード(M)は7.8、震源の深さは約19キロ。現地報道によると、グラス副大統領はこの地震で少なくとも77人が死亡、578人が負傷したと発表し、死傷者はさらに増えるとの見通しを示した。当局は一部地域を対象に、非常事態宣言を発令した。

 米ハワイの太平洋津波警報センターは当初、同国沿岸に30センチ〜1メートルの津波が到着する可能性があるとの警報を出した。実際に観測された津波は14センチで、同センターは発生から約3時間後に「危険はほぼ去った」との見解を示した。

 現地報道によると、被害の多くは震源がある北部のエスメラルダス州や太平洋岸の都市マンタ、南西部の最大都市グアヤキルで発生した。建物が崩壊してがれきに閉じ込められた人なども出ている模様だ。ウニベルソ紙によると、グアヤキルでは車を運転中に崩壊した橋の下敷きになった男性(55)と、ショッピングセンターのエスカレーターから転落した少女(19)がそれぞれ死亡した。

 在エクアドル日本大使館によると、今回の地震による日本人の負傷などの情報は入っていない。在留届を出している邦人は4月現在で421人おり、大使館で安否確認を続けている。揺れは首都キトでも感じられ、大勢の人が建物の中から屋外へ逃げ出したという。複数の都市で停電も起きている模様だ。

 外遊中のコレア大統領は短文投稿サイト「ツイッター」で「今こそ団結して」と国民に呼びかけ、早期に帰国する意向を示した。

810チバQ:2016/04/17(日) 20:32:23
http://mainichi.jp/articles/20160416/k00/00m/030/168000c
キューバ
「カストロ後」提示へ…共産党大会16日開幕

毎日新聞2016年4月16日 01時04分(最終更新 4月16日 01時04分)

【リオデジャネイロ朴鐘珠】キューバで16〜19日、第7回共産党大会が開かれる。党大会は5年ぶり。2018年の政界引退を表明しているラウル・カストロ国家評議会議長(84)にとって最後の党大会になるとみられる。「カストロ後」のキューバ社会の方向性が政策面と人事面で示される重要な大会になる。

 共産党機関紙グランマによると、議題は、近年の社会主義政策と経済政策の評価や、2030年までの中長期的な経済発展計画など。

 前回大会との間に米国と国交を回復し、キューバを取り巻く環境が大転換した。政治面では、キューバ革命以降カストロ兄弟が堅持してきた事実上の共産党一党支配による社会主義体制を維持するのか、多党制や人権の尊重といった民主主義的な変化を受け入れるのかが注目される。

 経済面では、どこまで市場経済や自営業の解禁を認めるかが焦点。産油国ベネズエラの支援に依存してきた経済政策を見直す必要にも迫られている。

 会期最終日に発表されるとみられる人事では、世代交代が進み党幹部の中で若手が序列を上げると期待されている。

811チバQ:2016/04/17(日) 22:52:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604170029.html
【ブラジル情勢】リオ五輪への影響は? 月内にルセフ大統領の職務停止も 「弾劾」上下院とも賛成派優勢
19:44産経新聞

【ブラジル情勢】リオ五輪への影響は? 月内にルセフ大統領の職務停止も 「弾劾」上下院とも賛成派優勢
ブラジルの首都ブラジリアの連邦議会前で16日夜、ルセフ大統領への弾劾を支持するため、自ら作ったプラカードを持ってデモに参加した市民ら(佐々木正明撮影)
(産経新聞)
 【ブラジリア=佐々木正明】南米ブラジルの連邦議会は17日、ルセフ大統領の弾劾をめぐる下院の本会議(513議席)で採決を行う。ルセフ氏を支えていた主要政党が弾劾賛成に傾き、下院で決議が承認されて上院に審議が移ることが確実視されている。四面楚歌のルセフ氏は今月中にも大統領の職務を停止される可能性があるが、徹底抗戦の構えだ。政界の混乱は8月に行われるリオデジャネイロ五輪にも悪影響を与える恐れがある。

 「議員団で話し合った結果、大半が大統領の弾劾を支持した。最後まで政権を支えるつもりだったが、これでは仕方がない」

 今月12日、進歩党(PP)のノゲイラ党首はそう記者団に話し、ルセフ氏率いる与党、労働者党(PT)からの決別を宣言した。下院で40人以上の議員がいるPPが連立を離脱したことで、態度を保留していた他の議員も一気に弾劾賛成へと動いた。

 地元紙によると、弾劾賛成派は下院本会議での決議採択に必要な3分の2の議員(342人)を確保。上院(81議席)に審議が移ったとしても、すでに弾劾法廷の設置に必要な過半数の議員が設置を支持しているという。

 憲法の規定に基づき、ルセフ大統領は弾劾裁判が始まれば180日間の職務停止を余儀なくされ、その間、テメル副大統領が暫定大統領に就任する。

 政治的な空白を解消するため、上院での手続きも今月中に開始する動きが活発化。すでに、ブラジリアのテメル副大統領の邸宅には国の次期リーダーになることを見越して、政財界の関係者が乗る車が列を作っているという。

 しかし、ルセフ氏は「弾劾は私に対するクーデターであり、最後まで戦う」と強気の姿勢を崩さない。ルセフ氏が師と仰ぎ、国営石油会社ペトロブラスをめぐる汚職事件への関与が疑われるルラ前大統領も弾劾阻止に向け抵抗。国民を分断する激しい対立は、五輪開催期間中までもつれ込む可能性も指摘されている。

 ルセフ氏は内政に専念するため、今月21日にギリシャのオリンピアで行われる聖火採火式を欠席する。今後も政権が「五輪外交」に力を注ぐ余裕はなくなる見通しで、ホスト国としてブラジルを世界各国に売り込む好機を逃しかねない情勢にある。

812チバQ:2016/04/17(日) 22:54:17
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20160417-567-OYT1T50055.html
ルセフ氏窮地に…ブラジル下院で弾劾問う採決へ
21:36読売新聞

 【リオデジャネイロ=吉田健一】ブラジルの下院(513議席)で17日、ルセフ大統領弾劾の是非を問う採決が行われる。

 3分の2にあたる342人が賛成すれば審議は上院に移る。地元メディアは下院を通過する見通しと報じており、ルセフ氏は窮地に追い込まれている。

 同国有力紙エスタード・デ・サンパウロ(電子版)が16日伝えたところによると、弾劾賛成派は350人と、下院での可決に必要な人数に達した。ルセフ氏側は弾劾阻止に向け172人の支持を得る必要があるが、133人にとどまっている。ルセフ氏は16日、弾劾の動きに抗議する政府支持派の集会への参加を取りやめ、中間派議員らへの説得工作を続けた。

 下院を通過した場合、上院(81議席)の過半数の賛成で弾劾法廷設置が決まり、ルセフ氏は最大180日間の職務停止となる。弾劾成立には上院の3分の2にあたる54人の賛成が必要。同紙によれば、上院の弾劾賛成派は44人とすでに過半数に達した。

813チバQ:2016/04/18(月) 00:24:18
ブラジルの政党

与党 PT(労働労)  70議席  ルラ前大統領 ルセフ大統領が所属 PMDB(ブラジル民主社会党)  66議席 テメル副大統領>>801 連立離脱>>775 PP(進歩党) 36議席 >>811連立離脱 PR(共和党)  34議席 PTB(ブラジル労働党)  34議席 野党 PSDB(ブラジル社会民主党)  54議席

政党の議席数は 下記ブログを参照
2015年の数字とのこと
http://solbr.blog.jp/archives/1030886994.html

814チバQ:2016/04/18(月) 00:25:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3084262
ブラジル大統領、弾劾採決を前に必死の働きかけ
2016年04月17日 18:30 発信地:ブラジリア/ブラジル
【4月17日 AFP】ブラジルのジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領は16日、下院本会議で大統領弾劾の是非を巡る採決が17日に行われるのを前に、生き残りを賭けて国会議員への働きかけを水面下で進めた。審議が下院を通過すると、上院での弾劾裁判へと進む可能性がある。

 大統領の顧問の一人はAFPの取材に対し、彼女は17日の採決に向け、最後の交渉のため(大統領府に)とどまるだろうと話した。

 下院本会議(513議席)の採決で3分の2(342人)以上が賛成すれば弾劾の審議は上院に送られるが、これを下回ればルセフ氏は大統領の地位にとどまる。

 最新の調査によると、弾劾賛成派はすでに十分な支持を集めているとされる。現地紙フォリャ・ジ・サンパウロ(Folha de Sao Paulo)とエスタド(Estadao)は共に、賛成を347人と予測した。

 だが、集中協議や、ブラジル全土で17日に予定される大規模なデモによって圧力がかかる可能性もあり、採決の行方は依然として不透明だ。

 ルセフ氏は、再選を目指していた2014年の選挙期間中に、景気後退の影響を隠すために政府会計を不正に操作したとして非難されているが、前政権も同様の手法を用いていたとして自身の行動を擁護している。

 ルセフ氏が17日に敗れた場合、審議は上院に送られ、審議を開始するかどうかについての採決が5月ごろ行われる見通し。この時点で、ルセフ大統領は180日間の停職を余儀なくされ、ミシェル・テメル(Michel Temer)副大統領が後を引き継ぐ。また、上院で3分の2以上が賛成した場合、ルセフ氏は大統領を辞任しなければならない。(c)AFP/Natalia Ramos, Laurent THOMET

816チバQ:2016/04/18(月) 21:32:56
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604180019.html
【ブラジル情勢】ルセフ大統領、五輪目前に政治生命絶たれる危機 弾劾裁判前倒しも「最後まで戦う」
17:54産経新聞

 ブラジル下院の弾劾決議で、ルセフ大統領は、同国初の五輪を前に、政治生命を絶たれる事態が現実味を増してきた。しかし、ルセフ氏を弁護してきた代理人は決議採択後も「大統領は最後まで戦う」と話しており、弾劾裁判の行く末は流動的となりそうだ。

 弾劾手続きの審議は今後上院に移る。本会議が開かれ、上院の81人の議員の半数が支持すれば、弾劾法廷が設置され、その時点でルセフ大統領は最大で180日間、職務停止となる。その間、テメル副大統領が暫定大統領に昇格する。

 地元メディアによれば、すでに上院の過半数が弾劾法廷の設置を支持しており、5月中に弾劾裁判が開始される見通しが高まっている。しかし、五輪開催を間近に控え、政治の混乱を解消するために、日程スケジュールを前倒しすることが調整されている。

 弾劾が成立するためには、上院の3分の2以上の54人の議員の支持が必要だが、現時点では10人前後足りない。

 ワグネル大統領府大統領室長は下院採決後、「民主主義に対する脅威だ」として、上院での否決を目指すことを表明。今後、ルセフ派は、政界に影響力を持つルラ前大統領を中心に、中間派の政党を説得するなどして、巻き返すことが考えられる。

 1992年に行われた、コロル元大統領の不正蓄財疑惑をめぐる弾劾裁判をめぐっては、コロル氏は裁判の結果をまたず、自ら辞任した。このときの下院採決は、441票の賛成に対して38票の反対と圧倒的な差が開いており、コロル氏は議会に対して、影響力を失っていた背景がある。

 しかし、今回のルセフ氏の弾劾決議では賛成367票に対して、反対は137票。ルセフ氏の政党・労働者党(PT)を中心に、他政党や議員が「(反ルセフ派による)クーデターは許さない」と抵抗した。

 各都市で行われたデモ集会でも、ルセフ派の人々が集団で参加。ある支持者は「今後、各方面でストライキをかけるなどして、戦いをしかける」と話した。

 テメル政権は支持基盤が弱く、今回、弾劾に賛成した政党でも「テメル政権とは組まない」と表明している党もある。弾劾裁判が終わったとしても、政治的な混乱は2018年に予定されている大統領選挙まで続くとの専門家の指摘すら出ている。(ブラジリア 佐々木正明)

817チバQ:2016/04/18(月) 22:25:27
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604180016.html
【ブラジル情勢】「囚人と泥棒が住む街」と揶揄し、反ルセフ派は弾劾決議に“カーニバル” 二分された国民…首都ブラジリア・ルポ
17:29産経新聞

 【ブラジリア=佐々木正明】ブラジルを代表する建築家、オスカー・ニーマイヤーが設計した首都ブラジリアはいま、「囚人と泥棒が住む街」と、多くの国民の間で揶揄(やゆ)されている。囚人とは、国営石油会社ペトロブラスをめぐる汚職事件で訴追されたルラ前大統領のことで、泥棒は国会財政に損害を与えたとして弾劾手続きが進むルセフ大統領を指す。経済不況の中、ブラジルは大衆の政治不信がかつてないほどの高まりを見せている。

 17日の下院本会議。ルセフ氏に対する弾劾決議に必要な342人目の議員が「弾劾賛成」を表明した瞬間、首都ブラジリアの議会前に集まった反ルセフ派の人々は大歓声をあげた。周囲にサンバの音楽が鳴り響き、まるでお祭り騒ぎ。ブラジルの国旗に身を包むなどした人々は踊りながら、弾劾手続きが一歩前に進んだことを大喜びした。

 サンパウロから訪れた自営業、レナト・タマイオさん(48)は「ブラジル国民として現在の政治状況はとても恥ずかしい」と漏らした。昨年の経済成長率はマイナス3・7%。タマイオさんは8月のリオデジャネイロ五輪について「国民生活は苦しく、ブラジルは五輪を開催する余裕などない」とも語った。

 反ルセフ派は、国家の危機はルラ時代から続く13年間の労働者党(PT)政権の失政が引き起こしたと強く感じている。地元に住むレオナルド・ジオルダーノさん(69)は「彼らは国家の財産に大きな損害を与えた。もうルセフもルラもうんざり。PTを首都から追い出さなくてはならない」と憤った。

 一方、ブラジリアの議会前では警察や軍の厳重警戒がしかれ、大統領支持派の人々もデモを行った。レシフェ出身の自営業、イアデ・カリビさん((48)は「ルセフは富裕層と貧困層との格差をなくそうと尽くしてくれた。なぜ弾劾されなければならないのか」と語った。

 弾劾をめぐる両派の溝は大きく、ルセフ大統領の問題は、五輪開催を前に国民を分断する事態を引き起こしている。

818チバQ:2016/04/18(月) 22:25:55
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160418X125.html
弾劾めぐる駆け引き激化=上院審議、焦点に―ブラジル
16:45時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル下院は17日、ルセフ大統領に対する弾劾投票を可決した。与野党の溝は深く、大統領の進退をめぐる駆け引きは激しさを増している。8月にリオデジャネイロ五輪を控える同国の混乱は、収束に時間がかかりそうだ。

 政権幹部は18日未明、記者会見し、「憤慨や悲しみと共に結果を受け止めている」と話した。一方で「大統領は戦いから逃げない」とも強調。上院での否決を目指す方針だ。

 ルセフ氏の失職を狙う野党は、下院で可決に必要な342人を大幅に上回る367人の賛成を得て勢いに乗る。2014年の大統領選でルセフ氏に僅差で敗北したネベス上院議員は「戦いはまだ終わっていない」と話し、ルセフ氏を追い込むため全力を挙げる考えだ。

 上院は5月上旬までに弾劾審議の是非を審議する見通し。ルセフ氏を取り巻く状況は厳しく、地元メディアによると、上院議員の過半数が弾劾審議に賛意を示しており、ルセフ氏は最長180日間の職務停止となる可能性が高いという。さらに、上院議員の3分の2が賛成すれば、ルセフ氏は罷免される。

819チバQ:2016/04/19(火) 22:50:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010488931000.html
オーストラリア上下院とも来月解散・7月総選挙へ
4月19日 22時29分
オーストラリアのターンブル首相は、重要法案としていた労働組合関連の法案が野党などの反対で否決されたことを受けて、来月、議会の上下両院を解散して、ことし7月に総選挙を行うことを明らかにしました。
オーストラリアでは18日、議会上院の本会議で、建設業界の労働組合を監督する機関を復活させる法案の採決が行われ、労働組合を支持基盤に持つ最大野党・労働党などの反対多数で否決されました。
オーストラリアでは同じ法案が上院で2回否決された場合、首相は上下両院を同時に解散できることになっています。
ターンブル首相は、去年も否決されたこの法案が再び否決されたことを受けて、19日、記者団に対して「適切な時期に議会の解散の手続きを取る」と述べて、来月初めに新年度の予算案を提出したあと、議会を解散することを明らかにしました。
これにより、オーストラリアではことし7月2日に総選挙が行われる見通しになりました。
ターンブル首相は去年9月、「経済面でリーダーシップを執る首相が必要だ」として、当時のアボット首相を与党・自由党の党首選挙で破って、首相に就任しましたが、税制改革など経済政策で国民から強い批判を浴びて、支持率を落としてきました。
最新の世論調査では自由党と労働党の支持率はきっ抗しており、選挙は接戦となることも予想されます。

820チバQ:2016/04/19(火) 23:00:33
http://www.sankei.com/world/news/160419/wor1604190061-n1.html
2016.4.19 19:04
【ブラジル情勢】
ルセフ大統領「私は戦う」と対決姿勢 弾劾決議から一夜あけ会見 NY行きキャンセル

 【ブラジリア=佐々木正明】ブラジル下院で大統領に対する弾劾決議が採択されたことを受け、ルセフ大統領は18日、首都ブラジリアで記者会見し、「私は何も悪いことはしていない」と反対派への対決姿勢を鮮明にした。

 今後、審議は上院に移るが、ルセフ氏は、同国の軍事政権時代(1964〜85年)に左翼組織に身を投じた元活動家としての過去を引き合いに出して、「私の人生がいつもそうだったように、私は戦う。上院では自分自身を守るための機会が得られることを確信している」とも語った。

 さらに、今後、暫定大統領に昇格する可能性のあるテメル副大統領を改めて非難し、「クーデター」を企てようと裏で手をひいているとも指摘した。

 一方、ロイター通信は消息筋の話として、ルセフ大統領は今週、ニューヨークの国連で予定されていた気候変動関連の行事への参加を取りやめたと伝えた。国内にとどまり、弾劾手続きへの対応を取るためとみられる。

821チバQ:2016/04/19(火) 23:39:27
エクアドル地震
死者400人超 略奪起き、救援も遅れ
http://mainichi.jp/articles/20160419/k00/00e/030/145000c
毎日新聞2016年4月19日 10時14分(最終更新 4月19日 10時22分)
 ロイター通信は18日、南米エクアドルの地震で少なくとも413人が死亡、約2600人が負傷したと報じた。政府の情報としており、犠牲者がさらに増える可能性もある。被害の大きかった西部の太平洋岸地域を中心に略奪が起き、道路事情の悪化などから救援も遅れている。

 同国では16日夜、マグニチュード(M)7.8の地震が発生し、余震が300回を超えた。救援が遅れている地域の住民らは自分たちの手でがれきをかき分けるなどして、下敷きになった人々を救助している。

 被災者の間に疲労や怒りが広がっており、当局は略奪や暴動の拡大を懸念している。(共同)

822チバQ:2016/04/19(火) 23:40:38
http://mainichi.jp/articles/20160420/k00/00m/030/066000c
エクアドル地震
死者400人超す 不明200人以上

毎日新聞2016年4月19日 20時09分(最終更新 4月19日 20時09分)
 南米エクアドルの地震で、地元メディアによると、死者は19日までに413人に上り、負傷者は2600人以上となった。倒壊家屋などの下敷きになった人々の生存率が急速に下がるといわれる発生から72時間が19日夜(日本時間20日朝)に迫ったが、200人以上が行方不明といい、犠牲者がさらに増える恐れがある。

 道路事情の悪化などから一部で救援が遅れており、被害の大きかった西部の太平洋岸地域を中心に略奪も相次いだ。

 同国では16日夜、マグニチュード(M)7.8の地震が発生し、余震が330回を超えた。救援が遅れている地域の住民らは自分たちの手でがれきをかき分けるなどして、下敷きになった人々を救助している。

 西部ポルトビエホでは、倒壊したホテルの下敷きになっていた経営者男性が地震発生から40時間後に軍や消防隊に救出された。AP通信によると、西部マンタでも崩壊したショッピングモールから8人が32時間後に助け出された。

 ポルトビエホでは破壊された建物から群衆が衣服や靴を奪った。最大都市グアヤキルから、被害の大きい観光地の西部ペデルナレスに水や衣類などを運んでいたトラック2台も略奪被害に遭った。(共同)

823チバQ:2016/04/20(水) 21:10:07
http://www.sankei.com/world/news/160420/wor1604200011-n1.html
2016.4.20 12:11
【エクアドル大地震】
「復興に長く苦しい闘い」と大統領 死者480人 発生から72時間経過 経済低迷に拍車

【ロサンゼルス=中村将】南米エクアドル西部を襲ったマグニチュード(M)7・8の大地震は19日夜(日本時間20日朝)、倒壊家屋などの下敷きになっている被災者の生存率が急速に下がるとされる発生から72時間を経過した。死者は同日までに480人、行方不明者も数百人に上る。経済の低迷が続き、今年もマイナス成長が見込まれていた同国に震災復興が重くのしかかる。コレア大統領は「復興には何年も、何十億ドルも必要。長く苦しい闘いなる」と語る。

 「私は生きている」。西部ポルトビエホの5階建てホテルが倒壊した現場のがれきの中から、家族に電話をかけた男性が18日夕、発生から36時間ぶりに救出された。AP通信によると、男性はホテル支配人、パブロ・コルドバさん(51)。がれきの中に閉じ込められた。携帯電話の電波は途絶え、救助を求めることもできなかった。バッテリーがなくなるのが先か、電波の復旧が先か。

 妻が葬儀の準備を始めていたとき、コルドバさんから連絡があった。「ホテルにいる」。レスキュー隊が現場に駆けつけ、コルドバさんを発見。コロンビアから駆けつけたレスキュー隊員が救助した。

 一方、西部マンタのショッピングセンターでは、崩壊した建物のがれきに脚を挟まれた女性の救助活動が行われていた。余震で二次被害のおそれが高まる。一時退避した救助隊員らが再び現場に戻ると、女性は息を引き取っていた。

 中南米各国などから救助隊が続々と駆けつけている。オバマ米大統領も19日、コレア氏に電話をかけ、復興に向けた支援を約束したが、現時点で先は見通せない。

 国際通貨基金(IMF)によると、石油の輸出にたよるところが大きい同国の2016年の経済成長はマイナス4・5%と予測されていた。だが、大地震で大幅に下方修正されることは確実だ。

 被災地を視察したコレア氏は、地震による損害を最大30億ドル(約3240億円)に上るとの見方を示している。

824チバQ:2016/04/20(水) 21:13:38
http://mainichi.jp/articles/20160421/k00/00m/030/059000c
キューバ
カストロ前議長も登壇 共産党大会閉会

毎日新聞2016年4月20日 19時49分(最終更新 4月20日 19時49分)

【サンパウロ朴鐘珠】キューバ国営メディアなどによると、ハバナで開催されていた第7回キューバ共産党大会は19日、4日間の日程を終え閉会した。大会最終日にはフィデル・カストロ前議長(89)が登壇し「私ももうじき90歳でお迎えが来るころだ。死は避けられないが、共産党の精神は生き続ける」と演説し、万雷の拍手を受けた。

 昨年7月に米国と国交を回復して以降、初の党大会で、世代交代が実現するかどうかが注目されたが、党人事では国家元首のラウル・カストロ国家評議会議長(84)が任期5年の党第1書記に留任した。議長職の任期は2018年で満了するが、その後も党内で院政を敷くとみられる。

 また第2書記にもカストロ兄弟とキューバ革命を共闘した腹心のマチャド国家評議会副議長(85)が留任した。カストロ兄弟を精神的支柱とする社会主義体制を堅持していく印象を焼き付けた。

 ただ、ラウル氏は今回の党大会について、革命世代が台頭する最後の舞台になると明言。党や政府の要職に就く者の年齢を70歳までに制限すべきだと提言した。抜本的な世代交代の実現は5年後とみられる次期大会に持ちこされた。

 中長期的な経済政策では、外国資本の投資呼び込みや、小規模自営業の認可拡大などを継続する方針を確認した。

825チバQ:2016/04/20(水) 21:14:22
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604200014.html
カストロ前議長、異例の登場 キューバ共産党大会閉幕
17:29産経新聞

 【ニューヨーク=黒沢潤】キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長(89)は共産党大会最終日の19日、議場で演説した。カストロ氏が2008年に引退した後、公の場に姿を見せるのは異例。

 青いジャージー姿のカストロ氏は「議場で話すのはおそらく最後になるはずだ」と述べた後、「キューバの共産主義者の理念は残り続けるだろう」と強調した。出席した党幹部ら約1300人からは「フィデル、フィデル」の大合唱も沸き起こった。

 16日から4日間行われた党大会では、党序列8位のディアスカネル第1副議長の3位昇格が決まった。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160420X420.html
トップ再任、世代交代進まず=キューバ共産党大会が閉幕
10:19時事通信

 【サンパウロ時事】キューバ共産党の第7回大会は19日、ラウル・カストロ国家評議会議長(84)を党トップの第1書記に再任して閉幕した。国営メディアが報じた。カストロ議長は2018年に一線を退くと表明しており、最後の任期になるとみられる。

 今回は米国との国交回復後、初の党大会。高齢化が進む党指導部の若返りが注目されたが、革命世代のマチャド第2書記(85)も再任され、世代交代は進まなかった。

 カストロ議長は演説で「われわれは急ぐことなく、必要な改革を続けていく」と強調。経済改革を進める一方で、性急な変化には消極的な姿勢を示した。次世代の人材と有力視されるディアスカネル国家評議会第1副議長(55)やロドリゲス外相(58)は政治局に残留した。

 最終日は、前回11年の大会で党トップを退いたフィデル・カストロ前議長(89)も壇上に姿を見せた。党員から大きな拍手で迎えられ、「われわれはいつか死ぬ。しかし、党の理想が失われることはない」と演説した。

826とはずがたり:2016/04/24(日) 14:21:02

2016.4.23 13:13
「ブラジルの裏切り」 英誌エコノミスト、五輪を前に苦悩するブラジルの姿伝える
http://www.sankei.com/world/news/160423/wor1604230043-n1.html

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】英誌エコノミストはこのほど発売された最新号で、「ブラジルの裏切り」と題字を打った表紙を組み、8月のリオデジャネイロ五輪を前に経済危機と政界の深刻な混乱に苦悩するブラジルの姿を伝えた。

 表紙では、世界遺産都市リオデジャネイロの象徴でもある、コルコバードの丘にそびえるキリスト像が「SOS」を掲げている。

 同誌は2009年11月に新興5カ国「BRICS」の一角として、成長と発展が望まれるブラジルへの期待をこめた特集を掲載。その際は、表紙に「上昇し始めたブラジル」と見出しを組み、コルコバードの丘からキリスト像が大空に向かって「テイクオフ」(離陸=とは註:経済発展を開始するの意がある。)する姿を描いた。

 しかし、その後、ブラジルの経済は暗転。国内でルセフ政権に対する大規模な抗議運動がわき起こり、同誌は13年9月の号で表紙に、キリスト像が離陸した後に制御不能となり、丘の付近で回転して墜落しそうになる様子を描いた。

最新号の表紙はこのシリーズの3作目となるが、ブラジルは世界の期待を裏切り、政治と経済の危機はすでに「SOS」の状態なのだという。経済成長率は昨年マイナス3・8%を記録。今年も同様のマイナス成長が予想され、ブラジルは1930年代以来の大不況を迎えている。

 さらに、同誌は、弾劾される瀬戸際に立つルセフ大統領から次の政権に変わったとしても、国会の議員の6割が汚職の疑いがあると指摘。「すべて(の汚職政治家ら)が一掃されなければ、政治のリーダーたちは国民の信頼も取り戻せず、経済問題も解決できない」と伝えている。

827とはずがたり:2016/04/24(日) 14:25:33
2016.4.17 19:42
【ブラジル情勢】
リオ五輪への影響は? 月内にルセフ大統領の職務停止も 「弾劾」上下院とも賛成派優勢
http://www.sankei.com/world/news/160417/wor1604170029-n1.html

 【ブラジリア=佐々木正明】南米ブラジルの連邦議会は17日、ルセフ大統領の弾劾をめぐる下院の本会議(513議席)で採決を行う。ルセフ氏を支えていた主要政党が弾劾賛成に傾き、下院で決議が承認されて上院に審議が移ることが確実視されている。四面楚歌のルセフ氏は今月中にも大統領の職務を停止される可能性があるが、徹底抗戦の構えだ。政界の混乱は8月に行われるリオデジャネイロ五輪にも悪影響を与える恐れがある。

 「議員団で話し合った結果、大半が大統領の弾劾を支持した。最後まで政権を支えるつもりだったが、これでは仕方がない」

 今月12日、進歩党(PP)のノゲイラ党首はそう記者団に話し、ルセフ氏率いる与党、労働者党(PT)からの決別を宣言した。下院で40人以上の議員がいるPPが連立を離脱したことで、態度を保留していた他の議員も一気に弾劾賛成へと動いた。

 地元紙によると、弾劾賛成派は下院本会議での決議採択に必要な3分の2の議員(342人)を確保。上院(81議席)に審議が移ったとしても、すでに弾劾法廷の設置に必要な過半数の議員が設置を支持しているという。


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