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国際政治・世界事情(その2)

2847チバQ:2021/10/25(月) 13:37:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/520499a94f26383be115522f064d6e0673389bf2
スーダン首相、自宅軟禁の状態に─匿名筋=TV
10/25(月) 11:41配信

ロイター
 10月25日、スーダンのハムドク首相が同日早く、自宅軟禁下に置かれた。軍部とみられる集団が自宅を包囲した。アルハダス・テレビが、匿名筋の話として伝えた。写真は独ベルリンで2020年2月撮影(2021年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ハルツーム 25日 ロイター] - スーダンのハムドク首相が25日早く、自宅軟禁下に置かれた。軍部とみられる集団が自宅を包囲した。アルハダス・テレビが、匿名筋の話として伝えた。

また、軍部が首相のメディア担当顧問の自宅に押し入り、同顧問を拘束したことが、ロイターが取材した親族らの話で明らかになった。

軍部からコメントは得られていない。

同テレビによると、スーダンの閣僚4人と統治評議会の文民メンバー1人もスーダン軍とみられる集団に拘束された。

スーダンでは2019年にバシル政権が崩壊。その後に軍と文民が共同で立ち上げた統治評議会が政権を運営しているが、バシル氏に忠誠を誓う一部勢力による先月のクーデター未遂以降、軍と文民組織が非難の応酬を繰り広げ、政治的緊張が高まっている。

2848チバQ:2021/10/25(月) 18:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee7fdd2f9daa4ba1255d915690fd57c853ed7fdc
スーダン情勢、国際社会が懸念 民政移管の尊重求める
10/25(月) 18:41配信
時事通信
 【カイロ時事】スーダンで25日に起きた軍によるクーデターとみられる動きに対し、国際社会は一斉に懸念を表明した。

 米国は「民主化を望むスーダン国民の願望に反する。暫定政権を武力で覆すことは、米国による支援を危うくする」(国務省アフリカ局)と強調。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)はツイッターに「民政移管プロセスに戻るよう全ての利害関係者に促す」と投稿した。

 国連は、スーダン担当特使が「不当に拘束された人々の即時解放」を訴えた上で、全当事者に対し自制と秩序回復のための対話を要請。スーダンが加盟するアラブ連盟も、軍民による暫定統治を定めた憲法文書の順守を求め、「安定を損なうあらゆる措置も慎むべきだ」と表明した。

2849チバQ:2021/10/25(月) 19:25:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fae84ddbdcd4e74f7b245d18d489d49121f5c8c
スーダンでクーデターか 軍がハムドク首相を拘束 首都路上に兵士
10/25(月) 19:01配信

朝日新聞デジタル
パリで5月17日、記者会見に臨むスーダン暫定政権のハムドク首相=ロイター

 スーダン暫定政権のハムドク首相が25日、軍によって自宅軟禁された後、兵士らに連れさられたと同国の文化・情報省がフェイスブックで明らかにした。事実上のクーデターとみられる。軍部と文民が共存する暫定政権の文民トップが拘束されたことで、民政移管に向けたプロセスが大きく妨げられそうだ。

【写真】25日、クーデターが発生したと報じられたスーダンのハルツームの街で、煙や火が見える中、集まる人々(SNS動画からの静止画)=ロイター

 同省やロイター通信などによると、25日朝、兵士らがハムドク氏の自宅を包囲し軟禁した。ハムドク氏にクーデターを支持する声明を出すよう求めたが拒否されたため、拘束していずれかへ連れ去ったという。軍は閣僚を含む文民の政府関係者も複数拘束。ラジオ局やテレビ局を襲撃し、従業員を逮捕した。首都ハルツームの路上には兵士が配備され、橋も封鎖されたという。

 教職員などで構成され、同国の民主化を後押ししてきたスーダン専門職者協会はフェイスブックで、「街頭に出て完全に占拠するよう訴える」などと、路上で軍事クーデターに抗議するよう国民に呼びかけた。

 同国では9月、バシル前政権を支持する一部軍人らによるクーデター未遂が起きたほか、今月半ばからは軍による統治を求めるデモと、民主化を求めるデモが同時に起き、暫定政権内でも軍民間の緊張が高まっていた。ハムドク氏は今月24日、米国の特使と面会し、政治的な緊張の解決や民政移管について話し合ったばかりだった。

 スーダンでは2018年12月、パンの価格高騰をきっかけにバシル前政権への抗議活動が活発化。翌19年4月、軍の一部がクーデターを起こし、バシル政権が崩壊した。同年8月に軍部と市民による合同の暫定政権が立ち上がり、事実上のトップである統治評議会議長に軍出身のブルハン氏が、首相に文民のハムドク氏がそれぞれ就任することで権力を分け合い、23年の民政移管を目指していた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2850チバQ:2021/10/26(火) 08:49:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca49b2f79e3acfdaef416c78adc29c2cf8d5d5d
スーダンでクーデター 首相ら拘束され暫定政権崩壊 デモの3人死亡
10/25(月) 20:52配信

毎日新聞
ハムドク首相ら政権幹部の拘束に抗議する市民=スーダンの首都ハルツームで2021年10月25日、AP(ソーシャルメディアの映像より)

 アフリカ東部スーダンで25日、軍がクーデターを起こし、ハムドク首相や複数の閣僚の身柄を拘束した。ロイター通信などが報じた。スーダンでは2019年に独裁政権が崩壊後、軍民共同の暫定政権が発足し、23年までの民政移管を目指していた。軍を事実上率いるブルハン統治評議会議長は同日、国家非常事態を宣言し、暫定政権の崩壊を表明。軍が文民を政権から排除し、民主化のプロセスは頓挫した形だ。

【路上で炎も…混乱のスーダン】

 首都ハルツームでは、多数の市民が首相らの拘束に抗議するため、軍施設周辺に押し寄せた。これに対して軍が発砲。ロイターは現地の医師団体の情報として、デモ隊の3人が死亡、80人以上が負傷したと報じた。

 ブルハン氏は25日のテレビ演説で「選挙で選ばれた文民政権に権力を移譲するまで、軍が民主化の完成に向けて献身することを約束する」と述べ、民政移管を目指す方針は変わらないと強調した。

 ロイターによると、軍はハルツームの街頭に部隊を展開させ、放送局を襲撃して職員らを拘束した。ハルツームでは空港が閉鎖され、インターネットの利用も制限されているという。

 スーダンでは19年4月、30年間にわたり独裁体制を敷いたバシル政権が軍のクーデターで崩壊した。それ以前から大規模な抗議活動を繰り返していた民主化勢力はクーデターに反発し、軍の退陣を要求するゼネストなどを行った。

 軍民の双方が歩み寄り、同年8月に統治評議会によって共同で暫定統治する体制が発足。陸軍出身のブルハン氏が評議会議長に、経済学者で国際機関での勤務経験も長いハムドク氏が首相にそれぞれ就任した。23年までに総選挙を実施し、民政移管することを目指してきた。だが今回のクーデターで、軍が実権を完全に掌握する可能性が高まっている。

 スーダンでは暫定政権の発足後も、政権内で軍民間の対立が続いていた。新型コロナウイルスの感染拡大で経済が大きな打撃を受けたこともあり、ハムドク氏らの政権運営は厳しさを増していた。9月21日には軍の一部が反乱するクーデター未遂事件も起き、関わった軍人数十人が拘束されたばかりだった。

 ハムドク氏らの拘束について国連は25日、「深く憂慮している」との声明を出し、関係者の即時解放を求めた。米政府も「民主化を求めるスーダン国民の願いに反しており、全く受け入れられない」と表明した。【ヨハネスブルク平野光芳】

2851チバQ:2021/10/26(火) 15:04:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd1dac080d7d9e009040895b43233c364917d9ae
「クーデター」のスーダン、暫定政府を解散 非常事態宣言
10/25(月) 20:34配信

AFP=時事
スーダンテレビで演説する、アブドルファタハ・ブルハン氏。同テレビ提供の動画より(2021年10月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】軍部隊による「クーデター」が起きたとされるスーダンで25日、民政移管を担ってきた統治評議会の議長で軍出身のアブドルファタハ・ブルハン(Abdel Fattah al-Burhan)氏が、暫定政府と同評議会の解散を発表し、全土に非常事態を宣言した。


 この数時間前には同国情報省が、首相を含む、暫定政府および統治評議会の文民メンバーの大半が拘束されたと発表していた。

 ブルハン氏は、「民政移管」に向けた尽力を強調。その上で、「国家運営能力のある」政府を樹立する意向を示した。また、最高裁判所をはじめとする国の機関の設置を約束した他、先に調印した国際社会との合意を引き続き順守していくと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/58b14fa73a80de67790fdaa58ed51d1ed0956a30
スーダンで「クーデター」発砲で死傷者多数
10/26(火) 5:31配信
アフリカのスーダンで首相らが軍の部隊によって拘束され、スーダンの情報省は「クーデターが起きた」と発表しました。抗議したデモ隊に軍側が発砲し、3人が死亡する事態となっています。

ロイター通信などによりますと、暫定政権のハムドク首相や政府高官が25日、首都ハルツームで軍の部隊に拘束されました。

首都や近郊では、主要道路などが封鎖された上、インターネットも遮断されたということです。

軍出身で暫定政権トップのブルハン議長は、暫定政権の解散と非常事態を宣言しました。情報省は「クーデターが起きた」と発表しています。

街では軍側が抗議活動を行っていたデモ隊に発砲するなどし、3人が死亡、80人以上が負傷しました。

スーダンでは2019年に独裁政権が崩壊した後、軍と民主化勢力が共同統治を行い、民政への移管を進めてきましたが、先月もクーデター未遂が起きるなど、緊張が高まっていました。

2852チバQ:2021/10/26(火) 19:50:51
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35178586.html
軍が実権握ったスーダン、今起きていること
2021/10/26 19:00CNN.co.jp

軍が実権握ったスーダン、今起きていること

道路を封鎖するためにタイヤに火をつける人々=スーダン首都ハルツーム/AFP/Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) スーダン軍が25日、軍民共同の暫定政府を解散させて緊急事態を宣言し、同国は危機に陥った。

2019年のバシル前大統領追放後に続いた平和的な権力移行の望みは、この動きでつぶされる形となった。

今起きていることのポイントをまとめた。



スーダンで何が起きているのか
スーダンは19年以降、軍と文民の不安定な連合によって統治されてきたが、軍が25日に実権を握った。

ハムドク首相夫妻は拘束され、非公表の場所に身柄を移された。複数の閣僚や政府当局者も逮捕された。

軍トップのアブデル・ファタ・ブルハン氏が統治評議会と暫定政権を解散した。同氏はテレビで「独立した公正な代表政府」が23年に選挙が行われるまで権限を掌握すると発表した。

ブルハン氏は、主権評議会の文民メンバーと共同運営する合意が過去2年間にわたる衝突になり、国の「平和と統一を脅かす」ことになったとも述べた。

ブルハン氏は憲法の一部の条項が停止され、州知事が排除されたとも述べた。

今回の争いはどのように始まったのか
バシル前大統領が追放された19年のクーデターで、スーダン軍上層部は権力移行を監督する実権を握り、暫定軍事評議会を立ち上げた。

だがこの評議会は文民統治を求める民主化運動からの強い反発を受けた。1週間のこう着状態の末、両者は同国を「今後3年、またはそれより少し長い期間」統治する統治評議会を形成することで合意した。

19年7月に結ばれたこの合意では、軍事評議会が最初の21カ月間の統治を担い、その後18カ月は文民政権が統治することとなった。

クーデターは予想外だったのか
完全に予想外だったということはない。ハムドク首相の側近であるアダム・ヒレイカ氏はCNNに対し、首相は軍の計画に気づいていて、政府を解散する圧力を受けていたと語った。

ヒレイカ氏は24日夕、現在の情勢を議論している首相のもとを訪れ、首相がブルハン氏と会ったばかりだったと語る。

情報省は25日、ハムドク首相が権力奪取を支持する声明を出すように圧力を受けていると発表。だが、首相は民主化を求めて抗議する人々に対し、通りに出て平和的な抗議を行うように希望しているとも伝えた。

2853チバQ:2021/10/26(火) 19:51:06
なぜこんな事態になったのか
ハムドク首相を含む一部の政治家が当初の暫定合意に従って11月17日までに完全な民選意向を進めようとした後、緊張関係は高まった。

先月、バシル前大統領に忠誠を誓う部隊による軍のクーデターが失敗。関係した大半の将校が逮捕されると状況はエスカレートした。

軍指導部は、その後数週間、「自由と変化宣言勢力」の改革を要求し、閣僚の入れ替えを迫った。文民指導者らは軍指導部による権限掌握にあたると批判した。

今月21日には多数の群衆が通りに出て、19年の暫定合意を尊重することを要求し、選挙に基づく政府を求める声を上げた。一方、文民政府に反対する軍支持のデモも発生した。

国際社会の反応は
国連のグテーレス事務総長は25日にツイッターで、クーデターを非難し首相や他の当局者らの釈放を求めた。国連はスーダン国民を支持し続けるとも述べた。

米ホワイトハウスは記者会見で、バイデン政権がスーダンで進行する事態に深い危機感を感じていると述べた。英国は、クーデターがスーダン国民に対する「受け入れがたい裏切り」にあたると述べた。

抗議する人々が求めているものは
クーデターに反対する数千人の抗議デモ隊が首都ハルツームの通りに出て、状況を懸念する声を上げた。

スーダン中央医師委員会によると、デモ中の銃撃により2人が死亡、少なくとも80人が負傷した。統治評議会の文民部門と連携する同委員会は、銃撃の責任は軍にあると述べた。CNNはこうした主張が正しいかどうかを確認できていない。

ソーシャルメディア上の動画には、群衆が軍司令所に向かい、一部の人々が道路に張られた有刺鉄線を除去しようとする様子が捉えられた。同市の複数の場所で道路が封鎖されているとの報告もある。

情報省によると、文民統治の支持者らは軍の権限奪取に対抗して不服従の計画やストライキも発表した。

バシル前大統領はどこに
オランダ・ハーグにある国際刑事裁判所(ICC)の検察官は09年と10年に、03〜08年のダルフールにおけるスーダン軍の活動に関連したジェノサイド(集団殺害)と戦争犯罪の罪でバシル前大統領に対する逮捕状を出した。

スーダン政府は今年、バシル前大統領やダルフール紛争に関連して手配されている他の当局者らをICCに引き渡すと発表していた。

バシル前大統領は現在、汚職と外国通貨の不法所持で禁錮2年の有罪判決を受け、スーダンの刑務所に収監されている。また1989年で自身が権限を掌握したクーデターでの役割についても別の訴訟に直面している。

2854チバQ:2021/10/27(水) 01:12:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d61129dfb91be768621f6ba9d74cc43aa8e0771
急進左派与党、新内閣信任せず 「転向」と大統領批判 ペルー
10/15(金) 16:42配信

時事通信
ペルーのカスティジョ大統領(左)とバスケス新首相=6日、リマ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーの急進左派与党「ペルー・リブレ」は14日、カスティジョ大統領が発足させた新内閣を信任しないと表明した。

 7月末に誕生したカスティジョ政権が「中道右派に転向した」ことを理由に挙げている。

 カスティジョ氏は6日、経済界や野党の間で忌避感が強かった党急進派のベリド首相を更迭。党とは関係のない左派のバスケス前暫定国会議長を後任に据えて組閣した。

 ペルー・リブレは声明で「新内閣に信任票は入れない」と宣言した上で、「政府および内閣が中道右派に転向していることは隠し切れない」と強調。「外国からの資金や企業家、国を利用する」閣僚が増えたと批判した。ただ、セロン党首はツイッターで「野党に転じたわけではない」とも発言し、与党残留に含みを残している。

2855チバQ:2021/10/27(水) 13:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/40335e56a0a08c63cc33729cfc4c86df80c410c2
「白人を殺せ」黒人民族主義を掲げる極左躍進へ…「多人種共生」揺らぐ南ア
10/24(日) 14:13配信

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読売新聞オンライン

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(写真:読売新聞)

 南アフリカで11月1日、5年に1度の統一地方選が行われる。各種調査で、過激な白人排斥を掲げる極左野党「経済的解放の闘士(EFF)」の躍進が見込まれている。人種対立の先鋭化が、ネルソン・マンデラ元大統領が多人種共生を掲げた「虹の国」の理念を揺るがしている。(ヨハネスブルク支局 深沢亮爾)

【写真】世界地図のどこにもない、なのに不思議な存在感…思惑うごめくアフリカの「国」

 「我々が権力を握れば、土地を強制収用する。白人の土地は全て我々のものだ」

ジュリアス・マレマ氏(ロイター)

 21日、ワインの産地として知られる風光明媚(めいび)な西ケープ州ステレンボシュで、EFFのジュリアス・マレマ代表が声を張り上げると、会場は熱狂に包まれた。聴衆のほとんどは黒人だ。

 この町は白人が黒人よりも先に住み着き、人口の6割以上を占める。マレマ氏は、ワイン生産の恩恵で豊かな暮らしぶりの白人を「人種差別主義者」と非難、「我が党はこの場の女性に家を買ってあげることもできる」と気勢を上げた。

 EFFは、与党アフリカ民族会議(ANC)を離脱したマレマ氏が2013年に結党した新興政党だ。短期間のうちに野党第2党となり、統一地方選では結党以来、初めて首長ポストを獲得する可能性がある。

 「黒人のための南ア」の実現を目指す黒人民族主義を掲げ、暴力も辞さない過激な街頭運動や「白人を殺せ」との主張など人種対立をあおる手法が特徴だ。選挙戦では、白人の土地の強制接収のほか、富裕層地区への黒人貧困層向け住宅建設などを訴えている。

■与党分裂で勢い
 勢力を拡大している背景には、ANCの党内対立がある。穏健派のシリル・ラマポーザ大統領の影響力が強まり、対立する左派のジェイコブ・ズマ前大統領に近い勢力の支持者がEFFに流れた。党内対立をきっかけに、7月には大規模暴動も起きている。

 最大都市ヨハネスブルクの高級ホテルで働く黒人男性は「(EFFは)人種差別と戦ってくれる」と支持理由を語った。国内では、経済低迷にコロナ禍が追い打ちをかけ、失業率は3割超で高止まりしたままだ。アパルトヘイトからの黒人解放運動を支援したキューバや中国がもたらした社会主義思想への親近感も加わり、EFFのポピュリズム的主張は貧困層だけでなく、都市部の若者や学生にも支持を広げつつあるようだ。

■白人は「独立」目指す
 これに対し、排斥運動の矢面に立つ白人には「分離独立」を目指す動きも出ている。西ケープ州は国内で唯一、白人とカラードと呼ばれる混血住民が多数派を占める。州内では昨年、分離独立運動を先導する市民団体が結成され、白人を支持基盤とする既成政党も独立の是非を問う住民投票に理解を示し始めている。

 市民団体代表のフィル・クレイグ氏は本紙の取材にこう語った。「ANCなどの社会主義的な勢力が統治する南アとは違う道を歩むべき時だ。数年以内に住民投票に持ち込みたい」

 南アの人種問題は、米国や、南アからの移住者が多い豪州などで関心が高い。18年には当時のトランプ米大統領が「南アでは白人農家が大量に殺され、土地を奪われている」と投稿して話題を呼んだ。かつて白人と黒人の歩み寄りが喝采を浴びた南アが再び陥る分断は、人種対立が続く欧米諸国にも波紋を広げかねない。

◆「虹の国」の理念…人種別に居住地を定めるなどして少数派の白人政権が多数派の黒人を差別したアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃後、ネルソン・マンデラ元大統領が掲げた多人種共生の理念。多色の虹になぞらえ、「南アはそこに住む全ての人に帰属する」との主張を示した。

2856とはずがたり:2021/10/27(水) 19:47:11
スーダンでクーデターか 軍がハムドク首相を拘束 首都路上に兵士
ヨハネスブルク=遠藤雄司2021年10月25日 19時01分
https://www.asahi.com/articles/ASPBT63YYPBTUHBI016.html?iref=com_latestnews_03

 スーダン暫定政権のハムドク首相が25日、軍によって自宅軟禁された後、兵士らに連れさられたと同国の文化・情報省がフェイスブックで明らかにした。事実上のクーデターとみられる。軍部と文民が共存する暫定政権の文民トップが拘束されたことで、民政移管に向けたプロセスが大きく妨げられそうだ。

 同省やロイター通信などによると、25日朝、兵士らがハムドク氏の自宅を包囲し軟禁した。ハムドク氏にクーデターを支持する声明を出すよう求めたが拒否されたため、拘束していずれかへ連れ去ったという。軍は閣僚を含む文民の政府関係者も複数拘束。ラジオ局やテレビ局を襲撃し、従業員を逮捕した。首都ハルツームの路上には兵士が配備され、橋も封鎖されたという。

 教職員などで構成され、同国の民主化を後押ししてきたスーダン専門職者協会はフェイスブックで、「街頭に出て完全に占拠するよう訴える」などと、路上で軍事クーデターに抗議するよう国民に呼びかけた。

 同国では9月、バシル前政権を支持する一部軍人らによるクーデター未遂が起きたほか、今月半ばからは軍による統治を求めるデモと、民主化を求めるデモが同時に起き、暫定政権内でも軍民間の緊張が高まっていた。ハムドク氏は今月24日、米国の特使と面会し、政治的な緊張の解決や民政移管について話し合ったばかりだった。

 スーダンでは2018年12月、パンの価格高騰をきっかけにバシル前政権への抗議活動が活発化。翌19年4月、軍の一部がクーデターを起こし、バシル政権が崩壊した。同年8月に軍部と市民による合同の暫定政権が立ち上がり、事実上のトップである統治評議会議長に軍出身のブルハン氏が、首相に文民のハムドク氏がそれぞれ就任することで権力を分け合い、23年の民政移管を目指していた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2857チバQ:2021/10/29(金) 09:44:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/be7e8913b5d9480610ebf14b941ba3a95ddb35d7
クーデターに「深刻な懸念」 スーダン情勢で報道声明 国連安保理
10/29(金) 7:28配信
 【ニューヨーク時事】国連安保理は28日、スーダンで軍がクーデターにより実権を掌握したことに「深刻な懸念」を表明する報道機関向け声明を発表した。

 
 声明は、拘束者の即時解放や全ての当事者による暴力の自制、平和的な集会や表現の自由の尊重を訴えた。その上で軍に対し、「文民主導の暫定政府の復活」を求めた。

 25日のクーデターを受け、安保理は26日、緊急の非公開会合を実施。しかし協議は難航し、AFP通信によると、当初声明に含まれていた「強い言葉で」非難するとの文言が削除された。ロシアから圧力があったという。

2858チバQ:2021/11/03(水) 00:40:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/97c38ea2ed117ea76e4743f09108cbf018436f0d首都住民に「自衛」命令 反政府勢力の進攻備え エチオピア
11/2(火) 23:47配信

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時事通信
店が閉まったエチオピアの首都の通り=10月21日、アディスアベバ(AFP時事)

 【アディスアベバAFP時事】エチオピア政府は2日、首都アディスアベバの住民に対し、反政府勢力の進攻に備え、所有する銃器を2日以内に当局に登録し、近隣住民を自ら守る準備をするよう命じた。

 政府軍と戦闘を続ける北部ティグレ州の武装勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」は最近、首都まで400キロに迫る要衝2カ所の制圧を主張し、首都進攻も辞さない構えだ。

 首都当局者は国営メディアを通じ「全住民は地区ごとに組織され、治安部隊と協力しなければならない」と訴えた。「自分の町の平和を守るため、若者には新たな徴兵がある」と通告した。

 また「社会の全構成員」に警戒を呼び掛け、家主や宿泊施設管理者に身分証確認の徹底を求めた。さらにインターネット交流サイト(SNS)上の「偽情報」を直ちに削除するよう命じた。

2859チバQ:2021/11/03(水) 11:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f79e47ec3fdfdd83b155e3bcf669585b1a1f329
トンガがロックダウン、初の感染者確認を受け
11/3(水) 9:49配信

CNN.co.jp
トンガのトンガタプ島が2日から1週間のロックダウンに入った

(CNN) 南太平洋の島国トンガで新型コロナウイルスの感染者1人が初めて確認されたことを受け、本島のトンガタプ島が2日から1週間のロックダウン(都市封鎖)に入った。


保健省によると、トンガタプ島では午後8時から午前6時までの外出が禁止され、住民は通勤や不要不急の外出を避けて自宅待機するよう指示された。公共交通機関の運行、レストランやバーの営業が停止され、学校や教会も閉鎖される。

トンガはフィジーから東へ約800キロ、ニュージーランドから約2380キロ離れた島国。新型コロナの感染者はこれまで報告されていなかった。

初の感染者はニュージーランドから帰国後、隔離先のホテルで見つかった。

地元メディアによると、保健当局の責任者は「遅すぎたと後悔するより、用心のためにロックダウンに踏み切ったほうがいい」と述べた。

同じ便に乗っていた乗客214人は到着時の検査で陰性と判定され、21日間の隔離措置に従っているという。

2860チバQ:2021/11/03(水) 11:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f6ef2ee0b5bea58e026314df47714050a93ba4a
エチオピア全土に非常事態宣言 首都住民に「自衛」命令 反政府勢力攻勢、情勢緊迫
11/3(水) 0:48配信

時事通信
エチオピアのアビー首相=6月13日、アディスアベバ(AFP時事)

 【アディスアベバAFP時事】エチオピア政府は2日、全土に非常事態を宣言した。

 北部ティグレ州の反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」が首都アディスアベバ進撃をうかがう事態となり、エチオピア情勢は急速に緊迫している。首都住民には所有する銃器を2日以内に当局に登録し、近隣住民を自ら守る準備が命じられた。


 エチオピアのアビー首相は昨年11月、かつてのエチオピアの支配勢力ティグレ人の牙城である北部ティグレ州へ攻撃を開始した。TPLFは一時劣勢だったが、6月には州の支配権を奪回。隣接するアムハラ州やアファール州に戦線を拡大し、過去数日は首都まで400キロに迫る要衝2カ所の制圧を主張、首都進攻も辞さない構えだ。

 エチオピア政府は2日、政府系メディアを通じ「テロ集団TPLFの残虐行為から国民を守るための非常事態宣言だ」と訴えた。宣言に伴い夜間の外出は禁止。主な道路は封鎖され「テロ組織との関係が疑われる者は誰であれ」捜査対象となる。

 また「兵役可能な年齢の市民は誰であれ」軍が徴兵可能となる。TPLFに「直接・間接にかかわらず心情的な支援を行った」と見なされた報道機関も政府が活動停止にできる。

 これに先立ち首都当局者は2日、国営メディアを通じ「全住民は地区ごとに組織され、治安部隊と協力しなければならない」と通告。「自分の町の平和を守るため、若者には新たな徴兵がある」と述べた。「社会の全構成員」に警戒を呼び掛け、家主や宿泊施設管理者に身分証確認の徹底を求め、インターネット交流サイト(SNS)上の「偽情報」を直ちに削除するよう命じた。

2861チバQ:2021/11/04(木) 08:16:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5489ce33a8b64a5faef096917d324711e6b3143
エチオピア首都、「数週間」で陥落も 反政府勢力
11/4(木) 6:29配信

AFP=時事
エチオピアの首都アディスアベバで、紛争の犠牲者を追悼する人々(2021年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピアの反政府勢力「オロモ解放軍(OLA)」は3日、AFPに対し、首都アディスアベバが「数か月あるいは数週間」以内に陥落する可能性があるとの見解を示した。米政府は同日、和平協議のため同国に特使を派遣すると表明した。

【写真8枚】避難民キャンプで食料の配給を受ける人々、ほか

 アビー・アハメド(Abiy Ahmed)政権と1年間にわたる武力闘争を続ける反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)は、同盟関係にあるOLAと共に、ここ数日で広範囲の領土を制圧したと主張。エチオピア政府は2日、全土に非常事態を宣言し、首都の住民に近隣地域を守る準備をするよう命じていた。

 OLAのオダー・タルビー(Odaa Tarbii)広報担当者は3日、同勢力がアビー政権打倒を目指していると説明。「現在の状況が続けば、数か月あるいは数週間の問題」だと述べた。

 紛争が長期化する中、虐殺や集団レイプが横行し、飢饉(ききん)の恐れも起きているとの報告が出ている。国連(UN)とエチオピア人権委員会(EHRC)は3日、紛争の全当事者が人道に対する罪に及んだ可能性があるとする報告書を発表。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は、「極めて残虐な行為」を非難した。

 米国防総省は、エチオピアを含む「アフリカの角(Horn of Africa)」地域担当のジェフリー・フェルトマン(Jeffrey Feltman)特使を今週、同国に派遣すると発表。4日から2日間にわたり協議を行い、「すべてのエチオピア人に対し、平和と対話を通じた紛争解決に取り組むよう」働きかけるとした。【翻訳編集】 AFPBB News

2862チバQ:2021/11/04(木) 16:32:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6a3483cf5a8944ca5ede52be5ab967733b77be9
エチオピアの反政府勢力、首都郊外に迫る 陥落の可能性も
11/4(木) 16:30配信

CNN.co.jp
記者会見を行う国連のミシェル・バチェレ人権高等弁務官(写真中央)=3日、スイス・ジュネーブの国連本部

ロンドン(CNN) エチオピアで、連邦政府と敵対する複数の反政府勢力の部隊が合流し、首都アディスアベバの郊外に迫る事態となっている。同国の外交筋が3日、CNNに対して明らかにした。前日には当局が、同国全土に非常事態宣言を発令し、市民に対して首都防衛のため武器を取るよう呼び掛けていた。

同国で紛争が拡大する一方、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、エチオピア政府が任命する人権委員会と合同で、同国北部ティグレ州で1年間にわたり続く流血の事態を調査。国連は合同調査によって明らかになった、「戦争犯罪」に当たる可能性がある実態について非難していた。

待ち望まれた報告書は、同国のアビー首相がティグレ州を支配する少数民族勢力、ティグレ人民解放戦線(TPLF)に対する軍事攻勢を命じてから1年近くが経過した今月3日のタイミングで公表された。

12カ月にわたって続く戦闘では、数千人が死亡し、200万人超が自宅を追われた。さらに飢餓に拍車が掛かり、相次ぐ残虐行為をもたらした。

反政府勢力の部隊が首都アディスアベバに歩みを進める事態も相まって、この紛争が全面戦争へと発展しかねないとの恐怖感が高まっている。

エチオピアの外交筋はCNNに対して3日、ティグレ防衛軍(TDF)および、同国最大の人口を抱えるオロミア州の非合法武装勢力、オロモ解放軍(OLA)の戦闘員らが首都郊外に迫っていることを明かした。

この情報筋は、戦闘員らが決断すれば、数時間内に市内で戦闘を展開する実力を保有するものの、彼らは合意が結ばれるのを待った方が好ましいと考えていると指摘している。

武装勢力側は先月31日、首都につながる道路沿いにある要衝の町2カ所を掌握したと発表。戦闘員らが急速に展開していることで、同国の指導者らの間では首都陥落の可能性についての懸念が持ち上がっている。

アビー首相は同日、フェイスブックへの投稿で市民らに対し、武器を取って武装勢力と戦うよう呼び掛けた。投稿には「我々の人民は、武器や防衛のために使えるものは何でも手にして進軍し、テロリストであるTPLFを撃退して葬るべきだ」と記されていたが、フェイスブックによって後に削除された。

フェイスブックを運営するメタ社の広報担当者は「エチオピア首相による投稿に気づき、暴力沙汰をあおったり支持したりすることに関する我々の方針に違反したため削除した」と述べている。

同首相は3日、軍司令部での演説で発言をさらに過激化させ、政府の敵は「我々の血と骨で」葬り去り、「エチオピアの栄光を再び高揚させる」と誓った。

ロイター通信の報道によると、アディスアベバの市当局は同日、住民に対して所有する武器を登録し、周辺を「護衛」するために居住地区に集合するよう指示を出した。

2863チバQ:2021/11/05(金) 15:54:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/835b4f84bf7b47b79808d229b7392d5b7448d710
ニカラグア、左派政権続投へ 通算5期目、7日に大統領選
11/5(金) 15:15配信

共同通信
ニカラグアの首都マナグアでのイベントで話すオルテガ大統領=10月27日(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】中米ニカラグアで7日、大統領選が行われる。左派の現職ダニエル・オルテガ大統領(75)ら6人が立候補するが、独裁色を強める政権は野党の有力候補を事前に拘束するなど露骨に選挙に介入。オルテガ氏の連続4選、通算5期目入りが確実な情勢だ。

 左翼ゲリラ組織サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)出身のオルテガ氏は1979年に革命を成功させ、84年の大統領選で初当選し1期務めた。2006年大統領選で返り咲き、現在は連続3期目。14年の憲法改正で、無期限の長期政権に道を開いた。

 18年には反政府デモを武力で封じ、市民ら300人以上が死亡した。

2864チバQ:2021/11/07(日) 22:19:08
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20211106-567-OYT1T50208.html
タンクローリーが衝突後に爆発、漏れた燃料回収しようと市民詰めかけ99人死亡…シエラレオネ
2021/11/07 07:32読売新聞

 西アフリカ・シエラレオネの首都フリータウンで5日、タンクローリーが爆発し、ロイター通信によると少なくとも99人が死亡した。負傷者が多数出ており、犠牲者はさらに増える可能性がある。

 タンクローリーとトラックが衝突し、タンクから漏れ出た燃料を回収しようと多くの市民が詰めかけたところで爆発が起きたという。シエラレオネのビオ大統領はツイッターに「悲劇的な火災で多くの命が失われた。被災した家族の支援に全力を尽くす」と投稿した。

2865チバQ:2021/11/07(日) 23:47:45
https://www.sankei.com/article/20211106-YFXLRYGMFBO57AAORJEIJ7WMOQ/
反政府勢力9派が同盟 エチオピア、首相退陣迫る
2021/11/6 10:24
エチオピア北部を拠点に政府と紛争を続けるティグレ人民解放戦線(TPLF)など反政府勢力9派は5日、同盟を結んだと発表した。アビー首相の退陣を改めて要求、武力による政権打倒も辞さない考えを示しており、同国情勢は緊迫の度を増している。

国連安全保障理事会は5日、エチオピア北部での衝突激化に「深い懸念」を表明し、事態の沈静化を求める報道声明を発表した。

反政府勢力の同盟に参加したのは、TPLFのほか南西部を拠点にするオロモ解放戦線など。反政府勢力は首都アディスアベバから直線距離で約230キロにある町を制圧したと主張、首都に迫る構えを見せている。

2866チバQ:2021/11/07(日) 23:50:00
https://www.sankei.com/article/20211031-QJEC4BH7MJJSBM45Z6GI6XJAME/
クーデターに数万人抗議 スーダン軍発砲、3人死亡
2021/10/31 07:06
軍事クーデターが起きたアフリカ北東部スーダンで30日、軍の権力独占に抗議する大規模なデモがあった。AP通信は、参加者がクーデター以降で最大となる数万人に上ったと伝えた。地元の医師団体によると、軍はデモ隊を排除するために実弾や催涙ガスを使い、首都ハルツーム近郊では発砲を受けた3人が死亡した。

デモは民主化を求める有力な市民団体が呼び掛け、米国や国連は軍に対し、強硬手段を用いないように求めていた。クーデター以降、民主派を中心とした抗議活動が続き、ロイター通信によると、軍との衝突で29日までに少なくとも11人が死亡した。


スーダンを担当する国連のペルテス事務総長特別代表は29日、スーダン軍高官と面会。政治的解決のため、国連が関与を続ける姿勢を強調した。

スーダンでは25日、経済学者のハムドク首相や閣僚らが一斉に拘束され、陸軍出身のブルハン元統治評議会議長が民主化勢力との共同統治の終了を宣言した。(共同)

2867チバQ:2021/11/08(月) 09:29:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110800219&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
左派オルテガ氏の連続4選確実 政敵排除し大統領選―中米ニカラグア
2021年11月08日09時12分

7日、ニカラグアの首都マナグアで投票するオルテガ大統領=大統領府提供(AFP時事)
7日、ニカラグアの首都マナグアで投票するオルテガ大統領=大統領府提供(AFP時事)

【図解】ニカラグア

 【サンパウロ時事】中米のニカラグアで7日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。連続4選を目指す反米左派のダニエル・オルテガ大統領(75)ら6人が立候補したが、オルテガ政権は反体制派を次々拘束するなどして自身を脅かしそうな有力候補を選挙から排除しており、同氏の当選は確実。妻で現職のムリジョ氏を副大統領候補に立てており、オルテガ夫妻による独裁的な統治が続くことになる。


 左翼ゲリラ出身でゲリラ残党の与党サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)を率い、「コマンダンテ」(司令官)を名乗るオルテガ氏は「終身大統領」を目指して2014年に憲法の再選禁止規定を撤廃。今年5月ごろからは次々と政敵を「ニカラグアの独立や主権を脅かした」などとして拘束するとともに、自身に批判的な主要新聞を発行停止に追い込むなど、なりふり構わぬ弾圧を行ってきた。

2868チバQ:2021/11/10(水) 10:34:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110900227&g=int
欧米から非難の嵐 ロシアやキューバは擁護―ニカラグア大統領選
2021年11月09日07時16分

 【マナグア、モスクワAFP時事】中米ニカラグアの大統領選に対し、欧米各国から8日、激しい非難が浴びせられた。2007年から権力を握り続けるオルテガ大統領は、少しでも有望そうな対立候補は6月以降、次々逮捕して7日の投票日を迎えた。国際監視団もいなかった。外国の報道機関も取材を拒否された。

 オルテガ氏の当確が伝えられると、スペイン政府は8日、「反民主主義の茶番劇」と非難した。英政府も「名前だけの選挙だった」と切り捨て、ブリンケン米国務長官は「オルテガ大統領・ムリジョ副大統領夫妻の反民主的活動に手を貸した者たち」への制裁を警告した。
 中米では隣国コスタリカが「信頼できるとか、(政府の)干渉を受けていないとか、自由で公正で包括的だとか」そうした要素を全く見いだせないと嘆いた。南米ではウルグアイとコロンビアが、発表された選挙結果を認めないと表明した。
 これに対し、ロシアのラブロフ外相は8日、モスクワで記者会見し「ニカラグアの選挙を否定した米国は他の国にも同じことをするよう呼び掛けている。許し難いと考えるし、こうした姿勢を強く非難する」と反発した。

2869チバQ:2021/11/12(金) 14:55:59
v新たな統治評議会発足 軍主導を誇示 スーダン
11/12(金) 14:42配信

時事通信
 【カイロ時事】クーデターで実権を握ったスーダン軍を率いるブルハン氏は11日、自らをトップとする新たな統治評議会の発足を発表した。

 国営メディアが伝えた。ブルハン氏は2023年の選挙を通じた民政移管を約束しているが、当面は軍主導で国政運営を担う方針を明確にした形だ。

 スーダンでは10月下旬のクーデターで、ブルハン氏が統治評議会と暫定政権の解散を宣言。19年から続いた軍民共同統治が崩れ、民主化プロセスが行き詰まった。米国による経済支援停止など国際社会の圧力が強まっているが、軍が軟化する兆しは見えない。 https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cb770f14d44ed945bf52057327be19272e6e57

2870チバQ:2021/11/12(金) 15:08:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70d1865c46441cc8289e69c63a9d1cc72756fd5
F・デクラーク氏死去、85歳 白人最後の南ア大統領、ノーベル平和賞
11/11(木) 19:48配信

時事通信
南アフリカのフレデリク・デクラーク元大統領=2018年7月、南部ケープタウン(AFP時事)

 【ロンドン時事】南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離)の撤廃に大きな役割を果たし、ノーベル平和賞を受賞したフレデリク・デクラーク元大統領が11日、がんのため南部ケープタウンの自宅で死去した。

【写真】ノーベル平和賞を受賞した南アフリカのネルソン・マンデラ氏とフレデリク・デクラーク氏

 85歳だった。FWデクラーク財団が発表した。

 財団は声明で「がんとの闘いの末、11日朝に自宅で静かに息を引き取ったことを、深い悲しみと共にお知らせする。葬儀に関しては追って遺族から発表される予定だ」と述べた。

 ヨハネスブルク生まれ。弁護士を経て与党・国民党の下院議員となり、1989〜94年、白人体制最後の大統領を務めた。東西冷戦が終わる中、時代の節目を担ったデクラーク氏は、黒人融和政策を推進。国家反逆罪などによる終身刑で服役していた反アパルトヘイト闘争の英雄ネルソン・マンデラ氏を釈放したほか、人種登録法、集団地域法などアパルトヘイト法を全廃した。

 94年に全人種選挙を経て発足したマンデラ政権下では、ターボ・ムベキ氏(99〜2008年に大統領)と共に副大統領を務めたが96年に辞任。97年、政界から引退した。

 ノーベル賞は93年、マンデラ氏と共同で受賞した。マンデラ氏も13年、95歳で死去している。

2871チバQ:2021/11/15(月) 20:15:17
"アルゼンチン、中間選挙で野党勝利 大統領再選に影、政権に亀裂:時事ドットコム" https://www.jiji.com/amp/article?k=2021111500799&g=int


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 【サンパウロ時事】アルゼンチンで14日、フェルナンデス左派政権の行方を占う中間選挙が行われ、中道右派の野党連合が上下両院で議席を伸ばして勝利した。上院(定数72)の3分の1、下院(定数257)の約半分の127議席が改選され、現地メディアによると、中道左派の与党連合が上院で維持してきた過半数を失った。
 与党連合の議席は上院で改選前から6、下院で2減少。野党連合は上院で6、下院で1増やす見込みだ。選挙後の議席は、上院が与党連合35、野党連合31。下院は与党連合118、野党連合116となる。
 全国的な得票率は野党連合が大きく上回っている。ロイター通信によれば、2023年の次期大統領選で野党連合からの出馬が有力視される首都ブエノスアイレスのロドリゲス・ラレタ市長は「われわれは大きなステップを踏み出した」と勝利を祝った。
 政権内では、アルベルト・フェルナンデス大統領をしのぐ影響力を持つとされるクリスティナ・フェルナンデス副大統領が発言力を強めており、ここ数カ月で亀裂が深刻化している。今回の敗北で副大統領の発言力が増せば、大統領の再選出馬を脅かしそうだ。(2021/11/15-16:55)

2872チバQ:2021/11/15(月) 20:43:45
"アルゼンチン議会選挙 大統領率いる与党連合 敗北の見通し | 海外の選挙 | NHKニュース" https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211115/amp/k10013348131000.html
アルゼンチン議会選挙 大統領率いる与党連合 敗北の見通し

2021年11月15日 12時34分

南米のアルゼンチンでは14日、議会選挙が行われ、新型コロナウイルスの感染の拡大や経済の低迷などへの不満からフェルナンデス大統領が率いる左派の与党連合が右派の野党連合に得票率で下回り、敗北する見通しとなりました。

南米のアルゼンチンでは14日、上院の3分の1と下院のおよそ半数の議席が改選となる議会の中間選挙が行われました。

現地メディアによりますと、議会下院では開票率が95%余りの時点でフェルナンデス大統領が率いる中道左派の与党連合は得票率がおよそ33%にとどまる一方、中道右派の野党連合はおよそ42%となっています。

また、議会上院でも野党連合が20ポイント近くリードしていて、与党連合は上下両院で議席が過半数割れする見通しだとしています。

アルゼンチンでは、新型コロナウイルスの感染の拡大を受けて隔離措置などを導入したにもかかわらず、500万人以上が感染し11万人を超える死者が出ています。

また、年率で50%を超えるインフレも続き、人口のおよそ4割が貧困に陥るなど経済も低迷していて、今回の議会選挙の結果は政府に対する国民の反発の高まりがあらわれたものと受け止められています。

2873チバQ:2021/11/15(月) 20:54:20
"カダフィ大佐の息子、大統領選に立候補 リビア(AFP=時事) - Yahoo!ニュース" https://news.yahoo.co.jp/articles/b0e726f62dd8cebc128af4a793640b3ac4ac71aa

【AFP=時事】リビアで長期独裁体制を敷いた故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の息子で、後継者と目されていたセイフイスラム(Seif al-Islam Kadhafi)氏(49)が14日、来月実施予定の大統領選挙に立候補を届け出た。
セイフイスラム氏の所在はここ数か月分かっていなかった。立候補の表明で、一躍最有力候補となった。
 大統領選は来月24日に実施。リビア初の直接選挙となる。同国では2011年のカダフィ政権崩壊後、内戦状態が続いていたが、国連(UN)の主導で昨年、実施が決まった。
 セイフイスラム氏は、11年に反政府運動を弾圧した容疑で国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を出しているが、選挙管理委員会は、同氏は立候補の条件をすべて満たしているとしている。
 セイフイスラム氏は動画で、イスラム教の聖典コーラン(Koran)の一節を引用し、「神の祝福がありますように」と支援者に感謝した。
 セイフイスラム氏の立候補をめぐっては、市民から否定的な声が上がっている。首都トリポリで取材に応じたある男性は「問題解決にはならず、状況をさらに複雑にするだけだ」と話し、立候補は誤りだとの考えを示した。【翻訳編集】 AFPBB News

2874チバQ:2021/11/16(火) 11:22:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ae34a3198e2d189ff85d5c0cb29db612e7f4f26
政敵7人「排除」して当選した大統領…妻の副大統領ら8人の資産を英外務省が凍結
11/16(火) 10:34配信
 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】米英両政府は15日、7日に野党候補者らを排除して行われた大統領選で、現職のダニエル・オルテガ大統領が連続4期、通算5度目の当選を決めたニカラグアに対し、それぞれ追加制裁を科したと発表した。

 米財務省は、ニカラグアの検察や政府高官ら9人を新たに制裁対象に指定した。米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁じる。英外務省も、オルテガ氏の妻ロサリオ・ムリジョ副大統領ら8人の資産を凍結するなどした。

 オルテガ氏は、野党の有力候補7人を逮捕するなど政敵を排除した大統領選を強行。不当な選挙だと批判を受け、これまでに米国や欧州連合(EU)が選挙結果を受け入れないなどと表明した。一方、ロシアやキューバ、ベネズエラはオルテガ氏に祝意を寄せている。

2875チバQ:2021/11/16(火) 11:23:17
https://www.yomiuri.co.jp/world/20211108-OYT1T50045/?ref=yahoo

政敵7人逮捕した独裁者、5度目の当選確実視…ニカラグア大統領選の投票終わる
2021/11/08 09:5
 【サンホセ(コスタリカ)=淵上隆悠】中米ニカラグア大統領選は、7日午後6時(日本時間8日午前9時)に投票が締めきられた。政敵を排除して臨んだ左派ダニエル・オルテガ大統領(75)の連続4回、通算5度目の当選が確実視されている。8日未明(同8日夜)にも大勢が判明する見通しだ。

7日、コスタリカの首都サンホセにあるニカラグア大使館前で、抗議活動を行うニカラグア人ら(7日)=淵上隆悠撮影
 オルテガ氏は5月以降、有力候補7人を逮捕し、批判的な野党についてもすべて政党資格を 剥奪はくだつ した。独裁的な手法に、米政府や欧州連合(EU)などは懸念を強めている。


 弾圧を逃れた野党関係者やジャーナリストらが多く滞在するコスタリカの首都サンホセでは、数千人のニカラグア人が大通りを練り歩いて抗議の声を上げた。マイクを握ったケビン・モンソンさん(21)は「民意は投票箱の中ではなく、ここにある」と訴えた。

2876チバQ:2021/11/16(火) 16:19:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb70c02aebd77e3523db6c9d6fe3624d758efddf
アルゼンチン中間選挙、与党が過半数割れ 次期大統領選へ暗雲
11/16(火) 12:33配信
 アルゼンチンで14日、上下両院の議会選が実施され、地元メディアなどによると、与党連合「全国民のための戦線」が上院で過半数を失った。2023年の次期大統領選の前哨戦とされ、左派フェルナンデス政権は今後、厳しい政権運営を余儀なくされそうだ。


 今回の選挙では上院(72議席、任期6年)の3分の1、下院(257議席、任期4年)の約半数が改選された。4年に1度の大統領選の中間年に行われるため、「中間選挙」と位置付けられている。開票作業はほぼ終了し、与党連合は上院で改選前の41議席から35議席に減らし、下院でも120議席から118議席に微減となる見通し。得票率は両院とも右派の野党連合「変革のために共に」が与党連合を上回っている。

 アルゼンチンは経済の低迷が深刻で、失業率は10%近く、貧困率も40%を超える。19年に初当選したフェルナンデス大統領は貧困層対策などを重視してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えきれず、ワクチンの調達も遅れ、国民の不満が高まっている。【サンパウロ中村聡也】

2877チバQ:2021/11/17(水) 09:47:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/77e65c86c0596bdd168b88af97a56e9e5ed94ddb
リビア、ハフタル氏が大統領選へ出馬表明 対立勢力や市民反発の恐れ
11/17(水) 9:37配信

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毎日新聞
リビアの民兵組織「リビア国民軍」(LNA)の指導者のハフタル氏=アテネで2020年1月17日、AP

 内戦による東西分裂が続くリビアで、東部拠点の民兵組織「リビア国民軍」(LNA)の指導者ハフタル氏が16日、12月の大統領選への立候補を表明した。ロイター通信が伝えた。紛争の主要当事者の出馬に対し、これまで対立してきた西部勢力や市民の反発が強まる可能性がある。

 リビアでは2011年のカダフィ独裁政権崩壊後、複数の武装勢力が割拠する内戦状態に陥った。15年以降は東西両勢力の争いが続いた。20年10月の停戦合意を受け、紛争終結を目指して今年12月24日に大統領選と議会選が予定されている。

 ハフタル氏は出馬を表明したテレビ演説で「選挙はリビアが危機から脱するための唯一の道だ」と訴えた。

 大統領選には故カダフィ大佐の次男で実力者だったセイフイスラム氏も立候補を届け出ている。ただ、選挙規定に関する合意がまとまらない状況にあり、国際社会が求める公正な選挙の実施を危ぶむ声も出ている。【カイロ真野森作】

2878チバQ:2021/11/17(水) 09:49:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/05882963e26c38a0bea4e28a5df16390f6c44074
リビア大統領選、有力者が立候補 「自由で公平な選挙困難」指摘も
11/17(水) 7:12配信

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朝日新聞デジタル
大統領選への立候補を表明したハフタル氏。リビア国民軍(LNA)提供=ロイター

 内戦によって国家の分裂が続いた北アフリカのリビアで来月に予定される大統領選で、有力武装組織を率いたハフタル氏が16日、立候補を表明した。長期独裁体制を敷いたカダフィ大佐の次男も14日に立候補した。ただ、政治勢力間の対立などで、選挙の実施にこぎ着けるまでには紆余(うよ)曲折がありそうだ。

【写真】大統領選への立候補を表明したカダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏(左)。選管当局提供=AP

 10年前に中東で起きた民主化運動「アラブの春」を受け、リビアでは42年間続いたカダフィ独裁政権が崩壊。東西に分かれる内戦が起きたなか、ハフタル氏は東部の武装組織「リビア国民軍(LNA)」を指導する。LNAはアラブ首長国連邦(UAE)やロシア、エジプトなどの支援を受け、国連が認める西部の暫定政府を攻撃した。

 外国軍や外国人傭兵(ようへい)も入り乱れて混迷が深まるなか、暫定政府とLNAは昨年10月に停戦で合意した。今年3月には暫定統一政府が発足し、来月24日に大統領選と議会選が行われることが決まった。

 だが、首都トリポリなどの西部に住む住民には、激しい戦闘に深くかかわったハフタル氏の出馬には反発も多いとみられる。同氏は演説で、「(選挙が)リビアが混乱から抜け出す唯一の道だ」と訴えた。

 選挙はリビアの安定化に向けた試金石で、12日にフランスで開かれた国際会議では、期日通りの選挙実施を目指すことで一致した。ただ、政治の混乱は収まっておらず、傭兵部隊などの撤退も進んでいない。武装勢力が支配する地域では、自由で公正な選挙の実施は難しいとの指摘もある。

 大統領選をめぐっては、カダフィ大佐の後継者と言われた次男セイフルイスラム氏も立候補を表明したほか、暫定統一政府で首相を務めるダバイバ氏の出馬も取りざたされている。セイフルイスラム氏は、市民への弾圧などで国際刑事裁判所から人道に対する罪で逮捕状が出ている。(イスタンブール=高野裕介)

2879チバQ:2021/11/20(土) 09:49:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6aaa3fa7eba13eb72e7ae5b6308fa2b877f349cニカラグア、OAS脱退手続きを開始 大統領選批判に反発
11/20(土) 9:09配信

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時事通信
 【サンパウロ時事】中米ニカラグアのモンカダ外相は19日、米州全35カ国から成る米州機構(OAS)の脱退手続きを開始したことを明らかにした。

 ニカラグアでは7日に反体制派を排除して大統領選が実施され、反米左派のオルテガ大統領が連続4選を決めたが、OASは「民主的正統性がない」と選挙を批判していた。

2880チバQ:2021/11/20(土) 18:52:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211120k0000m030187000c.html
ベネズエラ地方選 マドゥロ政権派圧勝か 4年ぶり野党参加、乱立で
2021/11/20 16:52毎日新聞

 南米ベネズエラで21日、統一地方選が投開票される。独裁色の強い反米左派のマドゥロ政権主導の選挙は不正が行われるとしてボイコットしてきた主要野党にとっては4年ぶりの選挙戦だが、足並みは乱れており、与党が圧勝する可能性が高い。

 選挙管理当局によると、全23州の知事や首都カラカスを含む全335の市長など計3082のポストを巡り、7万人以上が立候補している。有権者は約2100万人。

 主要野党は、与党が圧勝した2017年10月の知事選で不正があったとして、マドゥロ政権下では公平な選挙が不可能だと主張。18年5月の大統領選や20年12月の国会議員選などをボイコットしてきた。

 今回、参加を決めた背景には、19年に暫定大統領就任を宣言した野党指導者のグアイド氏の下で成果が出せない中、マドゥロ氏が三権の中で唯一掌握できていなかった国会を支配下に置くなど野党の存在感が低下していることへの危機感があるとみられる。欧州連合(EU)から選挙監視団が派遣されることなども背中を押した模様だ。

 だが、グアイド氏の所属政党、大衆意志党を含む72政党が参加する野党側は方針の違いから候補者が乱立。ロイター通信などによると、こうした事情と選挙への不信感から投票率は低水準にとどまる見通しだ。

 マドゥロ氏率いる統一社会党など9政党で構成される与党側は統一候補を擁立しており、圧勝する公算が大きい。野党側は4州で知事ポストを有するが、今回で全て失う可能性もある。

 ベネズエラではハイパーインフレなどに伴い、経済危機が深刻化している。マドゥロ、グアイド両氏の対立を含む事態打開に向けて、政権側と野党側はノルウェー政府の仲介により8月からメキシコで対話を続けてきた。しかし、10月に政権側メンバーで米国から資金洗浄容疑で訴追されていた実業家が拘束先の西アフリカのカボベルデから米国に引き渡されると状況が一変。政権側が対話の中止を発表し、再開のめどは立っていない。【サンパウロ中村聡也】

2881チバQ:2021/11/20(土) 18:57:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211120k0000m030211000c.html
チリ大統領選、新自由主義政策が争点に 「南米の優等生」の行方は
2021/11/20 17:36毎日新聞

チリ大統領選、新自由主義政策が争点に 「南米の優等生」の行方は

左派のガブリエル・ボリッチ下院議員=チリの首都サンティアゴで2021年11月15日、AP

(毎日新聞)

 南米チリで21日、中道右派セバスティアン・ピニェラ大統領(71)の任期満了に伴う大統領選が投開票される。2019年10月の反政府の抗議デモ以降、チリでは貧富の格差是正を求める声が高まると同時に治安が安定しない状態が続く。新自由主義政策を早くから取り入れ、経済成長を続けてきた「南米の優等生」はどこに向かうのか――。

 チリの大統領の任期は1期4年で、現職は出馬できない。候補者は計7人いるが、地元世論調査機関カデムの支持率調査では、新自由主義政策の転換を迫り格差是正を訴える左派連合の候補のガブリエル・ボリッチ下院議員(35)と、治安回復に意欲を示す右派で共和党党首のホセ・アントニオ・カスト氏(55)による事実上の一騎打ちの構図だ。

 1回目の国民投票で過半数に達した候補者がいない場合、12月19日に上位2人の決選投票が行われる。チリはピノチェト軍事独裁政権(1973〜90年)からの民政移管後、中道左派と中道右派が政権を握ってきた。英エコノミスト誌はチリの今回の大統領選を「両極の戦い」と評する。

 主要な争点の一つは、格差是正だ。ピノチェト軍事独裁政権は70年代、「シカゴ・ボーイズ」と呼ばれる米シカゴ大学で学んだ新自由主義派の学者たちに経済政策を委ねて、市場原理を最優先する新自由主義政策にかじを切った。チリはその後も輸出市場拡大に向けて自由貿易協定(FTA)を広げる外交戦略を推進。18年3月には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に署名した。歴代政権は新自由主義政策を踏襲し、経済成長が続いてきたが、一方で貧富の格差が広がり、中間層以下の国民には不満がある。

 「チリが新自由主義の起源だったならば、それはまた墓場になるだろう」

 地元紙テルセラなどによると、学生運動のリーダーだったボリッチ氏は7月、各党派の候補者を選出する予備選の勝利後の演説で、新自由主義に真っ向から挑む発言をし、既得権益層を震え上がらせた。

 地方出身のボリッチ氏は最年少候補で、11年にチリ大学の学生連合代表として大学授業料の無償化を求めるデモで頭角を現すと、中退して14年には下院議員に転身した。

 カデムの調査によると、支持率は今年10月半ばまで20%台をキープして首位を独走。現在は19%で2位に転落したが、依然として若者や低所得者、地方在住者の支持を集めている。

 ボリッチ氏は7月の予備選で公約として「TPPを含む新たな貿易協定は結ばない」を掲げ、すでに署名したTPPの批准を阻止するものとして物議を醸した。11月1日に発表した最終的な公約では、富裕層に対する増税などを掲げるものの、貿易協定については「一方的な変更はしない」とトーンダウンしている。

 ボリッチ氏を巡っては、左派連合にベネズエラの反米左派、マドゥロ政権などを支持する共産党が含まれていることを不安視する声もある。

 一方、17年に続く2度目の出馬となるカスト氏は、泡沫(ほうまつ)候補とみられていたが、19年のデモから2年を迎えた今年10月、デモ隊の一部が略奪に走るなど暴徒化したことを受けて、治安回復を訴えたカスト氏の支持率が急上昇。25%を獲得して首位に躍り出た。

 背景には、デモ隊の暴力行為に対し「格差是正を求める国民の怒り」と容認姿勢を示してきた左派勢力に対する国民の不満があり、キリスト教福音派など保守勢力の左派批判の受け皿となっている。ベネズエラなどから増加傾向にある移民に対しても厳しい立場だ。経済面では新自由主義政策を踏襲する意向を示し、減税を訴えるなど支持上積みも図っている。

 ただ、LGBTなど性的少数者に否定的な見解に対し、敬遠する声も多い。17年の大統領選の敗北後に「ピノチェト氏が生きていれば、彼に投票していただろう」と軍事独裁政権を支持するような発言をするなど、ピノチェト派とみられていることも批判を受けている。

 チリでは、死者が出た19年10月の抗議デモが契機となり、今年7月にピノチェト軍事独裁政権下に制定された現憲法に代わる新憲法を作るための制憲議会が発足した。現憲法では大企業が優遇され、あらゆる分野で民営化が進み、格差拡大の原因となったとの批判が上がっており、左派系と独立系が主導権を握る制憲議会は、年金や教育といった社会権の充実などを重視するとみられる。新憲法の草案の可否を問う国民投票は22年に予定されている。【サンパウロ中村聡也】

2882とはずがたり:2021/11/21(日) 15:53:21

スーダン軍、民主派と首相復職に合意
2021/11/21 15:51 (JST)
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/835045238697656320?c=39550187727945729

 【カイロ共同】クーデターを起こしたスーダン軍は20日、解任したハムドク首相の復職と、拘束している政治家らの解放を民主派と約束した。民主派政党の幹部がロイター通信に明らかにした。

2883チバQ:2021/11/22(月) 10:51:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d2ce04ed2739507aa382880989a51a56abd5ba3
左右両派の決選投票へ、南米チリ 任期満了に伴う大統領選
11/22(月) 10:14配信

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共同通信
 【カラカス共同】南米チリで21日、中道右派ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施された。7人が争う中、当選に必要な過半数を獲得する候補はおらず、右派の弁護士ホセアントニオ・カスト氏(55)と左派の下院議員ガブリエル・ボリッチ氏(35)が12月19日の決選投票に進むことが決まった。同国メディアが報じた。

 開票率約71%でカスト氏の得票は約28%、ボリッチ氏は約25%。与党候補の支持率は低迷した。

 有権者数は約1500万人。現職の連続再選は認められていない。新大統領の就任日は来年3月11日で、任期は4年。

2884チバQ:2021/11/22(月) 20:26:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0146d407a7625f5337e828a58b15c3cd796037a
チリ大統領選 右派の弁護士と左派の下院議員が決選投票へ 来月19日
11/22(月) 18:05配信

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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米チリで21日、ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施された。7候補が争う中、当選に必要な過半数を獲得する候補はおらず、右派の弁護士ホセアントニオ・カスト氏(55)と、左派の下院議員ガブリエル・ボリッチ氏(35)が12月19日の決選投票への進出を決めた。同国メディアが報じた。中央選管当局によると、開票率約97%でカスト氏の得票率は約27・9%、ボリッチ氏は約25・8%。

〝南米の優等生〟とされる経済成長の陰で拡大した格差解消と、それに対する抗議デモの暴徒化阻止など治安強化が争点。ボリッチ氏は未批准の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を含む自由貿易協定の見直しを主張している。

首位のカスト氏は元下院議員。ピノチェト軍事政権以来の新自由主義的な経済政策を評価し、2019年10月の首都サンディアゴの地下鉄料金値上げに対する抗議デモに端を発した一連の暴動を「決して肯定しない」と治安の強化を訴える。

先住民族の犯罪やベネズエラからの不法移民を厳しく取り締まる方針を掲げ、同性婚や人工妊娠中絶への反対姿勢は、ブラジルのボルソナロ大統領やトランプ前米大統領に例えられる。

ボリッチ氏は学生運動出身で、新自由主義的な経済政策を「墓場に入れる」と主張する。「富裕層への増税や公的支援の拡充」を訴え、格差解消を求める左派層の支持を集めた。10月末まで支持率トップを走っていたが、「暴動で逮捕された人の恩赦を求める」などの訴えをカスト氏に批判され、終盤で逆転された。

両氏の決選投票を想定した世論調査の支持率は拮抗している。調査会社カデムによるとカスト氏44%に対しボリッチ氏が40%。アクティバ社の調査ではカスト氏32・8%に対しボリッチ氏は32・9%だった。

新大統領の就任日は来年3月11日で任期は4年。憲法は大統領の連続再選を禁じており、現職の中道右派ピニェラ氏は立候補できない。カスト氏とボリッチ氏が支持を広げる中、06年以降4年ずつ交互に政権を担った中道左派と中道右派が擁立した2候補は伸び悩み、チリ国内の政治勢力は左右に二極分化した。

南米はボリビアで昨年11月、ペルーでは今年7月に左派政権が発足。中米ホンジュラスで今月28日実施される大統領選でも「貧困と格差の是正」を訴える左派が支持率で首位に立った。

ブラジルでは来年10月の大統領選への出馬が有力視される左派元職ルラ氏が右派現職ボルソナロ氏を支持率で上回る。チリの決選投票は「左派ドミノ」の行方を占う試金石ともなる。

2885チバQ:2021/11/23(火) 08:52:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/37916e799cf9b45ed3ca17e7175eb5459f62e06f
大虐殺と首都戦場化の危機にあるエチオピア
11/23(火) 6:01配信

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Wedge
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 エチオピアでは政府軍と北部のティグレ人勢力との内戦がエスカレートしており、大規模な虐殺の懸念がある。

 昨年11月初め、ティグレ州に対する政府軍による武力討伐が開始され、1カ月足らずで州都を含む大半の地域は制圧され、ティグレ人民解放戦線(TPLF)は山岳部に逃げ込んで抵抗を続けるも、アビィ首相による勝利宣言が出された。他方、政府は同州全体に対する食料供給などを遮断し続け、また、非人道的な弾圧行為などが行われたことから米国やEUがエチオピアに対し経済制裁を課すような状況であった。

 ところが、6月末に至り、TPLFが州都メケルを奪還、政府軍がティグレ州から撤退する事態が生じた。これは、スーダンとの国境紛争への対処やティグレ州全体を包囲するための戦略的撤退とも見られていたが、状況はここにきて更にTPLF側に劇的に有利に展開してきた。

 反政府民族団体9派の同盟が成立し、TPLFは北から、オロモ族のオロモ解放軍(OLA)が南側から進軍し、TPLFは、首都まで250〜300㌔のところまで進出してきているという。OLAは11月初めに、首都アディスアベバが数カ月あるいは数週間以内に陥落する可能性があると述べた。

 政府は、9派の同盟は宣伝行為に過ぎず、アビィ政権も強気の姿勢を崩していないが、11月2日には、全土に非常事態宣言を布告し、首都のティグレ人を拘束し始め、首都市民に地域ごとの自衛のための組織化を求めるなど、危機感は露わである。

 同5日には、米国は自国民にエチオピアからの退去勧告を発出し、国連では、中国、ロシアも加わって停戦と休戦交渉を求める安保理のプレス発表が行われた。中国としても自らが支援するアビィ政権の状況が深刻であるが故に、内政問題であるので安保理は関与すべきでないといった原則論を引っ込めている。

 アビィ政権は、米国やEUから人権侵害の停止や停戦するよう圧力を受ける一方、国連では、ロシア、中国の支持を得て、イラン、トルコ、中国などからは無人機などの兵器の供給、資金面ではサウジアラビアやアラブ首長国連邦の支援を得ている。軍事面で有利であるはずのアビィ政府軍がなぜにこのように劣勢となってしまうのか一つの疑問である。

 アビィ政権は先の総選挙で圧勝し、国民の支持も得たとは言え、ティグレ州は除外され、オロモ族系政党は選挙をボイコットし、事前に有力な政敵を排除するなど、完全に公正で民主的な選挙とは言い難い面もあった。また、ナイル巨大ダムで対立するスーダンやエジプトが反乱側に何らかの便宜を図っている可能性もあろう。

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2886チバQ:2021/11/23(火) 08:53:04
 根本的な問題は、エチオピア国民の間には、長年民族の連合体としての国家観やそれに基づく政治的主張が定着しており、アビィの掲げる理想である中央集権的な脱民族主義的国家観が未だ十分な共感を得ていないことにあるのではないかと思われる。そしてこれが、政府軍の士気にも影響しているようにも見える。特に、民族意識の強いオロモ族、ティグレ族にとり、アビィの中央集権強化は、帝制時代やメンギスツの共産主義政権への回帰を連想させた。

政府と反政府の交渉は容易ではない
 2018年、アビィは、長年にわたるティグレ族政権に対する国内の反発を背景に、多数派のオロモ族出身者(母親はアムハラ族)としては初めて首相に就任した。民族融和とリベラル的政策を推進し、エリトリアとの和平実現といったものでノーベル平和賞を受賞するなど、エチオピアの将来に対する期待を高めた。

 しかし、ティグレ族政権下での利権構造や腐敗の摘発などに対するTPLFの反発と離反、そして民族連合政権から民族を超えた大政翼賛的な与党の設立に対する民族主義者の反発、オロモ族内のライバルや過激民族派との対立もあり、アビィは権力維持のためにかなり強権的な手法をとるようになっていった。また、オロモ族民族派からすれば、アビィの中央集権化は、結局ライバル意識がある歴史的支配勢力のアムハラ族の地位を復活させる恐れがあるとしてその離反を招くこととなった。

 政府側、反政府側双方が非人道的な残虐行為を行っている様であり、反政府側はアビィの退陣を要求しており、他方、政権側はTPLFもOLAもテロリスト団体と指定しているので、双方とも交渉のテーブルに着くのは容易ではないであろう。

 民族間の大量虐殺や首都を戦場とする武力衝突が生ずる可能性は極めて高く、ここ数週間が正念場であろう。アフリカ連合(AU)は、オバサンジョ元ナイジェリア大統領を仲介のための特使に指名し、政権側はこれを受け入れたが、TPLF側が難色を示しているとの情報もある。

 問題の根本的な解決は容易ではないが、当面の大量虐殺といった事態を避けることが最優先であり、その為には、国連や欧米による働きかけに加えて、アフリカ人による仲介がより期待できるようにも思える。

岡崎研究所

2887チバQ:2021/11/23(火) 08:54:11
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/23575?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
2021年7月19日
国家としての統一性が揺らぎはじめたエチオピア内戦
岡崎研究所
 エチオピアの内戦で、6月28日に大きな動きがあった。すなわち、エチオピア北部のティグライ人反政府勢力が、アフリカ最大の2つの軍隊であるエチオピア軍とエリトリア軍を撃破し、州都メケルを奪還した。

 エチオピアとエリトリアの正規軍に封鎖され山岳地帯でゲリラ戦を続けていた、TPLFが州都のメケルを奪回したことは驚きである。エチオピア軍は空軍力も動員しており、投入される兵員の規模や装備、補給の面で圧倒的に有利であったはずである。地の利を知り尽くしたティグライ人の勇猛果敢さや、アビィ政権に対する欧米の圧力の効果もあったのであろう。エリトリア軍の撤退については、4月のG7外相会議の際に既にアビィ首相より伝えられていた。

 6月21日には、延期されていたエチオピアの総選挙が行われた。ティグライ州を含む全体の5分の1の選挙区では、治安等を理由に選挙が行われず、また、一部の野党がボイコットする等、完全に公正な選挙とは言い難いが、アビィ政権に対する信任投票の性格があった。7月10日にエチオピアの選挙管理委員会が発表したところによれば、与党「繁栄党」は人民代表議会(下院、定数547)において、投票が実施された436議席のうち410議席を獲得した由である。政権側の圧勝である。アビィとしては、その新たな信任を踏まえて、ティグライ問題についての対応を再検討するつもりであろう。

 また、エチオピア政府軍の撤退については戦略的な意図があることも疑われる。撤退したといっても、同州全体の封鎖を続けており、食料を遮断する作戦である可能性もある。同州では既に100万人が飢餓状態に陥る危機にあると云われており、同地域の人道的危機が続くことが懸念される。

 今後の情勢については、現地の軍事情勢の帰趨にもよるが、TPLFとしては、自力で補給路を求めるとすれば、スーダンとの提携を模索するしかなく、国境地帯を占拠しているアムハラ族の民兵勢力が、当面の攻撃対象となる。

 国連安保理では、中国やロシアがこれは内政問題であるとして国連の介入に反対しており、むしろ紛争を国際化することが人道危機解決につながるのかもしれない。

 アビィとTPLFの和解は容易ではなく、これを契機に、民族の枠を超えた中央集権国家を目指すアビィ政権と有力な民族を基盤とする地域政党の間の対立が深まり、エチオピアの国家としての統一性が揺らぐ懸念がある。7月3日付のエコノミスト誌の記事は「メケルの奪還は、数週間で終わるとアビィ政権が考えていた内戦の転換点となる。ティグライを武力で屈服させるアビィの試みが頓挫しただけでなく、アフリカで第二の人口を有する民族派閥により構成される連邦国家が崩壊する恐れがある」「欧米の外交官や地域の国々の政府関係者が最も懸念しているのは、エチオピアの脆弱な民族連邦の安定性である。TPLF指導者は、未だ分離独立を呼びかけてはいないが、多くの若いティグライ人たちは、明確に分離独立を主張している」などと報じている。

2888チバQ:2021/11/23(火) 15:06:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20211122-567-OYT1T50210.htmlシドニーやメルボルン、日本人は隔離なしで入国へ…ワクチン接種や陰性証明が条件
2021/11/22 22:05読売新聞

 【ジャカルタ=川上大介】オーストラリア政府は22日、新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた日本人の入国規制を大幅に緩和すると発表した。12月1日以降、最大都市シドニーやメルボルンなどへは、隔離なしで入国できるようになる。

 ワクチン接種のほか、出発までの3日以内にPCR検査を受け、陰性証明を提示することなどが条件となる。韓国に対しても同様に規制を緩和する予定で、豪政府は、「通常に戻り、世界に対して再び安全に開かれるようにしていく」としている。

 豪州は新型コロナ感染拡大の影響で昨春以降、外国人の入国を厳しく制限してきたが、今後は往来を増やし、経済活性化につなげる。

2889チバQ:2021/11/25(木) 08:41:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/c829cdb7279b21aad8e0aab8c638f762f149c275
英もエチオピア退避勧告 「近日中」に首都決戦か
11/25(木) 6:06配信

時事通信
 【ロンドン時事】政府軍と反政府勢力の衝突で緊迫化が伝えられるエチオピア情勢で、英外務省は24日声明を出し、「近日中に戦闘が首都アディスアベバへ接近する恐れがある」として、滞在する自国民に即時退避を呼び掛けた。

 
 声明は、首都で戦闘となれば「英国民が出国するための選択肢が極めて限定される」と警告。退避しない場合は「身の安全を守るための待避所」を確保するよう勧告した。仏独両国も23日、自国民にエチオピア出国を呼び掛けている。

2890チバQ:2021/11/25(木) 15:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad7d388273fa0ed2a2239dc875779c04d2259300
カダフィ大佐次男は失格 大統領選出馬認めず リビア
11/25(木) 14:40配信

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時事通信
リビアの最高指導者だった故カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏=2010年3月、トリポリ(EPA時事)

 【カイロ時事】リビアの選管当局は24日、最高指導者だった故カダフィ大佐の次男で、12月に予定される大統領選に立候補を届け出たセイフイスラム氏について、出馬を認めない決定を下したと明らかにした。

 今後処分に不服を申し立て、混乱が広がる恐れもある。

 セイフイスラム氏は、カダフィ政権が崩壊した2011年の反政府デモ弾圧に加担した罪で15年に死刑判決を受け、17年に恩赦で釈放された。地元メディアは、過去の死刑判決が失格の原因とする見方を伝えた。

2891チバQ:2021/11/25(木) 20:37:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASPCT5VJGPCTUHBI00Y.html
大統領選立候補できない理由は「過去の死刑判決」 カダフィ氏次男
2021/11/25 20:01朝日新聞

大統領選立候補できない理由は「過去の死刑判決」 カダフィ氏次男

リビア・トリポリのホテルで記者会見するセイフルイスラム氏=2011年2月、AP

(朝日新聞)

 北アフリカ・リビアの選挙管理委員会は24日、来月に予定される大統領選で、独裁政権を率いた故カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏の立候補を拒否した。ロイター通信によると98人が立候補を届け出たが、選管はセイフルイスラム氏を含む25人について、立候補資格を満たしていないと判断した。

 セイフルイスラム氏は、カダフィ政権が崩壊した2011年の「アラブの春」の際に殺人を扇動したとして15年に死刑判決を受け、後に恩赦を受けた。リビアのメディアによると、選管は立候補を拒否した理由にこの点を挙げた。同氏には人道に対する罪で国際刑事裁判所からも逮捕状が出ている。

 一方、東部ベンガジを拠点とする武装組織「リビア国民軍」を率いたハフタル氏や、暫定統一政府のダバイバ首相らは立候補が認められた。

 リビアではカダフィ政権崩壊後の混乱が長引き、政治勢力が東西に分裂して内戦が再燃。昨年10月に停戦合意が実現し、国連の仲介で来月24日に大統領選と議会選を行う方向で準備が進んでいる。(カイロ=北川学)

2892チバQ:2021/11/26(金) 10:02:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112500761&g=int
ソロモン諸島でデモ暴徒化 親中路線に反発か、豪は治安部隊派遣
2021年11月25日17時01分

24日、ソロモン諸島の首都ホニアラで、デモ隊が放火し、煙を上げる建物=ツイッターに投稿された動画から(AFP時事)
24日、ソロモン諸島の首都ホニアラで、デモ隊が放火し、煙を上げる建物=ツイッターに投稿された動画から(AFP時事)

【図解】ソロモン諸島
ソロモン諸島のソガバレ首相(左)と中国の李克強首相=2019年10月、北京(EPA時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の首都ホニアラで24日、ソガバレ首相の退陣を求めるデモが行われ、一部が暴徒化した。政府は事態収拾を図ろうと36時間の外出禁止令を発令したが、25日も暴動が続き、オーストラリア政府は治安維持部隊を派遣した。反政府デモは、台湾とのつながりが深い一部州と中国寄りの政策を進める政権との対立が背景にあるとみられる。
【地球コラム】「AUKUS」という衝撃

 現地報道によると、24日、警察署などが放火され、中華街では略奪が起きた。警官隊が催涙ガスで応戦し、首都は大きな混乱に陥った。ソガバレ氏は同日夜、26日朝までの外出禁止令を発令し「政府は破壊行為の背後にいる人物を見つけようと取り組んでいる」と強調したが、25日も首都では略奪や放火が相次いだ。
 豪政府はソロモン政府の要請を受け、警察と軍合わせて100人以上を派遣すると決定。モリソン首相は記者会見で「目的は治安と安定を提供することだ」と強調した。

2893チバQ:2021/11/26(金) 10:03:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112600221&g=int
コロナ新変異株に「強い懸念」 アフリカで拡大―ワクチン効果低下の恐れ・英保健省
2021年11月26日08時58分

25日、ロンドンで、医療関連の会合に臨むジャビド英保健相(AFP時事)
25日、ロンドンで、医療関連の会合に臨むジャビド英保健相(AFP時事)


 【ロンドン時事】英保健省は25日、アフリカ南部で広がっている新型コロナウイルスの新たな変異株に科学者の間で「強い懸念」が示されていると警告した。対象6カ国の渡航制限を強化する措置も発表した。新変異株はデルタ株より感染力が強く、ワクチンの有効性が弱まる恐れがあるという。
【図解】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 新変異株は「B.1.1.529」。ワクチン開発の基になってきた従来のウイルスとは大幅に異なるスパイクたんぱく質を持ち「デルタ株の2倍」(ジャビド保健相)程度の変異を起こしている可能性があるとされる。BBC放送によると、専門家の一人は「これまで見た中で最悪」のウイルスだと指摘した。

2894チバQ:2021/11/29(月) 10:10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/28e4e88c7da10f49af1a78ef90328211caf5ea29
中米ホンジュラスで大統領選 左派候補勝てば台湾断交も
11/29(月) 8:36配信

時事通信
 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスで28日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。

 15人が立候補したが、左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)と右派の与党・国民党のナスリ・アスフラ・テグシガルパ市長(63)による事実上の一騎打ち。結果は29日にも判明する見通し。同国は台湾と外交関係を結ぶ数少ない国の一つだが、カストロ氏が当選すれば台湾との断交に動く可能性がある。

2895チバQ:2021/11/29(月) 17:32:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a62926827ddbfa64a98b586369f9b8b60d5ea8c2
親中左派の女性候補リード 中米ホンジュラス大統領選
11/29(月) 15:55配信
時事通信
28日、ホンジュラスのテグシガルパで演説する、大統領候補シオマラ・カストロ氏(AFP時事)

 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスで28日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。

 中央選管当局の中間集計によると、開票率44・3%現在、中国との関係を重視する左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)が得票率53.5%で他の14候補をリード。右派の与党・国民党のナスリ・アスフラ・テグシガルパ市長(63)が33・9%で追っている。カストロ氏が勝てば、同国初の女性元首となる。

 カストロ氏はツイッターで「国民よ、ありがとう。われわれは12年(の国民党政権下で)の涙と痛みを喜びに変えた。われわれは差別と派閥主義なしに、すべてのセクターとの対話を通じて繁栄と連帯の新時代を築く」と事実上の勝利宣言を行った。ホンジュラスは台湾と外交関係を結ぶ数少ない国の一つだが、カストロ氏が当選すれば台湾との断交に動く可能性がある。

2896チバQ:2021/11/29(月) 20:20:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211129k0000m030373000c.html
ホンジュラス大統領選 左派野党カストロ氏優勢、与党アスフラ氏に差
2021/11/29 20:05毎日新聞

ホンジュラス大統領選 左派野党カストロ氏優勢、与党アスフラ氏に差

シオマラ・カストロ氏(中央)=ホンジュラスで2021年11月28日、AP

(毎日新聞)

 中米ホンジュラスで28日、フアン・エルナンデス大統領(53)の任期満了に伴う大統領選が投開票され、選挙管理当局によると、左派の野党、リブレのシオマラ・カストロ氏(62)が、首都テグシガルパの市長で、与党の右派、国民党のナスリ・アスフラ氏(63)を20ポイント近くリードしている。

 選挙管理当局の集計によると、開票率40%の時点でカストロ氏の得票率は53・44%、アスフラ氏は34・03%。AP通信によると、投票率は68%を超えた。

 ホンジュラスの大統領選には決選投票がない。15人が立候補していたが、事前の世論調査でも両者が上位を争い、事実上の一騎打ちとなっていた。エルナンデス氏は出馬しなかった。

 選挙管理当局は各陣営に対し公式結果が出るまで待つよう指示していたが、両陣営は既にいずれもツイッターで勝利宣言している。

 今回の大統領選の主な争点は治安と汚職問題だった。ホンジュラスでは貧困やギャングによる暴力が深刻化し、米国への移民を目指す人が続出。2019年にはエルナンデス氏の弟が麻薬密輸などの罪で有罪判決を受けたほか、エルナンデス氏自身にも麻薬密輸に協力した疑いが浮上するなど、汚職に対する国民の不満も高まっていた。

 ホンジュラスを巡っては、台湾や中国との関係も焦点に浮上している。現在は台湾と外交関係があるが、カストロ氏は大統領になれば「即座に中国との外交、貿易関係を樹立する」と表明し、国際社会からの関心が高まっている。

 カストロ氏は、中南米の左派政権と関係を強めたことで09年に軍のクーデターで失脚したセラヤ元大統領の妻。当選が確定すれば、ホンジュラス初の女性大統領になり、左派にとって09年以来の政権奪回となる。【サンパウロ中村聡也】

2897チバQ:2021/11/30(火) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15b157360941066305b949075998b9ca203a398
エリザベス女王の君主制廃止 カリブ島国バルバドス、共和制へ 英影響力に陰り
11/30(火) 7:08配信

時事通信
エリザベス英女王(左)とバルバドス大統領に就任するサンドラ・メーソン氏(AFP時事)

 【ロンドン時事】カリブ海の島国バルバドスが30日、エリザベス英女王(95)を元首とする「英連邦王国」を離れ、立憲君主制から共和制に移行する。

 これにより「王国」メンバーは16カ国から15に減少。君主制廃止に関心を示す国は他にも複数あるとされる。君主制は形式的なものだが、同様の動きが広がれば、英国の国際的プレゼンスに影響が及ぶのは必至だ。

 人口約29万人のバルバドスは1966年に英国から独立。その後も元英植民地など54カ国で構成する英連邦に引き続き加盟し、このうち女王を元首に頂く「王国」にも残った。しかし昨年9月、「植民地の過去から脱却する」として共和制への移行を発表した。

 先月にはサンドラ・メーソン総督を初代大統領に選出した。メーソン氏は今月30日に大統領に就任、これによりエリザベス女王の元首としての役割は終わる。ただバルバドスは英連邦にはとどまる方向だ。

 君主制廃止は、大英帝国の植民地支配を受けてきた国々が、そうした歴史の象徴である英王室との結び付きを絶つことで過去を克服しようとする試みと言える。「王国」の一員が共和制を選んだのは1992年のモーリシャス以来。カリブのジャマイカやセントビンセント・グレナディーンでも共和制移行の是非が議論に上っているという。

 ロイター通信によると、キングス・カレッジ・ロンドンのリチャード・ドレイトン教授(帝国・世界史)は、バルバドスの決断は「特にカリブの英語圏諸国に重大な意味を持つ」と影響が波及する可能性を指摘。さらに、女王は70年近い在位期間を通じて「英連邦に深く関与し、加盟国と個人的な関係を築いてきた」とし、女王亡き後には「王国」に属するカナダやオーストラリアなどでも君主制廃止が「喫緊の課題」に浮上すると予測した。

2898チバQ:2021/12/04(土) 11:06:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/22fe8056240359e7ff2a3af51d8edef30d640a99
南ア「第4波入った」 オミクロン株で新規感染急増、前週の5倍超に
12/4(土) 8:49配信
 南アフリカのパーツァ保健相は3日に開いたオンライン会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株によって感染者が急増している状況を「第4波に入った」と説明した。南ア国立伝染病研究所(NICD)は同日の新規感染者数を1万6055人(陽性率24・3%)と発表しており、1週間前の2828人から5倍超に増えた。

 パーツァ氏は会見で、現在の状況について「過去3回の波よりもはるかに急激に上昇している」と指摘した。一方で「病院の収容力が脅かされる段階には至っていない」と強調し、「(屋内集会を避けるなど)安全対策をすれば、多くの犠牲者を出すことなく制御できる」と主張した。新規感染者数の7〜8割を首都プレトリアなどがあるハウテン州が占めているという。

 会見に参加したンツァキシ・マルレケ博士によると、ハウテン州では2日時点で計1351人が入院しており、うち私立病院の病床の占有率は2割に達していないという。入院患者のうち74%についてはワクチンの接種の有無が明らかになっていないものの、23%はワクチン未接種者で、2%がワクチンを接種していた。マルレケ氏は「病気の重症度を下げ、入院の必要性を減らすために、ワクチンを接種してほしい」と呼びかけた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2899チバQ:2021/12/06(月) 16:57:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a45b7da7db9450aad141113a3a71b3a7ad8d91aa
ガンビアで大統領選
時事通信
4日、バンジュールの投票所前に並ぶガンビアの人々(AFP時事)

 【バンジュールAFP時事】西アフリカのガンビアで4日、大統領選の投票が行われた。

 1994年のクーデター以来22年間も独裁体制を敷いたジャメ前大統領が2017年に赤道ギニアに亡命して以降では、初の大統領選となった。

 今回の選挙は、再選を目指すバロウ大統領(56)に5人の候補が挑む構図。人権派弁護士としてジャメ独裁政権と闘ってきたダルボエ前副大統領(73)が対立候補の中では勢いがあるとみられている。

2900チバQ:2021/12/06(月) 17:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0b3f61ea0115729a91773adb3f9e722ff01e755
ソロモン首相の不信任案否決 一部州に独立の動き
12/6(月) 16:03配信

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時事通信
ソロモン諸島のソガバレ首相=2019年4月、ホニアラ(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の議会で6日、先月下旬に起きた暴動がソガバレ首相の失政に原因があるなどとして、提出された首相の不信任決議案の採決が行われ、反対多数で否決された。

 採決をきっかけに暴動が再発するとの懸念が広がる中、ソロモン政府はオーストラリアなど外国の軍や警察から派遣された250人以上の協力を得て、首都ホニアラの警戒態勢を強化した。

 現地の報道によると、野党の党首は議会で、首相が2年前に台湾と断交して中国と国交を樹立したことを念頭に「首相は個人的な政治的利益のために主権を損なった」と非難した。豪メディアは中国が資金拠出した開発基金をめぐり、ソガバレ首相側が決議案への反対票を投じた議員にだけ配分されると説明したと報じている。

 一方、ロイター通信によれば、反首相を掲げるマライタ州は7日、州の独立の是非を問う住民投票の実施について説明する方針という。国内最大の人口規模を持つ同州は中央政府の親中路線に反発し、台湾との関係を維持している。

2901チバQ:2021/12/07(火) 10:27:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb10a93f6a5d353fb5c1422a89dab1381dd74d93
エチオピア政府軍が要衝の町を奪還と発表 首相も前線へ、反転攻勢か
12/7(火) 8:47配信

朝日新聞デジタル
 エチオピア政府軍が同国北部アムハラ州の要衝デセとコンボルチャを反政府勢力「ティグライ人民解放戦線(TPLF)」側から奪還したと6日、首相府が発表した。首相府は周辺の複数の町を制圧したとも主張しており、11月下旬から続く政府側の攻勢がさらに強まっているとみられる。

 デセ、コンボルチャは首都アディスアベバから幹線道路で北東に約400キロの距離にある交通の要衝で、10月末にTPLF側に制圧されていた。TPLF側はその後も南下を続け、首都アディスアベバが脅かされる状況になっていた。

 この事態にアビー首相は11月22日、政府軍を自らが直接率いるために前線へ向かうと発表。アビー氏が前線とみられる場所で兵士らと会話をしたり地形を確認したりする姿が政府系メディアで報じられるようになった。政府は今月1日、世界遺産の岩窟教会群で知られるアムハラ州の町ラリベラを含む複数の町を奪還したと発表するなど、反転攻勢を強めていた。

 一方、AFP通信によると、TPLF指導者のデブレチオン氏は5日、自らの戦略的な理由で支配地域の調整を行っていると説明。政府軍側の勝利を否定していたという。

 国連世界食糧計画(WFP)は11月26日、エチオピア北部で戦闘が激化している影響で食料支援を必要とする人々が増加し、推計940万人に上ると発表した。栄養不良に陥っている子どもの割合は16〜28%に上り、ティグライ州とアムハラ州では妊婦や乳飲み子を持つ母親の半数が栄養不足に苦しんでいると訴えている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2902チバQ:2021/12/07(火) 21:51:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1891fc4fec1a47a8e50d3f3231a2c81d2a055d2ソロモン諸島、首相不信任案を否決 首相は抗議デモ批判
12/6(月) 18:36配信


ロイター
 12月6日、ソロモン諸島の議会は、ソガバレ首相に対する不信任決議案を否決した。写真はホニアラの検問所に立つ警察官。11月26日撮影(2021年 ロイター/Elizabeth Osifelo)

[シドニー 6日 ロイター] - ソロモン諸島の議会は6日、ソガバレ首相に対する不信任決議案を否決した。

同国は2019年に台湾と断交し中国と国交を結んだが、これに不満を持つマライタ州が中央政府と対立。約1週間前には、首相がマライタ州のデモ参加者との協議を拒んだことを受けて、首都で放火や略奪が起き、4人が死亡した。

ソガバレ首相はマライタ州の住民を「台湾の手先」と非難。反政府勢力がクーデターを試みたと主張している。

現地では、不信任投票の結果を受けて、さらに暴動が広がるのではないかとの懸念が浮上しており、警察やオーストラリアなど近隣諸国から派遣された兵士200人以上が警戒に当たっている。

野党が提出した不信任決議案は、賛成15、反対32、棄権2で否決された。

ソガバレ首相は、中国が経済大国であるため、国交を結ぶことを決めたと主張。州政府が外国と外交関係を結ぶのは違法だと指摘している。

これに対し、野党指導者は、ソガバレ首相が中国から受け取った資金で自身の政治的権力を高めていると批判。

マライタ州は州内で中国企業の営業を禁止しており、米国から支援を受けている。同州は7日に独立の是非を問う住民投票の概要を発表する予定だ。

2903チバQ:2021/12/10(金) 20:38:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea740b3e2da5d7baf4a0cf4031a070f31f186a50
中米ニカラグアが台湾と断交発表 「台湾は中国の不可分の領土」
12/10(金) 8:29配信

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毎日新聞
ニカラグア

 中米ニカラグアは9日、台湾との断交を発表した。また中国とニカラグアは10日、国交を回復した。これで台湾が外交関係を維持する国は14カ国となり、過去最少を更新した。中国の習近平指導部は、バイデン米政権と連携を深める台湾の蔡英文政権への反発を強めている。台湾の代表がバイデン氏主催の民主主義サミットに出席する直前のタイミングで反転攻勢に出た形だ。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 ニカラグアのモンカダ外相は9日、「台湾は中国の不可分の領土だ」と述べた。中国外務省は10日、「正しい選択であり高く評価する」とした。台湾外交部(外務省)は同日、「台湾はニカラグアの発展に尽くしてきた。その成果と貢献は誰もが認めるところであり(断交は)極めて遺憾だ」との声明を発表した。

 米国の「裏庭」とも呼ばれる中南米には、台湾と外交関係のある国が集中している。ニカラグアは1990年に中国と断交し、台湾と外交関係を結んでいた。

 台湾は蔡政権が2016年に発足した際、22カ国と外交関係があった。しかし中国は、蔡政権が「独立を図っている」と主張して台湾への外交攻勢を強化。パナマやドミニカ共和国などが次々に台湾と断交し、中国と国交を樹立した。台湾と外交関係がある中米ホンジュラスでも、11月の大統領選で当選したカストロ氏が選挙戦で「中国と国交を結ぶ」と訴えており、台湾は「断交ドミノ」への警戒を強めている。

 ニカラグアは、太平洋と大西洋を結ぶ全長278キロの大規模運河の建設を目指しており、中国企業が事業を受注。当初は20年に運用を開始する予定だったが、事業は本格化していない。中国企業の資金不足が原因などと報じられていた。

 ニカラグアの反米左派、オルテガ大統領は独裁色を強めており、11月にあった大統領選では事前に政敵を排除するなどして連続4選を決めた。【サンパウロ中村聡也、台北・岡村崇】

 ◇台湾と外交関係のある国

オセアニア(4カ国)

ツバル、マーシャル諸島、パラオ、ナウル

欧州(1カ国)

バチカン

中南米(8カ国)

グアテマラ、パラグアイ、ホンジュラス、ハイチ、ベリーズ、セントビンセント・グレナディーン、セントクリストファー・ネビス、セントルシア

アフリカ(1カ国)

エスワティニ(旧スワジランド)

2904とはずがたり:2021/12/10(金) 21:11:55

中米ニカラグアが台湾と断交
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein__world_america_Y5QV3R3HPROJ3C6VCNO2YXSVTY/?tpgnr=world
産経ニュース / 2021年12月10日 8時50分

中米ニカラグアのモンカダ外相は9日、中国共産党の「一つの中国」原則を承認し、台湾と断交したと発表した。これで台湾が外交関係を持つ国は14カ国となった。

モンカダ氏は会見で「中華人民共和国が、中国の全てを代表する唯一の正統な政府であり、台湾は中国の不可分な領土の一つだ」との声明を読み上げ、ニカラグア政府は「9日付で台湾との外交関係を断ち、あらゆる連絡や公的な関係を終了する」と述べた。

台湾と外交関係を持つ中南米・カリブ海の国は8カ国になった。この地域では17年にパナマ、18年にエルサルバドルとドミニカ共和国がそれぞれ台湾と断交して中国と国交を樹立するなど、中国の存在感が高まっている。(ニューヨーク 平田雄介)

ニカラグア、米州機構(OAS)離脱へ
https://www.sankei.com/article/20211121-YXFTN7KBRFKONMHPRD6VJ2IGBM/
2021/11/21 13:01
平田 雄介

【ニューヨーク=平田雄介】中米ニカラグア政府は19日、オルテガ大統領が連続4選した今月7日の大統領選を「不正と抑圧行為が横行した」と総会決議で非難した米州機構(OAS)から離脱すると発表した。手続きを終え、正式に離脱するのは2年後となる。

ニカラグアのムンカダ外相はOASについて「中南米諸国への介入を伴う米国の覇権を助長している」と非難した。大統領選ではオルテガ氏の有力な対抗馬7人が事前に拘束されて立候補ができず、バイデン米大統領は7日の声明で「自由でも公正でも民主的でもない」と批判。米財務省も15日にニカラグア政府の高官9人に対する資産凍結などの制裁を発表していた。

2905とはずがたり:2021/12/12(日) 18:33:46
2021年12月12日8:03 午前11時間前更新
焦点:中米諸国に「コーヒー危機」、農場捨て米国目指す移民急増
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/coffee-centralamerica-migration-idJPKBN2IP0E6

[エル・ローレル(ホンジュラス)/ラ・ラグニタ(グアテマラ) 8日 ロイター] - マリア・ボニージャさん(40)とエステバン・フネスさん夫妻の4人の息子たちは、そろって北を目指して危険な旅に出た。1人はまだ10才だ。中米でコーヒー栽培農家になるよりも、米国で不法移民となる道を選んだことになる。

「私も母がいなかったら、アメリカに向かっていた。その方がいい。ここでは皆が破産状態だ」とマリアさんは言う。彼女はそれでも、ホンジュラス北東部のエル・ローレルにある家族経営の農場に残り、利益を上げようと奮闘している。

中米諸国では繊細なアラビカ種の豆が生産されているが、数十万人の栽培農家の多くにとって、コーヒーで生計を立てるのは難しくなっている。コーヒー栽培に見切りを付け、米国とメキシコの国境に押し寄せる移民の波に身を投じる農家は増える一方だ。米国側のデータによれば、こうした移民の数は今年になって過去最高を記録している。

グアテマラ南部ラ・ラグニタのフランシスカ・エルナンデスさん(48)によると、彼女が暮らすの集落では今年、コーヒー栽培農家1000人のうち約1割が米国へと旅立った。23才になる彼女の息子もその1人だった。「コヨーテ」と呼ばれる密入国あっせん業者に1万ドル(113万円)を払っていたにもかかわらず、米国国境を越えようとした際にメキシコ側で逮捕されたという。

エルナンデスさんの息子は今年2月にようやく米国に入国し、現在ではオハイオ州のレストランで働いて毎月約300ドルを実家に仕送りしている。

中米各地からの移民は、コーヒー産業の浮沈に合わせて周期的な増加を見せてきた。この地域の政府間組織である中米統合機構(SICA)のデータによれば、中米諸国の住民のほぼ10%に当たる500万人近くがコーヒー産業で生計を立てている。

だが今年の状況は特に悲惨であることが、中米諸国のコーヒー栽培農家10数人のほか、中米地域のや各国の複数の業界団体、さらに米国に本拠を置く国際コーヒー関連団体への取材から判明した。

ここ数年、中米諸国のコーヒー栽培農家は、国際市場でのコーヒー価格の下落とブラジル産のシェア拡大により、損失と借金を重ねてきた。そこに追い討ちをかけているのが、再燃した「ロヤ」と呼ばれる「コーヒーさび病」の蔓延である。

2020年末に中米地域を蹂躙したハリケーン「イータ」と「イオタ」は、作物に大きな被害をもたらし、数十万人が住居を失った。さらに、ハリケーン後の多湿状態がロヤの再燃を招いた。

中米各国のコーヒー業界団体による域内研究ネットワークPROMECAFEのレネ・レオンゴメス事務総長は、「コーヒーが不作になると、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグアから多くの移民が発生するようになる」と語る。

労働集約性の高い手摘みによるコーヒー生産は、中米諸国の多くの住民の生計を支えている。だが2017年末以降その生産は10%減少し、この先のシーズンにはさらに低下すると予想されている。これは、国際コーヒー市場では大規模で機械化されたブラジルのコーヒー栽培農家への依存が強まり、悪天候によってブラジルの作柄が悪化した場合に価格急騰が起きやすくなることを意味している。

<北へ向かう移民の列>

米税関・国境警備局(CBP)によれば、9月30日までの会計年度にメキシコ国境で拘束した密入国者は170万人で、記録に残る中で最多となった。2019年度に比べて2倍、コロナ禍によるロックダウンが実施されていた昨年度に比べて4倍以上だ。

CBPでは移民を職業別には分類していないが、ホンジュラスのコーヒー研究機関IHCAFEがロイター限定で提供した最新の移民データを見れば、移民に含まれるコーヒー栽培農家の数をある程度推測できる。

IHCAFEがホンジュラスのコーヒー栽培農家900人にアンケートを行ったところ、移民の移動gあ盛んだった5月、6月、7月の3カ月間に少なくとも家族の1人が米国に向かったという回答が5.4%あった。

これを同国のコーヒー栽培セクター全体に適用すると、この3カ月だけでコーヒー栽培農家からの移民は約6000人になる。米国の国境管理データをもとに計算すれば、同時期に米・メキシコ国境を越えようとしたホンジュラス出身の不法移民の6%に相当する。

IHCAFEによるアンケートは家族全体での移民の数を把握していないため、実際の数はもっと多いかもしれない。

2906とはずがたり:2021/12/12(日) 18:33:57
>>2905
<破滅をもたらした伝染病>

中米地域に広がる貧しい山間部地域では、何世紀にもわたり、手摘みによるコーヒー生産が生計の手段となってきた。他のたいていの作物を育てるには、あまりにも傾斜が急で土壌が痩せているか、森林に覆われているからだ。世界のアラビカ種の約15%はこの地域で生産されている。世界のコーヒー愛好家の多くが選ぶのは、香りの強いロブスタ種よりも、柔らかな風味のあるアラビカ種である。

だが業界データを見ると、コーヒーの国際価格が下落する中で農家が損失を重ねていったことで、2017年10月以降の4年間で同地域のコーヒー生産量は10%低下している。グローバルな需要・価格が堅調であるにもかかわらず、現在の2021/22年シーズンは、さらに3%の減産になると予想されている。

前出のマリアさんの兄で、やはりエル・ローレルでコーヒー栽培を営むエウゲニオ・ボニージャさん(56)は、今シーズンは生産量が半分近くに減ってしまったと話す。主な原因は「ロヤ」だ。

「樹の状態が良くなければ、コーヒーの価格が回復しても意味がない」とエウゲニオさんは嘆く。

エウゲニオさんは、同じ集落では8年連続で赤字になっている農家もあると話す。

コーヒーの国際価格の約半分は仲買人の懐に入ってしまうため、栽培農家の利益率は非常に小さい。

例えば2019/20年シーズンには珈琲の国際価格が平均1ポンドあたり1.41ドルだったが、エウゲニオさんや仲間の農家が受け取るのは1ポンドあたり15レンピラ(0.6238ドル)に過ぎない。生産コストは約20レンピラ(0.8317ドル)だったという。


<「残された道」>

中米地域のコーヒー栽培農家からは、膨れあがる債務の恐怖を訴える声も聞かれた。

エルサルバドル、サンタアナ州の農家ホセ・マガーニャさん(60)は、「まず、持ち物を手放し始める」と話す。「小規模なコーヒー栽培農家の場合、牛を何頭か飼っていたら、それを売る。中規模のコーヒー栽培農家なら家を売り、他のものも売り、農場を運営していけるようにする」

サンタアナ州にあるカルロス・ランダベルデさん(44)の農場は、今年に入って銀行に差し押さえられた。カルロスさんは、家族そろっての移民には危険も伴うかもしれないが、ためらいはなかったと話す。

「危険など関係ない」とカルロスさんは言う。「残された道は移民しかない」

(Maytaal Angel記者, Gustavo Palencia記者、Sofia Menchu記者、翻訳:エァクレーレン)

2907チバQ:2021/12/13(月) 13:32:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/68bff183134fa2f35edad9bcd1120c6452c8dbc5
仏領ニューカレドニア 独立問う3回目の住民投票 中国が独立派に接近
12/11(土) 9:42配信

産経新聞
ニューカレドニア

【パリ=三井美奈】南太平洋にあるフランスの海外領土ニューカレドニアで12日、独立の是非を問う住民投票が行われる。ニューカレドニアは世界有数のニッケル産出地。経済進出を続けた中国が、ニューカレドニアの独立支持派に急接近しており、フランス国内で警戒感が強まっている。

ニューカレドニアは19世紀にフランスに併合され、現在は人口約27万人。1980年代、先住民から独立要求が高まり、98年の協定で、独立を問う住民投票を3回実施することが決まった。昨年までの2回の投票で独立はいずれも否決された。独立支持は2018年の第1回投票で43%、昨年の第2回投票は47%。今回は3回目の投票となる。

ニューカレドニアのニッケル産出量は、インドネシアやオーストラリアなどに次いで世界4位。ニッケルは電気自動車(EV)のリチウムイオン電池に不可欠な材料で、中国企業が相次ぎ開発に参入。最大の輸出先は中国となっている。

フランスでは保守系議員から「投票はフランスか、中国かの選択になる。マクロン大統領は住民に仏領残留を呼びかけよ」との声も出たが、仏政府は住民投票への介入を避けている。

仏国防省傘下の「フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)」は9月の報告書で、中国がニューカレドニアで在外中国人を通じて独立派に接近していると警鐘を鳴らしている。

その背景には、経済利権だけではなく、ニューカレドニアを中国包囲網打破の拠点とし、豪州を孤立させる計算があるとみている。周辺の島嶼(とうしょ)、フィジー、バヌアツなどでも中国は影響力を高めている。

2908チバQ:2021/12/13(月) 13:32:29

3982 :チバQ :2021/12/13(月) 11:41:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121200309&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
仏からの独立、三たび否決 住民投票で反対圧倒多数―ニューカレドニア
2021年12月12日23時04分


12日、仏領ニューカレドニアの住民投票を受け、エリゼ宮(大統領府)からテレビ演説するマクロン大統領(AFP時事)

 【パリ時事】南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアで12日、独立の是非を問う3回目の住民投票が実施された。地元選管の発表によると、独立反対が96%を超え、過去2回と同様に否決された。先住民を中心とした独立派がボイコットを決めたためで、投票率は過去最低の約44%だった。
「独立」なぜ求めるスコットランド 英政府は国家分裂懸念

 ニューカレドニアは1853年にフランスが併合。1998年に仏政府と結んだヌメア協定が定めた投票は、今回が最後だった。同協定は3回目の投票も否決なら「政治関係者が状況検討のため協議する」と規定しており、今後も独立の権利は存続する。仏メディアによれば独立派は投票結果を認めず、その後の体制協議にも参加しない意向を事前に表明しており、混乱が予想される。
 ニューカレドニアはインド太平洋地域におけるフランスの重要な戦略ポイントだ。仏政府は同地域で存在感を強める中国を警戒。ニューカレドニアの豊富なニッケル資源を狙う中国が独立派を支援しているとの見方もあり、独立を阻止したい思惑があった。
 マクロン仏大統領は結果判明後にテレビ演説し、「ニューカレドニアがフランスに残ると決めたことを誇りに思う」と述べた。一方で、ボイコットを念頭に「大きな分裂」があったと指摘。「全ての人の尊厳を認めて尊重しつつ、共通の計画を打ち立てなければならない」と団結を呼び掛けた。

2909チバQ:2021/12/13(月) 14:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0609993da0480ddf4c008905de67071460b0c8be
南アフリカ大統領がコロナ感染 軽症で自主隔離、ワクチンは接種済み
12/13(月) 13:00配信
 南アフリカ大統領府は12日、ラマポーザ大統領が同日に新型コロナウイルスの検査を受け、陽性だったと発表した。変異株「オミクロン株」かどうかは明らかにされていないものの症状は軽く、同国南西部のケープタウンで自主隔離を始めた。ラマポーザ氏は同日、先月亡くなったデクラーク元大統領の追悼式典に出席した後、体調を崩したという。

 大統領府によると、ラマポーザ氏は西アフリカ諸国を歴訪した後、今月8日にセネガルから帰国。新型コロナの検査を受けたが、その時は陰性だったという。ワクチンの接種を終えているラマポーザ氏は声明で、自身の感染が「国民がワクチンを接種し、感染に警戒し続けるための警告になる」とした。

 南アフリカは先月オミクロン株を発見し、世界保健機関(WHO)に最初に報告。国内ではオミクロン株によるものとみられる感染が拡大している。南ア国立伝染病研究所(NICD)は12日、新型コロナの新規感染者数が1万8035人、陽性率は28・9%だったと発表した。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2910チバQ:2021/12/13(月) 14:27:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/6842f716f40f6168830c72fa2e8e07956caa2982
仏領ニューカレドニアで住民投票、独立反対が多数 ボイコット影響か
12/12(日) 22:48配信

朝日新聞デジタル
2018年5月、ニューカレドニアの中心地、ヌーメアの風景=AP

 「天国に一番近い島」の呼び名で知られる南太平洋の仏領ニューカレドニアで12日、フランスからの独立の賛否を問う住民投票があった。選挙管理委員会によると、投じられたのはほとんど独立反対の票だった。事前に投票のボイコットを呼びかけた独立派は「結果は受け入れられない」と主張しており、今後さらなる混乱も予想される。


 選管が12日夜に発表した暫定開票結果によると、独立賛成票はわずか3・5%で、反対票は96・5%。約18万4千人の有権者のうち、投票したのは約8万1千人で、投票率は43・9%だった。

 独立派の政治家たちは、新型コロナウイルスの流行を理由に、投票前から「投票は延期されるべきだ。どんな結果が出ても受け入れられない」と繰り返し主張してきた。今後は、投票の有効性を争うとみられる。

 ニューカレドニアは、オーストラリアの東岸から1500キロほど離れた島々だ。人口は約27万人。約41%をカナクと呼ばれる先住民、約24%をフランスを中心とする欧州系が占める。

朝日新聞社

2911チバQ:2021/12/13(月) 18:30:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3f40d84a6b60740d46446bfc50c70a8ba9739e
エチオピア反政府勢力、世界遺産都市ラリベラ奪還
12/13(月) 12:17配信

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AFP=時事
エチオピア・ラリベラの岩窟教会群(2021年12月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピアの反政府勢力が12日、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)がある北部ラリベラ(Lalibela)を奪還した。地元住民がAFPに語った。ラリベラをめぐっては、政府軍が1日、反政府勢力から奪還したと発表したばかりだった。

【写真】ラリベラにある岩窟教会群

 地元住民は12日午後、AFPの電話取材に対し、反政府勢力の戦闘員が「街の中心部にいるが、戦闘は起きていない」と話した。

 別の住民も、反政府勢力が東方のウォルディア(Woldiya)方面から来たようだと話した。「大半の住民が恐れている。報復を恐れて逃げた人もいる。われわれとしては政府軍が去ってうれしい」と語った。

 反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」の幹部はTPLF系メディアを通じ、ラリベラとガシェナ(Gashena)を結ぶ道路沿いで「広範囲にわたる反撃」を開始したと発表。12日夜には、ガシェナとその周辺を奪還し、ラリベラの空港と町も掌握したと明らかにした。

 AFPはエチオピア政府に取材を試みたが、現時点で返答はない。

 ラリベラは首都アディスアベバの北方645キロに位置する。中世に造られた11の岩窟教会が世界遺産に登録されており、エチオピアのキリスト教徒の重要な巡礼地ともなっている。【翻訳編集】 AFPBB News

2912チバQ:2021/12/13(月) 18:31:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/112ec2162332d784386674b38bc225cfb33a8991
台湾と断交の見返り、ニカラグアに中国製ワクチン…大統領の息子「最高に幸せ」
12/13(月) 18:24配信

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読売新聞オンライン
天津市での調印式に参加した中国の馬朝旭外務次官(右)とニカラグア代表のラウレアノ・オルテガ氏(10日)=ロイター

 AP通信などによると、台湾と断交し中国との国交を回復した中米ニカラグアに12日、中国製の新型コロナウイルスのワクチン20万回分が到着した。中国はニカラグアにワクチンを提供し、外交政策を変更したことへの見返りを与えた形だ。

 中国・天津市で国交を結ぶ共同声明に署名した、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領の息子ラウレアノ投資振興機構顧問はワクチンを乗せた旅客機で帰国した。同顧問は中国国際テレビ(CGTN)に「中国との国交回復という素晴らしいニュースを国民に持ち帰ることができ、最高に幸せだ」と述べた。

 (リオデジャネイロ支局 淵上隆悠)

2913チバQ:2021/12/13(月) 19:32:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211213k0000m030061000c.html
ニューカレドニア独立否決 独立派、国連に「投票無効」訴え検討
2021/12/13 14:33毎日新聞

ニューカレドニア独立否決 独立派、国連に「投票無効」訴え検討

住民投票で1票を投じる有権者=ニューカレドニア・ヌーメアで2021年12月12日、AP

(毎日新聞)

 南太平洋にあるフランスの特別自治体ニューカレドニアで12日、フランスからの独立の是非を問う3回目の住民投票が実施され、残留派が96・49%で大多数となり、独立は否決された。独立支持派の先住民「カナク」系住民が新型コロナウイルス感染拡大などを理由に投票の不参加を呼びかけたこともあり、投票率は前回の約半分となる43・9%にとどまった。独立支持派は今後、「投票の無効」を国連に訴えることも検討している。

 フランス政府は1998年、住民投票を2022年までに最多で3回実施すると約束。これまで18年と20年に実施され、いずれも独立が否決された。最後となる今回も否決となったことについてマクロン仏大統領は「3回の否決を厳粛に受け止める。一方、住民の間に深い溝が残ったことは無視できない」と演説。今後は地元経済の向上などに取り組みつつ、インド太平洋地域で影響力を拡大する中国を念頭に「緊張感の高まる地域で、ニューカレドニアの地位を高める」と述べ、フランスの関与を強める姿勢を示した。

 ニューカレドニアでは今年、新型コロナで300人近くが亡くなり、カナク系住民が投票の延期を求めていたが、フランス政府は年内の実施を決めた。延期を呼びかけていた独立推進派の「カナク社会主義民族解放戦線」(FLNKS)のロック・ワミタン議長は仏メディアに「投票に正当性はない。改めて3回目の実施を求める。国連への協力要請も準備している」と述べた。

 一方、フランスから独立すれば中国の影響力が増す可能性も指摘されており、ニューカレドニアに海軍基地を持つフランスは投票の行方を注視していた。

 太平洋の島しょ地域に詳しい東海大の黒崎岳大講師は、中国が存在感を増す背景に、地域の国々とフランスやオーストラリアなどとの不和や関与の弱まりがあると指摘する。「中国はその隙間(すきま)を縫うように影響力を拡大してきた。今回の住民投票が国連の議題となれば、常任理事国の中国がカナク系住民側につくことも予想される。国際的な対立構造につながる可能性がある」と話した。

 人口約27万人のニューカレドニアは1853年、フランスに併合された。人口の約4割を占めるカナク系住民は1956年まで選挙権が認められず、それ以降も欧州系住民との経済格差が埋まらないことなどから、70年代以降に独立運動を活発化させた。【バンコク石山絵歩、パリ久野華代】

2914とはずがたり:2021/12/19(日) 22:21:09
ロシア 領空開放条約を正式離脱「全責任はアメリカに」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/k10013394341000.html
2021年12月19日 4時27分

ロシア外務省は軍縮の検証などのため締約国が互いの偵察飛行を認める「領空開放条約」から正式に離脱したと発表しました。去年アメリカが離脱したことを受けたもので「すべての責任はアメリカにある」と非難しています。

ロシア外務省は18日に声明を発表し「ロシアは本日以降、領空開放条約の締約国ではなくなった」として条約から正式に離脱したことを明らかにしました。

この条約は軍縮の検証などのため締約国が互いの偵察飛行を認めるもので、ロシアのプーチン大統領は去年11月にアメリカが条約から離脱したことを受けて、ことし6月、ロシアとしても条約から離脱することを定めた法案に署名していました。

条約は東西冷戦の終結後、軍事活動の透明性を高め信頼醸成を図る目的で、アメリカ、ロシア、ヨーロッパの主要国が1992年に署名し、2002年に発効しました。

ロシア外務省は声明で「米ロ両国の参加がなければ条約の効果が著しく低下することは明白だ。その適用範囲は80%も減少する。すべての責任は条約の崩壊を招いたアメリカにある」とアメリカを非難しています。

2915チバQ:2021/12/20(月) 10:23:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7313f91e7697581124cbfd36c9f0fcf91145b07
チリ大統領選、左派ボリッチ氏が初当選…TPP批准に慎重姿勢
12/20(月) 10:16配信

読売新聞オンライン
チリ大統領選で初当選を決めたガブリエル・ボリッチ氏(AP)

 【サンティアゴ=淵上隆悠】南米チリで19日に行われた大統領選の決選投票で、左派のガブリエル・ボリッチ下院議員(35)が初当選を決めた。来年3月11日に就任し、任期は4年。

 選管発表(開票率99・4%)でボリッチ氏は55・8%を獲得し、右派のホセアントニオ・カスト元下院議員(55)を上回った。ボリッチ氏は、テレビ中継されたセバスティアン・ピニェラ大統領とのビデオ通話で、「すべてのチリ人のための大統領になる」と伝えた。

 ボリッチ氏は格差是正を訴え、富裕層への課税強化や年金制度の改革などを主張している。環太平洋経済連携協定(TPP)の批准にも慎重姿勢だ。

 チリは、アウグスト・ピノチェト軍事独裁政権(1973〜90年)からの民政移管後、左右の中道勢力が政権交代を繰り返し、安定した経済成長で「南米の優等生」と称された。左派のボリッチ氏が路線をどこまで転換するかが注目される。

2916チバQ:2021/12/20(月) 14:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8f08230e2cfe8189307b29d82745c5a8336c17e
チリ大統領選で左派ボリッチ氏が勝利 史上最年少36歳
12/20(月) 9:13配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米チリで19日、ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われた。現地からの報道によると、先月の第1回投票で首位に立った右派のホセアントニオ・カスト元下院議員(55)が敗北を認め、左派のガブリエル・ボリッチ下院議員(35)の当選が確実となった。

中央選管当局によると、開票率99%時点の得票率はボリッチ氏が55%、カスト氏が44%。カスト氏は19日夜、「偉大な勝利だ」とボリッチ氏を祝福した。

新大統領の就任日は来年3月11日。任期は4年。就任時に36歳のボリッチ氏はチリ史上最年少の大統領となる。同氏は学生運動の指導者出身で、選挙戦では格差の是正と福祉の充実を訴えた。国内市場を保護する立場で、未批准の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を含む自由貿易協定の見直しを主張している。

カスト氏は2019年の地下鉄料金の値上げに端を発した一連の社会騒乱などで悪化した治安の回復を訴え第1回投票で支持を伸ばしたが、1990年まで続いたピノチェト軍政を支持するなどした過去の言動が決選投票では敬遠された。

中南米ではボリビアで昨年11月、ペルーで今年7月に左派政権が発足。ホンジュラスでも先月28日実施の大統領選で「貧困と格差の是正」を訴えた左派のカストロ氏が勝利した。大きな政府を志向する「左派ドミノ」の流れに、指導者の強権化を警戒する声が米欧メディアに広がっている。

2917チバQ:2021/12/20(月) 14:44:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/efeb84ddd7408f9414343d93e0afdaa393539b3e
チリ次期大統領に左派のボリッチ氏 元学生リーダーの35歳
12/20(月) 14:40配信

CNN.co.jp
ガブリエル・ボリッチ氏(35)。大統領選の決選投票で当選確実となった

(CNN) 南米チリで19日に行われた大統領選挙の決選投票で、右派候補のホセ・アントニオ・カスト氏(55)が敗北を認め、左派のガブリエル・ボリッチ氏(35)の勝利が確実になった。

元学生リーダーのボリッチ氏は、チリが1990年に民政に復帰して以来、最年少の大統領となる。

開票率99.95%の時点でボリッチ氏は55.87%の票を獲得し、カスト氏の44.13%を上回った。

カスト氏は19日夕、「ガブリエル・ボリッチと話をして、彼の偉大な勝利に祝意を伝えた」「今日から彼は選挙で選ばれたチリの大統領だ」とツイートした。

ピニェラ大統領も国営テレビでボリッチ候補の勝利を祝し、ボリッチ氏は次の大統領として最善を尽くすと表明した。

首都サンティアゴでは19日夕、ボリッチ氏支持者らが集まって横断幕や旗を振り、勝利を祝っている。

学生運動の指導者だったボリッチ氏は10年前、学校教育の私立化に反対してサンティアゴで数千人規模の抗議運動を展開した。

チリでは2年前の2019年10月、年金改革や教育改革、エリート層に有利な経済制度の改革を求める大規模デモや暴動が激化。ピニェラ大統領は、ピノチェト独裁政権時代から受け継がれた憲法の改正の是非を問う国民投票の実施を決め、投票の結果、圧倒的多数で憲法改正が支持された。新憲法については22年半ばごろに新たな国民投票が予定されている。

2918チバQ:2021/12/20(月) 19:54:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-211220X262.html
チリ大統領に左派ボリッチ氏=最年少35歳、TPP再検討も
2021/12/20 15:36時事通信

チリ大統領に左派ボリッチ氏

南米チリで19日、大統領選挙の決選投票が行われ、左派ガブリエル・ボリッチ下院議員が右派ホセアントニオ・カスト元下院議員を破り初当選を果たした。写真は同日、演説後に手を振るボリッチ氏=サンティアゴ【AFP時事】

(時事通信)

 【サンティアゴ時事】南米チリで19日、大統領選挙の決選投票が行われ、左派ガブリエル・ボリッチ下院議員(35)が右派ホセアントニオ・カスト元下院議員(55)を破り初当選を果たした。就任は来年3月11日で任期は4年。チリ史上最年少の元首となる。ピノチェト軍事独裁から民政に移管した1990年以降、約30年続いた中道路線から左にかじを切る。

 中央選管当局によると、ボリッチ氏が56%を得票し、カスト氏は44%だった。ボリッチ氏は首都サンティアゴ中心部で演説し、詰め掛けた数万人の支持者を前に「きょう、希望が恐怖に打ち勝った」と勝利宣言。「謙虚さと大きな責任感を持って職責を引き受ける。国の将来が今後数年に懸かっていることを理解している」と述べた。カスト氏は敗北を認め、ボリッチ氏に祝意を伝えた。

 今回の選挙は、社会格差の拡大や脆弱(ぜいじゃく)な年金制度、2019年10月の反政府暴動以降に悪化した治安への対策などが争点となった。学生運動出身のボリッチ氏は、新自由主義の修正や富裕層への課税強化を主張し、支持を得た。

 ボリッチ氏は、チリが既に署名している環太平洋連携協定(TPP)を含む貿易協定について、一部を見直す意向。また、経済を支える豊富な天然資源に対する国家の関与を強化したい考えも示している。

2919チバQ:2021/12/20(月) 20:44:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4751d9420a6a5df41698a4122a8482e515e42283左派政権、南米過半数に 腐敗や格差拡大に不満噴出 チリ大統領選
12/20(月) 20:32配信


時事通信
 【サンティアゴ時事】19日に実施されたチリ大統領選決選投票で左派のボリッチ氏が勝利したことにより、南米の中道寄りも含めた左派政権は全12カ国中7カ国となる。

 来年のブラジル大統領選でも左派候補の当選が濃厚。南米はかつてないほど「左派の波」に洗われている。

 南米各地で腐敗した既成政治や、右派陣営が進める新自由主義で社会格差が深まったことなどへの不満が噴出。アルゼンチンで2019年に「大きな政府」を志向する左派政権が復活した。ボリビアでは長期に及んだ反米左派政権が19年にいったん崩壊したものの、1年で返り咲いた。ペルーでも今年7月、急進左派の元小学校教師カスティジョ氏が大統領に就任している。

 ただ、ベネズエラなどを除けば、ほとんどは穏健な現実路線。伝統的に米国の影響力が強かったが、近年では経済力をてこに中国の存在感が著しく増している。

 地域で最大の国力を誇るブラジルでは、来年10月に大統領選が行われる。世論調査では国民人気の高い労働者出身のルラ元大統領が、再選を狙う右派の現職ボルソナロ氏を圧倒している。

2920チバQ:2021/12/21(火) 19:45:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f759d3b0361400044183d68f94ef158f47cce87
35歳のチリ次期大統領、清新さ期待 地方出身、学生運動から議員に
12/21(火) 19:00配信

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朝日新聞デジタル
チリの次期大統領に決まったガブリエル・ボリッチさん=ロイター

 19日に投開票されたチリ大統領選の決選投票で当選を決め、チリ史上で最年少の大統領になる。

【写真】左派の大統領候補ガブリエル・ボリッチ下院議員=2021年12月16日午後7時46分、サンティアゴ、岡田玄撮影

 南部マガジャネス州プンタアレナス出身。名門のチリ大学法学部に進学し、学費無償化などを訴える学生運動を率い、頭角を現した。卒業試験を受けず、27歳でチリ学生連盟会長から、下院議員に転身した。

 議会にはノーネクタイで登院し、「議会への敬意が足りない」と批判されると、頭髪をモヒカン風に刈り上げた。大統領選への出馬が決まると、七三分けのスーツ姿に。右派からは「左派の本心を隠している」と揶揄(やゆ)され、急進的な左派からは「裏切り」の象徴のように言われた。

 見た目は変わっても、「人権が尊重される国にする」という理想は変わらなかった。

 パートナーは2年半前から交際を続けるフェミニズム活動家のイリナ・カラマノス氏(32)。夫婦そろって戦うのが当たり前の選挙戦で、カラマノス氏はほとんど姿を見せず、インスタグラムのアカウントは「非公開」。2人は「独立した人格」との立場を貫いた。

 年齢が若い、「名家」ではない地方の出身、大卒ではない、働いた経験も閣僚などの政治的なキャリアもない、結婚していない、子どもがいない――。「大統領には適さない」との声にさらされたが、チリ史上、最年少の大統領候補は、その新しさゆえに、既存の政治の変革を求める人々の期待を集めた。(サンティアゴ=岡田玄)

朝日新聞社

2921チバQ:2021/12/21(火) 20:25:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211220k0000m030280000c.html
外務省、チリのTPP見直しを注視 ボリッチ氏の大統領選勝利で
2021/12/20 21:40毎日新聞

外務省、チリのTPP見直しを注視 ボリッチ氏の大統領選勝利で

選挙集会で支持者に手を振るガブリエル・ボリッチ氏=チリの首都サンティアゴで2021年12月16日、AP

(毎日新聞)

 チリ大統領選で勝利した左派のボリッチ氏は、選挙を通じて自由貿易協定(FTA)に慎重な姿勢を訴えてきた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を含む日本との通商関係を見直してくる可能性も捨てきれず、日本政府は状況を注視している。

 「ボリッチ氏は自由貿易に慎重だが、『TPPは駄目』という雰囲気でもない。今後の発言、対応を見極める必要がある」。外務省幹部は20日、取材に対しそう述べた。

 「FTA先進国」と呼ばれるチリは日本とも2007年に経済連携協定(EPA)を締結。TPP交渉でも主体的役割を担い、18年には米国が離脱した後のTPP署名式を自国で開催した。しかしその後の国内手続きは滞ったまま、ボリッチ氏が大統領選で勝利。ボリッチ氏の判断次第では、議会でのTPP批准手続きに進まない事態も想定される。

 中国と台湾のTPP加入申請でTPP参加国に動揺が広がる中、チリまで離脱すれば混乱に拍車がかかる。TPP参加11カ国の中で最大の経済規模で、リード役の日本にとっては避けたい事態だ。このため日本はチリの早期批准に期待をつなぎ、情報収集に努める構えだ。【宮島寛】

2922チバQ:2021/12/21(火) 20:32:44
https://www.asahi.com/articles/ASPDP3H13PDPUHBI005.html
エチオピアの反政府勢力、拠点の隣接州から撤退 政府軍が攻勢強める
ヨハネスブルク=遠藤雄司2021年12月21日 11時04分
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エチオピア北部デバークにある避難民キャンプ。学校の教室に数十人が寝泊まりしていた=11月2日、遠藤雄司撮影

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 エチオピア政府軍と軍事衝突している同国北部ティグライ州を拠点とする反政府勢力「ティグライ人民解放戦線(TPLF)」は20日、隣接するアムハラ州とアファール州から撤退したと発表した。TPLFの広報担当者がツイッターで明らかにした。ただ、撤退により、政府との停戦交渉が進展するかは不透明だ。

 TPLFは10〜11月にかけアムハラ州を南進し、一時は首都アディスアベバまで200キロ付近まで迫っていると主張していた。一方、アビー首相は11月22日、自ら前線へ赴いて軍の指揮を執ると宣言。政府軍が反転攻勢を強め、今月6日には首都から約400キロ北東にある要衝デセとコンボルチャを奪い返したと発表していた。

 AFP通信によると、アビー首相の広報官は「TPLFはここ数週間で大きな敗北を喫しており、それを隠すために戦略的撤退を主張している」と指摘。アムハラ州には部分的にTPLFが残っている地域があると訴えた。

 国連世界食糧計画によると、紛争により同国北部で食料支援を必要とする人々が増え続けており、推計940万人に上っている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2923チバQ:2021/12/21(火) 21:38:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/dedc2e01937b00f0d2f73e990309084995aa4adb
リビア大統領選、実施は困難 東西の対立深刻化
12/21(火) 20:20配信


産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】中東のリビアで24日に予定される大統領選の実施が困難な情勢となっている。東西に分裂した勢力の対立で選挙法が整わず、21日朝の時点で候補者リストも公表されていない。「アラブの春」の始まりを告げた反政府デモでカダフィ独裁体制が崩壊してから10年。内戦が続いたリビアの正常化に向けて国連などが選挙実施を求めてきたが、混乱は当面、収拾できそうにない。

大統領選には、東部ベンガジを拠点とする有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)のハフタル司令官や、故カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏らが立候補を届け出た。

しかし、ロイター通信によると、選管は選挙関連の法整備がなされない限り候補者リストは公表しない方針を示し、選管当局者は16日、予定通りの選挙実施は不可能になったと述べた。

2011年に反政府デモでカダフィ政権が崩壊したリビアでは14年、西部の首都トリポリを拠点とする暫定政権とは別に、東部トブルクで「代表議会」が発足し、分裂状態に陥った。

19年にはハフタル氏率いるLNAが暫定政権に近いイスラム系武装勢力と衝突。LNAをロシアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)が、暫定政権をトルコやカタールがそれぞれ支援する代理戦争となり、内戦が泥沼化した。

LNAと暫定政権は昨年10月、国連の仲介で停戦に合意し、国際社会は大統領選を国民和解の第一歩と位置づけて実施を後押ししてきた。しかし、東西の両陣営は選挙制度などをめぐって非難合戦を続け、和解にはほど遠いのが実情だ。

12月に入ってからはトリポリの政府庁舎を一部の軍人らが包囲したり、南西部セブハで民兵らが衝突したりするなど治安が不安定化している。選挙を延期して実施したとしても結果を認めない勢力が反発し、再び混乱する可能性もある。

トリポリ大のムスタファ・ハシム教授(政治学)は電話取材に、「有権者は(現在の状況に)とても失望している。東西の対立はそれぞれの指導者らが部族や地域を重視し、大きな権力を握ろうとしていることが原因だ」とする一方、「現在は選挙を通じて民主化への道を模索している」と述べ、カダフィ体制の時代との違いを指摘した。

2924チバQ:2021/12/22(水) 14:03:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d984c3a8b84bb497dfc7c69ac8bcffca97116b2
エチオピア政府、反政府勢力からの和平呼びかけを一蹴
12/22(水) 13:45配信

CNN.co.jp
ティグライ州の州都メケレの北を走る道路上に停車した戦車

(CNN) エチオピア政府は、北部のティグライ州に拠点を置く武装勢力からの停戦の呼びかけを一蹴した。政府側が以前も和平を呼び掛けたものの、武装勢力側が複数回にわたって拒絶したことが理由だとしている。

同州の指導者は19日、周辺地域から反政府勢力の部隊を撤退させると発表。13カ月にわたる戦闘において、停戦への期待を抱かせる動きが出ていた。

だがアビー首相の報道官は21日、首都アディスアベバで報道陣に対し、ティグライ人民解放戦線(TPLF)の真意について疑問を呈し、「我々はこの局面での解決に当たり、平和裏なやり方で、かつ政治的な手段を通してなされるようにするという観点から力を注いでいる。それでもなお、いかなる政治的解決も常に、正義や説明責任に基軸が置かれ、また対話の中でなされることになる」と述べた。

また報道官は、どの当事者が対話に臨むことになるかについて言及することはできないとし、TPLFの行動が「戦略的な後退なのかどうか、自ずから明らかになるだろう」と述べた。

TPLFとエチオピア連邦政府は2020年11月から紛争状態にある。アビー首相は当時、ティグライ州での統治をめぐる長期間にわたる対立を受けて、同州への軍事行動を指示していた。

戦闘により数千人が死亡したほか、200万人以上が住むところを追われた。飢饉(ききん)が悪化し、残虐行為も増加した。

TPLFの指導者であるデブレチオン・ゲブレミカエル氏は、国連事務総長および安保理議長に書簡を送付。CNNが20日に確認した、19日付のこの書簡には、同氏が「ティグライ州外にいる部隊に対し、ティグライ州境へと直ちに撤退するよう命じた」と記されていた。

また同氏は書簡の中で、国連の外交団に対して、「交渉の後に続く、敵対行為の即時停止に対する全面的な支援」を提供するよう要請。また安保理に対し、「あらゆる形態の敵対行為を即時かつ実際に停止させることを保証するメカニズムを創設する」よう求めた。

だが先の首相報道官は、アムハラ州やアファール州からの撤退に関するTPLFの談話を一蹴。TPLFのメッセージを国際社会とメディアが「増幅」させていると批判。「エチオピアおよび英雄的なその部隊は外部からの検証を必要としない」と述べた。

2925チバQ:2021/12/22(水) 18:07:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f118a5800eafaf44a716979116188e26404b1f52
大統領選延期か、リビアの混迷さらに深まる懸念 アルジャジーラ報道
12/22(水) 17:05配信
朝日新聞デジタル
今年11月、大統領選への立候補を届け出た、故カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏(左)。リビア選管提供=AP

 内戦によって国家の分裂が続いた北アフリカのリビアで24日に予定される大統領選について、延期が不可避との見方が広がっている。中東の衛星放送局アルジャジーラは21日、選管当局の委員長が各地の選管に解散を命じたと報じた。事実上の延期決定と伝えている。

 アルジャジーラによると、決定は20日付。これまでのところ、リビア当局は延期を公式に発表していない。選挙のあり方そのものをめぐって各勢力が対立し、最終候補者名簿もいまだに明らかにされないなど、「延期は不可避」との声が大勢を占めていた。

 今回の大統領選には98人が立候補を届け出て、独裁政権を率いた故カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏や、東部の有力武装組織「リビア国民軍」(LNA)を指揮したハフタル氏、暫定統一政府で首相を務めたダバイバ氏らも名乗りを上げていた。

朝日新聞社

2926チバQ:2021/12/28(火) 03:05:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e0daf0f8c5c0fed2c392eee951324f49ba3b644ソマリア大統領、首相を停職に 選挙めぐり対立激化
12/27(月) 20:31配信

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AFP=時事
ソマリアのモハメド・アブドラヒ・モハメド・ファルマージョ大統領(左)とモハメド・フセイン・ロブレ首相(2021年12月7日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】東アフリカ・ソマリアのモハメド・アブドラヒ・モハメド・ファルマージョ(Mohamed Abdullahi Mohamed Farmajo)大統領は27日、選挙をめぐって対立するモハメド・フセイン・ロブレ(Mohamed Hussein Roble)首相を停職処分としたと発表した。ロブレ首相は憲法違反だと主張しており、確執が深まっている。

【写真】激動の2021年 コロナから異常気象まで

 大統領府は、ロブレ首相が土地収奪事件の捜査に介入したとして「首相に汚職関与の疑いがあることから、停職させ権限を停止すると決定した」と発表した。

 これに先立ちロブレ首相は26日、ファルマージョ大統領が首相の選挙実施権限を取り消し、間違いを「正す」ためとして新たな委員会を招集したのは選挙プロセスの妨害だと非難していた。

 停職の発表を受け、ロブレ首相はファルマージョ大統領が「憲法と国の法律に違反して、力ずくで首相の座を奪おうとしている」と反論している。

 政情が不安定な「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれる地域にあるソマリアでは、選挙の延期が続く中、ファルマージョ大統領とロブレ首相の関係が冷え込んでいた。今回の事態を受け、内政のさらなる混乱が危惧される。 

 4月にはファルマージョ大統領が選挙を行わないまま任期延長を決定し、首都モガディシオの市街地で親政府派と反政府派が銃撃戦を繰り広げる事態に発展した。

 この混乱はファルマージョ大統領が任期延長を撤回し、ロブレ首相が選挙日程を調整することで収束したものの、両者の対立は続き、選挙はまたも延期。両者は10月にようやく和解し、共同声明で選挙プロセスの加速化を約束したばかりだった。【翻訳編集】 AFPBB News

2927チバQ:2021/12/28(火) 03:12:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da431abad2aabd0a3cafb2c774eeed15c620ca0北部への進撃否定 軍に待機命令 エチオピア政府
12/25(土) 21:03配信

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時事通信
戦闘で家を失ったエチオピアの避難民たち=8月23日、北西部アムハラ州デセ(AFP時事)

 【ナイロビAFP時事】エチオピア政府は24日、声明を出し、反政府勢力の本拠地、北部ティグレ州への進撃を否定した。

【図解】大エチオピア・ルネサンスダム

 ただ「領土主権」への脅威が迫れば、この決定は覆されると警告した。

 声明は、戦場となってきたアムハラ州東部やアファール州を政府軍が確保したと主張。軍に対し「現在掌握している地域に用心深くとどまれ。ティグレ州への進撃命令を政府は出していない」と指示した。国連も声明を出し「グテレス事務総長はこの機会を生かすよう各派に求めている」と訴え、対話を促した。

 反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」は20日、本拠地ティグレ州への撤収を表明。エチオピア政府は連戦連敗を取り繕っているだけだと非難していた。

2928チバQ:2022/01/03(月) 23:48:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bed942660643cc30041d33b364b00ebbd2942c
スーダンのハムドク首相が辞意表明…民主化勢力による抗議運動の収拾に失敗
1/3(月) 21:18配信
読売新聞オンライン
アブダラ・ハムドク首相(ロイター)

 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカ北東部スーダンのアブダラ・ハムドク首相は2日、辞任の意向を表明した。昨年10月の軍事クーデターに反対する民主化勢力などの抗議運動の収拾に失敗し、組閣も出来ない状況に追い込まれる中、政治的な停滞の責任を取ったものとみられる。

 ハムドク氏はテレビ演説で「民主国家に向かう暫定統治のかじ取りを別の人に託すことにした」と述べた。元国連職員で、2019年の暫定政権発足時から、民主化勢力の代表格として脱イスラム化や親米外交を進めてきた。今回の辞任で、民主化勢力内のさらなる分裂と弱体化が進みかねず、軍による権力の掌握が進むスーダンの民主化プロセスは一段と不透明さを増す。

2929チバQ:2022/01/04(火) 08:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c303b7ae1b5f09eda3a6b5feb9e0cc5d0e824cbc
ハイチで首相暗殺未遂 昨年殺害された大統領後継
1/4(火) 8:31配信

時事通信
ハイチのアンリ首相=2021年7月、ポルトープランス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ハイチのアンリ首相の事務所は3日、アンリ氏が1日に北部ゴナイブで暗殺未遂に遭ったと発表した。

 同氏は無事という。ロイター通信などが伝えた。ハイチでは2021年7月、守旧勢力と対立していたモイーズ大統領が自宅で暗殺された。暗殺の数日前にモイーズ氏から首相に任命されたアンリ氏は、大統領権限を継承している。

 アンリ氏は教会で行われていた独立218周年記念式典の最中、「無法者とテロリスト」の銃撃を受けた。1人が死亡、2人が負傷したという。

2930チバQ:2022/01/10(月) 19:16:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220109k0000m030059000c.html
オーストラリア・モリソン首相、支持率急落 コロナ、環境問題で逆風
2022/01/09 13:50毎日新聞

オーストラリア・モリソン首相、支持率急落 コロナ、環境問題で逆風

記者会見するモリソン豪首相=2021年12月22日、AP

(毎日新聞)

 2022年5月までに総選挙が予定されるオーストラリアで、自由党のモリソン首相の支持率が下落し、野党・労働党のアルバネージ党首との差が縮まっている。与党保守連合(自由党、国民党)の新型コロナウイルスへの対応などに批判が高まっているためで、政権交代の可能性も指摘されている。

 豪州では、連邦議会議員の任期である22年5月までに総選挙が実施される。

 豪ガーディアン紙と民間会社の21年12月の共同世論調査によると、モリソン首相の支持率は46%で、不支持の44%と賛否が割れている。21年は2月が65%と最も高かったが、当時と比べ19ポイントも下落した。

 モリソン氏とアルバネージ氏のどちらが好ましいかを問う質問では、モリソン氏42%▽アルバネージ氏31%▽「分からない」27%――だった。モリソン氏が今もリードしているものの、両者の差は2月と比べ15ポイント以上縮んだ。地元テレビ局の「7ニュース」は個別の選挙区を調査した別の調査をもとに、野党労働党への政権交代もありうるとの見方を示した。

 モリソン氏の支持率下落の要因の一つは、新型コロナウイルスへの対応だ。豪州では、新型コロナの感染が広がった20年3月以降、厳しい外出制限やロックダウンが続き、21年8月にはメルボルンやシドニーでロックダウンに対する数千人規模の抗議デモが広がった。一方で政府のワクチン確保が遅れたことでワクチン接種は進まず、必要回数の接種を終えた人は、8月中旬時点で人口の3割にとどまった。

 豪ガーディアンの同月の共同調査では、政府の新型コロナ対応への支持は36%と低く、接種が進んだ11月までに48%まで回復したが、「オミクロン株」が広がったことで、12月には再び41%に落ち込んだ。

 また与野党間で、対中姿勢などを含めた外交政策に際立った違いがみられない中、環境問題が支持率に影を落としている。二酸化炭素の排出量が多い石炭火力が電源構成の約6割を占める豪州では、化石燃料産業とのつながりが深い与党議員らの反対もあり、気候変動対策の遅れがたびたび批判されてきた。モリソン氏は11月に英国で開かれた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に50年までに温室効果ガスを実質ゼロにする目標を掲げたが、同月に実施された世論調査では、43%が「目標は十分ではない」と回答。「十分」は37%、「わからない」は20%だった。

 支持政党によって回答は割れ、労働党支持者では不十分が52%。連立政権支持者では同32%だったが、与党内でも、環境変化で影響を受ける農家を支持基盤とする議員らからは政府の消極的な姿勢に不満の声があがりはじめている。

 モリソン氏は前回の19年の選挙で、自由党の劣勢が叫ばれる中「奇跡」(地元メディア)の勝利をもたらした立役者だとされてきた。しかし今回の選挙ではモリソン氏に対する信頼の低下が選挙結果に影響するとの指摘があがる。

 神奈川大の杉田弘也教授(豪政治)は「環境問題では、対策に力を入れる労働党などにすでに女性票が流れている。さらに、(21年2月に発覚した)与党女性職員の性被害問題などで再発防止対策が実現していないことから、この傾向は強まるだろう。ワクチン確保、環境問題でも行動が伴わないことが多く、モリソン氏への信頼は低下している。国民が政権交代を選ぶ可能性は少なくない」と話した。【バンコク石山絵歩】

2931チバQ:2022/01/10(月) 19:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/beb0e65d226603c447d1661127e0766d7fa9e8ab
豪裁判所、ジョコビッチ選手入国許可 政府、ビザ取り消し再検討示唆
1/10(月) 16:13配信

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毎日新聞
ジョコビッチ選手の入国が認められ、喜ぶファン=AP

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、オーストラリアへの入国を拒否された男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(34)=セルビア=について、豪州の裁判所は10日、入国を認める判断を示した。査証(ビザ)取り消しを無効とし、ジョコビッチ選手を収容先から解放するよう命じた。

 裁判官は、豪州当局がビザの取り消しを伝えた後、他者への相談などの十分な時間を与えなかったなどと不備を指摘。ビザ取り消しは「不合理」とした。

 一方、豪州政府側代理人は「移民相にはビザを取り消す個人的権限がある」とし、今後移民相が取り消しを再度検討する可能性も示唆した。仮に取り消された場合、ジョコビッチ選手は異議を申し立てられるが、取り消しが確定すれば豪州に3年入国できなくなる。ジョコビッチ選手は17日開幕の全豪オープン出場を目指しているが、参加できるかは依然として不透明だ。

 ジョコビッチ選手の入国拒否はワクチン接種免除の書類不備が理由だった。裁判資料などによると、ジョコビッチ選手は昨年12月16日に陽性が判明。だが弁護団はその後2週間、高熱などの症状はないとしていた。全豪を運営する豪州テニス協会やビクトリア州政府は接種免除を許可したが、連邦政府は6日、入国を拒否した。

 地元メディアによると、ジョコビッチ選手が留め置かれていたホテル周辺には多くの支援者が集まった。また、裁判は動画配信サイトでライブ配信され、約1万4000人が視聴した。【バンコク石山絵歩】

2932チバQ:2022/01/11(火) 18:36:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7cf5db0c76cdbbf750ec68b405e02ee89cace8
中米ニカラグア大統領、連続4期目に 欧米圧力で中国接近
1/11(火) 14:31配信
時事通信
ニカラグアのオルテガ大統領=2018年8月、マナグア(AFP時事)

 【サンパウロ時事】中米ニカラグアで10日、反米左派ダニエル・オルテガ大統領(76)の連続4期目、通算では5期目の任期が始まった。

 終身大統領を目指すゲリラ出身のオルテガ氏は、昨年11月に政敵を排除した選挙で圧勝。欧米諸国は経済制裁などの圧力を強めているが、オルテガ政権は対抗するように中国に急接近している。

 オルテガ氏は首都マナグアでの就任式典に、副大統領に留任した夫人ロサリオ・ムリジョ氏(70)と共に出席した。式典には反米で歩調をそろえるベネズエラ、キューバの大統領のほか、ロシア、イランなどの外交団が参加。昨年12月に国交を結んだばかりの中国の代表も列席した。

2933チバQ:2022/01/11(火) 19:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9103c6b969fc76a7e0b4966f8e65a8e5178e28
ベネズエラの重要知事選で野党勝利 反米左派マドゥロ政権に一矢
1/11(火) 14:29配信

時事通信
ベネズエラ西部バリナス州知事選で勝利し、取材に応じる野党連合・民主統一会議(MUD)のガリド候補=10日(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラ西部バリナス州で9日、やり直しの知事選が実施され、野党連合・民主統一会議(MUD)のガリド候補が、独裁色を強める反米左派マドゥロ大統領率いる与党・統一社会党(PSUV)のアレアサ前外相を破って当選した。

 同州はマドゥロ氏の「師」である故チャベス前大統領の出身地で、1998年からチャベス氏親族による支配が続いていた。勝利は、締め付けで弱体化したMUDの立て直しのきっかけとなる可能性がある。

 バリナス州では昨年11月の統一地方選で、当時のMUD候補が知事再選を狙うチャベス氏の弟に対して優勢に立った。しかし、マドゥロ氏が牛耳る最高裁が、MUD候補は「公職に就く資格がない」と判断し、再選挙を命じていた。ロイター通信によると、PSUV側は有権者への食料支援などを通じて集票を図ったが、ガリド氏は55.4%を得票。アレアサ氏は41.3%にとどまった。

2934反社カルトのカトリック・イエズス会:2022/01/13(木) 07:19:41
『慶応OG』の仮面をかぶった栃木県佐野市のメス山猿を斡旋するゴミ・カスのような縁談を拒絶したら 反社カルト(カトリック)が大叶鉱山で大発破を轟かせて威嚇したり、人工地震で驚かせたり、爆音バイクで徘徊したり、KDDIやTwitter、Google Japanなどに潜入している秘密工作員を動員してジャンク通知をプッシュして来たり、公道にゴミを散乱しに来た…
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TVerの見逃し配信を観ている最中に、30分間に8回くらいの頻度で遠隔操作によりTVerの音量をゼロ(ミュート)にしやがったかと思えば、陸自の爆音ヘリで上空を徘徊した(いずれも2022年1月12日<水>午前)。
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更にマカフィー・モバイル・セキュリティーに潜伏した反社カルトのカトリック・イエズス会 工作員が 動画視聴中に何度もジャンク通知と通知音をプッシュして来た(2022年1月13日<木>午前)。
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慶応OGとの縁談を餌にカトリックに入信させる気 満々で反社カルトのカトリック・イエズス会が付き纏って来ている。
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ドイツ・オーストリアで狂人ヒットラーと、またイタリアで変人ムッソリーニと、更にはスペインで独善フランコと、中南米で麻薬王や反米・極左政権と誼(コンコルダート)を交わすカトリックは邪教であり、悪魔崇拝の反社カルトである。
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聖光学院や栄光学園、広島学院、愛光学園、ラサールなど反社カトリック系ミッション高校、そして反社カトリックに洗脳された一部の腰抜け上智関係者と共に邪悪なルシファー(カトリック教会)を地上から追い払い、人類の明るい未来を切り拓く必要がある。

2935チバQ:2022/01/13(木) 09:21:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8025e7b88e93bd683f08311c5e5d3bff26274d9
エチオピア北部州は「地獄」 WHO、封鎖措置を批判
1/13(木) 6:56配信

AFP=時事
エチオピア北部アムハラ州で、ティグレ人反政府勢力に攻撃されたとされる焼け焦げた自宅を見せる男性(2021年12月6日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は12日、紛争が続くエチオピア北部ティグレ(Tigray)州について、封鎖措置により人々の救命に必要な医薬品などの物資が届かず「地獄」の様相を呈していると指摘し、「人道に対する侮辱」だと批判した。

【写真】エチオピア北部アムハラ州で、反政府勢力が略奪を行なったとされる学校

 同州出身のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は「ティグレのような地獄は世界中のどこにもない」と断言。「21世紀のこの時代に、政府が1年以上も自国民に食料や薬など生存に必要な物資を与えないというのは、あまりに恐ろしく、想像を絶することだ」と非難した。

 WHOは同国の他の地域には医薬品の供給が許されているが、同州には昨年7月以来一切届けることができていないと説明。同州で最近、連日のように無人機による空爆が行われ、死者が出ていることも指摘した。

 同国では2020年11月、アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相を支持する勢力と「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」などの反政府勢力の間で紛争が勃発。以来、数千人が死亡し、数百万人が家を追われている。同州では数百万人に医薬品や食料が届かず、数十万人が飢饉(ききん)に近い状態にあり、国連(UN)はこれを事実上の封鎖と呼んでいる。【翻訳編集】 AFPBB News

2936チバQ:2022/01/13(木) 13:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc41aab3fe7e944762bb8cb5b18d700cbee6996b
ブラジル大統領、オミクロン株軽視 集団免疫擁護
1/13(木) 12:05配信

AFP=時事
腸閉塞の治療を受けて退院する際に会見に出席したブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領。サンパウロ市内で(2022年1月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は12日、国内で急速に広がる新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」を軽視する発言をした。さらにロックダウン(都市封鎖)の再導入を否定し、自然感染を通じての集団免疫獲得を擁護した。

【図解】これまでに分かっているオミクロン株の特徴

 ブラジルは新型ウイルスによる死者数が世界で2番目に多く、専門家は医療体制の逼迫(ひっぱく)を警告している。

 しかし、ボルソナロ氏はガゼッタ・ブラジル(Gazeta Brazil)のインタビューで、「オミクロン株では誰も死んでいない」と主張した。

 中部ゴイアス(Goias)州の自治体がオミクロン株に感染した国内初の死者が確認されたと発表していたが、ボルソナロ氏はこの人物について、オミクロン株ではなく感染以前からの肺などの重い疾患が原因だったと述べた。

 専門家によると、ブラジルではすでにオミクロン株が主流になっている。

 ボルソナロ氏は、オミクロン株の感染力は強いが、これまでの変異株より死者数は少ないという暫定的なエビデンスを取り上げ、「(オミクロン株は)ワクチンウイルスだと言う人もいる。製薬業界に迎合しない賢明で真面目な人はオミクロン株を歓迎し、(新型ウイルスの)パンデミック(世界的な大流行)終息の先触れかもしれないと述べている」と主張した。

 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン(Mike Ryan)氏はスイス・ジュネーブでボルソナロ氏の発言について問われると、「死をもたらすウイルスは歓迎できない。死や苦しみが避けられるならなおさらだ」と述べた。

 ブラジルのニュースサイト「UOL」によると、ライアン氏は「オミクロン株の重症化率が低くとも、症状が軽いわけではない」と続けた。

 ボルソナロ氏は、ブラジル経済はロックダウンの再導入に耐えられないと主張し、集団免疫を獲得するために感染を拡大させるアプローチを擁護。「集団免疫は現実的だ。新型ウイルスに感染して免疫ができた人は、ワクチンを接種した人より抗体の量が多い」として、「私が好例だ。ワクチンを接種していないが、すこぶる元気だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2937チバQ:2022/01/13(木) 20:16:16
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1F2CPYQ1FUHBI001.html
ソマリア首都の空港近くで爆発、8人死亡 外国人狙った自爆テロか
2022/01/13 07:33朝日新聞

ソマリア首都の空港近くで爆発、8人死亡 外国人狙った自爆テロか

ソマリアの首都モガディシオで12日、爆発が起きた車両付近を調べる治安部隊員ら=ロイター

(朝日新聞)

 アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオの空港付近で12日、自動車による自爆テロとみられる爆発が起き、少なくとも8人が死亡、9人が負傷した。AP通信が伝えた。アルカイダ系過激派組織シャバブが犯行声明を出し、白人を狙ったと主張したという。

 AFP通信によると、爆発の規模はかなり大きく、目撃者によると、近くにあったビルが破壊されたという。空港の敷地内には米国の大使館などがあることから、シャバブが外国人の要人の出入りを狙って爆弾攻撃を行ったとみられる。

 ソマリアでは昨年2月に予定されていた大統領選などが実施できず、選挙が延期され続けてきたが、大統領の座に居座るアブドラヒ氏に対し、首相のロブレ氏らが強く反発するなど政治的な混乱が深まってきた。危機的な状況を回避するため今月9日、ロブレ氏や各地域の政治指導者たちが下院選を2月25日までに実施することで合意したばかりだった。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2938反社カルトのカトリック・イエズス会:2022/01/15(土) 15:45:28
2022年1月15日(土)14:43頃 茨城県南部で最大震度1の人工地震(深さ70km)。
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世界中の反米・極右と誼(コンコルダート)を交わす反社カルト、カトリック・イエズス会の仕業。
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反社カルトのカトリック教会が誼(コンコルダート)を交わした反米・極右の主な例は以下の通り。
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1.ドイツ・オーストリアの狂人ヒットラー
2.イタリアの変人ムッソリーニ
3.スペインの独善フランコ
4.チリの冷酷ピノチェト
5.アルゼンチンの偏屈フアン・ペロン
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『慶応OG』の仮面をかぶった栃木県佐野市に縁のあるメス山猿との縁談を餌に カトリックに入信させる気 満々で付き纏うカルト教団、イエズス会。
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カルト教団、イエズス会が御膳立てした胡散臭い縁談を拒絶し、オンライン・ゲームなどを利用して他の方と繋がろうとすると、大叶鉱山で大発破を轟かせて威嚇したり、人工地震で驚かせたり、爆音バイクで周囲を徘徊したり、au PAY マーケットやマカフィー・モバイル・セキュリティー、Google Japan、Twitter、TVerなどに潜伏するカトリック秘密工作員を動員してジャンク通知をプッシュして邪魔したり、陸自ヘリで爆音を撒き散らしたり、公道にゴミを散乱しに来る…

2939大変そうすねw:2022/01/15(土) 16:01:39
>>2938
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長えよw カルト教団は集団見合いで信者数を維持しようとするからなw 縁談の御膳立ては常套手段w 大人しく佐野のメス山猿と交尾するか、警察に通報して胡散臭い縁談の御膳立てをやめさせるかだなw

2940チバQ:2022/01/16(日) 22:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d33685df27e0d5c388401dd11888dfc6f8b25e
NZ首相「トンガ首都は落ち着いている」 飲料水の確保など課題も
1/16(日) 10:59配信

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朝日新聞デジタル
海底火山の噴火を確認する地質学者たち。煙は海上から20キロの高さまで上がっていたという=14日投稿のトンガ当局のフェイスブックから

 南太平洋のトンガ諸島で15日午後1時すぎ(日本時間)に発生した海底火山の噴火は、太平洋周辺の広い範囲に津波をもたらした。ニュージーランド政府によると、噴火直後に津波が到達したトンガ諸島では大規模な停電が発生しており、通信が難しい状況が続いている。16日午前11時時点では死者、けが人は公式には報告されていない。


 ニュージーランドのアーダーン首相は16日の記者会見でトンガの被害状況について説明。同国の高等弁務官事務所とは連絡が取れているとして「首都ヌクアロファは火山灰が降り積もったものの、状況は落ち着いている」と述べた。停電により、海底ケーブルを通じた通信が難しくなっているものの、現地では携帯電話が使えているという。

 トンガ側では降灰により、飲料水の確保が課題になっているという。ニュージーランドはオーストラリアとも協議のうえ、支援を検討している。だが噴煙により、飛行機による支援は難しい状況が続いているという。

 トンガ気象庁によると、噴火したのは首都ヌクアロファから北に60キロ余り離れた海底火山。同庁は噴火直後に、トンガ全域に津波警報を発令した。ハワイにある太平洋津波警報センターによると、南太平洋のバヌアツでは15日午後6時ごろに1・4メートルの津波を観測。南米チリでは16日午前6時すぎに1・74メートルを観測した。(西村宏治)

朝日新聞社

2941チバQ:2022/01/16(日) 22:08:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b7038ff2264d5fb51013d44796bca9d27c9fd03
噴火と津波に「爆弾か」 住民、緊迫した状況振り返る トンガ
1/16(日) 18:34配信

時事通信
トンガ国王ツポウ6世(手前左)=2015年7月、ヌクアロファ(AFP時事)

 【ウェリントンAFP時事】「私の弟は、近くで爆弾が爆発したのではないかと言っていた」。


 海底火山の噴火と津波を受けた南太平洋の島国トンガの緊迫した状況を住民のメレ・タウファさんが15日、ニュージーランドのニュースサイト「スタッフ」に語った。噴火も津波も「とにかく大きかった。地面が揺れ、家も揺れた」と語った。

 首都ヌクアロファの海岸には1.2メートルの波が押し寄せた。家々が波にのまれるのを横目に、住民は少しでも高い場所へと避難した。灰に交ざって小さな石が幾つも空から降ってきたという。

 「津波が来ると直感するのと同じくらいに、家の外壁に波が当たる音が聞こえ始めた」と語るタウファさんの家も数分で浸水した。家の外では、近所の家の壁が崩れるのを目撃した。「あちこちから叫び声が聞こえた。安全な場所を求め、みんな、とにかく高い所へ向かった」と緊迫した状況を振り返った。

 トンガ国王ツポウ6世もヌクアロファの宮殿から避難したと伝えられる。警察が車列を組み、とにかく海岸線から離れようと逃げる様子が目撃されている。

2942チバQ:2022/01/16(日) 22:16:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a180fe9cb24d4bf964d87e63d3b8d59717f3b9
トンガ噴火で気候変動に懸念 SNSで「令和の米騒動」不安視する声
1/16(日) 16:35配信

毎日新聞
気象衛星「ひまわり」が観測した海底火山の噴煙=気象庁のウェブサイトより

 南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山噴火で、気候変動や穀物生産への影響を心配する声がSNS(ネット交流サービス)上で相次いでいる。1991年のフィリピン・ピナツボ火山の噴火が原因になった日本のコメ大凶作「平成の米騒動」を引き合いに、「令和の米騒動」が起きるかもしれないと不安視する声もあり、懸念が広がっている。


 <平成の米騒動って、覚えていますか(略)あの時、初めてタイ米食べたわ 今回はそれ以上の、世界的な気候変動がありそう>

 ツイッターに投稿された「平成の米騒動」を引き合いに出すこの投稿は、16日正午現在で1万3000件以上リツイートされている。

 平成の米騒動は、93年に起きた深刻なコメ不足だ。80年ぶりとなる記録的な冷夏で日本全国のコメが不作に。コメの全国作況指数は74と戦後最悪で、国の備蓄も底を突いた。国はタイ米を緊急輸入し、コメを販売する店には長蛇の列ができるなど、大騒ぎになった。

 この原因になったのが、20世紀最大級とされる91年のピナツボ火山の巨大噴火だ。噴出物が成層圏に大量に放出され、地球全体の平均気温が最大約0・5度下がるなど、世界の気候に影響を及ぼした。

 今回のトンガ噴火も、噴火の規模がピナツボ火山と同程度の可能性がある。ツイッター上では、ピナツボ火山と同様、気候変動や穀物生産への影響を懸念する声が相次いでいる。<噴火の粒子で日光が遮られて農作物生産に影響でたら目も当てられないんだけど、どうなるか……>

 中には、平成の米騒動にちなんだ「令和の米騒動」という言葉をツイートする投稿も。<さて…今年は冷夏と厳しい冬になりそうですね……令和の米騒動にならなきゃ良いけど><トンガの大噴火で令和の米騒動が起こりうるのか……津波だけの問題じゃないし対岸の火事でもない>

 一方で、<当時とは気候も栽培環境も違っている。同じ事が起こるとは思えない>、など、大規模な影響を否定する意見もあった。【山下智恵/デジタル報道センター】

2943チバQ:2022/01/16(日) 22:17:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ca4aef26c60f61c52bcd7ad31ccb2ea0315f2eb
途切れた通信、乏しい現地情報 トンガの人々の安否は…増す不安
1/16(日) 21:15配信

朝日新聞デジタル
15日、トンガ沖の海底火山の噴火を受け、南米チリでも地元当局の勧告を受けて人々が海岸から避難した=ロイター

 南太平洋のトンガ諸島の海底火山で起きた大規模噴火。被災地からは電話やSNSで不安を訴える声が相次いだ後に通信が途絶え、16日も連絡が難しい状況が続く。被害はどれほどか。関係者は現地の人々の安否を気遣っている。


 「津波だ、逃げろ!」

 昨夏の東京五輪の開会式でトンガの旗手を務めたピタ・タウファトファ選手が16日、トンガのハアパイ諸島で撮影されたとみられる動画をSNSに投稿した。「バーン」という大きな音と衝撃があり、人の叫び声とともに画面が揺れて動画は途切れる。

 タウファトファ選手は開会式で民族衣装をまとい、鍛え上げられた上半身にオイルを塗って行進した。関係者によると豪州で合宿中だが、16日、「愛するトンガのために援助がしたい」とクラウドファンディング(https://gofund.me/e3916dc5)を立ち上げた。午後8時時点で約900万円が集まっている。

 日本のラグビーチームのスタッフとして働く大阪府東大阪市のタウファ統悦(とうえつ)さん(41)は噴火の約1時間後、故郷のトンガに暮らす妹から電話を受けた。

 「怖い、怖い」。妹の声は焦った様子だった。ゴロゴロと雷のような音とともに、妹の幼い子どもたちの泣き声が聞こえた。

 妹の自宅まで細かい石が屋根に飛んでくるといい、「空が赤くて、黒っぽいガスが立ちこめている」。そう訴える妹を「大丈夫、絶対に外には出ないで」となだめ続けた。いったん電話を切り、仕事から戻ってかけ直すと、電話はもうつながらなかった。

 噴火後の街は広範囲で火山灰に覆われているようだ。首都ヌクアロファにいるニュージーランド外交官は16日、同国メディアに衛星電話を使った取材で、「まるで月面の風景のようだ」と語った。現時点で空は穏やかで、火山灰には覆われていないというが、「火山灰が土壌に与えた影響を考えると、深刻な問題に対処しなければならないだろう」と指摘している。

朝日新聞社

2944チバQ:2022/01/17(月) 11:57:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f65ea61c20b9dfacb64b97bc18d760805bbcf4cf
マリ元大統領死去 20年にクーデターで失脚
1/17(月) 10:19配信
AFP=時事
マリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ元大統領(2020年6月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・マリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)元大統領が16日、首都バマコで死去した。76歳。家族が明らかにした。


 ケイタ氏は、2013年からクーデターで失脚する20年まで大統領を務めた。

 暫定政権は声明で、ケイタ氏が残した「輝かしい記憶」をたたえた。同氏は「長期の闘病生活」の末、死去したとしている。

 マリでは12年以降、イスラム過激派が活動を続けており、ケイタ氏は大統領在任中、その問題に直面した。

 20年8月18日、クーデターでケイタ氏が失脚すると、軍による暫定政権が発足。民政移管は実現しておらず、現在、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の制裁下にある。

 ショゲル・コカラ・マイガ(Choguel Kokalla Maiga)暫定首相は15日放送された国営テレビのインタビューで、ケイタ氏の統治は汚職と責任逃れに終始したと非難していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2945チバQ:2022/01/17(月) 14:22:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1e72ca9c64f48feba99697bb60318236d3a98c
豪、強気の姿勢維持 総選挙も意識 ビザ問題
1/17(月) 7:07配信

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時事通信
オーストラリアのモリソン首相=6日、キャンベラ(AFP時事)

 【シドニー時事】男子テニスのジョコビッチ選手(セルビア)の問題で最後は司法の「お墨付き」を得たオーストラリアのモリソン首相はひとまず胸をなで下ろした。

【写真】男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手

 強気の姿勢を維持した背景には、5月までに行われる総選挙を意識し、厳しい新型コロナウイルス対策で我慢を強いてきた国民の支持を失いたくない思惑もありそうだ。

 モリソン氏は6日、この問題について「ルールはルールだ。特例はない」と強調した。入国する外国人にはコロナワクチン接種の完了を義務付けている。「有力選手を特別扱いするのか」と政府への視線は厳しかった。

 総選挙の世論調査では、モリソン氏率いる与党勢力の保守連合は劣勢だ。豪州では当初、ワクチン接種が遅れ、昨年半ばにシドニーなどで長期のロックダウン(都市封鎖)に追い込まれ、支持低迷につながった。

 ビザ問題への強い姿勢で反転を狙いたいところだ。セルビアのブチッチ大統領はジョコビッチ選手の処遇に関し動画を投稿し「これは選挙に勝利するために必要なのか」と露骨に述べている。

 17日の全豪の開幕を前にジョコビッチ選手の騒動に明け暮れたことで「全豪オープンは一人の選手よりもはるかに重要だ」(ラファエル・ナダル選手)と別の不満も表面化した。モリソン氏は16日、「テニスを楽しもう」と融和を呼び掛けたが、選手の晴れ舞台が政治利用されたと捉えられれば批判の矛先が政権に向かう恐れも残っている。

2946チバQ:2022/01/17(月) 14:43:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca351f6d4369b50313c6ed32f8deff88d92e3898
「まるで月面の風景」 トンガにいるNZ外交官、現地の様子語る
1/16(日) 18:33配信

朝日新聞デジタル
海底火山の噴火を確認する地質学者たち。煙は海上から20キロの高さまで上がっていたという=14日投稿のトンガ当局のフェイスブックから

 「まるで月面の風景のようだ」――。南太平洋トンガ諸島の海底火山の大規模噴火で、トンガの首都ヌクアロファにいるニュージーランド外交官は16日、同国メディアに、火山灰が降った街の様子をそう表現した。


 ニュージーランドのテレビ局「TVNZ」によると、ニュージーランドの外交官ピーター・ルンド氏がヌクアロファから衛星電話で同社の取材に応じた。

 ルンド氏によると、現段階では政府などによる公式な死者数や負傷者数の発表はない。また、電話はまだつながらない状態だという。被害状況について、ヌクアロファの沿岸部や島の西側沿岸部が「かなりひどくやられている」と話した。現時点で空は穏やかで、火山灰には覆われていないという。

 ルンド氏は取材に対し、「トンガ政府は対応に懸命に取り組んでいる」と述べ、「ありがたいことに、大規模な被害には直面していない。火山灰が土壌や土地に与えた影響を考えると、深刻な問題に対処しなければならないだろう」と指摘した。(ジャカルタ=半田尚子)

朝日新聞社


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