したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

168チバQ:2014/10/30(木) 07:45:53
http://www.sankei.com/world/news/141029/wor1410290044-n1.html
2014.10.29 23:45

ザンビア大統領が死去 療養先のロンドンで





 アフリカ南部ザンビアからの報道によると、同国のマイケル・チルフヤ・サタ大統領が28日、療養先のロンドンの病院で死去した。77歳だった。死因は不明だが、治療のために今月、ロンドンに渡航していた。

 白人のガイ・スコット副大統領が29日、暫定大統領に任命された。憲法の規定によると、90日以内に大統領選が実施される。

 サタ氏は9月に国連総会出席のためニューヨークを訪問したが、演説をキャンセル。帰国後は公の場に姿を見せず、健康不安が広がっていた。

 1991年に複数政党制民主主義運動(MMD)に入党し地方自治相、保健相などを歴任後、2001年に野党、愛国戦線(PF)を結成。大統領選で3度敗退したが、11年の選挙で勝利した。(共同)

169チバQ:2014/10/30(木) 23:10:22
http://www.cnn.co.jp/world/35055909.html
ザンビア大統領死去、白人のスコット氏が暫定大統領に
2014.10.30 Thu posted at 15:42 JST
(CNN) ザンビアのマイケル・サタ大統領が病気療養のため滞在していた英ロンドンで死去し、副大統領のガイ・スコット氏が暫定大統領に指名された。サハラ砂漠以南のアフリカで白人が大統領になるのはアパルトヘイト以来。憲法に基づき90日以内に大統領選挙が行われる。
サタ氏は先週、療養のために渡英し、ロンドンの病院で29日夜に死去した。77歳だった。病名や死因は公表されていない。
英国からの独立運動で頭角を現した後、政党「愛国戦線」を創設。銅産業に対する中国からの投資や、外国企業によるザンビア労働者の不当な扱いを非難して人気を集め、2011年9月、当時の現職大統領を破って大統領に就任した。
しかし就任後間もなく公の場に姿を見せないことが多くなり、外国で療養しているのではないかとの憶測が飛び交っていた。
暫定大統領に指名されたスコット氏はスコットランド系で、3年前に副大統領に就任した。大統領選への出馬については、憲法規定で候補者の両親がザンビア生まれであることを要件としているが、スコット氏はそれを満たさない。
サハラ砂漠以南のアフリカで白人が大統領になるのは、南アフリカのフレデリック・デクラーク元大統領以来。

170チバQ:2014/10/30(木) 23:11:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3030352
ザンビア暫定大統領にスコット氏、アフリカで20年ぶり白人元首
2014年10月30日 10:11 発信地:ルサカ/ザンビア
【10月30日 AFP】アフリカ南部・ザンビアで29日、マイケル・サタ(Michael Sata)大統領(77)の死去を受け、ガイ・スコット(Guy Scott)副大統領(70)が暫定大統領に就任した。アフリカで白人の元首が誕生するのは20年ぶり。

 サタ前大統領は、英ロンドン(London)のキング・エドワード7世病院(King Edward VII hospital)で治療を受けていたが、28日に死去した。病名は公表されていない。

 スコット氏は90日以内に実施される大統領選までの間、暫定大統領を務める。英スコットランド(Scotland)出身の両親をもつスコット氏は、アパルトヘイト時代の南アフリカで1994年まで大統領だったフレデリク・デクラーク(Frederik de Klerk)氏以来、アフリカで20年ぶりの白人元首となる。

 だが、英国の旧植民地ザンビアの憲法では、外国生まれの両親を持つ者に大統領選挙の立候補は認められておらず、スコット氏には次期大統領選への出馬資格はない。(c)AFP/Obert Simwanza

171チバQ:2014/11/03(月) 16:13:35
>>164
http://www.afpbb.com/articles/-/3030460
反大統領デモ発生のブルキナファソ、軍が政権掌握を宣言
2014年10月31日 08:03 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【10月31日 AFP】長期在任の大統領に対する大規模な抗議行動が発生し、議会議事堂が放火されるなど政情が不安定化したブルキナファソで30日、軍が政権掌握を宣言し、27年間にわたって権力を独占してきたブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領は退陣に追い込まれた。

 ブレーズ・コンパオレ氏が2015年11月の大統領選にも立候補することを可能にする憲法改正案に国民が強く反発、首都ワガドゥグ(Ouagadougou)で数万人規模のデモに発展し大統領の退陣を要求した。これを受けて政府は改憲案の採決を取りやめた。

 警察や軍が首都全体に配備されていたが、デモ隊数百人が議会議事堂や国営テレビ局などに押し入り、事務所内を荒らしたり車に火をつけたりした。

 軍は急きょ記者会見を行って政権掌握を宣言し、憲法秩序を12か月以内に取り戻すと約束した。さらに夜間外出禁止令を出すとともに、コンパオレ内閣の総辞職と議会の解散に踏み切り、代わりに国家運営に当たる暫定機関の発足を発表した。

 ナベレ・オノレ・トラオレ(Nabere Honore Traore)陸軍参謀長が署名し、将校の一人が読み上げたこの公式声明には、コンパオレ大統領の行方は言及されていなかった。

 これに先立ち、大統領のものとされる声明が発表されていた。声明は国家非常事態を宣言し、「この命令は本日発効し、これを実施させる責務は陸軍参謀長が負う」と書かれていたものの、日付は記載されておらず、大統領の通常の筆跡とは異なる署名がされていたという。

 コンパオレ大統領はクーデターで36歳だった1991年に政権を掌握した。クーデターでアフリカで最も愛された指導者の一人で友人だった当時のトマ・サンカラ(Thomas Sankara)大統領は退陣に追い込まれ、暗殺された。以後コンパオレ氏は4度大統領に再選され、7年の任期を2回、5年の任期を2回務めてきた。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN

http://www.afpbb.com/articles/-/3030644
ブルキナファソ野党側、軍の実権掌握をけん制 大規模デモ呼びかけ
2014年11月02日 18:01 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ

【11月2日 AFP】ブルキナファソの野党と市民グループの指導者らは1日、ブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領辞任後に実権を掌握した軍に抗議する大規模なデモを呼び掛けた。

 27年間政権の座にあったコンパオレ大統領は、さらなる長期政権を可能にするため憲法改正を図ったものの、議事堂が放火されるなどの激しい抗議活動が起きたため辞任に追い込まれた。翌日、軍はイサク・ジダ(Isaac Zida)中佐(49)を国の暫定指導者に指名した。

 一部の専門家が「アラブの春(Arab Spring)」になぞらえたブルキナファソの政変は、コンパオレ氏以外にも複数の国家指導者が長期政権の維持を図っているアフリカ各地で強い関心を集めている。

 先に権力掌握を表明していたナベレ・オノレ・トラオレ(Nabere Honore Traore)陸軍参謀長を出し抜く形で暫定指導者となったジダ氏は、市民団体と緊密に連携していく方針を表明したが、政権移行計画の詳細については言及を避けている。

 ただ、野党側と市民団体の指導者らは直ちに声明を発表し、軍の実権掌握をけん制して「文民による民主的な政権移行」を要求。また、週の初めに大統領辞任を求めて約100万人が集結した首都ワガドゥグ(Ouagadougou)市内の通称「革命広場(Revolution Square)」で、2日に新たな大規模抗議デモを行うよう呼びかけた。

 こうした市民団体の呼びかけは、自由選挙による「文民主導で合意に基づく政権移行」をブルキナファソに促したアフリカ連合(AU)が支持するとみられる。

■コンパオレ氏はコートジボワール国内に

 仏外交筋は、コンパオレ氏はワガドゥグを31日に離れたと話していた。ジダ氏は1日、コンパオレ氏は「安全な場所」にいて「身の安全を保証されている」とテレビで語った。隣国コートジボワールの大統領は、コンパオレ氏がコートジボワール国内に滞在中だとする報道は事実だと確認した。

 コートジボワールのある住民は、約30台の車列がコートジボワールの首都にある各国要人の滞在先としてもよく利用されている高級ホテルに向かうのを見たと話している。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN

172チバQ:2014/11/03(月) 16:15:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3030465
ブルキナファソ大統領が辞任を否定、「権力移譲」協議の用意
2014年10月31日 08:39 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【10月31日 AFP】ブルキナファソのブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領は30日、テレビで演説し、自分は大統領を辞任していないと述べた上で、「民主的に選挙で選ばれた大統領」への権力移譲について話し合う用意があると表明した。

 コンパオレ大統領は、数時間前に出された国家非常事態宣言も取り消すと述べた。

 ブルキナファソではコンパオレ大統領の来年の大統領選への立候補を可能にする憲法改正に対する大規模な抗議行動が発生したことを受け、軍が権力を掌握したと発表していた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3030592

参謀長の政権掌握宣言に副司令官らが異議、ブルキナファソ
2014年11月01日 12:30 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【11月1日 AFP】ブルキナファソでは10月31日、軍将校の一団が「国家の運命を掌握した」と主張した一方、ブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領(63)は首都ワガドゥグ(Ouagadougou)から逃亡したと報じられた。

 ナベレ・オノレ・トラオレ(Nabere Honore Traore)陸軍参謀長は権力を掌握していると発表したが、そのわずか数時間後に大統領警護隊の副司令官と、大統領打倒の街頭デモを指揮した市民グループの指導者が異議を唱えた。

 イサク・ヤクーバ・ジダ(Isaac Yacouba Zida)中佐は市民団体「市民ブルーム(Citizen Broom)」のギー・エルブ・カム(Guy Herve Kam)弁護士と共に、ワガドゥグ市内の広大なナシオン広場(Place de la Nation)に姿を見せ、その後ジダ中佐は国境の閉鎖を命じた。

 ナシオン広場では、27年間にわたりブルキナファソを支配してきたコンパオレ大統領が、憲法で定められた任期を越えて大統領であり続けようとしたことを批判するデモで激しい衝突が起きていた。

 仏外交筋によると、コンパオレ大統領は首都を出てまず国の南部に向かったとみられている。ガーナとの国境付近の町ポー(Po)に行こうとしたもようだ。

 トラオレ参謀長は「憲法上の手続きに沿って」権力を掌握すると述べたが、同参謀長をコンパオレ大統領の側近と見なすデモ参加者たちには極めて不評だ。有力な野党政治家ベネバンデ・サンカラ(Benewende Sankara)氏は、軍の動きを「クーデター」とみなしている。

 ブルキナファソでは議会が2015年11月の大統領選にコンパオレ大統領の立候補も可能にする憲法改正案を採決しようとしたことに国民が強く反発し、大規模デモに発展していた。

 反政府抗議行動に集まった大勢の人たちは退役大将クアメ・ルゲ(Kouame Lougue)元国防相による政権掌握を求めている。 野党指導者らは、30日の衝突で約30人が死亡したとしている。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN

173チバQ:2014/11/03(月) 16:15:33
http://www.afpbb.com/articles/-/3030668
ブルキナファソ軍、統一政府の樹立を約束 デモ隊に威嚇射撃
2014年11月03日 10:57 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【11月3日 AFP】西アフリカ・ブルキナファソの実権を掌握した同国軍は2日、27年間わたって同国を統治してきたブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領を辞任に追い込んだ民衆蜂起後の政権移行を進めるため、統一政府を樹立すると発表した。また同市では同日、軍の実権掌握に抗議する大規模なデモが開かれたが、軍は威嚇射撃を行うなどしてデモ隊を強制排除した。

 ブルキナファソでは先月、コンパオレ大統領のさらなる長期政権を可能にする改憲案に国民が猛反発し、首都ワガドゥグ(Ouagadougou)で議事堂に放火するなど激しい抗議運動が発生。コンパオレ大統領は辞任に追い込まれ、一部からはブルキナファソ版「アラブの春(Arab Spring)」との声も上がっていた。

 だが、ブルキナファソの憲法では大統領が辞任した場合の暫定指導者を議会議長が務めるよう定めているにもかかわらず、軍はコンパオレ大統領辞任の翌日、大統領警護隊副司令官のイサク・ジダ(Isaac Zida)中佐(49)を国の暫定指導者に指名、実権の掌握を宣言していた。

 これに対し、ワガドゥグ市内では2日、軍の権力掌握に抗議する野党や市民運動指導者らによるデモの呼び掛けに応じた数千人が、「われわれの革命を兵士が盗んだ」「ジダは出て行け!」などと書かれたプラカードを掲げてデモ集会に参加。デモ隊の一部は国営テレビ放送局に向かった。国営放送局では野党指導者2人が自らを暫定指導者とする宣言を放送しようとしたものの、技術スタッフが職務を放棄したため失敗に終わった。

 軍は、民政復帰を求める国際社会やデモ隊の声に耳を傾ける姿勢を見せず、ナシオン広場(Place de la Nation)のデモ隊を催涙弾や威嚇射撃で排除。国営テレビ局を占拠し、武力を誇示した。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN and David ESNAULT

174チバQ:2014/11/03(月) 16:17:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3030622
ボコ・ハラム、「女子生徒は全員結婚した」 政府との停戦も否定
2014年11月02日 10:10 発信地:カノ/ナイジェリア
【11月2日 AFP】イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」は新たなビデオメッセージを公開し、今年4月14日にナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州チボク(Chibok)地区で拉致し、現在も解放していない女子生徒219人全員をイスラム教に改宗させた上で結婚させたと明らかにした。女子生徒たちは現在「嫁ぎ先の家にいる」という。

 動画の中でボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)容疑者は、ナイジェリア政府がボコ・ハラムとの間で停戦と女子生徒を解放することで合意したと先月17日に発表したことについて、そのような事実はないと完全に否定した。

 先月17日以降もボコ・ハラムの攻撃は続いているため、ナイジェリア政府の発表が事実なのか疑問視する見方が出ていたが、その疑念が確認される形になった。

 シェカウ容疑者は動画の中で、今年7月16日にナイジェリア北東部アダマワ(Adamawa)州の自宅でドイツ国籍の人物が拉致された事件もボコ・ハラムの犯行だったことを認めた。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

175チバQ:2014/11/03(月) 16:47:37
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014110200013&g=int
ムガベ独裁政権にデモ計画=選挙改革迫る−ジンバブエ野党


 【ハラレAFP=時事】アフリカ南部ジンバブエの最大野党・民主変革運動(MDC)は1日、独裁者ムガベ大統領(90)に改革を迫る平和的なデモを行う計画を発表した。
 MDCは、選挙や報道、治安部門に関する改革を要求。憲法で認められた平和的なデモを通じ、ムガベ政権に改革の必要性を認めるよう訴える。(2014/11/02-07:27)

176チバQ:2014/11/03(月) 17:01:22
http://mainichi.jp/select/news/20141103k0000m030040000c.html
ブルキナファソ:軍政に市民抗議 政変なお不透明
毎日新聞 2014年11月02日 21時06分(最終更新 11月03日 00時19分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ブルキナファソ情勢が混迷を深めている。市民の反政府デモをきっかけに、軍による事実上のクーデターで27年続いた長期政権が崩壊した。軍主導の暫定政府樹立に対して野党や市民グループは反発、さらなる抗議行動の展開を呼び掛けており、事態収拾は不透明な状況だ。

 人口約1700万人の内陸国ブルキナファソは、米国や旧宗主国フランスとの関係が良好で、米仏のイスラム過激派対策の拠点の一つとなってきた。この国の不安定化は、西アフリカに浸透するイスラム過激派の勢力拡大などにつながりかねず、地域の安定に影響を及ぼす可能性がある。

 1991年に就任したコンパオレ大統領は、任期延長を可能にする憲法改正を図ろうとした。長期政権に不満を募らせていた市民は10月28日、改正案の国会採択を阻止しようと抗議デモを開始し、30日には首都ワガドゥグの国会や与党本部などに放火する暴動に発展した。事態を受け、政府軍のトラオレ参謀長は国会解散と暫定政府発足の意向を表明。大統領は31日に辞任を表明し、1日までに隣国コートジボワールに逃亡した。

 トラオレ参謀長が暫定政権の指導者になろうとしたところ、今度は若手将校の代表格、ジダ中佐が反発し、軍内部の争いが表面化した。その後、ジダ中佐が国家元首を引き継ぐことが決定し、軍内部の争いは収拾したとされる。

 ロイター通信によると、野党や市民グループは軍の動きに対し「蜂起の成功は人々のものであり、軍に取り上げられるべきものではない」とする声明を出し、2日には大規模デモで軍政に抗議した。

 コンパオレ氏は西アフリカ地域の内戦や紛争の調停者として知られた。2012年に隣国マリの北部を一時制圧したイスラム過激派とマリ政府の交渉でも仲介役を担った。

177チバQ:2014/11/03(月) 21:49:22
http://www.asahi.com/articles/ASGC30SD9GC2UHBI01X.html
ブラジル大統領選に異議あり SNS発、デモ大行進
サンパウロ=田村剛2014年11月3日21時41分

ブラジルのサンパウロで1日、「歴史上で最大の不正」と書かれた横断幕を抱え、ジルマ・ルセフ大統領の再選に抗議する人々=AFP時事
写真・図版

[PR]
 国を二分する大接戦となった先月26日のブラジル大統領選をめぐり、サンパウロで1日、現職のジルマ・ルセフ大統領の再選に抗議するデモがあった。地元報道によると、約2500人が参加し、目抜き通りを行進しながら、票の数え直しなどを訴えた。

 デモはソーシャルメディアでの呼びかけがきっかけ。参加者は「選挙には不正があった」「与党・労働党は出て行け」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、現政権を非難した。この日は、首都ブラジリアや南部のクリチバなどでも小規模なデモがあった。

 先月行われた大統領選の決選投票は、ルセフ氏と社会民主党のアエシオ・ネベス上院議員との一騎打ちとなり、約3%の差でルセフ氏が再選を果たした。労働党政権は貧しい家庭への支援に力を入れおり、ルセフ氏は北東部や北部の貧困層から高い支持を得たが、サンパウロなど都市部の中間層はネベス氏を支持する傾向が強かった。(サンパウロ=田村剛)

178チバQ:2014/11/05(水) 22:30:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141105-00000002-jij_afp-int
メキシコ学生失踪事件、襲撃指示容疑の前市長とその妻を拘束
AFP=時事 11月5日(水)8時37分配信

メキシコ学生失踪事件、襲撃指示容疑の前市長とその妻を拘束
メキシコ南西部ゲレロ州イグアラ市の前市長、ホセ・ルイス・アバルカ容疑者(左)と、その妻のマリア・デ・ロス・アンヘレス・ピネダ容疑者。アバルカ氏の市長在任中に同市の市庁舎で行われたイベントで撮影(2014年7月3日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】メキシコ南西部ゲレロ(Guerrero)州イグアラ(Iguala)市で今年9月に6人が殺害され学生43人が行方不明になっている事件で、連邦警察は4日、地元警察に学生らの襲撃を指示した疑いがもたれているイグアラ市の前市長とその妻の身柄を拘束した。

 逮捕されたのは、事件の2日後から行方をくらませていた前イグアラ市長のホセ・ルイス・アバルカ(Jose Luis Abarca)容疑者と、その妻のマリア・デ・ロス・アンヘレス・ピネダ(Maria de los Angeles Pineda)容疑者。当局によると、2人は首都メキシコ市(Mexico City)の、労働者が多く暮らしているイスタパラパ(Iztapalapa)地区で同日未明に連邦警察に拘束されたという。

 2人が拘束されたのは、ほこりにまみれた狭い庭のある灰色の小さな家。アバルカ容疑者が複数の宝飾店を営み、ピネダ容疑者が麻薬組織「ゲレロス・ウニドス(Guerreros Unidos)」の活動を取り仕切っていたとされる地元イグアラ市でのぜいたくな生活からはかけ離れた場所だった。

 当局によると、事件は9月26日に発生。近隣の教員養成大学に通っていた学生43人がメキシコ市の南200キロに位置するイグアラ市でバスに乗っていたところ、地元の警察から発砲された。43人はその後ゲレロス・ウニドスに引き渡され、以後消息を絶っている。

 ゲレロ州では軍の兵士やヘリコプター、ボートを出動させて大規模な捜索活動が行われているにもかかわらず、43人はまだ見つかっていない。またこの捜索活動を通じ、この学生らとは別の身元不明の38人の遺体が見つかっている。

 この事件は国際社会からの非難を招き、国内でも各地で抗議行動が発生。エンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領の政権を揺るがす事態となっている。アバルカ容疑者とピネダ容疑者の逮捕で、新たな手掛かりの発見が期待されている。【翻訳編集】 AFPBB News

179チバQ:2014/11/06(木) 21:54:09
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000m030086000c.html
チュニジア:国内対立乗り越えた…労働組合の調停粘り腰
毎日新聞 2014年11月06日 20時57分

 中東を席巻した民主化運動「アラブの春」の発祥地で、唯一民主化が進展するチュニジア。2011年1月の革命で独裁政権が転覆した後、13年にイスラム政党と世俗政党の対立が深刻化したが、対話による和解で危機を乗り切った。調停役として尽力し、今年のノーベル平和賞候補にもなった同国最大の労働組合「チュニジア労働総同盟」(UGTT)のムハンマド・ムセルミ事務局長(55)に和解の経緯や背景、今後の展望を聞いた。【チュニスで秋山信一】

関連記事

チュニジア議会選:世俗政党ニダチュニスが議席4割
チュニジア:世俗政党が第1党 民主選定着、投票率69%
チュニジア:大連立検討 第1、2党、安定化へ歩み寄り
チュニジア:大連立検討 安定化へ歩み寄り…第1、2党
チュニジア議会選挙:暫定集計 世俗派優勢 大連立が焦点に
 −−イスラム政党と世俗派が和解できたのはなぜか。

 ◆革命後の政府を主導したイスラム政党アンナハダは、13年7月のクーデターでイスラム政党が政権の座を追われたエジプトの二の舞いを恐れていた。世俗政党も経済への悪影響を懸念し、本音では混乱収拾を望んでいた。ただ、アンナハダに批判的な野党指導者2人が暗殺され、政党間で直接対話できる状況になかった。

 そこでUGTTが弁護士組織や人権団体と協力し、中立的な立場から「国民対話」という話し合いの場を設置した。両派を同じテーブルに着かせ、半年以上も交渉を重ねて早期の憲法制定や選挙実施で合意を取り付けた。

 −−影響力の源は何か。

 ◆UGTTはフランス統治下の1946年に設立され、全国に約65万人(人口の約6%)の組合員がいる。独立後の独裁政権下で何度も抑圧を受け、政府との衝突で何百人もの死者が出たが、妥協しなかった。そうした犠牲の上に、現在の社会的な地位を築いた。

 −−10月26日の議会選をどう評価するか。

 ◆アンナハダへの不満が世俗政党ニダチュニスを第1党に押し上げた。アンナハダは経済再生を果たせず、イスラム過激主義を抑え込めなかった。国民は民主主義に基づき、投票で罰を下した。

 −−今後の政局をどうみるか。

 ◆議会選後もすぐに国民対話を行い、次期政権は23日施行の大統領選後に発足させることで合意した。経済や治安の回復には政治の安定が必要で、2大政党が連立する方向に向かうだろう。UGTTも必要に応じて仲介役を果たしていく。

 ◇チュニジア議会選

 10月26日、民主的な新憲法下で初めて実施された。世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)が217議席中85議席を得て、第1党に躍進。その他の世俗政党も議席を伸ばした。革命後の制憲議会で第1党になったイスラム政党アンナハダは69議席で第2党に。投票率は69%で、2011年10月の制憲議会選を10ポイント以上上回った。

180チバQ:2014/11/11(火) 21:11:51
http://mainichi.jp/select/news/20141111k0000e030201000c.html
チュニジア:イスラム国に戦闘員供給 民主化優等生の闇
毎日新聞 2014年11月11日 11時53分(最終更新 11月11日 13時45分)
 中東で勢力を伸ばすイスラム過激派組織「イスラム国」。1万5000人ともいわれる外国人戦闘員のうちチュニジア出身者は約3000人で、最大の供給国とされる。中東・北アフリカで最も宗教色が薄く、アラブ民主化の「優等生」といわれてきた国で大きな闇がうごめいている。【ウエスラティア(チュニジア中部)で秋山信一】

 「悲しみのあまり死んでしまいそう。早く帰ってきて」。10月初旬、電話で帰郷を促す母ブシュラさん(48)の言葉にイスラム過激派に身を投じた息子はおえつを漏らした。ブシュラさんは息子の後悔の念を感じ、帰りを待った。だが、2週間後、息子は自爆攻撃を決行し、死亡した。

 地中海沿岸の首都チュニスから車で内陸へ5時間。山あいの人口1万人弱の町ウエスラティアで、ビシュラさんの息子ブラル・カービーさん(23)は育った。幼少期から優等生で、大学で経営学を専攻していた。

 のどかな田舎町に異変が起きた。2011年に民主化要求運動「アラブの春」でベンアリ政権が倒れた直後だった。町に三つあるモスク(イスラム礼拝所)の一つが、イスラム教の厳格な適用を求める保守派の集団に乗っ取られ、以前からの宗教指導者が追い出された。

 「シリアをジハード(聖戦)で守れ」。ビラルさんの父イブラヒムさん(75)は、それまで穏やかだった説教が、新顔の指導者の登場で劇的に変わったのを覚えている。

 住民によると、モスクを牛耳ったのは、イラクのフセイン元政権の与党バース党員だったチュニジア人の男だった。03年のイラク開戦後にチュニジアに戻り、「アラブの春」以降、「サラフィスト」と呼ばれる保守派となって、モスクに若者を集め始めた。建物の周囲に新たに高さ約2メートルの外壁を巡らせ、サラフィスト以外の出入りを禁じた。

 チュニジアでは1957年の共和制移行後、2代続いた独裁政権は政教分離を基本に据え、サラフィストを反体制派として弾圧した。しかし、「アラブの春」以降、国外に逃亡したり、収監されたりしていたメンバーが社会に復帰した。

 ビラルさんは12年夏ごろから、このモスクに通い、ひげを伸ばし始めた。コーラン(イスラム教の聖典)の詠唱を放映するテレビ局と国営放送以外は見られないよう自宅のテレビの設定を変えた。家族はこうした変化を黙認していた。サラフィストは厳格だが、異教徒との戦いを目指す聖戦主義者とは異なるという思いもあった。

 だが今年9月下旬、ビラルさんは同じモスクに通う20代前半の友人4人と共に姿を消した。数日後、母ブシュラさんに「リビアで訓練をしている。いずれ『イスラム国』に向かう」と電話があった。10月初旬の2度目の電話では、帰郷に心が揺れているように感じた。

 「ビラルは殉教した」。10月18日、仲間を名乗る男から兄(38)に電話があった。「イスラム国」と連携するリビアの過激派の一員として、敵対する世俗派の民兵組織に自爆攻撃をかけたのだという。

 家族は、元バース党員の男らを「過激派の勧誘役だ」と警察に訴えた。「イスラム国」はイスラム過激派とフセイン政権の残党で構成されており、男の経歴と重なった。だが男たちは「関係がない」と主張し、証拠不十分で訴追されなかった。

 「根っこを断たなければ息子と同じことが繰り返されてしまう」。ブシュラさんの目頭に嘆きの色がにじんだ。

181チバQ:2014/11/15(土) 10:36:01
http://www.sankei.com/world/news/141115/wor1411150017-n1.html
2014.11.15 09:52

愛車ビートル、1億円でも売りません ウルグアイ清貧大統領 贈り物…「売れば友人たちを傷つける」






妻(左)を乗せ、自家用車のフォルクスワーゲンビートルを運転するウルグアイのムヒカ大統領(右)=5月、ウルグアイの首都モンテビデオ郊外(AP)
 南米ウルグアイのムヒカ大統領(79)は14日、100万ドル(約1億1600万円)での売却を打診されていた愛車を売らない考えを明らかにした。地元メディアなどが伝えた。

 ムヒカ氏は、車は友人たちからの贈り物で「売れば友人たちを傷つけることになる」とした上で「私が生きている限り(車は)車庫で眠り、時々散歩に出かけることになる」と地元ラジオで述べた。

 ムヒカ氏は質素な生活で知られ、その清貧ぶりを象徴する1987年製のフォルクスワーゲン(VW)ビートルについて、アラブ人の富豪から買いたいとの申し出を受けていた。米紙ワシントン・ポストによると、車の価値は2800ドル(約32万円)。(共同)

182チバQ:2014/11/18(火) 21:00:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141118-00000016-jij_afp-int
世界の「現代奴隷」人口、約3580万人 報告
AFP=時事 11月18日(火)13時1分配信

パキスタン・カラチから北東へ約220キロに位置するマットリで、地元当局によって助け出され、我が子を抱きしめる奴隷状態にあった女性たち(1998年9月13日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】綿花摘みや大麻の栽培、売春から、戦闘への参加、富裕層が嫌う清掃作業などを強要される世界の「現代の奴隷」人口は約3580万人に上るとする報告書が17日、非人道的な労働環境の改善を目的に活動する「ウオークフリー・ファウンデーション(Walk Free Foundation、WFF)」により発表された。

「現代の奴隷」2013年は3000万人と報告

 オーストラリアに本部を置く同組織が発表した年次報告書「グローバル・スレイバリー・インデックス2014(Global Slavery Index、GSI)」によると、調査方法を見直した結果、全世界で「奴隷」状態にある人の数は、当初考えられていたよりも約20%多く、その数が最も多かったのはインドの推計約1429万人だったという。

 同組織が定義する「現代の奴隷」には、借金による束縛や結婚の強要、子どもの取引や搾取の他、人身売買や強制労働といった従来の奴隷制度に通じるものも含まれている。また、世界167か国を対象に行われたこの調査では、少なくとも58か国で122種類の商品がこれらの人々によって製造されていることも明らかになった。

 国際労働機関(International Labour Organization、ILO)の推計によると、こうした強制労働から生まれる利益は、年間1500億ドル(約17兆5000億円)に上るという。【翻訳編集】 AFPBB News

183チバQ:2014/11/19(水) 23:20:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2014111900624
白豪主義政治家が党首復帰=「多文化は国を分断」



白豪主義の政治家ポーリン・ハンソン氏=2013年6月、オーストラリア・シドニー(AFP=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアで1990年代後半、有色人種を排斥する白豪主義の復活を訴えて波紋を広げた女性政治家ポーリン・ハンソン氏(60)は19日、ワンネーション党の再興を目指し、12年ぶりに党首に復帰したと表明した。
 党の公式サイトで、「多文化主義により豪州人は同一の価値観や信条で団結できず、国が分断された状態になっている」と主張し、イスラム教などの影響拡大に懸念を示した。来年のクイーンズランド州議会選挙で複数の候補を立てる方針。しかし、過激思想への警戒心は根強く、議席獲得は困難とみられる。(2014/11/19-15:51)

184チバQ:2014/11/19(水) 23:20:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014111900981
軍政指導者ジダ中佐が首相に=ブルキナファソ暫定政権



ブルキナファソの首相に任命されたジダ中佐(右)=18日、ワガドゥグ(AFP=時事)
 【ロンドン時事】18日に就任した西アフリカ・ブルキナファソのカファンド暫定大統領は19日、10月のコンパオレ前大統領辞任後に軍政指導者となったジダ中佐を首相に任命した。AFP通信によると、政府幹部が大統領布告を読み上げた。(2014/11/19-22:29)

185チバQ:2014/11/19(水) 23:42:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141118/k10013280851000.html
ブルキナファソで暫定の大統領 指名
11月18日 8時58分

軍による事実上のクーデターが起きた西アフリカのブルキナファソで、外相などを務めたカファンド氏が暫定の大統領に指名され、政情の安定化を目指すことになりました。

ブルキナファソでは、27年間にわたって国家元首の座にいたコンパオレ大統領に対する抗議デモが起きて、先月末に大統領が辞任しました。
その後、軍が事実上のクーデターを起こして実権を握りましたが、多くの国民や野党勢力が軍の政治への介入に反発し、大規模なデモを行いました。
このため、周辺国などが混乱を終息させようと調停に乗り出し、移行政権を発足させることで合意が成立していました。
そして17日、軍や国民の代表による大統領選出委員会で、外相や国連大使を務めた元外交官のミシェル・カファンド氏が暫定の大統領に指名されました。
カファンド氏は今後、首相を指名して移行政権の内閣を発足させることになっています。
さらに、来年11月には大統領選挙が行われて本格的な政権が発足することになっており、カファンド氏にとっては選挙の実施に向けて政情を安定させられるかが課題となります。

186チバQ:2014/11/19(水) 23:43:10
http://mainichi.jp/select/news/20141118k0000m030138000c.html
ブルキナファソ:元外相が暫定政府大統領に
毎日新聞 2014年11月17日 23時39分

 反政府デモをきっかけに軍による事実上のクーデターが起きた西アフリカ・ブルキナファソで17日、カファンド元外相が暫定政府大統領に選ばれた。ロイター通信などが伝えた。カファンド氏は来年の選挙まで国を率いる。

 コンパオレ前大統領による27年間の長期政権に反対する大規模デモが先月、発生。事態収拾を図った政府軍は国会解散と暫定政府発足を宣言し、ジダ中佐が国家元首を引き継ぐことが決まった。しかし、軍政に国際的な批判が集まり、文民政府を望む声が強まっていた。【服部正法】

187チバQ:2014/11/19(水) 23:44:51
ポーリン・ハンソン ワンネーション
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/1187
によると英移住へにしたはずなんだけど・・・戻ってきたんですかね

188チバQ:2014/11/20(木) 00:21:53
かながわ
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20141118-OYTNT50372.html
解散表明 自民「丁寧な説明を」
2014年11月19日
 安倍首相は18日、衆院を21日に解散する意向を表明した。首相は消費税率10%への引き上げを1年半先送りする考えを示し、「国民に信を問う」と述べたが、野党各党の県組織は「大義のない解散」と一斉に反発。自民党県連からも丁寧な説明を求める声が上がった。各党は12月14日投開票の衆院選に向け、選挙準備を本格化させる。


 「解散は総理の専権事項で是非を言う立場にはないが、大義のない選挙では国民が納得できない」

 自民党県連の竹内英明幹事長は記者団に対し、今回の解散総選挙の意義について安倍首相に丁寧な説明を求める要請文を送る考えを示した。

 同党は2012年の衆院選で、比例復活も含め、県内で擁立した17選挙区の候補者全員が当選。今回も公明党の候補者を支援する6区を除き、17選挙区で現職を擁立する。県連幹部は「『こんな師走に意味の分からない選挙はやっていられない』と党員の士気が上がらないことが一番怖い」とこぼす。

 公明党県本部の上田勇代表は「連立政権は今がまさに正念場。経済政策の効果も上がっており、正しい方向に推し進めるため、信を問う重要な選挙になる」と語り、「争点が見えにくいのは、野党側に対案がないことが最大の原因」と指摘した。

 一方、民主党県連の金子洋一代表は「与党は約束した1票の格差是正や、議員定数の削減、社会保障の改革すら行っておらず、600億円の税金をかけて選挙を行う大義が全く見えない」と批判。景気次第で増税を見送る「景気条項」を撤廃する考えを首相が示したことに対しても「言語道断だ」と指摘した。

 同党は12年衆院選は17選挙区で候補者を擁立したが、比例復活を含めても15人が落選。今回は全選挙区での擁立を目指さず、現時点での公認内定者は7人にとどまっている。党本部主導で野党との選挙区調整を急ぐ考えだ。

 維新の党県総支部の青柳陽一郎代表も「アベノミクスの行き詰まりや政策の失敗を隠すための解散だ」と批判。県内では現職3人に加え、5区で元参院議員が出馬する予定で、「想定していなかった選挙なので万全ではないが、各党とも条件は同じ。堂々と戦うだけだ」と意気込んだ。

 次世代の党も、現職2人を含めた5人を擁立する方針。松田学県連会長は「他の政党も国民の大半も、『消費税率引き上げを先送りにすべきだ』と思っており、国民の信を問う争点ではない。解散の理由は『今なら負けが少ない』という自己都合解散だ」との見方を示した。

2014年11月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

189チバQ:2014/11/21(金) 21:12:31
http://mainichi.jp/select/news/20141122k0000m030092000c.html
チュニジア:世俗政党党首がリード 23日、大統領選挙
毎日新聞 2014年11月21日 21時04分

 【カイロ秋山信一】2011年に起きた中東の民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで23日、11年の革命後初めて民選による大統領選挙が行われる。世論調査では、10月の議会選で第1党に躍進した世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)党首のセブシ元首相(87)がリードし、第2党のイスラム政党アンナハダ(再生)などが支援するマルズーキ暫定大統領(69)らが追う展開。有効投票の過半数を得る候補者がいなければ、12月28日に上位2候補による決選投票が行われる。

 民主化プロセスの仕上げとなる大統領選には27人が立候補した。ニダチュニスとアンナハダの2大政党の対決が焦点だ。セブシ氏は経済や治安の安定化を訴え、支持を広げてきた。マルズーキ氏は独裁政権下で国会議長などを務めたセブシ氏の経歴を挙げ「革命に逆行する」と批判する。

 今年2月に施行された新憲法では、大統領の権限は外交や国防などに限定され、行政権は議会多数派が主導する内閣が担う。

190チバQ:2014/11/24(月) 07:52:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014112300059
世俗派カイドセブシ氏優勢=民主化完結へ大統領選−チュニジア

チュニジア大統領選の有力候補カイドセブシ氏のポスターを掲げる支持者ら=21日、チュニス(AFP=時事)
 【カイロ時事】北アフリカのチュニジアで23日、2011年の民主化要求運動「アラブの春」を受けた政権移行プロセスを締めくくる大統領選の投票が行われた。ベンアリ独裁政権崩壊後、新国家の路線をめぐり世俗派とイスラム勢力の確執が続く中、世俗各派の糾合を進めてきた政党ニダチュニス(チュニジアの呼び掛け)を率いるカイドセブシ党首(87)が優勢だ。
 イスラム勢力に有力な候補者はおらず、比較的同勢力に近いマルズーキ暫定大統領(69)がカイドセブシ氏を追う展開。ただ、いずれも勝利を決めるのに必要な過半数の獲得は困難とみられ、決着は上位2人による決選投票(12月28日)に持ち越される可能性が高い。
 選挙には27人が立候補。投票締め切り後、直ちに開票作業に入り、26日までに暫定結果が発表される見通し。欧米型の民主主義を否定するイスラム過激派による選挙妨害の懸念が高まる中、当局は厳戒態勢を敷いている。(2014/11/23-16:28)

191チバQ:2014/11/24(月) 08:10:42
http://www.asahi.com/articles/ASGCQ2HGJGCQUHBI00D.html
チュニジア大統領選、27人立候補 安定のカギは大連立
チュニス=翁長忠雄2014年11月23日06時49分

チュニジアで革命後初となる直接大統領選挙。街中の掲示場に候補者のポスターはまばらだ。対立候補の支持者らがはがすのだという=20日、チュニス、葛谷晋吾撮影
写真・図版
写真・図版
Click Here!
[PR]
 「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで23日、大統領選がある。ベンアリ独裁政権打倒後の民主化プロセスの最終段階。選挙後につくる新政権で世俗派とイスラム系の2大政党の大連立ができれば、「春」後に混乱が続く中東諸国の中で唯一の安定政権となる可能性がある。

 大統領選には27人が立候補。地元報道などによると、10月にあった人民議会選(定数217)で85議席を得て第1党となった世俗派政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)党首のカイドセブシ氏がリードし、人権活動家で暫定大統領を務める世俗派のマルズーキ氏が追う展開だ。いずれも過半数には届かずに両氏による決選投票となる可能性が高い。

 今年1月に制憲議会で採択された新憲法では、大統領の権限が及ぶ分野が外交や国防、治安に限られ、首相に内政一般の権限が与えられた。2011年の「アラブの春」まで続いた長期独裁政権で大統領に権限が集中していた反省からだ。

192チバQ:2014/11/24(月) 08:22:53
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230030-n1.html
2014.11.23 21:36

チュニジアで大統領選 民主化へ“最後の試練” イスラムvs世俗派、火種も

(1/2ページ)

首都チュニスの投票所で投票を終えた大統領選候補者で世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」党首のカイドセブシ氏=23日、チュニジア(ロイター)
 【カイロ=大内清】いわゆる「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで23日、大統領選が行われた。2011年のベンアリ政権崩壊後の民主化プロセスの最終段階と位置づけられる。アラブの春で独裁的な長期政権が相次いで倒れた中東・北アフリカ各国の中で、チュニジアは曲がりなりにも民主主義制度の枠内で混乱を回避しており、新政権下で対話による政治が定着するかが注目される。

 選挙には27人が立候補し、10月の議会選で第1党となった世俗政党「チュニジアの呼び掛け」を率いるカイドセブシ氏(87)を、別の世俗政党出身のマルズーキ暫定大統領(69)が追いかける展開。イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系で議会第2党のアンナハダは独自候補を擁立していない。過半数を獲得する候補がいない場合、12月28日に決選投票が行われる。

 カイドセブシ氏は、ベンアリ旧政権前のブルギバ政権期に閣僚などを歴任したベテラン政治家で、フランスから独立した1956年以来の世俗主義路線の護持を目指している。このため、究極的にはシャリーア(イスラム法)による統治を目指すアンナハダとは激しい対立関係にある。

 アンナハダは今回の選挙戦で「特定の候補への投票を呼び掛けることはしない」としているが、カイドセブシ氏の当選は阻止したいのが本音だけに、イスラム勢力に融和的なマルズーキ氏らを事実上、支援しているものとみられる。決選投票にもつれ込んだ場合は、豊富な動員力でカイドセブシ氏側に対抗し、「キングメーカー」の座を狙っているとの見方もある。

 チュニジアでは11年の政変後、制憲議会選でアンナハダが第1党に躍進し、イスラム色が強まることを警戒する世俗派との対立が深刻化。その後、アンナハダと世俗派の妥協が成立し、今年1月には大統領権限を弱めた民主的な憲法が制定されたが、世俗派とイスラム勢力の対立は解消されていない。

 同国の民主主義はなおも危ういバランスの上で成り立っているといえ、新大統領には、各勢力の利害を調整する手腕が求められる。

193チバQ:2014/11/24(月) 18:43:43
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20141124-00000380-fnn-int
チュニジア大統領選 世俗派に支持が集まる実態を取材しました。
フジテレビ系(FNN) 11月24日(月)6時44分配信
中東の民主化運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで、23日、大統領選挙が行われました。
「イスラム政党」の政治運営に対して不信感が積もり、宗教とは距離を置く、「世俗派」に支持が集まっている実態を取材しました。

23日に投票が行われた大統領選には、27人が立候補し、「世俗派」で独裁政権時代に首相を務めたセブシ氏がリードし、イスラム政党などが支援するマルズーキ氏が追う展開となっている。
イスラム政党は、なぜ今、国民から敬遠されるのか、西部の町を訪れた。
西部・ジェンドゥーバは、1年半ほど前、イスラム主義者に襲撃され、あるホテルも、酒を提供していたということで、標的となった。
飲酒を禁ずるイスラム教の戒律に反するとして、武装集団およそ200人が、ホテルなどを襲撃した。
ホテルが襲撃された直後の映像には、椅子や机などが壊され、割れたビール瓶が散乱している様子が映し出されている。
こうした暴力の背景には、独裁政権崩壊後の最初の選挙で勝利したイスラム政党が、過激なイスラム主義者の活動を黙認してきたことが挙げられる。
ホテルのオーナーの男性も、イスラム主義のさらなる台頭を恐れ、選挙では「世俗派」を支持する。
襲撃されたホテルのオーナーは「イスラム主義者は、考えを押しつけ、対話を嫌う。だから皆、自分の仕事や家族を、とても心配している」と話した。
大統領選は、いずれの候補も、得票数が過半数に達しなければ、12月28日に決選投票が行われる。
最終更新:11月24日(月)7時8分Fuji News Network

194チバQ:2014/11/25(火) 21:00:16
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000m030074000c.html
チュニジア:大統領選 決選投票へ
毎日新聞 2014年11月25日 20時46分

 【カイロ秋山信一】北アフリカ・チュニジアの選挙管理委員会は25日、大統領選挙の第1回投票(23日)の開票結果を発表した。得票率が50%を超えた候補者はなく、世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)党首のカイドセブシ元首相(87)と、イスラム政党アンナハダなどが支援するマルズーキ暫定大統領(69)による決選投票が行われることになった。

 選管によると、27人の立候補者のうち、カイドセブシ氏が39.46%を得票して首位となり、マルズーキ氏が33.43%で続いた。投票率は約63%だった。敗退した候補者には世俗派が多く、決選投票でもカイドセブシ氏が有利になるとの見方が強い。

 決選投票の施行日は12月28日が有力視されているが、開票結果への異議申し立てなどがなければ、1〜2週間前倒しされる可能性もある。

195チバQ:2014/11/25(火) 21:00:38
217 :チバQ :2014/11/25(火) 20:55:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3032067
「女子割礼は犯罪」ケニアの学校が保護者に警告
2014年11月18日 18:28 発信地:ナイロビ/ケニア
【11月18日 AFP】今学期の最終日を迎えたケニアの小学校は、女子児童の保護者らに対し「女子割礼は犯罪にあたる」として、学校が休みの期間中に割礼を行わないよう書面で厳重に警告した。

 死亡例もある危険な女子割礼には、陰核の一部の切開や切除、女性器全体の切除などがあり、ケニアでは禁止されているものの依然として一般的に行われている。ケニア検察局は、学校が長期の休みになる12月は「女子割礼(女性器切除、FGM)や幼い少女の強制結婚が多く行われる時期」だとして「深刻な懸念」を表明している。

 検察局でFGM対策部を率いるクリスティン・ナンジャラ(Christine Nanjala)氏は、女子児童の保護者や医療関係者らに宛てた書簡の中で、FGMや未成年者の結婚が一般的に行われている地域社会を当局は監視しており「これらに関与した全員に対し、法的措置を講じる」と警告した。

 ケニアでは2011年にFGMが非合法化され、処置を行った医師には最低3年の禁固刑または罰金が科されることになっている。さらに処置を受けた女子が死亡した場合には終身刑となる。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、アフリカ・中東地域の29か国ではこれまでに1億2500万人以上が女子割礼を受けている。WHOは、この風習は女性に対する「人権侵害」だとして厳しく非難している。(c)AFP

196チバQ:2014/11/26(水) 21:46:38
http://mainichi.jp/select/news/20141127k0000m030027000c.html
ナイジェリア:ボコ・ハラムか 相次ぐ女の自爆テロ  
毎日新聞 2014年11月26日 18時56分(最終更新 11月26日 20時43分)

 ◇25日にマイドゥグリで10代女2人が実行犯

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアで女の自爆テロが相次いでいる。10代の少女が実行犯になるケースも多く、北部でテロを続けるイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行とみられている。警戒されにくい女性を「武器」にテロを活発化させ、社会に衝撃を与えるのが狙いのようだ。政府側に治安改善の決め手がない中、女の自爆テロの多発は国内の混乱に追い打ちをかけそうだ。

 ナイジェリア北東部の中心都市マイドゥグリの市場で25日、2人の女が実行犯とみられる自爆テロが発生した。AP通信によると、少なくとも30人が死亡。2人は保守的な女性イスラム教徒に特有の頭から体全体を覆う服装の10代の少女だった。ロイター通信などによると1人目の女が自爆した後、けが人救出などのために現場に人が集まったところ、2人目が自爆し被害が拡大したらしい。

 ボコ・ハラムは2009年に政府機関やキリスト教会、教育機関などを標的にテロ攻撃を開始。当初は銃や爆弾を多用してきたが、今年6月に北部ゴンベ州の政府軍兵舎前で爆発物を身に着けた女を自爆させた。7月下旬には北部の中心都市カノで4回の自爆テロが相次いだが、実行犯はいずれも10代の少女だったと報じられた。

 国際テロ組織に詳しいシンクタンク「安全保障研究所」(南アフリカ)のマーティン・エウィ上級研究員は毎日新聞の取材に対し、ボコ・ハラムが少女を意図的に自爆テロの実行犯に選んでいるとみる。「テロ犯として少女が最も疑われにくく、注意をひかない。政治家などの標的に近づくのも簡単だ」と指摘する。

 ボコ・ハラムは今年4月、北東部チボクの女子高から少女約270人を拉致した。エウィ氏は「少女による自爆テロは、拉致した少女を自爆テロに使うかもしれないというボコ・ハラムのメッセージでもある。ボコ・ハラムは少女を使ってナイジェリア社会、市民に大きな衝撃を与えようとしている」と分析している。

197チバQ:2014/12/01(月) 21:33:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120100040
左派与党候補の当選確実=大統領選決選投票−ウルグアイ



30日、ウルグアイ大統領選の決選投票で勝利が確実となり、モンテビデオの会場で喜ぶ左派与党拡大戦線のバスケス氏(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】南米ウルグアイで30日、大統領選挙の決選投票が行われた。地元メディアによると、出口調査で左派与党拡大戦線(FA)のタバレ・バスケス前大統領(74)が過半数を獲得し、勝利が確実となった。FAは3期連続の政権掌握となる。
 バスケス氏は「国民と共に次世代のことを考えていく」と勝利宣言した。
 就任は来年3月で任期は5年。対立候補の中道右派国民党のルイス・ラカジェ・ポウ下院議員(41)は敗北を宣言した。(2014/12/01-10:52)

198チバQ:2014/12/02(火) 19:28:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120200083
大統領支持率が急落=学生不明事件で不信−メキシコ


 【サンパウロ時事】メキシコ紙レフォルマは1日、ペニャニエト大統領の支持率が8月の50%から39%に急落したと報じた。南部ゲレロ州で9月に起きた学生43人の行方不明事件で、麻薬組織と捜査当局の癒着が表面化し、国民の不信が高まったことが背景にあるとみられる。
 レフォルマ紙によると、大統領の支持率としては、同国が経済危機に見舞われた1996年以降で最低の水準。来年夏の連邦下院選と地方選にも影響を与えそうだ。(2014/12/02-07:02)

199チバQ:2014/12/07(日) 19:08:22
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060044-n1.html
2014.12.6 22:40

ソマリア議会、首相を解任 大統領と閣僚更迭めぐり溝





 ソマリア議会は6日、アハメド首相の不信任案を賛成多数で可決した。アハメド氏は10月の内閣改造でモハムド大統領に近い閣僚らを更迭しようとして、モハムド氏と対立していた。ロイター通信などが伝えた。

 国連や欧州連合(EU)の高官はイスラム過激派アルシャバーブによるテロなどで脆弱な国家体制が、大統領と首相の対立でさらに不安定化する恐れがあると懸念を示していた。

 アハメド氏は昨年12月、シルドン前首相が不信任案で解任された後、首相に就任した。(共同)

200チバQ:2014/12/07(日) 19:51:34
http://mainichi.jp/select/news/20141206k0000e030221000c.html
ケニア:ケニヤッタ大統領「心からほっと」起訴取り下げに
毎日新聞 2014年12月06日 11時28分

 【ヨハネスブルク服部正法】5日、殺人など「人道に対する罪」に問われたケニアのケニヤッタ大統領に対する起訴を国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が取り下げたことを受け、ケニヤッタ大統領は5日声明を発表し、自身の起訴取り下げについて「心からほっとしている」と述べた。そして「検察官は、あからさまに偏ったやり方で事件を立件することを選択した」と批判した。

 アフリカ各国からは「国際刑事裁判所(ICC)が訴追するのはアフリカ人だけだ」との強い反発が以前からある。

 昨年10月、アフリカ連合(AU、54カ国・地域)は首脳会議で、ICCなどの国際法廷が、現職首脳を訴追することに反対する意見をまとめていた。

201チバQ:2014/12/08(月) 20:44:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120700217
国王が国会解散、来年2月に総選挙=クーデター騒ぎのレソト



レソト情勢を話し合うため南アフリカに集まったムガベ・ジンバブエ大統領(左)、カーマ・ボツワナ大統領(右)と並ぶレソトのタバネ首相=9月15日、プレトリア(AFP=時事)
 【マセルAFP=時事】アフリカ南部の小国レソトの国王レツィエ3世が国会を解散し、2015年2月に総選挙を行うことになった。レソトでは8月、クーデター騒ぎがあり、タバネ首相が隣国南アフリカに一時逃亡。背景には軍と警察の深刻な対立があるとされる。(2014/12/07-22:39)

202チバQ:2014/12/08(月) 22:19:36
http://www.asahi.com/articles/ASGD24WM6GD2UHBI00W.html
メキシコ各地で大統領の退陣要求デモ 43人殺害疑惑

 メキシコ南部で学生43人が地元警察に連れ去られ、殺害されたとみられる事件を巡り、メキシコ各地で1日、ペニャニエト大統領の退陣を求めるデモがあった。2012年の就任以来、経済構造改革で国内外から高い評価を得てきたペニャニエト政権は、事件への対応の遅れから予期せぬ危機に直面している。


 「ペニャニエトは去れ!」。政権発足から3年目を迎えたこの日、首都メキシコ市では、行方不明の学生の家族や教師ら約8千人が目抜き通りを埋め尽くし、声を合わせた。高校生のアルトゥロ・ガルシアさん(18)は「警察が若者を殺す国で、何を信じればいいのか」と訴えた。

 デモは平和的に行われたが、解散後に一部の暴徒が店舗を破壊するなどし、警察と衝突した。地元報道によると、この日は国内の約60カ所でデモがあった。

http://www.asahi.com/articles/ASGCY40W5GCYUHBI00B.html

「警察が一斉に銃撃」43人殺害か 学生証言 メキシコ
ティクストラ=田村剛2014年12月2日06時41分

 メキシコ南部で、学生43人が地元警察に連れ去られ、殺害されたとみられる事件で、警察による襲撃の現場から逃げ延びた学生の一人(20)が、朝日新聞の取材に応じた。警察が学生たちに向かって銃撃してきた時の様子など、恐ろしい体験を生々しく語った。

 事件があったのは9月26日夜。ゲレロ州ティクストラの集落アヨチナパにある教員養成学校の1、2年生約80人が、同州イグアラ市で募金活動を終え、バスで学校に戻る途中だった。

 匿名を条件に取材に応じた学生によると、80人は5台のバスに分乗。この学生は、他の約15人と一緒に先頭のバスに乗った。途中で他のバスは距離が離れて見えなくなった。

 午後8時半ごろ、突然、バスが警察によって止められた。5台ほどのパトカーと大きな銃を構えた約20人の警官が並んでいた。近くにいた友人に他のバスの仲間から、「警察が発砲している。1人が殺された」と電話があった。この情報で、車内はパニックになった。

203チバQ:2014/12/08(月) 22:21:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3033629
コンゴ東部で武装集団が36人殺害、隣国ウガンダの反政府勢力か
2014年12月08日 07:48 発信地:ゴマ/コンゴ民主共和国
【12月8日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、隣国ウガンダの反政府勢力とみられる武装集団が夜間に住民を襲撃し、なたやおので36人を殺害した。当局が7日、明らかにした。

 事件があったのは北キブ(North Kivu)州ベニ(Beni)周辺。同地域では、主にイスラム教徒らからなるウガンダの反政府勢力・民主同盟軍(Allied Democratic Forces)とウガンダ解放国民軍(National Army for the Liberation of Uganda)の連合体「ADF-NALU」による同様の虐殺事件がここ20年にわたり繰り返され、今年10月以降では女性や子どもを含む200人以上が殺害されている。

 北キブ州の州都ゴマ(Goma)からの電話取材に応じた地元首長によると、今回の襲撃では36人が殺害され、2人が負傷、さらに2人が誘拐された。同地域で軍が実施する対武装勢力作戦の関係者も、この死者数を確認した。

 ADF-NALUは、今年1月からコンゴ民主共和国軍と国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)の兵士らが開始した攻勢によって弱体化したとみられていたが、別の反政府運動「M23」を完全な敗北に追い込むことに成功した軍事作戦を率いたコンゴ軍の将官が心臓発作で急死して以降、ADF-NALUは勢力を盛り返している。(c)AFP/Marthe BOSUANDOLE

204チバQ:2014/12/08(月) 23:51:08
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m030104000c.html
ボコ・ハラム:支配地域拡大 イスラム国の統治と酷似
毎日新聞 2014年12月08日 22時21分(最終更新 12月08日 22時23分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム」が同国北東部で町や村を次々に制圧し、攻勢を強めている。イラクやシリアで勢力を伸ばしイスラム国家建国を宣言した過激派組織「イスラム国」の支持を打ち出しており、イスラム国と同様、支配を面的に広げる戦略に転換し、イラクやシリアに似た国土の「分断化」を急速に進めている。

 地元紙「ディス・デー」などによると、ボコ・ハラムと見られる100人以上の戦闘員が1日早朝、北東部ヨベ州の州都ダマトゥルに侵攻。政府軍は戦闘機や武装ヘリで応戦し、約10時間後に町から追い出した模様だ。また同日、ボルノ州の州都マイドゥグリでは、ボコ・ハラム戦闘員の女によると見られる自爆テロも発生し、多数の死傷者が出た。二つの州都に対する攻撃は、連動して計画的に行われたとみられ、ボコ・ハラムの勢いを象徴する。

 攻撃と撤退を繰り返すゲリラ戦を行ってきたボコ・ハラムは、イスラム国によるイスラム国家建国宣言(今年6月)に支持を表明。その後、イスラム国をまねるかのように、町や村を支配下に置く戦略も取り始めた。

 8月には占領した北東部グウォザでイスラム国家樹立を宣言し、9月上旬にはボルノ州第2の都市バマも制圧。ボルノ、アダマワ、ヨベ各州の町を次々攻略した。ナイジェリアのキリスト教関係者は9月中旬の時点で支配が3州で計25カ所の町に及んでいると指摘した。

 AFP通信が伝えたボコ・ハラム占領地を脱出した避難民らの話は、イスラム国の統治方法と酷似している。占領地ではキリスト教会が徹底的に破壊され、窃盗の罪に問われた者は公開の場で手を切り落とされている。占領地内の商業活動の再興に取り組もうとしている姿勢も見えるといい、専門家からは治安回復や行政サービスを進めて住民を懐柔し、支配を固めようとするボコ・ハラムの意向を指摘する声も出ている。

 一方、ゲリラ的な攻撃も並行して行っており、先月28日には、北部の中心都市カノのモスク(イスラム礼拝所)で自爆テロと同時に銃を乱射。AFP通信によると少なくとも120人が死亡した。

 【ことば】ボコ・ハラム

 シャリア(イスラム法)導入を要求するイスラム過激派。組織名は現地の言葉で「西洋の教育は罪」を意味する。4月に同国ボルノ州で女子生徒200人以上を拉致し、国際社会の非難を浴びた。同国政府は10月に停戦合意を発表したが、ボコ・ハラムの指導者は否定した。北東部で町村を襲撃して支配地域を拡大。都市部でたびたび発生している爆弾テロへの関与も疑われる。

205チバQ:2014/12/12(金) 07:56:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014121200059
野党大統領候補にブハリ氏=元軍政トップ、現職と一騎打ち−ナイジェリア

11日、ナイジェリアのラゴスで演説するブハリ元最高軍事評議会議長(AFP=時事)
 【ロンドン時事】ナイジェリアからの報道によると、最大野党・全進歩会議(APC)は11日の党大会で、ブハリ元最高軍事評議会議長を大統領候補に選出した。来年2月の大統領選挙は、与党・国民民主党(PDP)のジョナサン大統領との事実上の一騎打ちとなる見通し。
 ブハリ氏は1983年のクーデターで軍政トップの座に就いたが、2年後に失脚。99年の民政移管後、3度の大統領選すべてに出馬し、いずれも落選した。
 ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、国家歳入の大半を原油収入に頼るが、折からの原油価格下落への対応は待ったなしの状況だ。北東部ではイスラム過激組織「ボコ・ハラム」がテロを繰り返し、汚職もまん延する。(2014/12/12-06:01)

206チバQ:2014/12/14(日) 09:38:39
>>122
http://mainichi.jp/select/news/20141214k0000m030167000c.html
国際刑事裁判所:スーダン大統領の捜査「棚上げ」宣言
毎日新聞 2014年12月13日 20時23分(最終更新 12月14日 00時57分)
 【ニューヨーク草野和彦】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のファトゥ・ベンスダ主任検察官は12日、スーダン西部ダルフール地方での虐殺を巡り、戦争犯罪や人道に対する罪の容疑で逮捕状が出ているバシル・スーダン大統領の捜査の「棚上げ」を国連安全保障理事会に宣言した。アフリカ諸国が逮捕に協力せず、安保理もそれに対応していないのが理由だ。

 スーダンはICC非加盟国。安保理は2005年、ダルフールの虐殺をICCに付託する決議案を採択した。非加盟国で起きた事態を付託した初めてのケースで、ICCは09年にバシル大統領の逮捕状を発行した。

 ICC加盟国は容疑者逮捕に協力する義務があるが、バシル大統領はアフリカ地域の加盟国を自由に訪問。安保理の現議長国チャド、非常任理事国ナイジェリアも訪問した。アフリカ諸国の非協力姿勢の背景には、ICCによる訴追が「アフリカの首脳ばかりを狙い撃ちにしている」との不満がある。

 安保理常任理事国の米中露もICC非加盟国で、特にスーダンと関係が深い中国は、安保理が対バシル圧力の強化に動くことに消極的だ。こうした状況を踏まえ、主任検察官は「他にも緊急の案件があり、ダルフールでの捜査活動を停止する以外に選択肢がない」と指摘。治安状況が悪化するダルフールでは「女性や少女らが性的な暴力に耐え続けている」と安保理を含む国際社会の不作為を非難した。

207チバQ:2014/12/15(月) 23:34:38
http://www.sankei.com/world/news/141214/wor1412140014-n1.html
2014.12.14 16:28

ペルー大統領激怒 世界遺産「ナスカの地上絵」無断足跡のグリーンピースに「人類の遺産侮辱」






地上絵のそばに集まったグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
 ペルーのウマラ大統領は13日、環境保護団体グリーンピースが世界遺産「ナスカの地上絵」付近で無断で活動し足跡を残した問題で、世界遺産のインドのタージマハルやエジプトのピラミッドを同団体から守るよう呼び掛け、同団体への不快感をあらわにした。

 地上絵付近に立ち入ったとして検察当局が特定した12人は13日までに出国。ウマラ氏は出国禁止措置を却下した司法当局に遺憾の意を示した。ウマラ氏は「われわれは人類の歴史的遺産を侮辱するグリーンピースの脅威に直面している」と強い調子で批判した。

 グリーンピースはペルーの首都リマでの気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に合わせ、8日に早急な気候変動対策を求めるメッセージを布で作って地上絵の近くに置き、砂地を荒らした。文化省が批判し検察に通報。グリーンピースは謝罪した。(共同)

208チバQ:2014/12/16(火) 21:34:32
http://mainichi.jp/select/news/20141216k0000e030189000c.html
豪立てこもり:現場近く、市民献花 強行突入から一夜明け
毎日新聞 2014年12月16日 12時02分(最終更新 12月16日 12時10分)
 【シドニー平野光芳】オーストラリアの最大都市シドニー中心部のカフェで起きた立てこもり事件で、警察の特殊部隊が16日午前2時(日本時間同日午前0時)過ぎ、店内に突入した。人質の男性従業員(34)と女性客(38)が死亡し、警察官1人を含む4人が負傷。容疑者の男は警察に射殺され、事件は15日朝の発生以来16時間ぶりに解決へ向かった。

 未明の強行突入から一夜明けた16日午前、シドニー中心部の現場は、警察が事件があったカフェから半径50メートルほどの区画に規制線を張り、立ち入りを制限していた。ただ、市内のオフィスや店舗は通常通り営業し、街は平穏を取り戻しつつあるようだ。

 現場近くの広場には犠牲になった人質2人を悼んで、市民が次々と訪れ献花した。ジョン・スミスさん(40)は「一人の異常な男のせいでこのような悲劇が起きてしまい、くやしい」と唇をかんだ。また、別の女性も「今までオーストラリアでこんな事件はなかった。自由な国でなぜテロリストが生まれるのか」と憤りを隠せない様子だった。

 死亡した人質の一人トーリ・ジョンソンさん(34)は事件があったカフェの店長。地元メディアは警察の突入直前に、モニス容疑者から銃を奪おうとして撃たれたと報じている。もう一人の犠牲者カトリーナ・ドーソンさん(38)は弁護士で3児の母親。救出された友人らとコーヒーを楽しむためにカフェを訪れ、事件に巻き込まれたという。

209チバQ:2014/12/16(火) 21:35:38
http://mainichi.jp/feature/news/20141216mog00m030007000c.html
シドニー立てこもり:イスラム教徒を危害から守ろう−−SNSで「一緒に乗るわ」運動広がる
2014年12月16日
オーストラリア・シドニー中心部のカフェで15日に起きた立てこもり事件の容疑者が、イスラム教過激組織「イスラム国」への支持を表明していたことを受け、一般のムスリム(イスラム教徒)が嫌がらせや危害を受けることを防ごうとする運動が、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で広がっている。【尾村洋介/デジタル報道センター】

 事件は16日、特殊部隊が突入、人質だった男性店長(34)と女性客(38)が死亡した。記事によると、射殺されたマン・ハロン・モニス容疑者(50)は、自身のウェブサイトで、豪州のアフガニスタン派兵や、豪州も参加するイスラム国空爆を強く批判していた。こうした中、過激な「イスラム国」のイメージもあいまって、ムスリムへの逆風が強まることが懸念されている。

 現地の公共放送ABC(オーストラリア放送協会)の報道などによると、事件発生後、電車に乗っていたムスリム女性が、信者の目印となるヘジャブ(頭を覆うスカーフ)を外したのを車内の女性が見つけ、「私があなたと一緒に歩くわ」と声をかけた。一連の出来事をフェイスブックに投稿したところ、別の女性が「公共交通機関などでムスリムと同行して(差別や危害から)守ろう」という意味のハッシュタグ(#illridewithyou)をツイートに付けて運動を広げることを提案した。

 この提案に多くの人が共感、運動は世界各国に広がっている。電車でムスリム女性に声をかけた女性は、予想外の展開に「SNS上の運動の広がりに圧倒された」と自身のツイッターに書き込んだ。

 モニス容疑者は立てこもり事件を起こす前、豪州が参加したイスラム国空爆をめぐり「(政府を支持する)豪州国民は人種差別主義者であり、テロリストだ」などとサイトで訴えていたという。マイノリティーへの連帯を示す「#illridewithyou」運動は、「人種差別主義者」との批判を打ち消す役割も果たしているようだ。

 豪メディア「Daily Life」によると、運動は現在のところ、移民社会である豪州の「寛容さ」を示すものとしておおむね好意的に受け止められている。一方で、SNSを介した広がりを「Clicktivism(クリックティビズム=「いいね!」などとクリックするだけで参加した気になること)に過ぎない」と評する冷めた見方や、「白人によるパターナリズム(強い立場の者が、身勝手な論理で弱者を守ろうとすること)」といった批判もある。

210チバQ:2014/12/17(水) 22:51:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141216-35057979-cnn-int
「一緒に乗ろう」 イスラムとの共存呼び掛け シドニー立てこもり事件受け
CNN.co.jp 12月16日(火)17時5分配信

(CNN) オーストラリア・シドニーでイスラム過激思想の同調者とみられる男がカフェに立てこもった事件を受け、同国内外で反イスラム感情の高まりが懸念されている。そんななか、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」上ではイスラム教徒との共存を訴える運動が急速に広がった。

運動の発端となったのは、シドニーでテレビ番組制作の仕事に携わるテッサ・クムさんのツイートだった。

立てこもり事件が報道された影響で、同国に住むイスラム教徒は報復攻撃の恐怖にさらされることになった。クムさんはそんなイスラム教徒を勇気づけようと、ツイッターで「373番のバスに乗る人は、いつも通り宗教的な服装で。私が一緒に乗るから安心してください」と呼び掛けた。

クムさんは事件のさなか、別の女性のツイートを読んで呼び掛けを思い立ったという。そのツイートには、電車で乗り合わせたイスラム教徒の女性の話が書かれていた。「隣に座った女性が静かにヒジャブ(髪を覆うスカーフ)を外した。私は駅でその女性を追いかけ、一緒に歩くからヒジャブを着けてと声を掛けた。女性は涙を流して1分間ほど私を抱きしめ、1人で去っていった」という内容だった。

クムさんは自身の呼び掛けが大きな反響を呼んだのを見て、「私があなたと一緒に乗ります」という意味のハッシュタグ「#illridewithyou」を提案。すると国内外各地のユーザーから瞬く間に共感のツイートが集まった。

メルボルン在住のあるユーザーは「ジーロング線に乗るイスラム教徒の方、よろしければ私が一緒に乗ります。朝6時47分発の電車です」とツイート。「通勤電車に乗る時、目印として手首にスカーフを巻きます。私を見かけたら一緒に乗りましょう」と呼び掛ける女性もいた。

同乗の誘いだけでなく、人種差別やイスラム恐怖症の問題全般を取り上げて支持を示すツイートもあった。

ハッシュタグは数時間のうちに世界中へ広まり、24時間で15万回という投稿回数を記録した。

国内外のイスラム教徒からは感謝の言葉が寄せられた。

プロフィール写真でヒジャブ姿を公開していたある女性は、「明日は車で出勤しようと思っていたけれど、応援の言葉があふれるのを見て気持ちが変わった。電車でお会いしましょう」とツイートした。

211チバQ:2014/12/18(木) 22:55:41
http://mainichi.jp/select/news/20141218k0000e030216000c.html
米キューバ:カストロ兄弟 影響力薄れる中で一つの区切り
毎日新聞 2014年12月18日 11時49分(最終更新 12月18日 15時32分)

2004年にキューバのハバナで撮影されたフィデル・カストロ氏(左)と弟のラウル・カストロ氏=AP
2004年にキューバのハバナで撮影されたフィデル・カストロ氏(左)と弟のラウル・カストロ氏=AP

 【サンパウロ朴鐘珠】キューバが米国との国交回復に合意した背景には、南米ベネズエラの経済危機でキューバ経済の生命線がたたれつつあり、対米関係改善を急ぐ必要があったこととキューバを革命以後半世紀以上にわたり率いてきたカストロ兄弟が、権力の座を退く前に将来の国の方向性を定めておく狙いがある。

 キューバの国内総生産(GDP)成長率は2006年に前年比12.1%を記録して以降、07年から減速し近年は3%弱で推移。米国の経済制裁で西側の貿易と投資が抑えられ、左派政権のベネズエラと中国に輸出入の大部分を依存している。

 ラウル・カストロ国家評議会議長は11年の共産党大会で「社会主義を建設する50年間で犯した間違いを修正する」と発言。自営業の拡大や、不動産の売買規制を緩和するなど経済自由化を徐々に進めてきた。しかし、国内では恒常的な物不足に国民の不満は高まり、石油や経済支援でキューバを支えてきたベネズエラは原油安で政権基盤が揺らいでいる。生き残り策を探るカストロ政権にとって、オバマ米大統領の残り任期2年が両国関係を改善しうる最後の機会に映ったようだ。

 カストロ議長は18年に議長職を任期満了で退くと既に公言し、また革命の父と慕われる兄フィデル・カストロ前議長も88歳となり、国民の目に触れる機会が極端に減っている。絶大な影響力を持つ指導者兄弟を失った後、キューバに起こりうる政治的混乱を避けるためにも、カストロ議長は米国との国交回復という手段で、自らの手で始めた社会主義革命に一つの区切りをつける意図があるとみられる。

212チバQ:2014/12/18(木) 22:56:46
http://mainichi.jp/select/news/20141219k0000m030059000c.html
米キューバ:フロリダ、若い世代は歓迎 時代の流れ象徴
毎日新聞 2014年12月18日 19時49分

 【ニューヨーク草野和彦】オバマ米大統領が17日にキューバとの国交正常化協議の開始を発表したことを受け、亡命キューバ人とその子孫が多く住む南部フロリダ州では、反発の声が上がる一方、若い世代を中心に歓迎する意向も示された。米メディアは「時代の流れ」と伝えている。

 同州南部マイアミのリトル・ハバナ地区。1959年のカストロ政権発足後から、迫害を逃れてきたキューバ人が住み始めた。反カストロ運動の拠点となってきたレストラン「ベルサイユ」前には17日、数十人のキューバ系住民が集まった。「オバマを辞めさせろ」と書いたプラカードを持つ人もいる。50歳の男性は「大統領はテロリスト(カストロ兄弟)と交渉すべきではない」と叫んだ。

 一方、35歳の弁護士の男性は「長い間、対キューバ政策の変更を望んでいた」と語り、禁輸措置は「ばかげた政策」と指摘した。経済的苦境に対する国民の不満が米国に向かうように「カストロ政権に利用されるだけ」との理由からだ。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」(電子版)によると、マイアミ市内の通りは、17日夜になってからも平穏のままという。

 米国のキューバ系人口は約190万人で、うち7割がフロリダ州に住む。かつては対キューバ強硬路線の共和党支持者が多数派だったが、移民2世や、経済的理由でキューバを離れた若い世代が増えるにつれ、民主党支持者が増加。2012年の大統領選で、オバマ大統領が獲得したマイアミのキューバ系住民の票は、共和党のロムニー候補を上回った。

 また、フロリダ国際大学が今年2〜5月にマイアミ一帯のキューバ系住民を対象に実施した世論調査では、国交正常化を望むのは68%に達した。オバマ大統領はこうした世論を背景に関与政策に踏み切ったとみられる。

 一方、新政策については、国交正常化協議だけでなく、キューバへの渡航制限の緩和、拘束中の情報機関員の交換など、内容が多岐にわたることへの戸惑いも聞かれた。民主党支持者の団体「キューバ系米国人民主クラブ」幹部、カール・フランツ・ミューラーさん(50)は毎日新聞の電話取材に「関与政策は長期的には正しい方向だが、一度にやり過ぎではないか。(カストロ政権の反応を見ながら)段階的に進めるべきだった」と語った。

213チバQ:2014/12/18(木) 22:59:27
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180009-n1.html
2014.12.18 01:36
【米・キューバ国交正常化交渉】
電撃交渉の狙いは米の「裏庭」中南米の安定化 露のキューバ再接近に懸念も…

ブログに書く0





17日、ホワイトハウスで演説を行い、キューバに対する政策転換を発表するオバマ大統領(AP)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ大統領がキューバとの「広範な政策転換」に踏み切るとみられる背景には、米国の「裏庭」である中南米にあって、社会主義体制を維持するキューバとの関係改善を図ることで、外交・安全保障環境を安定化させる狙いがあるとみられる。

 米国にとりキューバとの関係は、東西冷戦時代の“残滓(ざんし)”といえ、その改善をオバマ大統領は就任直後から模索してきた。ウクライナ情勢を受けて米露関係が悪化の一途をたどる中で、ロシアが対米戦略の観点から、再びキューバに接近することへの懸念も内包されているとみられる。

 内政的にも、フロリダ州をはじめ米国内には、キューバからの亡命者と難民が押し寄せ続けてきた経緯がある。これはキューバにおける人権侵害がもたらしたものにほかならず、オバマ大統領には、関係改善を図る中で人権尊重など「体制の変革」を少しでも促す狙いもありそうだ。

 また、移民改革はオバマ政権の当面の重要課題でもあり、移民問題の改善につなげるという意図もあるとみられる。ただ、キューバ側が人権状況の改善など、米側の要求を履行するか不透明なうえ、「広範な政策転換」の動きに、共和党が異論を唱えることも予想される。

214チバQ:2014/12/18(木) 23:01:14
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180039-n1.html
2014.12.18 19:31
【米・キューバ国交正常化】
断交53年、米、政策転換 カストロ議長「オバマ氏の決断は尊敬と評価に値」

ブログに書く0




(1/2ページ)

17日、ホワイトハウスで演説し、キューバに対する政策転換を発表するオバマ米大統領(AP)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は17日、ホワイトハウスで声明を発表し、1961年以来、断交状態にあるキューバとの国交正常化交渉を開始することなど、対キューバ政策を抜本的に変更する包括的な新方針を明らかにした。東西冷戦時代から対立してきた両国関係は、歴史的な転換点を迎えることになる。

 オバマ大統領は、政策転換の発表に先立ち、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長と16日に電話で会談し、新政策と双方で拘束中の国民の釈放などを協議した。

 カストロ国家評議会議長もハバナで演説し、「オバマ大統領の決断は尊敬と評価に値する」と歓迎した。

 米側の新たな方針の柱は、(1)今後数カ月間で、キューバの首都ハバナに米国大使館を開設(2)米国人のキューバへの渡航、送金規制を緩和(3)銀行、貿易取引の正常化(4)キューバの民間部門に資する物品などの輸出拡大(5)米国によるキューバのテロ支援国家指定の見直し−など。

 ホワイトハウスによると、両国政府は来年1月、ハバナで局長級の国交正常化交渉を始める。

 オバマ大統領は声明で、「過去約50年間の米国による(キューバに対する)孤立化政策は結局、効果がなく機能しなかった」と述べ、関与・融和政策にかじを切る必要性を強調した。

 米国はブッシュ前政権下で経済制裁などを強化したが、オバマ政権は人権状況の改善などを条件に対話を模索していた。

 両国首脳の発表に先立ち、キューバ政府は17日、スパイ容疑で2009年に逮捕し懲役15年の禁錮刑を受け服役していた米国人男性、アラン・グロス氏(65)を解放した。米情報機関の情報源となり長期間投獄されていた人物も解放し、見返りに米側はキューバ人の情報機関要員3人を釈放した。

 関係改善と釈放にはローマ法王とカナダが仲介の労を執り、釈放をめぐる合意が新方針を打ち出す直接の契機になったとみられる。

215チバQ:2014/12/18(木) 23:01:30
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180016-n1.html
2014.12.18 07:38
【米・キューバ正常化交渉】
米有力議員が反発 キューバ政策変更






17日、ホワイトハウスで演説を行い、キューバに対する政策転換を発表するオバマ大統領(AP)
 オバマ米大統領が発表した対キューバ政策の転換について、米議会共和党をはじめとする複数の有力議員が17日、「カストロ政権を利するだけだ」などと強い反発を示した。

 キューバ系米国人で2016年の米大統領選挙で共和党候補になり得ると目されるルビオ上院議員は同日の記者会見で「深い失望」を表明し、米国の新政策は「キューバの圧政の勝利であり、抑圧される市民への打撃だ」と厳しく非難。実施にうつされないよう「全力を挙げる」と表明した。

 年明けから共和党が多数派を占める上院のマコネル同党院内総務はルビオ氏の見方を支持すると話したほか、下院のベイナー議長も新政策をキューバに対する「愚かな譲歩」と評する声明を出した。(共同)

216チバQ:2014/12/18(木) 23:01:57
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180049-n1.html
2014.12.18 20:21
【米・キューバ国交正常化】
マケイン議員が猛批判 「独裁者、悪党、敵への融和政策」

ブログに書く1





共和党のマケイン上院議員=13日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領がキューバとの国交正常化交渉を始める方針を示したことに、米議会では野党・共和党だけでなく与党・民主党からも批判が噴出。オバマ氏が表明したキューバへの大使館開設には反発が予想されるほか、議会が設定した対キューバ制裁の解除にも影響を与えそうだ。

 共和党のマケイン、グラハム両上院議員は17日、「独裁者、悪党、敵への融和政策であり、世界での米国の影響力を小さくさせる」と批判した。

 マケイン氏は共和党が上院で過半数を得る1月招集の新議会で軍事委員長に、グラハム氏は歳出委員会で外交予算を担当する小委員長に、それぞれ就任予定。大使館開設の予算審議などに影響を与えうる立場だ。

 キューバからの移民を両親に持ち、2016年の大統領選への出馬が取り沙汰される共和党のルビオ上院議員は声明で、キューバはシリアやイランと同じテロ支援国家で、北朝鮮との武器の違法取引に関わっていると指摘。オバマ氏の決定は「米国の国家安全保障を危険にさらす」と訴えた。

 一方、与党・民主党でもキューバ系のメネンデス上院外交委員長が声明を発表し、オバマ氏の決定を「連邦法や議会を迂回(うかい)するものだ」として非難した。さらに、オバマ政権がキューバのカストロ体制に経済的な命綱を投げ与えることになったとし、新議会で政府側に「劇的で間違った政策変更」についての説明を求める考えを表明した。

217チバQ:2014/12/21(日) 19:22:09
http://www.sankei.com/world/news/141221/wor1412210020-n1.html
2014.12.21 19:02

チュニジア大統領選で決選投票 民主体制へ重要ステップ

ブログに書く0





21日、チュニジア中部スースで、投票するマルズーキ暫定大統領(ロイター=共同)
 【カイロ=大内清】2011年に民衆デモでベンアリ政権が崩壊した北アフリカのチュニジアで21日、大統領選の決選投票が行われた。強権的な長期政権が相次いで倒れたいわゆる「アラブの春」後、中東・北アフリカ各国の混乱が続く中、唯一、曲がりなりにも平和的な政権移行を進めている同国に民主体制が根付くかを占う重要なステップとなる。

 選挙は、1956年の独立後の国家運営を担った政治エリート層を代表する世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」党首、カイドセブシ氏(88)を、同じく世俗派で人権活動家出身のマルズーキ暫定大統領(69)が追いかける展開。カイドセブシ氏と対立するイスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「アンナハダ」は、マルズーキ氏を事実上、支援しているとみられる。

 チュニジアでは「ジャスミン革命」と呼ばれた2011年の政変後、アンナハダ主導の暫定政権が誕生。しかし、利権を失うことと同国のイスラム化を警戒する世俗派のエリート層が勢力を回復し、今年10月の議会選ではチュニジアの呼び掛けが第1党となった。

 開票結果は、早ければ22日にも発表される。

219とはずがたり:2014/12/22(月) 17:59:51
アラブ・北アフリカだからスーフィズムスレが適当な感じがするけど,アフリカと欧州とイスラムの中間地域だからなぁ。

チュニジア大統領選で開票始まる 旧体制出身の元首相リード
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014122201001263.html
2014年12月22日 11時10分

【チュニス共同】チュニジア大統領選の決選投票は21日夜(日本時間22日未明)に投票が締め切られ、開票作業が始まった。出口調査によると、旧体制で要職を歴任した元暫定首相のカイドセブシ氏(88)がリードしている。選挙管理委員会は22日夜(同23日未明)にも開票結果を発表する見込み。
 世論調査会社シグマによると、カイドセブシ氏の得票率は55・5%で、暫定大統領のマルズーキ氏(69)は44・5%だった。カイドセブシ氏は勝利宣言したが、マルズーキ氏は敗北を認めていない。
 1956年の独立後、大統領が自由選挙で選ばれるのは初めて。

220名無しさん:2014/12/23(火) 10:45:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3034992
チュニジア初の自由投票による大統領選、決選投票で元首相が勝利
2014年12月23日 08:56 発信地:チュニス/チュニジア
【12月23日 AFP】チュニジアの選挙管理委員会は22日、大統領選の決選投票でベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)元首相(88)が当選したと発表した。チュニジアで1956年のフランスからの独立後に本格的な自由投票で大統領が選ばれたのは初めて。今回の大統領選は、「アラブの春」の発端となった同国の民主化の総仕上げと位置付けられていた。

 選管によると、21日に行われたこの決選投票で、カイドセブシ元首相が得票率55.68%で人権活動家のモンセフ・マルズーキ(Moncef Marzouki)暫定大統領(69)を破ったという。決選投票の投票率は60.1%だった。

 カイドセブシ氏は決選投票直後に勝利を宣言。当初・マルズーキ氏は敗北を認めていなかったが、22日になってマルズーキ氏の報道官がフェイスブック(Facebook)上で、マルズーキ氏がカイドセブシ氏の勝利をたたえたと伝えた。

 2011年、長期にわたり独裁政権を敷いていたジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)元大統領を退陣に追い込み、「アラブの春」の大規模な民衆蜂起のきっかけを作ったチュニジアにおいて、今回の選挙は歴史的な重要性を持つものと捉えられてきた。

 選挙戦では両陣営が激しく対立。マルズーキ氏はカイドセブシ氏が勝てば有力なエリートが国を支配する旧体制に逆戻りしてしまうと訴え、一方カイドセブシ氏側は、マルズーキ氏は革命後のチュニジアを率いマルズーキ氏を大統領に擁立した穏健派イスラム系政党「アンナハダ(Ennahda)」を事実上代表していると批判していた。

 カイドセブシ氏は21日、勝利宣言直後にマルズーキ氏に対し、「チュニジアの未来のために力を合わせよう」と呼び掛けたが、マルズーキ氏の支持者が多い南部のエルハンマ(El Hamma)では選挙結果に反発した300〜400人の若者がタイヤを燃やしたり、警察署に投石したりし、警察が催涙ガスで制圧する騒ぎに発展し、前途多難を思わせる事態となった。(c)AFP/Mounir Souissi

221チバQ:2014/12/23(火) 11:04:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141223/k10014209341000.html
チュニジア 世俗派党首が大統領に
12月23日 4時31分

「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の発端となった北アフリカのチュニジアで、民主化プロセスの総仕上げとされる大統領選挙の決選投票が行われ、世俗派のカイドセブシ氏が当選し、今後、イスラム勢力など幅広い勢力と協力しながら、民主的な国づくりを進めていけるのか注目されます。

チュニジアでは4年前、失業中の若者が警察に抗議して焼身自殺したことをきっかけに「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が起き、23年間、独裁をしいたベンアリ政権が崩壊しました。その後、民主化プロセスが進められ、先月、その総仕上げとされる大統領選挙が行われましたが、いずれの候補も過半数を獲得できなかったことから、21日、上位2人による決選投票が行われました。
22日、発表された暫定結果によりますと、議会第1党で、世俗派政党の党首のカイドセブシ氏がおよそ56%の票を獲得し、イスラム政党が主導する暫定政権で大統領を務めたマルズーキ氏を破って当選しました。カイドセブシ氏は、経済の復活や悪化した治安の安定を訴え支持を集めましたが、独裁政権時代に要職を務めていたことから、イスラム勢力などからは独裁体制の復活につながるとの懸念も出ており、今後、カイドセブシ氏が幅広い勢力と協力しながら、民主的な国づくりを進めていけるのか、注目されます。

カイドセブシ氏とは
カイドセブシ氏は88歳。旧宗主国のフランスから独立したあとの初代大統領で、「チュニジア建国の父」と呼ばれるブルギバ大統領時代に、外相や国防相など閣僚を歴任しました。第2代大統領のベンアリ政権時代にも議会の議長などを務めましたが、1994年に政治の世界から引退しました。2011年、「アラブの春」でベンアリ政権が崩壊すると、政界に復帰し、その政治手腕や経験を買われて暫定政権の首相に就任しました。ブルギバ政権時代から一貫して世俗主義を掲げてきたカイドセブシ氏は、3年前の制憲議会選挙でイスラム政党「ナハダ党」が第1党になると、それに対抗する形で世俗派政党「チュニジアの呼びかけ党」を立ち上げ党首となりました。そして、ことし10月に行われた議会選挙では「ナハダ党」の経済政策や治安対策の失敗などを批判し、第1党となりました。独裁政権時代に要職を務めたたカイドセブシ氏が大統領に就任することについて、4年前、「アラブの春」を主導した若者や「ナハダ党」の支持者などからは「独裁体制の復活につながる」との懸念も出ています。

222チバQ:2014/12/27(土) 22:27:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014122700137
背景にアフリカ軽視=エボラ感染、史上最悪−判断誤るWHO、製薬は利益次第

 2014年のエボラ出血熱の感染拡大は史上最悪となり、世界保健機関(WHO)の統計に8000人規模の死者数を刻んで越年する。流行の中心はギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国。同じ西アフリカ(ガーナ)出身のアナン前国連事務総長は10月、英BBC放送に対し「もし世界の別の場所を(感染が)襲っていたなら(先進国の)対応は違っていたはずだ」と述べ、積年のアフリカ軽視が事態悪化の背景にあると批判した。
 ◇死者数の「相場観」
 3月22日、ギニア保健省が「2月以来59人が死亡している」と発表し感染拡大は世界に伝えられた。いち早く現地に医療団を送り込んでいた国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は3月末、各国に向け声明を出し「前例のない流行に直面している」と強く警告した。
 ところが、WHOは翌日、「(感染地域は)限られている」と警告に反論。これ以前の流行では、致死率の高さから患者は感染速度を上回るように死に絶え、死者が300人に達することはなかった。専門家らのこうした「相場観」が判断を誤らせた。
 ◇やっと目を覚ます

WHOのチャン事務局長=11月19日、ローマ(AFP=時事)
 しかし、ギニア南部の山間部から、数百キロ離れた首都コナクリまで感染が広がる事態をMSFが「これまでと違う」と感じたのは正しかった。WHOが状況の深刻さを認め「非常事態」を宣言したのは、死者が2000人に迫った8月だった。感染確認は10月になって海を越えスペインや米国でも相次いだ。
 事態が欧米に飛び火して「世界はやっと目を覚ました」(アナン氏)。富士フイルムグループのインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」(商品名アビガン)をはじめ、エボラ治療薬の開発が活性化し始めた。米紙ニューヨーク・タイムズは「エボラ治療薬の開発に大半の製薬会社が熱心でなかったのは(アフリカが相手では)利益が見込めなかったからだ」と批判したが、先進国の病気になって初めて医療の進歩の恩恵が届く厳しい現実を世界は目の当たりした。
 対応の遅れを批判されたWHOのチャン事務局長は年末、BBCに対し「WHOを含め世界全体が遅かったと言うのが正しい」とようやく「反省」を口にした。アナン氏も「(感染を阻止できる)能力のある国家の責任を問いたい」とWHOだけの問題ではないと擁護した。こうした反省を次の年は生かせるだろうか。(2014/12/27-15:01)

223チバQ:2014/12/27(土) 23:25:36
530 チバQ 2014/12/27(土) 22:26:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014122700136
中東アフリカ、長期政権なお主流=オマーン44年イラン33年−独裁崩壊、副作用も

写真上から、オマーンのカブース国王(2011年10月、マスカット)、カメルーンのビヤ大統領(4月3日、ブリュッセル)、ジンバブエのムガベ大統領(右、2013年8月、ハラレ)、イランの最高指導者ハメネイ師(11月25日、テヘラン)(AFP=時事)
 【カイロ時事】2011年に独裁政権が崩壊した北アフリカのチュニジアで21日、建国後初の本格的な自由選挙による大統領選の決選投票が行われ、カイドセブシ元首相が勝利、民主化定着に向け、大きな一歩を踏み出した。しかし、中東アフリカ諸国では強権的な長期政権がなお主流だ。その「一歩」は決して容易ではない。
 ◇筆頭はカブース国王
 長期政権を握る指導者の筆頭は、アラビア半島にあるオマーンのカブース国王(74)。1970年7月に宮廷クーデターで父親を追放して即位して以降、絶対的な権力を手中にし、実に44年にわたって国家統治を担う。
 これに続くのが、カメルーンのビヤ大統領(81)。首相時代も含め、39年間首脳を務める。このほか30年以上首脳の地位にあるのは、ジンバブエのムガベ大統領(90)(34年=首相時代含む=)、イランの最高指導者ハメネイ師(75)(33年=大統領時代含む=)らで、いずれも中東アフリカ地域の指導者だ。
 ◇四つの理由
 アルアハラム政治戦略研究所(エジプト)のアティア・エサウィ研究員は、強権的な長期政権が続く主な理由として、(1)国民が権力を恐れ、権利要求を自粛する警察国家体質(2)食料や教育の欠如で国民に民主化を求める余裕がなくなる貧困状態(3)選挙を実施しても公平性が担保されない汚職まん延(4)国益のために政権を支える欧米など域外諸国の存在−を挙げる。
 一方で、11年にカダフィ政権が崩壊したリビアでは、独裁体制が倒れた後、国家が内戦状態に陥り収拾がつかなくなった。結果的に国民生活の水準が低下するようなケースも存在する。
 オマーンなどペルシャ湾岸諸国では、王家による安定した統治が続いている。エサウィ研究員は、石油や天然ガスの産出を背景に「国民が経済的な恩恵を受けている」と指摘。さらに「部族社会が色濃く残り、仮に民主化すれば抗争が激化して政治が不安定化する」と副作用を警告し、当面は現状維持が望ましいと考えている。
 ◇ブルキナファソに注目
 今後、民主的な政権移行の成否が注目されるのが西アフリカのブルキナファソだ。民主化が困難とされるアフリカ最貧国の一つだが、27年間政権の座にあったコンパオレ大統領(63)が11月、民衆蜂起で失脚に追い込まれた。
 権力を継承した軍将校は政党、宗教、民族の各指導者との対話により、15年11月に総選挙を実施、民政復帰させることを確認した。ブルキナファソで軍が約束通り権力を手放せば、今後の中東アフリカ地域での政権移行のモデルケースの一つになり得ると期待されている。(2014/12/27-16:33)

224チバQ:2014/12/30(火) 12:45:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3035216
ブラジル新農相に「森林破壊の女王」と環境団体ら反発

2014年12月29日 11:00 発信地:ブラジリア/ブラジル


12月29日 AFP】10月のブラジル大統領選で再選を果たしたジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領によって、来年1月1日に発足する第2次ルセフ内閣の農牧・食料供給相に指名された有力女性政治家のカチア・アブレウ(Katia Abreu)上院議員(52)に対し、小規模農家や環境保護団体、先住民団体などが「森林破壊の女王だ」と批判を強めている。

 ブラジルは世界第7位の経済大国で、農業大国。農相の地位は高い。アブレウ氏は強い影響力を持つ農業団体、ブラジル全国農業連盟(CNA)の会長を務め、ブラジルを米国を超える世界最大の食料生産国とする方針を掲げている。

 だが、ブラジルでは大規模農業はアマゾン(Amazon)の熱帯雨林保護を主張する団体や、そこに住む先住民たちの反発を受けやすい。そうした状況を背景に、アグリビジネス(農業関連産業)の経営側出身であるアブレウ氏の農相起用が怒りを招いた。

 国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は2010年、アマゾンの森林破壊に決定的な役割を果たしたと目される国や企業に贈る「ゴールデン・チェーンソー」賞をアブレウ氏に授与している。ブラジルの先住民社会や「土地なし農民運動(MST)」は、アブレウ氏が環境を犠牲にして商業的農業を拡大しようとしていると非難している。

■ブラジル版「鉄の女」

 英紙ガーディアン(Guardian)は優雅かつ断固としたアブレウ氏を、「鉄の女」と呼ばれた元英首相のマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)氏と比較したことがある。

 アブレウ氏は右派政党で政治キャリアをスタートさせた後、ルセフ大統領の労働党(PT)と協力しているブラジル民主運動党(PMDB)に合流。ルせフ大統領は実業界からの不人気や経済政策への批判といった逆風の中、10月に行われた大統領選で僅差で再選を果たし、アブレウ氏を農相に指名した。

 大農場経営主の妻だったアブレウ氏は、3人目の子どもを妊娠中の25歳の時に飛行機事故で夫を亡くし、農場経営を引き継いだ。「当時は雄牛と雌牛の区別も分からなかった」と現地誌エポカ(Epoca)に語っている。

 その後、アブレウ氏は農業界の声を大胆に主張し注目を集め、06年に上院議員に当選。さらに「大統領への立候補は計画するものでなく、運命。もしそれが運命であれば、準備はする」と政治的な野心も隠さず語っている。(c)AFP/Hector Velasco

225チバQ:2015/01/04(日) 05:53:17
http://www.sankei.com/world/news/150103/wor1501030029-n1.html
2015.1.3 20:49

イタリア近海で「幽霊船」相次ぐ 乗組員なし、密航の新たな手口

2日、イタリアのコリリアーノ・カーラブロに到着した貨物船の上で待機する移住希望者ら(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】イタリア南部沖で多数の移住希望者を乗せながら、操舵する乗組員がいない貨物船が見つかり、同国当局が2日、救助した。同様のケースは最近、周辺海域で続いて発生。“船頭”のいない「幽霊船」(伊メディア)は不法移民密航の新たな手口とされ、欧州で警戒が強まっている。

 貨物船は1日午後、乗船者から「乗組員がいない」との無線通報を受けたイタリア当局が同国南部沖約150キロの海上で発見。救援隊が2日、燃料切れで漂流していた船にヘリコプターから乗り込んで制御し、同国南部コリリアーノ・カーラブロ港まで曳航(えいこう)した。

 貨物船はトルコから出港したとされ、女性や子供を含む約450人が乗船。国籍は不明だが、内戦中のシリアから逃れてきたともみられる。操舵していた乗組員は途中で船を脱出した可能性が高いという。

 伊当局は12月30日にも、同国南東部沖で、約800人の移住希望者を乗せながら乗組員がいない貨物船を救助した。この船には先にギリシャ当局が接触したが、異常はなく、航行を継続。乗組員はその後に船を去ったとみられる。航行を続けていれば、伊沿岸部に座礁の恐れもあった。

 欧州では近年、地中海を越えてくる北アフリカや中東からの不法移民の増大が問題化し、密航業者が手引きしているといわれる。従来は漁船やゴムボートが主流だったが、今回使われたのは、ともに建造後40年以上の貨物船だった。

 貨物船の場合、冬場でも大量輸送が可能で、古い船は安価で購入できるため、密航業者の利益も大きいとみられる。国連関係者はロイター通信に対し、貨物船を公海上まで航行させた後、針路を設定して密航業者らは逃げるのが手口だと語り、「古い貨物船の利用が増えてきている」と警告している。

226チバQ:2015/01/04(日) 06:01:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3035477
ガンビアでクーデター未遂、容疑者ら死亡
2014年12月31日 18:15 発信地:バンジュール/ガンビア
【12月31日 AFP】西アフリカのガンビアで30日、軍兵士らがクーデターを企てたが、失敗した。軍と外交筋が明らかにした。

 クーデターは、同国のヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)大統領がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)を訪問中に起きた。

 西アフリカのギニアビサウの首都ビサウ(Bissau)からAFPの取材に答えた軍幹部によると、脱走兵のラミン・サネ(Lamin Sanneh)容疑者他6人が、重武装で大統領府を襲撃した。またガンビアの外交官は、現地時間30日午前3時(日本時間同日正午)頃、大統領警備隊員を含む武装集団が大統領府を攻撃したと述べた。

 夜明け前の襲撃で市内はパニックとなり、全国ラジオと国営テレビは数時間、放送を中止した。

 ジャメ大統領の部隊により、クーデターを企てた容疑者のうち3人が殺害され、1人が拘束された。戦闘による全体の死者数は確認されていない。(c)AFP

227チバQ:2015/01/05(月) 21:53:43
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030016000c.html
ボコ・ハラム:政府軍基地制圧 軍の「敗走」は社会に衝撃
毎日新聞 2015年01月05日 18時01分(最終更新 01月05日 18時06分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリア北東部で支配地域を拡大するイスラム過激派ボコ・ハラムが3日、チャド国境に近いバガに侵攻し、政府軍の基地を制圧した。ボコ・ハラムが武器も奪取していれば、さらに攻勢を強めるのは必至だ。一方、軍の「敗走」は社会に衝撃を与えるとみられる。

 AFP通信などによると、ボコ・ハラムは3日、ナイジェリア、チャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に使用してきたバガの基地に激しい攻撃を加えた。数時間の交戦の末、政府軍側は基地を放棄して退却した模様だ。

 バガは、ナイジェリア北東部ボルノ州の北部で政府側が掌握している最後の都市とも伝えられていた。多くの住民が、漁船やカヌーなどに乗ってチャド湖の対岸にあるチャドに逃れたという。

 バガ侵攻でボコ・ハラムは、大量の戦闘員を送り込んで、軍や住民による自警組織を数で圧倒したとも報じられている。ボコ・ハラムは最近、拠点のナイジェリア北部だけでなく、チャド、カメルーンなどで戦闘員への勧誘活動を加速させているという。

 また、カダフィ政権崩壊後に国外への武器流出が続く北アフリカ・リビアから、チャドやカメルーン経由で武器を入手しているとの見方もあり、装備面でも強大化している可能性がある。

228チバQ:2015/01/05(月) 22:31:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015010500945
新首相にシド氏=チュニジア

チュニジア新首相に起用されたハビブ・シド氏=2011年10月、チュニス(AFP=時事)
 【カイロ時事】チュニジアのカイドセブシ大統領は5日、ハビブ・シド氏(65)に新首相として組閣作業に入るよう要請した。国営TAP通信などが伝えた。新首相は、チュニジア初の本格的な自由選挙で選ばれた大統領と二人三脚で国政運営に当たる。
 シド氏は旧独裁政権下で情報畑を歩み、2011年のベンアリ大統領失脚後、暫定政権の首相となったカイドセブシ氏の下で情報相を務めた。国内でのイスラム過激派対策を重視する世俗派の大統領や与党の意向で起用が決まった。(2015/01/05-21:34)

229チバQ:2015/01/05(月) 23:07:09
http://mainichi.jp/select/news/20150105k0000m030052000c.html
ボコ・ハラム:支配拡大 チャド国境の基地奪取
毎日新聞 2015年01月04日 21時36分(最終更新 01月05日 01時23分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリア北東部で支配地域を拡大するイスラム過激派「ボコ・ハラム」は3日、チャドとの国境に近いバガに侵攻し、軍基地を奪った。隣国カメルーン北部への侵入と攻撃も繰り返しており、従来のゲリラ戦術から転じて勢力圏拡大を図るボコ・ハラムが、国境周辺での攻勢を強めている。

 ◇ゲリラ戦から転換

 AFP通信などによると、ボコ・ハラムは3日、ナイジェリアやチャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に使用してきたバガの基地に激しい攻撃を加えた。数時間の交戦の末、4日までに政府軍は基地を放棄し退却した模様だ。バガはナイジェリア北東部ボルノ州北部で政府側が掌握していた最後の都市とも伝えられており、多くの住民が漁船やカヌーなどに乗ってチャド湖の対岸にあたるチャドに逃げている。

 隣国カメルーンでも同国政府軍とボコ・ハラムとの衝突が激化している。1日には同国北部のワザで路線バスを襲撃し、少なくとも乗客15人が死亡した。

 ロイター通信によると、ボコ・ハラムは先月28日ごろにも、カメルーン北部のリマニなど5カ所に一斉に侵攻し、アシガシヤで軍施設をいったん制圧したが、政府軍の空爆を受け退却したという。カメルーン軍がボコ・ハラムを空爆したのは初めて。一連の戦闘でボコ・ハラム戦闘員40人以上が死亡した。先月17日にもカメルーン軍との交戦で116人が死んでいる。

 ボコ・ハラムは、これまでにもカメルーン北部で中国人労働者やカメルーンの副首相の妻らを拉致する事件を起こし、同国軍がナイジェリア国境近くに精鋭部隊を展開していた。

 ボコ・ハラムは2009年以降、ナイジェリア北東部で政府機関やキリスト教会、穏健派イスラム指導者などに対しテロを繰り返してきた。昨年4月には女子高を襲撃し、少女約270人を拉致して世界中の批判を集めた。12月31日にも、ボコ・ハラムと見られる武装集団が村を襲い、少年ら約40人を拉致した。

 従来ゲリラ戦術をとってきたボコ・ハラムだが、イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム過激派「イスラム国」によるイスラム国家建国宣言(昨年6月)に支持を表明して以降、イスラム国をまねるように町や村を制圧する戦術もとり始め、昨年8月には支配地域でイスラム国家樹立を宣言した。

 ボコ・ハラムは国際テロ組織アルカイダの北・西アフリカ分派組織から武器支援を受けてきた。さらに最近では、カダフィ政権崩壊後に武器の国外流出が続く北アフリカのリビアから、チャドやカメルーンを経由してボコ・ハラムに武器が流入している可能性を指摘する声も出ている。

 ナイジェリア北部は石油を産出する南部に比べて貧しく、政治などに不満を抱く若者をボコ・ハラムが戦闘員として吸収してきた側面がある。カメルーン北部やチャドのチャド湖沿岸地域も貧しい地域で、ボコ・ハラムにとって新しい戦闘員の供給源となっているとみられ、ボコ・ハラムは武器の流通路や戦闘員の供給源の確保を狙い、隣国への浸透を図っている模様だ。

 また、ボコ・ハラムは、政府軍に拘束された戦闘員と交換する目的で組織的に少年や少女を拉致している、との分析がある。

230チバQ:2015/01/06(火) 20:03:44
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030155000c.html
ボコ・ハラム:政府軍基地制圧は戦闘能力強大化の証し
毎日新聞 2015年01月06日 01時41分

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムが政府軍基地を制圧したことは、同勢力の戦闘能力が強大化していることを示している。基地制圧時に軍の武器も入手していれば、攻撃力のさらなる向上は必至で、今後カメルーンなど隣国でも大規模な攻撃や侵攻に出る恐れもある。

 AFP通信などによると、ボコ・ハラムは3日、チャド国境に近い北東部バガの基地を攻撃。数時間の戦闘の末、ナイジェリア、チャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に使用してきた基地を奪った。

 バガ侵攻に際しボコ・ハラムは、大量の戦闘員を送り込んで、軍や住民による自警組織を数で圧倒したと報じられている。

 ボコ・ハラムは最近、拠点のナイジェリア北部だけでなく、チャド、カメルーンなどで戦闘員への勧誘活動を加速。また、カダフィ政権崩壊後に国外への武器流出が続く北アフリカ・リビアから、チャドやカメルーン経由で武器を入手しているとの指摘もある。

 ボコ・ハラムは昨年末、カメルーンの5カ所の町や村に一斉に侵攻。1日には同国北部ワザでバスを襲撃し、少なくとも15人を殺害するなど、隣国での攻撃も頻発している。

231チバQ:2015/01/06(火) 20:24:47
http://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060020-n1.html
2015.1.6 09:58

ガンビアの暫定指導者になる運びだった…クーデター未遂で米在住の2人訴追 米当局





 米司法省は5日、昨年末に西アフリカのガンビアで起きたクーデター未遂事件に関わったとして、米国に住む男2人を、暴力による外国政府転覆をもくろんだ陰謀罪で刑事訴追したと発表した。

 2人は南部テキサス州に住むガンビア系米国人のチェルノ・ヌジー被告(57)と両国の市民権を持ち中西部ミネソタ州に住むパパ・ファール被告(46)。ビジネスマンのヌジー被告が主犯格とみられ、ガンビアの暫定指導者になる運びだったという。

 両被告は昨年12月、別々に米国からガンビアに渡航。8〜10月にファール被告は、仲間らと共に半自動式ライフルなどを調達し、ガンビアに発送していた。

 グループはガンビア当局の反撃で多数が死傷し、ファール被告は現地を脱出。ヌジー被告も米国に戻ったが、2人とも帰国直後に逮捕された。(共同)

232チバQ:2015/01/09(金) 19:28:13
http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090010-n1.html
2015.1.9 08:30

米・キューバ正常化交渉で焦燥感募らせるベネズエラ 対米関係改善、中露との関係強化で孤立回避に躍起

ブログに書く1




 【ニューヨーク=黒沢潤】米国と長らく対峙してきたキューバが国交正常化交渉に乗り出したことで、キューバと盟友関係にある南米ベネズエラのマドゥロ政権が焦燥感を強めている。マドゥロ大統領は今年に入り、敵対関係にあった米国との関係改善を模索する一方、5日から友好国のロシアや中国を訪問するなど、“孤立回避”に躍起となっている。

 「彼の勇気ある歴史的な取り組みを認めないわけにはいかない」。マドゥロ氏は昨年末、オバマ大統領が対キューバ政策を転換したことを高く評価した。

 マドゥロ氏は今月1日にブラジルでバイデン米副大統領とも接触するなど、対米関係改善を本格的に模索し始めている。

 ベネズエラは、反米左翼のチャベス前政権時代に米国と激しく対立した。また、米国で昨年、ベネズエラの反政府デモ弾圧をめぐり、関係者へのビザ発給拒否を規定した法律が成立した後、マドゥロ氏は米国を「ヤンキー帝国」などと呼んで激しく批判した。

 今回、関係改善へと動く背景には、日量で10万バレルもの石油を提供し、中南米の“反米国家”として共闘してきた盟友キューバが突如、対米政策を転換し、「かつてない孤立」(米紙マイアミ・ヘラルド)にベネズエラが危機感を抱いたことがある。

 マドゥロ氏は一方、ロシアを5日に訪問し、露政府高官と会談した。駐カラカス外交筋によれば、マドゥロ氏は露政府と対米関係をめぐり連帯していくことを確認し合ったという。

 マドゥロ氏は続く中国への訪問で習近平国家主席と会談し、多額の支援を得ることに成功した。「(両国間の)協力は今年加速することになる」と、中国を持ち上げている。

233チバQ:2015/01/09(金) 19:43:24
http://mainichi.jp/select/news/20150109k0000e030214000c.html
ナイジェリア:ボコ・ハラムが国境の町バガ全域を焼き払う
毎日新聞 2015年01月09日 12時14分(最終更新 01月09日 13時05分)

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムが7日、チャドとの国境に近いバガの町に激しい攻撃を加えた。地元住民の話などを報じた英BBC放送によると、町のほぼ全域が焼き払われ、多数の遺体が通りに散乱している状態で、相当数の犠牲者が出た模様だ。

 バガの人口は約1万人とされるが、攻撃後は町から人気が消え、多数の遺体が野ざらしになっているという。

 ボコ・ハラムは今月3日にバガに侵攻し、数時間の戦闘の末、ナイジェリア、チャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に用いてきた軍基地を奪っていた。7日になって今度は町そのものと市民を標的に大規模攻撃をかけた可能性がある。

234チバQ:2015/01/12(月) 23:02:57
http://www.sankei.com/world/news/150112/wor1501120035-n1.html
2015.1.12 18:19

イスラム過激派「人間爆弾」に10歳“女児”利用か 相次ぐナイジェリアの自爆テロ
 【カイロ=大内清】イスラム過激派ボコ・ハラムによるテロが続くナイジェリア北東部で、10歳前後の女児らが自爆するテロ事件が相次いでいる。ボコ・ハラムがテロリストだと疑われにくい女児を「人間爆弾」として利用している可能性が高い。

 現地からの報道によると、北東部ヨベ州ポティスクムの市場で11日、10歳前後とみられる女児2人が装着していた爆弾が爆発し、2人のほかに少なくとも3人が死亡、40人以上が負傷した。ポティスクムでは10日にも警察署を狙った自動車爆弾テロがあった。

 また、北東部ボルノ州の州都マイドゥグリの市場でも10日、10歳前後の女児による自爆テロがあり、女児を含む少なくとも20人が死亡した。女児が市場の入り口で身体検査を受けている際に、身に着けていた爆弾が爆発したという。

 マイドゥグリでは昨年もボコ・ハラムとみられる女による自爆テロが2回発生。ボコ・ハラムが、当局の目をかいくぐるために女性や子供を使った戦術を強化しているとみられる。

 同国北東部はイスラム国家建設を目指すボコ・ハラムの活動拠点で、昨年4月には女生徒200人以上が拉致される事件も起きた。

235チバQ:2015/01/13(火) 21:59:34
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130010-n1.html
2015.1.13 01:23

「自家製」伝統酒飲み69人死亡 モザンビーク、毒性物質に汚染か 





 アフリカ南部モザンビークの村で、葬儀で振る舞われた自家製の酒を飲んだ69人が死亡、196人が病院に運ばれた。何らかの毒性の物質に汚染されていた可能性があるという。AP通信が12日報じた。

 酒はトウモロコシなどの粉で造るビールのような地元の伝統の飲み物。汚染の原因は不明。

 葬儀は10日にあり、酒を飲んだ人々は下痢や筋肉の痛みなどの症状を訴えて病院に殺到した。保健当局が残った酒から原因物質の特定を急いでいる。

 大量の犠牲者が出たことを受け、モザンビーク政府は12日からの3日間を服喪期間に指定した。(共同)

236チバQ:2015/01/13(火) 22:05:35
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130051-n1.html
2015.1.13 21:29

過激派攻勢、大統領選に影 ナイジェリア、大量避難で





 少女らに自爆テロを強いるなどナイジェリア北東部で強まっているイスラム過激派ボコ・ハラムの攻勢が、2月14日投票の大統領選挙に影を落としている。襲撃を恐れて避難する有権者が大量発生し、投票できないと見込まれるからだ。選挙結果の正当性をめぐって、混乱が起きるとの懸念が高まっている。

 ロイター通信によると、ボコ・ハラムが今月初めに北東部ボルノ州バガとその周辺を集中攻撃した際、約2千人が国境を越えて隣国チャドに逃げ込んだ。ボコ・ハラムの台頭による避難民は100万人を超え、ほとんどは身分証明書を持たず、大統領選で投票ができないとみられている。

 非政府組織(NGO)の「国際危機グループ」は昨年11月に発表した報告書で「全州で選挙が実施されなければ、憲法の規定を満たさない恐れがある」と指摘している。(共同)

237チバQ:2015/01/13(火) 22:13:01
http://mainichi.jp/select/news/20150114k0000m030028000c.html
エジプト:ムバラク氏保釈へ 係争中全事件で有罪取り消し
毎日新聞 2015年01月13日 19時07分

 エジプト破棄院(最高裁に相当)は13日、大統領在任時に宮殿の改築費を着服した罪に問われたムバラク元大統領(86)について、1審の有罪判決を取り消し、裁判のやり直しを決定した。ムバラク氏は係争中の全ての事件で有罪が取り消され、未決勾留や非常事態令に基づく自宅軟禁の期限も過ぎたため、保釈される見通しとなった。

 ただムバラク氏は高齢のため、健康に不安を抱えている。中東の衛星テレビ局アルアラビーヤによると、現在滞在しているカイロ郊外の軍病院にとどまる見込みだという。

 ムバラク氏は2011年の革命で失脚し、革命時のデモ隊殺害への関与や汚職などの罪で起訴された。デモ隊殺害事件では昨年11月のやり直し裁判で事実上の無罪判決を受けたが、検察当局が上訴した。【カイロ】

238チバQ:2015/01/16(金) 07:56:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00000027-jij_afp-int
タンザニア政府、呪術師を禁止 急増するアルビノ殺害の抑止に
AFP=時事 1月15日(木)17時58分配信

タンザニア政府、呪術師を禁止 急増するアルビノ殺害の抑止に
タンザニアのアルビノ(先天性色素欠乏症)の子どもたちが生活する保護施設で休む子どもたち(2009年1月25日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】タンザニア当局は、アルビノ(先天性色素欠乏症)の人々が殺害される事件の急増を抑えるため、呪術師を禁止した。当局者が14日、述べた。アルビノの人々の体の一部は呪術で用いられるために同国などで売買されている。

アルビノ女性を殺害し切断、呪術医2人逮捕 タンザニア

 タンザニアでは先月、北部ムワンザ(Mwanza)州の自宅から、4歳の少女が刃物で武装した男たちに誘拐される事件が起きた。警察当局はこれまでに少女の父親とおじ2人を含む15人の容疑者を逮捕したが、少女は依然として行方不明のままだ。

「アルビノの人々に対する攻撃は、呪術師と呼ばれる人物たちに責任がある」と、内務省報道官のアイザック・ナンタンガ(Isaac Nantanga)氏は14日、AFPの取材に語った。

 国連(UN)の専門家によると、東アフリカの国々では2000年以降、少なくとも74人のアルビノの人々が殺害されている。2009年に殺害事件が急増したことを受けて、政府当局はアルビノの子どもたちを児童養護施設に入所させる措置をとった。

 タンザニアでは、アルビノの人々の体の一部は約600ドル(約7万円)で売買される。全身の遺体であれば7万5000ドル(約880万円)という。貧困にあえぐタンザニアでは破格の高値で取引されている。

 タンザニア政府は、呪術師の禁止措置と合わせ、殺害をなくすための教育キャンペーンも開始した。この禁止措置には、ハーブなどを使って病気を治療する伝統的な治療師は含まれていない。【翻訳編集】 AFPBB News

239とはずがたり:2015/01/16(金) 17:06:41
ボコ・ハラムとイスラーム国はヨーロッパが勝手にひいた正統性のない国境からなる近代国民国家に対する正当な挑戦だなぁ。国家権力として認めてしまうのは近代国民国家に住まう俺としては懸念の方が強いけど、国際社会が国家として認めて穏健化を促した方が良いのかもしれない。

240チバQ:2015/01/18(日) 21:05:04
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015011800058&g=int
政界混乱、議員の9割超失職=大統領と対立、機能不全に−ハイチ

16日、ハイチの首都ポルトープランスで、マルテリー大統領の辞任を求めデモ行進する人々(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】2010年に襲った未曽有の大地震から復興を目指す西半球の最貧国ハイチで、上下両院(定数計129)議員の9割超が任期切れで失職した。マルテリー大統領と議会の対立が続き、新たな選挙のめどは立っていない。復興を先導すべき政治は空白に陥り、国連は「議会が機能不全だ」と強く非難している。
 ハイチでは13年に上院議員10人が失職して以降、選挙を実施できていない。マルテリー氏と野党が改選に必要な法案に合意できないためで、今月12日には上下両院で計109人の議員も任期切れを迎えた。議席を保有する議員は定足数を満たさない上院の10人だけになり、議会は機能を停止している。
 復興途上での議会の混乱は予算執行の遅れを招き、「国民生活にしわ寄せが行くのは確実」(外交筋)。ハイチでは独裁やクーデターが相次ぎ、地震前から不安定な政情が続いてきた。米国やブラジルなど主要支援国は「あらゆる政治関係者に責任を持った行動を望む」との声明を出し、早期の選挙実施を求めている。(2015/01/18-14:44)

241チバQ:2015/01/20(火) 00:33:23
http://www.sankei.com/world/news/150119/wor1501190003-n1.html
2015.1.19 01:03

内戦状態のリビア リベラル勢力が停戦発表 「テロリスト」との対決続く





 リベラル勢力とイスラム勢力の間で国家が分裂し、事実上の内戦状態にあるリビアで、国際社会が正統な政府とみなすリベラル勢力は18日、一方的に19日午前0時(日本時間同7時)から停戦すると発表した。ただ「テロリスト」との対決は続くとしており、実効性は不明。フランス公共ラジオが報じた。

 先週、ジュネーブで開かれた国連仲介の和平協議で、各勢力は挙国一致政府の樹立に向け努力することで合意し、武装集団を段階的に撤退させることで一致していた。

 リビアでは昨年8月、イスラム勢力が首都トリポリを掌握し、政府を樹立した。リベラル勢力が主導する中央政府は北東部トブルクに撤退したままで「二つの政府」の衝突が続いている。(共同)

242チバQ:2015/01/20(火) 00:41:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015011900556
「コアラ国立公園」誕生か=地方選で野党公約−豪



オーストラリア・シドニーのタロンガ動物園のコアラ(タロンガ保護協会が16日提供)(EPA=時事)
 【シドニー時事】オーストラリア・ニューサウスウェールズ州(州都シドニー)で3月28日に行われる議会選挙に向け、同州の野党・労働党は19日、政権を奪還したら、絶滅が危惧されるコアラを重点的に保護する豪州初の「コアラ国立公園」を開設するとの公約を発表した。
 国立公園の候補地は、州北東部のユーカリ林など。面積3150平方キロと東京都の1.4倍の広さがあり、推定4500頭のコアラが生息しているという。
 コアラ病院を設置して保護に努めるほか、遊歩道や観光案内所を設けて「コアラ観光」振興も図る。州労働党幹部は「コアラ絶滅を見過ごした世代と呼ばれたくない」と訴えた。(2015/01/19-15:53)

243チバQ:2015/01/20(火) 20:33:41
http://www.sankei.com/world/news/150120/wor1501200052-n1.html
2015.1.20 19:15

アルゼンチン大統領の「密約」疑惑 追及の検事が銃で撃たれ死亡 自殺の可能性も…

ブログに書く0




 【ロサンゼルス=中村将】南米アルゼンチンで1994年に起きたユダヤ系施設への爆弾テロに関連して、フェルナンデス大統領がイラン政府と密約を交わした疑いがあるとして、捜査していた検察官が自宅で死亡していたことが19日、分かった。地元紙などが報じた。捜査当局は自殺の可能性にも言及しているが、大統領の疑惑追及の最中の死に注目が集まっている。

 死亡したのは、アルベルト・ニスマン氏。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの自宅浴室で18日、頭部を銃で撃たれた状態で見つかった。銃はそばに落ちていた。地元紙によると、捜査関係者は現場の状況などから「自殺の可能性もある」としている。

 ユダヤ系施設への爆弾テロでは85人が死亡、検察当局は6人のイラン人らを容疑者として国際手配した。だが、フェルナンデス大統領はその後、容疑者らを処罰しない見返りに、安く石油を輸入できるなどとする密約をイラン政府と結んだ疑いがあるとして、ニスマン氏は大統領らの事情聴取や財産の差し押さえを求めていた。19日には議会で疑惑について証言する予定だったという。大統領側は「ばかげている」と疑惑を全面否定している。

244チバQ:2015/01/20(火) 20:35:28
http://www.sankei.com/world/news/150120/wor1501200026-n1.html
2015.1.20 15:17

ザンビアで大統領選投票始まる 後継候補と野党党首の争い 





 アフリカ南部ザンビアで20日、マイケル・チルフヤ・サタ前大統領の死去に伴う大統領選挙の投票が始まった。サタ氏の後継候補で与党、愛国戦線(PF)のエドガー・ルング国防相兼法相(58)と野党、国家開発統一党(UPND)のハカインデ・ヒチレマ党首(52)による事実上の一騎打ちとみられている。

 サタ氏は昨年10月に病死し、白人のガイ・スコット副大統領が暫定大統領に就任。スコット氏は両親がザンビア生まれではないため、大統領選には出馬できない。

 ザンビアは近年、高い経済成長率を維持しているが、世界銀行によると、人口約1450万人の6割以上が貧困層という世界最貧国の一つ。経済は銅やコバルトの輸出に依存し、新大統領には経済の多角化に向けた取り組みが求められる。(共同)

245チバQ:2015/01/25(日) 13:40:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3037379
コンゴ民主共和国、反大統領デモで42人死亡 人権団体
2015年01月22日 20:27 発信地:キンシャサ/コンゴ民主共和国
【1月22日 AFP】国際人権連盟(International Federation for Human Rights)は22日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)で、同国のジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領に抗議するデモ隊と治安部隊が衝突し、3日間で42人が死亡したと発表した。

 国際人権連盟によると、今週行われたデモに対する治安部隊の対応は「完全に度を超えたもの」だったという。一方、コンゴ民主共和国政府は、「略奪者」10人と警官1人が死亡したと発表している。(c)AFP

246とはずがたり:2015/01/25(日) 20:34:26
シリアとイラクは英仏が勝手に分割した国で本来統合すべき(アラブ連合共和国やアラブ共和国連邦やバース党(アラブ復興社会主義)の夢よ再び♪)であると思ってるけど,ナイジェリアとカメルーンの国境も因縁あるのかね??

ボコ・ハラム越境、カメルーン襲撃 軍反撃で多数死亡か
http://www.asahi.com/articles/ASH1F56R7H1FUHBI01Z.html?iref=reca
マラボ〈赤道ギニア〉=三浦英之2015年1月13日17時04分

 ナイジェリアで攻撃を激化させているイスラム過激派「ボコ・ハラム」が12日、数百人規模で隣国カメルーンに越境し、北部コロファタの軍事基地を襲撃した。カメルーン軍は反撃し、ボコ・ハラムの戦闘員140人以上を殺害した模様だ。カメルーン政府の談話として、AFP通信が伝えた。

 同通信によると、ボコ・ハラムは濃霧を利用して国境を越え、基地を攻撃。戦闘は5時間以上続き、ボコ・ハラムは撤退した。カメルーン軍兵士1人も死亡した。

 ロイター通信によると、ボコ・ハラムは先月28日にも、千人規模でカメルーン北部の五つの村を襲撃し、アシガシヤの軍施設を一時占拠。その後、カメルーン空軍の空爆を受けて撤退している。今月上旬に動画サイト「ユーチューブ」に投稿された映像では、ボコ・ハラムのアブバカル・シェカウ指導者とみられる人物が、カメルーンのビヤ大統領に向けて、「ナイジェリアと同じ苦しみを味わうだろう」と警告しており、カメルーンへの攻撃を強める姿勢を示している。(マラボ〈赤道ギニア〉=三浦英之)

ボコ・ハラム、村人ら200人解放か ナイジェリア
http://www.asahi.com/articles/ASH1T5JYJH1TUHBI018.html?iref=com_alist_6_04
カイロ=三浦英之2015年1月25日18時42分

 AFP通信は25日、ナイジェリア北東部ヨベ州で、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が人質として誘拐していた200人近くの女性や子どもを解放した、と伝えた。今月6日に同地域で誘拐された村人だとされ、ナイジェリア軍が24日に明らかにしたとしている。

 同通信によると、ボコ・ハラムの戦闘員が6日、数十人規模で同州の州都ダマトゥル近郊の村を襲って25人を殺害、女性や子ども218人を誘拐した。23日、女性ら192人が解放されたが、少年ら26人はまだ拘束されているという。襲撃された村のリーダーは「誘拐された村人は、ボコ・ハラムに加わって聖戦を戦うよう求められたが、拒否したところ解放された」と話している。

 ナイジェリア軍は昨秋、ボコ・ハラムと停戦合意したと発表したが、直後にボコ・ハラム側から全否定されている。同国では来月14日に大統領選が予定されていることから、誘拐や解放が政府の「宣伝」に使われているとの指摘もある。25日にはケリー米国務長官が同国を訪問し、ジョナサン大統領と会談する予定。

 ボコ・ハラムは昨年4月、同国北東部で学校を襲い、女子学生200人以上を誘拐しているが、現在も解放されていない。(カイロ=三浦英之)

247チバQ:2015/01/25(日) 21:20:26
>>168-170>>244
http://www.sankei.com/world/news/150125/wor1501250043-n1.html
2015.1.25 19:05

ザンビア大統領選、与党候補のルング氏が接戦制す 世界最貧国の一つ






大統領選挙での当選の報を聞き喜ぶエドガー・ルング氏の支持者たち=24日、ザンビア(AP)
 アフリカ南部ザンビアの選挙管理委員会は24日、大統領選挙で、与党愛国戦線(PF)のエドガー・ルング国防相兼法相(58)が野党、国家開発統一党(UPND)のハカインデ・ヒチレマ党首らを破り、当選したと発表した。フランス公共ラジオなどが伝えた。

 マイケル・チルフヤ・サタ前大統領の病死に伴う選挙でルング氏が後継候補だった。選管によると、得票率はルング氏が48・3%、ヒチレマ氏が46・7%と接戦だった。豪雨の影響で投票は20日から22日まで行われ、投票率は32・4%と低迷した。ヒチレマ陣営は開票手続きで不正があったと主張している。

 ザンビアは経済成長が続く一方、世界銀行によると、人口の6割以上が貧困層で世界最貧国の一つ。経済は銅やコバルトの輸出に依存し、経済の多角化に向けた取り組みが課題となっている。(共同)

248チバQ:2015/01/26(月) 23:35:38
307 チバQ 2015/01/25(日) 13:29:39
http://www.sankei.com/world/news/150123/wor1501230003-n1.html
2015.1.23 06:00
【国際情勢分析】
女児の身体に爆弾「人間爆弾」に仕立てるイスラム過激派『ボコ・ハラム=西洋の教育は罪』の「女は奴隷」の信じ難き非道





(1/3ページ)

ボコ・ハラムのビデオ映像から(AP)
 西アフリカのナイジェリア北東部で今月、イスラム教過激派「ボコ・ハラム」に送り込まれたとみられる10歳前後の女児が自爆するテロが相次いだ。当局から疑われにくい女性や子供を「人間爆弾」として利用する非道な新手口。拉致した女性を「奴隷」として扱うイスラム過激派の思想への反発もあいまって国際社会からは強い非難が上がっているが、ナイジェリア政府による掃討や国際社会からの支援は進んでいない。(カイロ 大内清)

 「これからは、老女であろうと女児であろうと、常に疑いの目を向けなくてはならない」。ナイジェリアからの報道によると、地元治安当局者はこう述べ、女児による自爆テロの影響で今後の警備態勢がさらに困難になるとの見通しを示した。

 ボコ・ハラムが活動拠点とする同国北東部マイドゥグリとポティスクムの市場で10、11日、女児計3人に装着されていた爆弾が爆発し、計20人以上が死亡、数十人が負傷した。女児らはいずれも10歳前後で、女性イスラム教徒が着るヒジャーブ(スカーフ)を身に着けていた。

 爆弾が時限装置や遠隔操作によって爆発したのか、女児自身が起爆したのかは不明だが、報じられた目撃証言によると、マイドゥグリの現場では「女児は、何を装着しているのか分かっていない様子だった」という。ボコ・ハラムが、まだ十分な判断力が育っていない女児を言いくるめてテロ実行犯に仕立て上げた可能性は高い。

 同国北東部では昨年、ボコ・ハラムとみられる成人女性による自爆テロが相次ぎ、治安当局は警戒を強めていた。その中でボコ・ハラムは今回、警備をかいくぐるために初めて女児を利用したとみられ、しかも大きな“成果”をあげたことから、今後も同様の手口を駆使する懸念がある。

 現地語で「西洋の教育は罪」を意味し、イスラム国家建設を目指すボコ・ハラムは、2009年以降、ナイジェリア北東部を中心にテロ活動を先鋭化させた。ナイジェリア国内ではこれまでに1万人以上が犠牲になったとされる。

 またボコ・ハラムは昨年4月、女子生徒200人以上を拉致。最近では今月18日にも、隣国カメルーンで複数の村を襲撃し、子供約50人を含む住民約80人を連れ去ったとされる。

 拉致された女子生徒らについてボコ・ハラムの指導者、シェカウ容疑者は昨年、「奴隷として売り払う」などとするビデオ声明を発表。専門家は、女性は異教徒ならば改宗させられた上で戦闘員と結婚させられたり、子供は少年兵として戦闘に参加させられたりしていると指摘している。

 女性を「奴隷」として扱うこうしたボコ・ハラムのやり口は、テロ活動をイスラム教のジハード(聖戦)ととらえていることが前提となっている。

 イスラム教では伝統的に、異教徒に対するジハードで捕らえた女性や子供、老人などの非戦闘員は「戦利品」であり「奴隷」として売買も可能だとみなされ、それらを司令官と戦闘員の間でどのように分配するかといった規定も存在する。

 同様のことはシリアやイラクで台頭したスンニ派過激組織「イスラム国」についてもいえる。国連の報告書やシリア内戦の情報を収集しているシリア人権監視団(英国)などによれば、イスラム国の支配地域内では、異教徒の女性が「奴隷」として売買されたり、性行為や結婚を強要されたりする事例が報告されている。

 またボコ・ハラムやイスラム国などのジハード主義勢力には、非イスラム的な体制の下にいる者は「不信仰者」でありジハードの対象だとする思想があるため、イスラム教徒の中にも「奴隷」として扱われる女性がいると考えられる。

 他方、ボコ・ハラムが今回、女児を自爆テロに利用したのは、女性や子供は戦闘員として扱うべきでないとするイスラム教の一般的理解からは大きく逸脱した行為だ。

 ナイジェリア政府はここ数年、ボコ・ハラムとの和平交渉の糸口を探る一方で掃討作戦を展開する戦略をとってきた。しかし、兵士の練度が低い政府軍は一向に成果を上げられておらず、ボコ・ハラムの勢力は拡大傾向にある。同国周辺は国境管理がずさんなため、戦闘員の国境の往来も容易だ。

 ボコ・ハラムが、「カリフ制国家」樹立を宣言したイスラム国の影響を受け、散発的にテロをくり返す従来の戦術から、国境をまたいで支配領域を拡大する戦術にシフトしているとの指摘もあるだけに、西アフリカ地域全体の危機感も強まっている。

249とはずがたり:2015/01/29(木) 18:37:49
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401100637/?q=%A5%D6%A5%EB%A5%AD%A5%CA%A5%D5%A5%A1%A5%BD

>>176>>184の間

222 :チバQ:2014/11/06(木) 22:03:37
http://mainichi.jp/select/news/20141106k0000e030215000c.html
ブルキナファソ:来年11月選挙実施 軍や与野党が声明
毎日新聞 2014年11月06日 16時56分

 事実上の軍事クーデターがあった西アフリカ・ブルキナファソで、軍や与野党、市民団体は5日、移行政権を樹立し、来年11月に選挙を実施することで合意したとの声明を発表した。フランス公共ラジオが伝えた。

 ナイジェリア、ガーナ、セネガルの3カ国の大統領が現地入りして協議を仲介、民政復帰への圧力を強めていた。一方、移行政権の大統領については「優秀な文民」が望ましいとするにとどまっており、各勢力の駆け引きが続きそうだ。

 西アフリカ諸国経済共同体の各国首脳らは6日、ガーナの首都アクラで、ブルキナファソ情勢について話し合う予定。(共同)

250チバQ:2015/01/29(木) 23:28:27
>>243
http://www.afpbb.com/articles/-/3037805
検事の死で渦中のアルゼンチン大統領、情報機関の解体を発表
2015年01月27日 10:07 発信地:ブエノスアイレス/アルゼンチン
【1月27日 AFP】南米アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル(Cristina Fernandez de Kirchner)大統領は26日、同国の情報機関を解体し、新たな連邦情報機関を設立すると発表した。

 同国では先週、1994年に起きたユダヤ人センター爆破事件の真相の隠蔽(いんぺい)にキルチネル大統領が関与していたとの証言を議会で行う予定だったアルベルト・ニスマン(Alberto Nisman)検事が、証言の直前に遺体で発見され、大統領は自身に疑いの目を向けさせることを狙った陰謀だとの見解を示していた。

 キルチネル大統領の発表によると、新たに設立される連邦情報機関のトップは大統領が指名するが、上院の承認を得る必要がある。(c)AFP

251チバQ:2015/01/29(木) 23:29:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3037956
南スーダンで子ども兵3000人解放へ、ユニセフ発表
2015年01月28日 12:21 発信地:ジュバ/南スーダン
【1月28日 AFP】(一部更新)国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は27日、南スーダンの反政府勢力から子ども兵士約3000人が解放される見通しとなり、同日にその第1陣として280人が解放されたと発表した。ただし、同国ではその他にも数千人の子どもたちが兵士として戦闘に参加させられていると指摘している。

 ユニセフによると、同国では過去1年間だけでも、反政府派の武装勢力によって少年を中心に約1万2000人の子どもたちが、兵士として戦闘にかり出された。

 今回解放されたのは、学校に通うことなく最大4年にわたって戦闘に参加していた子どもたちで、中には11歳の子どももいた。その他の子どもたちは、向こう数週間のうちに解放されることになっている。

 世界で最も若い国である南スーダンは、2013年12月にサルバ・キール(Salva Kiir)大統領が、クーデターを企てたとしてリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領を非難して以降、内戦状態が続いている。

 解放された子どもたちは、ジョングレイ(Jonglei)州ピボル(Pibor)郡に拠点を置く反政府勢力・南スーダン民主軍(Sudan Democratic Army、SSDA)コブラ派(Cobra Faction)を率いるデービッド・ヤウヤウ(David Yau Yau)司令官の部隊に兵士として徴用されていた。

 ヤウヤウ司令官は南スーダンがスーダンから独立する前年の2010年に実施された選挙で議席を失って以降、政府に対する武装闘争を続けている。(c)AFP

252チバQ:2015/02/02(月) 19:50:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3038468
南スーダン大統領と反乱軍、新たな停戦協定に合意
2015年02月02日 13:12 発信地:アディスアベバ/エチオピア
【2月2日 AFP】南スーダンのサルバ・キール(Salva Kiir)大統領と反乱軍を率いるリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領が1日、内戦を終結させるための新たな協定に署名した。調印はエチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)で行われた。1年1か月以上におよんだ内戦では数万人が死亡している。

 調停役を務めた東アフリカの平和と安全確保や地域統合を目指す地域機構、政府間開発機構(Inter-Governmental Authority on Development、IGAD)のセイヨム・メスフィン(Seyoum Mesfin)氏は報道陣に対し、「南スーダンにおける敵対行為は今朝(2日)から完全に停止することになっている」と述べた。

 2013年12月に戦闘が始まって以来、キール大統領とマシャール氏の間では少なくとも6回、停戦合意が交わされているが、その度に合意は破られてきた。

 東アフリカの8か国が加盟するIGADはこれまで、停戦を破棄すれば制裁措置を取ると警告しながら実際に踏み切ることはなかった。だが、今回の合意が破られた場合は、国連安全保障理事会(UN Security Council)やアフリカ連合(AU)の平和安全保障委員会に「厳しい対処」を要請すると南スーダンに警告したことを、メスフィン氏が明らかにした。

 アディスアベバで行われた交渉は難航し、4日目に調印にこぎつけた。だが紛争解決の手段としてキール大統領とマシャール氏で権限を分担するというIGADの提案については、両者は合意に至らなかった。

 マシャール氏は調印後の記者会見で「これは部分的な合意だ。最も重要な問題のいくつかが解決できていない」と述べ、新政権を設立しその中での役割を分担するための「暫定政府の構造」などについて意見が一致していないと明かした。

 交渉は20日に再開する予定で、IGADは3月5日を最終合意の期限としている。

 2011年に独立し世界で最も若い国家となった南スーダンだが、13年12月にキール大統領は自身が解任したマシャール前副大統領がクーデターを企てたとして非難。これを機に激しい戦闘が発生した。(c)AFP

253チバQ:2015/02/03(火) 20:11:55
http://www.cnn.co.jp/world/35059867.html
大統領の集会直後に自爆テロ、2人死亡 ナイジェリア
2015.02.03 Tue posted at 12:24 JST
(CNN) ナイジェリア北東部ゴンベにあるスタジアムの前で2日、自爆テロとみられる爆発が起き、2人の死者が出た。現場ではこの直前、ジョナサン大統領が選挙に向けた集会を開いていた。
警察は、自爆犯の女と別の女性1人が死亡したと発表した。一方で救急隊や病院の情報筋は、2人とも自爆したと述べた。
負傷者についても、地元警察責任者が軽傷6人と発表したのに対し、同情報筋は18人と報告するなど情報が交錯している。
警察責任者によれば、自爆犯は警備態勢に阻まれて集会に近付けなかったとみられる。大統領は1時間前に会場を出発し、すでに市外へ出ていたという。
現時点で犯行声明は出ていない。
ナイジェリアでは今月14日に選挙が実施される予定。ゴンベを含む同国北東部では最近、イスラム過激派「ボコ・ハラム」による攻撃が続発している。

254チバQ:2015/02/04(水) 20:11:20
http://www.sankei.com/world/news/150203/wor1502030062-n1.html
2015.2.3 22:30

フィジー、国旗から「ユニオンジャック」外す 10月お披露目、コンテスト実施





 南太平洋の島国フィジーからの報道によると、バイニマラマ首相は3日、現在の国旗のデザインから英連邦加盟を示す英国旗ユニオンジャックを外し、太平洋地域の国家であることを示すものに変更すると述べた。新しい国旗のデザインコンテストを実施し、新国旗を10月の独立記念日に掲げたいとしている。

 首相は、現在の国旗は1970年に英国の植民地から独立して以降、一定の役割を果たしたが、時代遅れになったと説明した。

 英連邦では、ニュージーランド政府が昨年10月、国旗のデザインを変更するかどうかを決める国民投票を実施すると決めたと発表した。(共同)

255チバQ:2015/02/06(金) 19:12:22
http://www.asahi.com/articles/ASH264JDCH26UHBI013.html
豪首相が退陣の危機 与党内から動議「党首交代を」
シドニー=郷富佐子2015年2月6日18時54分

 オーストラリアのアボット首相は6日、シドニーで会見し、自ら率いる与党自由党の国会議員から、党首と副党首の辞職を求める動議が出されたと明らかにした。10日に党議員総会を開き、動議が通れば党首選が行われる。アボット氏が敗れれば、3年間の任期途中での退陣となる。

 2013年9月の総選挙に勝利し、6年ぶりに労働党から政権を奪還したアボット氏は、教育や医療などの分野での政策が不人気で、支持率が低迷。最近も英国フィリップ殿下への豪州勲章の爵位授与をほぼ独断で決めたところ、党内からも批判が相次ぎ、複数の国会議員から「党首交代」を求める声が出た。

 動議が通って党首選が行われた場合、勝者が首相になる。野党時代の09年党首選でアボット氏に敗れたターンブル通信相の党首返り咲きや、副党首のビショップ外相らの名前が後任候補として挙がっている。(シドニー=郷富佐子)

256チバQ:2015/02/06(金) 19:25:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150206/k10015257131000.html
チュニジアで新内閣 「アラブの春」唯一の成功例
2月6日 6時29分

4年前、「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の発端となった北アフリカのチュニジアで、新しい内閣が発足し、政権移行のプロセスが完了しました。
「アラブの春」を経験したほかの国々で混乱が続くなか、その成功例として安定に向かうのかどうか、注目されます。

チュニジアでは、失業中の若者が警察に抗議して焼身自殺したことをきっかけに「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が起き、2011年1月、23年間、独裁体制を続けたベンアリ政権が崩壊しました。
その後、民主化プロセスが進められ、去年12月の大統領選挙で、世俗派政党の党首のカイドセブシ氏が当選しました。
組閣作業を進めた結果、5日、独裁政権崩壊後の暫定政権で内相を務めたシド氏を首相とする内閣が議会で承認されました。
新内閣には、世俗派政党との対立が懸念されていたイスラム系政党などからも入閣して挙国一致の連立政権が誕生し、これで4年にわたった政権移行のプロセスが完了しました。
「アラブの春」を経験したシリアやリビアなど中東のほかの国々で内戦や混乱が続いていますが、チュニジアは民主化プロセスが進み、「『アラブの春』の唯一の成功例」とも言われてきました。
しかし、最近ではイスラム過激派の活動が活発化し、イスラム過激派組織「イスラム国」にチュニジアから多くの若者が加わっているとも指摘され、新政権が治安の回復や経済の再生に成果を挙げ、国が安定に向かうのかどうか、注目されます。

257チバQ:2015/02/06(金) 19:40:18
http://mainichi.jp/select/news/20150206k0000e030190000c.html
チュニジア:新内閣に世俗派とイスラム勢力が参加
毎日新聞 2015年02月06日 10時29分

 【カイロ秋山信一】チュニジア議会(定数217)は5日、首相候補のハビブ・シド氏が提案した閣僚人事案を賛成多数で承認した。新内閣には世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)とイスラム政党アンナハダ(再生)の2大政党が参加。2011年の民主化要求運動「アラブの春」による革命以来、世俗派とイスラム勢力の対立が政治や経済の混乱を招いてきたが、国難に対応するために妥協が成立した格好で、新政権には中東民主化の模範の役割も期待されている。

関連記事


 地元メディアによると、28の閣僚ポストのうち、ニダチュニスに外相や財務相など四つ、アンナハダに雇用・職業訓練相のポストが配分された。シド首相や国防相、内相、法相は無党派の実務者で、全体的に政治色が薄い構成となった。

 新政権の最重要課題は、経済活性化と治安の立て直しだ。2大政党の連立政権が誕生したことで政局が安定し、改革への取り組みが円滑に進むことが期待される。一方、融資元の国際通貨基金(IMF)からは増税や補助金削減など緊縮策が求められている。緊縮策は革命後の混乱に疲弊した国民の反発を招く恐れがあり、難しいかじ取りを迫られる。

 革命後に制定された新憲法では、外交・国防は大統領、内政は内閣と権限が分散されている。昨年10月の議会選、11〜12月の大統領選では、いずれもニダチュニスが勝利。カイドセブシ大統領から組閣を要請されたシド氏は当初、アンナハダを排除した閣僚人事案を議会に提出したが、ニダチュニスへの権限集中を懸念する声が他の世俗政党からも高まったため、人事案を練り直していた。

 チュニジア政治に詳しいシンクタンク・アルジェリア戦略研究所のアブドルラフマン・ハナノ所長は「民主政治には野党の存在が重要だが、混乱期には与野党が一致結束することも重要だ。チュニジアの2大政党による妥協は、混乱が続く他のアラブ諸国の模範となる」と指摘した。

258チバQ:2015/02/06(金) 23:29:29
>>255
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015020600879
首相退陣論が表面化=与党内から反旗−豪



6日、シドニーで、与党内の造反の動きを受け、険しい表情で記者会見するオーストラリアのアボット首相(AFP=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアの与党・自由党のシンプキンズ下院議員らは6日、党議員総会が10日に開かれる際、アボット首相(自由党党首)に退陣を迫る動議を提出する方針を表明した。アボット首相には指導力が欠如していると主張し「もはや誰も首相の言うことを聞かない」と批判した。
 アボット政権は2013年9月に発足したが、国民に負担を求める緊縮型予算などが嫌われ、最近の世論調査では支持率は34%まで下がっている。1月下旬に実施されたクイーンズランド州議会選挙で、与党は予想外の敗北を喫した。党内に一気に危機感が広まり、反首相派から「アボット降ろし」の動きが表面化した。
 アボット首相は6日、記者会見し「動議否決を働き掛けるまでだ」と述べ、反対勢力の押さえ込みに向け強気の姿勢を強調した。反首相派から後任の首相候補に名乗りを上げた議員はまだいないが、水面下ではターンブル通信相らを推す動きがある。(2015/02/06-18:55)

259チバQ:2015/02/08(日) 12:52:21
http://www.sankei.com/world/news/150208/wor1502080009-n1.html
2015.2.8 11:50

ナイジェリア大統領選、来月に延期 ボコ・ハラム掃討で「安全性確保できない」






7日、ナイジェリアの首都アブジャで、大統領選の延期に抗議する人たち(AP)
 ナイジェリアの選挙管理委員会は7日、14日に投票予定だった大統領選挙を3月28日に延期すると発表した。フランス公共ラジオなどが伝えた。治安当局がイスラム過激派ボコ・ハラムの掃討作戦を優先し、警備に人員を充てられないため選挙の安全性が確保できないことが理由という。

 大統領選は、再選を目指す与党「国民民主党」のジョナサン大統領(57)と野党「全進歩会議」のブハリ元最高軍事評議会議長(72)による事実上の一騎打ちで接戦の見込み。政権交代の好機ととらえ、今月14日の実施を求めていたブハリ陣営が反発し、混乱が広がる恐れがある。(共同)

260チバQ:2015/02/08(日) 13:23:07
http://mainichi.jp/select/news/20150207k0000e030190000c.html
ボコ・ハラム:ニジェールに侵攻…町を攻撃後に撤退
毎日新聞 2015年02月07日 12時31分(最終更新 02月07日 13時25分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアの北東部で支配地域を拡大するイスラム過激派ボコ・ハラムが6日、国境を越えて隣国ニジェールに侵入し、町を攻撃した。ニジェール軍などが応戦し、ボコ・ハラムは撤退した模様。ボコ・ハラムは最近、カメルーンへの越境攻撃を強めてきたが、ニジェールへの侵攻は初めてで、今後さらなる攻撃が懸念される。

 AP通信などによると、ボコ・ハラムは6日、ニジェール側の国境の町ボッソに侵攻。ニジェール軍とニジェール支援のため駐留するチャド軍が応戦した。

 ナイジェリア北東部の支配地域でイスラム国家樹立を宣言するボコ・ハラムは昨年12月以降、カメルーン北部で攻撃を強めてきた。このためカメルーン軍支援のために1月からカメルーン領内に駐留していたチャド軍が今月3日、ナイジェリア領内に進攻し、ボコ・ハラムが制圧していた町ガンボルを奪回した。

 しかし、ボコ・ハラムはその後、カメルーン側の町フォトコルを急襲。AP通信は4、5両日で100人近い死者が出たと報じている。

 勢いを増すボコ・ハラムについて周辺国の危機感が高まっており、アフリカ連合(AU)がチャド、ニジェールを含めた5カ国による、ボコ・ハラム対策の多国籍部隊の発足を決めたばかり。ボコ・ハラムのニジェールへの攻撃は周辺国の機先を制する狙いも考えられる。

261チバQ:2015/02/08(日) 13:24:24
http://mainichi.jp/select/news/20150208k0000m030022000c.html
豪州:高まる首相辞任求める声 政策迷走で支持率低迷
毎日新聞 2015年02月07日 18時11分(最終更新 02月07日 21時25分)
【ジャカルタ平野光芳】オーストラリアのアボット首相の辞任を求める声が、与党自由党内で高まっている。2013年9月の総選挙で労働党から政権を奪還したが、政策の迷走もあって支持率は30%台に低迷。10日の党国会議員総会で党首の座を追われ、首相が交代する事態の生じる可能性もあり、政権は発足以来の危機を迎えている。

 「首相を支持していない。政策に一貫性がなく、理路整然としていない」。今月3日、党所属の下院議員の一人が、豪ABCテレビで公然と批判すると、同調する議員が続出した。直前のクイーンズランド州議会選挙で自由党系が惨敗し、党内の不満が爆発した形だ。

 反アボット派がどの程度支持を集められるかは不透明だが、地元メディアでは「所属国会議員の少なくとも3割が解任に賛成する」との観測も出ている。

 アボット氏は野党党首として6年ぶりの政権交代を実現。ところが就任後は総選挙で掲げていた「教育、年金、医療をカットしない」との公約を、財政難などを理由に次々と変更した。

 国民の激しい反発を招き、通院医療費の実質値上げや、大学授業料の値上げ規制緩和などは頓挫。さらに先月26日には、英エリザベス女王の夫フィリップ殿下に「ナイト称号を贈る」と決定し、「時代錯誤」(オーストラリアン紙)などと批判が殺到した。

 こうした動きに対し、アボット首相は一歩も引かない構え。アボット首相が信任されて続投する場合でも、1年半後の総選挙をにらみ「党の顔」を巡る駆け引きが続きそうだ。

 一方、アボット首相は安倍晋三首相と会談を重ね、個人的な関係を築いてきたとされる。両首脳の下では、豪州が進める次世代の潜水艦導入計画に対し、日本が建造や技術面で協力する協議が進行中。アボット氏が辞職に追い込まれれば、影響が出るとの見方がある。

263チバQ:2015/02/09(月) 19:59:22
まちがえた
330 :チバQ :2015/02/09(月) 19:57:30
http://mainichi.jp/select/news/20150210k0000m030059000c.html
ナイジェリア:大統領選を3月に延期 ボコ・ハラム掃討へ
毎日新聞 2015年02月09日 19時40分

 【ヨハネスブルク服部正法】イスラム過激派ボコ・ハラムの勢力拡大による治安悪化を理由に、西アフリカ・ナイジェリアの選挙管理委員会は7日、今月14日に実施予定の大統領選と議会選を3月28日に延期すると発表した。これについて、形勢を危ぶむ与党側からの圧力に選管が屈したとの見方が野党側から出ており、今後与野党支持者の対立がさらに強まる可能性がある。

 「民主主義の大きな後退だ」。最大野党「全進歩会議(APC)」の最高幹部は選管の延期決定を声明でそう批判した。ケリー米国務長官は延期決定について声明で「深い失望」を表明した。

 選管のジェガ委員長は7日の会見で延期決定の背景として、ボコ・ハラム掃討に「少なくとも6週間」必要とする当局の見方を明らかにした。ボコ・ハラムは2009年以降、テロ攻撃を繰り返しており、ロイター通信によると、APCの大統領候補で、現職ジョナサン大統領との一騎打ちの公算が大きいブハリ元最高軍事評議会議長は「6年間(鎮圧)できなかったことを、彼ら(治安当局)は6週間ではできない」と皮肉った。

 ボコ・ハラムは昨年4月、北東部チボクの女子校から約270人の女子を拉致。国際社会に衝撃を与え、ナイジェリア政府による救出やボコ・ハラム鎮圧への期待が高まったが、事態は好転していない。ボコ・ハラムは同8月には支配地域でのイスラム国家樹立も宣言して制圧地を拡大し、国家の分断化を進めている。さらには隣国カメルーンなどへの攻撃も強めている。

 「ジョナサン氏対ブハリ氏」の大統領選の構図は前回(11年)と同様だが、ボコ・ハラムへの対応への批判や政府内の汚職への不満が強まっており、最近では両氏の支持率が拮抗(きっこう)している。ジョナサン氏は南部出身のキリスト教徒で、ブハリ氏は北部のイスラム教徒。支持者の対立が地域・宗教間対立に発展する懸念も指摘される。前回選の直後には北部を中心にブハリ氏支持者らが暴徒化するなどして、約800人の死者が出た。

264チバQ:2015/02/09(月) 20:00:28
http://mainichi.jp/select/news/20150209k0000e030053000c.html
オーストラリア:アボット首相が続投
毎日新聞 2015年02月09日 10時07分(最終更新 02月09日 10時29分)

 【ジャカルタ平野光芳】オーストラリアの与党自由党は9日、国会議員総会を開き、党首のアボット首相の解任案を反対多数で否決した。アボット首相の続投が決まった。

 アボット氏は2013年9月の総選挙に勝利して首相に就いたが、政策が迷走して支持率が低下。与党からも党首・首相の交代を求める声が上がり、議員総会で解任案を議論した。解任反対が61票、賛成が39票だった。

 アボット政権は発足以来最大の危機を乗り切ったが、4割の議員が解任に賛成したことで今後の求心力低下は避けられない情勢。1年半後の総選挙に向け、与党内で首相交代論がくすぶりそうだ。

265チバQ:2015/02/09(月) 20:02:12
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150209-OYT1T50076.html
豪首相、不信任動議否決も「退陣は時間の問題」
2015年02月09日 19時11分
 【ジャカルタ=池田慶太】オーストラリア与党の自由党は9日、議員総会を開き、国会議員による投票の結果、アボット首相(自由党党首)ら執行部の不信任動議を61対39で否決した。


 可決されていれば、アボット首相は3年の任期半ばで退陣を迫られるところだった。アボット氏は投票後、「国を成功に導くため最善を尽くす」と続投を宣言した。

 財政再建を目指した緊縮予算が国民の不評を買い、与党支持率が30%台と低迷したことから、与党内の一部で首相への不満が噴出。政権の「中間評価」とされたクイーンズランド州議会選(1月31日投票)で大敗すると、連邦議会の総選挙を来年に控え、執行部刷新の声が急速に広まった。党執行部は、不意打ち的に議員総会を1日前倒しして動議を抑え込んだが、「退陣は時間の問題」(地元紙シドニー・モーニング・ヘラルド)とさえ言われている。

http://www.afpbb.com/articles/-/3039096
アボット豪首相続投へ、与党が不信任動議を否決
2015年02月09日 10:32 発信地:シドニー/オーストラリア

【2月9日 AFP】オーストラリアの与党・自由党(Liberal Party)は9日、党首トニー・アボット(Tony Abbott)首相(57)の指導力を疑問視する党内議員から出されていた不信任動議を、反対61賛成39で否決した。これによりアボット氏は引き続き首相の座にとどまることが確定した。

 2013年9月の就任から1年5か月を迎えたアボット首相だが、最近は支持率が低迷し、数々の政策も行き詰まっていることから、先週に自由党議員から首相とジュリー・ビショップ(Julie Bishop)副首相の交代を求める動議が提出されていた。

 動議否決によって退任を免れたアボット首相はテレビ放送された声明で、この問題は「すでに過去のものになった」と述べ、党内の「分裂と不確定さ」に終止符を打つよう訴えた。(c)AFP/Martin PARRY

266チバQ:2015/02/11(水) 13:56:53
http://mainichi.jp/select/news/20150211k0000e030129000c.html
ニジェール:非常事態宣言 ボコ・ハラムから攻勢
毎日新聞 2015年02月11日 11時09分

 イスラム過激派ボコ・ハラムによる攻勢を受け、ニジェール政府は10日、ナイジェリアと国境を接する南東部ディファ州で、15日間の非常事態宣言を出した。フランス公共ラジオが伝えた。ナイジェリアを拠点とするボコ・ハラムは6日に初めてニジェールを襲撃するなど周辺国に攻撃を拡大している。

 ディファ州では9日に自爆テロで6人が死亡するなど、緊張が高まっていた。非常事態宣言で、治安当局に家宅捜索などの権限を与える。

 ニジェールの国民議会は9日、ナイジェリアでのボコ・ハラム掃討作戦に約750人の軍部隊を派遣することを満場一致で決定した。(共同)

267チバQ:2015/02/11(水) 14:06:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3039225
「大統領選までにボコ・ハラム掃討」 ナイジェリア安全保障顧問
2015年02月10日 12:58 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【2月10日 AFP】ナイジェリアのサンボ・ダスキ(Sambo Dasuki)国家安全保障顧問は9日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」を3月の大統領選挙までに掃討し、同選挙の再度延期を避ける決意を表明した。AFPのインタビューに語った。

 ナイジェリア大統領選挙については先週末、ダスキ氏の助言に従い、当初の予定から6週間延期し3月28日に実施されることが発表されていた。

 ダスキ氏はインタビューで、変更された投票日までに「ボコ・ハラムの全拠点を排除する」と宣言。新たな投票日までに達成できる成果について問われると「彼ら(ボコ・ハラム)はいなくなる。解体されるだろう」と語った。

 ナイジェリア当局は以前にもボコ・ハラム掃討の期限を設定したことがあるが、達成されることなく過ぎていた。だがダスキ氏は、たとえ目標が達成されなくとも「その時の状況は選挙に十分資するものになる」と述べ、再度の投票日延期は不要だろうとの見解を示した。

 一方、カメルーン北部では8日、ボコ・ハラムとみられる武装集団がバスの乗客20人を拉致し、うち12人を殺害して残りの8人を解放する事件があった。(c)AFP/Ola AWONIYI, with Aminu ABUBAKAR in Kano


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板