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インド・天竺・中洋スレ

868OS5:2025/06/22(日) 00:28:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d9b5f2f62ecc7f0418bd0a1cfd968cc35fbee60
元飛び地国家、54年前に戦火も関係改善 パキスタンとバングラデシュ、敵の敵は味方
6/21(土) 8:00配信


共同通信

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握手するパキスタンのシャリフ首相(左)とバングラデシュ暫定政権トップのユヌス氏=2024年12月、エジプト・カイロ(パキスタン政府提供、共同)

 1971年までインドを挟んだ飛び地国家だったバングラデシュとパキスタンが関係改善を進めている。昨年から続くバングラデシュとインドの確執がきっかけ。パキスタンとインドはカシミール地方の領有権争いを抱える「宿敵」で、2025年5月も大規模な武力衝突が起きた。「敵の敵は味方」の構図での関係改善だが、課題は残っており、一筋縄ではいきそうにない。(共同通信イスラマバード支局=和田真人)

 「15年ぶりの復活」。2025年4月18日付のパキスタン主要紙がこぞって付けた見出しだ。バングラデシュの首都ダッカで前日開かれた両国外務次官協議を伝えた。パキスタン政府は発表で「友好的で、関係を復活させる両国の決意が反映された」と自賛した。

 バングラデシュは元々、1947年に英領インドからパキスタンが分離独立した際、東パキスタン州となった地域だ。1970年総選挙で自治権拡大を求めるアワミ連盟(AL)が勝利、1971年3月に内戦に突入し、パキスタンはALのムジブル・ラーマン党首を逮捕。インドの介入で「第3次印パ戦争」に発展し、1971年12月、パキスタン軍の降伏を経てバングラデシュが独立した。

 インド寄りの政策が続き、1975年に暗殺されたラーマン氏の長女ハシナ氏は2009年から4期連続首相を務め、インドとの関係を深めていった。

 転機はバングラデシュで2024年7月以降に激化した学生と治安部隊の衝突。学生側は独立戦争功労者の親族らに対する公務員採用優遇枠の撤廃を求め、死者は千人を超えたとされる。ハシナ氏は2024年8月にインドに脱出。政権は崩壊し、ハシナ氏は今もインド滞在中だ。バングラデシュ側は人道に対する罪で逮捕状を出したが、インドは身柄引き渡しに応じていない。

 暫定政権トップにノーベル平和賞受賞者ユヌス氏が2024年8月就任すると、9月と12月に相次いでパキスタンのシャリフ首相と会談。2025年1月にはバングラデシュ軍の幹部がパキスタンを訪問した。パキスタン軍トップと会談し、同国政治に強い影響力を持つ軍が関係改善を支持していることが裏付けられた。貨物船の直接運航が始まり、旅客機の直行便も開始の見通しだ。

 しかし「戦後処理」が残っているのも事実。外務次官協議でバングラデシュ側は、独立闘争時の虐殺行為への公式謝罪や、独立まで共有していた45億ドル(約6500億円)超の資産の引き渡しをパキスタン側に求めた。

 外交が専門のパキスタン人記者は「現在のパキスタン国内にいる独立派を勢いづかせることにつながるため、バングラデシュとの関係改善はそう簡単ではない」と冷めた見方だ。


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