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インド・天竺・中洋スレ

70チバQ:2015/01/06(火) 22:54:55
http://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060058-n1.html
2015.1.6 21:32

スリランカ大統領選、現職と“一騎打ち”反旗の前保健相が支持拡大 縁故批判VS経済実績

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コロンボ近郊ケスベワでの選挙集会で5日、ラジャパクサ大統領のポスターを掲げる支持者ら(岩田智雄撮影)
 【コロンボ=岩田智雄】スリランカの大統領選が8日投開票される。与党・スリランカ自由党の現職、マヒンダ・ラジャパクサ大統領(69)と、同党の幹事長を辞して大統領に反旗を翻し、新党の新民主戦線(NDF)から出馬したマイトリパラ・シリセナ前保健相(63)による事実上の一騎打ち。任期を約2年残して3選を目指す大統領に対しては、親族登用や汚職体質への不満が強く、他の与党離反者や野党勢力がシリセナ氏支持に回り、接戦が予想されている。

 「ラジャパクサとその一族、側近集団は貧しい者を犠牲にして繁栄し、特権を得てきた」「スリランカに新しい政府ができる」

 選挙運動最終日の5日、シリセナ氏はコロンボ近郊マラダナで聴衆に訴えた。

 シリセナ氏は昨年11月、大統領選の実施が決まると突然出馬を表明し、大統領が兄弟を経済開発相や国防次官、国会議長に据えるなどしてきたことを強く批判した。陣営幹部の弁護士、ランジット・ミーガスワッテ氏は「大統領一族が国家財政を完全に牛耳り、事業の契約金の10〜15%を手数料としてせしめてきた。すべてが大統領に支配されている」と話す。

 シリセナ氏だけでなく、与党連合からは国会議員が次々と離反。「現政権に冷や飯を食わされた人たちが反大統領派に転じた」(コロンボの観測筋)とされ、クマラトゥンガ前大統領も同氏支持を表明した。

 前回の大統領選で敗れ、投獄されたフォンセカ前軍参謀長率いる民主国民連合(DNA)や少数派民族タミル人のタミル国民連合(TNA)など主要野党も、シリセナ氏を野党統一候補として支援している。

 スリランカのケラニア大学が昨年12月に発表した世論調査結果によれば、支持率53%のラジャパクサ氏を44%のシリセナ氏が追い上げる展開となっている。

 対するラジャパクサ氏は5日、コロンボ近郊ケスベワでの最後の選挙演説で「私は大勝利を収める」と言い切った。同氏は2005年に大統領に就任。09年にタミル人過激派組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」を壊滅させて勢いに乗り、10年に再選された。憲法を改正し3選禁止条項を撤廃。港湾や空港などの整備で中国から巨額の支援を取り付け、高い経済成長率を背景に長期政権をうかがっていた。

 大統領派のファウジー都市問題相は「国会議員が離反しても、国民はこうした議員を支持していない。大統領は親族の支持があってテロリストを壊滅し、開発を進めることができた。縁故者登用批判は正しくない」と反論した。グナセカラ人的資源相は「汚職批判はあっても経済政策のプラス評価がそれを上回るはずだ」と主張している。

     ◇

 【用語解説】スリランカ内戦

 ヒンズー教徒中心の少数派民族タミル人が仏教徒中心の多数派民族シンハラ人の支配に抵抗し、1983年からタミル人反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の武装闘争とテロが激化。2009年5月、LTTE指導者のプラバカラン議長が政府軍に殺害されLTTEは消滅し、内戦が終結した。この間の犠牲者は7万人以上とされる。


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