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インド・天竺・中洋スレ
535
:
チバQ
:2019/12/02(月) 08:55:11
https://digital.asahi.com/articles/ASMCS6QP8MCSUHBI02R.html?pn=4
ガラガラ空港、利用客は月3人 中国マネーの抱き込み策
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ハンバントタ=奈良部健 2019年12月2日06時00分
インド洋の真珠と称される国、スリランカ。ここに、おそらく他では味わえないくらいのんびりできるであろう空港がある。別名「世界一ガラガラの国際空港」。その実態を現地で取材してみると、のんびりとは言えない事情が見えてきた。
南部ハンバントタ。「世界一」の空港は、この土地で2013年、同国で2番目の国際空港として開港した。空港の名前はマッタラ・ラジャパクサ空港。建設費2億900万ドル(約230億円)のうち、9割にあたる1億9千万ドル(約210億円)を中国輸出入銀行が融資した。
今年11月、この空港を訪れて、その閑散ぶりに驚いた。1千台分ほどのスペースがある駐車場には1台も止まっておらず、クジャクが何羽か歩いているだけ。空港内では清掃員と警備員が立ち話をしていて、乗客らしき人は見あたらなかった。国際空港と言えば、観光の活性化というキーワードが思い浮かぶが、ほど遠いにもほどがある。
それもそのはず。この空港には定期便がないのだ。10月の1カ月間、ここから出発したフライトはチャーター便などの計12便で、搭乗客はわずか計3人。給油のための離着陸や目的地の天候不順などによる緊急着陸などが多く、中東ドバイとの間を結んでいた唯一の定期便は昨年、終了していた。
「マヒンダさんのおかげ」
このガラガラぶりを喜んでいる人がいる。雇われている200人以上の職員だ。利用客の案内役や清掃員、警備員、売店の売り子など、ひととおりのスタッフがそろっている。ハンバントタは農業が基幹産業で、のどかなジャングルが広がる。就職先はあまりない。女性職員は取材に「職を与えてくれたマヒンダ氏には感謝してもしきれない」と話した。
みんなの恩人、マヒンダさんとは誰かって? それはマヒンダ・ラジャパクサ元大統領のことだ。05年から2期務め、その任期中にこの空港を造った功績もあってか、その名は空港の名前にも使われている。
ただ、こんな人物として紹介されることも多い。「一族の汚職体質や過度な中国依存ぶりが国民の不評を買った」人だと。
実際、空港の維持費は政府に重くのしかかっている。ほかにも、中国の支援で整備された施設は、劇場や高速道路など、各地にたくさんある。その多くは、融資の返済に見込んだ収益があがらず、対中債務は積み上がっていった。
マヒンダ氏の後任の時代のことではあるが、積もり積もった借金の返済に行き詰まったスリランカ政府は17年末、空港の南20キロにあるハンバントタ港の99年間の運営権を中国企業に譲渡せざるを得なくなったほどだ。この港も中国マネーで開発したもの。「中国による植民地化」とも言われ、隣国インドは中国が港を軍事利用するのではと懸念している。
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