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インド・天竺・中洋スレ
514
:
チバQ
:2019/05/26(日) 20:25:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190525-00000539-san-asia
モディ印政権2期目へ 行き渡らぬ「成長の果実」
5/25(土) 17:36配信 産経新聞
モディ印政権2期目へ 行き渡らぬ「成長の果実」
インド中部マハラシュトラ州で、自殺した農業の夫、ダンラジ・ナバテさんの遺影を持つ妻、チャヤさん(森浩撮影)
「モディに裏切られた」
インド中部マハラシュトラ州で3月28日、農業のダンラジ・ナバテさん(55)が自殺した。農機具購入のため借りた20万ルピー(約31万円)が返済できず苦慮していた。遺書につづられていたのは政権への恨みとも取れる文言だ。
ナバテさんは前回2014年総選挙でモディ首相や与党インド人民党(BJP)を熱心に支援した。農村所得の底上げや、政府が農作物を農家から買い取る際の「最低保証価格」引き上げなどの公約にひかれたためだ。しかし、それらの多くは未達成。「彼は月ほどの援助をくれると約束したが石ころももらえなかった。発展の恩恵は農村にはまったくない」と、妻のチャヤさん(45)は話す。
原料費や設備投資費が高騰する一方、農作物は供給過剰状態にあり価格は下落する。13億の人口の6割に当たる農業従事者の困窮は深刻だ。全国で毎年1万人以上の農業関係者が自殺しているとみられ、農家が特に多いマハラシュトラ州は15〜18年に約1万2千人が自ら命を絶った。
政府は19年度予算で低所得農家を対象にした補助金支給を打ち出したが選挙対策の“バラマキ”という色彩が強い。継続性には疑問符が付き、生活改善に直結するかは不透明だ。
発展の恩恵が得られていないのは農村だけではない。「モディは何もしてくれなかった」。首都ニューデリーの無職、ジャティン・クマールさん(24)はつぶやいた。昨年、インド最難関の大学の1つ、デリー大学を卒業したが職が見つかっていない。
インドで労働力の中核となる生産年齢(15〜64歳)人口は年間1千万人を超える勢いで増加する。経済成長の一方で雇用創出が追いついていないのが現状だ。昨年、インド国有鉄道が募集した6万3千の求人には1900万人が応募した。
民間調査によると、2月時点の失業率は7・2%だが、モディ政権はここ数年失業率を公表していない。実態は不明で、「意図的に悪い数字を隠蔽している」と批判が集まる。
第1期モディ政権は年間2千万人の雇用創出を目指していた。しかし、実現できたのは半分以下にとどまる。クマールさんは「経済が成長しているなら、企業の求人も増えるはずだ。このままでは大学を出ても餓死してしまう」と話した。
毎年7%前後の経済成長を遂げながら、成長の果実が行き渡っていないインド。経済格差は拡大し、上位1%の富裕層が社会の富の約半分を所有しているとされる。「総選挙ではこうした内政面の諸課題は、ナショナリズムの高揚とそれを利用したBJPの選挙戦術でかき消された」と、印シンクタンク「ブルッキングス研究所インドセンター」のサフリ・アリ研究員は分析する。
財源も限られる中、「実感なき成長」に対し、どれだけ実効性のある施策が打てるかは不明だ。選挙大勝の陰の内憂を抱えたまま、第2期モディ政権は船出することになる。(ニューデリー 森浩)
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