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インド・天竺・中洋スレ

494チバQ:2019/05/21(火) 11:02:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000000-maiall-int
<神と喧噪の南アジアから>インド社会の行方(上)浸透するヒンズー至上主義
5/21(火) 0:02配信 毎日新聞
<神と喧噪の南アジアから>インド社会の行方(上)浸透するヒンズー至上主義
モスク跡地へのヒンズー教寺院建設を求めてデモ行進するRSSのメンバーら=ニューデリーで2018年12月、松井聡撮影
 4月11日から5月19日まで投票が行われ、23日に開票されるインド総選挙。ヒンズー至上主義政党・インド人民党(BJP)のモディ政権が続投できるかが焦点となっている。2014年に発足したモディ政権下で、ヒンズー至上主義は着実に社会への浸透を続けてきた。それを支えているのは、BJPの支持母体で「生みの親」でもあるヒンズー至上主義団体・民族奉仕団(RSS)だ。

 ◇社会奉仕活動で支持層拡大

 3月下旬の日曜午前。黄色の帽子を被った100人ほどの集団が、ニューデリー郊外で池の掃除を行っていた。主導するのはRSSだ。この日は公園で「シャーカー」と呼ばれる訓練を行った後、RSSのメンバー約50人が近くのため池に移動。近隣住民も清掃活動に加わり、約100人に膨れあがった。RSSメンバーではない医師のビニート・ハルマさん(64)は「昔はRSSを怖い団体だと思っていた。でも、実態は地域や市民を助ける素晴らしい団体。これほど熱心に社会奉仕をする団体はない」と評価する。RSSは全土でこのような社会奉仕活動を展開するほか、ヒンズー文化の普及活動や学校の運営を行っている。

 RSSは英領時代の1925年に設立された。当初はバラモンなど高位カーストのメンバーが中心だった。インドを支配したイスラム王朝や英国を「よそ者」と批判し、ヒンズー文化を基盤とする強固な国家の形成を目指す。宗教融和を訴えたマハトマ・ガンジーとも対立していた。ガンジーを暗殺したのはRSSの元メンバーだ。

 産業界や農業などさまざまな分野に事実上の傘下団体を持ち、51年には政治部門としてBJPの前身政党を設立。インドは47年の独立以来、公営企業が産業を担い、国が価格を統制する社会主義的な経済路線が取られていた。だが80年代後半以降、経済発展の必要性から、市場開放や競争原理の導入などの経済改革が行われた。それに伴い、人々の間には競争社会や変化に対する不安が生まれ、古来の伝統や価値観を重視するヒンズー至上主義が拡大。さらに、長く政権を担った国民会議派がヒンズー教徒の支持を集めるための政策を取ったことも、至上主義が伸張する要因になったと言われる。特にRSSは92年、北部アヨディヤでモスク(イスラム教礼拝所)跡地にヒンズー教寺院の建設を求める運動を主導することで、一気に勢力を拡大した。その後も地道な活動で支持基盤を広げてきたが、モディ政権下で拡大傾向に勢いがついた。


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