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インド・天竺・中洋スレ

465チバQ:2019/01/10(木) 11:43:31
https://digital.asahi.com/articles/ASLD04DFDLD0UHBI004.html?rm=465
「怖くて投票行けない」バングラ総選挙、与党圧勝の背景
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ダッカ=奈良部健 2019年1月8日18時26分
 バングラデシュで総選挙(定数350、任期5年)があり、ハシナ首相率いる与党アワミ連盟(AL)が圧勝した。投開票があった12月30日、政府は携帯電話を遮断し、車両の通行も禁止。野党側は選挙ポスターすらみられない異様な状況で行われた。

 総選挙は、全350議席のうち300議席については小選挙区制を採用し、50議席は女性枠として比例配分している。選挙管理委員会によると、小選挙区はALを中心とした与党連合が288議席を獲得。最大野党バングラデシュ民族主義党(BNP)の組む野党連合は7議席にとどまった。

 ハシナ氏は記者団に「国民が私の政権による成長に賛意を示し、さらなる成長を求めた」と語った。ハシナ氏の首相在任は通算で4期目となる。選挙戦では2016、17年に7%の国内総生産(GDP)成長率を達成したことを強調し、今後5年で10%に引き上げると約束した。

 ただ、投開票のあった12月30日は全土で与野党の支持者が衝突し、少なくとも18人が死亡、200人以上が負傷するなど混乱が広がった。野党候補の1人が刺される事件も起きた。

 ログイン前の続きBNPなど野党側は「支持者1万5千人以上が選挙戦で不当に逮捕された」と与党を非難。「投票前にすでに票が入っている投票箱が各地で目撃された」「警官が住民に与党への投票を強制した」と訴え、選挙のやり直しを求めていた。だが、選挙管理委員会は拒否した。

 バングラデシュは人口約1億6千万人で、平均年齢26・7歳と人口構成も若く、市場としても投資先としても世界から注目されている。日本は南東部マタバリで石炭火力発電所と港湾の一体開発などの大型円借款事業を進めている。

     ◇

 投票日、政府は情報の拡散を防ぐために携帯電話の通信サービスを遮断し、車両の通行も禁じて厳戒態勢をとった。ダッカ市内の街頭には、ハシナ首相率いるAL候補者のポスターしかみられなかった。最大野党のBNPは「ポスターの印刷や掲示さえ認められなかった」(幹部)としている。

 強権化する政府への不満はくすぶっており、投票に来た男性(32)は記者に近づいてきて、「こんなのは選挙じゃない。結果は決まっている」とささやいた。

 有権者には「暴力が怖くて投票に行けない」との声もある。駐ダッカ米国大使は選挙管理委員長に、「頻発する野党関係者への暴力を懸念している」と伝え、安全に投票できる環境整備を求めた。野党幹部は、有権者が警察から与党への投票を強制されたり、投票所で与党票の水増しが行われたりしていると批判する。

 選挙戦で与党ALは、2009年1月にハシナ首相が就任してから年平均6%超の経済成長を果たしたと実績を強調。5年以内に10%成長を実現すると訴えた。BNPも成長を公約に掲げるが、公平な選挙になっていないとして政権による人権侵害を主な争点に据えた。外交関係者は「『成長』対『民主主義』の戦いだ」と話す。

 一方、アパレル工場の経営者は「与野党に政策的な違いはほとんどない。政治の安定が最大の望みだ」と語った。(ダッカ=奈良部健)


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