したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

インド・天竺・中洋スレ

358チバQ:2017/12/25(月) 14:45:34
http://www.sankei.com/world/news/171222/wor1712220003-n1.html
2017.12.22 14:00
【国際情勢分析】
友愛を説く御曹司、試される力量 印モディ首相に対抗するガンジー家の「血統」と「実力」
 インド・国民会議派の新総裁にラフル・ガンジー氏(47)が就任した。政界の名門ガンジー家の嫡男で、毛並みの良さは抜群。就任演説では「友愛」を強調して、党の結束を呼びかけた。圧倒的人気を誇るモディ首相とインド人民党(BJP)に押されっぱなしの国民会議派を立て直すことができるか。“王子様”の手腕が問われている。
(ニューデリー 森浩)

「インドのケネディ家」嫡男

 「彼らは怒りを広げ、われわれは愛を示す。これがBJPとの違いだ」。

 16日の就任式での演説で、ラフル氏はBJPを舌鋒鋭く批判した。BJPの政策がヒンズー至上主義の勃興や経済的格差をもたらしており、社会の分断を広げているとの主張だ。「私たちの国はあらゆる性別、年齢、性別、人種を問わず、愛と愛情に導かれる」とも話し、“友愛”の大切さも説いた。

 直接のライバルになるモディ首相については「プロパガンダの手法はすばらしいが、中身は空疎だ」と切って捨てた。

 劣勢に立つ国民会議派の期待を一身に背負うラフル氏だが、インド政治史に名を残す「ガンジーの血統」への期待でもある。

 歴史をひもとけば、ガンジー家は、独立の父マハトマ・ガンジーの子孫ではなく、初代首相だったジャワラルハル・ネールの系統だ。ネールの娘、インディラが後に下院議員となるフェローズ・ガンジーと結婚したことが、ガンジー姓を名乗るきっかけだ。

 フェローズとマハトマに血縁関係はないことから、ネールの血統は「ネール・ガンジー家」と呼ばれる。

 ネール・ガンジー家は幾人も政治家を輩出したが、その歩みは流血の歴史でもある。ネールと同様に政治の道を歩んだインディラは首相に就任したが、1984年10月、2人のシク教徒の警護警官により銃撃を受けて死亡した。息子ラジブも後を受けて首相となったが、91年5月の選挙遊説中に少数派民族タミル人過激派組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」に暗殺された。ラジブの弟サンジャイも政治家だったが、航空機事故で死亡している。

 その毛並みの良さと悲劇性から、ネール・ガンジー家は「インドのケネディ家」とも呼ばれる。

つきまとう「頼りなさ」

 国民会議派総裁に就任したラフル氏は、ラジブとイタリア出身のソニア氏の長男だ。ラジブの死後に98年から総裁を務めたソニア氏が退くかたちで総裁職を引き継いだ。

 ラフル氏は2004年から下院議員を務め、国民会議派副総裁でもあったが、これまでのキャリアからは頼りなさが浮かぶ。

 副総裁として戦った14年総選挙では、次期首相候補と期待されながらも、本人から国を牽引するという趣旨の発言はなく、求心力を欠いたまま選挙戦は進んだ。国民会議派はラフル氏を首相候補として前面に押し立てない戦略をとったが、「敗戦で御曹司を傷つけたくない」という配慮と国民には映った。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板